ゴーン社長と案内する柿元前ニスモチーム監督(Photo:Ms@nifty)
5月4日、日産自動車のゴーン社長が、全日本GT選手権第2戦の行われている
富士スピードウェイを訪れた。当日は子息を伴ってプライベート色の強い訪問の
ようだったが、ニスモ首脳陣の案内で各チームのマシンを興味深く見て回った。
ゴーン氏は、2005年には資本提携しているフランス・ルノー社の社長に就任する
ことが決まっており、氏の意向はF1,IRLをはじめとするルノー、日産両社のモー
タースポーツ活動にも大きな影響を与えると見られている。
童夢社員募集のお知らせ
レーシングカー・コンストラクターとして世界マーケットへの進出を目指す株式
会社 童夢では、長年に亘りレーシングカー開発技術の育成に力を注いできたお
かげで、技術的競争力には充分な自信を持っていますが、いざ、そのフィールド
を海外に転じたとたん英語の勉強を忘れていたことに気がつきました。それなの
に、これからはヨーロッパだけではなくアメリカへの進出も企てています。
そこで、今後の業務拡充に備えるためにも社員の募集を実施します。今回は語学
力を重視した職種が中心となっていますが、単にバイリンガルというよりはモー
ターレーシングに詳しい方、または興味をお持ちの方を希望しています。モータ
ーレーシングの世界にどっぷりと溺れたい方はどうぞ。
職 種
・レーシングチーム・マネージャーおよびアシスタント
レーシングチームの総務部のような仕事ですが、経験豊富なチーフ
マネージャーからレースは大好きだけど経験は無いというアシスタ
ントまで、幅広く募集しています。
海外レース、外国人ドライバーが多いので、英語の堪能な方は優遇
します。
・海外事業担当者
外国企業との折衝や会議での通訳、書類の翻訳など、童夢の海外事
業全般にかかわる業務です。最も必要な能力は語学力ですが、技術
的な専門用語も多いのでレースに詳しい方ならベターです。
・役員秘書
基本的には海外事業担当者と同等の職務内容ですが、主として役員
の業務をフォローします。語学力を最重要視します。
・営業担当
レーシングカー・コンストラクターとしての営業活動を展開できる
方。
英国を拠点として、レーシングカーの開発/生産/販売、風洞試験、
プロトタイプ製作等に関する営業を海外の自動車メーカーやレーシ
ング・チームを対象として展開します。
この任務の適任者はなかなか見つからないと思いますので、類似業
務の経験者でモーターレーシングの世界への転職を希望する方でも
結構です。
・受付・電話交換業務担当者
来客の受付・案内、電話の応対・社内取次等、童夢本社を訪れる方
や電話連絡される方の案内係です。ピットワーク同様、機転が利き、
臨機応変な応対ができる明朗・快活な方を希望します。
勤 務 地
: 京都または英国
応募書類
: 履歴書(現在までの職務経歴・応募理由等を明記または添付したもの)
応募締切
: 2002年5月20日(第一次として)
応 募 先
: 〒601-1251
京都市左京区八瀬花尻町198-1
株式会社 童夢 総務部宛
採用試験
: 5月下旬実施予定
書類選考後、合否の通知を6月10日までに郵送します。
問 合 せ
: 総務部 大垣
e-mail dome@dome.co.jp
TEL 075-744-3131
FAX 075-744-3055
詳細は、童夢ホームページ「WANTED」へ
(全20戦中6戦終了)
月 3 3 4 4 5 5 5 5 6 6 7 7 8 8 8 8 9 91010
/ / / / / / / / / / / / / / / / / / / /
日 2 3 23242 3 18198 9 6 7 3 4 24257 8 1920
開 筑 鈴 富 美 も 鈴 菅 仙 T も
催 て 鹿 て
地 波 鹿 士 祢 ぎ 東 生 台 I ぎ
PoNoドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 91011121314151617181920 総P 有効P
------------------------------------------------------------------------
1 7P.モンティン 2020101520 0 85 85
2 3M.ザンガレリ 1515 0 61215 63 63
3 1小暮卓史 10 42020 0 0 54 54
436片岡龍也 012 812 020 52 52
564佐藤晋也 12 015 2 812 49 49
637平中克幸 8 812 115 0 44 44
7 8横溝直輝 1 1 610 410 32 32
833吉本大樹 3 6 4 8 0 6 27 27
912富澤 勝 210 1 010 2 25 25
10 2長屋宏和 6 0 3 0 6 8 23 23
11 5西村秀樹 4 2 0 4 3 1 14 14
1218中村裕史 0 0 2 3 0 3 8 8
1311星野一樹 0 3DNS0 0 4 7 7
**********************************************************************
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト14戦(70%)有効ポイント
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
(C)NISMO
全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第2戦
ALL JAPAN FUJI GT RACE 決勝
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2002年5月4日(土)
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■6度のセーフティカー。
荒れたレースでNISMOのGT-Rが6、7位入賞
<決勝 13:43~114Laps Cloudy / Dry>
決勝レースは、シリーズ最長の500kmレース。#23カストロール ピットワークGT-R
は、影山正美がスタートを担当。53,000名の大観衆が見守る中、16番手から飛び
出した影山は、1周目の第1コーナーで上位2台が絡むスピンアウトの混乱に巻き込
まれることなく、ポジションを9位にあげて最初のセーフティカーラップを周回し
た。
5周目にレースが再開されると、先行車の#12と#39を抜いて7位へ。11周目には6位
へと浮上した。さらに、5位の#36を追って序盤から勝負する姿勢を見せた。そし
て他チームより早めの27周目に予定通りのピットイン。エリック・コマスにドラ
イバー交代した。ところが直後に2回目のセーフティーカーラップとなって各車が
ピットインしたため、アドバンテージを築く計画は崩れてしまった。
しかし、コマスは40周目には7位にまで挽回。ピットインを挟み、再びポジション
を落とすが、76周目に影山にステアリングを戻した時には8位であった。このピッ
トストップ時に、エンジン停止する前の給油作業開始がペナルティと判断され、7
位でトラックに戻った後、10秒のピットストップを命じられた。しかし、直後に
セーフティカーが出動したため、ペナルティは大きな損失とはならずに救われた。
終盤影山は7位で周回を重ね、最終周に6位で先行する僚友の#22がスピンし、コー
スアウトしたため、6位にポジションをあげてチェッカーフラッグを受けた。
#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、ミハエル・クルムがレースをスタート。
序盤の2スティントをクルムが担当する作戦を取った。14番手からスタートし、序
盤の上位車脱落で12位となった。16周目に10位に上がると、17周目には9位へ。さ
らに28周目には7位となった。その後、セーフティーカーラップ中にピットイン。
給油してコースに戻ると9位に、40周目に#35に競り勝って8位となるなど、アグレッ
シブに上位を目指す前向きなレース展開を見せた。中盤以降は5位にポジションアッ
プし、さらに4位に押し上げたところで76周目にピットインし本山に交代した。本
山は5位をキープするものの、終盤#100に先行を許し6位へ。再度5位を奪還すべく
猛プッシュを掛けるが、最終周にチャレンジした第1コーナーで痛恨のスピンアウ
ト。#23に6位のポジションを譲って7位でゴールを迎えた。
一方GT300クラスは、8番手を走行していた#81シルビアの青木が11周でピットイン。
これはターボのアクチュエーターのロッドが折れたためだった。
また#3シルビアの山野はBコーナーでスピンを喫しポジションダウンしたが、中盤
には7番手までリカバリーして上位進出を狙っていた。ところがオイルを吹いてい
るということでオレンジボール旗が掲出され、やむなくピットイン。原因はデフの
トラブルのためだった。いったんコース復帰するが再びピットインして65周でレー
スをあきらめた。
その直前の62周の時点でマシンの挙動がおかしいとピットインした#81シルビアだ
が、左リヤサスペンション部のフレームが割れていることが判明し、こちらもレー
スをあきらめることになった。レースは終了直前までトップを走っていた#19MR-S
のタービンが壊れスローダウン。#62ヴィーマックが逆転してデビュー戦でポール
toフィニッシュを遂げた。
■ニスモチーム小河原監督
「まず2台ともポイント圏内でゴールさせることができ、ホッとしました。予選ポ
ジションから考えると、よくやれたと思います。#23は3ストップ作戦に賭けたの
ですが、まさかこれほどセーフティカーが出るとは予想もしていませんでした。
しかし、ペナルティストップがセーフティカーに助けられたので、運がなかった
わけでもないです。結果的にはポジティブなレースができたと思うので、この流
れを次のレースにつないで行きたいですね」
■本山哲
「最後に飛び出してしまったのが残念。逆転を狙うには、1コーナーしか詰めると
ころがなかったので、ぎりぎりプッシュして少しずつ詰めていき、ファイナルラッ
プにチャレンジしましたが、行き過ぎてしまいました。しかし、コースに戻れて
フィニッシュできたのはラッキーでした。苦しいレースでしたが、いろいろと見
直しをかけ、(今後は)これ以上の成績をキープしたいですね」
■影山正美
「最初のスティントは気持ちよく走れました。ポジションを上げていくのは、気
持ち良いです。しかし終盤のBコーナーでは目の前でクラッシュがあったので、な
んとかグリーンに逃げることができたけど、本当に怖かった。終わってみれば6位
は悪くないと思います。次は菅生ですが、なんとか頑張ります」
■山野哲也
「原因ははっきりしていませんが、デフのポンプのスイッチが入ってなかったみ
たいです。今回のトラブルは大きな問題ではないので次のSUGOでは起死回生、い
いレースができるよう頑張ります」
■青木孝行
「行けると思ったんですが、最初はアクチュエーターのロッドが折れて最後はフ
レームが折れていたのでその時点でリタイアになりました。次は勝負ができるよ
うなレースをしたいです。多分大丈夫でしょう」
(決勝結果は省略させていただきました)
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/contents.html
両クラスの優勝クルー(Photo:Ms@nifty)
セーフティカー導入6回と荒れたレースで
auセルモスープラ、R&Dマーヴィックが優勝
JGTC第2戦は毎年ゴールデンウィークの恒例行事で、今年も富士スピードウェイで
開催された。昨年同様500kmのロングディスタンスで、通常の車両はピットイン2回
でドライバーのどちらかが長めのドライブを担当する。ピットの回数も多く、セー
フティカー(SC)ランをたくみに利用してピットインのタイミングを取るタクティ
クスやピットワークの迅速さなど、さまざまな要素が組み合わされる予測の難しい
レースとなる。
今回注目されたのはHKSの製作したメルセデス・ベンツCLKと、東京R&Dが投入す
るヴィーマック320Rの2台。しかしメルセデスが富士に到着したのは予選前日の夕
方で予選は走らずじまいとなった。一方ヴィーマックは流麗なスタイリングでセッ
ションごとにタイムアップを果たしていた。
5月2日に行われた公式予選で、コースレコードでポールポジションを獲得したの
は脇阪寿一/飯田章の#6エッソウルトラフロースープラ。ディフェンディングチャ
ンピオンである竹内浩典/立川祐路の#1auセルモスープラがフロントロウに。そし
て服部尚貴/田嶋栄一の#76イエローコーンマクラーレンGTR、土屋武士/ワイン
・ガードナーの#36トクホントムススープラ、岡田秀樹/黒澤治樹の#30綜警McLaren
の順と最高速の伸びるスープラとマクラーレンがトップ5を独占した。
またGT300では、柴原眞介/蜜山祥吾の#62Vemac R&Dダンロップ320Rが何とデビュー
レースでポールポジションを獲得。今回は性能引き上げ措置を受けた車両が多く、
#2BOSSベルノ東海NSXが2位、#19ウェッズスポーツMR-Sが3位、#15AMPREX BMW M3GT
が4位と、いつもとは上位の顔ぶれが変わった新鮮なグリッドとなった。
決勝は朝から雲が多くいつ雨が落ちてきてもおかしくない空模様。それでも5万
3000人ものファンが詰め掛けた。13時40分過ぎ、114周の決勝レースがきれいにス
タートした。しかし2周目の1コーナーで#37ZENTスープラ、#16無限NSX、#64Mobil
1 NSXが接触。#64NSXはグラベルで身動きが取れなくなりSCランとなった。
再スタート後、7周目の1コーナーで#1スープラがトップに立ち、トップ3台が逃げ
るようなレースを展開する。20周終了時で4番手は#39デンソーサードスープラ、5
番手は#36スープラとスープラ勢が好調。しかし31周目に#39スープラがタイヤにト
ラブルを抱えいったん停止。再び走り出したがBコーナーでタイヤのトレッド面が
剥離脱落して、ここで2度目SC導入。この時点で各車両が一気にピット作業に入り、
ピットは大混乱。リスタート時の順位は#1スープラ、#76マクラーレン、#6スープ
ラ、#36スープラ、#8 ARTA NSX、#16NSXで、直後から#76マクラーレンが激しく#1
スープラをチャージ! 49周目にはBコーナーで#39スープラがストップして3度目
のSCラン。
そしてその再スタート直後のAコーナーで服部の#76マクラーレンがとうとうトッ
プに。しかし飛ばしすぎたのか60周目の1コーナーでグリップを失ってオーバーラン
し3番手にドロップしてさらにタイヤ交換のためにピットへ。ここで2番手の#6スー
プラは、ピットアウト時に他車両と接触したため危険走行とみなされ30秒のペナル
ティを受け脱落。70周終了時の順位は#1スープラ、#36スープラ、#8NSX、#16NSX、
#22ザナヴィピットワークGT-R、#64NSXに。そして2回目のピットワークのタイミン
グに。
75周目、ピットアウトしたばかりの#64NSXが1コーナー先にコースアウトして4回
目のSCランに。再スタート時は#8NSX、#16NSX、#1スープラ、#36スープラ、#22GT-R
の順だったが、81周目に#16NSXがトップを奪い、トップ3台の差は5秒以内に縮まっ
た。ここから#1スープラが追い上げを始めた86周目には最終コーナーで#88ディア
ブロがクラッシュして5度目のSCランに。ここから最後のスプリントレースが展開
されるかと思われた。
ところがヘアピンで4番手の#36スープラと#30マクラーレンが接触して#36スープ
ラはポジションダウン。1.4秒内にひしめいていたトップの3台は、92周目のAコー
ナーで#1スープラがトップを奪って、#1す-ぷら、#16NSX、#6スープラの順序でこ
れで勝負ありかと思われた。ところが100周目のBコーナーで#55バイパーがスピン、
逆走して#36スープラと衝突。これで6回目のSCランとなった。最後の10周はスーパー
スプリントレースになるかと思われたが、#1スープラは余力を残しており悠々トッ
プを守りチェッカー。最終周で#6スープラが#16NSXを逆転して2位、スープラの1-2
フィニッシュとなった。
GT300は、序盤#62ヴィーマック、#31ARTAアペックスSMR-、#2NSX、#24エンドレ
スポルシェ、#86プロジェクトμMR-S、#71シグマMR-S、#910ナインテンロデオドラ
イブポルシェの順で走行していたが、#24ポルシェはミッションオイルクーラーの
破損でリタイア。#86MR-SはBコーナーでGT500の車両に追突されスピン、#2NSXはス
ターターのトラブルで順位を落とす。順位が決定したと思われたのは2度目のピッ
トイン時。トップを走行していた#19MR-Sのピット作業とSC導入のタイミングが良
く、他のGT300車両に対し約1周得したことになったのだった。
ところが終盤、優勝間違いなしと思われた#19MR-Sがタービントラブルのために
スローダウン。脇を#62ヴィーマック、#71MR-S、#910ポルシェ、#26PLUSeタイサン
ポルシェが追い抜いていった。そして#62ヴィーマックがデビューレースでポール
toフィニッシュを飾るという快挙を成し遂げた。ファイナルラップ、その前にGT500
マシンと接触してペースの上がらない#910ポルシェを#26ポルシェがかわして表彰
台へ。波乱のレースはようやく終了した。
(観客:53,000人)
Report:K.Minakoshi
2002年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
-P.-No.Cls-Car----------------------------Drivers-----------Lap-GoalTime---(WH)
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 114 3:14'42.322
2* 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 114 - 5.311
3 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 114 - 6.174(10)
4 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 114 - 14.557
5 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 114 - 16.093
6* 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 114 - 25.572
7 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 114 - 28.587
8* 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 114 - 1'17.315
9 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 113 - 1 Lap
10 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 113 - 1 Lap
11 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 112 - 2 Laps(70)
12* 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 111 - 3 Laps
13 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 111 - 3 Laps
14 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 108 - 6 Laps
15 71 300 シグマMR-S 城内/澤 108 - 6 Laps
18 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 108 - 6 Laps
16 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 107 - 7 Laps
17 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 107 - 7 Laps
19 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 106 - 8 Laps
20 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 106 - 8 Laps
21 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 104 - 10 Laps
22 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 104 - 10 Laps
23 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 103 - 11 Laps
24 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 102 - 12 Laps
25 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 100 - 14 Laps
26 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 99 - 15 Laps
27*360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 95 - 19 Laps
28 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 95 - 19 Laps
29 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 94 - 20 Laps
30* 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 93 - 21 Laps
31 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 90 - 24 Laps
32 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン89 - 25 Laps(50)
33 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 88 - 26 Laps
34 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 87 - 27 Laps
-----------以上完走------------------------------------------------------------
* 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 65 - 49 Laps(10)
81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 62 - 52 Laps(20)
88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 58 - 56 Laps
39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 45 - 69 Laps(30)
31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 35 - 79 Laps(50)
63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 27 - 87 Laps
12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 18 - 96 Laps
24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 14 - 100 Laps(40)
■ 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 失格
-------------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap GT500 #1 auセルモスープラ(立川) 1'25.942 9/114 184.310km/h
GT300 #62 Vemac R&Dダンロップ320R(柴原)1'32.872 8/108 170.557km/h
*WH:ウェイトハンデ(kg)
* #3(Aドライバー)はH項違反(黄旗区間での危険走行)によりペナルティストップ10秒
のペナルティを課された。
* #37(Aドライバー)はピットレーン出口の信号無視によりペナルティストップ10秒
のペナルティを課された。
* #6(Bドライバー)は走行中の危険行為によりペナルティストップ30秒のペナルティ
を課された。
* #23は給油中のエンジン不停止によりペナルティストップ10秒のペナルティを課され
た。
* #360はタイヤ交換時のタイヤ平置き違反によりペナルティストップ10秒のペナル
ティを課された。
* #76(Bドライバー)は、再スタート時の追越し違反により、ペナルティストップ10秒
のペナルティを課された。
* #55は給油中のジャッキ使用違反によりペナルティストップ10秒のペナルティを課さ
れたが、リタイアにより実施できなかったので罰金3万円を課した。
■#911は黒旗無視違反により失格とした。
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3 |
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5 |
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23 |
24 |
2 |
3 |
18 |
19 |
8 |
9 |
6 |
7 |
3 |
4 |
24 |
25 |
7 |
8 |
19 |
20 |
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筑 |
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鈴 |
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富 |
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CP |
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も |
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鈴 |
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菅 |
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仙 |
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T |
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も |
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美 |
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て |
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鹿 |
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て |
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波 |
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鹿 |
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士 |
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祢 |
|
ぎ |
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東 |
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生 |
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台 |
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I |
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ぎ |
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P. |
No. |
Driver Rd. |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
合計 |
有効 |
1 |
7 |
P.モンティン |
20 |
20 |
10 |
15 |
20 |
0 |
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85 |
85 |
2 |
3 |
M.ザンガレリ |
15 |
15 |
0 |
6 |
12 |
15 |
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63 |
63 |
3 |
1 |
小暮卓史 |
10 |
4 |
20 |
20 |
0 |
0 |
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54 |
54 |
4 |
36 |
片岡龍也 |
0 |
12 |
8 |
12 |
0 |
20 |
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52 |
52 |
5 |
64 |
佐藤晋也 |
12 |
0 |
15 |
2 |
8 |
12 |
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49 |
49 |
6 |
37 |
平中克幸 |
8 |
8 |
12 |
1 |
15 |
0 |
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44 |
44 |
7 |
8 |
横溝直輝 |
1 |
1 |
6 |
10 |
4 |
10 |
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32 |
32 |
8 |
33 |
吉本大樹 |
3 |
6 |
4 |
8 |
0 |
6 |
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27 |
27 |
9 |
12 |
富澤 勝 |
2 |
10 |
1 |
0 |
10 |
2 |
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25 |
25 |
10 |
2 |
長屋宏和 |
6 |
0 |
3 |
0 |
6 |
8 |
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23 |
23 |
11 |
5 |
西村秀樹 |
4 |
2 |
0 |
4 |
3 |
1 |
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14 |
14 |
12 |
18 |
中村裕史 |
0 |
0 |
2 |
3 |
0 |
3 |
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8 |
8 |
13 |
11 |
星野一樹 |
0 |
3 |
DNS |
0 |
0 |
4 |
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7 |
7 |
* 1位から10位までに 20-15-12-10-8-6-4-3-2-1のポイント
* 全20戦中ベスト16戦(80%)有効ポイント
#6とともに順調な仕上がりを見せる#1auスープラ(Photo:Ms@nifty)
朝のフリー走行もau&エッソ2台のスープラが好調!
5月4日決勝日朝、富士スピードウェイ上空は曇天。フリー走行の始まる午前8
時50分にはすでに多くの観客がサーキットに詰め掛けている。
30分間のフリー走行は、予選と順位は逆になったが、#1auセルモスープラと#6エッ
ソウルトラフロースープラが1、2位を占め、ともに決勝に向け順調な仕上がりを
見せている。
3番手に食い込んだのは、昨日の予選で16位と低迷したニッサンのエースカー#23
カストロールピットワークGT-R。#22GT-Rも7位といい位置につけた。決勝では必
ず這い上がってくるニスモチームだけに、決勝での追い上げが期待される。
決勝は、午後1時45分スタート。500km(114周)で行われる。
2002年5月4日 富士スピードウェイ(静岡県) フリー走行 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'25.980
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'26.126
3 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'26.146
4 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'26.231(10)
5 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'26.257(50)
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'26.307(30)
7 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'26.393
8 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'26.452
9 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'26.522
10 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'26.689
11 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'27.073(70)
12 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'27.156
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'27.204
14 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'27.442
15 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'27.608
16 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'27.763
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'27.913
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'29.136
19 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.974
20 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.521(40)
21 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.600
22 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'33.611
23 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.671(50)
24 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.822(20)
25 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'33.981
26 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'34.101(10)
27 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'34.303
28 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'34.454
29 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.477
30 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'34.512
31 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'34.729
32 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'34.959
33 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'34.961
34 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'35.154
35 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.496
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'35.580
37*360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'36.106
38 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'36.251
39 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.962
40 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'36.973
41 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'37.243
42 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'38.608
43 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'47.076
21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 計測できず
--------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
* #360は、エンジン押し掛けにより罰金50,000円のペナルティを課す。
2002 AUTOBACS 全日本GT選手権シリーズ第2戦 "ALL JAPAN FUJI GT RACE"
<予選>
ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智 組)が予選6番手
■開催日 :2002年5月3日(金)~4日(土)
■開催地 :富士スピードウェイ(静岡県)<全長4,400m>
■決勝レース :114周(約501.6km)
■天 候 :晴れ
■気 温/湿度 :17.8℃/65%(15:00現在)
■コースコンディション :ドライ
■観客数 :28,900人(主催者発表)
5月3日(金)、静岡県・富士スピードウェイにおいて2002年全日本GT選
手権シリーズ(JGTC)第2戦「ALL JAPAN FUJI GT RACE」の予選が行われ、4日
(土)決勝のスターティンググリッドが確定した。
(予選参加台数44台)
Honda NSX勢はGT500クラスにおいて土屋圭市/金石勝智 組(ARTA NSX)が
1分24秒887を記録して予選6番手。開幕戦でポール・トゥ・フィニッシュ
を飾った松田次生/ラルフ・ファーマン 組(Mobil 1 NSX)は70kgのウェイ
トハンディを積みながらも予選8番手と健闘。続く予選9番手に伊藤大輔/ドミニ
ク・シュワガー 組(無限 NSX)が入った。
ル・マン24時間レースのテストデーに参加している加藤寛規選手に替わり、光
貞秀俊/金石年弘選手 組となったRAYBRIG NSXは、予選11番手を獲得。セバス
チャン・フィリップ/リチャード・ライアン 組(TAKATA 童夢 NSX)は予選12
番手となった。
決勝レース<114周(約501.6km)>は5月4日(土)午後1時45分にス
タートする。
(予選結果は省略させていただきました)
Honda Racing
(C)NISMO
全日本GT選手権シリーズ(JGTC)第2戦
ALL JAPAN FUJI GT RACE 公式予選
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2002年5月3日(金)
■開催場所:富士スピードウェイ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■#22ザナヴィ ニスモGT-R、14番手
#23カストロール ピットワークGT-R、16番手
<公式予選1回目 10:50~11:58 Fine / Dry>
3日(金)午前10:50からの公式予選1回目は、鮮やかに晴れ上がった快晴のもと、
18台のGT500、26台のGT300、あわせて44台が出走。話題のニューカマー、メルセ
デス・ベンツCLKはサーキットに姿を現したものの、1回目のセッションは不出走
であった。
ニスモからは本山哲、ミハエル・クルム組の#22「ザナヴィニスモGT-R」、影山正
美、エリック・コマス組の#23「カストロール ピットワークGT-R」の2台が予選を
走行した。
ストレートの長い富士スピードウェイは高速コースとして知られている。2台のニ
スモGT-Rは、このコースにあわせレスドラッグ、ローダウンフォース仕様で臨む。
リアホイールにフラットディスクのホイールカバーを装着し、空力性能の向上を
図っている。また、エアリストリクターは小径で、車重の軽い組み合わせをセレ
クト。タイヤは、#23がソフトコンパウンド、#22はややハードなタイプとなって
いる。
予選では、#22はミハエル・クルムがタイムアタックを担当。計測2周目に1’25”
343のベストタイムを記録した。GT300の占有時間を挟んで混走時間帯には、まず
本山がクォリファイを受け、その後クルムに交代してセットアップに時間を使っ
た。#23は、GT500占有時間に影山正美がコースイン。計測2周目に1’25”526のベ
ストタイムを出した。影山はそのまま計8周走行し、ピットイン。混走時間はコマ
スがドライブし、サスペンションやリアのダウンフォースを調整しながら、再タ
イムアタックのためのセットアップを実施した。しかし予選終盤、コマスがピッ
トアウトしてコースに戻る際、第1コーナーでGT300車両に接触。左フロントサス
ペンションを壊してそのままピットインし、予選を終えることとなった。
<公式予選2回目 15:00~16:00 Fine / Dry>
約3時間のインターバルを経て15:00から予選2回目が行なわれた。
1回目のセッションでフロントサスペンションを損傷した#23カストロールピット
ワークGT-Rは、このインターバルの間に修復され、ピットガレージで出走の出番
を待った。
GT300との混走から始まった予選セッション、#23は様子を見るために出走せず。
アライメント調整を行なって万全を期すこととなった。GT500の占有時間に、今回
のタイムアタッカーとなった影山正美がステアリングを握りコースイン。確認走
行の後タイムアタック用のニュータイヤに換装した。影山は計測3周目に1’26”
046までタイムを詰めたものの、午前のベストタイム更新はならず16位となった。
#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、インターバルに午前の仕様から大きくセッティング
を変更、タイムアップを狙った。混走タイムにミハエル・クルムがセッティング
を確認し、クリアラップの取れる占有時間での再タイムアタックに備えた。占有
時間は気温上昇が一段落し、タイムアップに適した条件と思われたが、終盤ニュ
ータイヤを装着してアタック走行に臨むもタイムアップは果たせず、14番手で公
式予選を終えた。
■ミハエル・クルム
「0.2秒のタイムアップと10位以内へのポジションアップを目指し、リスクをおか
してセッティングを大きく変えたが、結果的に狙いをはずしてしまいました。で
も、決勝レース用のセッティングは良いところを見つけられたので、レースを楽
しみにしています。距離が長いので面白いレースが見せられると思います」
■影山正美
「久々にタイムアタックのチャンスをもらったので、なんとか良いタイムを出し
たかったのですが、午後のセッションは路面が悪く、僕らのセッティングが確認
できなかったので、タイムアップにつながりませんでした。
やっぱりタイムアタックは刺激があって良いですね。今回のための富士のテスト
では十分に乗れていなかったので、今度は入念にテストしてタイムアタックに臨
みたいです。TIでは良いところを見せられなかったので、明日の決勝ではいつも
の強いニスモの本領を発揮し、上位入賞したいです」
■ニスモチーム 小河原監督
「チャレンジングでしたが、実は2台とも朝のセッティングから大きく変えてタイ
ムアタックしてみました。しかし、路面とあわなかったですね。明日は、長いレ
ースなので、淡々と、しかもミスなく走り、終わってみればきっちりと上位にい
るというニスモらしいレース展開をお見せします」
(予選結果は省略させていただきました)
上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。
http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/contents.html
両クラスのPPクルー 飯田、脇阪(GT500)、柴原、密山(GT300) (Photo:Ms@nifty)
スープラ優位揺るがず!マクラーレンが続く!
雪をいただく富士山を望む爽やかな朝を迎えた富士スピードウェイ。全日本GT選
手権の第2戦は、5月2日に予選が行われた。
出走したのはGT500が18台、GT300が26台の計44台。今回デビューを果たすはずだっ
たHKSのメルセデス・ベンツCLKは前日夕方に姿を見せたがスターターのトラブル
で残念ながら出走できなかった。もう1台のニューカマーである東京R&Dのヴィー
マック320Rは、テストから好調なタイムをたたき出しており、活躍が期待できそ
うだ。また今回はル・マン24時間の予備予選と日程が重なっており、チームUKYOは
欠場。さらに荒聖治の代わりにはジェフ・リース、加藤寛規の代役に金石年弘が
起用されている。
朝10時50分から行われた予選1回目。最初のGT500の20分の枠では、マクラーレン
が好調で#30綜警McLaren、#76イエローコーンマクラーレンがトップ2に。しかし
残り5分を切った時点で#1auスープラの立川祐路が逆転トップに、さらに残り3分
で1分24秒503にタイムを更新。ところが直後に#6エッソウルトラフロースープラ
の脇阪寿一が、コースレコードとなる1分24秒303で逆転し、暫定ポールポジショ
ンを獲得した。3番手以下は#30マクラーレン、#76マクラーレン、#8 ARTA NSX、
#39デンソーサードスープラ、#37ZENTトムススープラ、#36トクホントムススープ
ラとスープラ勢が好調。
また次のGT300の枠では性能引き上げの措置を受けた車両が活躍を見せた。トップ
を奪ったのは#2BOSSベルノ東海NSXで、#19ウェッズMR-S、#62ヴィーマック、#15
AMPREX BMW、#71シグマMR-S、#31ARTAアペックスMR-Sの順となった。
午後3時から始まった予選2回目は、路面の状況があまり良くなく、また路面温度
も上がったためか、タイムアップする車両は少なかった。そのような状況で#62
ヴィーマックの柴原眞介が1分32秒379とトップタイムを更新。デビューレースで
GT300のポールポジションを獲得してみせた。以下は#2NSX、#19MR-S、#15BMW、
#71MR-Sの順となった。
最後の枠、GT500でもなかなかタイムアップしない中、残り4分の時点で#76マク
ラーレン、そして#36スープラがタイムアップしたがトップには及ばず。#6スー
プラがPPを獲得し、#1スープラ、#76マクラーレン、#36スープラ、#30マクラー
レンが続いた。ニッサン勢は13番手の#12カルソニックスカイラインが最高位と
今回も振るわない。
Report:K.Minakoshi
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選総合 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'24.303
2 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.386
3 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'24.423
4 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'24.704
5 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.775
6 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.887
7 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'24.980(30)
8 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.011(70)
9 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.013(10)
10 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.071
11 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.118
12 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.211(50)
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.257
14 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.343
15 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.393
16 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'25.526
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'25.655
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'28.732
19 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.379
20* 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'32.521
21 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'32.662
22 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'33.044
23 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.053
24 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.095(50)
25* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.117(40)
26 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.133
27 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.139
28 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.205
29 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.338(20)
30 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.381(10)
31 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'33.580
32 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.691
33 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.157
34 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'34.348
35 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.411
36 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'34.617
37 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.795
38 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.192
39 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'35.295
40 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'35.342
41 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'35.402
42 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'35.509
43 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.030
-----------以上予選通過---------------------------------------------------
* 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'48.146
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
--------------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
Rマークはコースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 1'24.354
予選通過基準タイム GT500(107%) 1'30.277
GT300(107%) 1'38.997
予選1回目
* #88(Bドライバー)、#24(Aドライバー)、#4(Bドライバー)は、ピット出口のラ
インカット違反によりベストラップ削除のペナルティを課した。
予選2回目
* #2(Aドライバー)は、ピットロード速度違反により罰金5万円を課す。
新コンビで初ポールを獲得したエッソスープラ(Photo:K.Takeshita)
2回目もエッソウルトラフロースープラ!ポール確定!
予選2回目の始まる午後3時になって陽は西に傾いたものの、陽射しは予想以上
に強く、路面温度もかなり高そうだ。
午前とは逆に混走→GT300→GT500と20分ずつに区切られて行われる予選は、最初
の20分は足慣らし。勝負は各クラスの走行時間帯となる。
最初に行われたGT300の2回目の予選は、1回目#2 NSXがマークした1分32秒521がタ
ーゲットタイムとなったが、今回初登場となる#62Vemac R&Dダンロップ320Rがこ
れを僅かに上回る1分32秒379を叩き出し、デビュー戦でポールゲットとポテンシャ
ルの高さを見せつけた。
続くGT500は、いつもどおり残り5分を切ってからタイムアタックが始まった。
まず火をつけたのが#76マクラーレン。1分24秒423でトータル2位に浮上。その後
#1スープラ 1分24秒386、#6スープラ 1分24秒358、#36スープラ 1分24秒704、#30
マクラーレン 1分24秒726と次々に24秒台がマークされるが、最後まで1回目の暫
定ポールタイムを上回るマシンはなく、予選2回目もトップタイムをマークした#6
エッソウルトラフロースープラのポールポジションが決定した。
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.358
2 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.386
3 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'24.423
4 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'24.704
5 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.726
6 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.955
7 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.011(70)
8 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.013(10)
9 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.284
10 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.449(50)
11 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'25.472(30)
12 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.515
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.604
14 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.745
15 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.892
16 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'26.046
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'27.197
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'29.272
19 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.379
20 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'32.662
21 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.117(40)
22 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.321
23 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.328(50)
24 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.338(20)
25 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.453
26 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.460
27 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.551(10)
28 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.965
29 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.974
30* 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'34.002
31 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'34.033
32 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.157
33 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'34.263
34 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.467
35 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'34.617
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.795
37 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'35.166
38 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.192
39 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'35.295
40 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'35.342
41 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'35.809
42 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.097
43 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.567
44 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'48.146
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
* #2(Aドライバー)は、ピットロード速度違反により罰金5万円を課す。
初優勝を飾ったルーキー片岡 (Photo:K.Takeshita)
波乱のレースで漁夫の利を得た片岡が嬉しい初優勝!
快晴となった富士。全日本F3第6戦の決勝はGTの予選の合間に行われた。
連勝を狙うポールスタートの#7モンティンは出遅れ、逆に昨日はミスでレースを
棒に振ってしまった#1小暮が一気にジャンプアップ。しかし、3周目に#1小暮の
背後につけていた#37平中がトップに立ち、#37平中、#1小暮、#7モンティンの順
で3台がトップグループを形成。
レースはこのまま進むかと思われたが、5周目にトップグループで波乱があり、
1コーナーで#37平中が、Aコーナーで#1小暮と#7モンティンも接触して脱落。
あっという間にトップ3が消えてしまった。
ここで、ストップしたマシンを排除するためセーフィティカーが入り、レースは
仕切り直し。
6周終了したところで再スタートしたレースは、9周目の1コーナーで#64佐藤が
#36片岡をかわしてトップに立つが、#36片岡も負けじと13周目に再逆転。その後
は#36片岡が逃げ、#64佐藤は追い上げてきた#3ザンガレリとバトルを繰り広げる
ことになる。
後方のバトルで楽になった#36片岡は残り周回をきっちり走ってフィニッシュ。
初優勝を飾った片岡は、「とにかくハッピーです。セーフティーカーが入ってか
らクルマのバランスが良くなりました。次も表彰台の一番上を目指します」と満
面の笑みを浮かべた。
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car-----------------Lap-GoalTime(Behind)-
1 36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 21 33'06.118
2 3 M.ザンガレリ ダラーラF302/3S-GE 21 - 1.231
3 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 21 - 1.285
4 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 21 - 3.496
5 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 21 - 10.362
6 33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 21 - 16.313
7 11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B 21 - 17.596
8 18 中村裕史 ダラーラF302/3S-GE 21 - 25.951
9 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20VE 21 - 33.926
10 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 21 - 39.270
-----------------------以上完走---------------------------------
7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 5 - 16Laps
37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 4 - 17Laps
* 1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 4 - 17Laps
----------------------------------------------------------------
Fastest Lap #37 平中克幸 1'28.534 3/4 178.914km/h
* #1は、国際モータースポーツ競技規則付則L項違反により訓戒およびペナルティ
ポイント1を課す。
出走を断念したHKS CLK (Photo:Ms@nifty)
予選1回目は、スープラのワンツー!マクラーレンが続く!
富士スピードウェイは快晴。気温もかなり上昇し暑い1日となりそうだ。
午前10時50分から行われた予選1回目は、開始から20分、GT500クラスの走行時間帯
に、#6エッソウルトラフロースープラが早々にコースレコードを上回る1分24秒303
をマーク。昨日の公式練習で#6auセルモスープラが出したタイムには僅かに届かな
かったものの、この調子だと涼しくなる午後の予選には23秒台に突入しそうな気配
だ。
スープラの後ろにはマクラーレンが続き、NSX勢は#8ARTA NSXの5位が最上位。や
はり高速コースではターボパワーのスープラを出し抜くことは容易ではなさそう
だ。
GT300クラスは、昨日の公式練習から好調を維持している#2 BOSSベルノ東海AR・
NSXが暫定ポールを獲得。
JGTC初登場となった話題の#87HKS CLK(メルセデス)は、昨日の夕方サーキット
に運び込まれ、車検はパスしたものの、スタータートラブル(チーム発表)により
出走を断念。次戦SUGOでデビューを迎えることとなった。
2002年5月3日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選1回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime(WH)
1 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 R1'24.303
2 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.475
3 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.775
4 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'24.800
5 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.887
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'24.980(30)
7 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.071
8 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'25.104
9 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.118
10 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.211(50)
11 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.257
12 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.331(70)
13 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.343
14 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.393
15 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.494(10)
16 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'25.526
17 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'25.655
18* 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'28.732
19 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'32.521
20 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'32.755
21 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.827
22 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'33.044
23 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.053
24 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.095(50)
25 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.133
26 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.139
27 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.205
28* 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.343(40)
29 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.381(10)
30 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'33.580
31 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.661(20)
32 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.691
33 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.182
34 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'34.348
35 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.411
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.924
37 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.274
38 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'35.402
39 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'35.470
40 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'35.509
41 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'35.538
42 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'35.688
43 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.030
44* 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'48.228
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------
WH:ウェイトハンデ(kg)
Rマークはコースレコードを更新しました。従来のレコードタイムは 1'24.354
* #88(Bドライバー)、#24(Aドライバー)、#4(Bドライバー)は、ピット出口のラ
インカット違反によりベストラップ削除のペナルティを課した。
2番手になりスープラのワンツーとしたエッソスープラ(Photo:K.A)
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 公式練習2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime-
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.197
2 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'24.845
3 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'24.864
4 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'25.122
5 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'25.378
6 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'25.486
7 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'25.546
8 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.708
9 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'25.717
10 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.855
11 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'25.859
12 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'25.904
13 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.969
14 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'26.306
15 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'26.346
16 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'26.515
17 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'26.696
18 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'32.629
19 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'32.928
20 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'32.931
21 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'33.050
22 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'33.153
23 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'33.202
24 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.411
25 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.446
26 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'33.517
27 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.672
28 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'33.722
29 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.804
30 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'33.832
31 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'34.331
32 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'34.342
33 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'34.391
34 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'34.627
35 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'34.900
36 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'35.884
37 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'36.212
38 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'36.248
39 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.657
40 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'37.081
41 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'47.799
42 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'52.785
43 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 2'01.707
17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 未出走
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------
絶好調のauセルモスープラ(Photo:K.A)
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 公式練習1回目 天候:曇り/コース:ドライ
-P--No.Cl.-Car----------------------------Drivers-------------BestTime-
1 1 500 auセルモスープラ 竹内/立川 1'24.528
2 8 500 ARTA NSX 土屋/金石 1'24.809
3 16 500 無限NSX 伊藤/シュワガー 1'24.832
4 39 500 デンソーサードスープラGT デュフォア/織戸 1'25.049
5 12 500 カルソニックスカイライン 星野/田中 1'25.550
6 100 500 RAYBRIG NSX 光貞/金石 1'25.562
7 6 500 エッソウルトラフロースープラ 脇阪/飯田 1'25.589
8 23 500 カストロールピットワークGT-R 影山/コマス 1'25.659
9 36 500 トクホン トムス スープラ 土屋/ガードナー 1'25.667
10 30 500 綜警McLaren 岡田/黒澤 1'25.688
11 22 500 ザナヴィニスモGT-R 本山/クルム 1'25.837
12 18 500 TAKATA童夢NSX フィリップ/ライアン 1'25.906
13 64 500 Mobil 1 NSX 松田/ファーマン 1'26.031
14 37 500 ZENT トムス スープラ 黒澤/モンティン 1'26.300
15 35 500 プロジェクトμエスペリアSUPRA 影山/脇阪 1'26.524
16 25 500 FK/マッシモADVANスープラ 山路/リース 1'26.566
17 76 500 イエローコーンマクラーレンGTR 服部/田嶋 1'26.659
18 88 500 ノマド ディアブロ JGT-1 アピチェラ/和田 1'29.887
19 3 300 ユニシアジェックスシルビア 山野/柳田 1'32.489
20 62 300 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原/密山 1'32.859
21 31 300 ARTAアペックスMR-S 新田/高木 1'32.902
22 19 300 ウェッズスポーツMR-S 田中/後藤 1'33.089
23 55 300 イクリプスタイサンADバイパー 山田/清水 1'33.369
24 71 300 シグマMR-S 城内/澤 1'33.484
25 910 300 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田/ウィルコック 1'33.529
26 86 300 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島/松田 1'33.831
27 7 300 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本/谷口 1'33.837
28 2 300 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋/渡辺 1'33.849
29 24 300 EndlassタイサンアドバンGT3R 福山/木下 1'33.951
30 81 300 ダイシンADVANシルビア 大八木/青木 1'34.185
31 17 300 Kosei SPIRIT MR-S 松永/滑川 1'34.272
32 77 300 クスコスバルインプレッサ 小林/谷川 1'34.459
33 21 300 ダンロップ BMW M3 一ツ山/菊地 1'34.819
34 15 300 AMPREX BMW M3GT 橋本/クワン 1'35.052
35 9 300 ARCいじけむしぽるしぇ 下島/日置 1'35.931
36 28 300 MY&CタイサンADVAN GT3R 砂子/山岸 1'36.172
37 61 300 Asports R&DダンロップGT3R 須賀/宮川 1'36.204
38 911 300 PCJケルンテンBORO GT3R 平川/芳賀 1'36.368
39 26 300 PLUS e タイサンアドバンGT3R 木下/西澤 1'36.736
40 70 300 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋/バンスクート 1'36.985
41 360 300 ダンテール・フェラーリ 西澤/佐々木 1'37.091
42 63 300 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川 1'37.383
43 5 300 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中/桧井 1'37.425
44 4 300 ZIPSPEED CORVETTE 山本/吉田 1'56.925
87 500 HKS CLK 山西/五十嵐 未出走
----------------------------------------------------------------------
左から、平中、優勝したモンティン、ザンガレリ(Photo:K.Takeshita)
スタート直後のAコーナーで#1小暮がコースアウト。ライバル不在となったポー
ルシッターの#7モンティンは、1周目で早くも後続を引き離し独走態勢に持ち込
む。
2位に入った#37平中は、5周目の1コーナーで前を行く#3ザンガレリを自力で捕
らえて2位に浮上。今季2度目の表彰台に上った。
GTとダブルエントリーの#7モンティンだが、相棒はベテラン黒澤琢弥だけに任
せっきり。「GTは明日基準タイムをクリアすればいいだけだからね。鈴鹿で良
くなかった分、明日もがんばってポイントを稼ぐよ」。
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 決勝 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car-----------------Lap-GoalTime(Behind)-
1 7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 15 22'10.203
2 37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 15 - 4.768
3 3 M.ザンガレリ ダラーラF302/3S-GE 15 - 6.027
4 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20VE 15 - 6.352
5 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 15 - 6.439
6 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 15 - 14.169
7 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 15 - 15.029
8 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 15 - 29.085
-----------------------以上完走--------------------------
18 中村裕史 ダラーラF302/3S-GE 8 - 7Laps
11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B 1 - 14Laps
1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 0 - 15Laps
33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 未出走
36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 未出走
---------------------------------------------------------
Fastest Lap #7 P.モンティン 1'28.210 13/15 179.571km/h
連続PPを決めたモンティン(Photo:K.Takeshita)
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car------------------Time----
1 7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 1'27.008
2 37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 1'27.186
3 1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 1'27.232
4* 3 M.ザンガレリ ダラーラF302/3S-GE 1'27.412
5*36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 1'27.412
6 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 1'27.534
7 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 1'27.683
8 11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B 1'28.036
9 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 1'28.093
10 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 1'28.419
11 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20VE 1'28.611
12 18 中村裕史 ダラーラF302/3S-GE 1'28.858
13 33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 1'33.337
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* #3,36は、富士スピードウェイ一般競技規則書第7章第22条3により順位決定。
2002年5月2日 富士スピードウェイ(静岡県) 予選 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car------------------Time----
1 7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 1'26.973
2 1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 1'26.995
3* 3 M.ザンガレリ ダラーラF302/3S-GE 1'27.288
4 37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 1'27.602
5 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 1'27.633
6 36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 1'27.692
7 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 1'27.789
8 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20VE 1'27.825
9 33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 1'28.085
10 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 1'28.133
11 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 1'28.148
12 11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B 1'28.163
13 18 中村裕史 ダラーラF302/3S-GE 1'28.836
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* #3は、ピットロード速度違反により罰金50,000円のペナルティが課された。