Japanese F3

JF3:第7戦岡山決勝 山下健太が今季2勝目、Nクラスは小泉洋史が2連勝

 2014年全日本F3選手権シリーズ第7戦は15日、岡山国際サーキット(1周・3.703km)で決勝を行い、山下健太(PETRONAS TOM'S F314)が25周・36分44秒962で今季2勝目を飾った。Nクラスは小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)が昨日に続き優勝した。

f3_r07_r-7pit

f3_r07_r-start5

f3_r07_r-36

f3_r07_r-23

f3_r07_r-1

f3_r07_r-6

f3_r07_r-19

f3_r07_r-28

 梅雨時もかかわらず2日連続で青空の広がった岡山国際サーキットで午後12時35分、フォーメーションラップが始まった。しかし、予選2位の松下信治(HFDP RACING F312)がスタートできず、ピットに戻させることになる。

 後方グリッドの松下がいなくなった勝田貴元(PETRONAS TOM'S F312)はトップで1コーナーへ。2位に山下健太(PETRONAS TOM'S F314)、3位に佐々木大樹(B-MAX NDDP F312)、4位に高星明誠(同)と続く。

 1~4位、勝田、山下、佐々木、高星は決め手がなく互いに2秒前後の差でレースは進行。しかしトップを快走していた勝田に不運が襲う。18周目にトラブルが発生し、山下、佐々木にパスされ3位に落ちると背後には高星が迫ってきた。

 トップに立った山下はそのまま逃げ切り25周を走って今季2勝目。2位には佐々木が入り、トラブルを抱えながらも高星を押さえきった勝田は3位でレースを終えた。

 ピットスタートとなった松下は1周遅れでコースに復帰。4周目に意地のファステストラップをたたき出し、1ポイントを獲得した。

 Nクラスはポールシッターの小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)がトップで1コーナーへ。2位湯澤翔平(KCMG F308)、3位久保凛太郎(CG ROBOTル・ボーセF308)と予選順位通りにレースが始まる。

 しかし、久保は2周目のアットウッドコーナーで単独スピン。再スタートは切れたものの3位には山口大陸(TAIROKU EXCEED)が上がってきた。

 小泉は後続を徐々に引き離し、終わってば10秒以上の差をつける独走で昨日に続き2連勝を飾った。2位には湯澤が、3位には山口が入った。

f3_r07_r-yamashita f3_r07_r-podium f3_r07_r-koizumi_winner f3_r07_r-podium_n

 第8,9戦は富士スピードウェイに舞台を移し、7月12、13日に開催される。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース