Japanese F3

2004年マカオGP出場ドライバー記者会見


(Photo:Motorsports@nifty)

10月24日、全日本F3選手権最終ラウンドが開催されているツインリンクもてぎで、
今年のマカオグランプリに出場するドライバーの記者会見が行われた。
出場ドライバーは、2004年チャンピオンのロニ・クインタレッリをはじめ、横溝直輝、
ファビオ・カルボーン、中嶋一貴、池田大祐らの全日本勢と、今年もユーロF3に参戦
している平中克幸の6名。
それぞれが今年のマカオに向けての抱負を語ってくれた。

ロニ・クインタレッリ
「今シーズンは最高の結果を残せて嬉しく思っていますし、そのことがマカオ出場
に繋がったのだと思うと、一層嬉しいですね。マカオには昨年他のチームから参戦
しましたが、今年は自分のチームで参戦できるというのも嬉しいです。コースに
ついては一度出て分かっていますし、多くのヨーロッパの競合が集まるレースという
意味でも、モチベーションは上がっています。その中で良いリザルトを残すために
も、ミスをしないよう頑張ります。全日本チャンピオンとして、僕らのチームの
ポテンシャルを、ヨーロッパの連中に見せ付けたいですね」

横溝直輝
「マカオのコースに関しては昨年経験しているので大丈夫です。昨年は勉強の年
でしたが、今年は勝負の年だと思っています。マカオではトムスが毎回強いです
けど、自分たちのチームはそのトムスと国内で対等に遣り合えたのですから、充分
通用すると思います。チームメイトのロニはチャンピオンを獲りましたが、僕は
ランキング3位でした。そのことを悔しく思っていますので、マカオでは勝ちたい
ですし、ここでリザルトを残せば世界にアピールでき、自分の来季にも繋がると
思っています。インギングはマカオ初挑戦ですが、MINEで800キロもテストで走り
込んでいますし、ロニのエンジニアはマカオ経験豊富なので、何の心配もありま
せん」

ファビオ・カルボーン
「目標は勿論勝つことです。マカオは凄く特別なレースですし、自分も好きな
サーキットなので楽しみにしています。今シーズン自分たちのチームはいい仕事
をしてきたので、マカオでもきっとうまく行くと思います。
(昨年参戦したチーム(シグネチャ/ルノー)との違いについて)
正直にいってデータが不足していますが、エンジン自体には何も問題ありません。
もしエンジンパワーが足りなくても、コーナーで取り返します」

中嶋一貴
「トムスからマカオに出場することが出来て、今年の目標が一つ達成できました。
トムスはマカオで何度も結果を出していますから、何の問題もありません。去年は
フォーミュラルノーに出場して予選でクラッシュしてしまい、悔しい思いをしまし
たから、今年のF3でそのリベンジを果たしたいです」

池田大祐
「今回はナウモータースポーツではなく、スイスレーシングからの出場になります。
まだチームとは会っていませんし、テストもしていませんが、先入観を持たずに
自分の仕事に専念すれば、きっと良い結果が出せると思います。今年はコースを
覚えて、できるだけ多くのことを勉強して来年につながれば、と思っています」

平中克幸
「マカオはこれで3回目になります。今まで4位、3位ときていますので、今年はもう
優勝しか狙っていません。このあとミサノでテストをする予定で、そこでセッティ
ングを出して万全の体制でマカオに入ります」


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