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2006年11月

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝 上位3人のコメント

1119_top3.jpg

アンドレ・ロッテラー(優勝)

1119_lotterer_winner.jpg タフなレースでした。みんなにとってもそうだったんじゃないでしょうか。
前のクルマの後ろにつくと視界が全然ないし、雨はあとからどんどん降ってきましたし。
レインセッティングでは、車高を合わせるのにみんな苦労していたんじゃないでしょうか。
僕らもスタートのときのような(雨の少ない)状況に合わせていたので、低すぎました。
ノーピットでいこう、と最初から決めていてフルタンクでスタートし、マップもローパワーに設定していましたからストレートでは厳しかったですが、コーナーでは車は安定していました。
いいクルマを仕上げてくれたことと、作戦がうまくいったことに関してはチームのみんなに本当に感謝しています。
このフォーミュラニッポンは一年目のチームでしたが、その割には頑張っていたし、結果も残せたので良かったと思います。
最高の誕生日プレゼントになりましたね。

松田次生(2位)

1119_matda_2nd.jpg 今回もスタートを意識しすぎて決まらなくて、順位を落としてしまいました。これは来年に向けての課題で、克服しないといけませんね。
スタートシグナルが思ったより早く消えたので、クラッチをパン!と繋いでしまってホイールスピンをさせてしまったんです。FCJのスタートを参考にしてタイミングを計ってたつもりだったんですが、予想以上に消えるのが早かったです。
燃料はアンドレより軽めでギリギリだったので、1ストップでいくことにしました。アンドレも入るだろうと思っていましたし、チームも無線でそう予想していましたが、読みが外れてしまいました。クルマはずっといい状態だったので、チームには感謝しています。

片岡龍也(3位)

1119_kataoka_3rd.jpg 予選順位が10番手だったことを考えると、予想通りの位置でフィニッシュできましたから、作戦はうまくいきましたね。トムスはノーピットだと思っていましたがインパルとARTAと中企は入るだろうと予想していて、それでもインパルには追いつけないだろうなとは思っていましたから。
ウチもアンドレと同じくローパワーのマップでしたが、最後までギリギリの状態で、途中アクセルを抜いたりもしたんですが、チェッカーを受けた直後にエンジンが止まってしまいました。

舘信秀(優勝チーム監督)

1119_tachi.jpg 予選は5番手で、本山君のことがあってセカンドローからスタートすることになりましたが、これは今シーズンの最高位です。
今まで予選一発のセッティングに悩んでいたんですが、今回はうまくいきました。
ウチはFポンとF3を同じエンジニアがやっているので、今までアンドレは会話が充分に出来なくてストレスが溜まっていたんですが、今週きてみたら非常にいい顔をしていたので、そのへんもうまくいってたんでしょうね。
でも実力だけで見れば今回はブノワのぶっちぎりだったろうと思います。ですから運も良かったんでしょうね。ロッテラーも粘っこいレースをしてくれました。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝 波乱のウェットレースを制したのはロッテラー!

2006全日本選手権フォーミュラニッポンの最終ラウンド、第9戦鈴鹿の決勝は雨の降り続く中で51周が戦われることとなった。
コースの各所でスピン、クラッシュが相次ぐ中、#36アンドレ・ロッテラー(DHGトムス)がノーピット作戦を敢行して見事今季2勝目を挙げ、自らの誕生日を勝利で祝った。

決勝を目前にして雨が再び降ってきた。
コース上は完全なウェット。
サポートレースのFCJがスタートディレイになった影響もあり、フォーミュラニッポン最終戦の決勝は予定より10分遅れの午後2時15分にフォーメーションラップが開始された。
雨は小降りになってきたが、コースのあちこちに水たまりができ、難しいコンディションだ。フォーメーションラップで新チャンピオンのブノワ・トレルイエがスピンする波乱があったが、運良くスタート順を落とすことなく、トレルイエは隊列に加わった。

1119_start.jpg

1119_lotterer.jpg

1119_matsuda.jpg

1119_kataoka.jpg

ポールの松田次生がスタートを失敗して順位を落とすのを尻目に、その脇をすり抜けたトレルイエがトップで1コーナーへ進入、2番手に小暮卓史、3番手には2コーナー立ち上がりで金石年弘をかわして順位を挽回した松田がつけた。
反対に金石は行き場をなくして6番手に後退することとなった。

トップに立ったトレルイエは快調に後続を突き放しに掛かる。
2番手小暮との差は1周目1秒3、2周目には2秒0まで開いた。
3周目のデグナー2つ目でオーバーランして、一時は小暮との差が1秒2に近づく場面もあったが、ファステストラップを連発しながら再び小暮を突き放しに掛かり、10周を終えて1-2位の差は再び2秒を越えた。

なんとかトレルイエに追いつきたい小暮だったが、セクター1、2ではしばしば速さをみせつつも最終区間だけはどうしてもタイムを詰められず、その上11周目のスプーンをオーバーラン、逆に順位を落としてしまう。
なんとかコースには復帰したものの、この間に松田が2位に上がり、アンドレ・ロッテラーも背後に迫ってきた。

この結果、トップのトレルイエは2位に対して7秒以上のマージンを得ることとなった。
順調に2分2秒台のペースで周回を重ねるトレルイエ。
松田もほぼ同ペースで追い上げるが、両者の差は中々縮まっていかない。

15周を消化して雨脚が再び強くなってきた。
これに伴い上位陣のペースが徐々に落ちていく中、2位の松田は懸命にトレルイエに追いすがり、一時は僅かづつではあるが差を縮める場面もあったが、トレルイエも23周を終えた辺りから再びペースを上げ、25周目には2分2秒台までペースを戻して、松田との差を10秒1と突き放す。
小暮もしばしば上位2台のペースを上回るが、既に松田との間には10秒の差が出来てしまっている。
一時はこのまま3者こう着状態でレースは進行するかと思われた。

ところが27周目に波乱が待っていた。

トップのトレルイエがスプーンで突然コントロールを失ってコースを飛び出し、バリヤに後ろから激しく突っ込んでしまったのだ。
トレルイエにとっては今季初めての、しかし最大のミステイク。
これで松田がトップに立った。
2番手の小暮は11秒後方、3番手にはロッテラーがつけている。
松田はその後もペースの上がらない小暮を徐々に突き放し、24秒以上のマージンを築きあげる。

しかし松田が40周終わり、小暮は42周終わりで給油を行ったのに対して、ロッテラーは一向にピットに入るそぶりを見せない。
トムスはノーピット作戦を選択していたのだ。

上位2人のピットストップを尻目にトップに繰り上がったロッテラーは、8秒後方から懸命に追い上げる松田を寄せ付けないハイペースでレース終盤を支配し、見事無給油で51周を走りきり、今季2度目、通算3度目の勝利を最終ラウンドで挙げることとなった。
2位には松田、3位にはこちらもノーピットで順位を上げた片岡龍也が入り、一時はトップに立った小暮は4位でレースを終えた。

またしても雨のレースとなった第9戦決勝はコースのあちこちでスピン、クラッシュが相次いだ。
午前中のフリー走行でクラッシュした高木虎之介が1周目のS字でまたもやクラッシュしたほか、2周目の1コーナーでは荒聖治が飛び出して早々とレースを終え、21周目の最終コーナーでは武藤英紀、25周目のデグナーでは立川、36周目の逆バンクでは横溝直輝がバリヤの餌食となった。
エンジン換装で12番手に下げられた本山哲も21周目のスプーンでスピンを喫した上、25周目のヘアピンで再びスピンアウト。
前年王者はついに未勝利のまま2006シーズンを終えることとなった。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿決勝結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/19) Race Result Weather:Rain Course:Wet
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineLapTime/Behind
136アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J511:46'11.459
220松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J515.056
37片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J5140.084
456小暮 卓史ARTAHONDA HF386E5147.523
537土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J5152.182
631ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E5152.763
755金石 年弘ARTAHONDA HF386E511'04.912
86ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E511'31.083
940ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511'31.424
1041井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E511'33.792
115道上 龍5ZIGENHONDA HF386E511'55.289
1233ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J501Lap
134柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J501Lap
142星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J501Lap
-------- 以上規定周回(45 Laps)完走 --------
-17平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E3714Laps
-34横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J3516Laps
-19ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J2625Laps
-1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J2427Laps
-11立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J2427Laps
-32武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E2031Laps
-3荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J150Laps
-8高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J051Laps
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: CarNo.19 ブノワ・トレルイエ(IMPUL) 2'02.422 9/26 170.76km/h

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FN:第9戦鈴鹿フリー走行 デュバルがトップタイム

鈴鹿サーキットで行われているフォーミュラニッポン第9戦の決勝前フリー走行は、ハーフウェットから徐々に乾き始める路面コンディションの中で行われ、#31ロイック・デュバル(PIAA nakajima)の出した1分48秒249がベストタイムとなった。

1119_duval.jpg

1119_treluyer.jpg

1119_matuda.jpg

フリー走行は午前8時30分より開始された。
昨夜から降ったりやんだりを繰り返している小雨の影響で、開始時点の路面はハーフウェットの状態。
このためフリー走行開始に先立ってウェット宣言が出された。

走り始めは大半のドライバーがウェットタイヤを選択していたが、走行が進むにつれて路面は次第に乾き始め、それに合わせて徐々にスリックタイヤに履き替えるドライバーが増えていった。

ラップタイムも、最初は2分を越えていたが、いち早くスリックに履き替えたブノワ・トレルイエが開始から10分が経過したところで1分57秒669を記録。
この時点でウェットタイヤのベストは武藤英紀の1分59秒380。
このあたりから徐々にスリックタイヤ勢がウェットタイヤのタイムを上回り始めた。
雨は殆ど止んでいる。

予定時間の半分を消化したところで、トレルイエは53秒087までタイムアップ。
58秒637の高木虎之介が2番手につけていたが、すぐにポールシッターの松田次生が56秒179を出して上回ってきた。

そして、残り時間が10分を切ったところでデュバルが51秒189を出してトップに。2番手には今回初参戦のJ.P.オリベイラが52秒766で続く。
デュバルはその後も区間ベストを次々に更新し、50秒117を記録する。
井出有治も50秒612を出して2番手に上がってきた。

これに対してトレルイエは残り時間7分のところで49秒927と、いち早く50秒台の壁を破ってみせるが、すかさずデュバルも49秒436を出してくる。
ここからチェッカーまではこの二人が交互にベストタイムを出し合う展開となり、最終的に48秒249までタイムを縮めたデュバルがこのセッションのトップタイムとなり、新チャンピオンのトレルイエは48秒474がベストとなった。
以下、3番手にポールシッターの松田、4番手に井出、5番手にロッテラー、6番手には終了間際にタイムを上げた本山が入った。

第9戦決勝は午後2時5分より、51周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

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FN:第9戦鈴鹿フリー走行結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/19) Free Session Weather:Rain Course:Semi-Wet
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'48.249--193.12
219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'48.4740.2250.225192.72
320松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8J1'48.6400.3910.166192.43
441井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'48.8520.6030.212192.05
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8J1'48.8910.6420.039191.98
61本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8J1'49.0890.8400.198191.63
732武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386E1'49.1910.9420.102191.46
87片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8J1'49.1990.9500.008191.44
934横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'49.6951.4460.496190.58
1033ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'49.7141.4650.019190.54
1156小暮 卓史ARTAHONDA HF386E1'50.0581.8090.344189.95
125道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'50.1351.8860.077189.81
1340ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'50.1391.8900.004189.81
146ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E1'50.1501.9010.011189.79
158高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8J1'50.3212.0720.171189.49
1611立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8J1'50.5512.3020.230189.10
1755金石 年弘ARTAHONDA HF386E1'50.6912.4420.140188.86
1817平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'51.2222.9730.531187.96
192星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'51.2573.0080.035187.90
203荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'51.8743.6250.617186.86
214柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'51.8803.6310.006186.85
2237土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8J1'52.0553.8060.175186.56
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。

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FN:第9戦鈴鹿 予選上位3人のコメント

松田次生(ポールポジション)

1118_matsuda.jpg とりあえず小暮選手からポールを奪えたのは嬉しいです。
星野監督からも『ポールを取らなきゃ駄目だぞ』と言われていましたし、地元レースということもあり、今回こそはポールを獲りたい、という強い気持ちがありました。
クルマは走り出しから良かったのですが、小暮選手は更に速かったので、『何が足りないのだろう』ということをチームと詰めていって、セクター3が遅い、ということでセッティングと乗り方を改善して午後の予選に臨み、その結果としてあのタイムが出せたのは良かったです。午後は気温が下がったことで、実はもっとタイムが出ることを想定していたんですが、思ったよりタイムが上がりませんでした。
悪くても42秒台前半、良ければ41秒後半はいく、と思っていたんですが。
明日は晴れならこのままいけちゃいそうなんですが、雨ということなので、フリー走行でクルマを仕上げて、スタートでミスをしないように気をつければ、勝てると思います。

本山哲(予選2位、ただし明日は12番手スタート)

1118_motoyama.jpg シーズン後半になってからはずっと小暮のポールが続いていて、インパルはレースでは好調ですけど、予選はドライバーとして面白い部分でもありますし、なんとしても予選で小暮に勝とうと、そしたら前にもう一人いて(苦笑)。
まぁタイムは悪くないですし、いい予選ではありました。
(10グリッド降格するが)レースについてはこれから考えますが、初めから決まってたことですし、それはそれとして一つでも上のグリッドを狙っていくことに変わりはありませんから。
明日は僕が追いつくまで松田に押さえててもらって(笑)、表彰台に上がりたいです。勝ちたい気持ちは変わりませんから、頑張ります。

小暮卓史(予選3位、明日は2番手スタート)

1118_kogure.jpg クルマは持ち込んだ時点からフィーリングがよく、昨日と午前中は速く走れました。でも午後の予選はインパル勢との接戦になると思っていたので、3セット目のアタックの前にセッティングを少し変えたんですが、タイムが出なかったので元に戻しました。それでアタックのタイミングが取れませんでした。
でも、もしタイミングが合ったとしてもポールが取れてたかどうかは判りませんね。
アタックが出来なかったのは悔しいです。
明日はポールじゃないお陰で、いい意味でプレッシャーもないので、落ち着いて松田選手を追い回して生きたいですね。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿予選2回目 松田が今季初PP!!

2006全日本選手権フォーミュラニッポン第9戦鈴鹿の公式予選2回目は、#20松田次生(mobilecast TEAM IMPUL)が会心のアタックで1分42秒133のレコードタイムを叩き出し、午前中トップの小暮卓史を大幅に上回って今季初のポールポジションを獲得することとなった。

061118_02a 公式予選2回目は午後3時15分から開始された。
気温は午前中より更に下がり、空もどんよりと曇ってきたが、最後まで雨は降らず、終始ドライコンディションでの走行となった。

午前中トラブルのためにタイム計測が出来なかった井出有治を先頭に各車一斉にコースイン。まずはユーズドタイヤでの走行となったが、午前中トップタイムの小暮だけはピットで待機する作戦に出た。

結局、セッション前半でタイムアップを果たしたのは、午前中コースアウトのために2セット目のアタックが出来なかったロイック・デュバルと、今ひとつタイムの伸びていなかった道上龍のみ。道上は総合15番手までポジションアップできたが、デュバルの順位は11番手で変わらず。
ノータイムだった井出は最初のアタックで44秒479を出し、チームメイトのビルドハイムを上回る総合14番手につけた。

開始から23分が経過したところで漸く小暮がコースイン。
まずはブレーキに熱を入れるためにユーズドタイヤで走行し、続いて3セット目のニュータイヤを投入するが、タイムは42秒745と、午前中よりもコンマ3秒遅いタイム。
セッション開始前に施したセッティング変更が裏目に出てしまった。

この間に3セット目のニュータイヤを投入したインパル勢の本山哲が42秒548、松田次生は42秒422を記録、松田は午前中の小暮のタイムを上回って総合トップに立った。

このため、小暮は4セット目のアタックを前にセッティングを元に戻すこととなったが、このためにコースに出て行った時点で残り時間はすでに7分を切っており、小暮はトラフィックにも捕まって完全にアタックのタイミングをはずしてしまった。

一方のインパル勢は、松田が残り3分を切ったところで渾身のアタックを敢行、41秒台すら視野に入ろうかというペースで東コースを走り抜けていく。
結局セクター4が思ったほど延びず、41秒台には届かなかったが、タイムは42秒133と後続を引き離すには充分なレコードタイムで、今季初のポールポジションを最終戦でもぎとった。
2番手には42秒361を出した本山。小暮は3番手に終わったが、本山は前戦もてぎでエンジンブローに見舞われ、最終戦を前にエンジン換装を行っているため、10グリッド降格が決まっており、明日の決勝は小暮2番手、ブノワ・トレルイエが3番手スタートとなり、本山は12番手グリッドから上位を狙うこととなる。

第9戦決勝は明日午後2時5分より、51周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:FMOTOR

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FN:第9戦鈴鹿予選総合結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/18) Qualfying Session Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineQualify1
Qualify2
TimeDelaykm/h
120松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.939
*R1'42.133
R1'42.133-204.69
2*1本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8JR1'42.850
*R1'42.361
R1'42.3610.228204.23
356小暮 卓史ARTAHONDA HF386E*R1'42.466
R1'42.745
R1'42.4660.333204.02
419ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.913
*R1'42.590
R1'42.5900.457203.77
536アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.522
*R1'42.710
R1'42.7100.577203.54
655金石 年弘ARTAHONDA HF386ER1'43.256
*R1'42.919
R1'42.9190.786203.12
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.828
*R1'43.005
R1'43.0050.872202.95
88高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8JR1'43.390
*R1'43.029
R1'43.0290.896202.91
937土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.159
*R1'43.071
R1'43.0710.938202.82
1017平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'45.035
*R1'43.218
R1'43.2181.085202.53
117片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8JR1'43.681
*R1'43.259
R1'43.2591.126202.45
1232武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.798
*R1'43.413
R1'43.4131.280202.15
1333ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8JR1'43.960
*R1'43.463
R1'43.4631.330202.05
1411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8JR1'43.873
*R1'43.554
R1'43.5541.421201.88
1534横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'45.740
*R1'43.992
R1'43.9921.859201.03
1641井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386ENo Time
*R1'44.056
R1'44.0561.923200.90
176ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E1'45.382
*1'44.246
1'44.2462.113200.54
183荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'45.514
*1'44.398
1'44.3982.265200.25
1940ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'44.598
*1'44.422
1'44.4222.289200.20
204柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'45.086
*1'44.522
1'44.5222.389200.01
21*5道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'45.270
*1'44.585
1'44.5852.452199.89
222星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'45.960
*1'44.806
1'44.8062.673199.47
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'49.2827.149191.30
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。(従来のコースレコード: 1'44.082)
  • CarNo.1(本山哲)、CarNo.5(道上龍)は公式通知No.6(エンジン交換)により決勝レースのグリッド位置を公式予選結果から10グリッド降格とする。

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FN:第9戦鈴鹿予選2回目結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/18) Qualfying Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
120松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.133--204.69
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8JR1'42.3610.2280.228204.23
319ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.5900.4570.229203.77
436アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'42.7100.5770.120203.54
556小暮 卓史ARTAHONDA HF386ER1'42.7450.6120.035203.47
655金石 年弘ARTAHONDA HF386ER1'42.9190.7860.174203.12
731ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.0050.8720.086202.95
88高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8JR1'43.0290.8960.024202.91
937土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.0710.9380.042202.82
1017平中 克幸EMS RacingHONDA HF386ER1'43.2181.0850.147202.53
117片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8JR1'43.2591.1260.041202.45
1232武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.4131.2800.154202.15
1333ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8JR1'43.4631.3300.050202.05
1411立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8JR1'43.5541.4210.091201.88
1534横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8JR1'43.9921.8590.438201.03
1641井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386ER1'44.0561.9230.064200.90
176ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E1'44.2462.1130.190200.54
183荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'44.3982.2650.152200.25
1940ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'44.4222.2890.024200.20
204柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'44.5222.3890.100200.01
215道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'44.5852.4520.063199.89
222星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'44.8062.6730.221199.47
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'49.2827.1494.476191.30
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。(従来のコースレコード: 1'44.082)

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿公式予選1回目 ここでも小暮が暫定ポール!

全日本選手権フォーミュラニッポン第9戦の公式予選1回目は、#56小暮卓史(ARTA)がコースレコードとなる1分42秒466を叩き出し、5戦連続ポール獲得に向けて幸先のいいスタートを切った。

061118_01a フォーミュラニッポンの2006シーズンもいよいよ最終戦。
公式予選日を迎えた鈴鹿サーキット上空は晴れ。11月も半ばを過ぎたこともあり、気温、路面温度はいずれも低め。
公式予選1回目は午前10時10分より45分間で行われた。

真っ先にコースインしたのはインギングの横溝直輝だったが、1周でピットへ。
横溝は昨日の合同テストでクラッシュし、左フロントサスとサイドポンツーンを破損したため、修復されたクルマのチェックを行った模様だ。
続いて道上龍、J.P.オリベイラの5ZIGEN勢、KONDOの荒がコースイン。5ZIGENの2台は計測せずにピットへ戻ったが荒はアタックに入り、1分46秒442を記録した。

5ZIGENの2台もすぐにコースに戻り、最初のアタックに取り掛かる。
道上は45秒816がこの時点でのベスト。
今回がフォーミュラニッポン初参戦となるオリベイラも45秒948、45秒382と着実にタイムを縮め、この時点で金曜のベストタイムを上回った。

予選開始から15分が経過した辺りから他のドライバーも徐々にコースに出始め、1セット目のアタックに取り掛かった。
前戦もてぎでチャンピオンを決めたブノワ・トレルイエは20分すぎにコースイン、まずは43秒823でこの時点での2番手につける。この時点でのトップは1分43秒631を出した土屋武士だ。
トレルイエのチームメイト、松田次生、本山哲らは25分過ぎあたりからコースに入り、松田が43秒448、本山は43秒148と相次いでトップタイムを更新していく。

しかし、本山がトップタイムを記録した直後、一番最後にコースインした小暮がいきなり42秒695を叩き出し、一気にトップに躍り出た。
小暮は2セット目のアタックでも42秒466と更にタイムを縮め、ここでも圧倒的な速さを見せつけている。
本山も最後のアタックで自己ベストを更新したものの、42秒850に留まり、2番手に終わった。トレルイエ、松田らも2セット目のアタックで42秒台に入るものの、いずれも小暮には及ばず3、4番手に終わった。
ARTAのもう一人、金石年弘は43秒256で6番手につけている。

公式予選2回目は午後3時15分より45分間で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN:第9戦鈴鹿予選1回目結果

Fニッポン第9戦 -RIJ- (2006/11/18) Qualfying Session #1 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 Formula Nippon Round 9 鈴鹿サーキット 5.807km

PNoDriverTeamEngineTimeDelayGapkm/h
156小暮 卓史ARTAHONDA HF386ER1'42.466--204.02
21本山 哲arting IMPULTOYOTA RV8JR1'42.8500.3840.384203.26
319ブノワ・トレルイエmobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.9130.4470.063203.13
420松田 次生mobilecast IMPULTOYOTA RV8JR1'42.9390.4730.026203.08
537土屋 武士DHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.1590.6930.220202.65
655金石 年弘ARTAHONDA HF386ER1'43.2560.7900.097202.46
78高木 虎之介LeMansTOYOTA RV8JR1'43.3900.9240.134202.20
836アンドレ・ロッテラーDHG TOM'STOYOTA RV8JR1'43.5221.0560.132201.94
97片岡 龍也LeMansTOYOTA RV8JR1'43.6811.2150.159201.63
1032武藤 英紀PIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.7981.3320.117201.40
1131ロイック・デュバルPIAA NAKAJIMAHONDA HF386ER1'43.8281.3620.030201.34
1211立川 祐路RECKLESS CERUMOTOYOTA RV8JR1'43.8731.4070.045201.26
1333ロニー・クインタレッリBOSS・INGINGTOYOTA RV8JR1'43.9601.4940.087201.09
1440ビヨン・ビルドハイムDoCoMo DANDELIONHONDA HF386E1'44.5982.1320.638199.86
1517平中 克幸EMS RacingHONDA HF386E1'45.0352.5690.437199.03
164柳田 真孝KONDOTOYOTA RV8J1'45.0862.6200.051198.93
175道上 龍5ZIGENHONDA HF386E1'45.2702.8040.184198.59
186ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ5ZIGENHONDA HF386E1'45.3822.9160.112198.38
193荒 聖治KONDOTOYOTA RV8J1'45.5143.0480.132198.13
2034横溝 直輝BOSS・INGINGTOYOTA RV8J1'45.7403.2740.226197.70
212星野 一樹arting IMPULTOYOTA RV8J1'45.9603.4940.220197.29
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'49.6397.1733.679190.67
-41井出 有冶DoCoMo DANDELIONHONDA HF386ENo Time---
  • シャーシーは全車Lola FN06、タイヤは全車BSです。
  • 'R'マークはコースレコードを更新しました。従来のコースレコード: 1'44.082

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ 4台のインプレッサが2~5位でフィニッシュ(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇4台のインプレッサが2~5位でフィニッシュ
FUJITSUBO hpi IMPREZAが2位
Start Your Engines IMPREZAは3位で表彰台を獲得

 S耐第7戦はツインリンクもてぎにおいて300マイル(約480km)レースとして行われ、14台が参加したSTクラス2には5台のインプレッサが参加し、優勝こそ逃したものの2~5位でフィニッシュ。ベース車両の総合性能と耐久性をアピールした。

 朝から弱い雨模様となった11日予選日、グリッド予選は13時45分から始まった。15時28分からは全車が走行可能な混走枠。雨は小止みになり、コース上の水の量も多少減っておりタイムアップが予想された。この混雑するセッションでアタックに入ったのは#2インプレッサの吉田。2分10秒509で2位につけると、一旦クールダウンした後に再びアタックを敢行。2分9秒913でクラストップに躍り出た。総合トップの#1ポルシェにわずか0秒028という僅差でフロントロウを獲得。2位(総合3位)には#22インプレッサが入った。また峰尾恭輔/木下みつひろの#123エンドレスアライアドバンGDBが4位(総合8位)に、3戦連続の参戦となった大澤学/井尻薫組の#59東和インテックEDインプレッサは8位、鶴間裕一/佐藤幹徳の#51ブレイズシムスインプレッサは12位につけた。

 12日は前日の雨も上がり晴れ上がったが、木枯らしが吹きさらにときどき雲に覆われて肌寒い一日となった。100周の決勝レースは12時3分にスタート。前日と異なりドライ路面とあって、#2インプレッサと#22インプレッサは、ビッグパワーのポルシェを先行させながら周回。20周目には#13ランサーがトップに立ち、#2インプレッサは2位、#22インプレッサは3位、#123インプレッサは4位となった。

 28周目に#2インプレッサが予定より早めにピットイン、30周目には#22インプレッサがピットインしてフロントタイヤを交換し給油。この間に2位に上がった#123インプレッサだったが、ペースが落ちポジションを5位に落として34周目にピットイン。コースへ復帰するがペースが上がらない。#123インプレッサは、トランスミッションにトラブルを抱えていた。4速、5速を失い、とうとう6速にも入らなくなった54周目にピットインしてガレージへ。修復には時間がかかるためそのままリタイアとなってしまった。

 63周目に2位の#22インプレッサが、65周目には代わって2位に繰り上がった#13ランサーがピットイン。66周目、トップの#2インプレッサがピットインし、給油、フロントタイヤのみの交換でコースへ戻った。69周目、なかなかペースの上がらない#22インプレッサに#13ランサ ーが追いつき逆転。さらに#2インプレッサに迫ってきた。77周目のバックストレートで#2インプレッサはついに逆転を許し2位へ。その後も差は徐々に開きそのままのポジションでチェッカー。#2インプレッサは2位、#22インプレッサは3位で、2台そろって2戦連続の表彰台を獲得した。これで#2吉田組はシリーズポイントで#20小川組を逆転、2位に浮上して意地を見せた。また#59インプレッサは4位でゴール。表彰台こそ逃したものの過去最高の結果を残した。#51インプレッサも粘りの走りで5位でゴールし、うれしい今季初入賞となった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ eeiA-ings Zが十勝24時間以来の2勝目(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■「eeiA-ings Z」が十勝24時間以来の2勝目!! 最終ラップまでトップの「C-WEST ADVAN Z」は4位に

 S耐第7戦(最終戦)はツインリンクもてぎにおいて300マイル(約480km)レースとして開催され、STクラス3で#33 Zが第3戦十勝24時間以来、今季2回目のクラス優勝を遂げた。また、最終ラップまでトップを走行していた#23 Zは、S字コーナーで競っていた車両と接触してコースアウトし、クラス4位でゴールした。

 11日予選日は朝から弱い雨に見舞われた。グリッド予選は気温15℃、路面温度16℃と冷えた中、13時45分にST1/2の走行枠で始まった。15時28分からの全車走行枠で#23 Zがトップとなり、#33 Zも3位に。#19 Zは7位にとどまった。また、STクラス1の#3 Zはクラス6位というポジションで予選を終了した。

 12日は雨もすっかり上がり、朝から太陽が顔をのぞかせた。100周の決勝レースは12時4分にスタート。スタートドライバーは、#23 Zが山田#33 Zが大井、#19 Zが輿水。2周目、クラス4位を走行していた#33 Zと直後にいた#27 BMWが4コーナーで接触。#33 Zはスピンを喫し12位までポジションダウンとなった。#23 Zはストレートスピードに勝るRX-7勢に先行されるものの、3位でコンスタントラップを刻んだ。#19 Zはスタートでややポジションを落とし たが、10位前後をステディに走行していった。

 41周目に#33 Zがピットインしてタイヤ無交換、ドライバーは大井のままコースへ。#19 Zもピットイン。クラストップになった#23 Zは42周目にピットインしてタイヤ4本を交換、ドライバーは谷口に交代してコースへ復帰した。タイヤ無交換が功を奏して、#33 Zがクラストップを奪い、#23 Zは4位、#19 Zは9位。

 67周目、クラストップの#33 Zが2回目のピットインで、タイヤを4本交換して赤鮫に交代。これでクラストップに浮上した#23 Zも72周目にピットインして、今度はこちらがタイヤ無交換でドライバーは尾本に交代し、#33 Zの直後となる2位でコースへ復帰した。

 82周目、クラストップの争いはにわかに緊迫。#33 Zと#23 Zの差が1秒ほどに縮まったのだった。87周目に#23 Zがついに逆転。そして#14RX-7がZより1~2秒速いラップタイムで追いついてきて、93周目には#33 Zを抜いてクラス2位へ。2台はテールtoノーズ状態となった。 97周目の130Rでとうとう2台が接触。 #23 Zはコースに押し出される形となり、この間に#33 Z、#27 BMWが先行。#14 RX-7、#33 Z、#27 BMWの順でゴールして、暫定表彰が行われた。しかしその後、#14 RX-7に対して危険なドライブ行為ということで40秒のタイムが加算され、3位にポジションダウン。代わって#33 Zがクラス優勝、これで#83 NSXを逆転してシリーズ2位となった。

 STクラス1では、#3 Zが11周目にクラス5位に浮上。さらに28周目には4位、32周目にはピットインした#24ポルシェに代わり3位までポジションを上げた。ピットイン後、59周目にも#24ポルシェをかわして3位へ復帰したが、ラップ遅れの車両に接触してクラッシュさせたことで危険なドライブ行為と見なされ、ピットロードのドライブスルーペナルティを受け、 6位までポジションを落とした。75周最後のピットインを行いクラス4位でコースへ。そして最後は表彰台獲得こそならなかったが4位でゴールし、全戦でポイントを獲得、シリーズ2位を守った。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ決勝 ATRA DENAG GT3が全戦優勝!

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 夜半には雨もあがり、スーパー耐久最終戦は肌寒い天候ながら好天に恵まれた決勝日をむかえた。レーススタートの正午には気温15度、路面温度18度のコンディションとなった。

 シリーズ全戦優勝をめざす#1 ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男/高木真一組)の新田がスタートもきめる。序盤の20周目総合6番手を走行していたST2クラスのチャンピオンをきめている#11オーリンズ・ランサーEVO・MR(中谷明彦/木下隆之組)の中谷がV字コーナーでクラッシュ。これでST2クラスのトップは#13シーケンシャルエンドレス座間(HINOKI/和田久/大瀧賢治組)の大瀧が浮上する。

 37周目、トップの#1がルーティーンのピットストップ。次のラップには2番手走行の#45 Pixy Spec’s Porche(伊藤真一/羽根幸浩組)がピットインしトップは#1に。72周目に#1は2度目のピットストップでいったんは#45がトップに立つが74周目にピットストップを行い再び#1がリーダーボードのトップに立つ。

 100周のレースは今回も磐石の展開で30秒ほどの大差をつけて圧勝した#1 ARTA DENAG GT3が全戦全勝の快挙を果たした。2位に#45、3位に#28 SEIKO carrera racing PORSCHE 911 GT3(佐々木孝太/井入宏之/宮川やすお組)が入った。これで開幕戦の仙台ハイランド、第6戦のSUGOに続き3度目のミシュラン勢の表彰台独占となった。

 総合7位に入った#13がST2クラスの優勝。ST3クラスはファイナルラップまで攻防が続いた#23 C-WEST ADVAN Z(山田英二/尾本直史/谷口行規組)と#14岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7(杉林健一/小松一臣/入口秀輝組)は#14がトップを奪ったが、暫定表彰後のペナルティから#33 eeiA-ings Z(大井貴之/赤鮫オヤジ組)のクラス優勝に。

 ST4クラスは#10 TUBE FOUR TRUST Cars東海YH.ED.DC5(松本玲二/渡辺明組)が優勝。ここまで4勝で今回は4位入賞の#999 P.MU Racing MACAU YH INTEGRA(山野直也/Henry Ho組)がシリーズチャンピオンを決定した。

総合優勝 ARTA DENAG GT3

#1新田守男「最終戦は勝てたGTも含めていい終わり方ができました。今年は最高のシーズンになりましたね。またやりたくてもきっともう2度とできない全戦優勝だと思います。嬉しいというより今はホッとしたというところですね(笑)」

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Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ決勝結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2006/11/12) Final Race Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1ST111ARTA DENAG GT3
PORSCHE 911GT3
田中 哲也
新田 守男
高木 真一
MI1003:27'29.111
2ST1245Pixy Spec’s Porsche
PORSCHE 911GT3
伊藤 真一
羽根幸浩
MI10029.435
3ST1328SEICO carrera racing PORSCHE 911 GT3
PORSCHE 911GT3
佐々木 孝太
井入 宏之
宮川 やすお
MI1001'31.519
4ST14*3エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
青木孝行
YH1001'34.135
5ST1524Pixy ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堤 明彦
井上貴志
YH991Lap
6ST168ニコカット GT3
PORSCHE 911GT3
清水 康弘
吉冨 章
YH991Lap
7ST2113シーケンシャルエンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH991Lap
8ST222FUJITSUBO hpi IMPREZA
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博
小泉和寛
DL991Lap
9ST2322Start Your Engine IMPREZA
SUBARU IMPREZA
清水 和夫
樋口統也
DL982Laps
10ST2459東和インテックEDインプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
井尻 薫
YH982Laps
11ST3133eeiA-ings Z
NISSAN FAIRLADY Z
大井 貴之
赤鮫 オヤジ
YH973Laps
12ST3227FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH973Laps
13ST33*14岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH973Laps
14ST3423C-WEST ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
山田 英二
尾本 直史
谷口 信輝
YH973Laps
15ST3583BP ADVAN NSX
HONDA NSX
古橋 譲
玉本秀幸
余郷 敦
YH964Laps
16ST2551ブレイズシムスADVANGDB
SUBARU IMPREZA
鶴間 裕一
佐藤幹徳
YH964Laps
17ST367MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
MAZDA RX-7
白井剛
加藤 正将
YH964Laps
18ST1732GruppeM ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
原幸雄
松田 秀士
樋口 正治
YH964Laps
19ST3739TAITEC TRACY ADVAN NSX
HONDA NSX
植田 正幸
梅本 淳一
YH964Laps
20ST2630カンピリオADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
渡辺雅則
加納 政樹
堀田 誠
YH955Laps
21ST4110TUBE FOUR TRUST Cars東海YHDC5
HONDA INTEGRA
松本 玲二
渡辺 明
YH937Laps
22ST4273ロイヤルハウスHondaCars静岡東YH.ED.DC5
HONDA INTEGRA
前嶋 秀司
山本すばる
花岡 隆弘
YH937Laps
23ST4367YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA
嶋村馨
野間 一
内山 慎也
YH937Laps
24ST44999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
HONDA INTEGRA
山野直也
Henry Ho
YH937Laps
25ST3821エッグルウ開成商事協新RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
壷林貴也
山本 俊之
YH937Laps
26STS166テンダドナーゲロータスアドバン
LOTUS EXIGE
高橋 一穂
加藤寛規
YH928Laps
27ST4587RISO☆BP☆アドバンDC5
HONDA INTEGRA
金森 敏一
水谷 大介
岩倉 弘明
YH928Laps
28ST4695スプーンインテグラ
HONDA INTEGRA
市嶋 樹
ピストン西沢
YH919Laps
29ST47*98KTエンジニアリングDC5
HONDA INTEGRA
菅野 良男
金谷 真吾
大貫 直実
YH9010Laps
30ST4834WORLDONEDLインテグラ
HONDA INTEGRA
田ヶ原 章蔵
宮本 貴史
守内 庸介
DL9010Laps
31ST3955Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
MAZDA RX-7
中村旬
大塚 隆一郎
YH9010Laps
32ST275ijak Qs’ Sea Brain Gulf Evo
MITSUBISHI LANCER Evolution
島田 和樹
高橋 毅
黒田吉隆
KH8812Laps
33ST4918コスモソニック21・FK・ingsDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH8713Laps
34ST286梁山泊DIREZZA☆DIXCEL エボ
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関 豊
DL8416Laps
35ST310*43ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
川口 正敬
番場 琢
立花和幸
YH8317Laps
36ST31119バーディクラブTC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH8218Laps
---- 以上規定周回数(ST-1:70 / ST-2:69 / ST-3:67 / ST-4:65 / STS:64)完走 ----
-ST2-20RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH8911Laps
-ST2-26エンドレスアドバンTプロランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH8416Laps
-ST3-15岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH6337Laps
-ST2-12オーリンズ・ランサーEVOワゴンMR
MITSUBISHI LANCER Evolution
桂 伸一
菊地靖
YH5644Laps
-ST2-123エンドレスアライアドバンGDB
SUBARU IMPREZA
峰尾 恭輔
木下みつひろ
YH5347Laps
-ST3-70マジック kg/mm RX-7
MAZDA RX-7
大野 尊久
川島 修
中川良
YH4456Laps
-ST2-11オーリンズランサーEV・MR
MITSUBISHI LANCER Evolution
中谷 明彦
木下隆之
YH1981Laps
-ST2-54BC・KONG’sアンクルランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
山内 伸弥
浅見武
大橋 正澄
YH1981Laps
-ST3-16バウフェリス 7
MAZDA RX-7
金山 得郎
小山 佳延
木野村光恵
YH496Laps
  • Fastest Lap: CarNo.1 ARTA DENAG GT3 1'59.601 4/100 155.52km/h
  • CarNo.3は、2006ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第28条~4)違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.98は、スーパー耐久シリーズ2006シリーズ規則書第14条(12)(燃料補給)違反により、ペナルティストップ30秒を課した。
  • CarNo.43は、2006ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第28条~4)違反(危険なドライブ行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。
  • CarNo.14は、2006ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第28条~4)違反(危険なドライブ行為)により、競技結果に40秒を加算した。

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎフリー走行結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2006/11/12) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1ST1128SEICO carrera racing PORSCHE 911 GT3
PORSCHE 911GT3
佐々木 孝太
井入 宏之
宮川 やすお
MI2'00.215--143.784
2ST121ARTA DENAG GT3
PORSCHE 911GT3
田中 哲也
新田 守男
高木 真一
MI2'00.801 0.586 0.586143.086
3ST1345Pixy Spec’s Porsche
PORSCHE 911GT3
伊藤 真一
羽根幸浩
MI2'01.497 1.282 0.696142.267
4ST148ニコカット GT3
PORSCHE 911GT3
清水 康弘
吉冨 章
YH2'01.981 1.766 0.484141.702
5ST153エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
青木孝行
YH2'02.469 2.254 0.488141.137
6ST212FUJITSUBO hpi IMPREZA
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博
小泉和寛
DL2'02.899 2.684 0.430140.644
7ST2213シーケンシャルエンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution
HINOKI
WADA-Q
大瀧 賢治
YH2'03.021 2.806 0.122140.504
8ST2320RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小川 日出夫
砂子塾長
阪口 良平
YH2'03.341 3.126 0.320140.140
9ST24123エンドレスアライアドバンGDB
SUBARU IMPREZA
峰尾 恭輔
木下みつひろ
YH2'03.518 3.303 0.177139.939
10ST2522Start Your Engine IMPREZA
SUBARU IMPREZA
清水和夫
樋口 統也
DL2'03.641 3.426 0.123139.800
11ST2611オーリンズランサーEV・MR
MITSUBISHI LANCER Evolution
中谷明彦
木下 隆之
YH2'03.653 3.438 0.012139.786
12ST1624Pixy ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堤明彦
井上 貴志
YH2'03.751 3.536 0.098139.675
13ST2712オーリンズ・ランサーEVOワゴンMR
MITSUBISHI LANCER Evolution
桂 伸一
菊地靖
YH2'03.865 3.650 0.114139.547
14ST1732GruppeM ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
原幸雄
松田 秀士
樋口 正治
YH2'05.372 5.157 1.507137.869
15ST3127FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH2'05.517 5.302 0.145137.710
16ST3215岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'05.917 5.702 0.400137.273
17ST3333eeiA-ings Z
NISSAN FAIRLADY Z
大井 貴之
赤鮫 オヤジ
YH2'06.181 5.966 0.264136.985
18ST2854BC・KONG’sアンクルランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
山内 伸弥
浅見武
大橋 正澄
YH2'06.478 6.263 0.297136.664
19ST3423C-WEST ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
山田 英二
尾本 直史
谷口 信輝
YH2'06.479 6.264 0.001136.663
20ST296梁山泊DIREZZA☆DIXCEL エボ
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関 豊
DL2'06.653 6.438 0.174136.475
21ST21030カンピリオADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
渡辺 雅則
加納政樹
堀田 誠
YH2'06.847 6.632 0.194136.266
22ST3539TAITEC TRACY ADVAN NSX
HONDA NSX
植田 正幸
梅本 淳一
YH2'06.863 6.648 0.016136.249
23ST21126エンドレスアドバンTプロランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH2'06.888 6.673 0.025136.222
24ST21251ブレイズシムスADVANGDB
SUBARU IMPREZA
鶴間 裕一
佐藤幹徳
YH2'07.181 6.966 0.293135.908
25ST3614岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'07.355 7.140 0.174135.723
26ST21359東和インテックEDインプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
井尻薫
YH2'07.361 7.146 0.006135.716
27ST377MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
MAZDA RX-7
白井剛
加藤 正将
YH2'07.981 7.766 0.620135.059
28ST3883BP ADVAN NSX
HONDA NSX
古橋 譲
玉本秀幸
余郷 敦
YH2'08.144 7.929 0.163134.887
29ST3921エッグルウ開成商事協新RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
壷林貴也
山本 俊之
YH2'08.338 8.123 0.194134.683
30ST2145ijak Qs’ Sea Brain Gulf Evo
MITSUBISHI LANCER Evolution
島田 和樹
高橋毅
黒田 吉隆
KH2'08.503 8.288 0.165134.511
31ST31043ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
川口 正敬
番場 琢
立花和幸
YH2'08.545 8.330 0.042134.467
32ST31155Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
MAZDA RX-7
中村 旬
大塚隆一郎
YH2'08.553 8.338 0.008134.458
33ST31219バーディクラブTC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'08.773 8.558 0.220134.228
34ST31370マジック kg/mm RX-7
MAZDA RX-7
大野 尊久
川島 修
中川良
YH2'09.052 8.837 0.279133.939
35ST41999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
HONDA INTEGRA
山野直也
Henry Ho
YH2'10.63410.419 1.582132.317
36ST4210TUBE FOUR TRUST Cars東海YHDC5
HONDA INTEGRA
松本 玲二
渡辺 明
YH2'10.69910.484 0.065132.250
37ST4373ロイヤルハウスHondaCars静岡東YH.ED.DC5
HONDA INTEGRA
前嶋 秀司
山本すばる
花岡 隆弘
YH2'11.52111.306 0.822131.424
38STS166テンダドナーゲロータスアドバン
LOTUS EXIGE
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'12.40212.187 0.881130.549
39ST4467YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA
嶋村馨
野間 一
内山 慎也
YH2'12.83012.615 0.428130.128
40ST4534WORLDONEDLインテグラ
HONDA INTEGRA
田ヶ原 章蔵
宮本 貴史
守内 庸介
DL2'13.33513.120 0.505129.636
41ST4687RISO☆BP☆アドバンDC5
HONDA INTEGRA
金森 敏一
水谷 大介
岩倉 弘明
YH2'13.85613.641 0.521129.131
42ST47*95スプーンインテグラ
HONDA INTEGRA
市嶋 樹
ピストン西沢
YH2'13.86313.648 0.007129.124
43ST4898KTエンジニアリングDC5
HONDA INTEGRA
菅野 良男
金谷 真吾
大貫 直実
YH2'14.14213.927 0.279128.856
44ST4918コスモソニック21・FK・ingsDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'14.92014.705 0.778128.113
45ST31416バウフェリス 7
MAZDA RX-7
金山 得郎
小山 佳延
木野村光恵
YH2'21.33421.119 6.414122.299
  • CarNo.95は、2006ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第38条~2(ピットレーン制限速度)違反により罰金3万円を課す。

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎグリッド予選 ARTA DENAG GT3がポールポジション!

1111_seico.jpg  11月11日、栃木県のツインリンクもてぎでスーパー耐久第7戦(最終戦)の公式予選が行われた。

 あいにく朝から雨模様となり、午前10時から30分で行われたドライバーズ予選では#28 SEICO carrera racing PORSCHE(佐々木孝太/井入宏之/宮川やすお組)の佐々木が2分10秒065のベストタイムをマークする。この日は気温15度、路面温度もほぼ同じ15~16度のコンディションとなった。

1111_denag.jpg  午後1時45分から行われたスターティンンググリッドを決定するグリッド予選では、数度の赤旗中断の中、全勝優勝に王手をかける#1 ARTA DENAG GT3(田中哲也/新田守男/高木真一組)の田中が2分09秒885のトップタイムをマーク。ポールポジションを獲得した。

ポールシッターのコメント

#1田中哲也「待っても待ってもクルマが来るのでクリアラップを取るのが難しかった。雨のコンディションでは正直厳しいかなと思ったけれど、ひどい降り方ではない状況ではミシュランも悪くないです。クリアがとれていたら9秒台真ん中ぐらいで行けたかなと思います。今シーズン、開幕戦ではパワステにトラブルが出たし、岡山では燃料ポンプに問題があったり、いろいろあった展開の中で勝てましたし、今回も金曜日にぶつけられたり予選ではオイルが出たりしてますからね。去年もここではミッショントラブルがあったし、ブレーキやミッションいろいろに厳しいコースです。全勝優勝はなかなかできないですよ。去年は1勝7敗でしたから(笑)2年間合わせて7勝7敗ですから。チームドナーゲとしては去年の開幕戦からずっと勝ってるんですけれどね。緊張はいつもと変わらないですよ」

1111_pp.jpg

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ グリッド予選結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2006/11/11) Grid Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2006 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1ST111ARTA DENAG GT3
PORSCHE 911GT3
田中 哲也
新田 守男
高木 真一
MI2'09.885--133.080
2ST212FUJITSUBO hpi IMPREZA
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博
小泉和寛
DL2'09.913 0.028 0.028133.050
3ST2222Start Your Engine IMPREZA
SUBARU IMPREZA
清水 和夫
樋口統也
DL2'10.471 0.586 0.558132.481
4ST1228SEICO carrera racing PORSCHE 911 GT3
PORSCHE 911GT3
佐々木 孝太
井入 宏之
宮川 やすお
MI2'10.521 0.636 0.050132.432
5ST236梁山泊DIREZZA☆DIXCEL エボ
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関豊
DL2'10.880 0.995 0.359132.067
6ST1345Pixy Spec’s Porsche
PORSCHE 911GT3
伊藤 真一
羽根幸浩
MI2'11.555 1.670 0.675131.390
7ST1424Pixy ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堤 明彦
井上貴志
YH2'12.676 2.791 1.121130.280
8ST24123エンドレスアライアドバンGDB
SUBARU IMPREZA
峰尾 恭輔
木下みつひろ
YH2'12.692 2.807 0.016130.264
9ST2511オーリンズランサーEV・MR
MITSUBISHI LANCER Evolution
中谷 明彦
木下隆之
YH2'12.716 2.831 0.024130.240
10ST1532GruppeM ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
原幸雄
松田 秀士
樋口 正治
YH2'12.866 2.981 0.150130.093
11ST2612オーリンズ・ランサーEVOワゴンMR
MITSUBISHI LANCER Evolution
桂 伸一
菊地靖
YH2'13.852 3.967 0.986129.135
12ST2713シーケンシャルエンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution
HINOKI
WADA-Q
大瀧賢治
YH2'13.993 4.108 0.141128.999
13ST163エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
青木 孝行
YH2'14.242 4.357 0.249128.760
14ST2859東和インテックEDインプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
井尻 薫
YH2'14.538 4.653 0.296128.476
15ST2920RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小川日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'15.070 5.185 0.532127.970
16ST21026エンドレスアドバンTプロランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH2'15.840 5.955 0.770127.245
17ST21130カンピリオADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
渡辺 雅則
加納政樹
堀田 誠
YH2'16.574 6.689 0.734126.561
18ST3123C-WEST ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
山田 英二
尾本 直史
谷口 信輝
YH2'17.429 7.544 0.855125.774
19ST327MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
MAZDA RX-7
白井剛
加藤 正将
YH2'17.513 7.628 0.084125.697
20ST21251ブレイズシムスADVANGDB
SUBARU IMPREZA
鶴間 裕一
佐藤幹徳
YH2'17.518 7.633 0.005125.692
21ST3333eeiA-ings Z
NISSAN FAIRLADY Z
大井 貴之
赤鮫 オヤジ
YH2'17.658 7.773 0.140125.565
22ST3414岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'17.868 7.983 0.210125.373
23ST3543ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
川口 正敬
番場 琢
立花 和幸
YH2'18.309 8.424 0.441124.974
24ST21354BC・KONG’sアンクルランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
山内 伸弥
浅見武
大橋 正澄
YH2'18.406 8.521 0.097124.886
25ST3627FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
村田 信博
YH2'18.534 8.649 0.128124.771
26ST3719バーディクラブTC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'18.826 8.941 0.292124.508
27ST3883BP ADVAN NSX
HONDA NSX
古橋 譲
玉本秀幸
余郷 敦
YH2'18.998 9.113 0.172124.354
28ST3939TAITEC TRACY ADVAN NSX
HONDA NSX
植田 正幸
梅本 淳一
YH2'19.240 9.355 0.242124.138
29ST31021エッグルウ開成商事協新RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
壷林 貴也
山本俊之
YH2'19.381 9.496 0.141124.012
30ST31155Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
MAZDA RX-7
中村 旬
大塚隆一郎
YH2'19.505 9.620 0.124123.902
31ST31270マジック kg/mm RX-7
MAZDA RX-7
大野 尊久
川島 修
中川良
YH2'20.07810.193 0.573123.395
32ST4134WORLDONEDLインテグラ
HONDA INTEGRA
田ヶ原 章蔵
宮本 貴史
守内 庸介
DL2'20.51310.628 0.435123.013
33ST4210TUBE FOUR TRUST Cars東海YHDC5
HONDA INTEGRA
松本 玲二
渡辺 明
YH2'20.55610.671 0.043122.976
34ST2145ijak Qs’ Sea Brain Gulf Evo
MITSUBISHI LANCER Evolution
島田 和樹
高橋毅
黒田 吉隆
KH2'20.76610.881 0.210122.792
35ST313*15岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'21.29011.405 0.524122.337
36ST43999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
HONDA INTEGRA
山野直也
Henry Ho
YH2'22.13912.254 0.849121.606
37STS166テンダドナーゲロータスアドバン
LOTUS EXIGE
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'22.14012.255 0.001121.605
38ST4473ロイヤルハウスHondaCars静岡東YH.ED.DC5
HONDA INTEGRA
前嶋 秀司
山本すばる
花岡 隆弘
YH2'22.57212.687 0.432121.237
39ST4567YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA
嶋村馨
野間 一
内山 慎也
YH2'23.14413.259 0.572120.752
40ST4687RISO☆BP☆アドバンDC5
HONDA INTEGRA
金森 敏一
水谷 大介
岩倉 弘明
YH2'24.04514.160 0.901119.997
41ST4718コスモソニック21・FK・ingsDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'25.08415.199 1.039119.138
42ST4898KTエンジニアリングDC5
HONDA INTEGRA
菅野 良男
金谷 真吾
大貫 直実
YH2'25.19315.308 0.109119.048
43ST4995スプーンインテグラ
HONDA INTEGRA
市嶋 樹
ピストン西沢
YH2'26.09916.214 0.906118.310
44ST31416バウフェリス 7
MAZDA RX-7
金山 得郎
小山 佳延
木野村光恵
YH2'28.84418.959 2.745116.128
-ST1-8ニコカット GT3
PORSCHE 911GT3
清水 康弘
吉冨 章
YHNo Time---
  • 第5コーナー先の停止車両の回収のため、13時47分14秒から10分46秒間、赤旗中断とした。
  • ホームストレートから第1コーナーまでのオイル処理のため、14時22分1秒から52分59秒間、赤旗中断とした。
  • CarNo.15は、2006ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書第26条~11)違反により、罰金5万円を科す。

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎドライバーズ予選結果

もてぎスーパー耐久300マイル -RIJ- (2006/11/11) Drivers' Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2006 Super Taikyu Series Round 7 ツインリンクもてぎ(ロードコース) 4.801379km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireTimeBehindGapkm/h
1ST1128SEICO carrera racing PORSCHE 911 GT3
PORSCHE 911GT3
佐々木 孝太
井入 宏之
宮川 やすお
MI2'10.065--132.895
2ST212FUJITSUBO hpi IMPREZA
SUBARU IMPREZA
吉田 寿博
小泉和寛
DL2'10.765 0.700 0.700132.184
3ST121ARTA DENAG GT3
PORSCHE 911GT3
田中 哲也
新田 守男
高木 真一
MI2'11.015 0.950 0.250131.932
4ST2222Start Your Engine IMPREZA
SUBARU IMPREZA
清水 和夫
樋口統也
DL2'11.252 1.187 0.237131.693
5ST236梁山泊DIREZZA☆DIXCEL エボ
MITSUBISHI LANCER Evolution
冨桝 朋広
関豊
DL2'11.928 1.863 0.676131.018
6ST1324Pixy ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
堤 明彦
井上貴志
YH2'12.620 2.555 0.692130.335
7ST148ニコカット GT3
PORSCHE 911GT3
清水 康弘
吉冨 章
YH2'12.953 2.888 0.333130.008
8ST2411オーリンズランサーEV・MR
MITSUBISHI LANCER Evolution
中谷 明彦
木下隆之
YH2'13.185 3.120 0.232129.782
9ST1545Pixy Spec’s Porsche
PORSCHE 911GT3
伊藤 真一
羽根幸浩
MI2'13.210 3.145 0.025129.757
10ST1632GruppeM ADVAN PORSCHE
PORSCHE 911GT3
原幸雄
松田 秀士
樋口 正治
YH2'13.560 3.495 0.350129.417
11ST2512オーリンズ・ランサーEVOワゴンMR
MITSUBISHI LANCER Evolution
桂 伸一
菊地靖
YH2'13.908 3.843 0.348129.081
12ST173エンドレス アドバン Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
青木 孝行
YH2'13.942 3.877 0.034129.048
13ST2613シーケンシャルエンドレス座間
MITSUBISHI LANCER Evolution
HINOKI
WADA-Q
大瀧賢治
YH2'14.095 4.030 0.153128.901
14ST27123エンドレスアライアドバンGDB
SUBARU IMPREZA
峰尾 恭輔
木下みつひろ
YH2'14.489 4.424 0.394128.523
15ST2820RSオガワ ADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
小川日出夫
砂子 塾長
阪口 良平
YH2'14.543 4.478 0.054128.472
16ST2959東和インテックEDインプレッサ
SUBARU IMPREZA
大澤 学
井尻 薫
YH2'14.627 4.562 0.084128.392
17ST21026エンドレスアドバンTプロランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
細野 智行
朝倉貴志
朝倉 宏志
YH2'15.710 5.645 1.083127.367
18ST3133eeiA-ings Z
NISSAN FAIRLADY Z
大井 貴之
赤鮫 オヤジ
YH2'17.068 7.003 1.358126.105
19ST3243ゼナドリン ディクセル MJ M3
BMW M3
川口 正敬
番場 琢
立花 和幸
YH2'18.028 7.963 0.960125.228
20ST3323C-WEST ADVAN Z
NISSAN FAIRLADY Z
山田 英二
尾本 直史
谷口 信輝
YH2'18.207 8.142 0.179125.066
21ST3483BP ADVAN NSX
HONDA NSX
古橋 譲
玉本秀幸
余郷 敦
YH2'18.286 8.221 0.079124.994
22ST3514岡部自動車ディクセル洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
杉林 健一
小松 一臣
入口 秀輝
YH2'18.531 8.466 0.245124.773
23ST367MAKERS ISHIHARA MARINE RX-7
MAZDA RX-7
白井剛
加藤 正将
YH2'18.593 8.528 0.062124.717
24ST3721エッグルウ開成商事協新RX-7
MAZDA RX-7
増田 芳信
壷林貴也
山本 俊之
YH2'18.765 8.700 0.172124.563
25ST2115ijak Qs’ Sea Brain Gulf Evo
MITSUBISHI LANCER Evolution
島田 和樹
高橋毅
黒田 吉隆
KH2'19.034 8.969 0.269124.322
26ST21254BC・KONG’sアンクルランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
山内 伸弥
浅見武
大橋 正澄
YH2'19.098 9.033 0.064124.265
27ST21330カンピリオADVANランサー
MITSUBISHI LANCER Evolution
渡辺 雅則
加納政樹
堀田 誠
YH2'19.164 9.099 0.066124.206
28ST3819バーディクラブTC神戸Z33
NISSAN FAIRLADY Z
輿水 敏明
小林 敬一
斉藤 多聞
YH2'19.245 9.180 0.081124.133
29ST4110TUBE FOUR TRUST Cars東海YHDC5
HONDA INTEGRA
松本 玲二
渡辺 明
YH2'19.451 9.386 0.206123.950
30ST3915岡部自動車アドバン洗剤革命RX-7
MAZDA RX-7
長島 正明
古谷 直広
植松 忠雄
YH2'19.549 9.484 0.098123.863
31ST21451ブレイズシムスADVANGDB
SUBARU IMPREZA
鶴間 裕一
佐藤幹徳
YH2'19.673 9.608 0.124123.753
32ST31027FINA SUNBEAM ADVAN M3
BMW M3
木村 崇
小林 且雄
村田信博
YH2'19.847 9.782 0.174123.599
33ST4234WORLDONEDLインテグラ
HONDA INTEGRA
田ヶ原 章蔵
宮本 貴史
守内 庸介
DL2'20.037 9.972 0.190123.431
34ST31139TAITEC TRACY ADVAN NSX
HONDA NSX
植田 正幸
梅本淳一
YH2'20.28310.218 0.246123.215
35ST31255Tifaria MYST Gulf MAZDA RX7
MAZDA RX-7
中村 旬
大塚隆一郎
YH2'20.46610.401 0.183123.054
36ST31370マジック kg/mm RX-7
MAZDA RX-7
大野 尊久
川島 修
中川良
YH2'20.60910.544 0.143122.929
37ST4373ロイヤルハウスHondaCars静岡東YH.ED.DC5
HONDA INTEGRA
前嶋 秀司
山本すばる
花岡 隆弘
YH2'21.68611.621 1.077121.995
38ST4467YAMATO ADVAN INTEGRA
HONDA INTEGRA
嶋村馨
野間 一
内山 慎也
YH2'21.85711.792 0.171121.848
39ST45999P.MU Racing MACAU YH INTEGRA
HONDA INTEGRA
山野直也
Henry Ho
YH2'21.86411.799 0.007121.842
40ST4687RISO☆BP☆アドバンDC5
HONDA INTEGRA
金森 敏一
水谷 大介
岩倉 弘明
YH2'23.75313.688 1.889120.241
41STS166テンダドナーゲロータスアドバン
LOTUS EXIGE
高橋 一穂
加藤寛規
YH2'23.81813.753 0.065120.186
42ST4795スプーンインテグラ
HONDA INTEGRA
市嶋 樹
ピストン西沢
YH2'24.23514.170 0.417119.839
43ST31416バウフェリス 7
MAZDA RX-7
金山 得郎
小山 佳延
木野村光恵
YH2'24.91314.848 0.678119.278
44ST4898KTエンジニアリングDC5
HONDA INTEGRA
菅野 良男
金谷 真吾
大貫 直実
YH2'25.91315.848 1.000118.461
45ST4918コスモソニック21・FK・ingsDC5
HONDA INTEGRA
浅野 武夫
笠原 智行
水書 健司
YH2'26.05915.994 0.146118.342
以上予選通過(総合[130%]:2'49.800 / ST-1[110%]:2'24.356 / ST-2[110%]:2'24.447 / ST-3[110%]:2'31.544 / ST-4[110%]:2'34.430 / ST-S[110%]:2'38.200)

スーパー耐久

S耐:第7戦もてぎ インプレッサ、最終戦に表彰台独占を狙う(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇インプレッサ、最終戦に表彰台独占を狙う

 スーパー耐久シリーズ(S耐)2006の第7戦(最終戦)は、11~12日に、ツインリンクもてぎにおいて300マイル(約480km)レースで行われる。

 第7戦のSTクラス2には14台がエントリー(全クラス46台)。プローバレーシングディビジョンの#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA(吉田寿博/小泉和寛)、#22 Start Your Engine IMPREZA(清水和夫/樋口統也)、エンドレススポーツの#123エンドレス アライ アドバンGDB(峰尾恭輔/木下みつひろ)と年間エントリーしている3台、さらに#51ブレイズ シムスADVAN GDB(鶴間裕一/佐藤幹徳)、#59東和インテックEDインプレッサ(大澤学/井尻薫)の計5台のインプレッサがエントリーしている。

 ツインリンクもてぎのロードコースは、直角ターンが多いストップ&ゴーの前半区間、130RやS字などチャレンジングな上り区間、そしてタイトなヘアピンの先の急坂を下るバックストレートとタイトな90度ターンなど、見どころの多いレイアウトを持っていて、特にブレーキに厳しいコース。パッシングポイントも1コーナー、3コーナー、5コーナー、ヘアピン、90度ターンなど比較的多い。

 ディフェンディングチャンピオンマシンであるインプレッサは、今年2ピットの義務付けが導入され、1ピットの作戦を実行できないこともあり未勝利。それだけに最終戦である今回では是が非でも優勝を勝ち取っておきたいところ。昨年のチャンピオンである#2インプレッサは逆転でシリーズ2位を狙う。今回から白を基調にしたカラーリ ングに替わった#22インプレッサも優勝を狙っての参戦となる。#123インプレッサもポイントを加算してシリーズ4位に食い込みたいところ。スポット参戦の#51 & 59インプレッサも上位進出を狙う。

タイムスケジュールは以下のとおり。
11日(土)10:00~10:30ドライバーズ予選
13:45~14:45グリッド予選
12日(日)8:45~9:15フリー走行
12:00決勝(100周)スタート
■吉田寿博(#2 FUJITSUBO hpi IMPREZA)

「タイトルも決まって、失うものは何もないので、なんとしてでも1勝 はしておきたいです。気温も路面温度も低いので攻めのレースが できると思うし、もてぎ専用に開発したブレーキパッドも準備してい ますし、できればインプレッサで表彰台を独占したいです!」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

SUPER GT

SGT:第9戦富士 AWDインプレッサ11位でゴール(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇AWDインプレッサ11位でゴール 終盤戦3連続完走で収穫多いレースに

 富士スピードウェイにおいて開催されたSUPER GT第9戦(最終戦)で#77「クスコ スバルADVANインプレッサ」は予選22位からポジションを11上げた11位でフィニッシュ。ポイント獲得こそならなかったが3連続完走でデータを蓄積し、大きな収穫を得たレースとなった。

 4日予選日10時10分から始まった予選1回目、#77インプレッサには小林が乗り込みセッション序盤からタイムアタックを行った。セッション中盤には1分44秒329、そして1分44秒212にタイムアップして8位につけるも、他の車両に逆転され結果的には22位というポジションに落ち着いた。

 5日決勝日は朝から好天に恵まれ、富士山もその優雅な姿を見せた。そして朝から4万6300人ものファンが富士スピードウェイに集まった。スタートドライバーは菊地が担当。序盤の混乱にも巻き込まれることなく、安定したラップタイムで10周目には17位、19周目には16位へとじわじわとポジションを上げていった。36周目には8位までポジションを上げてピットイン。ここでタイヤ交換、給油を済ませ小林に交代して19位でコースへ復帰した。

 小林は44周目には14位までポジションを回復。さらに終盤の59周目には12位となり、ポイント獲得の10位までもう少しという位置まで追い上げた。そしてGT300のファイナルラップとなった61周目、#96ヴィーマックにかわされるものの#2紫電をかわしてポジションをキープ。ところが最終セクションでクラストップを走行していた車両がガス欠でストップ。これで11位となり最終コーナーを立ち上がったが、コントロールラインまでに#2紫電にわずかにかわされ12位でチェッカー。しかし、レース後、#2紫電のドライバーが黄旗中にスピンを喫した件で35秒のペナルティが加算され、11位という結果となった。

 ポイント獲得こそならなかったものの、安定したラップタイムをマークして3連続完走。今年はシーズン中盤にAWDインプレッサをデビューさせ、4戦中3戦で完走。さらに2戦でポイントを獲得するなど、AWD車両の可能性を見せた。

■大溝敏夫監督

 「いい1年だったと思います。正直AWDでどこまで通用するか分からなかったのですが、今日の決勝ラップは安定していたしベストラップもそんなに悪くない。富士に対する苦手意識も少し和らいだ感じがしましたし、これでAWDでも十分通用するという手応えがありました。あとはAWD用のタイヤをいかに作っていくか、予選の一発の速さをどうするか、課題は多いですが楽しみです。今回ピットが端っこにあったにもかかわらず、多くのファンの方が足を運んでくれました。応援ありがとうございました」

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

SUPER GT

SGT:第9戦富士 クサスSC430がデビューイヤーにダブルタイトル獲得!(トヨタモータースポーツニュース)

レクサスSC430がデビューイヤーにダブルタイトル獲得!
36号車が4位に入り逆転でタイトル奪取。トヨタ・チームトムスがチームタイトルも獲得

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最終戦で4位に入り、逆転でチャンピオンを獲得した
レクサスSC430(No.36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430)

 2006年SUPER GT最終戦「FUJI GT 300km RACE」が11月4日(土)、5日(日)の両日、富士スピードウェイで開催された。

 第3戦に続き今年2回目の「富士」は同シリーズで初めて最終戦に組み入れられ、晩秋のサーキットを舞台にGT500/GT300双方のチャンピオンタイトルをめぐって激しい戦いが展開された。今大会にはGT500クラス15台、GT300クラス27台の総勢42台がエントリーし、このうちトヨタ勢は GT500クラスに4台のレクサス SC430と2台のトヨタ スープラ、GT300クラスには2台のトヨタ MR‐Sと2台のトヨタ セリカが出場。

 GT500クラスでは脇阪寿一/A.ロッテラー組OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車が首位から7点差のシリーズランキング2位、ディフェンディングチャンピオンの立川祐路/高木虎之介組ZENTセルモSC1号車が同じく8点差の 4番手で、逆転チャンピオン獲得を目指して最終戦に臨んだ。

◆予選◆

 4日(土)の天候は晴れ時々曇り。気温23度路面温度34度とやや肌寒い気候の下で、午前10時10分から公式予選1回目セッションが行われ、服部尚貴/P.ダンブレック組BANDAI DIREZZA SC430 35号車が好調に2番手タイムを記録。レクサスSC430 1号車も80kgのウエイトハンデをものともせずに6番手につけ、これに飯田章/片岡龍也組 Mobil1SC 6号車が7番手、土屋武士/織戸学組ECLIPSE ADVAN SUPRA 25号車が9番手、そして70kgのウエイトを搭載した36号車が10番手で上位グリッドを決するスーパーラップに進出した。

 午後2時10分から各クラス15分づつの予選2回目セッションに続いて行われたスーパーラップでは服部尚貴がアタックした35号車が最前列2番手グリッドを獲得。立川祐路のSC430 1号車はチャンピオンを争う8台の中で最上位となる5番手タイムを叩き出し、脇阪寿一の36号車も7番手と決勝に向けて気を吐いた。

 一方、GT300クラスでは松田晃司/脇阪薫一組ウエッズスポーツセリカ19号車と田中実/大嶋和也組梁山泊apr MR-S 777号車がスーパーラップに進出し、今季TDPドライバーとして、全日本F3選手権でもシリーズ2位を確定した大嶋和也が自身初のポールポジションを獲得。脇阪薫一の19号車も2番手につけ、トヨタ勢が同クラスのフロントローを独占した。

◆決勝◆

 5日(日)は朝から好天に恵まれ、4万6300人もの観客が入場。気温21度路面温度26度のドライコンディションの下、定刻の午後2時に決勝のフォーメーションラップがスタートした。

 2番手グリッドの35号車はスムーズなスタートを切り、1号車も追従したが、オープニングラップの混戦の中で他車と接触。フロントサスペンションにダメージを受け、無念の戦線離脱となってしまった。

 一方、7番手スタートの36号車はオープニングラップで6位に浮上。3周目には混戦の中、5位にポジションを上げて快調に周回を重ね、さらに先行車の後退で4位に上がると30周目に給油ピットイン。熟練メカニックは短時間で作業を済ませ、6位でコースに復帰した。

 その後中盤戦で2回目の給油ピット作業が一巡した時点では、4位に復帰した36号車は終盤戦も安定してポジションを守りチェッカー。ランキング首位の NSX100号車が13位でノーポイントに終わったため、参戦初年度のレクサスSC430 36号車を駆った脇阪寿一/A.ロッテラー組が見事、逆転でチャンピオンを奪取。同時にトヨタ・チームトムスはチームタイトルのランキング首位を堅守して同部門のチャンピオンを獲得した。

 また、35号車は終盤タイヤの摩耗に苦しみ後続に急迫され、最終ラップのダンロップコーナー進入で先行を許したが、最終コーナーで再逆転に成功し、2位でチェッカー。優勝を果たした第3戦の「富士」を含め、今季3度目の表彰台に上がった。

 一方、GT300クラスでは、12番手スタートから着実に順位を上げた新田守男/高木真一選手組TOY STORY Racing MR-S 101号車が終盤2位へと躍進。最終ラップに燃料切れとなった先行車をパスして劇的な逆転勝利を飾り、これに19号車が2位で続き、トヨタ勢がワン・ツー・フィニッシュ。また、ポールポジションの777号車はコースインが遅れ、ピットスタートとなったものの、見事な追い上げで4位入賞を果たした。

OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバー 脇阪寿一のコメント:

 チームを移籍した今年、タイトルを獲ることが出来てとても嬉しい。最終戦はプレッシャーも強かったが、チームが速いクルマを作ってくれ、相棒のA.ロッテラーも序盤の混戦の中で素晴らしい走りをしてくれた。トヨタ自動車、TRDとトムスチームに感謝している。

OPEN INTERFACE TOM'S SC430 36号車 ドライバー A.ロッテラーのコメント:

 今日のレースは、タイトル逆転を狙い、全力でスタートした。序盤が勝負と思っていたが、上手くポジションを上げることが出来た。トムスチームでチャンピオンを獲得出来て最高の気持ちだ。このチームに入って本当に良かった。関係者すべての努力に感謝したい。

BANDAI DIREZZA SC430 35号車 ドライバー 服部尚貴のコメント:

 最後はタイヤが厳しい状況だったが、なんとか2位を守りきれてほっとしている。レクサスSC430の一年目で3度目の表彰台に上がれたことを嬉しく思う。クラフトは若いチームだがモチベーションも高く、今回も全員がよく頑張ってくれた。良い一年だったと思う。

BANDAI DIREZZA SC430 35号車 ドライバー P.ダンブレックのコメント:

 序盤は1コーナーでアンダーステアが強く、苦しかったが、序盤のプッシュで3番手に差をつけることが出来、2位を獲得出来て満足している。今季は5月の富士で優勝を飾るなど、ファンタスティックなシーズンだった。チームのみんなとトヨタ自動車、ダンロップに感謝している。

TOY STORY Racing MR-S 101号車 ドライバー 新田守男のコメント:

 今季は開発途中の新エンジンを搭載しての戦いで、結果としてシリーズチャンピオン争いにかかわれなかったのは残念だが、前戦よりエンジンのパフォーマンスも飛躍的に向上。その結果として最終戦で優勝を果たせ、とても嬉しく思う。

TOY STORY Racing MR-S 101号車 ドライバー 高木真一のコメント:

 今回はタイヤとエンジンと作戦が全てかみ合って良い結果につながった。テスト段階から決勝のペースには自信があったが、まさか勝てるとは。来季、さらに進化するために良いデータを得ることも出来た。引き続き全力を尽くす。

トヨタ自動車モータースポーツ部長 木下美明のコメント:

 レクサスSC430の参戦初年度にチャンピオンを獲得することが出来て大変嬉しく思う。一年間応援して下さったファンならびに関係者の方々に心より御礼申し上げたい。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:

 GT500クラスについては、新規投入の車両で開幕直前は車両の実力に不安な点もあった。しかし、今年一年の目標であるシリーズタイトルを獲得出来たことは、トヨタチーム、スポンサー各位、スタッフの皆の努力の結果だと思う。メーカーを代表して、厚く御礼申し上げたい。来年もさらに厳しい戦いが続くと思うが、各チームと共に全力で戦い抜き、感動のあるレースをご覧頂けるよう努力していきたい。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社

SUPER GT

SGT:第9戦富士決勝 WOODONE ADVAN KONDO Zが初の3位表彰台(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■「WOODONE ADVAN KONDO Z」が初の3位表彰台
「MOTUL AUTECH Z」は6位入賞でニスモ#22が年間チーム選手権2位

 11月5日(日)に本年のSUPER GT最終戦の決勝レースが静岡県の富士スピードウェイ(1周4.563km x 66周)で行われ、予選4位からスタートした「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24 柳田真孝/荒聖治組)がファイト溢れる走りで3位表彰台を獲得。今季最高の成績でシーズンを締めくくった。

 またチームチャンピオンの獲得を目指して新たにV型8気筒自然吸気エンジン「VK45DE」を投入した「MOTUL AUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/リチャード・ライアン組)は、予選9位からスタートして6位に入賞。チームチャンピオンは逃したものの、シリーズ2位となった。この日の天候は晴れで、最高気温は18度、路面温度は26度。また、観客動員数は4万6300人であった。

 #24 Zは柳田がレースをスタートし、オープニングラップをはじめ序盤に起きたアクシデントに巻き込まれることなく、5周目には先行車を抜いて3位に浮上。26周目にピットインして荒にドライバー交代した。荒は、先行する#35 SC430の背後からプレッシャーをかけ続け、2台は幾度かボディを接触させながらもスピンさせたりプッシュアウトさせたりすることなく終盤にもつれこんだ。最終ラップのストレート手前で#35が逃げ切ってレースを終えたが、2台のバトルに観客は大きな歓声を上げ、最後まで惜しみない拍手を送った。そして、この日の「エキサイティングドライバー賞」は荒聖治が受賞することとなった。

 80kgのハンディウェイトを積んでスタートした「MOTUL AUTECH Z」(#22)は、1周目のダンロップコーナーで起きた先行車のアクシデントによって走路を塞がれ、11位でコントロールラインに戻って来た。しかし、その後27周目に交代したライアンが6位へと浮上し、さらに追い上げる走りを続けるものの先行車を捉えられず、6位のままフィニッシュした。

 このほか、「イエローハットYMSトミカZ」(#3 横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)は、予選3位からスタートし9位で完走した。予選12位「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生組)、同14位「カルソニック インパルZ」(#12ブノワ・トレルイエ/星野一樹組)は、それぞれ重いハンディウェイトに苦しみ、下位でフィニッシュした。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

Text: NISMO

SUPER GT

SGT:第9戦富士 EPSON NSXがポール・トゥ・フィニッシュ(ホンダプレスリリース)

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EPSON NSX(L.デュバル/武藤英紀組)がポール・トゥ・フィニッシュ
Honda NSX-GTが全9戦中4勝を飾る

決勝日:2006年11月5日(日)会場:富士スピードウェイ 決勝レース:66周(301.158km) 天候:予選/晴れ 決勝/晴れ 気温:17℃/路面温度26℃(14:00現在) コースコンディション:予選/ドライ 決勝/ドライ 観客数:4万6300人(主催者発表)

 11月5日(日)、富士スピードウェイ(静岡県)において2006 オートバックス SUPER GT 第9戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが開催された。2006年のSUPER GTシリーズも最終戦を迎え、白熱したシリーズタイトル争いは最後の決戦が繰り広げられることとなった。

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 最終戦を迎えた時点でGT500クラスのシリーズタイトル争いは、ランキングトップの#100 S.フィリップ/細川慎弥組(RAYBRIG NSX)が79ポイントでリードし、続くランキング2位の#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430、同3位の道上 龍/小暮卓史組(#18 TAKATA 童夢 NSX)が72ポイント。そして同8位の#12 カルソニック インパルZまでがタイトル獲得の可能性を残している。ランキングトップの#100 RAYBRIG NSXは、このレースで2位以上の成績を残せば無条件でシリーズタイトル獲得が決定する。しかし、厳しいウエイトハンデを積む#100 RAYBRIG NSXは、ライバルたちの動向を見定めながら粘り強い走りでタイトル獲得をねらう展開が予想された。

 ウエイトハンデは、#100 RAYBRIG NSXがウエイトハンデ100kg+特別性能調整25kg、#18 TAKATA 童夢 NSXが80kg+特別性能調整25kg、#8 ARTA NSX(伊藤大輔/R.ファーマン組)に40kg+特別性能調整25kgのウエイトハンデが課せられている。 ※RAYBRIG NSXはウエイトハンデ累積重量が100kgを超えた(計125kg)ため、エアリストリクター径を1ランク小さいもの(29.4φ)を選択して車重を50kg減らしている。

 4日(土)の公式予選では、事前テストから好調をアピールしていたL.デュバル/武藤英紀組(#32 EPSON NSX)が1分33秒668を記録し、今シーズン初のポールポジションを獲得した。Honda NSX-GT勢は、1分34秒397を記録した#8 ARTA NSXが6番手、#18 TAKATA 童夢 NSXは11番手、#100 RAYBRIG NSXは13番手からのスタートとなった。

 5日(日)の決勝レースも引き続き快晴となり、スタート時点で気温17℃、路面温度26℃と絶好のレースコンディションとなった。サーキットには 4万6300人もの大観衆が詰めかけ、参加台数42台(GT500クラス15台)のマシンが午後2時にローリング方式でスタートを切った。

 ホールショットを奪ったのはL.デュバル選手(#32 EPSON NSX)、オープニングラップで5位を争っていたR.ファーマン選手(#8 ARTA NSX)は#1 ZENT セルモSCと接触し、右リアタイヤにダメージを受けたため、3周終了時に緊急ピットインを行った。

 5周終了時点で、Honda NSX-GT勢は#32 EPSON NSXがトップを走行、道上 龍選手(#18 TAKATA 童夢 NSX)が9位、S.フィリップ選手(#100 RAYBRIG NSX)が12位、#8 ARTA NSXが1周遅れの14位を走行する。

 ランキングトップのS.フィリップ選手は、厳しいハンデを背負いながらも果敢な走りを見せ、7周目に#23 XANAVI NISMO Zと接触しながらも抜き去り、ポイント圏内の10位に浮上。5位を走行している#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430がそのままゴールしても、#100 RAYBRIG NSXがタイトルを獲得できるポジションを確保した。しかし、#100 RAYBRIG NSXに対して#23 XANAVI NISMO Zとの接触によるドライビングスルー・ペナルティが科されたため、順位は再び13位に後退することとなった。さらに、#8 ARTA NSXにもオープニングラップでの接触行為によるドライビングスルー・ペナルティが科されている。

 トップを走行するL.デュバル選手は、25周終了時で2位との差を5秒以上に広げて独走態勢を築く。そして、29周終了時にドライバー交代のためピットイン。武藤英紀選手に交代し、38秒6のピット作業でコースに復帰した。ほぼ全車がドライバー交代を行った34周目時点において、Honda NSX-GT勢はトップを#32 EPSON NSXが走行、#18 TAKATA 童夢 NSXが8位、#100 RAYBRIG NSXが13位、#8 ARTA NSXが14位を走行する。

 暫定ランキング2位の#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430が4位を走行しているため、#100 RAYBRIG NSXは9位までポジションを上げなければタイトル獲得の可能性を逃してしまう。レース後半を担当する細川慎弥選手は、ペナルティで負ったタイム差をばん回すべく果敢な走りを続けた。

 レース終盤となる56周終了時点で、トップを快走する武藤選手は2位との差を20秒535まで広げ、小暮卓史選手(#18 TAKATA 童夢 NSX)は7位まで順位を上げる。

 66周のファイナルラウンドは、#32 EPSON NSXがトップのままチェッカーフラッグを受け、今シーズン初優勝をポール・トゥ・フィニッシュで飾った。これにより、Honda NSX-GT勢は全9戦中4勝を挙げることとなった。#18 TAKATA 童夢 NSXは7位、#100 RAYBRIG NSXは無念の13位、#8 ARTA NSXが14位となった。

 この結果、ドライバー部門のシリーズタイトルは4位でゴールしたA.ロッテラー/脇阪寿一組(#36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430)が獲得することとなった。S.フィリップ/細川慎弥組(#100 RAYBRIG NSX)は1ポイント差のランキング2位。道上 龍/小暮卓史組(#18 TAKATA 童夢 NSX)がランキング3位となった。チーム部門は、#100 TEAM KUNIMITSUがランキング3位でシリーズを終えた。

1105_r_04.jpg 1105_r_05.jpg

●コメント
■白井 裕(Hiroshi Shirai)NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー

 「いつもNSX-GTにご声援いただき、ありがとうございます。#32 EPSON NSXのロイック、武藤両選手が完ぺきな仕事をしてくれたことで、ポール・トゥ・フィニッシュで圧勝することができました。この若い2人が、最後の最後で結果を出してくれたことを、大変うれしく思います。今シーズンを振り返ると、NSX-GTは9戦中4勝し、すべてのチームが表彰台の頂点に立つことができたので、NSX-GTの速さと強さをお見せすることはできたと思っています。しかしながら、取るべきポイントを取りこぼしたことによって、シリーズタイトルを逃したことを非常に悔しく思っています。この結果を真摯に受け止め、オフシーズンにはこれらの課題を克服できるように取り組んでまいります。来シーズンにはさらに強いNSX-GTをお見せするとともに、タイトルを獲得できるようにがんばりますので、期待してください。一年間皆様からの熱いご声援ありがとうございました」

優勝 #32 EPSON NSX
■ロイック・デュバル(Loic Duval)選手

 「最高の気分です。ポールポジションからのスタートは簡単ではありませんでした。GT300のマシンと接触しないように気をつけながら2位との差を広げました。交代時で2位と10秒ほどの差を築けたので上出来でした。武藤選手と僕にとってSUPER GTは初めての経験でしたが、すばらしいシーズンを送ることができました。この優勝は来年への自信につながりますし、皆さんも期待していてください」

■武藤英紀(Hideki Muto)選手

 「ずっと優勝を思い続けていたので、この勝利は本当にうれしいです。ロイックが序盤でリードを築いてくれたので、そのマージンを守りながら、ミスを犯さずにNSXをねぎらってトラブルが起きないように努めましたが、最後の1周まで気が抜けませんでした。タイヤは金曜日から完ぺきなパフォーマンスを見せてくれました。今シーズンは、僕がたくさんのミスを犯したシーズンで、すごく学んで吸収できたと思います。ロイックという速いチームメイトが目標になり、お互いを刺激し合ってきました。その結果、最終戦で優勝できて最高の気分です」

Text & Photo: HONDA

SUPER GT

SGT:2006シリーズチャンピオンのコメント

GT500クラスチャンピオン #36オープンインターフェース・トムスSC430
脇阪寿一

1105_500_champ.jpg 今週末ここに来るまで、トムス、BS、TRD全員で念入りに準備をしてきました。
タイトルの掛かった最終戦というのはプレッシャーが凄くて、みんなミスしたり、行き過ぎてしまったりしがちなので、自分たちだけはミスなく落ち着いていこう、とアンドレと話し合っていました。
今日のレースでは、序盤の混乱をアンドレがスーパードライビングで切り抜けてくれて、ファーマンとのバトルも制して4位まで上げて渡してくれたので、僕は後ろのモチュールのペースを見ながら走っていました。(片岡)龍也が絶対抑えてくれると信じていましたが。
ですから今回のタイトルは、トヨタ系の全てのチーム全員で勝ち取ったタイトルだと思っています。
昨年のオフに色んな決断をして、人生を変えるほどの決断をしました。タイトルを取るためにここ(トムス)へきて、一年目でタイトルが取れたので嬉しいです。

アンドレ・ロッテラー

最高です。僕にとってだけでなく、チーム全員にとって最高の結果です。
2004年にフォーミュラニッポンのタイトルを取るチャンスがあったのに、叶いませんでしたが、今回GTのタイトルを取ることができて嬉しいです。
このチームに入って本当に良かったと思います。
今シーズンは鈴鹿で優勝できたことが自信につながりましたし、チーム全員が「勝つしかない」という気持ちでハードに戦ったのが良かったのだと思います。
また、トヨタのサポートなくしてはできなかったことでもありますし、スポンサーやファンの応援も忘れてはなりません。皆さんに感謝しています。

関谷正徳(チーム監督)

うれしい以外の言葉が見つかりません。
勝つことによって色んなものが好転していきますから、そこでまた嬉しさも倍増するんだろうな、と思います。
今年の僕の一番の課題は、二人のわがままなドライバーを気持ちよく走らせること、でした。第1戦で勝てたことで、流れがよくなりました。
二人とも言いたいことを言ってくれたので逆にやりやすかったし、最終戦もいい流れで計算どおり運びました。
全ての流れがトムスに来てたな、という感じです。

GT300クラスチャンピオン #7雨宮アスパラドリンクRX-7
山野哲也

1105_300_champ.jpg 本当に夢のような展開でした。
序盤に自分のミスで順位を落としてしまい、がむしゃらに順位を挽回していきましたが、そのうちに紫電が見えてきたので、あ、悪い順位じゃないんだな、と思いました。
ピットに戻ってクルマを降りたときの雨宮さんの目は怒ってたんですが、井入クンが頑張ってくれて、最後は運が守ってくれた感じです。
クルマが決勝セッティングでは安定していたのもわかっていましたし、タイヤも良かったですが、6位に入れるなんて夢のようです。
RE雨宮は、僕が初めてGTに乗るチャンスをくれたチームで、メンバーもその頃と変わっていませんから、チャンピオンをプレゼントできてよかったです。
今日は一人で天国と地獄を見たような一日でした。

井入宏之

ウチのクルマは直線が厳しいので、スタートが心配でしたが、山野さんがうまくこなしてくれました。
今回のクルマは一発は厳しいけどコンスタントラップは良かったので、二人で「表彰台を狙おう」って言ってたんですよ。
でも、悪夢の大スピンがモニターに映ったときは、ピット中が凍りました。
あの時点で半分諦めてましたが、それでも最後まで頑張ろうと思いました。
ウチは今回、リストリクターを絞ってウェイトハンデを降ろす作戦だったので、単独走行は良いんですが、前のクルマを抜くのには苦労しました。
僕は今年でGTは3年目ですが、3年前にチャンスをくれた雨宮でチャンピオンを取れて良かったです。
最後はピットから「P7」のボードが出ていたので、本当に自分が6位かどうか自信が無くて、フィニッシュの瞬間は実感がわかなかったんですが、ヘアピンを走っている頃にチームが漸く確認を取って無線を入れてくれたので、そこで実感できました。

雨宮勇美(チーム監督)

感無量です。
今まで12年やってきて、チャンピオンが取れるなんて考えてもいませんでした。
ドライバー、チームスタッフ全員が頑張ってくれました。
ゴール直後は正直(チャンピオンが取れたと)良く判っていなかったんですが、表彰に呼ばれて「あ、そうなのかな」と思ったくらいです。
表彰台の上から見渡したら、思ったより沢山のお客さんが喜んでくれてて、嬉しかったです。今はまだ頭が真っ白で、よくわかんないです。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第9戦富士 優勝ドライバーのコメント

1105_winner.jpg

GT500クラス優勝 #32EPSON NSX
ロイック・デュバル
GTシリーズへの参戦は新しい経験だったので大変な一年でしたが、やりがいのあるシーズンでした。しかも、最後に勝つことが出来てパーフェクトです。
この経験は来年に向けても良い材料になると思います。
GTは300クラスとの混走なのが一番難しかったです。
接触すればこっちのせいになるので、うまく避けながら、なるべくロスをしないで走るのは大変でした。
それに、GTはフォーミュラと違って大きく重いので、それに慣れるのも大変でしたね。

武藤英紀
単純に、嬉しいです。
これまで中々結果を残せないできましたが、最後に勝てて嬉しいです。
今日はデュバル選手が前半でリードを築いてくれたので、最後のほうはクルマを労わりながら走りました。
タイヤは完璧でした。ダンロップ勢が1-2フィニッシュできたのはタイヤの力が大きいと思います。
沢山ミスをしたシーズンでしたが、そのたびに学んで、多くのことを吸収しました。
最後に勝てたのは、そういう一年を締めくくる意味でも良かったです。


GT300クラス優勝 #101トイストーリーレーシングMR-S

新田守男
13回目の優勝、というのは気にしていませんでした。嬉しいです。
最終ラップで真一が無線で「ヴィーマックを抜いた!」と言ってきて、「え?ホント?ホント?」って思ってるうちに真一がやって来たので、そこで勝ったと判りました。
今シーズンはふがいない結果が続きましたが、全ての人たちの力で最後に勝利をもぎ取ったという感じです。
真一に代わってからスタビが調子よくなかったようですが、今回は作戦面でもうまくいっていました。
みんなで一生懸命頑張った結果が最後に出て嬉しいです。

高木真一
みんな何が起きたか知らないでしょう?
僕も信じられないくらいです。
最終コーナーのひとつ手前でヴィーマックがふらふらしているのが見えて、あれ?っと思ったんですが、無線では何も言ってこないので、一瞬トップのクルマかどうか判りませんでした。昨年ガライヤで楽させてもらった分、今年はMR-Sで苦労しましたが、TRDさんが頑張ってくれて前回からエンジンも良くなりましたし、ミシュランさんも良いタイヤを用意してくれました。今回は本当に恵まれてるなぁ、と思います。

まとめ:Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第9戦富士決勝 ダンロップ1-2!トムス9年ぶりの栄冠!!

2006AUTOBACSスーパーGT第9戦は、ポールからスタートした#32EPSON NSX(ロイック・デュバル/武藤英紀組)が後続を全く寄せ付けない走りで66周を独走し、今季初勝利を挙げた。
2位には#35バンダイDIREZZA SC430(服部尚貴/ピーター・ダンブレック組)がつけ、ダンロップタイヤユーザーが1-2フィニッシュを達成した。
GT500のシリーズタイトルは、ポイントリーダーの#100レイブリックNSX(セバスチャン・フィリップ/細川慎弥組)が13位ノーポイントに終わり、#36オープンインターフェース・トムスSC430(アンドレ・ロッテラー/脇阪寿一組)が4位に入ったため、トムスSCが1997年以来9年ぶりに王座を獲得することとなった。

GT300クラスは、#101トイストーリーレーシングMR-S(新田守男/高木慎一組)が波乱のレースを制し、シリーズタイトルは6位に入った#7雨宮アスパラドリンクRX-7(山野哲也/井入宏之組)がものにした。これで山野はGT300クラスで3連覇を成し遂げたことになる。

1105_500_start.jpg

1105_300_start.jpg

2006シーズン最後の戦いは、午後2時にフォーメーションラップがスタートした。
ポールシッターのエプソンNSXがトップをキープして1コーナーへ飛び込み、一気に後続を突き放しに掛かる。
その後方では#8ARTA NSX、#36オープンインターフェースSC、#1ZENT SCが激しい5位争いを展開した。3台は1周目のダンロップコーナーで並走状態となり、真ん中に挟まれた#1ZENT高木虎之介がアウト側にいた#8ラルフ・ファーマンと接触してしまう。
これによりZENT SCはコースアウト。最後尾で復帰したもののそのままピットへ戻ってレースを終えた。
ARTA NSXも右リヤタイヤをバーストさせてスローダウン、ピットへ戻ってタイヤを交換する間に周回遅れとされた上、21周を消化した頃になってドライブスルーペナルティを課されることになった。
これにより、ランキング4位のZENT、同7位のARTAは王座獲得の可能性がなくなった。

生き残った36オープンインターフェースSCのロッテラーは、4位を走る#3イエローハットZの横溝直輝を追い上げ、25周終わりで3号車がピットインしたことで4位に繰り上がった。
36号車は30周終わりでピットへ。ルーティン作業に36秒を要した3号車に対し、トムスのクルーは29秒で作業を終え、脇阪寿一をコースへ送り出した。
これにより脇阪は#3J.P.オリベイラの前でコースに戻り、4位の座を守った。
このままフィニッシュできれば#36トムスSCの獲得ポイントは80となり、#100レイブリックNSXの79を上回る。

一方、そのレイブリックNSXは、8周目のダンロップコーナーで#23ザナヴィZ松田次生を押し出してしまい、ドライブスルーペナルティを受けてしまう。
これによりレイブリックはポイント圏外の13位に後退、押し出されたザナヴィZも11位と、こちらもポイント圏外に。
ザナヴィZが王座を獲得するには、最低でも3位に入らなければならず、この時点でザナヴィZの王座獲得もほぼなくなった。

トムス同様4位入賞が最低条件の#18TAKATA童夢NSX、3位表彰台が条件の#22モチュールZはこの時点で8位、9位を走行しており、この2台も上位入賞はかなり厳しい状況だ。

シリーズタイトルはほぼ、#36、#100の2台に絞られた。

1105_epson.jpg

1105_toy.jpg

トップを快走する#32エプソンNSXは30周終わりでピットイン、余裕を持ってタイヤ4本を交換し、武藤にステアリングを託す。
武藤はファステストラップを更新する攻めの走りで残り36周を走りきり、今季初の、そしてルーキードライバー二人にとってはGTで初めての勝利を挙げた。
その32秒後方では、57周目から10周にわたって#24ウッドワンZ荒聖治の猛チャージを受けた#35バンダイSCの服部尚貴が最後まで2位の座を守りきってフィニッシュ。
これによりダンロップタイヤは1-2フィニッシュを達成するとともに、第3戦の富士500㎞に続いての富士2連勝をも成し遂げた。
最後までバンダイSCを追い続けたウッドワンZにとっても、これが今季初の表彰台となった。

4位には#36オープンインターフェースSC。見事80ポイントを獲得し、#100レイブリックNSXを1ポイント上回って今シーズンのタイトルを獲得した。
これはチームトムスにとっては1997年(ミハエル・クルム/ペドロ・デ・ラ・ロサ)以来の久々のタイトルとなった。

一方、GT300クラスはスタート前から波乱が待っていた。
ポールシッターの#777梁山泊MR-Sがエンジン始動に手間取り、ピットスタートとなってしまったのだ。

これで前方の開けた予選2位の#19ウェッズスポーツセリカだったが、オープニングラップで#9レイジュンMTと#96EBBRO350Rの先行を許してしまう。
2周目で96号車をパスし、2位まで挽回した#19松田晃司だったが、6周目には予選10番手から一気に順位を上げてきた#26タイサンGT3に追い上げられ、12周目にはクラス2位の座を奪われてしまった。

#26タイサンGT3を駆る山路慎一は更にトップを走る#9レイジュンMTにも追いつき、トップ争いを挑んでいく。

ところが29周目のヘアピンで、後方から2台をラップしようとした#8ARTA NSXに弾き飛ばされ、9号車は左リヤの足回りを壊してそのままピットへ戻り、レースを終えることとなった。
#26タイサンGT3はトップのままコースへ復帰して走り続けるが、その後方から追い上げてきたのが、ピットスタートとなったはずの#777梁山泊MR-Sだ。スタートドライバーの大嶋和也はファステストラップを連発しながら瞬く間に順位を上げ、30周目には遂に2位に浮上してきた。

#26山路が35周終わりでピットへ入ったことでトップに繰り上がった大嶋は、その後もハイペースで40周を走り、大きなリードを築いて田中実に交代した。
ところが田中は44周目のヘアピン立ち上がりで単独スピンを演じてしまう。
この隙に#62ウィルコムヴィーマック408R、#101トイストーリーMR-S先行を許してしまう。
更に後方からは#19ウェッズスポーツセリカの脇阪薫一も迫り、45周目のダンロップへの進入で田中が姿勢を乱した隙に脇阪はインをついて3位に。

ここから上位陣は#62、#101、#19の順で淡々と周回を重ねていく。

1105_toms.jpg

1105_amemiya.jpg

一方、タイトルを争う3台は、#2プリベチューリッヒ紫電が加藤寛規の好走で一時はトップに立ち、ピットストップを終えてからも6位の好位置を走行する一方で、#7雨宮RX-7はスタートドライバーの山野哲也が6周目のヘアピン立ち上がりでなんと単独スピンをしてしまい、大きく順位を落としてしまう。#61アネブルヴィーマック320Rはクラス20番手前後の苦しい戦いを続けている。

一時はクラス24番手まで後退した雨宮RX-7はしかし、そこからしぶとく順位を回復していき、クラス4位まで挽回した36周終わりでピットイン、13位でコースに復帰した。
後退した井入宏之もしぶとく周回を重ね、50周目には#2紫電の背後に張り付き、52周目の1コーナーで#2高橋一穂のアウトに並びかけ、コカコーラコーナーの進入で完全に前に出る。
これでRX-7は10番手、紫電はポイント圏外の11番手となった。

雨宮RX-7がポイントで紫電を逆転するには、6位以内に入らなければならない。
55周目に#26タイサンGT3と#46吉兆宝山Zを抜いて8位に浮上した井入は、7位#55フォードGTを執拗に攻め立てる。
しかし、ウェイトハンデ軽減を狙ってリストリクターを絞ってきた最終戦仕様のRX-7には、直線でフォードGTを抜き去るスピードが足りない。

しかし58周目、#55に接触によるドライブスルーが宣告される。
これで雨宮RX-7は7位に繰り上がった。
しかし、6位を走る#88ムルシエラゴは5秒前方。残り周回数はあまりにも少ない。

ところが。
ファイナルラップとなった61周目。
トップを走っていた#62ウィルコムヴィーマックが最終コーナー手前で突如スローダウン。
コース脇にクルマを停めてしまった。

これにより、2位を走っていた#101トイストーリーMR-Sはトップでチェッカーを受けることとなり、雨宮RX-7も6位に繰り上がった。
#2紫電は11位に終わったため、6位5ポイントを獲得した雨宮RX-7が今回ノーポイントの紫電と86ポイントで並び、上位入賞回数(2位獲得数)の差で雨宮RX-7、山野/井入組がドライバーズとチームの両タイトルを独占することとなった。

これで山野哲也はGT3003連覇を達成し、RE雨宮は参戦12年目にして初の栄冠を勝ち取った。

Text:Kazuhisa SUEHIRO / Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第9戦富士決勝結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/05) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Model
DriverTireLapTotal_Time
Behind
1500132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL661:48'06.601
2500235BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL6632.657
3500324WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
荒聖治
YH6632.979
4500436OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS6641.777
550056Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS6641.952
6500622MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS6656.842
7500718TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS6658.341
85008*3イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS661'04.784
9500925ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋武士
YH661'05.440
105001066triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中克幸
BS661'25.568
115001123XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS661'32.050
125001212カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS661'34.398
1350013*100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS651Lap
1450014*8ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS642Laps
153001101TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田守男
高木 真一
MI615Laps
16300219ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH615Laps
17300313エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH615Laps
183004777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋和也
MI615Laps
19300588アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
桧井 保孝
YH615Laps
2030067雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入宏之
YH615Laps
21300746吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL615Laps
22300826カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之
山路 慎一
YH615Laps
23300987トライクジャパン ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
和田 久
YH615Laps
243001096EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤翼
DL615Laps
253001177クスコスバルADVANインプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
菊地靖
YH615Laps
2630012*2Prive'e Zurich・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH615Laps
2730013*61アネブルADVAN VEMAC 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH615Laps
283001462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH606Laps
2930015*55DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH606Laps
303001611JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木孝行
DL606Laps
31300175プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井克彦
YH606Laps
3230018910洗剤革命 UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996 GT3 RSR
植松 忠雄
阪口良平
YH606Laps
333001947吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田裕信
DL606Laps
343002014ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK606Laps
353002152プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨宏紀
KH597Laps
363002210T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本直史
DL597Laps
3730023666ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下潤一郎
YH597Laps
3830024170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
高見沢一吉
YH588Laps
3930025111RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH5016Laps
---- 以上規定周回周(GT500: 46Laps / GT300: 42Laps)完走 ----
-300-9NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中勝喜
YH2937Laps
-300-*110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅一乗
YH858Laps
-500-1ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS165Laps
  • Fastest Lap(GT500): CarNo.32 EPSON NSX ロイック・デュバル 1'34.716 (172.432km/h)
  • Fastest Lap(GT300): CarNo.777 梁山泊apr MR-S 大嶋和也 1'43.564 (158.615km/h
  • CarNo.100-1ドライバー、CarNo.8-2ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.①(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(14:27, 14:35)
  • CarNo.3-2ドライバー、CarNo.55-2ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.①(接触行為)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(15:10, 15:50)
  • CarNo.2-1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則付則H項(黄旗中のコースアウト)違反により、競技結果に35秒加算のペナルティを課す。(16:18)
  • CarNo.6-1ドライバーは、国際モータースポーツ競技規則H項第2章4.1.2b)(黄旗追い越し)違反により、競技結果に45秒加算のペナルティを課す。(16:13)
  • CarNo.110-1ドライバーは、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第29条14.②(他の車両をコースアウト)により、ドライビングスルーペナルティを課したがリタイアに付き執行留保(14:42)

SUPER GT

SGT:第9戦富士決勝スターティンググリッド

■GT500 Class

 1
32 EPSON NSX
HONDA NSX
*ロイック・デュバル / 武藤 英紀
DL +2(-25)
*1'33.668

 2
35 BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴 / *ピーター・ダンブレック
DL +1
*1'33.755

 3
3 イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
*横溝 直輝 / ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS 25(+1)
*1'34.084

 4
24 WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
*柳田 真孝 / 荒 聖治
YH +2(-25)
*1'34.195

 5
1 ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路 / *高木 虎之介
BS 80
*1'34.203

 6
8 ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔 / *ラルフ・ファーマン
BS 40(+25)
*1'34.397

 7
36 OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一 / *アンドレ・ロッテラー
BS 70
*1'34.525

 8
6 Mobil 1 SC
LEXUS SC430
*飯田 章 / 片岡 龍也
BS 10
*1'34.551

 9
22 MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
*ミハエル・クルム / リチャード・ライアン
BS 80
*1'34.740

10
25 ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
*織戸 学 / 土屋 武士
YH +1(-25)
*1'34.867

11
18 TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
*道上 龍 / 小暮 卓史
BS 80(+25)
1'34.787

12
23 XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲 / *松田 次生
BS 80(+25)
1'35.136

13
100 RAYBRIG NSX
HONDA NSX
*セバスチャン・フィリップ / 細川 慎弥
BS 100(+25)
1'35.235

14
12 カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ / *星野 一樹
BS 70(+25)
1'35.678

15
66 triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート / *平中 克幸
BS
1'35.715



■GT300 Class

 1
777 梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実 / *大嶋 和也
MI +2
*1'41.778

 2
19 ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
*松田 晃司 / 脇阪 薫一
YH +1
*1'42.289

 3
9 NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
*OSAMU / 田中 勝喜
YH
*1'42.385

 4
96 EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
*黒澤 琢弥 / 黒澤 翼
DL 20
*1'42.437

 5
13 エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
*影山 正美 / 藤井 誠暢
YH 35
*1'42.482

 6
62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介 / *黒澤 治樹
YH 25
*1'42.595

 7
46 吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太 / *番場 琢
DL 5
*1'42.837

 8
47 吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興 / *安田 裕信
DL +1
*1'43.190

 9
110 TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
*松田 秀士 / 菅 一乗
YH 15
*1'43.966

10
26 カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之 / *山路 慎一
YH
*1'43.994

11
7 雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
*山野 哲也 / 井入 宏之
YH 85
1'42.959

12
101 TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
*新田 守男 / 高木 真一
MI
1'42.960

13
2 Privée Zurich・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂 / *加藤 寛規
YH 100
1'43.009

14
11 JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
*田中 哲也 / 青木 孝行
DL 25
1'43.088

15
55 DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
*光貞 秀俊 / 池田 大祐
YH 20
1'43.578

16
88 アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ / *桧井 保孝
YH
1'43.585

17
14 ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
*木下 みつひろ / 峰尾 恭輔
HK
1'43.596

18
910 洗剤革命 UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996 GT3 RSR
*植松 忠雄 / 阪口 良平
YH
1'43.619

19
87 トライクジャパン ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司 / *和田 久
YH
1'43.805

20
5 プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
*玉中 哲二 / 筒井 克彦
YH +1
1'43.871

21
61 アネブルADVAN VEMAC 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾 / *谷口 信輝
YH 70
1'43.907

22
77 クスコスバルADVANインプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄 / *菊地 靖
YH
1'44.212

23
10 T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
*ヒロミ / 尾本 直史
DL +2
1'44.212

24
52 プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
*竹内 浩典 / 嵯峨 宏紀
KH 20
1'44.484

25
111 RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也 / *Guts 城内
YH
1'44.930

26
666 ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
*周防 彰悟 / 山下 潤一郎
YH +2
1'45.406

27
170 外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996 GT3 RS
*石橋 義三 / 高見沢 一吉
YH
1'47.612



  • ドライバーの'*'印はスタートドライバー
  • タイムの'*'はスーパーラップによるもの

SUPER GT

SGT:第9戦富士フリー走行結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/05) Free Practice Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
1500135BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'35.296--172.377
250023イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS25
(+1)
1'36.094 0.798 0.798170.945
3500324WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
荒聖治
YH+2
(-25)
1'36.213 0.917 0.119170.734
450046Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS101'36.215 0.919 0.002170.730
5500518TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS80
(+25)
1'36.254 0.958 0.039170.661
650068ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS40
(+25)
1'36.389 1.093 0.135170.422
750071ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS801'36.455 1.159 0.066170.305
8500836OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'36.492 1.196 0.037170.240
9500922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS801'36.535 1.239 0.043170.164
105001025ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋武士
YH+1
(-25)
1'36.538 1.242 0.003170.159
115001166triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中克幸
BS1'36.604 1.308 0.066170.043
125001232EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL+2
(-25)
1'36.947 1.651 0.343169.441
1350013100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS100
(+25)
1'37.095 1.799 0.148169.183
145001423XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS80
(+25)
1'37.369 2.073 0.274168.707
155001512カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS70
(+25)
1'38.265 2.969 0.896167.168
16300146吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL51'43.597 8.301 5.332158.564
173002101TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田守男
高木 真一
MI1'43.609 8.313 0.012158.546
183003777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋和也
MI+21'43.654 8.358 0.045158.477
19300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH251'43.745 8.449 0.091158.338
20300596EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤琢弥
黒澤 翼
DL201'43.918 8.622 0.173158.075
2130065プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井克彦
YH+11'44.006 8.710 0.088157.941
22300726カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之
山路 慎一
YH1'44.071 8.775 0.065157.842
2330089NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中 勝喜
YH1'44.115 8.819 0.044157.776
243009*13エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH351'44.158 8.862 0.043157.710
253001047吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田裕信
DL+11'44.348 9.052 0.190157.423
263001119ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+11'44.373 9.077 0.025157.386
273001288アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
桧井保孝
YH1'44.411 9.115 0.038157.328
28300137雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH851'44.453 9.157 0.042157.265
293001411JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木孝行
DL251'44.703 9.407 0.250156.889
303001577クスコスバルADVANインプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
菊地靖
YH1'44.757 9.461 0.054156.809
3130016110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅一乗
YH151'44.803 9.507 0.046156.740
323001787トライクジャパン ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
和田久
YH1'44.816 9.520 0.013156.720
333001852プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨宏紀
KH201'45.252 9.956 0.436156.071
343001955DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH201'45.257 9.961 0.005156.064
353002061アネブルADVAN VEMAC 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH701'45.276 9.980 0.019156.036
363002114ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK1'45.39910.103 0.123155.853
37300222Prive'e Zurich・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH1001'45.48610.190 0.087155.725
3830023910洗剤革命 UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996 GT3 RSR
植松 忠雄
阪口良平
YH1'45.52010.224 0.034155.675
393002410T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本直史
DL+21'45.99010.694 0.470154.984
4030025666ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下潤一郎
YH+21'46.73111.435 0.741153.908
4130026111RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH1'46.81411.518 0.083153.789
4230027170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
高見沢一吉
YH1'49.62914.333 2.815149.840
  • CarNo.13は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課す。(9:25)

SUPER GT

SGT:第9戦富士フリー走行 ダンロップ勢が両クラスでトップ!

2006AUTOBACSスーパーGT第9戦の決勝前フリー走行は、#35バンダイDIREZZA SC430(服部尚貴/ピーター・ダンブレック組)が1分35秒296でトップタイムだった。
GT300は#46吉兆宝山DIREZZA Z(佐々木孝太/番場琢組)がトップ。タイムは1分43秒597だった。

061105_fr500a 061105_fr300a

いよいよ最終決戦の日がやってきた。
2006スーパーGT第9戦の決勝日、富士スピードウェイ上空は朝から快晴。絶好のレース日和だ。
決勝に向けての最後の調整となるフリー走行は午前9時5分より、30分間で行われた。
ここでトップタイムを記録したのは#35バンダイSC。昨日の予選に続いて好調ぶりを見せ付けている。タイムは1分35秒296を早々と叩き出した。
2番手には#3イエローハットZ、3番手には#24ウッドワンZと、2台のZが続いた。

タイトル争いの掛かる8台は、#18TAKATA童夢NSXが5位、#8ARTA NSXが6位、#1ZENT SCが7位、#22モチュールZが8位と僅差でつらなる。
その一方で、予選から苦戦の続く#100レイブリックNSX、#23ザナヴィZ、#12カルソニックZは下位に沈み、決勝も苦しい戦いになりそうだ。

061105_frspa また、ポールシッターの#32エプソンNSXは、開始8分過ぎに右フロントタイヤがパンクするトラブルに見舞われてしまい、開始早々にデュバルの記録した1分36秒947がベストタイムとなった。
目立った外傷はなかったが、右ホイールハウス内を破損していた模様。
修復後、武藤にスイッチして一旦コースに出てはきたが、すぐにピットに戻り、エプソンNSXは早々と走行を切り上げた。

GT300クラスは、予選7番手の#46吉兆宝山Zが好調。1分43秒597を記録して、ダンロップ勢が両クラスでトップタイムを記録することとなった。
2番手には#101トイストーリーMR-Sが続き、ポールシッターの#777梁山泊MR-Sは3番手につけた。
タイトル争いに残った3台は、#7雨宮RX-7が13位、#61アネブルヴィーマック320Rが20位、#2プリベ・チューリッヒ紫電が22位に終わり、ポイント争いは混乱が予想される。

スーパーGT第9戦の決勝は、今日午後2時5分より、66周で行われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第9戦富士予選「イエローハットYMSトミカZ」が予選3位(NISMOモータースポーツニュースフラッシュ)

■「イエローハットYMSトミカZ」が予選3位
「WOODONE ADVAN KONDO Z」は4位
「MOTUL AUTECH Z」は9位

 SUPER GTシリーズ最終戦(第9戦)は4日(土)に公式予選が行われ、このレースがデビューとなる新型自然吸気エンジン搭載の「MOTULAUTECH Z」(#22 ミハエル・クルム/リチャード・ライアン組)に注目が集まった。

 10時30分から公式予選GT500クラス専有走行が始まり、「XANAVI NISMO Z」(#23 本山哲/松田次生組)の本山が早々にタイムアタックを開始した。しかしストレートの長い富士は重いシャシーではスピードが乗らず、1分35秒136のベストタイムを出したものの、その後次々に他のマシンが34秒台を記録したため予選結果は12位。SL進出を逃した。

 新型エンジンのマシンながら前回までに貯めたハンディウェイトを引き継ぐことになった#22 Zは、80kgを搭載し初めての公式予選に臨んだ。GT500専有時間の終了ぎりぎりに1分34秒661のベストタイムを記録。8番手に食い込み、SL進出を果たした。また「イエローハットYMSトミカZ」(#3、横溝直輝/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)は1分34秒214を出して3番手のポジションを獲得した。

 午後3時15分からGT500クラスのスーパーラップ(SL)が始まった。10台のSLアタッカーのうち、Z勢のトップランナーは3番目に走行した「MOTUL AUTECH Z」(#22)のミハエル・クルム。新型自然吸気エンジンを搭載した話題のマシンだ。クルムはファイト溢れるドライビングでコーナーを攻め、ストレートでは甲高いV8サウンドを絞り出すように スロットルを踏みつけていた。しかし、タイム午前中のベストタイムに0.1秒届かず、9位の位置から決勝レースをスタートすることとなった。

 Z勢トップタイムをマークしたのは、1回目の予選でも3位だった「イエローハットYMSトミカZ」(#3)のジョアオ・パウロ・デ・オリベイラであった。0.1秒以上午前中のタイムを更新し、予選3位の位置を確定した。

 予選1回目で4番手タイムを出してSLに進出した「WOODONE ADVAN KONDO Z」(#24)はエースの柳田がミスのない力強い走りを見せ、SLでも4位タイムを獲得。スターティンググリッドの2列目はZが並ぶこととなった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html

SUPER GT

SGT:第9戦富士 ポールシッターのコメント

1104_pp.jpg

GT500クラス #32EPSON NSX
ロイック・デュバル
ポールを獲れたことは嬉しいです。ただ、スーパーラップは良い内容じゃありませんでした。
タイヤを暖めるのが難しく、フロントは特に厳しかったので、1コーナーでアウトに膨らんでしまいました。その分、2コーナー以降で頑張らないと、と思ったのですが、セクター1、2とうまくいきませんでした。今回ポールは獲れましたが、僕自身は33秒0を狙っていたので残念です。
僕らは救済措置で大きなリストリクターを使えますし、ダンロップが頑張ってくれたお陰でタイヤも安定しているので、明日の決勝では優勝を狙います。

武藤英紀

昨日、今日、とクルマは安定していますし、リストリクターが大きいことも300を抜くときにアドバンテージになると思いますし、タイヤも長持ちします。明日の決勝が楽しみです。
明日は他のクルマのことは考えずに、自分の走りに集中します。
二人ともルーキーということで不安もありましたし、ここまで思うような結果が出せずに辛い毎日を送ってきましたが、明日は良い走りをして有終の美を飾り、今まで支えてくれたチームに恩返しをしたいです。


GT300クラス #777梁山泊aprMR-S

大嶋和也
とにかく嬉しいですし、ほっとしました。
クルマは凄く速くて、僕がミスさえしなければ結果は出ると思ってました。ピットレーンでシグナルグリーンになるのを待っているときは緊張しましたが、コースに出ると落ち着いて走れました。
去年からエンジン形式が変わり、中々良い状態になりませんでしたが、TRDのみなさんが頑張ってくれて、オートポリスからエンジンを変えて良くなりました。
決勝では優勝を狙います。
タイヤもクルマもエンジンも凄くいいので、僕がミスさえしなければ勝てるはずです。

田中実
ずっとストレートスピードでビハインドを抱えてましたが、前回のオートポリスから良くなりました。まだ一番ではありませんが、確実にボトムアップしています。
救済措置もあり、ポールを狙える状態になりましたが、ここできちんとポールを獲ってきたので、大嶋には及第点を上げたいです。
ウチのチームはシミュレーションを徹底的にやるので、そのチーム力の集大成を明日見せたいです。

まとめ: Kazuhisa SUHEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI

SUPER GT

SGT:第9戦富士スーパーラップ デュバルと大嶋が初ポール!

2006AUTOBACSスーパーGT最終戦、富士GT300㎞の公式予選2回目とスーパーラップが11月4日午後、富士スピードウェイで行われ、GT500は#32EPSON NSX(ロイック・デュバル/武藤英紀組)、GT300は#777梁山泊aprMR-S(田中実/大嶋和也組)がそれぞれポールポジションを獲得した。
EPSONの2人と大嶋にとって、これがGTでの初めてのポールとなった。

061104_500pp1 061104_300pp1

予選2回目は2時10分に開始された。
今回は予選1回目の時点で全ドライバーが基準タイムをクリアしており、予選2回目はスーパーラップや決勝へ向けてのチェックがメインとなる。

GT300、GT500の順で各20分間行われた予選2回目では、GT300は#777梁山泊aprMR-Sの大嶋和也、GT500は#32EPSON NSXのロイック・デュバルと、いずれも午前中の暫定ポールの車両がトップタイムを記録した。
タイムはそれぞれ1分43秒114、1分34秒773だった。

GT500の公式予選2回目終了から5分のインターバルを経て、いよいよ明日の決勝上位10台のグリッドを決めるスーパーラップが開始された。

GT300最初のアタッカーは#26タイサンGT3。ドライバーは山路慎一。
コカコーラコーナーでリヤが流れた分タイムをロスしたか、1分43秒994に終わった。

続いて#13エンドレスZのアタッカーは影山正美。
セクター1で遅れをとったが、セクター2、3をうまくまとめて1分42秒482を記録した。
これは午前中の予選で2番手に相当する好タイムだ。

この後に続く#110トータルベネフィットのボクスターを駆る菅一乗、#47吉兆宝山Zの安田裕信#46佐々木孝太らは自身の午前中のタイムを上回ることもできず、#62ウィルコムヴィーマック、柴原眞介は42秒595と午前中よりタイムを上げたものの、いずれも影山の後塵を拝することとなった。

しかし7番手出走の#9レイジュンMTのOSAMUが1分42秒385で影山を上回ってきた。
OSAMUはセクター2で遅れをとったが、セクター1、3の区間タイムで影山を上回った。
更に、続いてアタックに入った#19ウェッズスポーツセリカ、脇阪薫一は1分42秒289と、午前中の暫定ポールタイムをも上回ってこの時点でのトップ立った。

9番手出走の#96EBBRO350Rの黒澤琢弥は42秒437。
タイムアップは果たしたものの脇阪、OSAMUには及ばなかった。

しかし最後にアタックした#777梁山泊MR-S。大嶋和也は縁石に乗り上げるアグレッシブな走りで1分41秒778を叩き出してみせ、自身初のポールポジションを決めた。

続いて始まったGT500。
#36オープンインターフェースSC、脇阪寿一の出した1分34秒525を、#25エクリプススープラの土屋武士、#22モチュールZのミハエル・クルム、#6モービル1SCの片岡龍也らは上回れずに順位を落としていく。
片岡はセクター2で脇阪を上回ったが、クールダウン中のクルムに最終コーナーで追いついてしまい、34秒551と僅かに及ばなかった。

しかし5番目に出走した#1ZENT SCの立川祐路はセクター1こそ遅れをとったが、その後の区間タイムをうまくまとめて1分34秒203を出し、この時点でのトップに立つ。
続いて出走の#8ARTA NSX伊藤大輔は34秒397と、立川を僅かに下回ったが、#24ウッドワンZの柳田が立川を1000分の8秒上回る34秒195、#3イエローハットZのJ.P.オリベイラも1分34秒084といずれも午前中のタイムを上回ってきた。

しかし今回好調のダンロップ勢はここでも速く、#35バンダイSCの服部尚貴は33秒775と更にタイムを上げ、最後にアタックした#32EPSON NSXのロイック・デュバルも33秒668と、こちらは午前中のタイムには及ばなかったものの、トップの座は守りきって明日の決勝に臨むこととなった。

スーパーGT第9戦決勝は明日午後2時5分より、66周で戦われる。

Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第9戦富士予選総合結果

■GT500 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/04) Total Qualify GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL+2
(-25)
1'33.1081'33.668175.373
235BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'33.9231'33.755175.210
33イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS25
(+1)
1'34.2141'34.084174.597
424WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
荒聖治
YH+2
(-25)
1'34.3371'34.195174.391
51ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS801'34.3631'34.203174.377
68ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS40
(+25)
1'34.3541'34.397174.018
736OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'34.6931'34.525173.783
86Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS101'34.4831'34.551173.735
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS801'34.6611'34.740173.388
1025ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋武士
YH+1
(-25)
1'34.6681'34.867173.156
1118TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS80
(+25)
1'34.787173.302
1223XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS80
(+25)
1'35.136172.666
13100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS100
(+25)
1'35.235172.487
1412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS70
(+25)
1'35.678171.688
1566triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中克幸
BS1'35.715171.622
■GT300 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/04) Total Qualify GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHQualify 1
Time
Super Lap
Time
km/h
1777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋 和也
MI+21'42.3121'41.778161.398
219ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+11'42.6471'42.289160.592
39NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中勝喜
YH1'42.6791'42.385160.441
496EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤翼
DL201'42.4891'42.437160.360
513エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH351'42.9421'42.482160.290
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH251'42.8231'42.595160.113
746吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場琢
DL51'42.7551'42.837159.736
847吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田裕信
DL+11'42.8871'43.190159.190
9110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅一乗
YH151'42.8961'43.966158.002
1026カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之
山路慎一
YH1'42.9561'43.994157.959
117雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH851'42.959159.547
12101TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木真一
MI1'42.960159.545
132Prive'e Zurich・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH1001'43.009159.470
1411JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木孝行
DL251'43.088159.347
1555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH201'43.578158.594
1688アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
桧井保孝
YH1'43.585158.583
1714ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK1'43.596158.566
18910洗剤革命 UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996 GT3 RSR
植松 忠雄
阪口良平
YH1'43.619158.531
19*87トライクジャパン ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
和田久
YH1'43.805158.247
205プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井克彦
YH+11'43.871158.146
21*61アネブルADVAN VEMAC 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH701'43.907158.091
2277クスコスバルADVANインプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
菊地靖
YH1'44.212157.629
2310T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本直史
DL+21'44.212157.629
2452プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨宏紀
KH201'44.484157.218
25111RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH1'44.930156.550
26666ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下潤一郎
YH+21'45.406155.843
27*170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
高見沢一吉
YH1'47.612152.648
  • 予選通過基準タイム[107%] GT500: 1'40.310 / GT300: 1'49.656
  • CarNo.87,61は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課す。(11:27)
  • CarNo.170は、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第25条1.1)②違反(走行可能区分)違反により、罰金2万円を課す。(10:55)

SUPER GT

SGT:第9戦富士予選2回目結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/04) Qualifying 2 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
1500132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL+2
(-25)
1'34.773--173.328
2500266triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中克幸
BS1'35.297 0.524 0.524172.375
3500324WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
荒聖治
YH+2
(-25)
1'35.315 0.542 0.018172.342
450043イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS25
(+1)
1'35.354 0.581 0.039172.272
550056Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS101'35.456 0.683 0.102172.088
650061ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS801'35.495 0.722 0.039172.017
7500736OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'35.669 0.896 0.174171.705
850088ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS40
(+25)
1'35.696 0.923 0.027171.656
9500935BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'35.778 1.005 0.082171.509
105001022MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS801'35.886 1.113 0.108171.316
115001125ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋武士
YH+1
(-25)
1'36.157 1.384 0.271170.833
125001218TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS80
(+25)
1'36.339 1.566 0.182170.510
1350013100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS100
(+25)
1'36.647 1.874 0.308169.967
145001423XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS80
(+25)
1'37.141 2.368 0.494169.103
153001777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋和也
MI+21'43.114 8.341 5.973159.307
163002101TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田守男
高木 真一
MI1'43.507 8.734 0.393158.702
17300313エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH351'43.627 8.854 0.120158.519
18300462WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH251'43.713 8.940 0.086158.387
19300526カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之
山路 慎一
YH1'43.750 8.977 0.037158.331
20300647吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+11'43.955 9.182 0.205158.018
21300746吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL51'44.211 9.438 0.256157.630
2230082Prive'e Zurich・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤 寛規
YH1001'44.335 9.562 0.124157.443
2330095プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井克彦
YH+11'44.383 9.610 0.048157.370
243001096EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤翼
DL201'44.445 9.672 0.062157.277
25300117雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH851'44.599 9.826 0.154157.045
2630012110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅一乗
YH151'44.702 9.929 0.103156.891
27300139NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中勝喜
YH1'44.83710.064 0.135156.689
283001477クスコスバルADVANインプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
菊地靖
YH1'44.92810.155 0.091156.553
293001555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH201'45.02410.251 0.096156.410
303001614ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK1'45.28110.508 0.257156.028
313001711JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木孝行
DL251'45.48810.715 0.207155.722
323001852プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨宏紀
KH201'45.57710.804 0.089155.591
333001961アネブルADVAN VEMAC 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH701'45.61210.839 0.035155.539
3430020910洗剤革命 UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996 GT3 RSR
植松 忠雄
阪口良平
YH1'45.71410.941 0.102155.389
353002188アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
桧井保孝
YH1'45.97411.201 0.260155.008
363002287トライクジャパン ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
和田久
YH1'46.18311.410 0.209154.703
3730023666ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下潤一郎
YH+21'46.35811.585 0.175154.448
3830024111RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH1'47.10712.334 0.749153.368
393002510T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
ヒロミ
尾本直史
DL+21'47.48612.713 0.379152.827
4030026170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
高見沢一吉
YH1'48.14713.374 0.661151.893
413002719ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+11'48.70913.936 0.562151.108
425001512カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS70
(+25)
3'11.4351'36.6621'22.72685.809

SUPER GT

SGT:第9戦富士GT500スーパーラップ結果

■GT500 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/04) Super Lap GT500 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL+2
(-25)
1'33.668--175.373
235BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'33.755 0.087 0.087175.210
33イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS25
(+1)
1'34.084 0.416 0.329174.597
424WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
荒聖治
YH+2
(-25)
1'34.195 0.527 0.111174.391
51ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS801'34.203 0.535 0.008174.377
68ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS40
(+25)
1'34.397 0.729 0.194174.018
736OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'34.525 0.857 0.128173.783
86Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS101'34.551 0.883 0.026173.735
922MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS801'34.740 1.072 0.189173.388
1025ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋武士
YH+1
(-25)
1'34.867 1.199 0.127173.156

SUPER GT

SGT:第9戦富士GT300スーパーラップ結果

■GT300 Class

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/04) Super Lap GT300 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosNoCar
Model
DriverTireWHTimeDelayGapkm/h
1777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋 和也
MI+21'41.778--161.398
219ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+11'42.289 0.511 0.511160.592
39NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中勝喜
YH1'42.385 0.607 0.096160.441
496EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤 琢弥
黒澤翼
DL201'42.437 0.659 0.052160.360
513エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山 正美
藤井誠暢
YH351'42.482 0.704 0.045160.290
662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原 眞介
黒澤治樹
YH251'42.595 0.817 0.113160.113
746吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場琢
DL51'42.837 1.059 0.242159.736
847吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田裕信
DL+11'43.190 1.412 0.353159.190
9110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅一乗
YH151'43.966 2.188 0.776158.002
1026カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之
山路慎一
YH1'43.994 2.216 0.028157.959

SUPER GT

SGT:第9戦富士予選1回目結果

FUJI GT 300km RACE -RIJ- (2006/11/04) Qualifying 1 Weather:Cloudy Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 9 富士スピードウェイ 4.563km

PosClassCls
Pos
NoCar
Maker Model
DriverTireWhTimeBehindGapkm/h
1500132EPSON NSX
HONDA NSX
ロイック・デュバル
武藤 英紀
DL+2
(-25)
1'33.108--176.427
2500235BANDAI DIREZZA SC430
LEXUS SC430
服部 尚貴
ピーター・ダンブレック
DL+11'33.923 0.815 0.815174.896
350033イエローハットYMS トミカ Z
NISSAN FAIRLADY Z
横溝 直輝
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
BS25
(+1)
1'34.214 1.106 0.291174.356
4500424WOODONE ADVAN KONDO Z
NISSAN FAIRLADY Z
柳田 真孝
荒聖治
YH+2
(-25)
1'34.337 1.229 0.123174.129
550058ARTA NSX
HONDA NSX
伊藤 大輔
ラルフ・ファーマン
BS40
(+25)
1'34.354 1.246 0.017174.098
650061ZENT セルモ SC
LEXUS SC430
立川 祐路
高木 虎之介
BS801'34.363 1.255 0.009174.081
750076Mobil 1 SC
LEXUS SC430
飯田 章
片岡 龍也
BS101'34.483 1.375 0.120173.860
8500822MOTUL AUTECH Z
NISSAN FAIRLADY Z
ミハエル・クルム
リチャード・ライアン
BS801'34.661 1.553 0.178173.533
9500925ECLIPSE ADVANスープラ
TOYOTA SUPRA
織戸 学
土屋武士
YH+1
(-25)
1'34.668 1.560 0.007173.520
105001036OPEN INTERFACE TOM'S SC430
LEXUS SC430
脇阪 寿一
アンドレ・ロッテラー
BS701'34.693 1.585 0.025173.474
115001118TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
道上 龍
小暮 卓史
BS80
(+25)
1'34.787 1.679 0.094173.302
125001223XANAVI NISMO Z
NISSAN FAIRLADY Z
本山 哲
松田次生
BS80
(+25)
1'35.136 2.028 0.349172.666
1350013100RAYBRIG NSX
HONDA NSX
セバスチャン・フィリップ
細川 慎弥
BS100
(+25)
1'35.235 2.127 0.099172.487
145001412カルソニック インパル Z
NISSAN FAIRLADY Z
ブノワ・トレルイエ
星野一樹
BS70
(+25)
1'35.678 2.570 0.443171.688
155001566triple a サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
アンドレ・クート
平中克幸
BS1'35.715 2.607 0.037171.622
163001777梁山泊 apr MR-S
TOYOTA MR-S
田中 実
大嶋和也
MI+21'42.312 9.204 6.597160.556
17300296EBBRO BTEC MAZIORA 350R
VEMAC RD350R
黒澤琢弥
黒澤 翼
DL201'42.489 9.381 0.177160.279
18300319ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
松田 晃司
脇阪 薫一
YH+11'42.647 9.539 0.158160.032
1930049NOMAD ADVAN LeyJun MT
MOSLER MT900R OOX
OSAMU
田中 勝喜
YH1'42.679 9.571 0.032159.982
20300546吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN Fairlady Z
佐々木 孝太
番場 琢
DL51'42.755 9.647 0.076159.864
21300662WILLCOM ADVAN VEMAC408R
VEMAC 408R
柴原眞介
黒澤 治樹
YH251'42.823 9.715 0.068159.758
22300747吉兆宝山 DIREZZA Z
NISSAN FAIRLADY Z
長島 正興
安田 裕信
DL+11'42.887 9.779 0.064159.659
233008110TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER
PORSCHE BOXSTER
松田 秀士
菅 一乗
YH151'42.896 9.788 0.009159.645
24300913エンドレスアドバンCCI Z
NISSAN FAIRLADY Z
影山正美
藤井 誠暢
YH351'42.942 9.834 0.046159.573
253001026カーチスTOMOタイサンGT3
PORSCHE 911 GT3 RS
西澤 和之
山路慎一
YH1'42.956 9.848 0.014159.552
26300117雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
山野 哲也
井入 宏之
YH851'42.959 9.851 0.003159.547
2730012101TOY STORY Racing MR-S
TOYOTA MR-S
新田 守男
高木真一
MI1'42.960 9.852 0.001159.545
28300132Prive'e Zurich・紫電
MOONCRAFT SHIDEN
高橋 一穂
加藤寛規
YH1001'43.009 9.901 0.049159.470
293001411JIM CENTER FERRARI DUNLOP
FERRARI F360 MODENA
田中 哲也
青木孝行
DL251'43.088 9.980 0.079159.347
303001555DHG ADVAN FORD GT
FORD GT
光貞 秀俊
池田 大祐
YH201'43.57810.470 0.490158.594
313001688アクティオ ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
マルコ・アピチェラ
桧井保孝
YH1'43.58510.477 0.007158.583
323001714ハンコックエンドレスポルシェ
PORSCHE 911GT3R
木下 みつひろ
峰尾恭輔
HK1'43.59610.488 0.011158.566
3330018910洗剤革命 UEMATSU&石松RSR
PORSCHE 996 GT3 RSR
植松 忠雄
阪口良平
YH1'43.61910.511 0.023158.531
3430019*87トライクジャパン ムルシェ RG-1
LAMBORGHINI Murcielago R-GT
山西 康司
和田久
YH1'43.80510.697 0.186158.247
35300205プロμマッハGOGOGO車検320R九州
VEMAC 320R
玉中 哲二
筒井克彦
YH+11'43.87110.763 0.066158.146
3630021*61アネブルADVAN VEMAC 320R
VEMAC 320R
密山 祥吾
谷口信輝
YH701'43.90710.799 0.036158.091
373002277クスコスバルADVANインプレッサ
SUBARU IMPREZA
小林 且雄
菊地靖
YH1'44.21211.104 0.305157.629
383002310T&G CyberAgent DUNLOP F360
FERRARI F360 MODENA
小園 ひろみ
尾本直史
DL+21'44.21211.104 0.000157.629
393002452プロμ太陽石油KUMHOセリカ
TOYOTA CELICA
竹内 浩典
嵯峨宏紀
KH201'44.48411.376 0.272157.218
4030025111RodeoDrive WAKO'S GT3
PORSCHE 996 GT3CUP
飯島 寛也
Guts 城内
YH1'44.93011.822 0.446156.550
4130026666ライフワークBOMEXアップル NSX
HONDA NSX
周防 彰悟
山下潤一郎
YH+21'45.40612.298 0.476155.843
4230027*170外車の外国屋アドバンポルシェ
PORSCHE 996 GT3 RS
石橋 義三
高見沢一吉
YH1'47.61214.504 2.206152.648
---- 以上予選通過[107%](GT500: 1'40.310 / GT300: 1'49.656) ----
  • 各クラス1~10位はスーパーラップに進出する。
  • CarNo.87,61は、国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章4.d)違反(ピット入口のホワイトラインカット)により、罰金3万円を課す。(11:27)
  • CarNo.170は、2006SUPER GT Sporting Regulations第3章第25条1.1)②違反(走行可能区分)違反により、罰金2万円を課す。(10:55)

SUPER GT

SGT:第9戦富士公式予選1回目 ダンロップ勢が1-2

2006AUTOBACSスーパーGT第9戦の公式予選1回目が11月4日、富士スピードウェイで行われ、GT500は#32EPSON NSX(ロイック・デュバル/武藤英紀組)が1分33秒108で暫定ポールを獲得した。
GT300トップは#777梁山泊 apr MR-S(田中実/大嶋和也組)で、1分42秒312だった。

061104_500q1a 061104_300q1a

スーパーGTの2006シーズンもいよいよ最終戦。
GT500は8台、GT300は3台がチャンピオンの権利を残して最後の戦いに臨む。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは朝方分厚い雲が上空にかかっていたが、予報では雨の心配はなさそうだ。
スーパーラップ進出をかけた公式予選1回目は、午前10時10分から、GT300の専有走行で始まった。

開始早々から速さを見せたのは#9レイジュンのモスラーMT900。OSAMUのドライブでいち早く1分42秒台のタイムを叩き出してトップに立ち、その後も順調にタイムを上げていく。

しかし開始から14分経過したところで、2番手につけていた#777梁山泊MR-Sの大嶋和也が1分42秒312を出してトップに躍り出た。
更に、それまで後方に沈んでいた#19ウェッズスポーツセリカの脇阪薫一も1分42秒647でいきなり2番手に上がってくる。

更にその1分後、#96EBBROのヴィーマック350Rを駆る黒澤琢弥が1分42秒489で脇阪を上回り、#47の安田裕信、#46の佐々木孝太らの吉兆宝山Z勢も専有終盤に上位に食い込んできた。
専有終了間際には、#62ウィルコムヴィーマックの柴原真介が6番手に上がってきた。

一方、タイトルを争う3台は、ポイントリーダーの#2紫電が加藤寛規のドライブで9番手タイムを出した一方で、#7雨宮RX-7は14番手、#61アネブル320Rは20番手と苦しい滑り出しだ。

20分間をフルに使った熾烈なタイムアタック合戦となったGT300の専有に続いて、GT500の専有走行が10時30分より開始された。

しかしこちらはGT300とは対照的に、殆どのクルマが開始10分を過ぎてもコースに出てこない。
この時点でタイムを記録しているのは、1分35秒803を出した#23ザナヴィZの本山のみだ。

GT500クラスの本格的なアタック合戦は残り時間8分を切ったところで漸く始まった。
各車1周をウォームアップに充て、2周目からアタックに掛かる。この辺りは午後のスーパーラップと全く同じ手順だ。
最初にアタックに入ったのは#25エクリプススープラの土屋武士、#1ZENTSCの立川祐路が続く。ここで立川が1分34秒372で本山を上回った。
しかしその直後、前回の富士500kmを制した#35バンダイSCを駆る服部尚貴が1分33秒923と、いきなり33秒台を叩き出してトップに。

本山も再びアタックに入り、タイムアップを図るが1分35秒136にとどまり、逆に今回からNAエンジンを投入した#22モチュールZを駆るミハエル・クルムの先行を許して6番手に後退してしまう。

更に専有終了間際になって、#8ARTA NSXの伊藤大輔、#24ウッドワンZの柳田真孝、#6モービル1SCの片岡龍也らがタイムを上げ、上位に食い込んできた。

そして専有走行が終わり、2クラス混走の20分間が始まろうかというところで、#32EPSON NSXがいきなり1分33秒108という圧倒的なタイムを叩き出し、一気にトップに躍り出た。
これで2番手の#35バンダイSCとともに、ダンロップタイヤが1-2を形成した。

最後の20分間は、GT500がドライバー交代を行って基準タイムクリアに専念する一方で、GT300クラスではスーパーラップ進出を掛けた熾烈な戦いが再び行われた。

ここでタイムを上げて上位進出を果たしたのが#110ボクスター、#13エンドレスZ、#26タイサンGT3、#7雨宮RX-7、#101トイストーリーMR-Sの5台。

これにより、SL圏内の9番手にいた#2紫電は一気に13番手まで後退することとなった。
ここで再び加藤が乗り込んで順位挽回を図ったが、既に残り時間は僅かとなっており、加藤は1分43秒009までタイムを縮めたが、順位は13番手のままに終わった。

しかし#7雨宮RX-7は11番手、#61エナブル320Rは21番手に留まっており、タイトルの行方は未だ混沌としている。

公式予選2回目は午後2時10分から、スーパーラップは午後2時45分頃から行われる予定だ。


Text:Kazuhisa SUEHIRO  Photo:Keiichiro TAKESHITA

SUPER GT

SGT:第9戦富士GT300kmレース AWDインプレッサ、3戦連続のポイント獲得を狙う(SUBARU MOTORSPORT EXPRESS)

◇AWDインプレッサ、3戦連続のポイント獲得を狙う

 SUPER GT第9戦(最終戦)は、11月4~5日に静岡県の富士スピードウェイにおいて開催される。SUPER GTで唯一シンメトリカルAWD機構を持つ「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、小林且雄と菊地靖のコンビで参戦。3戦連続となるポイント獲得を目指す。

 10年ぶりのAWD GTマシンとして注目された「クスコ スバルADVANインプレッサ」は第5戦SUGOラウンドでデビュー。第6戦の鈴鹿はスキップしてマシンの熟成に時間を費やし、第7戦もてぎでは7位で初ポイントを獲得。さらに第8戦オートポリスでは9位で2戦連続のポイントを獲得した。

 第9戦富士は昨年全面改修され、来年にはF1日本GPが開催される近代的なサーキットに生まれ変わった。ゴールデンウィークの第3戦もこの富士で500kmレースとして開催されたが、インプレッサは新型車両を開発中で参戦しておらず、AWD車としては初のチャレンジとなる。

 予選はスーパーラップ進出をかけてトップ10狙い。そして決勝レースでは、まずは3戦連続のポイント獲得、そして上位入賞を目指すことになる。また路面状況が悪化した場合には、シンメトリカルAWD機構の優れたトラクションをいかして表彰台を狙う。

 今回、GT300クラスのエントリー台数は27台(計42台)。タイムスケジュールは以下のとおり。

4日(土)7:30~8:45公開車検
10:30~11:30予選1回目
14:10~14:40予選2回目
(14:45~スーパーラップ)
5日(日)9:05~9:35フリー走行
14:05~決勝レース(66周)
■小林且雄

「インプレッサは、他の車両に比べて前面投影面積や空気抵抗など の面で不利。特にストレートの長い富士では苦戦を強いられると思 いますが、菊地と共に粘り強い走りでレースを組み立てていきたい ですね。上位入賞のチャンスもあると思うし、来年につながるような レースにしたいです」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社

Formula Challenge Japan | Japanese F3

トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第7号

2006年11月1日トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム・マンスリーレポート 第7号

全日本F3選手権

●第17、18戦: 3人のドライバーがTDPの支援を受け戦っている全日本F3選手権は、10月21日(土)、22日(日)の両日、栃木県のツインリンクもてぎで、シーズン最終大会を迎えた。

21日(土)の午前中に行われた予選では、F3デビューイヤーながら、ランキング2位につけ、逆転タイトルを狙う大嶋和也(トムス)は、第17戦7番手、第18戦は5番手のタイムをマーク。 一方、石浦宏明(ナウモータースポーツ)が第17戦で自身初となるポールポジションを獲得。第18戦は7番手グリッドとなった。

TDPドライバーとしてシーズン途中からF3にデビュー、まだ3大会目となる松村浩之(トムス)は、第17戦12番手、第18戦11番手から決勝へ臨むこととなった。  続いて午後1時半に開始された第17戦決勝では、ポールポジションの石浦宏明が好スタートから逃げ、見事ポール・トゥ・ウィンで初優勝を飾った。一方、タイトルを争っていた大嶋和也は12周目にまさかのコースオフでリタイア。チャンピオン獲得はならなかった。また、松村浩之は9位でポイント獲得を果たした。

22日(日)最終戦となる第18戦が午前10時55分にスタート。5番手スタートの大嶋和也は快調に順位を上げ、3位でチェッカーを受けたが、レース後に車両規定違反の抗議が出されて失格。チームは裁定に対し控訴し、結果は暫定。

ドライバー 車番 第17戦 第18戦 ポイントランキング
グリッド 決勝 グリッド 決勝(暫定) (暫定)
大嶋和也(トムス) 36 7番手 リタイア 5番手 失格 3位(185ポイント)
石浦宏明(ナウモータースポーツ) 33 1番手 1位 7番手 6位 9位(68ポイント)
松村浩之(トムス) 37 12番手 9位 11番手 10位 15位(5ポイント)

エッソ・フォーミュラトヨタ

●第8戦: いよいよシリーズ大詰めを迎えたエッソ・フォーミュラトヨタシリーズには、TDPの支援を受け、3人のドライバーが参戦している。10月21日(土)、22日(日)に栃木県・ツインリンクもてぎで行われた第9戦では、若手ドライバーによる激戦が繰り広げられた。

21日(土)の予選では、井口卓人、国本京佑がアタック序盤から好タイムをマークし、井口卓人が3番手、国本京佑が4番手グリッドを獲得、窪田善文は7番手から決勝へ臨むこととなった。 翌22日(日)の決勝レースは、4番手グリッドの井口卓人が好スタート。3番手の国本京佑は出遅れ、順位が入れ替わった。

その後もこの2台が激しい3位争いを繰り広げる中、国本京佑は10周目に痛恨のオーバーラン。コースには復帰したものの、順位を落としてして後退。 結局、井口卓人が自己最高位となる4位でフィニッシュ。窪田善文が7位、国本京佑は8位に終わった。

シリーズ最終戦となる第10戦は、11月26日(日)富士スピードウェイで行われるトヨタ モータースポーツ フェスティバルにおいて開催される。

ドライバー 車番 第9戦グリッド 第9戦決勝 ポイントランキング
国本京佑(トムス・スピリット) 7 3番手 8位 6位(48ポイント)
井口卓人(トムス・スピリット) 8 4番手 4位 7位(45ポイント)
窪田善文(トムス・スピリット) 6 7番手 7位 12位(11ポイント)

フォーミュラチャレンジ・ジャパン

●第7,8戦: メーカーの垣根を超えて、若きドライバーがしのぎを削るフォーミュラチャレンジ・ジャパンは10月21日(土)、22日(日)に、栃木県のツインリンクもてぎで第4大会が開催された。

21日(土)に行われた第7戦の予選では、TDP支援ドライバーである井口卓人、国本京佑らが上位を争い、窪田善文がここに割って入り、4番手グリッドを獲得した。さらに、国本京佑が5番手で続き、コンマ1秒以内の僅差ながら、井口卓人が9番手、増田定臣が11番手となった。

15分間のインターバルを経て行われた第8戦の予選では、井口卓人が4番手、国本京佑が5番手。窪田善文は10番手、増田定臣は13番手から決勝へ臨むこととなった。 午後3時半、第7戦の決勝レースがスタート。スタート直後の1コーナーで上位の2台が接触。この混乱に国本京佑が巻き込まれ、1周目にして戦線離脱を余儀なくされてしまった。

この混乱をうまくすり抜けた井口卓人が9番手グリッドから見事2位に躍進。窪田善文も4位で、3周のセーフティカー導入の後、再スタートが切られた。序盤戦から井口卓人は猛追を受け一つポジションを落とすが、見事3位でフィニッシュ。初の表彰台を獲得した。窪田善文は5位。増田定臣は21位であった。

翌22日(日)、午後12時半から第8戦の決勝が行われた。4番手グリッドの井口卓人が好スタート。3位に上がるが、4周目にコースオフを喫し無念のリタイアとなってしまった。一方、5番手スタートの国本京佑は、後続の猛追を受けるがポジションを守り、5位でフィニッシュ。窪田善文が7位、増田定臣は16位でレースを終えた。

ドライバー 車番 第7戦グリッド 第7戦決勝 第8戦グリッド 第8戦決勝 ポイントランキング
井口卓人 16 9番手 3位 4番手 リタイア 8位(34ポイント)
国本京佑 22 5番手 リタイア 5番手 5位 10位(22ポイント)
窪田善文 13 4番手 5位 10番手 7位 12位(18ポイント)
増田定臣 14 11番手 21位 13番手 16位 17位(11ポイント)

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