2014年スーパー耐久第1戦もてぎスーパー耐久5時間耐久レースは30日、栃木県芳賀郡茂木町のツインリンクもてぎ(4.801379km)で5時間の決勝レースが行われた。ポールポジションからスタートしたST-Xクラスのスリーボンド日産大学校GT-R(藤井誠暢/GAMISAN/佐々木大樹組)が132周を走りきり総合優勝を遂げた。
この日のもてぎは朝から冷たい雨の降るコンディションの下、12:22分に5時間レースは2周のフォーメーションラップからローリングスタートがきられた。
序盤から#24GT-Rの藤井がレースをリードし後続をジリジリと引き離しにかかる。38周目にトップの#24がピットイン。ここでST1クラスに参戦の#37KeePerI.P.Sの中山雄一が41周目まで暫定トップに立つが、#37がピットインすると#24GT-Rが再びトップの座を奪う形となる。
78周目に#24GT-Rが2度目のピットストップを行うと、#51BMWZ4が暫定でトップに立つが、80周目で#51もピットに向かうと、再び#24がトップに帰り咲く。
98周目に3度目のラストピットに#24が入るが、後続の#9 Faust Racing BMW Z4(山野哲也/山野直也/堀主知ロバート組)は2番手のまま。
夕刻17:22分のチェッカーは唯一132周を走破した#24GT-Rがトップで受けることとなった。2番手にはST1クラスに初めて兄弟で同じマシンをドライブした山野兄弟のBMWZ4がST1クラスの優勝を飾った。
3位にST-Xクラス2位の#32ケーズフロンティアAudiR8が入った。
ST2クラスは総合5位の#59インプレッサ(大澤学/吉田寿博/松田晃司組)がポールtoウインでクラス優勝。
ST3クラスは#35Z34(前嶋秀司/佐々木雅弘/廣川和希組)がこちらもポールtoウインを遂げた。
ST4クラスは予選3番手からの逆転で#58DC5(小林康一/ピストン西沢/塩谷烈州組)がクラス優勝。
ST5クラスはこちらもポールtoウインで#95リジカラFIT3(松井猛敏/中島保典/荒聖治組)がクラス優勝を果たした。
事前のテストで話題となったST-Xクラスの#3エンドレスのBMWZ4は、テストでのクラッシュのダメージが大きく欠場となったのが残念だった。
第2戦は5/25にSUGOで行われる予定となっている。
Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA