入門カテゴリーのスーパーFJからトップフォーミュラのスーパーフォーミュラまで、フォーミュラ-スを主体としてドライバーのステップアップを支援してきたル・ボーセモータースポーツは7日、今シーズンはスーパーフォーミュラの参戦を取りやめ、新にスーパー耐久シリーズに移行すると発表した。なお、スーパー耐久の参戦クラス、ドライバーは後日、発表されるとのことだ。以下、プレスリリース。
Le Beausset Motorsportsスーパー耐久シリーズへ参戦
設立以来、ドライバーの発掘育成を主旨に活動してきたル・ボーセモータースポーツは、国内トップフォーミュラのスーパーフォーミュラを筆頭に、全日本F3選手権、エントリーカテゴリーのスーパーFJなどのフォーミュラカーレースを主体として参戦し、また、フォーミュラアカデミーの活動を通じて若手ドライバー達をステップアップさせてきました。
フォーミュラカーレースでの発掘育成活動を通じて、これまでもスーパーフォーミュラやスーパーGTへステップアップするドライバーを数々輩出してきましたが、昨今のトップカテゴリーにおいては、F1経験者やル・マン24時間レースでの優勝経験者など、国内はもとより海外のトップドライバーが集結する、まさしく世界レベルのレースとなっており、特にスーパーGTや海外の耐久レースなどで活躍するには、フォーミュラでの経験のみならず、ツーリングカーレースでの実戦経験も重要となってきています。
また、一般車両にフィードバックされる車両開発を担っていくことも、トップドライバーとして重要な役割となってくる中で、ワンメイクカテゴリーが多い昨今のツーリングカーレースにおいて、車両開発への対応や多くのシチュエーションの経験ができるスーパー耐久シリーズは、トップドライバーへと成長ができる環境であると考え、マーケティング戦略を考える上でも、弊社は、これまでのスーパーフォーミュラへの参戦からスーパー耐久への参戦に移行し、ツーリングカーレースを含めた育成環境をつくり、チーム体制の再構築をはかることと致しました。
スーパー耐久シリーズへの参戦をきっかけに、将来的にはツーリングカーカテゴリーでのステップアップ環境を整えるべく、上位カテゴリーへの進出も目標に活動して参ります。
ル・ボーセモータースポーツの新たなチャレンジに、更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
Le Beausset Motorsports