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2014年5月

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:鈴鹿クラブマン第3戦公式予選結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2014/05/12) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireTimeBehindGapkm/h
13河野 駿佑グッドスマイルレーシング 10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.858--149.928
266橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
YH0'53.886 0.028 0.028149.850
370佐藤 駿介Team Naoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.133 0.275 0.247149.166
457吉田 宣弘DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト
MYST KK-S2
YH0'54.205 0.347 0.072148.968
571平 優弥Team Naoki☆Leprix Sports
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.206 0.348 0.001148.965
672脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.260 0.402 0.054148.817
717道野 高志丸和所店&中部水産10Vスキルスピード
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.433 0.575 0.173148.344
81吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.462 0.604 0.029148.265
931上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
YH0'54.558 0.700 0.096148.004
1055板倉 慎哉AMORE☆JFA☆RBA☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.751 0.893 0.193147.482
1125濱野 隆一ココリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH0'54.919 1.061 0.168147.031
1239中根 邦憲nakanekaguなかね家具イーグル
MYST KK-S2
YH0'55.171 1.313 0.252146.360
1328藤井 守半地下ガレージ07J
WEST 07J
YH0'55.550 1.692 0.379145.361

Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝記者会見 総合&Nクラス上位3名のコメント

優勝 松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r05_r_pc-matsushita  「去年、苦手意識があったスタートもこの3連戦成功して、順位もキープでき、ギャップを開けて1~2コーナーを通過できました。20周は長くて後半きついと思いましたが、終始プッシュしてもタイヤの落ちが全くなくて、最後にちょっと来たかなくらいで、クルマの状態は最高でミス無く走りきることができました。ニュータイヤからのスタートに合わせてセッティングしてたの大きかったですね」
決勝2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r05_r_pc-yamaken  「ニュータイヤで、スタートを決めようと思い、それなりに決まったんですが、松下選手からちょっと離されてしまいました。前の2戦よりは付いて行けたので、行けるかも知れないと思ったんですが、自分に力が無くてどんどん離されていく展開で、タイヤもなぜかだんだんきつくなってきて、厳しいレースでした」
決勝3位 勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)
f3_r05_r_pc-katsuta  「スタートで1台抜いて3位になれたのはよかったんですが、できれば2台抜きたかったです。その後はニュータイヤだったので落ち具合も分からなくて、序盤で傷めてしまわないように、メリハリのある走りを心がけていました。山下選手とのギャップも付かず離れずという感じだったんですが、トップの松下選手がハイペースで引き離しにかかっていたので、山下選手に抜いて、追いついて行きたかったんですが、ミスして逆に間が開いてしまいました」
Nクラス優勝 久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)
f3_r05_r_pc-kubo  「スタートを失敗して1コーナーの混乱に巻き込まれそうになりましたが、去年1年ここでレースをしているので、うまくトップで3コーナーに入れ、そこからは前だけ見て逃げていこうと思いました。その中で、接触もあったりしてアライメントが狂って、苦しいレースでしたが、最後は後ろとの距離を調整しながら、チェッカーまで走れました。5コーナーでの(小泉選手との)接触ですが、インからアンダーを出しながら突っ込まれたので、もらい事故だと思っていますが、無事走りつづけて、トップでチェッカーを受けたので良かったです」
Nクラス2位 山口大陸(TAIROKU EXCEED)
f3_r05_r_pc-tairoku  「また表彰台に立ててすごくうれしいですが、てっぺんにもう一歩ということはまだ課題があるということだと思います。F3は空力を使っていて、いままでのカテゴリーとはぜんぜん別なので、それを踏まえてセットアップも考えないといけないので、そこを突き詰めていきたと思います。次戦の岡山はF4でけっこう走っているので、コースは熟知しています。あとはそれに合ったセットアップをみんなと考えていきたいと思います」
Nクラス3位 三浦愛(EXEDY RACING F307)
f3_r05_r_pc-ai

 「朝のレースでリタイアしてしまって、午後も得意のスタートが決まらず、前半ペースも上がらなくて、あっさり大陸さんにも抜かれてしまい、いい流れではなかったんですが、運もあって表彰台に立てたのはうれしく思います。午前中のリタイアやテストのクラッシュで前半は、気持ち的にもプッシュできてなかったんですが、前も離れてしまうし、後ろも追いついて来るし、20周は長くて気温も上がってくるし、体力的にも疲れてしまったんですが、クルマが後半にいい方向に来るセットだったので、なんとか持ちこたえられたかなという感じです」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝 松下信治がハットトリック、Nクラスは久保凛太郎が今季3勝目

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 全日本F3選手権は11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第5戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が20周・35分40秒772で3連勝を飾った。Nクラスは久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)が今季3勝目を飾った。

 第5戦は午後3時15分、快晴の下、45度を超える路面温度でフォーメーションラップが始まった。

 ここでも松下信治(HFDP RACING F312)が好スタート。2位に山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が続き、3位には4位スタートの勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がってきた。

 第4戦では山下に迫られた松下だったがこのレースでは盤石。徐々に2位山下との差を広げ、折り返しの10周目には3秒8、終わってみれば後続を4秒7離して3連勝を飾った。

 2位には松下を追い切れなかった山下が、3位には勝田と第4戦と同じ顔ぶれが表彰台に立った。

 Nクラスは予選順位でオープニングラップを終える。トップに久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)、2位小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)、3位三浦愛(EXEDY RACING F307)と続くが、2周目に山口大陸(TAIROKU EXCEED)が三浦が捉えて3位にポジションアップ。

 5周目、2位争いをしていた久保と小泉がアンダーブリッジ下で接触。小泉は最下位に。これで山口が2位に、三浦が3位に繰り上がった。

 レースはこのまま終了。久保が今季3勝目を飾り、第4戦と同じ2位に山口、3位が三浦となった。小泉は追い上げ終盤三浦に迫るものの4位でレースを終えた。

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 次大会、第6戦、7戦は岡山国際サーキットに舞台を移し6月14、15日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Foruam

Japanese F3

JF3:第5戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 5 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
2035'40.772
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
204.744
313勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
206.496
4224高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
2019.608
5235佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
2020.474
6386ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
2023.698
727清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
2032.465
862N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
201'18.788
928N2山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
201'21.984
103N3三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
201'23.702
116N4小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
201'25.395
1219N5湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
201'29.208
13138吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
201'32.625
1430N6ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
201'37.164
---- 以上規定周回数(18Laps)完走 ----
-8-高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
020Laps
    Fastest Lap: CarNo.7 松下信治(HFDP RACING F312)1'46.164 (4/20) 162.81km/h

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ決勝 三笠雄一が2連勝、FCクラスは根本悠生が3連勝

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 JAF地方選手権F4東日本シリーズは11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の決勝レースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が22分59秒035で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がFCクラスの優勝を飾った。

 午後なりツインリンクもてぎ低空には薄雲がかかってきたが、相変わらず暑く、路面温度46度というコンディションで午後2時10分、第4戦決勝のフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのは、昨日に続きポールシッターの三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。このレースも盤石で、徐々に後続を引き離し、もてぎラウンド連勝を飾った。

 2位には山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)が、3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)が入った。

 FCクラスは、予選3位の根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がオープニングラップでトップに立つ。

 根本はその後もトップを快走、前大会から通算して3連勝を飾った。2位には大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)とホンダ勢が続いた。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
12C1三笠 雄一美人&LTVRacingDRP
B-MAX RK01
1222'59.035
214C2山田 真之亮ZAP・JSS・BLOOM
ZAP F108
122.258
310C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
126.278
425C4松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
126.823
515C5阿部 拓馬ZAP F108
ZAP F108
1215.479
611A1植田 正幸Rn-S☆制動屋☆ ZS
MYST KK-ZS
1217.231
770C6嶋田 誠TeamNaoki☆MC090
MOONCRAFT MC090
1227.361
872C7金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1229.033
94C8佐々木 祐一仙台☆DayDream108
ZAP F108
1237.810
1035A2髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1241.798
1190FC1根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1243.551
1234C9三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
1244.753
1363FC2大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1245.141
1462FC3福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1245.320
1592FC4坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1246.192
1661FC5坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1247.033
173C10中山 雅佳HITACHI BR RK01
B-MAX RK01
1247.441
1893FC6小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1249.054
1991FC7長渕 蓮FTRS スピリット F4
TATUUS FC106
1255.024
2017C11小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
1256.032
2160FC8石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1257.264
---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ----
-50C-浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
57Laps
-73A-松本 武士チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
39Laps
  • Fastest Lap: CarNo.2 三笠雄一(美人&LTVRacingDRP) 1'54.250 (7/12) 151.29km/h

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝記者会見 総合&Nクラス上位3名のコメント

優勝 松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r04_r_pc-matsushita  「今日の14周は短く感じ、タイヤのことも考えながら走っていました。スタートもうまくいき、ポジションキープで周回していました。山下選手が付いてくるだろうと思っていたので、タイヤをいじめないように大事に使いましたが、最後3周くらいからミスもありちょっとづつ近づかれてしまいました。第5戦もチームのみなさんがいいクルマを作ってくれたので3連勝したいです」
決勝2位 山下健太(PETRONAS TOM'S F314)
f3_r04_r_pc-yamaken  「昨日スタートで抜かれそうになり、今日もスタートは遅かったんですが、回りの選手も遅くてポジションをキープできました。序盤、松下選手に離されてしまい、後半に向けてタイヤを考えて走りました、最後周数はけっこう近づき、抜くことはできませんでしたが、午後のレースに向けていい形で終われたと思います。午後は周回数も長いですし、タイヤの摩耗の差も出てくると思うので、よく考えて最後は勝ちたいです」
決勝3位 勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)
f3_r04_r_pc-katsuta  「スタートが決まってポジションを上げることができたんですが、前の山下選手につっかかってしまい、アウトから仕掛けられたのをなんとか守ることができました。いままでもタイヤを壊してしまう面があるので、結果だけでなく、内容的にドライビングを改善していくということを考えて序盤から中盤にかけて走りました。中盤にタイヤを2回くらい傷めてしまい、終盤は山下選手とタイム差が開いていったので、ドライビングによるタイヤ摩耗が影響しているのかなと思います」
Nクラス優勝 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r04_r_pc-koizumi  「フォーミュラトヨタ時代からお世話になっているハナシマレーシングさんに感謝の一言です。2年前から参戦していて、いつポールポジションを取れるんだろうとか、いつ勝てるんだろうとかいわれてて、昨日ポールで、今日初優勝でチームに感謝したいと思います。花島さんが今回来てなくて、木・金曜日に以前からアドバイスをいただいている石浦君とエンジニアの小暮さんに来ていただいていいクルマができ、感謝しています」
Nクラス2位 山口大陸(TAIROKU EXCEED)
f3_r04_r_pc-tairoku  「久しぶりにF3に乗って間もなくて、ポールも運よく取れて、表彰台も上がれたのでこれをきっかけに、いろんなことを勉強しながらステップアップしていきたいと思います。開幕戦の鈴鹿はチームも自分も試行錯誤しながらでしたが、今回のもてぎは走り込んでいるコースなので、みんなと差が無く、しっかりとりたレースをすることを心がけて戦いました。結果に結びついてうれしいです」
Nクラス3位 湯澤翔平(KCMG F308)
f3_r04_r_pc-yuzawa  「ブレーキングのコーナーが苦手で、もてぎでは調子が悪かったんですが、スタートで順位を上げられたことがこの結果だと思います。ペース自体は悪かったので、次の第5戦ではブレーキコントロールをうまくして、ペースを上げてきたいと思います。エンジニアと話をしてクルマをどういうふうに動かせばいいのか、もっとセットをアジャストしていかないといけないのかなと思います」
Text & Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝 松下信治が2連勝、Nクラスは小泉洋史が初優勝

 全日本F3選手権は11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が14周・25分5秒261で2連勝を飾った。Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が待望の初優勝をものにした。

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 決勝レースは、気温20.8度、路面温度39.5度というコンディションの中、午前10時55分フォーメーションラップが始まった。

 スタート制したのは昨日の第3戦に続き、ポールシッターの松下信治(HFDP RACING F312)。これに予選2位の山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が続く。3位には予選3位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)をかわした同4位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が上がってきた。

 オープニングラップ、松下は山下を1.2秒後方に従えてホームストレートに帰ってきたが、昨日と違い、山下との差を開いてゆくことができない。山下は5周目にこのレースのファステストラップとなる1分46秒463をたたき出して松下を追う。2人の差は、1秒強のタイム差でレースは進行するが、終盤12周目には0.7秒差まで迫り、山下は松下の背後に付けるが追撃もここまで。松下が山下を振り切って昨日に続き2連勝を飾った。2位には山下が入った。

 3位でレースを始めた勝田は序盤、山下の背後に付けていたが、中盤から徐々に差が開き、結局3位のままでレースを終えた。4位にはペースの上がらなかった高星明誠(B-MAX NDDP F312)、5位には佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)と2人のNDDPコンビが入った。

 Nクラスはポールスタートの山口大陸(TAIROKU EXCEED)を押さえて、予選クラス2位の小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がトップで1コーナーへ。小泉は山口を上回るスピードで徐々に差を広げ、そのままゴール。F3初優勝を飾った。2位には山口が入り、14年ぶりに参戦したF3で初表彰台をものにした。

 予選クラス3位の久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)はスタートをミス。湯澤翔平(KCMG F308)の先行を許す。久保の背後でパスするチャンスを伺うが、結局前に出ることはかなわず、湯澤が3位。久保は4位でレースを終え、今季初めて表彰台を逃すこととなった。

 三浦愛(EXEDY RACING F307)は予選と同じクラス5位で湯澤、三浦に続き三つどもえの争いを展開するも、10周目の3コーナー立ち上がりでコースアウト。彼女も開幕から続いた表彰台を逃す結果となった。

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 第5戦は本日11日、午後3時15分スタート。第3、4戦より8周多い20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Foruam
Hiroshi ICHIMURA

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
1425'05.261
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
140.791
313勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
144.006
4224高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
1413.291
5235佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
1413.801
626清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
1420.753
787高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
1421.451
8388ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
1425.975
96N1小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
1451.137
1028N2山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
1455.432
1119N3湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
141'03.645
1262N4久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
141'04.247
1330N5ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
141'13.787
---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ----
-3N-三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
95Laps
-13-吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
59Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 山下健太(PETRONAS TOM\'S F314) 1'46.463 (5/14) 162.36km/h

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ公式予選 総合で三笠雄一、FCクラスで坪井翔と美人&LTVがダブルポール

 JAF地方選手権F4東日本シリーズは11日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第4戦の公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が1分53秒065で総合の、坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)が1分55秒869でFCクラスのポールポジションを獲得した。

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 ツインリクもてぎは昨日に引き続き早朝から雲一つ無い快晴。初夏の陽気の中、午前10時より20分間にわたり公式予選が行われた。

 この予選も序盤からリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。計測3周目に1分53秒065をたたき出す。2位には中盤から山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)が1分53秒439で続く。

 三笠はさらにタイムアップを目指すが、路面温度が高いのか1分53秒186で更新ならず。しかし他のドライバーも同じ状況で、山田が1分53秒213までタイムを縮めたものの届かず、三笠のもてぎラウンドダブルポールが確定した。3位には加藤智(FEEL・RK01・TODA)、4位には松井孝允(サムライサポーターズF4)、5位には阿部拓馬(ZAP F108)と続いた。

 FCクラスも終盤での入れ替えはなく、中盤でのタイムで順位が決定した。クラスポールポジションは1分55秒869で坪井翔(美人&LTVフィールドFTRS)。美人&LTVチームが両クラスでのポールとなった。2位に大津弘樹(SRS-F/コチラレーシング)、3位根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)、4位福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチララR)、5位小河 諒(TEAM TOM’S)と続き、ポールの坪井からクラス8位の長渕蓮(FTRSスピリットF4)までが0秒358差という僅差の争いで幕を閉じた。

 第4戦決勝は本日11日、午後2時10分より1周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

F4東日本シリーズ

F4:東日本第4戦もてぎ公式予選結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/11) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/hLap
12C1三笠 雄一美人&LTVRacingDRP
B-MAX RK01
1'53.065--152.8763/10
214C2山田 真之亮ZAP・JSS・BLOOM
ZAP F108
1'53.213 0.148 0.148152.6765/8
310C3加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
1'53.507 0.442 0.294152.2815/8
425C4松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
1'53.618 0.553 0.111152.1323/10
515C5阿部 拓馬ZAP F108
ZAP F108
1'53.697 0.632 0.079152.0275/8
611A1植田 正幸Rn-S☆制動屋☆ ZS
MYST KK-ZS
1'54.318 1.253 0.621151.2017/10
750C6浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
1'54.641 1.576 0.323150.7756/6
872C7金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1'54.753 1.688 0.112150.6286/9
970C8嶋田 誠TeamNaoki☆MC090
MOONCRAFT MC090
1'55.089 2.024 0.336150.1884/8
103C9中山 雅佳HITACHI BR RK01
B-MAX RK01
1'55.309 2.244 0.220149.9019/10
1134C10三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
1'55.324 2.259 0.015149.8824/9
1273A2松本 武士チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
1'55.370 2.305 0.046149.8223/7
1335A3髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1'55.388 2.323 0.018149.7994/10
144C11佐々木 祐一仙台☆DayDream108
ZAP F108
1'55.847 2.782 0.459149.2054/10
1592FC1坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1'55.869 2.804 0.022149.1774/9
1663FC2大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1'55.955 2.890 0.086149.0666/11
1790FC3根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1'55.985 2.920 0.030149.0286/11
1862FC4福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.075 3.010 0.090148.9128/11
1993FC5小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1'56.176 3.111 0.101148.7835/10
2061FC6坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.197 3.132 0.021148.7564/10
2160FC7石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.208 3.143 0.011148.7426/11
2291FC8長渕 蓮FTRS スピリット F4
TATUUS FC106
1'56.227 3.162 0.019148.7174/11
2317C12小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
1'57.357 4.292 1.130147.2855/8

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ決勝記者会見 総合&Nクラストップ3のコメント

優勝 松下信治(HFDP RACING F312)
f3_r03_r_pc-matsushita  「2年目のF3でようやく優勝できました。チームと支えてくれた家族、友人、ホンダさんに感謝したいです。予選でペースがあるのはわかっていたので、スタートで順位をキープできれば14周走りきれると思っていました。1年走って経験も増え、クルマやエンジンの特性も理解して、もてぎに合ったセッティングにして、ぼくも走れたのが結果です。敵も手強いですが3連勝を狙います」
決勝2位 山下健太(PETRONAS TOM\'S F314)
f3_r03_r_pc-yamaken  「金曜日の走行からトップの松下選手とのタイム差があって、それを詰めるためにセットを変えて予選は詰まったんですが、0.1秒負けてしまいました。1周をまとめる自分の力が足りなかったと思います。決勝は2番手で、前回の鈴鹿でスタートがだめで下がってしまったので、悪くてもポジションキープをと思っていました。1コーナーで高星選手に並ばれて、なんとか防ぎきったんですが、その間に松下選手が遠くに行ってしまって、厳しいかなと思いました。14周のペースを考えて走ったんですが、ペースが同じで追いつけずに終わってしまいました。明日もスタートを決めて付いていき、チャンスがあればというところです」
決勝3位 高星明誠(B-MAX NDDP F312)
f3_r03_r_pc-takaboshi  「木曜日からクルマがイマイチでした。金曜日に路面が出来てきても思うようにならなくて、今日になってしまいました。自分ががんばらなくてはならなかったのに予選は0.2秒差の3番手でした。ポテンシャルがなくてもスタートで前に出れば押さえられると思って決勝に挑みました。1コーナーで並べたんですがアウト側だったのでイン側の山下選手に押さえられてしまいました。バトルのときに勝田選手に入られてしまって、前との差が開いたのは自分のミスです。その後は、勝田選手も抜け、ファステストも取れたので、抜かれることがなければもっといいレースだったのかと思います。明日は2戦あるので自分の力を出し切れるようにがんばります」
Nクラス優勝 久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)
f3_r03_r_pc-kubo 「金曜日の走行でぎりぎりトップタイムを出せたので自信がついて、そのフィーリングで予選に行ったら、クルマが思っていたのと違って、2,3位という結果でした。予選から決勝に向けてチームがクルマを必死に作ってくれて、フィーリングは良くなりました。スタートで前にも出られたので、チームで取った勝利だと思います。去年1年、走り込んだこのコースで勝ていい流れを作れたので、スタートを決めクルマももう少し作れれば、ラップも0.2秒あがると思うので、あしたは自分の力を信じて走りたいと思います」
Nクラス2位 小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
f3_r03_r_pc-koizumi  「スタートは得意な方で、ポールポジションも取れたのでいつもの通りスタートしたつもりでしたが、去年も1回もなかったエンストをしてしまいました。完全に止まりきったところで息を吹き返してそこからだらだらスタートしました。今日のすべてはスタートに尽きますね。抜きにくい、抜かれにくいもてぎは得意なコースではないんですが、今回いいペースで走れていたので、順当に走ればトップで帰れたのに……。オープニングラップで4位まで落ち、久保くんの後ろまでは行ったんですが、抜くまでには至りませんでした」
Nクラス3位 三浦愛(EXEDY RACING F307)
f3_r03_r_pc-ai  「木曜日からの走り出しは悪くなかったんですが、金曜日のテストで自分のミスでクラッシュしてしまったり、クルマのセッティングもかみ合わなくて、いい流れでレースを向かえることが出来ませんでしたが、精一杯走るしかないと思っていました。チームも夜遅くまでマシンを修理してくれ、今日は3位表彰台を取れ、今回の3レース、いいスタートが切れたと思います。体力的には鈴鹿に比べるともてぎは体に優しいコースなんですが、気温も上がって後ろからのプレッシャーもあり、まだまだ足りないなと感じました。技術的にもトップの2人には足りてないのでもっと腕を磨かなければと痛感しました。明日は第2レースが5位からで、今日よりひとつ後ろになってしまうので、スタートでできるだけ前に行きたいと思います。チームともクルマの方向性を考えてあしたに備えます」
Text & Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ決勝 松下信治が初優勝、Nクラスは久保凛太郎が今季2勝目

 全日本F3選手権は10日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第3戦の決勝レースを行い、松下信治(HFDP RACING F312)が14周・24分2秒458で初優勝を飾った。Nクラスは久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)が開幕戦に続き今季2勝目を上げた。

f3_r03_r-start

f3_r03_r-7

f3_r03_r-36

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f3_r03_r-3

 決勝レースは午後2時45分、フォーメーションラップを開始。気温24度、路面温度34度。

 スタートはポールシッターの松下信治(HFDP RACING F312)が飛び出し、苦手のスタートを決めた予選2位の山下健太(PETRONAS TOM'S F314)がこれに続く。予選3位の高星明誠(B-MAX NDDP F312)は1コーナーでアウトから山下に並びかけるがパスするに至らず、続く各コーナーでも仕掛けるが、逆に山下に詰まった隙に予選4位の勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)にパスされ4位に落ちる。

 トップに立った松下は1周目に後続を2秒2離し、7周目にはその差を3秒1広げて独走態勢。終始後続との差をコントロールしF3参戦2年目で初優勝を飾った。

 4位に落ちた高星は、ペースの上がらない勝田を3周目にパスし山下を追うも、その間に開いた山下との差3秒半は大きく、3位でレースを終えることとなった。2位には山下が入った。

 Nクラスはポールシッターの小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がスタートでエンジンストール。予選2位の久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)がトップに立つ。2位にはスタートが得意な三浦愛(EXEDY RACING F307)が予選4位から上がり、小泉は3位に落ちた。

 小泉は3周目に三浦をパスして2位に上がると、トップの久保を追うが、終盤に背後に迫ったものの抜くには至らず、久保が優勝、小泉は2位でレースを終えた。

 3位に落ちた三浦も終盤、迫ってきた山口大陸(TAIROKU EXCEED)を凌ぎきり、開幕からの連続表彰台をものにした。

 第4戦決勝は明日11日午前1時55分より14周で、第5戦決勝はこのレース結果のグリッド順で午後3時15分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4東日本シリーズ

F4:東日本第3戦もてぎ決勝 三笠雄一が今季2勝目、FCクラスは根本悠生が2連勝

 JAF地方選手権F4東日本シリーズは10日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で第3戦の決勝レースを行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が22分52秒535で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)がFCクラスの優勝を飾った。

f4_r03_r-start

f4_r03_r-2

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 第4戦の決勝レースは午後1時40分フォーメーションラップを開始。気温は21度と午前中と変わらないものの路面温度は39度まで上がった。

 抜群のスタートを決めたのはポールシッターの三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。1コーナーでホールショットを取ると、1周目には2位以下を1秒5離してメーンストレートに帰ってきた。その後もぐんぐんと後続を離し、中間点の6周を終わってその差は3秒7。最終的には2位以下を5秒5離して一人旅の独走優勝を飾った。

 2位でレースを始めたのは加藤智(FEEL・RK01・TODA)。トップの三笠には届かなかったものの、3位以下の混戦から抜けだし単独走行。そのままの2位でゴールした。

 スタートで3位につけたのは山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)だったが、2周目に4位上がってきたチームメートの阿部拓馬(ZAP F108)に押し出されコースアウト。3位に阿部、4位に松井孝允(サムライサポーターズF4)、5位に植田正幸(Rn-S☆制動屋☆ZS)、山田はレースに復帰したものの6位まで落ちた。

 3位に上がった阿部だったが、7周目の90度コーナーで松井に差されて4位に落ちると、8周目の同コーナーで山田にもパスされ5位。3位松井、4位山田、5位阿部の順でレースを終えた。

 FCクラスはポールシッターの根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が好スタート。1秒5前後の差で後続を抑えてレースは進行するものの6周目の90度コーナーでミス。しかしマージンがあったため大事には至らず、この順位のままレースを終え、前戦に続いて2連勝を飾った。

 2位につけていた福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)は、終始3位の坪井翔(美人<VフィールドFTRS)に迫られるがこれを押さえきりこの順位でゴール。3位には坪井が入った。

 第4戦は明日11日、午前10時から公式予選が、午後2時10分から12周で決勝レースが行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA
Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
1425'02.458
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
142.018
3223高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
146.145
414勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
1411.248
525清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
1420.157
6236佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
1420.525
7387ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
1421.471
888高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
1440.740
962N1久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
1449.022
106N2小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
1449.616
113N3三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
1455.538
1228N4山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
1456.419
1330N5ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
141'06.937
1419N6湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
141'09.936
15139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
141'24.475
---- 以上規定周回数(12Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.22 高星明誠(B-MAX NDDP F312) 1'46.283 (6/14) 162.63km/h

F4東日本シリーズ

F4:東日本第3戦もてぎ決勝結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
12C1三笠 雄一美人&LTVRacingDRP
B-MAX RK01
1222'52.535
210C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
125.514
325C3松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
1214.239
414C4山田 真之亮ZAP・JSS・BLOOM
ZAP F108
1214.727
515C5阿部 拓馬ZAP F108
ZAP F108
1217.730
611A1植田 正幸Rn-S☆制動屋☆ ZS
MYST KK-ZS
1218.035
750C6浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
1223.318
872C7金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1228.013
970C8嶋田 誠TeamNaoki☆MC090
MOONCRAFT MC090
1232.348
1073A2松本 武士チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
1234.939
1190FC1根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1239.869
1262FC2福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1241.716
1392FC3坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1242.737
1461FC4坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1243.462
1593FC5小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1244.382
1660FC6石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1246.066
1763FC7大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1246.562
1834C9三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
1246.972
1917C10小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
121'03.515
2091FC8長渕 蓮FTRS スピリット F4
TATUUS FC106
121'04.647
214C11佐々木 祐一仙台☆DayDream108
ZAP F108
111Lap
---- 以上規定周回数(10Laps)完走 ----
-3C-中山 雅佳HITACHI BR RK01
B-MAX RK01
84Laps
-35A-髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
66Laps
  • Fastest Lap: CarNo.2 三笠雄一(美人&LTVRacingDRP) 1'53.785 (3/12) 151.91km/h

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ公式予選 松下信治が連続、Nクラスでは山口大陸が初ポールポジション

 全日本F3選手権はツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で10日、第4戦の公式予選を行い、松下信治(HFDP RACING F312)が1分45秒567で総合の、山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分48秒722でNクラスのポールポジションを獲得した。

f3_r04_q-7 f3_r04_q-36 f3_r04_q-22 f3_r04_q-28 f3_r04_q-6 f3_r04_q-62

 第3戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて、第4戦の公式予選が午前11時より10分間で行われた。

 ここでは松下信治(HFDP RACING F312)が中盤から1分45秒567でトップに立つと、このタイムで2戦連続のポールポジションを獲得した。

 2位に山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位には高星明誠(B-MAX NDDP F312)と続き、ここまでは第3戦の予選の顔ぶれと同じ。4位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)がつけ、5位には佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)が入った。

 Nクラスは山口大陸(TAIROKU EXCEED)が1分48秒722でポールポジションを獲得。十数年ぶりにF3に復帰してきた山口にとって待望の初ポールポジションとなった。クラス2位には小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が、同3位に久保凛太郎(CG ROBOル・ボーセF308)と続いた。

 第4戦決勝は明日11日午前1時55分より14周で、第5戦決勝が午後3時15分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ公式予選 総合で松下信治、Nクラスで小泉洋史がともに初ポールポジションを獲得

 全日本F3選手権はツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で10日、第3戦の公式予選を行い松下信治(HFDP RACING F312)が1分45秒348で総合の、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分48秒767でNクラスのポールポジションを獲得した。

f3_r03_q-7 f3_r03_q-36 f3_r03_q-22 f3_r04_q-6 f3_r04_q-62 f3_r04_q-28

 F4予選後からツインリンクもてぎ上空には薄雲が広がってきたが午前10時40分、気温19度、路面温度35度というコンディションの中、10分間の公式予選が行われた。

 予選中盤過ぎに1分45秒628でトップに立ったのは佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)。しかし、松下信治(HFDP RACING F312)が45秒348でこれを逆転すると誰もこのタイムを上回るものは現れず、松下が自身初のF3でのポールポジションを決めた。

 2位にはわずかに届かず1分45秒463で山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が、3位には高星明誠(B-MAX NDDP F312)が、4位には佐々木が、5位には勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)が入ったが、1~5位が0.3秒余りに収まるという僅差の争いとなった。

 Nクラスは中盤、久保凛太郎(CG ROBOル・ボーセF308)、山口大陸(TAIROKU EXCEED)の順で推移するが、最終的に小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分48秒767でF3初のポールポジションを獲得した。クラス2位には久保が、同3位には山口が入った。

 決勝レースは本日10日、午後2時45分より14周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum

F4東日本シリーズ

F4:東日本第3戦もてぎ公式予選 三笠雄一が今季2度目のPP、FCクラスは根本悠生がトップに

 JAF地方選手権F4東日本シリーズ第3戦は10日、ツインリンクもてぎ(1周4.801379km)で公式予選を行い、三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)が1分52秒985で総合の、根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が1分55秒723でFCクラスのポールポジションを獲得した。

f4_r03_q-2 f4_r03_q-90

 ツインリンクもてぎは早朝より快晴。初夏を思わせる陽気の中、午前10時より第3戦の公式予選が20分間で行われた。

 序盤から予選をリードしたのは三笠雄一(美人&LTVRacingDRP)。1分53秒946、53秒375とタイムを伸ばすと、4周目には52秒985とただ一人53秒を切るタイムで2位以下を大きく離し、ポールポジションを決めた。

 2位には山田真之亮(ZAP・JSS・BLOOM)、松井孝允(サムライサポーターズ)らが顔を出すが、終盤に加藤智(FEEL・RK01・TODA)がスパートし、1分53秒402で予選2位をさらった。同3位には松井が入った。

 FCクラスは序盤、坪井翔(美人<VフィールドFTRS)が1分55秒937でトップに顔を出すが、中盤には福住仁嶺(HFDP/SRS-F/コチラR)が1分55秒937から55秒741とタイムを伸ばし逆転。このままトップでポールを決めると思われたが、チェッカーとほぼ同時に根本悠生(WILLDO ZTEスピリット)が1分55秒723をたたき出し、ポールを決めた。同2位には福住が、同3位には坪井が入った。

 決勝レースは本日10日、午後1時40分より12周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Japanese F3

JF3:第4戦もてぎ公式予選結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 4 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/hLap
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'45.567--163.7353/4
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.614 0.047 0.047163.6624/5
3223高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.719 0.152 0.105163.4994/5
414勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.910 0.343 0.191163.2044/4
5235佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.099 0.532 0.189162.9145/6
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'46.355 0.788 0.256162.5215/6
7387ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.414 0.847 0.059162.4314/6
828清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'46.787 1.220 0.373161.8643/5
928N1山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.722 3.155 1.935158.9834/4
106N2小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.736 3.169 0.014158.9633/4
1162N3久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.840 3.273 0.104158.8113/5
12139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'49.184 3.617 0.344158.3104/5
1319N4湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.447 3.880 0.263157.9304/4
143N5三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.699 4.132 0.252157.5673/5
1530N6ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.890 4.323 0.191157.2934/5

Japanese F3

JF3:第3戦もてぎ公式予選結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Japanese Fomura3 Championship Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
Engine TimeBehindGapkm/hLap
171松下 信治 HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'45.348--164.0753/4
2362山下 健太PETRONAS TOM'S F314
Dallara F314
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.463 0.115 0.115163.8964/6
3223高星 明誠B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.540 0.192 0.077163.7764/5
4234佐々木 大樹B-MAX NDDP F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.628 0.280 0.088163.6403/5
515勝田 貴元PETRONAS TEAM TOM'S F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'45.677 0.329 0.049163.5644/6
686高橋 翼HFDP RACING F312
Dallara F312
HONDA MF204D1'45.990 0.642 0.313163.0814/4
727清原 章太TODA FIGHTEX
Dallara F312
TODA TR-F3011'46.067 0.719 0.077162.9633/4
8388ナニン・インドラ・パユーングCERUMO・INGING Jr. F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'46.205 0.857 0.138162.7513/6
96N1小泉 洋史 Net Move Hanashima Racing
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.767 3.419 2.562158.9174/5
1062N2久保 凛太郎CG ROBOT ル・ボーセ F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'48.842 3.494 0.075158.8084/4
1128N3山口 大陸TAIROKU EXCEED
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.013 3.665 0.171158.5595/5
123N4三浦 愛EXEDY RACING F307
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.202 3.854 0.189158.2844/5
1330N5ドラゴンB-MAX with RSS306
Dallara F306
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.581 4.233 0.379157.7374/5
1419N6湯澤 翔平KCMG F308
Dallara F308
TOYOTA TOM'S 3S-GE1'49.724 4.376 0.143157.5314/5
15139吉田 基良B-MAX RACING F312
Dallara F312
TOYOTA TOM'S TAZ311'49.756 4.408 0.032157.4856/6

F4東日本シリーズ

F4:東日本第3戦もてぎ公式予選結果

SUPER MOTEGI Champion Cup Race -RIJ- (2014/05/10) Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 F4東日本シリーズ Round 3 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/hLap
12C1三笠 雄一美人&LTVRacingDRP
B-MAX RK01
1'52.985--152.9854/8
210C2加藤 智FEEL・RK01・TODA
B-MAX RK01
1'53.402 0.417 0.417152.42211/11
325C3松井 孝允サムライサポーターズF4
B-MAX RK01
1'53.450 0.465 0.048152.35810/10
414C4山田 真之亮ZAP・JSS・BLOOM
ZAP F108
1'53.455 0.470 0.005152.3518/10
515C5阿部 拓馬ZAP F108
ZAP F108
1'53.623 0.638 0.168152.1268/10
611A1植田 正幸Rn-S☆制動屋☆ ZS
MYST KK-ZS
1'54.097 1.112 0.474151.4945/10
750C6浅原 悠貴CMインダストリー・RK01
B-MAX RK01
1'54.179 1.194 0.082151.3858/11
872C7金井 亮忠チームNATS・正義 001
NATS 001
1'54.581 1.596 0.402150.8549/9
935A2髙橋 忠克髙宮商事ミストKK-ZS
MYST KK-ZS
1'55.002 2.017 0.421150.30111/11
103C8中山 雅佳HITACHI BR RK01
B-MAX RK01
1'55.110 2.125 0.108150.1609/10
1170C9嶋田 誠TeamNaoki☆MC090
MOONCRAFT MC090
1'55.325 2.340 0.215149.8805/10
1234C10三浦 勝CMS090
MOONCRAFT MC090
1'55.344 2.359 0.019149.85610/10
1373A3松本 武士チームNATS・エクシズ 006
WEST 006
1'55.466 2.481 0.122149.6975/8
1490FC1根本 悠生WILLDO ZTEスピリット
TATUUS FC106
1'55.723 2.738 0.257149.36510/10
1562FC2福住 仁嶺HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'55.741 2.756 0.018149.3428/11
1692FC3坪井 翔美人&LTVフィールドFTRS
TATUUS FC106
1'55.886 2.901 0.145149.1558/10
1761FC4坂口 夏月HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'55.889 2.904 0.003149.1519/10
1863FC5大津 弘樹SRS-F/コチラレーシング
TATUUS FC106
1'55.924 2.939 0.035149.10610/10
194C11佐々木 祐一仙台☆DayDream108
ZAP F108
1'56.009 3.024 0.085148.9979/10
2060FC6石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR
TATUUS FC106
1'56.140 3.155 0.131148.82911/11
2193FC7小河 諒TEAM TOM’S
TATUUS FC106
1'56.480 3.495 0.340148.3949/10
2291FC8長渕 蓮FTRS スピリット F4
TATUUS FC106
1'56.512 3.527 0.032148.3548/11
2317C12小倉 可光チームNATS・OAC 090
MOONCRAFT MC090
1'57.350 4.365 0.838147.2945/5

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 - 第3戦 モービル1チャレンジ 決勝レース レポート

MJ14_0093_fine[1]プレスインフォメーション 2014年5月04日
 
富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014第3戦 モービル1チャレンジ 決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて2014年5月4(日)に開催いたしました。

PCCJ2014-Rd.3 Mobil 1 Challenge(Fuji)Race, Race report
PCCJ2014-第3戦 モービル1チャレンジ(富士)決勝
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:18℃ 路面温度:24℃(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)第3戦 モービル1チャレンジは、富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に5月4日(日)決勝レースが開催された。ゴールデンウィークの真っ最中ということもあって、早朝から5万7千人あまりのレースファンが集い、スタンドは超満員。大観衆の声援がPCCJパイロットたちのボルテージを嫌が応にも高めることとなっていた。

予選は、アクシデントにより10分あまりで終了となってしまったが、金曜日に行われた2回の占有走行によって、セッティングには不安なく決勝に臨めるだろう。また、サポートレースに出場していた#18大久保仁がアクシデントにより、大事をとって欠場。そのため、グリッドには15台のマシンが並ぶことになった。そして、11時55分、レッドシグナルがすべて消えて、15周で競われる決勝レースが始まった。

誰より鋭いスタートを切ったのは、2番手の#14元嶋。#78近藤がなすすべもなく、真っすぐ進路を取った#14元嶋は1コーナーにトップで飛び込んでいく。しかしながら、その後方ではアクシデントが発生。ストレート上で#7星野と#24剛が接触。#24剛は何とか姿勢を立て直したものの、#7星野はガードレールにまで弾かれ、コース上に戻ってきてしまったところで#73鈴木篤と絡んでしまい、2台はその場でリタイア。セーフティーカー(SC)が導入された。

SCランは3周に渡って行われ、4周目からいよいよバトル再開。トップの#14元嶋とそれを追う#78近藤はきれいにリスタートするが、#19永井と#32飯田はやや出遅れ、#12小河、#11山野がストレートでスリップストリームに入り、1コーナーで#32飯田を揃って抜いた。さらに#19永井との差も徐々に詰め、8周目の1コーナーでは#12小河が、9周目のストレートでは山野がオーバーテイクを果たす。

一方、その間にも#14元嶋と#78近藤による激しいトップ争いは続いたが、#78近藤が11周目に入ると突然ペースが鈍る。「何か踏んでしまったようで、リヤタイヤがスローパンクチャーのような感じになり、無理ができなくなってしまった」。その結果、#14元嶋がそのままトップでフィニッシュし、#78近藤が2位に。一方、激しさを増したのが#12小河と#11山野による3番手争いだ。しかしながら、13周目の1コーナーではアウトに並んだ#11山野だったが、なんとか#12小河が抑え切って3位でフィニッシュ。

トップでチェッカーを受けた#14元嶋は、「やっと勝てた、という感じですね。まだ3戦目ですけど(笑)。今回はスタートが決まったのが、最大の勝因だったと思います。後ろからのプレッシャーは激しかったですが、いつでもペースを上げられるよう構えていました。今週は金曜日のロングランテストで悪い部分は修正できていたのと、メカニックさんがいいクルマに仕上げてくれたのも大きいですね」と語った。PCCJスカラシップドライバーは初優勝に、表彰台で満面の笑みを見せていた。

総合7位でジェントルマンクラスの優勝は#33 TETSUO OGINO。#7星野の脱落もあってトップに浮上した後は、一度もポジションを譲らず。後半は#9武井真司のチャージを受けるも、辛くも逃げ切りを果たす。「岡山では、練習中にクラッシュして、チームの皆さんに迷惑をかけたので、この優勝で恩返しができたかな、と思います。最後はミラーを見ながらかなりヒヤヒヤしました」と、#33 OGINOは今季初優勝の喜びを語った。クラス2位には#9武井真司、3位は#21高田匠が獲得した。

次回も、戦いの舞台は富士スピードウェイ。6月7日(土)〜8日(日)“ザ・ワンメイク祭り”にて、PCCJ2014-第4-5戦が開催され、さらに日本初開催となるポルシェ カレラカップ アジア(PCCA)が同時に行われる特別なレースウィークとなるだろう。ワンメイクレース最速と評価されるポルシェ カレラカップのエキサイティングなバトルを堪能して欲しい。

Pos. Car# Driver Class Car Name Lap Time
1 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 15 31’29.866
2 78 近藤 翼 スカイレーシング 15 31’34.041
3 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 15 31’35.140
4 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 15 31’36.053
5 19 永井 宏明 ナインレーシング 15 31’42.845
6 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 15 31’46.097
7 33 TETSUO OGINO G PCJ ケーズフロンティア 991 15 31’56.763
8 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 15 31’57.551
9 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 15 32’07.790
10 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 15 32’11.109
11 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 15 32’11.200
12 51 Paul IP G KCMG 15 33’01.865
13 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 14 32’03.327
ー 以上完走(規定周回 13Laps) ー
7 星野 敏 G D’station HAI GT3 0
73 鈴木 篤 G SR レーサリンク GT3 0
18 大久保 仁 G Force Racing 未出走

ベストラップ

78 近藤 翼 スカイレーシング 1’42.905 (7 / 15)
24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 1’44.500 (9 / 15)

G=ジェントルマンクラス

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014 - 第3戦 モービル1チャレンジ 予選結果 レポート

MJ14_0080_fineプレスインフォメーション 2014年5月03日

富士. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2014第3戦 モービル1チャレンジ 公式予選を、富士スピードウェイ(静岡県)にて2014年5月3(土)に開催いたしました。

PCCJ2014-Rd.3 Mobil 1 Challenge (Fuji) Qualify
PCCJ2014-第3戦 モービル1チャレンジ(富士)公式予選
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:25℃ 路面温度:36℃(スタート時)

ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2014年シリーズ第3戦 モービル1チャレンジは、富士スピードウェイ(静岡県)を舞台に、5月3日(土)予選が行われた。

金曜日の専有走行で総合トップタイムをマークしたのは、#78近藤翼。午前中のセッションでは#14元嶋佑弥が1分43秒345でトップだったが、午後のセッションで#78近藤が43秒327と僅差ながらも上回ったが、42秒台に入ると語っていた。このふたりに加え、#12小河諒、#11山野直也までが43秒台を記録し、5番手には#19永井宏明が。続く6番手の#7星野敏がジェントルマンクラスのトップで、#33 TETSUO OGINO、#9武井真司までが44秒台で並ぶことになった。

今回も予選は30分1セッションの計測で行われ、コンディションに恵まれる中でのスタートとなった。真っ先にコースへと飛び出していったのは、専有走行でトップだった#78近藤。高まるテンションが抑え切れないかのような激走を見せ、2周目には43秒404をマークするが、直後に#12小河が43秒367を出してトップに。しかし、#78近藤も負けてはおらず、次の周には42秒716にまで短縮を果たして再びトップに立つ。この周、#78近藤に続いたのは#14元嶋で、やはり43秒を切る42秒925を記録。#12小河もまた短縮は果たすが、43秒145と壁は越せずにいた。ここで、100Rでのスピンの後、ガードレールにヒットした#7 星野のマシンがコース上にストップ。そのため、赤旗が提示された。#7星野は自力で脱出し、からだにダメージがなかったのは何よりだった。また、わずか10分しか計測されていなかったため、再開されると思われていたが、間もなく「終了」のアナウンスが入った。これにより、#78近藤がポールポジションを獲得することとなった。

「他の人は不完全燃焼だったかもしれませんが、僕はまずまず納得の走りができました。まぁ予選が続いていれば、もう一度アタックするつもりでしたが(笑)。言っていたとおり42秒台に入って良かったです」と#78近藤。#14元嶋、#12小河に続いたのは#19永井で、前回2連勝した#11山野は「不完全燃焼というより、これが今の僕のベスト」と語り、5番手に甘んじていた。ジェントルマンクラスのトップは#7星野で、2番手には#33 TETSUO OGINOが、そして3番手は#24剛覇矢人が獲得している。

決勝レースは4日(日)の11時55分からのスタートで、15周に渡って争われる予定。今シーズンからニューマシンに改められ、レコードの更新で明らかなようにコーナー、ストレートともにパフォーマンスも上がって、よりハイレベルなドライビングが求められることになった、PCCJパイロットたちの活躍に期待がかかる。

Pos. Car# Driver Class Car Name Time
1 78 近藤 翼 スカイレーシング 1'42.716
2 14 元嶋 佑弥 GARMIN PORSCHE 1'42.925
3 12 小河 諒 ブライトインターナショナル 1'43.145
4 19 永井 宏明 ナインレーシング 1'43.429
5 11 山野 直也 エクセレンスインターナショナル 1'43.573
6 32 飯田 太陽 KRM ケーズフロンティア 991 1'43.897
7 7 星野 敏 G D'station HAI GT3 1'44.166
8 33 TETSUO OGINO G PCJ ケーズフロンティア 991 1'44.281
9 24 剛 覇矢人 G みきゃん MP-GT3 1'44.684
10 9 武井 真司 G BINGO SPORTS 1'44.852
11 18 大久保 仁 G Force Racing 1'45.089
12 3 江本 玄 G アキラレーシング with サムライ 1'45.561
13 21 高田 匠 G PCJ Takumi Racing 1'45.787
14 51 Paul IP G KCMG 1'47.262
15 52 Tsugio HARUYAMA G はるやまbaby GT3cup 1'49.297
16 73 鈴木 篤  G SR レーサリンク GT3 1'51.316

※Car#52は、ピットレーン速度違反により、予選結果に対し4グリッド降格のペナルティを科す。

G=ジェントルマンクラス

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第2戦富士 「ホーム」富士でLEXUS RC Fが2-3位表彰台獲得、波乱の500kmレースで6台全車が完走しポイント獲得 (TOYOTA)

 5月3日(土)、4日(日)に静岡県の富士スピードウェイでSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km Race」が行われ、LEXUS RC F勢は立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO RC F 1号車が2位、大嶋和也/国本雄資組のENEOS SUSTINA RC F 6号車が3位表彰台を獲得した。500kmの長丁場で接触やトラブルが多発する荒れたレースとなったが、LEXUS勢は6台全車が完走しポイントを獲得。GT300クラスでは首位を争ったOGT Panasonic PRIUS 31号車が接触等のアクシデントで後退を余儀なくされながらも、6位入賞を果たした。

14sgt_rd2_1.jpg
2位フィニッシュを果たし表彰台に上った
ZENT CERUMO RC F 1号車の立川祐路(左)と平手晃平(右)

 SUPER GT第2戦「FUJI GT 500km Race」が5月3日(土)、4日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 ゴールデンウィークのSUPER GT富士戦は、首都圏から近い富士での開催ということもあり、毎年大観衆がサーキットに集まる。今大会は2日間を通して約9万人という多くのモータースポーツファンが詰めかけ、熱いレースを満喫した。

 富士スピードウェイでのSUPER GTは春と秋の2回開催されるが、春の今大会は500kmの長丁場で争われた。

 LEXUS SC430が得意とし、数多くの勝利を挙げてきた「ホーム」富士スピードウェイは、もちろん、今季より新たに投入されたLEXUS RC Fにとってもホームコース。SC430は2010年と昨年の春大会にトップ4を独占という圧倒的な速さを見せてきており、新型車両でもホームで好成績を得るべくLEXUS Racingは今大会に臨んだ。

◆予選◆

 3日(土)の富士スピードウェイは好天に恵まれ、初夏を思わせる暖かさの中で公式練習と予選が行われた。4連休の初日となったこの日、予選日にもかかわらず富士スピードウェイには3万人を超えるモータースポーツファンが集まった。

 今大会、同一週末に開催されているFIA世界耐久選手権(WEC)に出場するためSUPER GTは欠場の中嶋一貴に代わり、PETRONAS TOM'S RC F 36号車をドライブすることとなった平川亮は、初めてのSUPER GTということもあり、午前中の公式練習から精力的に周回。終盤のアタックシミュレーションでもLEXUS RC F勢でのトップタイムをマークする速さを見せた。

 午後2時、気温23度、路面温度33度というコンディションでノックアウト方式での予選が開始。上位8台が生き残るQ1は、全車残り8分過ぎまでピットで待機し、一発アタックの様相に。

 36号車のアタックを担当した平川は、午前中の勢いのまま、最初に1分29秒台を叩き出す好走。このタイムは塗り替えられたものの、Q1でのLEXUS勢最上位の2番手となった。平手晃平のZENT CERUMO RC F 1号車が4番手、前戦優勝を果たしたKeePer TOM'S RC F 37号車は伊藤大輔がドライブし6番手、DENSO KOBELCO SARD RC F 39号車はオリバー・ジャービスのドライブで8番手につけ、この4台のLEXUS RC FがQ2進出を果たした。

 一方、WedsSport ADVAN RC F 19号車は関口雄飛が健闘を見せたがわずかに及ばず9番手。前戦ポールポジションから惜しくも2位に終わったENEOS SUSTINA RC F 6号車も国本雄資が10番手と、まさかのQ1敗退となってしまった。僅差の争いとなったQ1では、この10番手までがこれまでのコースレコードを破り、新世代SUPER GT車両の速さを改めて示すこととなった。

 Q2も8分過ぎに各車コースイン。終盤激しくタイムが塗り替えられていくアタック合戦が繰り広げられた。

 LEXUS RC F勢はジェームス・ロシターの36号車が最上位の2列目4番手。立川祐路の1号車が5番手でこれに続いた。石浦宏明の39号車は7番手、アンドレア・カルダレッリの37号車が8番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。

 GT300クラスでは、昨年の富士戦で初勝利を飾っているOGT Panasonic PRIUS 31号車は、新田守男がQ1を担当し、6番手でQ2へと進出。Q2は嵯峨宏紀が7番手タイムをマークし、明日の決勝レースに臨むこととなった。

◆決勝◆

 4日(日)も好天に恵まれ、5月らしい過ごしやすい気候の下、午後2時にローリングスタートから500kmで争われる長いレースの幕が切って落とされた。

 スタートは大きな順位変動は無く推移したが、4周目にGT300クラスの車両がクラッシュしたためにセーフティカーが導入。10周目に再スタートが切られたが、18周目にも出火車両があり、この日は序盤にして2回のセーフティカー導入という波乱の幕開けとなった。

 23周目に2度目の再スタートが切られると、4番手スタートから、前走車の脱落によって3位に上がった36号車ロシターが更に上位を狙い猛プッシュ。4位には平手の1号車、そして1台挟んだ後方では、伊藤の37号車、石浦の39号車、大嶋の6号車、関口の19号車と4台のLEXUS RC Fがバトルを繰り広げた。

 30周目過ぎには1号車平手が2位争いに追いつき、3台が団子状態に。

 35周目あたりから上位勢が最初のピットに向かい、給油と共にドライバー交代が始まった。41周目終了で36号車がロシターから平川へとチェンジ。翌周に1号車が平手から立川へ、そして翌々周には序盤首位を走行していたGT-R12号車がピットでタイムロスしたこともあり、この3台はほぼ同じ位置でコースに復帰することとなった。

 36号車の平川は、ピットアウトしたばかりのGT-R12号車をパスしたが、その直後のコーナー進入でGT300車両に接触し、スピン。すぐにコースに復帰した36号車平川だったが、この接触で右フロントタイヤを破損しており、翌周の1コーナーでコースアウト。ピットでの修復を余儀なくされた。平川はこのあとにも接触でペナルティを科されるなど、初のGTレースで厳しい洗礼を受けることとなってしまった。

 その後、首位を行くGT-R23号車がトラブルで後退し、1号車は2位に浮上。3位争いは変わらずGT-R24号車を4台のLEXUS RC Fが追う展開となっていたが、70周を過ぎて2度目のピット作業が開始されると、ピットタイミングと作業の速さにも助けられ、6号車と39号車が3位、4位に浮上。6号車の大嶋と39号車の石浦による表彰台をかけたバトルが繰り広げられたが、39号車石浦は車両バランスに苦しみ、徐々に後退。

 最後は1号車の平手が2位、6号車の大嶋が3位のポジションを守ってチェッカー。惜しくも「ホーム」富士での勝利はかなわなかったが、LEXUS RC Fは2-3位で2台が表彰台に上った。

 伊藤の37号車は5位、39号車石浦が6位、19号車関口が7位で続きフィニッシュ。苦しい戦いとなった36号車も9位でチェッカーを受け、大荒れとなった今大会だが、LEXUS RC Fは出場した6台全車がポイントフィニッシュを果たした。

 10番手スタートから追い上げた6号車は、30kgのウェイトハンデを積みながらも開幕戦に続く連続表彰台を獲得。ドライバーズランキングでも、37号車と6号車は首位に5ポイント差の2位、3位につけている。

 GT300クラスでは、7番手スタートのプリウス31号車が、スタート直後から速さを見せ次々に前走車をパス。16周目には追い抜きの難しい後半セクションでパッシングを見せ、ついに首位に立った。

14sgt_rd2_4.jpg
ENEOS SUSTINA RC F 6号車の大嶋和也(左)と
国本雄資(右)は3位に入り2戦連続表彰台を獲得した

 しかし、プリウス31号車は最初のピット作業を終えてピットアウトする際、通常の再発進が出来ずモーターの力で走り出すこととなりタイムロス。また、50周目には首位を争っていたマクラーレン2号車と接触、スピン。その後、他車とのピットタイミングの違いで64周目には再び首位に浮上したものの、77周目の2度目のピットインでも再発進時にタイムをロスするなど厳しいレースとなった。  波乱のレースとなったプリウス31号車だったが、最後まで粘り強く走り抜き、6位でチェッカー。今季初のポイント獲得を果たした。

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2位に入ったZENT CERUMO RC F 1号車
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10番手スタートから追い上げ3位フィニッシュした
ENEOS SUSTINA RC F 6号車

ZENT CERUMO RC F 1号車 ドライバー 平手晃平:
「当初、3スティントのうちの真ん中を走る予定だったが、今朝、立川選手から体調が悪いので2スティント走って欲しいと言われ、急きょ変更してスタートと最後を担当した。開幕戦では自分が接触、コースアウトしてしまったことで不満の残る結果となってしまったが、今日の走りでその汚名は返上出来たと思っている。ただ、優勝を争うまでに至らなかったのは残念だ。チームと協力して更に良いクルマに仕上げて行きたい。体調不良の中、立川さんが頑張って繋いでくれたことが報われて結果が出せて良かった」
ENEOS SUSTINA RC F 6号車 ドライバー 大嶋和也:
「予選ではクルマの不調が特定出来ずに、決勝は10番手からのスタートとなってしまった。予選の時とフリー走行では、ウェイトハンデに原因があるのかと思っていたが、決勝レース前にエンジンのパワーがダウンしていたということがわかり、対策出来たことで、不安なく決勝に臨んだ。今日のウェイトハンデでも問題なく3位まで順位を上げられたので、今後も良いペースで行けそうだ。開幕戦と今回と連続でクルマにトラブルが出てしまったが、今後のテストで開発を頑張り、気を引き締めてシーズンを戦って行く」
ENEOS SUSTINA RC F 6号車 ドライバー 国本雄資:
「予選でのトラブルの原因が朝のフリー走行後に見つかって安心した、今日のレースは、2スティント目を担当したが、ミスもなかったし、セクター3や高速コーナーではとても速かった。クルマの仕上がりは良かったのだが、ストレートスピードでライバルに若干及ばなかった。TRDと開発を進めて行き、ライバルに負けないクルマ・エンジンを作って行きたい」
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第2戦富士 優勝会見

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GT500クラス #12安田裕信(カルソニックIMPUL GT-R)
gt_r02_r_pc-yasuda  「自分としては久しぶりの優勝で、ほんとに嬉しいです。序盤2回のセーフティカー(SC)ランはありましたが、JPは非常に良いペースで走ってくれました。ただ、ピットインの際に右フロントホイールがうまくハマらなかったり、コース上での接触もあったりしましたので、決して楽なレースではありませんでした。終盤は、新しいクルマなのでトラブル出ないことを祈っていました。次のオートポリスはテストでも調子が良かったので、ポイントを獲得してシリーズ序盤でリードを広げたいですね。」
GT500クラス #12ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R)
gt_r02_r_pc-oliveira  「作戦どおり序盤からギャップを築きましたが、2回のSCランでそれがリセットされてしまい、序盤はストレスのたまるレースでした。安田選手がドライブした2スティント目からタイヤがきつくなりましたが、無事に走り切ってシリーズリーダーになることができました。次戦のオートポリスはタイヤに厳しいサーキットですし、クルマも重くなりますので、タイヤの使い方がポイントになると思います。これさえうまくいけば、結果はついてくると思います。」
GT300クラス #4谷口信輝(グッドスマイル初音ミクZ4)
gt_r02_r_pc-taniguchi  「連勝することができて最高に嬉しいです。予選の結果から苦しいレースになることはわかっていましたが、ライバルがピットインのタイミングを逃したり、GT500クラスの車と当たったり、最後はトップがスピンしたりと、運が味方してくれました。最後はヒヤヒヤしながらレースの行方を見守っていましたが、最終ラップの最終コーナーでようやく勝利を確信することができました。」
GT300クラス #4片岡龍也(グッドスマイル初音ミクZ4)
gt_r02_r_pc-kataoka  「気温が高かった1スティント目では、まさか優勝できるとは思いませんでした。でもSCラン終わってレースが落ち着いたら3位の好位置につけていたので、これはイケるんじゃないかと思いました(笑)。最後のスティントはペースが上がらず、背後から予想しないところで襲ってくる“ビヨンミサイル”(#11GAINER DIXCEL SLSのビヨン・ビルドハイム選手)を抑えるのに必死でした。最後のトップのスピンはラッキーでした。」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝 アクシデント相次ぐ乱戦を制し、#12カルソニックGT-Rがポール・トゥ・ウィンを達成!GT300は#4初音ミクZ4が開幕2連勝

2014オートバックス スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」は、序盤からアクシデントが相次ぎ、2回もセーフティーカーが入る大荒れの展開となった。
そうした中、ポールポジションからスタートした#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が周回遅れとの接触なども乗り越えて110周の長丁場を戦い抜き、昨年の第3戦セパン以来の優勝を獲得した。
GT300クラスは最終ラップまで目の離せない接戦が繰り広げられ、予選9番手からスタートした#4グッドスマイル初音ミクZ4(谷口信輝/片岡龍也組)が僅差で逃げ切って今季2連勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選/32,200人 決勝/57,200人 二日間合計/89,400人)

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第2戦決勝は5月4日午後2時より110周で行われた。
スタートでポールシッターの#12オリベイラが後続を大きく突き放して1コーナーへ。その後方も2位#46S Road GT-R、3位#23モチュールGT-Rと上位陣はほぼグリッド順だ。
しかし後方ではGT300クラスの#88マネパランボルギーニGT3がホームストレート上で#9国立音ノ木学園ポルシェと接触、フロントからウォールに突っ込んで大破するアクシデントが発生。
乗っていた青木孝行は自力でクルマを降りたが、88号車はここでレースを終えることになった。
この車両回収とコース上に散乱したパーツの撤去のためにセーフティーカーが導入される。

セーフティーカーは8周目にピットイン。 9周目からレース再開となったが、18周目に入ったところでこんどは2位を走行していた#46S Road GT-Rの左フロントホイールから出火するアクシデントが発生。
46号車のフロント周りはたちまち炎に包まれたが、ドライバーの本山哲は無事車外へ。
これにより2度目のセーフティーカーが導入されることになった。

レースは22周目にリスタート。 ここでも#12オリベイラは無難にスタートを決めてトップを守る。
しかし42周目に行った最初のピット作業に1分以上を要し、この間に35周終わりに作業を済ませていた#23モチュールGT-Rがトップに立つ。
#12カルソニックGT-Rは3位につけていた#36ペトロナスRC Fにも1コーナーで並びかけられるが、このレースがGTデビュー戦となる#36平川亮はその先のコカコーラコーナーで前を走っていた周回遅れの#11ゲイナーSLSと接触、痛恨のスピンを喫して後退してしまった。

この間にトップの#23松田次生は後続との差を一気に広げて独走状態に入ったが、69周目に入ったところで突然失速、ヘアピン先の300Rでクルマを止めてしまった。 しばらくしてゆっくりと再始動した23号車だったが、このアクシデントで一気に7位まで後退してしまった。

これによりトップは再び#12カルソニックGT-Rに。 2スティント目を担当した安田は40℃近い発熱に見舞われるなど今週末体調に不安を抱えていたが、それでも後続との差を大きく広げて80周終わりでピットイン、オリベイラにステアリングを託すと、オリベイラも安定したペースで着実にリードを広げ、最後は2位に24秒半もの大差を付けて110周を走り抜き、昨年の第3戦セパン以来の優勝をチームにもたらした。

2位には上位陣の脱落が相次ぐ中、堅実なレースを展開した#1ZENTセルモRC F、3位には前回2位の#6エネオスRC Fが入った。

一方、予選から苦戦の続いていたNSX勢は決勝でも相次いでトラブルに見舞われ、唯一完走扱いとなった#18ウイダーNSXですら15周遅れという厳しい結果に終わった。

12号車の独走に終わったGT500クラスとは対照的に、GT300クラスはファイナルラップまで激しいドッグファイトが展開された。
まずホールショットを奪ったのはポールシッターの#3B-MAX GT-Rだったが、16周目に入ったところで予選7番手から追い上げてきた#31OGTパナソニックプリウスに13コーナーでインをつかれてトップを奪われてしまう。
3号車はその後も17周目の1コーナーで#2シンチウムMP4-12にインをつかれて3位に。 その直後、46号車のアクシデントにより2度目のセーフティーランとなった時に最初のピットストップを行った。
ここでは#7スタディZ4、#22グリーンテックSLS、#11ゲイナーSLS、#0無限CR-Z、#4初音ミクZ4、#55無限CR-Zらが3号車と同じタイミングで早めのピット作業を済ませている。

こうした中、レースがリスタートして間もなくの23周目、#2MP4-12が#31プリウスのインをついてトップに。 ドライバーは2号車が加藤寛規、31号車は嵯峨宏紀だ。
#31嵯峨は一旦は#2加藤を抜き返したものの、24周目の1コーナーで再び加藤の先行を許してしまう。
その後は31号車が36周目、2号車が44周目に最初のピットストップを行ったことで、このクラスのトップは再び#3B-MAX GT-Rのものに。
しかし60周目に2度目のピット作業を行った際、同時に入ってきた#0無限CR-Zに前に出られてしまい、実質2番手に後退した。
その後もタイヤと燃料をセーブする走りを強いられた#3星野一樹はペースを上げることが出来ず、最終的に5位でレースを終えることとなった。

その後は#11ゲイナーSLSが61周目、#4初音ミクZ4が62周目に2度目のピットストップを行ったが、先にピットストップを済ませていた#0無限CR-Zがこれらを次々にかわし、77周目に#31プリウスが最後にピットインしたことにより0号車がトップに浮上した。2位の#4初音ミクZ4は5秒後方だ。

しばらくの間は4号車と同等以上のペースを維持していた0号車だったが、レースが終盤に差し掛かるに連れて次第にペースが落ち、95周終了時点では2.8秒差にまで迫られる。
すると0号車をドライブしていた中山友貴が96周目のダンロップコーナーで痛恨のスピン、4号車だけでなく11号車にも抜かれて3位に後退してしまった。

これでトップに立った#0初音ミクZ4だったが、2位#11ゲイナーSLSとの差は1秒余り。 98周終了時点では僅か0.7秒差となった。 しかし11号車をドライブするビヨン・ビルドハイムは最後まで4号車攻略の糸口を掴むことが出来ず、1位#4片岡、2位#11ビルドハイムの順でチェッカー。
#4初音ミクZ4は開幕戦岡山に続いて2連勝を飾った。

スーパーGT第3戦は九州のオートポリス。 6月1日決勝だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TeamTireWhLapTotal_Time
Behind
1*12安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
TEAM IMPULBS221103:07'18.438
21立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
LEXUS TEAM ZENT CERUMOBS11024.568
36大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
LEXUS TEAM LeMans ENEOSBS3011041.365
424ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
KONDO RACINGYH11057.798
537伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
LEXUS TEAM KeePer TOM'SBS401101'00.328
639石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
LEXUS TEAM SARDBS161101'06.836
719脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
LEXUS TEAM WedsSport BANDOHYH1091Lap
823松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
NISMOMI81091Lap
9*36ジェームス・ロシター
平川 亮
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
LEXUS TEAM PETRONAS TOM’SBS1091Lap
1018山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
ウイダー モデューロ 童夢 レーシングMI129515Laps
---- 以上規定周回数(77Laps)完走 ----
-32中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
NAKAJIMA RACINGDL5654Laps
-100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
TEAM KUNIMITSUBS44268Laps
-8ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
AUTOBACS RACING TEAM AGURIBS64169Laps
-46本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MOLAMI21892Laps
-17塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
KEIHIN REAL RACINGBS102108Laps
  • SC導入時刻 1)14:12(4Laps) - 14:26(9Laps) 2)14:42(18Laps) - 14:53(22Laps)
  • Fastest Lap: CarNo.12 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R)1'30.498 (14/110) 181.516km/h
  • CarNo.12は、SC中の隊列手順に対して警告として黒白旗を提示した。
  • CarNo.36は、CarNo.22との接触行為に対し、黒白旗を提示した。
  • CarNo.36(平川亮)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第27条1.b.(他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

■GT300クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TeamTireWhLapTotal_Time
Behind
14谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
GOODSMILE RACING & TeamUKYOYH401023:08'20.267
211平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
GAINERDL221021.061
30中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
TEAM 無BS41025.530
4*7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
BMW Sports Trophy Team StudieYH301027.050
53星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
NDDP RACINGYH1610214.701
631新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
aprYH10233.035
72高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
Cars Tokai Dream28YH1011Lap
865黒澤 治樹
峰尾 恭輔
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
LEON RACINGYH121011Lap
967横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
Team TAISANYH1011Lap
1030岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
aprYH1011Lap
1122和田 久
土屋 武士
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
R'Qs MOTOR SPORTSYH1011Lap
1261佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
R&D SPORTMI1011Lap
13*9白坂 卓也
坂本 祐也
飯田 太陽
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
PACIFIC DIRECTION RACINGYH1002Laps
1421藤井 誠暢
カルロ・ヴァン・ダム
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
Audi Sport Team HitotsuyamaYH61002Laps
1550加納 政樹
安岡 秀徒
ナニン・インドラ・パユーング
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
Arnage RacingYH1002Laps
16*360田中 篤
吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
TOMEI SPORTYH1002Laps
1733都筑 晶裕
ティム・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
Porsche Team KTRYH1002Laps
18*55高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
AUTOBACS RACING TEAM AGURIBS101002Laps
19*5玉中 哲二
山下 潤一郎
鶴田 和弥
マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
TEAM MACHYH1002Laps
2010植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
GAINERDL29210Laps
2160飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
LM corsaYH8616Laps
---- 以上規定周回数(71Laps)完走 ----
-86細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
JLOCYH85151Laps
-88織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
JLOCYH399Laps
-48高森 博士
田中 勝輝
井上 恵一
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
DIJON RacingYHDNS
  • SC導入時刻 1)14:12(4Laps) - 14:26(9Laps) 2)14:42(18Laps) - 14:53(22Laps)
  • Fastest Lap: CarNo.2 加藤 寛規(シンティアム・アップル・MP4-12C) 1'39.337 (63/101) 165.204km/h
  • CarNo.55は、ピットレーンでの併走行為に対し、黒白旗を提示した。
  • CarNo.360は、接触行為に対し、黒白旗を提示した。
  • CarNo.7(ヨルグ・ミューラー)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第25条16.(スタート)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.5(山下潤一郎)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第27条1.(危険なドライブ行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.9(飯田太陽)は、SUPER GT Sporting Regulations第2章第21条15.(走行中のトランスポンダー変更)違反により、訓戒及び罰金3万円を科す。

SUPER GT

SGT:GTアソシエイション定例会見(GTA坂東代表)

決勝日朝、恒例のGTアソシエイション主催の定例会見が行われた。

  • 出席者:坂東正明(GTアソシエイション代表)
■観客動員などから見たスーパーGTレースの評価は?

 昨年富士のレースは4月開催だったが、今年はゴールデンウィークの真っ只中5月に開催できて喜んでいる。やはりこの日程が良いように思う。

 開幕戦、岡山のレースはやや天候に左右された面もあるが、予選、決勝とも昨年と比べ1割増の観客動員があった。サーキット側には一部の観客席に屋根をつけたり、サーキット外に駐車場を確保しシャトルバスを走らせるなどの投資をしていただいた。

 GTAとしてもどんな協力、投資ができるのか考え、サーキットと協力して、毎年クオリティを上げリピーターが増えるような試みをしたい。

 富士も前売券の売れ行きなどを見ると、同じ5月開催だった2012年と比較して1割増というところだ。これにはGT500の新車両導入も一役買っていると思う。観客動員に関しては、概ね良好と見ている。

■競技規則・車両規則の変更に関してどのように考えているか?

 ウォームアップラップの追加に関しては、スタート前の周回が増えることになったわけだが、観客への見せ方が重要と考えている。隊列がきれいに揃い、GT300のポールポジションが誰なのか分かるようにすることも大切である。ドライバーにも“見せる”ことを意識してほしいと思っている。

 GT500の車両に関しては、ダウンフォースが増えたことがタイムアップに繋がっている。タイヤの進化も相まってラップタイムでは約3秒速くなっているが、「日本最速のレース」を目指すGTAとしては、これは望ましいことと考えている。

 ただ、自動車産業の発展に寄与するということを考えると、車両の進化と安全のバランスをどうするかは課題だ。ラップタイムが速くなると、車両の安全性はもちろんだが、観客の安全確保のために、サーキットのエスケープの広さなども考えていかなければならない。

 GTAとしては速いレースを目指したいが、車両の進化と、マシン、コースの安全性のバランスを考えながら、一歩ずつ前に進みたいと思っている。

 GT500の性能調整については、開幕戦と今回の予選を見て、検討の必要性は感じている。具体的には、コーナリングスピード=ダウンフォースの調整になるだろうが、速さをスポイルしない形で考えたい。GTAが要請する変更を加えてテストを行い、その結果を見て検討していきたい。

Text: Shigeru KITAMICHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行 500クラスはここでもGT-Rが1-2を占める トップは#23モチュール

スーパーGT第2戦「富士500kmレース」のフリー走行は#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)がトップタイム。
GT300クラスは#31OGT Panasonic PRIUS(新田守男/嵯峨宏紀組)がトップだった。

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富士スピードウェイは決勝日も快晴に恵まれた。
朝から多くのレースファンがスタンドにつめかけるなか、フリー走行は朝8時30分より30分間で行われた。

ポールシッターの#12カルソニックGT-Rはここでも好調で、序盤からジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが1’30.641と予選並のタイムを記録してトップに立つ。
開始15分でこれを上回ってきたのが#23モチュールGT-Rだ。 GT500クラスでは一番最後にピットアウトすると、ロニー・クインタレッリが1’30.537を出し、これがそのままこのセッションのトップタイムとなった。

この2台がタイム的に頭一つ抜け出したものの、3位以下はニッサン勢、レクサス勢はほぼ互角の状況だ。

一方ここでも苦戦が目立つのがホンダ勢。 #18ウイダーNSXの11位に最上位に5台全てが下位に沈む状況で、タイムもトップから2秒以上はなされてしまった。

GT300クラスは開始10分で新田守男が1’38.643を記録して#31プリウスがトップに。
2位には#2シンチウムMP4-12Cがつけ、3、4位を2台のBMW Z4が占める結果となった。
ポールポジションの#3B-MAX GT-Rは7番手に終わったが、トップとの差は僅かコンマ5秒。
300クラスはトップから1秒以内に12台がひしめく接戦となっており、決勝レースでも激しいバトルが期待できそうだ。

決勝レースはこのあと午後2時より110周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行結果

■GT500クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI81'30.537--181.437
212安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS221'30.841 0.304 0.304180.830
336ジェームス・ロシター
平川 亮
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'31.689 1.152 0.848179.158
41立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS1'31.713 1.176 0.024179.111
56大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS301'31.718 1.181 0.005179.101
646本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI21'31.808 1.271 0.090178.926
737伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS401'31.854 1.317 0.046178.836
824ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'31.934 1.397 0.080178.680
939石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS161'32.012 1.475 0.078178.529
1019脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH1'32.133 1.596 0.121178.294
1118山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI121'32.723 2.186 0.590177.160
12100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'33.099 2.562 0.376176.444
1332中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'33.391 2.854 0.292175.893
1417塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'33.486 2.949 0.095175.714
158ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'34.628 4.091 1.142173.593

■GT300クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/04) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
131新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'38.843--166.191
22高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'38.929 0.086 0.086166.046
37ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH301'39.037 0.194 0.108165.865
44谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH401'39.104 0.261 0.067165.753
567横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.255 0.412 0.151165.501
69白坂 卓也
坂本 祐也
飯田 太陽
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.346 0.503 0.091165.349
73星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH161'39.380 0.537 0.034165.293
8360田中 篤
吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.530 0.687 0.150165.044
961佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'39.647 0.804 0.117164.850
1065黒澤 治樹
峰尾 恭輔
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH121'39.749 0.906 0.102164.681
1133都筑 晶裕
ティム・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.807 0.964 0.058164.586
1255高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'39.816 0.973 0.009164.571
1388織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'39.864 1.021 0.048164.492
1486細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'39.955 1.112 0.091164.342
150中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS41'40.019 1.176 0.064164.237
1650加納 政樹
安岡 秀徒
ナニン・インドラ・パユーング
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'40.031 1.188 0.012164.217
1730岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.035 1.192 0.004164.211
1860飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'40.039 1.196 0.004164.204
195玉中 哲二
山下 潤一郎
鶴田 和弥
マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.240 1.397 0.201163.875
2011平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL221'40.267 1.424 0.027163.831
2121藤井 誠暢
カルロ・ヴァン・ダム
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'40.512 1.669 0.245163.431
2222和田 久
土屋 武士
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.683 1.840 0.171163.154
2310植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'40.873 2.030 0.190162.846
-48高森 博士
田中 勝輝
井上 恵一
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHabsence---

SUPER GT

SGT:第2戦富士 ポールポジション会見


gt_r02_q_ps-pps gt_r02_q_ps-pp500 gt_r02_q_ps-pp300

GT500クラス #12安田裕信(カルソニックIMPUL GT-R)
gt_r02_q_pc-yasuda  「久しぶりのポールポジションで嬉しいです。レースウィークが始まって、クルマは決して仕上がりが良かったわけではなかったのですが、Q1で試したセッティングが当たった感じです。それにしても、クルマが決まったときのJP(オリベイラ)が速いのは知っていましたが、あそこまでタイムを詰めてくるとは思いませんでした。決勝はいつもより長丁場ですので、いろいろアクシデントも起きると思います。でも、しっかりと速さを見せて、ポジションを守り切って優勝したいと思います」
GT500クラス #12ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(カルソニックIMPUL GT-R)
gt_r02_q_pc-oliveira  「朝からセットアップは順調に進めることができ予選までは完璧でした。安田選手の走りも良かったので、ポールポジションを狙ってコースインしました。でも、あそこまでタイムを縮められるとは正直思いませんでした。明日は気温が気になりますが、クルマのバランスは良いので、気持ちも新たに頑張ります。フロントローに日産が並んでいますが、第1戦のようなことはないようにしたいですね(笑)」
GT300クラス #3星野一樹(B-MAX NDDP GT-R)
gt_r02_q_pc-hoshino  「去年は予選が良くても結果が残らなかったので、オフの間は決勝のセッティングを詰めることに力を注ぎました。新パートナーのルーカスにはホント感謝しています。彼とは昨年の鈴鹿で初めて組みましたが、そのときもコースやマシンへの適応能力には驚かされました。人間的にも素晴らしい選手なので、一緒に戦える今シーズンが楽しみです。」
GT300クラス #3ルーカス・オルドネス(B-MAX NDDP GT-R)
gt_r02_q_pc-ordonez  「素晴らしい1日になりました。朝の段階ではセッティングはまだまだでしたが、練習走行、予選と進むにつれて良くなりました。1度目のアタックは少しミスをしてしまいましたが、2度目は完璧でした。木曜日の誕生日から良いことが続いていますので、このままハッピーで終わりたいですね。BMWも速いので、決勝はいい勝負になると思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選 GT-Rが上位独占!GT500は#12カルソニック、GT300も#3B-MAX NDDPがポールを獲得

2014オートバックス スーパーGT第2戦「富士500kmレース」の公式予選は、#12カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1’28.799という驚異的なタイムでポールポジションを獲得。 上位3台までをニッサンGT-Rが占める結果となった。
GT300クラスも#3B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ルーカス・オルドネス組)が1’37.841をルーキーのオルドネスが記録、両クラスをニッサンGT-Rが制する結果となった。
(天候:晴れ コース:ドライ)

gt_r02_q-12

gt_r02_q-46

gt_r02_q-23

gt_r02_q-36

gt_r02_q-1

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gt_r02_q-30

gt_r02_q-0

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。
少し雲が増えてきたため気温は23℃、路面温度は33℃とやや涼しくなり、好タイムが期待できるコンディションでの走行となった。

予選Q1
スーパーGTの公式予選の直前に行われたポルシェ・カレラカップ・ジャパンの公式予選で1台の車両がヘアピンでクラッシュし、路面に冷却液をまき散らしたため、これを処理するためにコース上に石灰が散布された。
この影響を嫌って両クラスとも計測が始まっても中々コースインせず、セッション序盤をガレージの中で過ごすことになった。
GT500クラスは残り時間が9分を切ったところで漸く各車コースイン、入念なウォームアップランの後、タイムアタックを開始した。
すると今回がデビュー戦となる#36ペトロナスRC Fの平川亮がいきなり1’29.903といち早く1分29秒台のタイムを叩き出してトップ躍り出る。
さらに残り時間1分を切ったところで#12安田が1’29.832と平川を上回ってトップに。
続いて#23モチュールGT-Rの松田次生も1’29.932を出して3番手につけてきた。

結局このクラスは上位10台が従来のコースレコードを上回ることになり、#19ウェッズスポーツRC Fの関口雄飛、前回優勝の#6エネオスRC Fの国本雄資が好タイムを記録しながらもQ1で予選を終える結果となった。
また、今季ミドシップレイアウトのハイブリッドカーNSX GTコンセプトを投入してきたホンダ勢は11位の#18ウイダー(山本尚貴)を筆頭に全車が下位に沈んでここで予選を終えてしまった。

GT300クラスも序盤は様子見という滑り出しとなったが、終盤のめまぐるしいアタック合戦の中から#55ARTA CR-Zが1’38.078を記録してトップに。
これに終了直前に1’38.109を叩き出した加藤寛規の#2シンティアムMP4-12C、1’38.537の#3星野が続いた。
前回優勝の#4初音ミクBMW Z4(片岡龍也)は7番手、前年王者の#0無限CR-Z(中山友貴)も13位ギリギリでQ2進出を果たした。

予選Q2
続いて行われた予選Q2もGT500クラスは残り8分を切ってから漸く全車が出走する展開となったが、ここでも#12カルソニックGT-Rが速さにおいて他を圧倒する。
J.P.オリベイラは最初のアタックで1’29.361を記録すると、次の周では最高速度300km/hを記録したうえ、1’28.799と唯一の28秒台を記録してトップに立った。
続いて#46S Road GT-Rの本山哲も1’29.272と公式練習のタイムを大幅に上回って2番手につけ、#23モチュールGT-Rのロニー・クインタレッリが1’29.380で3番手と、上位3台を全てニッサンGT-Rが占めた。
とはいえタイムそのものは8位に終わった#37KeePer RC Fのアンドレア・カルダレッリでさえも1’29.987と全車が1分30秒の壁を打ち破っており、2014規定車両の速さをあらためて証明することになった。

一方、GT300クラスは#4初音ミクBMW(谷口信輝)がまずトップに立ち、これを#30IWASAKIaprGT-R(岩崎祐貴)が上回る展開となったが、終了3分前ににオルドネスが1’37.841を記録してトップに立った。
これに対し、昨年5回のPPを獲得した#61スバルBRZを駆る佐々木孝太が終了間際にセクター3でオルドネスをコンマ3秒上回るタイムを記録して果敢にアタックを観光したが、トータルタイムは1’38.034と僅かコンマ1秒及ばなかった。
3番手には、佐々木と同様に終了間際に1’38.188を叩き出した#55ARTA CR-Z(高木真一)がつけている。

スーパーGT第2戦は、このあと明日午後2時より決勝レースが110周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
112安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS221'29.7941'28.799
246本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI21'30.1481'29.272
323松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI81'29.9321'29.380
436ジェームス・ロシター
平川 亮
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS1'29.9031'29.510
51立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS1'30.0121'29.525
624ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'30.2161'29.558
739石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS161'30.2611'29.824
837伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS401'30.1961'29.987
919脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH1'30.399
106大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS301'30.650
1118山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI121'30.986
1217塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'31.061
13100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'31.419
1432中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'31.969
158ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'32.477
---- 以上予選通過 ----

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
13星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH161'38.5371'37.841
261佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'38.3941'38.034
355高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'38.0781'38.188
430岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.1941'38.204
50中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS41'39.2311'38.320
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH301'38.8111'38.323
731新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'38.8001'38.408
886細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'39.0221'38.533
94谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH401'38.7781'38.635
102高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'38.1091'39.448
11360田中 篤
吉田 広樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.0711'39.490
129白坂 卓也
坂本 祐也
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.5951'39.704
1311平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL221'39.017absence
1488織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'39.273
1510植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'39.459
1660飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'39.555
175玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.611
1867横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.653
1950加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'39.692
2022和田 久
土屋 武士
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'39.766
2121藤井 誠暢
カルロ・ヴァン・ダム
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'39.826
2265黒澤 治樹
峰尾 恭輔
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH121'39.850
2333都筑 晶裕
ティム・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'44.009
---- 以上予選通過 ----
-48高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHabsence

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
112ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS22R1'28.799--184.989
246本山 哲S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI2R1'29.272 0.473 0.473184.008
323ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI8R1'29.380 0.581 0.108183.786
436ジェームス・ロシターPETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BSR1'29.510 0.711 0.130183.519
51立川 祐路ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BSR1'29.525 0.726 0.015183.488
624佐々木 大樹D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YHR1'29.558 0.759 0.033183.421
739石浦 宏明DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS161'29.824 1.025 0.266182.878
837アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS401'29.987 1.188 0.163182.546
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'29.794)を更新しました。

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
13ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH161'37.841--167.893
261佐々木 孝太SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'38.034 0.193 0.193167.562
355高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'38.188 0.347 0.154167.299
430岩崎 祐貴IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'38.204 0.363 0.016167.272
50野尻 智紀MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS41'38.320 0.479 0.116167.075
67荒 聖治Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH301'38.323 0.482 0.003167.070
731嵯峨 宏紀OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'38.408 0.567 0.085166.925
886細川 慎弥クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'38.533 0.692 0.125166.714
94谷口 信輝グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH401'38.635 0.794 0.102166.541
102高橋 一穂シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'39.448 1.607 0.813165.180
11360藤田 竜樹OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.490 1.649 0.042165.110
129白坂 卓也国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'39.704 1.863 0.214164.756
1311平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL22absence---

SUPER GT

SGT:第2戦富士ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
112安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS22R1'29.794--182.939
236平川 亮PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BSR1'29.903 0.109 0.109182.717
323松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI8R1'29.932 0.138 0.029182.658
41平手 晃平ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BSR1'30.012 0.218 0.080182.496
546柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI2R1'30.148 0.354 0.136182.220
637伊藤 大輔KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS40R1'30.196 0.402 0.048182.123
724ミハエル・クルムD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YHR1'30.216 0.422 0.020182.083
839オリバー・ジャービスDENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS16R1'30.261 0.467 0.045181.992
---- 以上Q2進出 ----
919関口 雄飛WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YHR1'30.399 0.605 0.138181.714
106国本 雄資ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS30R1'30.650 0.856 0.251181.211
1118山本 尚貴ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI121'30.986 1.192 0.336180.542
1217塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'31.061 1.267 0.075180.393
13100小暮 卓史RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'31.419 1.625 0.358179.687
1432ベルトラン・バゲットEpson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'31.969 2.175 0.550178.612
158ヴィンタントニオ・リウッツィARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'32.477 2.683 0.508177.631
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'30.701)を更新しました。

■GT300 Class

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
155小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'38.078--167.487
22加藤 寛規シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'38.109 0.031 0.031167.434
361井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'38.394 0.316 0.285166.949
43星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH161'38.537 0.459 0.143166.707
59坂本 祐也国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.595 0.517 0.058166.609
64片岡 龍也グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH401'38.778 0.700 0.183166.300
731新田 守男OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'38.800 0.722 0.022166.263
87ヨルグ・ミューラーStudie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH301'38.811 0.733 0.011166.245
911ビヨン・ビルドハイムGAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL221'39.017 0.939 0.206165.899
1086山西 康司クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'39.022 0.944 0.005165.890
11360吉田 広樹OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.071 0.993 0.049165.808
1230影山 正美IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.194 1.116 0.123165.603
130中山 友貴MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS41'39.231 1.153 0.037165.541
---- 以上Q2進出 ----
1488青木 孝行マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'39.273 1.195 0.042165.471
1510山内 英輝GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'39.459 1.381 0.186165.162
1660飯田 章TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'39.555 1.477 0.096165.002
175玉中 哲二マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.611 1.533 0.056164.909
1867横溝 直輝STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.653 1.575 0.042164.840
1950安岡 秀徒WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'39.692 1.614 0.039164.776
2022土屋 武士グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'39.766 1.688 0.074164.653
2121藤井 誠暢Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'39.826 1.748 0.060164.554
2265峰尾 恭輔LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH121'39.850 1.772 0.024164.515
2333ティム・ベルグマイスターPUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'44.009 5.931 4.159157.936
---- 以上予選通過 ----
-48高森 博士Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YHabsence---

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習 上位7台がレコード更新!トップは#24D'station GT-R

2014スーパーGT第2戦「富士GT500kmレース」が5月3日、静岡県の富士スピードウェイで開幕。
合同テストや第1戦岡山で驚異的なタイムを記録し続けている今年のGT500車両はここでも速く、公式練習では上位7台がコースレコードを更新、トップ3に至っては1分29秒台を記録してみせた。
トップは#24D’station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム/佐々木大樹組)で1’29.682だった。
GT300クラスは終盤の専有走行で1’38.835を記録した#3NDDP B-MAX GT-R(星野一樹/ルーカス・オルドネス組)がトップだった。

gt_r02_p-24 gt_r02_p-3

毎年大勢の観客がつめかけるゴールデンウィークの500kmレース。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。汗ばむ陽気の中、午前9時から2時間の公式練習が開始された。

第1戦岡山では開始早々からあっさりとコースレコードを上回ったGT500クラスは、今回も開始30分で#36ペトロナスRC-Fのジェームス・ロシターが1’30.257を記録。昨年の富士スプリントカップで大嶋和也が#6エネオスSCで記録した1’30.701をあっさりと上回ると、#23モチュールGT-R、#12カルソニックGT-Rも次々に1分30秒台前半のタイムを記録してそれに続いた。
更には終盤の専有走行で#24ミハエル・クルムが1’29.682を叩き出すと、#23松田次生も1’29.836でそれに続き、更には今週末スパ・フランコルシャンで開催されているWEC第2戦に参戦する中嶋一貴に代わって#36ペトロナスRC-Fをドライブすることになった平川亮も1’29.937と、これがスーパーGTデビュー戦とは思えない速さを見せつけた。

結局、このクラスは7位の#39デンソーサードRC-Fまでが従来のレコードタイムを上回ったが、彼らとは対照的にタイムが伸び悩んだのがNSX勢。
1’31.450を記録した#17ケーヒンNSXを筆頭に全5台が11位以下という結果に終わり、このあとの予選でも苦戦が予想される状況になっている。

一方、GT300クラスは開幕戦で苦戦したGT-R勢が息を吹き返した格好で上位に名を連ね、そこへ#2マクラーレンMP4-12C、#4BMW Z4らが割って入る展開に。
最終的にはルーカス・オルドネスが1’38.836までタイムを縮めてクラストップで走行を終えると、昨年から苦戦の続いていたポルシェ勢の中から#9国立音ノ木坂学院NACポルシェを駆る坂本祐也が2番手につける結果となった。
なお、JAF-GT勢では#61スバルBRZの6番手が最上位となっているが、前年チャンピオンの#0無限CR-Zがセッション序盤にトラブルに見舞われ22位に終わっており、予選への影響が懸念される。

スーパーGT第2戦はこのあと午後2時より公式予選がノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士公式練習結果

■GT500クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
124ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YHR1'29.682--183.167
223松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI8R1'29.836 0.154 0.154182.853
336ジェームス・ロシター
平川 亮
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BSR1'29.937 0.255 0.101182.648
446本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI2R1'29.954 0.272 0.017182.613
512安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS22R1'30.484 0.802 0.530181.544
61立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BSR1'30.536 0.854 0.052181.439
739石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS16R1'30.655 0.973 0.119181.201
837伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS401'30.719 1.037 0.064181.073
919脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH1'31.016 1.334 0.297180.483
106大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS301'31.069 1.387 0.053180.378
1117塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'31.450 1.768 0.381179.626
1232中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'31.882 2.200 0.432178.781
13100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'31.934 2.252 0.052178.680
148ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'32.086 2.404 0.152178.385
1518山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI121'32.548 2.866 0.462177.495
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'30.701)を上回りました。

■GT300クラス

FUJI GT 500km RACE -RIJ- (2014/05/03) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 2 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
13星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH161'38.835--166.204
29白坂 卓也
坂本 祐也
飯田 太陽
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'38.901 0.066 0.066166.093
34谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH401'38.905 0.070 0.004166.087
42高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'38.906 0.071 0.001166.085
567横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.311 0.476 0.405165.408
661佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'39.319 0.484 0.008165.394
711平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL221'39.343 0.508 0.024165.354
8360田中 篤
吉田 広樹
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'39.377 0.542 0.034165.298
97ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH301'39.467 0.632 0.090165.148
1055高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'39.473 0.638 0.006165.138
1165黒澤 治樹
峰尾 恭輔
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH121'39.483 0.648 0.010165.122
1231新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'39.788 0.953 0.305164.617
1386細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'39.795 0.960 0.007164.605
1410植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'40.027 1.192 0.232164.224
1530岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.082 1.247 0.055164.133
1633都筑 晶裕
ティム・ベルグマイスター
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'40.152 1.317 0.070164.019
1750加納 政樹
安岡 秀徒
ナニン・インドラ・パユーング
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'40.197 1.362 0.045163.945
1860飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'40.250 1.415 0.053163.858
1988織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'40.275 1.440 0.025163.818
2021藤井 誠暢
カルロ・ヴァン・ダム
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'40.296 1.461 0.021163.783
215玉中 哲二
山下 潤一郎
鶴田 和弥
マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'40.311 1.476 0.015163.759
220中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS41'40.428 1.593 0.117163.568
2322和田 久
土屋 武士
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'40.746 1.911 0.318163.052
2448高森 博士
田中 勝輝
井上 恵一
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'41.383 2.548 0.637162.027

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