スーパー耐久シリーズ第4戦は7日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で決勝をにらんだフリー走行を行い、星野一樹/青木孝行/尾本直史組(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)がトップタイムを記録した。
昨日、公式予選終了後から激しい雷雨に見舞われた岡山国際サーキットも一転、決勝日の今日は早朝から徐々に晴れ間が広がり、蒸し暑い中で午前8時より30分間のフリー走行が行われた。
ST-Xクラスは、昨日トラブル修復のため予選を欠席した飯田太陽/高木真一/小林崇志組(ケーズフロンティアDR Audi R8)も元気に姿を現し、5台が参加。トップタイムはポールポジションの星野一樹/青木孝行/尾本直史組(GTNET ADVAN NISSAN GT-R)が記録し、昨日からの好調さをアピールした。
ST-1クラスは、堀主知ロバート/山野直也/佐藤茂組(Faust Racing BMW Z4)がチームの方針で出走を取りやめたため、中山雄一/平川亮/畠中修組(KeePer I.P.S)がただ1台参加した。
ST-2クラスは、昨日予選2位の大澤学/吉田寿博/松田晃司組(STURM・MOTUL・ED インプレッサ)がトップタイムを記録。ポールシッターの大橋正澄/阪口良平/松本武士組(RSオガワADVANランサー)は早めに走行を切り上げたため4位でフリー走行を終えた。
ST-3クラスは、ポールシッターの前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希組(asset ings Z34)がトップタイムを記録。開幕からの4連勝に向け視界は良好だ。
ST-4クラスは、予選4位の蒲生尚弥/井口卓人/影山正彦組(GAZOO Racing SPIRIT 86)がトップタイムを記録。決勝での巻き返しを期す。
ST-5クラスは、予選2位の梅本淳一/奥村浩一/大野尊久組(BRP★J'S RACING フィット3)がトップタイム。連勝に向け好発進した。
決勝レースはこの後、午後1時30分より3時間レースとして行われる。さらに気温が上がり、真夏のような気候の中、激しい争いが繰り広げられそうだ。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Keiichiro TAKESHITA