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2011年5月

Japanese F3

JF3:2011年度全日本F3参戦ドライバーラインアップ

■C Class

2011_jf3_01 2011_jf3_05 2011_jf3_12 2011_jf3_19 2011_jf3_36

■N Class

2011_jf3_06 2011_jf3_07 2011_jf3_08 2011_jf3_20 2011_jf3_22 2011_jf3_23 2011_jf3_37

Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿公式予選総合結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.0731'41.2731'40.470
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.1351'40.8531'40.827
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.4261'41.4981'40.876
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3261'41.3861'40.924
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.5661'41.5161'40.924
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.5961'41.9341'41.221
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.0331'41.7121'41.393
833国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'42.0401'41.7541'41.556
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.9071'42.009
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'42.0061'42.170
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.8471'42.442
1218アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.1151'42.509
138石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'42.184
1437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.340
153アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.628
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'43.943
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿公式予選 部長スマイル全開!山本尚貴が参戦2年目で初のポールを獲得!

全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の公式予選が5月14日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。
途中で小雨が降り出すなど難しいコンディションの中、今季参戦2年目の#16山本尚貴(TEAM無限)が1分40秒470を記録、見事ポールポジションを獲得した。

公式予選は午後1時30分よりノックアウト方式で行われた。

Q1セッション

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ここでは20分間の走行を行い、上位12名が次のQ2に駒を進める。
朝のフリー走行から好タイムを記録している山本は最初のアタックで1分42秒301を記録、いきなりトップに躍り出る。2番手はディフェンディングチャンピオンの#1J.P.オリベイラ、#32小暮卓史も3番手に上がってきた。
3人は開始7分過ぎに一旦ピットへ。他のドライバーもこれに続き、10分が過ぎる頃にはコース上には誰も居ない状況となった。

各ドライバーが2度目のアタックに動き出したのは残り時間が6分を切った辺りから。 ルーキーの#62嵯峨宏紀を筆頭に続々と各車コースに出て行き、Q2進出をかけたアタックに取り掛かる。
最初にポジションをあげてきたのは久々の国内復帰となる#37中嶋一貴。1分42秒491をマークして一気に3番手に割って入った。
しかしここからは他のドライバーも続々とタイムを更新、オリベイラ、山本らは1分41秒台に突入、小暮もそれに続く。ルーキー勢では#33国本雄資、#31中嶋大祐らが好タイムを記録してきた。

結局、20分間の走行が終わってみればトップ3は山本、小暮、オリベイラの順。
ここで#8石浦宏明、#37中嶋一貴、#3アンドレア・カルダレッリ、#62嵯峨宏紀がノックアウトされる結果に。逆に国本と中嶋大祐はデビュー戦で見事Q2進出を果たした。

Q2セッション

10分間のインターバルをおいてQ2セッションが開始された。走行時間は7分間。上位8名がQ3進出を許される。
ところが開始早々に雨粒がコースに落ち始めた。これを見て各ドライバー一斉にコースに飛び出していく。
山本は隊列の先頭に立ってアタックに入り、1分41秒273を記録、そのままコンディションの悪化を嫌ってピットへ。2番手につけたオリベイラも山本に続いて走行を切り上げる。他のドライバーも軒並みペースダウンを強いられた。
ところがここで、セクターベストをマークしてきたドライバーは現れた。小暮と#2平手晃平だ。
結局小暮はこの状況の中、1分40秒852を叩き出し、トップに躍り出た。平手も6番手タイムで無事Q3進出を果たす。

ここでノックアウトされたのは#7大嶋和也、#10小林崇志、#31中嶋大祐、#18アレキサンドレ・インペラトーリの4名。
ルーキーの国本は見事Q3進出を果たした。

Q3セッション

ポールポジションを決める最後のセッションは2時17分開始。Q2と同じく7分間の走行だが、インターバルの間に空は再び明るくなり、完全なドライコンディションとなっていた。
最初は様子を伺うそぶりを見せていたドライバーたちだったが、1分も経たないうちに#36アンドレ・ロッテラーがコースインするや、続々とピットを離れていった。

念入りに2周のウォームアップを行う小暮に対して山本は2周目から全開走行に入り、1分40秒470を叩き出し、一気にトップに立つ。続いてコントロールラインを横切ったオリベイラも40秒台に入ったものの、タイムは1分40秒924とコンマ5秒の遅れ。続いてセクター1、2と区間ベストを更新していた伊沢がオリベイラと同タイムで3番手につける。

一方小暮は3周目でアタックを敢行するが、1分40秒827に留まり、2番手に終わった。 ここでチェッカー。
山本が参戦2年目の初戦で見事ポールポジションを獲得して明日の決勝に臨むこととなった。

第1戦決勝は明日午後1時45分より38周で行われる。

Text:bKazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿決勝結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/11/14) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1223'20.135
21C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE125.180
336Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1213.857
48N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1225.821
520Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1226.929
622N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1228.311
719C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1228.636
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1230.647
937N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1235.702
107N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1240.343
116N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE121'02.793
---- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 ----
-23N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE48 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.5 山内英輝(PLANEXハナシマ F308) 1'56.007 (2/12) 180.21km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.8 野尻智紀(HFDP RACING F307) 1'57.545 (2/12) 177.85km/h
  • CarNo.12は、2011年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条7.(スタート違反)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q3結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'40.470--208.07
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.8270.3570.357207.34
341塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.8760.4060.049207.24
41ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'40.9240.4540.048207.14
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'40.9240.4540.000207.14
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.2210.7510.297206.53
72平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3930.9230.172206.18
833国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'41.5561.0860.163205.85

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q2結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'40.853--207.28
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.2730.4200.420206.42
31ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3860.5330.113206.19
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.4980.6450.112205.97
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.5160.6630.018205.93
62平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.7120.8590.196205.53
733国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'41.7540.9010.042205.45
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.9341.0810.180205.09
---- 以上Q3進出 ----
97大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'42.0091.1560.075204.93
1010小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'42.1701.3170.161204.61
1131中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'42.4421.5890.272204.07
1218アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.5091.6560.067203.94
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿ノックアウト予選Q1結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
116山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.073--206.83
232小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.1350.0620.062206.71
31ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'41.3260.2530.191206.32
441塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.4260.3530.100206.11
540伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.5660.4930.140205.83
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'41.5960.5230.030205.77
731中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.8470.7740.251205.26
87大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.9070.8340.060205.14
910小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'42.0060.9330.099204.94
102平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.0330.9600.027204.89
1133国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'42.0400.9670.007204.87
1218アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.1151.0420.075204.72
---- 以上Q2進出 ----
138石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'42.1841.1110.069204.58
1437中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.3401.2670.156204.27
153アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'42.6281.5550.288203.70
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'43.9432.8701.315201.12
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'48.1487.0754.205193.30
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選 ポールポジションは山内。Nクラスはルーキー野尻がトップ!

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15分間のインターバルを挟んで行われた第2戦の公式予選では#5山内英輝(ハナシマレーシング)が最初のアタックでいきなり1分54秒684を記録、見事ポールポジションを獲得した。

第2戦の公式予選は午前10時10分からの15分間。
ここではタイヤのウォームアップに2周、3周をかけるドライバーの診られた第1戦と異なり、各ドライバー1周目から前回でタイムを出しに行く展開となった。
まずは#12安田裕信が1分54秒872を記録すると、直後に山内が54秒684と安田を上回ってトップに。#1蒲生は後半になって3番手まで浮上してきた。
上位2台はチェッカーが出た直後にピットへ。他の3人は55秒をきることも叶わず、そのまま山内、安田のフロントローが確定した。

Nクラスのトップ争いはここでは#8野尻智紀に軍配。F3デビューラウンドで早くもクラストップの座をものにした。2番手は#23千代勝正、#20ギャリー・トンプソンが3番手から明日の決勝に臨む。

第2戦決勝は明日の朝9時50分スタート、17周だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選 安田が復帰初戦でポール獲得!

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フォーミュラニッポンに続いて全日本F3選手権も5月14日、快晴の鈴鹿サーキットで開幕を迎え、第1戦では#12安田裕信(ThreeBond)がポールポジションを獲得した。

今季のF3はCクラス5台、Nクラス7台の計12台となった。
Cクラスには2年ぶりに安田が復帰したほか、Nクラスから蒲生がステップアップ。ドイツF3からやってきたリチャード・ブラッドレーとともにトムスから参戦する。
NクラスにはFCJからチャンピオンの中山雄一と野尻智紀がステップアップしており、今シーズンも見どころは尽きない。

そんな中、第1戦の公式予選は午前9時50分より15分間で行われた。
最初にトップに立ったのはブラッドレー。しかし2周目のアタックで昨シーズン中盤から参戦している#5山内英輝が1分54秒825でトップに。これを安田が3周目のアタックで上回って1分54秒559でトップに立った。
蒲生も4周目のアタックで1分55秒046までタイムをあげて3番手に食い込んできた。

Nクラスは#23千代勝正と#8野尻がトップ争いを展開、ここでは千代に軍配が上がった。
FCJ王者の中山は4番手に終わっている。

第1戦決勝はこのあと午後3時05分より12周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿フリー走行1回目 ホンダ勢が1-2-3-4!トップタイムは塚越

全日本選手権フォーミュラニッポンの2011シーズンが遂に開幕。
フリー走行1回目は移籍したばかりの#41塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分41秒085でトップ。以下上位4台をホンダエンジンが占める結果となった。

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木曜、金曜と雨に祟られ、終始ウェットコンディションで行われた合同テストとはうって変わり、公式予選日の鈴鹿サーキットは朝から綺麗に晴れ渡る格好のレース日和となった。

フリー走行一回目は午前8時35分より60分間で行われた。
始まってすぐにル・ボーセとともに今季初参戦の#62嵯峨宏紀がスピンアウト、わずか3周で走行を終えてしまう一方で、常連組は序盤からハイペースでの走行。
昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した#16山本尚貴(TEAM無限)が一時トップに立ったものの、予選シミュレーションの始まったセッション終盤に塚越が1分41秒085でトップに立った。
3番手には#32小暮卓史、4番手には#40伊沢拓也がつけ、ホンダエンジンが1-2-3-4という状況。トヨタ勢の最上位はチームルマンに移籍した#7大嶋和也の5位で、F1から国内に復帰した#37中嶋一貴が6位で続く。テストでクラッシュを喫した#2平手晃平が8位、ディフェンディングチャンピオンの#1J.P.オリベイラが9位という結果となった。

中嶋一貴を除くルーキー勢では英国F3から国内復帰し、ナカジマレーシングから参戦の#31中嶋大祐の10番手が最上位だった。

フォーミュラニッポンの公式予選はこの後午後1時30分より、ノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第2戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/11/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 2 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
15C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'54.684--182.29
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'54.8720.1880.188181.99
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'55.2750.5910.403181.35
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'55.4110.7270.136181.14
58N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'56.2221.5380.811179.87
623N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'56.4501.7660.228179.52
719C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'56.5591.8750.109179.35
820Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'56.7492.0650.190179.06
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'56.8472.1630.098178.91
1037N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'57.2242.5400.377178.34
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'57.2832.5990.059178.25
126N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE2'00.3665.6823.083173.68
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'06.43811.7546.072165.34

Japanese F3

JF3:第1戦鈴鹿公式予選結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2011 All Japan F3 Championship Round 1 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20VE1'54.559--182.48
25C山内 英輝PLANEXハナシマ F308DALLARA F3081AZ-FE1'54.8250.2660.266182.06
31C蒲生 尚弥PETRONAS TOM'S F308DALLARA F308 1AZ-FE1'55.0460.4870.221181.71
436Cリチャード・ブラッドレーPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'55.4110.8520.365181.14
523N千代 勝正NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'56.0431.4840.632180.15
68N野尻 智紀HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'56.4981.9390.455179.45
720Nギャリー・トンプソンSGC by KCMGDALLARA F3073S-GE1'56.5802.0210.082179.32
837N中山 雄一TDP SPIRIT F307DALLARA F3073S-GE1'56.7442.1850.164179.07
922N佐々木 大樹NDDP RACINGDALLARA F3063S-GE1'57.0472.4880.303178.61
1019C西本 直樹SGC by KCMGDALLARA F3063S-GE1'57.1412.5820.094178.46
117N三浦 和樹HFDP RACING F307DALLARA F3073S-GE1'57.4442.8850.303178.00
126N石川 資章コルサ・スクーデリア F306DALLARA F3063S-GE2'00.6276.0683.183173.30
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'06.29111.7325.664165.53

Formula Nippon

FN:第1戦鈴鹿フリー走行1回目結果

SUZUKA 2&4 RACE -RIJ- (2011/05/14) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2011 Formula Nippon Round 1 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
141塚越 広大DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.085--206.81
216山本 尚貴TEAM 無限HONDA HR10E1'41.3500.2650.265206.27
332小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'41.5990.5140.249205.76
440伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR10E1'41.7000.6150.101205.56
57大嶋 和也Team LeMansTOYOTA RV8K1'41.9340.8490.234205.09
637中嶋 一貴PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.0280.9430.094204.90
78石浦 宏明Team KYGNUS SUNOCOTOYOTA RV8K1'42.0911.0060.063204.77
82平手 晃平TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.0981.0130.007204.76
91ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラTEAM IMPULTOYOTA RV8K1'42.2211.1360.123204.51
1031中嶋 大祐NAKAJIMA RACINGHONDA HR10E1'42.3301.2450.109204.29
1136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'42.4041.3190.074204.14
1233国本 雄資Project μ/cerumo・INGINGTOYOTA RV8K1'42.5471.4620.143203.86
1318アレキサンドラ・インベラトーリSGC by KCMGTOYOTA RV8K1'42.9091.8240.362203.14
143アンドレア・カルダレッリKONDO RACINGTOYOTA RV8K1'43.0071.9220.098202.95
1510小林 崇志HP REAL RACINGHONDA HR10E1'43.5452.4600.538201.89
1662嵯峨 宏紀Le Beauest MotorsportsTOYOTA RV8K1'45.7104.6252.165197.76
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

F4西日本シリーズ

F4:西日本シリーズ第2戦 平川亮が今シーズン初優勝!

 F4地方選手権、西日本シリーズ第2戦が8日、鈴鹿サーキットで行われ、予選2位からスタートした平川亮が今シーズン初優勝を飾った。ポールポジションスタートで、東日本シリーズも併せて2連勝中の関口雄飛は5位でレースを終えた。2位には片寄勝政が、3位には1850ccクラストップの平井祐次が入った。

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Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

2011鈴鹿クラブマンレース Round3 -RIJ- (2011/05/08) Race Result Weather:Fine Course:Dry
Formula 4 West Japan Series Round 2 鈴鹿サーキット東コース 2.243km

Pos.No.Cls.Driver Type Team/Car Lap Total
Time
Delay
1 14 平川  亮ZAP F108クラリオン JSS ZAPF10823 19'17.457160.46km/h
2 3 片寄 勝政KK-AミストKKAセキグチSR23 19'45.325 27.868
3 271850平井 祐次WEST 006中古車屋なめとんか00623 20'00.267 42.810
4 441850塚田 光彦WEST 056東海電装・WEST・sprint・05623 20'00.524 43.067
5 50 関口 雄飛RK01B-MAX・RK01・TODA23 20'24.130 1'06.673
6 561850川村 和希WEST 976プロジェクトKK マース PFC23 20'26.838 1'09.381
7 2 上田 和秀MC 090EXEDY☆MC090☆Leprix23 20'28.920 1'11.463
8 311850辻  恵路WEST 056Broval.jp☆05622 19'28.603 1Lap
9 33 吉本 晶哉RD10WAY-DESIGN制動屋WAKOS10W22 19'37.767 1Lap
以上 規定周回数完走
- 711850大島 功稔WEST 056T-flap・レプリ0565 4'24.933 18Laps
  • Fastest Lap: CarNo.14 平川 亮(クラリオン JSS ZAPF108) 49.509 (3/23) 163.10km/h

Formula Nippon

FN:KONDO RACINGのレギュラードライバーが決定、21歳のイタリア人、アンドレア・カルダレッリを抜擢


Andrea Caldarelli (C)GP3 Series Media Service  
拡大します

KONDO RACINGの今シーズンのレギュラードライバーが決定しました。
21歳のイタリア人ドライバー、アンドレア・カルダレッリ選手で、昨年はイタリアF3に参戦しシリーズ3位。トヨタ/フェラーリのF1マシンをテストドライブした経験もある期待の若手ドライバーです。
以下、KONDO RACINGからの発表です。

KONDO RACINGの2011年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンのレギュラードライバー決定。
東日本大震災に端を発した原子力発電所事故等の影響もあり、2011年のKONDO RACINGフォーミュラ・ニッポンのドライバーの発表が遅れましたことをお詫び申し上げます。
2011年、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン #3 KONDO RACINGのレギュラードライバーが決定しましたのでお知らせ致します。

昨年イタリア Formula 3に参戦しシリーズ3位、年間3勝の好成績を獲得した、アンドレア・カルダレッリをレギュラードライバーに抜擢し、2011年の全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに参戦する事を発表致します。

■近藤 真彦監督のコメント
今シーズンのフォーミュラ・ニッポン、KONDO RACINGレギュラードライバーの発表が遅れましたことをまずお詫び致します。
これまで複数名の外国人ドライバーと接触し、今シーズンのチーム体制の協議を重ねた結果、このアンドレア選手の起用がBESTなものと判断し決定致しました。
アンドレア選手はまだ21歳と若く、今後が大いに期待出来る若手有望ドライバーです。
2007年から2009年までトヨタ・ヤング・ドライバー・プログラム(TDP)の一員としてフォーミュラ・ルノー、ユーロF3に参戦し、08年/09年にはトヨタF1のテストドライブも実施しています。
2010年はイタリアF3に参戦し、シリーズ3位の好成績を獲得。これによりフェラーリF1マシンのテストドライブも行いました。
この若手有望なドライバーを今回KONDO RACINGのレギュラードライバーとして抜擢しました。
まだ21歳と若いですが、ヨーロッパで実績をあげたアンドレア選手が一日も早くこのフォーミュラ・ニッポンのマシンに慣れ、今シーズンの台風の目になることを期待していますしその実力を備えた選手だと思っています。
最後にアンドレア・カルダレッリ選手をGP3の契約からリリースしてフォーミュラ・ニッポンへのチャレンジを実現させてくれたTech1チームならびに関係者に感謝しています。

■アンドレア カルダレッリ / Andrea Caldarelliプロフィールと主な戦績
○出身地:イタリア
○生年月日:1990年2月14日(21歳)
○主な戦績
 2010年 イタリア Formula 3参戦 (シリーズ3位 3勝)
 2009年 Formula 3ユーロシリーズ参戦 (シリーズ14位)
 2008年 Formula Renault Eurocup参戦 (シリーズ3位)
 2007年 Formula Renault Eurocup参戦
 2006年 Formula Renault Italia Champioship参戦
 2005年 Formula Azzurra 参戦
 *2000年Karting Categoria Minikark 60ccにてレースデビュー


※カルダレッリ選手は、先日イスタンブールで行われたGP3開幕戦で第1レース2位、第2レースで5位に入賞している。

SUPER GT

SGT:第2戦富士 雨の中、ニューマシンJIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTCで最後尾から追い上げ、初戦を2位で終える (JIMGAINER)

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2011年SUPER-GT第2戦/FUJIGT400kmRACE/JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458GTC/観客動員数:予選日24.000人/決勝日:36.000人/予選:6位・決勝:2位/Dr:TetsuyaTANAKA・KatsuyukiHIRANAKA

2011年4月29日(Fri)
  • 12:00~12:45:GT300 ONLY FREEPRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:15℃
  • 12:45~13:25:FREE PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:15℃
  • 15:30~16:25:FREE PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRYTEMPERATURE:16℃

 3月11日に発生した東日本大震災により、開幕戦となっていた岡山が5月21日・22日に延期となり、実質の開幕戦となった第2戦富士。

 富士戦もあまりにもひどい震災のために、開催が危ぶまれていましたが、被災地に元気を!がんばろう!日本というメッセージ掲げ開催が決定致しました。

 被災地の皆様のより早い復興を祈念いたします。

 (距離は400kmから300kmに変更になりましたが、名称はそのままでの開催になります。)

 今年より新車を投入することになったJIMGAINERですが、実際に車両が鈴鹿ファクトリーに届けられたのはレースウイークの月曜日の夜。そこからメカニックがなんとか仕上げ、金曜日の練習走行に間に合うことが出来ました。

 普段であれば土曜日、日曜日の2日間開催でしたが、今年公式でのテストが中止になったために、今回の富士戦では金曜日の走行枠が追加されましたので、テストも行えることとなりました。

gt_r02_jg_02.jpg  12時からまず300クラスの専有時間が与えられ、今回予選のスーパーラップを担当する平中克幸がまずマシンに乗り込んだ。感触は非常に良いようで、初期トラブルも無くセットアップは続く。ただ、どうしても50kg重りを積まされている分、ストレートスピードは他のFIA-GT車両とは比べものにならず、リアウイング、スタビの調整を行う。20周ほどで田中哲也と交代。

 田中哲也はイタリアのシェイクダウンですでにマシンには搭乗済み。違和感もないようで、15周の周回をこなし走行は終了した。

 午後からは15時30分より55分間行われた。この走行は田中哲也から開始しそして平中克幸へ。

 ダンパーやリアウイングの調整を行い、日本初走行で目立ったトラブルもなく、金曜日の走行はすべて終了した。

2011年4月30日(Sat)
  • 9:10~10:55・FREE PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:16℃
  • 13:15~13:50:FIRST QUALIFYING PRACTICE WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:17℃
  • 14:45~:SUPERLAP QUALIFYING WEATHER:FINE CONDITION:DRY TEMPERATURE:16℃

gt_r02_jg_03.jpg  今日も天気は晴。日本一の富士山も開幕を喜んでくれているよう。しかし風が異常に強く、ストレートの追い風、裏の向かい風がタイムに大きく影響しそうだ。

 昨日に引き続き平中克幸から練習走行は開始した。昨年から使用しているダンロップタイヤも、日々進化し、昨年と比べてもかなり良くなってきているようだ。しかしまだまだ他車も実力を出し切っていないようで、公式練習では5番手のタイムで走行を終えた。

 1回目の予選は、昨年と違ってスーパーラップへの進出も兼ねた走行となる。まず混走時間が25分間与えられ、この時に2名とも基準タイムをクリアする事が重要になる。続けて300クラスの専有の走行が10分間。実質この時間帯がタイムアタックになる。

 まず田中哲也がコースに入る。3周計測で平中克幸にハンドルを託す。混走中の最後に出したタイムが1分43秒773でこの時点で3番手。

 新しいタイヤに履き替えて再びタイムアタックを行うが、なかなかタイム更新が出来ない。思った以上に路面温度が低く、タイヤの暖まりが遅かったようだ。10分間の専有時間は瞬く間に過ぎ、なんとか9番手でスーパーラップへの進出を決めた。

 平中克幸は昨年に続き、11号車での2度目のスーパーラップのアタックとなる。最初にアタックを行った№2紫電の出したタイム(1分43秒814)が基準となる。

 平中克幸のアタックは、セクター1で+0.332、セクター2で+0.303合計0.635の差がでてしまっていた。やはり路面温度が低く、規定の周回では暖まりきらなかったようだ。この時点で2台中2番手。その後他車のアタックは続いていたが、№87ランボルギーニが4輪脱輪でタイム抹消、№25も100Rでコースオフがあり、JIMGAINERは7番手で予選を終えていた。

 しかし、その後の再車検で№88ランボルギーニが最低重量規定違反と判定され失格になり、6番手のグリットから今年最初のSUPER-GTはスタートすることとなった。

Tetsuya TANAKA Comment
開幕戦で車が間に合って、テスト無しの状況でこのポジションは上出来だったと思います。持ってきてすぐポールを取るなんてそんな甘いもんじゃ無いと思うし、チーム自体準備不足も多々あるので、そんな中で予選は精一杯やれたんじゃ無いかと思います。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
狙ってたポジションはもう少し上だったのですが、今週届いた車で、初めて走るという大変な部分もあったのですが、結果的にはベストを尽くせて、このポジションは上出来だったと思います。予選は予選として、明日の決勝は荒れたレースになると思うので、しっかりトレースをして1年間を考えて着実にポイントを取るようにしたいと思っています。
2011年5月1日(sun)
  • 8:35~9:05:FREE PRACTICE
  • 9:15~9:30:CIRCUIT SAFARI WEATHER:RAIN CONDITION:WET TEMPERATURE:15℃
  • 14:00~:FINAL WEATHER:RAIN CONDITION:WET TEMPERATURE:13℃

gt_r02_jg_04.jpg  早朝は降っていなかった雨も、フリー走行が始まる少し前からポツポツと降り始め、ウエット宣言が出される中走行が開始された。ドライも初めてなら、もちろんウエットも初めて。全くデーターが無いままの走行は新車を投入した他車も同じか? 雨が強いといわれているダンロップタイヤですが、今年もそうなのか? 不安の中、平中克幸がスタートしていった。

 走行開始直後から他車を寄せ付けないタイムで、モニターのトップの位置をキープ。今年も雨に強いダンロップタイヤに変わりはないようだ。平中克幸から変わった田中哲也も安定した走行を続け、計測7周目にベストタイムの1分52秒384をだし、30分間の走行は終了した。

 今年初の決勝レースは、雨のスタートとなった。雨が収まるのか、それとも激しさを増していくのか、予想も付かなかったが、JIMGAINERはインターミディエイトの浅溝をチョイス。スタートドライバーの平中克幸に全てを託す。

 SCカー先導でフォーメーションは開始された。100Rに川が流れているのが、モニター画面を通してもわかる程に雨足は強くなっていた。SCラン2周目の2コーナーで平中克幸がスピンコースアウトする映像がモニターに映し出される。平中克幸からは無線での報告が無く驚くスタッフ。しかしマシンにはそれほどひどい損傷は無いように思われ走行は可能の様で、ピットに戻りタイヤを深溝のウエットタイヤに替えてピットアウト。なんとか周回遅れになることもなくSC最後尾に着くことが出来た。

 その後SCランは5周にわたり行われ、2011年のSUPER-GT実質の開幕戦はスタートしていった。だがSCラン中のスピンを喫したためのペナルティが平中克幸に課せられ、10秒のピットストップ。今回の上位入賞は絶望的だと思われた。

 しかし、ペナルティストップを消化してからの平中克幸の走りは目を見はるものがあり、前車を次々とパス。雨の中の果敢な走りで最後尾まで落ちていた順位も、18周目には10番手、25周目には予選順位の6番手まであげていった。1分55秒台で走行するマシンは、トップを快走する№33ポルシェとJIMGAINER458GTCだけ。2番手のポジションを争っていた、№31カローラ、№62レガシーも難なく抜き去り34周目にはとうとう2番手のポジションを獲得。

 前を行くのはただ一台№33を追いかけるのみ。しかし№33のペースは落ちることなく、差はなかなか縮まらない。

 規定周回数いっぱいの44周目に田中哲也と交代。JIMGAINERでは初めてタイヤ無交換作戦を決行。給油のみ行いコースへ送り出す。田中哲也が1コーナーに向かうとそこには№25ポルシェが。

 ここから熾烈な2番手争いが始まる。昨年のスプリントカップでもバトルを演じた№25土屋武士選手。ストレートが速いため、なかなか抜けずにいたことが脳裏をよぎる。しかし田中哲也は49周目のダンロップコーナーで№25のインに飛び込み2番手を奪い返す。

 そこから一旦は№25を離していくが、再び.が激しくなり、無線機からはひどいハイドロ状態になっていると悲痛な叫びが。56周目に再び№25に抜き返されるが、このタイミングで赤旗が提示。

 レース続行は危険と判断されチェッカーとなり、赤旗が提示される前周での順位が正式順位になるという規則の下、458GTCで初レースが2番手の結果で終えることができた。

Tetsuya TANAKA Comment
色んな事があった決勝レースの中で、2位になれたという事は上々の結果だと思います。 1つ間違えればリタイヤになっていたかもしれません。僕のパートの時の最後は本当にハイドロがひどく、ストレートでも全開出来ない状況でした。他のマシンもキチンとコースを走ることが出来ているのかが気になりました。 もう少し早く赤旗を出して貰ってても良かったかもしれません。 とにかく無事に終わってホッとしています。
Katsuyuki HIRANAKA Comment
レースウィークにマシンが届き、金曜日に始めて乗った事を考えると、2位の表彰台でレースを終える事ができて嬉しいです。シリーズを考えたうえでも良いスタートがきれました。しかし、今回のレース内容は反省すべき事もありました。決勝がスタートする前までは浅溝のウエットタイヤでも大丈夫だと思いましたが、実際は思っていた以上に雨量が多く、浅溝のウエットタイヤでは厳しい状態でした。今回はウエットレースになれば勝てると思っていただけに悔しい気持ちです。次は今回のような事なくしっかり自分の役割をはたしたいと思います。有難うございました。

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Text & Photo: JIMGAINER

SUPER GT

SGT:2011 SUPER GT Car Lineup

■GT500クラス

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■GT300クラス

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Photo: Motorosports Forum

SUPER GT

SGT:第2戦富士 SUPER GT開幕。荒天の富士でLEXUS SC430が2位から6位を占める (TOYOTA)

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惜しくも優勝は叶わなかったが、ENEOS SUSTINA SC430 6号車の
伊藤大輔/大嶋和也組(左)が2位、GT500クラスデビュー戦となった
WedsSport ADVAN SC430 19号車の片岡龍也/荒聖治(右)が
3位に入り表彰台を獲得した

 SUPER GT第2戦「FUJI GT 400km RACE」が4月30日(土)、5月1日(日)の両日、 静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今季のSUPER GTは4月の岡山大会が第1戦として予定されていたが、東日本大震災の影響で延期されたため、第2戦として予定されていたこの富士大会が実質的な開幕戦となる。

 今大会、レース名は予定されていた400kmのままだが、レース距離は300kmに短縮されて開催されることとなった。今季のSUPER GTは「がんばろう!日本」の応援メッセージを掲げ、全大会で東日本大震災支援大会として、被災者支援活動も行う。

 昨年の富士大会では、ホームコースでもある富士を得意とするLEXUS SC430がトップ4を独占。GT300クラスでもカローラアクシオが勝利を挙げるなど、完全制覇を果たしている。今季はLEXUSチーム内でもドライバーの入れ替わりがあった他、新たに加わったドライバーにも注目が集まった。

 開幕戦ということでウェイトハンデはなし。テストも行えなかったチームが多いことから、特別に29日(金)に練習走行日が設けられた。

 今季は、GT500クラスにレクサスチームからの参戦車両が一台増加し、6台のLEXUS SC430が参戦。また、GT300クラスに1台のLEXUS IS350と2台のカローラアクシオが出場する。

◆予選◆

 30日(土)はドライコンディションながら、かなりの強風に見舞われる一日となった。午前中の公式練習走行を経て、午後1時15分からスーパーラップへの進出権をかけた予選1回目が行われた。

 予選1回目では、DENSO SARD SC430 39号車がLEXUS勢最上位の4番手。ENEOS SUSTINA SC430 6号車が7番手、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が10番手でスーパーラップ進出を決めた。

 ZENT CERUMO SC430 38号車は11番手、今季より新規参戦となったWedsSport ADVAN SC430 19号車が14番手、D'STATION KeePer SC430 35号車はステアリング系のトラブルでアタックできず、最後尾15番手グリッドが確定した。

 GT300クラスでは、TDPドライバーの国本雄資がアタックを担当したCOROLLA Axio apr GT 74号車が13番手。ハセプロMA イワサキ aprカローラ 31号車が16番手、SG CHANGI IS350 14号車が17番手から決勝に進むこととなった。

 午後3時よりスーパーラップが開始。アンドレ・ロッテラーのドライブで最初にコースインした36号車は8番手タイムをマーク。6号車のアタッカーを担当するTDPドライバーの大嶋和也が4台目に出走。予選1回目よりもタイムを縮め、昨年自らがマークしたポールポジションのタイムを上回る好走を見せたが、他車もタイムを伸ばし、5番手となった。

 7台目に39号車がTDPドライバー 石浦宏明のドライブでアタックを開始。石浦はすばらしい走りでトップタイムをたたき出し、見事ポールポジションを獲得した。石浦にとっても、自身がアタックした予選では初のポール獲得。チームサードに15年8ヶ月ぶりとなるポールポジションをもたらした。

◆決勝◆

 5月1日(日)は未明からの雨で、朝のフリー走行はウェットコンディション。

 決勝開始の時間になっても雨はやまず、ウェットコンディションでの決勝レーススタートとなった。

 レース開始前には黙祷が捧げられ、雨が若干強まる中、午後2時に66周のレースがスタート。悪天候のため、通常のローリングスタートではなく、セーフティカーの先導で走行、5周を終えたところでセーフティカーがピットへ戻り、本格戦が開始された。

 ポールポジションからスタートを切った39号車は、降雨量に対するタイヤ選択があわず、ペースダウン。一気に後続の先行を許し、7位まで後退。その後ピットでタイヤを交換したため、最後尾まで落ちてしまった。

 その後は、2台のGT-Rが首位を争う後方で、3位以降にレクサス勢が続いた。18周目にカルソニック IMPUL GT-R 12号車が接触を喫し後退すると、大嶋がスタートを担当した6号車が2位、38号車3位、テール・トゥ・ノーズでのバトルの末に36号車をパスした19号車が4位、36号車が5位、最後尾スタートから追い上げてきた35号車が6位へと浮上してきた。

 その後は膠着状態が続くが、36号車は先陣を切ってアンドレ・ロッテラーから今季6年ぶりの国内レース復帰となるTDPドライバー 中嶋一貴へとドライバー交代。

 他のチームは規定ぎりぎりとなる43周目から44周目に一斉にピットイン。ここで、首位を追う6号車は大嶋から伊藤大輔へとドライバーチェンジを行ったが、タイヤ交換を行わず最後まで走りきるという作戦に出た。

 これを受けてか、首位を逃げるMOTUL AUTECH GT-R 23号車もタイヤ交換なしでピットアウト。伊藤はここから猛追を見せ、ヘビーウェットの難コンディションにもかかわらず、ピットイン前は17秒近くあった差を、55周目には4.7秒まで詰めていき、終盤の逆転に期待がかかった。

 レースも残り10周を切り、さらに雨脚が強まると、上位勢も大きくペースが落ち、コースの各所でスピンする車両が多発。

 結局、残り6周の時点で、競技長はこれ以上のレース続行は危険と判断し、赤旗が出され、レースは中断。まもなく、59周目終了時点での順位でレースが成立、終了することが発表された。

 この結果、6号車は惜しくも2位。3位にはチームとしてGT500クラスデビュー戦となった19号車が入り、初表彰台を獲得。この日誕生日を迎えた片岡龍也、5日に誕生日を迎える荒聖治のコンビにとって嬉しい表彰台となった。4位に36号車、5位に38号車、6位には序盤最後尾に落ちながらも見事なリカバリーを見せた39号車が入り、LEXUS勢は優勝こそ叶わなかったものの、2位から6位をを占める結果となった。

 GT300クラスでは、16番手スタートの31号車が好走を見せ、ストレートスピードに勝る海外勢と激しいバトルを展開。表彰台には後一歩及ばなかったが、4位フィニッシュを果たした。74号車が7位、14号車はトップ10圏内を走行していたが他車との接触でスピンを喫し、16位に終わった。

 次戦は延期となった第1戦岡山大会が5月21日(土)、22日(日)の日程で開催される。

NEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 伊藤大輔:
 今日の結果は本当に悔しいが、悪天候で荒れた展開の中で、今シーズン2位というスタートを切れたことは良かったと思う。タイヤの選択も迷うところではあったが、自分にクルマをバトンタッチしてくれれば、なんとかチェッカーを受けポイントを獲得するつもりだった。リスクの高いコンディションでレーサーとしてアクセルを緩められない状況ではあったが、最終的に赤旗が出た時は、レーサーとしてクルマを走らせる状況ではなかったので、正しい判断だったと思う。レース中ずっと応援してくださったみなさまへお礼が言いたい。そして東日本大震災で被災された方々が、この我々が走る姿を見て、元気になって欲しいと願っている。
ENEOS SUSTINA SC430 6号車 ドライバー 大嶋和也:
 久しぶりの雨のレースでデータもあまりなく、また状況を探りながら走ったので、とても緊張した。選択したタイヤと、雨用のセッティングがうまくいき、この不安定な天候の中、結果を出すことができた。今のチームの雰囲気がとても良く、監督・エンジニア・スタッフの信頼関係も築けていることが結果に繋がったと思う。開幕戦が延期になり、この富士のレースをたくさんの方が待ち望んでいた。その方々のために、精一杯の走りを見せることで、日本が少しでも元気になってくれればと思う。
WedsSport ADVAN SC430 19号車 ドライバー 片岡龍也:
 予選14番手で決勝の日の朝を迎え、天候はあいにくの雨天。クルマは、ドライセッティングであったため、初めてのレインセッティングへ変更ということで、TRDに相談しながら、決勝に向け準備をした。“雨のヨコハマ”と例えられるように、レース開始3周でのタイヤのパフォーマンスは、トップクラスと実感。無交換作戦を視野にいれ、20周からは、タイヤを労り走り続けた。雨量が減ってしまうと、苦しい展開になり心配もしたが、自分自身のGT500クラス復帰戦、誕生日をこのような形で迎えることができて、本当に嬉しい。
WedsSport ADVAN SC430 19号車 ドライバー 荒聖治:
 スタートから片岡選手が素晴らしい走りを披露し、改めて横浜タイヤのパフォーマンスの素晴らしさを実感すると共に、今後のレースで、着実に我々の武器となると思った。自分のスティントは雨量が多く大変危険で、片岡選手が築いたリードを失わないよう、自分なりに努力した。バタバタのシェイクダウンから、何とか今日のこの日を迎え、表彰台に上がるという幸先の良いスタートが切れて良かった。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝 MOTUL AUTECH GT-R、開幕ウェットレースを優勝で飾る (NISMO)

 SUPER GT第2戦富士ラウンドが、4月30日(土)~5月1日(日)に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催され、雨中の決勝レースで#23 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ)が優勝。ニスモにとって2009年7月のSUGOラウンド以来22ヶ月ぶりの勝利となった。

gt_r02_n_r500_1.jpg  震災の影響で第1戦の岡山ラウンドが延期されたため、今回のレースが事実上2011年シーズンの開幕戦となった。このレースは、400kmのセミ耐久レースとして開催される予定だったが、エネルギー省力化のため300km (66周)で競われることとなった。ゴールデンウィーク最初の週末ということもあり、決勝レース日には多くの観客が訪れたが、残念ながら朝から断続的な雨模様となった。14時にセーフティカー(SC)に先導されて各車はスタートし、安全を見て5周にわたるSCラップののちレースのスタートを告げるグリーンライトが点灯された。予選6位からスタートした#23 GT-Rは、ブノワ・トレルイエがオープニングラップで4位に躍り出て、11周目には#6 SC430を抜いて3位に。その後2位になると、18周目には#12 カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)を抜いて早くもトップに立った。その後は、コースのあちこちで接触やスピンなどのアクシデントが起こる中、トレルイエはそれらを避けて15秒以上ものリードを広げ、44周目に本山哲にドライバー交代した。リードを活かすため、ニスモはタイヤ無交換でマシンをコースに戻し、レースを続行する策を取った。本山がコースに戻った頃から再び降雨が激しくなったが、本山は後続との間合いを見ながら周回を重ね、終盤にはさらにペースをコントロールしながら走行。レースが残り7周というところで、さらに降雨の勢いが激しくなったため赤旗が提示されてレースは中断。そのままレースは終了となり、#23 GT-Rが今シーズン開幕戦を優勝で飾ることとなった。

 予選から話題を集めたのは、本年からGT500に参入した#46 S Road MOLA GT-R(ロニー・クインタレッリ/柳田真孝)だった。前日の公式予選では常にトップタイムを記録し、路面が冷えた後の時間帯に一発勝負となったスーパーラップでは僅差の2位となるものの、デビュー戦ながらフロントローからの決勝レーススタートとなった。しかし、スタートを担当したクインタレッリがオープニングラップでスピン。順位を大きく落としてしまう。その後浮上のチャンスがなく、11位で柳田に交代した。後半を受け持った柳田は、淡々と周回を重ね、終盤1台を抜き10位でデビューレースを終えた。

 #12 GT-Rは、オリベイラが3番グリッドからレースをスタート。#46 GT-Rが後退したあと、レースリーダーとなった#24 ADVAN KONDO GT-R(安田裕信/ビヨン・ビルドハイム)と序盤に首位争いを繰り広げた。12周目にトップに立ち6周にわたってその座を維持したが、18周目にGT300車両と接触して左ドアとエンドパネルに損傷を受け、21周目に修理のためにピットイン。大きくタイムをロスしてしまった。松田は、フィニッシュまでの長いスティントを受け持つこととなり、最終的には14位でゴールを迎えた。

 #24 GT-Rは、序盤にレースリーダーとなるなど期待されたがのちに後退し、後半を担当した安田が9位でマシンを引き継ぎ、7位まで挽回してレースをフィニッシュした。

ニスモ鈴木豊監督
 「今日のこの結果は、ドライバーふたりとスタッフの頑張りのおかげだと思っています。まだまだ、クルマは速くしなくてはいけないので、今の状態にはまだ満足していません。しかし、しばらく勝てないレースが続いたので、今日のこの勝利は格別です。また、このたび東北で被災された方が応援に来られており、勝ってほしいとおっしゃっていたので、それに応えられたことが本当に嬉しいです」
#23 GT-Rドライバー 本山哲
 「皆さん、お陰様で優勝することができました。今日は雨の中の大変厳しいレースでしたが、チームもクルマもタイヤもそして、ベン(トレルイエ)も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。最高のスタートが切れたので、今年一年を楽しみにしていてください。ありがとうございました」
#23 GT-Rドライバー ブノワ・トレルイエ
 「今日はクルマが本当に素晴らしかった。皆さんが見ていた通り、GT-Rは全車が本当に良かったでしょ。今年はきっと良い年になるので、皆さん一緒に楽しみましょう。ありがとう、ニッサン。ありがとう、サポーターの皆さん!」
Text & Photo: NISMO

SUPER GT

SGT:第2戦富士 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)が8位 (HONDA)

gt110501002L.jpg  5月1日(日)、静岡県駿東郡小山町にある富士スピードウェイにおいて、2011 オートバックス SUPER GT第2戦「FUJI GT400km RACE」の決勝レースが行われた。

 東日本大震災の影響を鑑み、SUPER GTシリーズは第1戦岡山ラウンドが5月22日(日)決勝に延期され、今回の富士ラウンドがシリーズ開幕戦となっている。なお、決勝のレース距離は当初予定されていた400kmから300kmに短縮されている。

 30日(土)に行われた予選では#100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)が予選7番手、#1 ウイダー HSV-010(小暮卓史/ロイック・デュバル組)が予選9番手、#17 KEIHIN HSV-010(金石年弘/塚越広大組)は予選10番手を獲得。#32 EPSON HSV-010(道上龍/中山友貴組)と#8 ARTA HSV-010(武藤英紀/小林崇志組)はそれぞれ12、13番手となった。

 ゴールデンウイーク3日目となる5月1日(日)、富士スピードウェイ周辺は朝から小雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様となり、コースもセミウエットからウエットに変化する難しいコンディションとなった。

 午前中に行われたフリー走行では、#32 EPSON HSV-010が好調で2番手タイムをマーク。#1 ウイダー HSV-010は6番手タイム、#100 RAYBRIG HSV-010は8番手タイム、#8 ARTA HSV-010は11番手、#17 KEIHIN HSV-010は14番手タイムをそれぞれ記録した。

 スタートドライバーは#1 ウイダー HSV-010がデュバル選手、#8 ARTA HSV-010は武藤選手、#17 KEIHIN HSV-010は金石選手、#32 EPSON HSV-010は道上選手、#100 RAYBRIG HSV-010は伊沢選手が務めることとなった。

 全36台(GT500クラス15台)のマシンは、14時に2列の隊列を組みながらフォーメーションラップに臨んだが、雨により路面コンディションが悪化しているのために、スタートはセーフティカーに先導される形で切られた。その後もセーフティカーランは続き、5周を終えたところでグリーンフラッグが振り下ろされて競技が開始された。

 5台のHSV-010 GTは、7番手の#100 RAYBRIG HSV-010を先頭に、#1 ウイダー HSV-010、#17 KEIHIN HSV-010、#32 EPSON HSV-010、#8 ARTA HSV-010のオーダーで順調にスタート切った。

 その後、#100 RAYBRIG HSV-010と#32 EPSON HSV-010はスタート時に装着したタイヤがコンディションにマッチしていなかったため、10周目にタイヤ交換を行い、それぞれ14番手と15番手となってレースに復帰した。一方、スタート直後からフロントウィンドウの曇りに悩まされていた#1 ウイダー HSV-010と#17 KEIHIN HSV-010は、16周目にピットストップし、曇りを拭き取るなどの措置を行った。さらに、#17 KEIHIN HSV-010はフロントの視界が奪われていた間に黄旗区間で追い越しをしたため、10秒間のピットストップ・ペナルティを科せられる。これで#17 KEIHIN HSV-010は12番手まで順位を落としたが、その後は好調なペースで周回を重ねて追い上げ、59周には8番手まで浮上。この頃になると急激に雨脚が強まったため、レースは予定より6周短い61周で赤旗中断となり、59周目終了時点の順位がレースの最終結果となった。

 この結果、5台のHSV-010 GTの中では#17 KEIHIN HSV-010の8位が最上位となったほか、#8 ARTA HSV-010がこれに次ぐ9位でフィニッシュし、2台そろって入賞を果たした。

 残る#100 RAYBRIG HSV-010、#1 ウイダー HSV-010、#32 EPSON HSV-010の3台も完走し、それぞれ12位、13位、15位でチェッカーフラッグを受けた。

瀧敬之介|Honda GTプロジェクトリーダー
 「レース前には手応えもつかんでいましたが、雨の影響を受けて予想外の結果となりました。スタート直後は、タイヤのウオームアップが思うようにいかなかった#100 RAYBRIG HSV-010と#32 EPSON HSV-010のペースが伸び悩みました。また、全車に起きたフロントウィンドウの曇りも想定外の問題でした。ウエットコンディションでフロントウィンドウが曇ったことはこれまでありませんでしたが、今回は富士スピードウェイ用の空力セッティングにしたことに原因があったと推測されます。この点はしっかりと検証し、次回までに対策を施すつもりです。いっぽうで、こうした難しいコンディションのなか、SUPER GTの経験があまりない武藤選手と小林選手がコンスタントに周回を重ね、入賞を果たしてくれたことはうれしかったですね。2人とも落ち着いて自分をコントロールし、最後まで走りきってくれたので、この経験は間違いなく今後につながると思います」
金石年弘選手(8位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「フロントウィンドウが曇るトラブルで、前がまったく見えない状況でスタートしたため、序盤にペースを乱してしまいました。前が見えるようになってからはとてもいい調子で走ることができただけに、悔しさが残っています。今後は悪コンディションの対策などもしていかないといけないですが、ポイントを獲得できた事は今後を見据えると大きいと思うので、ポジティブに捉えています。次戦の岡山ラウンドでは、マシンのテストも順調でしたし、タイムもしっかり出ていたので、気持ちを切り替えてがんばります」
塚越広大選手(8位 #17 KEIHIN HSV-010)
 「雨の影響で交代直後からフロントウィンドウが曇ってしまい、視界が悪い中で苦戦しました。その後、ピットイン時にチームスタッフが対策を施してくれた結果、窓の曇りが取れていいレースができました。雨量も多く、難しいコンディションの中でもマシンのバランスはよかったので、序盤のもたつきが無ければ勝てたレースだったと思います。次戦の岡山ラウンドではテストでとてもいい調子でしたので、今大会以上の結果が残せるようにがんばります」
武藤英紀選手(9位 #8 ARTA HSV-010)
 「荒天の予報だったこともあり、今日の決勝はサバイバルレースになると予想していました。レース序盤からフロントウィンドウが曇ってしまい、前が見えにくくなってしまいましたので、ミスしないように慎重に走ることを心がけました。途中からはいいペースで走れたし、小林選手もよくがんばっていたので、最終的にトップ10でゴールして、ポイントを獲得できたことは大きな収穫だと思います」
小林崇志選手(9位 #8 ARTA HSV-010)
 「武藤選手から交代した後から徐々に雨が強まり、ストレートでもスピードを全開にできる状況ではありませんでした。最後はスピンしないようにマシンをコントロールし、コース上に留まることだけを考えていました。ただ、初戦でポイントを取ることができたので、予選順位を考慮すると、結果的にはいいレースができたのではないかとポジティブに捉えています。決勝レースを走ることが初めてでしたし、まずは第一歩を踏み出したところですので、今回のような苦しいコンディションで走ることも貴重な経験になりました。まだまだ足りない部分も多く、改善する余地がありますので、このような状況下でもしっかり完走を果たせたことを自信にして、次戦の岡山ラウンドに臨みたいです」
Text & Photo: HONDA

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SGT:第2戦富士決勝 優勝ドライバーのコメント

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GT500クラス #23 MOTUL AUTECH GT-R
本山 哲
gt_r02_r_pc_motoyama すごく嬉しいです。ここ1、2年悔しいシーズンが続いていたので今年こそはと思っていましたが、開幕戦で勝てるとは思っていませんでした。 それでもサーキットにきてみると手ごたえを感じましたし、ブノワもクレバーな走りでいい仕事をしました。
僕に代わってからはタイヤ無交換ということでロスは少なかったんですが、雨が酷くなってきてかなり運転し難い状況でした。2番手の6号車に迫られましたが、むこうもタイヤ無交換で厳しい状況だったので、あのタイミングでレースを止めたのはありがたかったし、正解だと思います。
今回勝てたことについてチームスタッフやブノワに感謝します。みんなの力のお陰です。
ブノワ・トレルイエ
gt_r02_r_pc_treluyer ハッピーです。本当に久しぶりのレースだったので頭を切り替えるのが難しい週末でしたが、日本のためにがんばらなきゃと思って取り組みました。1年間ブリヂストンタイヤから離れていたし、冬のテストも充分じゃなかったのが不安でしたが、レースがスタートしてみると、うまくいくような気がしてきました。それにエンジニアから無線で他のクルマの状況を聞いたので、安心して走ることができました。
サトシもいい仕事をしたと思います。
今回の優勝を3月の災害で犠牲になった全ての人に捧げます。
GT300クラス #33HANKOOK PORSCHE
影山 正美
gt_r02_r_pc_kageyama 最初に、今回の震災で犠牲になった方々、今も大変な思いをされている方々にお見舞いを申し上げます。レースを開催していただけたことにも感謝していますし、明日の誕生日を自分で祝うことができたのも嬉しいです。
この難しい状況で最後までコースに留まってくれた藤井にも感謝していますし、ハンコックタイヤのスタッフ、応援していただいたファンの皆さん、そして去年までこのチームに居てこのタイヤを作り上げてくれた木下みつひろ選手にもありがとうを言いたいです。
藤井 誠暢
gt_r02_r_pc_fujii 今日もまた記者会見場に戻ってこられたことが嬉しいです。こういう状況の中でレースを開催していただいたこと、そして沢山来ていただいたファンの皆さんに感謝しています。
難しいコンディションの中で影山選手がマージンを築いてくれたことが今回の勝因でした。11号車が速かったので、ペースを考えながら走りましたが、正直怖いコンディションでした。
Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

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SGT:第2戦富士決勝 降りしきる雨に波乱続出!勝ったのは#23モチュールGT-R。GT300は#33ハンコックポルシェが貫禄の独走優勝!

2011AUTOBACS SUPER GT第2戦「富士GT400kmレース」の決勝が5月1日、富士スピードウェイで行われた。スタート直前から激しい雨の降る難しいコンディションの中、レースは60周で赤旗中断となり、そのまま終了とされた。
GT500クラスは#23MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)、GT300クラスは#33HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)がそれぞれ優勝した。

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スタート進行が始まり、ウォームアップ走行が行われた頃に一時止んでいた雨はグリッド整列が始まる直前になって再び降り始めた。このため14時00分にローリング開始となった決勝はそのまま5周にわたってセーフティーカーランが継続され、6周目に漸くシグナルグリーンとなった。

ホールショットを奪ったのはポールシッターの#39サードSC。ドライバーは石浦宏明。
しかし2番手スタートの#46モーラGT-Rを駆るロニー・クインタレッリは1コーナーでオーバーラン、一旦は#6エネオスSCの後ろ、5位の位置でコース復帰したものの、みるみるうちに順位を落とし、9番手でコントロールラインに戻ってきた。#39サードSCもトップを守れたのは2コーナーまでで、次々に後続に抜かれ、この周だけで7位まで後退してしまう。この2台はいずれもミシュランタイヤユーザーで、スタート時のチョイスに問題があったようだ。7周終わりで石浦はピットイン。タイヤだけを交換して出て行くと、そこからは好タイムを連発、次第に順位を回復していった。
その後方ではホンダHSV勢が相次いでピットに飛び込んでくる。こちらは室内のベンチレーションに問題があるのか、いずれも窓を拭いてピットイン、アウトを繰り返すことになる。

一方、トップ争いは熾烈を極めた。
#39サードSCを抜いてトップに立った#24コンドウGT-Rを#12カルソニックGT-Rが激しく追い上げ、12周目の1コーナーで大外から抜き去っていく。 24号車はビヨン・ビルドハイム、12号車はJ.P.オリベイラだ。
さらにその更に後方からはトレルイエの駆る#23モチュールGT-Rが11周目の1コーナーで#6大嶋を抜き去ると、そのままトップ2台に一気に迫り、12周目の100Rで真ん中に周回遅れのGT300車両を挟んでなんと大外から大胆に抜いていった。

その後トレルイエはオリベイラの巻き上げる水しぶきに視界を遮られるのを嫌って一定の距離を置いて走っていたが、18周目のダンロップ進入でオリベイラがリヤを滑らせてしまい、#27イカ娘フェラーリを巻き込んでリヤバンパーと左ドアを破損したために、労せずしてトップの座を手に入れた。

快調にペースを上げて後続との差を引き離しにかかる23号車に対し、12号車は破損した車両を騙し騙し21周目まで引っ張ってピットイン、修復作業とルーティンストップを同時に行う作戦に出たが、損傷が大きかったために作業に時間がかかり、結局2週遅れで戦列に復帰することとなってしまった。

後続に14秒以上のマージンを築いたトレルイエは規定ギリギリの44週を走ってピットイン、本山にステアリングを託す。
タイヤ無交換でロスを最小限にとどめ、逃げ切る作戦に出た本山だったが、増え続ける雨量と消耗したタイヤにペースをあげることができず、14秒あった2位#6エネオスSCとの差は55周終わりでは4.782秒にまで縮まってしまう。
しかし追う#6伊藤大輔もまたタイヤ無交換で苦しい走りを強いられており、56周、57周と周回を重ねるにつれて再び差は広がっていった。

レースは60周目にスピン、コースアウトが続出したために赤旗中断となり、そのまま終了となった。最終順位は規定に従い59周目のものとなる。
これにより、#23モチュールGT-Rの勝利が確定、2位は#6エネオスSC、3位には18番手スタートから怒涛の追い上げを見せた#19ウェッズスポーツSCが入り、ウェッズスポーツはGT500初陣にして見事表彰台を手にした。

GT300クラスはポールポジションの#33ハンコックポルシェが後続を全く寄せ付けない圧巻の走りで55周を走り切り、2位以下に34秒もの大差をつけて優勝したが、その後方では激しいバトルに加えてアクシデントやペナルティと、様々な状況で目まぐるしく順位の入れ替わる展開が最後まで繰り広げられた。

まず、予選6番手の#11JIMゲイナー458がセーフティーカーラン中にスピンアウト、これにより11号車は予定外のタイヤ交換と10秒ストップのペナルティで一気に最後尾まで沈んでしまうが、スタートドライバーの平中克幸はそこからトップ影山を4秒近く上回るハイペースで追い上げ、前を行く車両を次々と攻め落としていく。
その前方では昨日のスーパーラップで最速タイムを叩きだしながら僅か1.5kgの重量不足に泣いた#88JLOCランボの関口雄飛が順位を上げており、13周を終えた頃には10位、18周めには6位に浮上した関口だったが、15周目に#26タイサンポルシェと接触したことに対してドライブスルーのペナルティを課せられてしまい、再び後方に沈む。

11号車は平中の果敢な走りで30周を終える頃にはクラス5位まで挽回、その後も33周目のプリウスコーナーで#31カローラを抜いて4位、続く34周目の13コーナーで62レガシィを抜いて3位、それまで2位を走行していた#25ZENTポルシェがこの周でピットストップを行ったため34周終了時点では2位に浮上していた。
平中は規定一杯の44周終わりで田中哲也に交代するが、この間に#25ポルシェを駆る土屋武士が再び2位を取り戻す。
しかし田中は49周目のダンロップで土屋のインに飛び込み2位を奪い返すと、土屋も56周目に田中を抜き返す。

ところがここで赤旗終了のジャッジが下ったため、1周前の55周で順位が確定、#11JIMゲイナー458が2位、#25ZENTポルシェは3位でレースを終えることとなった。

次回は岡山国際サーキット。大会名称は第1戦のままで5月22日に決勝が行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA & Motorsports Forum

SUPER GT

SGT:第2戦富士決勝結果

■GT500クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
123MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS591:56'19.904
26ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS595.211
319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH5928.128
436PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS5948.002
538ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS591'01.381
6*39DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI591'06.776
+45sec
724ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH581Lap
8*17KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS581Lap
98ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS581Lap
10*46S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI581Lap
1135D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS581Lap
12100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS581Lap
131ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS572Laps
1412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS572Laps
1532EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL536Laps
---- 以上規定周回数(41Laps)完走 ----
■GT300クラス

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Final Race Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
133HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK551:56'21.130
2*11JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL5534.820
325ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH5535.899
431ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH551'32.611
54初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH551'53.506
6*43ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS551'59.938
774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH541Lap
8*88JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH541Lap
941NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH541Lap
1034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK541Lap
1127PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH541Lap
1226Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH532Laps
1322R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH532Laps
1487リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH532Laps
1569サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH523Laps
1614SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH523Laps
17360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH514Laps
1862R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH505Laps
---- 以上規定周回数(38Laps)完走 ----
1966triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1243Laps
2086JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1243Laps
212エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH847Laps
  • Fastest Lap: CarNo.39 石浦宏明(DENSO SARD SC430) 1'44.968 (37/59) 156.493km/h
  • Fastest Lap: CarNo.11 平中克幸(JIMGAINER DIXCEL DUNLOP) 1'54.310 (35/55) 143.704km/h
  • 2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第37条2.により、59周の結果をもって終了とした。
  • CarNo.17-1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗追い越し)違反により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.46は、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第34条1.2(タイヤ平置き義務)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。
  • CarNo.39-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間のスピンコースアウト)違反により、競技結果に対して45秒加算のペナルティを科した。
  • CarNo.11-2ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(SC導入中のスピン)により、ペナルティストップ10秒を科した。
  • CarNo.88-2ドライバーは、2011 SUPER GT Sporting Regulations第3章第30条1.a(他車への接触)違反により、ドライビングスルーペナルティを科した。

Formula Nippon | JAF Grand Prix | SUPER GT

SGT:GTA定例会見 全大会を災害支援大会に。富士スプリントカップのFNは1レースに

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スーパーGT第2戦の開催されている富士スピードウェイで5月1日、GTアソシエイション(GTA)の定例会見が開催された。

冒頭に坂東代表より「なんとか今回、開幕を迎えることができたことを嬉しく思う。今シーズンは全戦を東日本大震災の支援大会として開催するが、それもまずはレースファンの皆様あってのこと。今回お集まりいただいたレースファンの皆様に厚く御礼申し上げる」との挨拶があり、続いて内田メディアマネージャーより、今後の日程、シリーズパートナーの紹介、テレビ放映、FROの新車両、東日本支援大会の概要、社会貢献活動、の6点について発表があった。

今後の日程については既報の通り、順延になった岡山大会を除いて全て予定通りに開催する。

シリーズパートナーの中で、J SPORTSからは昨年までのベストオーバーテイク賞に変わって「ベストパフォーマンス賞」が各レースで送られることになった。

テレビ放送は今年から再びテレビ東京系列6局ネットで地上波放送が行われる。既に3回が放送済みだが、開幕前にもかかわらず以前の「激走!GT」に匹敵する視聴率がでているという。
また今回は深夜での6局ネットという状況を考慮し、全国をカバーし、子供の視聴者に配慮するために衛星放送のBSジャパンで毎週日曜の午前10時30分より地上波の1周遅れで再放送を行う。

FRO車両については、今回からレクサスRX350が新たに加わった。

支援大会としての活動は、前者のフロントウィンドーに「がんばろう日本」の文字を貼りだすこと、スタート進行時に関連パフォーマンスを行うことの他に、半旗を掲げ、黙祷を行うことが発表された。それに加えて関係者全員が喪章をつけてレースに臨む。

社会貢献活動としては、疾患啓発活動として骨髄バンクへの強力を継続する他、ダウン症の啓発なども行っていく。この一環として先日、多くの子供が入院している静岡病院に8号車の武藤英紀、35号車のアンドレ・クート、46号車の柳田真孝の3名が慰問に訪れているという。
この他環境問題の啓発として、全大会で「スーパーGTクリーンアップキャンペーン」と題して会場内のごみの分別収集やペットボトルのキャップの回収などを行っていく。このペットボトルキャップは世界の子供たちにワクチンを送る活動に役立てられることになっている。

また、会見の最後に富士スピードウェイ広報の西川氏より、今年度の富士スプリントカップについて説明があった。
それによると大会名称は昨年同様となり、11月11~13日の三日間で開催される。またレースフォーマットはGTについては昨年同様各クラス100km×2レースとなるが、フォーミュラニッポンは今回1レースのみとなるとのことだ。
詳細については次のフォーミュラニッポン(7月開催)で明らかになるとのことだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行 #46モーラGT-Rがトップタイム。GT300トップはニューマシン458を投入したJIMゲイナー

スーパーGT第2戦のフリー走行は昨日とはうって変わってウェットコンディションの元で行われ、GT500クラスは#46 S Road Mola GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)、GT300クラスは#11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458(田中哲也/平中克幸組)がトップだった。

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決勝部を迎えた富士スピードウェイは明け方から雨が降り、一旦は止んだもののフリー走行に先立って開催されたヴィッツのコンソレーションレースのあたりから再びコース上に雨粒が落ち始めた。
このため走行開始前にウェット宣言が出され、各車ウェットタイヤを装着しての走行となった。

走り始めの時点ではポールシッターの#39デンソーサードSCがトップに立ったが、15分過ぎに#12カルソニックGT-Rがこれを上回ってきた。タイムは1分44秒215。
暫くの間は12号車トップでセッションは進行したが、終了1分前に中嶋一貴の乗る#36ペトロナストムスSCが1分44秒178を叩き出すと、その直後に柳田真孝の乗る#46SロードモーラGT-Rが1分43秒158という圧倒的なタイムでトップに飛び込んできた。#32エプソンHSVを駆る中山友貴も最後の最後に1分44秒061で間に割って入り、1位ミシュラン、2位ダンロップ、3位ブリヂストン、4位12号車を挟んで5位にはヨコハマユーザーの24ADVANコンドウGT-Rと、参戦4メーカーが満遍なく上位に食い込む結果となった。
ポールシッターの39号車は結局7位で走行を終えている。

GT300クラスは開始早々から11号車が好タイムを連発。一時は500クラスの#17ケーヒンHSVをも凌ぐ快走で終始トップに留まり、新車フェラーリ458の仕上がりのよさを伺わせた。
以下、#66アストンマーチン、#4BMW Z4、#25ポルシェGT3、#27フェラーリ430とトップ5は全てLM-GTやFIA-GTが占める結果になった。

第2戦決勝は14時00分より66周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第2戦富士フリー走行結果

FUJI GT 400km RACE -RIJ- (2011/05/01) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2011 AUTOBACS SUPER GT Round 2 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1500146S Road MOLA GT-R
NISSAN GTR R35
柳田 真孝
ロニー・クインタレッリ
MI1'43.158-159.239
2500232EPSON HSV-010
HONDA HSV-010 GT
道上 龍
中山 友貴
DL1'44.061 0.903157.857
3500336PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
アンドレ・ロッテラー
中嶋 一貴
BS1'44.178 1.020157.680
4500412カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GTR R35
松田 次生
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS1'44.191 1.033157.660
5500524ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GTR R35
安田 裕信
ビヨン・ビルドハイム
YH1'44.316 1.158157.472
650061ウイダー HSV-010
HONDA HSV-010 GT
小暮 卓史
ロイック・デュバル
BS1'44.420 1.262157.315
7500739DENSO SARD SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
井口 卓人
MI1'44.437 1.279157.289
85008100RAYBRIG HSV-010
HONDA HSV-010 GT
伊沢 拓也
山本 尚貴
BS1'44.561 1.403157.103
9500923MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GTR R35
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS1'44.692 1.534156.906
10500106ENEOS SUSTINA SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
大嶋 和也
BS1'44.708 1.550156.882
11500118ARTA HSV-010
HONDA HSV-010 GT
武藤 英紀
小林 崇志
BS1'45.007 1.849156.435
125001238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
平手 晃平
BS1'45.169 2.011156.194
135001319WedsSport ADVAN SC430
LEXUS SC430
片岡 龍也
荒 聖治
YH1'45.292 2.134156.012
145001417KEIHIN HSV-010
HONDA HSV-010 GT
金石 年弘
塚越 広大
BS1'45.361 2.203155.910
155001535D'STATION KeePer SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・クート
BS1'45.377 2.219155.886
16300111JIMGAINER DIXCEL DUNLOP 458
FERRARI 458 GTC
田中 哲也
平中 克幸
DL1'52.384 9.226146.167
17300266triple a Vantage GT2
ASTON MARTIN V8 Vantage
吉本 大樹
星野 一樹
YH1'53.72310.565144.446
1830034初音ミク グッドスマイル BMW
BMW BMW Z4 GT3
谷口 信輝
番場 琢
YH1'53.78310.625144.370
19300425ZENT Porsche RSR
PORSCHE 911GT3 RSR
都筑 晶裕
土屋 武士
YH1'54.53411.376143.423
20300527PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ
FERRARI F430
山岸 大
山内 英輝
YH1'54.74511.587143.159
21300686JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
坂本 祐也
青木 孝行
YH1'54.84711.689143.032
22300788JLOC ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
井入 宏之
関口 雄飛
YH1'55.09311.935142.726
23300841NetMove TAISAN Ferrari
FERRARI F430 GT
山路 慎一
小泉 洋史
密山 祥吾
YH1'55.11811.960142.695
24300987リール ランボルギーニ RG-3
LAMBORGHINI Gallardo RG-3
余郷 敦
織戸 学
YH1'55.65012.492142.039
253001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3 R MY2010
影山 正美
藤井 誠暢
HK1'55.80312.645141.851
263001169サンダーアジア MT900M
MOSLER MT900M
メルビン・チュー
吉田 広樹
YH1'55.80812.650141.845
27300122エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電
MOONCRAFT 紫電 MC/RT-16
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1'55.83412.676141.813
283001362R&D SPORT LEGACY B4
SUBARU LEGACY B4
山野 哲也
佐々木 孝太
YH1'56.07412.916141.520
293001422R'Qs Vemac 350R
VEMAC 350R
和田 久
城内 政樹
YH1'56.09812.940141.491
303001526Verity TAISAN Porsche
PORSCHE 911GT3 RS
松田 秀士
峰尾 恭輔
山下 潤一郎
YH1'56.13312.975141.448
313001643ARTA Garaiya
ASL Garaiya
高木 真一
松浦 孝亮
BS1'56.19713.039141.370
323001774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COLLOLLA Axio
新田 守男
国本 雄資
YH1'56.23813.080141.320
333001831ハセプロMA イワサキ aprカローラ
TOYOTA COLLOLLA Axio
嵯峨 宏紀
岩崎 祐貴
YH1'56.29213.134141.255
3430019360RUNNUP SPORTS CORVETTE
CALLAWAY CORVETTE
田中 篤
岡村 和義
YH1'56.32513.167141.215
353002034ハルヒレーシングHANKOOKポルシェ
PORSCHE 911GT3 RSR
高森 博士
マイケル・キム
蒲生 尚弥
HK1'56.73113.573140.724
363002114SG CHANGI IS350
LEXUS IS350
折目 遼
アレキサンドラ・インペラトーリ
YH2'16.77633.618120.100
  • CarNo.1の接触行為に対し、黒白旗を提示した。

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