スーパー耐久

S耐:第6戦鈴鹿 BRP☆HYPER ECU C72 制動屋J’Sフィット、地元鈴鹿でST5クラスシリーズチャンピンを獲得! (BRP)

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st_r05_brp-01.jpg  Birth Racing Project【BRP】は2013年10月21日~22日に鈴鹿サーキットで開催されたWTCCとの併催レース「スーパー耐久シリーズ第6戦 鈴鹿」において、公式予選でポールポジションを獲得、チーム代表兼Aドライバーの奥村選手の第2レースで、最終戦を残して地元鈴鹿でシリーズチャンピオンを獲得し、更に第3レースでは古宮選手がポールトゥウインの快勝で鈴鹿戦を終える。

【10月20日(金)公式フリー】天候:晴れ 路面:DRY

st_r05_brp-03.jpg  鈴鹿戦は40分スプリントレース(ドライバー交代・タイヤ交換無し)が3レースというS耐としては変則的なレースとなりました。チームとしても初めての完全なスプリントレースとなり、金曜日の公式フリー走行で積極的に走り込み、セットアップを進めていきますが、ライバルチームとのタイム差は僅差で明日の予選も接戦が予想され、緊迫したレースウィークが始まりました。

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【10月21日(土) 公式予選】天候:晴れ 路面:DRY

st_r05_brp-05.jpg  快晴の土曜日の公式予選がいよいよ開始です。

 Aドライバー奥村選手からアタックを開始しますが、予選開始直後にクラッシュによる赤旗中断があり、岡山戦に続きまたもや集中力を切らせるような、流れの悪い状態となりますが、再び気持ちを切り替えて予選再開後アタックを開始します。しかしクリアラップが確保できない状態で、奥村選手は不本意ながらクラス3番手で予選を終えました。続くBドライバーの古宮選手も果敢にアタックをしますが、惜しくもクラス2位で予選を終えました。A・B合算タイムで見事ポールポジションを獲得してチームの総合力でシリーズチャンピオン獲得に向けて貴重な1ポイントを獲得し、Cドライバーの駒木選手も確実に予選を走り抜きクラス1位で予選を終えました。

【第6戦鈴鹿ST5クラス予選結果】
  • Aドライバー:奥村 浩一 コース:ドライ タイヤ:スリック 2’35.860 クラス3位
  • Bドライバー:古宮 正信 コース:ドライ タイヤ:スリック 2’34.921 クラス2位
  • Cドライバー:駒木 孝有 コース:ドライ タイヤ:スリック 2’35.810 クラス1位
【10月21日(土)第1レース決勝】天候:晴れ 路面:DRY

 公式予選終了後まもなくして、慌ただしく第1レースが始まりました。第1レースはCドライバー駒木選手が担当して、ポールポジションからスタートします。スタート直後から後続のライバルに先行を許し、混戦のままオープニングラップを終えて周回を重ねますが、数週後シケインでGT3車両との接触があり更にポジションを後退させます。その後は安定して周回を重ねますが、クラス4位で第1レースを終えました。

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【10月22日(日)第2レース決勝】天候:晴れ 路面:DRY

st_r05_brp-07.jpg  第2レースはチーム代表兼Aドライバーの奥村選手が3番グリッドからスタートしました。

 スタート直後から抜きつ抜かれつの接戦で周回しますが、3周目には首位に立ちこのまま逃げ切り体制でペースを上げますが、ライバルの36号車もレースラップを上げてきて、双方共に予選タイムを凌ぐハイスピードで周回をしていきますが、レース中盤で奥村のフロントタイヤは悲鳴を上げて徐々に失速し、36号車に先行を許し、そのままクラス2位で第2レースを終えましたが、この第2レースの結果をもって、最終戦を残して2013年スーパー耐久シリーズST5クラスシリーズチャンピオンの獲得が決定しました。

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【10月22日(日)第3レース決勝】天候:晴れ 路面:DRY

 第3レースは古宮選手が晴れて2013年チャンピオンとしてポールポジションからスタートしました。

 レース序盤から終盤まで終始、レースLAPをコントロールしタイヤセーブして、11周目に多重クラッシュが発生しましたが、巻き込まれる事も無く完璧なレース運びで、第3レースをポールトゥウインで終え、シリーズチャンピオン獲得に花を添えました。

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【コメント】
チーム代表兼ドライバー:奥村浩一
st_r05_brp-09.jpg  BRPとしてスーパー耐久に3ヵ年計画で参戦を開始して最終の年に、悲願のシリーズチャンピオンを地元鈴鹿で更に、自らの手で獲得する事が出来ました。これも日頃ご支援・ご声援を頂いたファンの皆様・スポンサーの皆様そして、献身的にチーム活動を支えてくれたチームスタッフのお蔭でございます。この場をお借りして心より感謝申し上げます。最終戦オートポリス戦には、来季からの新体制のテストも兼ねて、更に進化するチームを目指して引き続き全力で走り抜き、今季のレース活動をしっかり締めくくりたいと思っております。今後ともご支援・ご声援何卒よろしくお願いいたします。
Birth Racing Project Press Release


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