S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ 決勝前日、有力ドライバーのコメント

 スーパーFJ日本一決定戦は予選・決勝を翌日に控えた6日、ツインリンクもてぎで、練習走行を3セッション行った。有力ドライバー4名に決勝に向けての意気込みを聞いた。

牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツKK-S)
sfj-no1-p-makino  岡山シリーズを全戦ポールトゥウインと圧倒してチャンピオンを獲得。遠征した富士ともてぎシリーズでも3戦全勝、鈴鹿のF1サポートレースでも優勝した。今日の1,2回目の練習でもトップタイムを記録。
 「もうちょっと確認したいところはありますが、順調ですし、ここでは勝っているので問題は無いです。勝ってスカラシップが取れたら来年は現行のF4に出ます。FIA-F4にも出る予定で、ホンダのスクール(SRS-F)にも行きます」
河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)
sfj-no1-p-kono  レベルの高い鈴鹿シリーズでチャンピオンを獲得。父はRSファイン代表の河野高男氏。今日、3回の練習はすべて2位だった。
 「悪くはないんですがクリアが取れなかったりでまだ本調子は出ていません。木曜日は牧野選手がコンマ1秒速くて、昨日は自分、今日は牧野選手、あしたはぼくの番ですね(笑)。ギアトラブルがあったので直してもらって走りに集中します。F1のサポートレースでは牧野選手に負けたのでリベンジです」
橋本陸(スキルスピード/制動屋)
sfj-no1-p-hashimoto  鈴鹿シリーズで2位。S-FJマシンでもてぎを走るのは初めてだが、最後の最後の練習でついにトップに立った。
 「最初は1秒3とか離れていたのでどうなるのかと思いましたが、2日かかってもてぎの走り方がやっと分かってきました。ライバルは少ない方がいいですが、鈴鹿勢のレベルが低いと思われるのもいやですし、自分としてもてぎでも通用することを証明したいですね。このクルマを乗るのも最後なのであしたは全力で楽しみたいと思っています」
篠原拓朗(ZAPSPEED ED)
sfj-no1-p-shinohara  今シーズンのもてぎシリーズのチャンピオン。練習ではマシントラブルなどで不振だったが決勝での巻き返しを期す。
 「マシンのアンダーパネルが外れて直してもらったら1秒タイムが上がりました。セッティングの方向は定まってきてるので、あしたニュータイヤ用に詰められればと思います。ぼくが乗れてないのもあって、シリーズレースと違って毎回セッティングを変えています。トップの選手は速いですね。いろいろ対応を考えていますが、あしたは気合ですね」

 明日7日はA,Bグループに分けられ、予選と6周の決勝レースが行われる。最終レースはA,Bグループの順位で全車が参加、10周で争われ、優勝ドライバーがS-FJ日本一となる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI


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