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SF:第7戦鈴鹿決勝レース2 上位3人のコメント

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優勝、ドライバーズチャンピオン #37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf-r7-r2-pc-kazuki (表彰式で)日本酒をかけられすぎて少し酔ってるかもしれません(笑)
レース2はスタートさえ決めれば、と思っていましたが、ウォームアップ走行のタイムがよくなかったので心配でした。クルマも100%の状態ではありませんでしたが、アンドレを引き離すことができたのはよかったです。レース1を決めていればもっと楽な展開だったんですけどね。
一昨年もここでタイトルを決めていて、今回が二度目でしたけど、それでもプレッシャーは感じていたし、今週末は肩が重かったです。一昨年は他のドライバーにいろいろトラブルがあってのタイトルでしたが、今回は自分の力で決められたのでよかったと思います。
ただシーズンを通しては満足いかない部分もあります。
去年はシリーズ名称が変わり、今年はクルマが変わって、毎年節目がありましたが、今年は僕らにとってもチャンスだと思っていました。開幕戦の感じだともう少し楽に勝てると思っていたんですが、中盤以降は苦しい時期もありました。それでも気持ちを切らさずにこつこつやってきたことが今回の結果に綱方のかなと思います。
2回目とはいえきついなあと思うので、(中嶋悟氏の)5回なんて遠すぎてリアリティがありません。
今年はトヨタエンジン勢が優勢だったこともあり、エンジンに助けられた面もあったと思うので、来年はまたこつこつと積み重ねていきたいです。
本当は今年のルマンで優勝できたらWECをフルシーズンやらせてほしいというつもりだったんですが、アンドレたちに勝たれてしまったので(笑)そのことは来年以降に持越しです。
2位 #36アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf-r7-r2-pc-lotterer レース自体は悪くありませんでした。ポジションもひとつあげることができましたからね。
でも雨の中のドライビングは大変で、5周を過ぎたあたりからは全てのコーナーでオーバーステアと格闘しながらロイックを抑えて走っていました。
ランキング3位に終わったのは残念です。シーズンを通じてクルマは速かったけど、少し安定感に欠けていましたね。
今にして思えば、開幕戦を落としたことや、F1ベルギーグランプリ出場のために1戦休んだことなどが最後に響いたなとも思いますけど、それは今いっても仕方のないことです。
カズキにはおめでとうといいたいです。シーズンを通じてのパフォーマンスはどうかと思いますけど(笑)、今年一年舘ファミリーの一員ですごせてよかったと思います。
3位 #8ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO TEAM LeMans)
sf-r7-r2-pc-duval レース2はスタートが悪く、順位を落としてしまいましたが、レース1のようにペナルティを受けることはありませんでした。少しでもアンドレに近づこうと思いましたが、抜くチャンスがありませんでした。それでも歩ディウムにあがってシーズンを終えられたのはよかったと思います。
ルマンでのアクシデントや、それによって1戦休んだこと、オートポリスでの接触など、今年はつらいことが続きました。僕らのクルマはよかったんですけど、トムスのパフォーマンスには及びませんでした。カズキにはおめでとうといいたいです。ダラーラのシャシーも、トヨタエンジンもすばらしかった。通してみれば楽しいシーズンでした。
来年は休まずに全てのレースに出たいですね。
優勝チーム監督、チームチャンピオン 舘信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
sf-r7-r2-pc-tachi 第2レースは一貴がポール・トゥ・フィニッシュという完璧な結果を出し、アンドレも2位に入ったのでパーフェクトな内容でした。
ただ、一年を振り返るとミスの多い年だったなあと。開幕戦ではアンドレのタイヤを逆向きに付けてしまったり、他のレースではピットインのタイミングをはずしてしまったりと、特にアンドレには申し訳ないことをしたと思います。
でも、お蔭様でチャンピオンをとらせていただき、弊社の40周年に花を添えてくれました。二人のドライバーには本当にありがとうといいたいし、来年もこのラインナップを変えるつもりはありません。本人たちがいてくれればですが。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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