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2004年4月

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 仙台/ラリーアートニュース

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                  スーパー耐久シリーズ2004  第2戦
          中谷明彦選手組三菱ランサー(クラス2)が開幕2連勝!
    上位クラスに食い込む総合3番手で連続ポール・トゥ・ウィンを達成!
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<結果>〈クラス2〉
順位  ドライバー車  両  タイム(周回数)  予選順位
1  中谷明彦/木下隆之組        三菱ランサーエボリューション
2時間40分04秒733(80周)予選順位1

2  吉田寿博/清水和夫組        スバル・インプレッサ
2時間40分09秒825(79周)予選順位5

3  小泉和寛/菊地  靖組        スバル・インプレッサ
2時間40分19秒448(78周)予選順位7

4  朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志組(CMSC栃木)三菱ランサーエボリューション
2時間40分27秒778(78周)予選順位6

5  富枡朋広/関  豊組          三菱ランサーエボリューション
2時間39分30秒555(76周)予選順位4

6  小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC山形)/砂子塾長組
三菱ランサーエボリューション
2時間39分48秒745(69周)予選順位3

*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。
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<開催概要>
1.開催日      4月24日(土)公式予選  25日(日)決勝
2.開催地      宮城県仙台市「仙台ハイランドレースウェイ」
3.周回数      80周(1周4.0296km)
4.参加台数    45台(決勝レース出走36台、完走34台)
5.観客数        24,775人(予選/決勝を通じた総入場者数)

クラス1(3501cc~)6台
クラス2(2001~3500cc、4WD)9台(三菱ランサー7台)
クラス3(2001~3500cc、2WD)11台
クラス4(~2000cc)14台
グループNプラス・クラス    5台
※スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両

  スーパー耐久シリーズ2004の第2戦「Hi-landスーパー耐久レース」が、
4月24日(土)~25日(日)に宮城県仙台市の「仙台ハイランドレースウェイ」
(1周4.0296km)で開催された。今大会には45台のエントリーがあり、ク
ラス2にも9台が参加。このうち三菱ランサーエボリューションは7台を占めた。予
選24日の天候は曇りときどき晴れ。しかし時折吹雪が舞う荒れ模様となった。午前
11時より行われたA・B両ドライバーの予選通過可否を判定する公式ドライバー予
選はドライコンディションのもとで出走した44台全車が基準タイムをクリア。クラ
ス2では三菱ランサーエボリューションVIII  MRを駆る中谷明彦/木下隆之組
は総合7位でクラス2トップタイムを記録した。続いて午後2時20分から行われた
決勝グリッド順を決定する公式グリッド予選は開始直後こそ好天だったが、クラス1、
2およびグループNプラスクラスの専有時間となる最初の20分間のうち10分ほど
で強い風と共に雪が降り始め、路面はウェットに。この状況変化を読んで序盤にタイ
ムアタックを決めた中谷選手組がクラス1車両に分け入る総合5番手タイムを叩き出
し、開幕戦に続くクラスポールポジションを獲得した。また、村田信博(CMSC栃
木)/小暮吉則選手組が2番手、小川日出生(CMSC山形)/福山英朗(CMSC
山形)/砂子塾長選手組が3番手、さらに富枡朋広/関豊選手組が4番手で続き、三
菱ランサーエボリューションがグリッド上位4位までを独占する速さを見せた。
  決勝日、山間部に位置する会場周辺は朝方激しい吹雪に見舞われた。このためサポ
ー
トレースの進行が遅れ、スーパー耐久の決勝レースは当初より20周減算の80周と
された。昼前には雪も上がり、午前11時15分に順延されて行われたフリー走行で
は日差しも出て路面が乾きかける中、中谷選手組ランサーはクラス1車両を差し置い
て総合トップタイムを記録して気を吐いた。午後2時ちょうどにローリングスタート
を切った決勝では中谷選手組がスタートで4番手に上がり、さらに前を行くクラス1
車両を追走すると22周目にはこれをパスして3番手に浮上。クラス1車両に遜色な
いタイムで中盤のピット作業の間隙を縫って一時は総合首位に躍り出るなど、圧倒的
なパフォーマンスを披露した。後半戦もノートラブルで走りきった中谷組は総合3位
でチェッカーを受け、クラス2開幕2連勝を連続ポール・トゥ・ウィンで達成した。
一方、6番手グリッドから出走した朝倉貴志選手組(CMSC栃木)三菱ランサーは
好スタートを切り、村田選手組ランサーがパワーステアリング系トラブルで後退する
と3番手に浮上。2番手を行く吉田寿博選手組スバル・インプレッサを懸命に追うが、
終盤小泉和寛選手組スバル・インプレッサにかわされ、惜しくも4位入賞となった。
なお、総合優勝は木下みつひろ選手組のポルシェ911  GT3クラブスポーツであ
った。

★第2戦終了時のシリーズポイント(全8戦有効)〈クラス2〉
1位  中谷明彦組(三菱ランサー)40
2位  吉田寿博組(スバル・インプレッサ)27
3位  小川日出生組(CMSC山形・三菱ランサー)21
4位  小泉和寛組(スバル・インプレッサ)20
4位  朝倉貴志組(CMSC栃木・三菱ランサー)20
6位  冨桝朋広組(三菱ランサー)10
7位  大澤  学組(スバル・インプレッサ)6
8位  関根基司組(三菱ランサー)4
9位  村田信博組(CMSC栃木・三菱ランサー)4

◆ラリーアートニュースの詳細は下記をご覧ください。
ラリーアート Web Site

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 仙台/SUBARU WRC エクスプレス


スーパー耐久シリーズ2004 第2戦
「ハイランド・スーパー耐久レース 」 
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■開催月日:2004年4月24-25日
■開催場所:仙台ハイランドレースウェイ
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◇ FUJITSUBO IMPREZA、2位
  hpi・racing IMPREZAも3位で表彰台へ!!

スーパー耐久シリーズ第2戦は、4月24~25日に宮城県の仙台ハイランドレースウェ
イで開催され、クラス2に出場した吉田寿博/清水和夫組の#2FUJITSUBO IMPREZAは
2位で2戦連続の表彰台に。
また、小泉和寛/菊地靖組の#86 hpi・racing IMPREZAは3位で初の表彰台を獲得し
た。

【公式予選】
今年は参加台数が多く、インプレッサの区分されるクラス2(排気量2001~3500cc、
4WD)でも参加9台のうち2台の予選落ちがある。
ただし規定によりシリーズ3位以上の車両は決勝グリッドの優先権を持つ。#2イン
プレッサは開幕戦3位だったため、決勝グリッドは確保されているが、#86インプレッ
サは優先権を持つ3台を除いた6台の車両のうちトップ4に入らなければならない。

24日は午前中に基準タイムをクリアするための“ドライバー予選”と午後に決勝グ
リッドを決定するための“グリッド予選”が行われた。
ドライバー予選ではインプレッサの4名のドライバーは問題なく基準タイムをクリ
アした。
グリッド予選は、まず14時20~40分がクラス1/2/GN+の走行枠。
開始6分で#2インプレッサの吉田が、シフトミスをしたこともあり1分55秒969のタ
イムでクラス5位につけた。また、#86インプレッサの菊地は思うようにタイムアッ
プできず、1分57秒070で7位となった。
このため、全車が走行できる15時~15時20分の走行枠でタイムアップを狙い待機し
たが、アクシデントでストップした車両があり、セッションは赤旗中断。インプレッ
サの順位は変わらず、5位、7位というグリッドになった。

【決勝】
前日からの雪がコース上にシャーベット状に降り積もった決勝日の朝、雪は降り続
いており朝のフリー走行は順延となった。
さらに、決勝レースは当初予定された100周(約400km)から80周(約320km)に短
縮となった。しかし、雪は午前中に上がり、決勝レース前にはコースもドライコン
ディションに回復した。

14時にスタートが切られ、まず#2インプレッサの清水がクラス2位に躍り出た。#86
インプレッサの菊地も6位でオープニングラップを通過。#2インプレッサの清水は
#3ランサーに一瞬ポジションを譲るがすぐに抜き返し2位を守る。#86インプレッサ
の菊地はスタートで出遅れた#20ランサーに抜かれるも26周目に#6ランサーをかわ
して6位をキープ。しかしペースは思うように上がらず、折り返し点より手前の32
周でピットインして小泉に交代した。いっぽう#2インプレッサの清水は46周でピッ
トインし吉田にバトンを託した。

中盤47周目にクラス4位の#20ランサーがダンパーの破損で緊急ピットイン。さらに
51周目にクラス3位の#3ランサーがパワステのトラブルで脱落。#86インプレッサの
小泉は、難なく4位にポジションを上げた。さらに3位の#26ランサーとの距離を詰
め、55周目には0秒4まで迫った。そして小泉は終盤72周目のシケイン進入でかわし
て3位に浮上。その後は徐々に引き離してチェッカー、初の表彰台を獲得した。
#2インプレッサの吉田は、クラス2ベストラップとなる1分56秒090のタイムをマー
クするなど、安定した走りで2位をキープ、2戦連続で表彰台となった。


■決勝最終結果:クラス2
Pos.   No.   Driver                   Car Name                Laps Time/Diff
1 #11 中谷明彦/木下隆之              アドバンテージFromA MR   80  2:40'04.733
2 #2  吉田寿博/清水和夫              FUJITSUBO IMPREZA        79  1Lap
3 #86 小泉和寛/菊地 靖              hpi・racing IMPREZA      78  2Laps
4 #26 朝倉貴志/細野智行/朝倉宏志    エンドレスアドバンTMCランサー      78  2Laps
5 #6  冨桝朋広/関 豊                ファルケン☆ランサーエボVIII       76  4Laps
6 #20 小川日出生/福山英朗/砂子塾長  RSオガワADVANランサー    66  14Laps
7 #3  村田信博/小暮吉則/中村真一郎  FINA ENDLESS ADVAN 座間  66  14Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]
http://www.subaru-msm.com/

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 仙台/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


(C)NISMO

スーパー耐久シリーズ2004  第2戦
「ハイランドスーパー耐久レース」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■月日:2004年4月24-25日
■場所:仙台ハイランドレースウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■モバイルキャスト アドバンZ初優勝
   フェアレディZは1-2フィニッシュ!

スーパー耐久シリーズ第2戦は4月24~25日に、仙台ハイランドレースウェイで開催
され、クラス3(排気量2001cc~、2WD)で星野一樹/井出有治組のモバイルキャスト
アドバンZが初優勝。前回優勝した尾本直史/柳田真孝組の#23C-WEST ORCアドバン
Zが2位。フェアレディZ初の1-2フィニッシュを遂げた。

【公式予選】
今回は36台の決勝グリッドに対して44台のエントリーがあり、フェアレディZがエ
ントリーするクラス3でも11台のエントリーがあったため、2台が予選落ちとなる。
予選日の24日、出場するA、Bドライバーの基準タイムクリアをチェックする「ドラ
イバー予選」は11時にスタートし、Zのドライバー全員が無事この予選を通過した。
14時20分からは決勝のグリッドを決める「グリッド予選」が行われ、クラス3/4の
走行枠は開始6分ほどで雪が激しく降り路面が濡れてきた。
濡れ始めにアタックをした#245 Zの星野が2位、#88 Zの小林が3位、前回のレース
で表彰台を得て(シリーズポイント3位以上)決勝グリッドの優先権を持つ#23 Zの尾
本は5位、同じく#19 Zの輿水は9位と4台のZすべてが決勝グリッドを確保した。

【決勝】
25日の朝は、前日からの雪が降り続き、コース上にはシャーベット状の雪が積もっ
た状態。当初100周(約400km)で予定されていた決勝レースは、14時から80周(約320km)
へ短縮。雪は午前中にやみ、決勝スタート時には晴れ/ドライというコンディショ
ンになった。
スタートは大きな混乱もなく、まず4周目に#23 Zの柳田が4位にポジションアップ
し、6周目には#245 Zの井出がクラストップに立つ。#88 Zの小林はポジションをキー
プし、最後尾スタートだった#19 Zの牧田はクラス4の車両をかわしながら総合の順
位を上げて行った。
39周目に#23 Z、41周目に#19 Z、43周目に#245 Zがピットインして、それぞれ尾本、
輿水、星野に交代した。この時点でのポジションは、#245 Zがトップ、#19 Zが4位、
#23 Zが5位、#88 Zが8位。
やがてピットインを遅らせていた#83 NSX、今回から新型車両を投入した#27M3がピッ
トインを済ませると、#23 Zが2位、#19 Zが3位となり開幕戦同様Zがトップ3を独占
し、またもや表彰台独占を期待させた。
しかし#19 Zと#88 Zはブレーキング時にタイヤをロックさせるトラブルが発生して
ペースを上げられない状況になった。

そして3位の#83 NSXのペースが上がり、2位の#23 Zに見る見るうちに接近してきた。
67周目でついに#83 NSXが前に出るが、最終コーナーでオーバーランしてグラベル
を走行、ドライブシャフトを痛めてしまいストップしてしまった。これで#23 Zの
尾本は2位をキープした。
80周のレースは#245 Zが一度もトップを譲ることなく初優勝。2位に#23 Zがゴール
して1-2フィニッシュを遂げた。
なお、#88 Zは5位、#19 Zは7位と完走してポイントを得た。

■井出有治選手(#245モバイルキャスト  アドバンZ、クラス優勝)
「後半、タイヤがつらかったのですが、何とか多めに走ることができて、一樹には
  軽い状態でクルマを渡すことができました。またレースを走ってみて、次のレー
  スでの改善箇所も分かりましたし、クラス2のクルマとも戦えるようになると思
  います。星野(一義)さんに『(一樹を)頼むぞ』と言われていたので、ホッとして
  います(笑)」

■RACE RESULTS-Class 3
Pos(Overall)--Machine--Lap--Driver
1(12) #245 モバイルキャスト アドバン Z       78 星野一樹/井出有冶
2(13) #23  C-WEST ORCアドバンZ               77 尾本直史/柳田真孝
3(14) #15  レーシングスパルコディクセルRX-7  77 長島正明/長島正興/植松忠雄
4(18) #27  FINA ADVAN M3                     76 古谷直広/筒井克彦
5(21) #88  ZOILアドバンコムセント            76 小林且雄/藤井誠暢
6(22) #14  エンドレスアドバン RX-7           75 杉林健一/入口秀輝/山口英光
7(23) #19  TC-KOBE・MAX・Z33                 75 輿水敏明/牧田克哉

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

スーパー耐久

スーパー耐久ポイントランキング(第2戦終了時)

スーパー耐久ポイントランキング
全8戦中2戦終了
Class1
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 1 1 木下 みつひろ 青木 孝行   ADVAN・KONDO ポルシェ 15 20             35
2 33 1 竹内 浩典 田中 哲也   FALKEN☆PORSCHE 20 10             30
3 25 1 谷口 信輝 山路 慎一   ADVAN DG ゼナドリンGT3 12 15             27
4 24 1 堤 明彦 影山 正美 井上 貴志 PCJ ADVAN PORSCHE 10 8             18
5 45 1 羽根 幸浩 佐藤 晋也   グースネック・アドバンポルシェ DNQ 12             12
6 32 1 藤田 明 松田 秀士 原 幸雄 PCJ ファルケン ポルシェ DNC DNQ             0
Class2
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 11 2 中谷 明彦 木下 隆之   三菱アドバンテージランサーMR 20 20             40
2 2 2 吉田 寿博 清水 和夫   FUJITSUBO IMPREZA 12 15             27
3 20 2 小川 日出生 福山 英朗 砂子 塾長 RSオガワADVANランサー 15 6             21
4 86 2 小泉 和寛 菊池 靖   hpi・racing IMPREZA 8 12             20
5 26 2 朝倉 貴志 細野 智行 朝倉 宏志 エンドレスアドバンTMCランサー 10 10             20
6 6 2 冨桝 朋広 関 豊   ファルケン☆ランサーエボVIII 2 8             10
7 59 2 大澤 学 福田 淳   TOWA INTECインプレッサ 6 -             6
8 30 2 関根 基司 大野 尊久 杉本 龍生 RSオガワADVANランサー 4 DNQ             4
8 3 2 村田 信博 小暮 吉則 中村 真一郎 フィナエンドレスアドバンコルト DNC 4             4
10 16 2 川口 正敬 小松 一臣 岡 滋人 ディクセルADVANランサー 3 DNQ             3
  56 2 松本 達哉 松浦 俊之   NUTECダンロップランサー DNS -             0
Class3
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 23 3 尾本 直史 柳田 真孝   C-WEST ORC アドバン Z 20 15             35
2 245 3 星野 一樹 井出 有治   モバイルキャスト アドバン Z 8 20             28
3 27 3 古谷 直広 筒井 克彦   FINA ADVAN M3 15 10             25
4 19 3 輿水 敏明 牧田 克哉   TC-KOBE・MAX・Z33 12 4             16
5 14 3 山口 英光 入口 秀輝   エンドレス アドバン RX-7 10 6             16
6 15 3 長島 正明 長島 正興 植松 忠雄 レーシングスパルコ ディクセル RX-7 DNC 12             12
7 88 3 小林 且雄 藤井 誠暢   ZOILアドバンコムセントZ - 8             8
8 83 3 古橋 譲 玉本 秀幸 小林 正吾 BP ADVAN NSX 6 DNC             6
9 79 3 酒井 美晃 細川 慎弥   TAITEC ADVAN NSX DNC 3             3
  7 3 白井 剛 山崎 学 加藤 正将 MAKERS hart RX-7 DNQ DNQ             0
  61 3 小幡  弘 小原 健一 柳田 雄幸 グラムライツ DLRCBRX7 - DNQ             0
Class4
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 81 4 佐々木 孝太 井入 宏之 石井 浩一郎 HOT ROD CRUE YH 20 12             32
2 10 4 中川 隆正 渡辺 明 根本 満 ADVANベルノ東海ムーヴDC 3 20             23
3 18 4 浅野 武夫 坂井 孝郎   ホンダ インテグラ 15 6             21
4 96 4 岡田 秀樹 伊藤 大輔   FORWARD 4 15             19
5 21 4 WADA-Q 高橋 毅   クムホ エクスタS2000 12 2             14
6 82 4 植田 正幸 阪口 良平 古谷 尚樹 DELPHI ADVAN DC5 10 3             13
7 69 4 梅本 淳一 長野 賢也   J'S RACING ADVAN S2000 1 10             11
8 67 4 長井 麻殊 内山 慎也 松原 浩二 YAMATO YH DC5 8 -             8
8 73 4 山本 すばる 前嶋 秀司 大河原 一裕 ロイヤルハウスA-ONE・u・DC5 DNC 8             8
10 100 4 嶋村 馨 八木 宏之 津久井 正純 カストロールアドバンS2000 6 -             6
11 58 4 佐藤 衛 宮澤 勝 斎藤 多聞 モンドスピードDL S2000 2 4             6
12 77 4 磯田 尚孝 保坂 尚希   フィールズ C-WEST アドバン DC5 DNC 1             1
  95 4 ピストン西沢 クラゴン   BP J-WAVE AP1ED 0 -             0
  4 4 見並 秀文 山本 将之 高橋 市郎 BRIDEアドバン インテグラ DNC DNQ             0
  39 4 赤星 陽太郎 安田 裕信 戸田 哲史 UNITED ADVAN S2000 DNC DNC             0
  98 4 田嶋 栄一 加藤 寛規   Mooncraft S2000 DNC -             0
  913 4 日下部 利晃 谷川 達也 瀧川 大輔 K-Stadium ADVAN DNC DNQ             0
  29 4 谷口 美穂 谷口 いづみ   オベロン読売江東理工専μDC5 DNQ -             0
  87 4 金森 敏一 星野 薫   RISO・BP インテグラ DNQ DNQ             0
ClassN+
Pos No Cls Driver Car 1 2 3 4 5 6 7 8 総P
1 37 N+ 影山 正彦 番場 琢   Kosei SPIRIT ALTEZZA 20 15             35
2 36 N+ 黒澤 琢弥 樋口 統也   MAZIORA SPIRIT ALTEZZA 10 20             30
3 55 N+ 峰尾 恭輔 横溝 直輝   ARTA FOS アルテッツア 15 12             27
4 54 N+ 山内 伸弥 浅見 武   ADVANアンクルインテグラ 12 10             22
  17 N+ 田中 篤 石川 朗   キーパーwith☆RUNup DNC -             0
  5 N+ 光貞 秀俊 吉本 大樹   5ZIGEN ACCORD DNQ -             0
****************************************************************************************************************
* 各クラス1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1 のポイント
* 24時間レースのポイントは 30-23-18-15-12-9-6-5-3-2
* 優勝車の70%以上の周回数を完走とする(小数点以下切り捨て)
* 各クラスの順位は全8戦の得点合計による
* ポイント対象のマシンは、Aドライバーと車両名称の両方で特定する
 どちらか一方でも変更された場合は別チーム扱いとなる
* DNQ:予選落ち DNS:出走できず DNC:完走できず DQ:失格

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 Hi-landスーパー耐久 決勝


木下組は見事開幕戦の雪辱を果たした(Photo:K.Takeshita)

 4月25日、仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久第2戦の決勝レースが行わ
れた。
予選から荒天となってしまった日曜日の朝、仙台市内からサーキットへ向かうと山々
の頂は見事に季節はずれの雪化粧。約10年前にも4月中旬のこのレースが雪のために
タイムスケジュールが変更されたのと同様、今回も朝のフリー走行が大幅に時間をず
らし、決勝レースも100周から80周へと短縮されることとなった。
 ようやく晴れた空の下、14時にスタートが切られた。気温11度路面温度19度と昨日
の午後よりは暖かいものの吹く風は身を切る冷たさだ。
 ポールからスタートを決めた#1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/
青木孝行組)の木下が20周で2番手の#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/山路
慎一組) の山路に13秒差をつける展開となり、42周で木下から青木にバトンを渡す。
当初は2ストップでタイヤ交換も変則的に最初に2本、2回目に4本などと各陣営は
頭を悩ませていたが、80周では1ストップでの4本交換となったようだ。終始安定し
た速さでレースを終えた#1が開幕戦に続いてトップのチェッカーを受ける。ただ、緒
戦は暫定表彰後に1周減算のペナルティのためこれが本当の意味での初優勝となっ
た。

2位には#25、総合3位にはクラス2の#11アドバンテージFrom A MR(中谷明彦/木下
隆之組)が入り、総合4位のクラス3位には#45グースネックアドバンポルシェ(羽根
幸浩/佐藤晋也組)が入った。10位にはN+クラスのウイナー#36 MAZIORA SPIRIT
ALTEZZA(黒澤琢弥/樋口統也組)が、12位には#245モバイルキャスト アドバンZ(星
野一樹/井出有治組)がクラス3のトップに。16位には#10 ADVANベルノ東海ムーブ
DC5(中川隆正/渡辺明/根本満組)が入った。

#1MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)
木下みつひろ「(雪の影響で)ほこりっぽいのはありましたけれど、ラインを選べば問
題ありませんでした。コンディションは思ったほど悪くなかったですね。タイヤをい
ためないように心がけました。僕らはハードのコンパウンドを選んだんですが、どこ
までもつのか不安でした。うまくいったので、青木にも後半は同じタイヤを履かせて
いきました。今までレースやってきた中で、KONDOレーシングの体制はドライバーは
走ることに集中できるので、ものすごくいい状態なんです。『今回は勝負だから絶対
勝ってこい』と近藤監督に言われました。現場には、鈴鹿では来たいと言っていま
す」

Report:K.Takeshita
2004年4月25日 仙台ハイランド(宮城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
 P  No Cls Car/Model                                Driver       Lap/Gap
----------------------------------------------------------------------------
 1   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ     /911JGN 木下/青木    80 2:39'22.609
 2  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3            /911JGN 谷口/山路    80 -    13.207
 3  11  2  アドバンテージFromA MR           /CT9A   中谷/木下    80 -    42.124
 4  45  1  グースネックアドバンポルシェ     /911JGN 羽根/佐藤    80 -  1.30.985
 5  33  1  FALKEN☆PORCSHE                  /911JGN 竹内/田中    79 -  1 Lap
 6  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE                /911JGN 堤/影山/井上 79 -  1 Lap
 7   2  2  FUJITSUBO IMPREZA                /GDB    吉田/清水    79 -  1 Lap
 8  86  2  hpi・racing IMPREZZA             /GDB    小泉/菊池    78 -  2 Laps
 9  26  2  エンドレスアドバンTMCランサー    /CP9A 朝倉/細野/朝倉 78 -  2 Laps
10  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA           /SXE10  黒澤/樋口    78 -  2 Laps
11  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA              /SXE10  影山/番場    78 -  2 Laps
12 245  3  モバイルキャスト アドバン Z      /Z33    星野/井出    78 -  2 Laps
13  23  3  C-WEST ORCアドバンZ              /Z33    尾本/柳田    77 -  3 Laps
14  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7 /FD3S 長島/長島/植松 77 -  3 Laps
15  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ            /SXE10  峰尾/横溝    77 -  3 Laps
16  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC          /DC5  中川/渡辺/根本 77 -  3 Laps
17  96  4  FORWARDスプーンED                /AP1    岡田/伊藤    77 -  3 Laps
18  27  3  FINA ADVAN M3                    /E36    古谷/筒井    76 -  4 Laps
19   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII     /CT9A   冨桝/関      76 -  4 Laps
20  81  4  HOT ROD CRUE YH                  /DC5 佐々木/井入/石井76 -  4 Laps
21  88  3  ZOILアドバンコムセントZ          /Z33  小林/藤井/幸内 76 -  4 Laps
22  14  3  エンドレスアドバンRX-7           /FD3S   山口/入口    75 -  5 Laps
23  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33                /Z33    輿水/牧田    75 -  5 Laps
24  69  4  J'S Racing ADVAN S2000           /AP1    梅本/長野    75 -  5 Laps
25  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5  /DC5 山本/前嶋/大河原75 -  5 Laps
26  18  4  コスモソニックZ1FK DC5           /DC5    浅野/坂井    75 -  5 Laps
27  58  4  モンドスピードDL 2000            /AP1  佐藤/富澤/斉藤 75 -  5 Laps
28  54 GN+ ADVANアンクルインテグラ          /DC5    山内/浅見    75 -  5 Laps
29  82  4  デルファイADVAN DC5              /DC5  植田/阪口/古谷 74 -  6 Laps
30  21  4  クムホ・エクスタS2000            /AP1    WADA-Q/高橋  73 -  7 Laps
31  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5      /DC5    磯田/保坂    73 -  7 Laps
32  20  2  RSオガワADVANランサー            /CT9A 小川/福山/砂子 69 - 11 Laps
33   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト   /CT9A 村田/小暮/中村 66 - 14 Laps
34  79  3  TAITEC ADVAN NSX                 /NA2    酒井/細川    63 - 17 Laps
------------------以上完走---------------------------------------------------
    83  3  BP ADVAN NSX                     /NA2  古橋/玉本/小林 67 - 13 Laps
    39  4  UNITED ADVAN S2000               /AP1  赤星/安田/戸田 41 - 39 Laps
-----------------------------------------------------------------------------
Best Lap #1 MKアドバンエンドレスポルシェ(木下) 1'54.641  2/41 127.588km/h

スーパー耐久

スーパー耐久第2戦 Hi-landスーパー耐久 予選


天候が崩れる前にアタックに成功した#1ポルシェ(Photo:K.Takeshita)

4月24日、仙台ハイランドレースウェイでスーパー耐久第2戦「Hi-landスーパー耐
久レース」の予選が行われた。
曇り空から雹が降るというコンディションで、午前11時から30分間で行われたドライ
バーズ予選では、#33FALKEN☆PORCSHE(竹内浩典/田中哲也組)が1分52秒381を竹内
がマークしセッションのトップタイムとした。

14時20分から20分ずつの3つのセクションで分けられたグリッド予選では、開始間も
なく雪が降りはじめ、いったん止んだもののこれが本降りの横殴りの吹雪となってし
まい、コースはウエットになるという状況。気温9度、路面温度14度という真冬のよ
うなコンディションでの予選となり、序盤にアタックをかけた#1 MKアドバンエンド
レスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)の木下が出した1分53秒252がポールポ
ジションとなった。
2番手には#24 PCJ ADVAN PORSCHE(堤明彦/影山正美組)が、影山のアタックで53秒
306、3番手には織戸学がルマン24時間の予備予選へ出場のためピンチヒッターをつ
とめた山路がアタッカーをつとめた#25 ADVAN DGゼエナドリンGT3(谷口信輝/山路慎
一組)が53秒623で入り、#33は53秒777と4番手にとどまった。

#1MKアドバンエンドレスポルシェ(木下みつひろ/青木孝行組)
木下みつひろ「黒い雲が出てきたので、早めにアタックした方が良いという青木君の
アドバイスを無線で聞いて、すでにもう手遅れに近かったんですが、心臓バクバクの
モードでアタックに入りました。暑いよりも涼しい方が僕らには嬉しいんです。決勝
はドライの方がいいですね。最初のタイヤがどこまでもつか、コンディション次第だ
と思いますし、木金とまともに走れていないので、初めてのポルシェですしよけいに
わからないんですよ・・・」

Report:K.Takeshita
2004年4月24日 仙台ハイランド(宮城県) 予選 天候:曇りのち雨/コース:ドライ/ウェット
 P  No Cls Car/Model                                Driver          Time
----------------------------------------------------------------------------
 1   1  1  MKアドバンエンドレスポルシェ     /911JGN 木下/青木       1'53.252
 2  24  1  PCJ ADVAN PORSCHE                /911JGN 堤/影山/井上    1'53.306
 3  25  1  ADVAN DGゼナドリンGT3            /911JGN 谷口/山路       1'53.623
 4  33  1  FALKEN☆PORCSHE                  /911JGN 竹内/田中       1'53.777
 5  11  2  アドバンテージFromA MR           /CT9A   中谷/木下       1'53.802
 6  45  1  グースネックアドバンポルシェ     /911JGN 羽根/佐藤       1'53.950
 7   3  2  フィナエンドレスアドバンコルト   /CT9A   村田/小暮/中村  1'54.692
 8  20  2  RSオガワADVANランサー            /CT9A   小川/福山/砂子  1'54.823
 9   6  2  ファルケン☆ランサーエボVIII     /CT9A   冨桝/関         1'55.630
10   2  2  FUJITSUBO IMPREZA                /GDB    吉田/清水       1'55.969
11  26  2  エンドレスアドバンTMCランサー    /CP9A   朝倉/細野/朝倉  1'56.424
12  14  3  エンドレスアドバンRX-7           /FD3S   山口/入口       1'56.628
13 245  3  モバイルキャスト アドバン Z      /Z33    星野/井出       1'56.862
14  88  3  ZOILアドバンコムセントZ          /Z33    小林/藤井/幸内  1'56.891
15  15  3  レーシングスパルコディクセルRX-7 /FD3S   長島/長島/植松  1'56.939
16  86  2  hpi・racing IMPREZZA             /GDB    小泉/菊池       1'57.070
17  23  3  C-WEST ORCアドバンZ              /Z33    尾本/柳田       1'57.608
18  36 GN+ MAZIORA SPIRIT ALTEZZA           /SXE10  黒澤/樋口       1'57.726
19  37 GN+ Kosei SPRIT ALTEZZA              /SXE10  影山/番場       1'57.940
20  55 GN+ ARTA FOS アルテッツァ            /SXE10  峰尾/横溝       1'58.005
21  96  4  FORWARDスプーンED                /AP1    岡田/伊藤       1'59.070
22  83  3  BP ADVAN NSX                     /NA2    古橋/玉本/小林  1'59.165
23  79  3  TAITEC ADVAN NSX                 /NA2    酒井/竹中       1'59.300
24  10  4  ADVANベルノ東海ムーヴDC          /DC5    中川/渡辺/根本  1'59.489
25  58  4  モンドスピードDL 2000            /AP1    佐藤/富澤/斉藤  1'59.943
26  69  4  J'S Racing ADVAN S2000           /AP1    梅本/長野       2'00.014
27  54 GN+ ADVANアンクルインテグラ          /DC5    山内/浅見       2'00.033
28  81  4  HOT ROD CRUE YH                  /DC5  佐々木/井入/石井  2'00.135
29  39  4  UNITED ADVAN S2000               /AP1    赤星/安田/戸田  2'00.287
30  73  4  ロイヤルハウスADVANエーワンμDC5  /DC5  山本/前嶋/大河原  2'00.674
31  77  4  フィールズC-WESTアドバンDC5      /DC5    磯田/保坂       2'01.496
32  82  4  デルファイADVAN DC5              /DC5    植田/阪口/古谷  2'01.681
33  18  4  コスモソニックZ1FK DC5           /DC5    浅野/坂井       2'01.844
34  27  3  FINA ADVAN M3                    /E36    古谷/筒井       2'03.090
35  19  3  TC-KOBE・MAX・Z33                /Z33    輿水/牧田       2'04.636
36  21  4  クムホ・エクスタS2000            /AP1    WADA-Q/高橋     2'09.010
------------------以上予選通過車両------------------------------------------
    61  3  グラムライツDLRCBRX7             /FD3S   小幡/小原       2'03.361
    16  2  ディクセルADVANランサー          /CT9A   川口/小松/岡    1'58.482
    30  2  RSオガワADVANランサー            /CT9A   関根/大野/杉本  1'57.673
     7  3  MAKERS hart RX-7                 /FD3S   白井/山崎/加藤  2'01.166
     4  4  BRIDEアドバンインテグラ          /DC5    見並/山本/高橋  2'01.749
    32  1  PCJファルケン ポルシェ           /911JGN 藤田/松田/原    1'53.972
    87  4  RISO・BP インテグラ              /DC5    金森/星野       2'04.539
   913  4  K-Stadium ADVAN                  /DC5    日部/谷川/瀧川  2'02.664
----------------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC 合同テスト(SUGO) 合同テスト2日目


2日目になって登場した開幕戦の勝者ザナヴィZ(Photo:K.Takeshita)

合同テスト2日目。午前中はスープラ勢が上位を独占。
午後のセッションは開始直後から雨となったため、殆どのチームは走りこまずに、
ガレージ内でドライバー交替などピットワークの練習を行った。
2004年4月19日 スポーツランドSUGO(宮城県) 合同テスト2日目 天候:曇りのち雨/コース:ドライ/ウェット
-P--No.Cl.-Car--------------------------------------------Time(am)--Time(pm)
 1  39 500 デンソーサードスープラGT                      *1'18.594  1'19.665
 2  38 500 auセルモスープラ                              *1'18.740  1'20.776
 3  36 500 WOODONE トムススープラ                        *1'18.799  1'20.613
 4   6 500 エッソウルトラフロースープラ                  *1'18.829  1'19.267
 5  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ                        *1'18.924  1'19.518
 6  37 500 DYNACITY トムス スープラ                      *1'19.312  1'20.111
 7  32 500 EPSON NSX                                     *1'19.418  1'21.454
 8   0 500 HONDA NSX(テスト車両)                       *1'19.586  1'19.749
 9   8 500 ARTA NSX                                      *1'19.636  1'21.345
10  35 500 イエローハットスープラ                        *1'19.650  1'22.338
11  18 500 TAKATA童夢NSX                                 *1'19.863  1'21.102
12   1 500 ザナヴィ ニスモ Z                             *1'19.998  1'20.292
13 100 500 RAYBRIG NSX                                   *1'20.007  1'22.032
14  21 500 フェラーリ 550GTS マラネロ                    *1'23.429  1'28.695
15  19 300 ウェッズスポーツセリカ                        *1'24.297  1'31.334
16  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360                   *1'25.254  1'27.255
17  16 300 M-TEC NSX                                     *1'25.417  1'27.182
18  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ                  *1'25.558  1'26.944
19  43 300 ARTA Garaiya                                   1'26.440 *1'25.753
20  10 300 JIM Gainer アドバンF360                        1'26.570 *1'25.841
21  80 300 エンドレスダイシンアドバン Z                  *1'25.986  1'26.458
22  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S                          1'26.646 *1'26.374
23  63 300 LEYJUN ダンロップ 320R                        *1'26.755  1'28.383
24  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ                     *1'26.783  1'29.948
25  81 300 シーウエストダイシンアドバン Z                *1'26.920  1'27.462
26   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX              *1'27.203  1'28.454
27  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア                 1'27.384 *1'27.172
28  26 300 タイサン ポルシェ                             *1'27.206  1'32.673
29  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ                 1'28.126 *1'27.362
30  72 300 アドバンBOROポルシェ                           1'28.577 *1'27.924
31 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4                    *1'29.547  1'33.457
32  70 300 フィールズ外国屋アドバンポルシェ              *1'29.904  1'32.515
33  30 300 RECKLESS MR-S                                 *1'34.292  --------
    12 500 カルソニック IMPUL Z                           --------  --------
    24 300 エンドレスタイサンアドバンGT3R                 --------  --------
    17 300 エスペリア Kosei セリカ                        --------  --------
    22 500 モチュールピットワーク Z                       --------  --------
----------------------------------------------------------------------------

全日本GT選手権

JGTC 合同テスト(SUGO) 合同テスト1日目


ダントツのタイムを叩き出したauスープラ(Photo:K.Takeshita)

2004年4月18日 スポーツランドSUGO(宮城県) 合同テスト1日目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car--------------------------------------------Time(am)--Time(pm)
 1  38 500 auセルモスープラ                              *1'17.534  1'18.268
 2   6 500 エッソウルトラフロースープラ                   1'19.189 *1'18.433
 3  36 500 WOODONE トムススープラ                         1'19.389 *1'18.582
 4  22 500 モチュールピットワーク Z                      *1'18.774  1'18.815
 5  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ                        *1'18.950  1'19.079
 6   0 500 HONDA NSX(テスト車両)                        1'19.785 *1'19.151
 7  39 500 デンソーサードスープラGT                       1'19.232 *1'19.181
 8  37 500 DYNACITY トムス スープラ                       1'19.544 *1'19.206
 9   8 500 ARTA NSX                                       1'19.679 *1'19.413
10  32 500 EPSON NSX                                      1'20.077 *1'19.475
11  18 500 TAKATA童夢NSX                                 *1'19.785  1'19.989
12  35 500 イエローハットスープラ                        *1'20.385  1'20.904
13 100 500 RAYBRIG NSX                                   *1'20.650  1'21.005
14  21 500 フェラーリ 550GTS マラネロ                     1'25.886 *1'22.999
15  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S                         *1'24.505  1'24.899
16  16 300 M-TEC NSX                                     *1'24.662  1'25.790
17  19 300 ウェッズスポーツセリカ                         1'25.271 *1'24.726
18  10 300 JIM Gainer アドバンF360                       *1'24.874  1'24.913
19  43 300 ARTA Garaiya                                   1'25.007 *1'24.984
20  81 300 シーウエストダイシンアドバン Z                *1'25.088  1'26.193
21  30 300 RECKLESS MR-S                                  1'26.864 *1'25.132
22  63 300 LEYJUN ダンロップ 320R                         1'26.762 *1'25.526
23  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360                    1'25.681 *1'26.536
24  80 300 エンドレスダイシンアドバン Z                   1'25.802 *1'25.728
25  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ                   1'26.221 *1'26.108
26  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ                      1'27.290 *1'26.538
27   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX               1'27.037 *1'26.848
28  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ                 1'27.548 *1'26.972
29  72 300 アドバンBOROポルシェ                           1'28.243 *1'28.213
30  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア                 1'28.707 *1'28.213
31  26 300 タイサン ポルシェ                             *1'28.359  1'28.845
32 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4                     1'31.959 *1'29.926
33  70 300 フィールズ外国屋アドバンポルシェ               1'31.009 *1'30.302
    17 300 エスペリア Kosei セリカ                        --------  --------
    24 300 エンドレスタイサンアドバンGT3R                 --------  --------
     1 500 ザナヴィ ニスモ Z                              --------  --------
    12 500 カルソニック IMPUL Z                           --------  --------
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Japanese F3

全日本F3第3/4戦 筑波/トヨタモータースポーツニュース


第3戦で初優勝、第4戦でも2位に入り、ポイントランキングで首位に浮上したトムスチームのR.アンティヌッチ (C)Toyota

全日本F3選手権 第3/4戦 筑波

    全日本F3第2大会 トヨタエンジン搭載車が2戦を制し4連勝
  第3戦はR.アンティヌッチ、第4戦はR.クインタレッリが初優勝。
                        番場琢は4連続表彰台

 全日本F3選手権の第2大会(第3戦・第4戦)が4月10日(土)、11日
(日)の両日、茨城県の筑波サーキットで開催された。同大会には第1大会と同じ
14台がエントリー。このうちトヨタエンジン搭載車は、10台を占めた。
 1周2.045kmとコンパクトでコース幅も狭い筑波は、決勝中の追い越しが難
しいコースのひとつで、スターティンググリッド順が非常に重要な意味を持つ。こ
のため前日9日(金)の練習走行から各チームは予選用のセットアップを入念に調
整し、R.アンティヌッチ(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)が2番手タイム
を記録。前回大会では、F3デビュー戦ながら2戦連続ポール・トゥ・ウィンで飾っ
た中嶋一貴(トムス/トヨタ・トムス3S-GE)も4番手と順調な仕上がりを見
せた。

◆予選◆
 10日(土)は好天に恵まれ、気温も20度を超える春らしい日和のもと、定刻
の12時から15分間づつ行われた公式予選では、クリアラップを見定めながら、
各車序盤から積極的にタイムアタックを展開。
 第3戦の予選では、R.アンティヌッチが終了間際にトップタイムを記録するが、
直後に逆転され2番手となった。練習走行から好調なR.クインタレッリ(インギ
ング/トヨタ・トムス3S-GE)は3番手、F3ルーキーの池田大祐(ナウモー
タースポーツ/トヨタ・トムス3S-GE)が4番手で続き、番場琢(トムス/ト
ヨタ・トムス3S-GE)が5番手、中嶋一貴は7番手にとどまった。
 続く第4戦の予選では、さらにタイムが短縮される中、5周目にクリアラップを
決めたR.クインタレッリがポールポジションを獲得。R.アンティヌッチは僅差
の3番手、横溝直輝(インギング/トヨタ・トムス3S-GE)が4番手に付けて
決勝を迎えた。

◆第3戦決勝◆
 10日(土)予選の後、若手育成カテゴリーとして人気のエッソ・フォーミュラ
トヨタ開幕戦に続いて午後3時28分から32周で行われた第3戦決勝レースでは、
ポールポジションのJ.P.デ・オリベイラ(M-TEC MF204C)が僅か
に出遅れるのを尻目にR.アンティヌッチが絶妙なスタートを切りトップで第1コー
ナーへ。これにR.クインタレッリが続き、5番手スタートの番場もJ.P.デ
・オリベイラに続く4位にポジションを上げて周回を開始した。
 R.アンティヌッチがハイペースで逃げる一方、3周目の最終コーナー立ち上が
りでR.クインタレッリは痛恨のスピン。これでJ.P.デ・オリベイラが2位、
番場琢が3位へとそれぞれ順位を上げた。
 その後もR.アンティヌッチは、J.P.デ・オリベイラを抑え切ってチェッカー。
3戦目で見事シリーズ初優勝を果たした。番場琢も日本人最上位となる3位入賞を
獲得した。

◆第4戦決勝◆
 11日(日)は、曇りがちの天候のもと、午前中からネッツカップ・ヴィッツ関
東シリーズ第2戦やエッソ・フォーミュラトヨタ第2戦などの決勝レースが盛況に
行われ、午後3時2分にメインレースとしてF3第4戦が45周の決勝レースでス
タートが切られた。
 スタートではポールポジションのR.クインタレッリがスムーズにリードする一
方、再び出遅れたJ.P.デ・オリベイラをパスしてR.アンティヌッチが2位、
5番手グリッドから絶妙なスタートを切った番場琢が3位で周回を開始した。
 R.クインタレッリは序盤2位以下との差を開くものの、中盤までにR.アンテ
ィヌッチ等が追いつき接近戦に。しかし、抜きどころのきわめて少ない筑波のコー
スで逆転はならずチェッカーを受けた。
 R.クインタレッリが全日本F3初優勝。トヨタ・トムス3S‐GEエンジンは
開幕4連勝を果たす結果となった。また、2位入賞のR.アンティヌッチはシリー
ズポイント首位に浮上。3位の番場琢は、開幕4連続表彰台を獲得し、シリーズポ
イントでも2位に付けた。
 また、8番手スタートの中嶋一貴はスタートで出遅れ、序盤に11位まで後退し
たが、その後、追撃を見せ、9位でフィニッシュした。
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トムスチーム R.アンティヌッチのコメント:
第4戦は、タイトで追い越しリスクの高いコースで逆転は出来なかったが、第3戦
の優勝と併せて速さを証明できて良かった。私が日本に来たのはタイトルを獲るた
めなので、今後も全力を尽くす。

インギング R.クインタレッリのコメント:
第4戦で初勝利をおさめることが出来て嬉しい。第3戦では自分のミスから結果を
出せず残念だったが、セッティングも上手く行き、力がついてきたように感じてい
る。次のTIが今から楽しみだ。

トムスチーム 番場 琢のコメント:
金曜日のフリー走行終盤にコースアウトを喫してしまったのだが、それが予選での
仕上がりに影響してしまい、5番手グリッドという不本意な予選結果になってしま
った。そのポジションから連続で3位入賞を得られたのは結果的には悪くないが、
自分としては、次戦こそ是非とも1位を獲得するべく、ベストを尽くす。

トヨタ・チーム・トムス監督 関谷正徳のコメント:
R.アンティヌッチは良かった。我々の狙い通りチャンピオンを目指す強さのある
ドライバーだと思う。また、番場琢の成長ぶりは目覚しいものがある。これまでの
彼のイメージを新たにするような走りをしてくれた。一方、山本左近も良いところ
に来たが、もう一皮剥ければというところ。そして中嶋一貴は金曜日の仕上がりか
ら予選結果が芳しくなかったことが敗因となった。決勝では良い走りを見せてくれ
たが、やはりこのコースは予選結果とスタートの占める比率が大きいということだ。
各ドライバーの進捗は著しく今後も注目して欲しい。
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第3戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S          28'07.014 32 2
 2 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC             0.622 32 1
 3 36 番場 琢               トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              7.553 32 5
 4 33 池田大祐              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports    9.741 32 4
 5  7 山本左近              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S             13.114 32 8
 6  3 横溝直輝              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING            13.621 32 6
 7  8 中嶋一貴              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S             14.275 32 7
 8  2 武藤英紀              ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING       17.233 32 9
 9 12 F.カルボーン(ブラジル)      ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing 17.886 32 -
10 19 柴田裕吉              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) DTM               32.372 32 11

第4戦 リザルト 順位 No. ドライバー エンジン チーム タイム/差 周回 予選
 1  4 R.クインタレッリ(イタリア)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING         39'33.055 45 1
 2  1 R.アンティヌッチ(アメリカ)       トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              0.352 45 3
 3 36 番場 琢               トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              1.806 45 5
 4  3 横溝直輝              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) INGING             5.381 45 4
 5 10 J.P.デ・オリベイラ(ブラジル) ホンダ(M-TEC MF204C) M-TEC             5.923 45 2
 6  7 山本左近              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S              6.852 45 7
 7 33 池田大祐              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) Now Motorsports    8.435 45 6
 8 12 F.カルボーン(ブラジル)      ニッサン(ニッサンSR20VE)  Three Bond Racing  9.006 45 -
 9  8 中嶋一貴              トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) TOM'S             10.100 45 8
10  2 武藤英紀              ホンダ(M-TEC MF204C)TODA RACING       19.898 45 9

ドライバーズポイント
(第4戦終了時での有効得点:暫定)
順位 ドライバー名 エンジン ポイント
1 R.アンティヌッチ トヨタ・トムス 54
2 番場 琢 トヨタ・トムス 51
3 中嶋一貴 トヨタ・トムス 46
4 横溝直輝 トヨタ・トムス 34
6 R.クインタレッリ トヨタ・トムス 28
7 山本左近 トヨタ・トムス 27
9 池田大祐 トヨタ・トムス 15

マニュファクチャラーポイント
(第4戦終了時までの有効得点:暫定)
順位 メーカー(エンジン名) ポイント
1 トヨタ(トヨタ・トムス3S-GE) 80
2 ホンダ(M-TEC MF204C) 33
3 ニッサン(ニッサンSR20VE) 23

Japanese F3

全日本F3選手権第3戦&第4戦上位入賞者のコメント


写真左からオリベイラ、クインタレッリ、アンティヌッチ、番場(Photo:Motorsports@nifty)

リチャード・アンティヌッチ(第3戦優勝、第4戦2位)
このサーキットは狭くてパスしにくかったけど、レイアウト自体は自分に向いている
と思う。
鈴鹿で2位に入り、ここでは優勝できたので、ボクがどんなコースでも速いということ
が証明できたと思う。
今日のレースではどうしてもクインタレッリを抜くことが出来なかったのが残念だ。

ロニ・クインタレッリ(第4戦優勝)
日本でやっと勝つことが出来て嬉しい。
クルマも良く仕上がっていたし、上手く走ることが出来た。
今日勝てたことで自分に力が付いてきたことが実感できたし、チームもいい仕事を
してくれたので感謝している。

ファオ・パオロ・デ・オリベイラ(第3戦2位)
クルマは金曜から完璧に仕上がってて、出だしは良かったのに、スタートでもレース
でのパフォーマンスでもそれを生かすことが出来なかった。
今までスタートを失敗したことなんかなかったのに、今年は4戦続けてミスしている
ので、何がいけなかったのかをこれから良く考えて次のレースに備えたい。
チームはいいクルマを仕上げてくれているので、自分もそれに見合うだけの速さを
見せたい。

番場琢(第3戦3位、第4戦3位)
金曜のフリー走行の最後にクラッシュさせてしまい、ニュータイヤでのシミュレー
ションができなかったが、そういう状況を考えれば良い結果だと思う。
昨日はスタートでトラブってしまったので、3位には上がったけど悔しかった。
今日は途中までは予想通りの展開になったが、終盤フロントタイヤが辛くなり、
順位を上げることが出来なかった。
ここまで4戦全部で表彰台に上がっているが、2位と3位しかとっていないので、
次こそはチーム一丸となって必ず勝つつもりでいる。

Japanese F3

F3第4戦 筑波チャレンヂカップ 決勝


アンティヌッチの猛追も叶わず(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第4戦は、昨日に引き続いて快晴の筑波サーキットで決勝が行われ、
PPの#4ロニ・クインタレッリが#1リチャード・アンティヌッチの猛追を凌ぎきり、
来日2年目にして念願の初優勝を達成した。

直前に行われたFJ1600でアクシデントが相次ぎ、赤旗再スタートやSCランなどが
行われた影響で、全日本F3第4戦決勝は予定より12分遅れてスタートした。

PPスタートのクインタレッリが危なげなくホールショットを決め、好スタートで
#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラの脇をすり抜けたアンティヌッチがそれに続く。
さらにその後方からは#3横溝直輝、#36番場琢が猛然とオリベイラに襲い掛かり、
1コーナーを立ち上がった時点でオリベイラは5位に落ちてしまった。

クインタレッリは序盤から快調に飛ばしていき、一時はアンティヌッチとの差を2秒
以上に開いたが、5周を過ぎた辺りからアンティヌッチがじわじわとペースアップ
してトップとの差を削り取り、レース半ばでその差は1秒を切り、更にコンマ3秒台
まで接近する。
アンティヌッチは何度も1コーナーでインを伺うが、筑波でのオーバーテイクは容易
ではなく、上位2台の間隔は0.3~0.7秒の間を行き来するものの、決定的なチャンス
は遂に訪れなかった。
3位には一時トップとの差を1.1秒まで縮めた#36番場琢が入った。番場はこれにより
開幕以来4戦連続で表彰台に上がることとなった。

ファステストラップは#12ファビオ・カルボーン。
カルボーンはマシントラブルのために予選を走ることが出来ず、最後尾からスタート
することとなったが、トップグループを凌ぐハイペースで次々と先行車を捉え、最終
的に8位まで上がってきた。
2004年4月11日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第4戦 決勝結果

-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
 1   4  ロニ・クインタレッリ            D   F302/3  T 3S-GE   45Lap   -
 2   1  リチャード・アンティヌッチ      D   F304    T 3S-GE   45Lap  0.352
 3  36  番場琢                          D   F304    T 3S-GE   45Lap  1.806
 4   3  横溝直輝                        D   F303    T 3S-GE   45Lap  5.381
 5  10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ  L-D F106/04 H MF204C  45Lap  5.923
 6   7  山本左近                        D   F304    T 3S-GE   45Lap  6.852
 7  33  池田大祐                        L-D F106/04 T 3S-GE   45Lap  8.435
 8  12  ファビオ・カルボーン            D   F303    N SR20VE  45Lap  9.006
 9   8  中嶋一貴                        D   F304    T 3S-GE   45Lap 10.100
10   2  武藤英紀                        D   F304    H MF204C  45Lap 19.898
11  32  小早川済瑠                      L-D F106/04 T 3S-GE   45Lap 26.770
12  14  柳田真孝                        D   F302    N SR20VE  45Lap 27.162
13  19  柴田裕吉                        D   F302    T 3S-GE   45Lap 35.278
14  50  磯崎元彦                        D   F304    T 3S-GE   44Lap   1Lap
-----------------以上完走------------------------------------------------------

Fastest Lap #12ファビオ・カルボーン 52.149(15/45Lap)

Japanese F3

F3第3戦 筑波チャレンヂカップ 決勝


見事にスタートを決めたアンティヌッチ。一方オリベイラはまたしても...(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第3戦の決勝は、4月10日15時30分より筑波サーキットにて行われ、
#1リチャード・アンティヌッチが見事なスタートでホールショットを奪い、そのまま
逃げ切って初優勝を遂げた。

気温26度にも達する今年一番の暑さの中、32周の決勝レースがスタートした。
開幕2戦でスタートを失敗したPPの#10ファオ・パオロ・デ・オリベイラがまたしても
出遅れ、2番グリッドのアンティヌッチがトップで1コーナーに飛び込むと、#4ロニ・
クインタレッリがそれに続く。オリベイラは#33池田大祐にも迫られるがなんとか
3位を守って追い上げにかかる。
3周目の最終コーナーでクインタレッリがダートにはみ出してスピン。かろうじて
クラッシュは免れたが、最後尾に落ちてしまう。
これでトップ争いはアンティヌッチとオリベイラの一騎打ちとなり、オリベイラは
ファステストラップを連発しながらアンティヌッチを攻め立てるが、アンティヌッチ
も付け入る隙を与えず、終始1秒差以内の緊迫したデッドヒートがファイナルラップ
まで続いた。結局オリベイラはアンティヌッチを攻略することが出来ず、優勝は
アンティヌッチのものとなった。

3位には、序盤でジャンプアップに成功した#36番場琢が後続を寄せ付けず、開幕以来
3戦連続での表彰台を獲得した。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦 決勝結果

-P.-No.-Driver--------------------------Car---------Engine----Lap----Gap---
 1   1  リチャード・アンティヌッチ      D   F304    T 3S-GE   32Lap   -
 2  10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ  L-D F106/04 H MF204C  32Lap  0.622
 3  36  番場琢                          D   F304    T 3S-GE   32Lap  7.553
 4  33  池田大祐                        L-D F106/04 T 3S-GE   32Lap  9.741
 5   7  山本左近                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 13.114
 6   3  横溝直輝                        D   F303    T 3S-GE   32Lap 13.621
 7   8  中嶋一貴                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 14.275
 8   2  武藤英紀                        D   F304    H MF204C  32Lap 17.233
 9  12  ファビオ・カルボーン            D   F303    N SR20VE  32Lap 17.886
10  19  柴田裕吉                        D   F302    T 3S-GE   32Lap 32.372
11  32  小早川済瑠                      L-D F106/04 T 3S-GE   32Lap 32.901
12  14  柳田真孝                        D   F302    N SR20VE  32Lap 33.337
13   4  ロニ・クインタレッリ            D   F302/3  T 3S-GE   32Lap 34.825
14  50  磯崎元彦                        D   F304    T 3S-GE   32Lap 47.115
-----------------以上完走------------------------------------------------------

Fastest Lap #10ファオ・パオロ・デ・オリベイラ 52.200(5/32Lap)


Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン

Japanese F3

F3第3戦 筑波チャレンヂカップ 予選


(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第3戦の予選が、快晴の筑波サーキットで行われ、#10ローラ童夢F106
/MF204Cを駆るファオ・パオロ・デ・オリベイラが51秒764でポールポジションを獲得
した。

12時から15分間で行われた予選は、予定時刻を3分過ぎた頃から各車がコースイン。
最初にトップタイムを出したのは#33池田大祐であったが、間もなく#10オリベイラ
と#4ロニ・クインタレッリが池田のタイムを上回り1-2位を占めた。
更にそこへ#1リチャード・アンティヌッチが加わって、外国勢3台が激しく順位を
入れ替えながらタイムを更新していく展開となり、チェッカー間際にオリベイラが
51秒764を出してPPを確定した。
日本勢では池田、#36番場琢、#8中嶋一貴、#3横溝直輝が順位を入れ替えながらタイム
を削っていくが、池田がかろうじて51秒台に入ったものの外国勢のタイムには届かず、
4位に終わった。
開幕2連勝の中嶋もここでは振るわず、7番手だった。

決勝レースはこの後15時30分から32周で戦われる。
2004年4月10日 筑波サーキット(茨城県) 予選 天候:晴れ/コース:ドライ
全日本F3選手権第3戦予選結果
-P.-No.-Driver-------------------------Car----------Engine----Time----Gap---
 1  10  ファオ・パオロ・デ・オリベイラ L-D F106/04  H MF204C  51.764      -
 2   1  リチャード・アンティヌッチ     D   F304     T 3S-GE   51.813  0.049
 3   4  ロニ・クインタレッリ           D   F302/3   T 3S-GE   51.856  0.092
 4  33  池田大祐                       L-D F106/04  T 3S-GE   51.992  0.228
 5  36  番場琢                         D   F304     T 3S-GE   52.012  0.248
 6   3  横溝直輝                       D   F303     T 3S-GE   52.103  0.339
 7   8  中嶋一貴                       D   F304     T 3S-GE   52.127  0.363
 8   7  山本左近                       D   F304     T 3S-GE   52.194  0.430
 9   2  武藤英紀                       D   F304     H MF204C  52.228  0.464
10  14  柳田真孝                       D   F302     N SR20VE  52.241  0.477
11  19  柴田裕吉                       D   F302     T 3S-GE   52.566  0.802
12  32  小早川済瑠                     L-D F106/03  T 3S-GE   52.578  0.814
13  50  磯崎元彦                       D   F304     T 3S-GE   53.412  1.648
----------------------------------------------------------------------------
    12  ファビオ・カルボーン           D   F303     N SR20VE   出走せず

Dはダラーラ、L-Dはローラ童夢
Tはトムストヨタ、HはM-TECホンダ、Nはスリーボンドニッサン

全日本GT選手権

JGTC 第1戦 GT選手権inTI 決勝 優勝記者会見

GT500クラス優勝 ザナヴィニスモZ

本山 哲
 「めちゃくちゃ嬉しいです。2位かなと思ってたので、あの状況から激変するなんて信じられない気分です。レース序盤は混乱した状況でペナルティをもらいましたけど、クルマの調子がすごくよかったし、走る限りはあきらめない気持ちを持ってたのがこの結果になったと思います。ペナルティのときはショックを受けましたけど、序盤ですしレースは長いのであきらめなければ2、3ポイントでも多く獲得できると思っていました。今年、シーズンオフからNISMOに速い新しいZを作ってもらえてテストも順調にきてますし、去年できなかった開幕戦優勝をまず第一の目標としてきたんでそれが達成できたことは本当に嬉しいです。相棒がリチャードに代わって2人のコンビネーションが強力だというのが証明でき、リチャードに感謝しています。去年もこういう形でスタートしたかったんですけどね。今シーズンは、去年の経験を生かしながら組み立てていくと同時にとにくかく二人で常に速く走って細かい作戦を立てずに思いっきり行きたいと思います」

リチャード・ライアン
 「39号車のペナルティを無線で聞いたときは、果たして本当なのか確信できなくて、とくかく気を抜かないように、油断しないように、実際どうなるかは最後にならないとわからないので、とりあえずプッシュしようと思って走っていました。今週はクルマに乗ったらすごく速かったし、最初から自信が持てました。本山選手も速い選手で2人とも速いペースで走ることができます。自分のスティントになってからは最初は無理してタイヤに負担をかけないように心がけたんですけど、終盤に向けてプッシュしていってこのペースで行けば残り数周では39号車に追いつけると思いました。今年本山選手と一緒に走ることがわかった時点から今年のチームはすごく強いと思っていましたし、新しいZも最初に乗ったときから速かったので、この2人とこのクルマがあれば常にトップ4に絡めると思っていました。今日の勝利でチャンピオンへの目標を掲げることができると思います。次戦の菅生ですが、去年本山選手はウエイトを積んでとても速かったし、今年のクルマは去年よりいいということがわかっているので、日本一のドライバーと一緒に乗ってるわけですから、どういう状況であっても表彰台を狙えると思っています」

GT300クラス優勝 JIM Gainer アドバンF360

田中 哲也
 「今年は2台体制になったんですけどこの状態までもってきてくれたチームオーナーの田中さんに感謝しています。スタッフも新しくなって水曜日からみんな集まって顔合わせしたんですけど、この勝利でみんなの努力が報われました。スタート時、300の前のほうはみんなスリックでしたね。あの状況でスリックというのは楽ではなかったですが、回りも同じ状況ですからその中で頑張って前にいければ固めのタイヤを選んでる我々は、その後ライフ的には有利になると思ってました。あそこが頑張りどころでしたね。ガライヤ、Zと三つ巴の争いでしたが、争うよりも間隔を空けてハイペースを保ち、後半勝負をしようと思っていました。後ろのガライヤもそう思ってたみたいです。レース終盤、余郷選手を待ってたときは去年いろんなことがあったので最後の一周まで安心できませんでした。余郷さんは去年の開幕戦も勝っていますし、いつも安定して走っているので感謝したいです。実はぼくたちのクルマは去年から重いんです。次のレースまでに軽量化できるので、次のレースで積むウエイトに対して今回とほぼ同じ車重になるんです。なので次回も今回と同じパフォーマンスが見せられると思います。この点有利ですので、今年は何も考えずにがんがん行こうと思います。今年から2台体制になって、11号車はトラブルが多かったんですが、その中でも10号車のセッティングとか参考にできるので2台になって3倍くらい有利になった感じですね。燃費が悪いですし、300にはM-TECさんもいますのでそんなに簡単にはいかないと思いますが」

余郷 敦
 「チームが変わって、オーナー、監督、関係者のみなさんにこういう勝てるチーム体制、マシンを与えてくださって感謝します。オーナーのほうから開幕は絶対に勝てという話も出ていました。イッパツの速さだと予選ではそれなりになっていますが、コンスタントラップとか満タンのフィーリングがすごくいいんです。このチームは初めてですが、去年の話とか聞いてるとあちこち改善して今年のマシンも去年のフィードバックをかけてすごくよくなっているので、速くなる要素はいっぱいもってると思います。燃費の問題があってピットで稼がないといけないので、リアだけ交換してフロントをかばいながら走っていたんですが、最後のほうはアンダーがきつくなってタイヤをいたわりながら走るという部分に気をつかました。次回も田中選手に10秒くらい差をつけて帰ってきてもらって、ぼくが後ろを見て走れるようになればいいなと思います。今年は勝てるだけ勝ちたいですね」

全日本GT選手権

JGTC 第1戦 GT選手権inTI 決勝/SUBARU WRC エクスプレス


2004全日本GT選手権 第1戦
「GT選手権レース in TI 」
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■開催月日:2004年4月3-4日
■開催場所:TIサーキット英田
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◇ クスコスバルADVANインプレッサ、14位完走で開幕戦を終える

2004年JGTCの開幕戦は、4月3~4日に岡山のTIサーキット英田で開催され、小林且
雄/谷川達也組の#77クスコスバルADVANインプレッサは、14位完走を果たした。

3日の公式予選、午前中の予選1回目は15℃と暖かい天候に恵まれた。#77インプレッ
サは谷川のアタックで1分31秒976で13位。
谷川がコースレコードを更新しても、クラストップは1分29秒台に突入と、GT300ク
ラスは大幅にレベルアップしている。
午後の予選2回目は1回目よりも若干気温が落ちたコンディションになった。谷川は
ポジションアップを狙ったが、アタック中に電気系のトラブルに見舞われタイムアッ
プならず。2回の合計でも14位と逆に順位を落とす結果になった。

4日の決勝日は朝のうち前夜からの冷たい雨が残ったが、それにもかかわらず5万8500
人ものファンでスタンドが埋まった。決勝はサポートレースでアクシデントが発生
した影響で、予定より15分遅れの14時15分にスタートすることになった。
天候は曇り、コースコンディションはウェット。安全確認のためセーフティカーの
先導で4周を終えた時点でスタート。GT300クラスは全車がドライ用タイヤを選択し
ており、序盤から混乱が予想された。

スタートを担当したのは谷川。14位のポジションを守っていたがコースが乾いてく
るにつれ他の車両のペースについていけず、ジリジリとポジションを落としていく。
それでも谷川は我慢の走りで12位までポジションを上げて39周でピットイン。
バトンを受けた小林は17位でコース復帰して、こちらも我慢の走りで15位までポジ
ションを上げた。ところが右リヤのホイールが緩み、予定外のピットイン。その後、
小林は淡々と走行。残念ながら10位以内でゴールすることができずポイント獲得は
ならなかったが14位で完走しチェッカーを受けた。

■決勝結果:GT300クラス
Pos.No.Driver                 Car Name   Time/Diff
 1 #10 田中哲也/余郷敦       JIM Gainer アドバンF360  2:10'44.083
 2 #43 新田守男/高木真一     ARTA Garaiya                     1Lap
 3 #16 山野哲也/八木宏之     M-TEC NSX                        1Lap
 4 #19 青木孝行/谷口信輝     ウェッズスポーツセリカ           1Lap
 5 #5  玉中哲二/三船剛       プロジェクトμB-1マッハ号GT320R  1Lap
 6 #63 OSAMU/吉本大樹        LEYJUNダンロップ320R             1Lap
 7 #31 田中 実/松田晃司     A'PEX i-mobisessMR-S             2Laps
 8 #80 木下みつひろ/星野一樹 エンドレスダイシンアドバンZ      2Laps
 9 #30 佐々木孝太/後藤聡     RECKLESS MR-S                    2Laps
10 #11 松田秀士/菅一乗       JIM RodeoDriveアドバンF360       2Laps
14 #77 小林且雄/谷川達也     クスコスバルADVANインプレッサ    3Laps

◆スバルモータースポーツの詳細は、[スバルモータースポーツマガジン]をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第1戦 GT選手権inTI 決勝/ホンダモータースポーツニュース


(C)Honda

              EPSON NSX(松田/ロッテラー組)10位

決勝日:4月4日(日)
サーキット:TIサーキット英田
決勝周回数:82周(303.646km)
天候:予選/曇り 決勝/曇り
気温:13℃
コースコンディション:ハーフウェット
観客:5万8500人

 4月4日(日)、TIサーキット英田(岡山県)において、2004年全日本GT選手権(JGTC)
第1戦「GT CHAMPIONSHIP in TI」の決勝レース(82周=303.646km)が開催された。

 3日(土)に行われた公式予選は、1回目は路面がウェットからドライ、2回目はド
ライのコンディションとなった。TIサーキットは1月にコース路面の全面舗装を行っ
たため、各車とも大幅なタイムアップが期待された。今シーズンから、エンジンを
自然吸気からターボに換えて挑むHonda NSX-GT勢は、コースレコードの1分24秒482
を記録した#18道上 龍/S.フィリップ組(TAKATA童夢NSX)が予選12番手、#32松田次
生/A.ロッテラー組(EPSON NSX)が13番手、#100中野信治/加藤寛規組(RAYBRIG NSX)
が14番手、#8金石勝智/伊藤大輔組(ARTA NSX)が15番手からの決勝スタートとなっ
た。

 決勝日は前夜からの雨が午前中で止み、曇り空となったもののスタート時では未
だ完全に乾ききっていない路面状況であり、各チームがタイヤ選択に悩んだ。そん
ななか、NSX-GT勢は全車ウェットタイヤを選択し、スタートを迎えた。

 レースは、路面コンディションと安全確認のため、セーフティーカーが3周先導
したのち、4周目にローリングスタートが切られた。序盤は、A.ロッテラー選手(EPSON
NSX)が8位に、S.フィリップ選手 (TAKATA童夢NSX)が9位、金石勝智選手(ARTA NSX)
が10位を走行。中野信治選手(RAYBRIG NSX)は、スターティンググリッドに並ぶ前
のアウトラップでマシンをスピンさせて壁に接触し、そのためのマシン修復で大幅
に遅れてピットスタートをすることとなった。

 スタートから天候は急激に回復し、路面はドライへと変化していった。レース序
盤に金石選手がドライタイヤへタイヤ交換のため早めのピットインを敢行。8位ま
でポジションを挙げていたS.フィリップ選手も15周目終了時にドライタイヤへタイ
ヤ交換を行った。7位を走行していたA.ロッテラー選手は、この時点でトップグルー
プと同等となる1分32秒台のペース走行。各車がドライタイヤへ交換を始めるなか、
無交換のまま走り続け、22周目から26周目までトップを走行。その後もA.ロッテラー
選手は、ドライバー交代のタイミングまでウェットタイヤで粘り強く走り続け、30
周終了時に4位のポジションでピットイン、松田次生選手(EPSON NSX)へドライバー
交代を行った。

 ほぼ、全車がドライバー交代を終えた54周目時点で松田選手が7位、道上 龍選
手(TAKATA童夢NSX)が12位、伊藤大輔選手(ARTA NSX)が15位を走行。加藤寛規選手
(RAYBRIG NSX)は、序盤の大幅な遅れにもかかわらず、完走を目指して走り続けた。

 この結果、天候の変化が大きく影響した開幕戦はEPSON NSXが10位で82周目のチ
ェッカーフラッグを受け、続いてTAKATA童夢NSXが12位、ARTA NSXが13位、RAYBRIG
NSXは48周で残念ながら完走扱いにならなかった。優勝したのは、本山 哲/R.ライ
アン組(ザナヴィ ニスモ Z)だった。

●永長 真 NSX-GTプロジェクト・プロジェクトリーダー「開幕戦は路面コンディ
  ションを把握するのが難しいレースとなりました。今回は新型エンジンに多くの
  課題が残り、速さの面では不満の残る結果となりました。これから、’04NSX-GT
  のポテンシャルをライバルと同等以上へ上げるために開発を進めていきたいと思
  います。これからやることがたくさんありますが、ファンの皆様の期待を裏切ら
  ないよう、努力していきたいと思います」 10位 #32 EPSON NSX

●松田 次生選手
「昨日の予選が終了した時点で難しいレースになると思いました。NSX-GTも新しい
  エンジンになってセッティングやタイヤなどいろいろと試行錯誤しながらやって
  いますが、次回はもっと良い成績を残せるように頑張ります」

●アンドレ・ロッテラー選手
「厳しい展開になるだろうと思っていましたが、とにかくベストを尽くそうと考え
  てレースに臨みました。ドライに変化した路面で、ドライバー交代までタイヤを
  キープするのは大変でしたね。’04モデルのNSX-GTは新しいエンジンがまだ成長
  過程です。これからもっと良いレースができると思うので、楽しみにして下さい」

◆ホンダのモータースポーツ情報はHonda Racingをご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC 第1戦 GT選手権inTI 決勝/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第1戦 
「GT CHAMPIONSHIP in TI」  決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年4月4日
■開催場所:TIサーキット英田(岡山県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#1「ザナヴィニスモZ」がデビュー戦を逆転優勝で飾る!!
  #3「G’ZOX ・SSR・ハセミZ」6位、#12「カルソニックIMPUL Z」8位
   #22「モチュールピックワークZ」9位

2004年のJGTC開幕戦、82周の決勝レースはハプニング続出の展開となった。まず、
スタート前には晴天となり、決勝レースはドライでスタートするのでは、という大
方の予想がはずれたことだ。雨は上がったものの路面はウェットのままで、各チー
ムともスタートタイヤの選択に悩んでいた。

14時00分スタート予定の決勝レースは15分遅れで開始された。
フロントロウを占めたNISMOの2台のZは、ポールポジションの#22「モチュールピッ
トワークZ」がスリックタイヤを選び、#1「ザナヴィニスモZ」
はスタート直前にインターミディエイトタイヤに交換していた。
ポールポジションからスタートした影山正美の#22 Zはスリックタイヤのためグリッ
プを得られず、大きくペースダウン。一方、本山哲がドライブする#1 Zは好スター
トを切りオープニングラップのバックストレートエンドまでトップを走ったが、そ
の後2台に先行を許してしまった。さらに、スタート前5分のボードが表示されてか
らグリッド上でタイヤを交換したことに対してペナルティが課せられ、10周目にピッ
トレーンをドライブスルーすることとなった。これで順位を9位に落としてしまう。

しかし、22周目に8位、31周目に6位と順位を上げて行き48周目に5位でリチャード
・ライアンに交代した。この際の迅速なピットワークも有利に作用しライアンは終
盤を2位で走行。さらに激しくプッシュし20秒以上差のあった#39スープラに追った。
そして、タイム差を約8秒に縮めたところでトップの#39がペナルティを受けてピッ
トイン。この間にトップを奪い、82周目のチェッカーフラッグをトップで駆け抜け
た。

一時18位まで後退した影山の#22 Zは、ドライとなった後にハイペースで順位を挽
回。52周目に8位、69周目に6位へと上がっていった。そして、終盤の78周目に#38
スープラを捕らえて5位となりゴールを迎えた。
しかし、レース中のアクシデントに対してペナルティタイム40秒が加算され、9位
となった。

#12カルソニックIMPUL Zは、やはりグリッド上での作業がドライブスルーペナルテ
ィの対象となって後退。一時31位にまで落ちてしまったが、最終的には8位でフィ
ニッシュ。#3 Zは一時はリーダーボードのトップに表示されるなど活躍したが、後
半はペースが上がらず、6位でデビュー戦を終えることとなった。

逆転優勝に沸き返るNISMOピットでは、短い期間にクルマを開発し、高い戦闘力と
安定性の双方を実現したエンジニアやメカニックたちが互いの仕事を称えあった。
そして、この4月にNISMO社長に就任したばかりの眞田裕一は「とにかく心から嬉し
いです。スタンドの大声援とライアンの激しいプッシュが、序盤の本山の頑張りを
サポートしてくれたものと考えています。スポンサーやサポーターの皆様に胸を張っ
て勝利を報告できます。ありがとうございました」と語った。

フェアレディZの生みの親として知られる、ミスターKこと片山豊氏がこの日TIサー
キットを訪れ、「Zが今年のレースでは強そうと聞いて大変喜んでいます。最近NISMO
のみんながZに情熱を注いでくれているので強いのは当然だと思いますが、NISMOに
とってZでのモータースポーツ活動はグローバルな広がりを意味していると思いま
す。
Zがレースで活躍し、もっとスポーツカーを楽しんでくれる人が増えてくれること
を期待しています。」とコメントを残した。

■決勝結果
Pos.Car Name                      No. Driver                             Laps
 1 ザナヴィニスモZ                #1 本山哲/リチャード・ライアン           -
 2 エッソウルトラフロー スープラ  #6  脇阪寿一/飯田章               +  12"167
 3 デンソーサードスープラGT       #39 ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート       +  26"081
 4 イエローハット スープラ        #35  服部尚貴/脇阪薫一            +  29"438
 5 auセルモスープラ               #38  立川祐路/荒聖治              +  48"406
 6 G’ZOX・SSR・ハセミZ           #3  金石年弘/エリック・コマス     +  54"022
 7 WOODONE トムス スープラ        #36  土屋武士/マルコ・アピチュラ  +1'19"556
 8 カルソニック IMPUL Z           #12  ブノワ・トレルイエ/井出有治  +1'25"336
 9 モチュールピットワークZ        #22  影山正美/ミハエル・クルム    +1'23"650
10 EPSON NSX                      #32  松田次生/アンドレ・ロッテラー+1'32"031

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第1戦 GT選手権inTI 決勝


大逆転でデビュー戦を飾ったザナヴィ ニスモ Z(Photo:K.Takeshita)

4月4日、TIサーキット英田で行われた全日本GT選手権開幕戦「GTチャンピオンシップ
inTI」は、残り5周までトップを快走していた#39デンソーサードスープラGTに非情の
ペナルティが下り、#1ザナヴィ ニスモ Zが逆転優勝。ディフェンディングチャンピ
オン本山哲にとってはシリーズ連覇に向けて幸先の良いスタートを切った。

雨はあがったものの路面はウェット。スタート前のウォームアップランで、#100 NSX
が濡れた路面に足をすくわれクラッシュ。左フロント足回りを傷めてピットで修復作
業をすることになり、グリッドにつくことはできなかった。

序盤はスープラ勢が好ダッシュ。#39、#38がランデブー走行をしながら後続との差を
広げていく。Zは#22のペースが上がらず。#1,#12にはグリッド上でスタート5分前を
過ぎて作業をしたとのことでドライブスルーペナルティが課せられる。予選までの好
調さとは裏腹にZはリズムに乗りきれない。
路面が乾き始めた20周前後でトップグループは続々ピットイン。タイヤをオールウェ
ザーからスリックに交換する。予定外のピットインが続いたため、各車の差は大きく
開きレースは縦に長い展開となる。

折り返しの40周時点では、#39,#6,#36,#35とスープラ勢が上位を独占。しかし、この
後上位陣にピットインが相次ぎ、その間に#1Zがスープラ勢に食い込むことに成功。
レース3分の2を過ぎた頃には2位まで浮上する。

逃げる#39スープラは、追う#1Zとの差を15秒ほどに保ったまま終盤に入る。この差は
残り20周となった62周目で15秒となかなか縮まることはない。このままの状態でフィ
ニッシュかと誰もが思った77周目、トップを走る#39スープラにペナルティ10秒スト
ップのボードが提示される。黄旗区間の追い越し違反によるものだった。

これで、#1Zが労せずして逆転に成功。Zのデビュー戦を飾ったニスモ、そして本山哲
にとっては最高のシーズンスタートを切ることになった。

決勝でも苦しんだNSXは、ラップで1~2秒ほど差をつけられており、#32EPSON NSXの
10位が最上位。今後の熟成が待たれるところだ。

GT300は、序盤にトップに立った#10JIM Gainer アドバンF360(田中/余郷組)が、
#43ARTA Garaiyaの追撃を悠々かわして初優勝を飾った。

(観客:5万8500人)

◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月4日 TIサーキット英田(岡山県) 決勝 天候:曇り/コース:セミウェット
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/04) Race Result Weather:Cloudy Course:Semi-Wet ~ Dry
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
PosNoClsPosDriverCar
Model
LapTime/Bihind
1*15001本山 哲
リチャード・ライアン
ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
822:09'16.360
265002脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
8212.167
3*395003ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
8226.081
4355004服部 尚貴
脇阪 薫一
イエローハット スープラ
TOYOTA SUPRA
8229.438
5385005立川 祐路
荒 聖治
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
8248.406
635006金石 年弘
エリック・コマス
G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
8254.022
7365007土屋 武士
マルコ・アピチェラ
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
821'19.556
8*125008ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
821'22.727
9*225009影山 正美
ミハエル・クルム
モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
821'23.413
103250010松田 次生
アンドレ・ロッテラー
EPSON NSX
HONDA NSX
811 Lap 
113750011ジェームス・コートニー
片岡 龍也
DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
811 Lap 
121850012道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
811 Lap 
13850013金石 勝智
伊藤 大輔
ARTA NSX
HONDA NSX
802 Laps
14*2550014織戸 学
ドミニク・シュワガー
ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
802 Laps
15*2150015光貞 秀俊
植松 忠雄
フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
793 Laps
16103001田中 哲也
余郷 敦
JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
784 Laps
17433002新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
775 Laps
18163003山野 哲也
八木 宏之
M-TEC NSX
HONDA NSX
775 Laps
19193004青木 孝行
谷口 信輝
ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
775 Laps
2053005玉中 哲二
三船 剛
プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R
VEMAC RD320R
775 Laps
21633006OSAMU
吉本 大樹
LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
775 Laps
22313007田中 実
松田 晃司
A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
766 Laps
23803008木下 みつひろ
星野 一樹
エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
766 Laps
24303009佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
766 Laps
251130010松田 秀士
菅 一乗
JJIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
766 Laps
26730011山路 慎一
井入 宏之
雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
766 Laps
27930012清水 剛
細川 慎弥
ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
766 Laps
287230013平川 晃
Guts 城内
アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
757 Laps
297730014小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
757 Laps
302030015和田 博
宮川 やすお
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
748 Laps
3191030016高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
748 Laps
325230017竹内 浩典
西澤 誠剛
プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
5923 Laps
33230018高橋 一穂
渡辺 明
プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
5824 Laps
348130019柳田 真孝
尾本 直史
シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
5527 Laps
-------- <以上規定周回数完走> --------
-70300-石橋 義三
小園 ひろみ
フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
5329 Laps
-100500-中野 信治
加藤 寛規
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
4834 Laps
-17300-長島 正興
松永 まさひろ
エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
4735 Laps
  • Fastest Lap: GT500 No.22 ミハエル・クルム 1'24.747 / GT300 No.63 吉本大樹 1'30.773
  • 本レースは、2004年全日本GT選手権統一規則 第28条 17により、セーフティカースタートとした。
  • ゼッケンNo.1、No.12は、2004年全日本GT選手権統一規則第28条9.1)違反(コース上での作業)により、ドライビングスルーペナルティを課した。(14:31)
  • ゼッケンNo.22の影山選手は、FIA国際モータースポーツ競技規則付則L項第4章2.違反(プッシング)により、決勝結果に40秒の加算およびペナルティポイント1点を課す。(15:39)
  • ゼッケンNo.21は、2004年全日本GT選手権統一規則第34条11.違反(ピット作業)により、決勝結果に40秒を加算する。(16:23)
  • ゼッケンNo.39は、FIAモータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間での追い越し)によりペナルティストップ10秒を課した。(16:10)
  • ゼッケンNo.25は、FIAモータースポーツ競技規則付則H項第2章4.1.2b)(黄旗区間での追い越し)により決勝結果に40秒を加算する。(16:30)

全日本GT選手権

JGTC第1戦 GT選手権inTI フリー走行


雨でも絶好調のM-TEC NSXが前車をパス(Photo:Motorsports@nifty)

4月4日、JGTC開幕戦決勝日朝。TIサーキットには冷たい雨が降っている。夜半から降
りだした雨は、九州地方から回復すると伝えられているものの、午前8時30分のフリ
ー走行開始時間になっても止む気配はない。

完全なウェットコンディションのなか始まったフリー走行は、開始5分、#37DYNACITY
 トムス スープラを駆るコートニーが、トップタイムをマークした直後にクラッシュ。
ウレタンパッドをコースに撒き散らしたため一時中断となる。

15分の中断後再開した走行で俊足ぶりを見せたのは、やはりZ勢。途中#22モチュー
ル ピットワーク Zが勢い余ってコースアウトする場面もあったが、#12カルソニック
 IMPUL Zが順当にトップタイム、#22が2位と順調な仕上がりを見せている。
ドライで苦戦したNSXは、ターボカーになって初のウェットだったが、#18TAKATA童夢
NSXが10番手タイムをマーク。しかし、トップ差は3秒以上と厳しい状況はウェットで
も変わらないようだ。

GT500で苦しむNSXだが、GT300では絶好調。#16M-TEC NSXの速さはウェットでも衰え
ず、2位#63LEYJUNダンロップ320Rを1.7秒と大きく引き離した。

◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月4日 TIサーキット英田(岡山県) フリー走行 天候:雨/コース:ウェット
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/04) Free-Practice Weather:Rain Course:Wet
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
PNoClsPDriverCar/ModelTyreWhTimeDelaykm/h
1125001ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
BS1'38.300-135.61
2225002影山 正美
ミハエル・クルム
モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
BS1'38.4690.169135.38
3395003ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
BS1'38.8660.566134.84
4385004立川 祐路
荒 聖治
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BS1'39.3051.005134.24
5325005松田 次生
アンドレ・ロッテラー
EPSON NSX
HONDA NSX
BS1'39.6891.389133.72
6255006織戸 学
ドミニク・シュワガー
ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YH1'39.8811.581133.47
735007金石 年弘
エリック・コマス
G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
BS1'40.6942.394132.39
865008脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BS1'40.7482.448132.32
9355009服部 尚貴
脇阪 薫一
イエローハット スープラ
TOYOTA SUPRA
DL1'40.9752.675132.02
101850010道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BS1'41.9413.641130.77
113650011土屋 武士
マルコ・アピチェラ
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
BS1'42.7164.416129.78
12850012金石 勝智
伊藤 大輔
ARTA NSX
HONDA NSX
BS1'42.9304.630129.51
1310050013中野 信治
加藤 寛規
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS1'43.1454.845129.24
14163001山野 哲也
八木 宏之
M-TEC NSX
HONDA NSX
DL1'43.6445.344128.62
15633002OSAMU
吉本 大樹
LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
DL1'45.3477.047126.54
16193003青木 孝行
谷口 信輝
ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
YH1'46.2437.943125.47
1753004玉中 哲二
三船 剛
プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R
VEMAC RD320R
YH1'46.2657.965125.45
189103005高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'47.1428.842124.42
19523006竹内 浩典
西澤 誠剛
プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
DL1'47.4949.194124.01
20103007田中 哲也
余郷 敦
JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
YH1'47.8399.539123.62
21433008新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
BFG1'47.9839.683123.45
2273009山路 慎一
井入 宏之
雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
YH1'48.0509.750123.38
233750014ジェームス・コートニー
片岡 龍也
DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
BS1'48.1549.854123.26
243130010田中 実
松田 晃司
A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
BFG1'48.70710.407122.63
253030011佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFG1'48.88010.580122.44
268030012木下 みつひろ
星野 一樹
エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'49.19310.893122.08
272030013和田 博
宮川 やすお
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'49.44211.142121.81
281730014長島 正興
松永 まさひろ
エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
YH1'49.62511.325121.60
29230015高橋 一穂
渡辺 明
プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
KH1'50.99212.692120.11
308130016柳田 真孝
尾本 直史
シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
YH1'51.35213.052119.72
317030017石橋 義三
小園 ひろみ
フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'51.56213.262119.49
327230018平川 晃
Guts 城内
アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'51.70513.405119.34
331130019松田 秀士
菅 一乗
JJIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
YH1'51.80813.508119.23
34150015本山 哲
リチャード・ライアン
ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
BS1'52.76214.462118.22
352150016光貞 秀俊
植松 忠雄
フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
DL1'53.00414.704117.97
36930020清水 剛
細川 慎弥
ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
YH1'57.40119.101113.55
377730021小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YH2'07.29728.997104.72
  • 本フリー走行は、車両回収のため8:35、赤旗提示により中断し、8:52より再開した。(17分間中断)

全日本GT選手権

JGTC 第1戦 GT選手権inTI PP記者会見


500、300両クラスPP、4名のクルー (Photo: Motorsports@nifty)

GT500クラスポールポジション モチュールピットワークZ

影山 正美
 「シェイクダウンのときからZは速いといわれていたので、ポールポジションを取れてよかったです。テストからトラブルもなく順調で、過去のデーターから午前中のほうがタイムが出るとわかっていたので、午前の予選でニュータイヤを2セット使いました。柔らかめのタイヤ? 企業秘密なので言えません。決勝は苦しいレースになると思いますが、いいポジションでマイケル(ミハエル・クルム)に渡したいと思います」

ミハエル・クルム
 「午前中の予選のアタックは、1セット目のタイヤで黄旗が2回出たりグラベルから出てきたクルマがあったりでタイムが出なかったので2セット目を使いました。2セット目でクリアラップが取れてタイムが出たので午後は雨が降らないかと祈っていました。でも天気がよくなって、午後は本山が来るんじゃないかと思ってましたが、彼はトラフィックでタイムが出なかったようなので、それがなければ逆転されていたでしょう。決勝ですが、去年はポールを取ったけど勝てなかったので2位でもいいと思います。レースも長いし、タイヤも柔らかいものを選んだので……(横から影山が「えぇ!?」とクルムをつつく)。レースは何が起こるかわかりませんが、明日はニッサンが勝つと思います」

GT300クラスポールポジション M-TEC NSX

山野 哲也
 「ハコ出身の我々としてはNSXは最高峰のクルマですし、これに乗れて高いパフォーマンスで結果が出たのは非常に嬉しいです。クルマもチームも500で戦ってきたものなので、300のチームよりも高いノウハウを持っていますし、ぼくたちも安心して走ることが出来ます。決勝は安定したラップで後ろをコンマ数秒づつ離していって、ピットストップもかなり練習して他チームより止まるのが短いので、プレッシャーがかかならい位置で八木選手にバトンタッチしたいと思います」

八木 宏之
 「GT選手権に始めて参戦して勉強すべきことも非常に多いし、いままでやってきたレースと違ってレベルの高い戦いなのでアドバイスを聞いて技術を向上していきたいと思います。500と300はスピード差が大きいので抜かれ方が難しいと思います。クルマは非常によくて初めて乗ったぼくでも安定して高いレベルでタイムを刻むことができました。決勝は、焦らず淡々と仕事をこなしていけば自ずと結果はついてくると思います」

全日本GT選手権

JGTC 第1戦 GT選手権inTI 予選/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


全日本GT選手権シリーズ(JGTC) 第1戦 
「GT CHAMPIONSHIP in TI」  公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2004年4月3日
■開催場所:TIサーキット英田(岡山県)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■#22「モチュールピックワークZ」がポールポジション獲得 !!
#1「ザナヴィニスモZ」が2番手で、NISMOの2台がフロントロウを独占

いよいよ待ちに待った2004年JGTCシーズンが開幕した。舞台は昨年の開幕戦と同様、
岡山県のTIサーキット英田だ。付近の山々に桜が咲き乱れる中、4月3日午前10時か
ら公式予選がスタートした。天候は晴れで気温は13℃と、さわやかなレース日和に
恵まれた。

事前の合同テストなどで既に「Z速し」の評判が立っていたが、予選が始まってす
ぐにそれが単なる評判だけでなかったことが証明された。
チャンピオンナンバー「1」をつけた「ザナヴィニスモZ」は本山哲とリチャード
・ライアンが新しいコンビとなり、カーナンバー22の「モチュールピットワークZ」
は、ミハエル・クルムと影山正美が組む。
まずは昨日の練習走行でコンスタントに好タイムを出していたミハエル・クルムが
早速コースイン。コースレコードを更新する1分22秒920のタイムを記録した。
その後、GT500の占有時間終了間際になって、1分22秒404のベストタイムを出した。
そして、このタイムがこのセッションのベストタイムとなり、リザルトモニターの
トップに「Z」の名を表示することとなった。
一方、本山哲が乗り込んだ#1は午前はタイヤ1セットのみを使う計画のため、最初
の10分間はピットガレージの中で他車のタイムを見守っていた。路面の温度が上がっ
てきたところで本山哲がコースイン。4周目に1分22秒676を出し、2番手のポジショ
ンを獲得した。

午後3時から行われた予選2回目は、気温こそ大きく変わらないものの雲がサーキッ
ト上空を厚く覆う花曇りの中で行われた。
#22はフレッシュタイヤを使い切っており、ロングランも済ませていることもあっ
てGT300との混走時間は走行しなかった。#1も最後のGT500占有時間に集中するため、
同様に走行を控えた。GT500の占有時間は、残したフレッシュタイヤで多くの車両
が次々にタイムアタック。しかし、1回目の予選で出したNISMOの2台のタイムを塗
り替えることはできず2台のフロントロウ独占が確定した。

本年よりNISMOのチーム監督となった出川洋は「ニューカーで、しかもデビュー戦
でポールポジションを取れて、とりあえずホッとしています。
明日は朝のうち雨という予報です。ひょっとするとウェットレースになるかもしれ
ませんが、その場合もレース展開は面白くなりそうですね。」

82周の決勝レースは、4月4日の午後2時にスタートの予定。

■公式予選結果
Pos.  Car Name   No.  Driver    Laps
 1 モチュールピットワークZ   #22 影山正美 / ミハエル・クルム   1'22"404
 2 ザナヴィ ニスモ Z         #1  本山哲 / リチャード・ライアン 1'22"609
 3 auセルモスープラ          #38 立川祐路 / 荒聖治             1'22"705
 4 WOODONE トムス スープラ   #36 土屋武士 / マルコ・アピチュラ 1'22"815
 5 カルソニック IMPUL Z      #12 ブノワ・トレルイエ / 井出有治 1'22"968
 6 エッソウルトラフロー スープラ #6  脇阪寿一 / 飯田章         1'23"060
 7 デンソーサードスープラGT  #39 ジェレミー・デュフォア / アンドレ・クート     1'23"205
 8 G’ZOX・SSR・ハセミZ      #3  金石年弘 / エリック・コマス   1'23"262
 9 DYNACITY トムス スープラ  #37 ジェームス・コートニー / 片岡龍也      1'23"650
10 イエローハット スープラ   #35 服部尚貴 / 脇阪薫一           1'23"675

◆ニスモモータースポーツの詳細は「NISMO official web site」をご覧下さい。

全日本GT選手権

JGTC第1戦 GT選手権inTI 予選


ポールを確定したモチュール ピットワークZ(Photo:K.Takeshita)

昼に雨粒が落ちてきたものの、コースを濡らすまでには至らず、午後3時からの予選
2回目はドライコンディションで行なわれた。午前中の予選1回目より、かなり涼し
くなっており、条件としては良さそうだ。

まずは、両クラスとも最初の混走の時間帯に足慣らしを行ない、続いて行なわれた
GT300クラスの予選では、残り2分を切ったところで#16 M-TEC NSXが1回目を上回る
1分29秒019をマーク。ライバルたちの戦意を喪失させてクラスポールポジションを
確定した。
このGT300クラスの予選終了間際に#51シルビアがクラッシュし、マシン排除のため
に予選は中断。一旦コースインしたGT500マシンはピットに戻ることになる。

10分の中断の後、再開されたGT500の予選で主導権を握ったのは、やはりZだった。
残り2分となったところで、#1ザナヴィ ニスモ Zがエース本山のドライブで1分22
秒721、1分22秒609とタイムを短縮。自身の1回目は上回ったものの、暫定ポールタ
イムの1分22秒404には僅かに届かなかった。

この結果、Zのフロントローが確定。その背後のグリッドに#38auセルモスープラ、
2回目にタイムアップを果たした#36WOODONEトムススープラが並ぶことになった。
苦戦するNSX勢は、#18TAKATA童夢NSXが12番グリッドを確保するのがやっと。4台が
12~15位に並び、ターボ化されたNSXにとっては厳しい船出となった。

明日の決勝は、午後2時スタート。82周300kmで争われる。

◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月3日 TIサーキット英田(岡山県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/03) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
PNoClsPDriverCar
Model
TyreWhTimeTime1
Time2
Delay
1225001影山 正美
ミハエル・クルム
モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'22.404*R1'22.404
R1'24.314
-
215002本山 哲
リチャード・ライアン
ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'22.609R1'22.676
*R1'22.609
0.205
3385003立川 祐路
荒 聖治
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'22.705*R1'22.705
R1'23.083
0.301
4365004土屋 武士
マルコ・アピチェラ
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'22.815R1'22.993
*R1'22.815
0.411
5125005ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'22.968*R1'22.968
R1'22.990
0.564
665006脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'23.060*R1'23.060
1'24.904
0.656
7395007ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
BSR1'23.205R1'23.313
*R1'23.205
0.801
835008金石 年弘
エリック・コマス
G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'23.262R1'23.864
*R1'23.262
0.858
9375009ジェームス・コートニー
片岡 龍也
DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'23.650R1'23.815
*R1'23.650
1.246
103550010服部 尚貴
脇阪 薫一
イエローハット スープラ
TOYOTA SUPRA
DLR1'23.675R1'23.851
*R1'23.675
1.271
112550011織戸 学
ドミニク・シュワガー
ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YHR1'24.104R1'24.568
*R1'24.104
1.700
121850012道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BSR1'24.482R1'24.497
*R1'24.482
2.078
133250013松田 次生
アンドレ・ロッテラー
EPSON NSX
HONDA NSX
BSR1'24.539R1'24.555
*R1'24.539
2.135
14*10050014中野 信治
加藤 寛規
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS1'25.105*1'25.105
1'25.122
2.701
15850015金石 勝智
伊藤 大輔
ARTA NSX
HONDA NSX
BS1'25.1311'25.621
*1'25.131
2.727
16163001山野 哲也
八木 宏之
M-TEC NSX
HONDA NSX
DLR1'29.019R1'29.506
*R1'29.019
6.615
17633002OSAMU
吉本 大樹
LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
DLR1'29.521R1'29.921
*R1'29.521
7.117
18303003佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFGR1'29.640R1'30.626
*R1'29.640
7.236
19*193004青木 孝行
谷口 信輝
ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
YHR1'30.015*R1'30.015
R1'30.187
7.611
20803005木下 みつひろ
星野 一樹
エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
YHR1'30.153R1'30.610
*R1'30.153
7.749
21103006田中 哲也
余郷 敦
JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
YHR1'30.197R1'30.731
*R1'30.197
7.793
22*433007新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
BFGR1'30.407R1'31.487
*R1'30.407
8.003
23113008松田 秀士
菅 一乗
JJIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
YHR1'30.450R1'30.952
*R1'30.450
8.046
24313009田中 実
松田 晃司
A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
BFGR1'30.623R1'31.096
*R1'30.623
8.219
25730010山路 慎一
井入 宏之
雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
YHR1'30.814R1'31.346
*R1'30.814
8.410
268130011柳田 真孝
尾本 直史
シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
YHR1'30.920R1'31.955
*R1'30.920
8.516
27530012玉中 哲二
三船 剛
プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R
VEMAC RD320R
YHR1'31.205R1'32.160
*R1'31.205
8.801
285230013竹内 浩典
西澤 誠剛
プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
DLR1'31.442R1'31.695
*R1'31.442
9.038
297730014小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YHR1'31.976*R1'31.976
R1'32.178
9.572
30930015清水 剛
細川 慎弥
ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
YHR1'32.1591'33.618
*R1'32.159
9.755
31230016高橋 一穂
渡辺 明
プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
KHR1'32.3981'32.844
*R1'32.398
9.994
321730017長島 正興
松永 まさひろ
エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
YH1'32.497*1'32.497
1'32.770
10.093
332030018和田 博
宮川 やすお
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'32.5761'32.863
*1'32.576
10.172
347230019平川 晃
Guts 城内
アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'32.9291'33.240
*1'32.929
10.525
-------- 以上予選通過(107%=GT500:1'28.353/GT300:1'36.006)--------
-*21500-光貞 秀俊
植松 忠雄
フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
DL1'26.8341'27.752
*1'26.834
4.430
-*70300-石橋 義三
小園 ひろみ
フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'36.6361'38.555
*1'36.636
14.232
-111300-飯島 寛也
大井 貴之
ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4
PORSCHE 968
YH8'48.467*8'48.467
-
446.063
-*51300-加藤 正将
筒井 克彦
NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH1'33.4131'33.695
*1'33.413
11.009
-910300-高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'34.5171'34.797
*1'34.517
12.113
  • 従来のコースレコード: GT500:1'24.670 / GT300:1'32.430
  • 予選2回目は、車両回収の為15:41赤旗中断により中断し、15:50より再開した。(9分間中断)
  • ゼッケンNo.100は、2004年全日本GT選手権統一規則第39条 4.違反(Wチェッカー)により、罰金3万円を課した。(11:10)
  • ゼッケンNo.19は、2004 TI 4輪レース一般競技規則 第8章 第41条 1.違反(ピットロードレーン通過速度)により、罰金5万円及び、競技長による訓戒とした。(16:05)
  • ゼッケンNo.43は、2004 TI 4輪レース一般競技規則 第8章 第41条 1.違反(ピットロードレーン通過速度)により、罰金5万円を課した。(16:05)
  • No.21、70は、2004年全日本GT選手権統一規則 第3章 第25条 11.により、決勝レースへの出場については、4/4 GTフリー走行の状況で判断する。判断基準は、競技長が総合的に判断し、審査委員会が決定する。(ゼッケンNo.21 18:05 / ゼッケンNo.70 18:07)
  • No.51は、2004年全日本GT選手権統一規則 第3章 第22条 4.1)(FIA国際モータースポーツ競技規則 付則 L項 第3章 ドライバーの装備品 第1条 クラッシュヘルメット)違反により、失格とした。(18:05)

全日本GT選手権

JGTC第1戦 GT選手権inTI 予選1回目


暫定ポールを奪ったモチュール ピットワークZ(Photo:K.Takeshita)

4月3日、今シーズンの全日本GT選手権が開幕を迎えた。開幕戦の舞台は今年も岡山県
のTIサーキット英田。薄曇りではあるものの陽気は暖かく、サーキット周辺の山々に
咲く桜も満開だ。

午前10時から行なわれた予選1回目は、昨年と同じくGT500→GT300→混走の順で20分ず
つに区切られて行なわれた。
暫定ポールの座を射止めたのは#22モチュール ピットワークZ。2位も#1ザナヴィ ニ
スモ Zと、デビュー戦となるZがワンツーを占めた。3位には#38auセルモスープラが
入り、トップ3は昨日の練習走行と同様だ。

今シーズンからターボを積むNSXは大苦戦。明らかにストレートスピードで劣ってお
り最上位が#18TAKATA童夢NSXの11位。トップから2秒遅れと熟成にはまだ時間がかか
りそうだ。

GT300は、練習走行に続いて#16 M-TEC NSXが暫定クラスポール。GT500で苦戦するNSX
とは対照的な結果となった。

予選終了後から、雲が厚くなり空が暗くなってきた。天気予報では夜半に雨となるこ
とになっているが、予選2回目のはじまる午後3時前に降りだす可能性もありそうだ。

◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月3日 TIサーキット英田(岡山県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
GT選手権レース in TI -RIJ- (2004/04/03) Qualifying #1 Weather:Fine Course:Dry
2004 Japan GT Championship Round 1 TIサーキット英田 3.703km
PNoClsPDriverCar/ModelTyreWhTimeDelaykm/h
1225001影山 正美
ミハエル・クルム
モチュール ピットワーク Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'22.404-161.77
215002本山 哲
リチャード・ライアン
ザナウィ ニスモ Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'22.6760.272161.24
3385003立川 祐路
荒 聖治
auセルモスープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'22.7050.301161.18
4125004ブノワ・トレルイエ
井出 有冶
カルソニック IMPUL Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'22.9680.564160.67
5365005土屋 武士
マルコ・アピチェラ
WOODONE トムススープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'22.9930.589160.63
665006脇阪 寿一
飯田 章
エッソウルトラフロー スープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'23.0600.656160.50
7395007ジェレミー・デュフォア
アンドレ・クート
デンソー サード スープラGT
TOYOTA SUPRA
BSR1'23.3130.909160.01
8375008ジェームス・コートニー
片岡 龍也
DYNACITY トムス スープラ
TOYOTA SUPRA
BSR1'23.8151.411159.05
9355009服部 尚貴
脇阪 薫一
イエローハット スープラ
TOYOTA SUPRA
DLR1'23.8511.447158.98
10350010金石 年弘
エリック・コマス
G'ZOX ・SSR・ハセミ Z
NISSAN FAIRLADY Z
BSR1'23.8641.460158.96
111850011道上 龍
セバスチャン・フィリップ
TAKATA童夢NSX
HONDA NSX
BSR1'24.4972.093157.77
123250012松田 次生
アンドレ・ロッテラー
EPSON NSX
HONDA NSX
BSR1'24.5552.151157.66
132550013織戸 学
ドミニク・シュワガー
ECLIPSE ADVAN スープラ
TOYOTA SUPRA
YHR1'24.5682.164157.63
14*10050014中野 信治
加藤 寛規
RAYBRIG NSX
HONDA NSX
BS1'25.1052.701156.64
15850015金石 勝智
伊藤 大輔
ARTA NSX
HONDA NSX
BS1'25.6213.217155.70
162150016光貞 秀俊
植松 忠雄
フェラーリ 550GTS マラネロ
FERRARI 550GT Maranello
DL1'27.7525.348151.91
17163001山野 哲也
八木 宏之
M-TEC NSX
HONDA NSX
DLR1'29.5067.102148.94
18633002OSAMU
吉本 大樹
LEYJUNダンロップ320R
VEMAC RD320R
DLR1'29.9217.517148.25
19193003青木 孝行
谷口 信輝
ウェッズスポーツセリカ
TOYOTA CELICA
YHR1'30.0157.611148.10
20803004木下 みつひろ
星野 一樹
エンドレスダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
YHR1'30.6108.206147.12
21303005佐々木 孝太
後藤 聡
RECKLESS MR-S
TOYOTA MR-S
BFGR1'30.6268.222147.10
22103006田中 哲也
余郷 敦
JIM Gainer アドバンF360
FERRARI 360 Modena
YHR1'30.7318.327146.93
23113007松田 秀士
菅 一乗
JJIM RodeoDrive アドバンF360
FERRARI 360 Modena
YHR1'30.9528.548146.57
24313008田中 実
松田 晃司
A'PEX i-mobisess MR-S
TOYOTA MR-S
BFGR1'31.0968.692146.34
2573009山路 慎一
井入 宏之
雨宮アスパラドリンクRX7
MAZDA RX-7
YHR1'31.3468.942145.94
264330010新田 守男
高木 真一
ARTA Garaiya
ASL GARAIYA
BFGR1'31.4879.083145.71
275230011竹内 浩典
西澤 誠剛
プロジェクトμ太陽石油セリカ
TOYOTA CELICA
DLR1'31.6959.291145.38
288130012柳田 真孝
尾本 直史
シーウェストダイシンアドバンZ
NISSAN FAIRLADY Z
YHR1'31.9559.551144.97
297730013小林 且雄
谷川 達也
クスコスバルADVAN インプレッサ
SUBARU IMPREZA
YHR1'31.9769.572144.94
30530014玉中 哲二
三船 剛
プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R
VEMAC RD320R
YHR1'32.1609.756144.65
311730015長島 正興
松永 まさひろ
エスペリア Kosei セリカ
TOYOTA CELICA
YH1'32.49710.093144.12
32230016高橋 一穂
渡辺 明
プリウェチューリッヒ・クムホ NSX
HONDA NSX
KH1'32.84410.440143.58
332030017和田 博
宮川 やすお
FK/Massimo ADVAN ポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'32.86310.459143.55
347230018平川 晃
Guts 城内
アドバンBOROポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'33.24010.836142.97
35930019清水 剛
細川 慎弥
ADVAN K-STADIUM MT
MOSLER MT900R
YH1'33.61811.214142.40
365130020加藤 正将
筒井 克彦
NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア
NISSAN SILVIA
YH1'33.69511.291142.28
3791030021高見沢 一吉
砂子 塾長
高見沢整骨院アドバンポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'34.79712.393140.62
387030022石橋 義三
小園 ひろみ
フィールズ外国屋ADVANポルシェ
PORSCHE 911GT3R
YH1'38.55516.151135.26
3911130023飯島 寛也
大井 貴之
ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4
PORSCHE 968
YH8'48.467446.06325.23
  • 従来のコースレコード: GT500:1'24.670 / GT300:1'32.430
  • R印はコースレコードを更新した。
  • ゼッケンNo.100は、2004年全日本GT選手権統一規則第39条 4.違反(Wチェッカー)により、罰金3万円を課す。(11:10)

全日本GT選手権

JGTC第1戦 GT選手権inTI 練習走行


一発の速さに磨きがかかったauセルモスープラ(Photo:K.Takeshita)

4月2日、全日本GT選手権開幕戦の練習走行が行われ、今シーズンから新コンビとなっ
た#38auセルモスープラがトップタイムをマークした。
GT300クラスは、今季から参戦するニューカマー#16 M-TEC NSXが、#19ウェッズスポ
ーツセリカを抑えてトップ

明日の予選は、1回目が午前10時、2回目が午後3時から行われる。

◆TIサーキット英田 http://www.ti-circuit.co.jp/
2004年4月2日 TIサーキット英田(岡山県) 練習走行 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers----------Time(am)--Time(pm)
 1  38 500 auセルモスープラ               立川/荒         1'26.127 *1'22.831
 2  22 500 モチュール ピットワーク Z      影山/クルム     1'25.319 *1'23.070
 3   1 500 ザナヴィ ニスモ Z              本山/ライアン   1'25.236 *1'23.162
 4   6 500 エッソウルトラフロー スープラ  脇阪/飯田       1'25.345 *1'23.381
 5  39 500 デンソー サード スープラGT   デュフォア/クート 1'24.875 *1'23.444
 6  36 500 WOODONE トムススープラ         土屋/アピチェラ 1'25.300 *1'23.855
 7  12 500 カルソニック IMPUL Z           トレルイエ/井出 1'25.419 *1'23.950
 8   3 500 G'ZOX・SSR・ハセミ Z             金石/コマス     1'24.808 *1'24.357
 9  18 500 TAKATA童夢NSX                  道上/フィリップ 1'26.299 *1'24.952
10  25 500 ECLIPSE ADVAN スープラ         織戸/シュワガー 1'26.434 *1'25.022
11  32 500 EPSON NSX                      松田/ロッテラー 1'26.471 *1'25.024
12  35 500 イエローハット スープラ        服部/脇阪       -------- *1'25.576
13 100 500 RAYBRIG NSX                    中野/加藤       1'47.337 *1'25.747
14  37 500 DYNACITY トムス スープラ       コートニー/片岡*1'25.755  1'25.934
15   8 500 ARTA NSX                       金石/伊藤       1'27.336 *1'26.225
16  21 500 フェラーリ 550GTS マラネロ     光貞/植松       1'32.312 *1'28.161
17  16 300 M-TEC NSX                      山野/八木       1'31.618 *1'29.800
18  19 300 ウェッズスポーツセリカ         青木/谷口       1'33.394 *1'30.578
19  63 300 LEYJUNダンロップ320R           OSAMU/吉本      1'33.957 *1'30.649
20  30 300 RECKLESS MR-S                  佐々木/後藤     1'32.268 *1'30.731
21  10 300 JIM Gainer アドバンF360        田中/余郷       1'46.003 *1'30.990
22  11 300 JIM RodeoDrive アドバンF360    松田/菅         1'32.574 *1'31.051
23  80 300 エンドレスダイシンアドバンZ    木下/星野       1'32.578 *1'31.194
24  31 300 A'PEX i-mobisess MR-S          田中/松田       1'33.615 *1'31.266
25   7 300 雨宮アスパラドリンクRX7        山路/井入       1'32.452 *1'31.397
26  81 300 シーウェストダイシンアドバンZ  柳田/尾本       1'32.230 *1'31.512
27  43 300 ARTA Garaiya                   新田/高木       1'32.424 *1'31.551
28  52 300 プロジェクトμ太陽石油セリカ    竹内/西澤       1'33.612 *1'31.800
29  17 300 エスペリア Kosei セリカ        長島/松永       1'34.460 *1'32.350
30  77 300 クスコスバルADVAN インプレッサ 小林/谷川       1'33.838 *1'32.741
31   5 300 プロジェクトμ B-1 マッハ号GT320R  玉中/三船    1'34.568 *1'32.799
32  72 300 アドバンBOROポルシェ           平川/城内       1'34.593 *1'33.102
33   2 300 プリヴェチューリッヒ・クムホ NSX 高橋/渡辺      1'35.113 *1'33.301
34  20 300 FK/Massimo ADVAN ポルシェ      和田/宮川       1'34.619 *1'33.433
35 910 300 高見沢整骨院アドバンポルシェ   高見沢/砂子     1'35.352 *1'34.326
36   9 300 ADVAN K-STADIUM MT             清水/細川       1'37.183 *1'34.705
37  51 300 NSC・AUTO-STAFF・ADVANシルビア   加藤/筒井       1'35.890 *1'35.599
38  70 300 フィールズ外国屋ADVANポルシェ  石橋/ヒロミ     1'38.149 *1'37.241
39 111 300 ARKTECH ENDLESS ADVAN GT-4     飯島/大井      *1'57.152 37'07.067
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全日本GT選手権

2005年、GT選手権は2団体乱立?!


既に某メーカーではLM-GT車両の開発に着手した、との未確認情報も。

ALMSを主催するドン・バノス氏は昨日都内某所で記者会見を開き、LM-GT規定に則った
耐久シリーズを2005年から日本で開催すると発表した。
シリーズ名称は新時代のGT選手権、ということで「新日本GT選手権」となる。

レースは1000kmまたは4時間の耐久レースを主体としているが、年に一回の24時間レース
開催も視野に入れており、鈴鹿1000kmや十勝24時間をシリーズに組み込む腹積もりのようだ。

更に、大晦日にはフランスのブガッティサーキットで他のGTレースとの交流戦を予定
しており、これにはJGTC車両も参加可能、としている。日本やアメリカからの参戦に
対しては、各シリーズ上位5チームまでは輸送コストを負担する、としている。大会名は
「バノスボンバイエ2005」となる模様だ。

また、アメリカン・ルマンシリーズやルマン耐久選手権と車両規則を統一することで、
海外からの参戦を見込んでおり、既にフロドライブやテン・プラ・エイビスなどから
参戦の打診があった、とバノス氏は語っている。

気になるのは既にJGTCに参戦している国内チーム、メーカーがこの新たなカテゴリー
に関心を示すかどうか、だが、それに関してもバノス氏は「ルマン参戦を視野に入れ
ているチームにとって、これは見過ごせないシリーズになるはずだ」とあくまで強気だ。


「全日」と「新日」、二つのGTレースが激突する2005年の国内レースシーン。チームや
ドライバーの混乱は必至だが、ファンにとっては選択肢が増えることを歓迎すべきかも。

さて、あなたならどっちを見る?

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