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2008年5月

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ決勝記者会見

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優勝 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
 「みなさんのお陰で3戦連続ポールトゥウィンが達成できました。信じられないです。昨日の予選も接戦だったんですけど、今日の決勝も接戦になると思っていました。スタートをミスしないように、序盤もミスしないで、なおかつタイヤも労わりながら、差を広げていくことだけを考えプッシュしていました。そのうちに後ろとの差が開いていったんで、レースをコントロールし易くなりました。小暮選手が1コーナーでコースアウトしたと聞いたときは、少し気が楽になりました。3戦ともノートラブルですし、チームのみんながここまで頑張ってきたお陰です。エンジニアもぼくの意見を聞いてクルマを仕上げてくれ、何も言うことがないくらい嬉しいです。2000年に高木選手が3戦連続ポールトゥウィンをしてるのを横で見ていて、ぼくもああいう記録を作れる選手になりたいと思っていました。やっと記録に並べて、これで4連勝できなかったらまた一からやり直しになります。自分自身も乗れているので気を引き締めて、もっともっと速いクルマを作っていけば、4連勝は行けそうな気がします」
2位 アンドレ・ロッテラー(PETORONAS TEAM TOM'S)
 「いいレースでした。いいスタートを切れたし、最初はプッシュしました。ただ、ホイールがスピンしてクルマを速く走らせることができませんでした。追い越すチャンスもなくて同じペースを保って走りました。現在のクルマのパッケージを全て引き出して走ったのでこれ以上の結果は望めないと思います。それに比べると松田選手は楽そうに走っているので、そこまでにはまだまだ届かないレベルにあるということを確信しました。次回のレースに向けて自分もクルマも仕上げていかなければいけませんね」
3位 ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)
 「1、2戦は結果が出せなくて落ち込んでいたので、久しぶりに表彰台に上がれて嬉しいです。最初の10ラップはいいペースで走れて、アンドレにも近づいて行けました。でも、ストレートスピードの問題で追い越すことはできませんでした。ピットアウトしてからは松浦選手に引っかかってしまい、アンドレがピットアウトしたときにはもう間隔が開いていて追い越すチャンスはありませんでした。今日はできる限りのことはしたと思うので、まぁ運がなかったということでしょう。でも2、3位と1位は別です。松田選手は別の世界にいる感じですから」
優勝チーム監督 星野一義(LAWSON TEAM IMPUL)
 「スタートがうまくいけば優勝に近づけると考えていました。1コーナーでトップで入ったので50%以上大丈夫だと思いました。10ラップくらいで2秒ほど小暮と開いて松田も自分のレースができているなと見ていました。ただ、松田にも話したんですが、30年、40年やってるなかで、あまりにも物事がうまくいくときは大きな事故があるので、勝つことより松田を守ろうと思いました。まぁ、勝ってきた余裕かも知れませんが。平手にはブノワや松田とも徹底的にやれと、勝てと言っています。あの状態で絡むなとかじゃなくて、レースをやらせろと指示しました。松田とブノワで対照的な状態ですが、ブノワが明日フランスに帰るので、今から松田と村田(松田のエンジニア)の力を借りて、原因を捜そうと思っています」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ決勝 松田次生が開幕から3戦連続ポールトゥウインを達成!

 フォーミュラ・ニッポン第3戦は25日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートした松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が、2位以下を25秒以上離すぶっちぎりの横綱相撲で、開幕からの3戦連続ポールトゥウインを達成した。

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 早朝から断続的に降っていた雨も午前中には上がり、レーススタート前には、路面もほぼドライ。14時30分、20台のマシンがフォーメーションラップに向かう。

 全車グリッドに着き、シグナルブラックアウトでレースがスタート。ポールポジションの松田次生(IMPUL)が好スタートで1コーナーに。予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)は予選3位のアンドレロッテラー(TOM'S)に並びかけられるが、これを1コーナーで押さえ2位のまま。4位に6位スタートの本山哲が上がってきたが、ジャンプスタートと判定され、早々にドライビングスルーペナルティーを受けることになった。

 5周目、トップは松田で2位に小暮。その差は1秒2。3位にロッテラー、4位に本山がペナルティを受けたためロイック・デュバル(NAKAJIMA)が上がってきた。5位にデュバルから4秒近く遅れて伊沢拓也(ARTA)。6位にブノワ・トレルイエ(IMPUL)。

 10周目、トップ松田と2位小暮の差は2秒7まで開いた。3位ロッテラーはさらに4秒5の差。ロッテラーの後方にデュバル。以下、5位伊沢、6位トレルイエで、7位の金石年弘(5ZIGEN)の後ろに石浦宏明(LeMans)をかわした8位の平手晃平(LeMans)が迫る。

14周目、数周にわたって金石とドッグファイトを繰り広げていた平手が、金石をかわし7位に上がる。9位以下は、石浦を先頭に10位ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)、11位ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、12位立川祐路(CERUMO/INGING)、13位横溝直輝(KONDO)、14位荒聖治(TOM'S)、15位土屋武士(DANDELION)までが接近戦。

 28周を終わってトップを走る松田がピットストップ。松田はトレルイエの前、4位でレースに復帰した。これでトップに立った小暮も翌29周を終わってピットストップ。給油、タイヤ交換を行いピットアウトをするが、なんと1コーナーに差し掛かってきたクインタレッリと接触してグラベルに飛び出し両車リタイヤ。

 32周を終わってトップを走ってたロッテラーがピットストップ。これで松田が再びトップに立つが、ロッテラーは松田に抜かれただけで松田の後方20秒余り差の2位でレースに復帰した。3位にデュバル。4位に伊沢、5位に金石、6位トレルイエ、7位平手。

 37周目、序盤から接近戦だったトレルイエと平手の争いに決着が着いた。ダウンヒルストレートでトレルイエのインをついた平手が90度コーナーで前に出た。そしてその次の周、トレルイエはミッショントラブルのためピットインしてマシンを降りた。

 40周目、トップは松田。2位ロッテラーに20秒差。3位にさらに10秒遅れてデュバル、4位伊沢はデュバルの13秒後方、さらに10秒後方に5位金石、6位平手が3秒差で金石を追う。

 上位陣の順位はこのままでレースは終了。松田が余裕のポールトゥウインで開幕から3連勝を飾る。25秒後方でロッテラーが2位。3位にはデュバルが入った。以下、4位伊沢、5位に平手を抑えきった金石。6位に平手、7位立川、8位石浦、9位オリベイラ、10位荒とここまでがポイントを獲得した。

 次の第4戦は6月8日、岡山国際サーキットに舞台を移して決勝が争われる。果たして松田のフォーミュラ・ニッポン初、前人未到の大記録、4戦連続ポール・トゥ・ウィンは達成されるのであろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ決勝結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/25) Race Result Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J521:25'41.514
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J5225.052
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E5236.581
456伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E5255.098
55金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E521:02.978
620平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J521:03.532
748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J521:04.289
88石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J521:17.397
94ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J521:18.137
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J521:18.949
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J521:21.261
1240松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E521:21.962
136平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E511Lap
1441土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511Lap
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E502Laps
167本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J475Laps
-------- 以上規定周回(46 Laps)完走 --------
-2ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J3715Laps
-32小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2923Laps
-47ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2923Laps
-67ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J646Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.1 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL) 1'37.205 (5/52) 177.82km/h
  • CarNo.6は、2008年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.7は、2008年全日本フォーミュラ・ニッポン統一規則27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝記者会見

■全日本クラス

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優勝 安田裕信(ThreeBond)
 「スタートを決めれば、誰が相手でも雨ならいける自信があったんですが、逆に前にいかれてしまいました。レースは、トップのペースが良くなかったので接近戦になったんですが、もてぎはアクシデントも多いし、周回数が20周もあって路面も乾いてくると思って、落ち着いてレースをしたのが今回の結果になったと思います。すごくラッキーでした。チームの判断でユーズドタイヤで走りましたが、浅溝でいいコンディションに変わってきたので、ユーズドを選んだのも良かったですね」
2位 カルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)
 「ニューのウェットタイヤを選択したのでもっと雨が降るのを期待していました。でも雨が少なくなってきたので思うようにはいかなかったですね。それでもトップを走れましたし、チームメートがミスをしたのは残念でしたが、表彰台に上れたのは嬉しいです。5コーナーではミスをしたわけではないんですが、イン側がスリッピーになっていてケイ選手に並ばれてしまいました」
3位 ケイ・コッツォリーノ(MOW)
 「コースインのときはニュータイヤで出ましたが、水の量もそんなになかったので浅溝タイヤでレースをすることに決めました。5番手だったのでいちかばちかでスタートにかけていました。思ったとおりにスタートを決めて最初はいいペースで走れました。2番手になったときには、レースも長いしカルロ選手とのペースも変わらなかったので、自分の速いところと遅いところを見ながら走っていました。彼が5コーナーでミスしたときは、ちょっとまずいかなと思ったんですが、行くしかないなと思いましたね。もっと大きな事故になるかなと思いまいしたが、前に出られてラッキーでした。トップになっから、国本選手がストレートで来た時はブロックラインを取ったんですが、さらにインに来られて、それでずっとミラーを見ていたら、気が付いたら1コーナーで、そのまま真っ直ぐいっちゃいました(笑)」
■ナショナルクラス

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優勝 アレキサンドレ・インペラトーリ(PTRS)
 「優勝できて嬉しいです。いいスタートが切れて山内選手からずっとプッシュされてたんですが、それに誘われずミスしなかったのが結果に繋がったと思います」
2位 山内英輝(TOM'S SPIRIT)
 「インペラトーリは、前の鈴鹿でも雨のペースが速かったので、スタートで前に行かれたときはまずいなと思いました。でも1周1周プッシュできたのは自分を成長させることになったと思います」
3位 安岡秀徒(ル・ボーセ)
 「スタートでポジションを上げたかったんですけど、逆に松下選手に抜かれてしいました。昨日、ドライのレースでアウトから行ってもらい事故しちゃったので、今日はインから行こうと決めてたんです。中嶋選手のクラッシュで混乱があって、松下選手にプレッシャーをかけられませんでしたね。レースが落ち着いて自分の方が彼より速いのがわかったのですが、昨日も表彰台に乗ってないので、抜くのに安全すぎるくらいまで待ってしまいました。結果、前の2人に先に行かれてしまいまい、面白いレースをすることができませんでしたね」
【注】

 この記者会見は、ケイ・コッツォリーノ選手が、ペナルティで4位になる前に行われています。

まとめ: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝 雨の安田裕信が漁夫の利で今季2勝目!

 全日本F3選手権第8戦は25日、ツインリンクもてぎで決勝を行い、安田裕信(ThreeBond)が20周を走って優勝した。ナショナルクラスは、アレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)が優勝した。

 「20周もあるのでレース展開を考えて落ち着いて走った」という安田裕信が、オープニングラップを4位で終えると他車同士の接触、コースアウト、リタイヤなどで順位をアップ。11周目にトップに立つとそのまま危なげない走りで第5戦鈴鹿に続き今季2勝目を飾った。

 フォーミュラ・ニッポンフリー走行が終わった頃、いったん止んだ雨がまた降り出してきた。F3のフォーメーションラップがスタートする10時25分には傘がなくても気にならない程度の降りで、全体としては午後に向けて天候は回復しつつあるようだ。

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 1周を回って全車グリッドに着く。スタートは、ポールポジションのカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)と予選2位の井口卓人(TOM'S)が好スタート。しかし予選3位の国本京佑(TOM'S)はスタートをミスし6位当たりまで順位を落とす。3位には、ケイ・コッツォリーノ(NOW)が上がってきた。中段では、中嶋大祐(戸田)がスタートの混乱でストレート観客席側のグリーンにはじき出されリタイア第1号に。

 2位でレースを始めた井口のペースが上がらない。2周目に安田裕信(ThreeBond)、コッツォリーノにかわされ4位に後退すると、山本をかわして5位に上がってきた国本にも90度コーナーでかわされ5位まで後退した。

 トップ、ヴァン・ダムと2位コッツォリーノ、3位安田、4位国本までは接近戦。6周目、1コーナーで国本が安田をパスして3位に上がる。

 9周目、5コーナーで2位のコッツォリーノがトップを走るヴァン・ダムに並びかけるが両車が接触し、ヴァン・ダムはコースアウト。コッツォリーノがトップに立った。ヴァン・ダムはコースに復帰するも安田、国本、井口にかわされ5位に落ちた。

 11周目に入ったストレートで、トップ、コッツォリーノのイン側に国本が並びかける。意地を張り合った両車はなんと1コーナーで揃ってコースアウト。これに乗じて安田がトップに躍り出た。さらにコースに復帰した国本と井口が4コーナーで接触、そのままもつれるように5コーナーでグラベルに飛び出し、チームメイト同士で仲良くリタイアとなった。

 トップに立った安田と2位のヴァン・ダムの差は8秒ほどに開き安全圏に。3位には嵯峨宏紀(ル・ボーセ)があがってきたが、16周目の90度コーナー出口で4位に落ちていたコッツォリーノに押し出されてコースアウト。コッツォリーノが3位に上がった。

 レース終了。波乱のレースを制したのは安田。2位にポイントリーダーのヴァン・ダムがしぶとく入り、3位はコッツォリーノとなった。しかし、レース後、嵯峨を押し出したコッツォリーノの行為が危険なドライブと競技団に判定され30秒の加算を受けて4位に。嵯峨が3位に繰り上がった。

 ナショナルクラスは、ポールシッターの山内英輝(TOM'S SPIRIT)がスタートをミス。トップに立ったアレキサンドレ・インペラトーリと終始ドッグファイトを演じたが抜けず、山内は2位でレースを終えた。3位に、レース中盤で前を走る松下昌揮(AIM)をかわした安岡秀徒(ル・ボーセ)が入った。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/25) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V2041'12.548
2*1Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2010.451
362C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2015.708
4*33Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE2041.575
520Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2043.956
638N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE2044.770
763N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE201'02.624
819Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE201'11.390
918N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE201'18.678
108C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C201'20.967
1174N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE191 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 18 Laps ) 完走 --------
-7C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C155 Laps
-36C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1010 Laps
-37C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1010 Laps
-2C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C020 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.33 ケイ・コッツォリーノ(広島トヨタ・ダラーラF308) 2'01.096 (20/20) 142.74km/h
  • CarNo.1,33は、2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条12.違反(危険なドライブ行為)により訓戒とした。
  • CarNo.33は、2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第28条12.違反(危険なドライブ行為)により競技結果に30秒を加算した。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行2回目 立川祐路がトップタイム! PPの松田次生はなんと18位!

 25日、ツインリンクもてぎで決勝を睨んでのフリー走行が小雨の降るなか行われた。2度の赤旗が提示され、コースアウトするマシンが続出する荒れた展開となり、立川祐路(CERUMO/INGING)が1分52秒908でトップタイムをマークした。

 フリー走行は8時10分に予定通り開始された。路面は完全にウエットだが、雨は強くはない。

 開始序盤で好調なのは、昨日のノックアウト予選Q2でガス欠のためストップしてしまった横溝直輝(KONDO)。しかし、トップタイムをマークしたところで、金石年弘(5ZIGEN)が4コーナー立ち上がりでスピン、コース上に止まったため赤旗が提示された。

 フリー走行再開後も横溝はさらにタイムを1分53秒207まで縮める。2位にはロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)で1分53秒376。3位にはロニー・クインタレッリ(CERUMO/INIGNG)が1分53秒406でつけている。

 しかし、このCERUMO/INGINGの2台を上回る1分53秒224のタイムを出し、2位に上がってきたのがジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)。この時点でKONDO RACINGが1-2だ。

 終了7分前、このフリー走行で好調なCERUMO/INGING勢の3人目、立川祐路(CERUMO/INGING)が、1分53秒126を叩き出しトップを奪うと、さらに次の周そのタイムを1分52秒908まで縮めた。横溝も最後にペースアップして、各セッションでベストタイムをマークしながら最終セクションに向かう。しかし、最終コーナーで井出有治(ARTA)がスピンして止まったため2度目の赤旗が提示されてしまった。横溝はタイムアップならず。残り時間が少ないためフリー走行はこの時点で終了した。

 このフリー走行ではコースアウトするマシンが続出。そのなかにはなんとポールシッターの松田次生(IMPUL)も。結局、松田は1分55秒953でトップから3秒以上遅れの18位という不本意な順位でフリー走行を終えることになってしまった。

 予選2位の小暮卓史(NAKAJIMA)は、1回目の赤旗再開後に1'53.346を出し4位とまずまずの仕上がりのようだ。

 フリー走行終了後、雨は止んだ。午後からは曇りの予想もあり、決勝のコンディションがレース結果を大きく左右しそうだ。決勝レースは14時30分より52周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行2回目結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/25) Free Session #2 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'52.908--153.09
23横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'53.2070.2990.299152.68
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'53.2240.3160.017152.66
432小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'53.3460.4380.122152.50
567ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'53.3760.4680.030152.46
647ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'53.4060.4980.030152.42
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'54.0161.1080.610151.60
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'54.0391.1310.023151.57
920平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'54.4911.5830.452150.97
102ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'54.5401.6320.049150.91
1156伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'54.6911.7830.151150.71
126平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'54.7401.8320.049150.64
1341土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'54.8141.9060.074150.55
1440松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'54.8871.9790.073150.45
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'54.9812.0730.094150.33
1637荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'55.2132.3050.232150.03
178石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'55.2272.3190.014150.01
181松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'55.9533.0450.726149.07
197本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'56.5953.6870.642148.25
205金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'06.55613.6485.744136.58
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 7番ポスト付近における停止車輌回収のため、8時16分36秒から6分24秒間赤旗中断とした。
  • ビクトリーコーナーにおける停止車輌回収のため、8時43分52秒に赤旗を提示し、走行を終了とした。
  • CarNo.7は、2008年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン統一規則第28条11.(ピットレーン通過速度)違反により、罰金3万円を課す。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ予選 上位3名記者会見

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ポールポジション 松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)
 「ここもてぎは得意なコースではないので不安ではあったんですが、2連勝しているのでポイント的にも余裕があるし、いいレースをしてポイントを取れればと思っていました。でも、ここは小暮選手もロッテラー選手も速いので、負けたくはないという気持ちもありました。金曜日から両選手が速かったんですが、路面コンディションが良くなると思って、クルマをあまりいじらなかったのが良かったんでしょう。エンジニアとぼくとのコミュニケーションも今はよく取れています。今日も1ポイント取れましたし、明日も一番前からスタートするので、落ち着いて行けば自ずと結果は付いてくると思います」
予選2位 小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)
 「もてぎということで金曜日から自信をもって臨んだんですが、松田選手は開幕から2連勝で離されているので、今回はいい戦いができるようにミーティングを重ねてきました。金曜日の段階では悪くなくて、クルマのほうもほぼ問題はなかったんですが、細かいところの詰めが松田選手には及ばなかったんだと思います。開幕から予選でポール争いに絡んでないので急にポールを獲るのは難しいですね。今日は上位争いに絡めて、やってきたことの積み重ねが実り、流れを掴みつつあると思っています」
予選3位 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S)
 「クルマは一歩一歩ですが、いいコンディションまで持ってくることができました。タイトな予選でしたね。Q1、Q2は非常に良くてポールポジションの可能性は十分にあると思っていましたが、Q3はヘアピンでブレーキをミスして、最終セクターでも安全を考えてしまったので3位になってしました。ポールポジションを取れるクルマだと思います。昨年はドライビングスルーペナルティーを受けたにもかかわらず4位になれたので、明日はポディウムに上がることを目標に頑張りたいと思います」

まとめ & Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ公式予選総合結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Total Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.2931'33.691R1'33.167
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.9651'33.3911'33.308
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.7741'33.4431'33.341
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.8101'33.5441'33.358
556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.1541'33.7681'33.667
67本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7751'33.7731'33.704
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0241'33.6891'33.799
820平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.1061'33.8191'34.081
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.4021'33.960
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.5451'34.000
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0351'34.054
1267ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'33.8471'34.056
134ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2031'34.059
1447ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.3231'34.115
153横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.337Absence
1637荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.584
1741土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.589
186平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.689
1955井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.845
2040松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.926
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新した。従来のコースレコード: 1'33.192

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝 カルロ・ヴァン・ダムが2連勝でポイントリーダーに

 全日本F3選手権第7戦は、ツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジションからスタートしたカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)が鈴鹿に続いて2連勝した。2位には国本京佑(TOM'S)が、3位には安田裕信(ThreeBond)が入った。ナショナルクラスは山内英輝(TOM'S)が優勝した。

f3_r07_r_start

f3_r07_r_van-dam

f3_r07_r_yamauchi

f3_r07_podium_n

f3_r07_podium_c

 ツインリンクもてぎの上空はフォーミュラ・ニッポン予選時よりさらに雲が厚く垂れ込めてきた。いまにも雨が降りそうだ。15時45分、予定通りフォーメーションラップが始まり、全車がグリッドに着いた。

 スタートは予選上位4台、ポールポジションのカルロ・ヴァンダム(TOM'S)、予選2位の国本京佑(TOM'S)、同3位の安田裕信(ThreeBond)、同4位の井口卓人(TOM'S)は順当にその順位のまま1コーナーへ。しかし予選5位のケイ・コッツォリーノ(NOW)が1コーナーで単独スピン。これを避けようとした、ナショナルクラスの松下昌樹(AIM)、安岡秀徒(ル・ボーセ)がコースアウトして順位を落とした。コッツォリーノは最後尾でレースに復帰。

 3周目、心配されていた雨がコースに落ち始めたがトラックを濡らすまでには至らない。全車、ドライタイヤのままレースを続行。

 ヴァン・ダムと2位国本との差は6周目に1秒半ほど。この2台が3位安田以下との差を4秒ほど広げてレースは展開するが、国本にもヴァン・ダムを追い詰めるほどの速さはないようだ。

 結局、レース序盤から降り続いた雨も、ラップタイムを若干落としただけで、レースを大きく左右することもなく、この順位のままヴァン・ダムが優勝。2位に国本が、3位に安田が入った。ヴァン・ダムは第6戦鈴鹿に続いて2連勝で、これでポイントリーダーに躍り出た。

 ナショナルクラスは、今回も山内英輝(TOM'S)が優勝。2位争いがアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS)とザヒール・アリ(PTRS)のチームメート同士で繰り広げられたが、10周目にインペラトーリがアリの前に出て、2位、3位となった。

 第8戦決勝は、明日25日、10時25分より20周で行われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/24) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1425'02.901
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE141.155
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V146.495
437C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE149.141
57C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1413.763
68C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1415.862
72C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1417.797
833Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1425.593
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1432.124
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1438.362
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1441.619
1219Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1443.875
1363N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1451.278
1418N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1453.096
1574N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE131 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 12 Laps ) 完走 --------
  • Fastest Lap: CarNo.36 国本京佑(TDP TOM'S F308) 1'46.364 (7/14) 162.51km/h

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ予選 松田次生が開幕から3連続PP!

fn_r03_f1_matsuda1  全日本フォーミュラ・ニッポン第3戦は24日、ツインリンクもてぎでノックアウト予選を行い、松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が開幕から3連続ポールポジションを獲得した。2位には小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)、3位にはアンドレ・ロッテラー(PETORONAS TEAM TOM'S)が入った。

 14時5分定刻、ノックアウト予選が始まった。ツインリンクもてぎは、午後から雨の予想だったが、雲は厚くあたりは暗くなりつつあるものの相変わらず蒸し暑く、まだ雨は落ちていない。気温27度、路面温度36.5度、湿度40%。

■Q1

 ノックアウト予選Q1は20分間。ここで上位15位までがQ2に進出、16位以下の5台がノックアウトされここで16位以下の予選順位が決まる。

 まずは、松田次生(IMPUL)が1分34分636でトップに。直後、小暮卓史(NAKAJIMA)が1分33秒965でこれを逆転。午前のフリー走行で走れなかった石浦宏明(LeMans)が1分34秒638で3位につけた。

 残り10分、Q1の半分が経過。ロイック・デュバル(NAKAJMA)が1分33秒810でトップに立った。NKAJIMA勢が1-2だ。

 残り2分、松田が1分33秒293を出し、トップに出た。2位にはアンドレ・ロッテラー(TOM'S)が1分33秒774。3位に本山哲(LeMans)。

 結局、Q2に進出できなかったのは、荒聖治(TOM'S)、土屋武士(DANDELION)、平中克幸(5ZIGEN)、井出有治(ARTA)、松浦孝亮(DANDELION)の6台で16位以下の順位が決定した。

■Q2

 10分のインターバルの後、10分間のQ2予選が始まる。15台が出走し8位までがQ3に進出し、9位から15位までの予選順位が決定する

 マシントラブルかQ1終了後にピットロード入口でマシンを止め、歩いてピットに戻ってきた横溝直輝(KONDO)を除く14台が出走。

 残り5分あたりから、松田を皮切りにコースイン。多くのドライバーがワンアタックに賭けるようだ。

 先ずは松田が、1分33秒691でトップに立つと、ロッテラーが1分33秒443で逆転。さらにデュバルが1分33秒544で続き、なんと金石年弘(5ZIGEN)が1分33.689で松田のタイムを上回ってきた。松田は5位に落ちた。

 Q3進出を果たせなかったのは、トレルイエ、石浦、立川祐路(CERUMO/INGING)、ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)、ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)、出走できなかった横溝の7台。

 本山は初のQ3進出。ルーキーの平手晃平(IMPUL)は3戦連続Q3進出だ。

■Q3

 残り6分過ぎ、小暮を先頭に8台がコースインを開始。各車、ウォームアップに2周を費やして、やはりここでもワンアタックに賭けるようだ。

 先ずは、小暮が1分33秒308でトップに立つが、松田が誰も追いつけないここのコースレコードとなる1分33秒167を叩き出しトップに。これで、開幕から3戦連続のポールポジションを決めた。

 3位にはロッテラーが、4位に小暮のチームメイトのデュバルが入った。

 決勝は、明日14時30分より52周にわたって争われる。明日も雨の予報だが、果たしてフォーミュラ・ニッポンタイ記録となる松田の3戦連続ポールトゥウインは達成されるのだろうか。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎノックアウトQ3結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Q3 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8JR1'33.167--185.53
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.3080.1410.141185.25
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.3410.1740.033185.18
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.3580.1910.017185.15
556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'33.6670.5000.309184.54
67本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7040.5370.037184.46
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'33.7990.6320.095184.28
820平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.0810.9140.282183.72
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎノックアウトQ2結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
132小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.391--185.08
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.4430.0520.052184.98
331ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.5440.1530.101184.78
45金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'33.6890.2980.145184.49
51松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.6910.3000.002184.49
656伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'33.7680.3770.077184.34
77本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7730.3820.005184.33
820平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.8190.4280.046184.24
---- 以上Q3進出 ----
92ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.9600.5690.141183.96
108石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.0000.6090.040183.88
1148立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0540.6630.054183.78
1267ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0560.6650.002183.77
134ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.0590.6680.003183.77
1447ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.1150.7240.056183.66
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎノックアウトQ1結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Fine
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.293--185.28
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'33.7740.4810.481184.33
37本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'33.7750.4820.001184.32
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.8100.5170.035184.26
567ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'33.8470.5540.037184.18
632小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'33.9650.6720.118183.95
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.0240.7310.059183.84
848立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.0350.7420.011183.81
920平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.1060.8130.071183.68
1056伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.1540.8610.048183.58
114ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.2030.9100.049183.49
1247ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.3231.0300.120183.25
133横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.3371.0440.014183.23
142ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.4021.1090.065183.10
158石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.5451.2520.143182.82
---- 以上Q2進出 ----
1637荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.5841.2910.039182.75
1741土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.5891.2960.005182.74
186平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'34.6891.3960.100182.54
1955井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.8451.5520.156182.24
2040松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'34.9261.6330.081182.09
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'39.8246.5314.898173.16
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第7戦&第8戦もてぎ予選 カルロ・ヴァン・ダムが連続PP!

 全日本F3選手権第7戦、8戦の予選が24日、ツインリンクもてぎで行われ両戦ともカルロ・ヴァン・ダム(TOM'S)がポールポジションを獲得した。

fn_r03_f1_matsuda

f3_r07_q_yamauchi

 フォーミュラ・ニッポン予選で遅れたスケジュールも解消され全日本F3第7戦、8戦の公式予選が定刻11時20分より30分間にわたり行われた。今回も全日本クラスが30分間すべて、ナショナルクラスは最初の20分間という時間割だ。

 全日本クラスは最初一通りタイムを出すとほとんどのマシンがピットインし、ナショナルクラスがコースから退いた残り10分間で本格的なアタックが始まった。

 予選終了6分前、ここまでトップに立っていたカルロ・ヴァン・ダムが1分45秒837でタイムを更新するとさらに次の周が1分45秒604、次が1分45秒606とセカンドタイムも揃え、第7戦、8戦ともポールポジションを狙う。

 予選2位以下の争いは、ケイ・コッツォリーノ(NOW)が1分46秒116で2位につけると、1分45秒907で国本京佑(TOM'S)が逆転。さらに安田裕信(ThreeBond)が1分45秒957で3位つけるが、井口卓人(TOM'S)が1分45秒952でこれを上回ってきた。コッツォリーノは5位まで落ちた。

 予選終了間際、国本が各セッションでベストタイムを連発してポールを狙ったが最終セッションで伸びず、1分45秒652。バン・ダムに僅かに届かなかった。

 結局、第7戦、8戦ともヴァン・ダムがポールポジション、2位に国本。第7戦3位が安田、第8戦3位が井口となった。

 ナショナルクラスは、今回も山内英輝(TOM'S)が両戦ともポールポジションを獲得した。しかし前戦まで1秒ほどぶっちぎってた2位以下との差も縮まりつつあるようだ。2位は両戦ともアレキサンドラ・インペラトーリ(PTRS) が、第7戦3位は松下昌揮(AIM)、第8戦3位が安岡秀徒(ル・ボーセ)。

 第7戦決勝は本日15時45分より14周で、第8戦は明日10時25分より20周で争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Japanese F3

JF3:第8戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/24) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 8 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.604--163.68
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.6520.0480.048163.60
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.9520.3480.300163.14
412C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'45.9530.3490.001163.14
533Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.1160.5120.163162.89
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.4760.8720.360162.34
78C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.7071.1030.231161.99
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'46.9031.2990.196161.69
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.9431.3390.040161.63
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.1652.5611.222159.80
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.4572.8530.292159.37
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'48.4972.8930.040159.31
1318N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'48.6012.9970.104159.16
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.0903.4860.489158.45
1574N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'51.8506.2462.760154.54
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.30910.7054.459148.61
165N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GEAbsence---

Japanese F3

JF3:第7戦もてぎ予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/24) Qualifying-Session: Weather:Cloudy Course:Dry
2008 All Japan F3 Championship Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.608--163.67
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'45.8440.2360.236163.31
312C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1'46.0190.4110.175163.04
437C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1'46.0810.4730.062162.94
533Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1'46.3440.7360.263162.54
67C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.7981.1900.454161.85
78C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1'46.8341.2260.036161.79
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1'46.9321.3240.098161.64
962C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1'47.0701.4620.138161.44
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1'48.4282.8201.358159.41
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'48.5452.9370.117159.24
1218N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1'48.6423.0340.097159.10
1363N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1'48.7433.1350.101158.95
1419Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE1'49.0913.4830.348158.45
1574N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE1'51.8656.2572.774154.52
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 1'56.40610.7984.541148.49
165N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GEAbsence---
  • 2008年フォーミュラ3選手権統一規則第26条6.により、セカンドタイムに基づき順位を決定した。

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎフリー走行1回目 もてぎでも速いぞ! 松田次生がトップタイム!

 フォーミュラ・ニッポン第3戦1回目のフリー走行が24日、30分間にわたりツインリクもてぎで行われた。トップタイムをマークしたのは1分33秒845で松田次生(IMPUL)、2位に小暮卓史(NAKAJIMA)、3位にロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)が入った。

 前プログラムのFCJ予選で赤旗が出たため、1回目のフリー走行は定刻より5分遅れの10時40分より始まった。天候はどんよりとした曇り。しかし、気温は高く蒸し暑い。

 開始早々、本山哲(LeMans)が自身の2周目にいきなり昨日の練習トップタイム、ロベルト・ストレイト(CERUMO/INGING)の1分34秒632に迫る1分34秒912を出しトップに立つ。さらに、ロニー・クインタレッリ(CERUMO/INGING)が1分34秒696、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO)が1分34秒842、アンドレ・ロッテラー(TOM'S)が1分34秒634、ルーキーの平手晃平(IMPUL)までもが1分34秒833で本山のタイムを上回わる。

 開始、15分過ぎ。ストレイトが1分34秒247を出しトップに立つと、その直後、開幕から2連勝中の松田次生(IMPUL)がいきなり33秒台に入る1分33秒845を叩き出しトップに。さらにここツインリンクもてぎを得意とする小暮卓史(NAKAJIMA)も1分34秒007で松田に続き、チームメイトのロイック・デュバル(NAKAJIMA)も1分34秒331で4位まで上がってきた。

 フリー走行終了まで残り2分。この時点で15位のブノワ・トレルイエ(IMPUL)が失速して3コーナーの手前でストップ。マシンを降りた。また、横溝直輝(KONDO)と平中克幸(5ZIGEN)が接触。平中もマシンにダメージを負いコース脇にマシンを止めてしまった。

 フリー走行終了。結局トップはサーキットが変わっても速さが衰えなかった松田、2位に昨年このもてぎで2連勝した小暮、3位にストレイト。

 ノックアウト予選は本日14時5分より行われるが、雨の予報もあり、波乱の予選になるかも知れない。

Text: Yoshinori OHNISHI / Photo: Keiichiro TAKESHITA

Formula Nippon

FN:第3戦もてぎ1回目フリー走行結果

Fニッポン第3戦 -RIJ- (2008/05/24) Free Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 3 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'33.845--184.19
232小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'34.0070.1620.162183.87
367ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.2470.4020.240183.40
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'34.3310.4860.084183.24
53横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.4140.5690.083183.08
64ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'34.5250.6800.111182.86
737荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.6160.7710.091182.69
836アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'34.6340.7890.018182.65
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'34.6590.8140.025182.60
1047ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.6960.8510.037182.53
1156伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'34.7530.9080.057182.42
1220平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'34.8330.9880.080182.27
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'34.9951.1500.162181.96
145金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.0701.2250.075181.81
152ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'35.1421.2970.072181.68
1641土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.1881.3430.046181.59
1755井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'35.5461.7010.358180.91
186平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'35.6771.8320.131180.66
1940松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'35.8932.0480.216180.25
-8石浦 宏明Team LemansTOYOTA RV8JAbsence---
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台決勝 BMW Z4Mが初の1-2フィニッシュ!

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 5月18日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の決勝レースが行われた。  好天でむかえた決勝日の仙台は、目にまぶしい新緑の朝だ。午前9時10分から30分間行われたフリー走行で速さをみせたのは#28と#50の2台のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPEだった。

   迎えた決勝レースは、12時38分に気温19度、路面温度31度のコンディションの中、フォーメーションラップからローリングスタートが切られ、#28の片岡龍也と#50の柳田真孝がチームメイト同志でのトップ争いを展開する。9周目には#50がトップに立ち、17周目には再び#28がトップを奪い返す。#50が先にピットストップを行った40周目過ぎあたりに#28が先行する形となり、60周目ではその差は5秒6となっていた。

 90周目ではその差は1分30秒に開き、124周のレースは26秒の差で#28の開幕2連勝となった。

 ST2クラスはデビューウインはならずも第2戦でエボX初優勝を果たした#11オーリンズ・ランサーEVOX(中谷明彦/木下隆之組)が総合6位でチェッカーを受けた。

 ST3クラスは開幕戦に続いて#333エクセディH.I.S.イングスZ(前嶋秀司/佐々木雅弘組)が2連勝。

 ST4クラスは#69 J’S RACING CIVIC ADVAN(梅本淳一/久保田英夫組)とそれぞれクラス優勝をとげた。

ウイナーのコメント

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#28片岡龍也「2003年にN+クラスのアルテッツアで勝って、去年は十勝のスープラで優勝、そして鈴鹿から2連勝とS耐は4戦4勝なんですよ(笑)予選は谷口さんにすごいタイム出されちゃったけど、自分はレースで使う硬めのタイヤだったので・・・レースのほうはチームメイト同志で激しいバトルにはならなかったけれどレースはできて、初の1-2も達成できました。クルマは今回はノートラブルでした。谷口さんに誕生日だったので2,3スティント連続で走ってもらいました。自分は本当は5月1日だったんですが、合わせてお祝いをしてもらいました。『こっちは食べる方』って聞いていた片岡って書いてあったケーキまで投げられるとは思ってなかったです(笑)」

谷口信輝「クルマは決まっていたし、タイヤも良いパフォーマンスで、片岡とコンビを組んで勝たなきゃいけない状況だったけど、クルマのトラブルだけが心配でした。余計な入力をさせないように縁石もできるだけ乗らないような走りを心がけました。予言どおりバースディウインができて嬉しいです(笑)」

 総入場者数 24,980人(5/18日曜日)

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台決勝結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/18) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
片岡 龍也
Johan Adzmi
YH1243:59'00.284
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
吉田 広樹
YH12426.565
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YH1231Lap
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野 一樹
岡本 武之
YH1231Lap
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村 浩之
田中 篤
YH1213Laps
6ST2111オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH1213Laps
7ST2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤 正将
小川 日出生
YH1213Laps
8ST2313ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木宏和
YH1204Laps
9ST31333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1195Laps
10ST3227FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
井上 貴志
YH1195Laps
11ST33113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
YH1195Laps
12ST3439TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YH1195Laps
13ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
小松 一臣
YH1186Laps
14ST2437シーケンシャル エンドレス アドバンランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧 賢治
HINOKI
YH1186Laps
15ST3619高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上 慎二
輿水 敏明
YH1159Laps
16ST4169J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH11410Laps
17ST4276Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
古橋譲
YH11410Laps
18ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
井上 恵一
YH11311Laps
19ST44*18FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原智行
YH11311Laps
20ST3714岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
古谷 直広
YH11311Laps
21ST4555BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
斉藤慎輔
YH11311Laps
22ST4622MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
YH11212Laps
23ST47*81ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
北野 浩正
YH11212Laps
24ST2559東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH10519Laps
25ST266DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
野田 勝義
YH10222Laps
---- 以上規定周回数完走 ----
-ST2-26エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
朝倉宏志
YH1123Laps
  • Fastest Lap: CarNo.28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE 谷口 信輝 1'51.425 (45/81) 131.27 km/h
  • CarNo.81は、スーパー耐久シリーズ2008シリーズ規則2008年版第15条(10)違反(給油中のタイヤ交換)によりドライブスルーペナルティが科された。
  • CarNo.18は、ハイランド・スーパー耐久レース特別規則書 第10条(ピットレーン通過制限速度)違反によりドライブスルーペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台予選 谷口・片岡・Admiz組のPETRONAS SYNTIUM BMW Z4MがPP!

 5月17日、宮城県の仙台ハイランドレースウェイで、スーパー耐久第2戦の予選が行われ、ST1クラスのPETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE(谷口信輝/片岡龍也/Johan Admiz組)が総合のポールポジションを決めた。

st_r02_q_28

st_r02_q_6

st_r02_q_27

st_r02_q_76

 気温19度、路面温度25度のドライコンディションで、13時20分から1グループ(ST1,2クラス)と2グループ(ST3,4クラス)それぞれ15分間ずつで行われたAドライバー予選では、#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M(谷口信輝/片岡龍也/Johan Admiz組)の谷口が1分48秒644のレコードタイムをマークしこのセッションのトップタイムとした。

 14時5分から再び15分ずつのBドライバー予選が行われた。1グループのセッションで#30オートバックス森永チルミル・RSオガワランサーがテクニカルコーナでクラッシュ。このため赤旗中断となる。この後2グループのセッション途中に、激しい通り雨がコースを襲いウエット状態となってしまう。

 昨年から、この2つのAB両ドライバーのタイムを合算してグリッドをきめる予選方式がとられることとなり、結果は#28 PETRONAS SYNTIUM BMW Z4Mの片岡が1分48秒922のレコードタイムをたたき出し、ポールポジションをきめた。

 総合6位にクラスST2クラスのトップ#6 DIXEL☆新菱オートEVO IX MR(冨桝朋広/関豊/野田勝義組)が入った。総合13位にST3クラスのトップ#27 FINA ADVAN M3(小林且雄/村田信博/井上貴志組)、総合20位にST4クラスのトップ#76 Racing Modulo ADVAN TypeR(玉本秀幸/小林正吾/古橋譲組)が入った。

ポールシッターのコメント

谷口信輝「もてぎのテストで4周だけ乗ったんで、このレースウイークにちゃんと乗ったというところです。とっても乗りやすくて癖がないクルマです。イメージがわかるというか不安がない。ただ、電子制御と俺の戦いみたいな部分があって、自分の走り方をしようとするとトラクションコントロールが効いて前に進まないみたいなところがあります。安全なんだけどそこが邪魔してるというような部分がありますね。開幕戦はD1と重なって出られなかったんですが、残りは出る予定です。クルマのポテンシャルは不安がないし、片岡と組めるということで相方も信頼できるし不安材料はないです。明日は誕生日なのでトラブルなく勝ちたいですね」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台A,Bドライバー予選総合結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/17) A&B Total Qualify Weather:Fine-Rainy Course:Dry-Wet
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClsCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireA Driver
B Driver
Total
Time
Behindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝
片岡龍也
YHR1'48.644
R1'48.922
3'37.566-133.353
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe Hairuman
柳田真孝
YH1'50.001
R1'49.237
3'39.238 1.672132.336
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行
藤井誠暢
YHR1'49.444
1'50.904
3'40.348 2.782131.670
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也
星野一樹
YH1'50.810
1'51.035
3'41.845 4.279130.781
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興
松村浩之
YH1'53.627
1'53.633
3'47.260 9.694127.665
6ST216DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝 朋広
関豊
YH1'55.016
1'52.973
3'47.98910.423127.257
7ST2211オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦
木下隆之
YH1'54.763
1'54.100
3'48.86311.297126.771
8ST2337シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田 久
大瀧賢治
YH1'54.334
1'55.106
3'49.44011.874126.452
9ST2420RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平
加藤正将
YH1'54.712
1'55.035
3'49.74712.181126.283
10ST2513ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔
鈴木 宏和
YH1'54.848
1'55.266
3'50.11412.548126.082
11ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正
中村 信也
YH1'56.603
1'56.635
3'53.23815.672124.393
12ST2759東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学
細野智行
YH1'57.778
1'55.979
3'53.75716.191124.117
13ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄
村田信博
YH1'55.133
2'01.877
3'57.01019.444122.413
14ST3215岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明
Igor Sushko
YH1'56.946
2'03.111
4'00.05722.491120.859
15ST3339TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之
赤鮫 オヤジ
YHR1'53.633
2'07.314
4'00.94723.381120.413
16ST34333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司
佐々木雅弘
YH1'55.070
2'06.300
4'01.37023.804120.202
17ST2830オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤 俊哉
丹羽昭善
YH1'56.846
2'05.218
4'02.06424.498119.857
18ST3514岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉 貴志
山崎 学
YH1'57.420
2'09.727
4'07.14729.581117.392
19ST36113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲
堤 明彦
YH1'55.796
2'11.877
4'07.67330.107117.143
20ST4176Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸
小林 正吾
YH2'01.811
2'10.786
4'12.59735.031114.859
21ST4269J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一
久保田 英夫
YH2'01.797
2'11.308
4'13.10535.539114.629
22ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.com
安達元気
YH2'02.748
2'12.079
4'14.82737.261113.854
23ST4455BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也
河村 直樹
YH2'02.153
2'14.121
4'16.27438.708113.211
24ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫
水書 健司
YH2'02.749
2'14.861
4'17.61040.044112.624
25ST4622MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗
五反田 義治
YH2'02.988
2'15.340
4'18.32840.762112.311
26ST4781ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也
植田 正幸
YH2'03.349
2'15.302
4'18.65141.085112.171
---- 以上予選通過 ----
-ST3-19高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉
池上慎二
YH2'01.301
2'25.875
4'27.17649.610108.592
  • 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: ST-1 1'49.968 / ST-3 1'53.787)
  • 赤旗中断:14:11~14:30、14:48~15:07
  • ウェット宣言14:44
  • CarNo.50のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。
  • CarNo.360のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台Bドライバー予選結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/17) B Driver Qualifying Weather:Rainy Course:Dry-Wet
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
片岡 龍也YHR1'48.922-133.183
2ST1250PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
柳田 真孝YHR1'49.237 0.315132.799
3ST131ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
藤井 誠暢YH1'50.904 1.982130.803
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
星野 一樹YH1'51.035 2.113130.649
5ST216DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
関豊YH1'52.973 4.051128.407
6ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
松村 浩之YH1'53.633 4.711127.662
7ST2211オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
木下 隆之YH1'54.100 5.178127.139
8ST2320RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
加藤 正将YH1'55.035 6.113126.106
9ST2437シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
大瀧賢治YH1'55.106 6.184126.028
10ST2513ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
鈴木 宏和YH1'55.266 6.344125.853
11ST2659東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
細野 智行YH1'55.979 7.057125.079
12ST2726エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
中村 信也YH1'56.635 7.713124.376
13ST3127FINA ADVAN M3
BMW M3
村田 信博YH2'01.87712.955119.026
14ST3215岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
Igor SushkoYH2'03.11114.189117.833
15ST2830オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
丹羽昭善YH2'05.21816.296115.850
16ST33333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
佐々木 雅弘YH2'06.30017.378114.858
17ST3439TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
赤鮫 オヤジYH2'07.31418.392113.943
18ST3514岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
山崎学YH2'09.72720.805111.824
19ST4176Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
小林 正吾YH2'10.78621.864110.918
20ST4269J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
久保田 英夫YH2'11.30822.386110.477
21ST36113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
堤 明彦YH2'11.87722.955110.001
22ST4373CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
安達 元気YH2'12.07923.157109.832
23ST4455BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
河村 直樹YH2'14.12125.199108.160
24ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
水書 健司YH2'14.86125.939107.567
25ST4681ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
植田 正幸YH2'15.30226.380107.216
26ST4722MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
五反田 義治YH2'15.34026.418107.186
以上予選通過(基準タイム:(総合130%) 2'22.594 (ST-1 110%) 2'00.656 (ST-2 110%) 2'05.440 (ST-3 110%) 2'16.139 (ST-4 110%) 2'24.530)
-ST3-19高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
池上 慎二YH2'25.87536.95399.445
  • 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: ST-1 1'49.968 / ST-3 1'53.787)
  • 赤旗中断:14:11~14:30、14:48~15:07
  • ウェット宣言14:44
  • CarNo.50のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。
  • CarNo.360のBドライバーは公式通知No.7の1)違反(赤旗後再開前のグループボード提示前のファーストレーン進入)によりベストラップ削除のペナルティが科された。

スーパー耐久

S耐:第2戦仙台Aドライバー予選結果

スーパー耐久仙台 -RIJ- (2008/05/17) A Driver Qualifying Weather:Fine Course:Dry
2008 Super Taikyu Series Round 2 仙台ハイランドレースウェイ 4.0296km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindkm/h
1ST1128PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
谷口 信輝YHR1'48.644-133.524
2ST121ENDLESS ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
青木 孝行YHR1'49.444 0.800132.548
3ST1350PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE
BMW Z4M COUPE / E86
Fariqe HairumanYH1'50.001 1.357131.877
4ST1410Cenote ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
田中 哲也YH1'50.810 2.166130.914
5ST15360OCN@Koseiポルシェ
PORSCHE 911GT3 / JGN
長島 正興YH1'53.627 4.983127.668
6ST3139TRACY SPORTS eeiA NSX
HONDA NSX / ABA-NA2
井入 宏之YHR1'53.633 4.989127.662
7ST2137シーケンシャル エンドレス アドバン ランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
和田久YH1'54.334 5.690126.879
8ST2220RSオガワADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
阪口 良平YH1'54.712 6.068126.461
9ST2311オーリンズ・ランサー EVO Ⅹ
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
中谷 明彦YH1'54.763 6.119126.405
10ST2413ENDLESS ADVAN CS-Z
MITSUBISHI LANCER Evolution / CZ4A
峰尾 恭輔YH1'54.848 6.204126.311
11ST256DIXCEL☆新菱オートEVOⅨMR
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
冨桝朋広YH1'55.016 6.372126.126
12ST32333エクセディH.I.S.イングスZ
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
前嶋 秀司YH1'55.070 6.426126.067
13ST3327FINA ADVAN M3
BMW M3
小林 且雄YH1'55.133 6.489125.998
14ST34113UNT Racing ☆ ings Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
伊橋 勲YH1'55.796 7.152125.277
15ST2626エンドレス アドバン ウエッズランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
添田 正YH1'56.603 7.959124.410
16ST2730オートバックス森永チルミル・RSオガワランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution / CT9A
伊藤俊哉YH1'56.846 8.202124.151
17ST3515岡部自動車ディクセル Z
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
長島正明YH1'56.946 8.302124.045
18ST3614岡部自動車ディクセル RX-7
MAZDA RX-7 / FD3S
朝倉貴志YH1'57.420 8.776123.544
19ST2859東和MOTUL・EDインプレッサ
SUBARU IMPREZA / GDB
大澤 学YH1'57.778 9.134123.169
20ST3719高見沢整骨院☆真東☆TC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z / Z33
高見沢 一吉YH2'01.30112.657119.591
21ST4169J'S RACING CIVIC ADVAN
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
梅本 淳一YH2'01.79713.153119.104
22ST4276Racing Modulo ADVAN Type R
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
玉本 秀幸YH2'01.81113.167119.091
23ST4355BOLD WORLD Absolute DS CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
谷川 達也YH2'02.15313.509118.757
24ST4473CARACORT.SuowPeuk.ERG.ED.DC5
HONDA INTEGRA / DC5
Takamori.comYH2'02.74814.104118.182
25ST4518FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5
HONDA INTEGRA / DC5
浅野 武夫YH2'02.74914.105118.181
26ST4622MTO tri-Ace CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
石川 朗YH2'02.98814.344117.951
27ST4781ガレージ・プラスワン TB TRACY SPORTS ADVAN CIVIC
HONDA CIVIC TYPE-R / FD2
橋本 達也YH2'03.34914.705117.606
以上予選通過(基準タイム: (総合130%) 2'22.172 (ST-1 110%) 2'00.299 (ST-2 110%) 2'05.961 (ST-3 110%) 2'06.073 (ST-4 110%) 2'14.112)
  • 'R'マークはコースレコードを更新した(従来のコースレコード: ST-1 1'49.968 / ST-3 1'53.787)

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

松田次生(優勝)

fn_r02_r_pc_matsuda 前回の富士ではスタートを失敗したので、それが今回の課題でした。そのためにクラッチをアジャストして、それがうまくいきました。
今回は戦略的には最初から1ストップだったので、赤旗もSCも入って欲しくなかったんですが、SCが2度も入ってしまいました。でも、 最初のSCはタイミングもよく、トップのままピットストップを済ませることができて助かりましたし、 2度目のSCはもうタイヤの心配もなかったので、最後は後ろとの間合いをとりながら、ひたすら「壊れないでくれ」と、それだけでした。
ここまで金曜、土曜とずっとトップタイムでしたから、チーム一丸となって速いクルマを作ってくれたこと、 そしてそういう体制を作ってくれた星野監督やスポンサーのローソンさんには感謝しています。
前回は周りにトラブルが起きての勝利でしたが、今回は実力で勝てたと思います。地元の皆さんが沢山応援に来てくださっていたので、 その前で勝ててよかったです。

平手晃平(2位)

fn_r02_r_pc_hirate 本当に、この場(トップ3会見)にいられることがすごく嬉しいです。
前回はトラブルで苦い思いをしましたが、今回はトラブルもありませんでしたし、フォーミュラニッポンで初めて経験する雨も心配でしたが、 うまくいきました。
レース後半はタイヤのタレをコントロールするのが難しかったし、ロッテラーさんにも追い上げられていたので辛かったんですが、 SCが入ってくれたのでラクになりました。
リスタートは落ち着いて切れました。ロッテラーさんとはガソリンの搭載量も同じくらいだと思ったので、最初に差を広げようと思ったんですが、 ずっとついてこられてしまって、今は正直疲れてます。

アンドレ・ロッテラー(3位)

fn_r02_r_pc_lotterer クルマはすごく良かったので、最初からポディウムに上がる自信はありましたが、何台も抜いていかなければならなかったので、 その間にタイムをロスしてしまいました。特にモトヤマとは抜いたり抜かれたりの状態になり、前に出るまでに随分ロスしました。
その後はヒラテに追いつくことができ、すぐにでも追い越せると思ったんですが、いつもいいところでセーフティカーが入ってしまいました。
フレッシュタイヤに換えてからはヒラテのミスを待っていたんですが、 そのうち彼のタイヤが消耗してきたのがわかったのでハードにプッシュしました。そうしたらまたSCが入ってしまって。
でもヒラテもいいレースをしていましたし、今日はおめでとうといいたいです。

星野一義(優勝チーム監督)

fn_r02_r_hoshino ここに来る前の段階では、松田のクルマが一番仕上がっていました。平手も良くここまでこれました。彼にはスタート前に「思い切りやれ」 といいました。松田でもブノワでも「コノヤロー!」と思ってやっていいと。
たまたまSCが入って、2台同時に入れようか迷ったんですが、ブノワはああなってしまいました。ブノワには悪いことをしました。
今日は3人がみんなホームランを打ってくれて、最高の結果になったと思います。
ですがいつまでもここで留まっていてはいけないので、またチーム全員でミーティングして更に上を目指します。
今日は本当にレースしていたと思います。毎回こういうレースをやろうよ、と思いました。
平手は若いのにいい心臓をしていますね。アンドレにアレだけ追いかけられたら、22歳の僕ならどこかでOBしちゃってたかもしれないのに。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

JF3:第6戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

カルロ・ヴァン・ダム(優勝)

f3_r06_r_pc_van_dam やっと勝てた、という感じです。ここまで随分と時間がかかり、大変なシーズンの幕開けになりましたが、今まで我慢してきてよかったです。
イグチがビッグミステイクをしてくれたお陰で前に出ることができ、クルマの状態も良かったので、後は思い切り走れました。 ここまで仕上げてくれたチームスタッフの皆さんには感謝しています。
今日は同じドライといっても金曜日とは違うコンディションでしたし、土曜日は雨でまったく違うセッティングでしたから、 ウォームアップランでセッティングを調整しなければなりませんでした。かなりいい状態になりましたが、少しだけアンダーが出ていたので、 そこに注意して走りました。
やっと勝ててほっとしています。これでこの先のレースも自信を持ってどんどん勝ちに行きます。

安田裕信(2位)

f3_r06_r_pc_yasuda スタートで前に出て後ろを抑えながら走ろうと思いましたが、うまくいかず、カルロに前に行かれてしまい、 その後も彼にどうしてもついていけなくて、2位に終わってしまいました。
(井口選手は)明らかにフライングだと思いましたが、抜かれたことであせってしまい、ホイールスピンさせてしまったんです。

ケイ・コッツォリーノ(3位)

f3_r06_r_pc_kei 今日は昨日のリベンジがテーマでした。昨日は厳しいコンディションの中、自分の走りができなかったのですが、今日はいい天気の中、 気持ちよくスタートできました。
安田選手は速かったし、後ろからは山本選手が追ってきていたので、アンダーを出さないように気をつけて走り、冷静に対処しました。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝 松田涙の鈴鹿初勝利!! SC2回の混戦を制し、開幕2連勝達成

鈴鹿サーキットで開催された全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦の決勝は、2度もセーフティカーが入る荒れた展開の中、 ポールポジションからスタートした#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)が開幕戦富士に続いて2連勝。
スタートから一度もトップを譲らずに43周を走りぬけ、待ちに待った地元鈴鹿での勝利を勝ち取った。
2位は#20平手晃平(TP Checker IMPUL)。フォーミュラニッポンデビュー2戦目のルーキーは#36アンドレ・ロッテラー (PETRONAS TOM'S)の執拗なアタックを最後まで退け、見事表彰台をものにした。
(天候:晴れ コース:ドライ 観客動員数28,000人)

fn_r02_start

fn_r02_r_matsuda

fn_r02_r_hirate

fn_r02_r_lotterer

fn_r02_r_treluyer

fn_r02_podium_matsuda

fn_r02_podium_hirate

第2戦決勝は午後2時30分スタート。
2番手スタートの#4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがスタートを失敗して5位に後退していくのを尻目にホールショットを決めた松田は、 チームメイトの#2ブノワ・トレルイエを従えて悠々と周回を重ねていく。
その後方では4番手スタートの平手がオープニングラップのシケインで先行する#67ロベルト・ストレイトのインに飛び込んで3位に浮上、 インパル勢の1-2-3でレース序盤は進んでいった。

出遅れたオリベイラは6周目のスプーンでストレイトのインに並びかけて接触。
ストレイトはそのままピットへ向かい、グラベルに飛び出し、フロントウィングを破損したオリベイラも遅れてピットでノーズ交換に入る。
このアクシデントで大きく後退したオリベイラはその後もペースが上がらずに周回遅れとなり、 最後は39周目に彼を抜こうとした立川と接触して左フロントサスペンションを失ってダンロップコーナーでレースを終えた。

インパル勢の3台が快調に周回を重ねる背後からは、予選7番手からスタートしたロッテラーが迫ってくる。 ロッテラーはストレイトとオリベイラのアクシデントに助けられて5位に浮上すると、 先行する4位の#7本山哲を6周にもわたる熾烈なドッグファイトの末、14周目の1コーナーで抜き去り、一気に平手との差を詰めてきた。

ところがレースが19周目に入ったところで、ピットアウトしてきた#40松浦孝亮と#5金石年弘が接触するアクシデントが発生、 金石はコース上にストップし、左後輪を失った松浦はデグナーで飛び出してしまう。
この、金石の車両を回収するため、ここで最初のセーフティーカー(SC)が入った。

トップの松田はこの機会を上手く利用してピットストップを済ませ、タイミングよくトップのままでSCの後ろにつけるが、 トレルイエはピットインの指示が間に合わず、1周遅れで入ることとなってしまった。
トレルイエはこのため、一気に13位に後退してしまった。

24周終わりでSCはコースを外れ、リスタート。
ここでも松田はタイミングよく加速に入り、トップを守って1コーナーへ。
その背後では平手とロッテラー、本山と#32小暮卓史の一騎打ちが展開され、再び松田との差は開いていく。
下位に沈んだトレルイエも、持ち前のアグレッシブな走りで、#6平中克幸、#31ロイック・デュバル、#56伊沢拓也、#47ロニー・ クインタレッリ、#48立川祐路を次々にパスして一気に7番手まで挽回してきた。

2位の平手の背後でプレッシャーをかけ続けた追うロッテラーは、35周目の2コーナーで遂に平手のインに並びかけるが、 平手も懸命にロッテラーを押さえ込んだ。
その後も執拗に平手の隙をうかがうロッテラーだったが、 39周目に入ったところで先述のオリベイラと立川のアクシデントにより2度目のSCが入った。

これによりレース終盤の貴重な2周がSCランに費やされ、残り2周でリスタートとなったことで、 ロッテラーの2位浮上のチャンスは大幅に削られることとなり、フォーミュラニッポンデビュー2戦目のルーキーは見事2位表彰台を勝ちとった。

この2位、3位のバトルに助けられ、トップの松田は一度も後続に脅かされることもなく43周を走りきり、 待ちに待った地元鈴鹿での優勝をフォーミュラニッポンデビュー9シーズン目にして漸く手にすることとなった。
松田はこれで開幕2連勝をいずれもポール・トゥ・ウィンという最高の形で達成し、シリーズランキングも満点の32ポイントを計上、 シリーズ2連覇に向けて大きく前進した。

フォーミュラニッポン第3戦は5月25日、ツインリンクもてぎで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿決勝結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/11) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime /
Behind
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J431:25'29.495
220平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J431.501
336アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J431.841
47本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J434.405
532小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E434.649
63横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J435.870
72ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J436.416
847ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J4312.197
956伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E4312.825
1031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E4313.972
1137荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J4314.549
126平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E4314.836
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J4316.212
1441土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E4327.448
1567ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J421Lap
1640松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E421Lap
1748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J421Lap
1855井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E412Laps
-------- 以上規定周回(38 Laps)完走 --------
-4ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J376Laps
-*5金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1825Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.48 立川祐路(CERUMO/INGING) 1'44.948 (42/42) 199.20km/h
  • セーフティーカー: 1回目 15:09'47~15:24'23 / 2回目 15:52'32~15:56'33
  • CarNo.5は、2008年FN統一規則第3章第28条12. 1)により罰金5万円及びペナルティポイント1点を課す。

Japanese F3

JF3:第6戦鈴鹿決勝 ヴァン・ダム初優勝!ポイントランキングもトップ井口と同点に

鈴鹿サーキットで行われた全日本F3選手権第6戦決勝は、#1カルロ・ヴァン・ダム(PETRONAS TOM'S)が初優勝。 6周目にはファステストラップも記録して計21ポイントを獲得。ランキングトップの#37井口卓人(TDP TOM'S) が二度にわたるペナルティストップなどで8位3ポイントに終わったため、両者とも88ポイントで並ぶこととなった。
ナショナルクラスは#38山内英輝(TDP SPIRIT)が昨日に続いて連勝した。

f3_r06_r_van_dam

f3_r06_r_yasuda

f3_r06_r_kei

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f3_r06_r_matsushita

f3_r06_r_yasuoka

朝にはまだ時折雨がぱらついていた鈴鹿サーキットもF3のスタート進行が始まる頃には綺麗に晴れ上がり、 コースも完全なドライコンディションとなった。
第6戦決勝は午後0時55分にフォーメーションラップが開始された。

スタートでトップに立ったのは3番手スタートの井口。しかしこれは明らかなフライングであり、 井口は2周目のデグナーでコースオフから下位に後退した後、5周終わりでドライブスルーペナルティを受けることとなった。
しかもこのドライブスルーの際、ピットレーンの制限速度を超過したということで、更に11周終わりで30秒ストップが課せられてしまい、 この時点で井口の上位進出の望みは断たれた。あとはファステストラップに与えられる1ポイント獲得を目指すしかない。

代わって2周目からトップに立ったのは2番グリッドからスタートしたヴァン・ダムだ。
ヴァン・ダムは序盤からハイペースで後続を突き放しにかかり、ポールシッターの#12安田裕信にまったく付け入る隙を与えない。

その後方では3番手の#33ケイ・コッツォリーノに#7山本尚貴が迫ってくる。両者はコンマ5~6秒の差を保って周回を重ねていく。

結局ヴァン・ダムは6周目にこのレースのファステストラップを記録すると、その後も安田をまったく寄せ付けずに17周を走り切り、 待ちに待った勝利を来日6戦目にして達成した。
2位には昨日のウィナー、安田。3位には山本の追撃を最後まで凌ぎきったコッツォリーノがつけ、今季3度目の表彰台をものにした。

これによりポイントランキングは、8位3ポイントを獲得するに留まった井口と、 ファステストラップを含め21ポイントを獲得したヴァン・ダムが同じ88ポイントで並び、 勝利数の差でかろうじて井口がトップの座を守るという結果になった。

ナショナルクラスは昨日に続いて山内が全日本クラスをも喰う快走で連勝を飾った。
2位にはクラス5番手スタートながらアグレッシブな走りでオーバーテイクを繰り返した#18松下昌揮がつけ、 #63安岡秀徒が昨日に続いて二日連続の3位となった。

全日本F3第7戦&第8戦は5月24、25日にツインリンクもてぎで行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦鈴鹿決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/11) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 6 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
11Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1733'12.056
212C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V174.406
333Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE176.666
47C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C177.389
562C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1720.773
62C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1727.082
78C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1727.856
838N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1747.501
918N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE1758.006
1063N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1759.958
11*37C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE171'53.109
1274N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE161 Lap 
-------- 以上規定周回数 ( 15 Laps ) 完走 --------
-*20Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE143 Laps
-5N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GE134 Laps
-19Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE314 Laps
-36C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE017 Laps
  • Fastest Lap(C): CarNo.1 カルロ・ヴァン・ダム(TDP TOM'S) 1'56.477 (6/17) 179.48km/h
  • Fastest Lap(N): CarNo.38 山内英輝(TDP SPIRIT TOM'S) 1'58.802 (3/17) 175.97km/h
  • CarNo.37は、2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第27条14.(反則スタート)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.37は、2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条11.(ピットレーン通過速度)違反により、ペナルティストップ30秒を課した。
  • CarNo.20は、2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第28条12.1)により、ペナルティストップ60秒及びペナルティポイント2点を課した。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行2回目 井出がトップタイム

フォーミュラニッポン第2戦鈴鹿の決勝前フリー走行は、#55井出有治(ARTA)がトップタイム。ポールポジションの#1松田次生 (LAWSON TEAM IMPUL)は2番手だった。

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決勝日を迎えた鈴鹿サーキットは曇り。雨は時折ぱらつく程度で、決勝の行われる午後の降水確率は20%になっている。
フリー走行は午前8時30分より、30分間で行われた。

路面はまだウェットの状態なので、開始時点ではみなウェットタイヤでの走行となったが、 巻き上がる水しぶきの量は走行を重ねるにつれて徐々に減っていき、 走行終了間際には松田をはじめ何人かのドライバーがスリックタイヤを装着して決勝にそなえた。

ポールシッターの松田がここでも安定した速さをみせ、いち早く2分を切るタイムを出してトップに立つ。
最終的には1分58秒653までタイムを縮めて、最後にスリックを装着して軽く流し、走行を締めくくった。

しかしこのセッションで最速タイムをマークしたのは予選14番手に終わった井出だ。
井出はチェッカーを受ける最後の周回で1分58秒054と松田をコンマ6秒上回るタイムをウェットタイヤで記録した。
同じタイミングで#20平手晃平も区間ベストを更新しながら走行していたものの、こちらは途中で遅いクルマに引っかかり1分59秒738、 6番手に留まった。

その他、昨日の予選Q1で赤旗の原因となるコースアウトを喫してタイムを更新できず、最後尾グリッドとなった#31ロイック・ デュバルがここで4番手に入り、決勝での巻き返しに意欲を見せた。

決勝レースは午後2時30分より43周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行2回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/11) Free Session #2 Weather:Cloudy Course:Semi-Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
155井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E1'58.054--177.08
21松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.6530.5990.599176.19
367ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.0220.9680.369175.64
431ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.1001.0460.078175.53
54ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'59.1581.1040.058175.44
620平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'59.7381.6840.580174.59
732小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.9151.8610.177174.33
837荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.9261.8720.011174.32
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.1342.0800.208174.02
102ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'00.2672.2130.133173.82
113横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'00.3632.3090.096173.68
1236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.5122.4580.149173.47
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'00.5202.4660.008173.46
148石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'01.1893.1350.669172.50
1556伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.2133.1590.024172.47
165金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'01.4063.3520.193172.19
1747ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'02.0634.0090.657171.27
1840松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.1604.1060.097171.13
1941土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.5394.4850.379170.60
206平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'03.0965.0420.557169.83
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

F3:第5戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

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安田裕信(優勝)
金曜の時点ではドライセッティングで遅れをとっていましたが、ウェットには自信がありました。
ポールを獲れたので、あとはスタートさえ決めれば後続は視界も良くないしぶっちぎれると思っていました。
ニュータイヤでスタートしたのは、こっちのほうが発熱がいいので、最初の2~3周で引き離そう、とチームと決めた作戦のためで、 そのとおりに序盤で5秒以上引き離せましたね。
ここまで長かったし、苦労もしましたが、これからはドライでも速くなれるよう、いい流れを作っていきたいですね。
本山さんからは「雨だからチャンスはあるぞ。スタートを決めれば勝てる」とアドバイスしていただきましたし、 松本恵二さんも来てくださってました。松本さんが見てる前で勝ててよかったです。

国本京佑(2位)
予選からいきなり雨でドキドキしましたし、不安でした。決勝は最後までプッシュできたし、楽しめました。
スタートでは順位を上げてやろうと思っていましたが、ホイールスピンさせてしまい、ポジションキープになってしまいました。 そのあとは後ろを気にしないでとにかく前を追いました。
2位という結果よりも、最後までプッシュできたことが良かったですし、今後につながると思います。

カルロ・ヴァン・ダム(3位)
予選6位にはがっかりしましたし、決勝で頑張らなきゃと思いました。スタートは何とかうまくいって5位に上がれましたし、 その後もイグチやサガがミスをしてくれたおかげでポジションをあげることができました。
明日はスタートポジションもいいので、いい結果が出せると思います。
サガは最後のコーナーでワイドになってダートまでいってしまったので、こちらのほうがストレートスピードが伸び、抜くことができたんです。 サガには感謝したいですね、いいプレゼントをくれましたので。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿公式予選 上位3人のコメント

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松田次生(ポールポジション)
金曜日にドライでトップタイムだったので、予選も晴れて欲しかったんですが、ウェットになってしまって。
でもフリー走行を走ってみたら雨でもポールが取れそうな感触を得ました。
Q1ではトップタイムでしたが、Q2の前にタイヤを替えたらこれが良くなくて、タイムが出ませんでした。 それでQ3でタイヤを元に戻したらポールが獲れました。実はウェットのタイヤチョイスに迷っていたので、 これで正解が見つかったのは良かったです。
クルマはドライから殆どいじっていません。こんな状態でウェットを走って結果が出せたのは初めてのことです。鈴鹿は走りなれてますし、 ラインも、どこに川ができるかも良くわかってますからね。
いつも「ポールは獲れましたけど」と言われますが、今回は意識せず、最善を尽くすことだけを考えて走ろうと思います。 そうしていれば結果はついてくると思うので、それを目指します。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(予選2位)
雨になったことで、これはいい結果が出せそうだなと期待していました。富士でも好調でしたからね。
クルマはハンドリングも良く、速かったし、予選の前にセッティングをイジったらまた少し速くなったんですが、 ツギオはそれ以上に速かったですね。
Q2ではニュータイヤを履いてみたら、路面との相性が良かったのでタイムが出ました。
Q3のタイヤチョイスも迷ったんですが、ベストなシチュエーションでアタックできてたと思います。 最後のアタックではターンインするのが早すぎたスライドさせてしまい、タイムを更新できませんでしたが、 それまでのセクタータイムでもツギオに負けていたので、それがなくても勝てなかっただろうと思います。
今日はツギオにおめでとうというしかないですね。

ブノワ・トレルイエ(予選3位)
富士からかなりインプルーブされましたよ。
開幕戦では他のドライバーもいろんなトラブルを抱えていたので、特殊な状況でした。
鈴鹿は難しいコースだし、富士とは全然違うシチュエーションでベストパフォーマンスをみせたいと思っていました。
Q1はQ2に進むことが最大の目標なので、コースアウトしないよう注意して走りました。Q2までにカーバランスを変更しましたが、 ウェットのセッティングには自信があったので、Q3に残れてよかったです。
決勝はドライになりそうですが、そうなるともっと頑張らないといけないでしょうね。実は富士での問題点が完全には把握できていないんです。 スタッフみんなで悩んでいるんですが、レースカーにはまあ良くあることです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Japanese F3

F3:第5戦鈴鹿決勝 安田がポール・トゥ・フィニッシュ!ぶっちぎりの速さで初勝利を挙げる。

鈴鹿サーキットで行われた、全日本F3選手権第5戦の決勝レースは、初めてのポールポジションからスタートした#12安田裕信 (ThreeBond)が序盤から後続をぶっちぎり、F3参戦2年目にして念願の初優勝を達成した。
ナショナルクラスは#38山内英輝(TDP SPIRIT)が今季2勝目。スタートで見事なロケットスタートをみせた#18松下昌揮に一度は先行されたものの、 6周目のシケインでトップを奪い返してそのまま逃げ切った。

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第5戦決勝は午後4時にスタート。
ポールの安田はトップで1コーナーを制すると、そのまま一気に後続を突き放しにかかる。
一方2番手スタートの#37井口卓人はオープニングラップのデグナーで痛恨のコースオフ。なんとかレースには復帰したものの、 一気に8位に後退してしまった。

これで2番手に繰り上がったのが#36国本京佑だったが、すぐ背後には#62嵯峨宏紀が迫っており、 中々ペースをあげることができない。

これによりトップと2位の差はレース半ばの6周終了時点では既に9秒以上に開いてしまった。
国本はレース中盤から徐々にペースを上げ、次々とファステストラップを更新していくが、安田との差はあまりにも大きく、 5.585秒差まで迫るのが精一杯だった。
これにより安田は参戦2年目にして待ちに待った勝利を、ポール・トゥ・フィニッシュという最高の形で勝ち取ることとなった。

一方、終始3番手を走行し、2位国本を抜くチャンスをうかがっていたはずの嵯峨は11周目の最終コーナーでアウトにはらんでしまい、 この隙を突かれる格好でファイナルラップの1コーナーで#1カルロ・ヴァン・ダムにインを差されて4位に転落、念願の初表彰台を逃した。

ナショナルクラスは予選6番手の松下が一気にトップに躍り出るが、ポールシッターの山内は落ち着いて松下の隙をうかがい、 6周目のシケインでインに飛び込んでトップを奪い返すと、そのままペースを挙げて今季2勝目を達成した。 抜かれた松下はその後も2位につけて周回を重ねていたが、ファイナルラップの最終コーナーで突然失速、ここで#5永瀬貴史、 #63安岡秀徒に立て続けに抜かれて4位でフィニッシュすることとなった。

第6戦決勝は明日午後0時55分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿公式予選 松田がダントツの速さで連続ポール達成!

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦鈴鹿ラウンドは、#1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL) が前戦富士に続いてポールポジションを獲得。
ウェットコンディションの中、1分56秒985と2位以下をコンマ8秒以上突き離した。

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前に行われたFCJの決勝がアクシデントによりスタートディレイとなったため、 公式予選は予定より5分遅れの午後2時30分にQ1が開始されたが、5分が経過したところでロイック・デュバルがスプーンでコースアウト。 これにより赤旗中断となってしまった。

しかしこれによるQ1延長はなし、との判断がなされる。
この時点では立川祐路、アンドレ・ロッテラー、小暮卓史の3人がまだタイムを出しておらず、 再開後の残り時間によってはこの有力ドライバー3名にQ1落ちのおそれがあったが、なんとか残り時間8分で予選は再開された。
これにより真っ先にアタックに飛び出していったロッテラーが2位、小暮は9位、立川は12位のタイムを出すことができ、 3人は無事Q2へ歩を進めた。

一方、チェッカー提示時点でノックアウト圏内に居たのは荒聖治、松浦孝亮、 土屋武士、平中克幸、デュバルの5人。
平中とデュバルはコースオフして走行を終えておりノックアウトが確定していたが、 荒は最後のアタックで10番手タイムをたたき出して見事Q2進出を決め、 この結果それまで15位に居た伊沢拓也がQ1落ちを喫することとなった。

Q1のトップは松田で、1分58秒886だった。

続いて行われたQ2セッションではジョアオ・パオロ・デ・ オリベイラがチェッカー直後のアタックで1分58秒238をたたき出してトップに。同じくコンドウレーシングの横溝直輝が2位につけ、 松田はタイヤ選択を誤って3位となった。
ここで本山哲、金石年弘、石浦宏明、ロニー・クインタレッリ、立川祐路、井出有治、荒聖治が脱落することとなり、 8位で生き残った小暮がホンダ勢で唯一のQ3進出を果たし、ルーキーの平手晃平も2戦連続でQ3進出を果たした。

最後に行われたQ3では、Q1と同じタイヤに戻し、 一番最後にコースインした松田が最初のアタックでいきなり1分56秒985とこのセッション唯一の56秒台をたたき出してポールポジションを確定。
2位にオリベイラ、3位にはトレルイエがつけ、ルーキーの平手が4番手で明日の決勝をスタートすることとなった。
松田のポールは2戦連続。鈴鹿では通算6度目となる。

第2戦決勝は明日午後2時30分より、43周で行われる。現時点の予報では、午後の降水確率は20%とされており、 ドライコンディションでのレースとなりそうだ。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿決勝結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/10) Race Results Weather:Rainy Course:Wet
All Japan F3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineLapTime/
Behind
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V1226'40.949
236C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE125.585
31Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1210.535
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE1212.079
52C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C1219.577
633Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE1220.541
78C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C1223.308
837C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE1224.173
938N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE1242.275
105N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GE1251.919
1163N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE1252.315
1218N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE121'01.201
1374N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE111 Lap 
1420Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE102 Laps
-------- 以上規定周回数 ( 10 Laps ) 完走 --------
-19Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE93 Laps
-7C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C210 Laps
  • Fastest Lap: CarNo.36 国本京佑(TDP TOM'S) 2'11.584 (12/12) 158.87km/h

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿ノックアウト予選総合

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Total Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQ1Q2Q3
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.8861'58.5941'56.985
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'59.5221'58.2381'57.715
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'00.1661'58.8531'57.968
420平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'01.1941'58.7071'58.068
53横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'01.2841'58.5851'58.796
667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.8761'58.6801'58.915
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.0041'58.8831'59.168
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'00.7331'58.9421'59.206
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.4711'59.043
105金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'00.3341'59.258
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'01.0031'59.348
1247ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'00.2471'59.588
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'01.0361'59.964
14*55井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.2872'00.222
1537荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.9482'00.522
1656伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.378
1740松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.749
1841土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.362
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'03.222
2031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'04.000
  • CarNo.55は、国際モータースポーツ競技規則付則H項4.1.1.C)違反により、スターティンググリッドにて3グリッド降格とする。
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿ノックアウトQ3結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Q3 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'56.985--178.70
24ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'57.7150.7300.730177.59
32ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'57.9680.9830.253177.21
420平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.0681.0830.100177.06
53横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.7961.8110.728175.98
667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.9151.9300.119175.80
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.1682.1830.253175.43
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.2062.2210.038175.37
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿ノックアウトQ2結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Q2 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
14ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.238--176.81
23横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.5850.3470.347176.29
31松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.5940.3560.009176.28
467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.6800.4420.086176.15
520平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.7070.4690.027176.11
62ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.8530.6150.146175.89
736アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'58.8830.6450.030175.85
832小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'58.9420.7040.059175.76
---- 以上ノックアウト予選Q2通過 ----
97本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'59.0430.8050.101175.61
105金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E1'59.2581.0200.215175.29
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J1'59.3481.1100.090175.16
1247ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.5881.3500.240174.81
1348立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.9641.7260.376174.26
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'00.2221.9840.258173.89
1537荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.5222.2840.300173.46
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿ノックアウトQ1結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Knock Out Q1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.886--175.84
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'59.0040.1180.118175.67
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'59.5220.6360.518174.91
467ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.8760.9900.354174.39
52ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'00.1661.2800.290173.97
647ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'00.2471.3610.081173.85
75金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'00.3341.4480.087173.73
87本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.4711.5850.137173.53
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'00.7331.8470.262173.15
1037荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'00.9482.0620.215172.84
118石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'01.0032.1170.055172.77
1248立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J2'01.0362.1500.033172.72
1320平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J2'01.1942.3080.158172.49
143横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'01.2842.3980.090172.37
1555井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.2872.4010.003172.36
---- 以上ノックアウト予選Q1通過 ----
1656伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.3782.4920.091172.23
1740松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.7492.8630.371171.71
1841土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.3623.4760.613170.85
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'03.2224.3360.860169.65
2031ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'04.0005.1140.778168.59
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

JF3:第5戦&第6戦鈴鹿公式予選 安田が連続ポール達成!

鈴鹿サーキットで行われている全日本F3選手権第5戦、第6戦の公式予選は、#12安田裕信(Three Bond)がベストタイム、 セカンドタイムともトップとなり、2戦連続でポールポジションを獲得した。安田にとってはこれがF3初ポールでもある。

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先に行われたフォーミュラニッポンのフリー走行で赤旗中断があった影響で、F3の公式予選は予定より10分遅れ、 午前11時5分より30分間で行われた。

金曜の専有走行では山本尚貴がトップタイムを記録し、ホンダ勢復活に期待がかかったが、蓋を開けてみればカルロ・ヴァン・ダム、 国本京佑、井口卓人の3人が次々に好タイムを連発する展開に。
このままトムス勢が上位独占かと思われたが、そこに割って入ったのが唯一スリーボンドエンジンを積む安田だった。

安田は残り時間が3分で2分09秒719を記録してトップに立つと、チェッカー直後に2分09秒425までタイムを縮めてベスト、 セカンドともトップとなり、F3での初めてのポールを2戦連続という最高の形で獲得した。

一方トムス勢は井口がチェッカー直前にホームストレート上でスローダウン、ヴァン・ダムはスピンを喫してコース上にストップするなど、 最後のアタックをまとめることができなかった。
この結果、第5戦は井口2位、国本が3位。第6戦はヴァン・ダム2位、井口3位という結果に終わった。

開幕から苦戦の続くホンダ税は第5戦、第6戦とも山本、中嶋、中山の順で7~9位に沈んだ。

第5戦決勝はこのあと午後4時より12周で、第6戦決勝は明日午後0時55分より17周で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行1回目 雨の中、松田ダントツの速さでトップタイム

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦鈴鹿のフリー走行1回目はウェットコンディションの下で行われ、 #1松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)がただ一人1分57秒台をたたき出すダントツの速さでトップタイムを記録した。

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公式予選日を迎えた鈴鹿サーキットはあいにくの雨。
鈴鹿では初めてとなるノックアウト方式の予選を心待ちにするファンが朝早くからスタンドに詰め掛ける中、 午前10時10分より30分間のフリー走行1回目が開始された。

セッション前半はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、ロベルト・ストレイト、ブノワ・ トレルイエらの外人勢がいち早く2分の壁を突破して上位に名を連ねたが、すぐに小暮卓史、平手晃平らも上位タイムを記録して食い下がる。
前戦優勝の松田は金曜の合同テストでもトップタイムを記録するなど今週末も好調で、ここでも順調にタイムを伸ばして1分58秒983を記録。 1分58秒711までタイムを縮めたトレルイエに次ぐ2番手につけてきた。

土屋武士のクラッシュによる9分間の赤旗中断を経て、残り7分20秒で再開されたセッション終盤で松田は更にタイムを縮め、 最終的には1分57秒210と、2位以下をコンマ8秒以上突き放すダントツの速さをみせて走行を終えた。
2番手は1分58秒090を記録したアンドレ・ロッテラー。
3番手はジョアオ・パオロ・デ・オリベイラがつけた。

第2戦の公式予選は午後2時25分よりQ1が20分、Q2とQ3はそれぞれ10分のノックアウト方式で行われる。

Text: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Motorsports Forum

Japanese F3

JF3:第6戦鈴鹿予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/10) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2008 All Japan F3 Championship Round 6 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V2'09.425--161.52
21Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2'09.5900.1650.165161.32
337C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2'09.7660.3410.176161.10
433Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE2'09.8450.4200.079161.00
536C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2'09.8510.4260.006160.99
662C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2'10.0370.6120.186160.76
77C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2'10.1960.7710.159160.57
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C2'10.9001.4750.704159.70
98C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2'11.4912.0660.591158.99
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE2'11.7982.3730.307158.62
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2'13.6034.1781.805156.47
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE2'13.8654.4400.262156.17
1319Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2'14.4765.0510.611155.46
1418N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE2'14.5895.1640.113155.33
155N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GE2'14.7235.2980.134155.17
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE2'20.16410.7395.441149.15
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'22.55213.1282.389146.65

Japanese F3

JF3:第5戦鈴鹿予選結果

全日本F3 -RIJ- (2008/05/10) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2008 All Japan F3 Championship Round 5 鈴鹿サーキット 5.807 km

PNoClsDriverCarChassisEngineTimeDelayGapkm/h
112C安田 裕信ThreeBondDALLARA F308SR20V2'09.719--161.16
237C井口 卓人TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2'09.9620.2430.243160.86
336C国本 京佑TDP TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2'10.0230.3040.061160.78
462C嵯峨 宏紀DENSO・ルボーセF308DALLARA F3081AZ-FE2'10.0510.3320.028160.75
533Cケイ・コッツォリーノ広島トヨタ・ダラーラF308DALLARA F3081AZ-FE2'10.2840.5650.233160.46
61Cカルロ・ヴァン・ダムPETRONAS TOM'S F308DALLARA F3081AZ-FE2'10.3400.6210.056160.39
77C山本 尚貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2'10.5630.8440.223160.12
82C中嶋 大祐Honda・戸田 FIGHTEXDALLARA F308MF-204C2'11.4291.7100.866159.06
98C中山 友貴Honda Team RealDALLARA F308MF204C2'11.5201.8010.091158.95
1038N山内 英輝TDP SPILIT F307DALLARA F3063S-GE2'12.6382.9191.118157.61
1120Nアレキサンドラ・インベラトーリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2'14.0224.3031.384155.98
1263N安岡 秀徒ピンクリボン・ルボーセF305DALLARA F3053S-GE2'14.3324.6130.310155.62
1319Nザヒール・アリPTRS F307DALLARA F3073S-GE2'14.5044.7850.172155.42
145N永瀬 貴史日本ケミファ F306DALLARA F3063S-GE2'14.7785.0590.274155.11
1518N松下 昌揮EBBRO AIM 307DALLARA F305/3073S-GE2'15.7125.9930.934154.04
1674N桜井 基樹エクシード F306DALLARA F3063S-GE2'21.90412.1856.192147.32
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'22.89113.1720.987146.30
  • 2008年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第3章第26条6.(セカンドタイム)により順位を決定した。

Formula Nippon

FN:第2戦鈴鹿フリー走行1回目結果

Fニッポン第2戦 -RIJ- (2008/05/10) Free Session #1 Weather:Rainy Course:Wet
2008 Formula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
11松田 次生LAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'57.210--178.36
236アンドレ・ロッテラーPETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J1'58.0900.8800.880177.03
34ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラKONDO RACINGTOYOTA RV8J1'58.4931.2830.403176.43
42ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.6421.4320.149176.20
520平手 晃平TP checker TEAM IMPULTOYOTA RV8J1'58.6821.4720.040176.14
667ロベルト・ストレイトSTONEMARKET.BLAAK CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.9851.7750.303175.70
748立川 祐路CERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'58.9941.7840.009175.68
87本山 哲Team LeMansTOYOTA RV8J1'59.3232.1130.329175.20
932小暮 卓史PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'59.4942.2840.171174.95
1047ロニー・クインタレッリCERUMO/INGINGTOYOTA RV8J1'59.4972.2870.003174.94
115金石 年弘SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'00.1702.9600.673173.96
1256伊沢 拓也AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'00.4503.2400.280173.56
138石浦 宏明Team LeMansTOYOTA RV8J2'00.9813.7710.531172.80
1455井出 有冶AUTOBACS RACING TEAM AGURIHONDA HF386E2'01.0933.8830.112172.64
153横溝 直輝KONDO RACINGTOYOTA RV8J2'01.2494.0390.156172.42
1631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2'01.2704.0600.021172.39
1740松浦 孝亮DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'01.7294.5190.459171.74
1837荒 聖治PETRONAS TEAM TOM'STOYOTA RV8J2'01.7914.5810.062171.65
196平中 克幸SG team 5ZIGENHONDA HF386E2'02.5945.3840.803170.52
2041土屋 武士DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E2'02.9555.7450.361170.02
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 赤旗提示により9分20秒間中断した。(赤旗提示時刻 10:32'40 再開時刻 10:42'00)

SUPER GT

SGT:第3戦富士 レクサスSC430が1-2フィニッシュ (TOYOTA)

SUPER GT第3戦 “富士”でレクサスSC430が1-2フィニッシュ
GT300クラスではTDPの若手コンビがポール・トゥ・ウィンで初勝利!
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2番手スタートから首位を独走し今季初優勝を飾ったレクサスSC430
(No.38 ZENT CERUMO SC430)

 SUPER GT第3戦「FUJI GT 500km RACE」が5月3日(土)、 4日(日)の両日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。

 今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに27台の計43台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスには2台のトヨタMR-Sに加え、今大会デビューとなった2台のレクサスIS350が出場した。

◆予選◆

 予選の行われた3日(土)は、午前中降雨に見舞われ、午前10時からの予選はウェットコンディションの下でタイムアタックが繰り広げられた。ホームコースと言える富士を得意とするレクサスSC430勢は、全車がトップ10タイムを叩き出したが、ENEOS SC430 6号車が黄旗区間でスピンを喫したためにタイムを抹消され、最後尾16番手。残る5台がスーパーラップに進出した。

 予選2回目に続き午後3時45分から行われたスーパーラップはドライコンディション。好タイムをマークしたZENT CERUMO SC430 38号車がポールポジション獲得なるかと思われたが、100分の3秒という僅差で逆転を許し、最前列2番手グリッドとなった。

 これに宝山 KRAFT SC430 35号車が3番手で続き、目下ランキング2位に付けるPETRONAS TOM'S SC430 36号車が5番手、DENSO DUNLOP SARD SC430 39号車が8番手、ECLIPSE ADVAN SC430 25号車が9番手となった。

 一方、GT300クラスでは、今大会デビューとなった2台のレクサスIS350のうちウェッズスポーツIS350 19号車がウェットで好走を見せ2番手でスーパーラップに進出。また、TDPの若手ドライバー平手晃平と国本京佑組のライトニング マックィーン apr MR-S 95号車も6番手で初のスーパーラップ進出を果たした。

 スーパーラップでは、95号車が他を圧倒するタイムを叩き出し、初めてのポールポジションを獲得。19号車は7番手となった。

◆決勝◆

 4日(日)午後2時、好天の下で500kmの長いレースへのスタートが切られた。5番手グリッドから好スタートを切った36号車が一つポジションを上げ、序盤戦はレクサスSC430が2-3-4位体制となった。

 21周目に首位を行くNSXがスピンし、38号車が首位に浮上。その後は38号車が後続を引き離し、2度のピットインを終えた後も首位独走態勢となった。

 一方で、その後方では、2台のNSXと36号車、35号車による表彰台をかけての激しいバトルが展開された。 36号車は一度は2位の座を譲ったものの、ゴールを目前にしてNSXがスピン。36号車は2位に復帰し、首位で500kmの長丁場を走りきった38号車に続いてチェッカーを受け、レクサスSC430が、ホームコースの富士で1-2フィニッシュを飾った。5位に35号車、6位には最後尾16番手グリッドから追い上げた6号車が入った。

 優勝した38号車の立川祐路はJGTC時代からの通算で、歴代最多勝となる10勝目。パートナーのリチャード・ライアンはトヨタに移籍して初めての勝利となった。

 一方、GT300クラスでは、ポールポジションの95号車が、順当なスタートを切り、着実に上位を走行。前半戦を担当した平手晃平は、2回ピットストップ作戦のライバルに一時は首位の座を譲ったものの、冷静にポジションを守りピットイン。

 1回ピットストップ作戦で作戦通り首位に立つと、後半担当の国本京佑が後続との差を大きく広げながら独走。最後は26秒もの差を付けてトップでチェッカー。22歳と19歳というTDP若手コンビが、デビュー3戦目にして、ポール・トゥ・ウィンでの初勝利を挙げた。国本京佑の19歳4ヶ月での勝利は、SUPER GTでの最年少優勝記録更新となる。

 また、12番手スタートのDOUBLEHEAD avex apr MR-S 31号車は素晴らしい追い上げで、終盤は3位を猛追。ファイナルラップではテール・トゥ・ノーズ状態でのバトルとなったが、僅かに及ばず、4位でフィニッシュした。今大会デビューとなったレクサスIS350は、19号車が9位でフィニッシュ。52号車は無念の61周リタイアに終わった。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
GT500では開幕から苦しい戦いを強いられたが、ようやくホームコースの富士で待望の優勝と2位という素晴らしい結果をあげることが出来た。相手のミスに助けられたところもあったが、このレースにあわせてトップクラスの速さと信頼性を持った車を開発出来たことと、優秀なチームとドライバーの頑張りの賜物だと思う。 GT300の若手コンビの優勝は今後の彼らの大きな力になると思う。彼らとチームの頑張りには心から声援を送りたい。ファンの皆様の暖かい応援も大きな励みになりました。本当にありがとうございました。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

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