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2012年9月

SUPER GT

SGT:第6戦富士 GAINER DIXCEL R8 LMS、確実な走りで6戦連続ポイント獲得! (GAINER)

  • 予選:14位 決勝:7位
  • 予選日入場者数:18.200人 決勝日入場者数:33.800人
2012年9月8日(土曜日) 晴れ
  • 公式練習:9:40~11:30 気温:27度・路面温度:30度・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ1:14:00~14:15 平中克幸 気温:28度・路面温度:35度・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ2:14:40~14:50 田中哲也 気温:28度・路面温度:40度・路面状況:ドライ
  • ノックアウトQ3:15:10~15:20 出走せず 気温:26度・路面温度:34度・路面状況:ドライ

gt_r06_gn_01.jpg  残暑厳しい富士スピードウェイでSUPER-GT第6戦が開催された。

 2012年シリーズも残り3戦となり、ターニングポイントとなるこの1戦。ストレートスピードが他車に比べて遅いGAINER DIXCEL R8 LMSとしては、あまり得意ではないコースだけに、辛い戦いが予想された。

 天気予報は秋雨前線により雨だったが、予想に反して土曜日は晴れ。今回はシーズンで一番重量が重い86kgを積む為、雨を期待していたGAINERは出鼻をくじかれた形となった。特にDUNLOPタイヤは、雨はさらに強力な武器となるはずだった。

 9時40分からの練習走行は平中克幸からスタート。リアが軽く、オーバーステアもアンダーステアも出て、バランスもあまり良くない。リアの足回りなどを調整しコースへ。

 その後田中哲也と交代し、予選シュミレーションをして、16番手で練習走行は終了した。重量の影響で、リアタイヤの接地が安定せず、オーバーステアもアンダーステアも出て、BOPの変更以降、ウェイトハンディが重くなるにつれ、なかなかタイムが上がらず下位に沈んでいるが、必ずポイントは獲得して決勝を終えたい。

gt_r06_gn_02.jpg  今回の予選はノックアウト方式が採用された。Q1を平中、Q2は田中、Q3は平中が担当する。

 朝からのマシンバランスはかなり改善され、タイムも悪くない。しかし他車はすでにコースレコードを更新する勢いでタイムアップ。平中も徐々にタイムアップし、アタック開始5周目に1分41秒773で7番手のタイムでアタック終了。その後タイム更新されたが、8番手でQ2に進むことが決まった。

 約30分のインターバルを挟んで、Q2が開始された。レギュレーションにより、予選は全て同一タイヤでアタックし、そのタイヤでスタートすることが決まっており、予選ではどれだけタイヤを温存しながら、タイムを出すかに掛かる。

 田中は予選開始早々にはピットを離れず、少し様子を見てからコースへ。徐々にタイムを上げていくが、他車がそれ以上にタイムアップ。これ以上アタックしてもタイム更新はないと判断し、14番手で明日の決勝を迎えることとなった。

田中哲也コメント
 予選は上手いこといかなかったですね。もう少しタイムアップしたかったんですが、なかなか上手くいきませんでした。明日はなんとか頑張ります。
平中克幸コメント
 フリー走行ではあまりバランスが良くなくて、すごく苦戦した感じでしたが、予選ではかなりの箇所を変更して臨みました。すごくフィーリングが良くなって、Q1は自分が思っていた以上のタイムが出たので、感触的には良かったですね。結果としては14番手ですが、明日は追い上げてのレースでまたやるしかないですね。
2012年9月9日(日曜日) 晴れ
  • フリー走行:9:00~9:30 気温:26度・路面温度:31度・路面状況:ドライ
  • 決勝66周(61周):14:00~ 気温:29度・路面温度:45度・路面状況:ドライ

gt_r06_gn_03.jpg  走り出しは田中から。決勝を想定しての走行を行い平中へ。ピット作業シミュレーションも行い、コースへ。しかし、昨日の予選と違い、オーバーがひどくなおかつアンダーも有るようで、このままのセットでは決勝は保たない。サーキットサファリでブレーキ等調整し、走行は終了した。

 日曜日も雨降る気配さえなく、快晴の中朝のフリー走行は開始された。決勝レースは波乱のスタートとなった。まずNo.2紫電がタイヤを交換するためにピットスタートを選択。No.88ランボルギーニとNo.52メルセデスベンツはグリッドに付けなかったが、No.88はス タート直前にピットロードエンドにマシンを付けて、ピットスタート。

 1周のフォーメーションラップ後、スタートしていったが、ポールスタートのNo.31プリウスが1コーナーで単独スピン。後続車は接触することなく1コーナーを通過。

 しかし、スタートを担当した田中は、No.43Garaiyaが2コーナーで外に膨らんできた為に接触し、右ドアミラーが引きちぎられてしまう。

 1周目には12番手、3周目には11番手と全く右後方が見えない状況の中、淡々と周回を重ねていく。ストレートの速いマシンとは抜きつ抜かれつを繰り返しながらも、ベテランらしい走りを展開し11周目には9番手までポジションを上げていた。

 ストレートの速いトップを走るNo.33ポルシェとは23秒も離されてはいたが、前を走るNo.30AUDIとの差はみるみる縮まり、16周目にパスし引き離していく。

 予定通りルーティンのピットを24周目に行い、後輪2本交換と給油のみでピット作業の短縮に成功。しかし、燃費の良いマシンにはどうしても敵わず、全てのピットが終わった時点でのポジションは10番手。

 まず10秒以上あったNo.3GT-Rとの差を徐々に詰めていき、49周目にパス。No.66のエンジントラブルによりポジションは8番手に。

 41周目頃から平中は、自己ベストをどんどんと更新してどん欲に攻めていく。No.0BMWの執拗なブロックを交わし、57周目の1コーナーでパスし7番手に。

 その前にはNo.61BRZも捉えられるかと思われたが、残り周回数も4周と少なく、57周目に自己ベストを再び更新するにとどまり、そのままチェッカーを受けた。

田中哲也コメント
 スタートは結構良くて、1コーナーをアウト側から行ったらスッと抜けられたのですが、コーナリング中にGaraiyaがはらんできて、接触して一気に順位が下がってしまいました。序盤コルベットとか、458とかに捕まって苦労してしまいました。抜いてからはペースも良くなり、問題なく走れました。僕のスティントで言うと、最初の接触がなければ、4番手、5番手争いの中に、後半は居てたんじゃないかと思うと残念です。次は頑張ります。
平中克幸コメント
 予選で下位に沈んでしまったことで、どうしても抜く作業が多くなってしまい、そこでのロスが今回のレースでは特に大きくて、それがこの順位の全てだったんじゃないかと思います。ただ、個人的には凄くDUNLOPタイヤのパフォーマンスも凄く良く、久々に良いフィーリングで決勝レースを走ることが出来たので、次のレースに向けて収穫はあったんじゃないかと思います。次は絶対に表彰台に登らないとチャンピオンシップもかなり厳しくなるので、その辺を意識して、全力を尽くすだけだと思います。
Text & Photo: GAINER

SUPER GT

SGT:第6戦富士 ZENT Audi R8 LMSはオルタネータートラブルによりリタイヤ (Hitotsuyama Racing)

 Hitotsuyama Racingは9月8~9日に富士スピードウェイで開催されたSuper GT 第6戦富士GT300kmレースに参戦致しました。#21 ZENT Audi R8 LMSはスタート直後から原因不明のパワーダウンに見舞われ苦しい展開を強いられ、その後リタイヤとなりました。

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9月8日 公式練習 / 公式予選

 前回の鈴鹿Pokka1000kmではチームを2位表彰台獲得まであと一歩のところまで導き、場内を沸かせたGT500チャンピオン、リチャード・ライアン。今大会からはこのリチャードが#21 ZENT Audi R8 LMSのステアリングを握ることが決定。Audi R8 LMSにとって富士スピードウェイはストレート区間が長い非常に厳しいサーキットであるが、それでもチームはクラス6位入賞を現実的な目標に設定し、非常に高い士気とともにサーキット入りした。

 公式練習は9月とは思えぬ強い日差しのもとスタート。まずはリチャードがセッティングを担当。走行開始早々、6周目に左リヤタイヤがバーストするトラブルが起きてしまう。これにより本命タイヤでのセッティングを行うことができなくなり、非常に苦しい展開を強いられることに。

 リチャードは与えられた条件下で最適なセッティングを見つけると早々にピットに戻り、都筑晶裕に残り時間を託す。しかし都筑走行中に微量のパワステオイル漏れが発生。そのオイル漏れにより、都筑はコーナリング中にリヤが流れる症状に見舞われてしまい、納得のいく走行をできないまま公式練習を終えることになった。

 公式練習の結果は序盤にリチャードが記録した1分42秒493がベストタイムとなり、GT300クラス13位という順位に終わったが、それでも3台のAudi勢の中ではトップを守ることができた。

 午後に行われた公式予選では、Q1をリチャードが担当。全24台中16台までがQ2に進むことが出来る。リチャードはGT300初めての公式予選で、その台数の多さに少々戸惑いアタックのタイミングを見失ってしまう。1分42秒274を記録し一旦ピットへ戻るも、その直後にライバル数台がタイムアップを果たしリチャードはQ2進出圏外となる17位に後退。

 リチャードは残り時間わずかなところで再度コースインし、1周のアタックに懸ける。アタック最後の1台となった#21 ZENT Audi R8 LMSは場内モニターに大きく映し出され、そのタイムに注目が集まる。リチャードは自身のタイムを更新する1分41秒998を記録し、一気に11位までポジションアップ。Q2進出を決めた。

 続くQ2は都筑が担当。タイミングを見計らい3周連続でアタックするも、ストレートが長い富士スピードウェイではライバルたちに引き離されてしまい、GT300クラス15位でQ2敗退となった。

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9月9日 決勝

 12:55から決勝に向けたスタート進行が開始されるが、ここでGT300の数台のマシンがトラブルに見舞われる。#52GREEN TEC & LEON SLSはエンジントラブルによりスタートできず、#88マネパ ランボルギーニ GT3もトラブルによりピットスタート、さらに#2エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電もスタート前ウォームアップ中にタイヤトラブルに見舞われタイヤ交換後のピットスタートとなった。

 #21 ZENT Audi R8 LMSは都筑がスタートを担当。#52、#88が抜けたことにより実質13位からのスタートとなったが、スタート直後の1コーナーで都筑はエンジンのパワーダウンを訴える。1周目に#5マッハGoGoGo車検Ferrari458に交わされると前方との差は徐々に拡がっていってしまう。

 その後、都筑は原因不明のパワーダウンと闘いながら25周を担当。ピットイン時点でその順位をなんとか11位まで上げ、リチャードに後半スティントを託すことになった。しかし、タイヤ交換が終了しメカニックがエンジン始動のサインを送るも、リチャードはエンジンを始動させることが出来ず、時間だけが刻々と過ぎて行く。#21 ZENT Audi R8 LMSはデータチェックのために無念にもピット内に押し戻されてしまった。

 メカニックによるデータチェックの結果、マシンの電圧が低下し、エンジンを始動できなくなっていることが判明。バッテリー交換や外部電源の接続を試みるもマシン修復は叶わず、残念ながらリタイヤを喫した。

チーム代表 一ツ山幹雄
 「6月のセパン以降、3戦連続の実質リタイヤです。今回はリチャードの走りに期待していたのですけれど、それすら見ることができませんでした。決勝のペースは非常に良いR8ですから、都筑選手がなかなかポジションアップできない時点でマシンが不調であることは分かっていたのですが、スタート1周目の1コーナーで既にオルタネーターが死んでしまっていたそうです。それが原因で様々な箇所にトラブルを引き起こし、パワーダウンにもつながっていたとのことです。オルタネーターのトラブルによるリタイヤはSUGOに続いて今シーズン2回目です。同じトラブルで2回リタイヤするとは非常に残念ですし、この日のためにハネムーンをキャンセルしてまでチームに合流してくれたリチャードに申し訳ないです。もちろん、応援してくださっているファンやスポンサーの皆様にも同じ気持ちです。オートポリスこそは、3度目の正直でいい結果を残せるよう、努力します。」
Hitotsuyama Racing Press release

SUPER GT

SGT:第6戦富士フォトギャラリー(決勝日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第6戦富士フォトギャラリー(予選日)

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

スーパー耐久

スーパー耐久:岡山ラウンドで初優勝を達成! (吉本 大樹)

 

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【Hiroki Yoshimoto Race Report 2012】
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2012.8.25-26
Super Taikyu Series Round_4_okayama
PETRONAS TWS GS350
【Result】
8.25 Qualify : 4 th 3'23"530 (1'41"576・吉本大樹/1'41"954・佐藤晋也選手)
8.26 FINAL : 1 st

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12' Super Taikyu Series Round_4
2012.8.25-26
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【公式予選】 天候:晴 | コース:ドライ
スポーツランドSUGOで開催されたシリーズ第3戦から3か月余。しばらくのインターバルを挟み行われる格好となった第4戦が岡山国際サーキットを舞台に、8月25-26日に開催された。
岡山国際サーキットの特徴は何といっても典型的なテクニカルコースであること。高速コーナーから低速コーナーまでがバランス良くレイアウトされており、マシンの成熟度とドライバーの腕が試される事となる。OTGモータースポーツのPETRONAS TWS GS350は、開幕戦こそDNFに終わったものの、その後の第2戦、第3戦は連続して3位表彰台を獲得。8月には鈴鹿でのテストも行いマシンも進化、さらに前日の練習走行では新しい仕様でのセットアップを煮詰めてきており、当然ここ岡山での初優勝を狙い初日のセッションに挑む事となった。
迎えた初日の公式予選。Aドライバー予選でマシンに乗り込んだのは吉本大樹。するとその吉本はこのセッションでマシンのポテンシャルが大幅にアップされてきた事を証明して見せる。これまでは予選トップのマシンからは1秒以上遅れる展開が続いていたが、何とこのセッションで吉本がマークしたタイムはトップから0.7秒差となる1'41"576。3番手に着けマシンをBドライバー予選の佐藤選手へと託していく。するとその佐藤選手も1分41秒台となる1'41"954をマーク。合算タイムでは4番手に食い込み、今季のベストグリッドを獲得する事に成功。「低速コーナーでマシンが暴れる症状はあるけど、マシンバランスはこれまでで最高。クラストップから1秒以内は凄い進歩。事前の鈴鹿テストがかなり効いてます。これまで「一発」のタイムが出せなかったけど、そこが出る様になった。Bドラ予選、Cドラ予選(脇阪選手が出走した)でも良い方向に進める事が出来たので、明日の決勝はかなりポジティブ(吉本大樹)」と、今季初優勝を虎視眈々狙い、この日のセッションを終了する事となった。

【決勝】 天候:晴 | コース:ドライ
まもなく9月を迎える時期とは思えないほどの暑さに見舞われた決勝日の岡山国際サーキット。2012年スーパー耐久シリーズ第4戦の決勝は、ドライバーにもマシンにも厳しい条件が揃う中、定刻通りの午後1時20分にフォーメーションラップが始まった。
このスタートでPETRONAS TWS GS350のステアリングを握ったのは吉本大樹。作戦ではここで吉本がロングスティントを担当、その後の展開に合わせ佐藤選手、脇阪選手へと繋ごうというもの。ところが綺麗に切られたと思われたスタート直後、その思惑とは全く異なる展開が待っていた。なんと裏ストレートで岡部自動車メーカーズZ34とOiive SPA+KOTA RACING NSXが接触。これにGPO+KOTA RACING S2000も巻き込まれ、この3台のマシンがコース脇にストップ。このマシンを回収する為コース上にはセーフティカー(SC)が入ることに。
ここで迷わず作戦をフレキシブルに変更したのはOTGモータースポーツ。すぐさま吉本をピットに呼び戻し、ここで佐藤選手とドライバー交代。今回のレースで義務付けられている2回のピットストップのうち1回を消化、5周に及んだSCラン明けのレースリスタートが切られると、佐藤選手は素晴らしいペースで周回を重ね、他車がまず一回目のルーティーンのピットストップを終えた段階でトップ浮上する事に成功。その後56周目に最終スティントの脇阪選手へとステアリングを託していく。

PETRONAS TWS GS350はこのピットストップの間にassetテクノZ33の先行を許したものの、同マシンはまだもう1回のピットストップを残しており、87周目には難なく再びトップに浮上する事に成功。すると脇阪選手はその後もそのポジションを危なげなくキープ。「1回目のピットストップも、その後の二人のペースも戦略も、全てが99.9%完璧だった(吉本大樹)」と最後まで危なげのない周回を重ね、最後はOTGの大応援団が見守る中トップでチェッカーを受け、遂に、待ちに待った初優勝を飾ることとなった。
次戦はWTCC併催のシリーズ第5戦。このラウンドは2回のスプリントレースで争われるが、このラウンドでのPETRONAS TWS GS350今季2勝目はなるか。その活躍に期待が高まる。

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【吉本大樹コメント】
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事前に行った鈴鹿でのテスト、そしてそのテストから岡山までに色々と間に合わせてくれたメカニックやスタッフのおかげでかなり進歩したGS350で週末を迎えることができました。
我々のGS350はこれまで決勝でのペースの良さは証明してきましたが、予選でのタイムには伸び悩んでいました。が、これまでの成果もあり、少しですが一発のタイムを出せるマシンに仕上がってきました。それを予選で改めて確認しましたし、ここまでレースシュミレーションもしっかりと行う事ができました。
今回はOTG Motor Sportsの走りを応援しに、OTG(大阪トヨペットグループ)の役員様や各店舗の店長様ら150名程のゲストが来られていたので絶対結果が欲しかったので本当に良かったです。僕はスタートしただけで自分のレースを終えましたが、ストラテジーを考えたり監督業も非常に楽しかったです。
チーム力の面に関しても確実に毎戦そのパフォーマンスを上げてきていますし、正直、スーパー耐久のチームでこれ程ストイックに戦略等を考えているチームはないのではないかというくらいにやっています。ドライバーのうるさいコメントにもしっかりと耳を貸してくれ、わがままな要望にも応えてくれる貪欲なチームだからこそ、これ程早くに優勝という結果が出たんだと思います。次戦は1時間のスプリントレースが2回といういつもとは違ったスーパー耐久が見れると思います。ここでもしっかりと結果を出しにいきたいと思います!

エイチワイ・マネージメント有限会社
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SUPER GT

SGT:第6戦富士 LEXUS SC430が3位表彰台、GT300ではトヨタ プリウスが2位初表彰台獲得! (TOYOTA)

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トヨタ プリウスで初の表彰台を獲得したapr HASEPRO PRIUS GT
31号車の嵯峨宏紀(左)と新田守男(右)

 SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」が9月8日(土)、9日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今大会を含め、残り3戦となった2012年シーズンのSUPER GT。次戦第7戦ではウェイトハンデが半減、最終戦はハンデ無しとなるため、最も重いウェイトハンデで戦う大会となる。LEXUS SC430勢はランキング首位のZENT CERUMO SC430 38号車が94kg、同3位のDENSO KOBELCO SC430 39号車が76kgと重いウェイトを積んでのレースとなるが、タイトルへ向け、得意とするホームコース富士でのポイント獲得を目指して臨んだ。

 また、前大会、初の2位表彰台を獲得した国本雄資/アンドレア・カルダレッリ組の若手コンビが駆るKeePer Kraft SC430 35号車も、更なる好成績が期待された。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに6台のLEXUS SC430が出場。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と1台のトヨタ プリウスが出場した。

◆予選◆

 8日(土)、午後2時から予選がノックアウト方式で実施された。

 予選Q1では、タイムを詰めることができなかった39号車がまさかの敗退で13番手。残る5台のLEXUS SC430は順調にQ1を突破。

 Q2では、重いウェイトを積む38号車が、平手晃平が懸命のアタックも及ばず9番手で敗退。このセッションは大嶋和也がアタックしたENEOS SUSTINA SC430 6号車がトップタイム。ロイック・デュバルのPETRONAS TOM'S SC430 36号車2番手、国本の35号車が3番手と、3台のLEXUS SC430が0.1秒以内の僅差で上位を独占。WedsSport ADVAN SC430 19号車が5番手でQ3進出を決めた。

 7台で争われるQ3、4台が残ったLEXUS SC430勢は最後にタイムで上回られ、最前列獲得はならなかったが、カルダレッリが好走を見せた35号車が3番手。中嶋一貴がアタックした36号車が4番手。6号車が5番手、19号車が6番手から翌日の決勝レースに臨むこととなった。

 GT300クラスでは、apr HASEPRO PRIUS GT 31号車が初のポールポジションを獲得。Team SGC IS350 14号車は21番手スタートとなった。

◆決勝◆

 9日(日)午後2時、強い日差しの下、気温29度、路面温度45度というコンディションで決勝レース(66周)がスタート。3番手グリッドの35号車以降、GT500クラスの上位はグリッド順のまま順当なスタートを切った。

 7周目には6位を争っていたアンドレ・クートの19号車が1コーナーで6号車をパスし、5位へ。同じ7周目の最終コーナーでは、3位につけていたカルダレッリの35号車が、周回遅れとして現れたGT300車両と接触、スピン。スピンを喫した35号車だけでなく、そのすぐ後ろにいたロイック・デュバルの36号車もポジションを落としてしまった。

 この混乱で3位へとポジションを上げた19号車は、13周目の1コーナーで前を行くGT-Rに並び、2位に浮上。このバトルの後方につけていた6号車も、その隙を見逃さず、19号車に続き、GT-Rをパス。LEXUS SC430が2-3位に浮上し、首位を追う展開となった。

 レースは中盤に入ると、各車ドライバー交代及びタイヤ交換と給油を行うためにピットへ。3位につけていた6号車はトランスミッションのトラブルに見舞われ無念の後退。代わって、序盤の混乱で順位を落としていた36号車が、19号車に続く4位へと浮上した。

 全車がピットを終えたあとは、上位勢は間隔が開き、順位変動のない展開となったが、中団グループでは、6位の35号車、7位の38号車、8位の39号車と3台のLEXUS SC430によるバトルが展開。35号車の若手国本に、ベテランの38号車立川祐路、39号車脇阪寿一が襲いかかった。

 ハイペースの周回でみるみる38号車との差を詰めた39号車は、62周目、コース後半のテクニカルセクションで並びかけ、そのままサイド・バイ・サイドでどちらも一歩も譲らないまま最終コーナーへ。立ち上がりでアウトにはらんだ38号車をパスし、39号車が7位に浮上。勢いに乗る39号車は、残り2周、前を行く35号車もパスし、LEXUS SC430同士のバトルは、ベテラン脇阪が制すこととなった。

 3位を走行する19号車はそのままポジションを守りフィニッシュ。今季初の表彰台を獲得。36号車が4位で続いた。39号車、35号車、38号車が6,7,8位。38号車はランキング首位の座を明け渡すこととなったが、その差は8ポイント。ランキング3位の39号車と共に、ウェイトハンデの軽くなる残り2戦での逆転タイトル獲得を目指す。

 GT300クラスでは、ポールポジションから真っ先に第1コーナーに進入した31号車が、まさかのスピン。すぐにレースには復帰したものの、最後尾まで後退。ブレーキにトラブルを抱えた31号車は、2周目の1コーナーでもスピンするなど、厳しいレースのスタートとなった。

 しかし、その後猛烈なペースで追い上げていった31号車は、終盤には首位争いまで順位を取り戻し、50周目には首位のポルシェとテール・トゥ・ノーズ状態に。ハイブリッドパワーを活かし、ポルシェを追い詰めるプリウスの走りに観客は釘付けとなった。

 再三にわたり、ポルシェに並びかけ、プレッシャーを与え続けた31号車だったが、52周目のヘアピン進入でインをついた際に、痛恨のミッショントラブル。接触を避けるためにスピンを喫した31号車は、3位へと後退してしまった。

 しかし、最後まで諦めない31号車は、トラブルを抱えながらも、抜いていったCR-Zを猛追。スピン直後には5秒あった差をあっという間に詰め、2位争いを展開した。

 ハイブリッドカー同士の2位争いに再び観客の注目が集まる中、速さで勝る31号車は残り2周のストレートでCR-Zをパス。その後はサイド・バイ・サイドのバトルとなったが、31号車はこれを制し、2位でチェッカー。一度は最後尾に落ちながら見事な追い上げを見せた31号車が、トヨタ プリウスにとって初となる表彰台獲得を果たした。

WedsSport ADVAN SC430 19号車 ドライバー 荒聖治:
走り始めから調子が良く、タイヤのグリップも安定していて、良い流れのレースウィークだった。欲を言えばもっと上に行きたかったが、表彰台に乗ることができたのは良かった。アップデートしたクルマで、手ごたえのあるタイヤをチョイスでき、全てが結果に繋がったと思う。
WedsSport ADVAN SC430 19号車 ドライバー アンドレ・クート:
良いレースを戦い、チームに好結果をもたらす事ができて嬉しい。メカニック、エンジニアも素晴らしい仕事をしてくれた。予選の時から、コースコンディションにあったタイヤの選択や、セットアップが上手く行った。ここまで、なかなかクルマを良いコンディションに持って行けず、皆苦労してきた。レースを戦うにあたって支援してくれた全ての人に感謝している。
apr HASEPRO PRIUS GT 31号車 ドライバー 新田守男:
残念だ。午前中からブレーキトラブルを抱えたまま、レースに臨むこととなってしまった。なんとかごまかしながらスタートを切ったが、どうにも止まらずコースアウトしてしまった。そんなコンディションの中でもトップ争いに加われたことは評価できるし、結果的に表彰台を獲得できたことは、悔しいが良かったと思う。ハイブリッドレーシングカーとして完成度が高まり、クルマのバランスも向上し、まとまって来ているので、残りのレースでも結果を残したい。
apr HASEPRO PRIUS GT 31号車 ドライバー 嵯峨宏紀:
最初の脱落からよくここまで来られたという思いだ。トップ争いをしていた時に、抜きに行ったタイミングでギアが抜けて故障してしまい、それ以降はそのギアのないままの走行を強いられた。全てのトラブルが無ければ…という思いはあるが、トヨタのホームコース富士で良い結果を出すことができて良かったと思う。少々残念なのは、ここまでのトラブルは、ハイブリッドシステムに全く関係ない所で起きているということだ。先行開発を手掛けている方々に申し訳ないという気持ちもある。しかし、更なる好結果を導くことができるよう今後も頑張るつもりだ。
Text & Photo: TOYOTA

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SGT:第6戦富士決勝 KEIHIN HSV-010が5位入賞、MUGEN CR-Z GTは3位フィニッシュ (HONDA)

  • 2012年9月9日(日)・決勝  会場:富士スピードウェイ(4.563km)  周回数:66周  天候:晴れ 気温:29℃(14:30時点)  路面温度:44℃(14:30時点)  コースコンディション:ドライ  観客:3万3800人(主催者発表)

gt120909001L.jpg  9月9日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが行われました。

 土曜日の公式予選では、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が8番グリッドを獲得してHonda勢のトップに立ち、続いて#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)が10番グリッド、#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が12番グリッド、#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)が14番グリッド、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)が15番グリッドから決勝レースを戦います。

 決勝レースが行われる日曜日は朝から爽やかな秋晴れに恵まれました。午前9時に始まったフリー走行もドライコンディションで行われ、ここでは#17 KEIHIN HSV-010が1分34秒900を記録して5番手となりました。Honda勢でこれに続いたのは#100 RAYBRIG HSV-010の10番手。さらに#18 ウイダー HSV-010は11番手、#8 ARTA HSV-010は12番手、#32 EPSON HSV-010は14番手のタイムをそれぞれマークしました。

 午後になっても穏やかな日差しが降り注ぐ好天は変わらず、絶好のレース日和となりました。スタートでステアリングを握るのは、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#8 ARTA HSV-010はファーマン選手、#100 RAYBRIG HSV-010は山本選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#18 ウイダー HSV-010はヴァン・ダム選手となります。

 午後2時に300km(66周)で争われる決勝レースのスタートが切られました。ここで抜群のダッシュを見せたのが、#100 RAYBRIG HSV-010に乗る山本選手。オープニングラップを終えるまでに12番グリッドから7番手へと順位を上げ、入賞圏内に浮上しました。一方、ファーマン選手が乗る#8 ARTA HSV-010はグリッドポジションと同じ10番手をキープ。道上選手が乗る#32 EPSON HSV-010と、ヴァン・ダム選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は、ともに予選結果より2つポジションを上げ、12番手と13番手となって1周目を終えました。一方、#17 KEIHIN HSV-010の金石選手はダンロップコーナーでバトル中に行き場を失って縁石に乗り上げ、ここでハーフスピンをしてしまい、14番手へと後退しました。

 レース序盤に大きな波乱はなかったものの、#32 EPSON HSV-010は今朝のフリー走行でマーキングの行われていないタイヤで走行していたためにドライブスルーペナルティを科せられ、7周目には14番手となりました。これと前後して、ライバルの1台がスピンを喫した影響により、#100 RAYBRIG HSV-010は1つ順位を上げて6番手となりました。

 このあと、5台のHSV-010 GTは追い上げを期して懸命の力走を続けますが、76kgのハンディウエイトを搭載する#100 RAYBRIG HSV-010は、タイヤへの負担が大きいこともあり、12周目には7番手、16周目には8番手へと徐々に後退していきました。

 そして、20周目を過ぎたころ、#18 ウイダー HSV-010にパワーステアリングに関連するトラブルが発生しました。このため、アシストが得られず、徐々に順位を落とすことになりました。ヴァン・ダム選手は24周目にピットインして小暮選手と交代しましたが、症状がさらに悪化していったため、26周目を終えたところでガレージに戻り、リタイアを余儀なくされました。

 22周目を終えたところで#32 EPSON HSV-010はピットストップ。道上選手から中山選手へのドライバー交代、タイヤ交換、給油を行ってコースに復帰していきました。同様にして#100 RAYBRIG HSV-010は23周目、#17 KEIHIN HSV-010は26周目、#8 ARTA HSV-010は27周目にピットストップし、ドライバー交代、タイヤ交換、給油を行いました。後半を受け持つドライバーは#100 RAYBRIG HSV-010が伊沢選手、#17 KEIHIN HSV-010が塚越選手、#8 ARTA HSV-010が小林選手となります。

 10番手でバトンを引き継いだ塚越選手は、まだ十分にタイヤがウオームアップされていないにもかかわらず、速いペースで周回。これが功を奏し、ライバルたちがピットストップを終えた35周目には6番手へと浮上しました。これに#100 RAYBRIG HSV-010が10番手で続きます。さらに#8 ARTA HSV-010は12番手、#32 EPSON HSV-010は14番手となって周回を重ねていました。

 36周目、ライバルの1台がペナルティを科せられたことで、#17 KEIHIN HSV-010は5番手に浮上しました。これと前後して、#8 ARTA HSV-010が#100 RAYBRIG HSV-010をオーバーテイク。#8 ARTA HSV-010は9番手、#100 RAYBRIG HSV-010は10番手となり、#100 RAYBRIG HSV-010はレース終盤にも2台のライバルに攻略されて12番手に後退しました。

 4台のHSV-010 GTはこのポジションを守ったままレースを走りきり、#17 KEIHIN HSV-010は5位、#8 ARTA HSV-010は9位、#100 RAYBRIG HSV-010は12位、#32 EPSON HSV-010は14位で完走を果たしました。

 この結果、チャンピオン争いのドライバー部門において、合計38点を獲得している#100 伊沢/山本組(RAYBRIG HSV-010)は5位、#18 小暮/ヴァン・ダム組(ウイダー HSV-010)は34点で7位、#17 金石/塚越組(KEIHIN HSV-010)は30点で10位、#8 ファーマン/小林組(ARTA HSV-010)は12点で15位となりました。優勝はポールポジションからスタートした#12 カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/J.P.デ・オリベイラ組)でした。

 一方、GT300クラスに参戦している#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)は、3番グリッドから挑んだ決勝レースで優勝争いを繰り広げる活躍を見せ、最終的に3位でフィニッシュ。デビュー3戦目にして表彰台に上る快挙を果たしました。

 次戦は9月29日、30日に大分県のオートポリスで開催されます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「3戦連続で勝利から遠ざかる結果となり、非常に残念に思っています。決勝中のペースはどのマシンも悪くありませんでしたが、予選で上位に進出できなかったことが敗因となりました。#100 RAYBRIG HSV-010はハンディウエイトの影響から逃れることができず、ポイント圏外に終わってしまいました。#17 KEIHIN HSV-010はオープニングラップのハーフスピンさえなければ表彰台も狙えたはずでしたので、こちらも残念な結果となりました。今シーズンも残り2戦となりましたが、次戦のオートポリス大会ではハンディウエイトがこれまでの半分になりますので、開幕戦のころと同じような元気な走りをご披露できると思います。引き続き優勝を目標に全力を投じていきますので、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます」
金石年弘(5位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「自分も塚越選手もペースよく走れたレースだっただけに、1周目にハーフスピンを喫したことが悔やまれます。残るは2戦となりましたが、チーム一丸となってチャンピオンシップを獲得できるようにがんばります」
塚越広大(5位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「前戦では完走が果たせなかったため、今大会は自分もマシンも復活戦という意識で臨みましたので、ゴールするまで油断ができませんでした。終始安定したペースで走ることができ、悪いレースではありませんでしたが、5位という結果には全く満足していません。残りの2戦ではチャンピオンシップうんぬんではなく、とにかく優勝を目指して戦いたいと思います」
Text & Photo: HONDA

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SGT:第6戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #12カルソニックIMPUL GT-R
松田次生
gt_r06_r_pc_matsuda とりあえずほっとしました。第2戦でトップを走っていたのに最後に波乱の展開になってしまい、勝てなくて、それ以降もトラブルやアクシデントがいろいろあったんですが、このレースですべてを吹っ切ることができました。
昨日はオリベイラ選手がポールポジションを穫ってくれたので、スタートを担当する僕がとにかくギャップを広げてバトンタッチをするというのが一番の仕事でしたが、それを果たすことができました。オリベイラ選手はマージンを更に広げてゴールしてくれました。素晴らしいチームメイトです。
ここで勝ったことでチャンピオンシップ争いにも残れたので、とにかくあとのオートポリスともてぎで二人力を合わせて頑張っていきたいです。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
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完璧な週末でした。昨日の公式練習からクルマは調子が良くて、予選では予定通りポールポジションが獲れましたし、今朝のウォームアップでも決勝に向けてのセットアップ作業がうまく行きました。ツギオは素晴らしい仕事をしてくれて、大きなマージンを作ってくれた上にタイヤマネジメントもやってくれて、凄く頑張ったと思う。本当に感謝しています。おかげで僕の方は凄く楽になって、マージンをキープしながら最後まで持っていくだけで済みました。今回はチームだけでなくニスモやニッサンの皆さんにも感謝したいと思います。
GT300クラス #33HANKOOK PORSCHE
影山正美
gt_r06_r_pc_kageyama 予選はフロントローが獲れてすごく良かったです。今日はウォームアップからセットアップに悩んでいまして、決勝間際までクルマをいじっていました。その中で一番苦労したのは、藤井選手で、走る時間の少ない中であれだけのパフォーマンスを発揮してくれて、なおかつ危険な状態を回避してくれました。本当に感謝しています。
ハンコックタイヤやスポンサー、皆さんの応援の「気」が強かったんじゃないかと。非常にラッキーな展開で、実力的には3~4番手だと思いますがチーム全体がノーミスでパーフェクトなレースができたことが優勝につながったんじゃないかと思います。
藤井誠暢
gt_r06_r_pc_fujii 2勝目を挙げられて凄く嬉しいし、ポイントランキングもトップになって、僕らが今週末望んでいた最高の結果が得られました。予選から勝てそうな流れではあったんですが、課題もいくつかあって、みんなでクリアしていきました。スタートから影山選手もきつい状況だったと思うんですけど、タイヤマネジメントをしてバトンを渡してくれたので、僕としては後半プッシュしてでも勝ちにこだわりたいなと。勝てなくても2位を確実に穫ってシリーズを考えた戦い方をしたかったので、自分の中で序盤結構プッシュしました。プリウスが追い上げてきてからも、無理に押さえるつもりは無かったんですが、相手の速いところ、自分の速いところを分かっていたので、その中でマネジメントをしていました。最後はアクシデントがあったんですが、正直あの角度で(嵯峨選手が)入ってきたら止まれないんじゃないかと思っていて、タイヤかすも多い場所ですしスピンするなと思って回避しました。あれで当たってしまったら全てが台無しになってしまうので、そういう意味ではすごくラッキーだったと思っています。
チームの皆さん、タイヤメーカーさん、影山さんが一つになって取り組んだのがこの結果になったのだと思います。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

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SGT:第6戦富士決勝 #12カルソニックGT-Rがポール・トゥ・ウィン!ニッサンGT-Rが1-2フィニッシュを達成。GT300は#31プリウスの追撃を退けた#33ハンコックポルシェが今季2勝目

2012オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の決勝が9月9日、静岡県の富士スピードウェイで行われ、ポールポジションからスタートした#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が後続を大きく引き離して今季初勝利を挙げた。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が今季2勝目。ポールポジションの#31apr HASEPRO PRIUS GT(新田守男/嵯峨宏紀組)は、スタート直後のスピンで大きく後退しながらも2位まで挽回し、33号車を追い上げたがあと一歩及ばなかった。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日18,200人 決勝日33,800人 総数52,000人)

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決勝レースは午後2時にローリング開始。66周の戦いが始まった。
ホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした12号車。今シーズン常にトップレベルの速さを見せながらも勝利を手にすることができず、同じく富士で行われた5月の500kmレースでも終盤までトップを走りながら天候の変化に足下をすくわれたカルソニックGT-Rだったが、今回ばかりは話が違った。
スタートを担当した松田は後続の熾烈なバトルにも助けられて序盤から快調にリードを広げつつも、巧みなタイヤマネジメントで他のどのチームよりも長い34周まで引っ張ってピットイン、オリベイラに交代してトップのままコースに復帰する。
後を引き継いだオリベイラも着実に2位以下を引き離し、最後は21秒025もの大量リードを築き上げて66周を走りきり、念願の勝利をものにした。
2位には前回の鈴鹿で優勝した#1SロードGT-Rがつけ、ニッサンGT-Rが1-2フィニッシュを達成。
3位には#19ウェッズスポーツSC430が入り、昨年5月の第2戦富士以来1年4ヶ月ぶり、GT500クラスでは通算2度目の表彰台をものにした。

12号車の独走劇に終始したGT500クラスとは異なり、終盤まで目の離せない展開となったのがGT300クラスだった。
スタート直後の1コーナーではポールシッターの#31プリウスがスピンアウトするといういきなりの波乱で幕を開け、一旦は#33ハンコックポルシェがトップに立ったものの、予選6番手から追い上げてきた#66triple a Vantageが17周目に#33ハンコックを抜いてトップに立つ。
その後は快調にリードを広げていった#66アストンマーチンだったが、給油に時間がかかるというFIA-GT3の弱点のため、34周目に行ったピット作業に1分6秒もの時間を要し、5位にまで後退してしまった。

代わってトップに立ったのは#33ハンコック。後半を受け持った藤井は2位#16無限CR-Zとの差を次第に広げつつ周回を重ねる。このまま独走に終わるかと思われたが、レース終盤になって33号車を追い上げてくる1台のクルマがあった。
#31プリウスだ。

31号車はスタートに続いて2周目にも同じ1コーナーでスピンを喫し、一時は21番手まで順位を落としてしまったものの、スタートドライバーの新田はそこから着実に順位を上げ、10周目には14位、19周目には9位まで挽回して24周終わりで嵯峨にステアリングを託す。
後半を引き継いだ嵯峨もトップグループを上回るハイペースで順位を上げ、31周目には7位、34周目には5位、35周目に4位、そして36周目には3位に浮上した。
嵯峨はその後もトップを走る#33藤井を1周1秒上回るハイペースで追い上げ、45周終わりのホームストレートで中嶋大祐の駆る#16無限CR-Zを抜去って2位に浮上、48周目にはトップとの差を1.5秒とし、#33ハンコックポルシェを完全に射程圏内に捉えた。

そして遂に50周目のヘアピンで#31嵯峨は#33藤井のインに飛び込む。
一歩も引かずに押さえ込む藤井。
すると嵯峨は続く51周目のダンロップでアウトに並びかけ、両者は並走のまま13コーナーを抜けてプリウスコーナーへ。しかしここで後方から500クラスの#1SロードGT-Rが追いついてきたため、嵯峨は一旦引かざるを得なくなる。
それでも諦めずに藤井を追いかける嵯峨。53周目のヘアピンで再びインに飛び込んでいくが、ここで痛恨のスピンを喫し、31号車は3位に後退してしまった。
それでも最後まで手綱を緩めず、60周目の1コーナーで再び#16中嶋を抜き返して2位に上がる#31藤井だったが、トップの#33藤井には10秒以上の差をつけられ、そのまま2位でフィニッシュ。今季初投入されたプリウスに穫っては初の表彰台となったものの、あと一歩で勝利を取り逃すという意味では苦い結果に終わった。
3位には#16無限CR-Z。こちらも第4戦から投入されて3戦目で初の表彰台となった。

これにより優勝した#33ハンコックポルシェは全クラス通じて最初の2勝目を挙げることになり、#66アストンマーチンがメカニカルトラブルによりノーポイントに終わったことでシリーズポイントでも2位以下に12ポイント差を付けてトップに浮上した。

次戦は九州のオートポリス。9月30日決勝だ

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA
Katsuhiko KOBAYASHI

SUPER GT

SGT:第6戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2012/09/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
112カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS46661:47'22.021
21S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI866621.025
319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH166623.959
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS586624.511
517KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS486640.800
639DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI766651.956
735KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS486652.884
838ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS946658.590
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS20661'18.369
106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS64661'28.084
1123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS60661'34.338
12100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS76661'37.543
1324D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH28651Lap
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL642Laps
---- 以上規定周回数(46Laps)完走 ----
-18ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS682640Laps
  • Fastest Lap: CarNo.12 カルソニックIMPUL GT-R 1'35.497
  • CarNo.32は、フリー走行中の2012 SGT-SpR 第3章第14条3.3)④(マーキングなしタイヤ走行)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.23は、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.38,39は、スポーツマン精神に反する行為をしたため黒白旗を提示した。
■GT300クラス

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2012/09/09) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK80621:49'04.228
231apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH16611Lap
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS611Lap
4911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH78611Lap
543ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS54611Lap
661SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH12611Lap
711GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL86611Lap
80GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH70611Lap
93S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
千代 勝正
佐々木 大樹
YH92611Lap
1030IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH12611Lap
114GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH12611Lap
1214Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH602Laps
132エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH50602Laps
1427PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH10602Laps
1548DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH602Laps
1622R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH602Laps
175マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH593Laps
1885JLOC Exe ランボルギーニ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
坂本 祐也
加納 政樹
YH4584Laps
---- 以上規定周回数(43Laps)完走 ----
-66triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH944220Laps
-21ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH42933Laps
-360RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH2537Laps
-88マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH48953Laps
-87JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH8557Laps
  • Fastest Lap: CarNo.33 HANKOOK PORSCHE 1'42.155
  • CarNo.4は、2012 SGT-SpR 第3章第30条1.a(他車への接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.2は、2012 SGT-SpR 第3章第30条1.a.,b(他車への接触行為)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.85 フリー走行中の国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗2本振動中の走路外走行)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.22は、ピットレーン速度違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

Formula Nippon | JAF Grand Prix | SUPER GT

JAF GP:2012年大会概要発表 今年のレジェンドカップはトヨタ86を使用

 

富士スプリントカップ実行委員会は9月9日、スーパーGT第6戦の開催されている富士スピードウェイで会見を開き、11月16日(金)〜18日(日)に予定されている”JAFグランプリ SUPERGT & Formula NIPPON 富士スプリントカップ2012"のイベント概要について発表した。

今回の発表ではレジェンドカップで使用される車両が今年発売されたばかりのトヨタ86に決定したことや、東西対抗戦のドライバー分け、場内のグッズ販売の目玉企画として2012年のスーパーGTとフォーミュラニッポン全戦分の公式プログラムをセットにした「コンプリートBOX」が限定販売されることなどが明らかになった。このコンプリートボックスは東日本大震災復興チャリティ企画に位置づけられ、売上金はすべて義援金として被災地に送られるとのことだ。

また会見には昨年同大会で優勝したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(フォーミュラニッポン)、柳田真孝(GT500)、谷口信輝(GT300)の3名が壇上にあがり、今大会への抱負を語っている。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
昨年素晴らしい体験をさせていただきました。今年も大変楽しみにしています。同じ週末に二つの全く異なるハイレベルなシリーズのクルマを走らせるという企画は世界的に見ても非常にユニークなものです。今年も両方のカテゴリーで速さを見せられるよう頑張りたいと思います。

柳田真孝
去年はチームとして総合優勝しましたが、自分は2位だったので、今年の目標は当然優勝することです。シリーズ戦と違ってみんなのびのびとした気持ちでレースをすると思うので、自分もそのつもりで走ります。柳田家としても、父春人がレジェンドカップに出ると思うので、親子で表彰台に乗ることを目標に頑張ります。

谷口信輝
去年はJAFグランプリが盛り上がりましたが、3年目を迎えてチームもドライバーも戦い方や落とし穴に気がついてると思いますから、よりプロフェッショナルなスプリントレースになるでしょう。シリーズ戦よりも明らかに熱く激しいレース、見ている方もやっている方も楽しいレースだと思うので、僕も楽しみにしていますし、勝ちたいと思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦富士GTA定例会見 2012年の観客動員は大幅増。2013年には沖縄で公道レース開催の構想も?!

スーパーGTに参加する全車両に今シーズンから装着されているLEDライト。
これはアクシデントなどで車内に搭載されているGセンサーに大きな入力があった際に点灯して周囲に知らせるもの。
これにより医療スタッフの迅速で正確な処置が可能になる。
(撮影協力 #11GAINER DIXCEL R8 LMS)

スーパーGTシリーズを運営するGTアソシエイション(GTA)は9月9日、シリーズ第6戦の開催されている富士スピードウェイで定例会見を行い、坂東正明GTA代表がここまでの5戦の総括と、今後の海外戦などの進捗状況を語った。

それによると、2012シーズンの観客動員数は昨年に比べて大幅に増加しており、今大会も同等以上の動員が見込めるという。具体的な実績は第1戦岡山が24,100人(前年実績23,500人)、第2戦富士83,000人(同60,000人)、第3戦セパン76,000人(同51,000人)、第4戦SUGO37,000人(同36,200人)、第5戦鈴鹿60,500人(同47,500人)で、現状の数字は各サーキットの駐車場のキャパシティに対してほぼ満杯の状況。鈴鹿や富士については場外の駐車場もほぼ一杯まで入ったという。しかし今後もシャトルバスなど、よりいっそうの動員が見込めるよう検討を続けていくようだ。
震災以降は野球やサッカーなども動員実績を伸ばしており、屋外で楽しむレジャーと言う国民のニーズが全体的に増加傾向にあるという背景はあるが、そうした中でも中長期的にこの傾向が続くよう、キッズウォークをはじめとしたイベントを充実させていきたい、と坂東代表は語った。

また第2戦富士、第5戦鈴鹿で発生した大きなアクシデントについて、FROの対応を評価しつつも、引き続き各サーキットと協力体制を維持していくことで安全性をより高めていきたいとした。
第5戦鈴鹿では負傷した黒澤治樹選手を迅速にドクターヘリで病院へ搬送したが、これは今シーズンから各車の屋根に搭載しているGセンサーの作動を表示するLEDランプが適切に作動し、運用されたことが大きいとのこと。これを使用することで、コースマーシャルやFROのクルーの判断を早く確実にする効果は大きいようだ。< /p>

昨今の政治状況の影響が懸念される海外戦の現状については、韓国に関しては現時点で特に具体的な動きはないといい、坂東氏は来週にもソウルへ渡航して現地プロモーターと会合を持つ予定だ。
GTAとしては、従来通り開催したいという意思に変わりはないが、チームの安全を最優先で考えていくという。東南アジアに着いてもマレーシア、タイ、インドネシアなどと引き続き話し合いを続けていく意向だ。
またこれら海外大会とは別に、GTエントラント協会(GTE)副会長の竹内浩典選手から持ち込まれた話として沖縄県の豊見城市で1.5km〜2km公道コースを設定してレースを開催する構想があるようだ。今後鈴木亜久里GTE会長とも話を詰めていくとしているが、現状では経済面など未定な部分も多く、具体的な話には至っていない模様だが、今後こちらの動向にも要注目だ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行 #1SロードGT-Rがトップタイム。GT300トップの#911タイサンポルシェは直後にタイヤトラブルでストップ

スーパーGT第6戦富士の決勝前フリー走行は9月9日朝9時より30分間で行われ、#1S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)が1'34.726を記録してトップタイム。
GT300は#911エンドレスTAISAN911(横溝直輝/峰尾恭輔組)がトップタイムを記録したものの、直後にタイヤトラブルによりコース上でストップ、決勝への影響が懸念される結果となった。

gt_r06_f_1 gt_r06_f_911

決勝日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。前夜から多くの観客が詰めかける中、午前9時よりフリー走行が開始された。
前回の鈴鹿1000kmでも優勝し、ウェイトハンデ86kgを抱えながらもフロントローを獲得した1号車は、クインタレッリのドライブにより開始僅か10分足らずで1'34.726を記録。その後は柳田に交代して決勝に向けての最後のチェックを行った。2番手には#36ペトロナス、3番手に#19ウェッズスポーツ、4番手には#39デンソーと、レクサスSCがここでも速さを見せる。
予選では1台もQ3進出を果たせず、苦戦が予想されるホンダHSV勢は#17ケーヒンが5番手タイムを記録、決勝での巻き返しに期待がかかるところだ。
またポールシッターの#12カルソニックGT-Rは6番手で走行を終えている。

GT300クラスは横溝直輝が1'41.377を記録した#911タイサンポルシェがここでのトップ。しかし911号車はタイムを出した直後に右リヤタイヤがバーストしてしまい、スロー走行に。結局ピットへはたどり着くことができず、最終コーナーを立ち上がったところでストップしてしまった。
ポールシッターの#31aprプリウスはここでも2番手タイムを記録、決勝に向けて好調ぶりをアピールした。
第6戦決勝は午後2時より66周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士フリー走行結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2012/09/09) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
115001S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI861'34.726-173.414
2365002PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS581'34.861 0.135173.167
3195003WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'34.881 0.155173.131
4395004DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI761'34.896 0.170173.103
5175005KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS481'34.900 0.174173.096
6125006カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS461'35.009 0.283172.897
765007ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS641'35.053 0.327172.817
8385008ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS941'35.082 0.356172.765
9355009KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS481'35.483 0.757172.039
1010050010RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS761'35.505 0.779171.999
111850011ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS681'35.534 0.808171.947
12850012ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS201'35.549 0.823171.920
132350013MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS601'35.613 0.887171.805
143250014EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'35.821 1.095171.432
152450015D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH281'36.338 1.612170.512
169113001エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH781'41.377 6.651162.037
17313002apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH161'41.467 6.741161.893
18873003JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'41.569 6.843161.730
1903004GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH701'41.777 7.051161.400
20883005マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH481'42.005 7.279161.039
21613006SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH121'42.129 7.403160.844
22663007triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH941'42.336 7.610160.518
2353008マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'42.417 7.691160.391
2433009S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
千代 勝正
佐々木 大樹
YH921'42.432 7.706160.368
251630010MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'42.507 7.781160.251
265230011GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH421'42.538 7.812160.202
273330012HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK801'42.661 7.935160.010
282130013ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH41'42.771 8.045159.839
29430014GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH121'42.877 8.151159.674
301130015GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL861'42.982 8.256159.511
31230016エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'43.439 8.713158.807
324330017ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS541'43.565 8.839158.613
334830018DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'43.791 9.065158.268
343030019IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH121'43.896 9.170158.108
352730020PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH101'44.225 9.499157.609
361430021Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'44.324 9.598157.459
372230022R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'44.664 9.938156.948
3836030023RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'44.82310.097156.710
398530024JLOC Exe ランボルギーニ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
坂本 祐也
加納 政樹
YH41'45.60210.876155.554

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 ポールシッターのコメント

gt_r06_q_pc_pps gt_r06_q_pc_500pp gt_r06_q_pc_300pp

GT500クラス #12カルソニックIMPUL GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
gt_r06_q_pc_oliveira もちろん気分は最高です。スーパーGTでもポールを獲れるんだと確信できました。今週末は決勝レースでいい結果を残すことを目指してきたので、ポールを穫ることは非常に大事でした。クルマは今朝から調子がよく、ポールを穫る自信はありましたが、その通りになりました。Q1、Q2でクルマのパフォーマンスを見ながらQ3にむけてバランスを整えて走りました。
松田選手のことは心配していませんでした。7位までに入ればQ3に残れるんだし、僕らのクルマには充分なポテンシャルがあると確信していましたから。
松田次生
gt_r06_q_pc_matsuda あまりいい走りじゃなかったんですけど、JPがQ1で頑張りすぎて(笑)。(1分)33秒3というタイムを見たときに「これは結構タイヤを使ってるな」という印象があって、乗った瞬間にグリップが無いのが分かったんですがクルマの調子が良かったのでQ3に残れました。最後はJPがスーパーラップを決めてくれたので、とにかく今回はツキがきてるなと。
1号車は70kg以上積んでるのになんでタイムが落ちないんだろうと思ってみていました。最後にJPが32秒9を出したときに「これは抜かれることは無いだろう」と思ったんですが、向こうも最後の最後に33秒1というタイムを出したんで、正直ほっとしました。明日は向こうのタイヤが何周もつんだろう? ということが心配です。タイムはこっちの方がいいんですが、向こうは4ラップ走って4ラップめにベストタイムを出している、ということが気がかりです
GT300クラス #31apr HASEPRO PRIUS
嵯峨宏紀
gt_r06_q_pc_saga 富士スピードウェイ自体はあまり得意としているコースじゃないので、このタイムは正直出来過ぎだな、という印象です。Q2の段階で、新田さんから「バッテリーを使いすぎた」というインフォメーションが入ってきたので、ぼくはアタックするのを遅らせて、1周め2周目をこの富士スピードウェイで培ったエコカーカップの技術を使い、回生で充電しまくって最後に吐き出してやろうと思ったらうまくいきました。ハイブリッドならではの予選の戦い方だと思うんですけど、前回のCR-Zもそういう戦いをしてると思います。予選モード、というのを使って、それで戦いました。
新田守男
gt_r06_q_pc_nitta 目標にしていた40秒台というタイムを、宏紀がQ1で使ったタイヤを使ってQ2で出すことができたので、クルマはかなりいい状態にあるなというのが分かりました。テストで使ったパーツがかなり効いてる感じで。ハイブリッドの使い方の部分で僕の場合はちょっと足らなくて、走ってる最中にバッテリーが切れちゃう、という症状があったので、走っている最中にスタッフの方にチューニングしていただいて、Q3で宏紀に挑んでもらいました。
僕たちはワークスチームとは違う流れの中でハイブリッドという難しいシステムを取り入れていて、前回の鈴鹿で先にホンダさんにポールをやられた、という点でプレッシャーを感じていたのと、今シーズンずっとGT3勢に前に行かれていた、ということで、この富士でポールを獲れるところまでポテンシャルを持ってきていただけたことに感極まってしまいました。
まとめ: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 KEIHIN HSV-010が8番グリッド、GT300クラスではMUGEN CR-Z GTが3番グリッドを獲得 (HONDA)

  • 2012年9月8日(土)・予選  会場:静岡県・富士スピードウェイ(4.563km)  天候:晴れのち曇り 気温:27℃(14:15時点)  路面温度:36℃(14:15時点)  コースコンディション:ドライ

 9月8日(土)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2012 オートバックス SUPER GT第6戦「FUJI GT 300km RACE」が開幕し、公式予選が行われました。

 今シーズンも残すところ3戦となり、チャンピオン争いは大詰めを迎えています。2010年以来のタイトル獲得を目指すHondaは、富士スピードウェイで開催される本大会に向け、新型のフロントフェンダーを開発。これは一定のダウンフォースを保ちながら空気抵抗を最小限に抑えることを目指したもので、全長約1.5kmの長いメインストレートを持つ富士スピードウェイでは、大きな効果を発揮することが期待されています。

 昨日までの天気予報は週末の天候が崩れると伝えていましたが、公式予選の行われる本日は午前が晴れ、午後から曇りとなり、幸いにも走行セッション中に雨が降ることはありませんでした。

 本日はまず公式練習が午前9時40分から2時間にわたって行われました。このセッションでは、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)がコースアウトを喫しましたが、それ以外の目立ったトラブルやアクシデントはなく、5台のHSV-010 GTは順調に周回を重ねました。ここでHonda勢のトップに立ったのは1分34秒406を記録して8番手となった#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)。そして、ポイント争いで3番手につけている#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が10番手でこれに続き、#18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/カルロ・ヴァン・ダム組)は11番手、#32 EPSON HSV-010(道上 龍/中山友貴組)は13番手、#8 ARTA HSV-010(ラルフ・ファーマン/小林崇志組)は15番手のタイムをマークしました。

 今回の予選は前戦に続きノックアウト方式で行われました。予選1回目では上位11台が予選2回目に進出、予選2回目では上位7台が予選3回目に進出し、この予選3回目で記録した予選タイムにしたがって決勝レースのスターティンググリッドを決めます。また、惜しくも次のセッションに進出できなかったチームは、その段階での予選順位が決勝レースでのスターティンググリッドとなります。

 予選1回目は午後2時15分にスタート。ここで#17 KEIHIN HSV-010に乗る塚越選手は1分33秒658を記録して9番手となり、1分34秒232で11番手につけたファーマン選手の#8 ARTA HSV-010とともに予選2回目への進出を決めました。一方、伊沢選手が乗る#100 RAYBRIG HSV-010は1分34秒333で12番手、道上選手が乗る#32 EPSON HSV-010は1分34秒676で14番手、小暮選手が乗る#18 ウイダー HSV-010は1分34秒725で15番手となり、惜しくも予選2回目への進出はなりませんでした。

 続く予選2回目は午後2時50分に開始。ここで金石選手が乗る#17 KEIHIN HSV-010は1分34秒172をマークして8番手、小林選手が乗る#8 ARTA HSV-010は1分34秒588をマークして10番手となり、決勝レースのスターティンググリッドが確定しました。

 一方、GT300クラスでは、Hondaの技術支援を受けて開発されたレーシングハイブリッドを搭載する#16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)がデビュー3戦目に挑み、中嶋選手が予選1回目を10番手、2回目では武藤選手が9番手で通過を果たします。そして、予選3回目で武藤選手が1分40秒765を記録し、3番グリッドを手に入れました。明日の決勝レースでは、初の表彰台を含む上位入賞が期待できそうです。

 明日は午前9時から30分間にわたってフリー走行を行ったあと、午後2時に決勝レースのスタートが切られます。

松本雅彦 | Honda GTプロジェクトリーダー
 「今回、初めて投入したフロントフェンダーについては、一定の効果を有していることが確認されたので、車両の開発としては正しい方向に進んでいると考えています。ただし、本日の予選では期待していたような成績を収めることができませんでした。5台のHSV-010 GTの中では、#17 KEIHIN HSV-010のみ上位に食い込めるスピードを見せていますが、残る4台は本来の実力を発揮しきれていないように思います。その理由は、現在解析中です。明日の決勝レースでは、HSV-010 GTの優れたコーナリング性能を生かして、セクター2ならびにセクター3での追い上げを図ると同時に、スティントの最後まで安定したペースで走りきることで上位進出を狙っていきたいと思います。引き続き5台のHSV-010 GTに熱い声援をお願いします」
金石年弘(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「予選では事前にテストしていないタイヤを使用したこともあり、どのような走りをするか予想がつかない部分がありました。そのような中でも、マシンのバランスは悪くなく、予選1回目は順調にパスできましたが、2回目は突破できずに残念な結果となりました。 ただ、決勝レースでの走行ペースはいつもいいので、決勝ではしっかりと走って結果を残したいと思います」
塚越広大(8番手 #17 KEIHIN HSV-010)
 「朝のフリー走行からマシンのバランスやタイヤの選択も含め、チーム一丸でいろいろと考えて予選に臨みました。現時点での最善を尽くしたのですが、もう一歩足りませんでした。ただ、マシンのフィーリングはいいので、明日の決勝ではいつものような追い上げを見せられるよう、金石選手と協力してがんばります。また、前回鈴鹿のアクシデントではファンの皆様に大変ご心配をおかけいたしました。幸い大きなケガもなく無事でしたので、明日はそのうっぷんを晴らすべく、積極的にポジションアップを狙っていきたいと思います」
Text: HONDA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式予選 GT500はGT-Rがフロントロー独占、GT300は#31プリウスがコースレコードを破って初のPP獲得!

2012スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」の公式予選は9月8日、静岡県の富士スピードウェイでノックアウト方式にて行われ、#12カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1'32.990でポールポジションを獲得した。
GT300クラスは#31apr HASEPRO PRIUS GT(新田守男/嵯峨宏紀組)が1'40.417と、このクラスのコースレコードを7年ぶりに更新、プリウスで初めてのポールポジションをものにした。

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公式予選は午後2時にGT300クラスの予選Q1から開始された。心配された雨は最後まで降ることは無く、終始ドライコンディションのもとで熾烈なタイムアタック合戦が展開された。

予選Q1は走行時間15分間が与えられていたが、これまでのレースでも見られたように開始直後は全車がピットに待機、残り7分を切ったあたりで漸くコースインしていくことになった。
このセッションでトップに立ったのは前回の鈴鹿で優勝した#1SロードGT-R。ロニー・クインタレッリは86kgものウェイトハンデをものともせず、1'33.292を叩き出してみせた。2番手には#12カルソニックGT-Rがつけ、以下#36ペトロナスSC、#38ZENT SC…と続き、11位の#8ARTA HSVまでがQ2進出を果たした。
一方、前半戦で活躍した結果、多くのウェイトハンデを搭載してこの戦いに臨むこととなった#100レイブリックHSV(76kg)、#39デンソーSC(76kg)の2台と、今季苦戦の続く#32エプソンHSV、#18ウイダーHSVの2台、計4台がここで予選を終えることに。この時点でホンダHSVは5台中3台が脱落することとなった。

続いて行われた予選Q2では、前のセッションで上位タイムを記録した#1Sロード、#12カルソニックの2台が6位、7位とギリギリでQ3進出を果たす苦しい結果に。これはQ1で使用したタイヤをそのまま使ってアタックした影響であった模様。
ここでのトップタイムは第4戦SUGOで9年ぶりの優勝を果たした#6エネオスSCの大嶋和也。しかしタイムは1'33.837と平凡なものだった。
ここでは#17ケーヒンHSV、#38ZENT SC、#8ARTA HSV、#24HIS GT-Rの4台が脱落。結局GT-Rが3台、SC430は4台がQ3に進み、HSVは全車が脱落という結果になった。

そして予選Q3では、Q2をギリギリで通過した2台のGT-Rと、#35KeePer、#36ペトロナスの2台のSC430による接戦が展開され、残り時間30秒で唯一の1分32秒台を叩き出したオリベイラの駆る#12カルソニックがポールポジションを獲得、2位にはロニー・クインタレッリの駆る#1SロードGT-Rがつけ、ニッサン勢がフロントローを独占して明日の決勝に臨むこととなった。

一方、今季からリストリクターサイズの拡大によって大幅なタイムアップを果たしたGT300クラスは、これまでにも各地のサーキットでコースレコードを塗り替えてきたが、ここ富士においても公式練習から好タイムが相次いで記録された。予選Q1、Q2では立て続けにコースレコードを更新した#33ハンコックポルシェがいずれもトップで通過、#31プリウスがそれに続く形となり、これに#911エンドレスポルシェ、#61BRZとFIA-GT3とJAF-GTが互角の戦いを展開することとなった。
そして迎えた最後の予選Q3では、最初の2周をバッテリーへの充電に充てるという、ハイブリッド車ならではの戦法を駆使した嵯峨の駆る#31プリウスが3周目のアタックで1'40.417を叩き出して影山正美の駆る#33ハンコックポルシェを下し、今季初のポールポジションをものにした。また第4戦に初登場以来予選での速さを見せ続けている#16無限CR-Zはここでも3番手タイムを記録してみせた。
なお、第4戦SUGOで優勝の#3SロードNDDP GT-RはQ1で脱落、第5戦優勝の#66triple a vantage GT3は60kgのBOP(性能調整)と94kgのウェイトハンデを抱えながらもQ3進出を果たし、6番手で明日の決勝に臨む。

第6戦決勝は明日午後2時より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士ノックアウト予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2012/09/08) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2Q3
112カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS461'33.3001'34.0471'32.990
21S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI861'33.2921'34.0301'33.133
335KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS481'33.8561'33.9331'33.297
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS581'33.5061'33.8651'33.392
56ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS641'33.7781'33.8371'33.407
619WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'33.9081'34.0021'33.452
723MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS601'33.8981'33.9501'33.893
817KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS481'33.6581'34.172
938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS941'33.5971'34.252
108ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS201'34.2321'34.588
1124D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH281'33.9841'34.726
12100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS761'34.333
1339DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI761'34.347
1432EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.676
1518ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS681'34.725
■GT300 Class

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2012/09/08) Knock Out Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWhQ1Q2Q3
131apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH161'41.5641'40.937R1'40.417
233HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK801'40.6191'40.585R1'40.583
316MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'41.8191'41.8561'40.765
488マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH481'41.5361'41.7071'40.820
5911エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH781'41.0071'41.1751'40.895
666triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH941'41.1661'41.7221'40.991
70GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH701'41.3521'41.9311'41.368
852GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH421'41.8171'41.7641'41.439
987JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'41.7521'41.6371'41.455
1061SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH121'42.0371'41.4401'41.502
1143ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS541'42.2241'41.963
1230IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH121'42.1011'42.272
134GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH121'42.1391'42.477
1411GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL861'41.7731'42.562
1521ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH41'41.9981'42.961
16360RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'42.2081'44.257
173S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
千代 勝正
佐々木 大樹
YH921'42.249
1848DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'42.442
195マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'42.682
2027PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH101'43.100
2114Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'43.101
222エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'43.224
2385JLOC Exe ランボルギーニ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
坂本 祐也
加納 政樹
YH41'44.261
2422R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'44.379

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式練習 GT500はGT-R、GT300はポルシェ911がそれぞれ1-2を占める

2012オートバックス スーパーGT第6戦「富士GT300kmレース」が9月8日、富士スピードウェイで開幕。
公式練習では#12カルソニックGT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が1'33.718でトップタイム、前回鈴鹿で優勝の#1S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)も2位につけ、ニッサン勢が1-2という結果となった。
GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)が1'40.438と非公式ながらコースレコードを更新してトップだった。

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公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝から快晴。
午後は雨の予報が出ているとはいえ、午前中の公式練習は終始ドライコンディションのもとで2時間の走行が行われた。

GT500クラスは開始早々に#12カルソニックGT-Rがトップに立つと、前回の鈴鹿1000km優勝の#1SロードGT-Rも86kgのウェイトハンデをものともせず、1'33.819で2位につけ、その後はロングランに移行した。
3位以降は#36ペトロナス、#38ZENT、#35KeePer、#6エネオス、#19ウェッズスポーツとレクサス勢が続く。しかし5月の富士500kmで優勝した#39デンソーだけは1'34.843とタイムが伸びず、14番手に終わった。
そして今回も苦戦が懸念されるのがホンダ勢だ。
7月の合同テストではフェンダーミラーを持ち込み、意欲的な開発を行ってきたものの、今日実際にこれを採用したのは#18ウイダーHSVのみ。他は従来通りのドアミラーを持ち込んで、#17ケーヒンの8位が最上位という苦しい滑り出しとなった。

一方、GT300クラスは富士のストレートではめっぽう強いポルシェ勢が1-2位を占める。トップは#33ハンコックで、開始25分過ぎに1'40.438と2005年の第2戦で黒澤治樹の駆るM-TEC NSXの記録した1'40.682を非公式ながら上回った。
JAF-GT勢ではここでも#16無限CR-Zが速さを見せ、1'41.223で4番手につけている。
第6戦の公式予選はこのあと午後2時より、ノックアウト方式で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第6戦富士公式練習結果

FUJI GT300km RACE -RIJ- (2012/09/08) Official Practice Weather:Fine Course:Dry
2012 AUTOBACS SUPER GT Round 6 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoClsCls
Pos
Car
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1125001カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS461'33.718-175.279
215002S Road REITO MOLA GT-R
NISSAN GT-R
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI861'33.819 0.101175.090
3365003PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
中嶋 一貴
ロイック・デュバル
BS581'34.044 0.326174.671
4385004ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS941'34.168 0.450174.441
5355005KeePer Kraft SC430
LEXUS SC430
国本 雄資
アンドレア・カルダレッリ
BS481'34.180 0.462174.419
665006ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS641'34.198 0.480174.386
7195007WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
荒 聖治
アンドレ・クート
YH161'34.364 0.646174.079
8175008KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS481'34.406 0.688174.002
9245009D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH281'34.443 0.725173.933
1010050010RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS761'34.477 0.759173.871
111850011ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
カルロ・ヴァン・ダム
BS681'34.559 0.841173.720
122350012MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ミハエル・クルム
BS601'34.690 0.972173.480
133250013EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'34.842 1.124173.202
143950014DENSO KOBELCO SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
石浦 宏明
MI761'34.843 1.125173.200
15850015ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
ラルフ・ファーマン
小林 崇志
BS201'35.121 1.403172.694
16333001HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911 GT3 R
影山 正美
藤井 誠暢
HK801'40.438 6.720163.552
179113002エンドレス TAISAN 911
PORSCHE 911 GT3 R
峰尾 恭輔
横溝 直輝
YH781'40.880 7.162162.835
18163003MUGEN CR-Z GT
HONDA CR-Z
武藤 英紀
中嶋 大祐
BS1'41.223 7.505162.283
19663004triple a Vantage GT3
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH941'41.384 7.666162.026
20313005apr HASEPRO PRIUS GT
TOYOTA PRIUS
新田 守男
嵯峨 宏紀
YH161'41.524 7.806161.802
2123006エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH501'41.712 7.994161.503
2203007GSR 初音ミク BMW
BMW Z4 GT3
谷口 信輝
片岡 龍也
YH701'41.820 8.102161.332
23433008ARTA Garaiya
ASL ARTA Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS541'42.124 8.406160.852
24613009SUBARU BRZ R&D SPORT
SUBARU BRZ GT300
山野 哲也
佐々木 孝太
YH121'42.125 8.407160.850
255230010GREEN TEC & LEON SLS
Mercedes-Benz SLS AMG GT3
竹内 浩典
土屋 武士
YH421'42.161 8.443160.793
26430011GSR ProjectMirai BMW
BMW Z4 GT3
番場 琢
佐々木 雅弘
YH121'42.337 8.619160.517
278730012JLOC ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
山西 康司
山内 英輝
YH81'42.340 8.622160.512
282130013ZENT Audi R8 LMS
Audi R8-LMS
都筑 晶裕
リチャード・ライアン
YH41'42.493 8.775160.272
298830014マネパ ランボルギーニ GT3
Lamborghini GALLARDO LP600+ GT3
織戸 学
青木 孝行
YH481'42.504 8.786160.255
30530015マッハGoGoGo車検Ferrari458
Ferrari 458 GT3
玉中 哲二
植田 正幸
YH1'42.608 8.890160.093
311130016GAINER DIXCEL R8 LMS
Audi R8-LMS ultra
田中 哲也
平中 克幸
DL861'42.802 9.084159.791
32330017S Road NDDP GT-R
NISSAN GT-R NISMO GT3
千代 勝正
佐々木 大樹
YH921'42.838 9.120159.735
332730018PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
Ferrari F430 GTC
山岸 大
井口 卓人
YH101'42.866 9.148159.691
343030019IWASAKI MODAクロコ apr R8
Audi R8-LMS ultra
岩崎 祐貴
坂本 雄也
YH121'43.006 9.288159.474
354830020DIJON音々CALLAWAYワコーズED
CALLAWAY Corvette Z06R GT3
高森 博士
密山 祥吾
YH1'43.027 9.309159.442
361430021Team SGC IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドレ・インペラトーリ
YH1'43.121 9.403159.296
3736030022RUN UP CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE Z06R GT3
田中 篤
白坂 卓也
YH1'43.606 9.888158.551
382230023R'Qs Vemac 350R
Vemac 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'44.73411.016156.843
398530024JLOC Exe ランボルギーニ RG3
Lamborghini GALLARDO RG-3
坂本 祐也
加納 政樹
YH41'45.87212.154155.157

SUPER GT

SGT:ゲイナーの第1回ガレージセール&ファンミーティングは多くのファンで賑わう

 スーパーGTのGT300クラスでGAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組)を走らせている株式会社ゲイナーは1日、京都の自社工場敷地内で第1回GANERガレージセール&ファンミーティングを行った。各種余興が行われ、訪れた多くのファンで賑わったイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

gainer_gs_01.jpg  ゲイナーは今シーズン、本拠を鈴鹿市庄野から元童夢工場跡の京都市左京区八瀬に移転した。「引っ越しの際、不要なパーツがあったのと、敷地が広くなったのでガレージセールを開催できないかと思いつきました」とこの企画発案者の石田美香マネージャーは語る。

 当日は10時開始から多くのファンが訪れ、ガレージセール、AUDI R8体験乗車、小林勝彦カメラマンの写真即売会、焼きそばなどの模擬店、田中哲也選手のトークショー、スタッフとファンのタイヤ交換競争などが行われた。

 「参戦中のマシンの乗車体験は、他ではやってないので初めてだと思います。こんなにファンとの距離が近いフレンドリーなイベントになってよかったです」(前出の石田マネ)と、ファンと一体の非常に満足度の高いイベントになったようだ。

 来季もシーズン中に開催を予定してるとのことなので、第2回ファンミーティングが行われることを期待したい。

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スーパー耐久

S耐:第4戦岡山 まさかのオギ姉、ドクターストップで決勝走れず! チームは最高位のクラス5位! (Dream Angeles)

 ドリームエンジェルレーシングをいつもサポートして頂きありがとうございます。

 シリーズ第4戦となった岡山国際サーキットでの戦いは真夏の残暑が厳しい、8月25~26日の2日間で開催されました。

 日本列島は連日、気温35度を超える陽気で猛暑対策にも気を使って岡山へ乗り込みました。

 24日(金)は公式練習が3回予定されていて、朝9時からの練習に望みましたが、すでに30度を超える陽気に、マシンの中は50度近くになっていましたエンジンにも負担がかかることを意識して、いたわりながら走行を続けていましたが、30分過ぎから少し体調にも異変を感じていました。それでも午前中の練習を無事に終え、休憩を取り、午後のラストの練習に再び参加。練習スタートして30分、赤旗中断でピットに戻り、ドライバー交代をしてマシンを降りました。

 夕方になり頭痛と吐き気に襲われ、サーキットのメディカルセンターに行くと、脱水症状であることが判明し、そのまま病院へ運ばれることになってしまいました。病院で点滴の処置を受け、体調は翌日には回復しましたが、レースに参加することは許可が下りず、残念ながら岡山でのレースはピットでサポート側にまわることになりました。

 決勝日、スタート前のピットウォークにはレーシングスーツ姿でファンの方への対応をしましたが、レースは藤井、遠藤両選手に3時間の戦いを託しました。

 スタート直後にペースカーが出動するような大きなクラッシュもありましたが、ドリームエンジェルのRX-7は難を逃れ、順調に周回を重ね、スタートの遠藤選手から藤井選手へバトンタッチ。その後もリタイアするマシンを尻目に、トラブルもなく3時間のレースを走り切り、ラストスティントを任された遠藤選手が笑顔のチェッカーをくぐりました。

 正直な気持ち、藤井、遠藤選手と同じ汗をかいて、過去最高となる、この結果をお伝えしたかったんですが、今回は少し、悔しさも残るレースになりました。それでもチームとしては2009年から参戦してきたこのシリーズでの初入賞5位を獲得でき、うれしく思っています。応援していただいた皆さんにもいい報告ができて、よかったです。

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DREAM ANGELS RACING NEWS オギ姉(荻原なお子)

その他

鈴鹿サーキット開場50周年記念イベントフォトギャラリー

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Photo: Katsuhiko KOBAYASHI

PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012 第8戦 プレビュー

プレスインフォメーション 2012年9月03日 
 
東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラカップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2012年シリーズ 第8戦を、2012年9月8日(土) -9日(日) 富士スピードウェイ (静岡県)にて開催いたします。

いよいよシーズンも終盤にさしかかったPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)2012。9月8〜9日には、前戦から約1カ月ぶりの公式戦となる第8戦が開催される。

舞台となる富士スピードウェイ(静岡県)は、5月の第3戦、ダブルヘッダーとなった6月の第4戦—5戦を経て、今シーズン3度目の開催となる。開幕前の合同テストも含めれば、カレラカップパイロットたちにとっては4度目の富士。もちろん気温や天候の条件こそ違えど、走行を重ねている分、セッティングの詰めやコースの攻めどころなどは各ドライバーとも熟知している。加えて、チャンピオンシップは今が佳境。ライバルより1点でも多くポイントを獲得すべく、全員が全力でアタックする。今シーズンこれまで行なわれた富士ラウンドのなかでも、最も熱いバトルが繰り広げられることは間違いない。

今大会はSUPER GT第6戦との併催となり、8日(土)に予選、9日(日)に決勝という1戦のみのスケジュール。予選は第4戦以来となるノックアウト方式が採用されている。予選をQ1、Q2というふたつのセッションに分けて行ない、Q1セッションを上位8位以内で通過したドライバーのみがQ2へ進出できるというシステムだ。時間はQ1が15分、Q2が10分という短時間。セッションスタート後すぐにタイムを刻む瞬発力と、トラフィックを避ける判断力が必要となる。

また、今シーズン行なわれた富士ラウンドはいずれも雨がらみの展開となっているために、天候の読みが重要なポイントとなる可能性も高い。路面は乾くのか、湿るのか。雨は降るのか、上がるのか。グリッドの良し悪しが勝負の行方を左右するスプリントレースゆえ、各ドライバーの判断も見どころのひとつとなるかもしれない。

7月末にスポーツランドSUGO(宮城県)で行なわれた第6戦、第7戦では、チャンピオンクラスを#14 平川亮が、ジェントルマンクラスを#19 永井宏明がそれぞれ連勝で制している。これで#14 平川は第4戦の富士から4連勝、#19 永井は第5戦富士から3連勝。シーズン前半の混沌とした状況は少しずつ様相を変え、このふたりがポイントでもアタマひとつ抜け出した。第8戦でも#14 平川と#19 永井を軸にレースが展開する可能性は充分にあるだろう。

もちろん、他のドライバーとて指をくわえて見ているわけではない。チャンピオンクラスには#11 山路慎一に代わって山野直也が再び登場。第3戦富士での勝利を再現すべく、予選から飛ばしてくることは想像に難くない。そろそろ優勝の二文字がほしい#22 Michael GREEN、安定したリザルトを刻みたい#90 Igor SUSHKOの活躍にも期待したいところ。#5 高見沢一吉や#15 神取彦一郎も上位に食い込むことが予想される。

一方のジェントルマンクラスでは第3戦の勝者#16 横幕ゆぅ、第4戦の勝者#2 田島剛も再びの美酒を虎視眈々と狙っている。また、同ポイントで競っている#32 飯田太陽と#8 櫻井澄夫のふたりも侮れない存在と言えるだろう。

#14 平川と#19 永井が勝利を重ねるか、ふたりの前に誰かが立ちはだかるか。各車一歩も引けない第8戦富士、予選Q1セッションは8日(土)の13時10分にスタート予定。予選もレースもヒートアップは必至、チャンピオンシップの明暗を分ける一戦の幕が切って落とされる。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

Formula Challenge Japan

FCJ:第7戦富士決勝 松下信治が3連勝を飾る (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ) 第7戦の決勝レースが9月2日(日)、富士スピードウェイで行われた。

 天候は朝から小雨が降ったり止んだりを繰り返しており、FCJ決勝の直前に開催されたポルシェGT3カップの時点では路面はハーフウェット。しかし、FCJのスタート時間が近づくにつれ日が差し始め、路面は次第に乾いてゆく。 こういった場合、タイヤの選択が非常に難しくなるのだが、まだまだ濡れた箇所が多く、一旦はウェットタイヤ使用が決定される。ところが日差しは強さを増し、路面は急速に乾き始めた。このままレースをスタートすれば、ウェットタイヤを傷めるか、スタート後ピットインしてスリックタイヤへの交換を余儀なくされる可能性が高い。このため、12時15分の段階でスリックタイヤへの変更が決定、全車がスリックタイヤを履いて、12時25分、コースインを開始した。 路面は急速に乾きつつあったものの、全17台がグリッドに整列した時点ではイン側はまだ若干濡れており、グリッドの奇数列と偶数列で有利、不利が分かれそうな状況。

 実際、スタートしてみるときれいにホールショットを決めたポールシッターの#10 松下信治の後方で2番手スタートの#8 清原章太と3番手スタートの#4 平川亮が並走状態になったが、イン側のラインをがっちり固めて1コーナーに入った#8 清原がなんとか2位のポジションを死守してオープニングラップを終えた。

 追走する#4 平川は3周目の1 コーナーで#8 清原のインに飛び込むが、立ち上がりでラインをクロスさせてきた#8 清原に抜き返されて再び3位に。その後は#8 清原が徐々に#4 平川を引き離して1秒前後にギャップを広げていく。 更に#4 平川の後方には4位の#12 高星明誠が次第に接近してきた。時折ラインを左右に振って牽制するそぶりをみせる#12 高星だったが、この3台の膠着状態はファイナルラップまで続き、最後は再び#8 清原との差を縮めてテールに食らいついた#4 平川と、そのすぐ背後に迫った#12 高星の3台が最終コーナーからスリップストリームを使い合いながらホームストレートに戻ってきた。

 しかし結局この3台の順位は動かず、2位#8 清原、3位#4 平川、4位#12高星のままでレースは終了。

 こうした戦いを尻目にトップの#10 松下はファステストラップを更新しながら後続との差を広げ、最後は17秒以上の大差をつけてフィニッシュ。見事今週末を3連勝で飾り、シリーズポイントでもトップの#4 平川に3ポイント差まで迫った。

 このレースではセカンドグループ以降でもコースのあちこちで激しいバトルが展開され、接触やペナルティも相次いだ。

 そうした中、唯一の女性ドライバーである#16 三浦愛は16番手スタートながら一時は9位まで順位を上げ、その後も抜きつ抜かれつのバトルを繰り返しながら12位でフィニッシュした。

 また、今回スポット参戦の#20 石川京侍はスタート直後の1コーナーで#11 坪井翔と接触、ノーズを破損して長時間ピットにとどまることになったうえ、ドライブスルーペナルティを課せられて11周遅れの17位に終わった。

 次の舞台は鈴鹿サーキット。F1日本グランプリのサポートイベントとして大観衆の前でその走りを披露することとなる。

優勝:松下信治(東京中日スポーツ賞 受賞)
 今回お世話になったメカニックの皆さんやホンダさんに深く感謝しています。3レース全部勝てたことは、これからの流れを変える大きなターニングポイントになりました。次の鈴鹿サーキットは得意なコースの一つなので、全力で頑張って5連勝したいです。 平川選手とのポイント差が近づいたので、タイトルはもちろん狙っていきます。お互いに良いレースができたら、と思います。
2位:清原章太
 大きくコンディションの変わる難しいレースになりましたが、メカニックの皆さん、ホンダさん、その他大勢の関係者の皆さんに温かく見守っていただいて、ありがとうございました。松下選手にスタートからぐいぐい離されて、悔しいレースになりました。路面の違いはもちろんありましたが、自分にも原因があって出遅れてしまい、松下選手には離され、平川選手に並びかけられてしまいました。同じHFDPから出ている選手に3回勝たれた、という意味でも悔しい気持ちで一杯です。 次からはSRS-Fで一番走り込んでいる鈴鹿なので、優勝という結果につながるよう頑張ります。
3位:平川 亮
 トヨタのホームコースである富士スピードウェイでホンダの選手に3連勝されてしまい、トヨタの関係者の皆さんには申し訳ない気持ちで一杯です。次の鈴鹿では今回の問題点を解決してレースに臨みます。今回の結果はもうしょうがないので、気持ちを切り替えて残り5戦を戦います。
Text: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第7戦富士決勝結果

THE FUJI Campion Race Series -RIJ- (2012/09/02) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
110松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA2136'31.492
28清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA2117.467
34平川 亮FTRSクラリオンFCJ2117.510
412高星 明誠NDDP DAISHIN NDDP FCJ2117.608
53篠谷 大幹FTRS2120.789
61川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ2127.867
713藤波 清斗NDDP FCJ2130.707
85周藤 康平チームSPV FCJ2135.061
92黒崎 駿HFDP/SRS-F/コチラR2137.384
1011坪井 翔FTRS TMC FCJ2139.859
119道見 真也FTRS スカラシップ FCJ2146.552
1216三浦 愛EXEDY FC1062149.881
136ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT2149.942
14*7小河 諒宝華Racing with DL2158.040
1514三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ2159.039
16*17陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ211'24.239
---- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 ----
-*20石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR1011 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.10 松下信治(HFDP/SRS-F/ARTA) 1'43.887 (16/21) 158.122km/h
  • CarNo.7は、スポーツ精神に反する行為をしたため黒白旗を提示した。
  • CarNo.17は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.20は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①②(他車への接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを科した。

Formula Challenge Japan

FCJ:第6戦富士決勝 松下信治が2戦連続優勝 (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第6戦の決勝が9月1日(土)午後、富士スピードウェイで行われた。

 激しい雨に見舞われた第5戦決勝とはうって変わり、第6戦決勝は晴天の下、コースもドライコンディションとなり、全車スリックタイヤを装着してコースに出て行った。

 第5戦決勝でのベストラップタイム順により、このレースのポールポジションは前戦優勝の#10松下信治。2位には#4平川亮がつけ、3番手が#3篠谷大幹という順番となった。

 ホールショットを奪ったのはポールの#10松下。2位は#4平川、3位#3篠谷とここまではグリッド順で1コーナーを立ち上がったが、この周のダンロップコーナーで#3篠谷は後続の#1川端伸太朗と接触してスピン、最後尾に後退してしまった。

 このアクシデントに対し、競技団は#1川端の違反行為との裁定を下し、#1川端には10秒ストップのペナルティが課せられた。

 これにより3位には#8清原章太が浮上、レース中盤にペナルティで後退することになる#1川端を挟んで、#12高星明誠の3台がレース序盤から3位争いを展開することになった。

 一方トップ争いは、序盤こそ#4平川が1秒以内の差を保って#10松下を追っていたが、次第に#10松下のペースの上がり代が#4平川のそれを上回るようになり、徐々にその差は開いていく。毎週のように自己ベストを更新する#4平川だったが、#10松下もそれを上回るペースでファステストラップを立て続けに更新、ファイナルラップを迎える頃には4秒のマージンを築き上げていた。

 結局、#10松下は最後まで#4平川に付け入る隙を与えず、第5戦に続いて2連勝を達成した。

 3位には、#8清原との熾烈なドッグファイトを制した#12高星が入り、第4戦もてぎ以来の表彰台を獲得した。

 破れた#8清原も、ラップタイムでは2番手につけ、明日のレースでフロントロースターとの権利を得た。

 また、今回スポット参戦の#20石川京侍は16番手からのスタートだったが着実に順位を上げ、最後は8位でフィニッシュした。

 第7戦決勝は明日9月2日(日)12時45分より21周で行われる。

優勝:松下信治
 今日のポイントはスタートでした。スタートを決めて1位で1コーナーに入れれば絶対勝てると思っていました。この流れを次のレースまで続けて、1勝だけじゃなく何勝もしてチャンピオンをとりたいです。 昨日は路面のグリップが高くてストール気味になってしまいましたから、それに気をつけてスタートしました。朝一番のレースで気温、路面温度も低く、今回のスタートはうまくいきました。タイヤは消耗していましたが、路面コンディションが良かったので良いタイムで走れました。
2位:平川 亮
 スタートが決まらなかったんですが、抜かれることが無かったのはラッキーでした。レース展開としては、前の選手に離されていったので良くなかったと思います。でもあともう1レースあるし、3番手スタートなので、松下選手と何が違うのか、これから考えて直していきたいです。
3位:高星明誠(東京中日スポーツ賞 受賞)
 スタートを失敗して2台に抜かれてしまいましたが、晴れのレースなら自分の方が速いと思っていたので、あせることなく自信を持って走りました。その結果、どんどん抜いていくことができて表彰台にあがれました。実力的には表彰台にあがれる筈と思っていたので、この結果は良かったです。明日は何番目からスタートするのかまだわかっていませんが、きっと前の方だと思うので、優勝も可能だと思いますから、頑張っていきます。
Text: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第6戦富士決勝結果

FUJI Campion Race Series -RIJ- (2012/09/01) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
Formula Challenge Japan Round 6 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
110松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA1526'01.681
24平川 亮FTRSクラリオンFCJ153.663
312高星 明誠NDDP DAISHIN NDDP FCJ1514.382
48清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA1515.018
511坪井 翔FTRS TMC FCJ1522.613
613藤波 清斗NDDP FCJ1524.073
72黒崎 駿HFDP/SRS-F/コチラR1524.954
820石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR1525.021
99道見 真也FTRS スカラシップ FCJ1527.182
1014三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ1527.533
117小河 諒宝華Racing with DL1527.736
123篠谷 大幹FTRS1529.527
1317陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ1532.704
146ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1537.483
1516三浦 愛EXEDY FC1061538.460
165周藤 康平チームSPV FCJ1547.060
17*1川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ151'11.931
---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ----
  • Fastest Lap: 松下信治(HFDP/SRS-F/ARTA) 1'43.589 (7/15) 158.577km/h
  • CarNo.1は、富士スピードウェイ一般競技規則第5章第16条4.(1)①(他車への接触行為)により、ペナルティストップ10秒を科した。

Formula Challenge Japan

FCJ:第5戦富士決勝 下信治が参戦5戦目で初優勝 (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第5戦の決勝が9月1日(土)、富士スピードウェイで行われた。

 予選終了後に降り始めた雨は決勝スタート前には一旦収まったが、コース路面はまだ濡れていたため、全車ウェットタイヤを装着してコースイン、12時20分より15周の戦いが始まった。

 ホールショットを奪ったのはポールポジションの#10松下信治。2位には予選3番手の#4平川亮、3位には予選5番手の#3篠谷大幹がつける。一方、予選2番手の#12高星明誠はスタートで出遅れ、5位でオープニングラップを終えた。

 序盤から一気に後続を突き放しにかかる#10松下は、スタート直後から再び降り始めた雨をも味方にして、最初の4周で2位#4平川に3.4秒もの大差をつけると、その後も着実にその差を広げていった。

 追う#4平川のペースも決して他のドライバーと比較して遅いものではなかったが、天候は好転すると読んでタイヤの内圧を低めに設定したのが仇となり、#10松下との差を縮めることができないまま15周のレースを終えることになった。

 結局#10松下は2位以下に9.486秒もの大差をつけてFCJ参戦5戦目で初優勝を達成。ファステストラップも記録して第6戦のポールポジションをも獲得した。2位の#4平川も#10松下に次ぐ2番グリッドから次の第6戦決勝をスタートすることに。

 3位は#3篠谷。こちらも3番グリッドを獲得した。

 なお、今回スポット参戦の#20石川京侍はコカコーラコーナーと1コーナーでコースアウトするなど、滑りやすい路面に手こずり順位を落とし、15位に終わった。

 第6戦決勝はこのあと16時より15周で行われる。午前中より降り続いていたも上がり、ドライ路面での激しいバトルが期待される。

優勝:松下信治(東京中日スポーツ賞 受賞)
 応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。今回は練習が3回しか無いという中で、いきなりゲリラ豪雨が降るような状況で、予選までの走行時間が少なく、予選後も雨が降るという難しいコンディションでした。レース自体も3ヶ月ぶりという状況でしたが、うまく前でスタートでき、最後まで自分のペースで走ることができました。次の夕方からのレースも天候がどうなるかわかりませんが、全力で頑張ります。
2位:平川 亮
 雨がやむと予想してタイヤの内圧を下げてスタートしたのですが、走り出してすぐに降り出してしまい、失敗でした。それでも2回目の決勝は2位からスタートできるので、気持ちを切り替えてレースに臨みます。
3位:篠谷大幹
 天候が難しい中で、自分なりのペースで走れたと思います。久々のレースでしたが、最後まで自分の走りができました。落ち着いてスタートしたのが良かったと思いますが、前の二人のペースにはついていけませんでした。
Text: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第5戦富士決勝結果

FUJI Campion Race Series -RIJ- (2012/09/01) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
Formula Challenge Japan Round 5 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarLapTime/
Behind
110松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA1528'53.020
24平川 亮FTRSクラリオンFCJ159.486
33篠谷 大幹FTRS1514.202
48清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA1523.834
512高星 明誠NDDP DAISHIN NDDP FCJ1524.328
65周藤 康平チームSPV FCJ1525.503
71川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1529.924
813藤波 清斗NDDP FCJ1536.763
99道見 真也FTRS スカラシップ FCJ1540.724
102黒崎 駿HFDP/SRS-F/コチラR1542.806
116ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1544.146
127小河 諒宝華Racing with DL1545.107
1311坪井 翔FTRS TMC FCJ1546.203
1414三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ1549.854
1520石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR141 Lap 
1617陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ132 Laps
---- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 ----
-*16三浦 愛EXEDY FC106失格
  • Fastest Lap: CarNo.10 松下信治(HFDP/SRS-F/ARTA) 1'51.907 (2/15) 146.790km/h
  • CarNo.16は、スタート違反(グリッド停止位置)により、ドライビングスルーペナルティを科す。
  • CarNo.16は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(Dボード無視)により、失格とした。

Formula Challenge Japan

FCJ:第5戦富士公式予選 松下信治がポールを獲得、スポット参戦の石川京侍が8番手に (JRP)

 フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)第5戦の公式予選が9月1日(土)、富士スピードウェイで行われた。

 今回の富士ラウンドは第5戦、第6戦、第7戦の3レース開催で、第1日目は第5戦の公式予選、第5戦、第6戦の決勝レースが行われる。第6戦、第7戦のスターティンググリッドはそれぞれ第5戦決勝、第6戦決勝で各自が記録したベストラップタイム順が採用されることになっている。

 その第5戦のグリッドを決める公式予選は朝9時より20分間で行われた。天候は晴れ、コースはドライ。前日の合同テストが雨に翻弄されたのとは対照的だ。

 ここまでのシリーズポイントは#4平川亮が39ptでトップ。これを24ptの#12高星明誠、21ptの#10松下信治が追う。

 今回の予選でも、やはりこの三人が熾烈なトップ争いを展開することになった。

 最初の計測でトップに立ったのは#12高星で1'45.736。2周目には#4平川が2周目に1'44.545でトップに立つと、3周目には#10松下が3周目に1'43.796と最初に43秒台に突入し、トップに浮上した。

 #10松下はその後1'43.643までタイムを短縮。終了2分前に早々と走行を切り上げた。一方、#12高星、#4平川もセッション終盤に43秒台にタイムを縮めるが、#10松下には届かず、それぞれ予選2位、3位に終わった。

 なお、今回はSRS-Fのスカラシップ生である石川京侍がスポット参戦することになり、20号車をドライブした。

 石川は7月に行われたSFS-Fの検定会で優秀な成績を収めたことにより今回のチャンスを得たが、この予選でもいきなり8番手と、好位置からデビュー戦をスタートすることになった。

 第5戦決勝はこのあと12時20分より15周で行われるが、予選終了と同時に雨が降り始めており、波乱のレース展開が予想される。

Text: Japan Race Promotion

Formula Challenge Japan

FCJ:第5戦富士公式予選結果

FUJI Champion Race Series -RIJ- (2012/09/01) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2012 Formula Challenge Japan Round 5 富士スピードウェイ 4.563 km

PosNoDriverCarTimeDelayGapkm/h
110松下 信治HFDP/SRS-F/ARTA1'43.643--158.49
212高星 明誠NDDP DAISHIN NDDP FCJ1'43.9600.3170.317158.01
34平川 亮FTRSクラリオンFCJ1'43.9710.3280.011157.99
48清原 章太HFDP/SRS-F/ARTA1'44.0670.4240.096157.85
53篠谷 大幹FTRS1'44.0700.4270.003157.84
61川端 伸太朗FTRSスカラシップFCJ1'44.0980.4550.028157.80
75周藤 康平チームSPV FCJ1'44.3470.7040.249157.42
820石川 京侍HFDP/SRS-F/コチラR1'44.3720.7290.025157.39
99道見 真也FTRS スカラシップ FCJ1'44.6180.9750.246157.02
102黒崎 駿HFDP/SRS-F/コチラR1'44.6230.9800.005157.01
116ナニン・インドラ・パユーングFTRS PTT1'44.7021.0590.079156.89
1211坪井 翔FTRS TMC FCJ1'44.7091.0660.007156.88
1314三笠 雄一石焼ら~めん火山FTRS FCJ1'44.7511.1080.042156.82
147小河 諒宝華Racing with DL1'44.7731.1300.022156.78
1517陣川 雄大東京モータースポーツカレッジ1'44.8581.2150.085156.66
1613藤波 清斗NDDP FCJ1'44.9641.3210.106156.50
1716三浦 愛EXEDY FC1061'45.4011.7580.437155.85
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'54.24310.6008.842143.79

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