Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝 山下健太が今季初優勝、Nクラスは小河諒が2勝目

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 全日本F3選手権第3戦は10日、ツインリンクもてぎで決勝を行い14周・25分1秒994で山下健太(トムス)が優勝した。Nクラスは小河諒(トムス)が優勝した。

 第4戦決勝は午前10時にスタート。雲は多く気温も上がり気味の中、18台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 このレースではポールポジションの山下健太(トムス)がスタートを決めた。予選2位の高星明誠も好スタートを切り、1コーナーでインから、3~5コーナーでも山下をパスしようと試みるが、山下もこれを退けトップを死守。3位には予選3位のニック・キャシディ(トムス)が付け、スタートを失敗したルーカス・オルドネス(B-MAX)に代り、予選5位の福住仁嶺、予選6位の高橋翼とHFDPコンビが4,5位に続く。オドルネスは6位に落ちた。

 トップに立った山下と高星は接近戦を演じながら周回を消化。3位のキャシディは付いて行けずに徐々に遅れ始める。高星はこのレースの4周目にファステストラップとなる1分46秒415を記録し、山下を追い詰めるも、抜き所のないもてぎでは決め手に欠き、結局14周にわたり高星を押さえきった山下が今シーズン初優勝を飾ることとなった。

 2位には高星、3位にはキャシディが入り、4位が福住、5位にはオルドネスの追撃を振り切った高橋が入った。

 Nクラスは予選2位の三浦愛(EXEDY)が好スタート。ポールポジションの小河諒(トムス)をかわしスタートでトップに立つ。2位に小河、3位にドラゴン(B-MAX)と続く。

 三浦は3周目の1コーナーで前を走る吉田基良(RSS)にインから並びかるが、両者は接触。この混乱に乗じて小河が難なくトップに立った。

 小河はその後も、2位に落ちた三浦との差を広げ、今シーズン2勝目を飾った。2位には三浦、3位には大きく遅れてドラゴンが入った。

 第5戦決勝は本日10日、午後3時半より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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