公式予選1回目で2分07秒474とダントツのタイムを叩きだし、暫定ポールを獲得した#100RAYBRIG
NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)にグリッド10番降格との裁定が下されていることがわかった。
これは2008スーパーGTスポーティングレギュレーション第11条10(GT500使用エンジンの制限)に基づく処置で、
第6戦を前にエンジン交換を行ったことによる。
この結果、100号車は仮に午後のスーパーラップでポールタイムを記録しても11番手スタートとなり、5位以下なら最後尾スタートとなる。
同時に、予選11番手と惜しくもスーパーラップ進出を逃した#38ZENTセルモSC430(立川祐路/リチャード・ライアン組)
もGTAブルテンNo.026-Tにより、予選結果に関わらずピットスタートとすることが決定している。
こちらはチームよりシャシー交換の申請が出されたことによるもの。
本来シャシーは2シーズン連続使用が義務付けられているが、
38号車は昨年の第7戦オートポリスでクラッシュした際にシャシーを大破しており、その後も修復を行って同じシャシーで参戦していた。
しかし今回、チームセルモより「クラッシュのダメージが完全に修復できてないと推定、
継続使用すると重大な問題が起こることが懸念されるため、安全上の理由からシャシーを交換したい」旨の申請があり、
シャシーコンストラクターであるトヨタテクノクラフト(TRD)からも
「再度クラッシュがあった場合にシャシーの安全性を保障することが困難で、現状が非常に危険な状態と判断している。
再度の修復を行ってもコンストラクターとして設計の初期強度への回復が保証出来かねる。」との見解と
「大クラッシュ歴のないシャシーに交換を行う必要がある」との付帯意見も提出されたため、安全性確保の観点からこれを認めたものだ。
38号車は第6戦への参加条件として
1.シャシー交換後に最初に参加する競技会の公式競技車両検査において、テクニカルデレゲートの確認を受けること。
2.シャシー交換後に最初に参加する競技会の決勝レースは、ピットスタートとする。
を受け入れ、今回のレースをピットスタートで戦うこととなった。
なお、#100、#38の両者とも、この予選で獲得したポイントはそのまま有効となる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO
2008スーパーGT第6戦、ポッカ1000kmの公式予選一回目はウェットコンディションの下で行われ、#100RAIBRIG
NSX(井出有治/細川慎弥/松浦孝亮組)が暫定ポールを獲得。
GT300クラスは#77クスコDUNLOPスバルインプレッサ(山野哲也/佐々木孝太組)がAWDの強みを生かしてトップタイムを記録した。
今年も伝統の1戦、鈴鹿1000km耐久レースの季節がやってきた。
スーパーGTシリーズの1戦に組み込まれてから3年目を迎える今年の公式予選は朝からあいにくの雨。
ウェット宣言が出される中、午前9時50分より各クラス専有20分、混走20分の計1時間のセッションが開始された。
各車とも当初は深溝タイヤを装着してのタイムアタックを強いられることとなったが、
GT500の専有走行が開始されて10分もすると雨は止み、路面コンディションも徐々に回復してきたため、
浅溝タイヤに履き替えるチームが相次ぎ、混走終了まで目が離せない緊迫した戦いとなった。
GT500クラスは当初#23ザナヴィニスモ、#12カルソニックらのGT-R勢が相次いでトップタイムを記録していたが、
コンディションが良くなるにつれてNSX勢がペースを上げ、専有開始13分で#1ARTAを駆るラルフ・
ファーマンが2分08秒703でトップに躍り出た。
しかし専有走行が終了してGT300との混走が始まっても浅溝タイヤでのアタックは続き、
#17リアルNSXの金石年弘が2分08秒421、#22モチュールGT-Rのミハエル・
クルムが2分07秒753と立て続けにトップタイムを塗り替えていく。
更に残り時間2分30秒で#100レイブリックNSXの井出有治が2分07秒616、
2分07秒474と立て続けにタイムを更新してこのセッションのトップを奪った。
GT300クラスはウェットコンディションに絶対の自信を誇る全輪駆動のインプレッサが終始好タイムを記録、
追いすがる#43ARTAガライヤを振り切って山野哲也が2分22秒432を混走セッションで叩き出して暫定ポールを獲得した。
また、フォーミュラニッポン第6戦で負傷した平手晃平に代わって大嶋和也がドライブする#95ライトニング・
マックイーンMR-Sが3番手に入り、前年チャンピオンの貫禄を見せた。
スーパーGT第6戦の公式予選2回目は午後2時40分から、スーパーラップは午後3時25分より行われる。
Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA
37th INTERNATIONAL POKKA 1000km -RIJ- (2008/08/23) Qualifying 1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 AUTOBACS SUPER GT Round 6 鈴鹿サーキット 5.807km
Pos | Class | Cls Pos | No | Car Maker Model | Driver | Tire | Wh | Time | Behind | Gap | km/h |
1 | 500 | 1 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | 井出 有冶 細川 慎弥 松浦孝亮 | BS | 10 | 2'07.474 | - | - | 163.996 |
2 | 500 | 2 | 22 | MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R | ミハエル・クルム 柳田 真孝 ドミニク・シュワガー | BS | 20 | 2'07.753 | 0.279 | 0.279 | 163.638 |
3 | 500 | 3 | 17 | REAL NSX HONDA NSX | 金石 勝智 金石 年弘 塚越広大 | BS | 5 | 2'08.421 | 0.947 | 0.668 | 162.788 |
4 | 500 | 4 | 1 | ARTA NSX HONDA NSX | ラルフ・ファーマン 伊沢 拓也 | BS | | 2'08.457 | 0.983 | 0.036 | 162.741 |
5 | 500 | 5 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R NISSAN GT-R | 松田 次生 セバスチャン・フィリップ | BS | +1 | 2'08.706 | 1.232 | 0.249 | 162.427 |
6 | 500 | 6 | 36 | PETRONAS TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー カルロ・ヴァン・ダム | BS | 30 | 2'08.755 | 1.281 | 0.049 | 162.364 |
7 | 500 | 7 | 35 | 宝山 KRAFT SC430 LEXUS SC430 | ピーター・ダンブレック 片岡 龍也 脇阪薫一 | BS | 30 | 2'08.917 | 1.443 | 0.162 | 162.160 |
8 | 500 | 8 | 23 | XANAVI NISMO GT-R NISSAN GT-R | 本山 哲 ブノワ・トレルイエ ファビオ・カルボーン | BS | 55 | 2'08.984 | 1.510 | 0.067 | 162.076 |
9 | 500 | 9 | 6 | ENEOS SC430 LEXUS SC430 | 飯田 章 ビヨン・ビルドハイム ロベルト・ストレイト | BS | | 2'09.046 | 1.572 | 0.062 | 161.999 |
10 | 500 | 10 | 18 | TAKATA 童夢 NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 110 | 2'09.112 | 1.638 | 0.066 | 161.915 |
11 | 500 | 11 | 38 | ZENT CERUMO SC430 LEXUS SC430 | 立川 祐路 リチャード・ライアン | BS | 55 | 2'09.144 | 1.670 | 0.032 | 161.875 |
12 | 500 | 12 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 平中 克幸 | DL | | 2'10.241 | 2.767 | 1.097 | 160.512 |
13 | 500 | 13 | 39 | DENSO DUNLOP SARD SC430 LEXUS SC430 | 高木 虎之介 アンドレ・クート 嵯峨 宏紀 | DL | +2 | 2'10.359 | 2.885 | 0.118 | 160.366 |
14 | 500 | 14 | 24 | WOODONE ADVAN Clarion GT-R NISSAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 荒 聖治 | YH | 35 | 2'11.514 | 4.040 | 1.155 | 158.958 |
15 | 500 | 15 | 25 | ECLIPSE ADVAN SC430 LEXUS SC430 | 土屋 武士 石浦宏明 | YH | 20 | 2'11.961 | 4.487 | 0.447 | 158.420 |
16 | 500 | 16 | 3 | YellowHat YMS TOMICA GT-R NISSAN GT-R | ロニー・クインタレッリ 横溝直輝 | BS | +1 | 2'12.058 | 4.584 | 0.097 | 158.303 |
17 | 300 | 1 | 77 | クスコDUNLOPスバルインプレッサ SUBARU IMPREZA | 山野 哲也 佐々木孝太 | DL | 40 | 2'22.432 | 14.958 | 10.374 | 146.773 |
18 | 300 | 2 | 43 | ARTA Garaiya ASL Garaiya GT300VQ | 新田 守男 高木 真一 峰尾 恭輔 | MI | 85 | 2'23.271 | 15.797 | 0.839 | 145.914 |
19 | 300 | 3 | 95 | ライトニング マックィーン apr MR-S TOYOTA MR-S | 大嶋和也 国本 京佑 坂本 雄也 | MI | 35 | 2'23.583 | 16.109 | 0.312 | 145.597 |
20 | 300 | 4 | 2 | プリヴェKENZOアセット・紫電 MOONCRAFT SHIDEN MC | 高橋 一穂 加藤 寛規 吉本 大樹 | YH | 20 | 2'23.919 | 16.445 | 0.336 | 145.257 |
21 | 300 | 5 | 46 | MOLA レオパレス Z NISSAN FAIRLADY Z | 星野 一樹 安田 裕信 | MI | 75 | 2'24.064 | 16.590 | 0.145 | 145.111 |
22 | 300 | 6 | 19 | ウェッズスポーツIS350 LEXUS IS350 | 織戸 学 阿部翼 関口 雄飛 | YH | 10 | 2'24.418 | 16.944 | 0.354 | 144.755 |
23 | 300 | 7 | 81 | ダイシン ADVAN Z NISSAN FAIRLADY Z | 青木 孝行 藤井 誠暢 | YH | 30 | 2'24.920 | 17.446 | 0.502 | 144.253 |
24 | 300 | 8 | 66 | triple a ムルシェRG-1 LAMBORGHINI MURCIELAGO RG-1 | 山西 康司 余郷 敦 | YH | +2 | 2'25.158 | 17.684 | 0.238 | 144.017 |
25 | 300 | 9 | 11 | JIMCENTER ADVAN F430 FERRARI F430 | 田中哲也 植田 正幸 | YH | | 2'25.575 | 18.101 | 0.417 | 143.604 |
26 | 300 | 10 | 33 | HANKOOK PORSCHE PORSCHE 911GT3RSR | 木下 みつひろ 影山正美 | HK | +1 | 2'25.820 | 18.346 | 0.245 | 143.363 |
27 | 300 | 11 | 4 | EBBRO UEMATSU 320R VEMAC RD320R | 阪口 良平 松下 昌揮 植松 忠雄 | YH | | 2'25.989 | 18.515 | 0.169 | 143.197 |
28 | 300 | 12 | 26 | ユンケルパワータイサンポルシェ PORSCHE 911GT3RS | 谷口 信輝 山路慎一 澤 圭太 | YH | | 2'26.166 | 18.692 | 0.177 | 143.024 |
29 | 300 | 13 | 7 | ORC雨宮SGC-7 MAZDA RX-7 | 井入 宏之 折目 遼 松村浩之 | YH | 45 | 2'26.397 | 18.923 | 0.231 | 142.798 |
30 | 300 | 14 | 52 | GREEN TEC KUMHO IS350 LEXUS IS350 | 黒澤 琢弥 井口 卓人 山内 英輝 | KH | +2 | 2'27.652 | 20.178 | 1.255 | 141.584 |
31 | 300 | 15 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC 408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 黒澤 治樹 密山 祥吾 | YH | +1 | 2'28.209 | 20.735 | 0.557 | 141.052 |
32 | 300 | 16 | 87 | アクティオガイヤルドRG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 和田 久 栗原 宗之 行方 由久 | YH | +2 | 2'28.219 | 20.745 | 0.010 | 141.043 |
33 | 300 | 17 | 118 | 4CARAT SON GT3 PORSCHE 911GT3RS | 宮本 隆士 Guts 城内 栗原 正之 | YH | +2 | 2'28.699 | 21.225 | 0.480 | 140.587 |
34 | 300 | 18 | 5 | プロμ マッハ号 320R VEMAC 320R | 玉中 哲二 山野 直也 筒井克彦 | YH | +2 | 2'29.606 | 22.132 | 0.907 | 139.735 |
35 | 300 | 19 | 111 | ARKTECH BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 小泉 洋史 黒澤 翼 ポール・イップ | KH | +2 | 2'30.195 | 22.721 | 0.589 | 139.187 |
36 | 300 | 20 | 170 | 外車の外国屋&LMPポルシェ PORSCHE 996GT3RS | 石橋 義三 山岸 大 高見沢 一吉 | YH | | 2'31.440 | 23.966 | 1.245 | 138.043 |
---- 以上予選通過(基準タイム[107%]: GT500 2'16.833 / GT300 2'33.111)---- |
- | 300 | - | 88 | triple a ガイヤルドRG-3 LAMBORGHINI GALLARDO RG-3 | 松田 秀士 古谷直広 | YH | +2 | 2'27.107 | 19.633 | - | 142.109 |
- | 300 | - | 666 | 楽天 BOMEX 320R VEMAC RD320R | 周防 彰悟 山下 潤一郎 Takamori.com | KH | +2 | 2'30.896 | 23.422 | - | 138.540 |
- | 300 | - | 9 | ニッソーサービスC6 CHVROLET CORVETTE C6 | 谷川 達也 武井 寛史 松本 高幸 | KH | | 2'40.281 | 32.807 | - | 130.428 |
- | 300 | - | 110 | KUMHO BOXSTER-GT PORSCHE BOXSTER | 光貞 秀俊 池田大祐 | KH | | 2'42.317 | 34.843 | - | 128.792 |
- | 300 | - | *27 | 石松・FUNKY'S・HANKOOK GT3 PORSCHE 911GT3RSR | 井上 貴志 ファン・ジヌ 高崎 保浩 | HK | +2 | 2'27.557 | 20.083 | - | 141.675 |
- | 300 | - | 808 | 初音ミク Studie GLAD BMW Z4 BMW Z4 M coupe MotorSport Version | 菊地 靖 田ヶ原 章蔵 | YH | | Absence | - | - | - |
- CarNo.27は、国内競技車輌規則5.3.1.2)違反により、予選タイムを抹消した。
吉本 大樹プレスリリース
吉本 大樹、SUPER GT SERIES 第6戦 ポッカ1000Kmに参戦
@アンリミテッド
この度、来る8月22日~24日にかけて鈴鹿サーキットにて開催されます「2008 SUPER GT 第6戦 第37回インターナショナルポッカ1000Km」に吉本 大樹がスポット参戦することが決定いたしましたので、取り急ぎご報告いたします。
今回も昨年、一昨年に引き続き「Cars Tokai Dream28」からの参戦となり、吉本大樹は高橋一穂選手、加藤寛規選手の両ドライバーと共にレースに挑む事となります。
昨年優勝を遂げた際と同じ体制での参戦となる今回も、Cars Tokai Dream28ならびに吉本大樹へのご声援の程、宜しくお願いいたします。
<参戦概要>
_________________________________________
■ 参戦レース : 2008 SUPER GT SERIES 第6戦 第37回インターナショナルポッカ1000Km
■ 開催日 : 2008年8月22日~8月24日
■ 開催サーキット : 鈴鹿サーキット(三重県)
■ クラス : GT300
■ エントラント : Cars Tokai Dream28
■車両名称 : プリヴェKENZOアセット・紫電(Car #2)
■ ドライバー : 高橋一穂 選手・加藤寛規 選手・吉本大樹
_________________________________________
●吉本 大樹 / Hiroki Yoshimoto
また頁夏の1000Kmがやってきました。今回もCars Tokai Dream28から3年連続で紫電を操らせて頂きます。高橋選手、そして加藤選手とペアを組ませて頂くくのも3年目。チームのチャンピオンシップを考えたうえでも非常に重要な一戦である1O00Kmで、昨年に次ぐ優勝、2連覇ヘ助っ人としての役劃をしっかりと全うしたいと思います。暑い鈴鹿で熱い声援をお願い致します。
日本自動車連盟(JAF)が国際自動車連盟(FIA)に申請した2009年度の国際スポーツカレンダーが12日、明らかになった。(JAF2009年国際スポーツカレンダーを申請)
国内関係は、SUPER GTについては
既報のとおりだが、フォーミュラニッポンは以下のスケジュールとなっている。
1 | 4/4~5 | 富士 |
2 | 5/16~17 | 鈴鹿 |
3 | 5/30~31 | もてぎ |
4 | 6/27~28 | 富士 |
5 | 7/11~12 | 鈴鹿 |
6 | 8/8~9 | もてぎ |
7 | 8/29~30 | オートポリス |
8 | 9/26~27 | SUGO |
この暫定カレンダーによると、2009年のフォーミュラニッポンも今年同様全8戦。4月5日決勝の富士スピードウェイで開幕し、9月27日には早くも最終第8戦のSUGOを迎える。
2007年に初開催され今年で2年目を迎えた岡山ラウンドがカレンダーから消え、2006年に一度だけ開催されたオートポリスが復活した。
また、例年鈴鹿での3戦目として行われる最終戦は、今年に限り秋からの本格的な改修工事のために開催されないとされていたが、改修が終了した来シーズンも、今年同様鈴鹿は2戦での開催となる模様だ。
Text: Yoshinori OHNISHI
全日本選手権クラス
- 優勝 国本京佑(TDP TOM'S)
-
「優勝できて嬉しいです。昨日はスタートを失敗しましたが、平常心を保てば普通にスタートできるので、それを心がけていたんですけど、正直スタート前は緊張してどきどきしていました。昨日はぼくがカルロの後ろにいて差を詰めることができなかったんですが、逆の立場になって、後ろに着けるとどこが辛いかわかっていたので、その部分で引き離すことができました。タイトル争いのことは考えていなくて、1戦1戦ベストの状態で戦うことだけを考えています」
- 決勝2位 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
-
「難しいレースでした。今日も2位からのスタートでしたが、ホイールスピンをしてしまって前に出ることができませんでした。もてぎは抜きにくいコースなので、スタートで全てが決まってしまいましたね。レース自体、エキサイティングではなかったですがポディウムに上がれたのは良かったと思います。金曜日は難しい状態でしたが、徐々に良くなってきて、昨日も勝てて、今日も2位でポイントを取れましたし。次の富士で4位以上に入ればチャンピオンになれるそうなので、決められれば決めたいです。富士にはあまりいい思い出がないんですが、チャンピオンが決まれば、大好きなコースになると思います」
- 決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
-
「昨日と同じ3位なんですが、昨日チームメートに離されてしまったという問題が克服できたので、満足できる3位だと思います。次の富士は開幕戦で連勝していますし、好きなサーキットなので、最後まで諦めないで全力でプッシュして行きたいと思います」
ナショナルクラス
- 優勝 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
-
「昨日に続き、いい流れでレースをできました。スタートを決めてリードできたので、ミスせずにレースをコントロールすれば抜かれないと思っていました。山内選手とクラスチャンピオンを争っていますが、毎戦プッシュしてポイントを積み重ねて行った結果がチャンピオンと思っていますので、今後もそうしていけばチャンピオンを獲れるのではないかと思っています」
- 決勝2位 山内英輝(SPILIT TOM'S)
-
「今日もスタートで抜かれてしまいました。普通のスタートが切れたのに、それ以上にインペラトーリ選手のスタートが良かったです。その後は、毎周毎周プッシュし続けたんですが、終盤は少しずつ離されていってので、とても悔しく思っています。昨日と同じように走っていても何の意味もないと思ったので、昨日の夜考えてたことを試してみたんですが、それもうまくいきませんでした」
- 決勝3位 ザヒール・アリ(PTRS)
-
「久しぶりの表彰台でした。予選が良くなかったのでスタートを重視してたんですけど、それがうまく決まって山内選手もパスできそうでしたが、ミスをして前に出ることができませんでした。それがちょっと残念でしたが、3位という結果には満足しています。次の富士は抜きやすいコースなので、もっといいレースができるのではなかと思います」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦第2レースは、スタートでトップに立った荒聖治(TOM'S)がそのまま逃げ切り初優勝を飾った。2位には松田次男(IMPUL)、3位にはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)が入った。
全日本F3決勝レース中、隠れていた太陽が再びフォーミュラ・ニッポンのフォーメーションラップ直前に顔を出した。15時45分、ポールシッターの土屋武士(DANDELION)を先頭に第2レースのフォーメーションラップが始まる。第1レースで激しくクラッシュした平手晃平は、胸椎を骨折した模様で参加していない。また、伊沢拓也(ARTA)はピットスタートでピット出口に待機。ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)もガレージに入ったままだ。
1周を回って17台のマシンがグリッドに着く。スタートではなんとポールシッターの土屋がエンジンストール。土屋をかわしつつ後続が1コーナーへ。ホールショットは予選2位の荒聖治(TOM'S)だ。2位には金石年弘(5ZIGEN)。3位にはこの混乱に乗じて7位スタートの松田次生(IMPUL)が上がってきた。4位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、5位は立川祐路(CERUMO/INGING)。
2周目、小暮卓史(NAKAJIMA)が4コーナー立ち上がりでスロー走行。アンダーブリッジ下でマシンを止めた。
荒が逃げる。3周終わって2位金石との差が3秒。金石以下は3位松田、4位オリベイラ、5位立川、6位本山哲(LeMans)、7位ロイック・デュバル(NAKAJIMA)とここまでが1列縦隊。4周目、デュバルが本山をかわし7位に上がった。
6周目ブノワ・トレルイエ(IMPUL)が1コーナーでスピンアウトしてグラベルへ。これを避けようと井出もグラベルに飛び出し両者リタイアした。
レース半分の10周を終わってトップ荒と2位金石との差は4秒2と広がった。金石が3位以下を押さえ込んでいる格好だ。松田も再三金石に仕掛けるがなかなか抜けない。
15周目90度コーナーで2位の松田が3位金石に並びかける。しかし金石が強引に松田を押さえにかかると、その背後に4位のオリベイラ、5位の立川、6位のデュバルまでが迫る。そしてこの5台はもつれるように1コーナーから2コーナー、3コーナーから4コーナーへ。そして16周目の5コーナーでついに松田が金石の前にでた。
17周目の1コーナーで金石がスローダウン。3位には代わってオリベイラが上がってきた。4位立川。その後方5位のデュバルも18周目にペースダウン、本山らに次々とパスされ下位に沈んでゆき、ついに堪らずピットイン。ガレージにマシンを入れリタイアとなった。
20周目、トップ荒と2位松田の差は4秒2。少しずつ松田がトップとのタイム差を削っていくが残りは3周。21周目、この差は3秒1。22周目2秒1。
そしてファイナルラップ。追う松田、逃げる荒。しかし、届かず。荒がフォーミュラニッポン初優勝を飾った。2位に松田、3位にオリベイラ、4位立川、5位本山。ここまでがポイント獲得で、以下松浦孝亮(DANDELION)、7位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、8位石浦宏明(LeMans)と続いた。
次回の第7戦は8月31日、富士スピードウェイに舞台を移して争われる。果たして最終戦を残しての松田次生のチャンピオン獲得はなるか?
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Race 2 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
1 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 23 | 37'33.979 |
2 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 23 | 1.271 |
3 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 23 | 9.017 |
4 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 23 | 10.684 |
5 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 23 | 17.163 |
6 | 40 | 松浦 孝亮 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 23 | 19.350 |
7 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 23 | 20.236 |
8 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 23 | 20.643 |
9 | 67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 23 | 21.014 |
10 | 6 | 吉本 大樹 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 23 | 28.352 |
11 | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 23 | 28.873 |
12 | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 23 | 29.499 |
13 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 23 | 30.438 |
14 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 23 | 31.061 |
-------- 以上規定周回(20 Laps)完走 -------- |
- | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 18 | 5Laps |
- | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 16 | 7Laps |
- | 55 | 井出 有冶 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 5 | 18Laps |
- | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 5 | 18Laps |
- | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1 | 22Laps |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.41 土屋武士(DANDELION) 1'36.424 (3/23) 179.26km/h
全日本F3選手権第14戦は10日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした国本京佑(TOM'S)がそのまま逃げ切って優勝した。ナショナルクラスは、昨日と同様予選クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)がスタートでクラストップに立ちそのまま優勝した。
フォーミュラ・ニッポン決勝第1レースが始まる頃、顔を出していた太陽もすっかり隠れ、全日本F3選手権決勝のスタート時、ツインリンクもてぎの上空は再び雲に覆われた。
14時20分、オンタイムでフォーメーションラップが始まる。1周を回って全車グリッドに整列。スタートが切られた。
スタートを制したのはポールポジションの国本京佑(TOM'S)。2位に予選順位のままカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)、3位も同じく井口卓人(TOM'S)。今日の国本はトップをヴァン・ダムに譲らなかった。4位、5位はホンダ勢の中山友貴(Real)とスタートで一つ順位を上げた山本尚貴(Real)、6位に中山にかわされたケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。
ナショナルクラスは、またしてもアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が、クラス予選トップの山内英輝(TOM'S)をかわしてトップで1コーナーに。山内はクラス2位、クラス3位には予選クラス5位のザヒール・アリ(PTRS)が上がってきた。
レースはトップ3台が1秒前後の間隔で、4位以下を引き離す展開となる。
11周目カルロ・ヴァン・ダムが1'47.698でそれまで国本がマークしていたファステストラップを逆転。14周目、には国本が1'47.693とヴァン・ダムからファステストラップを奪い返した。しかし16周目、今度は井口卓人が1'47.603でファステストラップタイムを更新した。F3はファステストラップにも1ポイント与えられるため、コース上の順位以外にこのトップ3台によるファステストラップの攻防が興味深い。
レース終盤に向けてトップの国本がペースアップ。13周目には2位ヴァン・ダムとの差が2秒以上に開いた。3位井口はさらにヴァン・ダムの後方1秒差。4位の山中までは8秒弱と大差になった。
レースはこのまま終了。7周目に9位の安田裕信が8位の嵯峨宏紀をパスした以外、順位の変動がないという退屈なレースとなった。優勝は国本、2秒9遅れて2位にヴァン・ダム、3位に井口と昨日と同様トムスの1-2-3。ヴァン・ダムのチャンピンはこのレースでは決まらなかった。
ナショナルクラスも、スタート順位のまま。クラストップにインペラトーリ、僅差の2位に山内、3位にアリが入った。
次回第15戦、16戦は富士スピードウェイに舞台を移して8月30、31日に行われる。恐らくヴァン・ダムのドライバーズチャンピンが決まるであろう富士に注目だ。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
全日本F3 -RIJ- (2008/08/10) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
1 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 36'09.958 |
2 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 2.904 |
3 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 3.659 |
4 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 20 | 13.073 |
5 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 20 | 15.985 |
6 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 19.055 |
7 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 20 | 21.086 |
8 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 20 | 21.987 |
9 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 20 | 25.000 |
10 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 49.443 |
11 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPILIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 20 | 49.976 |
12 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 20 | 52.213 |
13 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 20 | 56.691 |
14 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 20 | 57.201 |
15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 19 | 1 Lap |
16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 19 | 1 Lap |
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 -------- |
- Fastest Lap: CarNo.37 井口卓人(TDP TOM'S) 1'57.603 (16/20) 160.64km/h
フォーミュラ・ニッポン第6戦決勝第1レースが10日、ツインリンクもてぎで行われた。レースは、セーフティーカーが入る荒れた展開のなか、予選2位からスタートしたロイック・デュバル(NAKAJIMA)がペースカーが退いた後、トップを走る松田次生(IMPUL)をパス。今シーズン2勝目を飾った。
決勝レースの行われるもてぎは朝から曇り。しかし午後になって時々太陽も顔を覗かせるようになった。正午過ぎの気温は31度、路面温度は39度だが、フォーメーションラップ時にはさらに上昇するものと思われる。12時45分、第1レースのフォーメーションラップが始まった。全車1周を回ってグリッドに着く。
スタートを制したのはポールシッターの松田次生(IMPUL)。予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)はスタートをミス。素晴らしいロケットスタートを決めたのは予選5位の金石年弘(5ZIGEN)でロイック・デュバル(NAKAJIMA)、石浦宏明(LeMans)の横をすり抜け2位に躍り出た。3位はデュバル、4位にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、5位に立川祐路(CERUMO/INGING)、小暮は6位に落ちた。
後方では予選8位のロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)と本山哲(LeMans)が接触。クインタレッリはコースアウトしてリタイア。本山はピットインしてノーズを交換した。また、横溝直輝(KONDO)が2ndアンダーブリッジでストップしてリタイア。ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)もピットインしてタイヤを4本交換した。
3周目、トップ松田と2位金石の差は1秒強。金石以下は混戦だ。3位のデュバルが金石に仕掛けるがインを閉められてなかなか抜けない。その間、松田は後方との差を広げ始める。
7周目の3コーナー、再三のアタックを仕掛けていたデュバルが金石のインを差し、ついに2位に躍り出た。金石は続くコーナーで、4位のオリベイラ、5位の立川にもかわされ5位に落ちた。
2位に上がったデュバルのタイムがトップ松田より0.8秒ほど速い。3秒ほどあった差は急速に縮まり、10周を過ぎたあたりでテールトゥノーズとなった。
ここで大きなアクシデントが発生! 15周目、5コーナー手前のストレートで、伊沢拓也(ARTA)をかわそうとした平手晃平(IMPUL)のマシン接触。平手のマシンは伊沢の後輪に乗り上げて宙を舞い、5コーナーのグラベルを飛び越えてウォールに激突した。この接触でパーツがトラック上に散乱したため、セーフティーカーがコースに導入された。平手と伊沢はリタイア。
19周を回ってセーフティーカーがピットイン。レースが再開された。トップは松田、2位デュバル、3位オリベイラ、4位立川、5位小暮、6位金石、7位荒聖治(TOM'S)、8位土屋武士(DANDELION)の順で1コーナーへ。
再スタート後、開いていたトップの松田と2位デュバルの差が縮まり始める。そして、25周目の90度コーナーでデュバルが松田のインを差し、ついにトップに立った。松田は2位に落ちる。
レースはこのまま34周を走って終了。トップ、デュバルは松田をパスしてからはペースアップ、結局2位以下を6秒以上離して優勝した。2位に松田、3位にオリベイラ、4位は小暮の追撃をかわした立川、5位にその小暮、6位金石、7位荒。
レース終盤を盛り上げたのは第2レースのポールポジションとなる8位争い。セーフティーカー導入時にピットインしてタイヤを交換した本山がニュータイヤで最後尾から前車を次々とパス。ついに29周目の1コーナーで前を走る松浦孝亮(DANDELION)をパスして9位に上がると次は8位の土屋に狙いを定める。本山は32周目で土屋のテールに張り付くと各コーナーで土屋に仕掛ける。しかし、ファイナルラップに入っても土屋に巧みにかわされ抜けず。土屋が8位。本山の2戦連続第2レースポールポジションの夢は費えた。
この優勝でデュバルは選手権ポイントでアンドレ・ロッテラー(TOM'S)と並んで同ポイントの2位となった。
第2レース決勝は15時45分より23周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Race 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Lap | Time / Behind |
1 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 34 | 59'23.652 |
2 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 34 | 6.146 |
3 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 34 | 7.840 |
4 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 34 | 9.104 |
5 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 34 | 9.394 |
6 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 34 | 23.843 |
7 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 34 | 26.021 |
8 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 34 | 26.256 |
9 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 34 | 26.513 |
10 | 40 | 松浦 孝亮 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 34 | 31.724 |
11 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 34 | 35.223 |
12 | 55 | 井出 有冶 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 34 | 37.848 |
13 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 34 | 38.411 |
14 | 6 | 吉本 大樹 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 34 | 39.172 |
15 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 34 | 59.711 |
-------- 以上規定周回(30 Laps)完走 -------- |
- | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 14 | 20Laps |
- | 20 | 平手 晃平 | TP checker IMPUL | TOYOTA RV8J | 14 | 20Laps |
- | *67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 13 | 21Laps |
- | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1 | 33Laps |
- | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 0 | 34Laps |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- Fastest Lap: CarNo.67 ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING) 1'36.793 (5/13) 178.58km/h
- 第5コーナーにおけるクラッシュ及び清掃のため、15周終了時から3周回セーフティーカーを導入した。
- CarNo.67は、2008年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則32条12.6)(ピット作業違反)により訓戒とした。
8時15分、予定通り日曜日朝のフリー走行が始まった。もてぎは曇りで太陽は顔を見せていないが、今日も蒸し暑い1日になりそうだ。
序盤、昨日の予選で惜しくも2位の小暮卓史(NAKAJIMA)が、1分35秒534でトップに立ち、上位陣は35秒台後半でのフリー走行が推移する。
中盤、横溝直輝(KONDO)が、1分34秒441でトップに立つ。2位にはロイック・デュバル(NAKAJIMA)が上がり、小暮は3位とナカジマ勢が2-3。4位がロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、5位伊沢拓也(ARTA)、6位アンドレ・ロッテラー(TOM'S)、ポールポジションの松田次生(IMPUL)は1分35秒824とトップから1秒383の遅れの7位。
終盤、昨日朝のフリー走行と同じく、中盤からタイムアップするドライバーはほとんどいない。上位陣はそのままの順位でフリー走行が終了した。
全般的にトラックが滑りやすそうで、スピン、コースアウトをするマシンも多く、終了5分前にはブノワ・トレルイエ(IMPUL)が3コーナーでコースアウト。ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラも終了直前にスピンをしてしまった。
午後からの、第1、第2レースで松田が連勝し、ロッテラーが無得点、平手晃平(IMPUL)が8点以下、デュバルが10点以下なら残り2戦を残して松田の年間ドライバーチャンピオンが決定する。注目の決勝は12時45分より第1レースが34周で、15時45分より23周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-10) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.441 | - | - | 183.02 |
2 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'34.559 | 0.118 | 0.118 | 182.80 |
3 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'34.756 | 0.315 | 0.197 | 182.42 |
4 | 67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'35.176 | 0.735 | 0.420 | 181.61 |
5 | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'35.385 | 0.944 | 0.209 | 181.21 |
6 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'35.652 | 1.211 | 0.267 | 180.71 |
7 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'35.824 | 1.383 | 0.172 | 180.38 |
8 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'35.903 | 1.462 | 0.079 | 180.23 |
9 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'35.954 | 1.513 | 0.051 | 180.14 |
10 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'35.996 | 1.555 | 0.042 | 180.06 |
11 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'36.020 | 1.579 | 0.024 | 180.01 |
12 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'36.078 | 1.637 | 0.058 | 179.91 |
13 | 55 | 井出 有冶 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'36.175 | 1.734 | 0.097 | 179.72 |
14 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'36.190 | 1.749 | 0.015 | 179.70 |
15 | 20 | 平手 晃平 | TP checker IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'36.236 | 1.795 | 0.046 | 179.61 |
16 | 40 | 松浦 孝亮 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'36.278 | 1.837 | 0.042 | 179.53 |
17 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'36.387 | 1.946 | 0.109 | 179.33 |
18 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'36.403 | 1.962 | 0.016 | 179.30 |
19 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'36.524 | 2.083 | 0.121 | 179.07 |
20 | 6 | 吉本 大樹 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'37.564 | 3.123 | 1.040 | 177.17 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
全日本選手権クラス
- 優勝 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)
-
「楽しかったです。スタートに集中していました。2位でしたのでラインが滑りやすかったのですが、うまくジャンプアップできました。ここは抜きにくいのでスタートでうまくいったことが全てだと思います。レース中はクルマもいいフィーリングで、ペースも良くて、ギャップも築けました。最後まで勝利の確信はもてませんでしたので、最後までプッシュして走りました」
- 決勝2位 国本京佑(TDP TOM'S)
-
「せっかくポールポジションを獲れたのに、スタートは失敗してないんですけど、カルロがぼくよりもいい反応で、今日は負けてしまいましたね。レースは毎週プッシュしていたんですけど、ぼくよりもカルロが速くて、最後は離されてしまいました。明日もポールポジションからのスタートなので、普通にスタートを切れれば今日のような結果にならないと思います。明日は必ず優勝します」
- 決勝3位 井口卓人(TDP TOM'S)
-
「スタートは上位3台とも同じような状況で、差が付くこともなくスタートできました。レース中は、チームメート2台との差が広がってしまって、それが一番大きな問題でした。後ろにからも迫られていましたが、もてぎは抜きにくいサーキットなので、それは考えずに、自分なりにプッシュはしてなんですけど、前との差が広がってしまった感じです。練習中からドライビングの問題でチームメートとの差があって、それをレース中にいろいろ考えて試した結果、最後はタイムが安定しました。明日もクラス2位からのスタートですが、後ろに落ちてしまうともてぎでは前のクルマをパスできないので、スタートでいかに前に出るかが重要ですね」
ナショナルクラス
- 優勝 アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)
-
「いいレースでした。カルロと同じでスタートが重要だと思っていたので、うまくいって、良かった。前半はプッシュして後ろとのキャップを稼ごうと思っていましたが、それができないことがわかった時点で、勝つよりも安定したペースでポイントを狙いに行ってたんです」
- 決勝2位 山内英輝(SPILIT TOM'S)
-
「スタートは普通に切れたんですが、インペラトーリ選手のほうがスタートがよくて、前に出られて、その結果がこの2位ということです。明日は前に出れればそのままゴールできて全然負けないと思います。スタートに集中していきたいと思います」
- 決勝3位 松下昌揮(AIM SPORTS)
-
「今年は、スタートしか見せ場がないのです。今日も1台パスすることができて、ポジションが上がりました。予選からデフのトラブルが出ていてメカニックは予選で治してくれたんですけど、50秒台に落ちたラップからその症状が出てきたみたいです。クルマのバランスは悪くなかったので、前のクルマについていけなくて残念でした。抜かれるとは思ってなかったんですが、後ろで2台がやりやってくれたので、3位でもしかたがないかなと思います。これで5回連続でポディウムに乗っているので、明日も乗りたいですね」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
- ポールポジション 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
-
「昨日の練習から小暮選手に見えないようなタイムを出されてたような状況から、エンジニアと相談しながらいろいろと妥協点を見出して、今朝は少し良くなりました。リアのブレーキがナーバスでブレーキがロックする状況でしたが、1分33秒台に入る自信はありました。でも、リアがロックするのを改善できれば、小暮選手に近いタイムが出せるんじゃないかと思っていました。データーを見ながら、エンジニアとぼくとでいろいろ考えていて、それが最後の予選でうまくはまったので、すごく嬉しいです。気温が下がってタイヤの暖め方が難しかったので、もう1周行こうかと迷いました。ターゲットが小暮選手なんで、彼の後にピットアウトしました。小暮選手には、負けるかも知れないと思いましたが、ぼくの感じだと2周目は1周目にタイヤを使いすぎるとだめだったので、守れるんじゃないかという感じはありました。明日はナカジマレーシングの2人が後ろにいて、ナカジマレーシングのほうがクルマは決まっている感じがあるので手ごわいですが、スタートを決めて負けないように頑張ります」
- 予選2位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA RACING)
-
「いままで松田選手にとどかなかったんですが、走り初めからバランスをとっていくうちに、クルマが自分の思うようなフィーリングになってきました。Q3では路面温度が下がったのでセッティングをアジャストしたんですけど、フロントタイヤの温め方が難しくてアンダーが強く出てしまいました。タイム差が0.1秒もなかったので、長い間レースをやってきたなかでも悔しい予選です。リアタイヤがV字やヘアピンで全然トラクションがかからなくて、それでもクルマの向きは変わるので、姿勢は作れるんですけど、最終コーナーの縁石にタイヤをひっかけすぎて、タイヤの内側が汚れ、これが次のコーナーで外側にくるのでアクセルを踏むのが遅れてしまいました。それでもベストの走りはできたと思います。チームもいい流れできていますし、明日はポジション的には悪くないので、今シーズン初の表彰台と優勝を目指して頑張ります」
- 予選3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA RACING)
-
「昨日1日でクルマを良くできなかったので、ポールポジションが取れないのは昨日の時点で決まっていたと感じています。ただ今日午前中、若干クルマが良くなったので、そういう意味では、予選3位に入れて自分としては満足しています。予選でロッテラー選手が後ろに下がったし、チャンピオンシップのランキング2位を狙っているので、チャンピオンシップのためにも明日はいいレースができればと思います」
まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI
全日本F3選手権第13戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、スタートでトップに立ったカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)がそのまま逃げ切り今季6勝目を飾った。ナショナルクラスもスタートで前に出たアレキサンドラ・インペラトーリが逃げ切り今季4勝目を飾った。
フォーミュラニッポンQ3終了間際にぱらぱらと降った雨も上がり気温も下がり気味となった15時35分、全日本F3第13戦決勝のフォーメーションラップが始まる。各車1周を回ってグリッドにロックオン。
スタートを制したのは予選2位のカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)。決して悪くないスタートを切ったポールポジションの国本京佑(TOM'S)のイン側からするすると前に出、1コーナーでホールショットを奪った。2位には国本、3位に井口卓人(TOM'S)、4位に中山友貴(Real)、5位に山本尚貴(Real)、6位にケイ・コッツォリーノ(NOW)と続く。
レース中盤まではトップ、ヴァン・ダムと2位国本は1秒程度の差。しかしその後、国本との差を徐々に開き始め10周過ぎには2秒差まで広がった。ヴァン・ダムは、13周目にはこのレースのファステストラップも叩き出し、終わってみれば規定周回の14周を走って2位との差を3秒6まで広げて磐石の今季6勝目を飾った。2位には国本が3位は井口が入り、いつもの見慣れたトムス1-2-3という結果となった。4位以降もスタート順のままで4位に中山、5位に山本、6位にコッツォリーノと退屈なレースになってしまった。
ナショナルクラスは、またしても予選クラストップタイムの山内英輝(TOM'S)が同クラス2位のアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)にかわされ、結局このままの順位でゴールを迎えることとなった。クラス優勝はインペラトーリ、2位に山内、3位には松下昌揮が入った。
優勝のヴァン・ダムは2位以下との選手権ポイントをさらに広げ、明日にも年間チャンピオンの決まる可能性が高くなった。明日の第14戦は、14時20分より20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008/08/09) Knock Out Total Weather:Fine-Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Q1 | Q2 | Q3 |
1 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'33.725 | 1'33.589 | 1'33.338 |
2 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.681 | 1'33.404 | 1'33.394 |
3 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.898 | 1'33.783 | 1'33.718 |
4 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'34.485 | 1'33.969 | 1'33.835 |
5 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'34.006 | 1'34.030 | 1'33.849 |
6 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.252 | 1'34.158 | 1'33.973 |
7 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.530 | 1'34.157 | 1'34.005 |
8 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.118 | 1'33.670 | 1'34.672 |
9 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'34.471 | 1'34.159 | |
10 | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.269 | 1'34.164 | |
11 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'34.322 | 1'34.206 | |
12 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.430 | 1'34.340 | |
13 | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'34.546 | 1'34.350 | |
14 | 67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.296 | 1'34.462 | |
15 | 20 | 平手 晃平 | TP checker IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'34.505 | 1'34.510 | |
16 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'34.652 | | |
17 | 40 | 松浦 孝亮 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'34.670 | | |
18 | *36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.728 | | |
19 | 6 | 吉本 大樹 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'35.090 | | |
20 | 55 | 井出 有冶 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'36.168 | | |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
- CarNo.36は、2008年ツインリンクもてぎ4輪一般競技規則書第38条~2)違反により、訓戒とする。(Q1)
全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Race Results Weather:Fine Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 13 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Lap | Time/ Behind |
1 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 25'03.741 |
2 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 3.685 |
3 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 8.697 |
4 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 14 | 16.530 |
5 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 14 | 17.422 |
6 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 18.984 |
7 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 14 | 21.884 |
8 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 14 | 22.388 |
9 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 38.697 |
10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPILIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 39.171 |
11 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 14 | 46.615 |
12 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 14 | 47.698 |
13 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 14 | 48.604 |
14 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 14 | 1'22.451 |
15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 13 | 1 Lap |
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 -------- |
- | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 0 | 14 Laps |
- Fastest Lap: CarNo.1 カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S) 1'46.472 (13/14) 162.34km/h
フォーミュラ・ニッポン第6戦は9日、ツインリンクもてぎで決勝でのグリッドを決めるノックアウト予選を行い、松田次生(IMPUL)が小暮卓史(NAKAJIMA)の追撃をかわし、開幕からの6連続ポールポジションを獲得した。
明日の決勝グリッドを決めるノックアウト予選は定刻14時より始まる。ツインリンクもてぎ上空には強いが吹き始め、体感温度だけでなく、実際の気温も下がってきたようだ。
ノックアウトQ1
まずは、全車フリー走行で使用したと思われるユーズドタイヤでコースイン。Q1中盤では、荒聖治(TOM'S)が1分34秒570でトップタイム。2位にアンドレ・ロッテラー(TOM'S)とトムス1-2。3位にロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、4位に連続ポールのかかる松田次生(IMPUL)がつけている。
Q1終了5分前、小暮卓史(NAKAJIMA)がニュータイヤに履き替え他車に先駆けてタイムアタックを開始。1分33秒681を叩き出しトップに立った。
Q1終了間際、他のマシンもニュータイヤを投入してのタイムアタックが始まる。アンドレ・ロッテラーが各セクターでベストタイムを更新して最終ビクトリーコーナーに差し掛かるがなんと、ここでコースアウト。ピットには戻ってきたがタイムアウトで再アタックできず。
この間、松田が1分33秒725を出したが、小暮には僅差で届かず2位。3位にはロイック・デュバル(NAKAJIMA)がつけた。
結局、このQ1でドライバーズポイントで2位につけているロッテラーがノックアウト。他にはブノワ・トレルイエ(IMPUL)、松浦孝亮(DANDELION)、吉本大樹(5ZIGEN)、井出有治(ARTA)がこのセッションで消えた。
ノックアウトQ2
10分間のインターバルの後、14時30分、10分間で争われるQ2が始まる。このセッションは全車ニュータイヤを履いてワンアタックでの争いとなる。
トップタイムは、小暮で1分33秒404。ここでも松田は1分33秒589と僅差で2位に甘んじた。いよいよ松田の6連続ポールポジションに黄信号か?
ルーキーでここまで全てQ3まで進出していた前戦第2レース優勝者、平手晃平(IMPUL)がアタックに失敗しこのQ2で消えた。
ノックアウトQ3
Q2終了後、もてぎ上空に雲が広がってきた。近くでは大雨が降っているとの情報もあり、Q3での空模様が心配される。
ここでも10分間、ワンアタックでの争いになると思われる。開始5分過ぎ、小暮のコースインを見て松田も追う様に小暮の後ろにつける。小暮、松田の順にタイムアタック開始。アタックラップを回って小暮がコントロールラインを通過。1分33秒636。その直後、松田もコントロールラインを通過。1分33秒338。松田、ついにこの最終セッションでトップに立った!
しかしこれで終わらない。小暮が計測2周目もアタックを継続。なんとこのセッションベストとなるタイムでセクタ1、セクタ2、セクター3を通過。そしてセクター4。観衆注目のなか、コントロールラインを通過した。1分33秒394……。最終セクターでタイヤが終わったのか惜しくも逆転はならなかった。
これで松田次生が辛くも6連続ポールポジションを達成。連続ポールポジションの記録を更新するとともに、高木虎之介の持つ年間ポールポジション記録に並んだ。
3位にはデュバルが、4位には石浦宏明(LeMans)、5位には金石年弘(5ZIGEN)と続いた。
10日、明日の決勝は12時45分より第1レースが34周で、15時45分より23周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'33.338 | - | - | 185.19 |
2 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.394 | 0.056 | 0.056 | 185.08 |
3 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.718 | 0.380 | 0.324 | 184.44 |
4 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'33.835 | 0.497 | 0.117 | 184.21 |
5 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'33.849 | 0.511 | 0.014 | 184.18 |
6 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'33.973 | 0.635 | 0.124 | 183.94 |
7 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.005 | 0.667 | 0.032 | 183.87 |
8 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.672 | 1.334 | 0.667 | 182.58 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q2 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.404 | - | - | 185.06 |
2 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'33.589 | 0.185 | 0.185 | 184.69 |
3 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'33.670 | 0.266 | 0.081 | 184.53 |
4 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.783 | 0.379 | 0.113 | 184.31 |
5 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'33.969 | 0.565 | 0.186 | 183.94 |
6 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'34.030 | 0.626 | 0.061 | 183.82 |
7 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.157 | 0.753 | 0.127 | 183.58 |
8 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.158 | 0.754 | 0.001 | 183.57 |
---- 以上Q2進出 ---- |
9 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'34.159 | 0.755 | 0.001 | 183.57 |
10 | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.164 | 0.760 | 0.005 | 183.56 |
11 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'34.206 | 0.802 | 0.042 | 183.48 |
12 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.340 | 0.936 | 0.134 | 183.22 |
13 | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'34.350 | 0.946 | 0.010 | 183.20 |
14 | 67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.462 | 1.058 | 0.112 | 182.98 |
15 | 20 | 平手 晃平 | TP checker IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'34.510 | 1.106 | 0.048 | 182.89 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008-08-09) Knock Out Q1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.681 | - | - | 184.51 |
2 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'33.725 | 0.044 | 0.044 | 184.42 |
3 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.898 | 0.217 | 0.173 | 184.08 |
4 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'34.006 | 0.325 | 0.108 | 183.87 |
5 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.118 | 0.437 | 0.112 | 183.65 |
6 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.252 | 0.571 | 0.134 | 183.39 |
7 | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.269 | 0.588 | 0.017 | 183.36 |
8 | 67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.296 | 0.615 | 0.027 | 183.31 |
9 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'34.322 | 0.641 | 0.026 | 183.25 |
10 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.430 | 0.749 | 0.108 | 183.05 |
11 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'34.471 | 0.790 | 0.041 | 182.97 |
12 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'34.485 | 0.804 | 0.014 | 182.94 |
13 | 20 | 平手 晃平 | TP checker IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'34.505 | 0.824 | 0.020 | 182.90 |
14 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.530 | 0.849 | 0.025 | 182.85 |
15 | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'34.546 | 0.865 | 0.016 | 182.82 |
---- 以上Q2進出 ---- |
16 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'34.652 | 0.971 | 0.106 | 182.62 |
17 | 40 | 松浦 孝亮 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'34.670 | 0.989 | 0.018 | 182.58 |
18 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.728 | 1.047 | 0.058 | 182.47 |
19 | 6 | 吉本 大樹 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'35.090 | 1.409 | 0.362 | 181.77 |
20 | 55 | 井出 有冶 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'36.168 | 2.487 | 1.078 | 179.74 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
全日本F3第13,14戦予選が9日、ツインリンクもてぎで行われ、国本京佑(TOM'S)が両戦とも自身初のポールポジションを獲得した。
全日本F3予選は、11時15分より30分間にわたって行われた。全日本クラスが30分間、ナショナルクラスが開始から20分間での争いとなる。
開始早々、全車がコースイン。最初の10分過ぎたあたりでトップタイムをマークしたのはカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)でタイムは1分46秒927。2位には国本京佑(TOM'S)が1分47秒183と僅差で続き、3位には中山友貴(Real)と4位の井口卓人(TOM'S)のトムス勢の間に入った。
全日本クラスは各車5~6周走行して一旦ピットに戻り、ナショナルクラスの予選終了後、最後の10分間にかける。そのナショナルクラスは、山内英輝(SPILIT TOM'S)が1分48秒654でトップに立ち、2位には僅差でアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)。3位には安岡秀徒(ルボーセ)が入った。
予選終了前10分、ここから全日本クラスのみでのアタックが始まる。ここで魅せたのは国本。1分46秒112、1分46秒311と立て続けに素晴らしいタイムを叩き出し、第14戦(ベストタイム順)、第13戦(セカンドベストタイム順)とも全日本F3自身初のポールポジションを決めた。ポイントリーダーでこのもてぎラウンドの結果如何でチャンピオンが早くも決定するヴァン・ダムは両戦とも2位に甘んじた。3位にはやはり両戦とも井口卓人がつけ、またしてもトムスの1-2-3の予選結果となった。
第13戦決勝は本日午後15時35分より14周で、第14戦決勝は明日14時20分より20周で争われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 14 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.112 | - | - | 162.89 |
2 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.234 | 0.122 | 0.122 | 162.71 |
3 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.460 | 0.348 | 0.226 | 162.36 |
4 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 1'46.855 | 0.743 | 0.395 | 161.76 |
5 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.889 | 0.777 | 0.034 | 161.71 |
6 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 1'46.952 | 0.840 | 0.063 | 161.61 |
7 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.224 | 1.112 | 0.272 | 161.20 |
8 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 1'47.402 | 1.290 | 0.178 | 160.94 |
9 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 1'47.569 | 1.457 | 0.167 | 160.69 |
10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPILIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.654 | 2.542 | 1.085 | 159.08 |
11 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'48.689 | 2.577 | 0.035 | 159.03 |
12 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'49.080 | 2.968 | 0.391 | 158.46 |
13 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'49.159 | 3.047 | 0.079 | 158.35 |
14 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.287 | 3.175 | 0.128 | 158.16 |
15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'51.594 | 5.482 | 2.307 | 154.89 |
16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'52.540 | 6.428 | 0.946 | 153.59 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'56.895 | 10.783 | 4.355 | 147.87 |
全日本F3 -RIJ- (2008/08/09) Qualifying-Session: Weather:Fine Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 13 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km
P | No | Cls | Driver | Car | Chassis | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 36 | C | 国本 京佑 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.311 | - | - | 162.59 |
2 | 1 | C | カルロ・ヴァン・ダム | PETRONAS TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.355 | 0.044 | 0.044 | 162.52 |
3 | 37 | C | 井口 卓人 | TDP TOM'S F308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'46.667 | 0.356 | 0.312 | 162.05 |
4 | 8 | C | 中山 友貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 1'46.884 | 0.573 | 0.217 | 161.72 |
5 | 7 | C | 山本 尚貴 | Honda Team Real | DALLARA F308 | MF204C | 1'47.041 | 0.730 | 0.157 | 161.48 |
6 | 33 | C | ケイ・コッツォリーノ | 広島トヨタ・ダラーラF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.340 | 1.029 | 0.299 | 161.03 |
7 | 62 | C | 嵯峨 宏紀 | DENSO・ルボーセF308 | DALLARA F308 | 1AZ-FE | 1'47.394 | 1.083 | 0.054 | 160.95 |
8 | 12 | C | 安田 裕信 | ThreeBond | DALLARA F308 | SR20V | 1'47.584 | 1.273 | 0.190 | 160.66 |
9 | 2 | C | 中嶋 大祐 | Honda・戸田 FIGHTEX | DALLARA F308 | MF-204C | 1'47.803 | 1.492 | 0.219 | 160.34 |
10 | 38 | N | 山内 英輝 | TDP SPILIT F307 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'48.779 | 2.468 | 0.976 | 158.90 |
11 | 20 | N | アレキサンドラ・インベラトーリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'48.934 | 2.623 | 0.155 | 158.67 |
12 | 63 | N | 安岡 秀徒 | ピンクリボン・ルボーセF305 | DALLARA F305 | 3S-GE | 1'49.439 | 3.128 | 0.505 | 157.94 |
13 | 18 | N | 松下 昌揮 | EBBRO AIM 307 | DALLARA F305/307 | 3S-GE | 1'49.451 | 3.140 | 0.012 | 157.92 |
14 | 19 | N | ザヒール・アリ | PTRS F307 | DALLARA F307 | 3S-GE | 1'49.538 | 3.227 | 0.087 | 157.80 |
15 | 5 | N | 久保田 克昭 | プラネックスF306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'51.595 | 5.284 | 2.057 | 154.89 |
16 | 74 | N | 桜井 基樹 | エクシード F306 | DALLARA F306 | 3S-GE | 1'52.549 | 6.238 | 0.954 | 153.58 |
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) | 1'57.088 | 10.777 | 4.539 | 147.62 |
- 2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第26条6.により、セカンドタイムに基づき順位を決定した。
フォーミュラ・ニッポン第6戦は9日、ツインリンクもてぎで土曜日朝のフリー走行1回目を行い、このコースを得意とする小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)がトップに立った。
10時30分定刻、フォーミュラ・ニッポン1回目のフリー走行が始まった。立秋を過ぎたもののツインリンクもてぎは朝から残暑が厳しい。開始早々、本山哲(LeMans)、伊沢拓也(ARTA)、吉本大樹(5ZIGEN)、ロニー・クンタレッリ(CERUMO/INGING)あたりが走行を開始するが、数周を走ったのみでピットイン。他のドライバーはタイヤを温存するためか走行を控えている模様だ。トップタイムは本山の1分35秒116。
30分のフリー走行中盤、ほぼ全てのドライバーがコースイン。小暮卓史(NAKAJIMA)が1分33秒932でトップに立った。以下、横溝直輝(KONDO)、荒聖治(TOM'S)、ロイック・デュバル(NAKAJIMA)、アンドレ・ロッテラー(TOM'S)と続き、6連続ポールポジションを狙う松田次生(IMPUL)は6位あたりにつけている。
フリー走行終盤、各車走行を続けるが予選に向けてのシミュレーションを行う様子はない。いつものように終了間際のタイム更新はされず、上位陣のタイムは中盤から動かず。高温のため、各チームニュータイヤを温存する作戦に出たようで、いつになくしまらないフリー走行になってしまった。
決勝のスタートグリッドを決めるノックアウト予選はこの後、14時より行われる。
Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA
Fニッポン第6戦 -RIJ- (2008/08/09) Free Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 6 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km
P | No | Driver | Team | Engine | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 32 | 小暮 卓史 | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'33.932 | - | - | 184.02 |
2 | 3 | 横溝 直輝 | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'34.375 | 0.443 | 0.443 | 183.15 |
3 | 37 | 荒 聖治 | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.430 | 0.498 | 0.055 | 183.05 |
4 | 31 | ロイック・デュバル | PIAA NAKAJIMA RACING | HONDA HF386E | 1'34.469 | 0.537 | 0.039 | 182.97 |
5 | 36 | アンドレ・ロッテラー | PETRONAS TEAM TOM'S | TOYOTA RV8J | 1'34.477 | 0.545 | 0.008 | 182.95 |
6 | 1 | 松田 次生 | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'34.528 | 0.596 | 0.051 | 182.86 |
7 | 8 | 石浦 宏明 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'34.729 | 0.797 | 0.201 | 182.47 |
8 | 67 | ロベルト・ストレイト | STONEMARKET・BLAAK CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'34.759 | 0.827 | 0.030 | 182.41 |
9 | 5 | 金石 年弘 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'34.825 | 0.893 | 0.066 | 182.28 |
10 | 41 | 土屋 武士 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'34.862 | 0.930 | 0.037 | 182.21 |
11 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'35.006 | 1.074 | 0.144 | 181.94 |
12 | 4 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | KONDO RACING | TOYOTA RV8J | 1'35.023 | 1.091 | 0.017 | 181.90 |
13 | 7 | 本山 哲 | Team LeMans | TOYOTA RV8J | 1'35.116 | 1.184 | 0.093 | 181.73 |
14 | 20 | 平手 晃平 | TP checker IMPUL | TOYOTA RV8J | 1'35.134 | 1.202 | 0.018 | 181.69 |
15 | 56 | 伊沢 拓也 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'35.394 | 1.462 | 0.260 | 181.20 |
16 | 6 | 吉本 大樹 | SG team 5ZIGEN | HONDA HF386E | 1'35.520 | 1.588 | 0.126 | 180.96 |
17 | 47 | ロニー・クインタレッリ | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'35.526 | 1.594 | 0.006 | 180.95 |
18 | 40 | 松浦 孝亮 | DoCoMo TEAM DANDELION RACING | HONDA HF386E | 1'35.594 | 1.662 | 0.068 | 180.82 |
19 | 48 | 立川 祐路 | CERUMO / INGING | TOYOTA RV8J | 1'35.741 | 1.809 | 0.147 | 180.54 |
20 | 55 | 井出 有冶 | AUTOBACS RACING TEAM | HONDA HF386E | 1'35.982 | 2.050 | 0.241 | 180.09 |
- シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。