スーパー耐久

S耐:第3戦富士公式予選 星野一樹/尾本直史/青木孝行組のGTNET ADVAN NISSANがPP

 スーパー耐久シリーズ2014第3戦「富士スーパー耐久7時間レース」は26日、静岡県の富士スピードウェイ(1周・4.563km)で公式予選を行い、ST-Xクラスの星野一樹/尾本直史/青木孝行組(GTNET ADVAN NISSAN)がA,Bドライバーの合算タイム3分23秒036で総合のポールポジションを獲得した。

 日本列島が猛暑に襲われたここ数日、富士の裾野を吹き抜ける風で幾分気温は低いものの、高温の中で午前11時5分より第3戦の公式予選が55台で行われた。

 A,Bドライバーとも第1グループ(ST-X,ST-1,ST-2,ST-3)、第2グループ(ST-4,ST-4)各15分づつでタイムが計測されA,Bドライバーの合算タイムでグリッドが決定する。

st_r03_q-81  ST-Xクラスは5台が参加。Aグループは上位4台がコースレコードを更新するハイレベルの争いとなり、GTNET ADVAN NISSANの星野一樹が1位、Bグループでは尾本直史が2位につけ、合算でのポールポジションを決めた。2位にはAドライバー藤井誠暢が3位、Bドライバーガミさんが1位のスリーボンド日産自動車大学校GT-Rが、3位には今シーズン初参戦のGAIA POWER BMW(Aドライバー・横溝直樹、Bドライバー・ヒロ)が付けている。

st_r03_q-51  ST-1クラスは3台が参加。Aドライバーの坂本祐也、Bドライバーの池田大祐ともクラストップタイムだったDiamango BMW Z4が文句なしのポールポジションを獲得した。2位には(A・中山雄一、B・平川亮)が付け、ここまで2連勝中のFaust Racing BMW Z4(A・堀主知ロバート、B・佐藤茂)は3位と出遅れた。

st_r03_q-59  ST-2クラスは三菱ランサーとスバルインプレッサの争いで7台が参加。2連勝中のSTURM・MOTUL・ED インプレッサがAドライバーの大澤学が1位、Bドライバーの吉田寿博が2位で通過し合算でポールポジションを獲得した。2位にはRSオガワADVANランサー(A・大橋正澄、B・阪口良平)が、3位には新菱オート DIXCELエボⅨ(A・冨桝朋広、B・菊地靖組)が入った。

st_r03_q-35  ST-3クラスは8台が参加。Aドライバー・前嶋修司、Bドライバー・佐々木雅弘ともトップタイムの35号車asset ings Z34が2位以下を大きく引き離しポールポジションを獲得した。2位には岡部自動車サントラント195マイカーズZ33(A・山崎学、B・伊橋勲)、3位には34号車asset ings Z34(A・松原怜史、B・藤波清斗)が入った。

st_r03_q-41  今回も最大勢力のST-4クラスは23台が参加。Aドライバー・植松忠雄がトップタイム、Bドライバーが3位のUEMATSU TRACY SPORTS ings S2000がポールポジションを獲得した。2位はSKR ENGIEERING S2000(A・中村嘉宏、B・浜野彰彦)、3位にはENGIEERING S2000(A・吉本晶哉、B・太田侑弥)が入り、ホンダS2000が予選上位3位を独占した。

st_r03_q-99  ST-5クラスは9台が参加。Aドライバー・梅本淳一、Bドライバー・奥村浩一ともトップタイムのBRP★J'S RACING フィット3がポールポジション。2位にリジカラFIT3(A・松井猛敏、B・中島保典)、3位にはホンダカーズ野崎 with CUSCO & BOMEX(A・山下潤一郎、B・山田英二)とこのクラスもホンダフィットが上位を独占した。

 決勝レースは明日27日、午前11時にローリングラップがスタート。7時間先の午後6時を目指して長丁場の熱い戦いが繰り広げられる。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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