S-FJ日本一決定戦

SFJ:日本一決定戦もてぎ第1レグ Aグループは河野駿佑が、Bグループは牧野任祐が優勝

 スーパーFJ日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで第1レグを行い、Aグループでは河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が6周・12分24秒707で、Bグループでは牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)が6周12分22秒509で優勝した。

Aグループ第1レグ

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 Aグループ第1レグは午前11時10分フォーメーションラップが始まった。

 スタートではポールポジションの河野駿佑(グッドスマイルレーシング10V)が出遅れ、予選2位の武村和希(ル・ボーセフォーミュラアカデミー)に並びかけられるが、1コーナーでアウトからかぶせてトップを死守。3位には山部貴則(NAVY AUTO制動屋ミストKK-S2)が付ける。

 トップに立った河野は、2位以下を突き放しにかかり、1周目に2秒5離すと3周目には4秒5、終わってみれば7秒0離してぶっちぎりの優勝をポールトゥウインで飾った。

 2位には武村が入ったが、序盤3位に付けていた山部は3周目の90度コーナーで4位手塚祐弥(オールドタイマーZAP10V・ED)かわされその後も後退。3位には手塚が、4位には中西武蔵(シナジーフォーススマイルマックスNRS ED)が入った。

 14位から追い上げを図った佐藤駿介(ガレージ茶畑10V ED)は1周目に8位で帰ってくるとその後も前車を次々とパス。5位まで追い上げたところでゴールを迎えた。

Bグループ第1レグ

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 Bグループ第1レグは11時55分フォーメーションラップが始まった。

 ポールポジションの牧野任祐(DODIE制動屋ルーニースポーツ)は好スタートを切り、トップで1コーナーに向かったが、予選2位の橋本陸(スキルスピード/制動屋)はスタートをミス。予選3位の里見乃亜(ル・ボーセフォーミュラアカデミーPFC)に1コーナーで並びかけられると、そのまま並走して2コーナーへ向かうもこの2台は接触。橋本は順位を大きく落とし、里見はリタイアすることとなった。

 この2人の接触で2位に上がった篠原拓朗(ZAPSPEED ED)だったが、タイヤが暖まってなかったため1周目の90度コーナーで、3位の平優弥(Team Naoki☆LEPRIX)かわされ3位に落ちる。

 トップに立った牧野は2位以下の混乱を尻目に、ゆうゆうと独走。6周を走ってぶっちぎりの優勝を飾った。

 2位の平はポジションをキープしたままファイナルラップに入ったが、ゴール直前に燃料系のトラブルが出て後退。繰り上がって2位には篠原が、3位には吉田宣弘(DAYTONA☆KKS-Ⅱ☆ミスト☆GY)が入った。

 ファイナルレースは午後3時50分にスタート。総合タイムが上回ったBグループの牧野がポールポジションからスタートすることとなった。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA


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