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2013年11月

Formula Challenge Japan

FCJ:第12戦鈴鹿決勝結果

Super Formula Round 7 -RIJ- (2013/11/10) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
Formula Challenge Japan Round 12 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11山下 健太FTRS FCJ1636'49.294
25石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR165.400
34高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1610.501
42根本 悠生東京トヨペット FTRS1617.858
511坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ1625.686
66三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ1637.979
714藤波 清斗NDDP FCJ1650.340
83篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ1650.816
916柴田 隆之介HondaCars三重北 TeamSBT1652.322
1017久保 凛太郎ROBOTルボーセレーシングアカデミー1655.613
1110三浦 愛EXEDY161'04.153
129道見 ショーン 真也FTRS スカラシップ SMR161'11.873
1312今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR161'12.071
1418浅原 悠貴B-MAX/CMインダストリー151 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 14 Laps ) 完走 ----
-13林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS610 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.4 高橋 翼(HFDP/SRSスカラシップ/コチラR) 2'17.258 (13/16) 152.31km/h
  • 2013年フォーミュラジャパン・統一規則第27条17.1)(スタートディレイ)により、レース距離を16周とした。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿 JRPサタデーミーティング第二部 「SF14は誰が乗っても速いクルマ」

サタデーミーティング第2部は白井裕JRP社長を始め、坂井典次氏(本田技研スーパーフォーミュラプロジェクトリーダー)、佐伯昌浩氏(本田技研スーパーフォーミュラ・プロジェクトリーダー代行) 、永井洋治氏(トヨタ自動車スーパーフォーミュラプロジェクトリーダー)、田中耕太郎氏(チームダンデライアンチーフエンジニア)、東條力(チームトムスチーフエンジニア)、らが出席して今まで携わってきたSF13への思いとSF14の開発状況、最終戦にかける意気込みなどを語った。

白井裕氏のコメント
sf_r05_sm-shirai 「昨日一昨日といいテストが出来ました。心配していた音もかなりレベルが上がってきましたから、ある意味安心しています。
SF13は5年目ということで熟成してきて、今回も高いレベルのレースが出来そうだということで期待しています。
SF14は今まで5回のテストをしてきました。今月中旬にはダラーラで開幕時の仕様を決めてきて、12月の18-19に富士でテストを行い、年内に半分以上の台数をチームにデリバリーし、年明け早々に残りを入れる予定で、2月の中旬に富士でチーム合同のシェイクダウンを行う予定、続いて3月のファン感の後で鈴鹿で合同テストを行い、その後また富士、と開幕前に3回のテストを行う予定です」
坂井典次氏のコメント
sf_r05_sm-sakai 「実は3.4リッターというのは白井さんが仕込んだものでして、僕が2006年にF1をやめて帰ってきた時に白井さんに言われて3.4リッターエンジンを設計しました。自分にとってもエポックメイキングな瞬間だったなと。2007年にだいたいの骨格が出来て鈴鹿でクルマの格好が決まりました。ここではじまって、ここが最終レースになります。毎年改良を重ねてここまで来ましたが、今日も目標より高いタイムが出ています。
6月中旬にダラーラに行って、SF14をくみ上げて火入れをし、7月から富士で走り始め、もてぎ、菅生、鈴鹿とテストをしてきました。鈴鹿は一番チャレンジングでテクニカルということでクルマのバランスを確かめるのがここでのテストでした。もてぎはブレーキに厳しい。世界一厳しいと思っていますが、そこでのカーボンブレーキのテスト、などと目標を決めてやってきました。今週もいいテストが出来ていまして、ブリヂストンさんから『次はこれに合わせたタイヤを作ってこないといけないね』と言われています。一日目は雨だったので、やり残したメニューがあり、それを二日目にやり切りました。いいテストが出来たと思います」
佐伯昌浩氏のコメント
sf_r05_sm-saeki 「3.4リッターは私も開発初期から携わってきたエンジンで非常に愛着があります。過去のレースエンジンの中では一番熱効率の高いエンジンです。これが無くなっちゃうのは寂しいですが、これからはターボをつけたエンジンでこれを上回っていくのがエンジンメーカーのあり方だと思っています。
SF14のテストでは、とにかくエンジンの距離を稼ぎたいということで、基本骨格を変えないでこれまできています。2000キロ以上走ってきて、耐久性については見込みがつきました。前回の菅生の時にあまりウェットでの走行が出来ませんでしたが、今回一日ウェットで走ることが出来て、ウェット時のトルクの出方など過給のコントロールができました。全開パワーではまだトヨタさんに及んでないなと思っているので、開幕までに追いつきたいですね」
永井洋治氏のコメント
sf_r05_sm-nagai 「SF13は今まで皆さんにアメ車アメ車と言われ続けてきましたが、今日のタイムを見て『アメ車もこんなに速くなるんだな』という感慨深い思いです。またリーマンショックの後新型車両になって、13台からスタートした時は『これでもう終わりかな』と思ったんですが、今日は沢山のクルマがいて、これも嬉しいです。
このエンジンには僕も色んな思い出があって、RV8ファミリーは20台が世界中で頑張っています。スーパーフォーミュラでもチャンピオンを獲って終わりたいなと思います。
今までSF14のテストを5回やってきました。来年の開幕に向けて、チームが一斉に走り出せるように、エンジンが足を引っ張らないように最低限のテストを今までやってきまして、やっとレースが出来るレベルになってきたかなと。これからはホンダさんに差を付けるべく頑張っていこうという段階に入っています」
田中耕太郎氏のコメント
sf_r05_sm-tanaka 「新しく導入されたダラーラのシャシーと、SF13を比較すると、スウィフトさんのシャシーは非常に重い。ダウンフォースは強くて速かったんですが、重いというところで随分苦労した思い出があります。それに比べましてダラーラさんのシャシーは世界中のシングルシーターを席巻しているだけあって非常に扱いやすい。よく出来てると思います。
テストは坂井さんが仰ったようなプログラムで進めてきました。車体の方もダラーラさんから戴きましたマニュアルを検証する形で実走結果と風洞実験の結果の整合性を取っています。そうした面でもかなりしっかりしており、マニュアルの数値を信用してセットアップを進めても間違いが無く、癖というか強いキャラを持っていない気がします。
ベーシックな部分でハイレベルなので、速いドライバーが乗ればすぐにタイムが出ちゃう。マニュアル通り組み上げてすぐ走ってもタイムが出るイメージです。
来年一からシャッフルされちゃうことで、これまでスウィフトのセットアップで苦労してきて東條さんが凄くいい思いをしてきたわけですが(笑)、私もしっぺ返しを食うかも知れない(笑)新しいチームでも充分勝ち目があると思います。チームの考えがしっかりしていて、ドライバーがちゃんとフィードバックできれば大いにチャンスがあります」
東條力氏のコメント
sf_r05_sm-tojo 「08年の最後にFN09の初号機をトムスで組み立てさせていただきました。僕もこの業界に携わってからレイナードやローラ、ダラーラなどを手がけてきましたが、最初に受け取った時は衝撃的というか『大丈夫かな?』という状況でしたが、割と丈夫だし、割と走るということが判ってきて、毎年時間をかけてセットアップを進めてからは、タイヤの変更に合わせるだけでいい状態になりました。
今回またSF14の初号車を組み立てさせていただきましたが、非常にそつのない作りで、シンプルと言いますか、簡単に組み立てさせていただきました。富士でシェイクダウンした時は初日にエレクトロニクスなどのトラブルがありましたが、二日目からはもう全然止まること無く走ることが出来ました。
マニュアルの検証やエアロダイナミクスの検証をしたところ、どんな状況でもよく走ることがわかりました。
車高を上げても下げても、前傾させても走る。誰がやってもあっという間に高いレベルに到達できます。
もてぎでは満タンでロングランをやって、ピット作業をしてまた走ったんですが、カーボンブレーキの熱の面が厳しくて、ピットアウトの直後に問題が出やすい気がしています」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿 JRPサタデーミーティング第一部 山本尚貴は雨のセットに自信をみせる

日本レースプロモーション(JRP)は11月9日、スーパーフォーミュラ最終戦の開催されている三重県の鈴鹿サーキットで恒例のサタデーミーティングを開催した。
今回は2部構成になっており、第1部にはチーム無限の山本尚貴選手が一人で出席し、最終戦にかける意気込みや7-8日の二日間行われた新型車両SF14の印象などを語った。

山本尚貴のコメント
sf_r05_sm-yamamoto 「今朝はいつも通り持ち込みの状態からフリー走行でクルマの確認を行いました。最後に黄旗が出てアタックが出来なかったチームもありましたが、僕は早めにアタックしてニュータイヤを確認が出来たのでトップタイムを記録できました。でもまだまだ他のチームもタイムを上げてくると思いますので、油断は出来ないなと。余裕はないと思います。ただ、ここまではいい流れで進められました。
明日は朝から雨が降るようなことがあれば、皆初めて走るわけで、皆不安持ってるのは確かだと思います。ただぼくらは今年からエンジニアが変わって、雨セットが良くなりました。それでオートポリスで非常にいいパフォーマンスを発揮できて、それを知っているので雨でも自信はあります。
ホンダさんは全車にいいものを配っていると思いますし、ホンダの中で常に上位にいることで最終戦を迎えた時点で唯一チャンピオンの権利があるのは僕だけになりましたので、特に期待をしてもらっているというのは強く感じますし、それに応えたいと思っています。
勿論全車がライバルですし、昨日のドライバーズブリーフィングでは『お前だけにチャンピオンの権利があるから援護してやるよ』と全員に言われたんですけど(笑)その言葉を一切期待しないで走ろうと思います。
(SF14のテストについて)今まで先輩ドライバーの皆さんがコメントされていたとおり、非常にクイックに動くと同時に、コントロール性が上がっているので、攻めにいった時に起きた挙動に対して凄く反応しやすいというか、反応した分クルマがちゃんと応えてくれて、非常に楽しいクルマだなと。エンジンもターボに乗るのは初めてですが、非常に楽しかったです。ターボが入った時のパワー感とかトルク感が非常に気持ちよかったです。
これまで色んなトラブルやアクシデントを乗り越えてきた中で、僕は本当にトラブルフリーで周回を重ねることが出来たので、開発陣や伊沢選手を一先輩が作り上げたものに乗らせてもらったということで、非常に恵まれていたと思いますし、その結果が今朝のフリー走行に繋がってるかなと思います。
最初は凄くビビってました。ダラーラとスウィフトではあまりに違いすぎるので。伊沢選手から『スウィフトからダラーラの乗り換えは大丈夫だけど、ダラーラからスウィフトはヤバいよ』と聞いていましたから。
ブレーキもスチールとカーボンではフィーリングが違いますがそれはすぐなれることができました」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

スーパー耐久

S耐:第7戦オートポリス公式予選 青木/星野/尾本組のGTNET ADVAN NISSAN GT-Rがポールポジション!

 11月9日、大分県日田市のオートポリスで、スーパー耐久シリーズ第7戦(最終戦)が開催された。午前中のフリー走行では、#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-Rが好調な滑り出しをみせて1分48秒293のトップタイムをマークした。

 それからちょうど2時間のインターバルで午後2時から公式予選が行われた。

 曇り空のドライコンディションで、14時から1グループ(GT3、ST2,3クラス)と2グループ(ST4,5クラス)それぞれ15分間ずつでAドライバー予選が行われた。今回はST1クラスは出走がなく不成立となってしまった。

st_r07_q-81

st_r07_q-555

st_r07_q-59

st_r07_q-38

st_r07_q-40

st_r07_q-19

 注目のGT3クラスには、GT-R、BMWに加えてポルシェと計7台が参加。昨年の覇者で地元の玉中哲二の擁する#555マッハGoGoGo車検GT-Rが朝のフリー走行でも48秒499と2番手のタイムをマーク。マシンは昨年のフェラーリからGT-Rにスイッチしているが、注目したい1台だ。

 Aドライバーの予選では#81 GTNET ADVAN NISSAN GT-Rが青木孝行のアタックで1分48秒349のコースレコードでトップタイムをマーク! 2番手に#28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3の片岡龍也が48秒784と僅差のラップタイムで2番手につける。

 ST2クラスは#59 STURM-MOTUL.EDインプレッサの大澤学が2分00秒141、ST3クラスは#34 assetテクノZ34の佐々木雅弘が00秒707、ST4クラスは#95リジカラS2000の松井猛敏が03秒183、ST5クラスは#19BRP☆HYPERECUC72制動屋J’Sフィットの奥村浩一が13秒086とそれぞれ各クラスのトップタイムをマークした。

 14時45分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。

 スーパー耐久シリーズでは、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられており、結果はここで1分47秒983のレコードラップをマークした#81星野一樹がトータルで3分36秒332でPP!

 Bドライバーのトップタイムは#555山野直也の47秒089だったが、惜しくもグリッドは2番手となった。

 総合3位には#28 BMWZ4が入り、#1 BMWZ4は4位となった。

 総合8位にはST2クラスのトップ#59 STURM-MOTUL.EDインプレッサが、総合11位にST3クラスのトップ#38 TRACY SPORTS IS350が入った。

、総合21位にST4クラスのトップ#40 車買取りHERO’S S2000が入った。

 そして総合33位にはST5クラスの#19 BRP☆HYPER ECU 制動屋J’sフィットが入りクラスPPとなった。

 決勝レースは明日13時から3時間レースとして開催される予定だが、あいにくのお天気となる予報が出されている。

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第7戦オートポリスCドライバー予選結果

スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (2013/11/10) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
18GT31富田 竜一郎もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
1'49.561-153.580
281GT32尾本 直史GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
1'50.878 1.317151.756
316GT33密山 祥吾muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
1'51.605 2.044150.767
428GT34ファリーク・ハイルマンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'51.979 2.418150.264
559ST-21松田 晃司STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
2'01.29611.735138.722
620ST-22松本 武士RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'01.49111.930138.499
715ST-31田中 哲也岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.70712.146138.253
838ST-32川口 正敬TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'02.07412.513137.838
980ST-33脇阪 薫一PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'02.84213.281136.976
1039ST-34東 徹次郎TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'03.64514.084136.086
1114ST-35増田 芳信岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'03.69014.129136.037
125ST-36白井 剛岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'03.80514.244135.911
1334ST-37下垣 和也asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'04.33014.769135.337
1430ST-23カルロス 本田RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'04.34214.781135.324
1535ST-38長谷川 伸司asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'05.18115.620134.417
1648ST-41井上 恵一DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'07.18117.620132.303
1793ST-42鈴木 優SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'08.35418.793131.094
1818ST-43西村 和則コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'08.47918.918130.966
1995ST-44たしろ じゅんリジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
2'08.65219.091130.791
20116ST-45関谷 慶W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'08.77519.214130.665
2140ST-46サーブジット・シン車買取り HERO'S S2000
HONDA S2000 AP-1
2'08.84619.285130.593
22505ST-24藤原 能成GRG RACING ランサー EVO X
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
2'09.48419.923129.950
2349ST-47大文字 賢浩ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'09.83020.269129.603
2452ST-48平沼 貴之埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'10.04420.483129.390
2536ST-51木村 正治エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'15.62526.064124.066
26602ST-52萩森 翼PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'16.05726.496123.672
2726ST-53渋谷 崇エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'16.62627.065123.157
2817ST-54野上 達也DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'17.17127.610122.667
29333ST-49藤田 弘幸オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'17.19227.631122.649
3099ST-55野村 浩史RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'17.37027.809122.490
3119ST-56恩塚 将一BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'23.70134.140117.093
3255ST-57横尾 優一メビウスリングレーシング Vitz
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'25.23035.669115.860
337ST-25白坂 卓也新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
0'00.000-49.561 0.000
---- 以上予選通過 ----

スーパー耐久

S耐:第7戦オートポリスA,Bドライバー公式予選総合結果

スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (2013/11/10) A&B Total Qualify Weather: Course:
2013 Super Taikyu Series Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
Car
Model
DriverAdriver
Bdriver
Total
Time
Behind
181GT31GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
青木 孝行
星野 一樹
1'48.349
1'47.983
3'36.332-
2555GT32マッハ GOGOGO 車検 GT-R
NISSAN GT-R R35
玉中 哲二
山野 直也
1'49.429
1'47.089
3'36.518 0.186
328GT33PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
片岡 龍也
ジョノ・レスター
1'48.784
1'48.576
3'37.360 1.028
41GT34PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
メルビン・モー
ドミニク・アン
1'49.188
1'48.558
3'37.746 1.414
58GT35もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
湯澤 翔平
荒 聖治
1'50.186
1'47.617
3'37.803 1.471
632GT36KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
飯田 太陽
高木 真一
1'51.314
1'49.416
3'40.730 4.398
716GT37muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
西田 裕正
横溝 直輝
1'52.361
1'49.785
3'42.146 5.814
859ST-21STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
大澤 学
吉田 寿博
2'00.141
1'59.476
3'59.61723.285
920ST-22RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
大橋 正澄
阪口 良平
2'00.549
1'59.528
4'00.07723.745
106ST-23新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
冨桝 朋広
菊地 靖
2'01.436
1'58.978
4'00.41424.082
1138ST-31TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
藤田 竜樹
植田 正幸
2'00.863
2'00.644
4'01.50725.175
1234ST-32asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
佐々木 雅弘
峰尾 恭輔
2'00.707
2'01.246
4'01.95325.621
1314ST-33岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小松 一臣
杉林 健一
2'01.237
2'00.792
4'02.02925.697
1480ST-34PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
佐藤 晋也
吉本 大樹
2'01.452
2'01.048
4'02.50026.168
1539ST-35TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
兵藤 信一
佐々木 孝太
2'02.049
2'00.535
4'02.58426.252
1635ST-36asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
小泉 和寛
前嶋 秀司
2'02.085
2'00.961
4'03.04626.714
1715ST-37岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
長島 正明
田中 徹
2'01.983
2'01.132
4'03.11526.783
185ST-38岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
今村 大輔
安宅 徳光
2'01.620
2'01.913
4'03.53327.201
1930ST-24RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
成澤 正人
青木 拓磨
2'02.365
2'02.033
4'04.39828.066
20505ST-25GRG RACING ランサー EVO X
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
田ヶ原 章蔵
奥村 佳之
2'01.651
2'03.623
4'05.27428.942
2140ST-41車買取り HERO'S S2000
HONDA S2000 AP-1
井入 宏之
平峰 一貴
2'03.363
2'02.770
4'06.13329.801
2295ST-42リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
松井 猛敏
中島 保典
2'03.183
2'03.019
4'06.20229.870
2341ST-43TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
植松 忠雄
長野 賢也
2'03.206
2'03.833
4'07.03930.707
24116ST-44W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
吉田 靖之
杉原 直弥
2'04.133
2'04.036
4'08.16931.837
2593ST-45SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
浜野 彰彦
中村 嘉宏
2'04.781
2'04.340
4'09.12132.789
2658ST-46ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
小林 康一
木下 淳
2'05.201
2'05.387
4'10.58834.256
2752ST-47埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
番場 琢
服部 尚貴
2'05.304
2'05.676
4'10.98034.648
2813ST-48ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
タカモリ 博士
村田 信博
2'05.856
2'05.593
4'11.44935.117
2948ST-49DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
鶴田 和弥
太田 侑弥
2'06.412
2'05.173
4'11.58535.253
30333ST-410オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
北川 剛
野間 一
2'05.922
2'06.147
4'12.06935.737
3149ST-411ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
福山 英朗
檜井 保孝
2'08.537
2'07.900
4'16.43740.105
3286ST-412GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
影山 正彦
井口 卓人
2'13.328
2'04.263
4'17.59141.259
3319ST-51BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
奥村 浩一
古宮 正信
2'13.086
2'12.370
4'25.45649.124
3436ST-52エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
後藤 比東至
井尻 薫
2'14.394
2'13.781
4'28.17551.843
3599ST-53RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
平井 隆一
濱口 亮
2'13.877
2'14.601
4'28.47852.146
36602ST-54PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
岩月 邦博
今岡 達哉
2'14.655
2'15.796
4'30.45154.119
3717ST-55DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
野上 敏彦
小原 健一
2'16.587
2'14.513
4'31.10054.768
3826ST-56エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
江原 弘美
咲川 めり
2'17.417
2'16.323
4'33.74057.408
3955ST-57メビウスリングレーシング Vitz
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
加藤 芳皓
塚田 利郎
2'21.866
2'22.661
4'44.5271'08.195
---- 以上予選通過 ----
-18ST-4-コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
浅野 武夫
中島 佑弥
2'06.858
7'02.582
9'09.4405'33.108
-7ST-2-新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
神子島 みか
遠藤 浩二
2'02.890
no time
--33.442
4231ST-27C-WEST ☆ CyBer ・・・・・エボX
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
中川 あや
大塚 隆一郎
2'08.429
absence0
--

スーパー耐久

S耐:第7戦オートポリスBドライバー公式予選結果

スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (2013/11/10) B Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
1555GT31山野 直也マッハ GOGOGO 車検 GT-R
NISSAN GT-R R35
1'47.089-157.125
28GT32荒 聖治もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
1'47.617 0.528156.354
381GT33星野 一樹GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
1'47.983 0.894155.825
41GT34ドミニク・アンPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'48.558 1.469154.999
528GT35ジョノ・レスターPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'48.576 1.487154.973
632GT36高木 真一KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
1'49.416 2.327153.784
716GT37横溝 直輝muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
1'49.785 2.696153.267
86ST-21菊地 靖新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'58.97811.889141.424
959ST-22吉田 寿博STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
1'59.47612.387140.835
1020ST-23阪口 良平RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
1'59.52812.439140.774
1139ST-31佐々木 孝太TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'00.53513.446139.598
1238ST-32植田 正幸TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'00.64413.555139.472
1314ST-33杉林 健一岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'00.79213.703139.301
1435ST-34前嶋 秀司asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'00.96113.872139.106
1580ST-35吉本 大樹PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'01.04813.959139.006
1615ST-36田中 徹岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.13214.043138.910
1734ST-37峰尾 恭輔asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.24614.157138.779
185ST-38安宅 徳光岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.91314.824138.020
1930ST-24青木 拓磨RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'02.03314.944137.884
2040ST-41平峰 一貴車買取り HERO'S S2000
HONDA S2000 AP-1
2'02.77015.681137.056
2195ST-42中島 保典リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
2'03.01915.930136.779
22505ST-25奥村 佳之GRG RACING ランサー EVO X
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
2'03.62316.534136.111
2341ST-43長野 賢也TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
2'03.83316.744135.880
24116ST-44杉原 直弥W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'04.03616.947135.657
2586ST-45井口 卓人GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'04.26317.174135.410
2693ST-46中村 嘉宏SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'04.34017.251135.326
2748ST-47太田 侑弥DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'05.17318.084134.425
2858ST-48木下 淳ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
2'05.38718.298134.196
2913ST-49村田 信博ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'05.59318.504133.976
3052ST-410服部 尚貴埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'05.67618.587133.887
31333ST-411野間 一オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'06.14719.058133.387
3249ST-412檜井 保孝ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'07.90020.811131.559
3319ST-51古宮 正信BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'12.37025.281127.116
3436ST-52井尻 薫エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'13.78126.692125.776
3517ST-53小原 健一DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'14.51327.424125.091
3699ST-54濱口 亮RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'14.60127.512125.009
37602ST-55今岡 達哉PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'15.79628.707123.909
3826ST-56咲川 めりエンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'16.32329.234123.430
3955ST-57塚田 利郎メビウスリングレーシング Vitz
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'22.66135.572117.947
---- 以上予選通過 ----
-18ST-4-中島 佑弥コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
7'02.5825'15.49339.818
-7ST-2-遠藤 浩二新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
no time--
-31ST-2-大塚 隆一郎C-WEST ☆ CyBer ・・・・・エボX
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
absence--

スーパー耐久

S耐:第7戦オートポリスAドライバー公式予選結果

スーパー耐久シリーズ第6戦 -RIJ- (2013/11/10) A Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2013 Super Taikyu Series Round 7 オートポリス 4.674km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TimeBehindkm/h
181GT31青木 孝行GTNET ADVAN NISSAN GT-R
NISSAN GT-R R35
1'48.349-155.298
228GT32片岡 龍也PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'48.784 0.435154.677
31GT33メルビン・モーPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
1'49.188 0.839154.105
4555GT34玉中 哲二マッハ GOGOGO 車検 GT-R
NISSAN GT-R R35
1'49.429 1.080153.765
58GT35湯澤 翔平もり山 R8 LMS ultra からあげ
Audi R8-LMS ultra
1'50.186 1.837152.709
632GT36飯田 太陽KRMケーズフロンティアGT3R
PORSCHE 911GT-3R 997
1'51.314 2.965151.162
716GT37西田 裕正muta TRIGGERS BMW
BMW Z4 GT3 E89
1'52.361 4.012149.753
859ST-21大澤 学STURM・MOTUL・ED インプレッサ
SUBARU STRUM・MOTUL・ED GVB
2'00.14111.792140.055
920ST-22大橋 正澄RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'00.54912.200139.581
1034ST-31佐々木 雅弘asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'00.70712.358139.399
1138ST-32藤田 竜樹TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'00.86312.514139.219
1214ST-33小松 一臣岡部自動車KYOSHIN計測Z33
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.23712.888138.789
136ST-23冨桝 朋広新菱オート☆DIXCELエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'01.43613.087138.562
1480ST-34佐藤 晋也PETRONAS TWS GS350
TOYOTA GS350 DBA-GRS191
2'01.45213.103138.544
155ST-35今村 大輔岡部自動車メーカーズZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.62013.271138.352
16505ST-24田ヶ原 章蔵GRG RACING ランサー EVO X
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
2'01.65113.302138.317
1715ST-36長島 正明岡部自動車DIXCELチームテツヤZ34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'01.98313.634137.941
1839ST-37兵藤 信一TRACY SPORTS IS 350
TOYOTA IS350 DBA-GSE21
2'02.04913.700137.866
1935ST-38小泉 和寛asset テクノ Z34
NISSAN FAIRLADY Z RC Z34
2'02.08513.736137.825
2030ST-25成澤 正人RSオガワADVANランサーII
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'02.36514.016137.510
217ST-26神子島 みか新菱オート☆J-ROCKエボIX
MITSUBISHI ランサーエボリューション9 CT9A
2'02.89014.541136.922
2295ST-41松井 猛敏リジカラS2000
HONDA S2000 AP-1
2'03.18314.834136.597
2341ST-42植松 忠雄TRACY SPORTS ings S2000
HONDA S2000 AP-1
2'03.20614.857136.571
2440ST-43井入 宏之車買取り HERO'S S2000
HONDA S2000 AP-1
2'03.36315.014136.397
25116ST-44吉田 靖之W.S.ENGINEERING + CF亜衣
HONDA S2000 AP-1
2'04.13315.784135.551
2693ST-45浜野 彰彦SKR ENGINEERING S2000
HONDA S2000 AP-1
2'04.78116.432134.847
2758ST-46小林 康一ウィンマックスTEINワコーズKRP☆DC5
HONDA INTEGRA TYPE R DC5
2'05.20116.852134.395
2852ST-47番場 琢埼玉トヨペットGB with Revo
TOYOTA 86 ZN6
2'05.30416.955134.285
2913ST-48タカモリ 博士ENDLESS DIJON ADVAN SAYAMA
TOYOTA 86 DBA-ZN6
2'05.85617.507133.696
30333ST-49北川 剛オートバックス.GLORY-R.FN2
HONDA CIVIC TYPE R EURO ABA-FN2
2'05.92217.573133.626
3148ST-410鶴田 和弥DIJON IS WAKO'S ED DC5
HONDA INTEGRA DC5
2'06.41218.063133.108
3218ST-411浅野 武夫コスモソニック・FK・ings・FT86
TOYOTA 86 ZN6
2'06.85818.509132.640
3331ST-27中川 あやC-WEST ☆ CyBer ・・・・・エボX
MITSUBISHI ランサーエボリューションX CZ4A
2'08.42920.080131.017
3449ST-412福山 英朗ADFS アバルト 695 アセットコルセ
ABARTH 695 ASSETTO CORSE
2'08.53720.188130.907
3519ST-51奥村 浩一BRP☆HYPER ECU C72制動屋J'Sフィット
HONDA FIT RS GE8
2'13.08624.737126.433
3686ST-413影山 正彦GAZOO Racing TOYOTA 86
TOYOTA 86 ZN6
2'13.32824.979126.203
3799ST-52平井 隆一RS☆R・DIXCEL・NUTEC デミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'13.87725.528125.686
3836ST-53後藤 比東至エンドレスアドバントラストヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'14.39426.045125.202
39602ST-54岩月 邦博PTGランドリー602明京産業ヴィッツ
TOYOTA VitzRS NCP91
2'14.65526.306124.959
4017ST-55野上 敏彦DIXCELアラゴスタ・NOPROデミオ
MAZDA DEMIO DE5FS
2'16.58728.238123.192
4126ST-56江原 弘美エンドレスアドバン日光ピースヴィッツ
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'17.41729.068122.448
4255ST-57加藤 芳皓メビウスリングレーシング Vitz
TOYOTA VitzRS TRD レーシング NCP91
2'21.86633.517118.608
---- 以上予選通過 ----

Formula Challenge Japan

FCJ:第11戦鈴鹿決勝結果

Super Formula Round 7 -RIJ- (2013/11/09) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 11 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11山下 健太FTRS FCJ1224'43.809
24高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR121.427
35石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR121.971
43篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ129.276
56三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ1213.205
611坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ1214.559
79道見 ショーン 真也FTRS スカラシップ SMR1216.226
814藤波 清斗NDDP FCJ1219.683
916柴田 隆之介HondaCars三重北 TeamSBT1220.195
1013林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS1221.189
1112今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1221.715
1210三浦 愛EXEDY1224.354
1317久保 凛太郎ROBOTルボーセレーシングアカデミー1225.708
1418浅原 悠貴B-MAX/CMインダストリー1226.536
152根本 悠生東京トヨペット FTRS1247.722
---- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.1 山下 健太(FTRS FCJ) 2'03.287 (5/12) 169.57km/h
  • CarNo.2は、2013年フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則第27条(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを科した。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿公式予選記者会見

sf_r07_q_ps-r1_top3 sf_r07_q_ps-r2_top3


第1,2レースポールポジション 山本尚貴(無限)
sf_r07_q_pc-yamamoto  「第1レース、第2レースともポールを取れてうれしく思います。朝からクルマの調子は良かったので、落ち着いていけばポールは取れると思い、思い切ってアタックしました。Q1は順調にポールを取れて、Q2はQ3に進めればいいと思ってセットをいろいろと試したのでトップの座は譲ってしまいました。Q3は、まさかアタック中に赤旗が出とは思いませんでしたので、まずいと思いました。でもあきらめずに絶対にポールを取るんだと思っていました。今日はいい一日でしたが、大切なのはあしたなので集中していきたいと思います」
第1レース予選2位 中嶋大祐(ナカジマ)
sf_r07_q_pc-daisuke  「いままでうまくいかない予選が多かったのですが、毎回予選を走る度に何がだめだったのかの原因を把握してチーム全体で共有していました。決して自分が進んでいなわけではなく、自分たちの思い通りになれば結果を残せると思っていました。今回Q1で、このポジションを取ることができたので、これまでやってきたことが間違いではなかったんだと思います。毎回レベルの高い中でやっているので多少のポジションの上下はあると思いますが、Q3ではもう少し上に行きたかったですね。全体の流れは間違ってないのを確認できたのは良かったです」
第1,2レース予選3位 小暮卓史(ナカジマ)
sf_r07_q_pc-kogure  「今回、ぼくのマシンは新たな試みをやっています。ニュータイヤで限界まで責めたときに出る挙動をコントロールし切れていませんでした。中嶋選手が速くて参考にさせてもらったりして、Q2はすごく良くなったんですが、山本選手がすごく速くて、Q3では3番手で終わってしまいました。クルマは前進していて、確実に手応えを感じているので、決勝もいいレースをしたいと思います」
第2レース予選2位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)
sf_r07_q_pc-oliveira  「Q1ではフロントやリアのトラクションのフィーリングが良くなくて、Q2ではセッティングに慣れるようにしました。Q3ではいいラップができたのでポールポジションを取れると思ったんですが、今回は山本選手がすごく速くて、ホンダのクルマも強かったので、トップが取れませんでした。あしたはがんばりたいと思います」
Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿公式予選 山本尚貴が第1,2レースともポールポジション!

 2013全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦は9日、鈴鹿サーキットでノックアウト方式の公式予選を行い、第1レース(Q1の結果による)、第2レース(Q1~Q3のノックアウトの結果による)とも山本尚貴(無限)がポールポジションを獲得した。

sf_r07_q-16

sf_r07_q-31

sf_r07_q-32

sf_r07_q-19

■Q1

 午後2時、曇り空のもと20分間のノックアウト予選Q1が始まった。Q1の結果で第1レースの予選順が、Q1~Q3の結果で第2レースのポジションが決定する。

 ユーズドタイヤで走り始めた各車だが、まずは山本尚貴(無限)が1分38秒940とただ一人39秒を切るタイムで好スタートを切る。

 7分を切ったところで多くのドライバーがピットアウト。ウォームアップに2周を費やしてアタックに入る。そんな中、山本は5分半を切ったあたりでピットアウト、しんがりでのアタックに賭ける。

 まずは、先頭グループでアタックラップに入った松田次生が1分38秒446でトップに、これを小暮卓史(ナカジマ)が1分38秒331で逆転すると、さらに同僚の中嶋大祐(ナカジマ)が1分38秒320で上回った。

 そして、それを上回る1分38秒055のコースレコードでトップに立ったのが山本。これで第1レースのポールポジションを決めることとなった。

 自身最高位の予選結果となる2位に入ったのが中嶋大祐。3位に小暮とホンダエンジン勢が1-3で上位を独占する結果となった。

■Q2

 Q2は7分間。上位8名がQ3に進出する。ここでは上位3名が、Q1で出した山本のコースレコードを上回る。トップで通過したのは1分37秒907で小暮、2位に山本、3位には国本雄資(セルモ・インギング)が食い込んできた。

■Q3

 第2レースの上位8台のグリッドが決定するQ3も7分間。はやり2周をウォームアップに費やしアタックに入るが、残り1分を切ったあたりで国本がデグナー出口でコースアウト。赤旗が提示されることとなった。

 この時点で最後にアタックを予定していた山本は6位。赤旗終了になれば第2レースで後方からのスタートを余儀なくされることとなるが、幸いにもセッションは残り3分で再開。

 その残り3分で山本は渾身のアタック。1分37秒774とコースレコードをさらに更新し、第2レースのポールポジションをも手中にすることとなった。2位には、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(インパル)が、3位には小暮が入った。

 これで山本には2レース分のポールポジションポイント2点が加算されることとなり、明日のレース、どちらかで優勝、どちらかで3位以上に入れば逆転チャンピオンの座に着くことになる。2レースとも上位にはホンダ勢が占めるため、がぜん山本のチャンピオンの可能性が高くなった。

 決勝第1レースは明日、午前10時20分から20周で、第2レースは午後2時30分から28周で争われる。雨の予想もあり、ポールスタートの山本には恵みの雨になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

スーパーフォーミュラ第7戦 -RIJ- (2013/11/09) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'37.774--213.81
219ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.0670.2930.293213.17
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.1080.3340.041213.08
440伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.2020.4280.094212.88
51中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.3990.6250.197212.45
631中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.6300.8560.231211.96
738平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.7050.9310.075211.79
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'46.7438.9692.125195.85
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'37.907)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

スーパーフォーミュラ第7戦 -RIJ- (2013/11/09) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'37.907--213.52
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'37.9350.0280.028213.46
339国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8KR1'38.0370.1300.102213.24
431中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.1860.2790.149212.91
538平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.2700.3630.084212.73
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.2730.3660.003212.73
740伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.2910.3840.018212.69
81中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.3800.4730.089212.49
---- 以上Q3進出 ----
915佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'38.3850.4780.005212.48
102ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.5100.6030.125212.21
1120松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.5210.6140.011212.19
128アンドレア・カルダレッリKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.5660.6590.045212.09
137平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.5830.6760.017212.06
1410塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.6180.7110.035211.98
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'38.055)を上回りました。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

スーパーフォーミュラ第7戦 -RIJ- (2013/11/09) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'38.055--213.20
231中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.3200.2650.265212.62
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.3310.2760.011212.60
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.3810.3260.050212.49
520松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.4460.3910.065212.35
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.4960.4410.050212.24
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.5980.5430.102212.02
810塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'38.6110.5560.013212.00
938平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.6770.6220.066211.85
1015佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'38.6900.6350.013211.83
117平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.7630.7080.073211.67
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.9080.8530.145211.36
132ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.9360.8810.028211.30
148アンドレア・カルダレッリKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.9690.9140.033211.23
---- 以上Q2進出 ----
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'39.3481.2930.379210.42
1662嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'39.5521.4970.204209.99
1711中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.8001.7450.248209.47
1841武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'39.8841.8290.084209.29
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'40.9252.8701.041207.14
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'44.9196.8643.994199.25
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.217

Formula Challenge Japan

FCJ:第10戦鈴鹿決勝結果

Super Formula Round 7 -RIJ- (2013/11/09) Race Results Weather:Fine Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
11山下 健太FTRS FCJ1122'44.525
24高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR111.630
35石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR112.134
411坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ117.086
56三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ119.954
63篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ1111.025
712今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR1115.525
813林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS1115.968
99道見 ショーン 真也FTRS スカラシップ SMR1118.069
1014藤波 清斗NDDP FCJ1122.066
1116柴田 隆之介HondaCars三重北 TeamSBT1123.959
122根本 悠生東京トヨペット FTRS1124.062
1310三浦 愛EXEDY1125.144
1418浅原 悠貴B-MAX/CMインダストリー101 Lap 
---- 以上規定周回数 ( 9 Laps ) 完走 ----
-17久保 凛太郎ROBOTルボーセレーシングアカデミー74 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 山下 健太(FTRS FCJ) 2'03.493 (11/11) 169.28km/h
  • 2013年フォーミュラチャレンジ・ジャパン統一規則第27条10.3)(スタートディレイ)により、レース距離を11周とした。

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行 チャンピオンを狙う山本尚貴がトップタイムで好発進!

 2013全日本選手権スーパーフォーミュラ第7戦は9日、鈴鹿サーキットでフリー走行を行い、山本尚貴(無限)が1分38秒581でトップタイムを記録した。

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 4月中旬、桜が散り葉桜が鮮やかな鈴鹿サーキットで開幕したスーパーフォーミュラも、国内の各サーキットを転戦、最終第7戦として晩秋の鈴鹿に戻ってきた。

 ドライバーズランキングトップのアンドレ・ロッテラーと同2位のロイック・デュバルが上海のWECに出場するため欠場。代わってジェームス・ロシター(トムス)、アンドレア・カルダレッリ(ルマン)がエントリー。また佐藤琢磨(無限)も前戦のSUGOに続きスポット参戦。19台での争いとなる。

 午前9時25分、晴天のもとで始まったフリー走行は、終盤には雲が覆うコンディションで1時間5分にわたって行われた。

 山本尚貴(無限)と中嶋大祐(ナカジマ)のホンダ勢がトップタイムを交互に出しつつ展開するが、中盤過ぎからは山本が1分39秒068でトップに立つ。

 終盤、残り6分余りでいち早く予選シミュレーションを行った山本が1分38秒581でトップに立つ。しかし、残り5分で武藤英紀(ダンディライアン)がS字でクラッシュしたためイエローフラッグが振られ、各車満足にアタックができないまま、フリー走行は終了した。

 2位には終了直前にタイムアップした小暮卓史(ナカジマ)が付け、3位には松田次生(インパル)が滑り込んできた。

 出場選手中、唯一チャンピオンの可能性のある山本がまずは好発進。公式予選はこの後、午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER FORMULA

SF:第7戦鈴鹿フリー走行結果

スーパーフォーミュラ第7戦 -RIJ- (2013/11/09) Free Session Weather:Fine-Cloudy Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 7 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'38.581--212.06
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.7600.1790.179211.68
320松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'38.7870.2060.027211.62
439国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.8480.2670.061211.49
58アンドレア・カルダレッリKYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.8560.2750.008211.47
619ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.0140.4330.158211.13
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'39.0680.4870.054211.02
838平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.1980.6170.130210.74
97平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'39.2350.6540.037210.66
102ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.3100.7290.075210.50
1110塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.5090.9280.199210.08
1240伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'39.5460.9650.037210.01
131中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.5660.9850.020209.96
1415佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'39.6321.0510.066209.82
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'39.9891.4080.357209.07
1641武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'40.1521.5710.163208.73
1711中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'40.6272.0460.475207.75
1862嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'41.0162.4350.389206.95
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'42.3193.7381.303204.31
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.217

Formula Challenge Japan

FCJ:第11戦鈴鹿公式予選結果

Super Formula Round 7 -RIJ- (2013/11/09) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 Formula Challenge Japan Round 11 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11山下 健太FTRS FCJ2'02.517--170.63
24高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR2'02.7250.2080.208170.34
35石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR2'02.9820.4650.257169.99
43篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ2'03.1440.6270.162169.76
52根本 悠生東京トヨペット FTRS2'03.3430.8260.199169.49
611坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ2'03.4020.8850.059169.41
76三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ2'03.6251.1080.223169.10
812今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR2'03.7291.2120.104168.96
916柴田 隆之介HondaCars三重北 TeamSBT2'03.7421.2250.013168.94
109道見 ショーン 真也FTRS スカラシップ SMR2'03.7681.2510.026168.91
1114藤波 清斗NDDP FCJ2'03.8951.3780.127168.73
1210三浦 愛EXEDY2'04.1841.6670.289168.34
1313林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS2'04.1991.6820.015168.32
1417久保 凛太郎ROBOTルボーセレーシングアカデミー2'04.3031.7860.104168.18
1518浅原 悠貴B-MAX/CMインダストリー2'04.8932.3760.590167.38
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'15.01512.49810.122154.84

Formula Challenge Japan

FCJ:第10戦鈴鹿公式予選結果

Super Formula Round 7 -RIJ- (2013/11/09) Qualify Weather:Fine Course:Dry
2013 Formula Challenge Japan Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
11山下 健太FTRS FCJ2'02.584--170.54
25石川 京侍HFDP/SRSスカラシップ/コチラR2'02.8780.2940.294170.13
34高橋 翼HFDP/SRSスカラシップ/コチラR2'03.0210.4370.143169.93
42根本 悠生東京トヨペット FTRS2'03.1120.5280.091169.81
53篠谷 大幹FTRSスカラシップFCJ2'03.1200.5360.008169.80
66三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRSFCJ2'03.3080.7240.188169.54
712今井 拓馬HFDP/SRSスカラシップ/コチラR2'03.3600.7760.052169.46
811坪井 翔FTRS スカラシップ FCJ2'03.4900.9060.130169.29
99道見 ショーン 真也FTRS スカラシップ SMR2'03.5150.9310.025169.25
1014藤波 清斗NDDP FCJ2'03.8081.2240.293168.85
1113林 周平ひつまぶし備長&お好み焼道とん堀FTRS2'03.9201.3360.112168.70
1216柴田 隆之介HondaCars三重北 TeamSBT2'04.1051.5210.185168.45
1317久保 凛太郎ROBOTルボーセレーシングアカデミー2'04.1721.5880.067168.36
1410三浦 愛EXEDY2'04.4041.8200.232168.04
1518浅原 悠貴B-MAX/CMインダストリー2'04.9712.3870.567167.28
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'15.11012.52610.139154.73

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 マウンテンインテグラ、エーワン地元鈴鹿で有終の美飾れず (A-ONE)

 9月21~9月22日、2013スーパー耐久シリーズ第6戦が三重県・鈴鹿サーキットで開催されました。#73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5 鈴木・山崎・森組は、ST4クラスにおいて、第1レースはリタイヤ、第2レースは12位、第3レース10位という結果となりました。

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■レース概要
  • 大会名 スーパー耐久シリーズ第6戦 スーパー耐久 鈴鹿
  • 日時 2013年9月21日(土),9月22日(日)
  • 場所 鈴鹿サーキット(三重県)
  • 入場者数 9月21日(土)10,000人/9月22日(日)20,500人
■レース結果概要
  • 車名 #73号車 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
  • ドライバー A:鈴木 陽 B:山崎 学 C:森 国形
  • 予選 ST4 A-Dr.9位、B-Dr.8位、A/B総合10位(14台中)
  • 決勝 ST4 第1レースR、第2レース12位、第3レース10位(14台中)
レースに向けて

 第6戦の舞台となるのは三重にある鈴鹿サーキットです。このサーキットは世界的にも評価の高いハイスピードかつテクニカルなレイアウトを持ち、シリーズ最長一の全長一5.8kmを誇るサーキットです。

 #73 mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5は、今回の鈴鹿に向け、mountainブレーキディスクの改良品に加え、新たな足回りの投入に踏み切りました。

9月20日 公式練習 第1回

 今回の公式練習では、山崎選手 ⇒ 鈴木選手 ⇒ 森選手の順で、各セッションをフルに1時間使うスケジュールとしました。

 9:00から開始された専有走行1回目、山崎選手がセットアップの為にコースイン。ピットアウト、インを繰り返し、今回投入した新しい足周りのセットを変更していきます。セッション終盤には、フレッシュタイヤを履いてアタックしますが、思いの外タイムが伸びません。タイヤの摩耗も良くない状況でした。

9月20日 公式練習 第2回

 続いて11:30からの専有走行2回目は、鈴木選手がステアリングを握ります。新しい足回りに懸念を持ち、一旦岡山までの足に戻しての走行となります。しかし、マシンバランスが全く合っておらず、直進性も不安定。ターンインでは車が全く応答せず、車の向きが変わり出すと、デフが急激に効く状況の為、ピットに戻ります。

 とりあえずフロントのダンパーを調整して再度コースイン。初期の応答は少し良く、デフの急激な効きも気持ちマイルドになりましたが、旋回中のタイヤのたわみ感も大きく、剛性感が無い感じの為、再びピットに戻り、ダンパーセットを元に戻すこととしました。

 セッション終了後、原因を調べたところ、1回目の走行時から山崎選手も感じていたデフが原因で、2回目のセッションでは、ロック状態だったことが判明。インターバルを利用してデフの交換を行ないました。

9月20日 公式練習 第3回

 2回目と3回目のインターバルでデフ交換するとともに、もう一度新しい足回りをトライすることとしました。最初のセッションもデフがハンドリングに影響していた可能性が高いと判断した為です。

 14:35から開始された3本目の走行。予定を変更し、再び山崎選手がステアリングを握り、バランスの確認を行います。全開、クリアラップとはいえないアタックでしたが、ハンドリングは大幅向上。今までのアンダーステアな特性がなくなり、今シーズン一番のマシンバランスにまで向上していることが確認できました。

 続いて森選手にバトンタッチ、順調に周回を重ねます。そしてセッション終了間際に、マシンの状態を確認できていない鈴木選手に交代をする予定でしたが、残り5分で痛恨の赤旗中断。結局セッションはそのまま終了し、走行することができませんでした。

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9月21日 公式予選
Aドライバー予選(2グループ:10:10~10:25)

 10:10 から15分間のA ドライバー予選2グループがスタートしました。#73 mountainインテグラは#13 ENDLESS 86の後方でアタックを開始します。新しい足回りでの感触を掴めないまま予選に臨んだ鈴木選手は、予選中にマシンの感触を掴みながらのアタックとなりましたが、#13 ENDLESS 86 が思いの外ペースが上がらず詰まってしまいました。さらに2 周目には赤旗中断となりアタックは中止。

 決勝に向けてタイヤを温存したい鈴木選手は、予選再開後のアタックを1周のみとし、#333 オートバックスFN2の後方でアタックを開始します。しかしデグナーの入口で4速に入らず一瞬失速。ここでのタイムロスが響きクラス9位で予選を終えました。

Bドライバー予選(2グループ:10:50~11:05)

 10:50 からBドライバー予選2グループがスタートし、山崎選手がコースイン。山崎選手も決勝に向けてタイヤを温存する作戦で、アタックは2周とします。2回のアタックともに、先行する#116 W.S.ENGINEERING S2000 との間隔が広く、スリップを上手く使えませんでしたが、大きなミスなくまとめ、クラス8 位で予選を終えました。

 A/Bドライバー予選のベストタイム合算により決定される総合結果は10 位となりました。

 決勝グリッドは、第1レースがBドライバー予選結果、第2レースがA ドライバー予選結果、第3レースがA/B 合算タイムの順位で決まるため、それぞれ8番手、9番手、10番手からのスタートとなりました。

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9 月21日 決勝第1レース

 今回の決勝は、通常の耐久とは異なり、40分間のスプリントレースを3レース行ない、各レースでのドライバー交代、タイヤ交換義務はありません。午前中の予選後、WTCCの練習走行とピットウォークを挟み、14:10より行なわれた決勝第1レースには、鈴木選手が出走することになりました。

 8番手からのスタートした鈴木選手でしたが、1コーナーで4速が抜けてしまい、#333 オートバックスFN2と#58 ウィンマックスDC5 に先行を許してしまいます。その後は前方の集団に喰らいついていくものの、4速に入りづらい症状に苦しみ、ペースは鈍ります。

 そして5周目に入ったところで異変が発生。白煙を上げた#73 mountainインテグラは、スプーンでマシンをストップさせ、そのままリタイヤとなってしまいました。

 レース後、マシンを回収して調べたところ、ヘッドカバーにクラックが入り、そこからオイルが漏れていました。幸いエンジン本体にはダメージはありませんでしたが、明日の決勝に向けてマシンを修理することとなりました。

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9月22日 決勝第2レース

 メカニック達の迅速な作業のお陰でマシンは無事修復され、日曜朝のフリー走行で問題が無いことを確認できた為、決勝第2レースは、森選手が出走することとなりました。

 9番手からスタートした森選手でしたが、1コーナーで#49 ADFSアバルトと#13 ENDLESS 86 にかわされ、1周目の最終コーナーでは#95 リジカラS2000にもかわされてしまいます。

 マシンのハンドリングが芳しくなく、ペース上がらない様子です。6周目のS字コーナーで#18 浅野自動車86にかわされポジションダウン。11周目の130Rでは、ドライビングスルーペナルティを受け、後退していた#116 W.S.ENGINEERING S2000にもかわされてしまいます。レース終盤は、U/S強くギヤも渋い状態の中、森選手は懸命にドライブを続け、12位でゴールを果しました。

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9 月22 日 決勝第3 レース

 ピットウォークを挟み、12:35から行なわれた決勝第3レースには、山崎選手が出走。

 10番手スタートでしたが、 コーナーで#333 オートバックスFN をパスし9番手に浮上します。その勢いで前方#13 ENDLESS 86 もヘアピン立ち上がりで捕らえますが、その後 のスプーン入口で3速に入らず、再び#13 ENDLESS 86 にかわされます。しかし、ストレ ートスピードに勝る#73 mountain インテグラは、西ストレートで再び#13 ENDLESS 86 をパスすることに成功、8番手にポジションをアップします。

 約1秒前方の#93 SKR S2000に徐々に差を広げられていくなか、後方からはペースに勝る#95 リジカラS2000が迫ってきており、3周目のダンロップコーナーでポジションを明け渡してしまいます。

 その後レースは膠着状態となり、9番手を走行していた#73 mountain インテグラでしたが、16周目のダンロップコーナーで#13 ENDLESS 86 に三度かわされた直後、デグナーの進入でミッションがブローアップ。残りは1周半、山崎選手は5速ホールドのまま懸命にドライブを続け、なんとか入賞圏内である10位を守りきり、ゴールを果しました。

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レース後のコメント
鈴木選手コメント
 私にとってはS耐3年目という節目のシーズンであり、これまで以上に結果にこだわって挑んで参りましたが、歯車が噛み合わないレースが続き、今回の鈴鹿も力を発揮する間もなく、あっという間にレースが終わり、悔しい気持ちでいっぱいです。しかし今シーズンを振り返ってみると、チームメイトに経験豊富な山崎選手を新たに迎え、確実にチームのポテンシャルはアップしていましたし、山崎選手の経験から自分も格段に成長一できたシーズンでもありました。最終的に結果に結びつけることはできませんでしたが、1年間参戦できたのも、西岡可鍛工業様、VBOXJAPAN様、岩谷産業様、モノコレ様を始め、協賛頂きました全て企業様、チームエーワンの皆様、そして共に戦ってくださった山崎選手、森選手、中村選手のお陰であり大変感謝しております。この場をお借りして皆様には御礼申し上げます。
山崎選手コメント
 全てが噛み合わないレースでした。残念の一言に尽きます。良くなる兆しが見えかけていただけに、受け入れがたい結果となりました。今シーズンは、準備が整わないまま開幕を迎え、結果マシンのセットアップを煮詰められないままシーズンが終わってしまいました。#73 は慢性的な資金不足で、テストも出来ないような状況の中、鈴鹿ラウンドまで参戦できたのは、一重にチームのお陰です。本当にありがとうございました。悔しい気持ち、感謝の気持ち、色々な想いがあります。来シーズン参戦するならば、この経験を踏まえ、しっかりと準備をして挑みたいと思います。
大河原監督のコメント
 ホームコースである鈴鹿で最高の結果を期待しましたが、結果には結びつけることができず、残念の一言です。今シーズンはなかなか持てるポテンシャルを発揮できず、厳しい内容となりましたが、大きな事故もなく、シーズンを終えられたことには安堵しています。またシーズンを通して、変わらずご支援頂きました関係者の皆様に感謝致します。今後とも、チームエーワンを宜しくお願い致します。ありがとうございました。
A-ONE Press Release

スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 BRP☆HYPER ECU C72 制動屋J’Sフィット、地元鈴鹿でST5クラスシリーズチャンピンを獲得! (BRP)

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st_r05_brp-01.jpg  Birth Racing Project【BRP】は2013年10月21日~22日に鈴鹿サーキットで開催されたWTCCとの併催レース「スーパー耐久シリーズ第6戦 鈴鹿」において、公式予選でポールポジションを獲得、チーム代表兼Aドライバーの奥村選手の第2レースで、最終戦を残して地元鈴鹿でシリーズチャンピオンを獲得し、更に第3レースでは古宮選手がポールトゥウインの快勝で鈴鹿戦を終える。

【10月20日(金)公式フリー】天候:晴れ 路面:DRY

st_r05_brp-03.jpg  鈴鹿戦は40分スプリントレース(ドライバー交代・タイヤ交換無し)が3レースというS耐としては変則的なレースとなりました。チームとしても初めての完全なスプリントレースとなり、金曜日の公式フリー走行で積極的に走り込み、セットアップを進めていきますが、ライバルチームとのタイム差は僅差で明日の予選も接戦が予想され、緊迫したレースウィークが始まりました。

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【10月21日(土) 公式予選】天候:晴れ 路面:DRY

st_r05_brp-05.jpg  快晴の土曜日の公式予選がいよいよ開始です。

 Aドライバー奥村選手からアタックを開始しますが、予選開始直後にクラッシュによる赤旗中断があり、岡山戦に続きまたもや集中力を切らせるような、流れの悪い状態となりますが、再び気持ちを切り替えて予選再開後アタックを開始します。しかしクリアラップが確保できない状態で、奥村選手は不本意ながらクラス3番手で予選を終えました。続くBドライバーの古宮選手も果敢にアタックをしますが、惜しくもクラス2位で予選を終えました。A・B合算タイムで見事ポールポジションを獲得してチームの総合力でシリーズチャンピオン獲得に向けて貴重な1ポイントを獲得し、Cドライバーの駒木選手も確実に予選を走り抜きクラス1位で予選を終えました。

【第6戦鈴鹿ST5クラス予選結果】
  • Aドライバー:奥村 浩一 コース:ドライ タイヤ:スリック 2’35.860 クラス3位
  • Bドライバー:古宮 正信 コース:ドライ タイヤ:スリック 2’34.921 クラス2位
  • Cドライバー:駒木 孝有 コース:ドライ タイヤ:スリック 2’35.810 クラス1位
【10月21日(土)第1レース決勝】天候:晴れ 路面:DRY

 公式予選終了後まもなくして、慌ただしく第1レースが始まりました。第1レースはCドライバー駒木選手が担当して、ポールポジションからスタートします。スタート直後から後続のライバルに先行を許し、混戦のままオープニングラップを終えて周回を重ねますが、数週後シケインでGT3車両との接触があり更にポジションを後退させます。その後は安定して周回を重ねますが、クラス4位で第1レースを終えました。

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【10月22日(日)第2レース決勝】天候:晴れ 路面:DRY

st_r05_brp-07.jpg  第2レースはチーム代表兼Aドライバーの奥村選手が3番グリッドからスタートしました。

 スタート直後から抜きつ抜かれつの接戦で周回しますが、3周目には首位に立ちこのまま逃げ切り体制でペースを上げますが、ライバルの36号車もレースラップを上げてきて、双方共に予選タイムを凌ぐハイスピードで周回をしていきますが、レース中盤で奥村のフロントタイヤは悲鳴を上げて徐々に失速し、36号車に先行を許し、そのままクラス2位で第2レースを終えましたが、この第2レースの結果をもって、最終戦を残して2013年スーパー耐久シリーズST5クラスシリーズチャンピオンの獲得が決定しました。

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【10月22日(日)第3レース決勝】天候:晴れ 路面:DRY

 第3レースは古宮選手が晴れて2013年チャンピオンとしてポールポジションからスタートしました。

 レース序盤から終盤まで終始、レースLAPをコントロールしタイヤセーブして、11周目に多重クラッシュが発生しましたが、巻き込まれる事も無く完璧なレース運びで、第3レースをポールトゥウインで終え、シリーズチャンピオン獲得に花を添えました。

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【コメント】
チーム代表兼ドライバー:奥村浩一
st_r05_brp-09.jpg  BRPとしてスーパー耐久に3ヵ年計画で参戦を開始して最終の年に、悲願のシリーズチャンピオンを地元鈴鹿で更に、自らの手で獲得する事が出来ました。これも日頃ご支援・ご声援を頂いたファンの皆様・スポンサーの皆様そして、献身的にチーム活動を支えてくれたチームスタッフのお蔭でございます。この場をお借りして心より感謝申し上げます。最終戦オートポリス戦には、来季からの新体制のテストも兼ねて、更に進化するチームを目指して引き続き全力で走り抜き、今季のレース活動をしっかり締めくくりたいと思っております。今後ともご支援・ご声援何卒よろしくお願いいたします。
Birth Racing Project Press Release

SUPER GT

SGT: 山野哲也がスーパーGTを勇退。ツインリンクもてぎで会見を開く

今シーズンを以てスーパーGTを勇退することを明らかにした#61SUBARU BRZ R&D SPORTの山野哲也選手は11月3日、スーパーGT最終戦の開催されているツインリンクもてぎで記者会見を開き、この決断に至った経緯と今後の抱負について語った。
会見にはスバルテクニカインターナショナル(STi)総監督の辰巳英治氏も同席。
2007年から7シーズンに渡ってスバルのレース活動を支えてきた山野選手の功績を讃えた。

山野哲也のコメント
「このもてぎ戦を最後に、スバルのファーストシートを去ることを決断しました。
振り返ればスーパーGTには1999年RE雨宮レーシングでデビューしまして、そこから2006年迄が山野哲也の中での前期といえるシーズンですね。その前期の中でチャンピオンを3年連続で、しかも全て異なるチームでというまだ誰も達成していないリザルトを残すことが出来たことに凄く自信と誇りを持っています。
その直後に、スバルがどん底だった時期がありまして、そのスバルをどうしても勝たせたい、もしスバルを勝たせることが出来れば本物のレーシングドライバーになれる、という思いで雨宮さんにごめんなさいをして、そこからクスコに飛び込みました。2007年から2013年迄の7年間、ずっとスバルに居続けて、乗り続けてきた時間の中でインプレッサ、レガシイB4、そしてBRZ、この3車種で5勝を挙げることが出来た。チームもスバルも本当に頑張ってくれて、スバルが活躍できる土壌を作れたことを誇りに思っています。
今年特にスバルBRZが進化しました。昨年このまま終わるわけにはいかないと思っていましたが、今年は皆さんご存知のとおり5回もポールポジションを獲ったし、鈴鹿でも優勝で来ました。鈴鹿では自分自身でコースレコードを更新することが出来て、これがまあ今回の(決断の)一つのきっかけになったかなと思っています。
自分のスポーツ選手として、レーシングドライバーとしての、速さを持ったまま次のステージにそろそろ早めに進むべきじゃないのかな、と思ったのがきっかけです。
今度シリーズチャンピオンを争う時は後輩たちに頑張ってもらおうと思いました。
そうは言ってもこれからもレーシングドライバーとして様々なカテゴリー、この前チャレンジしたラリーとか、海外レースなども含めて色んな選択肢でモータースポーツにチャレンジしたいですし、今迄ずっとやりたかった市販車の開発、自分の夢でもある世界で認められる市販車の開発もやっていけたらと思います。その一方で自分の得意とする車両開発もしくはお客様のドライビングアドバイザー、或いはモータージャーナリストとして色んな部分で活躍していけたらなあと思っています。
これ迄のキャリアを一言で言うと『達成感』です。
前期でチャンピオンを沢山獲って、後期でスバルに在籍して沢山の優勝をすることが出来た。そういう思いが今回の決断に繋がり、STiさんと相談して、最終戦の前に発表をしたいという許可を貰いました」

辰巳監督のコメント
「山野選手には7年間在籍していただきましたが、私は昨年から携わり始めたのでGTに関しては素人です。
今迄スバルにはレースをやるというイメージがありませんでした。勿論ラリーでは活躍してきたし、GTでもクスコさんがやってこられたのは知っていましたが。
それが山野さんに乗ってもらってからインプレッサ、B4、そしてBRZと全ての車種を勝たせている。すごいなと思いますし、ここまでクルマを育てていただいた功績は大きいです。
それにGTの世界で、山野さんのようなドライバーがファンを呼び込んでくれる。レースファンだけでなくクルマファンがサーキットに集まってきてくれる。この功績も大きいと思います。その中でスバルを辞めてどっかへ行く、というのであれば僕も反対するんですけど、後進に道を譲って、勇退という形で自分はアドバイザーとして残っていただける、という話でしたので、それは山野さん的に凄くカッコいい辞め方だなと思いました。本当にありがとうございました」

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:2013シリーズチャンピオンのコメント

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GT500クラス #38ZENT CERUMO SC430
立川祐路
gt_2013_pc-tachikawa 「とにかく嬉しいです。
今年一年間ずっとクルマの調子は良かったんですが、シーズン中盤うまく結果につなげられなくて。3戦連続でノーポイントになった時は正直もう諦めかけたんですけど、最後迄諦めずに戦ってきたことがこういう結果に繋がったのかなという思いです。
あと2年連続でブリヂストンがタイトルを獲れなかったので、ものすごくチャンピオンを奪還しようというブリヂストンの強い思いがあって、その開発の実りがあってチャンピオンが獲れたかなという思いです。
レクサスにとっても、SCの最後の年でもあるので、当初から開発に関わってきた身としてはチャンピオンをとって締めくくれたのは本当に嬉しいです。あとは何といっても監督のお陰です(笑)
今日のレースは前半平手が頑張ってくれて、後半バトンを受けてからは17号車との戦いになりましたが、途中からは向こうの方が速くなって、1コーナーで並ばれて、少し当てられたんですけど、後ろで走っていればチャンピオンは獲れるとわかっていたので、リスクを冒すのもちょっと、というのがあって、それで前に行かれました。
残りが15、6周になったところでチャンピオンというのを確信して、逆に緊張しました。
来年は車両規則が変わって、そのためのテストももう一生懸命やっているので、そういう意味ではもう来年は始まっているので、オフの間もしっかりテストしてチャンピオンを守れるよう頑張ります」
平手晃平
gt_2013_pc-hirate 「僕自身は(カートから)四輪に上がって初めてのタイトルなので、すごくうれしいです。あまり実感が湧いてないので、時間が経てば、とは思うんですけど。
昨シーズンは2位で悔しい思いをして、今年はSC最後のシーズンということで意気込んで開幕したんですけど、流れに乗れなくて、ノーポイントが続いた時に一回は諦めかけましたが、そこからうまく巻き返すことが出来たのも嬉しいし、SC430が最後なんで、このクルマの有終の美を飾れたのも嬉しいです。
今日はフリー走行で、オートポリスで直面したタイヤの問題などがあって、色々セッティングなどをして見たんですが、うまく解決できずレースに不安要素がありましたが、皆同じ問題を抱えているとわかっていたので、最初の数周を頑張ればなんとかなると思いました。スタートでロニーさんをパスして、金石さんも砂利が出ていたとかいろいろ状況はあったんですけどパスすることが出来て、僕らとしてはできれば17号車の前に行きたい、最悪すぐ後ろでゴールできればチャンピオンと判っていたので、スタートをとにかく全力で攻めて、いい形で立川さんに繋ぐことが出来たので僕としてはいい仕事ができたと思いますが、ただもう少しタイヤマネジメントが出来てれば、てのはありました。
来年はカーナンバー1をつけて走るので、チャンピオンにふさわしい走りが出来るよう、オフシーズンに備えます」
高木虎之介(チーム監督)
gt_2013_pc-takagi 「去年タイトルが獲れなかったので、今年こそは絶対獲るっていう目標でやってきました。
ベテランで速いと判っている立川が頑張るのは当たり前なんですが(笑)、平手がすごく良い仕事をしてくれました。今シーズンはドライバーもチームもミスが無くて、ブリヂストンさんも本当に頑張ってくれて、トータルで獲ったチャンピオンだと思います。
僕としては立川とドライバーとしてチャンピオンを獲り、今回は監督として獲りました。他に両方で獲った人は星野さんくらいかな?そういう意味でも本当に嬉しいです。
今日はスタートで2台抜いてくれたのが大きかったですね。23号車と17号車を抜いてこい、とは言いましたが、こんなに早く抜いてくるとは思いませんでした。立川も後半上手く凌いでくれて、300の処理とかゴミを拾ったりとか実は大変だったんですが、17号車の後ろでゴールできればいいと思っていましたが、それを無線であまり何度も言うとおそらく『うるさい』って言われちゃうんで(笑)僕も最後緊張しちゃって、ゴールしてから立川に無線で『チャンピオン穫ったぞ』って言うのを忘れてしまって、それで立川も不安だったらしいです(笑)は結構緊張したレース。ドライバーだけじゃなく監督も緊張しました。これでチャンピオン穫れなかったら辞めなきゃいけないし。野球と一緒で優勝できなかったら監督が責任とらなきゃいけないので、獲れて良かったなあと。
来年はクルマがすべて変わりますが、できればこのパッケージで1番を背負いながら頑張らせて戴きたいなと思います。」
GT300クラス #16無限CR-Z
武藤英紀
gt_2013_pc-mutoh 「去年の7月にCR-Zがデビューして、初めてのハイブリッドシステムを搭載したレースカーということで初期トラブルなども多く、それをチーム全体で一つ一つ乗り越えて、それで今シーズンが開幕しても毎戦開発しながらポイントを積み上げていったからこういう結果になったので本当に嬉しいし、チームに感謝の気持ちで一杯です。
今日のレースはスタートから慎重に行きました。前の山野選手がペースダウンしていたので、お互いにフェアなバトルでクリーンに抜くことが出来ました。ただ11号車を抜いて、どうしても前でゴールしたかったんですが、あそこ迄タイム差があると、リスクも冒してチャンピオンシップを落とすわけにもいきませんし、自分のベストを尽くそうと。2位ならタイトルが獲れるのも判っていたので、自分としては落ち着いた走りが出来ました。
2年間でチャンピオンをとれ、と言われてやってきて、今回それを達成したので、今後のことについてはまだ判らないんですけど、無限には来年も頑張って欲しいと思いますし、もし自分がそれに乗ることが出来るなら、タイトルを目指して戦う、というのが自分の気持ちです」
中山友貴
gt_2013_pc-nakayama 「僕も四輪にステップアップして初めてのチャンピオンなので本当に嬉しいです。今シーズンから無限に加入してハイブリッドのレーシングマシンでレースすることになりましたが、乗り込んだ時からポテンシャルの高さを感じました。ここまで開発に携わってきた武藤さんや無限、ホンダさんの努力があって速くなったのだと思うし、僕が出来ることはコース上で結果を残すことでしたが、最終的に結果で恩返しできて嬉しく思います。
今日はリヤ2本交換で作業時間を短縮する作戦をチームが選択して後半を走りました。とにかくフロントタイヤを労って、また武藤さんから無線でリヤも落ちがあると聞いていたのでそれにも気を配り、後方とのギャップも考えながら無理しすぎないように大事に走りました。ラスト10周はチャンピオンのことを考えると集中が途切れがちになったので、目の前のコーナーのことだけ考えて走りました。
自分の目標としてはやはり上のカテゴリーに上がりたいので、ここをゴールとせず、チャンスを貰えるように来年も頑張ります」
熊倉淳一(チーム監督)
gt_2013_pc-kumakura 「昨年の7月にここ(もてぎ)で発表をしまして、サーキットでシェイクダウンした、新しいシステムを搭載したCR-Zを昨年半年かけて熟成してきて、今年はなんとしてもタイトルを獲るぞ、という思いでやってきました。ハイブリッドの使い方、トラブルなども無いように仕上げてきたので、今年はミスなくポイントを重ねれば獲れると思ってました。ハンデウェイトの関係もあってシリーズ戦では勝てませんでしたが、エキジビジョンイベントのアジアンルマンで勝つことが出来、その時のポイントもあってタイトルが獲れました。今は達成感で一杯です。
初のハイブリッドカーということでGTAさんも性能調整に苦労されたと思いますが、チームとしても度重なる性能調整に振り回され、それを開発で乗り越えて最終戦迄持ち込んできました。最終戦の性能調整は、前回ここで行われた合同テストの時と同じような状況になっていましたので、その時のデータを下に今回の持ち込みをしました。その時点からライバルたちがいいタイムで走っていたので、優勝は厳しい状況だなということも考えつつ、ここは抜きにくいコースなので予選で前に行くことだけを考えてタイヤをチョイスしました。予定通り前の方からスタートすることが出来たので、ライバルとの間隔を見つつ、ポジションを確認してレースをしていたという状況でした。両ドライバーとも思い通りの走りをしてくれましたので、こういう結果につなげることが出来たと思います。
今年度重なる性能調整を受けたので、来年はその辺も頭に入れて駆け引きもしながら戦えばいいのかなと思います」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ 立川/平手がLEXUS SC最後のシーズンにタイトル獲得! 大嶋/国本の若手コンビが有終の美 (TOYOTA)

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2013年SUPER GTのシリーズチャンピオンに輝いた立川祐路(左)と
平手晃平(右)、チーム監督の高木虎之介(中央)

 SUPER GT第8戦「MOTEGI GT250km RACE」が11月2日(土)、3日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

 年間8戦で争われる、2013年シーズンのSUPER GTもいよいよ最終戦。今大会、GT500クラスは全車ウェイトハンデなしでの勝負となる。

 前戦オートポリスで中嶋一貴/ジェームス・ロシター組のPETRONAS TOM'S SC430 36号車と、立川祐路/平手晃平組 ZENT CERUMO SC430 38号車が1-2フィニッシュを飾り、シリーズランキングでも38号車が1位、36号車が4ポイント差の2位へと浮上。LEXUS SC430は昨年も勝利を挙げているもてぎに、2009年以来となるチャンピオン獲得を目指し臨んだ。

 2006年よりSUPER GTに参戦しているLEXUS SC430だが、来季より車両規定が大きく変わることもあり、既に発表され、テストも行われている2014年型のニューマシンに車両が変更となる。LEXUS SC430でのSUPER GT最後のシーズン、タイトル獲得に期待がかかった。

◆予選◆

 2日(土)曇天でやや肌寒い天候の下、ノックアウト方式の予選が行われた。

 午後2時からのGT300クラスQ1を経て、午後2時15分より15分間で行われるGT500クラスQ1がスタート。残り2分を切ったところで各車アタックを開始し、チェッカー目前に好タイムを叩き出した平手晃平の38号車が3番手。脇阪寿一のDENSO KOBELCO SC430 39号車が4番手、国本がQ1を担当したENEOS SUSTINA SC430 6号車が5番手で続いた。

 伊藤大輔のKeePer TOM'S SC430 37号車は8番手でQ1通過を果たしたが、ランキング2位から逆転タイトルを狙う36号車はジェームス・ロシターがまさかの13番手に終わり、Q2進出ならず。WedsSport ADVAN SC430 19号車も12番手グリッドが確定した。

 Q2(12分間)は午後3時5分に開始。セッション中盤からアタックが始まり、6号車の大嶋が好タイムをマーク。終盤にかけて、各車このタイムを上回るべくアタック合戦を繰り広げたが、大嶋のタイムに届くものは現れず、6号車がLEXUS SC430としては3戦連続、そしてLEXUS SC430にとってはSUPER GT最後となるシリーズ戦でのポールポジションを獲得することとなった。大嶋にとっては3年ぶり3回目のポールポジション。

 2番手から5番手までは約0.1秒という僅差での争いとなり、ランキング首位の38号車は立川祐路のアタックで4番手。石浦宏明の39号車が5番手。アンドレア・カルダレッリの37号車は7番手から明日の決勝レースに臨むこととなった。  GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車がQ2進出へあと一つ及ばず、14番手グリッドにつけた。

◆決勝◆

 3日(日)も空には雲がかかっていたものの、気温は20度、路面温度26度と今大会で最も高く、過ごしやすい気候の下で午後1時半に53周、250kmで争われる決勝レースのスタートが切られた。

 上位勢はグリッドのまま順当なスタートを切ったが、4番手の38号車平手が第2コーナーで早くも3位へ。更に4周目には前を行く車両のミスを見逃さず、2位へとポジションを上げ、序盤からLEXUS SC430が1-2体制に。

 後方では13番手スタートの36号車ロシターが10位へとジャンプアップ。その後も次々と前走車をパスしていき、16周目には7位までポジションを上げた。

 首位を逃げる6号車大嶋は、ペースの上がらない2位の38号車を引き離し独走。ドライバー交代が始まる直前の19周目には、その差は15秒にまで広がった。

 20周が過ぎると続々とドライバー交代、給油とタイヤ交換のためにピットイン。平手から立川へと交代した38号車は、ピット作業で後続との差を若干詰められたものの、ピットアウト直後のタイヤが冷えた状態でも、後続からの猛追を凌ぎきり、2位のポジションをキープした。

 一方首位の6号車は、上位勢では最後となる、24周目にピットインし、国本へと交代。この時点で2位以下との差は20秒以上となっていた。

 全車がピット作業を終えた後、脇阪から石浦宏明へと交代した39号車がハイペースの追い上げを見せ、32周目に3位に浮上。LEXUS SC430が1-2-3を占めての中盤戦となった。

 しかし、2位を走る38号車のペースが上がらず、タイトルを争うKEIHIN HSV-010 17号車と3台のLEXUS SC430による激しい2位争いが展開されることに。GT300クラスの周回遅れ車両と、コースに散らばるタイヤかすに苦しみながらの接近戦が繰り広げられたが、38周目に立川は惜しくもHSV 17号車にかわされ、2位の座を譲ることとなってしまった。

 その後は、6号車が大差をつけて首位を逃げる一方で、38号車、39号車、36号車の3台が連なっての3位争いとなった。

 首位の6号車国本は、後半若干ペースが落ちる場面も見られたものの、2位に11秒差をつけて逃げ切り、トップチェッカー。今季より6号車で組むこととなった大嶋と国本の若手コンビが嬉しい初優勝を飾った。大嶋にとってはGT500の通算4勝目。国本はGT500クラス初優勝となる。

 38号車は3位でチェッカーを受け、立川と平手は2ポイント差でシリーズチャンピオンを決定。LEXUS SC430にとってSUPER GT最後のシーズンを、タイトル獲得で締めくくった。立川はGTシリーズ最多タイとなる通算3度目のタイトル獲得。平手にとっては、4輪レースにステップアップして以来初めてのチャンピオンに輝いた。

 LEXUS TEAM ZENT CERUMOもチームタイトルを勝ち取り、立川と共に8年ぶりの戴冠となった。

 39号車が4位、36号車が5位、37号車も6位まで追い上げてチェッカーを受け、LEXUS SC430はトップ6台中5台を占める強さを示してシリーズ最終戦を終えた。

 GT300クラスでは、14番手からスタートした31号車が健闘を見せたが、スピンや接触で順位を落とし、20位でレースを終えた。

ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 今シーズンは苦戦していたので最終戦で勝てて嬉しい。今日はチームの判断でスタートドライバーを務めたが、出来るだけギャップを築いて、楽な状態で国本選手に渡すことを託されたので、自分に出来ることは全て出し切り、プッシュした。クルマもとても速く、エンジンもタイヤも申し分ない状況でレースをすることが出来たと思う。優勝という結果を残すことが出来て良かった。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 国本雄資:
 今年加入したチームでなかなか結果が残せず、悔しい想いと焦りがあったが、後半戦頑張って取り戻し、最終戦でこんな素晴らしい勝ち方が出来て、自分自身への自信にも繋がった。大嶋選手からスイッチした時は、大きなミスがなければ優勝は間違いないという状態だったので、しっかりレースをコントロールして走った。大嶋選手の走りも素晴らしかったし、このクルマを作ってくれたチームやスポンサー、各関係者に結果で報いることが出来て本当に良かった。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 今年1年、クルマの調子は常に良かったのだが、それを結果に繋げられなかった。3戦連続ノーポイントで終わった時は、チャンピオンを諦めかけたこともあった。2年連続でLEXUSがチャンピオンを獲れず、奪還すべくチームやタイヤメーカーと共に頑張って来たことと、開発当初から関わっているLEXUS SC430の最後の年ということを考えると、タイトル獲得は本当に感慨深い。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 4輪にステップアップしてから初めてのタイトルなのだが、まだ実感が湧かない。昨シーズン、ランキング2位でタイトルを逃し、悔しい思いをした。今年はLEXUS SC430にとって最後のシーズンということもあって、開幕戦から意気込んで臨んだのだが、なかなか流れに乗ることが出来ず、シーズン序盤は苦しかった。そんな状況から巻き返してチャンピオンを獲得し、LEXUS SC430で有終の美を飾ることが出来て嬉しい。
トヨタモータースポーツニュース

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
大嶋和也
gt_r08_r_pc-oshima 「まさかこんなにうまくいくとは思っていませんでした。僕自身が驚いています。
クルマの状態はすごく良くて、普通に走っていれば後ろが離れていきました。
今年からチームを引っ張る立場になりましたが、国本選手は速いけど若くて経験の浅いドライバーなので、いろいろなことを教えながら、なるべく長い時間走れる機会をつくってきました。
最終戦で結果を残すことが出来て本当に嬉しいです。
来年はクルマも大きく変わるし、チームからもまだどうなるか聞いていませんけど、出来ることならこのコンビでやっていきたいですね。」
国本雄資
gt_r08_r_pc-kunimoto 「コースに出て行った時は、予想よりも後ろとのギャップが開いていました。後半は堅い走りになってしまいました。
今年からルマンに加入して、シーズン序盤は中々自分の走りができませんでしたが、中盤、後半と徐々に自分の走りを取り戻せました。最後に結果で返すことが出来て良かったです。
自分ではまだまだレベルアップできると思っていますし、来年は是非チャンピオンをとりたいです」
GT300クラス #11GAINER DIXCEL SLS
平中克幸
gt_r08_r_pc-hiranaka 「今回に向けて事前テストもしっかりやってきたので、勝つ自信はありました。オートポリスも勝つ自信はあったんですが、思いがけないことが起きて結果を残せませんでした。
今回の優勝はチームとダンロップタイヤさんが頑張った結果だと思います。
僕も今年チームメイトが変わってチームを引っ張る役割をすることになりました。シーズンオフから一杯鯛やテストをしてきましたが、結局タイトルを取る事が出来ず、悔しいシーズンになりました。
ビヨン選手がイギリスに住んでいるので、タイヤテストは殆ど一人で行ってきました。大きな役割を背負いましたが、チームを正しい方向に導くことが出来たと思います。
来シーズンはチャンピオンをとるために更なる努力を重ねていきます」
ビヨン・ビルドハイム
gt_r08_r_pc-wirdheim 「パーフェクトな週末でした。僕らがチャンピオンをとるためには絶対に勝たなければ行けませんでした。その覚悟でチーム全員がやってきましたので、今日勝てて本当に良かったです。チームメイトのカツがテストでチョイスしたタイヤも完璧でした。
それでもチャンピオンシップは僕らにはコントロールできない要素があったので獲れませんでした。
今シーズンはいいスタートを切ることが出来ました。岡山で勝てたし、シーズンを通じて常にトップ6にいましたが、鈴鹿でセーフティーカーの後ろについてしまって1周おくれになったことが最後迄響きましたね。
来年のプランはまだ決まっていませんが、このままの体制でレースを続けられればチャンピオンを獲れると思います。」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝 #38ZENT SCが2005年以来のチャンピオン獲得!優勝は#6エネオスSC

2013オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の決勝レースが11月3日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、ポールポジションからスタートした#6ENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資組)が終始レースをリードし、1年ぶりの勝利をものにした。
なおシリーズチャンピオンは、このレースを3位でフィニッシュした#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が獲得した。
GT300クラスは予選2番手からスタートした#11GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)が2位以下に大差を付け、開幕戦岡山以来今季2勝目。#16無限CR-Zはこのレースを2位でフィニッシュし、ハイブリッドカーで初のシリーズチャンピオンを獲得した。
(天候:曇り コース:ドライ 観客動員数:予選14,500人/決勝30,000人 二日間合計44,500人)

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第8戦決勝は午後1時30分より53周で行われた。
ポールポジションの#6エネオスSC(大嶋)がホールショットを奪い、序盤からトップを快走する。
その後方では2位スタートの#17ケーヒンHSV(金石年弘)を4周目のS字で#38ZENT SC(平手)がパス、シリーズタイトル獲得に向けて好位置をキープして周回を重ねていく。
3位に後退した#17金石はその後も#23モチュールGT-R(ロニー・クインタレッリ)の猛攻を受けるが、なんとかポジションをキープして19周終わりでピットイン、塚越広大に後半を託した。
更にその後方では#39デンソーSCの脇阪寿一、#100レイブリックHSVの伊沢拓也、#12カルソニックGT-Rの松田次生らが激しいドッグファイトを展開、7周目の3コーナーで並走状態となった#39脇阪と#100伊沢を#12松田が5コーナーで一気にインから抜き去り5位に浮上、#100伊沢も12周目の3コーナーでやや強引に#39脇阪をかわし、6位に。
更にその後方から#36ペトロナスSCのジェームス・ロシターも脇阪の背後を脅かし始める。
ロシターは予選13番手から着実に順位を上げ、遂に16周目の1コーナーで脇阪のインをついて7位、続く17周目の2コーナーでアウトに膨らんだ#12カルソニックGT-Rを見逃さずにパスして6位に浮上した。
これで一時は潰えたかに見えた36号車のタイトル獲得の可能性も徐々に高まってきた。

2位以下の集団は規定周回数の3分の1が過ぎた19周目辺りから相次いでピットイン。
給油とドライバー交替を済ませてコースに戻っていく。
トップの6号車は24周目に大嶋から国本に交代、トップのままでコースに復帰した。
この時点での順位は#6エネオスSC、#38ZENT SC、#17ケーヒンHSVの順。
このままの順位でフィニッシュすれば#38セルモの8年ぶりの王座獲得が決まる。しかし38周目の1コーナーで#17塚越が38立川のインをついて2位に浮上、そのまま1周2秒近いペースで#6国本とのギャップを削り取り始めた。
もし塚越が国本を捉えれば、或いは立川がもう一つ順位を落とせば17号車に逆転チャンピオンの望みが出てきた。

しかし38号車の後方を走るのは#39デンソー、#36ペトロナスのレクサス勢。
スタートから39号車とバトルを展開していた12号車、23号車はその後方、100号車はタイヤ交換のため予定外のピットストップを行って下位に沈んでしまっていた。
#39石浦宏明はそのままポジションキープで立川の後ろを走行するが、自身が2位に上がれば逆転チャンピオンの可能性もある#36中嶋一貴は時折石浦に仕掛けるそぶりを見せる。
しかしこの3台の順位は変わらぬまま、残り周回数は徐々に減っていき、2位#17ケーヒンHSVとの差も15秒以上に開いてしまった。
また、2位#17塚越も#6国本との差を思うように詰められないまま、53周目のチェッカーを受けることに。

これにより#6エネオスSCは昨年7月の第4戦SUGO以来、1年3ヶ月ぶりの勝利を獲得。これは今季チームルマンに移籍した国本にとってはGT500初優勝となった。
また#17ケーヒンHSVが2位、#38ZENT SCが3位に終わったことで、GT500クラスのドライバーズチャンピオンは立川/平手組が獲得することとなった。
レクサスにとっては2009年のペトロナスSC(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー組)以来、チームセルモにとっては2005年の立川/高木虎之介組以来のタイトル獲得だ。

同じくタイトル決定を最終戦迄持ち越したGT300クラスも、コースの各所で激しいバトルが展開された。
ホールショットを奪ったのは今季5度目のポールポジションからスタートした#61スバルBRZ。
今シーズンを持ってスーパーGTを勇退することを明らかにした山野哲也がソフトタイヤで逃げる作戦を採ったが、ストレートスピードに勝るFIA-GT3勢の1台、#11ゲイナーSLSを駆る平中克幸は5周目のダウンヒルストレートで悠々と61号車を抜き去り、一気に差を広げにかかった。
この状況で#11平中/ビルドハイム組がチャンピオンを獲得するには#16無限CR-Zが4位以下でフィニッシュしなければならない。その#16CR-Zは武藤が予選3番手からスタートして早くも10周目に#61BRZの山野を捉え、2位に浮上してきた。
懸命にリードを広げる11号車だったが、#16CR-Zも2位の座を明け渡すこと無く最後まで走り切り、シリーズ戦無勝(エキジビジョンイベントのAsLMSでは優勝)ながら全戦でポイントを獲得する安定の速さで2013年ドライバーズチャンピオンを獲得した。
チーム無限にとっては2004年NSXの山野哲也/八木宏之組以来のタイトルとなった。

2013年のスーパーGTはこれでシリーズ全戦を終了。
あとは11月22-24日開催の特別戦「富士スプリントカップ」を残すのみとなった。
なおGT500クラスはこの特別戦を以て2009年規定の車両での戦いを終了。
来季はいよいよITRとの共通規定のシャシーに2リッター直噴ターボエンジンを搭載した新しい車両を登場させる。

2014シーズンは4月6-7日、岡山国際サーキットで開幕する

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ決勝結果

■GT500クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
16ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS531:35'34.873
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS5311.640
338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS5332.220
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS5333.293
536PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS5333.405
637KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS5343.352
718ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI5343.980
823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI5346.982
924D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH5347.690
10*19WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH5357.947
1132Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL531'03.938
12100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS531'05.040
1312カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS521Lap
141REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI476Laps
158ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS3815Laps
---- 以上規定周回数(37Laps)完走 ----
  • Fastest Lap: CarNo.6 ENEOS SUSTINA SC430 1'44.056 (2/53) 166.11km/h
  • CarNo.19(アンドレ・クート)は、S-GT SpR 第30条1.a により、ドライビングスルーペナルティを課した。

■GT300クラス

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
111GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL511:36'39.089
216MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS501Lap
361SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI501Lap
44GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH501Lap
588マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH501Lap
662LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH501Lap
752OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH501Lap
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH501Lap
93S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH501Lap
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH501Lap
1133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH501Lap
1210GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL501Lap
1386クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH501Lap
1430IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH501Lap
1555ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS501Lap
1622グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH501Lap
172エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501Lap
1848DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH492Laps
199NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH492Laps
2031Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH492Laps
2121ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK483Laps
225マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1483Laps
---- 以上規定周回数(35Laps)完走 ----
-50Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH645Laps
  • Fastest Lap: CarNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 1'50.728 (25/50) 156.10km/h

SUPER GT

SGT:2013シリーズチャンピオンの条件一覧

間もなく最終戦を迎える2013年シーズンのスーパーGT。
各クラスのドライバーズチャンピオンを獲得するための条件を下記にまとめた。

SGT2013チャンピオン条件

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行 #19ウェッズスポーツSCがトップタイム

ツインリンクもてぎで行われているスーパーGT第8戦の決勝前フリー走行は、#19ウェッズスポーツADVAN SC430(荒聖治/アンドレ・クート組)が1'43.681でトップタイムを記録。
GT300クラスはポールシッターの#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)がトップだった。

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決勝日を迎えた11月3日のツインリンクもてぎは晴天に恵まれたが、昨夜の雨の影響からか、フリー走行開始時刻の午前8時50分にはコース上を霧が覆い尽くす状態となった。
それでも30分間のセッションは大きなアクシデントも無く順調に進行、各車決勝レースへ向けて充分な走り込みを行うことが出来たようだ。

このセッションで序盤から速さを見せたのがヨコハマタイヤを履く#19ウェッズスポーツ。
開始早々に1'43.681を叩き出し、その後も順調に1分45秒台で周回を重ねた。
ポイントリーダーの#38ZENT SC(立川祐路/平手晃平組)は1'44.023で4位。今回久々にポールポジションを獲得した#6エネオスSC(大嶋和也/国本雄資組)も終盤タイムを上げ、1'44.105の5位で走行を終えた。

GT300クラスはポールポジションの#61スバルBRZがここでも速さを見せ、1'50.386でトップ。
ランキング3位の#52オキナワSLS(竹内浩典/土屋武士組)が2番手につけ、ポイントリーダーの#16無限CR-Z(武藤英紀/中山友貴組)は7番手だった。

第8戦決勝はこのあと午後1時30分より53周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎフリー走行結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/03) Free Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
DriverCar
Maker Model
TireWhTimeBehindkm/h
1195001荒 聖治
アンドレ・クート
WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
YH1'43.681-166.713
2395002脇阪 寿一
石浦 宏明
DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
BS1'43.886 0.205166.384
3185003山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
MI1'43.927 0.246166.318
4385004立川 祐路
平手 晃平
ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
BS1'44.023 0.342166.165
565005大嶋 和也
国本 雄資
ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
BS1'44.105 0.424166.034
6175006塚越 広大
金石 年弘
KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'44.143 0.462165.973
7375007伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'44.557 0.876165.316
8245008安田 裕信
ミハエル・クルム
D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
YH1'44.626 0.945165.207
9125009松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
BS1'44.941 1.260164.711
10150010本山 哲
関口 雄飛
REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
MI1'44.974 1.293164.659
1110050011伊沢 拓也
小暮 卓史
RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'45.173 1.492164.348
123650012中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
BS1'45.250 1.569164.228
132350013柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
MI1'45.342 1.661164.084
14850014ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
BS1'45.497 1.816163.843
153250015道上 龍
中嶋 大祐
Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
DL1'45.625 1.944163.645
16613001山野 哲也
佐々木 孝太
SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
MI1'50.386 6.705156.587
17523002竹内 浩典
土屋 武士
OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'50.513 6.832156.407
18113003平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'50.583 6.902156.308
19483004高森 博士
千代 勝正
DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'50.908 7.227155.850
20623005黒澤 治樹
黒澤 翼
LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'50.939 7.258155.806
2143006谷口 信輝
片岡 龍也
GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
YH1'51.376 7.695155.195
22163007武藤 英紀
中山 友貴
MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'51.479 7.798155.051
2303008峰尾 恭輔
横溝 直輝
ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'51.497 7.816155.026
24863009山西 康司
細川 慎弥
クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'51.566 7.885154.930
258730010山内 英輝
吉本 大樹
ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'51.585 7.904154.904
262230011和田 久
城内 政樹
グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
YH1'51.643 7.962154.824
278830012織戸 学
青木 孝行
マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
YH1'51.712 8.031154.728
285030013加納 政樹
安岡 秀徒
Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
YH1'51.861 8.180154.522
293130014新田 守男
嵯峨 宏紀
Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
YH1'51.900 8.219154.468
303330015影山 正美
藤井 誠暢
HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
KH1'51.971 8.290154.370
311030016田中 哲也
植田 正幸
GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
DL1'52.084 8.403154.214
325530017高木 真一
小林 崇志
ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
BS1'52.154 8.473154.118
333030018岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.254 8.573153.981
34330019星野 一樹
佐々木 大樹
S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH1'52.482 8.801153.669
35530020玉中 哲二
山下 潤一郎
マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
YH11'52.788 9.107153.252
36230021高橋 一穂
加藤 寛規
エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
YH1'53.226 9.545152.659
37930022密山 祥吾
横幕 ゆぅ
NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
YH1'53.307 9.626152.550
382130023都筑 晶裕
リチャード・ライアン
ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
HK1'55.37111.690149.821

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #6ENEOS SUSTINA SC430
大嶋和也
gt_r08_q_pc-oshima 「朝からクルマは調子が良くて、ポールポジション狙えるかなと思っていたんですけど、まさかここまでうまくいくとは思っていませんでした。予選Q2のアタックでは、戻ってきた時に自分の予想よりコンマ5秒も早かったのでびっくりしました。
まだ明日の決勝が残ってるんで、明日は気を緩めないように、気を引き締めて頑張らなきゃな、と思います。
久々に一番前からスタートします。嬉しい反面、国本選手は心配そうにしていましたので、二人で力を合わせて最後は勝って終わりたいです。僕らはスタートしたら毎周毎周プッシュして、やるべきことをやるだけです」
国本雄資
gt_r08_q_pc-kunimoto 「朝のフリー走行からクルマの調子はすごく良くて、予選に向けて少しずつアジャストしていきましたが、持ち込みのセットからいい状態でした。
Q1を走ってみて、思ったより気温が上がりませんでしたが、グリップ感がしっかりあって、ミスなくアタックしました。
Q2は見ていることしか出来ませんでしたが、大嶋選手が最高の走りをしてくれて、最高の気持ちで終えることが出来ました。
ポールからスタートするのは初めてなので、明日になったら結構緊張るんじゃないかと今から心配していますが、やれることを精一杯やって、チーム一丸となって、最後のレースなので集中して勝ちたいと思います」
GT300クラス #61SUBARU BRZ R&D SPORT
山野哲也
gt_r08_q_pc-yamano 「本当に佐々木孝太という男は『もってる』なと。新記録を出すほどの力のあるパートナーとレースできることが幸せに思えたというのが正直な気持ちです。さすがだよ。
朝のフリー走行ではクルマのバランスが良くなくて、1分52秒台しか出てなかったので、チームの中で議論をして、サスペンション、ブレーキもセットアップを全部やり直すことにしました。一か八かの状態で『山野さん行って下さい』と言われて予選を走り始めましたが赤旗の出る前の段階で『いける』と実感できるセットアップになっていました。それでも少しじゃじゃ馬的な要素が残っていて、縁石に乗り上げたり、クルマに美味く合わせることが出来ない部分がありました。その時点で3位にいることが無線で知らされたので、それ以上アタックはしないで、なるべき早くチームに作業時間を与えて、孝太が思い切って走れる状態に持っていこうとしました。
孝太とこうして記者会見に来れるのは最後かも知れないので、ここに来られて幸せです。
明日はシリーズ戦最後のレースとして、チャンピオン争いを残して迎えました。チャンピオンが獲れるか獲れないか判りませんが、チェッカーを受けるまでは、とにかく最後まで諦めずに必死になって走りたいです。もてぎはストップ・アンド・ゴーのレイアウトなので、ストレートの速いクルマに後ろから抜かれる可能性がありますが、そこでしっかりついていけるかどうかが、優勝で切るかどうかのポイントになると思います。
あとソフトタイヤを選択したので、それをどこまで持たせられるか、も鍵になると思います。」
佐々木孝太
gt_r08_q_pc-sasaki 「5回目のポールは凄く嬉しいですけど、これを獲れる状態にしてくれたのはチームと山野さんなので、これは二人で採ったポールポジションだと思います。
朝の公式練習では『Q1大丈夫かなぁ』と心配するような酷い状態でしたが、僕と山野さんとチームは強い絆で結ばれてるので、エンジニアさんがすぐに判断してくれて僕らの好みのセッティングにしてくれました。
予選でのクルマは完璧でした。僕自身も記録を作りたいというのがありましたし、山野さんも最後のシリーズ戦ということで、ポールポジションをプレゼントしたいなと思いました。我ながらこんなに緊張した予選は無かったし、こんなによくできたタイムアタックも無かったと思います。
ソフトタイヤだなんて山野さんがぶっちゃけちゃいましたが、それも山野さんの自信の裏返しだと思います。言ったからには最後まで持たせて帰ってきてくれると思いますし、山野さんがいい状態でトップのままクルマを渡してくれるというイメージが山野さんの頭の中でできてるんだと思います」
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選 #6エネオスSCが今季初ポール!GT300は#61BRZが今季5度目のポール獲得

2013オートバックス スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」の公式予選が11月2日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#6ENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資組)が今季初のポールポジションを獲得した。
GT300クラスは今シーズン限りでスーパーGT勇退を発表した山野哲也の乗る#61SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が今季5度目のポールポジションを獲得した。

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公式予選は午後2時よりノックアウト方式で行われた。

予選Q1
GT500クラスは例によって全チームがすぐにはコースインせず、セッション後半に一気にアタックをかける作戦を採る。
残り10分を切ったところで動いたのは#1RETOモーラGT-Rを駆る関口雄飛。
その他のドライバーは残り時間7分余りで一斉にコースへ。
コースコンディションはドライだが、上空を覆い尽くす厚い雲の影響もあり、気温、路面温度はこれまでにない低さで、どのドライバーもタイヤのウォームアップに苦心する状況だ。
そのため、最初にアタックした#1関口は中々タイムを上げることが出来ず、1'42.364を出すに留まり、惜しくもQ2進出を逃してしまった。
一方、#12カルソニックGT-RのJ.P.オリベイラ、#37KeePer SCの伊藤大輔、#39デンソーサードSCの脇阪寿一らは2周目から1分42秒台前半の好タイムを連発、そこに#100レイブリックHSVの小暮卓史、#23モチュールGT-Rの柳田真孝が終了直前に相次いで1分41秒台のタイムを叩き出して、2位、1位に飛び込んできた。
ここまでランキングトップの#38ZENT SCも平手晃平が3番手タイムを記録してQ2進出を果たす。
一方、ここでランキング2位の#36ペトロナスSC、同3位の#18ウイダーモデューロHSVは揃ってまさかのQ1落ちという結果に。
18号車は予選10位、36号車は13位からスタートすることになり、チャンピオン獲得が難しくなってきた。

GT300クラスは開始早々に#55ARTA CR-Zがヘアピンでスピン、コース上にストップしたため赤旗中断となる波乱の幕開け。55号車は自走でピットに戻ってきたが、規定によりタイム抹消となり、予選落ちとなってしまった。
セッションは14時10分に再開。
ここで熾烈なタイムアタック合戦を演じたのが#16無限CR-Z(中山友貴)、#11ゲイナーSLS(ビヨン・ビルドハイム)、#61スバルBRZ(山野哲也)のランキング上位勢。ここでは#16無限、#11ゲイナー、#61スバルの順となった。
また#4初音ミクBMW(片岡龍也)も終盤10番手に割って入り、なんとかQ2進出を果たした。

予選Q2
続いて行われた予選Q2はGT500が上位8台、GT300は上位13台によって戦われた。
GT500クラスは残り時間10分からコースインが始まり、#6エネオスSCを駆る大嶋が最初のアタックでいきなり1'41.367とQ1のトップタイムを上回ってきた。
他のドライバーもセクター1、セクター2でベストタイムを更新しながらアタックを重ねたが、この大嶋のタイムを上回ることが出来ず、大嶋和也は2010年5月の富士400km以来、3年6ヶ月ぶりのポールポジションを獲得した。
予選2番手にはシリーズランキング4位の#17ケーヒンHSV(塚越広大)がつけ、ポイントリーダーの#38ZENT SC(立川祐路)は予選4番手に終わり、チャンピオン争いの行方は全く判らない状況になってきた。

GT300クラスは、まず平中克幸の駆る#11ゲイナーSLSが1'48.354と従来のコースレコードを上回る好タイムを叩き出したが、すぐに佐々木孝太の駆る#61スバルBRZが1'48.264と平中のタイムを更に上回り、今季5度目のポールポジションを獲得。
ポイントリーダーの#16無限CR-Z(武藤英紀)もコースレコードを更新するタイムを記録したものの、上記2第二は僅かに及ばず3番手に。ポイント差では頭一つ抜け出した缶のある16号車だが、61号車、11号車がフロントロースタートとなったことで逆転の可能性も少なくはなくなった。
一方ランキング2位の#4初音ミクBMWは谷口信輝の健闘も実らず7番手に終わり、厳しい状況からのスタートとなっている。

第8戦決勝は明日午後1時30分より53周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式予選総合結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
16 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'42.1171'41.367
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'42.2921'41.490
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'41.8211'41.514
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'42.0221'41.582
539DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS1'42.0621'41.598
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'41.9961'42.144
737KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'42.3051'42.323
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.2081'42.374
91REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI1'42.364
1018ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'42.399
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'42.463
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.558
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'42.564
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'42.679
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'43.547
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'49.156R1'48.264
211GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'49.090R1'48.354
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BSR1'48.636R1'48.389
43S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'49.3771'48.900
562LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH1'49.8131'48.970
688マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'49.6211'49.241
74GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'49.7171'49.518
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'49.6411'49.551
933HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'49.8261'49.600
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'49.7021'49.789
1110GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'49.2151'50.240
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'49.8931'52.238
1348DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH1'49.5301'52.276
1431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'50.063
1521ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'50.162
1630IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH1'50.420
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'50.440
1886クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'50.446
1922グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'50.544
2052OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'50.632
215マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH11'51.337
229NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'51.707
-55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS-
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
16 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也BS1'41.367--170.519
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大BS1'41.490 0.123 0.123170.312
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリMI1'41.514 0.147 0.024170.272
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路BS1'41.582 0.215 0.068170.158
539DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明BS1'41.598 0.231 0.016170.131
6100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也BS1'42.144 0.777 0.546169.222
737KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレア・カルダレッリBS1'42.323 0.956 0.179168.926
812カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生BS1'42.374 1.007 0.051168.841
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q2 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
佐々木 孝太MIR1'48.264--159.656
211GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸DLR1'48.354 0.090 0.090159.523
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀BSR1'48.389 0.125 0.035159.472
43S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
佐々木 大樹YH1'48.900 0.636 0.511158.723
562LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹YH1'48.970 0.706 0.070158.621
688マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
青木 孝行YH1'49.241 0.977 0.271158.228
74GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝YH1'49.518 1.254 0.277157.828
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝YH1'49.551 1.287 0.033157.780
933HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美KH1'49.600 1.336 0.049157.710
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔YH1'49.789 1.525 0.189157.438
1110GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
植田 正幸DL1'50.240 1.976 0.451156.794
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂YH1'52.238 3.974 1.998154.003
1348DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士YH1'52.276 4.012 0.038153.951
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q1 GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝MI1'41.821--169.758
2100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史BS1'41.996 0.175 0.175169.467
338ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
平手 晃平BS1'42.022 0.201 0.026169.424
439DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一BS1'42.062 0.241 0.040169.357
56 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
国本 雄資BS1'42.117 0.296 0.055169.266
612カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラBS1'42.208 0.387 0.091169.116
717KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘BS1'42.292 0.471 0.084168.977
837KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔BS1'42.305 0.484 0.013168.955
---- 以上Q2進出 ----
91REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
関口 雄飛MI1'42.364 0.543 0.059168.858
1018ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
フレデリック・マコヴィッキィMI1'42.399 0.578 0.035168.800
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信YH1'42.463 0.642 0.064168.695
1219WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クートYH1'42.558 0.737 0.095168.538
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
ジェームス・ロシターBS1'42.564 0.743 0.006168.529
148ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマンBS1'42.679 0.858 0.115168.340
1532Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
中嶋 大祐DL1'43.547 1.726 0.868166.929
■GT300 Class

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Knock Out Q1 GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
116MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
中山 友貴BSR1'48.636--159.109
211GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
ビヨン・ビルドハイムDL1'49.090 0.454 0.454158.447
361SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也MI1'49.156 0.520 0.066158.351
410GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也DL1'49.215 0.579 0.059158.265
53S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹YH1'49.377 0.741 0.162158.031
648DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
千代 勝正YH1'49.530 0.894 0.153157.810
788マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学YH1'49.621 0.985 0.091157.679
887ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
吉本 大樹YH1'49.641 1.005 0.020157.651
90ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
横溝 直輝YH1'49.702 1.066 0.061157.563
104GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
片岡 龍也YH1'49.717 1.081 0.015157.541
1162LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 翼YH1'49.813 1.177 0.096157.404
1233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
藤井 誠暢KH1'49.826 1.190 0.013157.385
132エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
加藤 寛規YH1'49.893 1.257 0.067157.289
---- 以上Q2進出 ----
1431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男YH1'50.063 1.427 0.170157.046
1521ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
リチャード・ライアンHK1'50.162 1.526 0.099156.905
1630IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴YH1'50.420 1.784 0.258156.538
1750Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
安岡 秀徒YH1'50.440 1.804 0.020156.510
1886クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
細川 慎弥YH1'50.446 1.810 0.006156.501
1922グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久YH1'50.544 1.908 0.098156.363
2052OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典YH1'50.632 1.996 0.088156.238
215マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二YH11'51.337 2.701 0.705155.249
229NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾YH1'51.707 3.071 0.370154.735
---- 以上予選通過 ----
-55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
小林 崇志BSno time---
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習 トップタイムは#38ZENT

2013スーパーGT第8戦「もてぎGT250kmレース」が11月2日、栃木県のツインリンクもてぎで開幕。
公式練習では#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)が1'41.887を記録してGT500クラスのトップに。
GT300クラスは#11GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)が1'49.264でトップだった。

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gt_r08_p-11

スーパーGTの2013シーズンもいよいよ最終戦。
第7戦オートポリスでモーラGT-Rタイトルを決めた昨シーズンとはうって変わり、今年のGT500クラスは上位8台がチャンピオンの可能性を残して最終戦を迎えるという近年まれに見る接戦となった。
しかもランキングトップの#38ZENT SC430の58ポイントに対し、2位の#36ペトロナスSC430は54ポイント、3位の#18ウイダーモデューロHSV-010は52ポイント、#17ケーヒンHSV-010も同じく52ポイントと、トップから僅か6ポイント差の大接戦だ。
一方GT300クラスも#16無限CR-Zが70ポイントで頭一つ抜け出した感があるが、それでも2位の#4初音ミクBMW Z4Mが62ポイント、3位の#11ゲイナーDIXCEL SLSが60ポイントと充分逆転可能な位置につけており、上位5台に計算上の権利が残る状況となっている。
またGT300クラスにおいては、最終戦を前に性能調整が実施され、#16、#55、#61のリストリクターが1ランク緩和されることになった。これは#16無限CR-Zに有利に働くものと思われる。

また、ランキング5位につけている#61スバルBRZをドライブするベテランの山野哲也が今シーズンを持ってスーパーGTのシートを後進に譲ることが昨日付けの富士重工業からのリリースで明らかになった。
これまで3度のチャンピオンに輝いている山野が最後のレースで4度目のタイトルを獲得するかどうかにも、これまで以上に注目が集まるところだ。

そして勿論、この最終戦はウェイトハンデ無しのガチンコ勝負。
各チームが一年がかりで仕上げてきた、2013仕様の真の実力が露になるレースでもある。

こうした沢山の注目点を抱えながら、土曜朝の公式練習は午前9時より120分間で行われた。
途中開始約15分で#37KeePer SCが最終コーナーでコースアウト、開始40分では#38ZENT SCが2コーナー先でコースアウトしたため、2度の赤旗中断があり、その他にもコースの至る所でスピンやコースアウトが相次いだが、それ以外は各車順調にロングランを消化。セッション前半で38号車が1'42.006でトップに立ち、終盤さらに1'41.887までタイムを縮めてチャンピオン獲得に向けて好スタートを切った。
2位には専有走行の終盤にタイムを上げてきた#100レイブリックHSVが続き、#39デンソーサードSCが3番手。
一方GT-R勢は#23モチュールの9位が最高とやや出遅れた格好だ。

GT300クラスは#16無限CR-Zが序盤から好タイムを記録してトップに立っていたが、セッション中盤に#11ゲイナーSLSがこれを上回り、専有走行に入ってもそのままトップを守った。
ランキング2位の8番手、注目の山野がドライブする#61BRZは9番手でこのセッションを終えている。

スーパーGT第8戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ公式練習結果

MOTEGI GT 250km RACE -RIJ- (2013/11/02) Official Practice Weather:Cloudy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 8 ツインリンクもてぎ 4.801379km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1385001ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'41.887-169.648
21005002RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'42.102 0.215169.291
3395003DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS1'42.194 0.307169.139
4185004ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'42.266 0.379169.020
5365005PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'42.330 0.443168.914
6375006KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'42.386 0.499168.822
765007 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'42.489 0.602168.652
8175008KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'42.523 0.636168.596
9235009MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'42.668 0.781168.358
101250010カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'42.758 0.871168.210
112450011D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'42.789 0.902168.160
121950012WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'42.808 0.921168.129
13150013REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI1'43.048 1.161167.737
14850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'43.271 1.384167.375
153250015Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'43.640 1.753166.779
16113001GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'49.264 7.377158.195
17163002MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1'49.384 7.497158.021
18523003OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'49.720 7.833157.537
1933004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'49.741 7.854157.507
20623005LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
黒澤 翼
YH1'49.845 7.958157.358
21883006マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'50.053 8.166157.060
22873007ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'50.299 8.412156.710
2343008GSR 初音ミク BMW
BMW Motorsport Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'50.357 8.470156.628
24613009SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'50.427 8.540156.528
25230010エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'50.436 8.549156.516
265530011ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'50.496 8.609156.431
271030012GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'50.607 8.720156.274
284830013DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
YH1'50.640 8.753156.227
29030014ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'50.780 8.893156.030
303330015HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'51.001 9.114155.719
315030016Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'51.029 9.142155.680
328630017クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'51.103 9.216155.576
332230018グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'51.167 9.280155.486
343030019IWASAKI OGT Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
岩崎 祐貴
イゴール・スシュコ
YH1'51.249 9.362155.372
353130020Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'51.264 9.377155.351
362130021ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'51.286 9.399155.320
37530022マッハGoGoGo車検 GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH11'51.531 9.644154.979
38930023NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'52.14110.254154.136

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