スーパー耐久

S耐:第1戦仙台 FUJITSUBO IMPREZA 5位でフィニッシュ (SUBARU)

◇PROVA FUJITSUBO IMPREZA、新体制の開幕戦を5位でフィニッシュ

 07スーパー耐久シリーズシリーズは仙台ハイランドレースウェイにおいて開幕。新しいドライバーラインナップ、タイヤで臨んだPROVAFUJITSUBO IMPREZAは、突風の吹く予選でST2クラスのポールポジションを獲得して期待されたが、霧と雨に見舞われた決勝レースでは初めてのウェットコンディションに苦戦。それでもクラス5位でゴールした。

【公式予選】

 今年は予選方式が変更され、A、Bドライバー2名がそれぞれ15分間アタックを行い、ベストタイムの合算で決勝レースのグリッドを決定することになった。

 21日13時20分からのST1/2クラスAドライバーの予選で、PROVAFUJITSUBO IMPREZAの吉田がコースレコードとなる1分52秒327をマークしてクラストップに、また14時05分からのST1/2クラスBドライバーの予選では、03年シーズン以来の予選アタックとなる松田がクラス3位となった。吉田とのタイムの合算は3分46秒245でクラスポールポジションを獲得。総合でも6位という好ポジションを得た。また今年から予選でポールポジションを獲得したチームに3点が与えられることになっており、幸先の良いスタートを切ることになった。

【決勝レース】

 22日の仙台ハイランドは朝から冷たい雨が落ち霧に包まれた。13時05分のフォーメーション開始直前に霧が出てきてセーフティカー(SC)先導によりレーススタートとなった。本来は124周(約500km)のレースだが、コースコンディションが悪く、規定により4時間でチェッカーが振られる可能性が高い。

 11周目を終えたところでSCが外れて本格的なレースが始まった。スタートドライバーの吉田はヘビーウェットコンディションの中、AWD機構を生かして1台のST1車両をかわして総合4位に浮上したが思うようにペースが上がらない。15周目には一気にクラス5位までドロップすることになった。

 22周目には2回目のSC導入、38周終了で再スタートが切られると、やはりペースは上がらずポジションを6位まで下げ44周でピットイン。ここでフロントタイヤのみを交換し給油、ドライバーは松田に交代して7位でコースに復帰した。51周目には3回目のSC導入となり、このタイミングで松田が規定クリアとなる2回目のピットインを済ませ、わずかな燃料を補給してコースへ。56周目に再スタートが切られると5位で走行を続けていった。67周目にはこの日4回目のSC導入で しばらく周回を続けていたが、16時30分、77周目に赤旗が振られてレースは終了。75周終了時点でレースは成立となった。

 クラッシュ、コースアウトが続出するコンディションにおいて、PROVA FUJITSUBO IMPREZAはコースに踏みとどまり、開幕戦を5位でフィニッシュ。予選の3ポイントと合わせ、ランキング4位で第2戦鈴鹿を迎えることになった。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
[スバルモータースポーツマガジン]

Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社



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