SUPER FORMULA

SF:鈴鹿公開テスト トヨタ勢がトップ3独占。#37中嶋がトップタイム。

鈴鹿モータースポーツファン感謝デー二日目を迎えた3月2日、最初のイベントとしてスーパーフォーミュラの公開テストが行われた。
ウェット路面からセミウェットへと変わるコンディションの中、トップタイムを記録したのは#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)で、タイムは1'51.363だった。

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昨日のシェイクダウンテストの頃から降り始めた雨は夜明け前にはやんでいたが、気温が低いこともあって路面はウェットのまま。
このため8時20分にコースオープンした頃にはまだ水しぶきを上げながらの走行となったが、次第に路面は乾いていき、それに合わせて各車ペースが上がっていく。

前日のシェイクダウンではコース上にストップすることの多かったトヨタ勢だったが、この日は#37中嶋一貴、#8ロイック・デュバル、#7平川亮らが序盤から好タイムを記録、開始23分で#37中嶋が1'54.940でトップに立つと、#8デュバルも38分過ぎに1'53.072でトップに。#7平川が1'53.606で2番手につける。

一方のホンダ勢は開始早々に#41武藤英紀が1'55.295でトップに立つと、ルーキーの#40野尻智紀が開始27分で#37中嶋に次ぐ2番手タイムを記録するなど、セッション前半はDOCOMO DANDELIONの活躍が目立った。
しかし野尻は42分過ぎに1'53.375を記録して再び2番手に食い込んだ直後に2コーナーでストップ。同じ頃逆バンクで#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラもストップしたために赤旗が提示され、テストは一旦中断となった。

走行再開後は#37中嶋が1'52.162を記録して再びトップに。その後も1'51.363までタイムを縮めてこのセッションをトップで終えた。
チェッカー提示直後に1'51.677を記録した#7平川が2番手につけ、#8デュバルが3番手。
4番手には#10塚越広大がつけ、これがホンダ勢の最上位となった。

ルーキーの#40野尻は結局8番手。#18中山雄一は車両のデリバリーが遅かったことも影響してか、僅か4周の走行に留まり、再開の19番手に終わった。

スーパーフォーミュラ合同テストはこのあと3月3-4日にも引き続き鈴鹿サーキットで実施される。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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