スーパーカーレースシリーズ第7戦は宮城県のスポーツランドSUGO(1周・3.704256km)で第7戦の決勝レースを行い、ナオリュウ/佐々木孝太組(AGE-AGE-458)が39周・1時間21秒827で優勝した。
午後2時5分より第7戦決勝レースがスタート、60分間で争われた。
ローリングスタートはグリッド順のまま奇麗に決まったと思われたがどうやら70号車AGE-AGE458の佐々木孝太と77号車炙りや秀苑・シフト997GT3の竹内浩典との間に高度な牽制合戦があった模様。
1コーナーの飛び込みを狙っていたという竹内浩典は「(佐々木孝太に)スタートでフェイントを入れられ、前に出られなかった」とレース後、悔しそうに語っている。
ホールショットを奪ったAGE-AGE458佐々木孝太は2位炙りや秀苑・シフト997GT3竹内浩典をじわじわ引き離しにかかる展開で大きなマージンを築いて20周目にNAORYUにバトンを渡す。
2位竹内浩典は15秒以上離されており、7連覇阻止がレース半ばで難しい状況となった。
各チームドライバー交代を終えて面白くなったのが2位争い。2位炙りや秀苑・シフト997GT3山脇大輔と3位石松PORSCHE R.S.R.田畑勇との間で数周にわたってテールツーノーズの激しいバトルが勃発。
レース終盤に決着をつけたのは石松PORSCHE R.S.R.田畑勇で2位に浮上するとそのままフィニッシュし、炙りや秀苑・シフト997GT3は3位となった。
カテゴリーII優勝は佐々木孝太から受け継いだマージンに自らの走りでタイム差を31秒以上にまで上乗せしたAGE-AGE458 NAORYUが決め、7連覇を達成した。
カテゴリーIIIは007号車 アストンマーチンのLCT VANTAGE GT4 森田蔣/赤根宏幸組が完走しクラス優勝となった。
次戦第8戦は明日6日、同じくスポーツランドSUGOで12時45分から60分で争われる。
Text & Photo: Hiroshi ICHIMURA