SUPER GT

SGT:第8戦もてぎ GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS、ストップアンドゴーのコースに泣かされノーポイントに終わる (GAINER)

  • GAINER Rn-Sports DIXCEL SLS
  • DRIVER: TETSUYA TANAKA / MASAYUKI UEDA
  • 予選:11位 決勝:12位
  • 予選入場者数:14,500人 決勝入場者数:30,000人

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2013年11月2日(土曜日)
  • 公式練習:9:00~10:50 気温:13度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 田中 哲也 気温:13度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:52 植田 正幸 気温:16度・路面温度:19度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_10-02.jpg  今年もシリーズ最終戦がツインリンクもてぎで開催された。薄曇りの中、まず走り出しは田中哲也から。走り出しはやはり路面が余り良くなく、アンダーがかなりきついようだ。フロントの車高、リアウイングを調整しセットを進める。今回のもてぎはブレーキに厳しく、ブレーキも色々試してベストなものをチョイスする。しかし、セットがなかなか決まらずセットアップに時間を費やす。

 植田正幸と交代したのは10時25分を過ぎた辺り。やはり若干の乗りにくさを訴えて、練習走行は終了した。

 Q1は田中が担当する。オンタイムで予選は開始されたが、アタックは5分経過してからコースへ。しかしすぐにNo.55CR-Zがグラベルに捕まり赤旗中断。予選が再開されると田中はすぐにコースへ。徐々にタイムを上げていき、計測3周目に暫定3番手に躍り出る。続けてタイムアップをするが、No.16CR-Zにタイムを更新され4番手に。楽々Q2に駒を進めることが出来た。

 Q2を担当するのは植田。植田も若干遅らせてコースへ。植田も周回毎にタイムアップを図るが、なかなか1分50秒の壁が破れない。しかし、アタックをしているジェントルマンドライバーの中ではトップタイムを計測。11番手で予選は終了した。

田中哲也コメント
 朝のフリーでは車のバランスが非常に悪かったのですが、自分の予選アタック前にはきちんと車を仕上げてくれて、予選に臨めたのは良かったですね。明日のレースは11番手からのスタートになりますが、しぶとく走ればタイヤも良さそうなので期待できるんじゃないかと思います。
植田正幸コメント
 今日はフリー走行から車のバランスが良くなくて、哲也さんにアジャストして貰って一応は乗りましたが、凄くアンダーステアが強く、曲がらない、止まらない症状がありました。予選は予選用にアジャストして良くなって、哲也さんはベストなタイムを出してくれたのですが、僕自身があと0.4秒縮めたかったですね。そうすれば、11号車を援護出来る位のポジションからスタート出来たと思うのですが、決勝は切り替えて頑張ります。

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2013年11月3日(日曜日)
  • フリー走行:8:50~9:20 気温:14度・路面温度:17度・天候:曇・路面状況:ドライ
  • 決勝53周(51周):13:30~ 気温:20度・路面温度:26度・天候:曇・路面状況:ドライ

gt_r08_gainer_11-04.jpg  朝から霧が発生し、視界も白く被われた決勝日。徐々に霧も晴れ始めた頃に、最後のフリー走行が30分間行われた。田中が最終のチェック走行を行う。かなりバランスの悪さは改善されたようだが、思った様にタイムが伸びない。途中で植田と交代し、決勝セットの確認を行いこのセッションは終了した。

 決勝スタートは田中が担当する。ポジションは変わらず淡々と周回を重ねる。やはりストレートの速いGT3車両が前にいると、抜きどころの少ないもてぎでは非常にストレスがたまる走行となる。田中もペースを上げられず悶々と前車との差を詰めているが抜くまでには至らない。

gt_r08_gainer_11-05.jpg  30周目でルーティーンのピットで植田と交代。全車ピット作業を終えた時点でのポジションは12番手。植田のペースも決して悪くはないのだが、やはり田中と同じように、ストレートの速いGT3を攻略できない。1秒以内まで差を詰めながら、ポジションアップを図れない。結局そのままの順位で最終戦はチェッカーを受けた。

田中哲也コメント
 頑張ったのですがなかなか上手くいきませんでしたね。11号車もチャンピオン取れなく残念でした。シリーズ戦ではありませんが、残りのJAF-GPで頑張りたいと思います。
植田正幸コメント
 車のバランスは昨日と違って悪くなく、プッシュも出来たのですが、Porscheは直線も速く抜くことが出来ず、ポイント圏内まで行くことが出来ませんでした。今年はもう少し上でチェッカーを受けるつもりでシーズンをスタートしたのですが、まだまだ勉強不足でした。また次回に向けて頑張ります。
福田洋介エンジニアコメント
 今回の決勝は、終始ストレートの速いポルシェに抑えられたため、タイヤのパフォーマンスを発揮出来ずに終わった感じでした。抜ければ11号車のポイントをサポート出来るポジション迄上がれたと思いますが、相性が悪すぎました。JAF-GPは、まだ、性能調整が正式に決まってませんが、公平に近づく事を希望しつつ、今年のベストリザルトを目指します。

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Text & Photo: GAINER


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