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2003年7月

Formula DREAM

Fドリーム第5戦ブリヂストンアワードレース


武藤はシリーズランキングでも独走に。(Photo:FDO)

                         『武藤、余裕の3勝目』

 心配された雨は上がり曇天ながらドライコンディションとなった鈴鹿サーキットで、
シリーズ第5戦決勝レースが行われた。ポールポジションは武藤英紀、2番手に友森雄
一、3番手に高崎保浩、以下安田裕のぶ、平出英敏、岡本章平と並んだ。スタートの
瞬間、武藤、友森ともに見事な加速を見せたが、高崎は出遅れ、第1コーナーまでに
安田が先行した。

 武藤は2位以下を見る見る引き離し、1周で1秒705先行して独走状態へ持ち込んだ。
その後方では友森、安田、高崎、平出が一群となって2位争いに入ったが、平出は2周
目のデグナーでオーバーランして順位を落とした。武藤は周回毎にペースの上がらな
い2位友森との間隔を広げ、友森、安田、高崎による2位集団が出来上がった。その後
方少し離れて岡本と坂本祐也の2車が5位を争う格闘に入った。

 武藤は2周目に3秒041、3周目に4秒218と1周につき1秒以上のペースで後続を振り
切っていく。後方の2位集団は、安田が2位進出を狙って友森に攻めかかるがわずかに
及ばず高崎も安田に仕掛けることができないまま、テールトゥノーズの戦いとなった。
一方、岡本と坂本の5位争いも接近戦となり、坂本は繰り返し岡本のスキを突くそぶ
りを見せたが、順位を入れ替えるには至らない。

 結局、武藤は11周のレースで2位友森に9秒752の差をつけて悠々と逃げ切り、今季3
勝目を挙げた。また2位には友森、3位には安田が入賞した。

詳しくは公式サイトへ。http://www.f-dream.gr.jp

Japanese F3

F3第9戦上位3名のコメント


(Photo:K.Takeshita)

細川慎弥(優勝)
「ウォームアップで急にドライコンディションになったが、クルマのバランスが凄く
良かったのでそのままの状態でレースに臨んだ。スタートさえ決めれば、あとは抑え
る自信があったので、スタートだけはミスしないようにと集中した。トップに立って
からは、2戦目のこともあるし、一度気を緩めると元に戻らなくなるので、プッシュ
し続けた」

パオロ・モンティン(2位)
「2位になれたことは嬉しく思っている。ジェームズがスタートできないのを見た
ときはチャンスだと思った。今日の結果は嬉しいがジェームズまではまだ5ポイント
もあるし、クルマの速さに関しては細川やジェームズに比べて納得できる状態では
ないので、明日はもっと頑張る」

佐藤晋也(3位)
「スタートで失敗してしまった。右側のグリッドは路面が良くなかった。一つでも
上を狙おうとプッシュしたけど、届かなかった。
でも片岡やコートニーの追い上げも厳しかったので、今迄で一番嬉しい表彰台です」

Formula Nippon

Fニッポン第5戦 Fニッポン 予選2回目


今度こそ、この好調を決勝に結び付けたい(Photo:K.Takeshita)

 フォーミュラニッポン第5戦は5日、鈴鹿サーキットで予選2回目が行われ、土屋武士(LeMans)が終了直前に1'46.759を叩き出しポールポジションを獲得した。2位には本山哲(IMPUL)が、3位にはリチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)が入った。

 フォーミュラニッポン1回目の予選終了直前から小降りになった雨は徐々に上がりF3第9戦決勝が行われる午後2時前にはコースはほぼドライ状態となった。
 2回目の予選は定刻午後2時30分にスタート。上空にはわずかながら青空も顔を覗かせてきた。

 予選開始早々、道上龍がスプーンカーブでスピンするが再スタート。開始10分、トップは土屋武士で1'47.413。2位本山哲、3位リチャードライアン、4位道上。
 予選開始20分、土屋がタイムを伸ばし47.413、2位には道上が上がってきた。3位はライアン。スプーンコーナーで服部尚貴がコースアウト、マシンを降りる。その直後、このレースから今シーズン初参戦の五十嵐雄大が130Rでクラッシュ。赤旗が提示され、予選は25分28秒を残して中断。
 午後2時59分予選再開。再開早々、土屋がさらにタイムを縮め47.219、道上もタイムを縮めるが2位のまま。3位ライアン。その直後、ライアンが47.153でトップに立った。
 予選終了直前、ついに土屋が46.759でトップに立った。本山も2位に浮上、ライアンは3位に落ちた。4位には金石年弘、道上は5位と伸びず、6位には脇阪寿一が入った。

 明日はこの予選順位で決勝第1ヒートが午前11時20分から行われ、その決勝順位で午後3時から行われるの第2ヒートのグリッドが決定する。

ポールポジション、土屋武士
 この予選は(1回目がレインタイヤだったので)タイヤが4セット使えた。2セット目でいいタイムが出たので微調整をし、最後のセットでタイヤのおいしいところを使って46秒台のタイムを出すことができた。走り始めは、雨上がりでスリッピーだったがマシンの状態はよかった。明日の給油、タイヤ交換の無い2ヒート制は、本山選手のアウトラップが速いのでぼくには有利だ。

予選2位、本山哲
 昨日の合同テストではマシンの状態が良かったが、今日は雨上がりで路面のコンディションが悪く走り始めはオーバーステアだった。調整をしたが、結局はマシンの差が出て土屋選手には追いつけなかった。明日は雨上がりで1コーナーのイン側が荒れているのが心配だ。

予選3位、リチャード・ライアン
 スタートからマシンのセットアップは良かったが、赤旗で状況が変わったようだ。条件さえ整えばそのうちポールポジションは取れるだろう。明日の2ヒート制にはメリットもデメリットもある。2回のスタートでは危険なドライバーもいるし、これを切り抜ければ何とかなるだろう。

2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選2回目 天候:曇り/コース:ドライ
Fニッポン -RIJ- (2003/07/05) Qualfying Session #2 Weather:Cloudy Course:Dry
2003 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
18土屋 武士LeMans1'46.759--195.82
219本山 哲IMPUL1'47.0570.2980.298195.27
340リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION1'47.1530.3940.096195.10
47金石 年弘LeMans1'47.5600.8010.407194.36
55道上 龍5ZIGEN1'47.5790.8200.019194.32
622脇阪 寿一TEAM 221'47.7320.9730.153194.05
712井出 有冶COSMO OIL CERUMO1'47.9261.1670.194193.70
81小暮 卓史PIAA NAKAJIMA1'47.9601.2010.034193.64
920ブノワ・トレルイエIMPUL1'48.1631.4040.203193.27
109黒澤 治樹PLANEX EBBRO NOVA1'48.2511.4920.088193.12
1111松田 次生COSMO OIL CERUMO1'48.3721.6130.121192.90
122アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA1'48.4431.6840.071192.78
133立川 祐路Olympic KONDO1'48.4901.7310.047192.69
146福田 良5ZIGEN1'48.6421.8830.152192.42
1541服部 尚貴DoCoMo DANDELION1'49.0052.2460.363191.78
1628野田 英樹CARROZZERIA MOHN1'49.3602.6010.355191.16
174ドミニク・シュワガーOlympic KONDO1'49.4032.6440.043191.08
1810五十嵐 勇大TEAM NOVA1'49.4412.6820.038191.02
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 1'54.2327.4734.791183.01
  • 全車1回目の予選タイムを上回り、予選2回目の結果をもって総合結果となります。
  • 赤旗提示により9分48秒間中断した。(赤旗提示時刻 14:49'12 再開時刻 14:59'00)
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。

Japanese F3

F3第9戦 全日本F3 決勝


細川待望の初優勝!(Photo:K.Takeshita)

全日本F3選手権第9戦は、フォーメーションスタートでフロントロウの2台が揃って
エンジンストールという波乱の幕開け。
これにより先頭に立った3番グリッドの細川が危なげなく後続を振り切って今季初
優勝を遂げた。

午前中の予選で降っていた雨も上がり、空はまだ雲が晴れないながらもコースは
ドライコンディションに回復していた。
13時45分、定刻でフォーメーションラップがスタートしようかというそのとき、
#7コートニーと#3横溝の脇でイエローフラッグが振られる。エンジンストールだ!
横溝はすぐに始動でき、隊列を追いかけていったが、コートニーはピットに押し
戻されてしまった。これで横溝は最後尾スタート、コートニーはピットスタートと
なる。

レースは先頭に繰り上がった#1細川が手堅く首位をキープして1コーナーに進入、
そのまま後続を突き放していく。
2位にはモンティンが続く。

その後方では、最後尾スタートの横溝とピットスタートのコートニーが猛然と追い
上げを開始、横溝は残念ながら2周目のヘアピンで#8小早川と接触、リタイヤとなっ
たが、コートニーはトップグループをも上回るハイペースで追い上げ、1周目11位、
2周目8位、3周目7位と着実に順位を上げてくる。

4周目の130Rで#36片岡が#4クインタレッリを抜き、そのままの勢いで3位の#2佐藤を
追い上げていき、8周目のホームストレートで急接近、さらにその後方ではコートニ
ーが#11柴田に迫り、サイドバイサイドの状態で1コーナーへ。
柴田は堪らずコースアウト、後方に沈む。

9周目のシケイン進入で片岡がブレーキングミス、これに乗じてコートニーが
1コーナーまでに追いつき、アウトからオーバーテイク。

結局、最後まで細川がトップを譲ることなく、全日本F3における初優勝を遂げた。
2位にはモンティン。3位には佐藤晋也が入り、コートニーは最終ラップのデグナー
でコースアウトしたため片岡に抜き返されて5位に終わった。

2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
全日本F3 -RIJ- (2003/07/05) Race Results Weather:Cloudy Course:Dry
All Japan F3 Championship Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineLapTime
11細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C1224'00.483
212パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE126.731
32佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B127.734
436片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1210.844
57ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1211.489
64ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE1212.641
719柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1225.739
833吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE1227.428
918小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE1232.278
1011柴田 裕紀DALLARA F302無限MF204B1234.676
1132番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE111 Lap 
-------- <以上規定周回完走> --------
-8小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE111 Laps
-3横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE111 Laps
  • Fastest Lap No.1 細川慎弥 ディグレ無限F106 1'59.581 7/12 174.82km/h
  • ペナルティNo.3 2003年全日本フォーミュラ3選手権統一規則第27条~5)により、厳重警告(始末書提出)及び罰金3万円を課した。

Formula Nippon

Fニッポン第5戦 Fニッポン 予選1回目


暫定ポールのリチャード・ライアン (Photo: K.Takeshita)

 フォーミュラニッポン第5戦は5日、鈴鹿サーキットで予選1回目が行われ、セッション終了直前に2'5.217を叩き出したリチャード・ライアン(DoCoMo DANDELION)が暫定ポールを獲得した。2位にはアンドレ・ロッテラー(PIAA NAKAJIMA)、3位には本山哲(IMPUL)が入った。

 早朝から降ったり止んだりだった雨も、F3予選が始まることから本降りになり、FN公式予選1回目は、ウエットコンディションで行われることになった。
 予選開始5分、ブノワ・トレルイエが2'8.844でトップ。リチャードライアンがこれに続くいう外国人ドライバーがまずは予選をリードした。
 開始10分、本山哲が7.258でトップに、以後トレルイエ、ライアンと続く。このころから雨足が少し弱まってきた。
 開始20分、雨足が再び強くなる。ライアンが6.811でトップに。土屋武士が2位に上がり、3位トレルイエ、本山は4位に落ちた。
 開始30分前、土屋が6.710でトップに、ライアンは2位に下がり、3位には金石年弘が上がってきた。4位本山。しかし直後、土屋が1コーナーでコースアウト、予選を終える。
 開始30分過ぎ、再び本山が6.647でトップ。2位土屋、3位ライアン、4位金石、5位トレルイエ、6位脇阪寿一。
 開始35分過ぎ、野田がデグナーでスピンコース上にストップ。ここで赤旗が掲示される。予選は5分50秒間中断。
 6分後残り7分で予選が再開。雨は再び小降りになりサーキット上空も明るくなってきた。
 予選終了3分前、アンドレ・ロッテラーここで6.204で先ずはトップに。終了2分前、ライアンが5.271でロッテラーを逆転トップに立った。結局このまま予選は終了。3位は本山、4位土屋、5位金石、6位トレルイエと続いた。

2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選1回目 天候:雨/コース:ウェット
Fニッポン -RIJ- (2003/07/05) Qualfying Session #1 Weather:Rainy Course:Wet
2003 Fomula Nippon Round 5 鈴鹿サーキット 5.807km
PNoDriverTeamTimeDelayGapkm/h
140リチャード・ライアンDoCoMo DANDELION2'05.271--166.88
22アンドレ・ロッテラーPIAA NAKAJIMA2'06.2040.9330.933165.65
319本山 哲IMPUL2'06.6471.3760.443165.07
48土屋 武士LeMans2'06.7101.4390.063164.98
57金石 年弘LeMans2'06.8701.5990.160164.78
620ブノワ・トレルイエIMPUL2'06.8871.6160.017164.75
73立川 祐路Olympic KONDO2'07.0141.7430.127164.59
85道上 龍5ZIGEN2'07.1241.8530.110164.45
922脇阪 寿一TEAM 222'07.3122.0410.188164.20
106福田 良5ZIGEN2'07.4542.1830.142164.02
1112井出 有冶COSMO OIL CERUMO2'07.5512.2800.097163.90
1211松田 次生COSMO OIL CERUMO2'07.6942.4230.143163.71
131小暮 卓史PIAA NAKAJIMA2'07.8812.6100.187163.47
1441服部 尚貴DoCoMo DANDELION2'07.9432.6720.062163.39
154ドミニク・シュワガーOlympic KONDO2'07.9822.7110.039163.34
169黒澤 治樹PLANEX EBBRO NOVA2'08.0632.7920.081163.24
1710五十嵐 勇大TEAM NOVA2'08.4553.1840.392162.74
1828野田 英樹CARROZZERIA MOHN2'08.4633.1920.008162.73
以上予選通過 基準タイム ( 107% ) 2'14.0408.7695.577155.96
  • シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。
  • 赤旗提示により5分50秒間中断した。(赤旗提示時刻 11:17'10 再開時間 11:23'00)

Japanese F3

F3第10戦 全日本F3 予選


モンティン、余裕のポールポジション (Photo:K.Takeshita)

10分間のインターバルを置いて第10戦の予選が始まった。
コートニーが最初のアタックで早くも2'17.306と第9戦のベストをも上回るタイムを
出してきたが、これをモンティンが3回目のアタックで上回り、2'17.014でトップに。
さらにモンティンは16.843、16.484と着実にタイムを削り取り、他の追随を許さなか
った。
2位にはコートニー、3位には細川が入り、第9戦で健闘した横溝は2コーナーでコース
アウトしてしまい、4位に終わった。
2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:雨/コース:ウェット
全日本F3 -RIJ- (2003/07/05) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2003 All Japan F3 Championship Round 10 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
112パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE2'16.484--153.17
27ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'17.3060.8220.822152.25
31細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C2'17.5381.0540.232152.00
43横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE2'17.6941.2100.156151.82
511柴田 裕紀DALLARA F302無限MF204B2'18.0131.5290.319151.47
62佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B2'18.1741.6900.161151.30
74ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'18.3211.8370.147151.14
836片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'18.4541.9700.133150.99
919柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'18.8872.4030.433150.52
1032番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE2'19.4752.9910.588149.88
118小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'19.5283.0440.053149.83
1233吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE2'19.7393.2550.211149.60
1318小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'20.3603.8760.621148.94
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'30.81914.33610.460138.61

Japanese F3

F3第9戦 全日本F3 予選


ウエットでは敵なしのコートニー (Photo:K.Takeshita)

今日の鈴鹿は朝から雨が降り始め、F3第9戦の予選はウェットコンディションの中で
行われた。
 横溝直輝が最初のアタックで出した2'17.458を各車とも中々上回れず、これがその
ままポールタイムになるのかと思われたが、チェッカー間際にジェームズ・コートニ
ーがセクター1のビハインドを130Rからシケインの区間で見事に挽回する走りで
2'17.308を叩き出して逆転、第9戦のポールポジションを奪い取った。
 2位には横溝。3位には終盤目覚しいタイムアップがあったものの惜しくもトップに
は届かなかった細川が入った。
2003年7月5日 鈴鹿サーキット(三重県) 予選 天候:雨/コース:ウェット
全日本F3 -RIJ- (2003/07/05) Qualifying-Session: Weather:Rainy Course:Wet
2003 All Japan F3 Championship Round 9 鈴鹿サーキット 5.807 km
PNoDriverCarEngineTimeDelayGapkm/h
17ジェームス・コートニーDALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'17.308--152.25
23横溝 直輝DALLARA F303TOYOTA 3S-GE2'17.4580.1500.150152.08
31細川 慎弥LOLA-DOME F106無限MF204C2'17.7760.4680.318151.73
412パオロ・モンティンDALLARA F303NISSAN SR20VE2'18.1300.8220.354151.34
52佐藤 晋也DALLARA F302無限MF204B2'18.5321.2240.402150.91
636片岡 龍也DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'18.5821.2740.050150.85
74ロニー・クインタレッリDALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'18.6601.3520.078150.77
819柴田 裕吉DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'18.9831.6750.323150.42
911柴田 裕紀DALLARA F302無限MF204B2'19.3802.0720.397149.99
108小早川 済瑠DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'19.6052.2970.225149.75
1133吉本 大樹LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE2'20.0842.7760.479149.23
1232番場 琢LOLA-DOME F106TOYOTA 3S-GE2'20.3803.0720.296148.92
1318小川 貴広DALLARA F302TOYOTA 3S-GE2'21.5414.2331.161147.70
以上予選通過 基準タイム ( 110% ) 2'31.26513.9579.724138.20

Formula Nippon

五十嵐勇大、NOVAからFニッポン参戦決定!


NOVAからFニッポン参戦が決まった五十嵐(Photo:Motorsports@nifty)

今シーズン、NOVAからフォーミュラ・ニッポンに参戦していた藤澤哲也に代わって、
今週末鈴鹿で行われる第5戦から、五十嵐勇大がNOVAのマシンをドライブすること
が決まった。藤澤は第4戦まで参戦したものの、思ったような成績を残せぬまま五
十嵐にシートを譲ることになった。

五十嵐は、2000年シーズンからフォーミュラ・ニッポンに参戦を開始。チーム・ル
マン、ムーンクラフトからエントリーしてきた。今季はシートを失い活動の場をGT
一本に絞っていたが、本人の念願叶っての復帰となった。

復帰戦となる鈴鹿で、五十嵐がどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。


◆五十嵐勇大公式サイト http://www.yudai-i.net/
◆Fニッポン公式サイト http://www.f-nippon.co.jp/

スーパー耐久

スーパー耐久第4戦MINE/ラリーアートニュース

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□                  スーパー耐久シリーズ2003  第4戦                  □
□  中谷明彦組三菱ランサーエボVIIIがポール・トゥ・ウィン、今季2勝目!□
□        クラス2で三菱ランサーがワン・ツー・フィニッシュを果たす        □
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■<結果>
<クラス2>*クラス2は完走8台


  順位              1
  ドライバー        中谷  明彦/木下  隆之
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間20分38秒239(151周)
  予選順位          1


  順位              2
  ドライバー        大橋  正澄/松浦  俊之/松井  猛敏
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間20分14秒058(149周)
  予選順位          5


  順位              3
  ドライバー        吉田  寿博/清水  和夫
  車両              スバル・インプレッサ
  タイム(周回数)  4時間19分48秒925(147周)
  予選順位          3


  順位              4
  ドライバー        松本  達哉/日部  利晃
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間20分13秒461(147周)
  予選順位          7


  順位              5
  ドライバー        小川日出生(CMSC山形)/伊藤勝一(CMSC山形)
                    大野尊久
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間20分45秒421(146周)
  予選順位          8


  順位              6
  ドライバー        富枡  朋広/関  豊
  車両              三菱ランサーエボリューション
  タイム(周回数)  4時間19分45秒940(144周)
  予選順位          9


*CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF
登録クラブで、東京の本部(会長:木全  巖)および全国24支部(各々独立JAF
登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。


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■  <開催概要>
開催日    6月28日(土)予選・29日(日)決勝
開催場所  山口県美祢市西厚保町「MINEサーキット」
周回数    155周(1周3.330839km)
参加台数  38台(決勝レース出走38台、完走30台)

クラス1  (3501cc~)                  7台
クラス2  (2001~3500cc、4WD)  9台(三菱ランサー7台)
クラス3  (2001~3500cc、2WD)  8台
クラス4  (~2000cc)                  8台

GN+クラス(スーパー耐久シリーズ・技術規則
第8条に従った車両、~2000cc、2WD)  6台

観客数    19,800人(決勝当日)


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  スーパー耐久シリーズ  2003第4戦「MINE500km    RACE」が、
6月28日(土)~29日(日)に山口県の「MINEサーキット」  (1周3.3
30km)で開催された。同大会には5クラス合わせて38台のエントリーがあり、
クラス2には最多の9台が参加。このうち三菱ランサーは7台を占め、引き続き単一
クラスに於ける最多参加車種となった。

  予選が行われた28日の天候は終日断続的な小雨模様。決勝グリッドを決める予選
2回目も小雨が時折落ちるウエットコンディション下で行われた。クラス2車両の出
走する最初の20分間は当初雨が殆ど止んでいたが間もなく降り出し路面状況が悪化。
この間隙を縫って中谷明彦選手組の駆る三菱ランサーエボリューション・はコースイ
ン2周目でさらりとベストタイムを記録。上位排気量のクラス1勢を向こうに見事総
合3番手に食い込んだ。また、村田信博選手組が総合9位/クラス2番手に続いて三
菱ランサーエボリューションVIIIが予選1、2番手を独占した。

  明けて29日の決勝日は朝方こそ曇天だったがじきに晴れ間ものぞき、朝のフリー
走行では各チームともドライ路面のセッティングに腐心することに。155周500
・の決勝レースは午後0時54分に気温26℃とやや蒸し暑い中でスタートした。ポ
ールポジションから快調なスタートを切った中谷選手組三菱ランサーは、優れた回頭
性をもたらすスーパーAYCや、スーパークロス5速ミッションもツイスティなMI
NEのコースにマッチしてクラストップを快走。ブレーキや水温上昇に細心の注意を
払いながらも一時は総合でも5番手と、クラス1勢に分け入る速さを見せた。これに
対してライバル勢には反則ペナルティの他、他車との接触、エンジントラブルなどが
多発する荒れた展開となったが、ノートラブルで走りきった中谷選手組の三菱ランサ
ーはそのまま無事チェッカー。開幕戦に続く今季2勝目を嬉しいポール・トゥ・ウィ
ンで飾った。今回優勝した三菱ランサーには、イニシャルトルクの低下がなく高い駆
動力が確保されるラリーアート製スーパートラクションL.S.D.が装着されてい
る。なお、予選5番手からスタートした大橋正澄選手組(三菱ランサー)も中盤以降
じわじわと順位を上げ2位に入賞。三菱ランサーエボリューションVIIIが初のワ
ン・ツー・フィニッシュを果たし、ランキングでも大橋選手組は単独3位に浮上した。
出走38台中8台がリタイアする中、三菱ランサーは7台全車が完走。なお、総合優
勝は木下みつひろ選手組のスカイラインGT-Rだった。


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★第4戦終了時のシリーズポイント(全8戦中7戦有効)
<クラス2>

1位  吉田寿博組(スバル・インプレッサ)  67
2位  中谷明彦組(三菱ランサー)          50
3位  大橋正澄組(三菱ランサー)          45
4位  村山智之組(スバル・インプレッサ)  30
5位  松本達哉組(三菱ランサー)          28
6位  植松忠雄組(三菱ランサー)          15
7位  橋澤  宏組(三菱ランサー)          14
8位  三上和美組(三菱ランサー)          14
9位  村田信博組(三菱ランサー)          12


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◆ラリーアートWeb Site http://www.ralliart.co.jp/

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