SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行 トムスが1-2、トップタイムは#37中嶋一貴

全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズ第7戦「JAF鈴鹿グランプリ」のフリー走行が11月8日、鈴鹿サーキットで行われ、#37中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM'S)が1'37.910でトップだった。

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新たなエンジンとシャシーが導入されたスーパーフォーミュラの2014シーズンもいよいよ最終戦。 今回は28年ぶりに「JAFグランプリ」のタイトルがかけられた記念すべき大会となった。
公式予選日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から好天に恵まれ、やや肌寒さの残る中、午前9時15分より60分間のフリー走行が行われた。

序盤から好タイムを記録したのは36アンドレ・ロッテラー、#38石浦宏明、#19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラらのトヨタエンジン勢。
第4戦もてぎ以降復調の兆しを見せていたホンダ勢はセッション前半の時点では前回優勝の#40野尻智紀の7位が最上位。 しかも#1山本尚貴、#2中山友貴、#11塚越広大、#41武藤英紀はエンジン交換の申請を出しており、これにより山本が第1レースで10グリッド降格になるなど、苦しい滑り出しとなった。
さらには開始から30分が経過したところで#32小暮卓史がメカニカルトラブルに見舞われてヘアピン先の200Rにストップ。これにより赤旗が提示される事態となった。

32号車の回収の後、走行は9時51分に再開。
ここからは予選を見据えてのタイムアタックが始まり、それまで1分40秒台で周回を重ねていた各ドライバーが次第にペースを上げてきた。
そして最終的には#36ロッテラー、#37中嶋のトムス勢が1分37秒台までタイムを短縮、チェッカー提示直後に#37中嶋が1'37.910を記録してトップでこの走行を終えている。
2位は#36ロッテラー、3位には#8ロイック・デュバルがつけ、ホンダ勢最上位は#41武藤の8位だった。

スーパーフォーミュラ第7戦の公式予選はこのあと午後1時30分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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