SUPER GT

SGT:公式テスト岡山セッション1 早くもコースレコード続出!#39デンソーRC-Fがトップタイム

スーパーGTの2014年公式テストが岡山国際サーキットで3月15-16日の二日間、岡山国際サーキットファン感謝デーとして開催される。
その第一日目、最初のセッションは開始早々からコースレコードを大幅に上回るタイムが相次ぎ、1'21.072を叩き出した#1DENSO KOBELCO RC-F(石浦宏明/オリバー・ジャービス組)がトップだった。

多くのパーツをヨーロッパのDTMと共通規格としたGT500クラスの2014年車両は、2月末に鈴鹿サーキットで行われた公式テストでもコースレコードを大幅に上回るタイムを相次いで記録しており、ここ岡山でもどれだけのパフォーマンスを発揮するかが大いに注目された。
そのせいもあってか、好天に恵まれたテスト初日は、観戦に詰めかけたレースファンが早朝からゲート前に長蛇の列が出来る盛況ぶりとなった。

そんな中セッション1は午前9時30分より120分間で行われたが、始まってすぐにロニー・クインタレッリの駆る#23モチュールGT-Rが1'21.983を記録すると、その直後に大嶋和也の#6エネオスRC-Fが1'21.706で上回る。
これは2004年にミハエル・クルムが#22モチュールZで叩き出した1'22.404のコースレコードを上回るものだ。
更にはセッション半ばに#39デンソーサードRC-Fの石浦宏明が1'21.072と更にタイムを削ってきた。

これらはいずれもセッションの前半で記録されており、その後は目立ったタイム向上は見られず、終盤に予選シミュレーションを行うチームも無かったため、この石浦のタイムがこのセッションのベストとなった。

このあとどこまでタイムが短縮されるのか、予選を想定した走行ではどれだけのタイムが記録されるのか、GT500クラスは全く目が離せない状況になってきた。

一方、GT300クラスは#65LEON SLSが自身の30周目に記録した1'27.883がトップタイム。こちらも2012年に横溝直輝が#911エンドレスタイサンポルシェで記録した1'28.975のコースレコードを上回っている。

スーパーGT公式テストはこのあと午後2時からセッション2が混走110分間、専有各クラス10分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO



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