SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行 雹も降るハーフウェットでの走行で#24D'station GT-Rがトップに

2014スーパーGT第1戦、「岡山GT300kmレース」の決勝前フリー走行が4月6日、岡山県の岡山国際サーキットで行われた。
開始間際に雹が降り、路面はハーフウェットという状況で各車浅溝タイヤを装着しての走行となったが、#24D'station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム/佐々木大樹組)が終盤1’28.638を記録してトップに立った。
GT300クラスはチェッカー提示直後に1’33.635を記録した#10GAINER Rn-SPORTS SLS(植田正幸・山内英輝組)がGT500クラスに割って入る形でクラストップとなった。

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開幕戦の決勝日は朝から晴れたり曇ったりを繰り返す予測の難しい天候となった。
午前9時から始まったフリー走行では開始直後に突然雹が降り始め、各車浅溝タイヤを装着してコースに出て行くことになった。
雹や雨はほどなくして収まったが、結局路面は最後まで乾くことは無く、また気温、路面温度とも非常に低い中での走行となったこともあり、どのドライバーも中々ペースを上げることが出来ない。
開始10分時点でのトップは#18ウイダーモデューロNSXだったが、タイムは1’34.777。
走行が進むに連れて徐々にペースは上がったが、スリックタイヤを投入できる状況には最後まで至らず、終盤トップに立った#24D’station GT-Rでさえ1分28秒台に留まった。

一方、GT300クラスはFIA-GT3にABSやトラクションコントロールの使用が許されている車種があることも影響して、しばしばコース上でGT500を煽る形になる場面も見受けられた。
実際、トップタイムを記録した#10ゲイナーSLSと、クラス2番手の#3NDDP GT-Rは#17ケーヒンNSXと#19ウェッズスポーツRC Fを上回るタイムを記録して総合14、15番手につけるほどだった。

スーパーGT第1戦はこのあと午後2時より82周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA


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