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2013年4月

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選総合結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
140伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'40.1551'38.712R1'38.217
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.8551'38.751R1'38.333
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.246R1'38.674R1'38.546
420松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.197R1'38.597R1'38.558
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'39.198R1'38.472R1'38.578
615佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'39.182R1'38.570R1'38.581
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.0851'38.847R1'38.630
87平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'39.2131'38.7481'38.705
938平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.3891'38.860
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.3411'38.972
118アンドレア・カルダレッリTeam LeMansTOYOTA RV8K1'39.4721'39.286
1210塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.4781'39.295
1341武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'39.7201'39.798
142ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.225absence
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'40.257
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'40.707
1731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'40.984
1862嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'41.057
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'41.216
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'38.700)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
140伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'38.217--212.85
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'38.3330.1160.116212.60
319ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'38.5460.3290.213212.14
420松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'38.5580.3410.012212.11
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'38.5780.3610.020212.07
615佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12ER1'38.5810.3640.003212.06
71中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'38.6300.4130.049211.96
87平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.7050.4880.075211.79
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'38.700)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'38.472--212.30
215佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12ER1'38.5700.0980.098212.08
320松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'38.5970.1250.027212.03
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'38.6740.2020.077211.86
540伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'38.7120.2400.038211.78
67平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'38.7480.2760.036211.70
732小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.7510.2790.003211.70
81中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'38.8470.3750.096211.49
---- 以上Q3進出 ----
938平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.8600.3880.013211.46
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.9720.5000.112211.22
118アンドレア・カルダレッリTeam LeMansTOYOTA RV8K1'39.2860.8140.314210.56
1210塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.2950.8230.009210.54
1341武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'39.7981.3260.503209.48
-2ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8Kabsence---
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'38.700)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'38.855--211.47
21中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.0850.2300.230210.98
315佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'39.1820.3270.097210.78
420松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.1970.3420.015210.74
516山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12E1'39.1980.3430.001210.74
67平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8K1'39.2130.3580.015210.71
719ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'39.2460.3910.033210.64
839国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.3410.4860.095210.44
938平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'39.3890.5340.048210.34
108アンドレア・カルダレッリTeam LeMansTOYOTA RV8K1'39.4720.6170.083210.16
1110塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12E1'39.4780.6230.006210.15
1241武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'39.7200.8650.242209.64
1340伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12E1'40.1551.3000.435208.73
142ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'40.2251.3700.070208.58
---- 以上Q2進出 ----
153安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'40.2571.4020.032208.52
1611中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'40.7071.8520.450207.58
1731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'40.9842.1290.277207.01
1862嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'41.0572.2020.073206.87
1918リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'41.2162.3610.159206.54
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'45.7756.9204.559197.64
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'38.700

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選 #36中山が2連続ポール獲得

2013全日本F3選手権第2戦の公式予選も#36中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が第1戦に続いて2戦連続でポールポジションを獲得、#37勝田貴元も2位につけ、ここでもトムスがフロントローを独占した。

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第1戦の公式予選から10分間のインターバルをおいて第2戦の公式予選が開始された。
走行時間は第1戦と同じく10分間だったが、全車がコントロールラインを通過してアタックに入った直後に#38ナニン・インドラ・パユーング(PTT SPIRIT)がヘアピン先の200Rでストップしたためにまたしても赤旗中断となってしまう。
パユーングはすぐに再スタートして自走でピットに戻ってきたため、直ちに予選は再開された。
残り時間は6分間だ。

走り始めて最初にタイムを出してきたのはここでも中山。
タイムは1'52.243と第1戦の記録には及ばなかったが、2位の勝田も1'53.194に留まったため、2戦連続でトムスがフロントローを独占することになった。
3番手には昨年FCJ参戦初年度でチャンピオンを獲得し、今季無限エンジンを搭載するHFDPからF3にステップアップしてきた#7松下信治がつけ、4番手には2011年にNクラスチャンピオンとなり、今季戸田エンジンを搭載するB-MAXから2年ぶりにF3に参戦する千代勝正がつけた。
Nクラスは#23高星明誠が2戦連続でトップとなっている。

第2戦決勝は明日午前10時20分より17周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選 コースレコード続出の中、#36中山がPP獲得!

4月13日、鈴鹿サーキットで行われた2013全日本F3選手権第1戦の公式予選は#36中山雄一(PETRONAS TEAM TOM'S)が1'52.032のコースレコードを樹立してポールポジションを獲得したほか、上位3台が従来のコースレコードを上回る好タイムを記録した。

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全日本F3選手権は今シーズンから世界に先駆けて新たなエンジン規定が採用された。(ユーロF3では来シーズンから導入予定)
排気量は2000ccまでと変わらないものの、直噴化され、量産ブロックの仕様義務が無くなり、エアリストリクター径も28mmと従来より2mm拡大されている。
これにより大幅なパワーアップが見込まれ、ラップタイムの向上が期待できる状況となった。
事実開幕前に行われた合同テストでも1分51秒台の驚異的なタイムが出ており、今週末も好タイムが大いに期待された。

そして実際に午前10時20分から行われた公式予選では、計測2周で中山が1'52.032を記録、#37勝田貴元も1'52.179で続き、トムスがフロントローをしめる結果に。
しかし勝田はこのタイムを出した直後に逆バンクでコースオフ、グラベルに捕まってしまう。
更にその先のデグナーでは#30DRAGONも飛び出しており、この2台を回収するために赤旗が提示され、予選は中断されてしまった。
結局、走行は再開されたものの残り時間は3分間と短く、各ドライバーともタイムアップを果たせぬまま予選は終了、中山がポールポジションを獲得。昨年終盤からの連勝記録を6に伸ばす可能性が大いに高まった。
またNクラスは今季FCJよりステップアップを果たした#23高星明誠が1'55.480でトップだった。

第1戦決勝はこのあと午後3時20分より12周で戦われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目 上位11名がコースレコード更新!トップは#16山本

2013スーパーフォーミュラ第1戦のフリー走行1回目が4月13日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、上位11名がコースレコードを更新、トップタイムを記録したのは#16山本尚貴(TEAM無限)で1'38.127だった。

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新たにスーパーフォーミュラという名称で開催される2013シーズン。
鈴鹿での開幕戦は恒例の2&4。全日本ロードレースとの併催だ。 
公式予選日は快晴。早朝に淡路島を震源とするM6の地震が発生してスケジュールへの影響が懸念されたが、フリー走行1回目は当初予定通り午前9時05分より1時間で行われた。

シャシー、エンジンは昨年のフォーミュラニッポンそのものではあったが、ブリヂストンタイヤの仕様が変わった影響もあってか、開始早々から各ドライバーとも好タイムを連発、開始わずか15分で#20松田次生が1'38.585とコースレコードを更新してトップに立つ。(従来のレコードは1738.700)
開始19分で#32小暮卓史が1'38.563と一旦は松田を上回ったが、松田は開始28分で1'38.504を記録、更に小暮は1'38.386にタイムアップ。ベテラン二人が周回を重ねるごとにタイムを上げてセッションは進行していく。

そして残り時間が5分を切ったあたりから各ドライバーが予選シミュレーションに入ると、#40伊沢拓也、#10塚越広大、#15佐藤琢磨らもコースレコードを上回るタイムを連発、終わってみればトップの#16山本から11番手の#41武藤英紀までがコースレコードを更新、14番手の#31中嶋大祐までがトップから1秒以内という大接戦で、午後から行われる公式予選が大いに楽しみな展開となった。

公式予選は午後1時50分よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2013 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'52.243--186.25
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ311'53.1940.9510.951184.68
37松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'53.3081.0650.114184.50
450千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'53.4711.2280.163184.23
58清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'53.5431.3000.072184.12
623N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'55.3293.0861.786181.27
76N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.2764.0330.947179.79
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.3664.1230.090179.65
911N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.4715.2281.105177.96
1013吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'58.0355.7920.564177.11
1130NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'58.3426.0990.307176.65
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'04.20611.9635.864168.31
-*2野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F30110'06.4358'14.1928'08.09334.47
  • 全日本選手権レース統一規則第24条に基づき、黄旗提示区間を走行した車両の当該周回タイムは、公式予選結果として採用されない。

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2013 ACHIEVEMENT All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136中山 雄一PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'52.032--186.60
237勝田 貴元PETRONAS TOM'S F312Dallara F312TOYOTA TOM'S TAZ31R1'52.1790.1470.147186.36
38清原 章太HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204DR1'52.7020.6700.523185.49
450千代 勝正B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'52.7860.7540.084185.35
57松下 信治HFDP RACING F312Dallara F312HONDA MF204D1'53.1411.1090.355184.77
623N高星 明誠S Road NDDP F3Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'55.4803.4482.339181.03
76N小泉 洋史Net Move Hanashima RacingDallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.1144.0820.634180.04
838Nナニン・インドラ・パユーングPIT SPIRIT F307Dallara F307TOYOTA TOM'S 3S-GE1'56.3394.3070.225179.69
911N湯澤 翔平Nova with IMM F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE1'57.0675.0350.728178.57
1013吉田 基良B-MAX・F312Dallara F312TODA TR-F3011'57.6335.6010.566177.72
1130NDRAGONB-MAX・F306Dallara F306TOYOTA TOM'S 3S-GE2'02.46010.4284.827170.71
122野尻 智紀TODA FIGHTEXDallara F312TODA TR-F3012'02.94210.9100.482170.04
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'03.53411.5020.592169.23
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'52.778)を更新しました。

SUPER FORMULA

SF:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2013/04/13) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2013 SUPER FORMULA Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR12ER1'38.127--213.04
220松田 次生Lenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'38.2020.0750.075212.88
340伊沢 拓也DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'38.2140.0870.012212.85
419ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラLenovo TEAM IMPULTOYOTA RV8KR1'38.4310.3040.217212.38
532小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR12ER1'38.4860.3590.055212.27
67平川 亮KYGNUS SUNOCO Team LeMansTOYOTA RV8KR1'38.4870.3600.001212.26
710塚越 広大HP REAL RACINGHONDA HR12ER1'38.5420.4150.055212.15
81中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8KR1'38.5540.4270.012212.12
98アンドレア・カルダレッリTeam LeMansTOYOTA RV8KR1'38.5850.4580.031212.05
1039国本 雄資P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8KR1'38.6400.5130.055211.93
1141武藤 英紀DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA HR12ER1'38.6870.5600.047211.83
1215佐藤 琢磨TEAM 無限HONDA HR12E1'38.7750.6480.088211.64
1338平手 晃平P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA RV8K1'38.8100.6830.035211.57
1431中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR12E1'39.0150.8880.205211.13
152ジェームス・ロシターPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'39.1591.0320.144210.83
163安田 裕信KONDO RACINGTOYOTA RV8K1'39.6711.5440.512209.74
1718リチャード・ブラッドレーKCMGTOYOTA RV8K1'40.0401.9130.369208.97
1811中山 友貴HP REAL RACINGHONDA HR12E1'40.1362.0090.096208.77
1962嵯峨 宏紀TOCHIGI Le Beausset MotorsportsTOYOTA RV8K1'40.2852.1580.149208.46
  • シャーシーは全車Swift SF13、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークは従来のコースレコード(1'38.700)を上回りました。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 ZENT Audi R8 LMS ultra、GTA調整値+40kgにより苦戦を強いられ16位に終わる (HitotsuyamaR)

 Hitotsuyama Racingは4月6~7日に岡山国際サーキットで開催されたSuper GT 第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」において、16位完走を果たしました。2013年は、都筑晶裕 / リチャード・ライアンのコンビを昨シーズンから継続し、マシンを最新型のAudi R8 LMS ultraにスイッチ。マシン名をZENT Audi R8 LMS ultraとし、スーパーGTでは常にチャンピオン争いに名を連ねてきたハンコックタイヤとのパートナーシップのもと、上位進出を目指しより強力な体制でシーズン開幕戦を迎えました。

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4月6日 公式練習 / 公式予選

 3週間前の公式テストではクラス2位のタイムを記録し、チームは開幕戦の目標として表彰台を掲げてきたものの、レースウィークの金曜日に急遽GTAから「GTA調整値」としてZENT Audi R8 LMS ultraのみ+40kgのウエイトを課せられる発表がなされた。レースウィークに入ってからの突然で不本意な発表にドライバー、チームスタッフともに納得のいかない中での開幕戦となった。土曜日、岡山国際サーキットは天気予報通り朝から厚い雲に覆われ、午前中の公式練習開始時には雨が降り始める。今シーズンから使用するハンコックタイヤでのウェット走行は初めてということもあり、エースのリチャードを中心に手際良くセッティングやタイヤ選択を進めていく必要があるが、GTA調整値+40kgは予想以上にマシンへの影響が大きく、マシンバランスはリチャードをもってしても全く定まらない最悪の状況に立たされた。さらには赤旗中断が相次いだことで都筑の走行時間も短くなり、トップからは3.486秒も引き離されたクラス13位で練習走行を終えた。午後2時から予定されていたGT300の公式予選Q1だが、雨脚が強まり10分間遅れて開始された。Q1を担当するリチャードは、ウェットでの実績を持つハンコックタイヤのパフォーマンスを最大限引き出すべく、アタックのタイミングを窺う。しかし、#88Lamborghini、#30Audi、#86Lamborghiniとコースアウトにより赤旗中断のきっかけを作るマシンが相次ぎ、リチャードはアタックのタイミングを見つけ出すことが出来ないままクラス19位で予選を終えることとなった。

  • P1 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 山野哲也 / 佐々木孝太
  • P2 #3 S Road NDDP GT-R 星野一樹 / 佐々木大樹
  • P3 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P19 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン

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4月7日 決勝レース

 時折突風に見舞われる悪天候の中、約16,000人の観客を迎えた決勝日。レースが開始される午後2時には天候も回復しドライコンディションでの開幕戦決勝レースがスタートした。#21 ZENT Audi R8 LMS ultraのスタートを担当するのはリチャード・ライアン。まずは無難にスタートを決めオープニングラップでポジションを1つ上げたリチャードだが、2周目のヘアピンでイン側から#86 Lamborghiniにヒットされ弾き飛ばされてしまう。このアクシデントでポジションを19位まで落とすも、なんとかコース上に留まりレースを続ける。例のごとくここからの追い上げをリチャードに期待するチームだが、この日のリチャードは追い上げを開始するどころか後方のマシンからの追撃をブロックするのが精一杯。GTA調整値+40kgがマシンバランスを崩し、さらにはタイヤへの負担を大きくしていることが原因であるのは疑いようがない。その後も全くペースを上げることが出来ないリチャードだが、その状況下でも1分33秒台で淡々と走行を続け、34周目、クラス14位でピットイン。後半スティントを都筑に託した。少しでもマシンの状況を改善すべく、都筑はリチャードが使用したものとは別のコンパウンドのタイヤを装着しピットアウト。ライバルの脱落も有り各車ピットストップを終える頃にはクラス12位まで浮上するも、苦しい展開は変わらず徐々にポジションダウン。クラス16位までポジションを落として開幕戦レースを終えた。

  • P1 #11 GAINER DIXCEL SLS 平中克幸 / ビヨン・ビルドハイム
  • P2 #4 GSR 初音ミク BMW 谷口信輝 / 片岡龍也
  • P3 #87 ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3 山内英輝 / 吉本大樹
  • P16 #21 ZENT Audi R8 LMS ultra 都筑晶裕 / リチャード・ライアン
チーム代表 一ツ山幹雄
 「正直なところ、シーズンオフから公式テスト後までチームにあった高いモチベーションはこの開幕戦の前日で消えてしまいました。GTA調整値+40kgで全て台無しです。リチャードとは今年のことについては昨年のJAF GPでほぼ話し終えていました。そして年末には実際に彼と契約を済ませていました。GT500という選択肢もあった彼が、Hitotsuyama Racingを優勝させたい。チャンピオンになれるだけのポテンシャルがあるから。と言ってまだまだGT500の可能性がある中で契約書にサインしてくれたのです。それから新車を用意し、タイヤも実績のあるハンコックタイヤと契約することができました。さらに、チーム内のコミュニケーションを大事にし、より効率化を図るために、メンテナンスも鬼木監督が自ら立ち上げたメンテナンス会社に変更しました。ドライバーラインナップ以外は大改革して臨んだ岡山公式テストでクラス2位のタイムを残しました。さて開幕戦頑張ろう。そんな矢先に書類一枚の通達で40kg積みなさい、ですからね。でもネガティブなことばかり言っていても仕方ないので、今置かれた状況でベストを尽くしていきます。ハンコックタイヤもAudiに合わせこんでいけばもっともっとポテンシャルは上がるはずですし、とにかくハンコックの皆さんはポジティブです。第2戦富士ではもっと良いところを魅せられるように努力します。宜しくお願い致します。」

 第2戦富士は4月28日~29日に富士スピードウェイにて開催されます。引き続き、皆様からの沢山のご支援・ご声援をお待ちしております。

Offcial Facebook page of Hitotsuyama Racing.
http://www.facebook.com/pages/Hitotsuyama-Racing/202417599846736

Hitotsuyama Racing Press release

スーパー耐久

S耐:チームエーワン、ST-4クラスにインテグラタイプR(mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5)で参戦 (A-ONE)

 チームエーワンは2013年のスーパー耐久シリーズST-4クラスにホンダインテグラタイプRで参戦すると発表した。ドライバーには鈴木陽、山崎学、森国形、中村旬を起用、ST-4クラスチャンピオンを目指す。以下、プレスリリース。

チームエーワン2013年スーパー耐久活動計画

 チームエーワンは、若者が夢を描き、夢に向かって挑戦する姿、人と人を結び付ける求心力としてのレース活動に意義を見い出し、20年以上の歴史をもつスーパー耐久シリーズに参戦を続けています。

 2013年シーズンもチームエーワンは、ブレーキディスクローターブランドであるmountain、データロガーVBOXをはじめ多くのサポートを得て、ホンダ・インテグラDC5にてST-4クラスに参戦することが決定致しました。

 ドライバーは、4輪レース経験わずか2年ながら、スーパー耐久シリーズ3年目を迎える鈴木陽(すずきあきら)選手がAドライバーを努め、Bドライバーには、長年スーパー耐久シリーズに参戦するベテランの山崎学(やまざきまなぶ)選手を迎えます。またCドライバーにフェラーリカップ、鈴鹿クラブマンレースなどで活躍する森国形(もりくになり)選手を起用(第1戦は中村旬(なかむらじゅん)選手)し、激戦のST-4クラスに挑みます。

 常にファイティング・スピリットを持ち続け、全国のモータースポーツファンに熱く感動あるシーンを届け、夢に向かって挑戦することの喜びを、多くの人達と共有してまいりたいと思っておりますので、今シーズンもご支援・ご声援の程、宜しくお願い致します。

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【参戦体制】
エントラントチームエーワン
メンテナンス有限会社エーワン
クラスST-4
マシンホンダ・インテグラ・タイプR(型式:DC5)
マシン名mountain.VBOXJAPAN.YH.DC5
カーナンバー#73
監督大河原 一
チーフエンジニア山田 浩一
マネージャ小林 義則
ドライバー鈴木 陽/山崎 学/森 国形/中村 旬
レースクィーン田中とみこ/氏福じゅりえ
【参戦レース】
大会開催日開催サーキット
第1戦4月20(土)~21日(日)スポーツランドSUGO(宮城県)
第3戦7月20日(土)~21日(日)ツインリンクもてぎ(栃木県)
第4戦8月10日(土)~11日(日)富士スピードウェイ(静岡県)
第6戦9月21日(土)~22日(日)
※WTCC併催
鈴鹿サーキット(三重県)
Text & Photo: チームエーワン

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 GAINER DIXCEL SLS、2年連続開幕優勝を飾る (GAINER)

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2013年4月6日(土曜日) 曇り/雨
  • 公式練習:9:00~10:40 気温:17度・天候:曇/雨・路面状況:ドライ/ウエット
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 Bjorn Wirdheim 気温:13度・路面温度:15度・天候:雨・路面状況:ウエット
  • ノックアウトQ2:15:20~15:30 平中 克幸 気温:14度・路面温度:15度・天候:雨・路面状況:ウエット

 全日本GT選手権から数えて今年で20年目を迎えるSUPER-GT。開幕は昨年と同じ岡山国際サーキットで開催された。今回は爆弾低気圧の影響で暴雨風予報で、予報は外れることなく土曜日は雨、日曜日は風に悩まされるレースとなった。

 GAINERは本年度より2台体制になり、ドライバーもエースカーの11号車に平中克幸をAドライバーに起用、昨年まで500クラスで走行し、国際F3000選手権のシリーズチャンピオンにも輝いたことのあるビヨン・ビルドハイムが新規加入した。10号車には長年GAINERのエースとして君臨してきた田中哲也と、2008年に田中哲也とコンビを組んでいた植田正幸が復帰。マシンも悲願のチャンピオン獲得に向けてMercedes-Benz SLS AMG GT3にスイッチした。シーズン前から11号車は何度となくタイヤテスト、ブレーキテストを行い、岡山には万全の体制で乗り込んできた。

 金曜日朝から空は黒い雲に覆われ、今にも雨が落ちてきそうだ。走行開始はドライで走れたものの、ポツポツと雨が落ちてきて、開始20分では既に路面はウエット。平中から走行を開始していたが、路面が不安定だった為一旦ピットで待機。その後ウエットタイヤで走行を再開。

 アンダーステアがきつい様で、足回りを調整しながら走行を続ける。その後ビヨンに変わり、4度の赤旗を挟み走行は終了した。

gt_r01_g11_02.jpg  今年の予選は全戦Q1とQ2のノックアウト方式が採用される。雨と風の影響で10分遅れの14時10分から15分間のQ1が開始。まずQ1を担当するのはビヨン。開始早々にモスエスでコースアウトするマシンが発生。赤旗中断となる。再開された後の計測2周目に1分48秒460のタイムで暫定トップへ。しかしGT-Rに更新され後退。計測4周目に1分45秒465で3番手に付ける。その後再びコースオフしスタックしたマシンが出たため赤旗に。残り3分で再びコースへ。しかし1周もしないうちに再びスピンして止まるマシンがあり赤旗が提示され、この時点でQ1は終了し11号車はQ2に進出を決めた。

 雨が激しさを増し、35分遅れでQ2が開始。Q2は13分間で行われる。平中がポールを目指してコースへ。平中は徐々にタイムを上げていき、3周目には1分42秒295のタイムで計時のトップに名前を載せる。

 このままのポジションを期待したが、No.61 BR-Zが驚異的なタイムでポールを奪取。暖まりを考えユーズドタイヤでアタックしていた為か、その後平中はタイプアップすることが出来ず、明日のグリッドは3番手の位置からのスタートとなった。

Bjorn Wirdheimコメント
 今日は良かった。コンディションは非常に難しかったが、チームが良いマシンを仕上げてくれて僕自身良いパフォーマンスを予選で出すことが出来ました。雨の中思うように走ることが出来、良かったと思います。
平中 克幸コメント
 狙うはポールポジションだったのですが、BR-Zが思いの外速くて、あのタイムは見えない状態でした。僕らが今できる限りのことは出来たんじゃないかと思います。明日のレースはドライになりそうなので、今年のシーズン前のテストでもかなり走り込んでデータも取れているので、それをしっかり見直して、明日の決勝に臨みたいと思います。
2012年4月7日(日曜日)
  • フリー走行:9:15~9:45 気温:9度・天候:晴・路面温度:15度・路面状況:ドライ/ウエット
  • 決勝82周(78周):14:00~ 気温:10度・天候:晴/曇/雨・路面温度:21度・路面状況:ドライ/ウエット

gt_r01_g11_03.jpg  朝にはまだ霧雨のような雨が降っていたが、走行開始頃には日差しが差してきていた。まずビヨンからウエットタイヤで走行を開始。 決勝シミュレーションも行い平中へ。この時点で徐々に路面は乾き初めドライタイヤに履き替えて再びコースへ。このセッションは4番手で走行を終えた。

gt_r01_g11_05.jpg  決勝はドライ路面でスタートした。スタートを担当したのはビヨン。スタートもミス無く3番手で1コーナーに消えていく。ペースの上がらないNo.61 BR-ZをまずNo.3 GT-Rが1周目にパス、続いてビヨンも3周目の1コーナーでパス。前を行くNo.3を追いかける。

 差を周回毎に詰めていき、ペースの落ちてきた11周目のアウトウッドでインをさし、トップに浮上。そこからビヨンのペースは落ちることなく1分31秒台から32秒台のペースを守り、47周目にピットへ。前の周に入った10号車が接触によるドアトラブルに見舞われまだピットから離れていなかったが、10号車のメカニックが急いでマシンをピット内に納め、通常通りに11号車のピット作業を終え、平中をコースに送り出す。

 2番手にはNo.4 BMWが迫っていたが、素早いピット作業と、ビヨンが20秒近くのビハインドを持って平中にバトンを渡してくれていたので、8秒合った差もNEWタイヤでのアウトラップには5秒まで縮められてはいたものの、その後徐々に引き離し、66周目には23秒差まで広げていた。最終的には11秒の差を持って2年連続開幕戦でトップチェッカーを受けた。

平中 克幸コメント
 このシーズンオフで凄くテストをすることが出来て、そのデーターが今日のレースに生きたことが勝因だと思います。DUNLOPさんにもTeamに感謝しています。ビヨンもファーストスティントで、凄く良い走りをしてくれたので、本当に楽に自分のスティントを走ることが出来ました。昨年に続いて開幕戦優勝が出来て本当に良かったです。今年は失速することなく、チャンピオンシップをリードしていけたら良いですね。
Bjorn Wirdheimコメント
 今日はパーフェクトなレースが出来ました。僕はスタートを担当しましたが、DUNLOPさんのタイヤは素晴らしく、自分のスティントの最後でも同じように走ることが出来ました。ピット作業もチームはパーフェクトでした。平中のスティントもパーフェクトでした。今日のレースは本当にハッピーでした。GAINERで初めてのレースを優勝で飾ることが出来て本当に良かった。

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Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 GAINER Rn-sports DIXCEL SLS、接触によるトラブルを乗り越え安定した走りで次戦に期待! (GAINER)

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2013年4月6日(土曜日) 曇り/雨
  • 公式練習:9:00~10:40 気温:17度・天候:曇/雨・路面状況:ドライ/ウエット
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中 哲也 気温:13度・路面温度:15度・天候:雨・路面状況:ウエット
  • ノックアウトQ2:15:20~15:30 植田 正幸 気温:14度・路面温度:15度・天候:雨・路面状況:ウエット

gt_r01_g10_01.jpg  全日本GT選手権から数えて今年で20年目を迎えるSUPER-GT。開幕は昨年と同じ岡山国際サーキットで開催された。今回は爆弾低気圧の影響で暴雨風予報で、予報は外れることなく土曜日は雨、日曜日は風に悩まされるレースとなった。

 GAINERは本年度より2台体制になり、ドライバーもエースカーの11号車に平中克幸をAドライバーに起用、昨年まで500クラスで走行し、国際F3000選手権のシリーズチャンピオンにも輝いたことのあるビヨン・ビルドハイムが新規加入した。

 10号車には長年GAINERのエースとして君臨してきた田中哲也と、2008年に田中哲也とコンビを組んでいた植田正幸が復帰。マシンも悲願のチャンピオン獲得に向けてMercedes-Benz SLS AMG GT3にスイッチした。10号車は3月末にマシンが到着し、シェイクダウンを行って開幕戦に臨んだ。

 金曜日朝から空は黒い雲に覆われ、今にも雨が落ちてきそうだ。走行開始はドライで走れたものの、ポツポツと雨が落ちてきて、開始20分では既に路面はウエット。田中から走行を開始していたが、路面が不安定だった為一旦ピットに戻る。その後ウエットタイヤで走行をすぐに再開。リアウイング等調整しながら走行を続ける。その後植田に変わるが、雨が激しくなり、4度の赤旗を挟み走行は終了した。

 今年の予選は全戦Q1とQ2のノックアウト方式が採用される。雨と風の影響で10分遅れの14時10分から15分間のQ1が開始。

 まずQ1を担当するのは田中。 少し間をおいてからアタック開始。しかし早々にモスエスでコースアウトするマシンが発生、赤旗中断となる。

 再開された後の計測3周目に1分48秒067のタイムで暫定5番手。Q2には上位13台が進める。その後再びコースオフしスタックしたマシンが出たため赤旗に。残り3分で再びコースへ。しかし1周もしないうちに再びスピンして止まるマシンがあり3度目の赤旗が提示され、この時点でQ1は終了し10号車はQ2に7番手で進出を決めた。

 雨が激しさを増し、35分遅れでQ2が開始。Q2は12分間で行われる。植田に上位ポジションを獲得すべく期待が掛かる。植田は徐々にタイムを上げていき、一旦は6番手のポジションだったが、最終的には9番手のグリッドからのスタートとなった。テストもほとんど出来なかった中では、上出来といえるかもしれない。

植田 正幸コメント
 哲也さんと組むのが4年ぶりで、久しぶりにトップドライバーと組めるのを楽しみにしていました。今回の雨は酷かったのですが哲也さんが7番手をキープしてくれたので、そのポジションは下げたくなかったのですが、慎重になりすぎて9番手まで落としてしまいました。シングルで収まったので、明日の決勝は頑張って哲也さんのポジション守り、それ以上の走りをしたいと思っています。
田中 哲也コメント
 コンディションが不安定な中、準備もしっかりと出来ていない中、シングルポジションに入れたって事は良かったかな。決勝では着実に行って、出来たら表彰台を狙える感じで、走りたいと思っています。シーズン序盤なので無理しないで良い成績を残して行きたいと思っています。
2012年4月7日(日曜日)
  • フリー走行:9:15~9:45 気温:9度・天候:晴・路面温度:15度・路面状況:ドライ/ウエット
  • 決勝82周(77周):14:00~ 気温:10度・天候:晴/曇/雨・路面温度:21度・路面状況:ドライ/ウエット

gt_r01_g10_04.jpg  朝にはまだ霧雨のような雨が降っていたが、走行開始頃には日差しが差してきていた。まず田中からウエットタイヤで走行を開始。車高以外はほぼドライセットのままで走行。その後決勝シミュレーションも行い植田へ。難しい路面コンディションの中、30分の走行は終了した。

 決勝はドライ路面でスタートした。スタートを担当したのは田中。スタートもミス無く9番手で1コーナーに消えていく。4周目に前を行くNo.0 Porscheをアウトウッドでインをつき交わそうとしたところ、それよりさらにイン側にむりやり頭を入れてきたNo.48 GT-Rに挟まれる形でハーフスピン。大きく順位を落としてしまう。

 田中は少しでも前のポジションで植田に繋ごうと、前車をパスしていき順位を上げていく。36周目には11番手までポジションを上げ、ルーティーンのピットタイミングを待つ。

 45周目に植田と交代するべくピットへ。確実にピット作業を終えるかと思われた時、接触による破損がドアに見つかり、ガルウイングのドアが脱落してしまうトラブルが発生。11号車がルーティーンの為ピットに戻ってくるため、急いでマシンをピット内へ。

 応急修理を行い植田を送り出す。この時点で既に3分近くのロスタイムを要してしまい、表彰台の夢は潰えてしまった。しかし、少しでも前のポジションを獲得するべく、植田の激走が始まる。50秒以上差が開いていたNo.5 F458を15周でパス。続いてNo.21 AUDIも13秒差だったが、5周でパス。

 続いて前車のNo.30 AUDIを追いかけようとするが、その差は20秒あり、残り3周ではさすがに届かず、15番手でチェッカーを受けた。今回の激走で、10号車、11号車共に表彰台に登る日もそう遠くはないかも知れない。

田中 哲也コメント
 スタートはまぁまぁでしたが、僕が0号車をパスしにいこうとしたときに、GT-Rがインから入ってきて接触してしまい、大きく順位を落としてしまいました。その後はそんなにペースも悪くなく車のバランスも悪くなく走れていたので、その接触が非常に残念です。車は良かったので、次は今回以上の成績を残せるように頑張ります。
植田 正幸コメント
 哲也さんがアクシデントに巻き込まれ、車にもダメージを被ってしまいましたが、タイヤも良くラップ的には安定して走れたので、次回は表彰台目指して頑張ります。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第2戦 決勝

プレスインフォメーション 2013年4月07日 
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岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第2戦 決勝を、2013年4月7日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。

天候:晴時々雨 路面:ドライ 気温:11℃ 路面温度:15℃(スタート時)

MJ13_0070ポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)第2戦が4月7日(日)、富士スピードウェイで開催された。日本列島に大雨を降らせた低気圧は東へと去り、前日とは打って変わって太陽が顔をのぞかせ、晴天に恵まれた。それでも風は強く、時折流されてきた雨雲からは小雨が降り注ぐという気の抜けないコンディション。早朝湿っていた路面は、SUPER GTのフリー走行などによって渇いていき、PCCJ第2戦のスタートとなる10時30分前にコースのほとんどはドライ路面となっていた。

10時25分、PCCJは全車ドライタイヤを装着してコースイン。各車ローリングしながら感触を確かめつつグリッドへと移動していく。メインスタンドを埋めた大勢の観客が固唾を飲んで見守るなか、全16台が一斉にスタートを切った。3番グリッドの#12 小河諒がいいスタートを決め、2番グリッドの#78 近藤翼をパス。ポールポジションの#14 川端伸太朗に続いて1コーナーに飛び込んでいく。一方、その後方では複数のアクシデントが発生。このアクシデントで#7 星野敏 #33 Tetsuo OGINOがマシンを止めることとなり、6番手スタートの#19 永井宏明と8番手スタートの#32 飯田太陽も大きく遅れを喫することとなった。また、#21 高田匠と#8 櫻井澄夫もコースアウトしたもののすぐに戦列復帰を果たしている。

序盤のアクシデントを尻目に快走を続ける#14 川端、#12 小河、#78 近藤は、競り合いながら4番手以下を徐々に引き離していく。4番手につけていた#10 川口正敬はマシンから振動が出てしまい、スロー走行ののちリタイアを喫することとなった。後方の#32 飯田もリタイアを決め、序盤のアクシデントと合わせて16台中5台が戦列を去るという第1戦以上に波乱のレースとなった。

トップを争う3台はそれぞれ0.5秒程度の差で接戦を演じていたが、2番手につけていた#12 小河が#14 川端の隙をついて7周目終了時点でトップに。#78 近藤も#14 川端に迫るが、スピンを喫してしまい万事休す。フロントセクションをヒットしダメージを受けてしまい、11周目のピットレーン出口にマシンを止めた。これで上位は#12 小河、#14 川端に続いて#25 神取彦一郎というオーダーに。#14 川端と#25 神取のギャップは25秒と大きく開いている。

その間、後方でも熾烈なバトルが繰り広げられていた。序盤に出遅れた#21 高田匠が次々と順位を上げていき、クラストップを行く4番手の#2 田島をパス。一時は4番手にまで上り詰めるほどの速さを見せた。また、7番手前後の中団では#27 眞野壮一郎、#3 江本玄、#24 田中徹、#23 藤田宗の4台が数周にわたって接近戦を展開。息をもつかせぬバトルから抜け出したのは#3 江本だった。ダブルヘアピンのふたつ目で#27 眞野のミスを突きオーバーテイクを決めると、ジェントルマンクラス3番手に順位を上げることに成功する。

チャンピオンクラスは大きな順位変動なく、#12 小河、#14 川端、#25神取というトップ3でフィニッシュ。ジェントルマンクラスは、#2 田島が最終ラップで#21 高田を再逆転するというドラマチックな展開でクラス優勝を飾っている。また、クラス3位は1年半ぶりの表彰台となった#3 江本が獲得することとなった。序盤にアクシデントはあったものの、ワンメイクレースならではの接近戦が各所で見られた第2戦となった。

初優勝を果たした#12 小河はホームストレート上にマシンを止めると大きくガッツポーズ。「最高です。天候も良くタイヤのマネジメントにも自信がありました。降り出した雨にも落ち着いて対応できました。この岡山でメカニックの人たちとの信頼関係をガッチリ築くことができたので、セッティングもバッチリ決まりました。“ポルシェを触らせたらウチのディーラーメカニックは日本一だ”と言えますね(笑)。富士でもいいセットが見つかっているので、守りに入らず攻めの姿勢でいきたいと思います」と笑顔を弾けさせた。

対する#14 川端は「セッティングについての僕のズレがあって、ドライでのいいグリップを引き出せないクルマになってしまいました」と言葉少なに語る中にも悔しさをにじませた。クラス3番手に入った#25 神取は「スタートは良かったんですが、終盤に近藤選手のクーラントに乗ってしまいフロントタイヤを傷めてしまいました。その後はいたわりながらの走行でしたね」とレースを振り返った。

10番手スタートながらジェントルマンクラスの優勝を果たした#2 田島。「序盤のアクシデントは冷静にかわすことができました。あとはマイペースで自分のベストを尽くそうと。第1戦では少し悩んでしまいましたが、今日については不安はありませんでしたね。最後の逆転はもちろん狙っていました」と会心の笑みを見せた。

クラス2番手は第1戦で2位を獲得した#21 高田。マシンを降りるとチームメイトでもある#2 田島と堅い握手を交わした。最終ラップでの逆転については「これもレースですし、チームでワンツーですから」と今週末の走りに手応えと自信を得た様子。クラス3位に入った#3 江本は「めちゃくちゃうれしいです。涙が出ました。実は何度も危なかったのですが、スピンしないよう頑張りました。次もこの流れに乗って、実力で上に行けるようにしたいですね」と久しぶりの表彰台をチームとともに喜んだ。

次戦、第3戦は4月28日(日)〜29日(月・祝)に富士スピードウェイ(静岡県)で開催。こちらも岡山大会同様SUPER GTとの併催となる。また、ゴールデンウイーク前半ということもあり、関東近県から多くのレースファンが集まる。PCCJはすでにシーズン前のテストを富士スピードウェイでおこなっており、ここを得意としているカレラカップパイロットは、さらにセッティングを煮詰めてくることが予想される。国内随一の高速サーキットで繰り広げられる接戦に期待したい。

■第2戦決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 24'39.908
2 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE +5.652
3 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ +34.307
4 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +35.537
5 21 高田 匠 G TAKUMI RACING +36.500
6 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +46.122
7 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション +48.188
8 23 藤田 宗 G 魁力屋 ディレクション +48.488
9 24 田中 徹 G たかのこ みきゃんGT3Cup +53.931
10 8 桜井 澄夫 G ロードサービスGT-3 +58.735
11 19 永井 宏明 C ナインレーシング 3Laps
12 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 5Laps
以上完走
10 川口 正敬 C ケイシンゲイナー 11Laps
32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 12laps
7 星野 敏 G D'station HAI997 15Laps
33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティアGT3 15Laps

ベストラップ:#12 小河 諒 1'36.308 8/15

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)が激戦を制して開幕戦で優勝、Hondaは1-2フィニッシュ! (HONDA)

  • 2013年4月7日(日)・決勝  会場:岡山国際サーキット(3.703km)  天候:曇りのち晴れ 気温:8℃(15:00時点)  路面温度:18℃(15:00時点)  コースコンディション:ドライときどきセミウエット 観客:1万6000人(主催者発表)  周回数:81周

gt130407002L.jpg  4月7日(日)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300KM RACE」の決勝レースが行われました。

 ウエットコンディションの中で行われた昨日の公式予選では、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)が2番手に入ってフロントローを獲得。さらに#17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)が5番グリッド、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)が6番グリッドと、Honda勢はトップ6に3台のHSV-010 GTを送り込むことに成功しました。さらに#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/松浦孝亮組)は8番グリッド、#18 ウイダー モデューロ HSV-010(山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組)は9番グリッドを手に入れ、岡山国際サーキットにおけるHSV-010 GTの優位性を証明しました。

 昨日から今日にかけて、台風並みの強い低気圧が日本列島を横切った影響で、決勝レースが行われた本日は、冷たい風が吹き続ける一日となりました。また、上空で強い風が吹いているために空模様の変化も早く、晴れていたかと思えば曇り、さらには時折り雨がぱらつくという不安定な天候となりました。

 午前9時15分から30分間にわたって行われた今朝のフリー走行は、最初のうちはウエットでしたが、セッション後半になるに従って乾いていく難しい路面コンディションとなりました。このため多くのマシンはセッション前半をウエットタイヤで、後半をスリックタイヤで走行しました。

 ここで決勝に向けての最終調整を行ったHonda勢は、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の8番手を筆頭に、#32 EPSON HSV-010は11番手、#17 KEIHIN HSV-010は12番手、#100 RAYBRIG HSV-010は14番手、#8 ARTA HSV-010は15番手となるタイムを記録しました。ただし、ライバル勢との差は小さく、決勝ではどれだけ長く安定したペースを保てるかどうかで、勝敗が決すると予想されました。

 決勝でのスターティングドライバーには、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は山本選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手がそれぞれ起用されました。

 午後2時に決勝レースに向けたフォーメーションラップが始まりましたが、#32 EPSON HSV-010に乗る道上選手が1コーナーで軽いコースアウトを喫したため、少し遅れて隊列に戻る形になりました。このため、主催者はフォーメーションラップをもう1周行って隊列を整えた上でスタートを切ることを決めます。これにともない、決勝レースの周回数は予定よりも1周少ない81周となりました。

 2周のフォーメーションラップを終えたところでグリーンランプが点灯し、81周のレースが幕を開けました。ここで#32 EPSON HSV-010の道上選手は2番手のポジションを守る一方、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手と#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢選手は早々と2台のライバルを攻略。そろってポジションを2つ上げ、それぞれ3番手と4番手となってオープニングラップを終えます。これにより、2番手から4番手までがHSV-010 GTで占められる状況となりました。さらに、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本選手もポジションを2つ上げて7番手となりましたが、ウォームアップに時間のかかるハードタイヤを装着した#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は15番手へと後退しました。

 #18 ウイダー モデューロ HSV-010は序盤から積極的なドライビングで前を走るライバルを追い詰めていきます。そして3周目にその差を0.5秒とすると、5周目にはライバルの攻略に成功し、5番手となります。一方、路面コンディションとタイヤがマッチしない#32 EPSON HSV-010はペースが上がらず、レース序盤で#17 KEIHIN HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の3台に進路を譲る形となり、自らは6番手となります。

 #17 KEIHIN HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の3台は、互いに接近戦を繰り広げながらトップを走るライバルを追い詰めていきます。そして5周目に3.7秒だったトップと#17 KEIHIN HSV-010の差は、10周目には2.1秒差まで縮まりますが、思うようにライバルを追い詰めることができません。このため4台の戦いは一時的にこう着状態に陥ります。そのあと、15周目には#18 ウイダー モデューロ HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010がポジションを入れ替え、#18 ウイダー モデューロ HSV-010が3番手、#100 RAYBRIG HSV-010が4番手となります。さらに37周目には#32 EPSON HSV-010が周回遅れと接触してスピンし、8番手から11番手に順位を落としました。

 これと前後して各マシンは次々とピットに入り、タイヤ交換、燃料補給、ドライバーチェンジを行います。GT500クラスでは、ほとんどのチームが45周目までにピットストップを終えましたが、耐久性に優れるハードタイヤを装着した#8 ARTA HSV-010はピットストップするタイミングをだれよりも遅らせ、45周目にはトップに浮上。自らがピットストップを行った47周目まで首位を快走することとなりました。

 GT500クラスの全車がピットストップを完了し、山本選手から交代したマコヴィッキィ選手が乗る#18 ウイダー モデューロ HSV-010が、Honda勢でトップとなる2番手へと浮上しました。これに続く3番手は小暮選手の#100 RAYBRIG HSV-010で、以下、塚越選手の#17 KEIHIN HSV-010が4番手、松浦選手の#8 ARTA HSV-010は10番手、レース前半にアクシデントに巻き込まれた中嶋選手の#32 EPSON HSV-010は11番手を走行していました。

 トップを走るライバルと#18 ウイダー モデューロ HSV-010の差は、48周目に4.3秒だったのが52周目には5.5秒まで広がります。しかし、ここからマコヴィッキィ選手は反撃に転じ、62周目には3.0秒まで詰めます。さらに、3番手と4番手を走る#100 RAYBRIG HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010も、次第に#18 ウイダー モデューロ HSV-010との差を詰めていきます。そして65周目には#18 ウイダー モデューロ HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010の3台がわずか0.4秒の間隔で走行する接近戦となり、同じHonda勢で緊張感あふれるバトルを展開します。あわや接触かと思われる状況が何度も訪れましたが、3名のドライバーはあくまでもフェアプレーに徹し、実際に接触することはありません。一時、0.1秒差となった#18 ウイダー モデューロ HSV-010と#100 RAYBRIG HSV-010のギャップは、マコヴィッキィ選手の奮闘により67周目には0.7秒まで広がります。ところが、その直後のアトウッドカーブで#18 ウイダー モデューロ HSV-010がスピン。すぐに態勢を立て直してレースに復帰したものの、4番手へと後退してしまいます。これにともない、#100 RAYBRIG HSV-010は2番手、#17 KEIHIN HSV-010は3番手に浮上。2台はテールトゥノーズとなって、トップの追撃を再開しました。

 68周目に3.6秒だった#100 RAYBRIG HSV-010とトップとの間隔は、70周目には2.8秒となり、73周目には0.3秒まで縮まります。このあと、#17 KEIHIN HSV-010を含めた3台は手に汗握るドッグファイトを繰り広げました。そして、#100 RAYBRIG HSV-010が一瞬の隙をついてライバルの攻略に成功すると、直ちに#17 KEIHIN HSV-010もこれに追随。77周目には#100 RAYBRIG HSV-010がトップ、#17 KEIHIN HSV-010が2番手となり、Hondaの1-2態勢となりました。

 2番手の#17 KEIHIN HSV-010に乗る塚越選手は最後まであきらめずに、小暮選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010を追走。最終ラップには、目の前を走る周回遅れがスピンし、#100 RAYBRIG HSV-010に接触した影響で、#17 KEIHIN HSV-010が並びかける一幕もありましたが、最終的には小暮選手がトップを守りきって#100 RAYBRIG HSV-010が優勝。チームクニミツとしては2006年以来の優勝を飾りました。さらに#17 KEIHIN HSV-010が2位となり、Hondaは開幕戦で1-2フィニッシュを成し遂げました。なお、#18 ウイダー モデューロ HSV-010は最終ラップに1つ後退して、5位でフィニッシュ。#8 ARTA HSV-010は9位、#32 EPSON HSV-010は11位でチェッカーフラッグを受けました。

 この結果、ドライバー部門のタイトル争いでは#100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也/小暮卓史組が20点を獲得してトップに立ち、#17 KEIHIN HSV-010の塚越広大/金石年弘組は15点で2番手。そして#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本尚貴/フレデリック・マコヴィッキィ組は6点で5番手、#8 ARTA HSV-010のラルフ・ファーマン/松浦孝亮組は2点を手に入れて9番手につけています。

 一方、GT300クラスは、昨日の公式練習中にクラッシュした影響で公式予選に出走できなかった#55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)がメカニックの懸命な修復作業によって決勝への出走を果たし、2台のHonda CR-Zで挑みました。

 決勝レースは、#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)が20番手、#55 ARTA CR-Z GTが25番手からスタート。#16 MUGEN CR-Z GTは安定した走りでばん回し、7位でフィニッシュ。#55 ARTA CR-Z GTも12位完走にこぎ着けました。

 第2戦は4月28、29日に富士スピードウェイで開催されます。

コメント
松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「今朝のフリー走行ではドライコンディションで好タイムを記録することができ、大きな手応えをつかみましたが、ライバルがどのようなタイヤを使い、それらをどれくらい長くもたせることができるかが読みきれなかったため、この点が勝敗を分けることになると考えていました。結果的に、#100 RAYBRIG HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010の装着したタイヤがライバルを上回る安定性を発揮したため、開幕戦で1-2フィニッシュを果たすことができました。3年ぶりのタイトル奪還に向けて最高の滑り出しを切れたと素直に喜んでいます。そのほか、5台のHSV-010 GTがそろって高いパフォーマンスを発揮したことは開発の方針が正しかったことを証明するものであり、この点についても満足感を覚えています。次戦はストレートスピードが勝敗を分ける富士スピードウェイでの開催となりますが、HSV-010 GTらしい戦いで好成績を狙っていきます。引き続き5台のHSV-010 GTに熱い声援をお送りください」
伊沢拓也(優勝 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「小暮選手が今シーズンからパートナーとなりましたし、オフの間にがんばってマシンを開発してくれて、みんなの思いがこの結果につながったと思います。僕自身、昨年の開幕戦ではあと一歩のところで優勝に手が届かなかったですし、GT500クラスの中ではチームクニミツがいちばん勝利から遠ざかっているチームということでプレッシャーも感じていたので、今回の優勝は“うれしい”のひと言です」
小暮卓史(優勝 #100 RAYBRIG HSV-010)
 「今シーズンからチームを移籍し、SUPER GTでは初めての移籍ということもあって、1年目みたいですべてが新鮮な気持ちです。伊沢選手という速いドライバーもいて、チャンピオンを狙える環境を整えてもらい、周りの思いも後押ししてくれました。今日のレースはいろいろとありましたが、最後には勝ててよかったです。ただ、これで安心するのではなく、HSV-010 GTにとって最後のシーズンなので、絶対にチャンピオンを取って、周囲の人たちに恩返しをしたいです」
塚越広大(2位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「Hondaマシンの1-2をサポートすることができて本当によかったです。オーバーテイクのシーンでは、小暮選手がライバルのマシンを抜きにいったので、それに付いていかないと逃げきられると思い、ずっと隙を狙っていました。マシンの調子もよいので、どのコースでも今回のようなトップ争いをし、シーズンを見越して取りこぼしのないように次戦からも戦っていければと思います」
金石年弘(2位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「前半からペースがよく、ライバルのマシンに追いつきながらも、なかなか抜くことができない状況が続きました。なるべく引っ張れるだけ引っ張ったのですが、そのうちにタイヤがきつくなってしまい、あとは塚越選手に任せて祈るのみでした。チームのモチベーションも高いですし、このままの流れで次戦もがんばっていきたいと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山 SUPER GT開幕。後方からの追い上げ惜しくも届かず、立川祐路/平手晃平組LEXUS SC430が4位 (TOYOTA)

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12番手スタートから追い上げ4位でフィニッシュした
ZENT CERUMO SC430 38号車

 SUPER GTの2013年開幕戦となる第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月6日(土)、7日(日)の両日、岡山県の岡山国際サーキットで開催された。

 今季はJGTC時代から数えると20年目というシリーズにとって節目となるシーズン。また来季より車両やエンジンの規則が大きく変わるため、現行規則の車両による最後のシーズンとなる。GT500クラスのLEXUS勢は若干ドライバーとチームの変更はあったが、5チーム6台のLEXUS SC430が2009年以来のチャンピオン奪還を目指す。

 GT300クラスには、2シーズン目となるハイブリッド・レーシングカー、トヨタ プリウスが出場した。

◆予選◆

 4月6日(土)の予選は、春の強い低気圧の影響を受け、大荒れの天候の下で行われた。  午後2時から予定されていた予選セッションは、降雨のために10分スタートが順延。先に行われたGT300クラスのQ1でコースアウトやスピンによる赤旗中断が続発し、午後2時15分からの予定だったGT500クラスQ1は、午後3時からと大きく遅れて開始された。

 ヘビーウェットのコンディションながら、前半はコースオフなどもなくセッションは進んでいったが、終盤に入ると各車Q2進出へ向けペースアップ。残り5分となったところで、6番手につけていた石浦宏明がドライブするDENSO KOBELCO SC430 39号車が1コーナーでコースアウト。赤旗中断となり、赤旗の原因を作ったとして39号車は無念のタイム抹消。最後尾スタートとなってしまった。

 残り5分でセッションが再開されると、各車ラストアタックでめまぐるしく順位が入れ替わる展開に。SC430勢では荒聖治がアタックしたWedsSport ADVAN SC430 19号車が4番手につけたものの、他の車両はタイムを伸ばせず、10番手以降にKeePer TOM'S SC430 37号車、ENEOS SUSTINA SC430 6号車、ZENT CERUMO SC430 38号車、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が続くこととなり、5台が無念のQ1敗退。

 その後、天候は更に悪化し、GT500クラスのQ2はキャンセルに。19号車は2列目4番手グリッドから7日(日)の決勝レースをスタートすることとなった。

 GT300クラスでは、Panasonic apr PRIUS GT 31号車が好走を見せたものの、アタックラップ中にコースアウト車両が発生し赤旗が振られてしまうという不運にも見舞われ、惜しくも一つ届かず、上位13台によるQ2進出はならず。14番手グリッドから決勝に挑む。

◆決勝◆

 7日(日)の決勝日は、朝のフリー走行開始時点では若干雨がぱらついたものの、午後2時の決勝スタート時には完全なドライコンディション。しかし、気温は11度、路面温度は21度と低く、各車タイヤを暖めるのに苦労することとなった。

 82周の決勝レースへ向けたフォーメーションラップが開始されると、いきなりコースアウトする車両が発生。フォーメーションラップは1周延長され、決勝は81周で競われる形でスタートが切られた。

 LEXUS勢最上位グリッドの19号車はペースが上がらず、1周目で10位まで後退。10、12番手と後方グリッドスタートの37、38号車がこれをかわして8,9位へとポジションを上げると、14番手スタートの36号車も続き、中団グループでSC430同士の激しいバトルを展開した。

 今季SUPER GTデビューとなり、中嶋一貴のパートナーとして36号車のスタートを担当したジェームス・ロシターは、13番手スタートから着実にポジションを上げ、38号車の平手晃平と7位争いを展開していたが、7周目にパスしようとした際に接触。ホイールを痛め、緊急ピットイン。上位争いから脱落してしまった。

 38号車は前を行く37号車を15周目にパスし、6位浮上。最後尾スタートの39号車も石浦宏明が好走を見せ、16周目に38号車に続く7位まで順位を上げた。

 1周が短い岡山で、次々に現れる周回遅れをかわしながら前を追う38号車は、中盤に入ると前走車との差を詰めていき、一時は13秒近くあった5位との差を6秒近くまで短縮。

 36周目、37号車が先陣を切ってピットへ向かうと、次々に各車ピットへ。38号車は最後までピットインを引っ張り、44周目には一時的に首位浮上。45周目にピットインし、立川祐路へとドライバー交代すると、実質4位でコースへと復帰した。

 ピットアウト直後はタイヤが暖まらず、各車アウトラップで大きくペースダウンを強いられる状況となり、38号車も一つポジションダウン。38号車が5位、39号車が6位、37号車が8位、6号車が9位で後半戦での更なるポジションアップを目指した。

 今季全く新しい体制での参戦ながら、前半好走を見せたアンドレア・カルダレッリから伊藤大輔へと交代し、8位につけていた37号車だったが、ピット作業時の違反により痛恨のドライブスルーペナルティを受けることとなり、10位に後退。

 終盤になると雲が厚くなり、雨もぱらつき始めたがタイヤを交換するほどではなく、そのままレースは進行。難しいコンディションの下でも攻め続けた38号車は、ファイナルラップに前走車をパスし、4位に浮上。表彰台には惜しくも届かなかったが、12番手スタートから見事4位まで順位を上げてチェッカーを受けた。

 その後方では、追い上げてきた6号車が、ファイナルラップの最終コーナーで39号車と接触しながらもこれをパス。6号車が7位、39号車が8位でポイント獲得を果たした。

 GT300クラスでは、14番手スタートの31号車が序盤に11位まで順位を上げたが、9周目にトラブルに見舞われピットロード入り口でにストップ。無念のリタイアに終わった。

ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 立川祐路:
 予選があの結果だったので、それを考えれば、ここまで順位を上げることができたのは、予想以上の結果で満足している。スタートから、平手が追い上げてくれたことと、クルマの調子がとても良かったので、結果に繋がった。もし予選がうまく行っていれば、もっと上位で優勝争いに絡むことができていたと思う。とりあえず開幕戦からポイントも獲得することもできたし、次の富士はこの調子で優勝を狙って行きたい。
ZENT CERUMO SC430 38号車 ドライバー 平手晃平:
 予選が雨のコンディションでLEXUS勢が崩れ、12番手でスタートとなったわけだが、決勝がドライコンディションであれば、事前に行われた合同テストのロングランの結果が良かったので自信はあった。ドライコンディションとなった決勝のスタートでは、序盤からオーバーテイクを重ねて行くことが出来た。HSVの得意なサーキットでもあるし、今回は負けてとても悔しいが、12番手スタートから4位フィニッシュで終われたのは良かった。
Text & Photo: TOYOTA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝 優勝ドライバーのコメント

gt_r01_r_pc_winners gt_r01_r_pc_500_winners

GT500クラス優勝 #100RAYBRIG HSV-010
伊沢拓也
gt_r01_r_pc_izawa 昨年辛いシーズンを送ったので、このオフはホンダさん、ブリヂストンさんともに勝利のために開発に取り組んできました。そうした全ての思いがこの結果になったのかなと思います。
GT500クラスで一番勝利から遠ざかっていたチームなので、嬉しいの一言です。
レース前半はちょっとだけ順位を上げて3位につけましたが、その後18号車に抜かれてしまいました。そこからは兎に角前に離されないようについていってピットストップを引っ張りました。
今シーズンは絶対チャンピオンをとりたいです。ここで勝ったことでウェイトを積むことになりますけども、富士は得意なコースなのでこの勢いを保ってがんがん行きます。
小暮卓史
gt_r01_r_pc_kogure GT500に乗るようになって殆ど初めての移籍みたいなもので、オフのテストから新鮮な気持ちで取り組めました。
今日のレースでは色々ありましたが、勝てて良かったです。
終盤は17号車に迫られて、向こうの方が速かったのでこれは抜かれると思いました。雨が降ってきたせいでアトウッドはかなり滑りやすかったですし、ダブルヘアピンでは周回遅れを抜こうとしてアウトにはじかれたような格好になり、17号車に並ばれて接触してしまいました。悪いことしちゃったな、と思いましたがこれもレースかなと。
今年はHSVの最後の年なので、なんとしてもチャンピオンをとりたいです。
GT300クラス優勝 #11GAINER DIXCEL SLS
平中克幸
gt_r01_r_pc_hiranaka 一言でいうなら、ほっとしています。
すごく速いビヨンと組むことになって、チームに新しいメルセデスを用意してもらい、ダンロップさんも開発に力を入れていただいて、シーズンオフからテストで走り込んでいました。これで勝たないと今までやってきたことは何だったのか、ということになりかねないので、今回は優勝しか無いと思っていました。
オフのテストはもてぎで2日、鈴鹿で2日、岡山は4日です。こんなの走り込んだのは初めてです。
ビヨン・ビルドハイム
gt_r01_r_pc_wirdheim 去年のオフから大きな環境の変化があり、チームメイトも、クルマも、タイヤも違う中でシーズンをスタートすることになりましたが、チームはGT300ではベテランで膨大なテストスケジュールを用意してくれたので慣れる時間は充分にあると思ったし、チームメイトはフォーミュラニッポンをやってた頃からの親友なので、不安はありませんでした。
今週末はフリー走行のスピードを見た時点でいけると思いました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

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SGT:第1戦岡山決勝 チーム国光6年半ぶりの勝利!!#100レイブリックHSVが接戦を制す。

チーム国光6年半ぶりの勝利!!
2013オートバックス スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の決勝が4月7日、岡山国際サーキットで行われ、#100RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)が接戦を制し、2006年9月の第7戦もてぎ以来、実に6年7ヶ月ぶりの勝利を挙げ、見事昨年の雪辱を果たした。
GT300クラスはGAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)が優勝。昨年はアウディR8、今シーズンはメルセデスSLSとクルマを変えながら岡山2連勝を達成した。

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決勝レースは晴天に恵まれたものの、強風と肌寒い気候の中、午後2時にフォーメーションラップを開始したが、最初の1コーナーで#32エプソンHSVがコースアウトしたこともあり、更にもう1周フォーメーションラップを行ってスタート。このため当初82周だった決勝レースは規定により1周減算され、81周で戦われることになった。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの#23モチュールGT-R。
その後方では#32エプソン、#17ケーヒン、#100レイブリック、#18ウイダーの4台のホンダHSVが激しい2位争いを展開、5周目のヘアピンで#17ケーヒン、#100レイブリックが相次いで#32エプソンのインをつくと、つづくダブルヘアピンで#18ウイダーも32号車を攻め落として4位に。さらに15周目のダブルヘアピンで今度は#100レイブリックのインに#18ウイダーが並びかけて3位に浮上する。
今季チーム国光から移籍し、18号車のスタートを任された山本尚貴はそのままファーストスティントを42周まで引っ張ってピットイン。
この作戦が功を奏し、#18ウイダーHSVはフレデリック・マコヴィッキィがピットアウトした時点で実質2位に浮上した。

トップに立った23号車を駆るロニー・クインタレッリはこの間に後続との差を着実に広げ、43周まで引っ張って漸くピットへ。柳田真孝にステアリングを託した。
後半を担当した柳田もトップを快走。これにより一時は後続に6秒もの大差を付けるが、レースが終盤に向かうにつれてタイヤの消耗からか次第にペースが落ち、62周終了時点で2位#18ウイダーHSVとの差は3秒あまりに接近してきた。
18号車のすぐ後ろには小暮の駆る#100レイブリックHSVが迫り、激しくマコヴィッキィを追い立てる。そのすぐ後ろからは#17ケーヒンHSVを駆る塚越広大が2台の様子をうかがってついてきていた。

巧みなブロックで小暮を抑えに掛かるマコヴィッキィだったが、68周めのアトウッドカーブで痛恨の単独スピンを喫し、小暮と塚越の先行を許す。
2位に浮上した小暮は更にペースを上げ、トップを走る柳田を追いつめていく。
70周を終了した時点で2.8秒あった両者の差は71周目では2秒丁度。72周を終えた時点では僅か0.7秒、そして73周目には僅か0.3秒となり、完全にテール・トゥ・ノーズの状態になった。
更にこの頃からコース上には小雨が落ち始め、路面は次第に滑りやすく変化していく。
苦しい走りを強いられながら懸命にトップを守ろうと奮闘する柳田。
隙あらばノーズを突っ込もうと待ち構えている小暮。
その2台を後ろから冷静に観察している塚越。

3台による緊迫したトップ争いが動いたのは77周目だった。
ヘアピンの先のリボルバーコーナーで半ば強引に小暮が柳田のインをこじ開け、両者は並走状態に。
そのままパイパーを過ぎ、レッドマンを立ち上がってホッブスの手前で漸くトップに躍り出ると、その立ち上がりで塚越がすかさず柳田に並びかけ、2位を奪い取る。
スタートからトップを守り続けた23号車はここで一気に3位に後退した。

しかしバトルはまだ終わらない。
小暮と塚越の2台はテール・トゥ・ノーズのままファイナルラップへ突入。
レッドマンコーナーで周回遅れに詰まった小暮に果敢に仕掛けていった塚越だったが、小暮も懸命に抵抗。軽い接触もありながら2台は最終コーナーを駆け下りていく。
ここで僅かに小暮が塚越を引き離し、そのままフィニッシュラインへ。
塚越はわずか0.5秒及ばず、開幕戦を2位で終えた。
柳田は4.9秒もの大差を付けられながらもかろうじて表彰台の一角をものにした。

一方、GT300クラスはオープニングラップで#3SロードGT-Rがポールシッターの#61BRZを抜いてトップに躍り出ると、それをシーズンオフにタイヤテストを入念に行った#11ゲイナーSLSが11周目に抜いてトップに立つ。

#3GT-Rはスタートドライバーの星野一樹が#61BRZをヘアピンで抜く際に接触があったとして白黒旗の提示を受けた上、交代した佐々木大樹も同じく接触によりドライブスルーペナルティの裁定を受けたが、結局それを遂行する前に44周でストップしてしまった。
#61BRZもドライ路面でのペースに難があって徐々に順位を落とし、最後は5位でフィニッシュすることになった。
この2台に変わって2位争いを展開したのは#87ランボルギーニと#4初音ミクBMWだった。

トップに立った11号車はその後も後続との差を着実に広げ、最後は2位に11秒の大差を付けてフィニッシュ。昨年に続いて岡山2連勝を達成した。
2位には#4初音ミクBMW、3位には#87ランボルギーニGT-3が入った。

第2戦決勝の舞台は富士スピードウェイ。
4月29日決勝の500kmレースだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第1戦岡山決勝結果

■GT500クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS811:58'48.911
217KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS810.555
323MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI814.903
438ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS8111.534
518ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI8112.612
612カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS8150.496
76 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS8154.294
839DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS811'11.663
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS811'29.527
10*1REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI811'30.704
11*32Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL811'32.049
1236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS801Lap
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH801Lap
14*19WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH801Lap
15*37KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS792Laps
---- 以上規定周回数(56Laps)完走 ----
  • 本決勝レースは、2013 SUPER GT SpR 第28条 17.に基づき、1周回減算の81周回にて実施した。
  • Fastest Lap: CarNo.8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン) 1'23.802 
  • CarNo.19(アンドレ・クート)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(接触行為)により、白/黒旗を提示した。
  • CarNo.32,19は、2013 SUPER GT SpR 第28条 12.(フォーメーションラップ中のスピン)により、訓戒とした。
  • CarNo.37は、2013 SUPER GT SpR 第33条 1.3) (燃料補給中の作業)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.1(関口雄飛)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
■GT300クラス

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
111GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL771:59'57.178
24GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH7711.036
387ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH761Lap
452OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH761Lap
561SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI761Lap
662LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH761Lap
716MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS761Lap
8*33HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH752Laps
948DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY752Laps
100ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH752Laps
11*86クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH752Laps
1255ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS752Laps
137OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
折目 遼
YH752Laps
1430IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
YH752Laps
1510GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL743Laps
1621ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK743Laps
175マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH743Laps
18360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH734Laps
199NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH6710Laps
2050Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH5720Laps
---- 以上規定周回数(53Laps)完走 ----
-*3S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH3344Laps
-22グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH3839Laps
-88マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH3641Laps
-31Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH869Laps
-2エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH671Laps
  • Fastest Lap: CarNo.3 S Road NDDP GT-R(星野一樹) 1'29.571
  • CarNo.3,86は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(接触行為)により、白/黒旗を提示した。
  • CarNo.3(佐々木大樹)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課したが、リタイアにつき執行を留保する。
  • CarNo.33(藤井誠暢)は、2013 SUPER GT SpR 第30条 1.(接触行為)により、決勝結果に28秒を加算した。

SUPER GT

SGT:ZFが2013年のシリーズ・パートナーに加わる

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自動車関連備品の総合メーカーであるドイツのZF社は、2013年よりシリーズパートナーとしてスーパーGTに参画することを発表。
シリーズ第1戦の開催されている岡山国際サーキットにZFレースエンジニアリングGmbHのノルベルト・オーデンダールCEOが来訪し、同社のこれまでのモータースポーツへの関わりや、スーパーGTへの期待などを語った。
また同時に、同社のモータースポーツ活動を紹介するための日本語ウェブサイトがオープン。
スーパーGTの舞台裏をファンの視点で紹介してくれる「ZFスーパーGTレースレポーター」の募集を開始した。
興味のある方は(www.zfmotorsportsjapan.com )まで。

なお、スーパーGTでは2014年より導入されるGT500車両において、ZFクラッチを共通部品として採用することも併せて発表されている。

オーデンダールCEOのスピーチ(要約)
2013年はモータースポーツ活動を欧州以外、特に日本へ拡大するとても重要な年です。
ZFは世界に120の工場を持ち、72,000人の従業員が働いています。創立は1915年で、昨年の売り上げはおよそ170億ユーロで、ボッシュ、デンソー、アイシンらに続き、世界9位の規模です。
ZFにとってモータースポーツ活動は昔から重要であり、我々の製品ブランドの一つである「ザックス」のクラッチとショックアブソーバーは1937年の最初のメルセデス「シルバーアロー」で使用され、この数年はスーパーGTでも使われています。
ZFグループにはZFレースエンジニアリングという、モータースポーツ活動の全てを取り仕切る会社があり、F1のフェラーリ、WRCのフォルクスワーゲン、ル・マン24時間レースのアウディなどへ最先端のクラッチとショックアブソーバを供給していますし、DTMに参加する全ての車両にクラッチを供給しております。
昨年からは「ZFレースレポーター」という企画を始め、ファンの方々にDTMの見学と取材をしていただいております。
そして今年、スーパーGTにシリーズ・パートナーという形で参加させていただくことになりました。
アジア太平洋地域最大、かつ最も人気のあるハコのレースであるスーパーGTは、ZF製品の技術の先進性をお見せできる絶好の舞台です。同時に、スーパーGTのメディア露出と観客動員数の多さも、当社のコミュニケーション活動にとても役立つと考えております。
このたび、当社のモータースポーツ活動をご紹介する日本語のウェブサイトを立ち上げました。
このウェブサイトでは「ZFスーパーGTレースレポーター」の募集をしております。レポーターに選ばれたファンの方々には、スーパーGTの舞台裏をレポートしていただきます。

私たちはスーパーGTとの新しいパートナーシップと、エキサイティングな2013年シーズンをとても楽しみにしています。

まとめ & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第1戦岡山GTA定例会見 2014仕様は8月の鈴鹿1000kmで公開予定

GTアソシエイション(GTA)は4月7日、スーパーGT第1戦の開催されている岡山国際サーキットで定例会見を開催。
来年から導入することになっている新規定のGT500車両や、共通規定での開催が発表されているDTM、Grand Amシリーズについての現状と今後の予定について坂東正明代表が明らかにした。

まず、新たに導入される共通モノコックについては5月中に各マニファクチャラーに1台ずつが供給されることになっており、既にITRに発注している共通部品とともに組み立てが完了した時点でそれぞれ1日4時間程度のシェイクダウンテストを行う予定だ。
メディアへの公開は既報の通り8月の鈴鹿1000kmでデモンストレーションランの形で行われる。

また、3月の26日にITRと調印式を行ったGrand Amシリーズについても、「北米地域でのレース開催は各メーカーやパートナーにとってもマーケティング的に大きな意義があり、世界一決定戦のような形での3シリーズの統一戦や各シリーズへの相互乗り入れができればベストだと前向きに考えている」と坂東代表はコメントした。

なお、先日DTMでテストを行ったDRSについては、「タイヤのレギュレーションが違うことから、もう少し実態がはっきりしてから考えたい。今すぐの導入は考えていない」としており、2リッター直4ターボというエンジンの規定についても、「向こうが導入時期を決定してから考えるが、当面は日本主導で譲るつもりは無い」とした。

その他、今年から開催されることになった韓国戦については、昨今の北朝鮮情勢なども鑑みて判断するが、当面は開催の方向で間違いないとのこと。
レースフォーマットも通常のシリーズ戦と同じく300kmのレース距離で開催される。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 決勝

プレスインフォメーション 2013年4月06日 
 
MJ13_0060岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第1戦 決勝を、2013年4月6日(土) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。

天候:雨 路面:ウエット 気温:14℃ 路面温度:14℃(スタート時)

4月6日(土)、ポルシェ カレラカップ ジャパン2013の第1戦が午前中の予選に引き続き岡山国際サーキット(岡山県)で開催された。折からの雨によりスケジュールは大きく遅れ、15時45分からのスタートは16時35分へと変更された。雨こそわずかに小降りとなったものの、時折強い風が吹いている。コース上には水たまりが点在し、ホームストレート上では派手にウォータースクリーンが上がるような状況のもと、16台が次々にコースインしていった。

MJ13_0058グリッドの先頭は、若手の#78 近藤翼。2番手には、#19 永井宏明がつける。#19 永井は2012年、参戦初年度ながらジェントルマンクラスチャンピオンを獲得、今シーズンからチャンピオンクラスへとステップアップした実力派だ。その後ろには#12 小河諒、#14 川端伸太朗と若手が続く。グレーに沈んだサーキットとは対照的に、目新しいカラーリングのマシンが並ぶ様子は、新たなシーズンの幕開けであることを強く実感させた。スタート方式は通常のスタンディングスタートではなく、ペースカーの先導によるセーフティカースタートが採用された。周回数は15周のところ減算され12周。先導中もラップはカウントされていく。

2周目を終えてペースカーはライトをオフ。16時45分、ペースカーの先導を離れた16台がスタートを切った。雨は強さを増し、分厚い雲が光を遮る。残された周回はわずかに9周。視界が悪くなっていくなか、ポールポジションの#78 近藤がホールショットを決めた。#19 永井を引き離し、独走態勢を築きにかかる。スタート前「慎重に」と語っていた#19 永井だが、再スタート1周目に#14 川端と#12 小河、#10 川口正敬にもかわされ5位にドロップしてしまった。

その後は「思ったようにクルマが動いてくれた」と手応えを感じていた#14 川端がトップを行く#78 近藤を猛追。計6周目を終えた段階でふたりの差は約3.1秒。周回を重ねるごとにその差は1.2秒、0.7秒と縮まっていき、10周目を終えたコントロールラインでは0.2秒に。1コーナーでのブレーキング勝負はまさにテールトゥノーズ。ところがここで#14 川端が#78 近藤に接触、コースアウトを喫してしまった。「水しぶきで視界も悪く、アウト側から行ったのですが、ハイドロが起きてタイヤがロックしてしまいました」と#14 川端は目を伏せた。

一方、後方では12番手スタートの#21 高田匠が次々とポジションアップ。同クラスの#33 Tetsuo OGINOや#8 櫻井澄夫をかわし、最終的に7番手、ジェントルマンクラス2位でフィニッシュ。#21 高田はこのオフに練習を重ねたとのことで、それが結果としてはっきり出たかたちとなった。「うれしい限りです。カレラカップは気の抜けないレースなので、この勢いで今年1年頑張っていきたいです」と、うれしい初表彰台を獲得した。

チャンピオンクラスは#14 川端の脱落で#78 近藤がそのまま逃げ切り第1戦の勝者となった。少し後ろから追っていた#12 小河が2位、3位はベテランの#10 川口が入る結果となった。ポールトゥウインを飾った#78 近藤は「フィーリングはあまり良くありませんでした。後ろから追い上げられましたが、ピットから状況を知らせる無線も入っていまいしたし、気持ち的に負けたくないなと。結果的にアクシデントになってしまいましたが、生き残ることができて良かったです」とレースを振り返った。

チャンピオンクラスの2位に入った小河も「結果だけ見れば2位ですが、タイム差が出てしまったのでまだまだ甘いなというのを実感しました。縁石にのって滑ったり、精神的な要素もあるのでまだまだ課題は沢山です」と反省の弁。3位は#10 川口。「作戦どおりスタートが決まった。クルマは難しいですが、これまで長い間レースをやってきているので、こういうコンディションでの経験が活きたんだと思います」と貫録のコメントを残した。

ジェントルマンクラスで優勝を果たしたのは「雨の岡山では、GT3カップチャレンジ ジャパンの時に一度勝っているのでその経験が活きました。とにかくスピンせず、ストレートでスピードを稼げるよう丁寧に走りました」と語るPCCJルーキー#7 星野敏。10番手スタートながら再スタート1周目で8番手に浮上、#14 川端がトップ戦線から消えたことで最終的には7番手となった。2位は#21 高田、3位はこの日からの走行となった#33 OGINO。「カレラカップは気が抜けない。気が入りすぎるとスピンしますからほどほどに(笑)。無事に完走できたので良かったです。明日はポジションも後ろなので、スピンギリギリまで攻めていきたいと思います」と、すでに明日の第2戦に向けて気合充分な様子。

ダブルヘッダー開催のため、4月7日(日)に開催される第2戦のグリッドは第1戦のベストラップタイム順で決定される。ポールポジションは#14 川端、次いで#78 近藤、#12 小河と若手3人衆が上位を占めており、後方に#10 川口、#25 神取、#19 永井とベテランが続くオーダーとなっている。

PCCJ第2戦は10時35分から15周で競われる予定。岡山県の天気予報は曇ときどき雨。風が強く気温が下がると見られており、コンディションに合わせたタイヤの使い方がポイントとなる。PCCJの2013年シーズンは、まだ始まったばかり。若手3人が三つ巴となるのか、若手VSベテランの構図となるのか。いずれにせよ、エキサイティングなシーズンの始まりにふさわしいハイレベルなバトルが見られるだろう。

■第1戦 決勝結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Gap
1 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 26'35.869
2 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ +24.669
3 10 川口 正敬 C ケイシンゲイナー +37.364
4 19 永井 宏明 C ナインレーシング +43.058
5 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 +49.211
6 7 星野 敏 G D'station HAI997 +56.823
7 21 高田 匠 G TAKUMI RACING +1'00.242
8 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ +1'03.469
9 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティアGT3 +1'05.944
10 8 桜井 澄夫 G ロードサービスGT-3 +1'06.482
11 23 藤田 宗 G 魁力屋 ディレクション +1'10.347
12 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション +1'11.784
13 2 田島 剛 G TAJIMA RACING +1'12.106
14 24 田中 徹 G たかのこ みきゃんGT3Cup +1'15.174
15 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 +1'15.977
16 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1Lap

ベストラップ:#14 川端新太朗 1'48.550 6/11

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 公式予選

プレスインフォメーション 2013年4月06日 
 

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 公式予選

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 公式予選

岡山. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第1戦 公式予選を、2013年4月6日(土) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたしました。


天候:雨 路面:ウエット 気温:17℃ 路面温度:16℃(スタート時)

2012年の最終戦となったツインリンクもてぎ(栃木県)から約5カ月の時を経て、いよいよポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)の2013年シーズンが始まる。SUPER GT開幕戦との併催となった今大会には年間エントリーの全16台が出走。PCCJルーキーが半数を占める、新たなドラマが幕を開ける。舞台となるのは岡山国際サーキット(岡山県)。全長が3.703kmと比較的短いうえに、小さいコーナーが多くコース幅も狭いため、抜きどころが難しいテクニカルコースとして知られている。

今回の予選はノックアウト方式。予選をQ1、Q2という2セッションに分けて、それぞれの結果でグリッドを決めていく。Q1セッションは15分間、Q2セッションは10分間。それぞれのセッションは10分のインターバルを挟んで行なわれる。Q1の上位8台のみがQ2に進出し、Q2のタイムによって最終的なグリッドが決定される。短いセッションで上位タイムを出すためにはタイヤのグリップ力を含めたアタックのタイミングと、コースの状況を見極める力が不可欠と言えるだろう。

4月5日(金)に晴天のもと行なわれた2本の専有走行では、チャンピオンクラスの#32 飯田太陽が総合のトップタイム。続いて#14 川端伸太朗、#78 近藤翼ら若手ドライバー、#25 神取彦一郎がそれを追う。今年チャンピオンクラスにステップアップした#19 永井宏明や、ジェントルマンクラスのタイトルを狙う#2 田島剛は中段につけ、その背後にはGO MAXに代わって出走した#24 田中徹が迫る展開となった。

そして迎えた予選日の4月6日(土)。九州の西側から寄せる低気圧の影響で、台風並の暴風雨という天気予報が出ていたが、PCCJの予選がスタートする8時10分時点で降雨はなし。全車ドライタイヤを装着し、#12 小河諒、#21 高田匠、#32 飯田、#24 田中の順でコースへと入っていった。

3周目、1分34秒641というトップタイムを出したのは#14 川端。#78 近藤と#12 小河も負けじと1分35秒台のタイムで追いすがる。4周目には#10 川口、#19 永井、#24 田中らもタイムアップを果たし、次々とラップを塗りかえていく。途中で雨がパラついたものの、路面はドライのまま。残り5分の時点で7番手までが専有走行のトップタイムよりも速い35秒台で周回するという激しい展開となった。最終的に、Q1は#14 川端が3周目に出したタイムでトップ通過。続いて#12 小河、#10 川口、#78 近藤、#19 永井、#32 飯田、#25 神取、#33 Tetsuo OGINOの計8名がQ2へと進出した。

Q2セッションは、わずか10分間。6周で勝負を決めなければならない。気温はこの時点で15℃に下がっており、いつ雨が降り出してもおかしくない空のもと、8台が決勝グリッドを懸けてピットレーンを後にした。序盤にトップを争ったのは#12 小河と#14 川端。しかし残り3分、4周目を終えた時点で#78 近藤がひとり1分34秒494というタイムで一気にトップに上がってきた。#78 近藤はそのままトップをキープし、初のポールポジションを獲得。2番手には意地を見せた#19 永井が入り、以下#12 小河、#14 川端と若手が続いた。

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 公式予選

ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦 公式予選

ポールシッターとなった#78 近藤は「実は昨日からセッティングが決まっていなくて、Q1もあまり良くありませんでした。インターバルでウイングと車高を調整したのが良かったですね。決勝は雨が降ると思いますが、みんなコンディションは一緒。しっかりスタートを決めてトップで帰ってこれるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。

2番手の#19 永井は「昨日の調子悪さから比べるとだいぶ良かったです。昨日とは違う方向性のセッティングに振ったので、それが当たりましたね。決勝は慎重に走り、チャンスがあれば前を狙います」とやや慎重なコメント。一方で3番手となった#12 小河は「手応えはあります。僕より上位の選手はニュータイヤを履いていましたが、それと遜色なく走ることができたのは、レースに向けてポジティブな要素だと思います」と自信に満ちた表情をのぞかせた。

Q1でトップタイムを出していた#14 川端は「Q1では雨がパラついていたので、Q2は序盤しかタイムが出ないと思い、タイヤの空気圧をQ1と同じく高めのままにしていました。ですが、予想以上に温度が上がりすぎて3〜4周目にピークが来てしまったのは読み間違いでしたね」と苦笑しながら予選を振り返った。

PCCJの予選終了後には雨が降りはじめ、続いて行なわれたSUPER GTの公式練習走行では路面は完全にウエットコンディションに。本日15時45分から15周でスタートするPCCJの第1戦も全車レインタイヤでのレースとなることが予想される。2013年シーズンの開幕戦、雨の岡山を制するのは、いったい誰か。スタートの重要性はドライでのレース以上。目の離せない展開となることは間違いない。

■第1戦 公式予選結果
Pos. Car# Driver Class Car Name Q2 Time Q1 Time
1 78 近藤 翼 C インプロブレーシング 1'34.494 1'34.988
2 19 永井 宏明 C ナインレーシング 1'35.197 1'35.374
3 12 小河 諒 C ブライトモータースポーツ 1'35.342 1'34.883
4 14 川端 伸太朗 C GARMIN PORSCHE 1'35.351 1'34.641
5 32 飯田 太陽 C KRM ケーズフロンティアGT3 1'34.743 1'35.740
6 10 川口 正敬 C ケイシンゲイナー 1'35.804 1'34.980
7 25 神取 彦一郎 C 25レーシングXチームサムライ 1'35.972 1'35.785
8 33 Tetsuo OGINO G KRM ケーズフロンティアGT3 1'36.167 1'35.795

9 24 田中 徹 G たかのこ みきゃんGT3Cup ----- 1'35.989
10 7 星野 敏 G D'station HAI997 ----- 1'36.044
11 8 桜井 澄夫 G ロードサービスGT-3 ----- 1'36.078
12 21 高田 匠 G TAKUMI RACING ----- 1'36.271
13 27 眞野 壮一郎 G 港成会 ディレクション ----- 1'37.131
14 2 田島 剛 G TAJIMA RACING ----- 1'37.162
15 3 江本 玄 G アキラレーシング GT3 ----- 1'37.631
16 23 藤田 宗 G 魁力屋 ディレクション ----- 1'37.960

 ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行 待望のドライ路面で#6エネオスSCがトップタイムを記録!

スーパーGT第1戦岡山のフリー走行は、終了間際に1'24.849を記録した#6ENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資組)がトップタイム。
GT300クラスは#4GSR 初音ミク BMW(谷口信輝/片岡龍也組)がトップだった。

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雨と強風により大荒れの展開となった公式予選日だったが、決勝日を迎えた岡山国際サーキットは雨も上がって青空が顔を覗かせてきた。
しかしそれでも路面は濡れたままの状態で、 午前9時15分からのフリー走行は各車浅溝タイヤを装着して走り始めることになった。それでも走行を重ねるに連れて路面は急速に乾いていき、10分をするとスリックタイヤを投入するチームが相次ぎ、それにつれて当初1分30秒台だったラップタイムも28秒、27秒、26秒と周回を重ねるに連れて上がっていく。
そしてチェッカーフラッグが提示された最後の周で#6大嶋和也が1分24秒849を記録。これがトップタイムとなった。
2番手には#24ミハエル・クルム、3番手には#23ロニー・クインタレッリとGT-R勢が続き、HSVの最上位は昨年型のエキゾーストシステムを搭載した#18ウイダーの山本尚貴だった。

一方、GT300クラスは公式練習でクラッシュした#55ARTA CR-Zやミッショントラブルにより予選アタックを途中で断念した#50アストンマーチンも修復が間に合って走行に参加、それぞれクラス22位、24位に入った。
クラストップは谷口信輝が1分30秒254を記録した#4初音ミクBMW、ポールシッターの#61BRZは山野哲也が1'33秒016で10位につけた。

第1戦決勝は午後2時より82周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山フリー走行結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/07) Free Practice Weather:Fine Course:Wet-Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
165001 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'24.849-157.112
2245002D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'25.658 0.809155.628
3235003MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'25.837 0.988155.304
4365004PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'26.086 1.237154.854
515005REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI1'26.172 1.323154.700
6385006ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'26.234 1.385154.589
7375007KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'26.582 1.733153.967
8185008ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'26.589 1.740153.955
9195009WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'26.979 2.130153.265
101250010カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'27.946 3.097151.579
113250011Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'28.496 3.647150.637
1243001GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'30.254 5.405147.703
13313002Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'30.642 5.793147.071
1433003S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'30.918 6.069146.624
15333004HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'31.020 6.171146.460
16113005GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'31.022 6.173146.457
171750012KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'31.056 6.207146.402
18523006OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'31.118 6.269146.303
19873007ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'31.283 6.434146.038
20883008マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'31.791 6.942145.230
213950013DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS1'31.878 7.029145.092
2210050014 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'32.428 7.579144.229
2303009ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'32.796 7.947143.657
246130010SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'33.016 8.167143.317
252130011ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'33.087 8.238143.208
26850015ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'33.307 8.458142.870
272230012グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'33.707 8.858142.260
28730013OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
折目 遼
YH1'34.474 9.625141.105
2936030014RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'34.480 9.631141.097
304830015DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY1'34.499 9.650141.068
318630016クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'34.632 9.783140.870
32230017エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'38.88114.032134.817
333030018IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
YH1'39.04414.195134.595
341030019GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'39.12014.271134.492
351630020MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1'39.46414.615134.026
366230021LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH1'40.99116.142132.000
375530022ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'41.82216.973130.923
38930023NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'43.34418.495128.994
395030024Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'48.95324.104122.354
40530025マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'57.68632.837113.274

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 EPSON HSV-010(道上龍/中嶋大祐組)がフロントロー獲得! (HONDA)

  • 2013年4月6日(土)・予選  会場:岡山国際サーキット(3.703km)  天候:雨 気温:13℃(14:00現在)路面温度:15℃(14:00現在)  コースコンディション:ウエット

 4月6日(土)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットにおいて、2013 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300KM RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 2013年シーズンに向けてHondaはHSV-010 GTの大幅な改良を実施。排気系やラジエター位置の見直しなどを行い、エンジン性能の向上と運動性能の改善を図りました。これによって、従来型を上回るスピードを実現したほか、短時間でマシンのセッティングができる扱いやすさも手に入れ、実戦での戦闘力が一層磨かれました。Hondaは3年ぶりとなるタイトル奪還を目標にSUPER GTを戦っていきます。

 Hondaは今年も5台のHSV-010 GTをSUPER GTに投入します。マシンとドライバーの組み合わせは、#8 ARTA HSV-010がラルフ・ファーマン選手と松浦孝亮選手、#17 KEIHIN HSV-010が金石年弘選手と塚越広大選手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010が山本尚貴選手とフレデリック・マコヴィッキィ選手、#32 EPSON HSV-010が道上龍選手と中嶋大祐選手、#100 RAYBRIG HSV-010が伊沢拓也選手と小暮卓史選手となります。今シーズンは松浦選手と中嶋選手の2人がGT300クラスから新たに加わったほか、2012年FIA GT1世界選手権でランキング2位に入ったフランス人のマコヴィッキィ選手が新たに加入し、陣容の強化を図りました。また、#18 ウイダー モデューロ HSV-010はHSV-010 GTとして初めてミシュランタイヤを装着することになりました。なお、#8 ARTA HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#100 RAYBRIG HSV-010の3台はブリヂストンタイヤ、#32 EPSON HSV-010はダンロップタイヤを引き続き使用します。

 今シーズンよりSUPER GTの公式予選はすべてノックアウト方式で行われることになりました。予選1回目の上位8台が予選2回目に進出し、この予選2回目のタイムに従って決勝レースのスターティンググリッドが決まります。昨年までのノックアウト方式は3段階でしたが、これが2段階となったことも目新しい点です。なお、惜しくも予選2回目に進出できなかったチームは、予選1回目の予選順位でスターティンググリッドを決定します。

 本日は、午前9時から2時間にわたって公式練習を行ったあと、午後2時より公式予選を行う予定でしたが、どちらのセッションも途中で繰り返し赤旗中断となったため、予定の時間を大きく延長して実施されることとなりました。

 公式練習は、小降りだった雨がだんだんと本降りとなっていくコンディションとなりました。ここでHonda勢のトップとなったのは、総合3番手となる1分27秒009を記録した#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本選手でした。なお、雨脚がいっそう強くなったセッション後半にステアリングを握ったマコヴィッキィ選手も、同じコンディションを走ったドライバーのなかで最も速い1分34秒733をマークし、ウエットコンディションで好調なことをアピールしました。これに5番手で続いたのが#32 EPSON HSV-010の道上選手。以下、#17 KEIHIN HSV-010(金石選手)の7番手、#100 RAYBRIG HSV-010(小暮選手)の13番手、#8 ARTA HSV-010(ファーマン選手)の14番手となりました。

 公式予選が行われる午後になると雨脚はさらに強まり、時折り叩きつけるような強い雨と、強風が吹き荒れるあいにくのコンディションとなりました。この影響で、予選1回目では2台の車両がコースアウトし、15分間のセッション中に2度も赤旗中断となる展開となります。ここで#32 EPSON HSV-010の道上選手は2番手となる1分35秒997をマーク。そして、1分36秒640で5番手となった#17 KEIHIN HSV-010の金石選手が続き、#100 RAYBRIG HSV-010の小暮選手は1分36秒784で6番手、#8 ARTA HSV-010のファーマン選手は1分37秒203で8番手、#18 ウイダー モデューロ HSV-010の山本選手は1分37秒211で9番手となりました。

 本来であれば、これに続いて予選2回目が実施される予定でしたが、悪天候の影響でGT500クラスの予選2回目を行わないことが決定され、トップ8のスターティンググリッドも予選1回目の結果によって決める判断が下されました。

 一方GT300クラスでは、♯16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)に加え、今シーズンより♯55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)が参戦。今日の公式予選では、♯16 MUGEN CR-Z GTの中山選手が1分54秒030を記録して予選20番手となりました。♯55 ARTA CR-Z GTは公式練習中にクラッシュした影響で公式予選に出走することができませんでしたが、明日の決勝レースでの出走を目指し、修復作業を行っております。

 82周で競われる決勝レースは、明日、4月7日(日)の午後2時にスタートが切られる予定です。

コメント
松本雅彦|Honda GTプロジェクトリーダー
 「ウエットコンディションを得意とする#32 EPSON HSV-010がフロントローを獲得したほか、#17 KEIHIN HSV-010は5番グリッドを手に入れました。さらに、公式練習で14番手だった#8 ARTA HSV-010が公式予選で8番手まで浮上するなど、素早くセッティングできる2013年モデルの特性を上手く生かした戦いができたと考えています。公式練習で好調だった#18 ウイダー モデューロ HSV-010は、前のマシンとの間隔が狭まった影響で実力を出しきれず、予選9番手に終わってしまいました。いずれにしても、5台のHSV-010 GTがすべてトップ10に食い込んだのは、今年の開発の方向性が間違っていなかったことを証明するものです。明日はウエットコンディションであれば#32 EPSON HSV-010が、ドライになれば#17 KEIHIN HSV-010か#100 RAYBRIG HSV-010が優勝争いを演じてくれると期待しているので、開幕戦でしっかり勝利を収め、目標であるシリーズタイトル獲得に向けて、弾みをつけたいと考えています」
道上龍(2番手 #32 EPSON HSV-010)
 「赤旗の影響でタイヤが温まりきらず、あと1~2周多く走れていればポールポジションを獲得できていたかと思います。そのくらいの手応えがあったので、少し残念です。明日の決勝では、ウエットだったら自信を持って走れますし、ドライにおいてもオフのテストでやるべきことはやってきたので、しっかりと走りたいと思います。昨年はウエットでなければ前にこない、というイメージだった部分もあるので、ドライでも戦えるところをみせたいと思います」
中嶋大祐(2番手 #32 EPSON HSV-010)
 「予選では自分はなにもしなかったのですが、フリー走行で走ったときもとても調子がよく、いい結果が出るのではないかと期待していました。チーム全体でがんばっていたので、開幕戦からフロントローで戦えるのはとてもいい結果だと思います。明日はGT500クラスのデビュー戦となりますが、昨年GT300クラスで戦っていて、このような環境には慣れていますし、特に気負いもありません。チームのために実力を最大限に発揮できるようにしたいと思っています、明日はチーム、選手それぞれの力が出しきれるように準備して、いい結果に結び付けたいです」
塚越広大(5番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「午前中のフリー走行では思うようなタイムが出なかったのですが、予選では金石選手が冷静にアタックしていて、マシンセッティングも非常によかったので、明日の決勝に向けていい結果になったかと思います。岡山国際サーキットの決勝はいつもいいイメージがあるので、そのイメージを今年もしっかりと出せるようにしたいです。シーズンを考えても初戦は大事なので、勝ってシーズンをスタートできるようにがんばります」
金石年弘(5番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「午前中のフリー走行ではマシンの速さを出しきれておらず、自分自身もあまりウエットで走れていなかったので、少し不安もありました。予選では思いきってアタックした結果、5番手になれたのはよかったと思います。明日はドライになるのではないかと思っており、混戦になりそうですが、その中でも着実にポジションを上げ、優勝を目指します」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 ポールシッターのコメント

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GT500クラス #23MOTUL AUTECH GT-R
柳田真孝
gt_r01_q_pc_yanagida 移籍して最初のレースで結果を出すことは僕らにとってもチームにとっても重要だと思っていましたが、まさかQ1の結果で決まるとは思わなかったので、落ち着いてタイムを出しにいっていました。
ロニーや、チームと一緒にやってきた結果が出たのかなと思います。
ニスモに移籍したからどうこう、というのは正直ありませんでした。やるべきことをやって、チームと一緒になって取り組む。それだけです。
テストを含め、今までやってきたこと、一緒になって頑張れば結果は残るということでしょうね。
ロニー・クインタレッリ
gt_r01_q_pc_quintarelli ニスモに移籍して最初のレースから勿論ポールは狙っていましたけど、それが実現してとても嬉しいです。
チームが変わったと言っても、同じチームメイトだし、タイヤも同じだから、テストの時からすぐにチームは一つになれました。
明日は間違いなく一番有利なポジションからスタートするから、チーム皆で考えて、一番正しいタイヤを選ぶことが出来れば、結果はついてくると思います。
Q2が無くなったことで身体はセーブできました(笑) でももし走ったとしてもポールをとる自信はありましたよ。
GT300クラス #61SUBARU BRZ GT300
山野哲也
gt_r01_q_pc_yamano チームの皆が頑張ってくれた成果がでました。去年からはフレームもサスペンションも新しくなったし、エンジン搭載位置もより低く、車体の中心に近づけたし、燃料タンクの位置も下げました。スバルの得意とする低重心化をより進化させたクルマになっています。
Q1は条件の苦しい中での走行になりましたが、なんとか孝太につなげたいと思って走りました。
ポールが獲れてすごく嬉しいです。
明日の決勝も有利な位置からスタートで来ますから、なるべくいい形で中盤を迎えたいと思いますが、ドライでの走りはまだまだライバルたちに追いつけていないので、もっと努力してクルマを鍛えていくような決勝にしたいですね。
佐々木孝太
gt_r01_q_pc_sasaki 久しぶりにポールポジションがとれて嬉しく思います。
BRZは去年発売される前から開発してきましたが、時間が足りずに苦しいシーズンを送りました。ですからシーズンオフのテストでは徹夜の連続でクルマを作ってきたような状態で、チーム皆の力で準備が整いました。
Q1ではあの状況の中で13位ギリギリでつないでくださった山野さんに感謝しましたし、なんとしても結果につなげたいと思って走りました。
テレビの「GT+」の企画でタイムアタックをやり、勝った方が本番のアタックを担当するという取り決めをしましたが、今回はQ1通過を最優先に考えて、山野さんにお願いしました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式予選 悪天候で中断が相次ぎGT500の予選Q2はキャンセルに。PPはQ1トップの#23モチュールGT-Rが獲得

2013スーパーGT第1戦「岡山GT300kmレース」の公式予選が4月6日、岡山国際サーキットで行われた。
接近する低気圧の影響で終始風雨に翻弄され、何度も赤旗中断が入る難しいコンディションの中、スケジュールは遅れに遅れ、結局GT500は予選Q2がキャンセルとなってしまう残念な結果に。
これにより予選Q1でトップタイムを記録した#23MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)がポールポジションを獲得することになった。
GT300はデビュー2年目を迎えた#61SUBARU BRZ GT300(山野哲也/佐々木孝太組)が初のPPを獲得している。

gt_r01_q_23 gt_r01_q_61 gt_r01_q_1

荒れに荒れた午前中の公式練習に続き、ノックアウト方式で行われた公式予選もまた強風と雨でアクシデントが相次ぎ、何度も赤旗中断が入る展開となった。

まずはウェット宣言とライトオンの指示が出される中、開始時刻が10分遅れて午後2時10分よりGT300の予選Q1がスタートしたが、各車がコントロールラインを通過してアタックに取りかかったところでいきなり#88マネパランボルギーニGT3がコースアウト。これにより最初の赤旗が出されることに。ドライバーは青木孝行だった。
車両回収の後、予選は午後2時25分に再開したが、ここでも#22メルセデスSLS、#61BRZ、#48GT-Rらが相次いでスピンやコースアウトを喫し、#30IWASAKI R8がスピンアウトしてコース上にストップしたところで2度目の赤旗が。
これにより残り3分で再開した予選セッションだったが、今度は#86クリスタルクロコランボルギーニGT3がコース上にストップしたために3度目の赤旗が出され、そのまま予選Q1は終了となってしまった。
この混乱の中でトップタイムを記録したのはディフェンディングチャンピオンの#0エンドレスタイサンポルシェ。以下13位の#61BRZまでが次のQ2に進むこととなった。

このように3度の赤旗中断でスケジュールの遅れたGT300クラスの影響もあり、当初午後2時15分から行われる筈だったGT500クラスの走行は午後3時になって漸く開始され、序盤から#23モチュールGT-R、#1REITO MOLA GT-R、そして#32エプソンHSVらがめまぐるしくトップを奪い合う展開となったが、ここでも開始10分で#39デンソーSC430が1コーナーで飛び出したことにより赤旗が出されてしまう。この時点でトップに立ったのはGT500クラスにステップアップしたばかりの関口雄飛の駆る#1モーラGT-Rだった。
ところが車両回収の後3時16分から残り時間6分で予選が再開した直後、関口は23号車を駆る柳田とバックストレートエンドで交錯し、ヘアピンのイン側でスピンして止まってしまう。更に運の悪いことにこのときにリヤウィングの翼端板がガードレールに食い込んでしまったため、自力で脱出することが出来ずに2度目の赤旗の原因を作ってしまった。
これにより好タイムを連発して上位につけていた1号車はQ2進出の権利を失い、後方スタートとなってしまった。

この1号車を回収した後、GT500クラスの走行は3時27分に残り5分で再開され、ここで1'35.273を叩き出した#23モチュールGT-Rがトップに。1号車、39号車を除いて8位の#8ARTA HSVまでがQ2進出の権利を得た。

そしてGT300クラスの予選Q2が3時45分に始まった。
最初にトップタイムを叩き出したのは#3SロードNDDP GT-Rを駆る星野一樹。
しかしすぐに#11ゲイナーSLSを駆る平中克幸がこれを上回り、更に#61BRZを駆る佐々木孝太が1'41.040と、2位以下を1秒以上引き離す圧倒的なタイムを記録したところでチェッカー。
昨年市販モデルが発売されたのと時を同じくして実戦投入されたBRZは参戦二年目の初戦で早くもポールポジションをものにした。
2位には千代勝正の駆る#48DIJON GT-R、#11ゲイナーSLSが3位で続いた。

しかしGT300の走行が終わった頃から雨と風は一層強さを増したため、GT500の予選Q2は残念ながらキャンセルとなり、明日の決勝グリッドはQ1の結果順と決まった。
これにより#23モチュールGT-Rがポールポジションから、2番グリッドからは#32エプソンHSV、3番グリッドからは#24D'station GT-Rがスタートすることになった。

第1戦決勝は明日午後2時より82周で行われる。
公式予選日に続いて天候の影響が懸念される状況だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦岡山ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/06) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'35.373
232Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'35.997
324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'36.490
419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'36.600
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'36.640
6100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'36.784
712カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'37.109
88ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'37.203
918ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'37.211
1037KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'37.422
116 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'38.039
1238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'38.076
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'39.453
-1REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MIno time
-39DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BSno time
  • 本予選は、開始9分39秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 15:09~15:16)
  • 本予選は、開始17分44秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 15:17~15:27)
  • CarNo.39,1は、2013 SUPER GT SpR 第25条 5.(赤旗原因車両)により、当該セッションタイムを抹消とする。
  • GT500ノックアウト予選Q2は天候の悪化に伴い、中止とする。
  • GT500決勝レーススターティンググリッドはQ1の結果に基づき決定する。
■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/06) Knock Out Qualify Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'49.5441'41.040
23S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'46.3601'42.107
311GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'45.4651'42.295
487ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'47.3501'42.377
50ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'44.9571'42.758
64GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'48.5211'43.223
733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'47.4631'43.962
852OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'48.4751'44.546
910GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'48.0671'45.033
1048DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY1'45.1981'47.387
1162LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH1'49.1621'47.512
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'49.3741'51.412
1350Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'48.5282'35.628
1431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'49.778
159NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'52.181
1622グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'52.725
177OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
折目 遼
YH1'52.738
1821ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'53.276
195マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'53.317
2016MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1'54.030
21360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'58.376
-86クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YHno time
-30IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
YHno time
-88マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YHno time
-55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BSabsence
  • 本予選は、開始3分9秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 14:13~14:25)
  • 本予選は、開始24分38秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 14:34~14:39)
  • 本予選は、開始29分56秒時点で赤旗提示。大会審査委員会の決定により、GT300クラスの公式予選セッション終了とした。
  • No.88,30,86は、2013 SUPER GT SpR 第25条 5.(赤旗原因車両)により、当該セッションタイムを抹消とする。
  • No.55は、出走嘆願の受理により、決勝レースへの出走を認めた。但し再車輌検査に合格する事とし、グリッドは最後尾とする。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選Q2結果

■GT500 Class
  • 荒天のため中止
■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/06) Knock Out Q2 GT300 Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
161SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'41.040--131.936
23S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'42.107 1.067 1.067130.557
311GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'42.295 1.255 0.188130.317
487ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'42.377 1.337 0.082130.213
50ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'42.758 1.718 0.381129.730
64GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'43.223 2.183 0.465129.146
733HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'43.962 2.922 0.739128.228
852OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'44.546 3.506 0.584127.511
910GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'45.033 3.993 0.487126.920
1048DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY1'47.387 6.347 2.354124.138
1162LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH1'47.512 6.472 0.125123.994
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'51.41210.372 3.900119.653
1350Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH2'35.62854.58844.21685.658

SUPER GT

SGT:第1戦岡山ノックアウト予選Q1結果

■GT500 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/06) Knock Out Q1 GT500 Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'35.373--139.775
232Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'35.997 0.624 0.624138.867
324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'36.490 1.117 0.493138.157
419WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'36.600 1.227 0.110138.000
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'36.640 1.267 0.040137.943
6100 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'36.784 1.411 0.144137.738
712カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'37.109 1.736 0.325137.277
88ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'37.203 1.830 0.094137.144
---- 以上Q2進出 ----
918ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'37.211 1.838 0.008137.133
1037KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'37.422 2.049 0.211136.836
116 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'38.039 2.666 0.617135.974
1238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'38.076 2.703 0.037135.923
1336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'39.453 4.080 1.377134.041
-1REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MIno time---
-39DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BSno time---
  • 本予選は、開始9分39秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 15:09~15:16)
  • 本予選は、開始17分44秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 15:17~15:27)
  • CarNo.39,1は、2013 SUPER GT SpR 第25条 5.(赤旗原因車両)により、当該セッションタイムを抹消とする。
■GT300 Class

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/06) Knock Out Q1 GT300 Weather:Rainy Course:Dry
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
10ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'44.957--127.012
248DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY1'45.198 0.241 0.241126.721
311GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'45.465 0.508 0.267126.400
43S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'46.360 1.403 0.895125.337
587ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'47.350 2.393 0.990124.181
633HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'47.463 2.506 0.113124.050
710GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'48.067 3.110 0.604123.357
852OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'48.475 3.518 0.408122.893
94GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'48.521 3.564 0.046122.841
1050Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'48.528 3.571 0.007122.833
1162LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH1'49.162 4.205 0.634122.119
122エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'49.374 4.417 0.212121.883
1361SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'49.544 4.587 0.170121.694
---- 以上Q2進出 ----
1431Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'49.778 4.821 0.234121.434
159NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'52.181 7.224 2.403118.833
1622グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'52.725 7.768 0.544118.259
177OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
折目 遼
YH1'52.738 7.781 0.013118.246
1821ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'53.276 8.319 0.538117.684
195マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'53.317 8.360 0.041117.642
2016MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1'54.030 9.073 0.713116.906
21360RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'58.37613.419 4.346112.614
-86クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YHno time---
-30IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
YHno time---
-88マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YHno time---
-55ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BSabsence---
  • 本予選は、開始3分9秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 14:13~14:25)
  • 本予選は、開始24分38秒時点で赤旗提示。(赤旗中断 14:34~14:39)
  • 本予選は、開始29分56秒時点で赤旗提示。大会審査委員会の決定により、GT300クラスの公式予選セッション終了とした。
  • CarNo.88,30,86は、2013 SUPER GT SpR 第25条 5.(赤旗原因車両)により、当該セッションタイムを抹消とする。

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習 荒天で赤旗5回の大混乱。トップタイムは#38ZENT SC

gt_r01_p_38 gt_r01_p_87

スーパーGTの2013シーズンがいよいよ開幕。
第1戦の舞台は岡山国際サーキット。
しかし残念ながら公式予選日は低気圧の接近によりあいにくの雨模様。予選に先立っての公式練習は午前9時より2時間で行われたものの、途中5回もの赤旗が出る大荒れの展開となった。
この状況の中、トップタイムを記録したのは序盤にスリックタイヤで1'25.758を記録した#38ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)。
GT300クラスも#87ラ・セーヌランボルギーニGT3(山内英輝/吉本大樹組)が序盤に総合でも7位に相当する好タイムを記録してトップとなった。

公式練習の始まった午前9時の時点では雨は小康状態になっており、各車スリックタイヤで走行を開始したものの、30分と立たないうちに雨脚は強まり、相次いでウェットタイヤを投入することに。
この影響でセッション開始当初からスピンする車両が続出、ついには開始45分でバイパーコーナーでスピンアウトした#38ZENT SCを回収するために赤旗中断となってしまった。ドライバーは平手晃平だ。

38号車はマーシャルの手を借りて自走でピットに戻り、セッションは9時50分に再開となったが、わずか6分後に今度は#19ウェッズスポーツSCが最終コーナー手前でスピン。イン側の縁石に乗り上げて身動きが取れない状態になったため、再び赤旗が提示された。

さらに午前10時には#9攻殻機動隊ポルシェが単独スピンでウォールに突っ込み、左フロントフェンダーを破損したことにより三度目の赤旗。
すぐに走行は再開されたが、こんどはモスSで#55ARTA CR-Zがスポンジバリアに突っ込み、コース上にパーツがまき散らされたために四度目の赤旗が残り30分を目前に出されることになった。
ドライバーの小林崇志は自力では下りられなかったものの、無事。
しかし車両は前も後ろも酷く破損しており、公式予選への影響が懸念される。

走行は10時43分にGT300の専有走行から再開されたが、すでに路面コンディションはタイムアップを期待できる状態ではなくなっており、8分後に再び赤旗が。
結局この赤旗を持って公式練習は終了となり、開始早々に#38号車がスリックタイヤで記録した1'25.758がこのセッションのベストタイムとなった。

第1戦の公式予選はこのあと午後2時よりノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第1戦岡山公式練習結果

OKAYAMA GT 300km RACE -RIJ- (2013/04/06) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2013 AUTOBACS SUPER GT Round 1 岡山国際サーキット 3.703km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1385001ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'25.758-155.447
265002 ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
大嶋 和也
国本 雄資
BS1'25.805 0.047155.362
3185003ウイダー モデューロ HSV-010
HONDA HSV-010 GT
山本 尚貴
フレデリック・マコヴィッキィ
MI1'27.009 1.251153.212
415004REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
関口 雄飛
MI1'27.167 1.409152.934
5325005Epson HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中嶋 大祐
DL1'27.492 1.734152.366
6365006PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ジェームス・ロシター
BS1'27.777 2.019151.871
7873001ラ・セーヌ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山内 英輝
吉本 大樹
YH1'30.641 4.883147.073
8333002HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
KH1'30.985 5.227146.516
9883003マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
織戸 学
青木 孝行
YH1'31.482 5.724145.720
1033004S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
星野 一樹
佐々木 大樹
YH1'31.497 5.739145.697
11175007KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
塚越 広大
金石 年弘
BS1'31.873 6.115145.100
1203005ENDLESS TAISAN PORSCE
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH1'32.042 6.284144.834
1343006GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH1'32.379 6.621144.306
14613007SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
MI1'32.459 6.701144.181
15125008カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'32.549 6.791144.040
16103008GAINER Rn-SPORTS DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
田中 哲也
植田 正幸
DL1'33.161 7.403143.094
17523009OKINAWA-IMP SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH1'33.246 7.488142.964
18230010エヴァRT初号機アップルMP4-12C
McLaren MP4-12C GT3
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'33.477 7.719142.610
19930011NAC攻殻機動隊ARISE DR ポルシェ
PORSCHE 911 GT3 R
密山 祥吾
横幕 ゆぅ
YH1'33.634 7.876142.371
206230012LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
黒澤 治樹
加藤 正将
YH1'34.065 8.307141.719
212130013ZENT Audi R8 LMS ultra
Audi R8-LMS ultra
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
HK1'34.127 8.369141.626
22530014マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
山下 潤一郎
YH1'34.239 8.481141.457
23235009MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'34.660 8.902140.828
245030015Exe Aston Martin
ASTON MARTIN V12 Vantage GT3
加納 政樹
安岡 秀徒
YH1'35.228 9.470139.988
253030016IWASAKI apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
ファイルーズ・ファウジー
YH1'35.257 9.499139.946
261130017GAINER DIXCEL SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
平中 克幸
ビヨン・ビルドハイム
DL1'36.01410.256138.842
272450010D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ミハエル・クルム
YH1'36.94111.183137.515
282230018グリーンテック SLS AMG GT3
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
和田 久
城内 政樹
YH1'36.95211.194137.499
293950011DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
BS1'37.07511.317137.325
30730019OGT Bonds Racing GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
イゴール・スシュコ
折目 遼
YH1'37.37811.620136.897
311950012WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH1'37.47211.714136.765
3210050013 RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
小暮 卓史
BS1'37.57011.812136.628
3336030020RUN UP GROUP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
白坂 卓也
田中 篤
YH1'39.20013.442134.383
34850014ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
松浦 孝亮
BS1'39.30313.545134.244
353750015KeePer TOM'S SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
BS1'41.01215.254131.972
364830021DIJON Racing IS GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
高森 博士
千代 勝正
TY1'41.01715.259131.966
378630022クリスタルクロコ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO GT3
山西 康司
細川 慎弥
YH1'41.75215.994131.013
381630023MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中山 友貴
BS1'41.98416.226130.715
393130024Panasonic apr PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH1'42.20216.444130.436
405530025ARTA CR-Z GT
HONDA CR-Z
高木 真一
小林 崇志
BS1'42.85017.092129.614

SUPER GT

SGT:アルナージュレーシング、アストンマーチンのサードドライバーに阪口良平を起用

gt_news_sakaguchi.jpg  今シーズン、スーパーGT300クラスにExe Aston Martinで参戦するアルナージュ・レーシングは1日、すでに正ドライバーとしてして発表されている加納政樹、安岡秀徒に加えてサードドライバーの登録が認められる第2戦富士、第5戦鈴鹿大会に阪口良平を起用することを発表した。

 阪口は1975年生まれの38歳。F4地方選手権でチャンピオンを獲得した後、全日本F3選手権、N1耐久シリーズなどで活躍。近年はスーパー耐久シリーズに参加しクラスチャンピオンの常連。昨年はF3選手権にもスポット参戦ながら復帰した。

 スーパーGTではフル参戦の経験もあり、ロングディスタンスレースでの強力な助っ人として期待される。

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI

その他

超スーパー機構が発足、モータースポーツ界も全面参入へ

 経済産業省は1日、非公式に運営されていた「スーパー呼称連絡協議会」を「超スーパー機構(USO)」と改称し本格運用を開始すると発表した。かねてよりこの協議会に積極的に関与していたモータースポーツ界もこれに全面的に協力することとなる。

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十勝のGT選手権に訪れた中川昭一経済産業大臣(当時)

 「スーパー呼称連絡協議会」は2004年に、スーパーマーケット、スーパー銭湯業界の要請により経済産業省内に非公式に設置された。主として改称を検討している団体などに「スーパー」を名称の一部に入れるように要請していたが、1997年にN1耐久をスーパーN1耐久(現スーパー耐久シリーズ)に改称していたモータースポーツ界もこの目にとまり、全日本GT選手権とフォーミュラ・ニッポンなどのシリーズも改称への要請を受けていた。

uso_sf.jpg
スーパーフォーミュラ
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スーパーF3
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スーパーF4
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スーパーFJ
uso_sgt.jpg
スーパーGT
uso_stai.jpg
スーパー耐久

 これを受け、2005年から全日本GT選手権はスーパーGTと改称、遅れてフォーミュラ・ニッポンは今シーズンよりスーパーフォーミュラと改称された。

 この「スーパー呼称連絡協議会」は幸にも非公式機関だったため民主党の事業仕分けの対象から外れ、今回、自民党が政権に復帰したことにより経済成長戦略の一環として「超スーパー機構」と改称して本格運用されることとなった。機構に参加した団体が一体となって横断的に活性化が図られる予定だ。これにより、日本で開催されるモータースポーツイベントはすべてスーパーが名称の一部として採用される。

 また、「超スーパー機構」構想は日本自動車連合を通して世界自動車連合にも採用を打診され、好意的な感触を得ている。来年以降には、スーパーF1、スーパーWEC、スーパーWTCCなどが誕生する予定だ。

 さらに、将来的にはスーパーの本場であるクリプトン星にも働きかけ、宇宙規模での展開も視野に入れたいとしている。

Text: Motorospot Forum

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:プレスインフォメーション 2013年4月01日


MJ13_0037ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第1戦-2戦 プレビュー

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第1戦 - 第2戦を、2013年4月6日(土) - 7日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)にて開催いたします。

4月6日(土) - 7日(日)に、いよいよ2013年シーズンの開幕を迎えるポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)。今シーズン、タイトルを目指すのはチャンピオンクラス7名、ジェントルマンクラス9名の計16名。そのうち2012年から引き続きの参戦となるのは8名にとどまり、残り半数が新たにPCCJの世界に足を踏み入れる格好となる。ベテランと若手、PCCJルーキーとレギュラーの戦いが幕を開ける。

その舞台となるのは岡山国際サーキット(岡山県)。第1戦-2戦のダブルヘッダーは、昨年に引き続きスーパーGTのサポートレースとして組み込まれた。岡山は他と比べてコース幅が狭く、抜きどころも限られるテクニカルサーキット。加えて1周の距離が短く、タイヤも温まりにくい傾向にあるため、予選でいかに前方グリッドを獲得するかが重要なポイントとなる。また、曲率の小さなコーナーが多いために予選のタイムを出すにはフロントタイヤのグリップを活かした走りが求められる。

チャンピオンクラスは、PCCJ育成ドライバーの#14 川端伸太郎を筆頭に、#12 小川諒、#78 近藤翼といった若手ドライバーと、スーパーGTやスーパー耐久などの経験が豊富な#10 川口正敬の参戦が注目のポイント。また、昨年ジェントルマンクラスでタイトルを獲得しステップアップを果たした#19 永井宏明、ベテランの#25 神取彦一郎や#32 飯田太陽らPCCJレギュラー陣も黙ってはいないはず。チャンピオンクラスの名の通り、レベルの高いバトルが期待される。

一方のジェントルマンクラスは、#2 田島剛や#33 Tetsuo OGINOら優勝経験のあるドライバーに、他のドライバーがどこまで迫れるかがひとつの見どころとなるだろう。#3 江本玄や#8 櫻井澄夫、#21 高田匠といったPCCJレギュラー陣の活躍はもとより、PCCJ参戦経験をもつ#23 藤田宗、さらにGT3 カップチャレンジ ジャパンからのステップアップとなる#7 星野敏、#27 眞野壮一郎らのルーキーがどういった戦いをみせるか興味深いところ。なお、24号車は年間エントリーしたGOmaxに代わり、スーパー耐久の経験豊かな田中徹がドライバーを務めることとなる。こちらもどのような走りを見せるか注目したい。

3月7日(木)〜8日(金)に富士スピードウェイ(静岡県)で行なわれた公式合同テストでは#14 川端、#32 飯田、#12 小河、#19 永井、#78 近藤らが上位タイムを記録している。岡山大会でも彼らを軸に戦いが展開される可能性はあるが、富士スピードウェイでのテストと岡山国際サーキットでのレースを同様に語ることはできない。天候はもとより予選の重要性、タイヤのマネジメント、勝負どころを読む力など、本番では様々なファクターが入り乱れる。

なお今回の予選は、ノックアウト方式を採用。予選をQ1、Q2というふたつのセッションに分けて、それぞれの結果でグリッドを決めていく。Q1セッションは15分間行なわれ、タイムの上位8台のみがQ2に進出。10分のインターバルを挟んだQ2は10分間行なわれ、このタイムによって最終的なグリッドが決定される。短いセッションで上位タイムを出すためにはアタックのタイミングと、コースの状況を見極める力が不可欠と言えるだろう。

ワンメイクレースの難しさが凝縮されたPCCJで、16名のカレラカップパイロットたちはどのような戦いを見せてくれるのか。そして、真っ先にシーズンの主導権を握るのは誰になるのか──その答えは、来たるべき開幕戦で明らかになる。

岡山大会のスケジュールは、専有走行が4月5日(金)10時〜10時30分、12時〜12時30分の2セッション。予選は4月6日(土)8時10分〜8時45分。第1戦の決勝レースは同日15時45分から15周でスタート予定となっており、第2戦は翌7日(日)の10時35分から、こちらも15周で行なわれる。

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