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SF:第7戦鈴鹿決勝レース2 ポール・トゥ・ウィンを決めた#37中嶋一貴が2014シリーズチャンピオンを獲得!!

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2014全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」の決勝レース2は、ポールポジションからスタートした#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が終始安定したペースで独走し、今季2勝目を挙げるとともに、2014年のシリーズチャンピオンを手にした。
2位には#36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)がつけ、トムスが1-2フィニッシュを達成した。
(天候:雨 コース;ウェット 観客動員数:予選12,000人/決勝12,000人)

今年最後の決勝レースは午後3時より28周で行われた。
ポールシッターの#37中嶋がホールショットを決め、そのまま後続を突き放していく。
予選2番手の#8ロイック・デュバルはイン側の濡れた路面に手間取ったか、3番手スタートの#36ロッテラーの先行を許し、さらには6番手スタートから一気に4位に浮上してきた#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラにレース序盤は追い上げられる展開となった。

タイトル獲得の可能性を残し、なんとしても前に出たいオリベイラだったが、デュバルもまったく付け入る隙を与えず、逆にレース中盤からはオリベイラとの差を広げて2位のロッテラーに迫っていく。
レースが終盤に入り、次第に路面が乾き始めると、デュバルは21周目に1'56.459、26周目にも1'55.900、27周目には1'55.869と立て続けにファステストを更新、オーバーテイクボタンを駆使してロッテラーの背後を脅かしたが、あと一伸びが届かず、デュバルは0.5秒差で3位に甘んじる結果となった。

こうした争いを尻目に着実にリードを築き上げた中嶋は一時11秒もの差をロッテラーにつけ、最終的には8.8秒差でロッテラーを下し、今季2勝目を獲得するとともに、シリーズポイントを46として、見事2014年のシリーズチャンピオンに輝いた。
2位ロッテラー、3位にはデュバルと続き、5位の#7平川亮までトヨタエンジン勢が続き、ホンダエンジンの最上位は6位の#1山本尚貴という、終わってみれば今シーズンを象徴するような結果となった。

また、前回のSUGOで初優勝を挙げたルーキーの#40野尻智紀は12番手スタートながら一時はトップグループを上回るラップタイムを記録するなど、終始積極果敢な走りを見せ、9位でフィニッシュしている。

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズはこのあとシーズンオフに入り、来年4月11日に同じく鈴鹿サーキットで開幕する予定。 しかし世界耐久選手権やF1との日程調整なども今後予想されるため、この日程はあくまで暫定的なものだという。
しかしすでにGP2やWECで活躍する何人かのドライバーがアプローチしてきているとのことであり、今年以上の盛り上がりが期待できそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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