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2009年6月

Japanese F3

JF3:第7,8戦富士 第7戦国本雄資、第8戦はマーカス・エリクソンが共に2勝目 (TOYOTA)

  • コース:富士スピードウェイ(4.563km)
  • 予選:6月27日(土)晴:ドライ
  • 第7戦決勝:6月27日(土)晴:ドライ
  • 第8戦決勝:6月28日(日)雨:ウェット
トムス勢は今季6度目の表彰台独占
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第8戦はポールポジションのマーカス・エリクソン(#1)が
そのまま逃げ切り、今季2勝目を挙げた

 全日本F3選手権の第4大会(第7戦、第8戦)が6月27日(土)と28日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 27日(土)午前10時40分から15分間にわたって、第7戦の予選がドライコンディションで行われた。セッション開始前からピットロード出口で待機し、先頭を切ってコースインしていったTDPドライバーの国本雄資(PETRONAS TEAM TOM'S)がトップタイムをマーク。やや遅れてコースインしたエリクソンが1000分の1秒まで全く同じタイムをマークしたが、規定により、先にタイムを出した国本が今季3度目のポールポジションを獲得。エリクソンが2番手、TDPドライバー井口卓人(PETRONAS TEAM TOM'S)が3番手につけた。

 10分間のインターバルを経て、ニュータイヤに交換してアタックが行われた第8戦の予選では、やはり先にコースインした国本が遅い車両に引っかかり、タイムアップを果たせず、エリクソンがポールポジションを獲得。国本2番手、井口3番手となった。

 Nクラスではアレキサンドレ・インペラトーリ(ACHIEVEMENT by KCMG)が2戦共にポールポジションを獲得した。

 午後3時55分に第7戦決勝(15周)が晴天の下でスタート。ポールポジションの国本は、スタートで並びかけたエリクソンを抑え、トップで1コーナーへ。井口もエリクソンを追い上げ、2番手を争ったが、その隙に5番手スタートの嵯峨宏紀(DENSO Team Le Beausset)がこの2台をかわし2位に浮上。

 しかし、エリクソンは2周目に嵯峨をパスすると、あっという間に国本に迫り、テール・トゥ・ノーズでのバトルとなった。

 激しい首位争いは最後まで続いたが、エリクソンを抑えきった国本が今季2勝目。エリクソンが2位。8周目に嵯峨をかわした井口が3位でチェッカーを受けた。

 28日(日)は、昼前に降り始めた雨のために、午後12時45分からのF3第8戦(21周)は、ウェットコンディションでの戦いとなった。

 ポールポジションのエリクソンが好スタートを切ったが、2番手の国本がやや遅れ、これをかわした井口が2位で1コーナーへ。続いて1コーナーへと侵入していった国本だったが、後続車に追突され、スピン。最下位までポジションを落としてしまった。

 トップ争いはエリクソンと井口の一騎打ちとなり、中盤ペースで勝る井口がしかけるも、パスするまでには至らず、そのままチェッカー。エリクソンが今季2勝目を挙げた。井口は2位。3位には、最下位から素晴らしい追い上げを見せた国本が入り、トムス勢は前大会に続き、2戦共に表彰台を独占した。

 Nクラスでは佐藤公哉(TEAM NOVA)が優勝。今季2勝目となった。

 今大会の結果、Cクラスのドライバーズランキングでは、トムスの3人がトップ3を占めているのは変わらないものの、1位の井口から3位のエリクソンまで、僅か3点差という激戦となっている。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Formula Nippon

FN:第4戦富士 ルーキーの大嶋和也が2位初表彰台獲得 (TOYOTA)

  • コース:富士スピードウェイ(4.563km)
  • 予選:6月27日(土)晴:ドライ
  • 決勝:6月28日(日)雨:ウェット
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雨の富士でノーピット作戦を採り、
見事2位フィニッシュを果たした大嶋和也(#37)

 フォーミュラ・ニッポンの第4戦が6月27日(土)、28日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで行われた。

 梅雨の真っ只中の開催となったが、フリー走行と予選が行われた27日(土)は好天に恵まれ、全セッションドライコンディションで行われた。

 午後1時45分からノックアウト方式で予選開始。午前中のフリー走行から好調なTDPドライバーの石浦宏明(Team LeMans)、平手晃平(ahead TEAM IMPUL)がトヨタエンジン勢を引っ張る形となり、石浦が自己最高位となる最前列2番手グリッドを獲得。平手3番手、松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が4番手。4列目にはルーキーのTDPドライバー大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S)とチームメイトのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)が7、8番手で並んだ。

 一方で、第3戦を終えてランキング首位につけているブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL)は2戦連続のQ2敗退、11番手スタートとなった。

 28日(日)は、前日までは曇りか晴れと予想されていたが、昼前から雨が降り始め、フォーミュラ・ニッポンの決勝レーススタート前にはコースは完全ウェット。ウェット宣言が出され、セーフティカーが先導する形で午後2時半に決勝レース(55周)のスタートが切られた。

 3周を終えたあと、セーフティカーがコースを離れ、本格戦がスタート。2番手の石浦はオーバーテイクシステムを使用し、首位奪取を狙ったが叶わず、2位石浦、3位平手の順位は変わらないまま序盤戦が進んでいった。

 後方では、雨を得意とするロッテラーと、11番手スタートと出遅れたトレルイエが激しい追い上げでポジションアップ。しかし、トレルイエは 15周目に突然のマシントラブルでスローダウン。チームメイトの松田も序盤4番手を争っていたが、やはりトラブルに見舞われリタイア。LAWSON TEAM IMPULはレース序盤にして2台共にレースを終えることとなってしまった。

 レースは34周目に、スピンした車両がコース上に止まってしまったため、セーフティカー導入となり、このタイミングでほとんどの車両が給油のためにピットイン。しかし、大嶋とリチャード・ライアン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がピットに入らず、首位のロイック・デュバル(NAKAJIMA RACING)に次ぐ2位、3位に浮上。これに石浦、平手が続く形で再スタートとなった。

 2位に浮上した大嶋はノーピット作戦を採り、燃料消費を抑えるためペースをコントロールしながら、後続の激しい追い上げを抑えきり、見事2位でチェッカー。フォーミュラ・ニッポン参戦1年目にして、初の表彰台を獲得した。4位には石浦、5位に平手が入り、TDPの若手ドライバーがトヨタエンジン勢の上位を占める結果となった。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

Formula Nippon

FN:第4戦富士決勝 トップ3記者会見

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PP:#31ロイック・デュバル(ナカジマ・レーシング)
fn_r04_r_pc_duval ベリーハードなレースでした。序盤コースコンディションは場所によって違っていたし、セーフティカーランでそれまでのギャップが消えてしまったりしましたしね。
でも、チームが非常に良いマシンを与えてくれたので、気を抜かないように常にプッシュし続けました。今回のような展開のときは、逆にペースを落としたりするとミスしますからね。ただ、途中SCボードに気をとれらて、少しコースアウトしてしまいました。
前回のもてぎがノーポイントで終わり、今回はぜひとも取り返したいと思っていたので、チャンピオンシップポイントでリーダーのトレルイエ選手に近づけたことは良かったです。
2位:#37大嶋和也(ペトロナス・チーム・トムス)
fn_r04_r_pc_ohshima 雨が強く、燃費面で有利になることは分分かっていたので、レース前のウォームアップランで無給油でいくことに決め満タンでスタートしました。レース中はペースを上げることができずにストレスが溜まりましたが、この結果ですべて吹っ飛びました。残る後半の4戦も表彰台を狙っていきます。
3位:#40リチャード・ライアン(ドコモ・チーム・ダイデライアン・レーシング)
fn_r04_r_pc_lyons 久しぶりの表彰台で締めくくることができ、とてもよい1日でした。難しいレースだったのでミスを犯さないことを心がけ、エンジニアと無線で連絡を取りながら、慎重に周回を重ねました。無給油は最初から決めていました。
終盤2位を狙うことも考えましたが、視界が悪くリスキーだったので、3位キープに徹することにしました。
優勝チーム監督:中嶋悟監督(ナカジマ・レーシング)
fn_r04_r_pc_nakajima ロイックが初のポールポジションから2勝目を挙げることができ、とても良かったと思います。チームとしてもロイックに感謝しています。
なかなか2台揃って表彰台とはいかないが、贅沢は言えませんから(笑)そのうちそうなるときもくるでしょう。
Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第4戦富士決勝 デュバル雨のレースを制す!

6月28日、富士スピードウェイで行われたフォーミュラ・ニッポン第4戦は、降りしきる雨のなか他を圧倒する走りを見せたロイック・デュバル(ナカジマ・レーシング)がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目を飾った。

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昼前から降り出した雨は、決勝スタート時刻の午後2時30分になっても降り続け、コースは完全にウェット。主催者は、高速サーキットの富士であることを考え、安全のためにセーフィティカー(SC)ランによるスタートを選んだ。

スタートから1周、2周と隊列を組んで走るマシン。このSCランがレースの行方を左右することになるかもしれない......実は、ウェットレースになることが決まった時点で、何台かのマシンが無給油作戦を敢行することにしたらしいのだ。

各チームの思惑が交錯するなか、3周を終えたところでSCがコースを外れスタート!
ポールシッター#31デュバルがトップをキープしたまま周回を重ねる。#31デュバルはファステストを刻みながら周回を重ねる。

2位#8石浦、3位#20平手も必死に食い下がるが、ウェットコンディションのなか快走を続ける#31デュバルとの差を詰めることはできず、トップと2位の差は10周目7秒、15周目10秒、20周目15秒と確実に開いていく。

17周目、4位を走行していた#1松田がスロー走行。コースサイドにマシンを停めリタイア。チームメイトの#2トレルイエも前周にトラブルでピットインしており、チーム・インパルは序盤で戦線を離脱することになってしまった。

トップを快走する#31デュバルのペースはレース折り返しを過ぎても衰えることなく、安定したラップタイムで周回を重ねる。2位#8石浦も単独走行になったことで、この時点でレースの興味は、#36ロッテラー、#20平手、#10塚越による3位争いへと移ることになった。

しかし、膠着状態だったレースが34周目に動くことになる。
下位を走行していた#41伊沢がコース上にストップし、SCランとなったのだ。このチャンスにトップ#31デュバル、#20平手、#10塚越、#32小暮、#7国本らが次々にピットイン。給油作業を行う。

38周目を終えたところでリスタート。各車の差も消え、残り17周の勝負が始まった。

この混乱のなかで躍進を遂げたのが、無給油作戦をとっていた#37大嶋と#40ライアン。雨と2度のSCランで燃料の心配もなくなり、後はゴールを目指すだけとなった。

終盤も一人異次元の走りを見せる#31デュバルは、その後も全く危なげなく、そのままフィニッシュを迎えた。一旦消えたはずの2位との差は、フィニッシュ時にはなんと40秒。完勝といえるレースだった。
2位、3位には無給油作戦が見事に的中した#37大嶋、#40ライアンが入った。終盤#8石浦、#20平手が迫ったが逆転には至らず。してやったりの笑顔で表彰台に上った。

Text:Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦富士決勝結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/28) Race Result Weather:Rainy Course:Cloudy
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E551:43'02.140
237大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5540.560
340リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E5542.421
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K5545.018
520平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K5546.742
610塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E5547.888
732小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E5553.051
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K5554.288
948立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K551'10.254
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K541Lap 
-------- 以上規定周回(49 Laps)完走 --------
-41伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E3223Laps
-2ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K2035Laps
-1松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1639Laps
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.31 ロイック・デュバル(ナカジマ) 1'40.822 (45/55) 162.929km/h
  • 本決勝レースは国際モータースポーツ競技規則付則H項2.9.18(セーフティカー後方からのスタート))により行われた。

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝 トップ3記者会見

■Cクラス
優勝:#1マーカス・エリクソン(ペトロナス・トムス)
f3_r08_r_pc_ericson 富士では初のウェットレースでした。タクト(井口)にずっとプレッシャーをかけられていたし、途中コンディションが変わったこともあって、非常にタフなレースでした。
中盤まではマシンがアンダー気味できつかったんですが、後半はバランスも改善されたので、残り3周あたりからギャップを築くことができました。
チームとしては、昨日に続いての1-2-3フィニッシュで良い結果でした。
2位:#36井口卓人(ペトロナス・トムス)
f3_r08_r_pc_iguchi スタートはすごく良くて2位にポジションを上げることができました。前半はマシンバランスが良くてマーカスを追い上げることができたんですが、後半はタイヤが辛くなってしまいました。ダンロップコーナ-進入で並んだときが唯一のチャンスだったと思いますが、生かすことができませんでした。
3位:#37国本雄資(ペトロナス・トムス)
f3_r08_r_pc_kunimoto スタートを失敗して3位に落ち、1コーナーで追突されて最後尾になってしましました。3位まで挽回できましたが、結果は不満です。チームはほんとに良い車に仕上げてくれたのに、期待に応えられなくて悔しいです。でも、次に繋がるレースはできたと思います。
■Nクラス
優勝:#23佐藤公哉(NDDP エブロ)
f3_r08_r_pc_sato アレックスに続いてコカコーラコーナーに入ったら、アレックスがオーバーランしてトップに立つことができました。でも、その後アレックスが追い上げてきて最終コーナーで接触してしまいました。僕のマシンも整流板にダメージ負って、アライメントも狂ってしまいましたが、その状態のなかではミスなく走ることができました。チームとしてもワンツーを飾ることができ、良かったです。
2位:#22千代勝正(NDDP エブロ)
f3_r08_r_pc_chiyo 予選はトラブルで7位に沈んでしまいましたが、スタート直後の混乱のなかで前がいなくなって2位に上がることができました。結果は2位ですが、トップと差がついてしまったのは反省点です。次のレースは僕が前でワンツーを飾りたいと思います。
3位:#7山本尚貴(HFDPレーシング)
f3_r08_r_pc_yamamoto 3位という結果はシリーズを考えると悪くはないと思いますが、やっぱり悔しいです。序盤なかなかペースが掴めず、走り方を探りながらのレースになってしまいました。雨で荒れると思っていたので、とにかく走り切ることを考えました。
Text:Shigeru KITAMICHI / Photo: Yoshiori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝 マーカス・エリクソンが雨の中、ポールトゥウィン!

全日本F3選手権は28日、富士スピードウェイで第8戦の決勝を行い、ポールポジションからスタートしたマーカス・エリクソン(トムス)がそのまま逃げ切り優勝した。Nクラスは予選4位の佐藤公哉(ノバ)が優勝した。

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 午前中、フォーミュラニッポンフリー走行中ドライだった路面もサポートレースのシビックレース中から降り出した雨のため、F3決勝が行われる午後には路面はほぼレインコンディションとなった。

 12時45分、全車レインタイヤを履いてフォーメーションラップが始まる。1周を回ってグリッドに着きスタート。

 ポールポジションのマーカス・エリクソン(トムス)が好スタート。予選2位の国本雄資(同)は出遅れ、予選3位の井口卓人(同)にかわされると1コーナーで予選5位から上がってきたケイ・コッツォリーノ(戸田)にプッシュされスピン。コースに復帰するも後方集団に埋もれてしまった。

 トップはエリクソン、2位に井口、この混乱で3位に上がってきたのが予選4位の安田裕信(スリーボンド)だ。

 トップ、エリクソンは徐々に2位の井口を引き離しにかかるが、2秒近く開いた7周目あたりからは逆に2位井口がその差を詰め始める。12周目には1秒を切り、16周目あたりには井口がエリクソンの背後まで迫ったが、タイヤが終わってしまい追撃もここまで。結局、エリクソンが井口を3秒離して、ポールトゥウィンで今季2勝目を飾った。2位は井口。

 序盤のスピンで最後尾近くまで落ちた国本だが追撃をあきらめなかった。ファステストラップを更新しながら、次々に前車をパスし、徐々に順位を回復。4周終わって8位。6周終わりまでには千代勝正(ノバ)を抜き7位。さらに嵯峨宏紀(ルボーセ)を抜き7周を終わって7位。クラストップ争い中の佐藤公哉(ノバ)とアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)をも抜きさり11周目には早くも3位安田の背後4位まで上がってきた。

 国本は4位に上がった時点で5秒以上あった3位安田との差をも詰め始める。14周目に入ったストレートで安田に追いつくと、両者併走しながらコカコーラコーナーへ。そしてついに立ち上がりで安田の前に出、3位に上がる。しかしトップ2台を追うには残り周回数も少なくこのレースを3位で終えることとなった。

 Nクラスは予選クラス4位の佐藤が好スタート。1コーナーでクラスポールポジションのインペラトーリの背後に着けるとコカコーラコーナーでインペラトーリがオーバーランした隙にトップに躍り出た。その後もインペラトーリに背後を脅かされるが、インペラトーリがタイヤバーストでタイヤ交換のためピットインしたため、そのまま逃げ切りクラス優勝、Nクラスのドライバーズ選手権争いでも関本雄飛(AIM)を逆転してトップに立った。

 千代は予選でクラス7位だったが、スタートの混乱でクラス3位に上がると、インペラトーリの脱落によってクラス2位に。クラス予選2位の山本尚貴(HFDP)は、2周目の100Rで関口にプッシュされるというアクシデントを乗り越え、終盤にチームメイトの小林崇志(HFDP)をパスしてクラス3位でレースを終えた。

 次戦、第5大会は舞台を鈴鹿サーキットに移して第9戦決勝が7月11日、第10戦決勝が7月12日に開催される。

Text: Yoshiori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/06/28) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE21
236C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE213.106
337C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE217.347
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE2122.079
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2130.239
623N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2140.411
722N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE2148.509
87N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2155.742
98N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE2157.316
1019N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE211'03.092
1177N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE211'37.586
125N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE201 Lap 
1320Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE201 Lap 
1433C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE192 Laps
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
-*18N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE120 Laps
-*2Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C120 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.37 国本雄資(トムス) 1'48.086 (10/21) 151.979km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.20 アレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント) 1'49.822 (4/29) 149.577km/h
  • CarNo.18は、2009年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.2)(危険なドライブ行為)により、訓戒及びペナルティポイント2点とした。
  • CarNo.2は、2009年全日本フォーミュラ3統一規則第3章第28条12.2)(危険なドライブ行為)により、訓戒及びペナルティポイント1点とした。次大会のスターティンググリッドを2グリッド降格とした。

Formula Nippon

FN:第4戦富士フリー走行2回目 平手セッティングどんぴしゃ!

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6月28日、決勝日。富士スピードウェイ上空は朝から雲に覆われている。予報では午後から雨とのことで、決勝のコンディションが気になるところだ。

午前9時20分から始まったフリー走行では、各チーム、決勝セッティングを確認することになるが、注目は昨日の記者会見で「新たなセッティングを試す」と言っていた#20平手。ここで好調ナカジマレーシングを上回るタイムが出せれば、決勝は大いに期待できる。

30分という限られた時間を有効に使おうと、真っ先にコースに飛び出していったのは優勝を狙う予選2位の#8石浦と予選3位の#20平手。石浦は初優勝を、平手は2勝目をもぎ取るために気合い十分だ。
注目の#20平手は開始早々、1'26.853、1'26.738というタイムを立て続けにマークして、ラップボードのトップに名を刻む。どうやら思惑どおりのセッティングを見つけたようだ。
一方、昨日「決勝は自信がある」と言っていた#8石浦は、誰よりも多く17周を走ったものの、1'27.908と28秒を切るのがやっと。このままでは苦しい戦いを強いられそうだ。

予選で痛恨のスピンを喫し6位に沈んだ#32小暮は、早々に1'27.077をマークして速さに衰えはないことを証明した。決勝ではスタートさえ決めれば、表彰台は堅いところだ。

結局、朝のフリー走行は、#20平手、#1松田、#37大嶋、#32小暮、#36ロッテラー、#31デュバルの順で終了。天候を気にして、空を見上げる各チームスタッフの姿が目についた。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦富士フリー走行2回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/28) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
120平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.738--189.38
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.7920.0540.054189.27
337大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.8800.1420.088189.07
432小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'27.0770.3390.197188.65
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.1150.3770.038188.56
631ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'27.4360.6980.321187.87
710塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'27.5080.7700.072187.72
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.9081.1700.400186.86
97国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'28.1181.3800.210186.42
1041伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'28.1591.4210.041186.33
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'28.4731.7350.314185.67
122ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'28.5821.8440.109185.44
1340リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'28.9562.2180.374184.66
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝 トップ3記者会見

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■Cクラス
優勝:#37国本雄資(ペトロナス・トムス)

スタートはまぁまぁだったが、トップに立ってからは自分のレースができたと思います。途中マーカス(エリクソン)が離れたので、気分的に楽になりました。明日も2番手からのスタートですが、スタートを決めて優勝します。

2位:#1マーカス・エリクソン(ペトロナス・トムス)

予選が良かったのでレースを楽しみにしていたのに、スタートを大失敗してしまいました。2位までポジションを上げた後は、国本についていこうとプッシュしたが、途中ヘアピンでミスしてしまい、その後は2位キープに徹しました。

3位:#36井口卓人(ペトロナス・トムス)

予選3位、決勝3位という結果は悔しい。#62嵯峨選手をもっと早く抜きたかったが、なかなか抜けず、抜いた後はタイヤがきつくて前との差を詰めることはできませんでした。

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■Nクラス
優勝:#7山本尚貴(HFDPレーシング)

序盤で前に出るしかないと思って、気合いを入れた結果、トップで戻ってくることができました。その後は集中して、Cクラスのマシンを利用して後ろを離すよう心掛けました。理想的な展開でした。

2位:アレキサンドレ・インペラトーリ(アチーブメント by KCMG)

勝てたはずのレースを落としてしまった......。ミスで山本を逃がしてしまいました。スタートは良かったのですが、1周目の混乱で前のCクラスマシンに引っかかってポジションを落としてしまいました。

3位:#8小林崇志(HFDPレーシング)

予選が6位と悪かったのに加えて、1周目でほとんど最後尾まで落ち、2周目でもポジションダウンしてしまいました。悔しいです。序盤のポジショニングが悪かったんだと思いますが、そんななかで3位になれたのは良かったと思います。
明日は3番手スタートなので、位置取りに注意して勝ちたいと思います。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝 国本雄資が今シーズン2勝目をポールトゥウインで飾る

 全日本F3選手権第7戦は27日、富士スピードウェイで15周の決勝を行い、ポールポジションの国本雄資(トムス)がスタートでトップに立つと、そのまま逃げ切り今季2勝目を飾った。Nクラスは、予選2位の山本尚貴(HFDP)が1周目のダンロップコーナーで先行するポールスタートのアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)をかわし、そのまま優勝した。

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 F3第8戦決勝は16時にフォーメーションラップが始まった。全車グリッドについてレッドシグナルブラックアウトでスタート。

 レースは、アウトの国本雄資(トムス)とインのマーカス・エリクソン(同)が牽制しあいながら1コーナーへ向かう展開で始まった。トップは国本が守ったが、この隙に予選3位の井口卓人(同)がアウトからエリクソンに並びかける。両者は、もつれるようにコカコーラコーナーに入るが、予選5位から上がってきた嵯峨宏紀がアウトからこの2台の間に割って入る。さらに、続く100Rで嵯峨はエリクソンをもパス。一気に2位にジャンプアップした。

 予選4位の安田裕信(スリーボンド)はスタート直後にマシン後部から白煙があがり、コースサイドにマシンをとめ1周を走ることなくリタイアした。

 3周目、エリクソンが嵯峨をパスして2位に上がりトップ国本の追走を開始。嵯峨は3位に落ちさらに4位井口の猛攻にさらされることとなり、このレース最大の見せ場が展開されることとなる。

 嵯峨は各コーナーで井口に並びかけられるが巧みなライン取りでこれを阻止。この争いは7周目まで続いたが、しかし、ついに8周目の1コーナーで井口がついに嵯峨をパスした。

 トップ国本は、一時は1秒を切るまでエリクソンに迫られるが、彼ののミスもあり、最後は、逃げ切り今季2勝目を飾った。2位にはエリクソン、3位に井口と終わってみればこのレースもトムス勢が表彰台を独占することとなった。

 Nクラスは、クラスポールポジションのアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)がスタートでトップに立つが、予選3位から上がってきた山本尚貴(HFDP)がダンロップコーナーでインペラトーリをパス。このまま逃げ切り優勝し、今季クラス2勝目を飾った。

 第8戦は明日28日、12時45分より21周で争われる。

Text: Yoshinori OHNSIHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第7戦富士決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2009/06/27) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
137C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1524'07.218
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE151.540
336C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1510.030
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1516.324
52Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1516.471
633C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1525.576
77N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1529.392
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1530.578
98N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1542.015
1023N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1544.135
1122N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE15480854
1219N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1552.213
1377N野呂 立ワコーズCMSF306DALLARA F3063S-GE1559.311
145N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE151'00.455
15*18N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE151'23.715
-------- 以上規定周回数 ( 13 Laps ) 完走 --------
-12C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE015 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 マーカス・エリクソン(TOM'S) 1'35.913 (5/15) 171.268km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.7 山本尚貴(HFDP) 1'37.453 (2/15) 168.561km/h
  • CarNo.18は、2009年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条12.2)(危険なドライブ行為)により、競技結果に対して40秒加算及びペナルティポイント1点とする。

Formula Nippon

FN:第4戦富士予選 トップ3記者会見

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PP:#31ロイック・デュバル(ナカジマ・レーシング)
fn_r04_q_duval ようやく獲れたポール・ポジションで本当に嬉しい。最後のアタックラップはうまくいったので、手応えはありました。今日は最初の予選から調子が良かったので、この流れで決勝に臨めるのはいいと思います。
うちのチームのマシンが速いってみんな言いますが、そんなにすば抜けた速さじゃないと思います。色々小さなトラブルもありありますし。
初めてのポールは嬉しいですが、大事なのは明日の決勝、レースで勝つことです。
2位:#8石浦宏明(チーム・ルマン)
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前回のもてぎでは失敗して4位でしたが、新しいスウィフトのマシンにも慣れて、セッティングの方向も見えてきているので、今回はポールを狙ってました。
予選ではほとんど車をいじらずに臨んでこの結果ですし、決勝のペースには自信があるので、2番手スタートは十分チャンスがあると思います。
3位:#20平手晃平(アヘッド・チーム・インパル)
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今日は、朝からナカジマレーシングの2台に差をつけられていました。差は少しずつ詰まってきたと思いますが、まだ1周コンマ3~4秒のギャップがあると感じています。
テストが十分できていないので、今日はあまり大きくセッティングを変えることはしませんでした。それでもセッティングの方向は良かったと思います。
ただ、このままでは勝てないので、明日朝のフリー走行で、決勝に向けてのセッティングを試そうと思っています。それがうまくいけば前に出ることもできるかもしれません。
Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Yoshinori OHNISHI

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FN:第4戦富士公式予選総合結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/27) Knock Out Total Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.1631'26.1291'25.626
28石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.4951'26.2561'25.911
320平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.6311'26.5971'25.927
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.0611'26.3591'25.950
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.8971'26.7491'26.387
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.1391'26.0491'26.438
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.0291'26.9351'26.496
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.1601'26.9571'26.559
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.3301'27.310
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.4071'27.141
1140リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.1111'27.071
1241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.490
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'27.560
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。

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FN:第4戦富士予選 デュバル嬉しい初ポール!

午後になって、富士スピードウェイはやや雲が多くなり風も出てきた。気温は高いものの過ごしやすい天候だ。
午後1時45分から始まったノックアウト方式の予選を勝ち上がり、見事ポールポジションを奪ったのは#31デュバル(ナカジマレーシング)。参戦4年目で嬉しい初ポールを決めた。

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[Q1]20分
ここで生き残るには、とりあえず1分27秒前半をマークしておきたいところ。
#7国本、#37大嶋、#41伊沢ら若手が真っ先にコースイン。積極的に周回を重ねるが、あまりタイムは伸びない。余裕を見せたのは#32小暮、#31デュバルのナカジマレーシングの2台。26秒前半をマークして早々にQ1通過を確定する。
残り5分から本格的なアタックが始まる。この時点で#7国本、#48立川がノックアウト候補。全車最後のアタックでタイムアップを果たすが、ベテラン#48立川は僅かしかタイムを削ることができず1'27.580で最下位。#41伊沢も#7国本に逆転され、2台はここで予選を終えた。

[Q2]10分
各チームけん制し合い、全車ピットに張り付いたまま時間が過ぎていく。
2分、3分、4分......いつコースインするのか、観客が見守るなか、残り5分となってようやく動き出す。
計測が始まったのは残り3分。各車1~2周のアタックに賭ける。Q3へ駒を進めるためには1分26秒台がほしいところだが、ここでも好調だったのは#32小暮、#31デュバルのナカジマレーシングコンビ。揃って26秒台前半をマークして安定した力を見せた。
ボーダーラインとなった1分27秒を切ることのできなかった#40ライアン、#7国本、そして意外にも#2トレルイエが27秒を切ることができず、3台がここで涙を呑んだ。

[Q3]10分
ここまで余裕の速さを見せているナカジマレーシングの2台に、#20平手、#8石浦がどこまで食い込めるのかが注目されたQ3。
Q2とは打って変わって各車は早々にコースイン。しかし、コースコンディションを確認したのみで、ピットに戻ってアタックに備える。
残り5分でナカジマレーシングの2台がゆっくりとコースイン。流すように周回を重ねる。これにつられるように残り4分で各車続々とコースに入る。#32小暮、#1松田はコース上で牽制しあいアタックのタイミングを計る。
結局勝負は、最後のワンチャンスとなったが、ポール候補筆頭だった#32小暮は最後のアタックで痛恨のスピン。チームメイト#31デュバルが1'25.626でポールポジションを獲得。予想どおり#8石浦、#20平手がこれに続いた。

Text: Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦富士ノックアウト予選Q3結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/27) Knock Out Q3 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'25.626--191.84
28石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'25.9110.2850.285191.21
320平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.9270.3010.016191.17
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'25.9500.3240.023191.12
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.3870.7610.437190.15
632小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.4380.8120.051190.04
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.4960.8700.058189.91
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.5590.9330.063189.78
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:第4戦富士ノックアウト予選Q2結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/27) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.049--190.90
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.1290.0800.080190.72
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.2560.2070.127190.44
41松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.3590.3100.103190.22
520平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.5970.5480.238189.69
610塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.7490.7000.152189.36
737大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.9350.8860.186188.95
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'26.9570.9080.022188.91
---- 以上Q3進出 ----
940リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.0711.0220.114188.66
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.1411.0920.070188.51
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.3101.2610.169188.14
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Formula Nippon

FN:第4戦富士ノックアウト予選Q1結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/27) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.139--190.70
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.1630.0240.024190.65
38石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'26.4950.3560.332189.92
420平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'26.6310.4920.136189.62
510塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'26.8970.7580.266189.04
637大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.0290.8900.132188.75
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.0610.9220.032188.68
840リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.1110.9720.050188.57
936アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.1601.0210.049188.47
102ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.3301.1910.170188.10
117国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.4071.2680.077187.93
---- 以上Q2進出 ----
1241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'27.4901.3510.083187.76
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'27.5601.4210.070187.61
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選 マーカス・エリクソン(トムス)がポールポジション

 全日本F3選手権第8戦公式予選が第7戦に続き行われ、第7戦で同タイムながら2位に甘んじたマーカス・エリクソン(トムス)が雪辱し、ポールポジションを獲得した。Nクラスは第7戦に続いてアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)が連続ポールポジションを獲得した。

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 第7戦公式予選終了後、10分間のインターバルをおいて第8戦公式予選が11時5分より15分間で行われた。ここでもトムス勢が予選をリード。マーカス・エリクソンが1分36秒336を出しトップに立つとすかさず国本雄資が36秒019でこれを逆転、連続ポール獲得を目指す。

 しかし予選終了5分前、エリクソンが35秒861と再び国本を逆転してトップに返り咲くと、さらに国本が第7戦で出したポールポジションタイムの35秒873を上回る35秒752とタイムを縮め、今度は文句なしのポールポジションを確定した。

 2位に国本が入り、3位は井口卓人(トムス)、4位安田裕信(スリーボンド)、5位ケイ・コッツォリーノ(戸田)、6位嵯峨宏紀(ルボーセ)と続いた。

 Nクラスは、再びアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)が予選をリード。1分37秒957で連続ポールを決めた。2位に山本尚貴(HFDP)、3位小林崇志(同)となった。ポイントリーダーの関口雄飛(エイム)はクラス5位と振るわなかった。

 第8戦決勝レースは明日28日12時45分より21周で争われる。

Text: Yoshiori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第7戦富士公式予選 国本雄資がポールポジション

 全日本F3選手権第7戦は27日、富士スピードウェイで公式予選が行われた。ポールポジションはトムス勢の争いとなったが、国本雄資とマーカス・エリクソンが同タイムだったものの規定により先にタイムを出した国本がポールポジションの座に着いた。Nクラスはアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)がポールポジションを獲得した。

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 フォーミュラニッポンフリー走行終了後の10時40分より15分間の公式予選が始まった。富士上空は薄雲がかかるもののほぼ快晴。蒸し暑い中での争いとなった。

 予選開始から5分過ぎ、国本雄資(トムス)が1分35秒873でトップに立つ。以下、マーカス・エリクソン(同)、井口卓人(同)とトムス勢が順当に1-2-3を占める。

 予選終了直前、エリクソンが国本と同タイムをたたき出しタイム上はトップに並んだが、規定により先にタイムを出した国本には届かず2位のまま。予選は終了し、以下3位井口、4位安田裕信(スリーボンド)、5位嵯峨宏紀(ルボーセ)、6位ケイ・コッツォリーノ(戸田)と続いた。

 Nクラスはアレキサンドラ・インペラトーリ(アチーブメント)が早々に1分38秒284を出し予選をリード。このまま終了し、2位が佐藤公哉(ノバ)、3位山本尚貴(HFDP)となっている。

 第7戦決勝レースは、本日27日15時55分より15周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第8戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/06/27) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 8 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'35.752--171.56
237C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.0190.2670.267171.08
336C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.0510.2990.032171.02
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'36.3570.6050.306170.48
52Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'36.5670.8150.210170.11
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'36.9581.2060.391169.42
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'37.1891.4370.231169.02
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'37.9572.2050.768167.69
97N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'37.9812.2290.024167.65
108N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'38.1122.3600.131167.43
1123N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'38.1262.3740.014167.41
1218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'38.7192.9670.593166.40
1319N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'38.8513.0990.132166.18
1422N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'39.1493.3970.298165.68
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'39.7373.9850.588164.70
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'40.0464.2940.309164.19
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'45.5349.7825.488155.65

Japanese F3

JF3:第7戦富士公式予選結果

全日本F3 -RIJ- (2009/06/27) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2009 All Japan F3 Championship Round 7 富士スピードウェイ 4.563 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
137C国本 雄資PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'35.873--171.34
21Cマーカス・エリクソンPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'35.8730.0000.000171.34
336C井口 卓人PETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'36.1060.2330.233170.92
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F309SR20VE1'36.4520.5790.346170.31
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'36.5090.6360.057170.21
62Cケイ・コッツォリーノTODA FIGHTEXDALLARA F308MF204C1'36.6170.7440.108170.02
733C岩崎 祐貴イワサキインダストリーF308DALLARA F3081AZ-FE1'37.6261.7531.009168.26
820Nアレキサンドラ・インベラトーリACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'38.2842.4110.658167.14
923N佐藤 公哉NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'38.3602.4870.076167.01
107N山本 尚貴HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'38.4142.5410.054166.92
1122N千代 勝正NDDP EBBRODALLARA F3063S-GE1'38.5222.6490.108166.73
1218N関口 雄飛EBBRO AIM F307DALLARA F305/3073S-GE1'38.5752.7020.053166.64
138N小林 崇志HFDP RACINGDALLARA F3073S-GE1'38.6802.8070.105166.47
1419N黒田 吉隆ACHIEVEMENT by KCMGDALLARA F3073S-GE1'39.0953.2220.415165.77
155N久保田 克昭ハナシマレーシングF306DALLARA F3063S-GE1'39.2283.3550.133165.55
1677N野呂 立CMSワコーズF306DALLARA F3063S-GE1'39.7373.8640.509164.70
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'45.5459.6725.808155.64
  • CarNo.37,1は、全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第24条6.に基づき順位を決定した。

Formula Nippon

FN:第4戦富士フリー走行 ナカジマRがワンツー!

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6月27日、梅雨の合間の好天に恵まれた富士スピードウェイで、フォーミュラ・ニッポン第4戦のフリー走行が行われた。ターゲットタイムは、開幕戦に#20平手がマークしたポールタイム、1'24.653だ。

9時30分から始まった走行では、各車コースとマシンの様子を見ながらピットインを繰り返し、20分を終えてのトップは前回優勝を飾っている#32小暮。タイムは1'26.960。これに#31デュバルが続きナカジマレーシングコンビがワンツーと好調さを窺わせる。

40分経過してもトップタイムは更新されず。#32小暮、#31デュバル、#36ロッテラーまでが1分28秒台を切るものの、ピットインしているマシンが多くタイムはあまり伸びない。
その後も大きな動きはなく、唯一#8石浦が27秒台までタイムアップし4位まで上がってきたのみ。

タイムが動いたのは最後の2分。各チーム、予選用のセッティングでアタックをかけてきた。
ここで、ジャンプアップしたのは、安定した力を見せる#20平手とさらにタイムを詰めてきた#8石浦。ともに27秒前半のタイムで3、4位に食い込みフリー走行を終えた。

かなり蒸し暑いコンディションのためかタイムは伸びなかったが、平手と石浦の存在がレースを面白くしてくれそうな気配だ。

Text:Shigeru KITAMICHI / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第4戦富士フリー走行1回目結果

Fニッポン第4戦 -RIJ- (2009/06/27) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2009 Formula Nippon Round 4 富士スピードウェイ 4.563km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史NAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'26.649--189.58
231ロイック・デュバルNAKAJIMA RACINGHONDA HR09E1'27.0890.4400.440188.62
320平手 晃平ahead TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.2570.6080.168188.26
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.3950.7460.138187.96
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.6881.0390.293187.33
62ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.7661.1170.078187.17
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8K1'27.7931.1440.027187.11
837大嶋 和也PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8K1'27.8061.1570.013187.08
910塚越 広大HFDP RACINGHONDA HR09E1'27.8281.1790.022187.03
107国本 京佑Team LeMansTOYOTA RV8K1'27.9321.2830.104186.81
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8K1'28.2001.5510.268186.24
1241伊沢 拓也DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'28.2681.6190.068186.10
1340リチャード・ライアンDoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HR09E1'28.3391.6900.071185.95
  • シャーシーは全車Swift FN09、タイヤは全車BSです。
  • 従来のコースレコード: 1'24.290

SUPER GT

吉本大樹レースレポート SUPER GT SERIES第4戦(セパン)

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【吉本大樹レースレポート SUPER GT SERIES第4戦(セパン)】
20-21 June, 2009
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【Result】

FP(Sta) : 4th
QF     : -
FP(Sun) : 1st
Final    : 1st (23pt)

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【FreePractice】
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 巻返しの「優勝」を狙う紫電は、FP4番手発進

来る2009年6月20日、スーパーGTシリーズ年に一度の海外イベントとなるマレーシアラウンドが、セパンインターナショナルサーキットで開幕した。

開幕戦からここまで、マシントラブルやレース中のアクシデント等で思うようにいかないレースが続いてきたCar No.2のカーズ東海ドリーム28&紫電。それだけにチームもドライバーもこのマレーシアラウンドには「絶対に優勝を!」という強い思いを胸に乗り込んできた。そして迎えた最初のフリープラクティス。

天候は晴れ、気温33℃、路面温度46℃というコンディションの中始まったこのセッション。しかしセッション開始直前から雲行きが怪しくなり始め、各マシンがコースへと入ったあたりで空からはポツリポツリと雨粒が落ち始めた。すると直後に突然のスコールが襲いコース上は完全なウェットコンディションとなった為紫電はピットで待機する事に。その後セッション残り時間も30分程となった頃から雨脚が弱まり始め、ここでマシンに加藤選手が乗り込みコースイン。すると加藤選手は数周を走りその時点でのトップタイムとなる2'26"024をマーク、その後吉本とドライバーチェンジを行うと、その吉本はレースで雨が降った場合を想定してのチェック走行を行い、最終的には4番手のタイムでこのセッションを終了した。

【Result】 http://www.supergt.net/jp/

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【Qualify】
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 ポールタイム奪取から一転、紫電にまさかの失格裁定

午後に入り行われた公式予選。午前のフリープラクティス時に降ったスコールが過ぎた後はマレーシア特有の強い日差しが差し込み路面状況も一気に回復。予選は完全なドライコンディションで行われる事となった。

迎えた公式予選1回目。カーズ東海ドリーム28陣営は、午前中のセッションが雨に祟られたこともあり、予選アタックを行う予定の加藤選手のドライブに重点を置きこのセッションを進めていく。そのため吉本は基準タイムをクリアする為に1周の計測を行ったのみ。するとその後、最後のアタックでは加藤選手が3番手のタイムをマーク。順当にSL(スーパーラップ)への進出を決めて見せる。

そして1時間強のインターバルで行われたスーパーラップ。紫電は予選1回目からセットを少し調整し、300クラスの8台中の6番目でコースイン。するとこのスーパーラップでステアリングを握った加藤選手は完璧とも言えるアタックを披露。なんとこの時点で2番手に0.4秒の差をつけるトップタイムをマークして見せる。すると紫電の後からアタックを行う予定のCar No.81(ダイシン アドバン Ferrari)はトラブルからアタックを行えず、さらに最終アタックのNo.87(giraffaガイヤルドRG-3)はアタック中にスピン。これで紫電が今シーズン初のPP獲得を成し得たかと思われた。

ところがその後の車検で紫電に悪夢が待ち構えていた。ルール認識の不一致からブルテンには記載されていない部分のウェイト搭載に関する点が審議の対象となり、結果オフィシャルの判断によりペナルティーが確定、何とこの時点で紫電の予選タイムは抹消される事になってしまう。しかも予選1回目終了後の車検は通過していたにも関わらず、スーパーラップでのタイムのみならず全てのタイムを抹消される事になった為、紫電は決勝を最後尾からスタートする事になってしまった。

【Result】 http://www.supergt.net/jp/

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【Final】
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 全ての鬱憤を晴らす快走!
紫電、最後尾からの劇的逆転V!!

まさかの失格裁定を受けた予選から一夜明けた日曜日。このレースウィーク、初日から常にトップ争いをする好調さを見せてきた紫電ではあるものの、前日の裁定によりスタート位置は最後尾からとなり、さすがに「優勝」への可能性は遠のいたと思われた。しかしそれでもチームと両ドライバーは「昨日のことは悔しいがそれがレースの最終的なものじゃない。最後まであきらめずにやりたい」とあくまで「優勝」への強い思いを胸にスタートの時を迎えた。

スタート直前のコンディションは気温30℃、路面温度37℃。天候は曇りであるものの、予報では「スコールの可能性もあり」とされていた。このマレーシアでは突然のスコールも珍しくはなく、これまでもそのスコールがレースの波乱を呼んできたことも少なくない。そんな状況の中、紫電はハーフウェットでのセッションとなったこの日朝のフリープラクティスでトップタイムをマーク。ドライでもウェットでもマシンのバランスが良い状態である事を伺わせ、決勝ではそのスピードでどこまで追い上げるかに注目が集まった。そして迎えた注目のスタート。するとここでまず最初の驚きがサーキットを包むことになる。

1周のフォーメーションラップの後、ホームストレート上ではグリーンシグナルが点灯~レースがスタート、各マシンはきれいに1コーナーへと進入していく。ところがその直後、オープニングラップの激しいポジション争いの末、4コーナーでアクシデントが発生。コース上はそれを避けようとしたマシンが入り乱れることに。するとこれをうまく潜り抜けた加藤選手は、何とこのオープニングラップで一気に10番手にまでポジションをあげることに成功する。

これで一気に波に乗った加藤選手は、このスタートで装着していたソフト目のタイヤで前を行くマシンを猛追。他車の脱落にも助けられながら、6周目には6番手、9周目には3番手、その後11周目には何と2番手にまでポジションを上げていくと、最後はトップを行くCar No.19(ウェッズスポーツIS350)の背後にピタリと着けプレッシャーをかけていく。そしてレース折り返しよりも若干早いタイミングとなる20周目にピットイン。トップ浮上への期待を吉本に繋いでいく。

するとステアリングを受けた吉本もここから素晴らしい走りを披露。インラップから果敢にプッシュしていくと、この時点でトップを走行していたCar No.19(ウェッズスポーツIS350)が25周目のピットインを行うまでにその差を逆転、ルーティーンでトップに出ることに成功する。その後は30周のロングスティントに備えタイヤをセーブしつつ、それでも後続とは4~5秒程のマージンを保ったままペースをコントロールしていく。更にスティント後半も「マシンとタイヤは完璧な状態だった」と2番手以下の追随を許さず。終盤にはこのレースのファステストラップとなる2'11"971というラップタイムもマークしながら逃げきり体制を固めていく。最後は2番手との差を10秒近くまで広げ最終ラップに突入。そのまま最終ラップも無事走りきった吉本は、ピットウォールで待ち構える加藤選手やメカニック、スタッフ達の目の前を堂々の1位で通過。紫電にとっては2007年ポッカ1000Km以来となる優勝を、最後尾からという劇的な大逆転で果たすこととなった。

これまで吉本の参戦した第2戦、第3戦は共にトラブルやアクシデント等で落としてきた紫電&カーズ東海ドリーム28。そしてこのセパンには「絶対に勝つ!」との意気込みで乗り込んだものの、予選ではまさかの失格。ともすれば「また・・・」という雰囲気にもなりかねない状況の中、それでも「勝つ」事への執念をなくすことのなかったドライバー、チームの力がようやく結果として現れたこの第4戦。ポイントでも一気に23ポイントを追加しランキングも4位に浮上、第5戦以降のシリーズ後半戦での活躍次第ではシリーズチャンピオンの可能性も十分に残されており、周囲からは次戦以降での更なる活躍を期待する声が高まってきた中でこのセパンラウンドを終える事となった。

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【吉本大樹コメント】
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昨日の事があったから尚更嬉しい!まさか最後尾から勝てるなんて信じられない!序盤のレース展開と加藤さんの判断力が、そして僕ら全員の執念がミラクルを引き起こしました。

加藤さんカッコよかったですね。まさか2番手までポジションを上げるとは思っていませんでしたが、ピットを後にしたとき「勝ち」をほぼ確信しました。僕のスティントに入ってからはペースを保ちつつも、とにかくタイヤを労りながら走りました。後ろとのギャップは毎周教えてもらっていたんで意識はしていましたが、セーブしているから後半更に差を広げられると思っていました。でも片岡君も上手くタイヤを使っていましたね。全然楽な展開にもっていかせてはもらえませんでした。

最後は半脱水で指がしびれてきたんですがマシンもタイヤも完璧でペースは落とさず走れました。これ程全てがうまくいくレースってあるんですね!総合力でもぎ獲った勝利です。3度目の正直!皆さん応援ありがとうございました!!

SUPER GT

SGT:第4戦セパン レクサスチームペトロナス トムスのSC430が6位 (TOYOTA)

GT300クラスではレクサスIS350が2位フィニッシュ
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レクサスSC430勢最上位の6位でフィニッシュした
PETRONAS TOM\'S SC430 36号車

 SUPER GTの第4戦「SEPANG GT International Series MALAYSIA」が6月20日(土)、21日(日)の両日、マレーシア・クアラルンプール近郊のセパン・サーキットで開催された。

 前戦富士より約1ヶ月半ぶりの開催となったSUPER GT第4戦の舞台は灼熱のセパン。 2002年から、シリーズ唯一の海外遠征戦として行われ、多くのファンを集めている。

 今大会にはレクサスチームからGT500クラスに5台のレクサスSC430が出場。また、GT300クラスに2台のレクサスIS350と2台のカローラアクシオが出場した。

 20日(土)午前10時から行われた公式練習は、セッション開始まもなくスコールに見舞われ、各車あまり走行を重ねられないまま、午後の予選に臨むこととなった。

◆予選◆

 公式練習走行に続き、午後2時15分からドライコンディションで予選1回目がスタート。ENEOS SC430 6号車が2番手、KRAFT SC430 35号車が7番手でスーパーラップ進出を決めた。第2戦で勝利を挙げ、 54kgのウェイトハンデを積んでいるZENT CERUMO SC430 38号車は僅差の9番手、第2戦、第3戦で連続2位に入り、60kgのウェイトハンデを積んでいるPETRONAS TOM'S SC430 36号車は12番手と苦戦を強いられ、スーパーラップ進出はならなかった。DUNLOP SARD SC430 39号車は14番手となった。

 スーパーラップでは、6号車が4番手、35号車が8番手につけた。

 GT300クラスでは、58kgものウェイトハンデを積みながらスーパーラップ進出を決めたウェッズスポーツIS350 19号車が3番手、これにKUMHO TIRE SHIFT IS350 52号車が4番手で続いた。COROLLA Axio apr GT 74号車は9番手、avex apr COROLLA Axio 31号車が14番手から決勝に挑むこととなった。

◆決勝◆

 21日(日)気温31度、路面温度40度のコンディションで、午後4時に54周(300km)の決勝レースがスタート。RAYBRIG NSX 100号車が午前中のフリー走行後にエンジンを交換したため、10グリッド降格となり、5番手以下が一つずつグリッドを繰り上げることとなった。また、ポールポジションのMOTUL AUTECH GT-R 1号車もスターティンググリッドに着く直前にトラブルに見舞われ、ピットスタートとなった。

 4番手グリッドの6号車は、スタートで1台にかわされたものの、上位をキープ。しかし、車両トラブルに見舞われ、5周目終了時点でピットイン。修復に時間を要し、大きくポジションを落としてしまった。

 これで、レクサス勢は11番手からポジションを上げた36号車が8位、スタートでやや遅れた35号車が9位と厳しい位置からの追い上げを強いられることとなった。

 レースはは心配されたスコールもなく、ドライコンディションのまま推移。他車のトラブルやペナルティもあり、着実に走り抜いた36号車がレクサス勢最上位の6位でチェッカーを受けた。

 35号車はタイヤの摩耗に苦しめられ、ペースを上げられず、9位でフィニッシュ。序盤ペナルティを受け後退を余儀なくされた38号車が10位でポイントを獲得。39号車は1周遅れの13位、6号車は7周遅れながらも14位で完走を果たした。

 苦戦を強いられることとなったレクサス勢だが、その中でも36号車は5ポイントを追加し、ランキング2位をキープ。38号車も4位につけている。

 GT300クラスでは、3番手スタートの19号車が序盤から激しい首位争いを繰り広げ、8周目に首位浮上。そのまま順調に首位を守っていたが、中盤のピットインを終えた時点で I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden 2号車に先行されてしまった。その後も追い上げを見せたが届かず、2位でフィニッシュ。6位に31号車、7位に 52号車が入り、それぞれポイント獲得を果たした。74号車はタイヤ摩耗に苦しみ、やや早めのピットインを行うも、直後にドライブシャフトトラブルに見舞われ再度ピットイン。修復に25分を費やし、コースに復帰。大きく順位を落としたものの、最後まで走り抜き、16位でフィニッシュした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
土曜日午前中の雨により、充分に車両セットアップを煮詰めることが出来なかったことに加え、決勝序盤に上位車のトラブルも発生し、トップ勢についていけずに苦しいレース展開となった。今回の反省を活かし、次戦以降の建て直しを図りたい。
Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第4戦セパン決勝 HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rが独走優勝! (NISMO)

 第3戦から一月半のインターバルを経て、SUPER GT第4戦は気温・湿度ともに日本の真夏以上となる厳しい条件下で行われた。

 40kgものウェイトハンディを搭載しながら3戦連続ポールポジションを獲得した#1 GT-Rは、本山哲が他の車両を引き連れて決勝をスタートする予定であった。しかし、ウォームアップ走行で駆動系に不具合が発見され、その修理のためにピットスタートとなってしまった。

 #1 GT-Rが抜けたのちグリッド最前列につけていた#3 GT-Rは、クインタレッリがスタートと同時にトップを快走。その差を徐々に広げながら、危なげないドライビングで周回を重ねて行った。チョイスしたタイヤと路面コンディションもうまくマッチし、30周目にドライバー交代のためにピットインするまでラップタイムを大きく落とすことなく首位を守った。

 素早いピットワークでコースに戻ったルーキーの安田は、後輪2本しかタイヤ交換しないNSX勢が逆転を狙う中、交代直後から速いペースで彼らを引き離しにかかり、5周目には後続車に10秒以上のリードを築いた。そのまま力強い走りを続けた安田の#3 GT-Rは一時最大23秒以上の大差をつけ、堂々と54周目のチェッカーフラッグをトップで駆け抜けた。

 2007年にフェアレディZで初優勝、昨年2008年もGT-Rでセパン連勝を遂げているKONDO RACINGの「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベリラ/荒聖治)にも注目が集まった。しかし、本年は、開幕戦の岡山で優勝するなど早くから強さを発揮し、第4戦にして既に62kgものハンディウェイトを積んでいるため苦戦は免れないと予想されていた。ところが予選6位から決勝をスタートすると、オープニングラップで早くも3位にジャンプアップ。観客席の日産ファンは大いに盛り上がった。しかしオリベイラから荒にドライバー交代し、終盤を迎える頃にはさすがに重い車体が影響しだし、最終的には5位でレースを終了した。

 ピットスタートとなった#1 GT-Rは、スタートで全車が通過したあとコースイン。序盤の数周でGT300車両を抜き去り、8周目にはGT500 14台中13位にまで浮上。その後も速いペースで周回を重ね、後半を受け持ったトレルイエも速いラップタイムで先行車とのギャップを埋め続け、最終的には8位でフィニッシュして選手権ポイントを加算した。

 予選9位の「IMPULカルソニックGT-R」(#12 松田次生/セバスチャン・フィリップ)も、早い段階でスタートドライバーの松田が6位に順位を上げ、さらにドライバー交代前には4位にまであがった。しかし、交代したフィリップがドライブ中に他車と接触。これに対しドライブスルーペナルティを課せられて後退。7位でレースを終えた。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第4戦セパン KEIHIN NSX (金石年弘/塚越広大組)が初表彰台となる2位 (HONDA)

ARTA NSXが3位、#100 RAYBRIG NSXが4位
  • 2009年6月21日(日)決勝
  • 会場:セパン・インターナショナルサーキット(5.543km)
  • 天候:予選/晴れ 決勝/曇り
  • 気温:32℃(16:00現在)
  • 路面温度:40℃(16:00現在)
  • 決勝レース:54周(299.332km)
  • コースコンディション:決勝/ドライ
  • 観客:3万586人(主催者発表)

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 6月21日(日)、マレーシアの首都クアラルンプールの郊外にあるセパン・インターナショナルサーキットにおいて、2009 オートバックス SUPER GT第4戦「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝レースが開催された。

 セパン・インターナショナルサーキットで開催されるマレーシアラウンドは、毎年厳しい暑さの中で行われる過酷なレースだけに、壮絶なサバイバル戦となる。コースレイアウトは、テクニカルな中高速コーナーが多く、NSX-GTとの相性のいいサーキットであるが、高温多湿のコンディションは、ドライバー、マシン、タイヤにとって非常に過酷なものとなっている。

 20日(土)に開催された公式予選においてNSX-GTは、予選1回目の上位8台で決勝グリッドを争うスーパーラップに#18 ROCKSTAR 童夢 NSX、#100 RAYBRIG NSX、#8 ARTA NSXの3台が出場。このスーパーラップの結果、#18 道上龍/小暮卓史組(ROCKSTAR 童夢 NSX)が3番グリッド、#100 井出有治/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が5番グリッド、#8 ラルフ・ファーマン/伊沢拓也組(ARTA NSX)が6番グリッドを獲得した。#17 金石年弘/塚越広大組(KEIHIN NSX)は11番手、#32 ロイック・デュバル/中山友貴組(EPSON NSX)は13番手となった。しかし、決勝日の午前中に行われたフリー走行後、#100 RAYBRIG NSXがマシントラブルによりエンジン交換を行いペナルティを受けたために、#17 KEIHIN NSXが10番グリッド、#32 EPSON NSXが12番グリッド、#100 RAYBRIG NSXが14番グリッドからの決勝スタートとなった。

 21日(日)の決勝レースは、日中の厳しいコンディションを考慮して午後4時からのスタートとなった。しかし、スタート直前でも気温32℃、路面温度40℃もあり、体力的・精神的な強さを試される54周の決勝レースとなることに変わりはない。

 直前まで雨が降り不安定な天候が続いたが、決勝スタート直前では強い日差しが戻った。路面は完全にドライコンディションとなり、参加台数33台(GT500クラス14台)のマシンが午後4時4分にローリングスタートを切った。

 スタートは、ポールポジションのマシンがトラブルのために遅れ、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXの小暮選手が2位、#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手が3位につけた。しかし、#8 ARTA NSXは徐々にポジションを下げたために、オープニングラップのポジションは2位に#18 ROCKSTAR 童夢 NSX、5位に#8 ARTA NSX、6位に大きくポジションを上げた#100 RAYBRIG NSXの井出選手、8位に#17 KEIHIN NSXの金石選手、12位に#32 EPSON NSXの中山選手となった。

 2位を走行する#18 ROCKSTAR 童夢 NSXは、トップを走行する#3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rに遅れること約2秒で走行を続けた。このトップ2台だけがベストタイムで2分1秒台を記録。一方で4位争いは、#8 ARTA NSXと#100 RAYBRIG NSX、#17 KEIHIN NSXを含めた計5台がし烈なバトルを繰り広げる展開となった。

 12周を終えた時点で、トップから3位までが、それぞれ約2秒の間隔で走行し、さらに約2秒差でグループから抜け出した4位の#8 ARTA NSXと5位の#100 RAYBRIG NSXが続いた。

 20周目に入り、#8 ARTA NSXと#100 RAYBRIG NSXが前を走るマシンに追いつく。この周の終わりで3位のマシンが1回目のピットインを敢行したために、#8 ARTA NSXと#100 RAYBRIG NSXは暫定3位と4位に浮上した。

 22周目、#100 RAYBRIG NSXの井出選手が3位に浮上。23周終了時点で、NSX-GT勢の先陣をきって9位の#32 EPSON NSXがドライバー交替を敢行した。

 26周終了後、2位を走行していた#18 ROCKSTAR 童夢 NSXがドライバー交替を敢行。リアタイヤのみの交換で24秒1の素早いピット作業を行い、道上選手がコースに復帰した。ピットタイミングのアドバンテージでトップを狙っていた道上選手だったが、ペースが上がらずに、トップを走行するマシンがドライバー交代を終えた時点で2台の差は15秒以上もついてしまった。ここから追い上げを図りたい#18 ROCKSTAR 童夢 NSXだったが、32周目で後続のマシンから接触を受けたためにスピンを喫し、コースには復帰したものの順位を大きく落としてしまった。

 33周終了時には、#100 RAYBRIG NSXも細川選手にドライバーを交替。次周には、#8 ARTA NSXも伊沢選手に交替し、コースに復帰した時には実質2位に浮上した。

 38周時点で、#8 ARTA NSXはトップから約11秒遅れて2位を走行。続く3位に#100 RAYBRIG NSX、5位に#17 KEIHIN NSX、6位に#18 ROCKSTAR 童夢 NSX、#32 EPSON NSXは12位を走行している。

 5位を走行する#17 KEIHIN NSXの塚越選手は、果敢な走りで前車を攻め続け、40周目の1コーナーでアウト側から並んだ後、2コーナーで抜き去り4位に浮上する。これにより、 NSX-GT勢は2-3-4位を走行することになった。45周目に塚越選手は3位に浮上し、さらに前を走行する#8 ARTA NSXを攻め、48周目の最終コーナーで2位に浮上した。

 54周で争われたマレーシアラウンドは、#17 KEIHIN NSXが2位でチェッカーフラッグを受け、チームとしてSUPER GTシリーズ初の表彰台を獲得した。続いて#8 ARTA NSXが3位で今シーズン3回目の表彰台を獲得。4位に#100 RAYBRIG NSX、#32 EPSON NSXは11位、#18 ROCKSTAR 童夢 NSXは12位となり、NSX-GT全車が完走を果たした。優勝は#3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rだった。

 この結果、ドライバー部門のシリーズチャンピオン争いにおいて、#8 ARTA NSXのR.ファーマン選手/伊沢選手が、計33ポイントを獲得してランキング3位に浮上。チーム部門では、AUTOBACS RACING TEAM AGURIが計43ポイントを獲得してランキング3位となっている。

コメント
白井 裕(Hiroshi Shirai)|NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー
 「今回は各マシンとも仕上がりがよく、予選から優勝への手応えを感じていました。しかし、優勝には届かず、非常に悔しい結果となりました。また、4位に入賞した100号車が決勝前にエンジン交換を強いられたことは、予選でも好調だっただけにチームに申し訳なく思っています。しかしながら、NSX-GT全体としては今回の結果で、マシンが持つポテンシャルの高さを証明することができたと感じています。さらに、すばらしい走りをみせてくれた塚越選手をはじめ、若いドライバーたちの成長を感じるレースでした。これからシーズンは折り返しとなりますが、次戦のSUGOラウンドでは優勝争いとシリーズタイトル争いに加われるようにマシンを仕上げていきたいと思います。ご声援よろしくお願いします」
金石年弘選手(2位 #17 KEIHIN NSX)
 「予選はタイミングがうまくいかずに思うようなグリッドが得られませんでした。あと1周走ることができれば上位を狙えました。今回は、雨の影響もあってセッティングが難しい状況でしたが、スタッフががんばってくれたおかげでマシンのバランスがよく、満足のいく仕上がりになっていました。広大(塚越)が初めてのセパンサーキットでしたので、土曜日から彼の走行距離を増やすようにしたのが功を奏して、決勝でも本当にいい走りをしてくれました。今後は、予選でもタイムを出せるようなマシンにしていきたいと思います。次戦からウエイトハンデが厳しくなりますが、1ポイントでも多く取れるようにがんばりたいと思います。これからも応援をよろしくお願いいたします」
塚越広大選手(2位 #17 KEIHIN NSX)
 「ここは初めてのサーキットだったので、走り込みたかったのですが、土曜日から雨が降ったりして満足のいく練習ができませんでした。でも、チームスタッフと年弘(金石)さんがいいマシンに仕上げてくれたおかげで、最後まで思いきって走りきることができました。やっとNSX-GTやフォーミュラ・ニッポンのマシンに慣れてきた感じです。まだ、バックマーカーの処理やアウトラップのタイムなど課題がたくさんありますので、これから一生懸命に努力していきたいと思います。次のSUGOラウンド以降もチーム一丸となって表彰台の一番上を狙えるようにがんばりたいと思います」
Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:第4戦セパン決勝 長谷見昌弘監督のGT-Rが優勝 (GTA)

 AUTOBACS SUPER GT Round 4「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の決勝(1周5.542km×54周)が6月21日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われ、HASEMI TOMICA EBBRO GT-Rのロニー・クインタレッリ/安田裕信組が今季初の勝利を挙げた。

(観客:土曜日8,900人 日曜日30,586人)

09r04ph008 09r04ph009 09r04ph010 09r04ph013

 南国マレーシアの暑さを考慮し、決勝レースは夕方16時(現地時間)にスタート。予選では2位だったHASEMI TOMICA EBBRO GT-Rは、ポールポジション(予選1位)のGT-Rがトラブルでピットからのスタートとなったため、先頭からスタートを切った。

 スタートドライバーを務めたクインタレッリは、30周目までトップを守って安田にドライバー交代。後を託された安田も、2番手争いが激化したこともあり、まったく危なげなく走りきり、後続を大きく引き離して優勝を果たした。

 ハセミ・モータースポーツのGT500クラス優勝は昨年の第7戦以来。同チームを率いる長谷見昌弘監督は往年の名レーシングドライバーとして知られる。ニッサンGT-Rは今季3勝目。クインタレッリは通算2勝目。昨年のGT300クラス・ドライバーズチャンピオンの安田にとってはGT500クラスでの初優勝となる。

 GT300クラスでは、最後尾から激しい追い上げを見せたI.M.JIHAN CO.LTD APPLE Shidenの加藤寛規/吉本大樹組が優勝した。

■優勝選手コメント
No.3 HASEMI TOMICA EBBRO GT-R [GT500]

09r04ph017 ロニー・クインタレッリ「本当に嬉しいです。セパンは来る前からチャンスがあると思っていました。チームが素晴らしいクルマを準備し、ミシュランも素晴らしいタイヤを用意してくれて、ドライバー2人も暑さ対策のトレーニングをして、みんなの努力による勝利だと思います。もう“自画自賛”しますよ(笑)。スタート前に1号車がトラブルでいなくなったので、自分のペースで走れたし、タイヤのマネージメントもできました。GT300に詰まったとき以外は問題なく、タイヤのグリップが落ちた時もありましたが、20周くらいからまた良くなって、ピットするまで良かったです。予想以上にタイヤは良かったですよ。これでマージンを作って安田選手にクルマを渡せて、チームのピット作業も早かったのもよかったです」

安田裕信「僕も本当にうれしいですね。第2戦鈴鹿で大クラッシュしてほぼ全損してしまい、チームに迷惑を掛けたんですが、それを優勝で返せたらと思ってました。それが実現できたのが一番です。NSX勢がタイヤ2本交換の作戦で来て、ピットを出るときにNSXと重なって危ないシーンがあったんですが、そこで何とか守れました。そこから引き離そうとがんばって、引き離してからは長谷見監督から『プッシュしなくていい。落ち着いて行け』と指示をされたので、後ろとの間隔を見ながら走りきりました」

No.2 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden [GT300]

09r04ph016 加藤寛規「昨日のこと(1位タイムながら予選失格)は悔しかったのですが、それでレースが終わったわけではない、(優勝の)チャンスが減っただけだと思いこみました。やはり勝ちたい気持ちが強くなりました。レースは戦略的にもうまくいったし、スタッフもがんばってくれた。クルマもタイヤもすごく良かった。本当に嬉しかったです」

吉本大樹「第2戦で僕が加わってから、決勝スタートがビリとか後ろから3番目とかで、僕がそんな悪い流れを呼んだと言われそうで…。でも、加藤さんの言うように悔しい思いをレースにぶつけて、あきらめずにやりたいとスタートしました。加藤さんがスタートして、前の方のアクシデントなどラッキーもありましたが、それを回避した腕もあるし、チームも悔しい思いをぶつけて、完璧なレースをしました。タイヤもボクのスティントは最初から最後まで完璧。でも最後、マージンのマネージメントというほど楽ではなかったです。あれ以上プッシュしろと言っても難しかったです」

Text & Photo: GTA

SUPER GT

SGT:第4戦セパン決勝結果

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/21) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireWhLapTotal_Time
Behind
150013HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI8541:52'02.010
2500217KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS225411.494
350038ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS445416.206
45004100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS65416.565
5500524HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH625434.789
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS605435.115
75007*12IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS385440.163
850081MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS405440.397
9500935KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS24541'23.099
1050010*38ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS54542'01.676
115001132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL18542'23.697
125001218ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS42531Lap
135001339DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL4531Lap
1430012I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH22504Laps
15300219ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH58504Laps
1630037M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH74504Laps
17300446エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH40504Laps
18300566triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH504Laps
193006*31avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH12495Laps
20300752KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
KH6495Laps
21300811JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH32495Laps
22300910JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田正幸
川口 正敬
YH495Laps
233001043ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI82495Laps
24500146ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS28477Laps
2530011111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
池田 大祐
東徹次郎
KH477Laps
26300125マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH24410Laps
273001369雷アジア MT900R
MOSLER MT900R
メルビン・チョー
マーティン・ショート
YH4410Laps
2830014666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH4014Laps
293001587giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH4014Laps
303001674COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI223816Laps
---- 以上規程周回数(GT500:37Laps / GT300:35Laps)完走 ----
-300-88triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH351Laps
-300-26UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
筒井克彦
YH20054Laps
-300-81ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH40DNS
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.6 ENEOS SC430 (伊藤大輔) 2'01.369
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.2 I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden (吉本大樹) 2'11.971
  • CarNo.12は、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.38は、ドライビングスルーペナルティを課し、競技結果に30秒を追加した。
  • CarNo.31は、ドライビングスルーペナルティを課した。

SUPER GT

SGT:第4戦セパンフリー走行結果

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/21) Free Practice Weather:Rainy Course:Wet
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500124HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH622'00.570-165.474
2500212IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS382'01.386 0.816164.362
350033HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI82'01.463 0.893164.257
450041MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS402'01.491 0.921164.220
5500518ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS422'01.832 1.262163.760
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS602'02.067 1.497163.445
750078ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS442'02.210 1.640163.253
8500817KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS222'03.105 2.535162.067
9500935KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS242'03.538 2.968161.498
105001039DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL42'04.009 3.439160.885
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS542'04.168 3.598160.679
12500126ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS282'04.520 3.950160.225
135001332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL182'05.514 4.944158.956
1430012I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH222'11.69911.129151.491
1530027M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目 遼
YH742'12.71412.144150.332
16300346エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH402'12.96512.395150.049
17300426UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
筒井 克彦
YH202'13.12612.556149.867
18300531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内 英輝
YH122'13.49212.922149.456
19300687giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田 久
YH2'13.70713.137149.216
20300774COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI222'13.72713.157149.194
21300811JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH322'13.84913.279149.058
22300966triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH2'14.20513.635148.662
23300105マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'14.33213.762148.522
243001143ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI822'14.59714.027148.229
253001269雷アジア MT900R
MOSLER MT900R
メルビン・チョー
マーティン・ショート
YH2'15.07814.508147.701
2630013666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'15.45714.887147.288
273001452KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'15.71215.142147.011
283001588triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'15.92615.356146.780
293001610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'16.80416.234145.838
3030017111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
池田 大祐
東徹次郎
KH2'18.53817.968144.012
3150014100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS62'20.33319.763142.170
-300-81ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH40Absence--
-300-19ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH58Absence--

SUPER GT

SGT:第4戦セパン予選 MOTUL AUTECH GT-R、3戦連続PP獲得。狙うは連勝のみ! (NISMO)

 第3戦富士から1か月半のインターバルを置いて、SUPER GTシリーズは1年ぶりにマレーシア、セパンラウンドを迎えた。20日朝の公式練習は10時から始まった。セッション開始数分で雨がポツポツと落ちてきて、やがてコースを一気に洗い流すかのような大雨となり、各チームはピットに車両を戻して様子をうかがった。やがて雨は小降りとなり、各車はレインタイヤでコースイン。前戦で優勝し40kgのハンディウェイトを搭載する「MOTUL AUTECH GT-R」(#1本山哲/ブノワ・トレルイエ)は4位となった。

 またハンディウェイト38kgの「IMPUL カルソニック GT-R」(#12松田次生/セバスチャン・フィリップ)が3位、ランキングトップで62kgのハンディウェイトを搭載する「HIS ADVAN KONDO GT-R」(#24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治)が7位、ハンディ8kgと軽量な「HASEMITOMICA EBBRO GT-R」(#3ロニー・クインタレッリ/安田裕信)は10位とまずまずの位置につけた。

 天候が回復した14時15分、気温33℃、路面温度46℃、南国特有の蒸し暑さの中、予選1回目がスタート。14時55分、GT500の専有走行枠が始まった。3戦連続で本山がアタックすることになった#1 GT-Rは、残り2分を切った時点で2分0秒038でトップを奪うが、#3 GT-Rのクインタレッリが1分59秒551で逆転トップに。

 さらに各車アタックを続けたため順位の変動があり、1分59秒523にタイムアップした#3 GT-Rが3位、1分59秒976をマークした#1 GT-Rが5位、#24 GT-Rが6位でスーパラップ(SL)への進出を決めた。

 混走枠でトップだった#12 GT-Rはアタック中に他車に引っ掛かってタイムロス。専有枠でタイムアップはならず10位と惜しくもSL進出を逃した。

 やや雲が出てきた16時50分、GT500のSLが始まった。#24 GT-Rのオリベイラが3番目にコースインして2位につけた。4番目のアタックは#1 GT-Rの本山。1コーナーでやや突っ込み過ぎ左右にマシンを振りながらもセクター1をトップタイムで通過。そのままレールの上を走るかのような完璧なアタックを見せ、それまでのトップタイム1分58秒996を大幅に更新する1分58秒124をマークして暫定トップに躍り出た。

 6番目にコースインした#3 GT-Rのクインタレッリは、渾身のアタックで本山のタイムに迫る1分58秒195を出すも逆転ならず2位に。そして残る2台は4位と5位に沈み、#1 GT-Rが3戦連続のポールポジションを獲得することになった。#3 GT-Rも2位でフロントローをGT-Rが独占。日産勢セパン3連覇へ向け上々の予選結果となった。

 また07、08年と2年連続セパンで優勝している#24 GT-Rは重いウェイトが効いて7位、#12 GT-Rは10位からポジションアップを狙う。

上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html
Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第4戦セパン公式予選 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)がPP! (GTA)

 6月20日、AUTOBACS SUPER GT Round 4「SUPER GT INTERNATIONAL SERIES MALAYSIA」の予選が、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキット(1周5・542km)で行われた。第2戦鈴鹿、第3戦富士に続き、MOTUL AUTECH GT-Rの本山哲がポールポジション(予選1位)を獲得。MOTUL AUTECH GT-Rは、21日の決勝レースを最前列からスタートする。

 MOTUL AUTECH GT-Rの本山は、前戦を優勝したことでこのレースのウェイトハンデを40kgと増やしたが、予選1回目は5番手とまずまずのポジションにつける。

 続いて行われたスーパーラップ(1回目トップ8台による1台ずつのタイムトライアルで、これにより決勝スタート位置が決定)で、1分58秒142と予選1回目を1秒8以上縮める快走を見せた。結局、このタイムをしのぐライバルは現れず、3戦連続のポールポジションを決定した。

 本山自身にとっては、GT500クラスで通算4回目のポールポジションとなる。

 GT300クラスは、No.46 エスロード・モーラZの柳田真孝が、2分10秒356をマークし、予選クラス1位となった。

■ポールポジション選手コメント
No.1 MOTUL AUTECH GT-R [GT500]

本山哲「(ポールポジションは)自分でも驚く結果です。スーパーラップ(の時間帯)になって路面のコンディションが変わったのが良かったんだと思います。いいクルマを作ってくれたチームに感謝します。自分のアタックの後は、ピットで(ポールポジションが獲れることを)願う気持ちで(ライバルの走りを)見ていました。今回搭載しているエアコンは、レーシングカーにとって新しい試みになります。レースに使えばドライバーの集中力も高くなり、大きな武器になります。ウェイトハンデはありますが、セパンは影響の少ないコースですから、(優勝の)チャンスはあると思ってます」

Text: GTA

SUPER GT

SGT:第4戦セパン公式予選総合結果

■GT500 Class

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/20) Total Qualify GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS401'59.9761'58.124168.900
23HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI81'59.5231'58.195168.799
318ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'59.9081'58.291168.662
46ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS281'59.4891'58.719168.054
5100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'59.3381'58.789167.955
68ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS442'00.3621'58.996167.663
724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH622'00.1771'59.007167.647
835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS242'00.1821'59.584166.838
938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS542'00.446165.644
1012IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS382'00.484165.592
1117KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS222'00.529165.530
1236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS602'00.546165.507
1332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL182'00.968164.930
1439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL42'01.147164.686
■GT300 Class

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/20) Total Qualify GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
146エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH402'11.2872'10.356153.052
211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH322'11.4352'10.410152.988
319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH582'11.5352'10.866152.455
452KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'11.0902'10.897152.419
566triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2'11.4042'11.423151.809
687giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'09.8622'17.710144.878
781ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH40---
869雷アジア MT900R
MOSLER MT900R
メルビン・チョー
マーティン・ショート
YH2'11.771151.408
974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI222'11.830151.340
105マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'11.856151.311
117M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH742'11.880151.283
1226UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
筒井克彦
YH202'11.900151.260
1388triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'12.690150.359
1431avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH122'13.348149.618
1543ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI822'13.451149.502
1610JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'13.553149.388
17111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
池田 大祐
東徹次郎
KH2'13.940148.956
18666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'14.189148.680
---- 以上予選通過 ----
-2I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH22--
  • CarNo.2は、2009 SUPER GT Sporting Regulations 第3章 第50条5 違反により予選タイムを抹消した。

SUPER GT

SGT:第4戦セパンスーパーラップ結果

■GT500 Class

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/20) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
11MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS401'58.124--168.900
23HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI81'58.195 0.071 0.071168.799
318ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'58.291 0.167 0.096168.662
46ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS281'58.719 0.595 0.428168.054
5100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'58.789 0.665 0.070167.955
68ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS441'58.996 0.872 0.207167.663
724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH621'59.007 0.883 0.011167.647
835KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS241'59.584 1.460 0.577166.838

■GT300 Class

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/20) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
12I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本大樹
YH222'09.983--153.491
246エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田真孝
YH402'10.356 0.373 0.373153.052
311JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH322'10.410 0.427 0.054152.988
419ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡 龍也
YH582'10.866 0.883 0.456152.455
552KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'10.897 0.914 0.031152.420
666triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2'11.423 1.440 0.526151.809
787giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田久
YH2'17.710 7.727 6.287144.878
881ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木 孝行
藤井誠暢
YH40----

SUPER GT

SGT:第4戦セパン公式予選1回目結果

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/20) Qualifying 1 Weather:Fine Course:Dry
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
15001100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS61'59.338-167.182
250026ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS281'59.489 0.151166.971
350033HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI81'59.523 0.185166.924
4500418ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS421'59.908 0.570166.388
550051MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS401'59.976 0.638166.293
6500624HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH622'00.177 0.839166.015
7500735KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS242'00.182 0.844166.008
850088ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS442'00.362 1.024165.760
9500938ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS542'00.446 1.108165.644
105001012IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS382'00.484 1.146165.592
115001117KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS222'00.529 1.191165.530
125001236PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS602'00.546 1.208165.507
135001332EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL182'00.968 1.630164.930
145001439DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL42'01.147 1.809164.686
15300187giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田 久
YH2'09.86210.524153.634
16300281ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
YH402'10.44211.104152.951
1730032I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH222'10.57011.232152.801
18300452KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木孝太
山野 直也
KH62'11.09011.752152.195
19300546エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH402'11.28711.949151.966
20300666triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH2'11.40412.066151.831
21300711JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
平中 克幸
YH322'11.43512.097151.795
22300819ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH582'11.53512.197151.680
23300969雷アジア MT900R
MOSLER MT900R
メルビン・チョー
マーティン・ショート
YH2'11.77112.433151.408
243001074COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口 卓人
国本雄資
MI222'11.83012.492151.340
25300115マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'11.85612.518151.311
26300127M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH742'11.88012.542151.283
273001326UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
筒井克彦
YH202'11.90012.562151.260
283001488triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'12.69013.352150.359
293001531avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH122'13.34814.010149.618
303001643ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木真一
MI822'13.45114.113149.502
313001710JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'13.55314.215149.388
3230018111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
池田 大祐
東徹次郎
KH2'13.94014.602148.956
3330019666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'14.18914.851148.680

SUPER GT

SGT:第4戦セパン練習走行結果

SUPER GT INTERNATIONA SERIES MALAYSIA -RIJ- (2009/06/20) Official Practice Weather:Rainy Course:Wet
2009 AUTOBACS SUPER GT Round 4 Sepang International Circuit 5.542km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindkm/h
1500132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
中山 友貴
DL182'04.677-160.023
2500238ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS542'11.997 7.320151.149
3500312IMPUL カルソニック GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS382'12.919 8.242150.100
450041MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
BS402'13.044 8.367149.959
550058ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS442'13.435 8.758149.520
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS602'13.507 8.830149.439
7500724HIS ADVAN KONDO GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH622'14.644 9.967148.177
8500818ROCKSTAR 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS422'14.673 9.996148.146
9500935KRAFT SC430
LEXUS SC430
石浦 宏明
大嶋 和也
BS242'14.68310.006148.135
10500103HASEMI TOMICA EBBRO GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
安田裕信
MI82'15.56510.888147.171
1150011100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
BS62'15.83411.157146.879
12500126ENEOS SC430
LEXUS SC430
伊藤 大輔
ビヨン・ビルドハイム
BS282'16.73112.054145.916
135001339DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
アンドレ・クート
平手晃平
DL42'16.80512.128145.837
145001417KEIHIN NSX
HONDA NSX
金石 年弘
塚越 広大
BS222'22.71918.042139.794
15300146エスロード MOLA Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
柳田 真孝
YH402'24.90720.230137.683
16300269雷アジア MT900R
MOSLER MT900R
メルビン・チョー
マーティン・ショート
YH2'25.09120.414137.508
17300319ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
片岡龍也
YH582'25.78621.109136.853
1830042I.M JIHAN CO.LTD・APPLE・Shiden
MOONCRAFT SHIDEN
加藤 寛規
吉本 大樹
YH222'26.02421.347136.630
19300581ダイシン アドバン Ferrari
FERRARI F430GT
青木孝行
藤井 誠暢
YH402'26.76622.089135.939
20300687giraffa ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
井入 宏之
和田 久
YH2'26.87922.202135.834
21300743ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
MI822'27.07322.396135.655
2230085マッハGOGOGO車検320Rマッハ号
VEMAC RD320R
玉中 哲二
赤鮫オヤジ
YH22'27.08622.409135.643
23300974COROLLA Axio apr GT
TOYOTA COROLLA Axio
井口卓人
国本 雄資
MI222'27.66322.986135.113
243001088triple a ガイヤルド RG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
坂本 祐也
YH2'28.78224.105134.097
25300117M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
MAZDA RX-7
谷口 信輝
折目遼
YH742'29.40224.725133.540
263001211JIMGAINER ADVAN F430
FERRARI F430
田中 哲也
平中克幸
YH322'29.66624.989133.305
273001352KUMHO TIRE SHIFT IS350
LEXUS IS350
佐々木 孝太
山野直也
KH62'30.19225.515132.838
283001466triple a ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷敦
YH2'30.42625.749132.631
293001510JIMGAINER ADVAN F360
FERRARI F360
植田 正幸
川口正敬
YH2'31.06526.388132.070
303001626UP START タイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
黒澤 治樹
筒井克彦
YH202'31.46326.786131.723
3130017666FieLDS BOMEX 320R
VEMAC 320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
KH2'33.70429.027129.803
3230018111石松 with ARKTECH GT3
PORSCHE 911 GT3 RSR
池田 大祐
東徹次郎
KH2'33.99329.316129.559
333001931avex apr COROLLA Axio
TOYOTA COROLLA Axio
坂本 雄也
山内英輝
YH122'35.39230.715128.393

SUPER GT

SGT:トレルイエ、今週末のスーパーGTセパン戦に出場

FGA_0924A_DSC_6186.jpg 先日のルマン24時間レースで午前4時過ぎ、大クラッシュを起こして心配されたブノワ・トレルイエ(No.17ペスカルロ・プジョー908)は、幸い体には大きなダメージはなく今週末のセパンでのスーパーGTに出場することになった。 トレルイエのブジョーは4位を走行中、サルテ・サーキットのダンロップブリッジ先でスピン、マシンは宙を舞ってバリアに激突、マシンはコクピット以外は原形をとどめない状態だった。クラッシュ直後からトレルイエの意識はハッキリしており、今週のスーパーGTでのリベンジを狙っている。

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝 ウイナーのコメント

柳田真孝
st_r03_r_001b 「BMWで3年間やってきて、これまで鈴鹿で勝てなかった。去年も予選はよかったのに決勝でトラブルが出たので、 自分自身ここのS耐で勝ててとても嬉しかったです。前回のSUGOのレースもトラブルが出たので、今回も心配していました。 タイヤカスをひろっても不安になったりした。そのあたりのうっぷんも解消できてよかったです。 最後のスティントはタイヤは無交換で行きました。ハイムランから無線が入って全然問題ないというし、 SUGOで試したかったタイヤのライフをみたかったし、自信がありました。最後まで走りきれて良かった。 Zともチームメイトともすごい接近戦になってるので、次回もいいレースがしたいですね」

まとめ: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝 再びペトロナスZ4Mの独走劇!勝ったのは#1谷口/柳田/ハイムラン組

スーパー耐久シリーズ2009第3戦、「鈴鹿500km」の決勝が6月7日、鈴鹿サーキットで行われ、 ポールポジションからスタートした#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/フェリーク・ ハイムラン組)が終始安定した速さで2位以下を1分以上突き放して今季2勝目を挙げ、第2戦SUGOの雪辱を果たした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日9,000人、決勝日12,000人)

st_r03_start

st_r03_r_001

st_r03_r_003

st_r03_r_027

st_r03_r_062

第3戦決勝は午後1時30分にフォーメーション開始。
ポールシッターの1号車を駆る谷口がホールショットを決めると、序盤から2分13秒台のハイペースで逃げにかかる。
予選2番手の#10Y.K.M.ADVAN Zはスタートで出遅れて#35テクノファーストZ、#28ペトロナスZ4Mの先行を許す。 スタートドライバーは横溝直輝だ。
しかしこれで2位に繰り上がったはずの35号車も1周目の130Rでオーバーラン。
この結果、28号車が2番手に繰り上がり、35号車はその後10周にわたって3位を走行したものの、 12周目にパワーステアリングのトラブルからスローダウン、苦しい走行を強いられた挙句に22周でピットに戻り、レースを終えた。
4位に後退した10号車のZは35号車のトラブルにより12周目に3位に上がるが、 中々28号車との差を縮めることが出来ずに25周で最初のピットストップを行うことに。

ここまでは完全にZ4Mの圧勝劇となる流れだったが、それに変化が訪れたのが30周目だった。
#18M'SインターナショナルDC5のエンジントラブルによりヘアピン入口にオイルが撒かれ、これに乗ってコースアウトする車両が続出し、 セーフティーカーが出動することとなったのだ。

このSCランに乗じて殆どのチームが最初のピッとストップを行い、トップの1号車はハイムランに、2位の28号車はヨハン・ アズミにドライバーチェンジを行った。

セーフティーカーは34周終わりでピットイン。35周目からレース再開となったが、28号車を駆るアズミのペースが中々上がらない。
それに対して10号車をドライブする佐藤公哉はルーキーとは思えないハイペースで追い上げを敢行。
周回遅れを掻き分けながら1周1秒~2秒のペースで28号車との差を削り取り、46周を終える頃には0.8秒にまで差を詰めてきた。

そして迎えた49周目。
S字で、ダンロップで、デグナーで、盛んにアズミの隙を伺っていた佐藤は意を決してシケインでインに飛び込むが、 そこに1台分のスペースはなく、両者は接触。
真横を向いてストップしたアズミを尻目に佐藤は2位を走行するが、この行為に対し10秒ストップのペナルティが課せられ、 佐藤は57周終わりで無念のペナルティストップ。

この間に28号車は2度目のピットストップを行い、吉田広樹に交代。 タイヤ無交換という作戦で作業時間を短縮してコースに飛び出していった。

10号車は60周終わりで再びステアリングを横溝に託し、再び28号車の追撃を開始した。
周回を重ねるにつれて厳しくなるタイヤの消耗と、相次いで現れる周回遅れの処理に吉田が苦しむ一方で、 横溝はトップの1号車にも勝る2分13秒台を連発、65周目にはこのレースのファステストラップとなる2分13秒142をたたき出す。
これにより、10号車のペナルティで20秒以上あった2台の差はみるみる詰まっていき、68周を終える頃には3秒3、 69周目には2秒4となった。

さらに70周目のスプーンで、吉田は周回遅れの#73A-ONEインテグラと接触してしまい、とうとう横溝にテール・トゥ・ ノーズ状態に持ち込まれる。

ここからの10周、コース全周にわたるドッグファイトが28号車と10号車の間で繰り広げられたが、 結局周回遅れとの接触に対して28号車にドライブスルーの裁定が下ったため、吉田は82周終わりでピットイン。 これで10号車の2位が確定した。

こうした後方の戦いをよそに、一人独走状態を続けていた1号車は、後続にコース半周分の大差をつけて87周を走りぬけ、 開幕戦もてぎ以来の今季2勝目を危なげなく手にした。

ST2クラスも、予選トップの#3ENDRESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博/山田英二組)が2位以下の混戦をよそに独走状態に持ち込んでクラス優勝。総合でも4位に入って見せた。
2位以下は#11TSRPランサーEVO-X、#6新菱オートDIXCEL EVO IX、#20RSオガワ ユークスADVANランサー、 #56眠眠打破ingsランサーらによる接近戦が繰り広げられたが、11号車は36周目にエンジントラブル、 6号車は73周目にブレーキのパーコレーション、56号車も75周終わりで何らかのトラブルにより、 相次いで予定外のピッとストップを強いられて後退してしまう。
これにより2位は#20RSオガワランサー、 3位には無線トラブルに苦しみながらも最後まで走りぬいた#26エンドレスアドバンウェッズランサーが入った。

30周目のSCカーの影響をモロにこうむったのがST3クラスだ。
予選トップからスタートして#27FINA ADVAN M3(伊橋勲/廣田秀機/三澤伸輔組)の追撃を懸命に退けていた#14協新計測マイロード岡部自動車RX-7がこのオイルに乗ってヘアピンでコースオフ、 折角のトップの座を明け渡す羽目に。
これでトップに立った27号車は最初のピットストップで一時#15KYOSHOメーカーズ岡部自動車RX-7、 #34asset.テクノファーストZの先行を許すが、レース再開後に着実に順位を挽回、42周目の1コーナーで再びトップを奪い返すと、 そのまま後続との差を広げていき、クラス2位に総合で3ポジションの差をつけてフィニッシュ、もてぎに続く今季2勝目を手にした。 2位は#15岡部自動車RX-7、3位には#5 5ZIGEN NSXが入った。

こうした上位クラスの独走劇とは対照的だったのがST4クラスだ。
予選トップの#62HONDA CARS東京μSSR DC5(塩谷烈州/吉橋孝之/デパマン石渡組)号車を#95スプーンS2000(市嶋樹/小幡栄/中子修組)がスタートでかわすと、 62号車もすかさずテールに張り付き、15周目の1コーナーでトップを奪い返す。ドライバーは95号車がベテラン小幡栄、 62号車はデパマン石渡だ。
抜かれた小幡も再びトップ奪回を狙って盛んに石渡にプレッシャーをかけていくが、 このクルマもヘアピンでオイルの餌食となって後退を余儀なくされる。
代わって2位に立ったのは#55BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC(谷川達也/松井考允/河村直樹組)。
62号車と55号車はレース中盤に抜きつ抜かれつの接近戦を繰り広げるが、この戦いを制したのは62号車。 41周目に吉橋が松井を抜いてトップを奪い返し、52周目で2度目のピッとストップを終えると、その後は追撃を許さず、ST4トップ、 総合でも17位でフィニッシュした。2位は#55シビック。3位にはコースアウトから復帰した#95S2000のベテラントリオが入った。

st_r03_r_st1_podium st_r03_st2_podium st_r03_st3_podium st_r03_r_st4_podium

当初予定されていた7月20日決勝の十勝24時間が中止となったため、 次の戦いは8月2日決勝の第5戦富士となる。第4戦の代替開催については依然として調整中だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝結果

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/07) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH873:26'18.002
2ST12*10Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH871'03.128
3ST13*28PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH871'7.209
4ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
村田 信博
YH852Laps
5ST2220RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH843Laps
6ST2326エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋正澄
YH843Laps
7ST14360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
高見沢一吉
YH843Laps
8ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 秀機
三沢伸輔
YH843Laps
9ST2437B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷 芳樹
YH843Laps
10ST2556眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH843Laps
11ST3215KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH834Laps
12ST33*55ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
松浦孝亮
吉本 大樹
YH834Laps
13ST159Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
安藤 琢弥
小嶋 禎一
YH825Laps
14ST266新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH825Laps
15ST3434asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH825Laps
16ST3539TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
赤鮫 オヤジ
吉本 晶哉
YH816Laps
17ST4162HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH816Laps
18ST4255BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝允
河村直樹
YH816Laps
19ST4395SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH807Laps
20ST2711TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地 靖
西村元気
YH798Laps
21ST448TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH798Laps
22ST4587 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH789Laps
23ST3616T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田 侑弥
山崎 学
YH7611Laps
24ST4629TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
杉浦 真志
岩月辰文
YH7215Laps
25ST4773ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
藤田 弘幸
伊藤 英治
YH7017Laps
--- 以上規定周回数(ST1:60Laps / ST2:59Laps / ST3:58Laps / ST4:56Laps)完走 ----
-ST4-88TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
伊藤 真一
渋谷彰良
YH6423Laps
-ST3-14協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
増田 芳信
YH4047Laps
-ST2-17ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
塩野 健司
棚橋健之
YH4047Laps
-ST2-30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH3156Laps
-ST4-18M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH2661Laps
-ST1-35asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH2265Laps
-ST4-54BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
橋本 洋平
石井昌道
ピストン西沢
YH1473Laps
  • Fastest Lap: CarNo.10 横溝直輝(Y.K.M. ADVAN Z) 2'13.142 (65/87) 157.01km/h
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC後の反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.10は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1) (1)(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。
  • CarNo.28は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1) (1)(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝400km経過

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/07) After 400km Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH692:45'11.944
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH691'19.301
3ST13*10Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH691'21.786
4ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
村田 信博
YH672Laps
5ST2220RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH672Laps
6ST2356眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本達哉
YH672Laps
7ST2426エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋正澄
YH672Laps
8ST14360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
高見沢一吉
YH672Laps
9ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 秀機
三沢伸輔
YH672Laps
10ST256新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関 豊
YH672Laps
11ST2637B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷芳樹
YH663Laps
12ST3215KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH663Laps
13ST159Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
安藤 琢弥
小嶋 禎一
YH654Laps
14ST33*55ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
松浦孝亮
吉本 大樹
YH654Laps
15ST3434asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH654Laps
16ST4162HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH645Laps
17ST3539TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
赤鮫 オヤジ
吉本 晶哉
YH645Laps
18ST4255BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝充
河村直樹
YH645Laps
19ST4388TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
伊藤 真一
渋谷彰良
YH636Laps
20ST4495SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH636Laps
21ST458TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH636Laps
22ST4687 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH627Laps
23ST2711TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地 靖
西村元気
YH627Laps
24ST3616T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田 侑弥
山崎 学
YH5910Laps
25ST4729TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
杉浦 真志
岩月辰文
YH5811Laps
26ST4873ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
藤田 弘幸
伊藤 英治
YH5613Laps
27ST3714協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
増田 芳信
YH4029Laps
28ST2817ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
塩野 健司
棚橋健之
YH3930Laps
29ST2930サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH3138Laps
30ST4918M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH2643Laps
31ST1635asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH2247Laps
32ST41054BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
橋本 洋平
石井昌道
ピストン西沢
YH1455Laps
  • Fastest Lap: CarNo.10 横溝直輝(Y.K.M. ADVAN Z) 2'13.142 (65/69)
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC後の反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.10は、鈴鹿サーキット一般競技規則第25条~1) (1)(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ10秒を課した。

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝300km経過

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/07) After 300km Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH522:05'23.002
2ST1210Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH5238.684
3ST1328PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH5254.450
4ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
村田 信博
YH511Lap
5ST14360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
高見沢一吉
YH511Lap
6ST2220RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH511Lap
7ST2326エンドレスアドバン ウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋正澄
YH511Lap
8ST2456眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本達哉
YH511Lap
9ST256新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH502Laps
10ST2637B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷芳樹
YH502Laps
11ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田秀機
三沢 伸輔
YH502Laps
12ST3215KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH502Laps
13ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田 侑弥
山崎 学
YH502Laps
14ST159Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
安藤 琢弥
小嶋 禎一
YH493Laps
15ST34*55ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
松浦孝亮
吉本 大樹
YH493Laps
16ST4162HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH493Laps
17ST4255BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝充
河村直樹
YH493Laps
18ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH484Laps
19ST3639TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
赤鮫 オヤジ
吉本 晶哉
YH484Laps
20ST4388TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
伊藤 真一
渋谷彰良
YH484Laps
21ST4495SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH484Laps
22ST458TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH484Laps
23ST4687 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH466Laps
24ST2711TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地 靖
西村元気
YH457Laps
25ST4729TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
杉浦 真志
岩月辰文
YH448Laps
26ST4873ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
藤田 弘幸
伊藤 英治
YH4111Laps
27ST3714協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
増田 芳信
YH3418Laps
28ST2830サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH3121Laps
29ST4918M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH2626Laps
30ST2917ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
塩野 健司
棚橋健之
YH2626Laps
31ST1635asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH2230Laps
32ST41054BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
橋本 洋平
石井昌道
ピストン西沢
YH1438Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE) 2'13.287 (2/52) 156.84km/h
  • CarNo.5は、国際モータースポーツ競技規則付則H項違反(SC後の反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿決勝100km経過

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/07) After 100km Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH1840'06.876
2ST1228PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH1815.743
3ST1310Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH1821.748
4ST1435asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH1838.898
5ST15360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
高見沢一吉
YH181'18.777
6ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
村田 信博
YH181'47.401
7ST2211TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地 靖
西村 元気
YH181'56.880
8ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH181'57.211
9ST2437B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷 芳樹
YH181'59.963
10ST2520RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口 行規
小川 日出生
YH182'01.275
11ST2656眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH182'02.869
12ST3114協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
増田 芳信
YH171Lap
13ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田秀機
三沢 伸輔
YH171Lap
14ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH171Lap
15ST2826エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH171Lap
16ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田 侑弥
山崎 学
YH171Lap
17ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH171Lap
18ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
安藤 琢弥
小嶋 禎一
YH171Lap
19ST3555ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
松浦孝亮
吉本 大樹
YH171Lap
20ST3634asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH171Lap
21ST3739TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
赤鮫 オヤジ
吉本 晶哉
YH171Lap
22ST4162HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH171Lap
23ST4295SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH171Lap
24ST4388TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
伊藤 真一
渋谷彰良
YH171Lap
25ST4418M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH171Lap
26ST4555BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝充
河村直樹
YH171Lap
27ST4673ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
藤田 弘幸
伊藤 英治
YH162Laps
28ST4787 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH162Laps
29ST4829TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
杉浦 真志
岩月辰文
YH162Laps
30ST498TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH162Laps
31ST41054BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
橋本 洋平
石井昌道
ピストン西沢
YH99Laps
32ST2917ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
塩野 健司
棚橋健之
YH99Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 谷口信輝(PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE) 2'13.287 (2/18) 156.84km/h

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿フリー走行 テクノファーストZが2分11秒台突入で堂々のトップタイム!!

スーパー耐久シリーズ2009、第3戦「鈴鹿500km」の決勝前フリー走行は、 昨日の予選タイムを上回る2分11秒963を叩き出した#35asset.テクノファーストZ(前嶋秀司/佐々木雅弘/藤井誠暢組)がトップタイム。 #10Y.K.M.ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)も2番手につけ、フェアレディZが1-2という結果になった。

st_r03_f_035

st_r03_f_003

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st_r03_f_095

決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは朝から快晴。上空から強い陽射しが降り注ぐが、風が吹いているお陰で比較的過ごしやすい気候。 しかし決勝が始まるまでには暑くなりそうだ。
フリー走行は午前8時より、30分間で行われた。

昨日ミッショントラブルに見舞われながらもなんとか予選3位に入った#35テクノファーストZは開始早々から2分12秒台を記録、 #10Y.K.Mも13秒台で2位に続く。
結局35号車はタイムを2分11秒963まで短縮してこのセッションを終えるが、 このタイムは昨日佐々木雅弘の記録したこのクルマのベストタイム、2分12秒751を大きく上回っており、 決勝での活躍を大いに期待できるものだ。
10号車も最終的に2分12秒219とこちらも自身の予選ベストタイムをコンマ2秒上回ってきた。
Z4Mクーペの2台はいずれも2分13秒台で3位、4位となった。

ST2クラスは予選トップの#3ENDRESS ADVAN CS-X(峰尾恭輔/村田信博/山田英二組)が2分18秒051でここでもトップ。 #20RSオガワユークスADVANランサーが2番手に続き、エボXとエボIXががっぷり四つの状況。
予選2番手の#11TSRPランサーEVOXはクラス4位に終わった。

そのすぐ後ろにST3クラスの#27FINA ADVAN M3(伊橋勲/廣田秀機/三澤伸輔組)が続く。27号車はST1、 ST2クラスを喰う総合8番手だ。
予選トップの#14協新計測マイロード岡部自動車RX-7はクラス7番手と、ここでは後方に沈んだ。

ST4クラスは#95SPOON S2000(市嶋樹/小幡栄/中子修組)のベテラントリオがトップタイム。 予選トップの#62HONDA CARS東京μSSR DC5はクラス4番手だ。

決勝レースは午後1時30分より、87周(500km)で行われる。
フェアレディZが連勝するのか、BMW Z4Mクーペがリベンジを果たすのか、要注目だ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿フリー走行結果

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/07) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1135asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木 雅弘
藤井 誠暢
YH2'11.963-158.417
2ST1210Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤 公哉
田中 哲也
YH2'12.219 0.256158.110
3ST131PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田 真孝
ファリーク・ハイルマン
YH2'13.185 1.222156.964
4ST1428PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田 広樹
ジョハン・アズミ
YH2'13.660 1.697156.406
5ST15360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
高見沢一吉
YH2'16.663 4.700152.969
6ST213ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
村田 信博
YH2'18.051 6.088151.431
7ST2220RSオガワ ユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
小川 日出生
YH2'19.149 7.186150.236
8ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田 秀機
三沢伸輔
YH2'19.155 7.192150.230
9ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH2'19.224 7.261150.155
10ST2411TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地 靖
西村元気
YH2'19.246 7.283150.131
11ST2556眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH2'19.753 7.790149.587
12ST2626エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH2'20.385 8.422148.913
13ST3216T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田 侑弥
山崎 学
YH2'20.777 8.814148.499
14ST3355ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
松浦孝亮
吉本 大樹
YH2'20.810 8.847148.464
15ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
古谷 直広
YH2'21.090 9.127148.169
16ST2730サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
丹羽昭善
YH2'21.318 9.355147.930
17ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
安藤 琢弥
小嶋 禎一
YH2'21.341 9.378147.906
18ST2837B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
谷芳樹
YH2'21.414 9.451147.830
19ST3534asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH2'21.760 9.797147.469
20ST3639TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
赤鮫 オヤジ
吉本 晶哉
YH2'22.01810.055147.201
21ST3714協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林健一
小松 一臣
増田 芳信
YH2'22.22010.257146.992
22ST2917ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
塩野 健司
棚橋健之
YH2'22.96110.998146.230
23ST4195SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
中子 修
YH2'26.23814.275142.953
24ST4287 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山 辰勝
ツダ・コウジ
YH2'27.16915.206142.049
25ST4355BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝充
河村直樹
YH2'27.19715.234142.022
26ST4462HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
古橋孝之
YH2'28.15016.187141.108
27ST4588TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
伊藤 真一
渋谷彰良
YH2'28.40316.440140.868
28ST4618M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
森政行
YH2'29.22517.262140.092
29ST4773ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
藤田 弘幸
伊藤 英治
YH2'31.23119.268138.234
30ST488TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH2'31.43019.467138.052
31ST4954BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
橋本 洋平
石井 昌道
ピストン西沢
YH2'32.92720.964136.701
32ST41029TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
杉浦 真志
岩月 辰文
YH2'41.76129.798129.235

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿Cドライバー公式予選結果

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/06) C Driver Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1ST1110Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
田中 哲也YH2'12.324--157.985
2ST1235asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
藤井 誠暢YH2'12.342 0.018 0.018157.963
3ST131PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ファリーク・ハイルマンYH2'14.127 1.803 1.785155.861
4ST1428PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
ジョハン・アズミYH2'16.402 4.078 2.275153.262
5ST15360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
高見沢 一吉YH2'19.188 6.864 2.786150.194
6ST2111TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
西村 元気YH2'19.984 7.660 0.796149.340
7ST223ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
村田 信博YH2'20.250 7.926 0.266149.057
8ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
三沢 伸輔YH2'21.336 9.012 1.086147.911
9ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
吉本 大樹YH2'21.449 9.125 0.113147.793
10ST3316T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
山崎 学YH2'21.734 9.410 0.285147.496
11ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
古谷直広YH2'22.090 9.766 0.356147.126
12ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
小嶋禎一YH2'22.109 9.785 0.019147.107
13ST2330サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
丹羽 昭善YH2'22.89110.567 0.782146.302
14ST2437B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
谷 芳樹YH2'22.91910.595 0.028146.273
15ST3539TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
吉本晶哉YH2'24.67312.349 1.754144.500
16ST3614協新計測 マイロード岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
増田芳信YH2'24.95612.632 0.283144.218
17ST2520RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
小川 日出生YH2'25.29012.966 0.334143.886
18ST2617ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
棚橋 健之YH2'27.23514.911 1.945141.985
19ST41*88TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
渋谷 彰良YH2'29.10716.783 1.872140.203
20ST4254BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
ピストン西沢YH2'29.63917.315 0.532139.704
21ST4373ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
伊藤 英治YH2'30.40118.077 0.762138.996
22ST4462HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
古橋 孝之YH2'30.51418.190 0.113138.892
23ST4555BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
河村 直樹YH2'30.81918.495 0.305138.611
24ST4695SPOON S2000
HONDA S2000
中子修YH2'31.25118.927 0.432138.215
25ST4787 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
ツダ・コウジYH2'31.28518.961 0.034138.184
26ST4829TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
岩月 辰文YH2'34.61722.293 3.332135.206
---- 以上予選通過(基準タイム: 総合[130%] 2'52.810 各クラス[110%] ST1 2'26.224 / ST2 2'35.145 / ST3 2'35.656 / ST4 2'44.687)----
-ST4-18M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
森 政行YHAbsence---
  • CarNo.88は、鈴鹿サーキット一般競技規則第37条~8)(ホワイトラインカット)により、訓戒および予選ベストタイムを削除した。

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿公式予選 #1BMW Z4Mクーペがポールポジション、しかし2、3番手にはフェアレディZが割って入った!

スーパー耐久シリーズ2009第3戦、鈴鹿500kmの公式予選は、BMW Z4とフェアレディZによるほぼ互角のタイムアタック合戦が展開された。
その結果、ディフェンディングチャンピオンの#1PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/柳田真孝/フェリーク・ハイムラン組)がBドライバーのタイムで前回優勝の#10Y.K.M.ADVAN Z(横溝直輝/佐藤公哉/田中哲也組)を逆転してポールポジションを獲得した。

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第3戦の公式予選は6月6日午後0時30分にAドライバーの走行が開始された。
グループ1、2それぞれ15分づつの30分間の走行だ。
最初のアタックでトップに立ったのは#35asset..テクノファーストZの前嶋秀司。2分12秒849を叩き出し、 2周目のセクター1でも区間ベストを更新したが、その直後に突然スローダウン。ミッショントラブルに見舞われてピットに戻り、 そのまま走行を終えることになってしまった。
代わってトップに立ったのは#1Z4Mクーペの谷口信輝。2分12秒516を出してきたが、 1グループの走行終了間際にZの10号車を駆る横溝直輝が2分12秒420でAドライバーのトップに躍り出た。
ST2クラスは#3ENDRESS ADVAN CS・Xの峰尾恭輔がトップ。#11TSRPランサーエボXの佐々木孝太が2位と、 エボX勢が1-2という結果になった。

続いて行われたグループ2、ST3とST4の予選は、 #14協新計測マイロード岡部自動車RX-7を駆る杉林健一が2分18秒871という、総合でも9位となる圧倒的な速さでトップ。 2番手の#27FINA ADVAN BMW M3の伊橋勲を1秒4も引き離してみせた。
ST4クラスは塩谷烈州の駆る#62HONDA CARS東京のインテグラがトップだった。

15分のインターバルをおいて、午後1時15分よりBドライバーの走行が開始された。
ところが開始されて5分あまり、各車のタイヤが温まってさあこれからアタックへ、というタイミングで#360KOSEI・R・P・ GT3が最終コーナーでスピン。グラベルにつかまって動けなくなってしまったため、 これを排除するために赤旗が出されてセッションは中断となってしまった。
午後1時28分に残り時間6分で予選は再開。
ミッショントラブルにより修復作業に取り掛かっていたZの35号車も無事ピットレーンに姿を現した。
ここでは1号車を駆る柳田真孝が最初のアタックで2分12秒699でトップに立ち、さらに2分11秒912までタイムを縮めてきた。
一方Aドライバートップの10号車は全日本F3のNクラスにもエントリーしているルーキーの佐藤公哉が最初のアタックで2分12秒753を出すが、 次の周のスプーンで痛恨の36度スピン。タイム更新のチャンスをフイにしてしまい、 この間に35号車の佐々木雅弘が2分12秒751と僅かに佐藤を上回り、このセッションの2番手に上がってきた。
この結果、タイム合算ではZ4Mクーペの1号車がZの10号車を逆転、ポールポジションをもぎ取った。
2番手にはZの10号車、35号車が3位につけ、Z4Mクーペの28号車は4位に終わった。
ST2クラスは菊池靖のドライブするエボXの11号車がトップ。Aドライバートップの3号車を駆る山田英二は2位に終わったが、 タイム合算では3号車が100分の2秒上回ってクラストップを守りきった。

続いて行われたグループ2の予選では、依然としてRX-7の14号車が速く、 小松一臣が総合11位になる2分18秒998を出して他を圧倒、堂々のクラストップを獲得した。
2番手には#34assetテクノファーストZのガミさんがつけ、合算でも2位を確保した。
ST4クラスはデパマン石渡の駆る#62インテグラがここでもトップ。2位には#95スプーンS2000の小幡栄がつけた。 タイム合算ではチューブの松本玲二と現役トップライダーの伊藤真一が組む#88TUBE MAZIORA Racingのインテグラが2位となった。

第3戦決勝は明日午後1時30分より87周(500km)で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第3戦鈴鹿A,Bドライバー総合公式予選結果

スーパー耐久・鈴鹿500km -RIJ- (2009/06/06) A&B Total Qualify Weather:Cloudy Course:Dry
2009 Super Taikyu Series Round 3 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireAdriver
Bdriver
Total
Time
Behindkm/h
1ST111PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
谷口 信輝
柳田真孝
YH2'12.516
2'11.912
4'24.428-158.116
2ST1210Y.K.M. ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
佐藤公哉
YH2'12.420
2'12.753
4'25.173 0.745157.672
3ST1335asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH2'12.849
2'12.751
4'25.600 1.172157.419
4ST1428PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE
片岡 龍也
吉田広樹
YH2'13.635
2'14.006
4'27.641 3.213156.218
5ST15360Kosei・R・P・GT3
PORSCHE 911GT3
澤 圭太
山崎 正志
YH2'15.007
2'18.139
4'33.146 8.718153.070
6ST21*3ENDLESS ADVAN CS・X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
峰尾 恭輔
山田英二
YH2'17.030
2'17.526
4'34.55610.128152.284
7ST2211TSRPランサーEVO X
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X
佐々木 孝太
菊地靖
YH2'18.038
2'16.535
4'34.57310.145152.274
8ST236新菱オート☆DIXCEL☆EVO IX
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
冨桝 朋広
関豊
YH2'18.368
2'17.937
4'36.30511.877151.320
9ST3114協新計測 マイロード 岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松一臣
YH2'18.871
2'18.998
4'37.86913.441150.468
10ST2437B.Iシーケンシャルランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
筒井 克彦
大瀧 賢治
YH2'19.328
2'18.568
4'37.89613.468150.453
11ST2520RSオガワユークスADVANランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
阪口 良平
谷口行規
YH2'19.315
2'19.016
4'38.33113.903150.218
12ST2656眠眠打破ingsランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
服部 尚貴
松本 達哉
YH2'19.097
2'19.332
4'38.42914.001150.165
13ST169Faust Racing PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堀主知
安藤 琢弥
YH2'21.277
2'18.882
4'40.15915.731149.238
14ST27*30サムライジーンズ 森永チルミル・ RSオガワ ランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
伊藤 俊哉
花岡 翔太
YH2'20.860
2'19.701
4'40.56116.133149.024
15ST2826エンドレスアドバンウェッズランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
朝倉 貴志
大橋 正澄
YH2'20.759
2'19.882
4'40.64116.213148.982
16ST3255ZIGEN NSX
HONDA NSX
平中 克幸
松浦孝亮
YH2'20.990
2'19.932
4'40.92216.494148.833
17ST3334asset.テクノファーストZ
NISSAN FAIRLADY Z
Takamori.com
ガミさん
YH2'21.378
2'19.619
4'40.99716.569148.793
18ST3415KYOSHO メーカーズ岡部自動車RX-7
MAZDA RX-7
長島正明
田ヶ原 章蔵
YH2'21.200
2'21.381
4'42.58118.153147.959
19ST3527FINA ADVAN M3
BMW M3
伊橋 勲
廣田秀機
YH2'20.248
2'22.352
4'42.60018.172147.949
20ST3639TRACY SPORTS AY-DESIGN ADVAN NSX
HONDA NSX
川口正敬
赤鮫 オヤジ
YH2'21.105
2'21.972
4'43.07718.649147.700
21ST3716T-MANOILディクセル岡部自動車Z
NISSAN FAIRLADY Z
なかむら たかひろ
太田侑弥
YH2'22.030
2'21.656
4'43.68619.258147.383
22ST2917ティーズレーシングSSRバリスリンクスバャパンRSTランサー
MITSUBISHI LANCER EVOLUTION IX
蒲生 尚弥
塩野 健司
YH2'22.959
2'24.582
4'47.54123.113145.407
23ST4162HONDA CARS東京μSSR DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
塩谷 烈州
デパマン 石渡
YH2'24.775
2'25.592
4'50.36725.939143.992
24ST4288TUBE MAZIORA Racing
HONDA INTEGRA TYPE-R
松本 玲二
伊藤 真一
YH2'26.747
2'27.165
4'53.91229.484142.255
25ST43*95SPOON S2000
HONDA S2000
市嶋 樹
小幡栄
YH2'28.213
2'25.922
4'54.13529.707142.147
26ST4455BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R
谷川 達也
松井 孝充
YH2'27.772
2'28.587
4'56.35931.931141.080
27ST458TEAM TETSUYA with RnSPORTS ADVAN S2000
HONDA S2000
田中 徹
植田 正幸
YH2'30.421
2'26.383
4'56.80432.376140.869
28ST4618M'sインターナショナルコスモソニック FK ings DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
浅野 武夫
笠原 智行
YH2'27.104
2'30.216
4'57.32032.892140.624
29ST4754BP VERVIS J-WAVE SPOON DC5 YH ED
HONDA INTEGRA TYPE-R
橋本 洋平
石井 昌道
YH2'28.237
2'30.112
4'58.34933.921140.139
30ST4873ERGグローリーR★A-ONE.DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
下山 和寿
藤田弘幸
YH2'27.432
2'31.174
4'58.60634.178140.019
31ST4929TokyoMarkting SPM DC5 withPTG
HONDA INTEGRA TYPE-R
藤原 能成
杉浦 真志
YH2'31.201
2'30.686
5'01.88737.459138.497
32ST41087 K'Z AUTO FACTORY★MOTUL★ADVAN DC5
HONDA INTEGRA TYPE-R
金森 敏一
秋山辰勝
YH2'26.414
2'37.076
5'03.49039.062137.765
  • CarNo.95は、鈴鹿サーキット一般競技規則第37条~8)(ホワイトラインカット)により、予選ベストタイムを抹消した。
  • CarNo.3,30は、スーパー耐久シリーズ2009シリーズ規則第7条(2)(予選走行区分)により、ボード提示後の走行タイムを抹消した。

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