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2008年8月

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿 暫定ポールのレイブリックNSXはグリッド降格!ZENTセルモSCはピットスタートに

公式予選1回目で2分07秒474とダントツのタイムを叩きだし、暫定ポールを獲得した#100RAYBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)にグリッド10番降格との裁定が下されていることがわかった。
これは2008スーパーGTスポーティングレギュレーション第11条10(GT500使用エンジンの制限)に基づく処置で、 第6戦を前にエンジン交換を行ったことによる。
この結果、100号車は仮に午後のスーパーラップでポールタイムを記録しても11番手スタートとなり、5位以下なら最後尾スタートとなる。

同時に、予選11番手と惜しくもスーパーラップ進出を逃した#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ライアン組) もGTAブルテンNo.026-Tにより、予選結果に関わらずピットスタートとすることが決定している。
こちらはチームよりシャシー交換の申請が出されたことによるもの。

本来シャシーは2シーズン連続使用が義務付けられているが、 38号車は昨年の第7戦オートポリスでクラッシュした際にシャシーを大破しており、その後も修復を行って同じシャシーで参戦していた。

しかし今回、チームセルモより「クラッシュのダメージが完全に修復できてないと推定、 継続使用すると重大な問題が起こることが懸念されるため、安全上の理由からシャシーを交換したい」旨の申請があり、 シャシーコンストラクターであるトヨタテクノクラフト(TRD)からも 「再度クラッシュがあった場合にシャシーの安全性を保障することが困難で、現状が非常に危険な状態と判断している。 再度の修復を行ってもコンストラクターとして設計の初期強度への回復が保証出来かねる。」との見解と 「大クラッシュ歴のないシャシーに交換を行う必要がある」との付帯意見も提出されたため、安全性確保の観点からこれを認めたものだ。

38号車は第6戦への参加条件として
1.シャシー交換後に最初に参加する競技会の公式競技車両検査において、テクニカルデレゲートの確認を受けること。
2.シャシー交換後に最初に参加する競技会の決勝レースは、ピットスタートとする。
を受け入れ、今回のレースをピットスタートで戦うこととなった。

なお、#100、#38の両者とも、この予選で獲得したポイントはそのまま有効となる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目 暫定ポールはレイブリックNSX。 GT300はクスコインプレッサがトップ

2008スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmの公式予選一回目はウェットコンディションの下で行われ、#100RAIBRIG NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)が暫定ポールを獲得。 GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)がAWDの強みを生かしてトップタイムを記録した。

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今年も伝統の1戦、鈴鹿1000km耐久レースの季節がやってきた。
スーパーGTシリーズの1戦に組み込まれてから3年目を迎える今年の公式予選は朝からあいにくの雨。
ウェット宣言が出される中、午前9時50分より各クラス専有20分、混走20分の計1時間のセッションが開始された。

各車とも当初は深溝タイヤを装着してのタイムアタックを強いられることとなったが、 GT500の専有走行が開始されて10分もすると雨は止み、路面コンディションも徐々に回復してきたため、 浅溝タイヤに履き替えるチームが相次ぎ、混走終了まで目が離せない緊迫した戦いとなった。

GT500クラスは当初#23ザナヴィニスモ、#12カルソニックらのGT-R勢が相次いでトップタイムを記録していたが、 コンディションが良くなるにつれてNSX勢がペースを上げ、専有開始13分で#1ARTAを駆るラルフ・ ファーマンが2分08秒703でトップに躍り出た。

しかし専有走行が終了してGT300との混走が始まっても浅溝タイヤでのアタックは続き、 #17リアルNSXの金石年弘が2分08秒421、#22モチュールGT-Rのミハエル・ クルムが2分07秒753と立て続けにトップタイムを塗り替えていく。

更に残り時間2分30秒で#100レイブリックNSXの井出有治が2分07秒616、 2分07秒474と立て続けにタイムを更新してこのセッションのトップを奪った。

GT300クラスはウェットコンディションに絶対の自信を誇る全輪駆動のインプレッサが終始好タイムを記録、 追いすがる#43ARTAガライヤを振り切って山野哲也が2分22秒432を混走セッションで叩き出して暫定ポールを獲得した。
また、フォーミュラニッポン第6戦で負傷した平手晃平に代わって大嶋和也がドライブする#95ライトニング・ マックイーンMR-Sが3番手に入り、前年チャンピオンの貫禄を見せた。

スーパーGT第6戦の公式予選2回目は午後2時40分から、スーパーラップは午後3時25分より行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT | SUZUKA 1000km

SGT:第6戦鈴鹿公式予選1回目結果

37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/23) Qualifying 1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
15001100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
井出 有冶
細川 慎弥
松浦孝亮
BS102'07.474--163.996
2500222MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R
ミハエル・クルム
柳田 真孝
ドミニク・シュワガー
BS202'07.753 0.279 0.279163.638
3500317REAL NSX
HONDA NSX
金石 勝智
金石 年弘
塚越広大
BS52'08.421 0.947 0.668162.788
450041ARTA NSX
HONDA NSX
ラルフ・ファーマン
伊沢 拓也
BS2'08.457 0.983 0.036162.741
5500512カルソニック IMPUL GT-R
NISSAN GT-R
松田 次生
セバスチャン・フィリップ
BS+12'08.706 1.232 0.249162.427
6500636PETRONAS TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
カルロ・ヴァン・ダム
BS302'08.755 1.281 0.049162.364
7500735宝山 KRAFT SC430
LEXUS SC430
ピーター・ダンブレック
片岡 龍也
脇阪薫一
BS302'08.917 1.443 0.162162.160
8500823XANAVI NISMO GT-R
NISSAN GT-R
本山 哲
ブノワ・トレルイエ
ファビオ・カルボーン
BS552'08.984 1.510 0.067162.076
950096ENEOS SC430
LEXUS SC430
飯田 章
ビヨン・ビルドハイム
ロベルト・ストレイト
BS2'09.046 1.572 0.062161.999
105001018TAKATA 童夢 NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS1102'09.112 1.638 0.066161.915
115001138ZENT CERUMO SC430
LEXUS SC430
立川 祐路
リチャード・ライアン
BS552'09.144 1.670 0.032161.875
125001232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
平中 克幸
DL2'10.241 2.767 1.097160.512
135001339DENSO DUNLOP SARD SC430
LEXUS SC430
高木 虎之介
アンドレ・クート
嵯峨 宏紀
DL+22'10.359 2.885 0.118160.366
145001424WOODONE ADVAN Clarion GT-R
NISSAN GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
荒 聖治
YH352'11.514 4.040 1.155158.958
155001525ECLIPSE ADVAN SC430
LEXUS SC430
土屋 武士
石浦宏明
YH202'11.961 4.487 0.447158.420
16500163YellowHat YMS TOMICA GT-R
NISSAN GT-R
ロニー・クインタレッリ
横溝直輝
BS+12'12.058 4.584 0.097158.303
17300177クスコDUNLOPスバルインプレッサ
SUBARU IMPREZA
山野 哲也
佐々木孝太
DL402'22.43214.95810.374146.773
18300243ARTA Garaiya
ASL Garaiya GT300VQ
新田 守男
高木 真一
峰尾 恭輔
MI852'23.27115.797 0.839145.914
19300395ライトニング マックィーン apr MR-S
TOYOTA MR-S
大嶋和也
国本 京佑
坂本 雄也
MI352'23.58316.109 0.312145.597
2030042プリヴェKENZOアセット・紫電
MOONCRAFT SHIDEN MC
高橋 一穂
加藤 寛規
吉本 大樹
YH202'23.91916.445 0.336145.257
21300546MOLA レオパレス Z
NISSAN FAIRLADY Z
星野 一樹
安田 裕信
MI752'24.06416.590 0.145145.111
22300619ウェッズスポーツIS350
LEXUS IS350
織戸 学
阿部翼
関口 雄飛
YH102'24.41816.944 0.354144.755
23300781ダイシン ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
青木 孝行
藤井 誠暢
YH302'24.92017.446 0.502144.253
24300866triple a ムルシェRG-1
LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1
山西 康司
余郷 敦
YH+22'25.15817.684 0.238144.017
25300911JIMCENTER ADVAN F430
FERRARI F430
田中哲也
植田 正幸
YH2'25.57518.101 0.417143.604
263001033HANKOOK PORSCHE
PORSCHE 911GT3RSR
木下 みつひろ
影山正美
HK+12'25.82018.346 0.245143.363
27300114EBBRO UEMATSU 320R
VEMAC RD320R
阪口 良平
松下 昌揮
植松 忠雄
YH2'25.98918.515 0.169143.197
283001226ユンケルパワータイサンポルシェ
PORSCHE 911GT3RS
谷口 信輝
山路慎一
澤 圭太
YH2'26.16618.692 0.177143.024
29300137ORC雨宮SGC-7
MAZDA RX-7
井入 宏之
折目 遼
松村浩之
YH452'26.39718.923 0.231142.798
303001452GREEN TEC KUMHO IS350
LEXUS IS350
黒澤 琢弥
井口 卓人
山内 英輝
KH+22'27.65220.178 1.255141.584
313001562WILLCOM ADVAN VEMAC 408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤 治樹
密山 祥吾
YH+12'28.20920.735 0.557141.052
323001687アクティオガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
和田 久
栗原 宗之
行方 由久
YH+22'28.21920.745 0.010141.043
33300171184CARAT SON GT3
PORSCHE 911GT3RS
宮本 隆士
Guts 城内
栗原 正之
YH+22'28.69921.225 0.480140.587
34300185プロμ マッハ号 320R
VEMAC 320R
玉中 哲二
山野 直也
筒井克彦
YH+22'29.60622.132 0.907139.735
3530019111ARKTECH BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
小泉 洋史
黒澤 翼
ポール・イップ
KH+22'30.19522.721 0.589139.187
3630020170外車の外国屋&LMPポルシェ
PORSCHE 996GT3RS
石橋 義三
山岸 大
高見沢 一吉
YH2'31.44023.966 1.245138.043
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'16.833 / GT300 2'33.111)----
-300-88triple a ガイヤルドRG-3
LAMBORGHINI GALLARDO RG-3
松田 秀士
古谷直広
YH+22'27.10719.633-142.109
-300-666楽天 BOMEX 320R
VEMAC RD320R
周防 彰悟
山下 潤一郎
Takamori.com
KH+22'30.89623.422-138.540
-300-9ニッソーサービスC6
CHVROLET CORVETTE C6
谷川 達也
武井 寛史
松本 高幸
KH2'40.28132.807-130.428
-300-110KUMHO BOXSTER-GT
PORSCHE BOXSTER
光貞 秀俊
池田大祐
KH2'42.31734.843-128.792
-300-*27石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3
PORSCHE 911GT3RSR
井上 貴志
ファン・ジヌ
高崎 保浩
HK+22'27.55720.083-141.675
-300-808初音ミク Studie GLAD BMW Z4
BMW Z4 M coupe MotorSport Version
菊地 靖
田ヶ原 章蔵
YHAbsence---
  • CarNo.27は、国内競技車輌規則5.3.1.2)違反により、予選タイムを抹消した。

SUPER GT | SUZUKA 1000km

吉本 大樹、SUPER GT SERIES 第6戦 ポッカ1000Kmに参戦

吉本 大樹プレスリリース

吉本 大樹、SUPER GT SERIES 第6戦 ポッカ1000Kmに参戦

YOSHIMOTO.jpg   @アンリミテッド

この度、来る8月22日~24日にかけて鈴鹿サーキットにて開催されます「2008 SUPER GT 第6戦 第37回インターナショナルポッカ1000Km」に吉本 大樹がスポット参戦することが決定いたしましたので、取り急ぎご報告いたします。

 今回も昨年、一昨年に引き続き「Cars Tokai Dream28」からの参戦となり、吉本大樹は高橋一穂選手、加藤寛規選手の両ドライバーと共にレースに挑む事となります。

 昨年優勝を遂げた際と同じ体制での参戦となる今回も、Cars Tokai Dream28ならびに吉本大樹へのご声援の程、宜しくお願いいたします。

  <参戦概要>
_________________________________________

■ 参戦レース   : 2008 SUPER GT SERIES 第6戦 第37回インターナショナルポッカ1000Km
■ 開催日      : 2008年8月22日~8月24日
■ 開催サーキット : 鈴鹿サーキット(三重県)
■ クラス      : GT300
■ エントラント   : Cars Tokai Dream28
■車両名称     : プリヴェKENZOアセット・紫電(Car #2)
■ ドライバー    : 高橋一穂 選手・加藤寛規 選手・吉本大樹
 _________________________________________

●吉本 大樹 / Hiroki Yoshimoto
また頁夏の1000Kmがやってきました。今回もCars Tokai Dream28から3年連続で紫電を操らせて頂きます。高橋選手、そして加藤選手とペアを組ませて頂くくのも3年目。チームのチャンピオンシップを考えたうえでも非常に重要な一戦である1O00Kmで、昨年に次ぐ優勝、2連覇ヘ助っ人としての役劃をしっかりと全うしたいと思います。暑い鈴鹿で熱い声援をお願い致します。

Formula Nippon

FN:フォーミュラニッポン2009年度カレンダー

 日本自動車連盟(JAF)が国際自動車連盟(FIA)に申請した2009年度の国際スポーツカレンダーが12日、明らかになった。(JAF2009年国際スポーツカレンダーを申請

 国内関係は、SUPER GTについては既報のとおりだが、フォーミュラニッポンは以下のスケジュールとなっている。

14/4~5富士
25/16~17鈴鹿
35/30~31もてぎ
46/27~28富士
57/11~12鈴鹿
68/8~9もてぎ
78/29~30オートポリス
89/26~27SUGO

 この暫定カレンダーによると、2009年のフォーミュラニッポンも今年同様全8戦。4月5日決勝の富士スピードウェイで開幕し、9月27日には早くも最終第8戦のSUGOを迎える。

 2007年に初開催され今年で2年目を迎えた岡山ラウンドがカレンダーから消え、2006年に一度だけ開催されたオートポリスが復活した。

 また、例年鈴鹿での3戦目として行われる最終戦は、今年に限り秋からの本格的な改修工事のために開催されないとされていたが、改修が終了した来シーズンも、今年同様鈴鹿は2戦での開催となる模様だ。

Text: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第2レース記者会見

優勝 荒聖治(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r06_r2_pc_ara  「リバースグリッドだったので、ちょっと申し訳ない優勝だと思います。スタートもうまくいきましたし、最後まで集中して走ることができましたし、楽しかったです。金曜日からクルマの調子は良かったですが、予選をミスってタイムがでなくて、チームには申し訳ありませんでした。だから、第1レースでなんとか7位か8位に入りたいと思っていました。1日中忙しくてドライバーも大変なんですけど、リバースグリッドを生かして結果を残せたのは非常に嬉しいです。ありがとうございます。最後はギャップがあったので追いつかれないだろうと思っていましたが、オーバーステアがきつくてコントロールするのが難しかったですね」
決勝2位 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_r2_pc_matsuda  「前回の鈴鹿ではスタートが並だったんですけど、今回は1レース目も決められたし、2レース目でも自信がありました。スタートでは1台しかかわせなかったんですけど、混戦の中で5コーナーまでに何台も抜くことができました。去年終盤、クルマが決まらなくて予選11位から決勝5位とかの接戦をやっていたので、その経験が役にたったのかなと思います。でも、金石選手はなかなか抜けなかったです。ホンダエンジンはトヨタに比べて2速から4速のピックアップがいいので、追いつくことはできるんですが、スリップにつけなくて差し切れなかったです。そうしたら駆動系にトラブルが出てきたのが解ったんですが『どこを走るの?』というブロックをされたので、びっくりしました。こういう面白いレースをしているのでリバースグリッドも悪くはないと思います。ぼくがポールポジションを獲っても、優勝してもメディアの露出が少ない感じがします。昔、高木虎之介さんが勝ちまくってたときや連続ポールを取ってたときはすごく出てたのに、なんでぼくの場合出ないのかなと思って寂しいですね。これだけ勝ってもオートスポーツの表紙になったこともありませんし。こいうのはフォーミュラ・ニッポンに出ているみんなが思っていることなので、リバースグリッドという新しい試みを、もっとメディアの皆さんにアピールしていただけたらと思います」
決勝3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
fn_r06_r2_pc_oliveira  「2レース目もスタートが良くて、1コーナーに入るまでに6位から4位まで上がることができました。1コーナーではインサイドにいました。ここはアウトサイドにクルマがいると難しいんですが、松田選手がアウトサイドにいたので彼は幸運でしたね。5コーナー手前では前でやりあっているクルマがいて、それを見てたら本山選手がシンカンセンのようなスピードで追い抜いていってやっぱり止まりきれずに真っ直ぐ行ってしまったのもラッキーでした。その後は、前に付いていくように走っていたんですが、金石選手は抜けないと思ってたのにトラブルが出てくれて、前に出ることができました。第2レースも自分にとってはいいレースでしたね」
優勝チーム監督 舘信秀(PETRONAS TEAM TOM'S)
fn_r06_r2_pc_tachi  「今回はロッテラーにとっては重要なレースだったので、荒には申し訳ないんだけど、彼の方に気持ち的には入れ込んでいました。ロッテラーは昨日のスピンからペースを失ってしまって、がっかりしてたところを2レース目を荒が勝ってくれたので、いい気分で帰ることができます。シーズン後半、荒は練習からトップ10に入るスピードは出しているんですが、イマイチ歯車がうまく組み合わなくて結果を残してないので、リバースグリッドの2レース目とはいえ、勝ちは勝ちでいい仕事をしたので褒めてあげたいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第1レース 記者会見

優勝 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_r1_pc_duval  「いいレースでした。スタートは普通でしたが、金石選手にいいスタートを切られてしまいました。自分のクルマのバランスが良かったので、なんとか金石選手を抜くことができました。松田選手も抜こうと思ってたところでセーフティーカーが入って、退いた後は、タイヤが汚れていた関係でしばらくタイムが上げられませんでした。でもクルマのバランスが良かったので、プッシュして松田選手をオーバーテイクすることができました。夏にかけての3週間でクルマのバランスも良くなってきています。松田選手を彼のトラブルでなく抜けたのは、チームのハードワークとプッシュの結果だと思います。ランキングに関してはトップには立つのは難しいので、2位を確実に狙って行きたいと思います」
決勝2位 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_r1_pc_matsuda  「朝のフリー走行のときナカジマレーシングの2台がありえないタイムで走っていたので、燃料搭載量は解らないんですが、ぼくも頑張って走ってるのに見えないタイムだったので、不安でした。それでもそんな状況の中でクルマをアジャストをしました。スタートを決めるのが第一の仕事だったのですが、うまくいきましたね。その後デュバル選手が速いペースで迫ってきたので1ピットなのかなと思いました。ぼくの方は、昨日の予選からそうなんですが、決勝で燃料を積んだときもフルブレーキしたときにリアがロックする問題が改善されずに、リアタイヤもずるずるでした。セーフティーカーが出てくれてタイヤのヒートを抑えられたのは、ぼくにとっては幸運でした。そこから残り周回も少ないので、抜かれないように頑張ったんですけど、抑えられるような状態じゃなくて、フェアな戦いでしたけど、デュバル選手に抜かれたのは悔しいです。今回は金曜日から負けていましたね」
決勝3位 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
fn_r06_r1_pc_oliveira  「ピットストップがないレースはピット戦略がないので、スタートが重要だと思っていました。1コーナーに4位に入れたのでうまくいったかなと思います。デュバル選手について走っていたんですが、金石選手が遅くて彼がひっかかっていました。彼が金石選手を抜いたので、それに乗じてぼくも5コーナーで抜けるタイミング来たのでそこで抜いて3位に上がりました。3位に上がってからはペースをキープしていました。デュバル選手は速かったので松田選手を狙っていたんですが、同じようなペースなので、追い抜くのは難しいかなと思いました。特にハイスピードコーナーでスピードが乗らなかったので、3位という結果には十分満足しています。2レース制はドライバーにはきついですね。日曜日はスケジュールが一杯で時間がないし、午前中のフリー走行後はイベントに出なければいけないし、ランチを食べる時間もありません。いろんな環境に順応する能力も必要なので、自分が順応すればいいんですが、改善されるなら変更してほしいですね」
優勝チーム監督 中嶋悟(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_r1_pc_nakajima  「ご覧のように優勝できました。小暮君のほうはクラッチに問題があって残念でした、というところです」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝記者会見

全日本選手権クラス

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優勝 国本京佑(TDP TOM'S)
 「優勝できて嬉しいです。昨日はスタートを失敗しましたが、平常心を保てば普通にスタートできるので、それを心がけていたんですけど、正直スタート前は緊張してどきどきしていました。昨日はぼくがカルロの後ろにいて差を詰めることができなかったんですが、逆の立場になって、後ろに着けるとどこが辛いかわかっていたので、その部分で引き離すことができました。タイトル争いのことは考えていなくて、1戦1戦ベストの状態で戦うことだけを考えています」
決勝2位 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
 「難しいレースでした。今日も2位からのスタートでしたが、ホイールスピンをしてしまって前に出ることができませんでした。もてぎは抜きにくいコースなので、スタートで全てが決まってしまいましたね。レース自体、エキサイティングではなかったですがポディウムに上がれたのは良かったと思います。金曜日は難しい状態でしたが、徐々に良くなってきて、昨日も勝てて、今日も2位でポイントを取れましたし。次の富士で4位以上に入ればチャンピオンになれるそうなので、決められれば決めたいです。富士にはあまりいい思い出がないんですが、チャンピオンが決まれば、大好きなコースになると思います」
決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
 「昨日と同じ3位なんですが、昨日チームメートに離されてしまったという問題が克服できたので、満足できる3位だと思います。次の富士は開幕戦で連勝していますし、好きなサーキットなので、最後まで諦めないで全力でプッシュして行きたいと思います」
ナショナルクラス

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優勝 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
 「昨日に続き、いい流れでレースをできました。スタートを決めてリードできたので、ミスせずにレースをコントロールすれば抜かれないと思っていました。山内選手とクラスチャンピオンを争っていますが、毎戦プッシュしてポイントを積み重ねて行った結果がチャンピオンと思っていますので、今後もそうしていけばチャンピオンを獲れるのではないかと思っています」
決勝2位 山内英輝(SPILIT TOM'S)
 「今日もスタートで抜かれてしまいました。普通のスタートが切れたのに、それ以上にインペラトーリ選手のスタートが良かったです。その後は、毎周毎周プッシュし続けたんですが、終盤は少しずつ離されていってので、とても悔しく思っています。昨日と同じように走っていても何の意味もないと思ったので、昨日の夜考えてたことを試してみたんですが、それもうまくいきませんでした」
決勝3位 ザヒール・アリ(PTRS)
 「久しぶりの表彰台でした。予選が良くなかったのでスタートを重視してたんですけど、それがうまく決まって山内選手もパスできそうでしたが、ミスをして前に出ることができませんでした。それがちょっと残念でしたが、3位という結果には満足しています。次の富士は抜きやすいコースなので、もっといいレースができるのではなかと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第2レース 荒聖治が初優勝! 2位に松田次生

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦第2レースは、スタートでトップに立った荒聖治(TOM'S)がそのまま逃げ切り初優勝を飾った。2位には松田次男(IMPUL)、3位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)が入った。

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fn_r06_r2_podium

 全日本F3決勝レース中、隠れていた太陽が再びフォーミュラ・ニッポンのフォーメーションラップ直前に顔を出した。15時45分、ポールシッターの土屋武士(DANDELION)を先頭に第2レースのフォーメーションラップが始まる。第1レースで激しくクラッシュした平手晃平は、胸椎を骨折した模様で参加していない。また、伊沢拓也(ARTA)はピットスタートでピット出口に待機。ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)もガレージに入ったままだ。

 1周を回って17台のマシンがグリッドに着く。スタートではなんとポールシッターの土屋がエンジンストール。土屋をかわしつつ後続が1コーナーへ。ホールショットは予選2位の荒聖治(TOM'S)だ。2位には金石年弘(5ZIGEN)。3位にはこの混乱に乗じて7位スタートの松田次生(IMPUL)が上がってきた。4位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、5位は立川祐路(CERUMO/INGING)。

 2周目、小暮卓史(NAKAJIMA)が4コーナー立ち上がりでスロー走行。アンダーブリッジ下でマシンを止めた。

 荒が逃げる。3周終わって2位金石との差が3秒。金石以下は3位松田、4位オリベイラ、5位立川、6位本山哲(LeMans)、7位ロイック・デュバル(NAKAJIMA)とここまでが1列縦隊。4周目、デュバルが本山をかわし7位に上がった。

 6周目ブノワ・トレルイエ(IMPUL)が1コーナーでスピンアウトしてグラベルへ。これを避けようと井出もグラベルに飛び出し両者リタイアした。

 レース半分の10周を終わってトップ荒と2位金石との差は4秒2と広がった。金石が3位以下を押さえ込んでいる格好だ。松田も再三金石に仕掛けるがなかなか抜けない。

 15周目90度コーナーで2位の松田が3位金石に並びかける。しかし金石が強引に松田を押さえにかかると、その背後に4位のオリベイラ、5位の立川、6位のデュバルまでが迫る。そしてこの5台はもつれるように1コーナーから2コーナー、3コーナーから4コーナーへ。そして16周目の5コーナーでついに松田が金石の前にでた。

 17周目の1コーナーで金石がスローダウン。3位には代わってオリベイラが上がってきた。4位立川。その後方5位のデュバルも18周目にペースダウン、本山らに次々とパスされ下位に沈んでゆき、ついに堪らずピットイン。ガレージにマシンを入れリタイアとなった。

 20周目、トップ荒と2位松田の差は4秒2。少しずつ松田がトップとのタイム差を削っていくが残りは3周。21周目、この差は3秒1。22周目2秒1。

 そしてファイナルラップ。追う松田、逃げる荒。しかし、届かず。荒がフォーミュラニッポン初優勝を飾った。2位に松田、3位にオリベイラ、4位立川、5位本山。ここまでがポイント獲得で、以下松浦孝亮(DANDELION)、7位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、8位石浦宏明(LeMans)と続いた。

 次回の第7戦は8月31日、富士スピードウェイに舞台を移して争われる。果たして最終戦を残しての松田次生のチャンピオン獲得はなるか?

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第2レース結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
137荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2337'33.979
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J231.271
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J239.017
448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J2310.684
57本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2317.163
640松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E2319.350
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2320.236
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2320.643
967ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J2321.014
106吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E2328.352
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2328.873
1256伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E2329.499
1347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J2330.438
1441土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E2331.061
-------- 以上規定周回(20 Laps)完走 --------
-31ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E185Laps
-5金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E167Laps
-55井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E518Laps
-2ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J518Laps
-32小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E122Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.41 土屋武士(DANDELION) 1'36.424 (3/23) 179.26km/h

Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝 国本京佑がポールトゥウインで今季2勝目!

 全日本F3選手権第14戦は10日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした国本京佑(TOM'S)がそのまま逃げ切って優勝した。ナショナルクラスは、昨日と同様予選クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)がスタートでクラストップに立ちそのまま優勝した。

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 フォーミュラ・ニッポン決勝第1レースが始まる頃、顔を出していた太陽もすっかり隠れ、全日本F3選手権決勝のスタート時、ツインリンクもてぎの上空は再び雲に覆われた。

 14時20分、オンタイムでフォーメーションラップが始まる。1周を回って全車グリッドに整列。スタートが切られた。

 スタートを制したのはポールポジションの国本京佑(TOM'S)。2位に予選順位のままカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)、3位も同じく井口卓人(TOM'S)。今日の国本はトップをヴァン・ダムに譲らなかった。4位、5位はホンダ勢の中山友貴(Real)とスタートで一つ順位を上げた山本尚貴(Real)、6位に中山にかわされたケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。

 ナショナルクラスは、またしてもアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が、クラス予選トップの山内英輝(TOM'S)をかわしてトップで1コーナーに。山内はクラス2位、クラス3位には予選クラス5位のザヒール・アリ(PTRS)が上がってきた。

 レースはトップ3台が1秒前後の間隔で、4位以下を引き離す展開となる。

 11周目カルロ・ヴァン・ダムが1'47.698でそれまで国本がマークしていたファステストラップを逆転。14周目、には国本が1'47.693とヴァン・ダムからファステストラップを奪い返した。しかし16周目、今度は井口卓人が1'47.603でファステストラップタイムを更新した。F3はファステストラップにも1ポイント与えられるため、コース上の順位以外にこのトップ3台によるファステストラップの攻防が興味深い。

 レース終盤に向けてトップの国本がペースアップ。13周目には2位ヴァン・ダムとの差が2秒以上に開いた。3位井口はさらにヴァン・ダムの後方1秒差。4位の山中までは8秒弱と大差になった。

 レースはこのまま終了。7周目に9位の安田裕信が8位の嵯峨宏紀をパスした以外、順位の変動がないという退屈なレースとなった。優勝は国本、2秒9遅れて2位にヴァン・ダム、3位に井口と昨日と同様トムスの1-2-3。ヴァン・ダムのチャンピンはこのレースでは決まらなかった。

 ナショナルクラスも、スタート順位のまま。クラストップにインペラトーリ、僅差の2位に山内、3位にアリが入った。

 次回第15戦、16戦は富士スピードウェイに舞台を移して8月30、31日に行われる。恐らくヴァン・ダムのドライバーズチャンピンが決まるであろう富士に注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/10) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2036'09.958
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE202.904
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE203.659
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2013.073
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2015.985
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE2019.055
72C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C2021.086
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V2021.987
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2025.000
1020Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2049.443
1138N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE2049.976
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2052.213
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE2056.691
1463N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE2057.201
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE191 Lap 
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE191 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap: CarNo.37 井口卓人(TDP TOM'S) 1'57.603 (16/20) 160.64km/h

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第1レース ロイック・デュバルが逆転優勝!

 フォーミュラ・ニッポン第6戦決勝第1レースが10日、ツインリンクもてぎで行われた。レースは、セーフティーカーが入る荒れた展開のなか、予選2位からスタートしたロイック・デュバル(NAKAJIMA)がペースカーが退いた後、トップを走る松田次生(IMPUL)をパス。今シーズン2勝目を飾った。

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 決勝レースの行われるもてぎは朝から曇り。しかし午後になって時々太陽も顔を覗かせるようになった。正午過ぎの気温は31度、路面温度は39度だが、フォーメーションラップ時にはさらに上昇するものと思われる。12時45分、第1レースのフォーメーションラップが始まった。全車1周を回ってグリッドに着く。

 スタートを制したのはポールシッターの松田次生(IMPUL)。予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)はスタートをミス。素晴らしいロケットスタートを決めたのは予選5位の金石年弘(5ZIGEN)でロイック・デュバル(NAKAJIMA)、石浦宏明(LeMans)の横をすり抜け2位に躍り出た。3位はデュバル、4位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、5位に立川祐路(CERUMO/INGING)、小暮は6位に落ちた。

 後方では予選8位のロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)と本山哲(LeMans)が接触。クインタレッリはコースアウトしてリタイア。本山はピットインしてノーズを交換した。また、横溝直輝(KONDO)が2ndアンダーブリッジでストップしてリタイア。ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)もピットインしてタイヤを4本交換した。

 3周目、トップ松田と2位金石の差は1秒強。金石以下は混戦だ。3位のデュバルが金石に仕掛けるがインを閉められてなかなか抜けない。その間、松田は後方との差を広げ始める。

 7周目の3コーナー、再三のアタックを仕掛けていたデュバルが金石のインを差し、ついに2位に躍り出た。金石は続くコーナーで、4位のオリベイラ、5位の立川にもかわされ5位に落ちた。

 2位に上がったデュバルのタイムがトップ松田より0.8秒ほど速い。3秒ほどあった差は急速に縮まり、10周を過ぎたあたりでテールトゥノーズとなった。

 ここで大きなアクシデントが発生! 15周目、5コーナー手前のストレートで、伊沢拓也(ARTA)をかわそうとした平手晃平(IMPUL)のマシン接触。平手のマシンは伊沢の後輪に乗り上げて宙を舞い、5コーナーのグラベルを飛び越えてウォールに激突した。この接触でパーツがトラック上に散乱したため、セーフティーカーがコースに導入された。平手と伊沢はリタイア。

 19周を回ってセーフティーカーがピットイン。レースが再開された。トップは松田、2位デュバル、3位オリベイラ、4位立川、5位小暮、6位金石、7位荒聖治(TOM'S)、8位土屋武士(DANDELION)の順で1コーナーへ。

 再スタート後、開いていたトップの松田と2位デュバルの差が縮まり始める。そして、25周目の90度コーナーでデュバルが松田のインを差し、ついにトップに立った。松田は2位に落ちる。

 レースはこのまま34周を走って終了。トップ、デュバルは松田をパスしてからはペースアップ、結局2位以下を6秒以上離して優勝した。2位に松田、3位にオリベイラ、4位は小暮の追撃をかわした立川、5位にその小暮、6位金石、7位荒。

 レース終盤を盛り上げたのは第2レースのポールポジションとなる8位争い。セーフティーカー導入時にピットインしてタイヤを交換した本山がニュータイヤで最後尾から前車を次々とパス。ついに29周目の1コーナーで前を走る松浦孝亮(DANDELION)をパスして9位に上がると次は8位の土屋に狙いを定める。本山は32周目で土屋のテールに張り付くと各コーナーで土屋に仕掛ける。しかし、ファイナルラップに入っても土屋に巧みにかわされ抜けず。土屋が8位。本山の2戦連続第2レースポールポジションの夢は費えた。

 この優勝でデュバルは選手権ポイントでアンドレ・ロッテラー(TOM'S)と並んで同ポイントの2位となった。

 第2レース決勝は15時45分より23周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ決勝第1レース結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Race 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E3459'23.652
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J346.146
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J347.840
448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J349.104
532小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E349.394
65金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E3423.843
737荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J3426.021
841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E3426.256
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J3426.513
1040松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E3431.724
1136アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J3435.223
1255井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E3437.848
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J3438.411
146吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E3439.172
152ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J3459.711
-------- 以上規定周回(30 Laps)完走 --------
-56伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1420Laps
-20平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1420Laps
-*67ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1321Laps
-3横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J133Laps
-47ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J034Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.67 ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING) 1'36.793 (5/13) 178.58km/h
  • 第5コーナーにおけるクラッシュ及び清掃のため、15周終了時から3周回セーフティーカーを導入した。
  • CarNo.67は、2008年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条12.6)(ピット作業違反)により訓戒とした。

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行2回目 横溝直輝がトップタイム、松田次生は7位

 8時15分、予定通り日曜日朝のフリー走行が始まった。もてぎは曇りで太陽は顔を見せていないが、今日も蒸し暑い1日になりそうだ。

 序盤、昨日の予選で惜しくも2位の小暮卓史(NAKAJIMA)が、1分35秒534でトップに立ち、上位陣は35秒台後半でのフリー走行が推移する。

fn_r06_f2_yokomizo  中盤、横溝直輝(KONDO)が、1分34秒441でトップに立つ。2位にはロイック・デュバル(NAKAJIMA)が上がり、小暮は3位とナカジマ勢が2-3。4位がロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、5位伊沢拓也(ARTA)、6位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、ポールポジションの松田次生(IMPUL)は1分35秒824とトップから1秒383の遅れの7位。

 終盤、昨日朝のフリー走行と同じく、中盤からタイムアップするドライバーはほとんどいない。上位陣はそのままの順位でフリー走行が終了した。

 全般的にトラックが滑りやすそうで、スピン、コースアウトをするマシンも多く、終了5分前にはブノワ・トレルイエ(IMPUL)が3コーナーでコースアウト。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラも終了直前にスピンをしてしまった。

 午後からの、第1、第2レースで松田が連勝し、ロッテラーが無得点、平手晃平(IMPUL)が8点以下、デュバルが10点以下なら残り2戦を残して松田の年間ドライバーチャンピオンが決定する。注目の決勝は12時45分より第1レースが34周で、15時45分より23周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
13横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.441--183.02
231ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'34.5590.1180.118182.80
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'34.7560.3150.197182.42
467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.1760.7350.420181.61
556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'35.3850.9440.209181.21
636アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'35.6521.2110.267180.71
71松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'35.8241.3830.172180.38
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'35.9031.4620.079180.23
947ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.9541.5130.051180.14
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'35.9961.5550.042180.06
117本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'36.0201.5790.024180.01
124ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'36.0781.6370.058179.91
1355井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'36.1751.7340.097179.72
1448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'36.1901.7490.015179.70
1520平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'36.2361.7950.046179.61
1640松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'36.2781.8370.042179.53
172ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'36.3871.9460.109179.33
1841土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'36.4031.9620.016179.30
195金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'36.5242.0830.121179.07
206吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'37.5643.1231.040177.17
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝 記者会見

全日本選手権クラス

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優勝 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
 「楽しかったです。スタートに集中していました。2位でしたのでラインが滑りやすかったのですが、うまくジャンプアップできました。ここは抜きにくいのでスタートでうまくいったことが全てだと思います。レース中はクルマもいいフィーリングで、ペースも良くて、ギャップも築けました。最後まで勝利の確信はもてませんでしたので、最後までプッシュして走りました」
決勝2位 国本京佑(TDP TOM'S)
 「せっかくポールポジションを獲れたのに、スタートは失敗してないんですけど、カルロがぼくよりもいい反応で、今日は負けてしまいましたね。レースは毎週プッシュしていたんですけど、ぼくよりもカルロが速くて、最後は離されてしまいました。明日もポールポジションからのスタートなので、普通にスタートを切れれば今日のような結果にならないと思います。明日は必ず優勝します」
決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
 「スタートは上位3台とも同じような状況で、差が付くこともなくスタートできました。レース中は、チームメート2台との差が広がってしまって、それが一番大きな問題でした。後ろにからも迫られていましたが、もてぎは抜きにくいサーキットなので、それは考えずに、自分なりにプッシュはしてなんですけど、前との差が広がってしまった感じです。練習中からドライビングの問題でチームメートとの差があって、それをレース中にいろいろ考えて試した結果、最後はタイムが安定しました。明日もクラス2位からのスタートですが、後ろに落ちてしまうともてぎでは前のクルマをパスできないので、スタートでいかに前に出るかが重要ですね」
ナショナルクラス

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優勝 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
 「いいレースでした。カルロと同じでスタートが重要だと思っていたので、うまくいって、良かった。前半はプッシュして後ろとのキャップを稼ごうと思っていましたが、それができないことがわかった時点で、勝つよりも安定したペースでポイントを狙いに行ってたんです」
決勝2位 山内英輝(SPILIT TOM'S)
 「スタートは普通に切れたんですが、インペラトーリ選手のほうがスタートがよくて、前に出られて、その結果がこの2位ということです。明日は前に出れればそのままゴールできて全然負けないと思います。スタートに集中していきたいと思います」
決勝3位 松下昌揮(AIM SPORTS)
 「今年は、スタートしか見せ場がないのです。今日も1台パスすることができて、ポジションが上がりました。予選からデフのトラブルが出ていてメカニックは予選で治してくれたんですけど、50秒台に落ちたラップからその症状が出てきたみたいです。クルマのバランスは悪くなかったので、前のクルマについていけなくて残念でした。抜かれるとは思ってなかったんですが、後ろで2台がやりやってくれたので、3位でもしかたがないかなと思います。これで5回連続でポディウムに乗っているので、明日も乗りたいですね」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ 予選記者会見

ポールポジション 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
fn_r06_q_pc_matsuda 「昨日の練習から小暮選手に見えないようなタイムを出されてたような状況から、エンジニアと相談しながらいろいろと妥協点を見出して、今朝は少し良くなりました。リアのブレーキがナーバスでブレーキがロックする状況でしたが、1分33秒台に入る自信はありました。でも、リアがロックするのを改善できれば、小暮選手に近いタイムが出せるんじゃないかと思っていました。データーを見ながら、エンジニアとぼくとでいろいろ考えていて、それが最後の予選でうまくはまったので、すごく嬉しいです。気温が下がってタイヤの暖め方が難しかったので、もう1周行こうかと迷いました。ターゲットが小暮選手なんで、彼の後にピットアウトしました。小暮選手には、負けるかも知れないと思いましたが、ぼくの感じだと2周目は1周目にタイヤを使いすぎるとだめだったので、守れるんじゃないかという感じはありました。明日はナカジマレーシングの2人が後ろにいて、ナカジマレーシングのほうがクルマは決まっている感じがあるので手ごわいですが、スタートを決めて負けないように頑張ります」
予選2位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_q_pc_kogure  「いままで松田選手にとどかなかったんですが、走り初めからバランスをとっていくうちに、クルマが自分の思うようなフィーリングになってきました。Q3では路面温度が下がったのでセッティングをアジャストしたんですけど、フロントタイヤの温め方が難しくてアンダーが強く出てしまいました。タイム差が0.1秒もなかったので、長い間レースをやってきたなかでも悔しい予選です。リアタイヤがV字やヘアピンで全然トラクションがかからなくて、それでもクルマの向きは変わるので、姿勢は作れるんですけど、最終コーナーの縁石にタイヤをひっかけすぎて、タイヤの内側が汚れ、これが次のコーナーで外側にくるのでアクセルを踏むのが遅れてしまいました。それでもベストの走りはできたと思います。チームもいい流れできていますし、明日はポジション的には悪くないので、今シーズン初の表彰台と優勝を目指して頑張ります」
予選3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
fn_r06_q_pc_duval  「昨日1日でクルマを良くできなかったので、ポールポジションが取れないのは昨日の時点で決まっていたと感じています。ただ今日午前中、若干クルマが良くなったので、そういう意味では、予選3位に入れて自分としては満足しています。予選でロッテラー選手が後ろに下がったし、チャンピオンシップのランキング2位を狙っているので、チャンピオンシップのためにも明日はいいレースができればと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝 カルロ・ヴァン・ダムが今季6勝目で年間チャンピオンに王手!

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 全日本F3選手権第13戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、スタートでトップに立ったカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)がそのまま逃げ切り今季6勝目を飾った。ナショナルクラスもスタートで前に出たアレキサンドラ・インペラトーリが逃げ切り今季4勝目を飾った。

 フォーミュラニッポンQ3終了間際にぱらぱらと降った雨も上がり気温も下がり気味となった15時35分、全日本F3第13戦決勝のフォーメーションラップが始まる。各車1周を回ってグリッドにロックオン。

 スタートを制したのは予選2位のカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)。決して悪くないスタートを切ったポールポジションの国本京佑(TOM'S)のイン側からするすると前に出、1コーナーでホールショットを奪った。2位には国本、3位に井口卓人(TOM'S)、4位に中山友貴(Real)、5位に山本尚貴(Real)、6位にケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。

 レース中盤まではトップ、ヴァン・ダムと2位国本は1秒程度の差。しかしその後、国本との差を徐々に開き始め10周過ぎには2秒差まで広がった。ヴァン・ダムは、13周目にはこのレースのファステストラップも叩き出し、終わってみれば規定周回の14周を走って2位との差を3秒6まで広げて磐石の今季6勝目を飾った。2位には国本が3位は井口が入り、いつもの見慣れたトムス1-2-3という結果となった。4位以降もスタート順のままで4位に中山、5位に山本、6位にコッツォリーノと退屈なレースになってしまった。

 ナショナルクラスは、またしても予選クラストップタイムの山内英輝(TOM'S)が同クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)にかわされ、結局このままの順位でゴールを迎えることとなった。クラス優勝はインペラトーリ、2位に山内、3位には松下昌揮が入った。

 優勝のヴァン・ダムは2位以下との選手権ポイントをさらに広げ、明日にも年間チャンピオンの決まる可能性が高くなった。明日の第14戦は、14時20分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008/08/09) Knock Out Total Weather:Fine-Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.7251'33.5891'33.338
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.6811'33.4041'33.394
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.8981'33.7831'33.718
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4851'33.9691'33.835
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0061'34.0301'33.849
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2521'34.1581'33.973
748立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.5301'34.1571'34.005
847ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.1181'33.6701'34.672
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4711'34.159
103横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2691'34.164
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.3221'34.206
1237荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4301'34.340
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'34.5461'34.350
1467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.2961'34.462
1520平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'34.5051'34.510
162ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.652
1740松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.670
18*36アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.728
196吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.090
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'36.168
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • CarNo.36は、2008年ツインリンクもてぎ4輪一般競技規則書第38条~2)違反により、訓戒とする。(Q1)

Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1425'03.741
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE143.685
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE148.697
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1416.530
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1417.422
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1418.984
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1421.884
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1422.388
920Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1438.697
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1439.171
1118N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1446.615
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1447.698
1319Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1448.604
1474N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE141'22.451
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE131 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
-12C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V014 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S) 1'46.472 (13/14) 162.34km/h

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウト予選 松田次生、薄氷の6連続ポールポジション!

fn_r06_q_matsuda  フォーミュラ・ニッポン第6戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝でのグリッドを決めるノックアウト予選を行い、松田次生(IMPUL)が小暮卓史(NAKAJIMA)の追撃をかわし、開幕からの6連続ポールポジションを獲得した。

 明日の決勝グリッドを決めるノックアウト予選は定刻14時より始まる。ツインリンクもてぎ上空には強いが吹き始め、体感温度だけでなく、実際の気温も下がってきたようだ。

ノックアウトQ1

 まずは、全車フリー走行で使用したと思われるユーズドタイヤでコースイン。Q1中盤では、荒聖治(TOM'S)が1分34秒570でトップタイム。2位にアンドレ・ロッテラー(TOM'S)とトムス1-2。3位にロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、4位に連続ポールのかかる松田次生(IMPUL)がつけている。

 Q1終了5分前、小暮卓史(NAKAJIMA)がニュータイヤに履き替え他車に先駆けてタイムアタックを開始。1分33秒681を叩き出しトップに立った。

 Q1終了間際、他のマシンもニュータイヤを投入してのタイムアタックが始まる。アンドレ・ロッテラーが各セクターでベストタイムを更新して最終ビクトリーコーナーに差し掛かるがなんと、ここでコースアウト。ピットには戻ってきたがタイムアウトで再アタックできず。

 この間、松田が1分33秒725を出したが、小暮には僅差で届かず2位。3位にはロイック・デュバル(NAKAJIMA)がつけた。

 結局、このQ1でドライバーズポイントで2位につけているロッテラーがノックアウト。他にはブノワ・トレルイエ(IMPUL)、松浦孝亮(DANDELION)、吉本大樹(5ZIGEN)、井出有治(ARTA)がこのセッションで消えた。

ノックアウトQ2

 10分間のインターバルの後、14時30分、10分間で争われるQ2が始まる。このセッションは全車ニュータイヤを履いてワンアタックでの争いとなる。

 トップタイムは、小暮で1分33秒404。ここでも松田は1分33秒589と僅差で2位に甘んじた。いよいよ松田の6連続ポールポジションに黄信号か?

 ルーキーでここまで全てQ3まで進出していた前戦第2レース優勝者、平手晃平(IMPUL)がアタックに失敗しこのQ2で消えた。

ノックアウトQ3

 Q2終了後、もてぎ上空に雲が広がってきた。近くでは大雨が降っているとの情報もあり、Q3での空模様が心配される。

 ここでも10分間、ワンアタックでの争いになると思われる。開始5分過ぎ、小暮のコースインを見て松田も追う様に小暮の後ろにつける。小暮、松田の順にタイムアタック開始。アタックラップを回って小暮がコントロールラインを通過。1分33秒636。その直後、松田もコントロールラインを通過。1分33秒338。松田、ついにこの最終セッションでトップに立った!

 しかしこれで終わらない。小暮が計測2周目もアタックを継続。なんとこのセッションベストとなるタイムでセクタ1、セクタ2、セクター3を通過。そしてセクター4。観衆注目のなか、コントロールラインを通過した。1分33秒394……。最終セクターでタイヤが終わったのか惜しくも逆転はならなかった。

 これで松田次生が辛くも6連続ポールポジションを達成。連続ポールポジションの記録を更新するとともに、高木虎之介の持つ年間ポールポジション記録に並んだ。

 3位にはデュバルが、4位には石浦宏明(LeMans)、5位には金石年弘(5ZIGEN)と続いた。

 10日、明日の決勝は12時45分より第1レースが34周で、15時45分より23周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウトQ3結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.338--185.19
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.3940.0560.056185.08
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.7180.3800.324184.44
48石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.8350.4970.117184.21
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'33.8490.5110.014184.18
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'33.9730.6350.124183.94
748立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.0050.6670.032183.87
847ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.6721.3340.667182.58
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウトQ2結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.404--185.06
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.5890.1850.185184.69
347ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'33.6700.2660.081184.53
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.7830.3790.113184.31
58石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.9690.5650.186183.94
65金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0300.6260.061183.82
748立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.1570.7530.127183.58
84ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.1580.7540.001183.57
---- 以上Q2進出 ----
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.1590.7550.001183.57
103横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.1640.7600.005183.56
1141土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.2060.8020.042183.48
1237荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.3400.9360.134183.22
1356伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'34.3500.9460.010183.20
1467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.4621.0580.112182.98
1520平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'34.5101.1060.048182.89
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎノックアウトQ1結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.681--184.51
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.7250.0440.044184.42
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.8980.2170.173184.08
45金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0060.3250.108183.87
547ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.1180.4370.112183.65
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2520.5710.134183.39
73横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2690.5880.017183.36
867ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.2960.6150.027183.31
941土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.3220.6410.026183.25
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4300.7490.108183.05
117本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4710.7900.041182.97
128石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.4850.8040.014182.94
1320平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'34.5050.8240.020182.90
1448立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.5300.8490.025182.85
1556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'34.5460.8650.016182.82
---- 以上Q2進出 ----
162ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.6520.9710.106182.62
1740松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.6700.9890.018182.58
1836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.7281.0470.058182.47
196吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.0901.4090.362181.77
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'36.1682.4871.078179.74
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第13,14戦予選 国本京佑が初のポールポジションを決める!

 全日本F3第13,14戦予選が9日、ツインリンクもてぎで行われ、国本京佑(TOM'S)が両戦とも自身初のポールポジションを獲得した。

 全日本F3予選は、11時15分より30分間にわたって行われた。全日本クラスが30分間、ナショナルクラスが開始から20分間での争いとなる。

 開始早々、全車がコースイン。最初の10分過ぎたあたりでトップタイムをマークしたのはカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)でタイムは1分46秒927。2位には国本京佑(TOM'S)が1分47秒183と僅差で続き、3位には中山友貴(Real)と4位の井口卓人(TOM'S)のトムス勢の間に入った。

f3_r13_yamauchi  全日本クラスは各車5~6周走行して一旦ピットに戻り、ナショナルクラスの予選終了後、最後の10分間にかける。そのナショナルクラスは、山内英輝(SPILIT TOM'S)が1分48秒654でトップに立ち、2位には僅差でアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)。3位には安岡秀徒(ルボーセ)が入った。

f3_r14_q_kunimoto  予選終了前10分、ここから全日本クラスのみでのアタックが始まる。ここで魅せたのは国本。1分46秒112、1分46秒311と立て続けに素晴らしいタイムを叩き出し、第14戦(ベストタイム順)、第13戦(セカンドベストタイム順)とも全日本F3自身初のポールポジションを決めた。ポイントリーダーでこのもてぎラウンドの結果如何でチャンピオンが早くも決定するヴァン・ダムは両戦とも2位に甘んじた。3位にはやはり両戦とも井口卓人がつけ、またしてもトムスの1-2-3の予選結果となった。

 第13戦決勝は本日午後15時35分より14周で、第14戦決勝は明日14時20分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第14戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.112--162.89
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.2340.1220.122162.71
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.4600.3480.226162.36
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.8550.7430.395161.76
533Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.8890.7770.034161.71
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.9520.8400.063161.61
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.2241.1120.272161.20
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'47.4021.2900.178160.94
912C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'47.5691.4570.167160.69
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.6542.5421.085159.08
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.6892.5770.035159.03
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'49.0802.9680.391158.46
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'49.1593.0470.079158.35
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.2873.1750.128158.16
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE1'51.5945.4822.307154.89
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'52.5406.4280.946153.59
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.89510.7834.355147.87

Japanese F3

JF3:第13戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 13 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
136C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.311--162.59
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.3550.0440.044162.52
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.6670.3560.312162.05
48C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.8840.5730.217161.72
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'47.0410.7300.157161.48
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.3401.0290.299161.03
762C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.3941.0830.054160.95
812C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'47.5841.2730.190160.66
92C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'47.8031.4920.219160.34
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.7792.4680.976158.90
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.9342.6230.155158.67
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'49.4393.1280.505157.94
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'49.4513.1400.012157.92
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.5383.2270.087157.80
155N久保田 克昭プラネックスF306DALLARA F3063S-GE1'51.5955.2842.057154.89
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'52.5496.2380.954153.58
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'57.08810.7774.539147.62
  • 2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第26条6.により、セカンドタイムに基づき順位を決定した。

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目 松田次生の連続ポール阻止なるか? 小暮卓史がトップタイム!

 フォーミュラ・ニッポン第6戦は9日、ツインリンクもてぎで土曜日朝のフリー走行1回目を行い、このコースを得意とする小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)がトップに立った。

fn_r06_f1_kogure  10時30分定刻、フォーミュラ・ニッポン1回目のフリー走行が始まった。立秋を過ぎたもののツインリンクもてぎは朝から残暑が厳しい。開始早々、本山哲(LeMans)、伊沢拓也(ARTA)、吉本大樹(5ZIGEN)、ロニー・クンタレッリ(CERUMO/INGING)あたりが走行を開始するが、数周を走ったのみでピットイン。他のドライバーはタイヤを温存するためか走行を控えている模様だ。トップタイムは本山の1分35秒116。

 30分のフリー走行中盤、ほぼ全てのドライバーがコースイン。小暮卓史(NAKAJIMA)が1分33秒932でトップに立った。以下、横溝直輝(KONDO)、荒聖治(TOM'S)、ロイック・デュバル(NAKAJIMA)、アンドレ・ロッテラー(TOM'S)と続き、6連続ポールポジションを狙う松田次生(IMPUL)は6位あたりにつけている。

 フリー走行終盤、各車走行を続けるが予選に向けてのシミュレーションを行う様子はない。いつものように終了間際のタイム更新はされず、上位陣のタイムは中盤から動かず。高温のため、各チームニュータイヤを温存する作戦に出たようで、いつになくしまらないフリー走行になってしまった。

 決勝のスタートグリッドを決めるノックアウト予選はこの後、14時より行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第6戦もてぎフリー走行1回目結果

Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008/08/09) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'33.932--184.02
23横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.3750.4430.443183.15
337荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4300.4980.055183.05
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMA RACINGHONDA HF386E1'34.4690.5370.039182.97
536アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.4770.5450.008182.95
61松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.5280.5960.051182.86
78石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.7290.7970.201182.47
867ロベルト・ストレイトSTONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'34.7590.8270.030182.41
95金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.8250.8930.066182.28
1041土屋 武士DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'34.8620.9300.037182.21
112ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'35.0061.0740.144181.94
124ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'35.0231.0910.017181.90
137本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'35.1161.1840.093181.73
1420平手 晃平TP checker IMPULTOYOTA RV8J1'35.1341.2020.018181.69
1556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'35.3941.4620.260181.20
166吉本 大樹SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.5201.5880.126180.96
1747ロニー・クインタレッリCERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.5261.5940.006180.95
1840松浦 孝亮DoCoMo TEAM DANDELION RACINGHONDA HF386E1'35.5941.6620.068180.82
1948立川 祐路CERUMO / INGINGTOYOTA RV8J1'35.7411.8090.147180.54
2055井出 有冶AUTOBACS RACING TEAMHONDA HF386E1'35.9822.0500.241180.09
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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