SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第5戦鈴鹿決勝 予定周回の4分の3を消化して、#18ウイダーHSVが再びトップに。GT300は依然として#61BRZが独走中

2013スーパーGT第5戦「ポッカサッポロ1000km」の決勝レースは予定周回数の4分の3となる130周を消化した。
ここまで約4時間30分。このまま行けば午後6時30分頃にはフィニッシュを迎えそうな気配だ。

SC解除後再びトップに躍り出た#23モチュールGT-Rは3度目のピットストップを行い、クインタレッリから柳田に交代、2位#18ウイダーHSVもほぼ同時にピットに入り、山本からマコヴィッキィに交代した。
するとマコヴィッキィが109周目にファステストラップを更新、1'54.886を叩き出して柳田を追い上げに掛かる。
一方の柳田は周回遅れの#22グリーンテックSLSとの接触などもあり、一時は15秒以上あったリードも次第に削り取られて行き、115周目には完全にテール・トゥ・ノーズの状態となった。

賢明に逃げに掛かった柳田だったが、116周目のスプーンカーブで痛恨のオーバーランを喫し、ここでトップの座を明け渡すことに。
トップを奪い返した#18ウイダーHSVはその後も着実に#23モチュールGT-Rを突き放しに掛かり、130周終了時点で
3.579秒のギャップを築き上げた。
2番手は#23モチュールGT-R、3番手には依然として#12カルソニックGT-Rがつけている。

また、その後方では#19ウェッズスポーツSC430と#36ペトロナスSCが4位を巡って激しいドッグファイトを展開している。

GT300クラスは依然として#61スバルBRZの独走が続くが、その後方では#3S Road NDDP GT-Rへのペナルティ等もあった結果、#4初音ミクBMW、#16無限CR-Z、#62LEON SLSらが2位、3位争いを続けている。
しかし4号車は他よりも1スティントが短い作戦となっており、上位に踏みとどまるのは難しい状況に思われる。

また最後尾スタートながら入賞圏内まで順位を上げていた#87ラ・セーヌランボルギーニはミッショントラブルのため105周でガレージに入ってしまった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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