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SF:第3戦富士JRPサタデーミーティング オフィシャルファンクラブが発足。正式発表は第4戦もてぎで

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スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーション(JRP)主催のサタデーミーティングが7月12日、第3戦の開催されている富士スピードウェイで行われた。 今回の出席者はジェームス・ロシター(KONDO RACING)、ヴィタントニオ・リウッツィ(HP REAL RACING)、国本雄資(CERUMO INGING)、野尻智紀(DOCOMO DANDELION)の4人のドライバーと白井裕JRP社長。 今シーズンの第1戦、第2戦の総括と、今大会への抱負をそれぞれに語った。

ジェームス・ロシター
sf_r03_sm-rositer 第2戦の富士は学習の機会だったと捉えています。
予選は6位につけ、レース1も6位とノーマルな結果に終わりましたが、レース2ではピットストップに問題があって順位を落としてしまいました。
一方第1戦の鈴鹿はいいレースが出来たと思います。
第1スティントではロイックといいバトルが出来たし、第2スティントもセーフティーカー明けからアンドレやロイックといいレースが出来て、2位でフィニッシュできましたから。
ヴィタントニオ・リウッツィ
sf_r03_sm-liuzzi ここまでの2戦は面白かったです。 セッティングについては頑張って取り組んでいるのですがまだまだ満足の行くものではなく、特にタイヤの使い方が難しいです。
そのため予選結果は良くないのですが、レースペースは悪くなく、2戦ともポイントが獲得できたのは良かったです。
タイヤの特性がヨーロッパとは全く違うので、それにセッティングを合わせるのが難しいです。
スーパーGTならメーカーどうしの競争があるのでハイグリップになるのは理解できますが、スーパーフォーミュラはスタンダードタイヤなのに信じられないくらいグリップしますから。
国本雄資
sf_r03_sm-kunimoto 開幕戦の鈴鹿は持ち込みのセットが良くなくて、そのままずるずると予選までいってしまってQ2で落ちてしまいました。
決勝レースのペースは良かったのですが、セーフティカーが入った時に石浦選手と一緒にピットに入ってしまって順位を落としてしまいました。
その後は順調に追い上げていたんですが、最後は接触で終わってしまいました。
それでもトータルではいいレースだったと思います。
ただ接触の影響で第2戦の富士はトラブルが出て、ブレーキが変な感じになっていたため、その修正に金曜日の走行時間をだいぶ使ってしまいました。
土曜日のフリー走行でもエンジンにトラブルが出て、テストメニューをこなすことが出来ませんでしたが、予選までには解消できました。
決勝はレース1、レース2ともスタートが全然だめで、その後のペースも上がらず、開幕戦のようには行きませんでした。
クルマとしてはオーバーテイクがしやすいので、お客さんは観ていて面白いでしょうし、僕らもチャンスが広がると思います。
野尻智紀
sf_r03_sm-nojiri 開幕戦から僕らは調子が良くて、予選でもいきなりQ3に進むことが出来ました。
レースではタイヤの使い方でミスをしてしまい、その点では課題が残りましたが、他のドライバーと戦うことが出来たことで自信に繋がりました。
第2戦は予選でトラブルが出たためQ3に進むことは出来ませんでしたが、レースではトヨタエンジンのトップグループと変わらないペースで走ることが出来たし、ほんの少しですがラップリードも出来たので良かったです。
僕の中では一歩一歩前に進めている実感があります。エンストもしましたが、そういうのも含めて経験だと思いますし、今後は同じミスをしないように心がけています。
今週末もここまで多少トラブルは出ていますが大事には至っていないので、このあとの予選が楽しみです。
白井裕JRP社長
sf_r03_sm-shirai SF14の元々のコンセプトである「クイック・アンド・ライト」ということと「オーバーテイクしやすいクルマ」という点については初期のターゲットを達成できたと思っています。
ただ、個々のパーツについてはまだまだ良くしていってレースをスポイルしないようにしないとと思っています。
また、今年はシリーズのオフィシャルファンクラブも立ち上げることになり、現在会員を募集しています。
正式な発表に着いては次のもてぎで行います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


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