GT500クラス #1ZENTセルモSC
立川祐路
(通算ポール獲得数の)記録を更新できたので、嬉しいです。
本来の目標は連覇ですけど、記録もできれば更新したかったので、まずは良かったです。でも予選中は、実際にポールを取るまで(記録のことは)考えてなかったんですけどね。
前回は自分のミスでペナルティを貰って、落としたポイントがいくつかあったので、今回はそれを取り返すつもりでここに来ました。社長にも『今回は絶対勝つ』とマニフェストを出してしまったので(笑)、明日はそれを実行しなければなりません。
そのためにも、今日ポールを取れたことは良かったです。
高木虎之介
今年は開幕から2戦連続でポイントが取れてるし、今日もポールを取れて、いい流れに乗れてると感じています。この流れのままここで勝ってマレーシアに行きたいですね。
去年はかなり多くのウェイトを積んでマレーシアに臨みましたが、今年も幾ら重くなってもいいから、ここでポール、優勝、ベストラップと取れるだけポイントを獲っておきたいですね。
今日はぶっちぎりでトップでしたが、できればコースレコードを更新して欲しかったです。少なくとも32秒台には入れて欲しかった。
明日も立川にいい感じでスタートを決めてもらって、2スティント目は自分の仕事をキッチリこなして、終わったときには笑顔でいたいですね。
GT300クラス #2Prive Zurich・アップル・紫電
加藤寛規
正直ポールを狙える状態じゃありませんでした。
開発途中のクルマなので、足りないところがいくつかあって、それを一つ一つ潰していく作業で手一杯なんですよ。
ですから今回はタイヤメーカーとチームが凄く頑張ってくれたということですね。
自分でも狐につままれたようなタイムが出ましたし、あのタイムでポールが取れるとも思っていませんでした。
決勝については、今までに随分ロングランをやってきてシミュレーションもできてるので、自信はあります。
高橋一穂
ポールポジションというのは、担当するドライバーがいいタイムを出した、ということであって、二人の共同作業ではありませんから、僕はひたすらテレビを見てるだけでした、あと、金策に走ってましたね(笑)
今回ポールが取れたことは、嬉しさ半分、プレッシャー半分、といった感じです。
今回はひとえに加藤さんが頑張ってくれたということです。
クルマ自体は、ストレートは遅いし、特に速いとは思っていないので、今後も変な重りを積まされないようにGTAさんにはお願いしたいですね。
2006スーパーGT第3戦、富士GT500㎞のスーパーラップは、#1ZENTセルモSCを駆る立川祐路が2番手以下を1秒近くも突き放す圧倒的なタイムでポールポジションを獲得、自身のもつ歴代最多ポール獲得数を11に伸ばす結果となった。
GT300は、#2Prive Zurich・アップル・紫電が加藤寛規のドライブによりデビュー以来始めてのポールを獲得することとなった。
午後3時25分、公式予選2回目が始まった。
今回、予選基準タイムをクリアできていないのは、GT300クラスの桧井保孝(#88アクティオ ムルシエRG-1)のみ。
それ以外のチーム、ドライバーはこの後のスーパーラップと明日の決勝を想定したチェック走行を行うこととなる。
GT300の基準タイムは1分50秒371。桧井は開始早々に1分48秒台を出して楽々とクリアし、更には46秒457までタイムを縮めて見せた。
このセッションでのGT300クラストップは#46吉兆宝山Z。佐々木孝太の3連続ポールポジション獲得に期待がかかる。
15分間のGT300専有走行が終わり、GT500の専有走行が始まったが、コース全周にわたってオイルを撒いた車両があったために、開始2分足らずで赤旗中断となった。
20分近い中断の後、本来ならスーパーラップが開始されるはずの午後4時に漸くコースオープン。残り時間は13分だ。
このセッションでも#1ZENTセルモSCの立川がトップだ。タイムは1分35秒266。
2番手には#36オープンインターフェースがつけ、レクサスSC430が1-2位で走行を終えた。
スーパーラップは予定より20分遅れの午後4時20分より開始された。
最初にアタックするのは、前回公式練習でクラッシュしたために出走を断念した#7雨宮RX-7。ドライバーは井入宏之だ。最終セクションでオイル痕に乗り上げながら記録したタイムは1分44秒056。
続いては#96EBBRO350R。黒澤翼のアタックで43秒927を叩き出した。
3番手出走はここまで連続ポールの#46吉兆宝山Z。今回も佐々木孝太がアタックを担当し、1分43秒315を出してみせた。
4番手出走は#26タイサンGT3R。山路愼一のドライブで1分43秒138を出し、佐々木のタイムを上回った。これで佐々木孝太の連続ポール獲得の夢は潰えた。
続いては#777梁山泊MR-S。ルーキー大嶋和也は1分44秒244に終わり、この時点での最下位となった。
6番手出走は#11ジムゲイナーフェラーリ。田中哲也は1分42秒929と、午前中のトップタイムを上回り、この時点でのトップに立った。
7番手出走の#110トータルベネフィットボクスターを駆る菅一乗はセクター2までは田中のタイムを上回ったものの、最終的には42秒959と僅かに及ばなかった。
続いて出走の#14ハンコックポルシェを駆る木下みつひろは43秒794で7番手。
9番手は#62ウィルコムヴィーマック408Rの柴原真介も最終セクションをまとめることができず、43秒058に終わった。
予選2回目で出たオイルの処理痕は、特に最終セクションでは大きくレコードラインにかかっており、各ドライバーともこれへの対処に梃子摺っている。
最後に出走した#2紫電の加藤寛規はセクター2で田中に遅れるも、最終セクションを巧くまとめて42秒889を叩き出し、紫電に初めてのポールポジションをもたらした。
続くGT500クラスのトップバッターは#3イエローハットZ。
アタックを担当したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラも最終セクションのオイル痕に乗り上げ、1分35秒931に終わった。
。
2番手出走の#22モチュールZのミハエル・クルムは1分35秒041。
3番手出走は#100レイブリックNSXは、今回初めてアタックを任された細川慎弥のタイムは1分35秒890。この時点でトップのクルムからは大きく遅れた。
続いて出走した#66トリプルaサードスープラを駆るアンドレ・クートはセクター1、3でクルムを大きく上回って1分34秒248を叩き出し、午前中の立川のタイムをも上回ってトップに立った。
しかし次にアタックした#35バンダイSC430の服部尚貴は更にタイムを34秒079まで縮めてみせる。
6番手出走は前回優勝の#18TAKATA童夢NSX。今回アタックするのは小暮卓史だ。
今回最大の115kgのウェイトハンデの影響もあってか、タイムは1分35秒174に留まったが、同じNSXのレイブリックは上回って意地を見せた。
続いては#36オープンインターフェースTOM'S SC430。ドライブするのは脇阪寿一。最終セクションでクルマをスライドさせるも、34秒310とタイムをまとめて3番手に滑り込んだ。
8番手出走は#8ARTA NSX。伊藤大輔は1分34秒588で4番手につけた。
続いては#32EPSON NSX。先日のフォーミュラニッポンで優勝して勢いに乗るロイック・デュバルはコース幅を目一杯使った大胆な走りでセクター2の区間タイムでは服部を大きく上回ったが、最終セクションをまとめきれず、1分34秒606に終わった。
最後にアタックするのは#1ZENTセルモSCの立川祐路。昨年も富士では2回ともポールを獲得している立川は、全ての区間で服部を上回り、1分33秒169と1秒以上もの差をつける圧倒的な速さでポールポジションを奪い取った。
これで立川の通算ポール獲得数は11となり、これまで同数で並んでいた脇阪寿一を上回って歴代単独トップに躍り出ることとなった。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA)
■GT500 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) GT500 Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Super Lap Time | Qualify #1 Time | km/h |
1 | 1 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'33.169 | | 176.312 |
2 | 35 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'34.079 | | 174.606 |
3 | 66 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'34.248 | | 174.293 |
4 | 36 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'34.310 | | 174.179 |
5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'34.588 | | 173.667 |
6 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'34.606 | | 173.634 |
7 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'35.041 | | 172.839 |
8 | 18 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'35.174 | | 172.598 |
9 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'35.890 | | 171.309 |
10 | 3 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'35.931 | | 171.236 |
11 | 24 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +2 | | 1'35.424 | 172.145 |
12 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | | 1'35.436 | 172.124 |
13 | 6 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | +1 | | 1'35.764 | 171.534 |
14 | 23 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 10 | | 1'35.986 | 171.137 |
15 | 25 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | | 1'36.134 | 170.874 |
■GT300 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) GT300 Qualify Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Super Lap Time | Qualify #1 Time | km/h |
1 | 2 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'42.889 | | 159.656 |
2 | 11 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'42.929 | | 159.594 |
3 | 110 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'42.959 | | 159.547 |
4 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'43.058 | | 159.394 |
5 | 26 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.138 | | 159.270 |
6 | *46 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'43.315 | | 158.997 |
7 | 14 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'43.794 | | 158.263 |
8 | 96 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'43.927 | | 158.061 |
9 | 7 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'44.056 | | 157.865 |
10 | 777 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'44.244 | | 157.580 |
11 | 27 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 50 | | 1'43.424 | 158.830 |
12 | 5 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +2 | | 1'43.511 | 158.696 |
13 | 13 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 25 | | 1'43.583 | 158.586 |
14 | 52 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +2 | | 1'43.650 | 158.483 |
15 | 910 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | | 1'43.652 | 158.480 |
16 | 47 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | | 1'44.196 | 157.653 |
17 | 19 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | | 1'44.352 | 157.417 |
18 | 101 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | | 1'44.381 | 157.373 |
19 | 87 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 5 | | 1'44.591 | 157.057 |
20 | 10 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +2 | | 1'44.790 | 156.759 |
21 | *70 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | | 1'44.931 | 156.549 |
22 | *9 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | | 1'45.050 | 156.371 |
23 | 55 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | | 1'45.057 | 156.361 |
24 | 111 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | | 1'46.500 | 154.242 |
25 | 666 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | | 1'46.744 | 153.890 |
26 | 88 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 35 | | 1'44.058 | 157.862 |
- 予選通過タイム(107%) GT500: 1'41.158 / GT300 1'50.371
- CarNo.12は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金3万円とする。
- CarNo.46は国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章(走行中の危険行為)により、罰金5万円とする。
- CarNo.70は、GT-500の走行時間帯に2周回走行により、罰金2万円とする。
- CarNo.9は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金5万円とする。
■GT500 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) Super Lap GT500 Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 1 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'33.169 | - | - | 176.312 |
2 | 35 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'34.079 | 0.910 | 0.910 | 174.606 |
3 | 66 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'34.248 | 1.079 | 0.169 | 174.293 |
4 | 36 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'34.310 | 1.141 | 0.062 | 174.179 |
5 | 8 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'34.588 | 1.419 | 0.278 | 173.667 |
6 | 32 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'34.606 | 1.437 | 0.018 | 173.634 |
7 | 22 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'35.041 | 1.872 | 0.435 | 172.839 |
8 | 18 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'35.174 | 2.005 | 0.133 | 172.598 |
9 | 100 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'35.890 | 2.721 | 0.716 | 171.309 |
10 | 3 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'35.931 | 2.762 | 0.041 | 171.236 |
■GT300 Class
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) Super Lap GT300 Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | Gap | km/h |
1 | 2 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'42.889 | - | - | 159.656 |
2 | 11 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'42.929 | 0.040 | 0.040 | 159.594 |
3 | 110 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'42.959 | 0.070 | 0.030 | 159.547 |
4 | 62 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'43.058 | 0.169 | 0.099 | 159.394 |
5 | 26 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.138 | 0.249 | 0.080 | 159.270 |
6 | 46 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'43.315 | 0.426 | 0.177 | 158.997 |
7 | 14 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'43.794 | 0.905 | 0.479 | 158.263 |
8 | 96 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'43.927 | 1.038 | 0.133 | 158.061 |
9 | 7 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'44.056 | 1.167 | 0.129 | 157.865 |
10 | 777 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'44.244 | 1.355 | 0.188 | 157.580 |
FUJI GT500km RACE -RIJ- (2006/05/03) Qualify #1 Weather:Fine Course:Dry
2006 AUTOBACS SUPER GT Round 3 富士スピードウェイ 4.563km
Pos | No | Class | Cls Pos | Car Model | Driver | Tire | WH | Time | Delay | km/h |
1 | 1 | GT500 | 1 | ZENT セルモ SC LEXUS SC430 | 立川 祐路 高木 虎之介 | BS | | 1'34.255 | - | 174.280 |
2 | 32 | GT500 | 2 | EPSON NSX HONDA NSX | ロイック・デュバル 武藤 英紀 | DL | | 1'34.482 | 0.227 | 173.862 |
3 | 8 | GT500 | 3 | ARTA NSX HONDA NSX | 伊藤 大輔 ラルフ・ファーマン | BS | 20 | 1'34.885 | 0.630 | 173.123 |
4 | 36 | GT500 | 4 | OPEN INTERFACE TOM'S SC430 LEXUS SC430 | 脇阪 寿一 アンドレ・ロッテラー | BS | 40 | 1'34.925 | 0.670 | 173.050 |
5 | 18 | GT500 | 5 | TAKATA童夢NSX HONDA NSX | 道上 龍 小暮 卓史 | BS | 90 | 1'35.076 | 0.821 | 172.775 |
6 | 35 | GT500 | 6 | BANDAI DIREZZA SC430 LEXUS SC430 | 服部 尚貴 ピーター・ダンブレック | DL | +1 | 1'35.217 | 0.962 | 172.520 |
7 | 66 | GT500 | 7 | triple a サード スープラGT TOYOTA SUPRA | アンドレ・クート 平中 克幸 | BS | | 1'35.217 | 0.962 | 172.520 |
8 | 100 | GT500 | 8 | RAYBRIG NSX HONDA NSX | セバスチャン・フィリップ 細川 慎弥 | BS | 50 | 1'35.225 | 0.970 | 172.505 |
9 | 22 | GT500 | 9 | MOTUL AUTECH Z NISSAN FAIRLADY Z | ミハエル・クルム 山本 左近 | BS | 30 | 1'35.290 | 1.035 | 172.387 |
10 | 3 | GT500 | 10 | イエローハットYMS トミカ Z NISSAN FAIRLADY Z | 横溝 直輝 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ | BS | 30 | 1'35.336 | 1.081 | 172.304 |
11 | 24 | GT500 | 11 | WOODONE ADVAN KONDO Z NISSAN FAIRLADY Z | エリック・コマス 柳田 真孝 | YH | +2 | 1'35.424 | 1.169 | 172.145 |
12 | *12 | GT500 | 12 | カルソニック インパル Z NISSAN FAIRLADY Z | ブノワ・トレルイエ 星野 一樹 | BS | | 1'35.436 | 1.181 | 172.124 |
13 | 6 | GT500 | 13 | Mobil 1 SC LEXUS SC430 | 飯田 章 片岡 龍也 | BS | +1 | 1'35.764 | 1.509 | 171.534 |
14 | 23 | GT500 | 14 | XANAVI NISMO Z NISSAN FAIRLADY Z | 本山 哲 松田 次生 | BS | 10 | 1'35.986 | 1.731 | 171.137 |
15 | 25 | GT500 | 15 | ECLIPSE ADVANスープラ TOYOTA SUPRA | 織戸 学 土屋 武士 | YH | | 1'36.134 | 1.879 | 170.874 |
16 | 2 | GT300 | 1 | Privée Zurich・アップル・紫電 MOONCRAFT SHIDEN | 高橋 一穂 加藤 寛規 | YH | | 1'43.079 | 8.824 | 159.361 |
17 | 62 | GT300 | 2 | WILLCOM ADVAN VEMAC408R VEMAC 408R | 柴原 眞介 八木 宏之 | YH | | 1'43.180 | 8.925 | 159.205 |
18 | 14 | GT300 | 3 | ハンコックエンドレスポルシェ PORSCHE 911GT3R | 木下 みつひろ 峰尾 恭輔 | HK | | 1'43.193 | 8.938 | 159.185 |
19 | 110 | GT300 | 4 | TOTALBENEFIT GREENTEC BOXSTER PORSCHE BOXSTER | 松田 秀士 菅 一乗 | YH | 20 | 1'43.218 | 8.963 | 159.147 |
20 | 11 | GT300 | 5 | JIM CENTER FERRARI DUNLOP FERRARI F360 MODENA | 田中 哲也 青木 孝行 | DL | 20 | 1'43.237 | 8.982 | 159.117 |
21 | 777 | GT300 | 6 | 梁山泊 apr MR-S TOYOTA RX-7 | 田中 実 大嶋 和也 | MI | +1 | 1'43.277 | 9.022 | 159.056 |
22 | 26 | GT300 | 7 | MOTOタイサンエンドレスGT3R PORSCHE 911GT3RS | 山路 慎一 西澤 和之 | YH | | 1'43.301 | 9.046 | 159.019 |
23 | 46 | GT300 | 8 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 佐々木 孝太 番場 琢 | DL | 30 | 1'43.306 | 9.051 | 159.011 |
24 | 96 | GT300 | 9 | EBBRO BTEC MAZIORA 350R VEMAC RD350R | 黒澤 琢弥 黒澤 翼 | DL | +1 | 1'43.339 | 9.084 | 158.960 |
25 | 7 | GT300 | 10 | 雨宮アスパラドリンクRX7 MAZDA RX-7 | 山野 哲也 井入 宏之 | YH | 5 | 1'43.343 | 9.088 | 158.954 |
26 | 27 | GT300 | 11 | direxiv ADVAN 320R VEMAC 320R | 密山 祥吾 谷口 信輝 | YH | 50 | 1'43.424 | 9.169 | 158.830 |
27 | 5 | GT300 | 12 | プロμマッハGOGOGO車検320R九州 VEMAC 320R | 玉中 哲二 筒井 克彦 | YH | +2 | 1'43.511 | 9.256 | 158.696 |
28 | 13 | GT300 | 13 | エンドレスアドバンCCI Z NISSAN FAIRLADY Z | 影山 正美 藤井 誠暢 | YH | 25 | 1'43.583 | 9.328 | 158.586 |
29 | 52 | GT300 | 14 | プロμ太陽石油KUMHOセリカ TOYOTA CELICA | 竹内 浩典 嵯峨 宏紀 | KH | +2 | 1'43.650 | 9.395 | 158.483 |
30 | 910 | GT300 | 15 | 洗剤革命TEAM UEMATSU&石松RSR PORSCHE 996GT3RSR | 植松 忠雄 菊地 靖 | YH | | 1'43.652 | 9.397 | 158.480 |
31 | 47 | GT300 | 16 | 吉兆宝山 DIREZZA Z NISSAN FAIRLADY Z | 長島 正興 安田 裕信 | DL | +1 | 1'44.196 | 9.941 | 157.653 |
32 | 19 | GT300 | 17 | ウェッズスポーツセリカ TOYOTA CELICA | 松田 晃司 脇阪 薫一 | YH | | 1'44.352 | 10.097 | 157.417 |
33 | 101 | GT300 | 18 | TOY STORY Racing MR-S TOYOTA MR-S | 新田 守男 高木 真一 | MI | | 1'44.381 | 10.126 | 157.373 |
34 | 87 | GT300 | 19 | トライク ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | 山西 康司 WADA-Q | YH | 5 | 1'44.591 | 10.336 | 157.057 |
35 | 10 | GT300 | 20 | T&G FACE NETWORK DUNLOP F360 FERRARI F360 MODENA | ヒロミ 尾本 直史 | DL | +2 | 1'44.790 | 10.535 | 156.759 |
36 | *70 | GT300 | 21 | 外車の外国屋アドバンポルシェ PORSCHE 996GT3RSR | 石橋 義三 平川 晃 | YH | | 1'44.931 | 10.676 | 156.549 |
37 | *9 | GT300 | 22 | LeyJun ADVAN モスラーMT MOSLER MT900R OOX | OSAMU 田中 勝喜 | YH | | 1'45.050 | 10.795 | 156.371 |
38 | 55 | GT300 | 23 | DHG ADVAN FORD GT FORD GT | 光貞 秀俊 池田 大祐 | YH | | 1'45.057 | 10.802 | 156.361 |
39 | 111 | GT300 | 24 | ARKTECH GT3 PORSCHE 996 GT3CUP | 飯島 寛也 Guts 城内 | YH | | 1'46.500 | 12.245 | 154.242 |
40 | 666 | GT300 | 25 | ライフワークBOMEXアップル NSX HONDA NSX | 周防 彰悟 山下 潤一郎 | YH | +2 | 1'46.744 | 12.489 | 153.890 |
41 | *88 | GT300 | 26 | アクティオ ムルシェ RG-1 LAMBORGHINI Murcielago R-GT | マルコ・アピチェラ 檜井 保孝 | YH | 35 | 1'44.058 | 9.803 | 157.862 |
- 予選通過タイム(107%) GT500: 1'41.158 / GT300 1'50.371
- CarNo.12は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金3万円とする。
- CarNo.70は、GT-500の走行時間帯に2周回走行により、罰金2万円とする。
- CarNo.9は、本大会特別規則書第25条3.違反(ピットレーン速度超過)により、罰金5万円とする。
- CarNo.88は、Driver2(桧井保孝)がノータイムのため予選不通過。
2006AUTOBACS SUPER GT 第3戦、富士GT500㎞の公式予選1回目が5月3日、富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは#1ZENTセルモSC(立川祐路/高木虎之介組)、GT300クラスは#2Prive Zurich・アップル・紫電(加藤寛規/高橋一穂組)がそれぞれ暫定ポールを獲得した。
公式予選日を迎えた富士スピードウェイは爽やかな五月晴れ。
昨日の公式練習がウェットコンディションで行われたこともあり、15分間のフリー走行セッションが設けられた後、公式予選1回目は予定通り午前10時20分より開始された。
まずはGT300の専有走行から。
初戦優勝の#88ムルシエラゴがまずはトップタイム。1分44秒058。ドライバーはマルコ・アピチェラだ。続いて2番手には#777梁山泊MR-Sの大嶋和也。#10フェラーリ360の尾本直史が続く。
大嶋は更にタイムを縮めて1分43秒277でトップに立つが、すぐに#2紫電の加藤寛規が43秒079を記録してトップに。更に#14ハンコックポルシェの木下みつひろも43秒193と大嶋のタイムを上回ってきた。
4番手には前回の岡山で優勝した#27ディレクシブ320Rの密山祥吾がつけている。
#88ムルシエラゴは9番手まで後退した。
開幕2連続ポールの#46吉兆宝山Zは20番手と今回は出遅れている。
専有残り6分を切った頃、#11フェラーリ360の田中哲也が3番手に上がってきた。
更に#62ウィルコム408Rの柴原真介が43秒180を叩き出し、一気に2番手に上がってきた。
残り3分時点での順位は
#2紫電、#62ヴィーマック、#14ポルシェ、#11フェラーリ、#777MR-S、#26ポルシェの順。
前回公式練習でクラッシュしたために出走を断念した#7雨宮RX-7は8番手、#46Zは14番手に留まっている。
ここでGT300の専有走行は終了、GT500の専有走行が始まった。
最初に飛び出したのは#24KONDO Z。ドライブするのはエリック・コマスだ。
続いて#3ハセミZのJ.P.オリベイラが派手にスライドさせながら果敢にアタックを始めている。しかしタイムは未だ35秒台だ。
専有開始から10分経過した時点でトップに立っているのは#35バンダイSC。服部尚貴の記録した1分35秒341がベストタイムだ。
以下#24、#3、#18の順。この時点ではこの4台しかタイムを記録していない。
他のクルマは専有残り5分を切ろうかというところで漸くコースインしてきた。
ここから本当のアタック合戦が始まる。
まずは#18TAKATA NSXの小暮卓史が1分35秒406で2番手にジャンプアップ。
続いて#66サードスープラのアンドレ・クートが4番手に。
残り3分を切ったところで#32EPSON NSXのロイック・デュバルが1分34秒727と漸く服部のタイムを上回ってきた。さらに#1ZENT SCの立川祐路が34秒385を出してトップに立つ。
デュバルも34秒482までタイムを縮めるが、立川は更に34秒285と後続を突き放しにかかる。
#36トムスSCの脇阪寿一も3番手タイムを出してきた。
更に4番手には#8ARTA NSXの伊藤大輔が入ってきた。伊藤は専有終了間際に更にタイムを縮めて3番手に上がる。
#35バンダイは5番手に後退した。
Z勢の最上位は#22ミハエル・クルムの9番手、タイムは1分35秒250に留まっている。
ここで混走となった。
上位陣は既にセカンドドライバーにバトンタッチし、基準タイムのクリアにかかっているが、スーパーラップ当落線上のチームは残り10分を切ったあたりから再びファーストドライバーにステアリングを委ね、最後のチャンスを生かすべくタイムアタックを続行している。
GT300クラスでは、#46吉兆宝山Zの佐々木孝太が残り10分を切ったところで7番手タイムを出し、スーパーラップ進出を果たした。
さらに、残り時間3分を切ったところで#110ボクスターの菅一乗が一気に4番手タイムを叩き出してきた。これにより前回優勝の#27ディレクシブ320Rが11番手に後退、そのままチェッカーを受けることとなり、今回はスーパーラップに進むことができなかった。
公式予選2回目は午後3時25分から、スーパーラップは午後4時から行われる。
(TEXT:Kazuhisa SUEHIRO Photo:Keiichiro TAKESHITA)
2006/4/27
GTアソシエイション
2006AUTOBACS SUPER GT Round3[FUJI GT 500km RACE]より、スーパーGT出場全車両に1st/2ndドライバー識別のための装置を装着いたします。この装置は、LEDランプの点灯表示/点滅表示により、運転するドライバーを識別して表示するもので、1stドライバー運転時には『点灯表示』、2ndドライバー運転時には『点滅表示』されます。表示ランプの位置は、観客席からの視認性を高める為、左斜め前方に取り付けられます(下記参照)。
観客やTV視聴者は、これまでの車両識別表示(ゼッケン)、クラス識別表示(ゼッケン下地色、フロントウィンドシールド下地色、ヘッドライト点灯色)と合わせ、エントリーリスト等と対比することにより、走行する車両と走行クラス、運転するドライバーの名前を知ることが可能となります。スーパーGTを、より一層分かり易くご観戦頂けるようになるものと存じます。
以上
2006全日本ラリー選手権 第2戦
「2006年久万高原ラリー」
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■開催月日:2006年4月28日-30日
■開催場所:愛媛県
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◇SUBARUラリーチームジャパンが全日本参戦
その初陣を勝田範彦が優勝で飾る
今から15年前まで、四国ではグラベル路による「ツール・ド・四国」という全日本選手権イベントが開催されていた。このラリーは荒れた路面と急峻な四国山地の地形からサバイバルラリーとも呼ばれ、過酷なラリーとして有名だった。今年開催された全日本ラリー第2戦はその四国が舞台。ここでもまた違った意味での過酷なラリーが展開
されることとなった。
SS1からラリーリーダーの座に着いたのは、ターマックキングの異名をとる勝田。新井モータースポーツでしっかり作り込まれたインプレッサ、そして勝田のターマックでの才能は、この後のラリー展開でも冴えわたった。SS2こそ堀田信に譲ったものの、SS3&4と連続ベストタイムをマークしてラリーリーダーの座をしっかりキープ。それと同時に後続の前年チャンピオン奴田原文雄ランサーとの差を着実に広げていく。
SS5は松井孝夫のランサーにベストを譲ったものの2番手タイム。ラリー前半を終えて2番手の奴田原とは12秒の差をつけて、勝田はトップをキープしている。
SS6でもベストタイムをマーク。そして迎えたSS7。雨に加えて霧がひどくなってきた。ここで勝田は奴田原を14秒引き離すベストタイムをマーク。その差を26秒にまで広げた。SS8&9は奴田原が連続ベストタイムをマークして巻き返しを図るが……。
最終SSのSS10はひどくなる一方の霧、加えてナイトステージということで主催者はキャンセルの判断を下した。これで勝田のターマック2連勝が決定。ゴールでは、SRTJの4人のディーラーメカニックたちが笑顔で勝田を迎えていた。これで勝田はシリーズ争いでもかなり有利な展開に持ち込んだ。
一方、前戦でラリーに復活したダートトライアラーの北村和浩。いきなり2位の好成績を残しているが、今回は結果からいえば4位。だが不慣れなペースノート走行、そして初めてのウエット路面、さらには初めての霧のなかでの走行と、初ものづくしのラリーでの4位は大健闘といえる。経験を積みさえすれば、勝田をも脅かす存在となり
そうだ。
■Race Results
Pos | Cl-Pos. | Driver - Co Driver | Car | Time/Diff |
1. | JN4-1 | 勝田範彦 - 北田 稔 | SUBARUラリーチームジャパン・インプレッサ | 52:33.8 |
2. | JN4-2 | 奴田原文雄 - 小田切順之 | ADVAN-PIAAランサー | +12.0 |
3. | JN4-3 | 松井孝夫 - 佐藤忠宜 | アドバンPIAAKYBランサー | +21.6 |
4. | JN4-4 | 北村和浩 - 晝田満彦 | think3・DLインプレッサ | +1:00.0 |
5. | JN4-5 | 大庭誠介 - 高橋 巧 | REPSOL-ADVAN ランサー | +1:06.3 |
6. | JN4-6 | 石田正史 - 宮城孝仁 | DLテイン マルシェ ランサー | +1:17.5 |
7. | JN4-7 | 堀田 信 - 浦野昭美 | DLオサムBRIGランサー | +1:25.8 |
8. | JN4-8 | 飯泉忠男 - 石田裕一 | クスコポテンザCMSCランサー | +1:56.0 |
9. | JN4-9 | 炭山裕矢 - 沼尾敬廉 | クスコスバルADVANインプレッサ | +2:09.8 |
10. | JN3-1 | 榊 雅広 - 井出上達也 | J&S クスコ KYB・BS インテグラ | +2:10.1 |
◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社