全日本F3選手権は23日、ツインリンクもてぎで第10戦の公式予選を行い、清原章太(TODA FIGHTEX)が1分45秒537で総合の、小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分49秒179でNクラスのポールポジションを獲得した。
ツインリンクもてぎは朝から厚い雲に覆われていたが、徐々に晴れ間が広がり午前10時10分にはほぼ快晴の下、10分間の公式予選が行われた。
各ドライバー、ウォームアップ2周を入念に行い、3周目からタイムアタックに入る。まずは高星明誠(B-MAX NDDP F312)が1分45秒785でトップに立ち、勝田貴元(PETRONAS TEAM TOM'S F312)、松下信治(HFDP RACING F312)と続く。
計測4周目に高星は1分45秒785までタイムを伸ばすが、このタイムを上回ってきたのは、3周目に4位につけていた清原章太(TODA FIGHTEX)。1分45秒537をたたき出し、堂々のポールポジションを決めた。2位、3位には勝田、松下が上がり、高星は4位に落ちた。
清原はF3で初のポールポジション。戸田エンジンにも今シーズン初のポールポジションをプレゼントした。
Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が1分49秒179で今季4度目のポールポジションの座に着いた。クラス2位には湯澤翔平(KCMG F308)が、同3位には久保凛太郎(CG ROBOT ル・ボーセ F308)が入ったが、前戦のペナルティーにより3グリッド降格の裁定がとなっている。
第10戦決勝は本日23日、午後3時15分より14周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHIPhoto: Motorsports Forum>