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JLMC:第1戦菅生予選 参加10台で開幕、PPは無限 COURAGE LC70

lm_r01_drivers  2007年全日本スポーツカー耐久選手権シリーズが、今季も宮城県スポーツランドSUGOで開幕した。参加10台とまだまだ参加台数も少なく、レースとしては昨年誕生したばかりのカテゴリーだ。

 午前10時40分から1時間で行われたドライバーズ予選では、気温22度、路面温度32度のコンディションでLMP1クラスの#16無限COURAGE LC70(黒澤治樹/中野信治組)の黒澤が1分13秒306をマーク。

lm_r01_mugen  続く午後2時40分から気温20度、路面温度28度で20分間で行われたグリッド予選は、序盤に#22がZytec05S(野田英樹/山崎信介組)が1分13秒770でトップタイムとするが、終盤に#16の黒澤がアタックに出て13秒271をマークし逆転でポールポジションを獲得した。

 LMP2クラスは#18 AIM SPORTS GC21(富澤勝/麻生裕二/黒田吉隆組)が総合3番手で、GT1クラスは#21ダンロップフェラーリ 550 GTS(飯田章/藤井誠暢組)が総合4番手に入った。GT2クラスは総合6番手に#27 KRH F430GT(青山光司/高木真一/新田守男組)が入った。

lm_r01_p1_pp 中野信治「まあ順調にトラブルもなく淡々ときています。このコースに来てタイヤとクルマのマッチング、レースセットアップを担当しています。まあこんなものかなというシミュレーションやイメージができました。去年もヨーロッパのルマンで1年間やったので、(コンビを組んだ)黒澤選手は頭もいいしクルマも壊さない信頼できるパートナーです。2年目ですし彼の性格なんかも僕の方もわかりましたし、2人のドライビングの好みはよく似てるし楽しみにしています。無限クラージュは去年1年のパッケージで良く知ったクルマですし感覚も戻ってきました。チームとしては無限で乗るのは初めてですがエンジンサプライヤーとしては一緒にやらせて頂いてます。レース界に入ったきっかけをくれた会社ですし、JLMCで一緒に戦えるのを楽しみにしています。シリーズはまだまだ台数も少ないのですが、シリーズ自体の魅力は良くわかってるし少しずつ盛り上げていくためにドライバー、チームとみんなでもっといいイベントになればと思います」

黒澤治樹「コンディション的には空いてるときを見計らってアタックに行きました。クルマはよくなっていますし、無限のスパイスがきいてます。去年は途中からの参戦でしたがヨーロッパと日本の無限さんでやらせて頂きました。ヨーロッパは信治さんと2人で悔しい思いをしました。クルマの開発はずっとやってきたし、相方は信頼できる人が良いということで頼れる先輩でドライビングスタイルも似てるしポジションも同じような感じです。今年は今日までは調子よく来ているので気を抜かずに頑張りたいです」

Text & Photo: Keiichiro TAKESHITA



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