S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ決勝 牧野任祐が優勝。日本一の称号は弱冠17歳の手に

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 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで最終の決勝を行い、ポールポジションからスタートした牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)が、一時2位に落ちるも抜き返し、10周・20分35秒723で優勝。弱冠17歳がS-FJ日本一の称号を手にすることとなった。

 最終レースは午後2時50分から。30台が参加してフォーメーションラップ1周を回ってスタートが切られた。

 ポールシッターの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)は無難なスタートを決めたが、スタートで狙っていた2番グリッドの河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が絶妙のクラッチミート、1コーナーでインから牧野の前に出ることに成功した。3位にも素晴らしいスタートを決めた篠原拓朗(ZAPSPEED ED)が付ける。

 牧野は2周目の2コーナー立ち上がりで河野の背後に付けると、3コーナーでブレーキングを遅らせてアウトから並びかけ、ズバッと河野をパス。早くもトップを奪い返した。

 2位に落ちた河野もあきらめない。何度かファステストラップを更新しながらトップ牧野との息詰まる接近戦を演じる。しかし牧野も隙を与えず、最終ラップにはファステストを奪い返すと、この2台はこのままの順位でゴール。牧野がS-FJ日本一を手にすることとなった。

 2位には河野。上位2台の白熱した争いに付いていくことができなかった篠原は終盤、武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)に迫られるも順位を守り切って3位でゴール。4位には武村が入った。

 予選のトラブルが響き10位スタートとなった佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)が追い上げて5位。6位にはベテランの吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA


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