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2005年4月

SUPER GT

SUPER GT第2戦富士 SUBARU MOTORSPORTS EXPRESS

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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2005/04/28号 Vol.422
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

SUPER GT 第2戦
「FUJI GT 500km RACE」 事前情報

■開催月日:2005年5月3-4日
■開催場所:富士スピードウェイ


◇シリーズ最長となる500kmレースは、粘りの走りで表彰台を狙う

 ゴールデンウィーク真っ只中、1年半にもわたる改修を受け、生まれ変わった富士スピードウェイにて、こけら落としとなるビッグイベントが開催される。SUPER GT第2戦はシリーズで最も走行距離の長い500kmレースとして開催。CUSCO RACINGは、小林且雄/谷川達也組のクスコスバルADVANインプレッサでGT300クラスに参戦する。

 富士スピードウェイは、世界でも有数の1.5kmにもわたるホームストレートを残し以前のレイアウトを踏襲しながら、全く異なるサーキットに生まれ変わった。特に変わった部分はコース後半の上りのテクニカルセクションだ。以前のBコーナーの場所に設けられたシケインから最終コーナーにかけての部分が非常に難しくなった。特にシケインでは追い越しができず、左のヴィッツコーナーは逆バンク状態でクリッピングポイントが見えない。さらに最終コーナーであるパナソニックコーナーも大回りを強いられる。コーナーからの脱出スピードが遅くなったためにストレートスピードは遅くなったがそれでもGT300クラス車両でも250km/hをオーバーする。

 ストレートエンドの第1コーナーはV字コーナーとなり、以前のように車両が並んで進入することは難しくなった。したがって手前のブレーキ合戦は見ものとなる。1コーナーを下った先のコカ・コーラコーナーはハイスピードのコーナーに変わった。さらに、チャレンジングなセクションは続き、100Rはもうひとつの抜きどころとなる。

 低重心の水平対向エンジンを搭載し回頭性に優れたインプレッサが、その性能を発揮するのは最終セクション。なかなか抜きどころのない場所ではあるが、チェックしておきたい。ここはライン取りが難しく、どのドライバーもベストなラインを探している状態なので、接触すれすれでスリリングなバトルも展開されそうだ。

 今回は500kmレースであるため、どのチームも2回のピット作業が行われる予定。どのタイミングでピット作業となるのか、ドライバーの交代があるのか、などピットワークもチェックしておきたい。コンスタントラップを守りながら、じわじわとポジションを上げるのが得意なインプレッサだけに、長丁場となるレースは大きなチャンスでもある。ふたりのドライバー、そしてチームワークに期待したい。

 なおグランドスタンド裏のイベントスペースでは、555台の限定発売ながら既に完売となった「インプレッサS203」、そして「LEGACY 3.0R spec.B Tuned by STI」を展示。「インプレッサS203」は、デモランも披露する予定。

■谷川達也選手

 「以前の富士と比べると難しいコースですが、新しいサーキットと思えば難しいなりにやりがいがあります。特に前半部分はハイスピードでチャレンジングで面白いですね。5月は気温も上がるのでタイヤに厳しくなるでしょう。いつものように気がつけばポイント圏内を走っているようなレースをして、ひとつでも多くのポイントを取りたいです。完走記録も更新しますよ!」

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

その他

トヨタモータースポーツニュース 2005年度 『フォーミュラトヨタ・レーシングスクール』の開催について

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2005年4月27日
FTRS運営事務局
トヨタテクノクラフト(株) TRD
トヨタ自動車(株)

2005年度 『フォーミュラトヨタ・レーシングスクール』の開催について

 フォーミュラトヨタレーシングスクール運営事務局、トヨタテクノクラフト(株)TRDおよびトヨタ自動車(株)は、2005年度のフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(以下、FTRS)の開催内容を決定した。

 1995年にスタートしたFTRSは、トヨタのドライバー育成プログラムTDP(Toyota young Drivers Program)の一環として開催されるレーシングスクールで、世界および日本のトップカテゴリーにおいて活躍できるレーシングドライバーの発掘・育成と、正しいドライビング教育によるモータースポーツ底辺の健全な拡大を目指している。講師は、日本人初のル・マン24時間レース総合優勝者である関谷正徳が校長を務め、経験豊富なレーシングドライバーが直接指導にあたる。

 本年は、全面リニューアルされた新生富士スピードウェイで、ワンデイコースとスカラシップコースの二つのコースを設け開催する。

 ワンデイコースはESSOフォーミュラトヨタシリーズの参戦希望者、及びスキルアップを目指す幅広い年齢層を対象に、正しいドライビングの習得を目的とし、基礎を中心とした1日コースで開催する。スカラシップコースは、2泊3日の合宿形式で、基礎からの徹底した指導とともに、最終日には模擬レースを実施するなど実戦に向けた指導も行う。
募集対象は、ワンデイコースが14歳以上のカートレース出場経験者または普通運転免許所持者、スカラシップコースは14歳以上のカートレース出場経験者または4輪レース出場経験者とした。

 また、来シーズンのフォーミュラトヨタ・スカラシップ対象者を、今回のFTRS受講生より選抜する。具体的にはスカラシップコース受講者の中から、将来性あるドライバーを対象に別途オーディションを実施し、さらに選ばれた若干名のドライバーのESSOフォーミュラトヨタシリーズへの参戦を支援する。

 なお、今シーズン、フォーミュラトヨタ・スカラシップ1期生の片岡龍也と平中克幸はスーパーGTおよびフォーミュラニッポンに、2期生の番場琢は全日本F3選手権、平手晃平はユーロF3選手権、小林可夢偉はユーロ及び伊フォーミュラルノー選手権に、3期生の中嶋一貴は全日本F3選手権及びスーパーGT、大嶋和也はESSOフォーミュラトヨタシリーズに、4期生の関口雄飛と5期生の山内英輝もESSOフォーミュラトヨタシリーズに参戦している。5期生の国本京佑は、訓練生としてESSOフォーミュラトヨタシリーズ参戦に向け準備中。

【2005年度 フォーミュラトヨタ・レーシングスクール概要】

 

《ワンデイコース》

《スカラシップコース》

(1)日程

第1回 10月28日(金)
第2回 10月29日(土)

第1回  8月 3日(水)~ 5日(金)
第2回  8月 8日(月)~10日(水)
第3回  8月22日(月)~24日(水)
第4回  8月29日(月)~31日(水)

(2)開催地

富士スピードウェイ ショートサーキット(静岡県駿東郡小山町)

(3)使用車輌

フォーミュラトヨタ・FT30

(4)講師

校長の関谷正徳ほか、レーシングドライバー

(5)受講対象者

14歳以上のカートレース出場経験者
または普通運転免許証所持者

14歳以上のカートレース出場経験者
または4輪レース出場経験者

(6)受講定員

各日程 10名(合計 20名)

各日程 10名(合計 40名)

(7)受講料

105,000円(昼食・税込み)

210,000円(宿泊費・食事・税込み)

(8)申込締切

開催日の1ヶ月前

各開催日の1ヶ月前

(9)問い合せ先

フォーミュラトヨタレーシングスクール運営事務局
〒190-1211  東京都西多摩郡瑞穂町石畑1590-15
TEL:042-556-0911   FAX:042-556-2393

お問い合わせ先) フォーミュラトヨタレーシングスクール運営事務局 田口・福木 042-556-0911
トヨタテクノクラフト(株)TRD 鈴木 045-540-2123
トヨタ自動車(株) 広報部 西川・木下 03-3817-9121
お問い合わせ先:
トヨタ自動車(株) 広報部 商品・技術広報室
第1商品技術広報グループ 西川・木下
TEL:03-3817-9121
tmslogo

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台決勝 リポート FALKEN PORSCHE優勝!

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 4月24日、仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の決勝レースが行われた。

 晴れわたった空の下、12時50分過ぎにローリングからスタートが切られた。気温17度路面温度26度と風もおさまり心地よい気候だ。

 ポールからスタートを決めた#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組) はオープニングラップから2番手の#1 FALKEN PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)に2秒3の大差をつける展開となり、31周目に#1 FALKEN PORSCHEが荒から田中にバトンを渡す。#25は1ストップ作戦で今回の400kmレースを戦うことを決めていた。

 レースのちょうど折り返しとなった50周目にコース上に止まったマシンを排除するためにSCカーランとなる。予定通り1回のピットストップに向かう#25だったが、ここで#1も絶妙のタイミングで2回目のピットストップを敢行する。ドライバー交代は行わずに#25よりも先にコースへ復帰しトップを奪う。55周目#1を先頭にしたローリングからリスタートが切られる。もう1回のピットインを行いドライバー交代を強いられる#1はハイペースで逃げ切り体制に入り、田中から荒へ73周目に最後のバトンを渡す。残り20周あまりでトップ#25との差は30秒を切っていた。

0424_falken-s だが、トップを快走しているかのように見えた#25も「ABSが壊れてリアがロックし始めて、そのうちフロントも煙が上がるようになって、ブレーキをホントに軽く踏んでもロックしてしまうような状態だった。SCにひっかかってアドバンテージを失ったことと2つのトラブルが重なった。1ストップは正解だったと思うしトラブルが1つなら勝てる可能性はあったと思う。すごく悔しい・・・」と谷口と言うようなマシントラブルに見舞われていた。残り6周で#1は難なく#25をとらえてチェッカーをうける。

 2位には#25、総合3位にはクラスST2の#11オーリンズランザーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)が入り、総合11位にはクラスST3のウイナー#27 FINAエムスクエアーADVAN M3(小林且雄/筒井克彦/中村真一郎組)。16位にはN+からST5クラスとその名を変えた#37 ARTA F.O.Sアルテッツア(峰尾恭輔/長嶋正興/影山正彦組)が入った。クラスST4は19位に#18コスモニック21FKインテグラ(浅野武夫/水書健司/笠原智行組)が入った。

0424_pidium-s

#1 FALKEN PORSCHE

荒聖治「スタートして序盤はきつかったし苦しかった。レースの真ん中位まで引っ張りたかったけれど気温も高くて早めに入りました。ピットインの作戦も良かったしメカも作業が速くて#25の前に出してくれたし、(田中)哲也さんのプッシュで引き離してくれたから最後の逆転につながったと思います。みんなの力で勝てたと思っています。(竹内選手の後をついで)ただ走るだけじゃなくクルマを良くするのもボクの仕事だと思っています。毎戦進化させていものをつくりたい。本当に嬉しい心から喜べる1勝でした!」

Text & Photo: Keiichiro Takeshita

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台決勝 リザルト

ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2005/04/24) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km

PosNoClsPCar/TypeDriverTyreLapTime/Bihind
11ST11FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK1003:23'51.545
225ST12ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH10014.199
311ST21オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーエボ/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1001'37.001
4*2ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL991Lap 
5333ST13エンドレス アドバン ゲンバラGT3R-R
ポルシェ/911GT3
山岸 大
青木 孝行
YH991Lap 
624ST14PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH991Lap 
745ST15スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI982Laps
863ST23WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL973Laps
920ST24RSオガワADVANランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
YH973Laps
1013ST25シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーエボ/CT9A
和田 久
村田 信博
Y.HINOKI
YH973Laps
1127ST31FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
中村 真一郎
YH973Laps
1223ST32C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
山田 英二
YH964Laps
1315ST33岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
倉嶋 新一
YH964Laps
1426ST26エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH964Laps
1583ST34bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH964Laps
1637ST51ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
影山 正彦
碓井 久彦
YH964Laps
1748ST35フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
小園 ひろみ
星野 一樹
YH964Laps
1833ST36ハート・イン・ハート東名Z
日産FAIRLADY Z/Z33
小泉 洋史
吉冨 章
YH955Laps
1918ST41コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH946Laps
2010ST42edge-channel ADVANTAGE HV東海YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH946Laps
217ST37メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
杉林 健一
一楽 智也
YH946Laps
2280ST52ネストwithアペル雅YH
(トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
YH946Laps
2322ST43モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
富澤 勝
DL946Laps
2473ST44ロイヤルハウスA-ONE-YHDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山崎 学
杉浦 甫
YH937Laps
2587ST45RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
星野 薫
竹島 徹
YH928Laps
2657ST27アクレ Gキッス★RSKランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
カルロス 本田
中村 啓
九乗 俊二
DL8614Laps
2781ST46EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
YH7624Laps
-------- 以上完走 --------
-3ST1-エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH8812Laps
-111ST2-A.E.BAWOO.IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
KIM EUISOO
井尻 薫
イ・セチャン
YH7129Laps
-19ST3-EBBRD・ Z ・TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH4258Laps
-54ST5-ADVANアンクルインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
山内 伸弥
浅見 武
上田 五郎
YH3565Laps
-36ST5-MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH2278Laps
-29ST3-PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
山下 潤一郎
糸田川 和亮
YH1189Laps
-6ST2-FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーエボ/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL793Laps
  • セーフティーカー 14;32~14:49
  • CarNo.2は、ハイランドスーパー耐久レース大会特別規則書第10条違反により、ドライブスルーペナルティが課された。
  • Fastest Lap: 1'53.403 #1 田中哲也 57/47 128.981km/h

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台フリー走行 リザルト

ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2005/04/24) Free-Practice Weather:Fine Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km

PNoClsPCar/TypeDriverTyreTimeDelayGapkm/h
125ST11ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH1'53.790--128.54
2333ST12エンドレス アドバン ゲンバラGT3R-R
ポルシェ/911GT3
山岸 大
青木 孝行
YH1'55.0671.2771.277127.12
33ST13エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1'55.7461.9560.679126.37
41ST14FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK1'55.7992.0090.053126.31
513ST21シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーエボ/CT9A
和田 久
村田 信博
Y.HINOKI
YH1'57.0513.2611.252124.96
624ST15PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1'57.5663.7760.515124.41
72ST22FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL1'57.7523.9620.186124.22
811ST23オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーエボ/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'58.1424.3520.390123.81
929ST31PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
山下 潤一郎
糸田川 和亮
YH1'58.3204.5300.178123.62
1063ST24WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL1'58.4274.6370.107123.51
1145ST16スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1'58.5534.7630.126123.38
1215ST32岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
倉嶋 新一
YH1'59.2275.4370.674122.68
136ST25FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーエボ/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL1'59.2625.4720.035122.64
1423ST33C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
山田 英二
YH1'59.3845.5940.122122.52
1583ST34bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH1'59.9926.2020.608121.90
1636ST51MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH2'00.1266.3360.134121.76
1733ST35ハート・イン・ハート東名Z
日産FAIRLADY Z/Z33
小泉 洋史
吉冨 章
YH2'00.1276.3370.001121.76
1827ST36FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
中村 真一郎
YH2'00.2456.4550.118121.64
1926ST26エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'00.2646.4740.019121.62
2020ST27RSオガワADVANランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
YH2'00.5806.7900.316121.30
2137ST52ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
影山 正彦
碓井 久彦
YH2'00.9417.1510.361120.94
2248ST37フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
小園 ひろみ
星野 一樹
YH2'00.9527.1620.011120.93
23111ST28A.E.BAWOO.IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
KIM EUISOO
井尻 薫
イ・セチャン
YH2'00.9907.2000.038120.89
247ST38メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
杉林 健一
一楽 智也
YH2'01.6407.8500.650120.25
2554ST53ADVANアンクルインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
山内 伸弥
浅見 武
上田 五郎
YH2'02.0408.2500.400119.85
2619ST39EBBRD・ Z ・TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH2'02.0788.2880.038119.82
2757ST29アクレ Gキッス★RSKランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
カルロス 本田
中村 啓
九乗 俊二
DL2'02.2428.4520.164119.65
2880ST54ネストwithアペル雅YH
(トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
YH2'02.6208.8300.378119.29
2973ST41ロイヤルハウスA-ONE-YHDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山崎 学
杉浦 甫
YH2'03.93810.1481.318118.02
3018ST42コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH2'03.98610.1960.048117.97
3122ST43モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
富澤 勝
DL2'04.14010.3500.154117.83
3287ST44RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
星野 薫
竹島 徹
YH2'04.49110.7010.351117.49
3310ST45edge-channel ADVANTAGE HV東海YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH2'04.52710.7370.036117.46
3481ST46EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
YH2'05.48411.6940.957116.56

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台グリッド予選 リザルト

ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2005/04/23) Grid Qualify Weather:Fine Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km

PNoClsPCar/TypeDriverTyreTimeDelayGapkm/h
125ST11ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH1'52.515--130.00
21ST12FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK1'53.0110.4960.496129.43
311ST21オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーエボ/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'53.2200.7050.209129.19
4333ST13エンドレス アドバン ゲンバラGT3R-R
ポルシェ/911GT3
山岸 大
青木 孝行
YH1'53.9311.4160.711128.38
545ST14スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1'54.7892.2740.858127.42
63ST15エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1'55.0032.4880.214127.19
724ST16PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1'55.4612.9460.458126.68
829ST31PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
山下 潤一郎
糸田川 和亮
YH1'55.8133.2980.352126.30
97ST32メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
杉林 健一
一楽 智也
YH1'55.9823.4670.169126.11
106ST22FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーエボ/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL1'56.0943.5790.112125.99
1123ST33C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
山田 英二
YH1'56.1353.6200.041125.95
1227ST34FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
中村 真一郎
YH1'56.5424.0270.407125.51
1383ST35bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH1'56.8204.3050.278125.21
1448ST36フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
小園 ひろみ
星野 一樹
YH1'57.3044.7890.484124.69
1520ST23RSオガワADVANランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
YH1'57.4124.8970.108124.58
1633ST37ハート・イン・ハート東名Z
日産FAIRLADY Z/Z33
小泉 洋史
吉冨 章
YH1'57.9085.3930.496124.05
1715ST38岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
倉嶋 新一
YH1'57.9185.4030.010124.04
1880ST51ネストwithアペル雅YH
(トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
YH1'58.6996.1840.781123.23
1937ST52ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
影山 正彦
碓井 久彦
YH1'59.1366.6210.437122.77
2019ST39EBBRD・ Z ・TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH1'59.3586.8430.222122.55
2126ST24エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH1'59.3736.8580.015122.53
2236ST53MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH2'00.1047.5890.731121.78
2357ST25アクレ Gキッス★RSKランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
カルロス 本田
中村 啓
九乗 俊二
DL2'00.3767.8610.272121.51
2410ST41edge-channel ADVANTAGE HV東海YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH2'00.3887.8730.012121.50
2522ST42モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
富澤 勝
DL2'00.5878.0720.199121.30
2618ST43コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH2'00.9278.4120.340120.96
27*111ST26A.E.BAWOO.IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
KIM EUISOO
井尻 薫
イ・セチャン
YH2'00.9688.4530.041120.91
2854ST54ADVANアンクルインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
山内 伸弥
浅見 武
上田 五郎
YH2'01.3918.8760.423120.49
2973ST44ロイヤルハウスA-ONE-YHDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山崎 学
杉浦 甫
YH2'01.7629.2470.371120.13
3081ST45EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
YH2'02.72510.2100.963119.18
3187ST46RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
星野 薫
竹島 徹
YH2'03.12810.6130.403118.79
-------- 以上予選通過 --------
-*13ST2-シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーエボ/CT9A
和田 久
村田 信博
Y.HINOKI
YH計測できず---6
-*2ST2-FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL計測できず---
-*63ST2-WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL計測できず---
  • CarNo.2および63は、24日朝の車検の合格およびフリー走行に、出走することを条件に最後尾スタートが認められた。
  • CarNo.13は、最後尾スタートを条件に決勝レースの出走が認められた。ただし、Cドライバーに関しては、決勝朝のフリー走行において、スーパー耐久シリーズ2005 シリーズ規則第7条(7)の条件をクリアすることとする。
  • CarNo.111のCドライバー(イ・セチャン)の決勝レース出走が認められた。ただし、スタートドライバーとしては認められない。

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台ドライバース予選 リザルト

ハイランド・スーパー耐久レース -RIJ- (2005/04/23) Drivers' Qualify Weather:Fine Course:Dry
2005 Super Taikyu Series Round 1 仙台ハイランドレースウェイ 4.063km

PNoClsPCar/TypeDriverTyreTimeDelayGapkm/h
125ST11ADVAN DENAG GT3
ポルシェ/911GT3
織戸 学
谷口 信輝
YH1'52.430--130.10
21ST12FALKEN☆PORCSHE
ポルシェ/911GT3
田中 哲也
荒 聖治
FK1'53.3310.9010.901129.06
311ST21オーリンズランサーEVO IX
三菱ランサーエボ/CT9A
中谷 明彦
木下 隆之
YH1'54.8402.4101.509127.37
445ST13スケープ45スペックスポルシェ
ポルシェ/911GT3
伊藤 真一
羽根 幸浩
MI1'55.1432.7130.303127.03
524ST14PCJ ADVAN PORSCHE
ポルシェ/911GT3
井上 貴志
堤 明彦
YH1'55.4313.0010.288126.71
63ST15エンドレスアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
木下 みつひろ
影山 正美
YH1'55.9983.5680.567126.10
76ST22FALKEN☆梁山泊☆EVO
三菱ランサーエボ/CT9A
冨桝 朋広
関 豊
DL1'56.5584.1280.560125.49
829ST31PERSON'S elf YH NSX FAB
ホンダNSX/NA2
古谷 直広
山下 潤一郎
糸田川 和亮
YH1'57.4835.0530.925124.50
9333ST16エンドレス アドバン ゲンバラGT3R-R
ポルシェ/911GT3
山岸 大
青木 孝行
YH1'58.1895.7590.706123.76
1020ST23RSオガワADVANランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
小川 日出夫
福山 英朗
砂子 塾長
YH1'58.2705.8400.081123.67
1127ST32FINAエムスクエアーADVAN M3
BMW M3/E46
小林 且雄
筒井 克彦
中村 真一郎
YH1'58.3345.9040.064123.61
1233ST33ハート・イン・ハート東名Z
日産FAIRLADY Z/Z33
小泉 洋史
吉冨 章
YH1'58.9906.5600.656122.92
1337ST51ARTA F.O.S アルテッツア
トヨタアルテッツァ/SXE10
峰尾 恭輔
影山 正彦
碓井 久彦
YH1'59.1766.7460.186122.73
1436ST52MAZIORA SPIRIT ALTEZZA
トヨタアルテッツァ/SXE10
黒澤 琢弥
池田 大祐
YH1'59.4066.9760.230122.50
157ST34メーカーズ ゼナドリン RX-7
マツダRX-7/FD3S
白井 剛
杉林 健一
一楽 智也
YH1'59.4677.0370.061122.43
1680ST53ネストwithアペル雅YH
(トヨタアルテッツァ/SXE10
佐々木 孝太
植田 正幸
YH1'59.4937.0630.026122.41
1723ST35C-WEST ORC アドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
尾本 直史
山田 英二
YH2'00.2087.7780.715121.68
1883ST36bp ADVAN NSX
ホンダNS-X/NA2
古橋 譲
玉木 秀幸
小林 正吾
YH2'00.4167.9860.208121.47
1919ST37EBBRD・ Z ・TC神戸
日産FAIRLADY Z/Z33
輿水 敏明
黒澤 翼
菊地 靖
YH2'00.6448.2140.228121.24
2026ST24エンドレスアドバンTMCランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
細野 智行
朝倉 貴志
朝倉 宏志
YH2'00.8278.3970.183121.06
2115ST38岡部自動車ハーツRX-7
マツダRX-7/FD3S
長島 正明
浅井 亮博
倉嶋 新一
YH2'00.8738.4430.046121.01
2257ST25アクレ Gキッス★RSKランサー
三菱ランサーエボ/CT9A
カルロス 本田
中村 啓
九乗 俊二
DL2'00.8858.4550.012121.00
2354ST54ADVANアンクルインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
山内 伸弥
浅見 武
上田 五郎
YH2'01.5839.1530.698120.30
2422ST41モンドスピードDL ZOIL
ホンダインテグラ/DC5
斉藤 多聞
富澤 勝
DL2'01.6569.2260.073120.23
2573ST42ロイヤルハウスA-ONE-YHDC5
ホンダインテグラ/DC5
前嶋 秀司
山崎 学
杉浦 甫
YH2'01.8129.3820.156120.08
26111ST26A.E.BAWOO.IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
KIM EUISOO
井尻 薫
イ・セチャン
YH2'01.8239.3930.011120.07
2710ST43edge-channel ADVANTAGE HV東海YH
ホンダインテグラ/DC5
渡辺 明
小林 敬一
YH2'03.31010.8801.487118.62
2818ST44コスモソニック21 FKインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
浅野 武夫
水書 健司
笠原 智行
YH2'04.17811.7480.868117.79
2948ST39フィールズT&GアドバンZ
日産FAIRLADY Z/Z33
小園 ヒロミ
星野 一樹
YH2'04.46312.0330.285117.52
3081ST45EXTOLLwithFBS YH
ホンダインテグラ/DC5
楳井 紳也
幸内 秀憲
YH2'04.60312.1730.140117.39
3187ST46RISO☆VBCインテグラ
ホンダインテグラ/DC5
金森 敏一
星野 薫
竹島 徹
YH2'04.80612.3760.203117.20
-------- 以上基準タイム通過 --------
-2ST2-FUJITSUBO hpi IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
吉田 寿博
小泉 和寛
DL計測できず---
-63ST2-WING PERMAGARD IMPREZA
スバルインプレッサ/GDB
樋口 統也
池田 昌弘
DL計測できず---
-13ST2-シーケンシャルエンドレス アドバン座間
三菱ランサーエボ/CT9A
和田 久
村田 信博
Y.HINOKI
YH計測できず---

スーパー耐久

スーパー耐久第1戦仙台 予選レポート

050423_02

 4月23日、宮城県仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久開幕戦の予選が行われた。
気温11度、路面温度20度の冷たい風の吹き付ける肌寒いコンディションで、12時50分から30分間で行われたドライバーズ予選では、#25 ADVAN DENAG GT3(織戸学/谷口信輝組)が1分52秒430を織戸がマークしセッションのトップタイムとした。
 14時40分から20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、気温13度、路面温度22度と1回目とあまり変わらない状況だった。序盤にアタックをかけた#1 FALKEN☆PORSCHE(田中哲也/荒聖治組)の1分53秒011がトップタイムだったが、終盤に逆転した#25織戸の52秒935がポールポジションとなった。
2番手には#1、3番手にはクラス2の#11オーリンズランサーEVOIX(中谷明彦/木下隆之組)が、53秒220で入った。

#25 ADVAN DENAG GT3
織戸学「2回目の(グリッド予選)方が路面のグリップが落ちたね。最初に(ライバルの)#1がアタックして想定していたタイムだったから、タイヤを温存したかたかったからあんまり走りたくなかったんで、とりあえず1位でよかったかな(笑)明日はポールから1号車の様子を見ながら行くしかないね・・・」

Text & Photo: Keiichiro Takeshita

Japanese F3

F3第3,4戦鈴鹿 トヨタモータースポーツニュース

newsdot

平成17年4月17日

全日本F3選手権
第3/4戦 鈴鹿

全日本F3第3戦でトムス勢が1-2-3表彰台独占!
今季2勝目のオリベイラは第4戦も2位でランキング首位のリード拡大。
中嶋は連続表彰台獲得

f3_05_r2 2005年全日本F3選手権第2大会(第3戦、第4戦)が4月16日、17日の両日、三重県の鈴鹿サーキットで行われた。今大会にはトヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車10台を含む14台が出場。
 開催前日15日の特別スポーツ走行では、開幕戦優勝のJ.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)がトップタイム、チームメイトの中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が3番手、池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)が4番手のタイムをマークした。

◆予選◆
 朝から好天に恵まれ春らしいうららかな陽気となった16日、公式予選が定刻より10分遅れの11時45分から15分間づつ行われた。今大会は全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第2戦のほか、2輪の全日本ロードレース第2戦が併催され、路面コンディションが思わしくなかったが、セッション序盤から次々とトップタイムが更新される激しい争いとなった。
 第3戦の予選では池田大祐がチェッカー間際の6周目にベストタイムを叩き出し、自身2度目のポール・ポジションを獲得。これに他車に阻まれ思うようにクリアラップが取れなかったJ.P.デ・オリベイラ、中嶋一貴が続き、好調なトムス勢が1~3位を独占した。
 路面状況が好転した第4戦の予選セッションではJ.P.デ・オリベイラが2周目にいきなりただ一人55秒台に入れて暫定首位に躍り出て、さらに4周目に自己ベストをさらに縮めて文句なしのポール・ポジションを決めた。これに中嶋一貴が2番手で続く一方、池田大祐はなかなかクリアラップが取れず残念な4番手にとどまることとなった。

◆第3戦決勝◆
 第3戦は午後4時29分に12周のレースがスタート。ポール・ポジションの池田大祐は好スタートを切り、トップで1コーナーへ。3番手グリッドの中嶋一貴も絶妙なスタートを決めて、1コーナー進入で2位のJ.P.デ・オリベイラに並び かけるが逆転はならず、グリッドそのままの順位で周回を開始した。
 トップを逃げる池田大祐だが、J.P.デ・オリベイラは激しい追い上げを見せ、7周目にはファステストラップを記録してテール・ツー・ノーズ状態。チームメイト同士による首位争いの接近戦は、観客を大いに沸かせた。しかし、8周目のシケインで池田大祐が痛恨のシフトミスを喫し、これを機にJ.P.デ・オリベイラが9周目の1コーナーで首位逆転。そのままトップでチェッカー。池田大祐は無念の2位となった。
 一方、中嶋一貴も好走を見せ、4位以下を引き離して2位の池田大祐に迫るが、2位逆転までには至らず3位フィニッシュ。トムスチームの3台が4位以下に大差をつけて表彰台を独占した。

◆第4戦決勝◆
 17日も引き続き朝から晴天。路面温度上昇のため各車対策を施して午前9時55分からの第4戦決勝へと臨んだ。
 ポール・ポジションのJ.P.デ・オリベイラと2番手グリッドの中嶋一貴はスムーズなスタートを切ったが、3番手グリッドから絶妙なスタートを見せた武藤英紀(M-TEC MF204C)がこの2台をかわし、トップで1コーナーへ進入。
 これを追うJ.P.デ・オリベイラは2コーナーの立ち上がりでアウト側に片輪を落とし、池田大祐の先行を許して4位に後退。しかし、今度は池田大祐が6周目のスプーンカーブで小さいミスからコースオフ。これで再び3位に浮上したJ.P.デ・オリベイラは前を行く中嶋一貴を猛追し、10周目のシケインで2位にポジションアップ。12周目にはファステストラップを記録するなどさらにハードプッシュしながら首位を逃げる武藤英紀を追撃。
 残り2周で首位争いへ持ち込んだJ.P.デ・オリベイラは最終ラップで気迫の接近戦を演じ、大歓声の中、130Rをテール・ツー・ノーズで駆け抜け、最後のシケイン進入に勝負を賭けたが惜しくも逆転は果たせず、僅差の2位となった。
 一方、中嶋一貴は3位で連続表彰台を獲得した。池田大祐は4位、J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S-GE)が5位であった。

トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:
 第3戦では2勝目を挙げることが出来て本当に嬉しい。トムスチームとしても表彰台を独占する素晴らしい結果だった。第4戦ではスタートで慎重になりすぎ、さらに2コーナーでミスをして遅れてしまった。次戦SUGOでは好調を維持し、再び優勝してポイントのリードを広げるべく、全力で臨む。

トヨタ・チームトムス 中嶋一貴のコメント:
 開幕大会をノーポイントで終わり、鈴鹿には仕切りなおしと思って臨んだ。第3戦では序盤にミスがあって順位を上げられず、第4戦ではシケインでのブレーキミスでJ.P.デ・オリベイラの先行を許してしまった。連続3位という結果は得られたが、決して満足していない。今後もベストを尽くし、巻き返したい。

トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:
 第3戦ではポールを獲りながら、決勝でシフトミスしポジションを落としてしまい、2位に終わったことは悔しい。第4戦でも自分のミスで4位に後退してしまった。今後はミス無くレースを戦いたい。

TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:
 第3戦での表彰台独占など、トムスチームとしては良かったし、池田君もポール獲得など光るところを見せてくれた。ただ、J.P.デ・オリベイラが速いのも確かだが、ミスをしなければ抜かれない。今大会は若手ドライバーにとっては決勝に課題を残した格好だ。これから富士スピードウェイでのテストを経て次戦のSUGOに向かうが、新装でテクニカルになった富士は新たな評価シートとしても興味深く、テストを楽しみにしている。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿決勝 記者会見

0417_ide_press-s優勝 井出有治
 「昨日の予選ではクルマのセットを路面に合わせられなくて10番グリッドからというかなり苦しいスタートでしたが、今朝のフリー走行でクルマのバランスが良くてポイントは取れるんじゃないかと頑張りました。結果的に完璧にいって勝つことができました」

0417_matsuda_press2位 松田次生
 「昨日の予選はコンマゼロ7秒の2位で悔しい思いをしました。今日もスタートでトップに立ったんですけど、フリー走行で自分のミスでコースアウトしたのもあってクルマを煮詰め切れなくてペースが上がりませんでした。ピットインで抜かれたクルマをかわせなかったのも勝てなかった原因です。今回、井出選手がなんで勝ったのかのデータも参考にして次戦に繋げたいと思います」

0417_kogure_press-s3位 小暮卓史
 「予選は走りを煮詰めきれないとこがあって7番手になってしまいました。決勝は2ストップ作戦で前のクルマを抜かなければならない状況だというのは良く分かっていましたが、1セット目のタイヤにフラットスポットを作ってしまい、ペースが50秒台と上がりませんでした。その後、粘ってたらなんとか3位になれました」

0417_hoshino_press-s優勝監督 星野一義
 「優勝できたのはみなさんの応援のお陰と感謝しています。実際、予選10位から優勝はスーパーマン井出選手でもきついと思っていました。2回ピット作戦は計算では成り立つんですけど、相手のあることなので計算どおり行かないのがレースです。うまくいって3位かなとか、リチャード選手の前に出れればポイント差が縮まるかもしくは逆転するかなとは思っていたんですが」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

Japanese F3

F3第3戦、4戦鈴鹿 決勝記者会見

第3戦優勝、第4戦2位 ファオ・パオロ・デ・オリベイラ
 「第3戦でトップの池田選手の後ろについたときは、冷静に対処しようと自分にいいきかせました。池田選手はミスがなかったので、抜くタイミングを計っていたました。スプーンでの脱出で迫ってもバックストレートでのスピードが足らなくて抜けなかったのですが、メインストレートで捕らえることができました。
 第4戦は、ジャンプスタートを気にしすぎてスタートが遅れてしまい、完璧なスタートをした武藤選手に先行され、チームメートにも並ばれました。そして2コーナーでミスしてコースオフしました」

第3戦4位、第4戦優勝 武藤英紀
 「第3戦は、スタートに賭けていたんですが、前の2台の間に割って入ることができなくて、逆に後ろの選手に抜かれてしまいました。もし、前に出たとしてもペースが遅かったので4位が限界なのかと思います。
 第4戦では、オリベイラ選手がインを差してきてもラインを残してきれいなレースをしたいと思っていました。プレッシャーとかはなくて、逆に気が引き締まって集中して走れました。まだオリベイラ選手に比べて劣っている部分があるので、次までにクルマで稼げる部分を見つけたいと思います」

第3戦3位、第4戦3位 中嶋一貴
 「第3戦はスタートを狙ってたんですが、並びかけるところまでしか行けなくて、1、2周目にミスがあってペースを上げられなかったのが敗因かなと思います。最後、JPが前に出てから池田君との差が詰まったんですけど、前半もっと詰めていければ、そこでもう一度バトルが出来たんじゃないかと思います。
 第4戦は、スタートで2位で、トップの武藤選手について行けそうな感じはあったんですけど、徐々に離されていきました。JPが来たときは抑えなきゃと思ってたんですけど、ブレーキングをミスってしまって抜かれてしまいました。その後もペースが上がらなかったのでしょうがないですね。悔しいですけど」

第3戦2位、第4戦4位 池田大祐
 「第3戦は、せっかくポールが取れんたんですけど、レース中ペースが上がらなくて、ミスもしてしまってオリベイラ選手に抜かれてしまいました。すごい悔しいです。
 第4戦では、前の一貴選手を抜こうとしてスプーンでコースアウトしてしまいました。その後、前に追いつこうとペースを上げたときのラップタイムは悪くなかったです。昨日、今日と自分のミスで順位を落としているのでこれをなんとか直したいと思います。」

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿 決勝レポート

 全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の決勝が、4月17日鈴鹿サーキットにて行われ、#20井出有治(mobilecast IMPUL)が10番手スタートながら驚異のジャンプアップを果たして優勝した。
 2位には#5松田次生(5ZIGEN)、3位には2ストップ作戦を選択しながらも派手なオーバーテイクを連発して観客を魅了した#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)が入った。
(天候:快晴 観客動員数:34,000人)

 第2戦の決勝は快晴のもと、予定通りスタート進行が開始された。
 ここでポールシッターのトレルイエが、なんとダミーグリッド上でギヤレシオを組み替えるという緊急事態が発生する。この、僅かな時間の中でこの作業を行ったことが、結果的には後のレース展開に大きく影響することとなった。
 スタートを決めたのは松田次生。2番グリッドから一気にトップを奪って1コーナーを立ち上がっていく。続いてトレルイエ、#7片岡龍也(Forum Engineering LeMans)、#31アンドレ・ロッテラー、#32小暮のNAKAJIMA勢が上がってきた。
 予選では10位に沈んだ井出も、スタートを決めて7位にジャンプアップ。さらに前方を行く#8土屋武士(Forum Engineering LeMans)を追う。
 上位集団の中では小暮のペースが飛びぬけている。
 2周目にヘアピン手前の200Rで僚友のロッテラーをインからパス、続いて3周目のシケインで片岡のインをこじ開け、あっという間に2位トレルイエの背後に迫り、5周目の1コーナーでインから並びかけて前に出て行くばかりか、同じ周のシケインでは早くも松田を攻略してトップに立ってしまった。小暮はその後もファステストラップを塗り替えながら快調なペースで飛ばしていく。
 ポールからスタートし、3位を走行していたトレルイエに異変が起きたのは7周目のことだった。ダミーグリッド上で作業した際に充分固定されていなかったのか、エンジンカウルが浮き上がってきたのだ。それでもトレルイエは2位の松田とほぼ同程度のペースを保ち、11周を走りきってピットイン。給油と同時にガムテープでカウルを補修しながらも16.5秒でコースに戻っていった。
 一方、トレルイエのチームメイトの井出は9周目の1コーナーで土屋を抜き去ると、前方で熾烈な4位争いを展開している片岡とロッテラーに接近していく。ロッテラーが14周目のシケインで片岡を捉えると、井出も16周目の1コーナーで片岡の前に出る。予選の不振が嘘のように、意では順位を着実に上げていく。
 16周終了時点で小暮がピットストップ。20秒近い給油時間から、スタート時の燃料搭載量が相当に少なかったことが伺える。この分だと2回ストップもありそうだ。
 これでトップは再び松田のものとなったが、20周目にピットストップしてコースに戻ったときには再び小暮の後方に位置することとなった。小暮はこの間も他の誰よりも早い49秒代後半のペースで、派手なオーバーテイクを繰り返しながら飛ばしていく。
 上位陣が相次いでピットストップをしはじめたレース中盤。井出有治だけがコースに留まって安定したペースで周回を重ねていく。遂に22周目にはトップに立った。後方からは小暮が猛烈な勢いで井出とのギャップを削り取っているが、33周終了時点で再びピットへ。それでもなお井出はコース上に留まっている。
 インパルのピットが動いたのは36周目。ここで漸くピットに入って来た井出を18.1秒で送り出す。井出はトップをキープしたままコース復帰を果たした。2位を走るのはトレルイエ。モバイルキャストインパルの1-2体制ができあがった。
 しかしレース序盤でピットストップを行ったトレルイエのタイヤは既に限界に来ており、ヘアピンでスピンを喫したうえ、44周目に立て続けに小暮と本山の先行を許すと、47周目には1コーナーで再びスピン。ここでレースを終えた。
 終始49秒後半から50秒前半のペースで飛ばしていた小暮であったが、2ストップで背負い込んだタイムロスを取り返すことは叶わず、3位表彰台を獲得するのが精一杯だった。
 2位の松田も井出との差を縮めることが出来ず、フォーミュラニッポン第2戦は井出有治の今季初優勝で幕を閉じた。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿決勝 リザルト

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2005/04/17) Race Result Weather:Fine Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamLapTime
120井出 有冶mobilecast IMPUL511:35'15.713
25松田 次生5ZIGEN5114.593
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA5120.170
423本山 哲Arting IMPUL5134.838
51リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION5134.985
62服部 尚貴DoCoMo DANDELION5157.501
74ヤレック・ヤニスKONDO511'15.643
87片岡 龍也Forum Engineering LeMans501Lap
919ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL465Laps
-------- 以上規定周回(45 Laps)完走 --------
-31アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA3516Laps
-3山本 左近KONDO3318Laps
-8土屋 武士Forum Engineering LeMans3219Laps
-11平中 克幸CERUMO3120Laps
-28野田 英樹CARROZZERIA MOHN1734Laps
-12高木 虎之介TAKAGI CERUMO744Laps
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • Fastest Lap: No.32 小暮卓史 1'49.481 (31/51)

Japanese F3

全日本F3第4戦鈴鹿 決勝レポート

0417_muto-s オリベイラを退けて今季2勝目、ガッツポーズの武藤英紀 (Photo: FMOTOR)
全日本F3選手権第4戦の決勝が4月17日、快晴の鈴鹿サーキットで開催され、#10武藤英紀(M-TEC)が#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)の追撃を退けて今季2勝目を飾った。3位は#37中嶋一貴(トムス)だった。

昨日に引き続いて17日の鈴鹿は朝から爽やかな快晴。絶好のレース日和だ。
この週末は2度の予選、第3戦の決勝とも、トムス勢の3人の好調振りが目立つが、このレースではM-TECの武藤が抜群のスタートで2列目から飛び出し、一気にトップに躍り出る。一方、ポールシッターのオリベイラはフライングを警戒しすぎて出遅れたうえ、2コーナーでコースオフを喫して一気に5位に後退してしまった。しかしオリベイラは序盤からハイペースで追い上げ、オープニングラップのうちに4位までリカバー、更に3位を走行する#38池田大祐(トムス)を一気に追い詰めていく。追われる池田は6周目に痛恨のコースアウト。すぐにコースへ復帰するが、ここでオリベイラの先行を許してしまった。
トップを快走する武藤は58秒台中盤のタイムをコンスタントに刻みながら周回を重ねていくが、2位の中嶋は徐々に遅れ始め、3位に浮上したオリベイラを押さえ込むので精一杯の状況に陥ってしまう。これに乗じて武藤は10周目までに3秒以上のリードを築き上げた。
オリベイラは中嶋を11周目の1コーナーで攻略、武藤の追撃を開始した。
58秒中盤のタイムをコンスタントに刻む武藤に対し、オリベイラは57秒台を連発。1周あたり0.7秒づつのペースで差を削り取っていき、一時は3.4秒あった差を14周目には0.6秒差に縮めてしまった。
130Rで、シケインで、1コーナーで、積極的に仕掛けてくるオリベイラを、武藤も懸命の走りで押さえ込む。
そしてレースはファイナルラップを迎えた。
逆バンク手前での両者の差は実に0.245秒。テール・トゥ・ノーズ状態のまま2人は西コースへ。スプーン立ち上がりでオリベイラはあっさりと武藤のテールに張り付いてくるが、武藤も車体をゆすって必死の抵抗を試みる。そのまま130Rを立ち上がって最後のシケイン。武藤はインをガッチリキープしてハードブレーキング。後方でオリベイラのタイヤからも激しくスモークが上がる!しかしオリベイラは武藤の前に出ることは出来なかった。
武藤はそのままオリベイラの頭を押さえ込んで最終コーナーを駆け下り、トップのままで歓喜のチェッカーを受けた。これで武藤は前回のもてぎラウンドに続いて今季2勝目を挙げることとなった。

Japanese F3

全日本F3第4戦鈴鹿 決勝結果

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 17 33'37.737 -
2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 17 0.37 0.37
3 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 17 4.49 4.12
4 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 17 5.38 0.89
5 *5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 17 11.98 6.59
6 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 17 13.58 1.61
7 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 17 19.11 5.53
8 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 17 19.47 0.36
9 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 17 21.31 1.84
10 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 17 33.04 11.74
11 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 17 35.62 2.58
12 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 17 1Lap 1Lap
以上 規定周回数完走
1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 10 7Laps 6Laps
3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE D.N.S

レース中のベストタイムは
No.36 J.P.デ・オリベイラ 1'57.830 12/17 177.42km/h
規定周回数:15

ペナルティ No.5 国際モータースポーツ競技規則附則L項第4章4,e)の違反(ピット出口のホワイトラインカット)により、罰金5万円を課した。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿フリー走行 リザルト

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2005/04/17) Free Session WeatherFine: Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
111平中 克幸CERUMO1'48.654--192.40
219ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL1'48.7840.1300.130192.17
332小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'48.9290.2750.145191.92
412高木 虎之介TAKAGI CERUMO1'49.0050.3510.076191.78
58土屋 武士Forum Engineering LeMans1'49.0240.3700.019191.75
61リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'49.2480.5940.224191.36
720井出 有冶mobilecast IMPUL1'49.2910.6370.043191.28
85松田 次生5ZIGEN1'49.3060.6520.015191.25
93山本 左近KONDO1'49.3060.6520.000191.25
1023本山 哲Arting IMPUL1'49.3370.6830.031191.20
112服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'49.5600.9060.223190.81
127片岡 龍也Forum Engineering LeMans1'49.7751.1210.215190.44
1328野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'49.8151.1610.040190.37
1431アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'50.0081.3540.193190.03
154ヤレック・ヤニスKONDO1'50.1731.5190.165189.75
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿フリー走行 ルーキー平中がトップタイム!

0417_hiranaka-s

 予選日から明けて決勝の行われる17日、鈴鹿は雲ひとつない快晴。春霞で鈴鹿山脈の山の端もすっかり空の色に溶け込んで判別が難しいほど穏やかな春らしい朝を迎えた。桜の花の大半を散らしてしまった昨日の強風もすっかり止みほぼ無風状態である。

 午前8時50分定刻、決勝への満タンテスト、セッティングなどを決めるフリー走行が30分にわたって行われた。開始早々、リチャード・ライアンがデグナーカーブでスロー走行。ゆっくりとピットに戻ってきたが、調整をしてピットアウト。大きなトラブルではなかったようだ。

 フリー走行終盤、予選で2位につけている松田次生がデグナーカーブでスピンアウト。クルマを降りてしまった。

 このフリー走行では、小暮卓史が好調だ。1'48.929を出し、フリー走行を中盤からリード。このタイムを破ったのは、ポールシッターのブノワト・レルイエで1'48.784。このままフリー走行が終了すると思われていた終了直前、なんとルーキーの平中克幸が、素晴らしいスピードでチェッカーを受けるとタイムは、1'48.654。トップに躍り出た。

 決勝レースは午後2時30分より51周にわたって争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿予選記者会見

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ブノワ・トレルイエ
 「朝からクルマのバランスが良かったのでいろんなセットアップやタイヤを試してみました。鈴鹿サーキットの各コーナーを攻めるのは自分にとってはチャレンジです。2ndセットのタイヤでミスったので、自分がまだポールポジションにいるのかどうかチームと連絡を取りながらプッシュしていました」

松田次生
 「2年間予選で上位に来れませんでした。今年は、いい体制を作ってもらったし、クルマも金曜日に持ってきた状態が良かったのでほとんどセッティングはいじらずに対応していました。ただ、タイヤのウオームアップに1セット目、2セット目とも失敗してしまって、1周だけのウオームアップでタイムが出るというのに気がづくのが遅かったです。上位のほうで戦ってなかったので気持ち的に守りに入っていたのもポールが取れなかった要因だと思います。これが今後の課題ですが、久しぶりに2番手に来れてすごく嬉しいです」

片岡龍也
 「去年からFNに参戦して予選のベストリザルトが11位でした。チームは同じですが、2年目だし、充実した体制を用意してもらっているので上位を狙えるはずだったんですが、開幕戦は予選が8位でした。片岡は予選がヘタクソだといわれていたので、今日の結果で自信が持てました。クルマは金曜日に持ち込んだ時点ではあまり良くなかったのですが、今朝は走り出しから車の状態が良くて、午後の予選ではS字の区間なんかは完璧で、クルマに自分が着いていかなければいけないような状態でした。これを機会にこれからも予選ではこの位置で争えるようになりたいと思います」

Text & Photo: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR)

Japanese F3

全日本F3第3戦鈴鹿 決勝レポート

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全日本F3選手権第3戦の決勝が4月16日(土)、鈴鹿サーキットで行われ、#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)が今季2勝目を挙げた。
2位はポールシッターの#38池田大祐、3位に#37中嶋一貴と、予選に続いてトムス勢が1-2-3フィニッシュを達成した。

4時25分、予定通りフォーメーションラップが開始された。
ポールシッターの池田がスタートをうまくまとめてホールショットを奪う。その後方では3番手スタートの中嶋がオリベイラに並びかけるが、オリベイラも一歩も引かずに2位を守りきった。4位には#1ロベルト・ストレイト(INGING)がジャンプアップするも、2周目で#10武藤英紀(M-TEC)に抜き返されて5位に後退することとなる。
2位のオリベイラはトップとの差を0.3~0.5秒に保って1コーナーやシケインで盛んに仕掛けていくが、池田も必死の抵抗を見せる。3位の中嶋は徐々に遅れ始めた。
レースも折り返しを過ぎた8周目。130Rの立ち上がりで一気に間隔を詰めてきたオリベイラが、シケインでアウトから池田に並びかけてきた。池田もここではなんとか押さえ込んでトップを守りきるが、続く最終コーナー~ホームストレートで今度はインから並びかけられ、遂に1コーナーでオリベイラにトップの座を奪われてしまう。
トップを奪ったオリベイラはここで一気に突き放しに掛かり、9周終了時点で0.9秒、10周終了時点では早くも1.5秒のマージンを築き上げて12周を走りきり、今季2勝目をもぎとった。

Japanese F3

全日本F3第3戦鈴鹿決勝 オリベイラが今季2勝目!

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 12 23'29.163 -
2 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 12 2.250 2.250
3 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 12 3.774 1.524
4 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 12 8.178 4.404
5 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 12 9.515 1.337
6 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 12 12.392 2.877
7 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 12 13.014 0.622
8 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 12 14.339 1.325
9 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 12 16.270 1.931
10 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 12 25.329 9.059
11 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 12 26.822 1.493
12 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 12 32.320 5.498
13 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 12 36.559 4.239
14 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 12 42.971 6.412


ファステストラップ: No.36 J.P・デ・オリベイラ 1'56.922 7/12Lap 178.80km/h
規定周回数: 10

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿予選2回目 トレルイエ鈴鹿初PP!

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2005/04/16) Qualfying Session Weather:Fine Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTime1
Time2
TimeDelaykm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL1'45.468
*1'44.677
1'44.677-199.71
25松田 次生5ZIGEN1'46.214
*1'44.747
1'44.7470.070199.58
37片岡 龍也Forum Engineering LeMans1'46.440
*1'44.814
1'44.8140.137199.45
431アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'46.219
*1'44.826
1'44.8260.149199.43
58土屋 武士Forum Engineering LeMans1'46.424
*1'45.100
1'45.1000.423198.91
623本山 哲Arting IMPUL1'45.885
*1'45.154
1'45.1540.477198.81
732小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'46.608
*1'45.201
1'45.2010.524198.72
811平中 克幸CERUMO1'46.777
*1'45.272
1'45.2720.595198.58
91リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'45.876
*1'45.321
1'45.3210.644198.49
1020井出 有冶mobilecast IMPUL1'46.133
*1'45.322
1'45.3220.645198.49
112服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'46.242
*1'45.663
1'45.6630.986197.85
1228野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'47.019
*1'45.871
1'45.8711.194197.46
133山本 左近KONDO1'57.551
*1'45.996
1'45.9961.319197.23
1412高木 虎之介TAKAGI CERUMO1'46.758
*1'46.058
1'46.0581.381197.11
154ヤレック・ヤニスKONDO1'47.377
*1'46.339
1'46.3391.662196.59
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082

Formula Nippon

FN第2戦予選2回目 トレルイエがPP

0416_treluyer2-s

 フォーミュラ・ニッポン第2戦予選は16日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝に向けてのグリッドを決める予選を行い、ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)がポールポジションを獲得した。予選2位には、地元三重県出身の松田次生(5ZIGEN)が、同3位には片岡龍也(Forum Engineering LeMans)が入った。

 午前中に引き続き鈴鹿は快晴、汗ばむほどの気温になってきた。散り始めた桜の花びらを舞い上がらせ強い風が最終コーナーから1コーナーにかけて吹いている。路面温度は38度。午前中10分遅れで進行していたタイムスケジュールもピットウォークなどで調整され、オンタイムの午後3時5分、2回目の予選が開始された。

 予選2回目は開始早々ほぼ全車がピットアウト。開始10分、トップは1'46.100でリチャード・ライアンが着けたが、午前中トップのブノワ・トレルイエのタイムにはまだ0.6秒ほど及ばない。2位は1'46.438で井出有治、3位は1'46.611でアンドレ・ロッテラー。

 開始15分過ぎ、各車ニュータイヤを履いて早くもタイムアタックを開始。本山哲が1'45.623でまずはトップに立つと、片岡龍也が1'45.190がトップを逆転。2位に1'45.225でトレルイエが上がってきた。3位に着けたのはなんと1'45.481でルーキーの平中克幸だ。4位ロッテラーで、本山は5位に落ちた。

 1回目のアタックが終わり各車ピットインして待機中の開始25分過ぎ、ライアンがタイムアタックを開始、1'45.321で3位に上がってきた。予選終了15分前、トレルイエが、1'44.677でついに44秒台に入りトップに立った。2位には1'45.086でロッテラーが上がってきた。

 予選もいよいよ残り10分を切ってきた。ほぼ全車が最後のタイムアタックに出撃。1'44.814で片岡が2位に着けると、予選終了のチェッカーが振られる直前にコントロールラインを通過した松田次生が渾身のアタックで、1'44.747を叩き出し2位を逆転。片岡は3位に入った。

 結局ポールポジションは1'44.677で鈴鹿初のブノワ・トレルイエ、2位松田次生、3位片岡龍也、4位アンドレ・ロッテラー、5位土屋武士、6位本山哲となった。

 決勝レースは明日17日の午後2時30分より51周によって争われる。

Text: Yoshinori OHNISHI (FMOTOR) / Photo: FMOTOR

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿 予選1回目レポート

0416_treluyer-s

 全日本選手権フォーミュラニッポン第2戦の公式予選1回目が、4月16日鈴鹿サーキットで行われ、#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が1分45.468のタイムで暫定ポールとなった。
2位には#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)がつけ、3位は#23本山哲(Arting IMPUL)だった。

 先に行われたスーパーバイクの予選の影響で当初予定より10分遅れて予選一回目は開始された。
 しかし、コースコンディションが思わしくないためか、各ドライバーとも様子見の構えで、中々走り出そうとはしない。
 結局、誰一人走るものの居ないまま18分が経過した。
 最初に沈黙を破ったのは、#3山本左近(KONDO Racing)。残り27分でコースに出て行ったが、1周目を軽く流して2回目のアタックに入ったところ、ヘアピン立ち上がりで大きく姿勢を乱してクラッシュしてしまった。右リヤの足回りが突然破損したのが原因のようだ。これで山本はこのセッションを棒に振る結果となった。
 山本以外のドライバーがコースインを開始したのは、残り時間が8分を切った頃だった。
 最初に#7片岡龍也(LeMans)が、続いて#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)、トレルイエらがコースインしていくと、他のドライバーも相次いでピットを離れ、2分後には山本を除く全車がタイムアタックに取り掛かった。
 まずは片岡が48秒032、46秒219と順調にタイムを削っていく。続いてトレルイエもアタック2周目で45秒468を叩き出す。小暮は46秒608と上位2台に僅かに及ばない。
 残り時間1分を切ったところで本山が45秒885で2番手につけるが、すぐにライアンが45秒876と上回ってくる。
 結局、トレルイエのタイムを更新するものは現れないまま、チェッカーが出されて予選一回目は終了した。前回ポールの#20井出有治(mobilecast IMPUL)はチェッカー間際まで懸命のアタックを続けたものの、4番手につけるのが精一杯だった。

 フォーミュラニッポン第2戦の予選2回目は午後2時30分より45分間で行われる。

Japanese F3

全日本F3選手権第3,4戦鈴鹿 予選レポート

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全日本F3選手権第3戦、第4戦の公式予選が4月16日、鈴鹿サーキットで行われ、第3戦では#38池田大祐(トムス)がチェッカー直後に1分56秒031を叩き出し、自身初のポールポジションを獲得した。
また、2位には#36ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、3位には#37中嶋一貴が入り、第3戦はトムスの1-2-3体制で午後のスタートを迎えることとなった。

10分のインターバルをおいて行われた第4戦の予選では、各車とも更にタイムアップを果たし、3人のドライバーが55秒台に入る激戦となった。
その中でオリベイラが55秒531と、2位以下をコンマ4秒以上引き離すダントツのタイムでポールポジションを獲得した。
2位はチームメイトの中嶋。3位に#10武藤英紀(M-TEC)が入ったことで今回はトムスの1-2-3の再現はならなかったものの、池田も4番手につけ、上位4台中3台がトムスと、この鈴鹿ラウンドでの好調ぶりをあらためて見せつける結果となった。

全日本F3選手権第3戦の決勝は本日午後4時25分より12周で、第4戦は明日17日午前9時55分より17周で戦われる予定だ。

Japanese F3

全日本F3選手権第4戦鈴鹿 予選結果

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 55.531 0.000 -
2 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 55.947 0.416 0.416
3 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 1' 55.958 0.427 0.011
4 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 56.181 0.650 0.223
5 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 1' 56.473 0.942 0.292
6 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 56.606 1.075 0.133
7 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 56.767 1.236 0.161
8 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 56.819 1.288 0.052
9 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 56.824 1.293 0.005
10 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 56.948 1.417 0.124
11 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 57.193 1.662 0.245
12 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 58.192 2.661 0.999
13 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 59.517 3.986 1.325
14 *50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 59.529 3.998 0.012

以上 予選通過車両

開始時刻: 12:10'00
予選通過基準タイム(110%) 2'07.393

*ペナルティ No.50 国際モータースポーツ競技規則附則H項違反(チェッカー無視)により、罰金3万円を課した。

Japanese F3

全日本F3選手権第3戦鈴鹿 予選結果

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 56.031 - -
2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 56.293 0.262 0.262
3 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 56.331 0.300 0.038
4 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 1' 56.383 0.352 0.052
5 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 56.807 0.776 0.424
6 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 56.871 0.840 0.064
7 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 1' 56.900 0.869 0.029
8 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 56.968 0.937 0.068
9 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 57.009 0.978 0.041
10 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 57.191 1.160 0.182
11 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 57.208 1.177 0.017
12 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 57.906 1.875 0.698
13 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 58.529 2.498 0.623
14 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 59.318 3.287 0.789

開始時刻: 11:45'00
予選通過基準タイム(110%) 2'07.839

Formula Nippon

FN第2戦鈴鹿予選1回目 トレルイエが暫定ポール

鈴鹿2&4レース -RIJ- (2005/04/16) Qualfying Session #1 Weather:Fine Course:Dry
2005 Fomula Nippon Round 2 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
119ブノワ・トレルイエmobilecast IMPUL1'45.468--198.21
21リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'45.8760.4080.408197.45
323本山 哲Arting IMPUL1'45.8850.4170.009197.43
420井出 有冶mobilecast IMPUL1'46.1330.6650.248196.97
55松田 次生5ZIGEN1'46.2140.7460.081196.82
631アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'46.2190.7510.005196.81
72服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'46.2420.7740.023196.77
88土屋 武士Forum Engineering LeMans1'46.4240.9560.182196.43
97片岡 龍也Forum Engineering LeMans1'46.4400.9720.016196.40
1032小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'46.6081.1400.168196.09
1112高木 虎之介TAKAGI CERUMO1'46.7581.2900.150195.82
1211平中 克幸CERUMO1'46.7771.3090.019195.78
1328野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'47.0191.5510.242195.34
144ヤレック・ヤニスKONDO1'47.3771.9090.358194.69
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'52.8517.3835.474185.25
153山本 左近KONDO1'57.55112.0834.700177.84
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • コースレコード: 1'44.082

Formula Nippon

Fニッポン ポイントランキング

2005 Fニッポン・ドライバーズポイント(第1戦終了時)

  4 4 5 6 7 7 8 10 11  
/ / / / / / / / /
3 17 15 5 3 31 28 23 27
             
鹿 鹿 鹿
Po No Driver 1 2 3 4 5 6 7 8 9 総合P Team
1 1 リチャード・ライアン 10                 10 DoCoMo TEAM DANDELION RACING
2 20 井出 有治 6                 6 mobilecast TEAM IMPUL
3 2 服部 尚貴 4                 4 DoCoMo TEAM DANDELION RACING
4 23 本山 哲 3                 3 arting RACING TEAM with IMPUL
5 8 土屋 武士 2                 2 Forum Engineering Team LeMans
6 19 ブノワ・トレルイエ 1                 1 mobilecast TEAM IMPUL
7 31 アンドレ・ロッテラー 0                 0 PIAA NAKAJIMA RACING
8 7 片岡 龍也 0                 0 Forum Engineering Team LeMans
9 5 松田 次生 0                 0 TEAM 5ZIGEN
10 3 山本 左近 0                 0 KONDO Racing
11 4 ヤレック・ヤニス 0                 0 KONDO Racing
12 11 平中 克幸 0                 0 TEAM CERUMO
13 12 高木 虎之介 0                 0 TAKAGI PLANNING with CERUMO
14 27 加藤 正将 0                 0  
15 28 野田 英樹 DNC                 0 Team MOHN
16 32 小暮 卓史 DNC                 0 PIAA NAKAJIMA RACING
*********************************************************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全9戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)

Japanese F3

全日本F3ポイントランキング

2005 F3ドライバーズポイント(第2戦終了時)

  4 4 4 4 5 5 6 6 6 6 7 7 7 7 8 8 9 9 10 10  
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
2 3 16 17 14 15 4 5 18 19 2 3 30 31 27 28 10 11 22 23
               
鹿 鹿
Pos. No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 総P 有P Team Machine Engine
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 20 15                                     35 35 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
2 14 パオロ・モンティン 15 12                                     27 27 スリーボンドレーシング DALLARA-F305 N SR20VE
3 12 横溝 直輝 12 10                                     22 22 スリーボンドレーシング DALLARA-F305 N SR20VE
4 10 武藤 英紀 DNC 20                                     20 20 M-TEC DOME-F107 H MF204C
5 1 ロベルト・ストレイト 10 6                                     16 16 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
6 38 池田 大祐 8 8                                     16 16 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
7 5 ジョニー・レイド 6 4                                     10 10 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
8 33 番場 琢 4 2                                     6 6 ナウモータースポーツ DALLARA-F305 T 3S-GE
9 2 高崎 保浩 3 3                                     6 6 戸田レーシング DOME-F107 H MF204C
10 19 折目 遼 2 DNC                                     2 2 DTM DALLARA-F304 T 3S-GE
11 3 安岡 秀徒 1 0                                     1 1 INGINGモータースポーツ DOME-F107 T 3S-GE
11 62 嵯峨 宏紀 0 1                                     1 1 ルボーセモータースポーツ DALLARA-F305 T 3S-GE
13 37 中嶋 一貴 DNC DNC                                     0 0 トムス DALLARA-F305 T 3S-GE
14 50 磯崎 元彦 0 0                                     0 0 ザップスピード DALLARA-F305 T 3S-GE
*******************************************************************************************************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト16戦(80%)有効ポイント
* 予選通過基準タイム 110%

Japanese F3

全日本F3第2戦 決勝上位3人のコメント

050403_18

武藤英紀(優勝)
スタートで前に出た時点で7割方は「いける」と思いました。
今日の結果は率直に嬉しいです。それしか言いようがありません。チームが素晴らしいクルマを用意してくれたことに感謝しています。
スタートも今回はうまくいきましたし、オリベイラが追ってきても速いペースを保てたのは今後の自信になります。
なにより、田中弘監督が笑ってる顔を初めて見れたので、それが一番嬉しかったです。

ジャオ・パオロ・デ・オリベイラ(2位)
スタートで武藤に先行されてからはもう最後まで必死で追いかけたよ。ベストを尽くしてプッシュしたし、武藤の隙をうかがって、ミスがあれば抜いてやろうと思っていたんだ。確かに小さなミスをいくつかしていたけど、抜くまでには至らなかったんだ。
このコースではブレーキング時のダウンフォースが重要なので、そういう方向にセットアップしてきたんだけど、それをうまく生かせなかったね。スタートもうまくいかなかったし。
今回は気温が高かったのも大きいね。フォーメーションラップの時点でタイヤのグリップ感が変わってるのに気がついてたんだけど、それをスタートで生かせなかった。思った以上にグリップが大きくて、エンジンの回転がドロップしてしまったんだ。

パオロ・モンティン(3位)
スタートしてすぐ二人に突き放されてしまったから、その時点でもうこっちは特等席の観客みたいなもんだったよ。
僕たちにはスピードが足りないのは事実で、それをどうやって速くしていくかが鈴鹿に向けての僕らの課題だね。クルマは昨日よりは良くなったけど、まだまだ速さが足りないので、鈴鹿でもっといい結果を出せるようにこれからハードワークをこなさなきゃいけないね。
いつまでも2位なんかで満足していられないよ。皆そうだと思うけど、僕らだって勝つためにレースをしているんだからね。

Formula Nippon

FN第1戦決勝 上位3人のコメント

050403_14

リチャード・ライアン(優勝)
今シーズンはディフェンディングチャンピオンとして臨むことになるので、周囲の期待もこれまで以上に高いことも理解してるよ。でも、レースに取り組む姿勢はこれまでと何も変わらないけどね。
今週末は「レースに勝つ」ことを最優先に取り組んできたんだ。だから予選の速さよりも、決勝で安定したペースで走れる方向でクルマも仕上げたよ。
今年から燃料の最大搭載量が110リッターから130リッターに増えたけど、フルタンクで走ったときのバランスにはそれ程違いを感じなかったね。僕らのクルマは目一杯燃料を積んでも充分に速かったので、2ストップでいくことは考えていなかったね。

井出有治(2位)
金曜から良い流れで来ていたんですけど、決勝では思ったよりペースが上がらなくて、皇族を引き離すどころかリチャードを押さえ込むので精一杯でした。
リチャードに先行されたのは、僕のインラップが遅かったのかもしれませんね。 その後もずっとプッシュしていたんですが、追いつけませんでした。アウトラップから全力で追いかけたので、タイヤがもたなかったようですね。

服部尚貴(3位)
予選ではインパルの3台にやられてしまって正直悔しかったです。
ここまでのテストでは、皆ロングランが充分に出来ていない状態だったので、フルタンクからのバランスの変化とか、タイヤの消耗とかが不安でしたから、レースではなるべくタイヤを傷めないように気をつけて走ったつもりです。その過程で何台にも抜かれてしまいましたね。中には「おい勘弁してよ」みたいな抜かれ方もされましたし。
でも結果的には燃費も含めて、クルマはよく仕上がっていたので、チームは良くやってくれたと思います。
(今年のルール変更に関して)思ったほど20リッターの差は大きくなかったですね。それよりもコンパウンドの変わったタイヤのほうが心配でした。

村岡 潔(DoCoMo DANDELION チーム代表)
1ヒートのレースでの優勝も、二人同時の表彰台も、チームにとっては全て初めての経験だったので非常に嬉しいです。
二人とも良くやってくれました。
今年は決勝重視でレースウィークエンドを組み立てることにしました。レース距離が伸びたので、一発の速さよりも決勝での安定性を重視したいですね。

Japanese F3

F3第1,2戦もてぎ トヨタモータースポーツニュース

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平成17年4月3日
トヨタ自動車(株)広報部
全日本F3選手権
第1/2戦 もてぎ

 全日本F3開幕 トムスのJ.P.デ・オリベイラが開幕戦勝利!
 惜しくも第2戦は2位に甘んじるもののポイントランキング首位獲得でシーズンイン

f3_05_r1 2005年の全日本F3選手権が開幕。第1、2戦の行われる第1大会が4月2日、3日の両日、栃木県のツインリンクもてぎロードコースで開催された。
 今季もシリーズは全10大会20戦を予定。3年に一度のシャシーモデルチェンジ時期でダラーラはF305型、童夢はF107型の新型シャシーをそれぞれ投入したが、競技規則により昨年までのシャシーも継続して使用出来ることになった。
 今大会には14台が出場。トヨタ・トムス3S‐GE型エンジン搭載車は、10台を占めた。

◆予選◆
 2日(土)の天候は曇りときどき晴れ。定刻の午前10時5分から15分づつ行われた公式予選では、今季トムスチームに移籍し、前日の練習走行でトップタイムを記録するなど好調の波に乗るJ.P.デ・オリベイラ(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)、世界トップレベルのレーシングドライバー育成を目的としたトヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(TDP)のF3スカラシップにより2年目のシーズンを戦う中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)と池田大祐(トムス/トヨタ・トムス3S‐GE)らが序盤から激しいタイムアタック合戦を展開。
 第1戦の予選セッションでは上位6台がコースレコードを更新する中、J.P.デ・オリベイラがポールポジションを獲得。中嶋一貴は3番手、池田大祐が5番手グリッドを得た。
 10分のインターバルを経て行われた第2戦セッションでは、全車がタイムアップしたが、最終ラップでJ.P.デ・オリベイラは前予選セッションで自らが記録したコースレコードをさらに更新、見事2戦連続ポールポジションを獲得。中嶋一貴が再び3番手、池田大祐が5番手と、上位6番手までは第1戦と同じ顔ぶれが並んだ。

◆第1戦決勝◆
 第1戦(14周)は雲の間に陽射しがのぞく中で、午後2時40分にスタート。ポールポジションから好スタートを切ったJ.P.デ・オリベイラは序盤から後続を引き離しながら周回。2周目には早くも2位以下に2秒差をつけ、完全な独走体制を築いた。
 一方、中嶋一貴は3番手スタートのポジションを守って1コーナーへ。しかし、間もなくスタートで4位に後退した武藤英紀(M-TEC MF204C)に迫られ、激しい3位争いを展開。さらに、5周目の3コーナーで2台は接触を喫し、両者ともその場で無念のリタイアとなった。
 一方、J.P.デ・オリベイラはファステストラップを記録して快調に周回を重ね、2位に6.171秒の大差をつけて見事開幕戦勝利を飾った。昨年のチャンピオンチームである、INGINGからのエントリーで全日本F3選手権初レースを戦ったR.ストレイト(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が4位。スタートで痛恨のエンジンストールを喫した池田大祐が5位、J.リード(INGING/トヨタ・トムス3S‐GE)が6位で続いた。

◆第2戦決勝◆
 3日(日)は午後から降雨の予報もあったが、午前中は晴天でドライコンディション。路面温度も上昇した。65台のエントリーを集めたネッツカップ・ヴィッツ関東シリーズ第1戦決勝に続いて午前10時55分にF3第2戦の決勝(20周)がスタート。
 ポールポジションスタートのJ.P.デ・オリベイラは、温度上昇でグリップの上がった路面にクラッチミートをミス。僅かに予選2番手武藤英紀の先行を許し、1周目序盤から武藤英紀の直後につけて猛プッシュ。しかし、J.P.デ・オリベイラは、ブレーキング時のダウンフォース確保のためのテール・ツー・ノーズ状態を続けることも適わず、惜しくも2位でチェッカーフラッグを受けた。J.P.デ・オリベイラは開幕第1戦1位、第2戦2位と連続表彰台獲得で第1大会を終えてポイントランキング首位につけ、幸先の良いシーズンスタートとなった。
 また、5番手スタートの池田大祐は序盤から4位で逃げる横溝直輝(ニッサンSR20VE)に迫ったが、逆転はならず。
 3番手スタートの中嶋一貴はスタートでやはりTDPスカラシップを受けるF3ルーキー安岡秀徒(INGING)と軽い接触を喫してバランスを崩し、R.ストレイトと激しい6位争いを見せたものの13周目にコースアウト。無念の連続リタイアとなった。

トヨタ・チームトムス J.P.デ・オリベイラのコメント:
 トムスチームに移籍した開幕第1戦でポール・トゥ・ウィンを飾ることが出来て嬉しい。第2戦では悔しいスタートミスを喫したが、これを糧にシリーズチャンピオンを目指して努力を続けたい。

トヨタ・チームトムス 池田大祐のコメント:
 チームメイトのJ.P.オリベイラと比べても上手くマシンを使いこなせていないように感じるし、まだまだ勉強することは多い。次戦鈴鹿はテストの感触も良かったので、是非とも表彰台を狙いたい。

TDPスーパーバイザー 関谷正徳のコメント:
 今年から欧州との連携を強めたTDPとして引き続き若手ドライバー育成に力を入れていく。2年目の中嶋君、池田君、ルーキーの安岡君はそれぞれに細かいミスの積み重ねで残念ながら結果に繋がらなかった印象だ。次の鈴鹿を仕切り直しのスタートと気持ちを切り替え、今後のレースを全力で戦って欲しい。

Formula Nippon

FN第1戦決勝 王者ライアンが初戦を制す!

050403_12 全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の決勝が、4月3日ツインリンクもてぎで行われ、#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)がピットストップをうまく生かしてトップに立ち、そのまま後続を引き離して開幕戦を制した。 ポールポジションの#20井出有治(mobilecast IMPUL)は必死の追撃も空しく2位に終わり、3位には#2服部尚貴(DoCoMo DANDELION)が入った。
(天候:晴れのち曇り 観客動員数:18,000人)

午後2時25分、2005年シーズン最初のフォーミュラニッポンがスタートした。
勢い良く飛び出したのは#19ブノワ・トレルイエ。#23本山哲に1コーナーで並びかけ、3コーナーで抜き去ると、すかさずトップを快走する#20井出を猛追する。しかし最終コーナー手前でトレルイエは痛恨のスピンを喫し、必死に立て直して戦列に復帰するも、順位は8番手に落ちてしまった。
1周目を終えた時点でトップは井出、2位に本山、3位にはディフェンディングチャンピオンのライアンがつけ、その後方に少しはなれて#5松田次生、#2服部、#32小暮卓史、#31アンドレ・ロッテラーらが集団で続く。松田のペースが上がらないために後続が詰まってしまっているようだ。対照的に小暮、ロッテラーらのPIAA NAKAJIMA勢はハイペースだ。この辺りはスタート時の燃料搭載量が影響しているのかもしれない。
しかしこの集団の中から小暮が最初に脱落。1コーナーで服部を捉えた3周目、V字コーナーでコースアウトし、グラベルに捕まってクルマを降りた。
ロッテラーは6周目に服部を、8周目には松田をいずれも1コーナーでインをこじあけて攻略すると、いち早くラップタイムを39秒台に乗せて3位のライアンとの間隔を詰めていく。
ライアンも本山との間隔を詰め、12周目の3コーナーでインを突いて2位に浮上する。本山は13周目にはロッテラーにも抜かれ、16周目には一旦は後退していたトレルイエに再び抜かれてしまう。予選好調で決勝にも自信を覗かせていた本山だったのだが、レースがはじまってみると全くいいところがない。一体何が起きているのだろうか。
17周目を過ぎた辺りからピットに入ってくるチームが出始めた。ロッテラー17周、トレルイエ20周でピットイン。これらのドライバーは今回、2ピットストップを選択した。
レース距離が300kmに増えたことで、戦略に幅が出来たようだ。
トップ2台はレース半ばの32周目にライアン、33周目に井出がピットへ。
ライアンはタイヤ4つを交換しながら18.5秒でコースに復帰したが、井出はフロントタイヤの交換に手間取り、21秒以上掛かってしまう。なんとかライアンの前でピットアウトしたものの、タイヤの冷えた状態では抵抗することも出来ず、1コーナーで抜かれてしまった。
この時点で服部が暫定トップに。後続に次々と抜かれても、タイヤを温存して我慢の走りをしていた服部は、ピットストップを36周目まで引き伸ばし、16秒で作業を終えて井出の後ろ、平中の直前でコース復帰。平中にはすぐに抜かれてしまうが、平中は41周目に2度目のピットストップを行い、服部が3位に浮上。久々の表彰台が見えてきた
ライアンと井出のトップ争いは、当初0.5秒前後の間隔で井出が必死に追いすがっていたが、46周を過ぎた辺りからライアンがペースを上げると、じわじわと井出が遅れ始め、ファイナルラップを迎える頃には7秒差にまで開いてしまった。
結局、62周の長丁場を制したのは2004年チャンピオンのリチャード・ライアン。
通算4勝目にして、初めての「2ヒート制以外のレース」での優勝だ。
また、ファステストラップはルーキーの#11平中克幸(TEAM CERUMO)が44周目に記録した1分38秒961であった。

Formula Nippon

FN第1戦もてぎ 決勝結果

050403_16

Pos. No. Driver TEAM Tuner Lap Total/Delay Gap
1 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 62 1”44'25.154 -
2 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 62 4.648 4.648
3 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 62 30.832 26.184
4 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 62 36.450 5.618
5 8 土屋 武士 Forum Engineering
LeMans
東名 62 36.820 0.370
6 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 62 37.135 0.315
7 7 片岡 龍也 Forum Engineering
LeMans
東名 62 40.746 3.611
8 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 62 54.498 13.752
9 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING
with CERUMO
東名 62 1'30.631 36.133
10 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 61 1Lap 1Lap
11 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 61 1Lap 30.563
12 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 尾川 61 1Lap 11.863
13 27 加藤 正将 Team MOHN 東名 60 2Laps 1Lap
14 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 55 7Lap 5Laps
以上 規定周回数完走
15 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 38 24Laps 17Laps
16 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 2 60Laps 36Laps

ファステストラップ
No.11 平中克幸 1'38.961(44/62Lap) 174.66km/h

規定周回数 55

*No.32 2005ツインリンクもてぎ四輪一般競技規則書 第6章 第35条 ~1) (反則スタート)により、訓戒とした。
*No.5 2005年全日本選手権フォーミュラニッポン統一規則 第3章 第29条 12.違反(危険なドライブ行為)により、ペナルティストップ10秒及びペナルティポイントを課した。

Japanese F3

全日本F3第2戦もてぎ 決勝結果

050403_8

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 20 36'05.717 -
2 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 20 0.609 0.609
3 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 20 9.236 8.627
4 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 20 15.134 5.898
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 20 16.794 1.660
6 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 20 21.443 4.649
7 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 20 24.381 2.938
8 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 20 31.313 6.932
9 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 20 31.809 0.496
10 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 20 45.998 14.189
11 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 20 58.509 12.511
12 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 19 1Lap -58.509
以上 規定周回数完走
37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 12
19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 10

レース中のベストタイムは
No.10 武藤英紀 1'47.616 6/20 160.62km/h
規定周回数:18

Japanese F3

全日本F3第2戦決勝 武藤悲願の初優勝達成!!

050403_10 全日本F3選手権第2戦の決勝が4月3日ツインリンクもてぎで行われ、#2武藤英紀(M-TEC) が、前戦優勝の#36ジャオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)の猛追を振り切って念願のF3初優勝を達成した。 追撃叶わなかった2位のオリベイラだが、昨日の優勝とあわせてポイントランキングトップは守りきった格好だ。 3位は#14パオロ・モンティン(スリーボンドレーシング)。昨日の2位に続いて2戦連続の表彰台となった。

スタートで勢い良く飛び出したのは、セカンドグリッドの#10武藤。
昨日はスタートミスから順位を落とした武藤だが、今回は見事なスタートでポールのオリベイラを退けて1コーナーに入っていく。昨日は武藤と接触してリタイヤすることになった#37中嶋一貴(トムス)は失速して後続と接触。7番手に後退することになった。その後方では、昨年のFT王者#3安岡秀徒(INGINGモータースポーツ)がダートにはみ出してスピンアウト。 レースは#10武藤、#36オリベイラ、#14モンティン、#12横溝直輝(スリーボンドレーシング)の順で1周目を終えた。

武藤は序盤からハイペースで飛ばしていくが、オリベイラも追撃の手を緩めない。 両者は交互にファステストラップを塗り替えながら、ぐんぐんと3位以下を置き去りにしていく。
レースは完全に一騎打ちの様相を呈してきた。

その後方では、#1ロベルト・ストレイト(INGINGモータースポーツ)と#37中嶋による6番手争いが熾烈だ。中嶋はストレイトとコンマ5秒前後の間隔を保ち、各コーナーで盛んに仕掛けていく。
8周目のヘアピンでストレイトが軽くホイールをロックさせると、すかさず中嶋が立ち上がりでスリップを使い、アウトから並びかけるが、ストレイトも必死で抵抗する。結局このドッグファイトは、13周目の90度コーナーで中嶋がリヤを暴れさせてスピンオフしてしまったことで決着した。
昨年は開幕2連勝を飾って観客の度肝を抜いた中嶋だったが、今年は開幕戦に続いての連続リタイヤを喫することになった。アグレッシブな姿勢が完全に空回りした格好だ。

ここまで常時1秒弱の間隔を保って推移していたトップ争いであったが、17周目から武藤がラストスパート。テールに食らいつくオリベイラを1.3秒後方に追いやり、スタートから一度もトップを明け渡さないままでチェッカーを受け、F3参戦2年目にして待望の初優勝を遂げた。

Formula Nippon

FN第1戦もてぎ フリー走行結果

050403_6

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 38.429 - -
2 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 38.989 38.989 0.560
3 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 39.147 39.147 0.158
4 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 39.212 39.212 0.065
5 8 土屋 武士 Forum Engineering
LeMans
東名 1' 39.435 39.435 0.223
6 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 1' 39.514 39.514 0.079
7 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 39.537 39.537 0.023
8 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 39.864 39.864 0.327
9 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 39.955 39.955 0.091
10 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 39.968 39.968 0.013
11 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 40.228 40.228 0.260
12 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING
with CERUMO
東名 1' 40.350 40.350 0.122
13 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 40.370 40.370 0.020
14 7 片岡 龍也 Forum Engineering
LeMans
東名 1' 40.672 40.672 0.302
15 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 尾川 1' 40.899 40.899 0.227
16 27 加藤 正将 Team MOHN 東名 1' 42.684 42.684 1.785

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第1戦もてぎフリー走行 トップタイムは小暮卓史

050403_4 全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦、決勝前のフリー走行が4月3日午後8時50分よりツインリンクもてぎで行われた。
トップタイムは#32小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)の1分38秒429。2位にポールシッターの#20井出有治(mobilecast IMPUL)、3位には#31アンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)が入り、このセッションにおいてはナカジマ勢の好調振りが目立った。

昨日の天気予報では午後から雨、とのことであったが、もてぎは朝から快晴で、降雨予想時間も午後6時と、レースには影響しそうもなくなった。
フォーミュラニッポンは今年からレース距離が300kmに伸び(昨年までは270km)、それに伴って燃料搭載量も給油口の高さまでではなく、燃料タンクのキャパシティ一杯まで積むことが許されたため、今回のフリー走行でフルタンクのデータをとっておくことは非常に重要である。
また、ブリヂストンタイヤも今年はコンパウンドが変わり、よりグリップする方向に改められたため、ロングランにおけるグリップの変化も見定めておかなければならない。
だからこそ、このセッションでトラブルが出ることは大きくレースに影響するのだが、走行開始直後になんとポールシッターの#20井出有治がスピン。ウィング修正のためにガレージの留まらざるを得なかったことが気がかりだ。ただしタイムのほうは2番手と、予選同様クルマの仕上がりは順調なようだ。
このセッションにおいては、#32小暮卓史がトップタイム。#31アンドレ・ロッテラーが3番手と、PIAA NAKAJIMA勢が好調だ。それだけに、昨日の予選結果が悔やまれる。
この抜きにくいもてぎにおいて、予選で前に出ておくことは非常に重要なのだ。
4番手は#1ライアン。着実に上位に顔を出すあたりは、さすが昨年度のチャンピオンといったところだ。
ルーキー勢はタイムよりも走りこみということか、山本、ヤニス、加藤が16周を消化した。
8時20分、チェッカーが出され、フリー走行は終了した。

決勝レースは今日午後2時25分より、62周で行われる。

Formula Nippon

FN第1戦もてぎ 予選上位3人のコメント

050403_2

井出有治(ポールポジション)
金曜朝の走り出しからクルマの状態はすごく良かったです。 前回のテストでもタイムは良かったんですけど、クルマのバランスは決して満足いくレベルじゃなかったんで、レースウィークまでに調整してきたんですが、それがうまくいきましたね。本山さんやブノワも速かったですから、一番上で予選を終えられて嬉しいです。

本山哲(予選2位)
今日の予選を見てもらえばわかるとおり、インパルの3台はすごくいい状態です。 昨日のフリー走行を走り始めたときはアンダーが強かったので、セッションごとにセットアップを進めていった結果が今日の予選です。 このチームの強さというものを感じましたね。 予選ではいくつかミスもしましたけど、それも「ミスするぐらいに攻められる環境」をチームに作ってもらえたということです。 午前中の予選ではミスをして2位に終わったので、午後はミスなくまとめればポールを取れると思っていたんですが、うまくいかなかったですね。 でも、クルマの状態はいいので、明日は勝てるように頑張ります。

ブノワ・トレルイエ(予選3位)
今朝の走り出しからクルマは悪くはなかったけど、良いともいえない状態だったので、ポールが獲れるかどうか分からなくて不安だった。午前中の予選でもその状況を引きずっていたので、ランチタイムにチームで話し合ってセッティングを見直したんだ。 午後の予選では、1セット目のニュータイヤでは良い走りが出来たんだけど、2セット目を履いたときは残り時間が足りなくてタイヤに充分な熱が入らなかったようだ。 でも、このままの状態で明日は良いレースが出来そうだよ。

Japanese F3

全日本F3第1戦決勝 上位3人のコメント

05040212

ジャオ・パオロ・デ・オリベイラ(優勝)
最高にファンタスティックなレースだった。 ここに持ってきたときから、クルマは大きな調整をしなくても僕のドライビングスタイルにフィットしていたし、エンジニアとの相性もばっちりだから、今年はいいシーズンが送れそうだね。 クルマはテストからいい感じだったけど、テストとレースは別ものだからね。 今回はチームのみんながいい仕事をしてくれて、クルマも良く仕上がっていたから、自分なりのベストを出した結果がこれなんだよ。

パオロ・モンティン(2位)
日本でレースをするのは久しぶりだから、チームに合流した当初はいくつか戸惑ったことがあったけど、テストを繰り返すたびにうまく感覚を取り戻すことが出来たよ。 それでもまだ、トムスに少しリードされているのは正直悔しいけどね。 だから今回の2位は、現時点ではベストの結果だと思うし、シーズンを考えたらいいスタートを切れたといえるんじゃないかな。 勿論、明日は勝つつもりでレースに臨むよ。

横溝直輝(3位)
3位という結果は、今週末の状況を考えたらベストなものだと思います。 テストでは良かったのに、レースウィークに入ってみるとトムスと1秒くらいの差があったので、それをこれからどう埋め合わせていくかが今後の課題ですね。 でも、シーズンを考えたら、今日の3位は良かったと思います。

Japanese F3

全日本F3第1戦もてぎ 決勝結果

050402_14

Pos. No. Driver Team Car Engine Lap Total/Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 14 25'04.261 -
2 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 14 6.171 6.171
3 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 14 14.125 7.954
4 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 14 15.189 1.064
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 14 16.087 0.898
6 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DALLARA
F303/4
T 3S-GE 14 22.385 6.298
7 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 14 26.006 3.621
8 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 14 27.140 1.134
9 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 14 28.473 1.333
10 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 14 30.790 2.317
11 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 14 40.125 9.335
12 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 14 46.739 6.614
以上 規定周回数完走
37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 5 9Laps
10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 5 9Laps

Japanese F3

全日本F3第1戦決勝 オリベイラ独走V!

050402_6全日本F3選手権第1戦の決勝が、4月2日ツインリンクもてぎで行われ、#36ジャオ・パオロ・デ・オリベイラ(トムス)が一度もトップを明け渡さないブッチギリの走りで初戦を制した。
2位にはロケットスタートを決めた#14パオロ・モンティン(スリーボンド)、3位には#12横溝直輝(スリーボンド)と、スリーボンド勢が好調ぶりを見せつけることとなった。

午後2時40分、予定通り開始されたフォーメーションラップの後、14周のレースがスタートした。
スタートで勢い良く飛び出したのはポールの#36オリベイラと4番手スタートの#14モンティン。一時は出遅れたかに見えた#37中嶋一貴も1-2コーナーをアウト側で踏ん張って3位を守りきる。
後方では#50磯崎元彦の車体が浮き上がるなどの激しい接触もあったが、全車レースを続行。
1周目を終えての順位は#36オリベイラ、#14モンティン、#37中嶋、#10武藤英紀、#12横溝の順。
フロントロウスタートの#10武藤はスタートで出遅れて4位にドロップしてしまった。

トップのオリベイラは序盤から順調に飛ばしていき、後続をぐんぐん突き放しに掛かる。 2周目を走り終えての1-2位の差は2秒5。3周目には3秒2に開いてしまった。 一方、スタートで順位を落とした武藤であったが、徐々にペースを取り戻して3位の中嶋を射程距離に捉えはじめた。 3周目の3コーナーで武藤が中嶋のインを伺うが、ここでは中嶋が抑えきった。 しかし6周目の同じ3コーナーで両者は全く同じ位置関係で接触。優勝候補と目された二人は、ここで早くも脱落することとなった。 これにより、#12横溝が3位に繰り上がったが、既にトップとの差は9秒に達していた。

残り5周時点での順位は、#36オリベイラ、#14モンティン、#12横溝、#1ロベルト・ストレイト、#38池田大祐、#5ジョニー・レイド。
トップと2位の差は遂に5秒を超えた。
上位陣のタイム差は開いてしまったが、中団の#2高崎と#33番場の7位争いが激しさを増してきた。
あちこちのコーナーで執拗にインを伺っていた番場であったが、遂に12周目のダウンヒルストレートで先行する高崎を捉え、90度コーナーでハードブレーキングの末、抜き去っていった。
結局、オリベイラは一度もトップを譲ることなく、堂々の独走優勝で開幕戦を飾った。

Formula Nippon

FN第1戦もてぎ 予選総合結果

050402_18

Pos. No. Driver TEAM Tuner Session1 Session2
1 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 *1' 35.221 1' 35.345
2 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 *1' 35.242 1' 35.393
3 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 35.606 *1' 35.489
4 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.673 *1' 35.515
5 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 *1' 35.535 1' 35.570
6 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 36.261 *1' 35.780
7 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 *1' 35.811 1' 35.904
8 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 36.030 *1' 35.840
9 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 36.232 *1' 35.858
10 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 *1' 35.865 1' 35.897
11 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 36.364 *1' 35.982
12 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 *1' 35.996 1' 36.207
13 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 東名 1' 36.390 *1' 36.002
14 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 36.810 *1' 36.756
15 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 尾川 *1' 36.924 1' 37.028
16 27 加藤 正将 Team MOHN 東名 1' 40.548 *1' 39.678

以上予選通過車両

予選通過基準タイム(総合107%) 1'41.886
※公式予選1回目 20番ポスト付近における停止車両回収のため、11時20分16秒から4分44秒間、赤旗中断とした。

Formula Nippon

FN第2戦もてぎ 予選2回目結果

050402_20

Pos. No. Driver TEAM Tuner Time Delay Gap
1 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 35.345 - -
2 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 1' 35.393 35.393 0.048
3 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 35.489 35.489 0.096
4 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.515 35.515 0.026
5 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.570 35.570 0.055
6 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 35.780 35.780 0.210
7 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 35.840 35.840 0.060
8 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 35.858 35.858 0.018
9 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 35.897 35.897 0.039
10 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 35.904 35.904 0.007
11 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 35.982 35.982 0.078
12 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 東名 1' 36.002 36.002 0.020
13 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 36.207 36.207 0.205
14 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 36.756 36.756 0.549
15 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 尾川 1' 37.028 37.028 0.272
16 27 加藤 正将 Team MOHN 東名 1' 39.678 39.678 2.650

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Formula Nippon

FN第1戦もてぎ予選2回目 インパル勢がトップ3独占!!

050402_16全日本選手権フォーミュラニッポン第1戦の予選2回目が、4月2日午後3時25分より45分間で行われ、#20井出有治(mobilecast IMPUL)が1分35秒345のトップタイムを叩き出した。この結果、午前、午後の両セッションを制した井出がポールポジションを獲得することとなった。 2位には#23本山哲(arting IMPUL)、3位にはこのセッションでタイムアップを果たした#19ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)が午前中3位の#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)を凌いですべりこみ、午後の予選だけでなく総合でも上位3台をインパル勢が占めることとなった。

午前中の予選1回目で上位4台中3台を占めたインパル勢は、午後の予選でも好調なようで、セッション序盤から好タイムを連発する。
開始から20分の時点での順位は、トップが#20井出、2位に#1ライアン、3位#23本山、4位#19トレルイエと、上位4台中3台がインパル勢だ。午前中に週回数を抑えてタイヤを温存した#32小暮も不気味な存在感をみせ、この時点で5番手につけている。注目の高木虎之介は13位と出遅れている。2年間オーバルでしか走っていなかったブランクは大きいのだろうか。
ここでいち早くニュータイヤを履いて出て行った#2服部がセッションベストを出してトップに。タイムは1分35秒558と、午前中のタイムを更新し、予選総合でも4番手に該当する。 しかし本山がすぐに35秒393で上回る。
しかしセッション終盤、最後のタイムアタックで井出が34秒345を叩き出し、このセッションにおいてもトップを奪い、堂々のポールポジションを獲得した。チームメイトのトレルイエは1セット目のニュータイヤで好タイムを記録してディフェンディングチャンピオンのライアンを出し抜いたものの、2セット目ではタイヤに充分な熱が入らず、タイム更新はならなかった。 これにより、上位3台全てがインパル勢という予選グリッドが確定した。
また、このセッションで#2服部尚貴(DoCoMo DANDELION)がチームメイトのタイムを上回り、4-5番手グリッドはダンディライアン勢が占めた。
注目の#12高木虎之介(TAKAGI PLANNING with CERUMO)は結局36秒002に終わり、12番手と、苦しいスタートを切ることになった。ルーキー勢では#3山本左近(KONDO Racing)の8位が最高。急遽参戦の決まった#27加藤正将(Team MOHN)は39秒678と、最後尾ながらどうにか予選基準タイムをクリアして明日の決勝に臨む。

決勝レースは4月3日午後2時25分より、62周で戦われる。

Formula Nippon

FN第1戦 予選1回目結果

050402_10

Pos. No. DriverTeamTuner Time Delay Gap
1 20 井出 有治 mobilecast IMPUL 東名 1' 35.221 - -
2 23 本山 哲 arting IMPUL 東名 1' 35.242 0.021 0.021
3 1 リチャード・ライアン DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.535 0.314 0.293
4 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast IMPUL 東名 1' 35.606 0.385 0.071
5 2 服部 尚貴 DoCoMo DANDELION 東名 1' 35.673 0.452 0.067
6 8 土屋 武士 Forum Engineering LeMans 東名 1' 35.811 0.590 0.138
7 32 小暮 卓史 PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 35.865 0.644 0.054
8 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA 尾川 1' 35.996 0.775 0.131
9 7 片岡 龍也 Forum Engineering LeMans 東名 1' 36.030 0.809 0.034
10 3 山本 左近 KONDO Racing 尾川 1' 36.232 1.011 0.202
11 5 松田 次生 5ZIGEN 東名 1' 36.261 1.040 0.029
12 11 平中 克幸 TEAM CERUMO 東名 1' 36.364 1.143 0.103
13 12 高木 虎之介 TAKAGI PLANNING with CERUMO 東名 1' 36.390 1.169 0.026
14 28 野田 英樹 Team MOHN 東名 1' 36.810 1.589 0.420
15 4 ヤレック・ヤニス KONDO Racing 尾川 1' 36.924 1.703 0.114
16 27 加藤 正将 Team MOHN 東名 1' 40.548 5.327 3.624

※20番ポスト付近における停止車両回収のため、11時20分16秒から4分44秒間、赤旗中断とした。

全車ともシャシー:ローラB351、エンジン:無限MF308、タイヤ:ブリヂストン

Japanese F3

全日本F3第2戦予選 オリベイラ連続PP!

050402_4

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE R1' 45.269 - -
2 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C 1' 45.599 45.599 45.599
3 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 45.830 45.830 0.231
4 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 46.095 46.095 0.265
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 46.386 46.386 0.291
6 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE 1' 46.548 46.548 0.162
7 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 46.704 46.704 0.156
8 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 46.918 46.918 0.214
9 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 47.231 47.231 0.313
10 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 47.257 47.257 0.026
11 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 47.334 47.334 0.077
12 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 47.498 47.498 0.164
13 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 48.026 48.026 0.528
14 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 48.311 48.311 0.285

“R”マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'45.571
予選通過基準タイム(110%) 1'56.125

Japanese F3

全日本F3第1戦予選 レコード続出!PPはオリベイラ

050402_2

Pos. No. ドライバー エントラント シャシー エンジン Time Delay Gap
1 36 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ トムス DALLARA
F305
T 3S-GE R1' 45.571 - -
2 10 武藤 英紀 M-TEC DOME
F107
H MF204C R1' 45.864 0.293 0.293
3 37 中嶋 一貴 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE R1' 45.954 0.383 0.090
4 14 パオロ・モンティン スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE R1' 46.338 0.767 0.384
5 38 池田 大祐 トムス DALLARA
F305
T 3S-GE R1' 46.505 0.934 0.167
6 12 横溝 直輝 スリーボンドレーシング DALLARA
F305
N SR20VE R1' 46.697 1.126 0.192
7 5 ジョニー・レイド INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 46.963 1.392 0.266
8 1 ロベルト・ストレイト INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 47.013 1.442 0.050
9 33 番場 琢 ナウモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 47.168 1.597 0.155
10 2 高崎 保浩 戸田レーシング DOME
F107
H MF204C 1' 47.219 1.648 0.051
11 3 安岡 秀徒 INGINGモータースポーツ DOME
F107
T 3S-GE 1' 47.476 1.905 0.257
12 50 磯崎 元彦 ザップスピード DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 47.869 2.298 0.393
13 19 折目 遼 DTM DALLARA
F304
T 3S-GE 1' 48.056 2.485 0.187
14 62 嵯峨 宏紀 ルボーセモータースポーツ DALLARA
F305
T 3S-GE 1' 48.211 2.640 0.155

"R”マークの車は、コースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは1'46.713
予選通過基準タイム(110%) 1'56.376

*No.5 国際モータースポーツ競技規則附則H項違反(ダブルチェッカー)により、罰金(30,000)を課す。

Formula Nippon

FN第1戦もてぎ予選1回目 インパル勢が上位4台中3台を占める!

050402_8全日本選手権フォーミュラニッポンの公式予選1回目が、4月2日ツインリンクもてぎにて午前11時より45分間で行われ、#20 井出有治(mobilecast IMPUL)が1分35秒221を叩き出して暫定ポールを獲得した。
2位には#23 本山哲(arting IMPUL)が1分35秒242で続き、3位は#ディフェンディングチャンピオンの#1リチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)、4位に#19 ブノワ・トレルイエ(mobilecast IMPUL)と、上位3台をインパル勢が占めることとなった

先週のスーパーGTに続いて国内最高峰フォーミュラもいよいよ開幕した。
今シーズンも本山哲のインパル復帰や全日本F3からステップアップする山本左近、ユーロF3からステップアップの平中克幸、新外国人のヤレック・ヤニスなど、シートを巡る話題には事欠かないが、なんといっても注目は昨年までインディカーシリーズを戦っていた高木虎之介の国内復帰であろう。
10戦中8勝を記録した2000シーズンの再現は果たしてあるのだろうか。
また、今回は昨年の東日本F4王者にしてGTやスーパー耐久でも活躍する加藤正将も直前になって参戦を決め、フルシーズン参戦に向けての戦いに挑む。
その#27加藤、#3山本、#4ヤレック・ヤニスらはセッション開始直後から積極的に周回を重ねる。
続いて#31アンドレ・ロッテラーがコースイン。さらには#7片岡龍也、#2服部尚貴、#12高木虎之介らもコースに飛び出していき、開始15分経過時点でほぼ全車が走行を開始したが、ディフェンディングチャンピオンの#1リチャード・ライアンは未だガレージに留まったままだ。
19分経過時点で#4ヤニスがダウンヒルストレートでスローダウン。セカンドアンダーブリッヂをくぐり、ビクトリーコーナーに向かう途中でクルマを止めてしまい、これを排除するために赤旗が提示された。
この時点でのトップは#2服部で1分35秒673。続いて36秒407で#31ロッテラーが2位、3位は#5松田で36秒609。注目の#12高木は1分36秒795で5位、#23本山は10位だが、46秒409とまだ本格的なアタックには入っていない。 セッションはすぐに再開され、各車一斉にコースイン。チャンピオンのライアンも走行を開始したが、一方で#32小暮卓史はまだガレージに留まったままだ。
残り20分を切ったところで#19ブノワ・トレルイエが35秒台に突入して2位に入ってきた。 更に#23本山が35秒539で一気にトップに躍り出ると、#20井出有治も35秒618とトレルイエのタイムを上回ってきた。
残り時間が8分を切ったところでニュータイヤを装着した#32小暮がコースイン。他のドライバーも次々にニュータイヤを投入してコースに戻っていく。
タイムアタック合戦もいよいよ佳境を迎えたようだ。
最後にニュータイヤを投入した#23本山が最終コーナーでダートにはみ出しながらも35秒242と自身のタイムを更新するものの、直後に#20井出が最終区間で本山のタイムを上回って35秒221でトップに躍り出た。更に#19トレルイエが3番手タイムを叩き出し、一時はインパル勢が1-2-3状態となるも、最後の最後に#1ライアンがこれに割って入り、暫定3番手を獲得、ここでチェッカーが出され、予選1回目が終了した。

SUPER GT

SUPER GTに新クラス設立の動き?!

gt100 3月某日、新装成った富士スピードウェイにおいて、NISMOが極秘テストを実施したとの情報が入った。
それによると、走行した車両はマーチで、大柄なオーバーフェンダーと巨大なウィングを装備していたという。
その風貌から、一時は「マーチカップの上級クラスとしてかつて存在した、マーチN2カップが復活するのか」との憶測が流れたが、実はそれどころではない驚くべき構想が持ち上がっていることが判明した。

なんとGTAが、従来のGT500、GT300に次ぐ第3のカテゴリーを模索しているというのだ!
それはGT300の更に下に位置し、マーチ、ヴィッツ、フィットなどのコンパクトカーをベースとした、より低コストなカテゴリーになるという。
一部関係者の間では「GT100クラス」と呼ばれているようだが、正式には未だ何の発表もなされていない。
こうした新クラス設置の背景には、以前からワークス対決の様相を呈していたGT500クラスに加え、最近ではGT300までも開発競争が過熱化し、それに伴ってコストも上昇したため、本来このクラスで期待されていたプライベーターの活躍する機会が減ってきたことがあるようだ。

既にホンダやトヨタもGT100(仮称)仕様の車両をシェイクダウンさせているという情報もあるほか、プジョーやフィアットらも関心を寄せているとさえ囁かれている。

2005年度から新たにSUPER GTと名称を変えたGT選手権だが、2006年シーズンもまた新たな話題を提供してくれそうだ。続きを読む

(写真は、マーチカップのものであり、実際のテスト車両とは異なります)

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