SUPER FORMULA

SF:第3戦富士フリー走行1回目 トップタイムは#19オリベイラ

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第3戦が7月18日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。フリー走行1回目は#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が1’35.895でトップだった。

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昨日西日本に上陸した台風11号の影響が懸念された今大会だったが、台風は今日未明には熱帯性低気圧に変わっており、公式予選日の朝には雨も一段落。それにより午前9時15分からの60分間のフリー走行はタイムスケジュールどおり進行することができた。

それでも最終コーナーから1コーナーに向かって終始強い風が吹いていたり、一旦止んだ雨も時折思い出したように降ってきたりと、チームとドライバーにとっては厳しい走行となった。
開始時点の路面はウェットで、走り出しのペースは1分42~43秒台。
十数分が経過したところで一度強い雨が路面を叩いたものの、そこからは次第にコンディションは回復、それにつれて各ドライバーのペースも上がっていく。

そうして開始から45分が経過したところで#19オリベイラが1’39.255と最初に40秒台を切ってくると、その次の周では#38石浦宏明が1738.984、#2アンドレ・ロッテラーも1’38.383とタイムを上げてくる。
その後ロッテラーはスリックタイヤに履き替えてさらなるタイムアップを目論んだが、それにはまだ少々早かったようで、アタックに入った直後の1コーナーでオーバーランをすることに。
他にも何人かのドライバーがスリックを試したようだったが、目覚ましいタイムアップを果たした者はなく、ウェットタイヤで周回を重ねていたオリベイラがチェッカー直前に記録した1’35.895がこのセッションのベストタイムとなった。
2番手には#39国本雄資、3番手にはホンダエンジンの#64中嶋大祐がつけた。

スーパーフォーミュラ第3戦の公式予選はこのあと午後2時45分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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