Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ決勝 総合はニック・キャシディ、Nクラスは三浦愛、ともに今季2勝目を飾る

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 全日本F3選手権第3戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝を行い14周・24分48秒019でニック・キャシディ(トムス)が優勝した。Nクラスは三浦愛(EXEDY)が優勝した。

 第3戦決勝は午後4時にフォーメーションラップが始まった。正午あたりに一時ぱらぱらと降った雨も上がり、曇天の中16台がグリッドにつき14周の決勝レースがスタートした。

 ポールポジションの山下健太(トムス)、2番グリッドのニック・キャシディ(同)とも好スタートを切るが、1コーナーまで伸びの良かったキャシディが山下にインから並びかけ1コーナーで前に出ることに成功する。3位には高星明誠(B-MAX)、4位には福住仁嶺(HFDP)、5位に高橋翼(同)、6位にルーカス・オルドネス(B-MAX)と続く。

 トップ、キャシディと2位山下は0.5~0.8秒の差を保ったままレースは進行。その背後から3秒弱の差で高星が続くが、高星は7周目にファステストラップを出すと8周目にはそのタイムを更新しトップ2台を追い始める。

 しかし高星も2秒強まで迫ったところでペースダウン。トップ、キャシディも2位山下につけいる隙を与えず、14周を走りきって今季2勝目を飾った。2位は山下、3位には高星が入った。以下4位福住、4位高橋、6位オルドネスとスタート直後の順位のままゴールを迎えた。

 Nクラスはポールポジションの小河諒(トムス)がスタートでストール。三浦愛(EXEDY)が労せずトップに立つと2位にドラゴンが続き、小河は3位でレースを始めることとなった。

 ペースに勝る3位小河は3周目の1コーナーでドラゴンをパス。トップ三浦を追い始めると4周目にはテールトゥノーズに持ち込む。しかし、6周目の5コーナーで三浦に仕掛けた小河はスピン、コースには復帰できたものの、再び3位に落ちることとなった。

 小河は再びドラゴンを抜き返し、ハイペースでトップの三浦を追うが、スピン時点で7秒強あった差を埋めることはできず、1秒6まで迫ったところでゴールを迎えることとなった。

 優勝は三浦で今季2勝目。2位小河、3位ドラゴンと続いた。

 第4戦決勝は明日10日、午前10時より14周で、第5戦決勝はこのレースの順位でグリッドが決められ、午後3時30分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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