鈴鹿・岡山S-FJ選手権

SFJ:第7戦鈴鹿決勝 チャンピオン河野駿介が貫禄のレースで有終の美

 鈴鹿スーパーFJシリーズの最終第7戦「鈴鹿クラブマンファイナルラウンド」は23日、鈴鹿サーキットフルコース(1周・5.807km)で決勝を行い、ポールポジションからスタートした河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が10周・22分23秒433で今季5勝目を飾った。

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 この日も鈴鹿サーキットは快晴に恵まれ晩秋とは思えない陽気の中、午前11時20分、14台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 上位陣は大きなミスも無く順当にスタート。河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)、橋本陸(スキルスピード/制動屋)、佐藤駿介(Team Naoki☆LEPRIX☆10V)、平優弥(Team Naoki☆Leprix 10V)、吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆ED)、板倉慎哉(AMORE☆JFA☆RBA☆RD10VF)と予選順位通りに1コーナーを通過。

 トップ河野が2位以下を突き放しにかかる中、2位橋本と3位佐藤は序盤から接近戦。4周目に佐藤がこのレースのファステストラップとなるペースで橋本を追い詰めると橋本は130Rで姿勢を乱し、シケインではテールトゥノーズ。立ち上がりで橋本がシフトミスをした隙にストレートで並びかけ、1コーナーで佐藤が橋本をパスし2位に上がった。

 トップの河野は2位争いを尻目に安定したペースで逃げ切り、10周を走って第4戦から4連勝、今シーズン5勝目を飾った。2位には佐藤が、3位には橋本が入った。4位は平、5位は吉田、6位は板倉と予選順位通りでフィニッシュを迎えた。

 鈴鹿シリーズは今シーズンの全日程を終了。12月7日にはツインリンクもてぎで全国のサーキットで行われている各シリーズのドライバーが参加して、スーパーFJ日本一決定戦が行われる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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