F4日本一決定戦

F4:日本一決定戦もてぎ決勝 終盤1,2位がトラブルでリタイア。F4日本一を手にしたのは伴貴広

 F4日本一決定戦は7日、ツインリンクもてぎで最終の決勝レースを行い、終盤1,2位のドライバーがトラブルで相次ぎ脱落する中、4番グリッドからスタートした伴貴広(TAIROKU EXCEED)が15周・28分33秒522で優勝、F4日本一の称号を手にした。

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 最終レースは午後1時45分、気温6度、路面温度17度というコンディションの中、19台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 スタートを制したのはポールポジションの三笠雄一(美人&LTVRacing DRP)。2番グリッドの吉田広樹(TAIROKU EXCEED)は同3位の太田達也(佐藤製作所GIAミストKK-ZS制動屋)に3コーナーでパスされ3位に落ちると、グリッド上で動いたと判定されドライビングスルーペナルティーを受けることとなる。

 吉田がペナルティーを消化すると、トップ三笠、2位太田、3位には伴貴広(TAIROKU EXCEED)が上がってきた。

 トップ三笠は2位の太田を3秒前後リードしながらレースは終盤に。ところが13周目に太田が4コーナーの立ち上がりで失速、マシンをコースサイドに止めると、トラブルの連鎖はトップの三笠をも襲う。14周目のV字立ち上がりでなんとガス欠によりマシンをコースサイドに止めるこことなってしまった。

 相次ぐ上位のトラブルでトップに立ったのは伴。15周目のファイナルラップをトップで回って優勝を飾ることとなった。2位にはスタートをミスして中段から追い上げた伴のチームメート、山口大陸(TAIROKU EXCEED)が入り、TAIROKU EXCEEDが1-2。3位には7番グリッドから追い上げた金井亮忠(チームNATS・正義001)が入った。

 4位は加藤智(FEEL・RK01・TODA)、5位にはアルミクラストップの鶴田和弥(Rn-Sports制動屋ミストKK-ZS)が、6位にはペナルティーから追い上げた吉田が入った。

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Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Hiroshi ICHIMURA


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