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2014年5月

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式予選 ポールシッターのコメント

GT500クラス #23MOTUL AUTECH GT-R

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松田次生
朝のフリー走行からクルマの調子がすごく良くて、タイヤのフィーリングも良かったので、予選も結構自信を持っていっていました。 少しタイヤの暖まりの問題とアンダーステア現象が出ていましたが、Q2でそこを直せれば速いタイムが出せるとエンジニアとロニー選手に伝えたら、ロニー選手が素晴らしい、文句の付けどころの無いタイムを出してくれました。 予選は良かったんですけど、明日のレースは長いですし、明日が一番大事だと思うので、気を引き締めてレースに臨みたいと思います。 この2戦つまづいて、表彰台が見えていても難しい結果に終わりましたので、このオートポリスはそのためにチーム全員機を引き締めて臨みました。予選では結果は出ていますが、明日も気を引き締めて、レースでも結果が残るように。オートポリスは天気がいいと気が抜けないレースになるので、また記者会見に来れるように頑張りたいと思います。
ロニー・クインタレッリ
ツギオが言ってた通り、朝のフリー走行で調子が良くて、ダウンフォースを減らしましたが、それに対してのセッティングとタイヤの選択がとても良く、この前に比べて乗りづらさは感じませんでした。 予選に関してはQ1でツギオがすごく頑張って、もう1台のミシュランタイヤのGT-Rもいいタイムが出ていたので、相当頑張らないとポールポジションはとれないと思い、もう少しクルマが曲がるように微調整を行いました。完璧じゃなかったけど、プッシュできる状態になっていました。 予選はうまくいきましたが、このクルマでの1スティントの距離のデータは皆ありません。僕らは朝のフリー走行で10周のロングランをやって、そのアベレージは悪くなかったし、前からのスタートでマネジメントはしやすいので、まともなレースをして、トラブルなしでフィニッシュしたいと思います。

GT300クラス #61SUBARU BRZ R&D SPORT

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井口卓人
フリー走行以前の、テストのときからクルマは調子が良くて、ミシュランタイヤも路面にマッチしていました。その結果500も300もポールということで、非常にほっとしたし、嬉しいんですけど、明日の決勝に向けてもしっかりチームとコミュニケーションとって、作戦についても判断したいと思います。 僕は九州出身ということで、地元ということもありますし、スバルさんにも応援スタンドも作っていただいて、沢山の方にきていただいているので、かなり厳しいレースになると予想していますが、孝太さんと力を合わせて、青くてカッコいいBRZがトップでチェッカーを受けられるように頑張りたいです。
佐々木孝太
去年は年間最多ポール記録を作れたんですけど、今回やっと自分の300の中でのポール記録を作れたということで素直に嬉しいです。 でも去年もそうでしたが、僕らはポールを獲ることが目的じゃなく、レースを勝つことを優先してセットアップを進めて来たので、ポールポジションは僕らにとってのおまけみたいなものだと思っています。 今日の天気は本当にミシュランデーでしたね。ミシュランタイヤが非常にいい仕事をしてくれました。 このいいタイヤを決勝でもしっかりもたせて、トップでチェッカーを受けたいと思います。 このサーキットでは僕はすごくアウェー感を感じるというか、全てが井口よりなので(笑)ここは仕方ないという感じで。その代わり鈴鹿ではきっちり協力してもらいます(笑) いい天気でレースできるのは嬉しいですが、タイヤはしっかりマネジメントしないといけないので、簡単なレースじゃないと思います。油断せず、最後の1周まできっちりコントロールしたいと思います。
まとめ:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式予選 ミシュラン勢が両クラスを制す。GT500は#23モチュールGT-R

2014オートバックス スーパーGT第3戦「スーパーGTイン九州300km」は1’34.523のコースレコードを記録した#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)がポールポジションを獲得、2番手に#46S Road MOLA GT-R(本山哲/柳田真孝組)がつけ、ニッサンGT-R&ミシュランタイヤのコンビネーションがフロントローを独占した。 GT300クラスも同じくミシュランタイヤを履く#61SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)が今季初めてのポールを獲得した。

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照りつける初夏の日差しのもと、公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。 ここ数年悪天候に祟られたオートポリスだったが、今回は終始ドライコンディションのもと、真夏を思わせる高い気温の中での走行となった。

予選Q1
15分間の走行で上位8台のQ2進出枠を競う予選Q1は、今回も残り時間が8分を切ってから漸く各車がコースインするという展開に。 しかし今回はこれが明暗を分ける結果になってしまった。
最初にアタックを行ったのは#23モチュールGT-Rの松田。1’35.662と早くも公式練習のタイムを上回って来た。 続いて#46S Road GT-Rの柳田が1’34.999を叩き出してトップに立つ。
ところがその直後、#6エネオスRC Fを駆る国本雄資がターン14でコースオフ。前からバリアに突っ込んで止まってしまった。
これにより赤旗が提示されてしまい、約半数のチームがタイムアタックの機会を失ってピットに戻ることになってしまった。
6号車はその後自力でピットへ。 セッションは規定により残り時間3分で再開されることになった。
この時点でタイムを出せていないチームに撮ってはまさに一発勝負となった訳だが、ここで前年王者の#1ZENT RC F(平手晃平)、#12カルソニックGT-Rの安田裕信、#17ケーヒンNSXの塚越広大らがタイムアップに成功、それぞれ6位、7位、8位でQ2に歩を進めた。
一方、中嶋一貴の欠場で全戦富士に続いて起用された平川亮の駆る#36ペトロナスRC Fはアタック中に姿勢を乱した#19ウェッズスポーツRC F(関口雄飛)に巻き込まれる格好でアタックの機会を逃してしまった。

一方GT300クラスは順調に15分間を消化。 地元九州出身の井口卓人(#61BRZ)がいきなり1’45.717のコースレコードを叩き出してトップに立つと、終盤には#55ARTA CR-Zの小林崇志が1’45.969で2位に上がって来た。 一方、ここまで常にトップ争いを展開していたBMW Z4の2台はウェイトハンデの影響もあってか今回は苦戦を強いられることになった。 その結果、開幕2連勝中の#4初音ミクZ4(片岡龍也)は16番手、#7Studie Z4に至っては電気系のトラブルでコースインすることすら出来ず、ノータイムに終わってしまった。

予選Q2
Q1の赤旗の影響もあり、予選Q2は当初予定より8分遅れて開始された。
ここでもタイヤの消耗を嫌ってか、残り時間6分で漸く各車一斉にコースイン。 ほぼ一発勝負のタイムアタックとなったが、ここで速さを見せつけたのがミシュラン勢だ。
#23クインタレッリ、#46本山哲がそろって1分34秒台のタイムを叩き出し、1’34.523のクインタレッリがポールポジション。本山は1’34.792と一歩及ばなかったが、今季初のフロントロースタートをものにした。
3番手にはレクサス勢最上位として#1ZENT RC F(立川祐路)がつけ、ホンダ勢最上位は#100レイブリックNSX(武藤英紀)の6位だった。

GT300クラスは、最初に#3星野一樹(B MAX NDDP GT-R)が1’46.551でトップに立ったが、#55高木真一(ARTA CR-Z)がこれを1秒以上上回る1’45.503を叩き出し、続いて#61佐々木が1’45.335とタイムを更に縮めて来た。
#55高木は1周のクールダウンののち、再びアタックを開始、セクター1、セクター2と佐々木を上回るペースで走行していたが、最終セクションでスロー走行していた#2高橋一穂(シンチウムMP4-12C)に頭を押さえられてしまい、タイム更新はならなかった。
これにより佐々木孝太が今季初、自身通算11回目(GT300クラス最多)のポールポジションを獲得することになった。

第3戦決勝は明日午後2時より65周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式予選総合結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI141'35.2101'34.523
246本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI21'34.9991'34.792
31立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'36.2711'35.683
412安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS621'36.4081'35.711
537伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS521'35.7261'35.892
6100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'36.1471'36.292
717塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'36.2691'36.606
824ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'36.0891'36.840
98ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'36.631
1018山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI141'36.942
1136ジェームス・ロシター
平川 亮
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS41'36.961
1239石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'37.424
1332中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'37.617
1419脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH81'41.401
---- 以上予選通過 ----
-6大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS52no time
  • CarNo.6(国本雄資)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第20条5.により、当該セッションのタイムを抹消した。

■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWhQ1Q2
161佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'45.7171'45.335
255高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'45.9691'45.503
33星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'46.8361'46.551
460飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'46.1581'46.578
511平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL521'46.9121'46.672
631新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'46.8341'46.788
788織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'46.5411'46.842
886細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'47.0291'47.090
90中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS261'46.4051'47.178
1030岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'46.9171'47.477
1110植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'46.7671'48.334
129白坂 卓也
アンドレ・クート
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'47.2281'48.388
1321リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH1'47.305
1465黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH181'47.555
154谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'47.582
1667横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH41'47.793
1722和田 久
土屋 武士
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'47.794
1850加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'47.938
1933都筑 晶裕
峰尾 恭輔
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'48.084
20360田中 篤
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.191
215玉中 哲二
山野 直也
マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.488
2248高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.319
---- 以上予選通過 ----
-2高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH8no timeno time
-7ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH46absence
  • CarNo.2(高橋一穂)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第27条3)(走路妨害)違反にて予選Q1/Q2のタイムを抹消とする。

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2104/05/31) Knock Out Q2 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
123ロニー・クインタレッリMOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI141'34.523--178.014
246本山 哲S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI21'34.792 0.269 0.269177.509
31立川 祐路ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'35.683 1.160 0.891175.856
412ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラカルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS621'35.711 1.188 0.028175.804
537アンドレア・カルダレッリKeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS521'35.892 1.369 0.181175.472
6100武藤 英紀RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'36.292 1.769 0.400174.743
717金石 年弘KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'36.606 2.083 0.314174.176
824佐々木 大樹D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'36.840 2.317 0.234173.755

■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Q2 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
161佐々木 孝太SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'45.335--159.742
255高木 真一ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'45.503 0.168 0.168159.487
33星野 一樹B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'46.551 1.216 1.048157.919
460飯田 章TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'46.578 1.243 0.027157.879
511平中 克幸GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL521'46.672 1.337 0.094157.740
631嵯峨 宏紀OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'46.788 1.453 0.116157.568
788織戸 学マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'46.842 1.507 0.054157.489
886山西 康司クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'47.090 1.755 0.248157.124
90野尻 智紀MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS261'47.178 1.843 0.088156.995
1030影山 正美IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'47.477 2.142 0.299156.558
1110植田 正幸GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'48.334 2.999 0.857155.320
129白坂 卓也国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'48.388 3.053 0.054155.242
-2高橋 一穂シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH8no time---
  • CarNo.2(高橋一穂)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第27条3)(走路妨害)違反にて予選Q1/Q2のタイムを抹消とする。

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Q1 GT500 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
146柳田 真孝S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI21'34.999--177.122
223松田 次生MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI141'35.210 0.211 0.211176.729
337伊藤 大輔KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS521'35.726 0.727 0.516175.777
424ミハエル・クルムD'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'36.089 1.090 0.363175.113
5100小暮 卓史RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'36.147 1.148 0.058175.007
617塚越 広大KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'36.269 1.270 0.122174.785
71平手 晃平ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'36.271 1.272 0.002174.782
812安田 裕信カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS621'36.408 1.409 0.137174.533
---- 以上Q2進出 ----
98松浦 孝亮ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'36.631 1.632 0.223174.130
1018山本 尚貴ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI141'36.942 1.943 0.311173.572
1136平川 亮PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS41'36.961 1.962 0.019173.538
1239石浦 宏明DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'37.424 2.425 0.463172.713
1332中嶋 大祐Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'37.617 2.618 0.193172.372
1419脇阪 寿一WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH81'41.401 6.402 3.784165.939
---- 以上予選通過 ----
-6大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS52no time---
  • CarNo.6(国本雄資)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第20条5.により、当該セッションのタイムを抹消した。

■GT300 Class

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Knock Out Q1 GT300 Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Model
TireWHTimeDelayGapkm/h
161井口 卓人SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'45.717--159.165
255小林 崇志ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'45.969 0.252 0.252158.786
360吉本 大樹TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'46.158 0.441 0.189158.503
40中山 友貴MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS261'46.405 0.688 0.247158.135
588青木 孝行マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'46.541 0.824 0.136157.934
610山内 英輝GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'46.767 1.050 0.226157.599
731新田 守男OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'46.834 1.117 0.067157.500
83ルーカス・オルドネスB-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'46.836 1.119 0.002157.497
911ビヨン・ビルドハイムGAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL521'46.912 1.195 0.076157.386
1030岩崎 祐貴IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'46.917 1.200 0.005157.378
1186山西 康司クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'47.029 1.312 0.112157.213
129アンドレ・クート国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'47.228 1.511 0.199156.922
---- 以上Q2進出 ----
1321リチャード・ライアンAudi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'47.305 1.588 0.077156.809
1465黒澤 治樹LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH181'47.555 1.838 0.250156.445
154片岡 龍也グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'47.582 1.865 0.027156.405
1667横溝 直輝STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH41'47.793 2.076 0.211156.099
1722土屋 武士グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'47.794 2.077 0.001156.098
1850安岡 秀徒WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'47.938 2.221 0.144155.889
1933峰尾 恭輔PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'48.084 2.367 0.146155.679
20360藤田 竜樹OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.191 2.474 0.107155.525
215山野 直也マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.488 2.771 0.297155.099
2248田中 勝輝Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.319 4.602 1.831152.525
---- 以上予選通過 ----
232加藤 寛規シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH8no time---
247荒 聖治Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH46absence---
  • CarNo.2(高橋一穂)は、2014 SUPER GT Sporting Regulations 第27条3)(走路妨害)違反にて予選Q1/Q2のタイムを抹消とする。

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式練習 空力制限をものともせず、各車コースレコードを更新。トップタイムは#23モチュールGT-R

スーパーGT第3戦の公式練習が5月31日、大分県のオートポリスで行われ、GT500クラスは#23MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)、GT300クラスは#61SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)がトップだった。

gt_r03_p-23 gt_r03_p-61

例年はシーズン終盤に組み込まれているオートポリス戦だが、今年は初夏の開催となった。
公式予選日は快晴。夏を思わせる強い日差しのもと、午前9時より2時間の公式練習がスタートした。

シャシー、エンジンともに一新されたことにより、開幕以来コースレコードの更新が相次いでいるGT500クラスだが、GTAから発行された5月19日付けのブルテンにより、今回と第4戦SUGOにおいては、第2戦富士で使用した空力パッケージを装着しての走行が義務づけられた。
ランオフエリアの狭い両サーキットでの安全性を確保することが目的であり、先日のSUGOテストでも、この空力パッケージは試験的に使用されている。
これによりコーナリングスピードの削減が期待されたが、いざ走り出してみると#23モチュールGT-Rが1’35.708と昨年のポールタイム(そしてコースレコード)の1’38.174を2秒半も上回る驚異的なタイムを記録したのを始め、上位13台がレコードを更新する結果となった。
これは従来の自然吸気エンジンのように標高差の影響を受けにくい今季の直噴ターボエンジンの特性によるものかもしれない。
GT500クラス2番手には、専有走行終了間際に平川亮が1’36.098を記録した#36ペトロナスRC Fがつけた。
第2戦に続いての平川の起用は、ほぼ同日程で開催されているル・マン24時間レースのテストデーに中嶋一貴が参加するため第3戦を欠席したことによるものだ。

一方、GT300クラスは地元九州出身の井口卓人のドライブする#61スバルBRZが1’46.140を記録してトップに。
2番手には#2シンティアム・アップル・MP4-12がつけ、こちらもターボエンジン勢が好調ぶりをアピールした格好だ。

公式練習は二度の赤旗中断を挟み、当初予定より12分遅れて終了したが、午後からの公式予選は当初予定通り2時よりノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第3戦オートポリス公式練習結果

■GT500クラス

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT500 class オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
123松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI141'35.708--175.810
236ジェームス・ロシター
平川 亮
PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS41'36.098 0.390 0.390175.096
36大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F
BS521'36.291 0.583 0.193174.745
412安田 裕信
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS621'36.489 0.781 0.198174.387
537伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F
BS521'36.515 0.807 0.026174.340
646本山 哲
柳田 真孝
S Road MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI21'36.774 1.066 0.259173.873
7100小暮 卓史
武藤 英紀
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS41'37.029 1.321 0.255173.416
81立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F
BS301'37.138 1.430 0.109173.222
924ミハエル・クルム
佐々木 大樹
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH161'37.264 1.556 0.126172.997
1018山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
MI141'37.882 2.174 0.618171.905
1139石浦 宏明
オリバー・ジャービス
DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F
BS261'37.914 2.206 0.032171.849
1219脇阪 寿一
関口 雄飛
WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F
YH81'37.915 2.207 0.001171.847
138ヴィンタントニオ・リウッツィ
松浦 孝亮
ARTA NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS61'37.953 2.245 0.038171.780
1417塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
BS101'38.217 2.509 0.264171.319
1532中嶋 大祐
ベルトラン・バゲット
Epson NSX CONCEPT-GT
HONDA NSX CONCEPT-GT
DL1'39.211 3.503 0.994169.602

■GT300クラス

SUPER GT in KYUSHU 300km -RIJ- (2014/05/31) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 AUTOBACS SUPER GT Round 3 GT300 class オートポリス 4.674km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindGapkm/h
161佐々木 孝太
井口 卓人
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'46.146--158.521
22高橋 一穂
加藤 寛規
シンティアム・アップル・MP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH81'46.941 0.795 0.795157.343
39白坂 卓也
アンドレ・クート
国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'46.944 0.798 0.003157.338
43星野 一樹
ルーカス・オルドネス
B-MAX NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH281'47.301 1.155 0.357156.815
560飯田 章
吉本 大樹
TWS LM corsa BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH1'47.381 1.235 0.080156.698
67ヨルグ・ミューラー
荒 聖治
Studie BMW Z4
BMW Z4 GT3
YH461'47.438 1.292 0.057156.615
765黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH181'47.443 1.297 0.005156.608
821リチャード・ライアン
藤井 誠暢
Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
YH61'47.446 1.300 0.003156.603
988織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH1'47.475 1.329 0.029156.561
1086細川 慎弥
山西 康司
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini Gallardo GT3
YH81'47.519 1.373 0.044156.497
1131新田 守男
嵯峨 宏紀
OGT Panasonic PRIUS
TOYOTA PRIUS
YH1'47.549 1.403 0.030156.453
124谷口 信輝
片岡 龍也
グッドスマイル 初音ミク Z4
BMW Z4 GT3
YH801'47.660 1.514 0.111156.292
1330岩崎 祐貴
影山 正美
IWASAKI apr GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH21'47.841 1.695 0.181156.030
1467横溝 直輝
密山 祥吾
STP タイサン GAIA POWER GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH41'47.851 1.705 0.010156.015
1533都筑 晶裕
峰尾 恭輔
PUMA KRH PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
YH121'48.006 1.860 0.155155.791
1655高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS101'48.159 2.013 0.153155.571
1750加納 政樹
安岡 秀徒
WOKO'S Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'48.314 2.168 0.155155.348
1810植田 正幸
山内 英輝
GAINER Rn-SPORTS SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL21'48.324 2.178 0.010155.334
19360田中 篤
藤田 竜樹
OKINAWA IMP・RUN UP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'48.476 2.330 0.152155.116
2011平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL521'48.487 2.341 0.011155.101
2122和田 久
土屋 武士
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'48.510 2.364 0.023155.068
225玉中 哲二
山野 直也
マッハ車検 with トランスフォーマー30th
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'49.709 3.563 1.199153.373
2348高森 博士
田中 勝輝
Snap-on DIJON Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.368 4.222 0.659152.457
240中山 友貴
野尻 智紀
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS261'51.270 5.124 0.902151.221

D1 GRAND PRIX

D1:第2戦鈴鹿フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

D1 GRAND PRIX

D1:第2戦鈴鹿 単走は織戸学が優勝、追走は高山健司が初優勝! (D1 Corp.)

SUZUKA DRIFT
「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦」
単走優勝は織戸学!
総合は高山健司が初優勝!

d1_r02-01.jpg

 株式会社D1コーポレーション(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区) は、 2014年D1グランプリシリーズ(全6戦) 「2014年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第2戦」SUZUKA DRIFTを5月24日(土)-25(日)の2日間、14,520人の観衆を集め、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催した。

 24日(土)に行われた単走決勝では、織戸学(MAX ORIDO RACING)が、スタート地点からストレートの奥まで加速してからマシンを鋭く振り出し、一気に大きな角度をつける走りを見せ、コーナリングスピードによるDOSS得点と審判員加点により、101.23という高得点で優勝した。

 また翌日25日(日)に行われた追走決勝では、マシンのセッティングが決まって絶好調の高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)と、今大会で投入したハイパフォーマンス3ローター搭載のRX-7に乗る末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)が対戦。追走1本目は先行の末永(正) が、やや高山を引き離すが、高山もいい走りをして五分となる。2本目では、振り出しからマシンギリギリまで接近したドリフトを見せようとした末永(正)が飛び込みで高山に痛恨の接触。ラインを大きく乱してしまう。これにより高山が悲願の初優勝を果たした。

~ D1グランプリシリーズ第2戦 ~
【5月24日(土)天候:晴れ 路面:ドライ】
■単走予選
予選トップは川畑真人( Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)

 今大会の舞台、鈴鹿サーキットは長いストレートを加速区間として1コーナーに飛び込むレイアウトで行われた。D1グランプリ開催コースのなかで最も進入速度が高いこのコース。高得点をとる重要なポイントは、1コーナーに対して適切な位置でマシンを振り出すことだ。マシンの振り出しを合わせられないと、飛び出してしまったり車速が落ちてしまい得点に繋がらない。単走予選では適切な位置まで我慢できずに手前で振り出してしまい、点が伸びない選手が多く見られた。

 午前中に行われた練習走行で、エンジンが壊れた谷口信輝(HKS)はブーストを下げて走行し、本来の走りができず敗退。また、野村謙(PACIFIC RACING TEAM with BLITZ)はまたしてもエンジンが吹けず敗退した。

 今回、3ローターを積んだRX-7を投入した末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)は、99.22をマークして上位で通過。さらにR35GT-Rで参戦2戦目となる川畑真人は高い車速から大きな角度をつけて、アウトいっぱいできっちりまわりきり、101.40という最高得点をマークし、予選トップ通過を果たした。

■単走決勝
織戸学(MAX ORIDO RACING)が単走優勝!

 単走決勝は上位8名に入ると追走予選が免除されるが、8位までに入れなくとも脱落することはない。そのため、単走予選に比べると失敗を恐れない攻めの走りで上位入賞を狙う選手が増えた。また、審判席前アウト側のハミ出しは減点対象となるが、オーバースピード気味のハミ出しの場合は、DOSS得点が高くなることと、審判員の加点もあることから、飛び出すか飛び出さないかギリギリの走行を試みる選手が多かった。

 そのなかで、最初に出走した昨年の鈴鹿大会単走勝者・斎藤太吾(SUNOCO PHAT FIVE RACING)は、1コーナー奥でマシンの角度が戻ったことが影響し、高得点が獲れなかった。その一方、100点超えをマークする選手もいた。 村山悌啓(激☆村山)は高い車速を維持しつつ、 メリハリもある走りで100.25を獲得。さらに岩井照宜(HID MODEL 信玄 & RS Watanabe)もストレート奥めでマシンを振り出し、アクセルの踏みとコーナリングスピードを見せた抜群の走りで、100.43をマークした。

 さらに織戸学は、ストレートの奥までめいっぱい加速してからマシンを鋭く振り出し、一気に大きな角度をつけて1コーナーを回り、2コーナーではアウトに流されてクリッピングポイントを通過できなかったものの、圧倒的なコーナリングスピードによるDOSS得点と審査員加点が減点要素をカバーし、101.23という高得点でトップに立った。

 その後出走した、前戦2位の片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)はエンジン不調で本来の走りができず、 前戦1位だった松川和也( Team UP GARAGE with DRoo-P)も、リズムを崩してハーフスピンで 、得点に繋がらず、織戸の単走優勝が決まった。

織戸選手コメント
d1_r02-02.jpg  サーキットに入るまでに足回りなど、いろいろと考えていたことをトライしたら、それがとてもハマっていい形になりました。鈴鹿は高速コーナーなので、比較的フロントも逃げやすいのですが、走り的にはとにかくリヤを思いきり振り出して、アクセルで止めながら、そのためのフロントの接地感 を出すようなセットアップをやりました。今回、ミスも少なく比較的安定して同じような走りができていました。練習の時からいい手ごたえで走行していたのですが、単走はそれ以上の走りを狙っていました。やっと今、エンジンなど不安要素もなくなっている状態なので、この勢いを次に繋げたいと思っています。
【5 月 25 日(日) 天候:晴れ 路面:ドライ】
■追走予選

 追走予選には、まず、 今回新しいマークIIを投入した手塚強(GOODYEAR Racing with Bee★R)が登場。松井有紀夫(EXEDY R Magic D1 Racing)に対して近い距離から攻めるも、オーバーランをしてしまったためアドバンテージはとれず敗北した。

 内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES) vs 片岡龍也(Team UP GARAGE with BANDOH)の対戦では、内海が後追いからマシンをきっちり寄せたドリフトをみせ内海が勝利。 また横井昌志( D-MAX) vs 松川和也(Team UP GARAGE with DRoo-P)は松川が流されぎみになって失速し、前戦で2位の片岡、1位の松川は2戦連続の上位進出に至らなかった。また川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)は多少、マシンの姿勢が乱れながらも時田雅義(GOODYEAR Racing with ZERO CROWN )に対して、接近追走を決め、GT-Rでの追走初勝利を決めた。

■追走トーナメント(天候:晴れ 路面:ドライ)
高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)が初優勝

 ベスト16では、末永正雄(Team RE 雨宮 SUNOCO)と対戦した上野高広(TEAM VERTEX with CAR GUY)がドリフト中にエンジンがストールして敗退。斎藤太吾(SUNOCO PHAT FIVE RACING) vs 日比野哲也(Team UP GARAGE with DRoo-P)の対戦は、斎藤が日比野のインを差すまではいかず、日比野は斎藤に離されつつもきっちり自分の走りを見せて2本とも判定は五分。そのため先行時のDOSS得点の差で日比野が勝った。内海彰乃(RC926 with TOYO TIRES)vs 高山健司(TEAM MORI with GOODYEAR)の対戦では、内海がウォームアップ時にスロットルトラブルで動けなくなったため、1ポイント減算となった。その後走行は可能だったが、ポイント減算が決め手となって敗退。川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)vs村山悌啓(激☆村山)の対戦では、川畑はエンジンがかからなくなり走行できず、村山に敗れた。

 ベスト8では佐久間が1本目にエンジン不調でまともにドリフトができず高山が勝利。末永(直) は村山のインを差したもののドリフトが戻ってしまい敗退した。

 ベスト4に勝ち上がったのは末永(正)、高橋邦明(GOODYEAR Racing with kunny'z)、高山、村山の4人。末永(正)vs高橋は、高橋が近い距離から振り出していったが、接触してしまい末永(正) の勝ち。高山vs村山は、村山が慣れない高速域での追走でミスをし、高山が勝った。

 3位決定戦の高橋vs村山の対戦は、村山のオーバーランで高橋の勝ちとなった。

 決勝は末永(正)vs高山。ここまで、末永(正)は、3ローターのRX-7で加速・減速・旋回のすべての面で高いパフォーマンスを見せていた。一方、高山の走行も安定しており、キレのある振り出しからメリハリのある走りで勝ちあがってきた。1本目は末永(正) が先行。末永(正)やや高山を引き離すが、高山もいい走りをして五分。2本目は振り出しからマシンギリギリまで寄せた接近ドリフトを見せようとした末永(正)が飛び込みで高山に接触し、ラインを大きく乱してしまう。これにより高山の初優勝が決まった。

高山選手コメント
d1_r02-03.jpg  昨年の最終戦の後に、そのまま翌日、富士のドリパ(走行会)に行き、課題となっていたセッティングを試しました。そこでかなりマシンがよくなって、今年はそのいい状態からスタートができました。鈴鹿では、一昨年単走優勝をしており、昨年も練習ではいい走りができていたので、今年もいけると思っていました。やっと勝てて、嬉しいですが、ホッとしている気持ちの方が大きいかもしれません。チーム、タイヤメーカー様にもやっと恩返しができて、ようやく結果を残せたことがとても嬉しいです。(次戦)オートポリスも鈴鹿と似たような速度域ですし、追走も今回練習が多くできたので、 引き出しが増えたと思います。(次々戦)エビスはもともと大好きなコースなので、このまま調子にのって勝ちたいと思います。
株式会社 D1コーポレーション
Press Information of SUZUKA DRIFT

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO決勝 星野一樹/青木孝行/尾本直史組がポールトゥウイン

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 2014スーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」は25日、宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で決勝を行い、ポールポジションからスタートした星野一樹/青木孝行/尾本直史組(GTNET ADVAN NISSAN)が126周・3時間50秒974で優勝した。

 曇り空でやや蒸し暑さを感じるコンディション、13時30分の決勝レースのスタート時刻を迎えた。

 序盤から、ポールシッターの#81 GT-Rがレースをリードする。3分の1の1時間を超えたころ、#81に続くのは#3 BMWZ4、そして#32 Audi R8だった。開幕戦の覇者#24 GT-Rは45周でピットイン。左リアのドライブシャフトのトラブルからリタイヤとなってしまう。

 ちょうど折り返し点の1時間30分の段階では#81 GT-Rと同一周回で#3 BMWが続き、#32は1周遅れの3位となっていた。

 残り1時間を切っても、このオーダーは変わらずST1クラスは#37 IPS、ST2クラスは#59 インプレッサ、ST3クラスは#35 Z、ST4クラスは#92のS2000、ST5クラスは#95のFIT3が、それぞれクラスのトップを走行していた。

 残り20分を切ったころにはST4クラスのトップが#13の86にかわっていた。

 3時間のレースを制したのはこれが初優勝となる#81 GT-R、ST1クラスは#9 Z4にかわり、ST2クラスは#59、ST3クラスは#35、ST4クラスは#13、ST5クラスは#95という形で暫定表彰となった。

st_r02_r-podium_stx st_r02_r-podium_st1 st_r02_r-podium_st2 st_r02_r-podium_st3 st_r02_r-podium_st4 st_r02_r-podium_st5

 次戦は7月26~27日に富士で7時間の予定で行われる。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO決勝結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/25) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
181ST-X1星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
1263:00'50.974
23ST-X2谷口 行規
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
12659.424
332ST-X3小林 崇志
荻野 哲生
高木 真一
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8-LMS ultra
1242Laps
49ST-11堀 主知ロバート
山野 直也
佐藤 茂
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1188Laps
559ST-21大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
11610Laps
635ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
廣川 和希
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
11511Laps
734ST-32大西 隆生
松原 怜史
藤波 清斗
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
11511Laps
814ST-33山崎 学
伊橋 勲
安宅 徳光
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
11511Laps
95ST-34小松 一臣
杉林 健一
白井 剛
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
11412Laps
107ST-22藤井 芳樹
関 豊
高橋 卓矢
新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
11412Laps
1138ST-35鶴田 和弥
兵藤 信一
植田 正幸
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
11412Laps
1213ST-41小泉 和寛
村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
11313Laps
1392ST-42中村 嘉宏
浜野 彰彦
井入 宏之
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
11313Laps
1420ST-23大橋 正澄
阪口 良平
浅井 亮博
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
11214Laps
1586ST-43蒲生 尚弥
井口 卓人
影山 正彦
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
11214Laps
1658ST-44小林 康一
ピストン西沢
塩谷 烈州
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
11214Laps
17*30ST-24成澤 正人
下垣 和也
堀田 誠
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
11214Laps
1839ST-36佐藤 晋也
神子島 みか
川口 正敬
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
11214Laps
19*93ST-45吉本 晶哉
太田 侑弥
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
11214Laps
2048ST-46富田 竜一郎
高森 博士
久保 凛太郎
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
11214Laps
216ST-25冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
11016Laps
22505ST-26田ヶ原 章蔵
岡本 武之
奥村 佳之
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
11016Laps
2340ST-47田代 淳
長谷川 伸司
伊藤 毅
車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
11016Laps
2454ST-48加藤 彰彬
近藤 翼
小林 大作
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
10917Laps
25*88ST-49村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
10917Laps
2644ST-410見並 秀文
山田 大司
下田 亮次
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
10818Laps
2715ST-37長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
10818Laps
2849ST-411蘇武 喜和
白坂 卓也
大賀 裕介
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
10719Laps
29*73ST-412北川 剛
白石 勇樹
萩森 翼
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
10620Laps
3095ST-51松井 猛敏
中島 保典
荒 聖治
リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
10620Laps
3117ST-52野上 敏彦
谷川 達也
小原 健一
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
10521Laps
322ST-53山下 潤一郎
山田 英二
森田 登
ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
10521Laps
3399ST-54梅本 淳一
奥村 浩一
大野 尊久
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
10422Laps
3419ST-55古宮 正信
野村 浩史
新垣 元
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
10422Laps
3536ST-56江原 弘美
咲川 めり
川中子 和彦
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
10422Laps
36213ST-57東 貴史
原田 学
横尾 優一
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
10026Laps
37*333ST-413野間 一
中島 佑弥
藤田 弘幸
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
9630Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-*37ST-1-中山 雄一
平川 亮
畠中 修
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
10917Laps
-24ST-X-藤井 誠暢
ガミさん
佐々木 大樹
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
7848Laps
-26ST-4-後藤 比東至
井尻 薫
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
6363Laps
-12ST-4-佐藤 衛
並木 重和
リク
VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
4680Laps
-41ST-4-植松 忠雄
藤田 竜樹
寺西 玲央
UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
3393Laps
-52ST-4-番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
3393Laps
-18ST-4-浅野 武夫
岡野 陽朋
浅野 真吾
Y's distraction 86
TOYOTA 86
15111Laps
  • Fastest Lap: CarNo.24 スリーボンド日産大学校GT-R 1'21.739 (59/78) 163.145km/h
  • CarNo.37(中山雄一)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗提示区間での追い越し)違反により、10秒間のペナルティストップが科された。
  • CarNo.73(荻森翼)は、SUGOスーパー耐久3時間レース特別競技規則第21条(ピットレーン速度超過)違反により、ドライビングスルーペナルティーが科された。
  • CarNo.88は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則第15条(13)(2)(ピット作業遵守事項違反(給油中のエンジン始動))により、ドライビングスルーペナルティーが科された。
  • CarNo.30(下垣和也)は、SUGO 4輪レース一般競技規則第17条4.(1)(他の競技車両のコースアウトを強いるもの)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.73(白石勇樹)は、SUGOスーパー耐久3時間レース特別競技規則第21条(ピットレーン速度超過)違反により、ドライビングスルーペナルティーが科した。
  • CarNo93,333は、SUGOスーパー耐久3時間レース特別競技規則第2章16.(運転時間の制限他)違反により、超過分のタイムを加算した。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOフリー走行 ST-Xクラスの谷口行規/峰尾恭輔組がトップタイム

 曇り空の朝を迎えたスポーツランドSUGO。午前8時15分からドライコンディションのなか、30分間のフリー走行が行われた。

st_r02_f-3 st_r02_f-9 st_r02_f-6 st_r02_f-35 st_r02_f-13 st_r02_f-99

 このセッションでも好調な走りをみせたのは#3 BMWZ4だった。1分22秒967のトップタイムをマークし、2番手はポールシッターの#81 GT-Rで23秒652だった。

 ST1クラスは#9 BMWZ-4、ST2クラスは#6 ランサー、ST3クラスは#35 Z3、ST4クラスは#13のTOYOTA 86、ST5クラスは#99のフィット3がそれぞれクラストップのタイムをマークしている。

st_r02_f-39  セッションの終盤に、ST3クラスの#39 IS350がスローダウンし、ヘアピンコーナー先でコースサイドにマシンをとめた。自走は不能の模様で、牽引されて回収されていた。決勝レースまでに修復が可能なのかが気がかりなところだ。

 決勝レースは、午後1時30分から3時間の予定で行われる。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGOフリー走行結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/25) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
13ST-X1谷口 行規
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
1'22.967--160.730
281ST-X2星野 一樹
青木 孝行
尾本 直史
GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'23.652 0.685 0.685159.414
324ST-X3藤井 誠暢
ガミさん
佐々木 大樹
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
1'24.170 1.203 0.518158.433
432ST-X4小林 崇志
荻野 哲生
高木 真一
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8-LMS ultra
1'27.049 4.082 2.879153.193
59ST-11堀 主知ロバート
山野 直也
佐藤 茂
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'28.776 5.809 1.727150.213
637ST-12中山 雄一
平川 亮
畠中 修
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'30.695 7.728 1.919147.035
735ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
廣川 和希
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'30.788 7.821 0.093146.884
86ST-21冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'30.863 7.896 0.075146.763
920ST-22大橋 正澄
阪口 良平
浅井 亮博
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'30.890 7.923 0.027146.719
1059ST-23大澤 学
吉田 寿博
松田 晃司
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'31.259 8.292 0.369146.126
115ST-32小松 一臣
杉林 健一
白井 剛
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'31.792 8.825 0.533145.278
127ST-24藤井 芳樹
関 豊
高橋 卓矢
新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.797 8.830 0.005145.270
1314ST-33山崎 学
伊橋 勲
安宅 徳光
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'31.879 8.912 0.082145.140
1434ST-34大西 隆生
松原 怜史
藤波 清斗
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'31.908 8.941 0.029145.094
1515ST-35長島 正明
田中 徹
田中 哲也
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'32.615 9.648 0.707143.987
1630ST-25成澤 正人
下垣 和也
堀田 誠
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'33.37310.406 0.758142.818
1738ST-36鶴田 和弥
兵藤 信一
植田 正幸
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'33.64310.676 0.270142.406
1813ST-41小泉 和寛
村田 信博
小河 諒
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.92310.956 0.280141.981
1939ST-37佐藤 晋也
神子島 みか
川口 正敬
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'34.06011.093 0.137141.775
2041ST-42植松 忠雄
藤田 竜樹
寺西 玲央
UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'34.12511.158 0.065141.677
2186ST-43蒲生 尚弥
井口 卓人
影山 正彦
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'34.23711.270 0.112141.508
2293ST-44吉本 晶哉
太田 侑弥
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'34.43211.465 0.195141.216
2358ST-45小林 康一
ピストン西沢
塩谷 烈州
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'34.71711.750 0.285140.791
24505ST-26田ヶ原 章蔵
岡本 武之
奥村 佳之
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'34.72711.760 0.010140.776
2592ST-46中村 嘉宏
浜野 彰彦
井入 宏之
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'34.97012.003 0.243140.416
26333ST-47野間 一
中島 佑弥
藤田 弘幸
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'35.50912.542 0.539139.624
2748ST-48富田 竜一郎
高森 博士
久保 凛太郎
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'35.67612.709 0.167139.380
2852ST-49番場 琢
服部 尚貴
平沼 貴之
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'35.77112.804 0.095139.242
2912ST-410佐藤 衛
並木 重和
リク
VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'36.39413.427 0.623138.342
3040ST-411田代 淳
長谷川 伸司
伊藤 毅
車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'36.60013.633 0.206138.047
3173ST-412北川 剛
白石 勇樹
萩森 翼
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'36.69013.723 0.090137.918
3288ST-413村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
1'37.03214.065 0.342137.432
3354ST-414加藤 彰彬
近藤 翼
小林 大作
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'37.07714.110 0.045137.368
3444ST-415見並 秀文
山田 大司
下田 亮次
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
1'37.29114.324 0.214137.066
3526ST-416後藤 比東至
井尻 薫
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
1'38.69515.728 1.404135.116
3649ST-417蘇武 喜和
白坂 卓也
大賀 裕介
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'38.81115.844 0.116134.958
3799ST-51梅本 淳一
奥村 浩一
大野 尊久
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
1'40.60917.642 1.798132.546
3819ST-52古宮 正信
野村 浩史
新垣 元
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
1'40.96317.996 0.354132.081
3995ST-53松井 猛敏
中島 保典
荒 聖治
リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
1'41.17718.210 0.214131.802
402ST-54山下 潤一郎
山田 英二
森田 登
ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
1'41.41418.447 0.237131.494
4136ST-55江原 弘美
咲川 めり
川中子 和彦
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
1'42.66619.699 1.252129.890
42213ST-56東 貴史
原田 学
横尾 優一
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'45.39022.423 2.724126.533
4318ST-418浅野 武夫
岡野 陽朋
浅野 真吾
Y's distraction 86
TOYOTA 86
1'45.64722.680 0.257126.225
4417ST-57野上 敏彦
谷川 達也
小原 健一
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'48.09225.125 2.445123.370

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO公式予選 星野一樹/青木孝行/尾本直史組がポールポジション

 5月24日、宮城県のスポーツランドSUGOで、スーパー耐久シリーズの第2戦の公式予選が行われた。FIA GT3マシンで争われるST-Xクラスは、今季BOP(性能調整値)を過去に設定された車両ごとにその理想の値を選択できるようにしたため、GT3からST-Xにクラス名を変更した。開幕戦よりも参加台数の増えたSUGOラウンドには、#81 GT-Rと#3 BMWZ4の2台が加わり、4台での戦いとなった。

st_r02_q-81

st_r02_q-37

st_r02_q-59

st_r02_q-35

st_r02_q-93

st_r02_q-95

 好天のもと12時40分からまずはAドライバーの1Grのセッションが20分間で行われた。今季はGT3から再びST-Xクラスへ呼称を変更したGT3マシンのクラスとインタープロトシリーズのマシンが参戦するST1クラス、ST2、ST3クラスでのセッションとなった。途中までトップタイムをマークしていた#32 Audi R8の小林崇志がSPコーナーでコースアウトし、このために1回目の赤旗中断となる。幸いマシンにダメージはないようだった。

 同じく20分で引き続き行われたST4、ST5クラスの2Grの予選セッションとなった。ここでは#44 TOYOTA86がハイポイントコーナーでコースアウトし2度目の赤旗中断。

 Aドライバーの予選で1分21秒096のコースレコードとなるトップタイムをマークしたのは、#24 GT-Rの藤井誠暢。ST1クラスは#37 IPSの中山雄一。ST2クラスは地元#29 RSオガワランサーの大橋正澄。ST3クラスは#35 Z34の前嶋秀司。ST4クラスは#52 TOYOTA86の番場琢。ST5クラスは開幕戦の覇者FIT3の#95 松井猛敏となった。

 10分間のインターバルで行われたBドライバーのセッションでは、昨年は決勝レースが雪で中止となってしまったために幻のポールポジションとなった#81 GT-Rの青木孝之が1分21秒311931でこちらもコースレコードを更新するトップタイムをマーク。ST1も#9 BMWZ4の山野直也がトップタイム。ST2も#6 ランサーの菊地靖とここまではBドライバーがそれぞれトップタイムをたたき出した。ST3は#35 Z34の佐々木雅弘が、Aドライバーがトップタイムを出した同じマシンが文句なしのポールポジションを獲得した形になった。

 ST4クラスは#93 S2000の太田侑弥が逆転。ST5クラスは#95 フィット3の中島保典がそれぞれトップタイムをマークした。

 ABドライバーの合算タイムでは、ST-Xクラスは#81 GT-R、ST1クラスは#37のIPS、ST2クラスは#59 インプレッサ、ST3は#35 Zが文句なしのPP、ST4は#93 が逆転。ST5は文句なしの開幕戦の覇者#95 FIT3というポールシッターとなった。

 決勝レースは25日の13時30分から3時間の予定で行われる。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO A,Bドライバー公式予選総合結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/24) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Model
Adriver
Bdriver
Total
Time
Behind
181ST-X1星野 一樹
青木 孝行
GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'22.165
R1'21.311
2'43.476-
224ST-X2藤井 誠暢
ガミさん
スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'21.096
R1'23.782
2'44.878 1.402
33ST-X3谷口 行規
峰尾 恭輔
ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
R1'23.716
R1'21.755
2'45.471 1.995
432ST-X4小林 崇志
荻野 哲生
ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8-LMS ultra
R1'22.487
R1'24.429
2'46.916 3.440
537ST-11中山 雄一
平川 亮
KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'26.866
1'27.622
2'54.48811.012
69ST-12堀 主知ロバート
山野 直也
Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'29.418
1'27.420
2'56.83813.362
735ST-31前嶋 秀司
佐々木 雅弘
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'30.926
1'30.632
3'01.55818.082
859ST-21大澤 学
吉田 寿博
STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'31.076
1'30.569
3'01.64518.169
920ST-22大橋 正澄
阪口 良平
RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'31.033
1'30.632
3'01.66518.189
106ST-23冨桝 朋広
菊地 靖
新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.982
1'29.747
3'01.72918.253
117ST-24藤井 芳樹
関 豊
新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.295
1'30.633
3'01.92818.452
1230ST-25成澤 正人
下垣 和也
RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.336
1'31.663
3'02.99919.523
1334ST-32大西 隆生
松原 怜史
asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'31.380
1'31.923
3'03.30319.827
1414ST-33山崎 学
伊橋 勲
岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'31.820
1'31.577
3'03.39719.921
155ST-34小松 一臣
杉林 健一
岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'31.690
1'32.197
3'03.88720.411
1615ST-35長島 正明
田中 徹
岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'33.019
1'31.991
3'05.01021.534
1738ST-36鶴田 和弥
兵藤 信一
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'32.769
1'32.363
3'05.13221.656
1839ST-37佐藤 晋也
神子島 みか
TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'31.769
1'33.544
3'05.31321.837
1993ST-41吉本 晶哉
太田 侑弥
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'33.536
1'33.060
3'06.59623.120
20505ST-26田ヶ原 章蔵
岡本 武之
GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'32.748
1'33.926
3'06.67423.198
2152ST-42番場 琢
服部 尚貴
埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'33.405
1'33.767
3'07.17223.696
2218ST-43浅野 武夫
岡野 陽朋
Y's distraction 86
TOYOTA 86
1'33.819
1'33.424
3'07.24323.767
2313ST-44小泉 和寛
村田 信博
ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.864
1'33.640
3'07.50424.028
2441ST-45植松 忠雄
藤田 竜樹
UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'34.055
1'33.480
3'07.53524.059
2586ST-46蒲生 尚弥
井口 卓人
GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'34.131
1'33.483
3'07.61424.138
26*92ST-47中村 嘉宏
浜野 彰彦
SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'33.543
1'34.413
3'07.95624.480
2758ST-48小林 康一
ピストン西沢
ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'34.320
1'34.564
3'08.88425.408
2840ST-49田代 淳
長谷川 伸司
車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'33.947
1'36.198
3'10.14526.669
29333ST-410野間 一
中島 佑弥
GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'35.011
1'35.590
3'10.60127.125
30*44ST-411見並 秀文
山田 大司
コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
1'34.952
1'35.853
3'10.80527.329
3173ST-412北川 剛
白石 勇樹
オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'35.389
1'35.586
3'10.97527.499
3254ST-413加藤 彰彬
近藤 翼
TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'35.545
1'35.518
3'11.06327.587
3348ST-414富田 竜一郎
高森 博士
Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'35.212
1'36.121
3'11.33327.857
3488ST-415村上 博幸
脇谷 猛
村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
1'36.267
1'35.248
3'11.51528.039
35*12ST-416佐藤 衛
並木 重和
VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'35.670
1'36.260
3'11.93028.454
3649ST-417蘇武 喜和
白坂 卓也
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'38.391
1'37.662
3'16.05332.577
3795ST-51松井 猛敏
中島 保典
リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
R1'38.807
R1'39.113
3'17.92034.444
3826ST-418後藤 比東至
井尻 薫
エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
1'39.787
1'38.772
3'18.55935.083
392ST-52山下 潤一郎
山田 英二
ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
1'40.852
R1'39.435
3'20.28736.811
4099ST-53梅本 淳一
奥村 浩一
BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
1'40.134
1'40.968
3'21.10237.626
4119ST-54古宮 正信
野村 浩史
BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
1'41.247
1'41.136
3'22.38338.907
4236ST-55江原 弘美
咲川 めり
エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
1'41.819
1'40.721
3'22.54039.064
4317ST-56野上 敏彦
谷川 達也
DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'42.464
1'40.486
3'22.95039.474
44213ST-57東 貴史
原田 学
WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'43.075
1'43.843
3'26.91843.442
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'37.887 / ST-5: 1'40.064)を更新しました。
  • CarNo.44は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、訓戒のペナルティを科す。
  • CarNo.12(Aドライバー)は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則8条(2)違反(ボード提示前にピットレーンに進入)により、罰金10,000円のペナルティを科す。
  • CarNo.92(Aドライバー)は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗提示区間での追い越し違反)により、予選ベストタイム削除のペナルティを科す。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO Bドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/24) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
181ST-X1青木 孝行GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'21.311-164.004
23ST-X2峰尾 恭輔ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
R1'21.755 0.444163.113
324ST-X3ガミさんスリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'23.782 2.471159.167
432ST-X4荻野 哲生ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8-LMS ultra
R1'24.429 3.118157.947
59ST-11山野 直也Faust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'27.420 6.109152.543
637ST-12平川 亮KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'27.622 6.311152.191
76ST-21菊地 靖新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'29.747 8.436148.588
859ST-22吉田 寿博STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'30.569 9.258147.239
920ST-23阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'30.632 9.321147.137
1035ST-31佐々木 雅弘asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'30.632 9.321147.137
117ST-24関 豊新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'30.633 9.322147.135
1214ST-32伊橋 勲岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'31.57710.266145.619
1330ST-25下垣 和也RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.66310.352145.482
1434ST-33松原 怜史asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'31.92310.612145.071
1515ST-34田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'31.99110.680144.963
165ST-35杉林 健一岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'32.19710.886144.639
1738ST-36兵藤 信一TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'32.36311.052144.379
1893ST-41太田 侑弥SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'33.06011.749143.298
1918ST-42岡野 陽朋Y's distraction 86
TOYOTA 86
1'33.42412.113142.740
2041ST-43藤田 竜樹UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'33.48012.169142.654
2186ST-44井口 卓人GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'33.48312.172142.650
2239ST-37神子島 みかTRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'33.54412.233142.557
2313ST-45村田 信博ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.64012.329142.411
2452ST-46服部 尚貴埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'33.76712.456142.218
25505ST-26岡本 武之GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'33.92612.615141.977
2692ST-47浜野 彰彦SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'34.41313.102141.245
2758ST-48ピストン西沢ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'34.56413.253141.019
2888ST-49脇谷 猛村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
1'35.24813.937140.006
2954ST-410近藤 翼TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'35.51814.207139.611
3073ST-411白石 勇樹オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'35.58614.275139.511
31333ST-412中島 佑弥GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'35.59014.279139.505
32*44ST-413山田 大司コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
1'35.85314.542139.123
3348ST-414高森 博士Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'36.12114.810138.735
3440ST-415長谷川 伸司車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'36.19814.887138.624
3512ST-416並木 重和VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'36.26014.949138.534
3649ST-417白坂 卓也ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'37.66216.351136.546
3726ST-418井尻 薫エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
1'38.77217.461135.011
3895ST-51中島 保典リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
R1'39.11317.802134.547
392ST-52山田 英二ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
R1'39.43518.124134.111
4017ST-53谷川 達也DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'40.48619.175132.708
4136ST-54咲川 めりエンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
1'40.72119.410132.399
4299ST-55奥村 浩一BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
1'40.96819.657132.075
4319ST-56野村 浩史BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
1'41.13619.825131.855
44213ST-57原田 学WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'43.84322.532128.418
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'37.887 / ST-5: 1'40.064)を更新しました。
  • CarNo.44は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、訓戒のペナルティを科す。

スーパー耐久

S耐:第2戦SUGO Aドライバー公式予選結果

SUGOスーパー耐久3時間レース -RIJ- (2014/05/24) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 Super Taikyu Series Round 2 スポーツランドSUGO 3.704256km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
124ST-X1藤井 誠暢スリーボンド日産自動車大学校GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'21.096-164.439
281ST-X2星野 一樹GTNET ADVAN NISSAN
NISSAN GT-R NISMO GT3
R1'22.165 1.069162.299
332ST-X3小林 崇志ケーズフロンティアDR Audi R8
Audi R8-LMS ultra
R1'22.487 1.391161.666
43ST-X4谷口 行規ENDLESS・ADVAN・BMW
BMW Z4 GT3
R1'23.716 2.620159.292
537ST-11中山 雄一KeePer I.P.S
IPS kuruma01
1'26.866 5.770153.516
69ST-12堀 主知ロバートFaust Racing BMW Z4
BMW Z4
1'29.418 8.322149.135
735ST-31前嶋 秀司asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'30.926 9.830146.661
820ST-21大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'31.033 9.937146.489
959ST-22大澤 学STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU IMPREZA WRX STI
1'31.076 9.980146.420
107ST-23藤井 芳樹新菱オート エボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.29510.199146.068
1130ST-24成澤 正人RSオガワADVANランサーⅡ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.33610.240146.003
1234ST-32大西 隆生asset ings Z34
NISSAN Fairlady Z
1'31.38010.284145.933
135ST-33小松 一臣岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN Fairlady Z
1'31.69010.594145.439
1439ST-34佐藤 晋也TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'31.76910.673145.314
1514ST-35山崎 学岡部自動車サントラント195マイカーズZ33
NISSAN Fairlady Z
1'31.82010.724145.233
166ST-25冨桝 朋広新菱オート DIXCELエボⅨ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅨ
1'31.98210.886144.978
17505ST-26田ヶ原 章蔵GRGランサーEVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER EVOLUTIONⅩ
1'32.74811.652143.780
1838ST-36鶴田 和弥TRACY SPORTS TWS C-WEST IS 350
LEXUS IS 350
1'32.76911.673143.748
1915ST-37長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN Fairlady Z
1'33.01911.923143.361
2052ST-41番場 琢埼玉トヨペットGreenBrave
TOYOTA 86
1'33.40512.309142.769
2193ST-42吉本 晶哉SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'33.53612.440142.569
22*92ST-43中村 嘉宏SKR ENGIEERING S2000
HONDA S2000
1'33.54312.447142.558
2318ST-44浅野 武夫Y's distraction 86
TOYOTA 86
1'33.81912.723142.139
2413ST-45小泉 和寛ENDLESS・ADVAN・86
TOYOTA 86
1'33.86412.768142.071
2540ST-46田代 淳車 買取り HERO'S×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'33.94712.851141.945
2641ST-47植松 忠雄UEMATSU×TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000
1'34.05512.959141.782
2786ST-48蒲生 尚弥GAZOO Racing SPIRIT 86
TOYOTA 86
1'34.13113.035141.668
2858ST-49小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'34.32013.224141.384
29*44ST-410見並 秀文コクピット狭山BRIDE ARS AD86
TOYOTA 86
1'34.95213.856140.443
30333ST-411野間 一GLORY A-ONE FN2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'35.01113.915140.356
3148ST-412富田 竜一郎Snap-on DIJON Racing DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'35.21214.116140.059
3273ST-413北川 剛オートバックス★OSU★A-ONE DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
1'35.38914.293139.799
3354ST-414加藤 彰彬TC CORSE iRacing ROADSTER
MAZDA ROADSTER
1'35.54514.449139.571
34*12ST-415佐藤 衛VivaC ED BRIDE HPI FD2
HONDA CIVIC TYPE-R
1'35.67014.574139.389
3588ST-416村上 博幸村上モータースACRE & Moty's マツダロードスター
MAZDA ROADSTER
1'36.26715.171138.524
3649ST-417蘇武 喜和ABARTH 695 ASSETTO CORSE
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
1'38.39117.295135.534
3795ST-51松井 猛敏リジカラFIT3
HONDA FIT3 RS
R1'38.80717.711134.963
3826ST-418後藤 比東至エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA Vitz GRMN ターボ
1'39.78718.691133.638
3999ST-52梅本 淳一BRP★J'S RACING フィット3
HONDA FIT3 RS
1'40.13419.038133.175
402ST-53山下 潤一郎ホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX
HONDA FIT
1'40.85219.756132.227
4119ST-54古宮 正信BRP★J'S RACING フィット2
HONDA FIT2 RS
1'41.24720.151131.711
4236ST-55江原 弘美エンドレスアドバン日光ヴィッツ
IPS Vitz RS
1'41.81920.723130.971
4317ST-56野上 敏彦DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO
1'42.46421.368130.146
44213ST-57東 貴史WAKO'Sμ野田自動車Vitz
TOYOTA Vitz RS
1'43.07521.979129.375
---- 以上予選通過 ----
  • 'R'マークは従来のコースレコード(ST-X: 1'37.887 / ST-5: 1'40.064)を更新しました。
  • CarNo.44は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則12条(4)違反(ブリーフィング欠席)により、訓戒のペナルティを科す。
  • CarNo.12は、スーパー耐久シリーズ2014スポーツ規則8条(2)違反(ボード提示前にピットレーンに進入)により、罰金10,000円のペナルティを科す。
  • CarNo.92は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗提示区間での追い越し違反)により、予選ベストタイム削除のペナルティを科す。

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士フォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士 「ナニン選手のデビュー」と「去年のリベンジ」という二つのミッションを見事クリア (Arnage)

 第二戦富士ラウンドは500kmという長丁場、Arnage Racingが第三ドライバーとして迎えたのはNanin Indra-Payoong (ナニン・インドラパユング)選手。タイからやってきた弱冠19 歳の若武者である。昨年のFormula3Nクラスで総合2位の好成績を収めたNanin選手だが、SUPER GTはこれがデビュー戦となる。またチームとしては、昨シーズンは7Lap にして無念のリタイヤという苦い思い出の富士ラウンドであるが、前戦の岡山ではトラブルを乗り越えて幸先のいい完走を果たし、なんとかこの富士500kmレースをいい思い出に塗り替えたいところ。いろいろな意味で期待を胸に臨んだレースウィークとなった。

■公式予選
  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ
  • 気温:Q1 開始時22℃→終了時23℃ / 路面温度:開始時35℃→終了時35℃
  • 入場者;32,200人

 例年各地からの大勢の観客でにぎわう富士500kmレースだが、この日はゴールデンウィーク後半の四連休の初日にあたり大勢の観客が訪れた。天候にも恵まれ、からっと晴れあがった空には新緑に彩られてくっきりと富士山が映し出されている。

 レース前のガレージメンテナンスでは、前戦で現れたギアボックスのトラブルを改善し、500kmの長距離レースに備えて細かい箇所を入念にチェック修正。また、和光ケミカル様のご協力により富士に向けてのオイルが調合され、車両は万全を期して富士に持ち込まれた。その甲斐あってか、この日の9 時から行われた公式練習でも車両は順調なところを見せる。加納・安岡両選手はもちろん、3月に行われた岡山公式テストではトラブルのために十分な走行をすることができなかったNanin選手も、持ち時間をフルに使って20周ほどを走り、ツーリングカーの特性とドライビングを存分に確認することができた。ベストラップは12Lap 目に安岡選手が出した1'40.197(17位)

 午後になってもドライコンディションは変わらず、予選は定刻14時にスタート。すっかりQ1担当が板についた感じの安岡選手が車両をコースに進めた。しかし、ただでさえ強敵揃いのGT300クラスのなか、ストレートを得意としないアストンマーチンは、ロングストレートの富士のコースを前に苦戦を強いられる。トップは1分37秒台、以下9位までの車両が1分38秒台を記録するなどQ2進出をかけた戦いは厳しく、安岡選手は3Lap目に1'39.692 の好タイムでベストを記録したが、Q2に進出するには及ばず明日の決勝は19番手からのスタートとなった。しかし500km 110周を戦い抜くためにはタイムだけが重要ではないことを熟知しているクルーたちは、遅くまで車両のチェックとメンテナンスに勤しんだ。また和光ケミカル様がこの日のオイルデータをラボまで持ち帰り、明日の決勝に向けてさらに有効なオイルが調合された。なお300クラス予選の結果は下記のとおり。

  • P1 #3 B-MAX NDDP GT-RNISSAN GT-R NISMO GT3 星野 一樹 / ルーカス・オルドネス (1'37.841)
  • P2 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 佐々木 孝太 / 井口 卓人 (1'38.034)
  • P3 #55 ARTA CR-Z GT 高木真一 / 小林崇志 (1'38.188)
  • P19#50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒 / N.インドラ・パユーング(1'39.692)
■決勝レース
  • 天候:晴れ 路面状況:ドライ 気温:20℃→22℃ / 路面温度:32℃→34℃
  • 入場者:57,200人

 予選日に続きこの日も雲一つなく晴れあがり、朝早くから大勢の観客が詰めかける。昨日に続き車両のコンディションは非常に良好、8時30分から開始されたフリー走行の30分とその後のサーキットサファリの時間をいっぱいに使って、ドライバー3人が練習走行を行い、Nanin選手はNEWタイヤの感触を確認したほか、ドライバーチェンジの練習も行われて充実したメニューをこなすことができた。この日のレースの模様は、Nanin選手の故郷タイに建設中で第7戦が行われる予定のブリラムサーキットのウェブサイトにて生中継されることになっており、またピット裏では僅かな空き時間にも加納・安岡両選手がNanin選手に熱心にドライビングをレクチャーする姿が見られ、Nanin選手もそれに応えるように練習走行で1分40秒台を出すなど、チーム一丸となってテンションが上がっていく。

 5万7千人を超える観客が見守る中、レース開始は定刻の14時、Arnage Racingは500kmのレースを安岡選手のドライビングで19 番手からスタートさせた。ところが荒れたレース展開を予感させるように、レース開始後間もなく88号車が大きくクラッシュするアクシデントが発生、さらにその直後15Lapで500クラスの車両が出火してセーフティーカーランとなる。300クラスの車両数台がこれを好機とばかりに給油ピットインするが、燃費の悪いアストンマーチンは残り周回数の計算上ここでのピットインはできない。しかも、このSC導入となる前の13Lapのあたりで、安岡選手の無線からエンジンの不調を訴える連絡があり、車両はパワーダウンにより、レース開始直後に16位まで上げた順位を20位まで落としてしまった。(*のちに車両保管後の車両からデータを抜いたところ、安岡選手が訴えたエンジンのばらつきとパワーダウンがデータ上にも表れており、エンジンの右バンクに異変が起きていたことが判明した。)

 チームは一時車両をピットに戻すことも考えたが、その後パワー感が戻ってきたため様子を見守りながら走行を続けることになり、安岡選手は1分41秒台を中心に走行を続行。不安を抱えながらも40LapでNanin選手にドライバーチェンジするまで冷静に走行を続けた。タイヤ交換後Nanin選手の手でコースに戻された車両はエンジンの調子が戻り、Nanin選手はデビュー戦とは思えない堂々たるドライビングを披露。終始順位を落とすことなく、ドライバーチェンジ直前の71Lap 目には本レースベストとなる1'40.789をレコード、加納選手に交代するまで素晴らしいドライビングを続けた。チームのボルテージが上がる中、ドライバー交代を待つ加納選手のもとに監督が近づき告げる。「俺たち、いま失うものないよね?だから申し訳ないけどタイヤ交換なしで行きます。」こうして、74Lap目、給油のみ終えたチームはピットタイムを20秒以上短縮して加納選手に車両を委ね、17位でコースインさせた。加納選手はNanin 選手から引き継いだタイヤながら1分42秒台前半の好タイムでの走行を続け、5号車と360号車をパスして13位まで順位を上げた。残り5Lapというところで21号車の藤井選手、9号車の坂本選手に一つずつ順位を明け渡したものの、最後まで冷静なドライビングを続け、15位という成績で500kmという長丁場を見事に乗り切りチェッカーを受けた。

 チーム一丸となって勝ち得た500kmレースの完走により、Nanin選手は見事にSUPER GTデビューを果たすことができ、Arnage Racingは7Lapリタイヤに終わった昨年のリベンジを果たすことができた。

  • P1 #4 グッドスマイル 初音ミク Z4 谷口 信輝 / 片岡 龍也
  • P2 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中 克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P3#0 MUGEN CR-Z GT 中山 友貴 / 野尻 智紀
  • P15 #50 WAKO’S Exe ASTON MARTIN 加納政樹 / 安岡秀徒 / N.インドラ・パユーング
チーム代表 伊藤宗治
 今回のレースは、ナニンくんのSUPER GTデビューと完走という二つの大きなミッションがあった。レース序盤にエンジントラブルという問題は起きたものの、そのほかにはレースウィーク中、ノートラブル、ノーアクシデントで、二つのミッションを首尾よくクリアすることができた。これも、ひとえにGT-Aをはじめ、ヨコハマタイヤ様、スポンサー各位、チームのみんなのおかげに他ならないと感じている。感謝の一言に尽きます。
ドライバー 加納政樹
 ナニンくんが加わって初めてのレースだったので、どうしてもナニンくんにロングを乗ってもらって、車の感じを掴んでもらいたかったんですが、スタートからエンジンの不調かも、みたいな状況があったなかでナニンくんがいいペースで走ってくれて、その分タイヤもあまり痛めなかったので、(僕的にはどちらかというとタイヤ無交換作戦の時にあたることが多いのですが、)今回もある程度のラップで走っていけたんじゃないかと思います。アウディとポルシェに抜かれたんがね(笑)何とか死守したかったんですけど、ちょっと空回りしたかなと、どうしてもちょっとずつちょっとずつ詰まって500クラス車両の処理にうまく騙されたかなというような。ここは課題かなと思います。ただ去年は500クラスの車両と絡んで7周リタイヤだったのでどうしても完走がしたかった。そういう意味では、予選の順位よりも上がってチェッカーもきちっと受けて完走ができたので、今年も全戦完走を目指してるチームとしても、ミッションクリアでいろんな幅を広げたレースだったんじゃないかな。次戦はオートポリス、去年のああいうことも何処であるかわからないし、チームも強くなってるし、ドライバーの絆もチームとの絆も強いんでね、この調子でオーポリ向けて頑張りたいと思います。
ドライバー 安岡秀徒
 去年リタイヤしてしまったレースということで、すごく楽しみで、リベンジという気持ちでいたので、完走できたのはよかったのですが、個人的にはずっと先を見越してかなり抑えて走っていたので、SC明けでアウディを抜いてペース上げだしたところで、エンジンのパワーが下がってしまって…。よくなったり、また悪くなったり、ちょっとそっちに気を取られて、あまり僕らしい走りが出来なかったと感じています。ただ、自分が乗っているときにそういう異変があってよかったと思うし、冷静に対処 できたとも思うので、こういうレースもあるのかなっていうのが正直なところです。ナニンくんも加納さんも、すごいいい走りで、タイムも内容もよくて、結果的にフィニッシュできて本当によかったです。次に三人でやる鈴鹿に向けてはかなりよかったのかなあと。ナニンくんも変わりゆく車重とタイヤコンディションの中でかなり頑張って、掴んだ部分もあると思うので鈴鹿が楽しみですね。次はオートポリスということで、みなさん去年の表彰台の再現を期待してると思うんですけど、どうでしょうねえ(笑)そんなにうまくいくのかなあ…(笑)また天気が悪くなってくれたりするとああいうチャンスもあるかと思うんですけどね。僕はドライでは10 番くらいで走れるくらいの力はあると思ってるので、しっかりQ2 進むっていうことが目標だし、そこで加納さんにQ2 のアタックをしてもらいたいですね。オートポリスは好きなサーキットなのですごく楽しみです。
ドライバー Nanin Indra-Payoong
 今回初めてのレースで、NEWタイヤで出て最初ちょっと怖かったですけど、トラクションコントロールとかABSも効いて何も問題なかったですね。今回はいつものやったことあるレースより長く(Lap数は)33周だったので、コンスタントで走ることの大切がさがわかりました。500クラスの車がどんどん来るのもすごく貴重な、いままでにない経験でした。すごくいい経験だったと思います。タイムも最後にベストラップを出したので、今度はNEWタイヤの時ベストラップを出したいですね。今度鈴鹿で早めにいいタイムを出して、レースももっと長いので、やっぱりタイヤの使い方ですね。勉強して、もっと頑張ります。

 応援してくださったスポンサーの方々には深く感謝しますとともに、5月31日~6月1日にオートポリスサーキットで開催される次戦九州ラウンドにおきましても、応援のほど宜しくお願いいたします。

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Arnage Racing 2014 SUPER: GT Race report

Super Car Race Series

SCR:第4戦富士決勝 高木真一/タカシ組が初優勝、カテゴリー2はナオリュウが無傷の4連勝

 スーパーカーレースシリーズは17日、富士スピードウェイ(4.563km)で第4戦の決勝レースを行い、34周・1時間43秒896でカテゴリー1の高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)が優勝した。カテゴリー2はナオリュウ(AGE-AGE-458)が4連勝を飾った。

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 2日間にわたるスーパーフォーミュラ第2戦の取りを務めるレースとして午後4時20分、第4戦のローリングラップが始まった。パワーステアリングのトラブルで片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)が欠場。カテゴリー1・3台、カテゴリー2・9台の合計12台による60分間の争いとなる。

 スタートを制したのはポールシッター飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)の水谷。これに伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)の竹内が続く。

 この2台がテールトゥノーズでの争いを演じるが、やがて11番グリッドからスタートした、高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)のタカシがカテゴリー2のマシンの間を縫って4周目には3位まで上がってきた。

 9周目に竹内が水谷をパスしてトップに立つと、徐々に2位以下との間隔を広げ始める。竹内が2位との差を5秒と広げた16周目、ピットイン可能時間になると、2位水谷と3位タカシが相次いでピットイン。それぞれ飯田、高木にドライバーチェンジを行う。

 18周目には竹内もピットインし伊藤にバトンを渡すが、ピットアウトするとノーポイント・ノーハンディでピットストップ時間の短い高木に40秒の差を付けられ、2位に落ちることとなった。

 さらに、伊藤はペースが上がらなかったため、23周目には3位を走る飯田の先行を許すこととなる。

 高木はこの後もトップを快走。29周目には、このレースのファステストラップとなる1分42秒089をたたき出し、終わってみれば34周を走って2位以下を1分近くちぎる、3戦までの不運を跳ね返す今季初勝利を独走で飾った。

 2位は飯田。伊藤は、32周目の最終コーナー立ち上がりでストップ。総合11位でレースを終えたが、規定周回数を満たしていたため、カテゴリー1・3位で表彰台に立った。

 カテゴリー2は序盤からクラスポールシッターのナオリュウ(AGE-AGE-458)がレースをリード。武井真司/堀田誠組(BINGO SPORTS997)の武井は、2位でレースを始めるが、5周目にアキ・ミヤザキ/スカイ・チェン組(TEAM KRM・FSRSR)のミヤザキに、7周目に池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)の池田にかわされ4位に落ちる。

 2位のミヤザキは15周目にピットインし、ドライバーをチェンに交代。トップのナオリュウは16周終わりでピットイン。両者ピットストップハンディ60秒加算の2分でピットアウトすると、17周目に3位を走っていた池田がコース脇にマシンを止めたため、ナオリュウがトップでレースに復帰した。

 一時は4位に落ちた武井だったが、交代した堀田が池田のトラブルなどで順位を回復、2位でゴールした。3位にはチェンが入った。

 次大会第5、6戦は、岡山国際サーキットに舞台を移し6月14、15日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第4戦富士決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
132CⅠ1高木 真一
タカシ
TEAM KRM GT3R
PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012
341:00'43.896
227CⅠ2飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier DIRECTION 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
3459.609
370CⅡ1ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
331Lap
49CⅡ2武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
331Lap
538CⅡ3アキ・ミヤザキ
スカイ・チェン
TEAM KRM・FSRSR
PORSCHE 997RSR
322Laps
669CⅡ4草野 健
船井 俊仁
AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
322Laps
777CⅡ5野間 一
山脇 大輔
炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
322Laps
823CⅡ6山野 直也
滝澤 智幸
KremerGT3RSR
PORSCHE 996RSR
322Laps
972CⅡ7須崎 弘一郎
江原 謙輔
AGE-AGE-430
Ferrari F430 challenge
322Laps
103CⅡ8小島 英気
藤森 博
WAKAMIYA F430C
Ferrari F430 challenge
322Laps
1152CⅠ3伊藤 良男
竹内 浩典
優伸・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
313Laps
---- 以上規定周回数(23Laps)完走 ----
-14CⅡ-池田 大祐
三沢 伸輔
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
2113Laps
  • Fastest Lap(C1): CarNo.32 高木真一(TEAM KRM GT3R) 1'42.089 (29/34) 160.907km/h
  • Fastest Lap(C2): CarNo.70 ナオリュウ(AGE-AGE-458) 1'46.213 (13/33) 154.659km/h

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士 レース2決勝トップ3会見

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優勝 #36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S SF14)
sf_r02_r2_pc-lotterer  「心配していたスタートもうまくいきましたし、タイヤ交換もチームが(鈴鹿のようなミスをすることなく)無難にこなしてくれ、結果優勝できましたので良いレースでした。途中ブレーキングでミスをしてタイヤにフラットスポットを作ってしまいましたが、思ったより影響がなかったので暫くしてピットに入りました。これでピットインがやや早くなったかもしれませんが、結果としては良いタイミングだったと思います。J.Pとのバトルは外から見ると少し離れていたように見えたと思いますが、コンマ1秒を削り合うとても緊迫したものでした。」
2位 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)
sf_r02_r2_pc-oliveira  「今回のスタートは、午前中のような素晴らしいものとはいえませんでした。ピットストップのタイミングは、ロッテラー選手が入った後チームと相談して次の周に入りました。僅かの差で前に出ることはできなかったのは残念でした。その後はロッテラー選手にプレッシャーをかけ続けミスを待ちましたが、経験豊富な彼は動じることはありませんでした。」
3位 #37中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SF14)
sf_r02_r2_pc-nakajima  「スタートは狙っていましたが、前の2台のスタートが良くチャンスは見出せませんでした。序盤はトップ2台に遜色ないタイムで走ることができましたが、ピットイン後は離されてしまい、逆に後方とのギャップを気にしながらのレースになってしまいました。次戦も富士が舞台ですので、今回の教訓を生かして臨みたいと思います。」
優勝監督 舘 信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf_r02_r2_pc-tachi  「開幕戦では、勝てるレースをチームのミス(タイヤ交換でフロントタイヤを左右逆に装着)で落としてしまいました。これを引きずったまま今週末を迎えましたが、勝つことができて本当に良かったと思います。ほっとしました。」
まとめ & Photo: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士決勝レース2 #36ロッテラーがポール・トゥ・ウィンで開幕戦の雪辱を果たす

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第2戦。決勝レース2は35周で行われ、ポールポジションの#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)が#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)の追撃を退け、ピット作業ミスで失った開幕戦の雪辱を果たした。
3位には#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)が入った。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選9,000人/決勝14,500人/二日合計23,500人)

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決勝レース2は午後2時30分スタート。このレースでは最低1回のタイヤ交換義務が課せられる。
残念ながらレース1でメカニカルトラブルによりリタイヤとなった#32小暮卓史はクルマの修復が間に合わず、レース2の出走を見合わせることになってしまった。

レースはポールポジションの#36ロッテラーが綺麗にスタートを決めてトップで1コーナーへ。その後ろでは予選2位の#19オリベイラと同3位の#37中嶋が並走状態で1コーナーに飛び込んだが、立ち上がりでオリベイラが前に出た。

ロッテラーとオリベイラはそこから他の追随を許さないハイペースで周回を重ね、その差は一進一退を繰り返す。
7周目にはダンロップコーナーでフロントタイヤをロックさせてフラットスポットを作ってしまったロッテラーだったが、すぐにペースを取り戻して11周目にピットイン。タイヤ交換と給油を9.2秒でやり終えてコースに復帰する。
オリベイラはその1周後、12周目にピット作業を行うが、ピット出口では僅かにロッテラーが前に。そこからは1スティント目と同じくコンマ1秒を争う神経戦が展開された。 17周目にこのレースのファステストラップとなる1’25.047を記録するなど、懸命にロッテラーを追うオリベイラだったが、ロッテラーも安定したペースで周回を重ね、僅かずつではあるが両者のギャップは広がり始める。

結局ロッテラーはオリベイラに3.497秒のリードを築いて35周を走り切り、今季初優勝を獲得、フロントタイヤの組み違えで大幅に順位を落とした開幕戦鈴鹿の無念を晴らした。
3位にはチームメイトの#37中嶋が入ったが、2位オリベイラとの差は13秒にまで開いてしまっていた。

ハイペースの神経戦を展開していた上位陣とはうって変わり、中断以下のグループではコースの至るところで激しいバトルが展開された。
特にここまで苦戦の続いていたホンダ勢の中では前年王者の#1山本尚貴が#20ナレイン・カーティケヤンとドッグファイトを展開するなど上位争いに加わり、最終的に5位でフィニッシュしている。
ルーキーながらここまで予選でも決勝でも目覚ましい速さをアピールしている#40野尻智紀も、山本を上回るハイペースで周回を重ねていたが、19周まで引っ張って行ったピット作業で痛恨のストール。一気に17位まで後退してしまった。 それでも野尻は1分25秒6前後のトップグループと遜色の無いペースで追い上げを開始、先行する#3ジェームス・ロシター、#18中山雄一らを次々に抜き去って15位でチェッカーを受けている。

スーパーフォーミュラシリーズは第3戦も同じく富士スピードウェイにて7月13日に決勝を行う。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士レース2決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A3550'45.074
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A353.497
337中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A3516.543
48ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A3521.069
51山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E3525.479
620クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A3532.559
739国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A3540.803
87平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A3542.301
910塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E3542.872
1011ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E3549.101
1138石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A3549.478
1241武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E3555.684
1362嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A351'01.214
1431中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E351'05.444
1540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E351'06.145
1618中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A351'08.340
173ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A351'08.770
182中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E341Lap
---- 以上規定周回数(31Laps)完走 ----
-32小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EDNS
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL) 1'25.047 (17/35) 193.150km/h
  • CarNo.38は、レース1における違反(シリーズ統一規則第3条第28条13.1)(衝突行為),2)(コースアウト)違反)により、ドライビングスルーペナルティを科した。

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士 レース1決勝トップ3会見

sf_r02_r1_ps-top3

優勝 #19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)
sf_r02_r1_pc-oliveira  「実はスタート前にステアリング(のギアチェンジシステム)に少しトラブルがあって、交換しようか迷ったのですが、感触が変わってしまうのでそのまま行くことにしました。スタートはうまくいきましたので、1周目にオーバーテイクシステムも使って、後続がスリップストリームに入れないようにしました。マシンは非常に良い状態ですので、午後のレースもこのままいきたいですね。」
2位 #37中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SF14)
sf_r02_r1_pc-kazuki  「スタート以外語るところがありません(笑)。僕のスタートも決して良かったわけではありませんが、前の3台が悪かったんだと思います。1周目が勝負と思っていましたがJ.P(オリベイラ)に差を広げられてしまったので、あとは淡々と走るしかありませんでした。決勝のペースもJ.P.の方が若干良かったですしね。午後のレースに向けてしっかり準備をしたいと思います。」
3位 #8ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)
sf_r02_r1_pc-duval  「スタートは自信があったのですが……ホイールスピンをしてしまい、1コーナーまでに5番手まで落ちてしまいました。何とか3位まで挽回し、2位の一貴選手を追いましたが、スリップストリームに入るまで詰めることはできませんでした。」
優勝監督 星野一義(Lenovo TEAM IMPUL)
sf_r02_r1_pc-hoshino  「ここ(優勝)に来るまでチーム一丸となって取り組んできました。でも、今は優勝の喜びよりも第2レースのことで頭がいっぱいです。他のマシンと比較してもセクターによって速い遅いがありますので気を抜けません。レース2もJ.Pを優勝させたいですね。」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士決勝レース1 PPの#19オリベイラが独走で2年ぶりの勝利!

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第1戦の決勝レース1は#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)がポールポジションから他を寄せ付けない速さで逃げ切り、今季初勝利をものにした。
2位には#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)、予選2番手からスタートした#8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)はスタートでの失敗が祟って3位に終わった。

sf_r02_r1-start5

sf_r02_r1-19

sf_r02_r1-37

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sf_r02_r1-podium

sf_r02_r1-winner_podium

決勝レース1は5月18日午前10時05分より25周で行われた。
この日も富士スピードウェイは快晴に恵まれ、気温、路面温度とも次第に上昇する中でのスプリントレースとなった。
ポールポジションから快調にスタートを切ったかに見えた#19オリベイラだったが、実は彼のクルマにはウォームアップ走行の時点で1速からニュートラルにギヤが勝手に落ちてしまう症状が出ていた。 そのためチームではグリッド上でステアリング交換も検討されたが、操作のフィーリングを重視してオリベイラは交換を見送った。
その「賭け」が奏功し、オリベイラはトップをキープして1コーナーに飛び込むことに成功、そのまま一気に後続を突き放していった。

一方、予選2番手からスタートした#8デュバルはレース後の会見で「クラッチのバイトポイントが昨日とは違っていた」と語っており、その影響でホイールスピンを起こしてしまったため、完全に出遅れてしまった。 後続に飲み込まれ、一時は5位付近まで後退しそうになったものの、デュバルは1コーナーへのブレーキングで挽回、3位でオープニングラップを終えて来た。

その脇をすり抜けて2位に躍り出たのは予選5番手からスタートした#37中嶋だった。 しかし中嶋は周回を重ねるごとに徐々にオリベイラに引き離されてしまう。
一方、3位のデュバルも中嶋のスリップに入るまでには至らず、結局上位陣はこのままの順位出淡々と周回を重ね、25周を消化。

結局オリベイラは中嶋に5.203秒の大差をつけ、2年ぶりの勝利をものにした。

なお、ホンダ勢の最上位は#11ヴィタントニオ・リウッツィの8位。 #1山本尚貴、#40野尻智紀、#32小暮卓史、#10塚越広大らが相次いでトラブルでリタイヤするなど、今回も苦しい戦いとなった。

決勝レース2はこのあと午後2時30分より35周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum
Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士レース1決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/18) Final Race 1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
EngineLapTotal_Time
Behind
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A2535'37.680
237中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A255.203
38ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A257.079
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A257.722
539国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A2516.558
63ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A2517.487
720クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A2526.427
811ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E2538.447
931中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E2540.427
1041武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E2543.197
1162嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A2549.465
122中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E2554.279
1318中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A241Lap
---- 以上規定周回数(22Laps)完走 ----
-1山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E196Laps
-40野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E187Laps
-32小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E124Laps
-7平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A025Laps
-*38石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A025Laps
-10塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E
  • Fastest Lap: CarNo.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL) 1'24.834 (4/25) 193.635km/h
  • CarNo.38は、シリーズ統一規則第3章第28条13.1)(衝突行為),2)(コースアウト)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科す。ただし、レース2スタート後3周回目までに実行すること。および、ペナルティポイント1とする。

Super Car Race Series

SCR:第3戦富士決勝 C1は飯田/水谷組、C2はナオリュウがともに開幕3連勝

 スーパーカーレースシリーズは17日、富士スピードウェイ(4.563km)で第3戦の決勝レースを行い、28周・51分33秒635でカテゴリー1の飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)が優勝した。カテゴリー2は、ナオリュウ(AGE-AGE-458)が優勝した。

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 第3戦決勝は午後3時45分にフォーメーションラップが始まったが予選2位、飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)の飯田がスタートできず、全車が通り過ぎた後にようやく動き出したものの最後尾に回ることとなった。

 ローリングスタートが切られ、トップで1コーナーに飛び込んだのはポールスタート、高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)のタカシ。2位にカテゴリー2ポールシッター、片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)の片岡が続くが、最後尾から猛然と追い上げてきたのが飯田。飯田はオープニングラップで5位に上がると、2周目には3位、3周目に2位とトップの背後に迫ってきた。

 数周にわたるトップ争いも6周目に決着。ついに飯田がタカシを捉えトップに立つと、タカシは7周目には、片岡をかわして3位に上がってきた伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)の竹内にもパスされ3位に落ちる。

 2位に上がった竹内が僅差でトップの飯田を追い、やや離されてタカシが続く。しかし、この決着はドライバー交替であっけなくついた。TEAM KRM GT3Rが14周目にタカシから高木に、優伸・SHIFT SLS14周目に竹内から伊藤に、K's Frontier DIRECTION 458GT3が15周目に飯田から水谷にドライバーチェンジすると、前大会トラブルで走れずノーポイントでピットストップ時間の短い、高木が後続を40秒前後離し、大きくリードすることとなった。

 高木はこの後もゆうゆうとトップを快走。最終28ラップ目をファステストラップを更新するタイムで回り、2位以下を1分11秒離してぶっちぎりの初優勝を飾ったかに見えた。暫定2位には水谷が、暫定3位には竹内と続いた。

 しかし、レース後の車検で高木/タカシ組の車両が最低重量違反で失格。優勝が飯田/水谷組、2位が伊藤/竹内組となった。

 カテゴリー2はスーパーGT、2連勝中で波に乗る片岡が、序盤から2以下を大きく離しトップに立つ。しかし片岡で引っ張る作戦が裏目に出て、ドライバー交替時間違反でドライビングスルーペナルティを取られ大きく後退。

 片岡の後ろで、スタートドライバーがドライブ中に2位争いをしていたのがナオリュウ(AGE-AGE-458)、山野直也/滝澤智幸組(KremerGT3RSR)、池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)の3台。しかし池田/三沢組がドライバー交代後の24周目にトラブルでピットイン。山野/滝澤組も後退し、一人で走りきったナオリュウが2位以下を33秒引き離し、開幕から無傷の3連勝を飾った。

 2位には武井真司/堀田誠組(BINGO SPORTS997)が、3位には山野/滝澤が入った。

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 第4戦は明日18日、16時20分より60分間で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第3戦富士決勝結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
LapTotal_Time
Behind
127CⅠ1飯田 太陽
水谷 晃
K's Frontier DIRECTION 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
2851'33.635
252CⅠ2伊藤 良男
竹内 浩典
優伸・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
2818.962
370CⅡ1ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
271Lap
49CⅡ2武井 真司
堀田 誠
BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
271Lap
523CⅡ3山野 直也
滝澤 智幸
KremerGT3RSR
PORSCHE 996RSR
271Lap
677CⅡ4野間 一
山脇 大輔
炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
271Lap
738CⅡ5アキ・ミヤザキ
スカイ・チェン
TEAM KRM・FSRSR
PORSCHE 997RSR
271Lap
8*7CⅡ6片岡 龍也
濱田 孝典
KRM AZEST F458
Ferrari 458 challenge
271Lap
93CⅡ7小島 英気
藤森 博
WAKAMIYA F430C
Ferrari F430 challenge
262Laps
1014CⅡ8池田 大祐
三沢 伸輔
石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
244Laps
---- 以上規定周回数(C1:19Laps / C2:18Laps)完走 ----
-5CⅡ-白坂 卓也
林 学
Liberty 108 DIRECTION 997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
325Laps
-72CⅡ-須崎 弘一郎
江原 謙輔
AGE-AGE-430
Ferrari F430 challenge
DNS
-*32CⅠ-高木 真一
タカシ
TEAM KRM GT3R
PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012
失格
-*69CⅡ-草野 健
船井 俊仁
AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
失格
  • Fastest Lap(C1): CarNo.52 竹内浩典(優伸・SHIFT SLS) 1'42.520
  • Fastest Lap(C2): CarNo.7 片岡龍也(KRM AZEST F458) 1'44.311 (2/27) 157.479km/h
  • CarNo.7は、シリーズSpR第2章第30条(ドライバーの交替)違反により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
  • CarNo.32,69は、SCRJブルテンNo.2014-004-T(車両最低重量)違反により失格とした。

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士 予選トップ3会見

#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)
(第1レースPP/第2レース2位)
sf_r02_q_pc-oliveira  「レース前に行ったテストとはかなりコンディションが異なっていましたので、朝のフリー走行からリアのグリップ上げることを中心に、マシンを少しずつ改善していきました。予選でもQ1から段階的に改善を試みましたが、Q3の時点ではトムスチームのマシンの方が少し速かったようです。Q3ではアタック中にオーバーステアになってタイムロスしてしまいましたが、攻めた結果なので納得しています。今シーズンは楽しんで走ることができていますので、明日は期待してください」
#8ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)
(第1レース2位/第2レース5位)
sf_r02_q_pc-duval  「残念ながら、マシンはポールポジションを狙えるレベルではありませんでした。特に最終セクターが速く走れませんでした。Q3はイケルかと思いましたが、やはりタイムアップには繋がりませんでした。でも、このマシンはオーバーテイクができますので、レースセッティングさえ決まれば、明日は大丈夫と思います」
#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S SF14)
(第1レース3位/第2レースPP)
sf_r02_q_pc-lotterer  「Q2まではアタック周にいきなりミスをしてしまったり、いまひとつしっくりきませんでした。でも、Q3の前に何が足りないのかをチームが気づいたようです。チームがクルマを変えた結果、非常にスムーズに走れるようになりました。もう少し早く改善されていればと悔やまれますが、明日は良いスタートを切ればいけると思います」
#37中嶋一貴(PETRONAS TOM'S SF14)
(第1レース5位/第2レース3位)
sf_r02_q_pc-kazuki  「昨日はコンディションが悪いにもかかわらず、相対的に順位は良かったのですが、今日は最後まで噛み合っていない状態のままでした。結局どこを改善すれば良いのかを見つけられないまま終わってしまいました。明日の決勝に向けて、しっかり準備を整えたいと思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士公式予選 レース1は#19オリベイラが2年ぶりのPP、レース2は#36ロッテラーがコースレコードを更新してPP獲得

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第2戦の公式予選が5月17日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。
今回は2レース制で開催されるということで、Q1の順位がそのままレース1のグリッド順に。従来のQ1、Q2、Q3の順位でレース2のグリッド順を決めるという最終戦鈴鹿と同じ予選方式がとられ、レース1は#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が、レース2は#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)がポールポジションを獲得した。

sf_r02_q-36

sf_r02_q-19

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sf_r02_q-nakajima

公式予選は午後2時15分開始。 最初のQ1は20分間の走行でレース1のグリッドとレース2の15位以下のグリッドを決定する。
天候は快晴。気温、路面温度とも上昇する中で、各ドライバーとも3月の合同テストとのコンディションの違いに合わせ込みながらの走行となった。
フリー走行から好調な#36ロッテラー、#19オリベイラ、#8デュバルの3人がここでも好タイムを記録し、最後のアタックで1’23.108を記録したオリベイラが2年ぶりにポールポジションを獲得。
0.103秒差でデュバル、0.217秒差でロッテラーが続いた。
日本人選手の最上位は#39国本雄資、開幕戦で苦戦の目立ったホンダ勢では#1山本尚貴、#10塚越広大をはじめ、金曜の専有走行でターボチャージャーのトラブルに見舞われた#31中嶋大祐やルーキーながら開幕戦でQ3進出を果たした#40野尻智紀らがQ2に駒を進めた。

予選Q2は午後2時45分に開始されたが、プリウスコーナーで#31中嶋大祐が横を向いてストップしてしまった影響で終了1分前に赤旗中断に。
この時点でアタックを開始していたドライバーは改めて最初からアタックをやり直す羽目に陥った。
セッションは2分50秒延長されて2時55分に再開。 結果的には中断前に1’23.075を記録していた#19オリベイラがトップに。
#37中嶋一貴、#39国本が続き、ホンダ勢では唯一#1山本が6位でQ3に駒を進めた。 トップのオリベイラと山本のタイム差は0.321秒に留まり、決勝での巻き返しに期待のもてそうな結果となった。

予選Q3もまた7分間の走行。
朝のフリー走行からリヤのグリップ不足の解消に取り組んで来た#19オリベイラが真っ先にアタックを開始したが、プリウスコーナーで姿勢を乱して大きくタイムをロスし、1分24秒台のタイムに終わる。
一方、朝の走行から今ひとつ足りないものを感じていたと語る#36ロッテラーはQ1、Q2の走行を通じてベストのセッティングに辿り着き、1’22.572というタイムを叩き出して一気にトップに躍り出た。 このタイムは昨年の富士スプリントカップで#39国本が記録した1’22.718のコースレコードを上回るものだ。
最初のアタックを失敗したオリベイラはそのまま2周目のアタックを敢行、セクター1、セクター2とロッテラーに迫る区間タイムを記録してきたが、最終コーナーで僅かにリヤをスライドさせてしまい、0.134秒及ばず。 それでも1’22.706と従来のレコードタイムを更新し、フロントローの一角を占めた。
予選3番手には#37中嶋一貴が入り、ホンダエンジンの#1山本は1’23.234で7位に終わったが、トップとのタイム差は0.662秒に留まっている。

第2戦決勝は明日18日午前10時05分よりレース1が25周で、午後2時30分よりレース2が35周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士公式予選総合結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverTeamQ1Q2Q3
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'S1'23.3251'23.3141'22.572
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL1'23.1081'23.0751'22.706
337中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'S1'23.5121'23.1891'22.741
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING1'23.3951'23.2321'22.788
58ロイック・デュバルKYGNUS SUNOCO Team LeMans1'23.2111'23.3301'22.972
67平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMans1'23.6021'23.4401'23.202
71山本 尚貴TEAM 無限1'23.9561'23.3961'23.234
820クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL1'24.0851'23.8131'23.253
938石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING1'23.6871'23.842
103ジェームス・ロシターKONDO RACING1'24.2351'23.882
1118中山 雄一KCMG1'24.5131'23.927
1240野尻 智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING1'24.4801'23.984
1310塚越 広大HP REAL RACING1'24.2941'24.354
1431中嶋 大祐NAKAJIMA RACING1'24.3671'36.733
1541武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACING1'24.663
162中山 友貴TEAM 無限1'24.727
1762嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset Motorsports1'24.773
1811ヴィンタントニオ・リウッツィHP REAL RACING1'25.085
1932小暮 卓史NAKAJIMA RACING1'25.287

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士ノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4AR1'22.572--198.939
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4AR1'22.706 0.134 0.134198.617
337中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'22.741 0.169 0.035198.533
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'22.788 0.216 0.047198.420
58ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'22.972 0.400 0.184197.980
67平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'23.202 0.630 0.230197.433
71山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'23.234 0.662 0.032197.357
820クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'23.253 0.681 0.019197.312
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'22.718)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士ノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'23.075--197.735
237中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'23.189 0.114 0.114197.464
339国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'23.232 0.157 0.043197.362
436アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'23.314 0.239 0.082197.167
58ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'23.330 0.255 0.016197.129
61山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'23.396 0.321 0.066196.973
77平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'23.440 0.365 0.044196.870
820クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'23.813 0.738 0.373195.993
---- 以上Q3進出 ----
938石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'23.842 0.767 0.029195.926
103ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'23.882 0.807 0.040195.832
1118中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'23.927 0.852 0.045195.727
1240野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'23.984 0.909 0.057195.594
1310塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'24.354 1.279 0.370194.736
1431中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'36.73313.65812.379169.816

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士ノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'23.108--197.656
28ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'23.211 0.103 0.103197.411
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'23.325 0.217 0.114197.141
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'23.395 0.287 0.070196.976
537中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4A1'23.512 0.404 0.117196.700
67平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4A1'23.602 0.494 0.090196.488
738石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4A1'23.687 0.579 0.085196.289
81山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'23.956 0.848 0.269195.660
920クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4A1'24.085 0.977 0.129195.359
103ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4A1'24.235 1.127 0.150195.012
1110塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'24.294 1.186 0.059194.875
1231中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'24.367 1.259 0.073194.706
1340野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'24.480 1.372 0.113194.446
14*18中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4A1'24.513 1.405 0.033194.370
---- 以上Q2進出 ----
1541武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414E1'24.663 1.555 0.183194.026
162中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414E1'24.727 1.619 0.064193.879
1762嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4A1'24.773 1.665 0.046193.774
1811ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414E1'25.085 1.977 0.312193.063
1932小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414E1'25.287 2.179 0.202192.606
---- 以上基準タイム(1'28.925)予選通過 ----
  • CarNo.18は、シリーズ統一規則第3章第28条1.(走路外走行)違反により、違反周回(ベストタイム)を抹消した。

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士JRPサタデーミーティング 第5戦、第6戦ではエンジンの出力制限を検討中

スーパーフォーミュラでは恒例となった、日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングが5月17日、富士スピードウェイで行われた。
今回の出席メンバーは白井裕氏(JRP社長)、永井洋治氏(トヨタ自動車スーパーフォーミュラプロジェクトリーダー)、佐伯昌浩氏(本田技研スーパーフォーミュラ・プロジェクトリーダー)の3名。
質疑応答も交えながら現在までのエンジンの開発状況や今後のスケジュールなどについて語った。

sf_r02_sm-shirai sf_r02_sm-nagai sf_r02_sm-saeki

その中で永井氏は今朝のフリー走行でトヨタエンジン勢が相次いでコース上にストップしたトラブルについて言及。
トヨタでは今回のレースに向けてECUのプログラムをバージョンアップしてきたのだが、これに起因してセンサが誤作動し、スロットルが閉じてしまったとのことだ。
スーパーフォーミュラでは今シーズンよりスロットル制御をフライ・バイ・ワイヤ化したが、これに伴ってスロットルがドライバーの意志に反して開きっぱなしになるなどのリスクを回避するために何重もの安全対策が講じられている。
今回はこれがプログラムの僅かな違いに反応してしまったことが原因だったようだ。

また、金曜日のフリー走行で中嶋大祐選手のエンジンから出火した件について佐伯氏はタービンのトラブルに寄るものと説明。
詳細な原因はまだ明らかになっていないものの、エンジン本体には問題は無いとのこと。
ホンダ勢は信頼性を重視した仕様で開幕戦を戦ったが、今回はそこからパフォーマンス重視に振った仕様を持ち込んでいるという。

また、両陣営とも先週ツインリンクもてぎでテストを実施したことが明らかになったが、この目的は第4戦に向けたブレーキの性能チェックと、その後のSUGO戦、オートポリス戦での燃料流量値の検討だったとのこと。
ストップ・アンド・ゴーのレイアウトであるもてぎのロードコースではブレーキへの負担が大きいため、事前にデータを取る必要があったとのこと。
またスポーツランドSUGOはテクニカルなレイアウトでコーナー間の距離が短いため、パワーを絞ることによりドライバーの操作に余裕を持たせることが狙い。
一方オートポリスは標高の高い場所に立地するため昨年までの自然吸気エンジンでは約8%の性能低下が見られたが、今季はそれがターボチャージャーによって補完されるため、エンジンの信頼性に配慮して制限を行う模様だ。

第4戦もてぎは8月23-24日、第5戦オートポリスは9月13-14日、第6戦SUGOは9月27-28日に開催される。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士フリー走行 トップタイムは#19オリベイラ。ルーキーの#40野尻が5番手とホンダ勢も健闘

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第2戦のフリー走行が5月16日、快晴の富士スピードウェイで行われ、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL)が1’23.601でトップタイムを記録。
開幕戦で苦戦の目立ったホンダ勢ではルーキーの#40野尻智紀(DOCOMO DANDELION)が1’24.035で5番手に食い込んだ。

sf_r02_f-19 sf_r02_f-36 sf_r02_f-8

フリー走行は午前9時55分より60分間で行われたが、始まってすぐに#18中山雄一、#20ナレイン・カーティケヤンがコース上、#39国本雄資がピット出口でストップしてしまったため赤旗が提示されることになった。

車両回収ののち、走行は10時3分に再開された。
始まってすぐに#36アンドレ・ロッテラーが1’24.675を記録すると、#8ロイック・デュバルが1’24.021でこれを上回り、 開始20分で#19オリベイラが1’23.897といち早く23秒台に入れて来た。

対するホンダ勢は前日の専有走行では最上位の#1山本尚貴がトップから1.1秒落ちと開幕戦に続いて劣勢が目立っていたものの、ここでは30分経過時点で0.73秒落ちの6位とやや差を詰めて来た様子。
タイム的にも前日ベストの1’25.619から1’24.636と大幅にタイムアップを果たしている。

午後の予選を想定したタイムアタックは残り時間が8分を切った辺りから始まった。
まずは#36ロッテラーが1’23.687とオリベイラのタイムを上回ってトップに立つが、#19オリベイラも終了間際に1’23.601と更にタイムを縮めて再びトップに立った。
3番手には#8デュバルがつけ、#37中嶋一貴が4番手とここまでが23秒台。
続いて#40野尻がホンダ勢最上位となる1’24.035を記録して5番手につけた。
また前年王者の#1山本も1’24.263で7番手とまずまずの位置に付けており予選での健闘が期待できそうな雰囲気になって来ている。

公式予選はこのあと午後2時15分よりノックアウト方式で行われる。
今回は2レース制ということで、Q1の結果がレース1の、Q3までの結果がレース2のグリッド順となる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第2戦富士フリー走行結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER FORMULA Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoDriverCar
Team
Engine TireTimeBehindGapkm/h
119ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS1'23.601--196.490
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS1'23.687 0.086 0.086196.289
38ロイック・デュバルTeam KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS1'23.925 0.324 0.238195.732
437中嶋 一貴PETRONAS TOM’S SF14
PETRONAS TEAM TOM'S
TOYOTA RI4ABS1'23.986 0.385 0.061195.590
540野尻 智紀DOCOMO DANDELION M40T SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS1'24.035 0.434 0.049195.476
63ジェームス・ロシターフジ・コーポレーション KONDO SF14
KONDO RACING
TOYOTA RI4ABS1'24.121 0.520 0.086195.276
71山本 尚貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414EBS1'24.263 0.662 0.142194.947
838石浦 宏明P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS1'24.598 0.997 0.335194.175
97平川 亮ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
KYGNUS SUNOCO Team LeMans
TOYOTA RI4ABS1'24.657 1.056 0.059194.039
1018中山 雄一KCMG Elyse SF14
KCMG
TOYOTA RI4ABS1'24.663 1.062 0.006194.026
1139国本 雄資P.MU/CERUMO・INGING SF14
P.MU/CERUMO・INGING
TOYOTA RI4ABS1'24.786 1.185 0.123193.744
1220クマール・ラム・ナレイン・カーティケアンLenovo TEAM IMPUL SF14
Lenovo TEAM IMPUL
TOYOTA RI4ABS1'24.792 1.191 0.006193.731
1310塚越 広大HP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS1'24.852 1.251 0.060193.594
1462嵯峨 宏紀DENSO Le Beausset SF14
TOCHIGI Le Beausset Motorsports
TOYOTA RI4ABS1'24.861 1.260 0.009193.573
1532小暮 卓史NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS1'24.984 1.383 0.123193.293
162中山 友貴TEAM 無限 SF14
TEAM 無限
HONDA HR-414EBS1'24.989 1.388 0.005193.281
1741武藤 英紀DOCOMO DANDELION M41Y SF14
DOCOMO TEAM DANDELION RACING
HONDA HR-414EBS1'25.103 1.502 0.114193.023
1831中嶋 大祐NAKAJIMA RACING SF14
NAKAJIMA RACING
HONDA HR-414EBS1'25.224 1.623 0.121192.749
1911ヴィンタントニオ・リウッツィHP SF14
HP REAL RACING
HONDA HR-414EBS1'25.354 1.753 0.130192.455

Super Car Race Series

SCR:第3戦富士公式予選 高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)がPP

 スーパーカーレースシリーズ第2大会は17日、富士スピードウェイで第3戦のスターティンググリッドを決める公式予選を行い、A,Bドライバー総合タイムでカテゴリー1は高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)が、カテゴリー2は片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)がポールポジションを獲得した。

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 富士スピードウェイは早朝より快晴。富士山もくっきり顔を出し、カテゴリー1・3台、カテゴリー211台、合計14台が参加し、午前9時5分より公式予選が行われた。Aドライバーが15分間、5分のインターバルで、Bドライバーが15分の予選を行い、総合タイムでグリッドが決定する。

 カテゴリー1のポールポジションを獲得したのは高木真一/タカシ組(TEAM KRM GT3R)。高木がAドライバー予選でトップ、タカシがBドライバー予選で3位のタイムを記録し、総合タイム3分23分970dで2位を1秒近く上回った。

 同クラス2位には飯田太陽/水谷晃組(K's Frontier DIRECTION 458GT3)伊藤良男/竹内浩典組(優伸・SHIFT SLS)が付けている。

 カテゴリー2のポールポジションは片岡龍也/濱田孝典組(KRM AZEST F458)。Aドライバー予選でクラス2位を2秒余り上回るタイムをたたき出した、このシリーズ初参加、片岡の走りが光った。同2位には唯一、一人で参戦しているナオリュウ(AGE-AGE-458)が、同3位には池田大祐/三沢伸輔組(石松 PORSCHE R.S.R.)が付けた。

 第3戦の決勝レースは本日17日、午後3時40分より50分間で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA

Super Car Race Series

SCR:第3戦富士A,Bドライバー総合公式予選結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) A&B Total Qualify Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
132CⅠ1TEAM KRM GT3R
PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012
高木 真一
タカシ
1'40.955
1'43.015
3'23.970-
227CⅠ2K's Frontier DIRECTION 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
飯田 太陽
水谷 晃
1'41.953
1'42.947
3'24.900 0.930
352CⅠ3優伸・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
伊藤 良男
竹内 浩典
1'47.549
1'42.465
3'30.014 6.044
47CⅡ1KRM AZEST F458
Ferrari 458 challenge
片岡 龍也
濱田 孝典
1'43.131
1'47.786
3'30.917 6.947
570CⅡ2AGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
ナオリュウ-
1'45.922
3'31.844 7.874
614CⅡ3石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
池田 大祐
三沢 伸輔
1'46.162
1'48.051
3'34.21310.243
738CⅡ4TEAM KRM・FSRSR
PORSCHE 997RSR
アキ・ミヤザキ
スカイ・チェン
1'46.063
1'48.694
3'34.75710.787
89CⅡ5BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
武井 真司
堀田 誠
1'46.900
1'48.381
3'35.28111.311
923CⅡ6KremerGT3RSR
PORSCHE 996RSR
山野 直也
滝澤 智幸
1'45.341
1'50.395
3'35.73611.766
1069CⅡ7AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
草野 健
船井 俊仁
1'49.708
1'48.607
3'38.31514.345
113CⅡ8WAKAMIYA F430C
Ferrari F430 challenge
小島 英気
藤森 博
1'49.224
1'54.073
3'43.29719.327
1272CⅡ9AGE-AGE-430
Ferrari F430 challenge
須崎 弘一郎
江原 謙輔
1'52.334
1'51.973
3'44.30720.337
---- 以上予選通過 ----
-5CⅡ-Liberty 108 DIRECTION 997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
白坂 卓也
林 学
1'46.862
2'01.466
3'48.32824.358
-77CⅡ-炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
野間 一
山脇 大輔
1'47.458
absence
--

Super Car Race Series

SCR:第3戦富士Bドライバー公式予選結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/17) B Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
152CⅠ1竹内 浩典優伸・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
1'42.465--160.316
227CⅠ2水谷 晃K's Frontier DIRECTION 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'42.947 0.482 0.482159.566
332CⅠ3タカシTEAM KRM GT3R
PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012
1'43.015 0.550 0.068159.460
470CⅡ1ナオリュウAGE-AGE-458
Ferrari 458 challenge
1'45.922 3.457 2.907155.084
57CⅡ2濱田 孝典KRM AZEST F458
Ferrari 458 challenge
1'47.786 5.321 1.864152.402
614CⅡ3三沢 伸輔石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
1'48.051 5.586 0.265152.028
79CⅡ4堀田 誠BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
1'48.381 5.916 0.330151.565
869CⅡ5船井 俊仁AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
1'48.607 6.142 0.226151.250
938CⅡ6スカイ・チェンTEAM KRM・FSRSR
PORSCHE 997RSR
1'48.694 6.229 0.087151.129
1023CⅡ7滝澤 智幸KremerGT3RSR
PORSCHE 996RSR
1'50.395 7.930 1.701148.800
1172CⅡ8江原 謙輔AGE-AGE-430
Ferrari F430 challenge
1'51.973 9.508 1.578146.703
123CⅡ9藤森 博WAKAMIYA F430C
Ferrari F430 challenge
1'54.07311.608 2.100144.003
135CⅡ10林 学Liberty 108 DIRECTION 997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
2'01.46619.001 7.393135.238

Super Car Race Series

SCR:第3戦富士Aドライバー公式予選結果

スーパーフォーミュラ第2戦 -RIJ- (2014/05/16) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2014 SUPER CAR RACE Round 3 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindGapkm/h
132CⅠ1高木 真一TEAM KRM GT3R
PORSCHE Porsche 911 GT3R MY2012
1'40.955--162.714
227CⅠ2飯田 太陽K's Frontier DIRECTION 458GT3
Ferrari 458 Italia GT3
1'41.953 0.998 0.998161.121
37CⅡ1片岡 龍也KRM AZEST F458
Ferrari 458 challenge
1'43.131 2.176 1.178159.281
423CⅡ2山野 直也KremerGT3RSR
PORSCHE 996RSR
1'45.341 4.386 2.210155.939
538CⅡ3アキ・ミヤザキTEAM KRM・FSRSR
PORSCHE 997RSR
1'46.063 5.108 0.722154.878
614CⅡ4池田 大祐石松 PORSCHE R.S.R.
PORSCHE 996RSR
1'46.162 5.207 0.099154.733
75CⅡ5白坂 卓也Liberty 108 DIRECTION 997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'46.862 5.907 0.700153.720
89CⅡ6武井 真司BINGO SPORTS997
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2008
1'46.900 5.945 0.038153.665
977CⅡ7野間 一炙りや秀苑・シフト997GT3
PORSCHE 911 GT3 Cup(Type997)MY2006
1'47.458 6.503 0.558152.867
1052CⅠ3伊藤 良男優伸・SHIFT SLS
Mercedes-Benz AMG SLS GT3
1'47.549 6.594 0.091152.738
113CⅡ8小島 英気WAKAMIYA F430C
Ferrari F430 challenge
1'49.224 8.269 1.675150.396
1269CⅡ9草野 健AGE AGE 430ch
Ferrari F430 challenge
1'49.708 8.753 0.484149.732
1372CⅡ10須崎 弘一郎AGE-AGE-430
Ferrari F430 challenge
1'52.33411.379 2.626146.232

SUPER GT

SGT:第2戦富士フォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

Japanese F3

JF3:第3,4,5戦もてぎ 山下健太が3戦連続2位で開幕から連続表彰台記録継続 (TOYOTA)

  • コース:ツインリンクもてぎ (4.801379km)
  • 予選:5月10日(土)晴:ドライ
  • 第3戦決勝:5月10日(土)晴:ドライ
  • 第4戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ
  • 第5戦決勝:5月11日(日)晴:ドライ

 全日本F3選手権の第3戦、第4戦、第5戦が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催。山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が3レース全てで2位フィニッシュを果たし、開幕からの5戦連続での表彰台獲得となった。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦で4位、第4戦、第5戦は山下に続く3位で表彰台に上った。

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 第3戦、第4戦、第5戦と連続で2位表彰台を獲得した
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S #36)

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦、第4戦、第5戦)が5月10日(土)と11日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 今大会は、今季唯一となる1大会3レース制で行われた。10日(土)に第3戦、第4戦の予選を行った後に第3戦決勝、11日(日)は第4戦と第5戦の決勝が実施。第5戦のスターティンググリッドは第3戦の決勝結果により決定された。

 もてぎは週末を通して好天に恵まれ、過ごしやすい気候の下で若きドライバーによる熱戦が繰り広げられた。

 10日(土)午前10時40分より10分間のインターバルを挟んで10分ずつ、第3戦、第4戦の予選が行われ、共に山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)が首位と僅差のタイムで最前列2番手を確保。勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S)は第3戦予選時にトラブルに見舞われ5番手。第4戦予選でもこのトラブル解消のためコースインが遅れ、ひとつポジションを上げたものの4番手グリッドとなった。

 予選終了から4時間程のインターバルを経た午後2時45分より、第3戦決勝(14周)がスタート。開幕戦鈴鹿では2レース共にスタートをミスし出遅れた山下だったが、今レースはしっかりとスタートを決め、2位をキープ。山下は1周目の前半、3番手スタートの高星 明誠 (B-MAX Racing Team with NDDP)の追撃を受けるも、これを制し2位のポジションを堅守した。

 その直後には、5番手スタートからひとつ順位を上げた勝田が高星を一旦パスしたものの抜き返され、4位へ。

 山下は1周目の2位争いのバトルの間に広げられてしまった首位との差を縮めるべくアタックを続けたが、逆転には至らず2位でフィニッシュ。勝田は4位でチェッカーを受けた。

 11日(日)午前10時55分より第4戦決勝(14周)が行われた。スタートでは2番手グリッドの山下に、4番手グリッドから抜群のスタートダッシュを見せ3位に上がった勝田が迫ったが、山下はこれを抑え、2位をキープ。

 山下と勝田が2位を争っている間に、首位との差は1秒以上に広がってしまった。山下は5周目にこのレースでのファステストラップをマークするなど速さを見せ、じりじりとその差を詰めていったが首位には届かず、2位フィニッシュ。勝田は3位で表彰台に上った。

 第5戦決勝は前の2戦よりも長い20周で、第3戦の決勝結果によるスターティンググリッドから、午後3時15分にスタートが切られた。

 第5戦も第4戦同様、4番手グリッドの勝田がスタートで3位に上がり、2位山下に迫ったが順位は変わらず。この2台は1秒ほどの差を保って周回を重ねていったが、首位との差は徐々に広がっていくことに。

 終盤には3位の勝田がプッシュをかけたが前を行く山下には届かず、山下が2位、勝田が3位でフィニッシュ。山下はシリーズでただ一人、今季開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている。ランキングでは今大会3連勝の松下に首位の座を奪われることとなったが、2位山下との差はわずか1ポイントとなっている。

 次戦は6月14日(土)、15日(日)に第6戦、第7戦が岡山国際サーキットで開催される。

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開幕から5戦連続の表彰台獲得を続けている
山下 健太(PETRONAS TEAM TOM'S)
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第3戦で4位も第4戦、第5戦で3位表彰台に上った
勝田 貴元(PETRONAS TEAM TOM'S #1)
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第2戦富士 GAINER DIXCEL SLS、トラブルに見舞われながらも怒濤の追い上げで表彰台獲得! (GAINER)

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  • #11 GAINER DIXCEL SLS
  • Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM
  • 予選:13位 決勝:2位
  • 入場者数/予選日:32,200人 決勝日:57,200人
5月3日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温20度/路面温度:29度
  • ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:35度
  • ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:23:度/路面温度:35度

 第2戦の舞台は富士。富士山は中腹まで雪に覆われ早朝からはっきりと頂きを見せていた。ゴールデンウィーク中の富士開催は、毎年大勢の観客を動員し、今年は晴天にも恵まれ、予選日、決勝日と合わせて89.400名のお客様が詰めかけた。

 前回トラブルに見舞われながらも3位表彰台を獲得した11号車は平中克幸からセットアップを始める。今回は500kmということもあり、ブレーキ、タイヤにも負担が大きい。新しいブレーキパットのテスト、予選に向けたタイヤの確認を進める。50分を経過して、ある程度セットが決まり、ビヨンビルドハイムと交代し、決勝を想定した走行を開始。ラップタイムも悪くはなかったが、7番手のタイムで走行は終了した。この時ギアボックスにトラブルが発生し、予選までの数時間でなんとか修理を済ませ予選に間に合わすことが出来た。

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 午後からの予選はまずビヨンがアタックを担当する。予選直前に行われたポルシェカレラカップジャパンの予選でオイルがまき散らされ、路面が荒れてしまったため、少し時間をおいてアタックを開始した。徐々にタイムをあげていき、計測3ラップ目に1分39秒017のタイムで暫定8番手。しかし無情にも画面にはダンロップコーナーでストップする車両が映し出される。ギアボックスにトラブルが発生し走行不能に。500クラスのQ1が終了し、引っ張られてピットに戻ってきたが、Q2を走行することが出来ず、明日のグリッドは13番手からのスタートになった。

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平中克幸ドライバーコメント
 フリー走行は思ったよりも、周りの車と比べても劣らなかったので、良い流れに乗ってるとは思っていました。GT-Rとかマクラーレンとかストレートの速い車もいたのですが、予選ではそこそこ良いポジションを取れると思っていました。その反面ギアボックスのトラブルを抱えながら走行だったので、それが心配でした。予選でもそのトラブルが出てしまったのですが、そんな中でもビヨンは良い走りをしていたので、Q1を突破してくれました。思いの外トラブルが深刻で、Q2を走ることが出来ませんでした。レースは13番手からのスタートが決まったのですが、今回は500kmと長いので、前向きに決勝ではしっかりと仕事をしたいと思っています。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 Q1を担当してQ2に残ったのですが、平中はQ2をアタックできませんでした。Q1の時にギアボックスが壊れてしまい、ダンロップコーナーでスットップしてしまいました。そのせいでQ2を走ることが出来ず13番手が確定してしまいました。9番手でQ1を通過していたので、もう少し良いところからスタートしたかった。明日は早めに前に出て、必ずポデュウムに乗ります。
5月4日(日曜日)
  • フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:17度/路面温度:28度
  • 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:20度/路面温度:33度

 昨日は遅くまでトラブルの出た箇所を修理していたメカニック。無事走行出来ることを祈る。ビヨンがピットを離れていく。昨日もあったハイスピードコーナーでのアンダステアはまだ改善されていない。ギアに関しては症状も出ず、なんとか決勝はグリッドに着くことが出来そうだ。ちょうど半分で平中かと変わるが、平中もアンダーステアの症状があることを訴える。決勝でのピット作業シミュレーションを行い、Safariでセット変更の最終確認を行い走行は終了した。

gt_r02_gainer_11-06.jpg  毎年この第2戦は500km。ドライバー交代を含む2回のピットが義務づけられている。スタートを担当するのはビヨン。1周目はポジションを変えることなくストレートを通過。しかし2周目には9号車Porsche、360号車GT-Rを続けてかわし11番手に。3周目には55号車CR-Z、4周目には4号車BMWを次々とかわしていく。

 5周目の1コーナーで9号車があり得ないポイントでブレーキを踏み、それを避けるために88号車ランボルギーニが接触してガードレールにぶつかり大破。10号車山内英輝もあわや巻き込まれるところだった。これによりSCが入り、8周目にリスタート。その周に61号車BR-Zをパスし8番手に。15周目には0号車CR-Z、17周目には86号車もかわし6番手までポジションをあげていく。

 18周目に46号車が炎上し再びSCが入る。20周目にピット入り口がオープンになった時点で、1回目のドライバー交代の為にピットへ。最高のピット作業で平中を送り出す。

 平中も同一周回ではあるが、1回目のピットを終えていないバックマーカーに阻まれ、前を行く3号車GT-Rとの差を思うように縮められない。そんな40周目のコカコーラコーナーで500クラスに接触され、スピンしながらコースアウト。縮まりつつあった前との差も広がり、20秒近くあった4号車との差も5秒程になってしまう。この接触によりマシンバランスも悪く、最高のパフォーマンスが発揮出来ない。しかし全車1回目のピット作業を終えた45周目は2番手に。

 ただ、この頃からセンサーの不具合によるギアシフトの問題が徐々に出始め、後方から来る4号車との差は縮まり、56周目にポジションを明け渡してしまう。61周目にビヨンと交代するためにピットへ。ピットアウトする際ギアがきちんと入らず、ピット作業が終わってもスタートできない。何とかギアが入ってスタート。しかし約10秒のタイムロスを喫してしまう。

 コースに入ると後方から先にピット作業を終えていた3号車が迫る。しかしアウトラップのビヨンは譲らず、なんとか押さえ込んだ。1秒から2秒の攻防をこの後3号車と繰り返しながら、前を行く4号車を追いかける。5秒近くあった4号車との差も、79周目には1秒以内に迫り、ここからチェッカーを受けるまで接近戦が何度となく繰り返される。

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 全車2回目のピット作業を終わらせてた時には、燃費を生かしタイヤ交換も2本のみを行っていた0号車CR-Zがトップに。 続いて4号車、11号車と続く。0号車との差は7秒近くあったが、徐々にタイヤが厳しくなってきているのか差が縮まってきていた95周目のダンロップコーナーで0号車がスピン。その横をすり抜けていくビヨン。

 2番手に浮上してからも、執拗に4号車を追いかけるが、何度も500のマシンに阻まれ抜ききることが出来ない。場内もかなりの盛り上がりをみせていたが、期待に応えることは出来ず、そのままの順位でチェッカーを受けた。マシントラブルもあり、接触して飛ばされながらも2戦連続表彰台を獲得できたことは、チャンピオンシップに大きな意味を持つ。ランキング2位で迎える次戦はGAINERが得意とするオートポリス。トップとの差を大きく縮めるべく表彰台の頂点を狙います。

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平中克幸ドライバーコメント
 結果が2位だったことは、チャンピオンシップを考えれば良い結果だとは思いますが、予選のポジションもギアトラブルが起こった為のポジションで、決勝中も36号車に接触されたり、ギアトラブルが後半出て、耐えた状態で走っていたので、タラレバじゃないですが、それがなかったら勝てたレースだったと思います。次のレースに向けてはトラブルが無いようにスタッフにはお願いして、レースをすれば開幕戦も今回も勝てるパフォーマンスを持ってることがわかっているので、次こそはしっかりと結果に繋げて優勝したいと思います。
Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
 今日の結果は良かったと思います。13位からのスタートにも関わらず、2位でチェッカーを受けることが出来ましたから。ただギアトラブルが途中からまた起きてしまいました。もったいないロスもありましたが、チャンピオンシップを考えれば2戦連続でポデュウムに登れたことは良かった。次戦はノートラブルで優勝したいです。
田中哲也監督コメント
 レースは全てミス無く運べたと思います。ただ36号車に接触された事が、後になって考えればあれがなければと思いますが、それもレースなので仕方ないですね。そんな中でも凄く頑張って、チームみんなで良い戦いをしてくれたと思います。2位という結果は今後のことを考えれば、ベストな結果じゃ無いかと思います。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第2戦富士 GAINER Rn-SPORTS SLS、入賞圏内走行もトラブルで残念なストップ! (GAINER)

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  • #10 GAINER Rn-SPORTS SLS
  • Masayuki UEDA / Hideki YAMAUCHI
  • 予選:15位 決勝:20位
  • 入場者数/予選日:32,200人 決勝日:57,200人
5月3日(土曜日)
  • 公式練習 9:00~10:50 晴/ドライ/気温20度/路面温度:29度
  • ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:22度/路面温度:35度
  • ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:23:度/路面温度:35度

 第2戦の舞台は富士。富士山は中腹まで雪に覆われ早朝からはっきりと頂きを見せていた。ゴールデンウィーク中の富士開催は、毎年大勢の観客を動員し、今年は晴天にも恵まれ、予選日、決勝日と合わせて89.400名のお客様が詰めかけた。

 前回10位入賞を果たした10号車は、今回はより前でチェッカーを受けるために山内英輝がセットアップを担当する。ブレーキを耐久用に変更し、マシンのセットを進めていく。Aコーナーや100Rのアンダーステアがきつく、車高等セットを変更していく。ある程度セットが進み、残り30分で植田正幸と交代し、決勝を想定した走行をし、公式練習は終了した。

gt_r02_gaine_10-2.jpg  午後からの予選Q1はまず山内がアタックを担当する。前回Q1突破出来なかった事で、今回は悔しい思いでQ1突破を目指す。予選直前に行われたポルシェカレラカップジャパンの予選でオイルがまき散らされ、路面が荒れてしまったため、開始から5分経過してからアタックを開始した。

 フロントとリアの温まりのバランスが悪く、タイヤの一番良い状態の時にタイミングが合わなかったようで、思うようにタイムが伸びていかない。計測最後でタイムをあげるが、13番手には届かず15番手でQ1敗退が決まった。

 明日は15番手のポジションから、長い500kmを走り抜いて連続のポイント獲得を狙う。

植田正幸ドライバーコメント
 500kmなので、今回はブレーキパッドを変えて走ったのですが、あまりフィーリングも良くなかったので、明日はどのパットでいくかミーティング致します。予選に関しては山内も頑張ってはくれているのですが、結構きびしいところがありました。決勝は連続ポイント獲得していきたいと思っております。
山内英輝ドライバーコメント
 朝のフリー走行はタイヤの違いを比較してから、セットアップを進めていきました。予選1発の雰囲気を踏まえながら、長丁場の決勝なので、それよりの方向でセットを進めていきました。植田さんが乗った時により速く安定して走れることも頭に入れてセットしました。植田さんに変わってロングを掛けていくと、後半のタイムも悪くなかったので、方向性は良かったかなと思います。予選は自分の力不足でQ2に残れなかったので、明日は順位を上げて、植田さんにQ2にバトンを渡せなかったことを挽回したいと思います。最後はベストリザルトでTeamみんなで笑って終われるようにしたいです。

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5月4日(日曜日)
  • フリー走行 9:00~9:30 晴/ドライ/気温:17度/路面温度:28度
  • 決勝 14:00~ 晴/ドライ/気温:20度/路面温度:33度

 今日は朝から五月晴れで、富士スピードウェイにはたくさんのお客様が詰めかけていた。

 フリー走行はまず山内から走行を開始した。しかし、山内の無線からは、昨日11号車に出た症状と同じコメントが入る。ギアボックスのトラブルが10号車に発生。結局このトラブルにより植田は走ることが出来ず、決勝を想定して最終確認もすることなくセッションは終了してしまった。メカニックはギアボックスを開け原因究明に掛かり、なんとか走行までに修復が間に合い、8分のウォームアップ走行が始まった。

gt_r02_gaine_10-04.jpg  スタートを担当するのは山内。スタッフの気持ちを背負ってピットを離れていく。心配したトラブルは起こらず、なんとかスタート出来そうだ。

 1周のウォームアップランと1周のフォーメーションラップで決勝はスタートした。1コーナーでは無理をせず、そのままのポジションでコントロールタワーを通過。非常にストレートの速いマシンに囲まれ、なかなか自分のペースで前に行けない。一旦抜かしても、またストレートで抜かれる事になる。

 5周目のストレートエンドで9号車Porscheがあり得ないポイントでブレーキを踏み、それを避けるために88号車ランボルギーニが接触してガードレールにぶつかり大破。88号車の左横にいた山内もあわや巻き込まれるところだった。この時の1コーナーで9号車がブレーキ代わりの勢いで10号車に接触。これによりせっかく上げていたポジションが台無しになり、車両にダメージを負っての走行を強いられることにたった。

 88号車のクラッシュによりSCが入り、8周目にリスタート。なんとか15周目に9号車をパスして14番手にポジションを上げる。

 18周目に46号車が炎上し再びSCが入る。20周目にピット入り口がオープンになった時点で、1回目のドライバー交代の為にピットへ。植田を無事に送り出す。

 植田のペースは悪くなく、22号車SLSをかわしポジションアップ。全てのマシンが1回目のルーティンが終わった時点で7番手まで上がっていた。そのままのポジションで、後ろとの差も詰められることもなく走行を続ける。

 しかし、50周目辺りから徐々にタイヤが厳しくなり、ペースが徐々に落ちていく。最後のスティントの燃費を考えても、あまり早く入ることも出来ずそのまま周回を重ねる。ポジションもなんとかキープしているものの、耐えきれず58周目に65号車GT-Rにパスされてしまう。59周目に山内と交代するためにやっとピットへ。しかし、この周のグリップダウンでかなりロスしてしまい、ピット作業を順当こなしたが、ポジションを下げてしまった。

gt_r02_gaine_10-05.jpg  山内も何とか前をパスしていくが、平中と同じく同一周回ではあるが、2回目のピットを終えていないバックマーカーに阻まれ、思うように縮められない。2回目のルーティンが終わった時点で10番手で、前を行く65号車SLSとの差も徐々に詰めていた。が、93周目にとうとうギアボックスが悲鳴をあげてしまし、山内はヘヤピンのイン側にマシンを止めた。連続ポイント獲得は見えていただけに非常に残念な結果になってしまった。

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植田正幸ドライバーコメント
 ギアトラブルで止まってしまったのですが、車的には入賞圏内では十分走れるパフォーマンスがあることはわかったので、タイヤが最後自分のスティントではかなりきつかったのが辛かったですね。山内が入ってくれて、着実にポテンシャルは少しずつ上がってきているので、次に向かって頑張ります。
山内英輝ドライバーコメント
 スタートしてポジションを上手くあげられなく、キープという形で周回しました。周りのマシンのストレートが思った以上に速くて、苦戦しました。なんとか前に上がろうと頑張ってはいたのですが、クラッシュに巻き込まれそうになって避けた時にポジションが下がってしまいました。スタートも決して良いとはいえませんでしたが、ラップタイムはそんなには悪くなかったです。SCが入ったタイミングで植田さんと変わり、植田さんも良いラップで走ってくれていたので入賞圏内ではありました。規定の周回で僕と交代して、その後もラップは悪くなく、フィーリングも良かったのですが、トラブルで止まる事になってしまいました。メカニックの皆さんもしっかり直してくれて、ラスト10ラップが保ってくれたらと思うと残念です。最初は走れないかもしれないという状況から、ここまで頑張ってくれたのですごく感謝しています。次戦のオートポリスは僕自身も好きで得意なコースですし、とりあえずはQ1を突破して植田さんにバトンを繋げて良い結果に繋げたいですね。
田中哲也監督コメント
 ミッションに心配がある中で、精一杯頑張って貰いましたが、ミッショントラブルで止まってしまいました。それまでは非常に良い走りをしてくれたので、あのまま完走していれば、8位とかのポジションでチェッカーを受けられたと思います。流れは良かったとは思うのです。ミッションのトラブルが出たことはチームとしてドライバーには申し訳なかったと思っています。
Text & Photo: GAINER

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:鈴鹿クラブマン第3戦決勝 橋本陸が今季2勝目

 鈴鹿クラブマンシリーズ第3戦、参加台数13台で行われたスーパーFJレースは11日、鈴鹿サーキット東コース(1周・2.243km)で決勝を行い、予選2位の橋本陸(スキルスピード)が22周・20分03秒519で優勝した。

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 決勝スタートでは、河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)と橋本陸の順位は変わらず1コーナーに入っていき、予選4位の吉田宣弘(DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト)が3位スタートだった、佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)を抜いてポジションを上げた。後方集団もトラブルなくスタートを切ることができた。

 2周目のコントロールラインで、コンマ4秒差だった河野と橋本だったが、スリップに入り1コーナーでイン側つき橋本がトップに浮上した。順位を落としてしまった河野だったが、トップとのタイム差を約1秒としプレッシャーを与えたかったが、レース中盤で焦ってミスをしてしまい。最終的に橋本から遅れること4.6秒の差をつけられ2位でゴールした。

 3位表彰台争いは、レース中長い間バトルしていた吉田と佐藤だったが、ようやく20周目の1コーナーで佐藤が吉田をパスし、3位表彰台を獲得した。

優勝した橋本陸のコメント
 「予選では車自体は悪くなくて、いいタイミングでクリアラップが取れませんでした。レースでは2周目で前の車を抜くことができ、あとはミスなく走りきるだけでした。次回のレースでも勝って、今負けているポイント差を縮めたいです」
2位表彰台を獲得した河野駿佑のコメント
 「まさか2周目に抜かれるとは思っていなかったです。その後は、焦りでミスをして差を広げてしまいました。金曜日からの調子の悪さからしたら、この結果は良かったです。でも予選でポールを取ったので、本当は勝ちたかったです」
3位表彰台を獲得した佐藤駿介のコメント
 「スタートで吉田選手に抜かれてしまいました。今回は東コースなので吉田選手を簡単には抜けませんでしたが、最後の2周でパスでき表彰台に上がれて良かったです」
Text & Phot: Nobumitsu OHTAKE

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:鈴鹿クラブマン第3戦決勝結果

鈴鹿クラブマンレース第3戦 -RIJ- (2014/05/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2014 スーパーFJ鈴鹿シリーズ Round 3 鈴鹿サーキット(東コース) 2.243km

PosNoDriverCar
Maker Model
TireLapTotal_Time
Behind
166橋本 陸スキルスピード
TOKYO R&D RD10V
YH2220'03.519
23河野 駿佑グッドスマイルレーシング 10V
TOKYO R&D RD10V
YH224.650
370佐藤 駿介Team Naoki☆LEPRIX☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH229.037
457吉田 宣弘DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト
MYST KK-S2
YH229.369
572脇村 佑貴ライトウェイ☆レプリ10V
TOKYO R&D RD10V
YH2210.362
671平 優弥Team Naoki☆Leprix Sports
TOKYO R&D RD10V
YH2218.502
717道野 高志丸和所店&中部水産10Vスキルスピード
TOKYO R&D RD10V
YH2221.937
81吉田 雄作VW車を買うならVW三重北でワコーズ号
TOKYO R&D RD10V
YH2222.364
955板倉 慎哉AMORE☆JFA☆RBA☆10V
TOKYO R&D RD10V
YH2224.354
1031上村 優太IDEAL Racing F 07J
WEST 07J
YH2224.689
1125濱野 隆一ココリス★スキルスピード10V
TOKYO R&D RD10V
YH2226.873
1239中根 邦憲nakanekaguなかね家具イーグル
MYST KK-S2
YH2238.376
1328藤井 守半地下ガレージ07J
WEST 07J
YH211Lap
---- 以上規定周回数(19Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.66 橋本陸(スキルスピード) 0'54.459 (5/22) 148.27km/h

鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:鈴鹿クラブマン第3戦公式予選 河野駿佑がポールポジション

 鈴鹿クラブマンレース第3戦は11日、晴天の中スーパーFJの公式予選を行い、河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)が53秒858でポールポジションを獲得した。

 開始早々から河野駿佑、橋本陸(スキルスピード)が次々とベストタイムを更新しトップが入れ替わる。

 河野が53秒858をたたき出し、このまま予選が終了し鈴鹿でのポールを決めた。予選2位には橋本が、同3位には佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)が滑り込み、同4位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKSⅡ☆ED☆ミスト)と続いた。

 決勝レースはこの後、午後2時30分より22周で争われる。

ポールポジション河野駿佑(グッドスマイルレーシング 10V)
sfj_r03_q-kohno  「練習走行では全然いいタイムが出なかったので、セッティングを変更して予選に挑みPPを獲得できました。スタートが苦手なので、ミスしないように決勝では勝ちたいです」
Text & Photo: Nobumitsu OHTAKE

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