Japanese F3

JF3:第15戦もてぎ決勝 ルーキー#7福住2連勝!!ポイントランキングは#37キャシディと#36山下が同点で並ぶ

f3-rd15-r-start4

f3-rd15-r-corner5

f3-rd15-r-7

f3-rd15-r-36

f3-rd15-r-23

f3-rd15-r-38

f3-rd15-r-3

f3-rd15-r-30

f3-rd15-r-podium-fukuzumi

f3-rd15-r-podium

f3-rd15-r-podium-ogawa

ルーキー福住2連勝!!
全日本F3選手権第15戦の決勝が8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#7福住仁嶺(HFDP RACING F312)がスタートからトップに立ち、昨日の初優勝に続いて通算2勝目を挙げた。
Nクラスも昨日同様に#38小河諒(KeePer TOM’S F306)が独走で今季12勝目を挙げた。

第15戦決勝は午前11時から20周で行われた。
昨日の第14戦でF3初優勝を果たした福住は今回もポールポジション。スタートをきれいに決めてトップで1コーナーへ飛び込む。
2位は#36山下健太(トムス)、3位#23高星明誠(B-MAX)、4位は#2石川京侍(戸田)とここまでは予選順位どおり。
しかしその後方ではスタートで出遅れた#50関口雄飛(B-MAX)をチームメイトの#22ルーカス・オルドネスがパス。関口は1周目のヘアピンでアウトからオルドネスを抜き去るが、つづく90度コーナーで2台が接触、関口はフロントサスを壊してそのままリタイヤ、オルドネスも10周目にピットに戻ってレースを終えてしまった。

一方、トップ集団は序盤福住を2位の山下が1~1.5秒の差で追っていたが、中盤に差し掛かったあたりで高星が山下に急接近、テール・トゥ・ノーズのバトルを展開し始める。
その後ろからは石川もじわじわと接近してきた。

この間にギャップを広げたい福住だったが、今回は前日のような独走状態に持ち込むことができず、また終盤インフィールド区間で雨が降り始めたこともあって、なかなかペースを上げられないまま20周を終了。それでも2位山下に1.1秒差をつけて今週末を2連勝で締めくくった。

山下も最後まで高星に付け入る隙を与えずにそのまま2位でフィニッシュ、ポイントリーダーの#37ニック・キャシディ(トムス)が5位に終わったため、シリーズポイントはともに105で並ぶことになった。
このレースを3位で終えた高星のポイント合計は90、2連勝の福住は65となり、チャンピオン争いは同点の二人のほか、かろうじて高星に可能性が残される結果となった。

Nクラスはスタートからトップに立った小河が2位の#3三浦愛(EXEDY)を序盤から一気に突き放し、33.457秒もの大差をつけて今季12勝目を挙げた。
2位#3三浦愛、3位には#30DRAGONと、表彰台は今年すっかりおなじみになった顔ぶれ。
DRAGON選手にとっては今季14回目の3位だ。

全日本F3選手権の2015シーズンは残り1大会を残すのみとなった。
決戦の舞台はスポーツランドSUGO。10月17~18日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース