SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
ALL JAPAN F3 CHAMPIONSHIP SERIES/ ROUND3
TESTING REPORT
29th APRIL 1999
FUJI SPEEDWAY
不安定なコンディションによって、
収穫少ないテストセッション
朝一番の天気予報では、全国的に晴れとのことだったが、窓を開けるとなぜ
か富士スピードウエイ周辺は未明から大雨。正直言って「またか」の気分であ
る。全日本F3選手権シリーズもこの週末で3戦目、今回こそは雨は降らずに
晴天のもとレースをしたいところなんだが、初日からコレ、である。せっかく
のゴールデンウイークだというのに。今日からオフの予定を立てていた方々に
は、ご同情いたします。なんて、言っている余裕は我々にはなく、朝からピッ
トガレージでは、フルウエット仕様へセッティングを変えるため大忙しとなっ
た。
11時から始まった1回目の走行は、まさに水煙の中でのセッションとなっ
た。毎ラップ雨量も変わりコンディションはネコの目のように変わる。スキル
スピードと伊藤大輔は、タイヤの選択、空力バランス、メカニカルグリップは
どうかなど、ひとつひとつメニューをこなした。雨の中で伊藤はコンスタント
にトップ3、4集団に加わり順調にマシンを煮詰めていった。結果的には4番
手で終わったが、まずまずの出足と言えた。
午後の走行は2時から行なわれたが、雨は止んでいた。しかし、時折り遠く
の雨雲から風に乗って雨粒が落ちてくる。気温も低く、路面が乾くペースが遅
く、スリックタイヤで走れたもののところどころ濡れていた。特に1コーナー
のブレーキングから立ち上がりの区間、ヘヤピンから最終シケインにかけての
2区間で、いわば富士攻略の“肝”の区間が濡れてしまっていた。こうなって
しまうと。テストするには不向きな状況だ。コンディションが変わっていく中
で、ドライバーが正確にマシンの状態をとらえ、その都度エンジニアがセット
アップを変更していくと、セッティングの方向性を失いかねない。いたずらに
周回を重ねても、得るものは少ないと考えた我々は、ブレーキパッドの焼き込
みや、ウエット路面での予選、決勝に向けての「タイヤつくり」など各部のチ
ェックをメインとしたプログラムに変更することにした。タイムも11番手に留
まった。
常にトップグループにいるというのも大切ではあるが、今日のところは、お
楽しみは後で、ということで……。
伊藤大輔:「午後には完全に乾くことを願っていたんですが、とても中途半端
なコンディションでしたね。ウエットではまずまずの感触があり、同じ状態で
ももっとタイムを出せたと思います。今日は欲求不満気味に終わってしまった
から、明日はすっきりとしたコンディションで走りたいですね」
百田義弘チーム監督:「午後はあまり参考になりませんが、午前でいろいろと
試したウエットセッティングでは、いろいろと収穫がありました。明日の天気
はどうなっているかわかりませんが、明日からはウエットでもドライでもトッ
プを狙って弾みをつけていきたいですね」
深尾栄一チームマネージャー:「午後の走行は別にして、雨でも晴れでも周囲
に列ねる名前は変わりませんね。結局サーキットのタイプは違っても、筑波戦
と同様タイトな予選、そして決勝となるでしょう。今日は収穫が少ない1日で
したが、緊張を保って週末を乗り越えたいです」
■合同テスト結果/1回目午前(トップ10)
1:松田 次生 1分38秒911 F399/無限 NAKAJIMA HONDA
2:金石 年弘 1分39秒823 F399/無限 DOME CO LTD
3:W・エブラヒム 1分39秒905 F399/無限 TODA RACING
4:伊藤 大輔 1分40秒133 F399/無限 SPEEDMASTER SKILLS
PEED
5:D・マニング 1分40秒408 F399/トヨタ TOM'S
6:R・ビルタネン 1分40秒795 F399/トヨタ TEAM 5 ZIGEN
7:谷川 達也 1分41秒285 F399/トヨタ PAL SPORT
8:R・ファーマン※ 1分41秒515 F399/三菱 HKS CO LTD
9:M・メディアーニ 1分42秒035 F399/三菱 HKS CO LTD
10:黒澤 治樹 1分42秒199 F399/無限 LIAN RACING TEAM
■合同テスト結果/1回目午後(トップ10)
1:D・マニング 1分30秒075 F399/トヨタ TOM'S
2:金石 年弘 1分30秒126 F399/無限 DOME CO LTD
3:松田 次生 1分30秒137 F399/無限 NAKAJIMA HONDA
4:S・フィリップ 1分30秒489 F399/無限 TODA RACING
5:谷川 達也 1分30秒572 F399/トヨタ PAL SPORT
6:R・ファーマン※ 1分30秒649 F399/三菱 HKS CO LTD
7:R・ビルタネン 1分30秒656 F399/トヨタ TEAM 5 ZIGEN
8:荒 聖治 1分30秒713 F399/無限 TODA RACING
9:黒澤 治樹 1分30秒830 F399/無限 LIAN RACING TEAM
10:W・エブラヒム 1分30秒935 F399/無限 TODA RACING
11:伊藤 大輔 1分31秒239 F399/無限 SPEEDMASTER SKILLS
PEED
※テスト参加。レースには参戦せず。
SKILL SPEED F3 TEAM
深尾栄一
SpeedMasterMooncraft Racing Team RACE REPORT 99.4.20.
'99FomulaNippon第1戦“鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース”
雨のサバイバルレース、LOLA車唯一の規定周回数完走で6位入賞!
開催日:1999年4月17日(土)~18日(日)
開催地:三重県 鈴鹿サーキット(コース全長:5.86403km)
決勝レース:35週(204.241km)
天候:予選日/晴れ~うす曇り 決勝日/雨
コースコンディション:予選日/ドライ 決勝日/ウエット
気温:予選日/21℃(15時) 決勝日/14℃(15時)
1999年度FomulaNipponの開幕戦が、三重県鈴鹿サーキットで開催され、
新レギュレーションによる新型マシンのバトルが繰り広げられた。
今年度のFNレースシーンは、第1回公式テストの鈴鹿からレイナードが
圧倒的な速さを見せ、対するローラ、Gフォース勢は総合タイムで3秒も4
秒も遅いタイムでしか走れないありさまであった。
それでもSPEEDMASTER MOOCRAFT RacingTeam
では、ローラ車の日本代理店であるグローバル・レーシング・プロジェクト
との開発協力依頼のもと、積極的に改良パーツを開発・テストを行い、第2
回公式テスト・もてぎでは、約2秒、第3回公式テスト・富士では約1秒差
と飛躍的にポテンシャル・アップさせてきた。
そして鈴鹿レースに向けて更に開発を進め、レース・ウィーク中にもその
ポテンシャルを高めんと言う姿勢でレースに挑んだ。
17日(土)午前中に行われた公式練習走行では、トップタイムに0.7
秒差にまで迫る快走を見せ、そのポテンシャル・アップを周囲にアピール。
しかしながらその後の公式予選ではトラブルが散発し、2台は予選15、1
6位に沈んでしまっていた。
そして決勝日は雨模様になり更に厳しい戦いを予想させた。
スタート後の第1コーナーで5台が接触・リタイアし、影山正彦もこれに巻
き込まれたが、道上龍はしぶとく生き残り、14台もの車両がリタイアして
しまうサバイバル・レースをシュアに走りきり、開幕戦での貴重な入賞ポイ
ントを獲得した。
__________________________________
SPEED MASTER Enjoy it! 無限
OGURA CLUCH Microlon CCI GIKEN
HMSC SP AIR RAYS ENGINERING
CarbonMatallic LOCTITE POMEC
BRIDGESTONE FomulaNippon
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◇4月17日(土)公式練習走行(9:00~10:00)
鈴鹿Rd.1では昨年までと違い全くの新レギュレーションによる車両の導入
にあたり、レース・ウイークの金曜日に1時間の特別練習走行を行った。これ
は少しでも開発を進めたいローラ勢にとって、特に15号車に乗る影山正彦は
第3回公式テストでシェイクダウンを済ませたばかりであり、少しでも走らせ
たいチーム・ドライバーにとって大変有益な時間になると思われた。
SPEEDMASTER MOONCRAFT RacingTeamではこ
の特別練習走行から新しい空力パーツ・シャーシセッティングを試し、鈴鹿で
の方向性を探った。
チームでは鈴鹿に持ち込んだセッティングよりも、更にダウンフォースを増や
し、サスペンションをハードに設定した。ここで14号車の道上龍はトップタ
イムに0.7秒差にまで迫る快走を見せ、周囲の注目を集める。15号車の影
山正彦はまだ走行距離も少なく波に乗りきれない様子ではあるが、14号車で
結果の良かったセッティング等試していく。
◇4月17日(土)公式予選
(第1回/13:00~13:45 第2回/14:55~15:40)
今大会では公式予選は45分間の走行時間帯が2回設けられた。
第1回目では午前中に比べ路面コンディションが悪く、全体のタイムも1秒以
上遅くなっている。
道上・影山共にオーバーステアに悩まされる。特に14号車は1コーナー・デ
グナー1個目、スプーン1個目の進入で、素早くシフトダウンする時に3速に
入りづらくなる症状が出てしまい、思う様に走れない。
第2回目にはほとんどのドライバーが温存していたNEWタイヤを装着し、
最後のタイムアタックに出ていく。
14号車はシフトダウン時の問題を解決する為、第1回目からのインターバル
で急遽トランスミッションを分解・チェックしており、走行出来るのは最後の
10分か5分か、何れにしてもワンチャンスしかない。
15号車・影山の方は特にトラブルはないが、今一つしっくりとこないシャー
シバランスでのタイムアタックとなり、16番手。14号車・道上はトランス
ミッションのチェック終了と同時にNEWタイヤを装着しタイムアタックにに
出て行くが、残り時間も少なく僅か3ラップの計時にとどまり、しかも不運な
事にタイヤのスローパンクチャーにも見舞われ、15番手に留まる。
◇4月18日(日)フリー走行
(9:00~9:30)
決勝日当日は天気予報通り朝からの雨模様となり、各車両はウエット路面用
にシャーシセットを変更。14号車・15号車共にオーバーステア傾向とリア
のトラクション不足に悩まされるが、良い方向のセットを見つける事が出来、
決勝レースに向け、シャーシセットを変更。
◇4月18日(日)決勝レース
(14:00スタート)
決勝レースは変わらずウエットコンディションのままでサバイバルレースと
なるであろうと思われた。スタートがやり直しとなり、2度目のスタート。
グリッド順位が後方の為水煙の中に埋もれながらのスタートとなる。
第1コーナーに雪崩れ込む集団の中から5台がリタイアしてしまうことになる
が、影山車がその中の1台となってしまう。
影山車は後方から来た野田選手に少し押し出されるようにコースを逸れ、一旦
コースに戻るが再び、他者と接触した野田車が目の前に現れ、これに接触し、
コースアウト・リタイアとなる。
道上車はこのスタートの混乱をうまく切り抜け12番手でメインストレート
に戻ってくる。
12週目ほどまでは集団の中でタイムが上げられず、それでも6番手まで順位
を上げてくる。
その後、徐々にタイムアップして最後まで安定したタイムを維持し、14台も
車両がリタイアしていく中をしぶとく走りきり、見事に第6位に入賞、貴重な
ポイントを獲得した。
___________________________________
◇由良拓也監督
今年のローラはスタートから大きく遅れを取っており、これは大変だぞとい
うことでチームでも色々と改良パーツを開発したり、シャーシセッティングを
再検討したりとトライを繰り返し、かなりの手応えを得るところまで来ている
と思う。
練習走行から道上は順調にセットアップを進め、かなり良いところまで来て
いたのだが、肝心なところでトランスミッションは不調となってしまい、また
不運も重なり、予選で上位に入れなかったのが残念だ。しかしながら雨の決勝
レースを我慢強く走りきり、結果を残した事は今与えられた条件の中でベスト
の走りが出来たのではないかと思う。
影山は富士テストでシェイクダウンをしたばかりで、少ない練習量でのレー
スとなり、かなり状況は厳しかったのだと思います。レースでは完走を目指し
たのですが、スタート後の混乱に巻き込まれてしまったのは残念です。
マシンの方はもてぎレースに向け、更に改良を進めていき、上位入賞を狙い
ます。
◇道上 龍選手
ローラはシェイクダウンの時から比べると、かなり良くなって来ていて、練
習走行の時にはかなりいけると思っていたので、予選で上の方に行けなかった
のはすごく悔しいです。
でも昨年は雨のレースで結構ミスをしたりしてリタイアしていたので、今年こ
の開幕戦で完走、入賞できたのは本当にうれしいですね。
でも、レース中はかなりマシンが振られたりして大変でした。
◇影山正彦選手
今回は本当に完走したかったのですが、こんな結果になってしまい本当に残
念です。
富士でシェイクダウンしたばかりで、まだまだ走り込みが足りなくて、今年の
ローラに合った走り方がまだ出来ていないと思います。
けれどもマシンの方は確実に良くなって来ていると思いますし、新しいチーム
の由良さんやスタッフの皆さんも本当に一生懸命やってくれていますので、今
度のもてぎレースでは入賞を目指して頑張ります。
SpeedMasterMooncraft Racing Team
今年から、SpeedMasterMooncraft Racing TeamからもRACE REPORTを掲載させて
頂くことになりました。
宜しくお願いいたします。
全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
第1戦鈴鹿サーキット 野田英樹 関連リポート
《予選》
1999年4月17日(土) 天候:晴れ コースコンディション:ドライ
観客動員数:12,000人(主催者発表)
予 選 1回目 13:00~13:45 2回目 14:55~15:40
NO.20 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(野田 英樹)
1分49秒945 18番手
NO.19 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(影山 正美)
1分50秒534 19番手
【野田 英樹 選手コメント】
公式プラクティスから1回目の予選に向けセッティングを変えてみましたが、
思ったような結果が出ずタイムもあまり伸びませんでした。でも、2回目の予
選からセッティングの方向性が掴め、始め何とか1分49秒台に入ることができ
ました。順位には当然満足していませんが、セッティングの方向性が掴めたの
で、次につながるよう、明日の決勝は頑張りたいと思います。
【星野一義 監督コメント】
散々な結果で残念です。チーム始まって以来の予選順位で支援して頂いてい
るスポンサー、ファンの皆様に非常に責任を感じています。3月のテストで方
向性を見失ってしまったことで悪い方へいってしまていると思います。明日の
決勝では少しでも上の方にいけるようチーム一丸となって頑張るつもりです。
《決勝》
1999年4月18日(日)天候:雨、 コースコンディション:ウェット
観客動員数:26,000人(主催者発表)
決 勝 14:00~15:40
NO.20 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(野田 英樹)
リタイア
NO.19 ビブライズ・インパル・ローラB99-51(影山 正美)
リタイア
【野田 英樹 選手コメント】
あいにくの雨になってしまい、セッティングを1からやり直さなければなら
なかったのですが、朝のフリー走行では思うようにならず、決勝までに更にセッ
ティングを変更しなければなりませんでした。スタート後、何台かを追い越し、
第1コーナーに進入したところ後から追突され、車の感じも掴めることができ
ませんでした。大変残念な結果に終わってしまいましたが、次回のレースでは
少しでも上にいけるよう頑張りたいと思います。
【星野一義 監督コメント】
2台ともリタイアという結果で言葉がありません。予選順位がよくないので少
しでも上にいければ思っていたのですが、このような結果で非常に悔しく申し
訳なく感じます。次回のレースまでにチーム、ドライバー、充分なミーティン
グを行い期待に添えるよう頑張るつもりです。今後ともご支援のほどよろしく
お願い申し上げます。
資料提供:
Project Royal Oak [URL : http://home.att.ne.jp/red/noda/]
スーパー耐久第2戦仙台 -RIJ- (1999-04-25) Qualifying-Session
For スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランド : 4.063km
P No.Cl.Driver(s)-------------------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦 Subaru Impreza 2'21.125 103.644
2 10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R 2'21.182 0.057 103.602
3 11 2 木下 隆之/中谷 明彦 Mitshubishi Lancer 2'21.435 0.310 103.417
4 7 3 元谷宏大/黒木健次/伊達Honda Prelude 2'22.526 1.401 102.625
5 12 2 中村啓/富井豊/関野啓樹Mitsubishi Lancer E 2'22.534 1.409 102.620
6 32 1 竹内 浩典/田中 哲也 Nissan Skyline GT-R 2'25.144 4.019 100.774
7 53 4 小林 敬一/原 貴彦 Honda Civic 2'26.444 5.319 99.880
8 1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝 Nissan Skyline GT-R 2'26.430 5.305 99.889
9 23 1 砂子 智彦/山田 英二 Nissan Skyline GT-R 2'26.512 5.387 99.833
10 8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 2'26.934 5.809 99.547
11 52 4 西垣内 正義/渡辺 明 Honda Civic 2'26.962 5.837 99.528
12 54 4 山内 伸弥/浅見 武 Honda Civic 2'27.482 6.357 99.177
13 38 5 雨宮 栄城/山路 慎一 Toyota Altezza 2'27.857 6.732 98.925
14 87 4 菊地 靖/竹中 正信 Nissan Pulser 2'28.005 6.880 98.826
15 33 2 三好 正己/村松 康生 Mazda RX-7 2'29.125 8.000 98.084
16 41 4 谷川達也/本庄康幸/福田Subaru Impreza WRX 2'30.599 9.474 97.124
17 78 4 丸山 浩/大井 貴之 Honda Civic 2'30.612 9.487 97.116
18 68 4 嶋村 馨/長井 誠 Honda Civic 2'31.150 10.025 96.770
19 27 2 牧口 規雄/志村 久 BMW M3 2'32.735 11.610 95.766
20 36 5 藤田 隆之/惣田 季靖 Toyota Altezza 2'34.514 13.389 94.663
21 28 3 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda Integra 2'35.170 14.045 94.263
22 5 3 宮口 幸夫/鈴木ひろし Toyota Chaser 2'36.233 15.108 93.622
23 71 4 関根基司/松田晃司/藤島Nissan Pulser 2'37.518 16.393 92.858
24 21 2 市村 秀晴/川崎 俊英 Mitsubishi Lancer E 2'23.602 2.477 101.857*
25 26 2 川口 法行/添田 正 Mitsubishi Lancer E 2'26.447 5.322 99.878*
26 20 2 小川日出生/細野智行/伊Mitsubishi Lancer E 2'35.071 13.946 94.323*
27 77 4 山 本泰吉/宮城 光 Honda Civic 2'41.507 20.382 90.564*
28 15 3 長野 賢也/佐々木孝太 Nissan Silvia 2'43.566 22.441 89.424*
29 37 5 葱田 季靖/山岸 大 Toyota Altezza 2'44.408 23.283 88.966*
30 49 3 瀬野 渉/原 正広 Nissan Silvia 2'38.339 17.214 92.376*
31 9 1 吉田 寿博/横島 久 Nissan Skyline GT-R 2'30.425 9.300 97.236*
32 39 3 尾本 直史/磯田 尚孝 Honda Integra 2'40.495 19.370 91.136*
****************************************************************************
* タイムの後の*印はコドライバーが規定のタイムを出していない
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
スーパー耐久第2戦仙台 -RIJ- (1999-04-25) Provisional Race-Results
For スーパー耐久シリーズ第2戦 仙台ハイランド : 4.063km
P No.Cl. Driver(s)----------- Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 32 1 竹内 浩典/田中 哲也 Nissan Skyline GT-R 57 2:31'39.115 91.627
2 11 2 木下 隆之/中谷 明彦 Mitshubishi Lancer 57 2:32'20.770 91.210
3 8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 57 2:32'22.266 91.195
4 23 1 砂子 智彦/山田 英二 Nissan Skyline GT-R 57 2:32'25.028 91.167
5 2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦 Subaru Impreza 57 2:32'58.461 90.835
6 20 2 小川日出生/細野智行/伊Mitsubishi Lancer E 56 - 1Lap
7 1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝 Nissan Skyline GT-R 56 - 1Lap
8 7 3 元谷宏大/黒木健次/伊達Honda Prelude 56 - 1Lap
9 78 4 丸山 浩/大井 貴之 Honda Civic 56 - 1Lap
10 52 4 西垣内 正義/渡辺 明 Honda Civic 56 - 1Lap
11 12 2 中村啓/富井豊/関野啓樹Mitsubishi Lancer E 56 - 1Lap
12 87 4 菊地 靖/竹中 正信 Nissan Pulser 56 - 1Lap
13 27 2 牧口 規雄/志村 久 BMW M3 56 - 1Lap
14 68 4 嶋村 馨/長井 誠 Honda Civic 56 - 1Lap
15 26 2 川口 法行/添田 正 Mitsubishi Lancer E 55 - 2Laps
16 54 4 山内 伸弥/浅見 武 Honda Civic 55 - 2Laps
17 53 4 小林 敬一/原 貴彦 Honda Civic 55 - 2Laps
18 33 2 三好 正己/村松 康生 Mazda RX-7 55 - 2Laps
19 28 3 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda Integra 55 - 2Laps
20 77 4 山 本泰吉/宮城 光 Honda Civic 55 - 2Laps
21 39 3 尾本 直史/磯田 尚孝 Honda Integra 54 - 3Laps
22 71 4 関根基司/松田晃司/藤島Nissan Pulser 54 - 3Laps
23 49 3 瀬野 渉/原 正広 Nissan Silvia 53 - 4Laps
24 36 5 藤田 隆之/惣田 季靖 Toyota Altezza 52 - 5Laps
25 15 3 長野 賢也/佐々木孝太 Nissan Silvia 50 - 7Laps
26 5 3 宮口 幸夫/鈴木ひろし Toyota Chaser 48 - 9Laps
27 41 4 谷川達也/本庄康幸/福田Subaru Impreza WRX 45 - 12Laps
------------------------------ DNC --------------------------------------
37 5 葱田 季靖/山岸 大 Toyota Altezza 25 - 32Laps
9 1 吉田 寿博/横島 久 Nissan Skyline GT-R 14 - 43Laps
38 5 雨宮 栄城/山路 慎一 Toyota Altezza 11 - 46Laps
21 2 市村 秀晴/川崎 俊英 Mitsubishi Lancer E 8 - 49Laps
10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R 4 - 53Laps
**************************************************************************
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/仙台
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
スーパー耐久シリーズ'99第2戦
ハイランド・スーパー耐久レース 決勝レポート
「大雨でレースは赤旗がチェッカーに59周でプリンス千葉が今季初優勝」
スーパー耐久第2戦の決勝レースが午後1:20分にローリングスタートを開
始した。だが、午前中と同じような横殴りの雨というコンディションとなり、
コース上はかなりの水量となりペースカー先導のパレードラップから幕を開
ける異例の形となった。
4周を終えて、ようやくペースカーはピットロードに入り、スタートが切
られる。
オープニングラップは#2インプレッサ,#7プレリュード,#11プーマランサー、
#12エボV、#1アルティア、#8ダイシンGTR、#32プリンス千葉、#23プリン
ス東京の順となった。#10エンドレスは最終コーナーで力尽きたような感じで
ストップ。9周終了時点で、ふたたびペースカーランとなる。ここで、最後尾
スタートからデビューレースを迎えていた#9FALKEN GTRがピットイン。
この時点では、トップは#2,以下#11,#7,#8,#12,#32,#23,#54,#1,#78の順。
13周終了時点で、リスタートがきられる。
14周目、#2,#11,#8,#7#23,#12,#32,#1,#20,#54と総合3番手に#8ダイシン
GTRが浮上。5,6,7、8番手にもGTR勢が巻き返す。
16周目、#2,#11,#8,#23,#7,#12,#32,#1,#20,#78と3位ダイシン、4位プリ
ンス東京とGTR勢が徐々にそのポジションを上げてくる。
19周目、トップは#11プーマランサーに変わる。以下、#2,#8,#23,#32,#12,#7,#1,
#20,#78の順に。
21周目、2番手は#8ダイシンに。以下、#2,#23,#32,#12,#7,#1,#20,#78
#37アルテッツアに黒旗が提示され、ピットストップ。
#24周目、#11がトップで、#8ダイシンが2番手。3位は#2インプレッサ。#32、#23、
#12、#1、#7、#20、#78の順。
27周目時点では、#11,#8,#32,#2,#23,#1,#12,#7,#29,#78と3位にプリンス千葉が
浮
上している。30周を前に上位陣では、#23プリンス東京がまず先にピットイン。
30周目、#11、#32、#8,#2,#1,#12,#7,#20,#78,#53のオーダー。
38周目、トップの#11ランサーの後方から#32プリンス千葉が迫る。2分17秒台で
追い上げるGTRに対して、ランサーは19秒台。その差は3.2秒まで近づいた。
#20RSオガワランサーも6位に浮上している。
39周目、トップ2台は0.9秒差に。20秒台のランサーに対して17秒台の猛追。
折り返し地点をすぎた40周目、とうとう#11ランサーはトップの座を#32プリン
ス千葉に明け渡す。
#32,#11,#8,#2,#1,#20,#12,#7,#78,#53のトップ10に。
42周目、#11ランサーがピットストップ。
43周目、#32プリンス千葉、#8ダイシン、とトップ2台をGTRがしめる。3位は#2
インプレッサ。44周目、#52 5ZIGEN CIVICに黒旗が提示される。その後、#32プリンス
千葉がピットストップ。トップは#8ダイシンに。だが、48周目には#8ダイシンもピッ
トイン。
50周目、トップは#32プリンス千葉、2位の#2インプレッサはピットイン。3番手
は#11プーマ。そして#8ダイシン、#23プリンス東京と続く。
55周目、トップは#32プリンス千葉、1分10秒差で#11プーマ、#8ダイシン、#23
プリンス東京、#2インプレッサ、#20オガワランサー、#1アルティア、#7プレリュ
ード、#12エボV、#78ギャザズシビックというオーダー。だが、ここでまたペース
カーランとなる。そして59周終了時赤旗が提示。
75%終了していたレースで天候の回復が見込めないため。
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決勝暫定結果
#32 日産プリンス千葉GT-R★FALKEN 竹内浩典/田中哲也 59L
#11 ミツビシプーマランサーエボVI 木下隆之/中谷明彦 59L
#8 ダイシンアドバンGTR 福山英朗/大八木信行 59L
#23 プリンス東京フジツボ・GT-R 砂子智彦/山田英二 59L
#2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦 58L
#20 RSオガワADVANランサー 小川日出生/細野智行/伊藤 58L
#1 日産アルティアGT-R 粕谷俊二/桧井保孝 58L
#7 アルゴプレリュード 元谷宏大/黒木健次/伊達 58L
#78 ファルケンブースカドライダー 丸山浩/大井貴之 58L
#52 5ZIGEN CIVIC 西垣内正義/渡辺明 58L
スーパー耐久シリーズ'99第2戦
ハイランド・スーパー耐久レース 予選レポート
「大雨の予選はインプレッサがPP!エンドレスGTRは2番手、エボVIが3位」
スーパー耐久第2戦が、桜前線の北上に合わせるようにして仙台ハイラン
ドレースウエィで行われた。予選、決勝ともに日曜日で行われる1デイ・イ
ベントとなった。天候は、あいにくの雨模様。さらに風も加わり横殴りの雨
と10度をわずかに超えるような気温というコンディションとなった。
午前8時35分からの予選で、まずタイムを刻んできたのは、#12トムレー
シングエボVで2分31秒636を出す。だが、#32日産プリンス千葉GT-R★
FALKENが4周目にクラス1の意地を見せて、2分30秒733をマーク。だが、
ヘビーウェットのコンディションの中、15分後にさらにタイムを上げたのは、
#7アルゴプレリュードが29秒599と30秒台を切ってきた。さらに、今回
がデビューとなる6台目のGTR、#9FALKEN Dream on the RoadμGTRが30秒
425を出す。
開始30分後では、
#12 トムレーシングエボV 2'25.492
#10 エンドレスアドバンGTR 2'27。671
#52 5ZIGEN CIVIC 2'28.174
#2 アイフェルDUNLOPインプレッサ 2'29.029
#20 RSオガワADVANランサー 2'29.071
となっている。
残り20分を切って、トップは#10エンドレスの21秒182。2番手は#12エボV
の25秒492、#32プリンス千葉の26秒891、#23プリンス東京の26秒923となる。
降りしきる雨の中、やはりファイナルラップの攻防戦となった。ポールポジショ
ンは、GTRではなくインプレッサがきた!
予選暫定結果
#2 アイフェルDUNLOPインプレッサ 渋谷勉/荒川雅彦 2'21.125
#10 エンドレスアドバンGTR 木下みつひろ/土屋武士 2'21。182
#11 ミツビシプーマランサーエボVI 木下隆之/中谷明彦 2'21.435
#7 アルゴプレリュード 元谷宏大/黒木健次/伊達 2'22.526
#12 トムレーシングエボV 中村啓/富井豊/関野啓樹 2'22.634
#21 MTC座間三菱ランサーARC 市村秀明/川崎俊英 2'23.802
#32 日産プリンス千葉GT-R★FALKEN 竹内浩典/田中哲也 2'26.144
#53 5ZIGEN CIVIC 小林敬一/木下正治 2'26.444
#26 エンドレスアドバンGMSランサー 川口法行/添田正 2'26.447
#1 日産アルティアGT-R 粕谷俊二/桧井保孝 2'26.630
■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE FMOTOR4 EDITION
PREVIEW REPORT プレビュー 99/04/24
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このレースで今年のGT500が分かる
NSXの最速神話を撃ち崩せるか!新型スープラに注目
スカイラインGT-Rも空力改革で最高速対策
新緑が目にまぶしくなり、生活でもスポーツでも新年度が本格的に動き出してき
た。全日本GT選手権(GTC)も開幕戦鈴鹿に続き、第2戦をゴールデンウィーク真った
だ中の5月1,2日に静岡県・富士スピードウェイで開催する。
昨年来、GTCでは"速い"NSX対"強い"スカイラインという対決図式が作られてきて
いたが、どうやらこの構図が撃ち破られそうな雰囲気だ。
この波乱を呼びそうなのは、トヨタ・スープラの99年型GTCマシンだ。98年シー
ズン。スープラは97チャンピオン・マシンでありながら、屈辱の未勝利に終わった。
これを機にトヨタ直系のファクトリーであるTRDがGTCスープラの大幅改修を決断し
た。これにより99年型スープラは、基本設計から見直され、シャシー、サスペンショ
ン、空力、そしてエンジンとあらゆる点で98年型とは別なモノへと生まれ変わった。
残念ながら開幕戦にはわずか2台が間に合っただけで、しかもNo.36 カストロール
・トムス・スープラはレース週に出来上がったばかりで満足なセッティングが行え
ない状態だった。しかも雨に見舞われた開幕戦では、先行するNSXやスカイライン
と闘う以前の状況。だが、そんな中でもデビュー戦を4位(No.36)で飾り、その
ポテンシャルの高さをうかがわせた。そして、4月2,3日に行われた富士合同テ
ストでは、ニュースープラ(TRDテスト車)がなんとNSXを1秒近く離してトップタ
イム叩き出した。元々スープラは富士を得意とする。この富士には、先のNo.36以外
にもNo.39 デンソーサードスープラGT、No.6 ESSO Tiger Supra、No.38 FK/マッシ
モセルモスープラがこの新型にスイッチする予定という。
一方、速さではNSXに先行されたスカイラインGT-Rだったが、今年登場したR34ベ
ースのニューマシンでは、空力を全面見直しし、高速性能をアップ。これにより直
6ターボのパワーを富士の直線で存分に生かせるという。合同テストでもNSXに対し
てコンマ6秒以内に付け、レースでは十分互角に戦える実力を見せていた。
このようなライバルのパワーアップに対し、今季こそ念願のタイトル奪取を狙う
NSXだが。正直、今季は規定改正により昨年よりパワー面でマイナス要素がある。
だが、徹底的な空力の見直しと耐久性アップという改良を行い、雨中の開幕戦を制
した。このNSXにとって最高速勝負の富士は少々辛いサーキットだ。だが、富士合
同テストではNo.100 RAYBRIG NSXや開幕戦の勝者No.18 TAKATA童夢NSXが好タイム
を出している。特にNo.18は開幕戦でポール&ウイン、さらに決勝ファステトラッ
プ2位で70kgというフルマークのハンディを搭載しており、それだけに今ノってい
る脇阪寿一&金石勝智の走りは注目だろう。
また、開幕戦では思うような走りを見せられなかったNo.30 綜警McLaren GTRだ
が、先に行われたSUGOでの合同テストでは、なかなかのタイムを記録しており、富
士での活躍も期待できそうだ。
このように各チームの戦力が非常に均衡してきており、一概にレースを予想する
のは非常に困難な状態だ。ただ言えるのは、ミスをしたチームは間違えなく脱落す
る。特にドライバーだけでなく、ピットワーク、レース戦略の組み立てなどでミス
をすれば、勝利は手に出来ないだろう。そして、この第2戦富士から各チームの新
型車がほぼ揃い、熟成の過程に入る。ここでの結果が今後の99GTCの行方を占う試
金石となるだろう。
また、この第2戦では日程的にル・マン24時間レースの予備予選とバッティング
しており、一部欠場を余儀なくされた選手がいる。その反面、この代打ドライバー
の活躍も見逃せないところだ。No.1 ペンズオイル・ニスモGTRでは本山哲に代わり、
日本でもお馴染みのベテラン、アンダース・オロフソンが起用される。No.2 ARTA
ゼクセルスカイラインではミハエル・クルムに代わり、ドイツのDTMやツーリング
カーで活躍しているアーミン・ハーネが登場。そしてNo.37 カストロール・トムス
・スープラの片山右京に代わり、現在全日本F3ランキングトップのダーレン・マニ
ングが抜擢されている。
また、シーズン直前の舘信吾の急逝で欠場を余儀なくされたNo.6 ESSO Tiger
Supraもこのレースから登場。野田英樹のパートナーとしては、POWER CRAFT SUPRA
で参戦してた元世界2輪チャンピオンのワイン・ガードナーの起用が決定している。
混戦必至、予想不能のGT300
セリカ、シルビア、MR2そしてRX7にFTO。荒れればポルシェ…
一方、GT300クラスも混戦となりそうだ。昨年はMR2が相対的に有利と見えたが、
熟成も進み開幕戦勝利のNo.19 ウエッズスポーツセリカ、新型S15マシンのNo.81
ダイシンシルビア&No.15 ザナヴィARTAシルビアが好調に見える。もちろん昨年の
チャンピオンチームと新田守男がジョイントしたNo.25 モモコルセ・アペックスMR2
も要注意。これにNo.77 クスコスバルインプレッサ、No.7 RE雨宮マツモトキヨシ
RX7が前回の富士合同テストを見ると絡んできそうだ。またパワー重視の富士では
No.61 テイボン・トランピオ・FTOも忘れてはならないだろう。
また、雨の開幕戦の展開を語るまでもなく、天候などで荒れた展開になればポル
シェ勢の台頭も十分考えられる。GT500以上に様相の難しい、そして間違えなく混
戦乱戦のレースが展開されるだろう。
そして、この第2戦に初登場となるなのが、2台のフェラーリF355だ。特に昨年
からチャレンジしているNo.355 イエローマジックF355GTは、F1経験もある井上隆
智穂とフォーミュラニッポンなどの経験もある高橋毅というキャリア・ドライバー
を起用しているだけに上位進出の可能性もありそうだ。
そして、もう1台注目なのが、根強いファンを持つAE86をベースにしたニューマ
シンだろう。昨年はキャバリエを走らせていたKRAFTが、AE86に3S-Gターボを搭載
し、No.86 BP・KRAFT・トレノとしてエントリーしてきた。ひょっとすると最新GTス
ポーツをハチロクが追い回すというマンガさながらのシーンが見られるかも。
Report by GTインサイドレポート班
☆99 AUTOBACS CUP 全日本GT選手権 予想エントリーリスト
第2戦 ALL JAPAN FUJI GT RACE 富士スピードウェイ(5/1,2)
[GT500] 19台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
1 ペンズオイル・ニスモGTR エリック・コマス(F) アンダース・オロフソン(S) NISMO BS 40
2 ARTAゼクセルスカイライン 鈴木亜久里 アーミン・ハーネ(D) NISMO BS
3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘 田中哲也 ハセミ・モータースポーツ BS
6 ESSO Tiger Supra 野田英樹 ワイン・ガードナー(AUS)
ESSO Tiger Team LeMans BS
11 エンドレスアドバンGTR 和田孝夫 木下みつひろ ENDLESS SPORTS YH
12 カルソニックスカイライン 星野一義 影山正美 TEAM IMPUL BS 10
16 Castrol無限NSX 中子 修 道上 龍 無限×童夢Project BS 10
18 TAKATA童夢NSX 脇阪寿一 金石勝智 無限×童夢Project BS 70
30 綜警McLaren GTR 山田洋二 岡田秀樹 TEAM TAKE ONE BS
32 cdma Oneセルモスープラ 近藤真彦 木下隆之 cdma One TOYOTA
TEAM CERUMO with Key's BS
35 マツモトキヨシ・トムススープラ 山路慎一 ピエール・ラファネル(F) マツモトキヨシTEAM TOM'S MI
36 カストロール・トムス・スープラ 関谷正徳 黒澤琢弥 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI 20
37 カストロール・トムス・スープラ 鈴木利男 ダーレン・マニング(GB)
TOYOTA Castrol TEAM TOM'S MI
38 FK/マッシモセルモスープラ 竹内浩典 立川祐路 TOYOTA TEAM CERUMO BS
39 デンソーサードスープラGT 土屋圭市 影山正彦 TOYOTA TEAM SARD YH
55 STPタイサンアドバンバイパー 松田秀士 田嶋栄一 TEAM TAISAN with ADVAN YH
64 Mobil 1 NSX 山西康司 トム・コロネル(NL) Mobil1 NAKAJIMA RACING BS 10
88 ノマドディアブロGT-1 和田 久 古谷直広 JLOC TY
100 RAYBRIG NSX 高橋国光 飯田 章 チーム国光 with MOONCRAFT BS
[GT300] 22台
No. マシン ドライバー チーム タイヤ WH
------------------------------------------------------------------------------
7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 松本晴彦 山野哲也 RE雨宮レーシング YH 10
10 アビリティ・マリオポルシェ 麻生英彦 檜井保孝 アビリティモータースポーツ YH
14 ホイールショップアルタシルビア 古在哲雄 小宮延雄 アルタレーシングチーム YH
15 ザナヴィARTAシルビア 土屋武士 井出有治 NISMO YH
19 ウエッズスポーツセルカ 織戸 学 原 貴彦 RACING PROJECT BANDOH YH 40
20 Kosei CELICA 松永雅博 藤原靖久 KOSEI RACING TEAM YH
21 BP-トランピオ-BMW 一ツ山 康 伊藤大輔 HITOTSUYAMA RACING TY
24 ヒラノMS BP&μ R32GTS 平野敏行 染葉輝彦 ヒラノモータースポーツ YH
25 モモコルセ・アペックスMR2 新田守男 高木真一 アペックス YH
26 アドバンタイサンポルシェ 須賀宏明 D.マラガムア TEAM TAISAN Jr. YH
61 ライボン・トランピオ・FTO 中谷明彦 ラルフ・ファーマン(GB) チーム・ライボン・ラリーアート TY 20
70 外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三 P.V.スクート(B) TEAM GAIKOKUYA YH
71 シグマテック911 城内政樹 河野尚裕 シグマテックレーシングチーム YH
72 オークラRX7 石川 朗 平野 巧 オークラロータリーレーシング YH
77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄 谷川達也 クスコレーシング YH 10
81 ダイシンシルビア 福山英朗 大八木信行 TEAM DAISHIN YH 10
84 アイエーテックシルビア 袖山誠一 中村善州 I.A.Tec. Racing Team YH
86 BP・KRAFT・トレノ 田中 実 雨宮栄城 KRAFT TY
99 大黒屋ぽるしぇ 吉富 章 日置恒文 TEAM大黒屋 DL
111 JIM GAINER F355 井倉淳一 真希遊世 TEAM GAINER YH
355 イエローマジックF355GT 井上隆智穂 高橋 毅 クラブ:イエローマジック YH
910 ナインテンアドバンポルシェ 余郷 敦 玉本秀幸 910 RACING YH 30
○略号 WH:ウエイトハンディ
タイヤ BS:ブリヂストン、DL:ダンロップ、MI:ミシュラン、
TY:トーヨー、YH:ヨコハマ
国 籍 AUS:オーストラリア、B:ベルギー、D:ドイツ、F:フランス、
GB:イギリス、NL:オランダ、S:スウェーデン
☆タイムスケジュール
4月30日(金) 練習走行 (FT=フォーミュラトヨタ)
GTフリー走行1回目 9:00~10:30
F3フリー走行1回目 10:30~11:30
FTフリー走行1回目 11:30~12:00
F3フリー走行2回目 13:00~14:00
GTフリー走行2回目 14:00~15:30
FTフリー走行2回目 15:30~16:00
SK/F100フリー走行 16:00~16:30
5月1日(土) 公式予選
F100予選 9:00~ 9:15
SK予選 9:25~ 9:40
F3公式練習 9:55~10:25
GT予選1回目 10:40~11:40
FT予選 11:55~12:15
F3予選 13:55~14:25
GT予選2回目 14:40~15:40
5月2日(日) 決勝レース
GTフリー走行 8:30~ 9:00
FT決勝スタート 9:30~10:00 15周
F3決勝スタート 10:35~11:30 21周
ピットウォーク 11:15~12:15
GTウォームアップ 12:30~12:38
GTフォーメイション 13:15
GT決勝スタート 13:20~ 67周(終了予定15:40)
☆観戦チケットのご案内
【チケット】
■前売り観戦券
大人 5,000円/ペア 9,450円
■決勝当日券
大人 6,000円/中学生以下 無料
■パドックパス(予選・決勝2日間有効)
15,000円(入場料込)
【チケット発売所】
●チケットぴあ●チケットセゾン●丸井チケットぴあ●CNプレイガイド
●ローソンチケット●サークルK●am pm●有名タイヤショップ
●オート用品ショップ●関東地区RTN加盟店
☆オートバックス各店でGTCシリーズ戦共通前売り観戦券発売中
大人 5,000円
【お問い合わせ】
富士スピードウェイ(株) TEL.03-3216-5611
インフォメーションダイアル
TEL.03-3409-2365/FAX.03-3409-2307(平日10:00-17:00)まで。
【TV放送】
5月15日(土) 16:00~17:15
テレビ東京系全国6局ネット
放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
テレビ瀬戸内/ティーエックスエヌ九州
静岡放送:5月23日(日) 25:05~26:20
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
(第2戦まで)
1999 3 4 5 5 6 7 8 8 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula 3 21 18 02 23 06 04 01 29 03 14
Championship 鈴 筑 富 美 富 鈴 菅 T 茂 鈴
Drivers-point 鹿 波 士 祢 士 鹿 生 I 木 鹿
Po-No-Driver------------Rd -1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 --総合P-有効P
1 1 D.マニング 3 9 12 12
2 2 W.エブラヒム 6 4 10 10
3 7 荒 聖治 9 0 9 9
4 17 黒澤 治樹 0 6 6 6
5 55 金石 年弘 4 0 4 4
6 15 R.ビルタネン 0 3 3 3
7 9 谷川 達也 1 2 3 3
8 3 S.フィリップ 2 0 2 2
9 77 伊藤 大輔 0 1 1 1
16 五味 康隆 0 0 0 0
71 内山 清士 0 0 0 0
87 M.メディアーニ 0 0 0 0
64 松田 次生 0 0 0 0
8 井上 智之 0 0 0 0
6 中嶋 廣高 0 0 0 0
18 密山 祥吾 0 0 0 0
5 滑川 健 0 0 0 0
33 小早川 受黎 0 - 0 0
4 酒井 浩 - 0 0 0
53 富澤 勝 - 0 0 0
*******************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
(第1戦まで)
1999 4 5 5 6 7 8 9 9 10 11
Japan / / / / / / / / / /
Formula Nippon 18 09 23 06 04 01 05 19 03 14
Championship 鈴 茂 美 富 鈴 菅 富 美 富 鈴
Drivers-point 鹿 木 祢 士 鹿 生 士 祢 士 鹿
Po -No --Driver -------Rd.-1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9--10- 総合P
1 1 本山 哲 10 10
2 64 T.コロネル 6 6
3 65 光貞 秀俊 4 4
4 62 P.ダンブレック 3 3
5 11 立川 祐路 2 2
6 14 道上 龍 1 1
18 黒澤 琢弥 0 0
12 飯田 章 0 0
3 川本 篤 0 0
9 R.ファーマン 0 0
10 加藤 寛規 0 0
6 田中 哲也 0 0
56 脇阪 寿一 0 0
17 D.シュワガー 0 0
5 脇阪 薫一 0 0
55 金石 勝智 0 0
15 影山 正彦 0 0
19 影山 正美 0 0
20 野田 英樹 0 0
68 R. デルフラー 0 0
32 近藤 真彦 0 0
63 OSAMU 0 0
36 玉中 哲二 0 0
2 山西 康司 DNS 0
**************************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
RACE REPORT
18th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
波瀾のウエットレースをくぐり抜け6位入賞
木曜日から快晴に恵まれてきたが、決勝日になって雲行きが怪しくなってき
た。結論からいうと、またもウエットレースとなった。どんな条件下において
も、かまわないが、しかし、決勝レース直前に降り始めるのだけは、やめてほ
しい。サポートイベントで赤旗中断が続出しなければ、ドライでの決勝になっ
ていたはずというほど、ぎりぎりまで雨雲も我慢してくれていたんだが。さ
て、ウエット路面で迎えた決勝レースは、ウエットセットに変更するためスタ
ート直前は各チーム混乱したが、それ以上に決勝レースは波瀾に満ちた展開と
なった。
4番グリッドからジャンプアップを狙っていた伊藤大輔は、昨晩から何回も
シミュレーションをくり返し、それをシグナルがグリーンに変わると同時に実
行した。「ほぼイメージどおりだった」と本人が認めるほど、ベストスタート
を見せた伊藤は、予選3、4番手の金石、松田選手を攻略したかに見えた。松
田選手は完全に抜き、金石選手に対してアウト側から並んで1コーナーに突
入。しかし、アウト側で踏ん張った伊藤の方が旋回スピードにまさり車体半分
ほどリードしてコーナリングを開始。こうなると、立ち上がりで有利、これで
2位! と誰もが思った。しかし、あろうことか、ブレーキを遅らせすぎたか
金石選手のさらにイン側に好スタートを切った黒澤選手(予選5番手)がノー
ズを押し込んできて、3台並んだかたちで、1コーナーの争いとなってしまっ
た。案の定と言うべき、インに飛び込んできた黒澤選手に怯んだか金石選手が
スピン。こうなるとたまらないのが、一番アウト側にいた伊藤だ。スピンした
金石選手が伊藤の右リヤタイヤに接触、伊藤もコース外に弾き飛ばされてしま
ったのだ。金石選手はその場でリタイヤ。そしてこの混乱で松田選手、谷川選
手といったこの週末トップ争いを展開してきたメンバーが一瞬にして優勝争い
から脱落してしまった。
伊藤のマシンにはダメージがなかったが、コースに復帰できた時は15番手
まで落ちてしまっていた。しかし、そこから伊藤はウエットの中猛烈な勢いで
追い上げを見せた。3周目に13番手、その次ぎの周には12番手に。常に混
戦の中にいたので、単独走行にばらけてしまったトップグループとラップタイ
ムでは劣っていたが、伊藤は強力にプッシュし続けた。15周目にはようやく
トップ10に入ってくる。そのあたりから雨は一段と強くなっていき完全にヘ
ビーウエットとなったが、そんな中で伊藤は7番手までポジションアップ。前
は前戦と同様谷川選手、後ろは松田選手、つまりスタート直後の1コーナーに
巻き込まれたグループが三つ巴戦を展開しながら上位に進出してきたのであ
る。サイドバイサイドの戦いを展開しながら、残りの周回を重ねていったが残
り7周で、トップグループのうちのひとりがコースアウト。自動的に6番手に
浮上した。激しい攻防の末、谷川選手、伊藤、そして松田選手の順でになだれ
込むようにしてゴールラインに飛び込んだ。
この6位入賞をどうみるかは個々の判断にお任せするが、この週末の伊藤の
頑張りには目を見張るものがあった。特にウエットの決勝レースで見せたそれ
は、これまで以上に伊藤の速さ、強さを感じ取ることができた。手前味噌では
あるが、価値ある6位、1ポイントと考えている。それだけに単なるレースア
クシデントとして処理されてしまう1コーナーのアクシデントが悔やまれるの
だが。
次の富士ラウンドこそは、優勝を狙う。その手応えは今回で充分あった。
◆正式決勝結果/17周(トップ10)
ドライバー 所要時間 ファステストタイム チーム
1:D マニング 45分51秒043 1分00秒041 TOM'S
2:黒澤 治樹 -3秒135 1分00秒022 LIAN RACING
3:W エブラヒム -4秒253 1分00秒041 TODA RACING
4:R ビルタネン -16秒792 1分00秒038 TEAM 5 ZIGEN
5:谷川 達也 -26秒508 1分00秒415 PAL SPORT
6:伊藤 大輔 -27秒467 1分00秒214 SPEEDMASTER SKILLSPEED
7:松田 次生 -27秒796 0分59秒737 NAKJIMA HONDA
8:内山 清士 -51秒881 1分00秒774 NIHONKIZAI RACING TEAM
9:五味 康隆 -55秒257 1分00秒842 TMS
10:井上 智之 -55秒413 1分00秒897 TOM'S
伊藤大輔:「悔しい。スタートはほぼ完璧だった。あれは金石選手が少し踏ん
張りすぎたかな。真横でスピンされては避け切れない。そのまま当たらずに行
っていたら、2番手になっていただけにすごく残念。マシンにダメージがなか
ったのはラッキーでした。順位は何位まで落ちたかわからないけど、とにかく
それからは全力で走った。前はまた谷川選手、そして後ろからは松田選手、彼
らとバトルしながら前のマシンを抜いていった。松田選手とは、何回かあたっ
たかな? よく頑張ったと言ってくれる方が多いのは嬉しいですが、やはりす
ごく悔しい。とにかく自分自身のためばかりでなく、応援してくれるみんなに
喜んでもらえるようなもっといい成績を残したかった。もう今度の富士では誰
にも前にいかせません!」
百田義弘:「今日のアクシデントに関しては自分のミスではないから、しかた
がない。それよりもむしろ、その後の追い上げを高く評価したい。雨で自分の
力を出し切れていないことを口には出さないけど気にしていたと思うが、今回
や前回のレースで自信をつけたと思う。もともと速いドライバーだから、これ
でこちらとしても自信を持って送り出すことができる」
深尾栄一:「スタート直後は今日は面白くなると思っていたんですが。運も含
めて勝つための要素をすべて揃えないと勝てないというのを改めて思い知っ
た。技術を磨くためや、ドライバーの練習のためにレースをやっているわけで
なく、あくまでも勝つことを目標にやってきているわけで、木、金のトップタ
イムや6位では当然満足していません。しかし、その勝つための要素をひとつ
ひとつ固めていっている段階という観点にたった場合、そのプログラムは極め
て順調といえます。次のレース、富士ではチーム一丸となって“もっと”がん
ばります。
NEXT ROUND ? 5月2日 全日本F3選手権第3戦 富士スピードウェイ
SKILL SPEED 深尾栄一
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Race-Results
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Rain Course:Wet
P--No.Driver---------Car---------------------Lap---GoalTime--km/h---
1 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE 45 45'51.043 120.423
2 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B 45 - 3.135
3 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B 45 - 4.253
4 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE 45 - 16.792
5 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE 45 - 26.503
6 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B 45 - 27.467
7 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B 45 - 27.796
8 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 45 - 51.881
9 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 45 - 55.257
10 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE 45 - 55.413
11 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE 44 - 1 Lap
12 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 44 - 1 Lap
13 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 44 - 1 Lap
14 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 43 - 2 Laps
---------------------以上完走---------------------------------------
87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 39
7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE 21
5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 17
6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 0
55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B 0
--------------------------------------------------------------------
Best Lap Time #64 松田 次生 0'59.737 15/45 123.240 km/m
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-18) Provisional Race-Results
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Rain Course:Wet
P.-No.Driver---------Team------------------Car--------------Laps-Goal Time-
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 34 1:17'24.252
154.55 km/h
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 34 - 10.242
3 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 34 - 22.250
4 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 34 - 1'35.852
5 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 34 - 1'38.503
6 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 34 - 1'57.051
7 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 33 - 1 Lap
8 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 32 - 2 Laps
9 55 金石勝智 ARTA Lola B99-51/MF308 32 - 2 Laps
---------------------以上完走-----------------------------------------------
6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 26 - 8 Laps
32 近藤真彦 MIRAI Lola B99-51/MF308 13 - 21 Laps
9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 11 - 23 Laps
18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 11 - 23 Laps
56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308 9 - 25 Laps
36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Lola B99-51/MF308 9 - 25 Laps
19 影山正美 IMPUL Lola B99-51/MF308 6 - 28 Laps
63 OSAMU LEYJUN Reynard 99L/MF308 6 - 28 Laps
10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1 - 33 Laps
5 脇阪薫一 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 0 - 34 Laps
17 D.シュワガー TMS Reynard 99L/MF308 0 - 34 Laps
15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 0 - 34 Laps
20 野田英樹 IMPUL Lola B99-51/MF308 0 - 34 Laps
68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 0 - 34 Laps
2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 D.N.S- 34 Laps
---------------------------------------------------------------------------
Fastest Lap Time #1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans 2'12.639 22/34 159.16 km/m
スタートディレイにより周回数は34周となった。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
ディフェンディングチャンプ本山、雨の鈴鹿で完勝!
4月18日、フォーミュラ・ニッポン第1戦が雨の鈴鹿サーキットで行われ、
スタートで飛び出した昨年のチャンピオン本山哲(UNLIMITED Le Mans)が、そ
の座を守りきり優勝。幸先よいシーズンのスタートをきった。
2、3位は、PIAA NAKAJIMAのトム・コロネルと光貞秀俊が入った。
雨が降り続き、チェッカーを受けたのは9台というサバイバルレースだった
ため一概には言えないが、有利と言われたレイナード勢が上位を占めた。
----------------------------------------------------------------------
■決勝レースノート
決勝スタート時刻が近づき、雨はやや小降りになったが依然降り続いている。
レース前のセレモニーを終え、各マシンはウォームアップ走行からグリッド
に就くが、ここでフロントロー予選2位の#2山西がコース上にストップ。レ
ッカー車に回収され、エンジンがスタートすればピットスタートになる。
午後2時、1周のフォーメイションから35周のレースがスタート……するは
ずだったが、#63OSAMUがエンジンストール。スタート時刻は5分延長となった。
#2山西はまだピットから離れられない。
2時15分スタート。
するするとトップに出たのは、#1本山。PP#65光貞は出遅れた。
オープニングラップ、5ZIGENの2台#5脇阪弟、#6田中、#68デルフラー、
#17シュワガー、#20野田、#15影山兄がコースアウト。#6田中は再スタート。
Grid 65-2-64-18-1-11-10-6-5-62-56-17-55-3-14-9-15-20-19-68-32-63-36-12
L 1 1-64-65-18-62-11-10-56-9-55
L 2 #10加藤コースアウト
1-64-65-18-62-11-9-56-19-55
L 3 1-(7.4秒)-64-65-18-62-11-9-56-19-55
本山が1周ごとに後続を引き離している。
上位では#9ファーマンのペースが速い。
L 5 1-(8.7秒)-64-65-18-62-11-9-56-19-55
各車の間隔は広がり、縦に長い展開になりつつある。
L 6 トップ#1本山のみ2分14秒というとてつもなく速いラップを刻んでい
る。2位#64コロネル以下は16~17秒台。
L 7 #19影山弟コースアウト。グラベルストップ。雨足が強くなってきた。
#55金石もコースを外れる。復帰果たすがトラブルを抱えているようで
ピットイン。
L 8 雨が強くなったせいか、#1本山のペースが2分20秒台に落ちる。
#9ファーマンは4位まで浮上してきた。
L 9 2位#64コロネルのペースがトップ#1本山を上回るようになり、両者
の差は縮まりつつある。
L10 #56脇阪ヘアピンでコースアウト。#36玉中コースアウト。
1-(9.5秒)-64-65-9-18-62-11-14-3-12-32-6
10周を終え、コース上に残っているのは12台!すでに半分が姿を消した
ことになる。
L12 4位を走行していた#9ファーマン、スプーンでコースアウト。
#18黒澤も同じスプーンでコースアウト。
L13 1-(8.7秒)-64-65-62-11-14-3-12-32-6
L15 #32近藤コースアウト。また1台消えた。だが、#55金石が復帰してい
るのでコース上は10台。
1-(7.7秒)-64-65-62-11-14-3-12-6-55
L16 1-(9.0秒)-64
トップグループのペースが上がってきた。特に#1本山は速い。
L17 #1本山 2'14.365のファステスト。完全にレースをコントロールして
いる感じだ。
L18 #6田中が意地のファステスト2'13.866
L20 1-(5.1秒)-64-65-62-11-14-3-12-6-55(トップと同一周回は6位まで)
#6田中がまたもファステスト2'13.780
L22 #1本山ファステスト1'12.639。コロネルを突き放す。
#6田中が#12飯田を捕らえそうだ。#11立川も#62ダンブレックを追
い上げている。
L25 #6田中が#12飯田を抜いた。更に#3川本を追う。
1-(15.9秒)-64-65-62-11-14-3-6-12-55
L28 7位を争っていた#3川本と#6田中がシケイン進入で接触。#6田中
はストップ。#3川本は復帰。
L30 1-(16.2秒)-64-65-62-11-14-12-3-55
GOAL 最後はペースを抑えたディフェンディングチャンピオン#1本山が完璧
なレースで優勝。2、3位はPIAA NAKAJIMAの僚友2人。
■レース結果(暫定)
P.-No.Driver---------Team------------------Car--------------Laps-Goal Time-
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 34 1:17'24.252
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 34 - 10.242
3 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 34 - 22.250
4 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 34 - 1'35.852
5 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 34 - 1'38.503
6 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 34 - 1'57.051
7 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 33 - 1 Lap
8 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 32 - 2 Laps
9 55 金石勝智 ARTA Lola B99-51/MF308 32 - 2 Laps
10 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 26 - 8 Laps
32 近藤真彦 MIRAI Lola B99-51/MF308 13 - 21 Laps
9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 11 - 23 Laps
18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 11 - 23 Laps
56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308 9 - 25 Laps
36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Lola B99-51/MF308 9 - 25 Laps
19 影山正美 IMPUL Lola B99-51/MF308 6 - 28 Laps
63 OSAMU LEYJUN Reynard 99L/MF308 6 - 28 Laps
10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1 - 33 Laps
2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 0 - 34 Laps
5 脇阪薫一 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 0 - 34 Laps
17 D.シュワガー TMS Reynard 99L/MF308 0 - 34 Laps
15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 0 - 34 Laps
20 野田英樹 IMPUL Lola B99-51/MF308 0 - 34 Laps
68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 0 - 34 Laps
---------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
1 55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B 51.373 143.305
2 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B 51.509
3 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE 51.638
4 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B 51.872
5 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE 52.001
6 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 52.087
7 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 52.138
8 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE 52.183
9 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B 52.256
10 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B 52.330
11 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE 52.350
12 7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE 52.358
13 6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 52.715
14 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 52.755
15 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 53.032
16 5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 53.230
17 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 53.435
18 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 53.456
15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE 計測できず
--------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
雨のフリー走行、マシン差は縮まりガイジン勢が上位に躍進
決勝日、鈴鹿は朝から雨。雨足はかなり強く、予報でも今日は天候が回復する
ことはなさそうだ。
朝9時から30分間のフリー走行が始まった。各チームはウェットでの状態を確
認するために、マシンをコースに送り出す。
5分経過 #3川本コースアウト。タイアバリアに軽くヒット。ダメージは少
なそうだ。
10分経過 #9ファーマンが2'16.896でトップ。#10加藤も2'17.227で3位に
つけGフォースはウェットセットが良さそうだ。
11分経過 #1本山、#18黒澤が相次いで15秒台をマーク。
19分経過 #11立川がコースアウト。グラベルに止まっただけで心配はない。
#9ファーマンがタイムを縮める。
24分経過 #9ファーマンが2'14.721でトップに躍り出る。
26分経過 #1本山がトップタイム。2'13.032
28分経過 #68デルフラー2'16.126、4位。ローラ勢のトップ。
30分経過 #68デルフラー2'15.077
#18黒澤2'14.560
#62ダンブレック2'14.603
#脇阪(薫)2'15.493
最後になってタイム更新するマシンが多かったが、コンディションは回復し
たわけではない。雨は依然強く降り続けている。
フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-18) Free Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Rain Course:Wet
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 2'13.032
2 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 2'14.560
3 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 2'14.603
4 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 2'14.721
5 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 2'15.077
6 5 脇阪薫一 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 2'15.493
7 55 金石勝智 ARTA Lola B99-51/MF308 2'15.659
8 56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308 2'16.685
9 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 2'16.719
10 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 2'17.227
11 17 D.シュワガー TMS Reynard 99L/MF308 2'17.574
12 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 2'18.693
13 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 2'19.090
14 19 影山正美 IMPUL Lola B99-51/MF308 2'19.185
15 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 2'19.299
16 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 2'21.267
17 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 2'21.838
18 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 2'22.409
19 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 2'22.840
20 32 近藤真彦 MIRAI Lola B99-51/MF308 2'24.470
21 20 野田英樹 IMPUL Lola B99-51/MF308 2'24.580
22 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Lola B99-51/MF308 2'25.269
23 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 2'26.357
24 63 OSAMU LEYJUN Reynard 99L/MF308 2'26.363
---------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
クラッシュの修復がならず、予選に出走できなかった飯田章選手は、決勝日朝の
のフリー走行において、車両の走行状態を確認することを条件に、最後尾グリッド
から決勝レースに出走することが、審査委員会により認められています。
決勝日、鈴鹿は朝から雨。予報では今後更に強くなるようです。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
QUALIFY REPORT
17th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
マシンのフィーリング変化に苦戦、
タイムに伸び悩み予選4番手
ついに公式予選の日を迎えた。天候は快晴、しかしやや蒸し暑い。今日は午
前10時から30分間のフリー走行があり、午後2時から予選となっていた。
まず午前のセッションでは、これまでなりを潜めていた(?)マニング選手が
この週末のベストとなる51・3秒台をマーク。金石選手も同じく51・3秒
台で続いた。そのふたりからコンマ4秒遅れてイブラヒム選手と伊藤大輔が続
いた。上位二人が使用したタイヤの状況が分からないため(基本的にこのセッ
ションでのニュータイヤの使用は禁止されているため、全員最低1周は走った
ユーズドタイヤを使っている)、このタイム差をどう見るかは判断しかねた。
走りはじめのまだコンディションが悪い木曜日の時点で今日のマニング選手と
同等のタイムをマークしていた我々にとって、51・3秒台、欲を言えば5
1・2秒台がターゲットタイムであり、それが限界でもあると考えていた。し
たがって、彼等は極めてニューに近いタイヤを履いていたことは明らかだっ
た。もし我々と同じような距離を走ったタイヤを使用していたとしたら、根底
からセッティングをやり直す必要があった。しかし、これでライバルたちも同
等のタイムを出せることがわかったともいえ、やはり予選はシビアな展開にな
ると覚悟を決めた。
迎えた公式予選、気温22度C、路面温度33度C。セッションが開始され
ると今度はどのようなタイミングでアタックに入り、ベストを掴むか腹のさぐ
り合いだ。上位陣で一番早く動いたのが松田選手だった。その彼が51秒台後
半をマークしたことが合図となり、激しいタイム争いが開始した。
そしてマニング選手が51秒551、312とタイムを詰めペースセッター
となった。そんな中で伊藤はタイムに伸び悩んでいた。クリアラップになかな
か恵まれないこともあるが、単独でフライングラップに入ってもなかなかタイ
ムを上げてこない。51秒台にタイムをのせたのが、10周目。タイミングと
しては遅すぎる。いつもの伊藤らしいキレがみられない。タイヤの消耗度も考
え、11周目にピットに呼び戻しタイヤを交換。最後のアタックに送りだし
た。残りは5分。逆転するに充分な時間だった。
しかし、タイヤを変えても状況は好転しないまま最終ラップとなってしまっ
た。全力で最終コーナーを立ち上がってきた伊藤であったが、タイム更新は実
現しなかった。結局、10周目に出したタイムがベストとなり、伊藤はマニン
グ、松田、金石といったこの週末トップを争っていた3選手の後塵を浴びる結
果となってしまった。これまでの流れから期待が大きかっただけに、ポールを
落としたのは非常に残念でならない。ピットに戻ってきた伊藤のコメントか
ら、マシンのセットアップになんらかの問題が生じていたようだ。それがなん
なのか、原因を徹底的に追究し、明日のレースに臨む。
伊藤大輔:「マシンの挙動が大きく変わってしまった。全体的にトラクション
がこれまでのようにかかってくれない。特に細かいコーナーでは顕著にあらわ
れた。それが原因でこのような大差をつけられるものかとも考えたけど、一つ
一つのコーナーでのロスを考えるとうなづけないでもない。調子良かった高速
コーナーでも、アクセルを踏み込みたい時にズルッときて踏み込めなかった。
今回はポール獲得にこだわっていただけに、すごく悔しい。でも、明日が決
勝。シビアな展開になると思いますが、ベストな結果を出せるよう頑張りま
す」
百田義弘チーム監督:「エンジニアとして完全な私のミスです。細かい話はで
きませんが、コースコンディションの読み間違いです。ウチだけがタイム、順
位を落としていますからね。この2日間頑張っていた伊藤には申し訳ないこと
をした。明日の決勝ではより良いマシンを用意できるよう、これからミーティ
ングしていろいろと対策します」
深尾栄一チームマネージャー:「レースウイークの前から、ダイスケのテンシ
ョンも高く、順調にトップできてくれただけに、セットアップが微妙に外れて
しまい私達以上に落胆が大きいでしょう。確かに期待していたぶんだけ、落胆
も大きいですけど、まだ予選が終わっただけですから。ひさしぶりの関東での
レース、ゲストも多いから、かっこいいところ見せないといけませんね。精一
杯頑張ります」
■フリー走行(トップ10)
1:D・マニング 51秒303 F399/T TOM'S
2:金石 年弘 51秒378 F399/M DOME CO LTD
3:W・エブラヒム 51秒736 F399/M TODA RACING
4:伊藤 大輔 51秒749 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:谷川 達也 51秒781 F399/T PAL SPORT
6:黒澤 治樹 51秒796 F399/M LIAN RACING TEAM
7:R・ビルタネン 51秒843 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:S・フィリップ 51秒897 F399/T INGING
9:松田 次生 51秒902 F399/M NAKAJIMA HONDA
10:井上 智之 52秒001 F399/T TOM'S
■公式予選結果(トップ10)
1:D・マニング 51秒312 F399/T TOM'S
2:松田 次生 51秒471 F399/M NAKAJIMA HONDA
3:金石 年弘 51秒598 F399/M DOME CO LTD
4:伊藤 大輔 51秒921 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
5:黒澤 治樹 51秒945 F399/M LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也 51秒957 F399/T PAL SPORT
7:R・ビルタネン 52秒013 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:W・エブラヒム 52秒031 F399/M TODA RACING
9:S・フィリップ 52秒165 F399/T INGING
10:荒 聖治 52秒206 F399/M TOM'S
※8位までコースレコードを更新。
SKILL SPEED 深尾栄一
フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Cloudy Course:Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'47.229
2 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'47.265
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'47.480
4 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 1'47.538
5 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'47.766
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'48.329
7 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'48.380
8 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'48.541
9 5 脇阪薫一 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'48.703
10 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'48.747
11 56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308 1'48.751
12 17 D.シュワガー TMS Reynard 99L/MF308 1'48.863
13 55 金石勝智 ARTA Lola B99-51/MF308 1'48.954
14 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'49.150
15 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'49.549
16 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'49.755
17 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'49.923
18 20 野田英樹 IMPUL Lola B99-51/MF308 1'49.945
19 19 影山正美 IMPUL Lola B99-51/MF308 1'50.534
20 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'51.374
21 32 近藤真彦 MIRAI Lola B99-51/MF308 1'52.111
22 63 OSAMU LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'53.851
23 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Lola B99-51/MF308 1'54.574
---------------------以上予選通過------------------------------------------
12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 出走せず
---------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Qualifying-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Cloudy Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
1 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE R 51.312 143.475
2 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B R 51.471
3 55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B R 51.598
4 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B R 51.921
5 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B R 51.945
6 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE R 51.957
7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE R 52.013
8 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B R 52.031
9 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE 52.165
10 7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE 52.206
11 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 52.229
12 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE 52.544
13 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 52.663
14 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 52.897
15 6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 52.963
16 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 53.028
17 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 53.033
18 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 53.543
19 5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 53.562
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
国内トップフォーミュラ復帰の光貞が新生FニッポンでPP獲得!
ルーキー加藤Gフォースで殊勲の7位!
1回目の予選から1時間10分のインターバルの後、2時55分、予選2回目が
始まった。コンディションに変化はない。1回目に走行できなかった#55金石
は間に合った。#12飯田はまだ修復中。
1回目の# 2山西のタイム(1'48.708)をターゲットに各車アタックを開始し
た。#62ダンブレック、#14道上は、1回目の予選でミッションにトラブルを
抱え修復中。#1本山もブレーキを調整している。
8分経過 #9ファーマンがヘアピン立ち上がりでマシンを止め、コックピット
を離れた。エンジントラブルのようだ。
15分経過 上位陣で1回目のタイムを更新した者はいない。
20分経過 #36玉中がS字でクラッシュ。リアからスポンジバリアに突っ込ん
だ。ドライバーは無事。
23分経過 #18黒澤1'48.983をマーク。2位に浮上。
26分経過 #11立川のマシンがスロー走行。フロントタイヤが浮いている。リ
アサスペンショントラブルか?ピットに戻る。
30分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'48.708
2 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 1'48.983
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'49.076
4 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
5 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308
7 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
8 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
9 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308
10 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
31分経過 残り15分を切ってそろそろ本格的なタイムアタックが始まりそうだ。
各マシン、ニュータイヤに履き替える。
32分経過 #65光貞1'47.879 トップへ
#64コロネル1'48.071 2位へ
34分経過 #65光貞1'47.280 更にタイム縮める
36分経過 #65光貞1'47.229 更にタイム縮める
38分 #10加藤48.873 5位へ(!)
#18琢弥48.287 3位へ
40分 #1本山48.409 5位へ
#10加藤48.380 5位へ
42分 #11立川48.329 4位へ
#2山西47.330 2位へ
43分 #1本山47.808 4位へ
44分 #1本山47.768 4位へ
#18黒澤47.538 4位へ
45分 #2山西47.265 最後のアタック僅かに届かず
●暫定予選結果(TOP10)
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'47.229
2 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'47.265
3 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'47.480
4 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308
5 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
6 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308
7 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
8 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308
9 5 脇阪薫一 5ZIGEN Reynard 99L/MF308
10 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308
明日の決勝は、降水確立70%と生憎の天候になりそうだ。
観戦する人は雨と防寒の準備をお忘れなく。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
公式練習時のコースコンディションはドライです。訂正します。
誤)Course:Wet/Dry ---> 正)Course:/Dry
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
全日本F3選手権第2戦 筑波 -RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula 3 Championship Rd.2 TSUKUBA(J) : 2.045km
Weather:Fine Course:Dry
P--No.Driver---------Car-------------------Best-LapT-km/h---
1 1 D.マニング Dallara F399/3S-GE R 51.303 143.500
2 55 金石 年弘 Dallara F399/MF204B R 51.378
3 2 W.エブラヒム Dallara F399/MF204B R 51.736
4 77 伊藤 大輔 Dallara F399/MF204B R 51.749
5 9 谷川 達也 Dallara F399/3S-GE R 51.781
6 17 黒澤 治樹 Dallara F399/MF204B R 51.796
7 15 R.ヴィルタネン Dallara F399/3S-GE R 51.843
8 3 S.フィリップ Dallara F399/3S-GE R 51.897
9 64 松田 次生 Dallara F399/MF204B R 51.902
10 8 井上 智之 Dallara F399/3S-GE R 52.001
11 7 荒 聖治 Dallara F399/3S-GE R 52.002
12 16 五味 康隆 Dallara F399/3S-GE 52.187
13 87 M.メディアーニ Dallara F399/4G93 52.222
14 6 中嶋 廣高 Dallara F398/3S-GE 52.408
15 71 内山 清士 Dallara F399/3S-GE 52.609
16 53 富澤 勝 Dallara F397/3S-GE 52.725
17 18 密山 祥吾 Dallara F397/4G93 52.873
18 5 滑川 健 Dallara F397/3S-GE 52.875
19 4 酒井 浩 Dallara F397改/3S-GE 52.885
--------------------------------------------------------------
Rマークはコースレコードを更新。従来のレコードタイム 52.045
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
山西、終了間際にトップへ!暫定ポールポジション奪取!
鈴鹿は曇っていてやや涼しいものの、薄日も射しており、コンディションは
悪くない。今シーズンから予選のシステムが変わり、45分のセクションが2度
行われる。
4月17日、午後1時、予選1回目が始まった。
朝の練習走行でクラッシュした#12 飯田 章(COSMO OIL CERUMO)、エンジン
不調で載せ替えを行っている#55 金石勝智(ARTA)を除く22台が参加。#12飯田
のマシンはクルーが修復中だ。
開始早々Gフォース勢が精力的に周回を重ねる。
15分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'49.349
2 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
3 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
4 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308
5 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
6 56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308
7 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308
8 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
17分経過 #18黒澤トップへ 1'49.299
#32近藤コースアウト
27分経過 ブレーキの調整のためピットインしていた# 1本山がコース復帰
30分経過順位
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 1'49.299
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
3 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
4 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
5 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
6 56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308
7 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308
8 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
31分経過 #64コロネル、トップへ 1'49.076
37分経過 # 1本山、デグナーでコースアウト。グラベルストップ。
#65光貞、2番手に浮上 1'49.184
45分経過 #18黒澤2位へ、と思ったら# 2山西が最後の最後にトップへ1'48.708
●予選1回目暫定結果(TOP10)
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'48.708
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'49.076
3 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 1'49.089
4 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308
5 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308
6 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
7 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308
8 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308
9 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308
10 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308
2回目の予選は、2時55分から行われる。
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***
フォーミュラ・ニッポン第1戦鈴鹿-RIJ-(1999-04-17) Practice-Session
For All Japan Formula Nippon Championship Rd.1 SUZUKA(J) : 5.86403km
Weather:Fine Course:Wet/Dry
P.-No.Driver---------Team------------------Car----------------Time-----
1 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'47.821
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA Reynard 99L/MF308 1'47.848
3 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'47.941
4 18 黒澤琢弥 TMS Reynard 99L/MF308 1'48.076
5 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'48.450
6 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'48.495
7 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO Reynard 99L/MF308 1'48.496
8 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans Reynard 99L/MF308 1'48.551
9 3 川本 篤 ASAHI KIKO Reynard 99L/MF308 1'48.810
10 62 P.ダンブレック LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'48.857
11 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'48.939
12 10 加藤寛規 SHIONOGI NOVA G.ForceGF03/MF308 1'49.105
13 6 田中哲也 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'49.160
14 56 脇阪寿一 ARTA Lola B99-51/MF308 1'49.209
15 17 D.シュワガー TMS Reynard 99L/MF308 1'49.398
16 5 脇阪薫一 5ZIGEN Reynard 99L/MF308 1'49.569
17 55 金石勝智 ARTA Lola B99-51/MF308 1'49.778
18 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT Lola B99-51/MF308 1'50.231
19 19 影山正美 IMPUL Lola B99-51/MF308 1'50.798
20 20 野田英樹 IMPUL Lola B99-51/MF308 1'50.495
21 68 R. デルフラー DoCoMo DANDELION Lola B99-51/MF308 1'51.053
22 32 近藤真彦 MIRAI Lola B99-51/MF308 1'52.182
23 63 OSAMU LEYJUN Reynard 99L/MF308 1'53.002
24 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 Lola B99-51/MF308 1'53.329
---------------------------------------------------------------------------
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
TESTING REPORT
16th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
仕上がり良好。
連日のトップタイムにつのる期待。
合同テスト2日目も快晴に恵まれた。午前午後それぞれ1時間づつのセッシ
ョンが設けられた。前日のテストで、ある程度セットアップが決まっているこ
とを確認している我々は、さらなる速さを求めて様々なメニューを用意してい
た。たったコンマ3秒で大きなアドバンテージをつけたといえるほど短いコー
ス故に、さらなる速さを求めて我々がトライする事柄は0・001秒を地道に
削り落とす作業のことを言う。その繰り返しだ。
そんなプログラムに則ってテストを続けていた我々の周囲では、早くもこの
セッションからニュータイヤを投入してくるチームが出始めた。スキルスピー
ドでは明日の予選は午後に行なわれることからも、この時期にニュータイヤを
投入する意味はないと判断した。それよりもさらに速いマシン作りを模索する
ことを優先させた。その結果、午前の走行は9番手止まりではあったが、昨日
と同様同一条件下で走った場合での、トップグループ入りは見えていた。
午後のセッションでは引き続きマシンのセットアップの確認が大半を占め
た。そして終盤各チームが再びニュータイヤを投入し始めた頃、我々もニュー
タイヤを装着してみることにした。まず、そのままのタイヤで伊藤大輔自身を
アタックモードにするために4周アタックさせてから、いよいよアタックタイ
ムとなった。
慎重にタイヤを暖めながらクリアラップを探していた伊藤は、ピットアウト
後3周目に51秒820で4番手に浮上し、9周目にコンマ1秒つめて金石選
手に次ぐ2番手へジャンプアップ。そして1周のクーリングラップを挟んだの
ち51秒658を叩き出しついにトップに躍り出た。その後もクリアラップ時
には51秒台をコンスタントにマークしながらチェッカーとなったが、結局伊
藤のタイムを破る者は誰も出てこなかった。
2日続けてのトップタイムには悪い気はしないのは当然だが、明日からが本
番だ。気を緩めずまずは明日の午後の予選に臨む。
■テスト結果/午前(トップ10)
1:谷川 達也 51秒564 F399/T PAL SPORT
2:金石 年弘 51秒686 F399/M DOME CO LTD
3:R・ビルタネン 51秒686 F399/T TEAM 5 ZIGEN
4:D・マニング 51秒761 F399/T TOM'S
5:松田 次生 51秒847 F399/M NAKAJIMA HONDA
6:黒澤 治樹 51秒881 F399/M LIAN RACING TEAM
7:S・フィリップ 52秒035 F399/T INGING
8:荒 聖治 52秒098 F399/M TOM'S
9:伊藤 大輔 52秒131 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
10:中嶋 廣高 52秒160 F399/T TEAM 5 ZIGEN
■テスト結果/午後(トップ10)
1:伊藤 大輔 51秒658 F399/M SPEEDMASTER SKILL SPEED
2:金石 年弘 51秒690 F399/M DOME CO LTD
3:松田 次生 51秒832 F399/M NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング 51秒868 F399/T TOM'S
5:黒澤 治樹 52秒008 F399/M LIAN RACING TEAM
6:谷川 達也 52秒009 F399/T PAL SPORT
7:R・ビルタネン 52秒026 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:M・メディアーニ 52秒029 F399/MI HKS CO LTD
9:S・フィリップ 52秒074 F399/T INGING
10:W・エブラヒム 52秒130 F399/M TODA RACING
伊藤大輔:
「コンディションは昨日ほど良くはなかった。昨日から特に高速コーナーでの
バランスが良かったんですけど、今日も崩れていなかった。だから後は細かい
コーナーで自分がミスせずにタイムを繋げばいいだけだった。毎ラップ誰かに
遭遇して、連続アタックはできなかったけど、逆にそれが予選に向けていい勉
強になった。明日はバシッとクリアラップをみつけて、一気にアタックしたい
ですね。そうしたら、明日はイケそうな気がしてきました」
百田義弘チーム監督:
「予定通りですね。マシンのセットアップの方向性もねらい通りに進んでいま
す。細かいコーナーでいかにミスなく行くかが明日のポイントでしょう」
深尾栄一チームマネージャー:
「順調です。ダイスケのテンションも高く維持できています。少しも気を緩め
ることはできないのはかわりないですが、明日の予選が楽しみになりました。
みなさんにいい結果を報告できればと思います」
SKILL SPEED 深尾栄一
1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第1戦 99-04-16
'99フォーミュラ・ニッポン第1戦 鈴鹿サーキット ミリオンカードカップレース WEATHER : Fine
フォーミュラ・ニッポン 特別スポーツ走行 COURSE : Dry
国際レーシングコース
P. No. Driver Type Time Delay Lap Team
-------------------------------------------------------------------------------
1 1 本山 哲 レイナード 99L 1'49.118 193.46Km/h 11/11 UNLIMITED Le Mans
2 18 黒澤 琢弥 レイナード 99L 1'49.436 0.318 13/13 TEAM TMS
3 64 トム・コロネル レイナード 99L 1'49.527 0.409 20/20 PIAA NAKAJIMA
4 65 光貞 秀俊 レイナード 99L 1'49.953 0.835 12/13 PIAA NAKAJIMA
5 2 山西 康司 レイナード 99L 1'50.040 0.922 12/13 UNLIMITED Le Mans
6 12 飯田 章 レイナード 99L 1'50.388 1.270 8/ 9 COSMO OIL CERUMO
7 5 脇阪 薫一 レイナード 99L 1'50.497 1.379 17/19 5ZIGEN
8 56 脇阪 寿一 ローラ B99/51 1'50.508 1.390 15/16 ARTA
9 11 立川 祐路 レイナード 99L 1'50.695 1.577 10/11 COSMO OIL CERUMO
10 62 ピーター・ダンブレック レイナード 99L 1'50.882 1.764 14/14 LEYJUN
11 14 道上 龍 ローラ B99/51 1'50.989 1.871 12/13 SPEEDMASTERMOONCRAFT
12 55 金石 勝智 ローラ B99/51 1'51.073 1.955 16/17 ARTA
13 9 ラルフ・ファーマン Gフォース GF03 1'51.579 2.461 11/13 SHIONOGI NOVA
14 6 田中 哲也 レイナード 99L 1'51.806 2.688 17/17 5ZIGEN
15 17 ドミニク・シュワガー レイナード 99L 1'51.840 2.722 19/20 TEAM TMS
16 19 影山 正美 ローラ B99/51 1'52.479 3.361 13/14 BE BRIDES IMPUL
17 3 川本 篤 レイナード 99L 1'52.569 3.451 15/16 ASAHI KIKO
18 15 影山 正彦 ローラ B99/51 1'52.681 3.563 12/12 SPEEDMASTERMOONCRAFT
19 10 加藤 寛規 Gフォース GF03 1'53.023 3.905 13/14 SHIONOGI NOVA
20 20 野田 英樹 ローラ B99/51 1'53.200 4.082 14/16 BE BRIDES IMPUL
21 68 ルベン・デルフラー ローラ B99/51 1'53.492 4.374 9/10 DoCoMo DANDELION
22 36 玉中 哲二 ローラ B99/51 1'53.753 4.635 13/17 TAKAGI B-1
23 32 近藤 真彦 ローラ B99/51 1'54.121 5.003 11/14 MIRAI
24 63 OSAMU レイナード 99L 1'55.776 6.658 13/14 LEYJUN
提供:鈴鹿サーキットランド
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
TESTING REPORT
15th APRIL 1999
TSUKUBA CIRCUIT
早くも予選を想定したアタックを遂行。
ますは幸先よくトップタイムをマーク。
快晴に恵まれた筑波サーキット(茨城県)において、全日本F3選手権第2
戦に向けての合同テストが行なわれた。開幕戦がリズムに乗り切れないまま終
わってしまっただけに、このレースではなんとしてもシリーズの出遅れを取り
戻しておきたいところだ。典型的なミッキーマウス・サーキットであるツイス
ティな筑波サーキットにおいて予選順位は決勝結果に大きく影響するため、各
チームとも本日の木曜日のセッションから予選を想定したアタックを繰り広げ
た。
1回目の走行は午後12時からとなったが、実は開幕戦で新しいシャシーが
デリバリーされた時点からギヤボックスにクラックが入っていたことが発覚し
ていた。時間的な問題から、それを交換することができずに開幕戦を戦ったわ
けだが、今回の約1ヶ月のインターバルの間に新しいギヤボックスに交換し
た。つまりリヤセクションをすべて組み直したと同じであるため、この1回目
の走行は新しいギヤボックスとリヤセクションを中心としたマシンの確認が主
なメニューとなった。
ドライバーの伊藤大輔は、アタックしたい気持ちを抑えて慎重にラップを重
ねた。数回のピットイン/アウトを含めながら、伊藤は41周もの距離を走り
マシンの熟成に集中した。タイムは52秒861とトップの金石選手からコン
マ9秒離されていたが、使用したタイヤがマシンチェック用のオールドタイヤ
だったことを考えると気落ちするほどの差ではなく、むしろ、充分ではないに
しろ射程距離内にトップは見えているといえた。
午後の走行は3時からの1時間。このセッションはまるで本番の予選のよう
な展開となった。各チームとも積極的にニュータイヤを投入し、タイム争いは
ますますヒートアップした。我々としてはまわりのペースに飲まれることなく
マシンの熟成に徹していたが、そのセットアップ・メニューが予想していたよ
りも順調に進んだこともあって、ラスト15分というところでニュータイヤで
アタックしてみることになった。また、開幕戦のレースウイークでは路面コン
ディションや雨のおかげでとうとうニュータイヤでアタックすることなく終わ
り、伊藤大輔にとっては欲求不満がたまっていたところだった。チームとして
は今年もタイヤをけちっていると思われるのもシャクだし、伊藤に欲求不満の
まま帰らせるのも夜の素行において管理する側にとってはやや心配だったの
で、ここは景気づけの意味を含めて一発アタックさせてみようと考えたのが本
当のところ、でもある。それは半分冗談として、新しいタイヤを履いた結果、
それまでのマシンバランスが崩れてしまうことが多々あることや、自分たちが
周囲と同じ条件で実際にどのレベルにいるかを確認しておく必要があったの
だ。
今年初めてのニュータイヤを履いての伊藤大輔は、まるで水を得た魚のよう
な走りを見せた。狭いコースで渋滞にはまらないように間合いをはかりながら
のアタックで、51秒369というタイムをマーク、僅差ながらトップで2回
目のセッションを終えた。筑波特有の接近戦が予想されるがこのままのペース
を保ってこの週末を終えたいものだ。
まずは仕上がり良好、と報告しておこう。
■テスト結果/1回目(トップ10)
1:金石 年弘 51秒943 F399/M DOME CO LTD
2:谷川 達也 52秒208 F399/T PAL SPORT
3:D・マニング 52秒268 F399/T TOM'S
4:S・フィリップ 52秒552 F399/T INGING
5:黒澤 治樹 52秒620 F399/M LIAN RACING TEAM
6:M・メディアーニ 52秒682 F399/MI HKS CO LTD
7:R・ビルタネン 52秒720 F399/T TEAM 5 ZIGEN
8:五味 康隆 52秒803 F399/T TEAM TMS
9:富澤 勝 52秒839 F397/T RACINGTEAM MAEJIMA
10:伊藤 大輔 52秒861 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
■テスト結果/2回目(トップ10)
1:伊藤 大輔 51秒369 F399/M SPEEDMASTER SKILLSPEED
2:金石 年弘 51秒406 F399/M DOME CO LTD
3:松田 次生 51秒448 F399/M NAKAJIMA HONDA
4:D・マニング 51秒462 F399/T TOM'S
5:W・エブラヒム 51秒713 F399/M TODA RACING
6:M・メディアーニ 51秒882 F399/MI HKS CO LTD
7:谷川 達也 51秒900 F399/T PAL SPORT
8:S・フィリップ 51秒908 F399/T INGING
9:黒澤 治樹 51秒914 F399/M LIAN RACING TEAM
10:R・ビルタネン 52秒017 F399/T TEAM 5 ZIGEN
伊藤大輔:
「マシンの仕上がりはすごくいい。ユーズドでもニューでもタイヤの状況変化
によるマシンのフィーリングは変わらなかった。それにしても久しぶりのニュ
ータイヤでのアタックで、気持ち良かった。タイム差はなくて誰がトップをと
ってもおかしくない状況ですけど、やはりトップは気持ちいい。このまま日曜
日までこのポジションをキープしていきたい」
百田義弘チーム監督:
「勝負の世界においては仕方がないのかもしれませんが、ニュータイヤをどん
どん投入する今年の傾向は個人的にはいいとは思っていません。ニュータイヤ
を履けばタイムが自然に上がるのは当然、それに若いドライバーが甘えてしま
い、本来のセッティングという大事なことを忘れてしまいがちになってしまう
からです。今回も、ニュータイヤの投入は明日にしようと考えていたのです
が、伊藤に自信をつけさせる意味でも履いておこうと考えアタックしてみまし
た。なんとかトップタイムを取れましたが、差はないに等しいので少しも楽観
できない状況です」
深尾栄一チームマネージャー:
「予選順位が他のサーキットと比べると大きく結果を左右するので、今日から
予選を想定したアタックをできたのは結果としていい方向にいくと思っていま
す。相変わらずタイトな戦いになっていますが、気を緩めずに週末を乗り切り
たいと考えています。今回鈴鹿においてはフォーミュラニッポンの開幕戦が開
催されますが、スピードマスター号も出場していますので、お互い刺激しあい
ながら頑張って行きたいと思います」
SKILL SPEED 深尾栄一
■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 3 SUGO GT CHAMPIONSHIP FMOTOR4 EDITION
TEST DAY REPORT GTC合同テスト第3回 99/04/14
-------------------------------------------------------------------------
初日はまたも悩みのレインコンディション
RAYBRIG NSXがトップながら新スープラの追い上げ急!
GT300は国産4車種がセッション・トップを分ける
昨年は7月25,26日にシリーズ第6戦として開催されたスポーツランドSUGOでの1
戦だったが、今年は5月29,30日に開催される。これに先立つ4月13,14日にSUGOで
GTC合同テスト第3回が行われた。
☆第1日目(4/13)
SESSION 1(くもり、気温14度、ウェット>ドライ)
初日の13日は、午前中に9時30分から2時間のセッション。前回の富士に続きま
たもや天候は雨模様。幸いセッション前には上がったものの曇り空のウエットコン
ディション。だが、路面は徐々に乾きはじめライン上はドライとなる。
まず、上位に車番を刻んだのは、No.64 Mobil 1 NSXだった。28周目に1分22秒
849を山西康司がマークし、午前中のトップタイムとなった。2番手はNo.16 Castrol
無限NSX(道上龍)、3番手はNo.100 RAYBRIG NSX(飯田章)とやはり上位はNSXだっ
た。だが、4番手にはスカイライン勢が好調な滑り出しで、No.12 カルソニックス
カイラインは、影山正美がポールリカールのテストのため単独でドライブする星野
一義がはいった。
NSX勢では、No.18 TAKATA童夢無限NSXは今回のテストをキャンセル。スープラも
No.6 ESSO Tiger SupraとNo.38 FK/マッシモセルモスープラがこのテストには参加
しなかった。
10台のみが参加のGT300クラスは、No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(松本晴彦/
山野哲也組)の山野が1分29秒061をだし、午前中のトップタイムをマーク。No.77
クスコスバルインプレッサ(小林且雄/谷川達也組)が30秒262、No.61 テイボン
・トランピオ・FTO(中谷明彦/ファーマン組)が30秒420で3番手をマークした。
SESSION 2(くもり、気温14度、ウェット>ドライ)
午後のセッションは14時から開始。だが、セッションの始まる直前に大粒の雨が
コースを濡らす。幸い雨はすぐにあがり、次第にコースは乾くという午前中と同じ
ようなコンディションとなった。
序盤は半乾きの路面のためか、スピンするクルマが出て2度の赤旗中断があった。
1時間ほどして、空から薄日が射してきた。ここでトップはNo.2 ARTAゼクセル
スカイラインの1分30秒622だった。だが、残りわずかになってコースコンディショ
ンも回復し、各車ともにタイムアップ。ラスト10分では、No.2 ARTAが24秒122を記
録。そしてチェッカーと同時に21秒984と唯一の21秒台に入れてきたのはNo.64 Mobil
1 NSXの山西。2番手は、No.16 Castrol無限NSX(道上龍)が22秒725、3番手は
No.36 カストロール・トムス・スープラがスープラ勢のトップとして23秒274を黒澤
琢弥が出した。
GT300は、赤旗の提示された15時過ぎでNo.25 モモコルセ・アペックスMR2が38秒
462。15時30分でNo.77 クスコスバルインプレッサの37秒666がトップタイムとなっ
ていた。だが、残り10分近くでこちらもNo.25 モモコルセ・アペックスMR2の新田が
28秒961というこの日のトップタイムを叩き出した。
No.64 Mobil 1 NSX(GT500 1日目総合1位)
山西康司「富士はエンジントラブルで2日間とも走れなかったんで、クルマの方向
性を見直そうと言うことで足回りのセットを変えてきました。トップタイムなんで
すか? ひっかっかっていたし、去年のコンディションでのタイムに近いですしね。
フィーリングはまあまあです。タイムはねらってはいなかったけれど、レインの中
で調子がよかったのでスリックでも良い結果が出せたんだと思います。方向的には
間違っていなかったということですね。トムと協力して頑張ります。富士、SUGOと
チャンスがあればいきたいですし、いろいろ試してみたいです。シリーズでの優勝
を目指します」
No.25 モモコルセ・アペックスMR2(GT300 1日目総合1位)
新田守男「なんせ、雨だけはやめてもらいたいね! まだまだやらなきゃいけない
ことがいっぱい。クルマは良いよ。ただ、思うようにいかない部分が多いしね。そ
の時々の状況の中では悪くない。課題は、雨を乗りやすくすること。そんなにひど
いところはないけどね。SUGOのレースの後ぐらいに新車になる予定。まあ、ゆっく
り作ってるみたいですよ」
☆第2日目(4/14)
SESSION 3(晴れ、気温13度/路温14度、ドライ)
この日は雨は心配なく、曇りから晴れといったドライコンディション。開始早々
にオイルが出て、20分近くの赤旗中断した。再開後、ラップボードの上位に車番を
刻んだのは、No.36 カストロール・トムス・スープラ。わずか2周目で1分25秒477を
出す。この後、またオイル処理のため赤旗。この時点では、No.100 RAYBRIG NSXが
1分21秒732を出して、早くも昨日のトップタイムを上回った。
セッションが残り30分となった頃、No.64 Mobil 1 NSXが20周目で21秒250をマー
ク。残り15分となった頃、No.36 カストロール・トムス・スープラの関谷正徳が30
周目に21秒485とNSXに迫る2番手のタイムを叩き出す。また、今回がシェイクダウ
ンとなる'99仕様のスープラを駆るNo.39 デンソーサードスープラGTの影山正彦が、
21秒644と3番手のタイムを出した。
GT300クラスは、ラスト30分で、トップはNo.25 モモコルセ・アペックスMR 2が21
周目に出した26秒920。2番手はNo.81 ダイシンシルビアの福山英朗が17周目にマー
クした27秒692となる。3番手はNo.77 クスコスバルインプレッサの28秒573。残り
15分ではNo.81 ダイシンシルビアの福山がさらに27秒169とアップしてトップを保
ち、No.77 クスコスバルインプレッサも28秒410と順位に変動はないものそれぞれ
タイムを更新した。
SESSION 4(晴れ、気温15度/路温25度、ドライ)
午後のセッションは、予定通り12時30分から開始。開始30分時点で、No.100
RAYBRIG NSXが1分21秒461を出す。2番手もNSXのNo.64 Mobil 1 NSXが続くが、No.
16 Castrol無限NSXはエンジントラブルから午後の走行を取りやめた。
開始1時間の時点で、トップは22周目に1分21秒125へとさらにタイムを上げた
No.100 RAYBRIG NSXだった。続く2番手も変わらずNo.64 Mobil 1 NSXで21秒501。
3番手はNo.36 カストロール・トムス・スープラで、No.36は残り30分で22秒183と
コンマ5秒ほど詰めてきた。残り10分でもトップ2は変わらず。だが3番手には、
No.39 デンソーサードスープラGTが33周目に21秒573を出して浮上。この後タイム
アップはなく、2日間のテストはNSXがトップタイムを守った結果になった。
GT300では、セッション残り60分の13時30分過ぎでNo.15 ザナヴィARTAシルビア
が22周目にマークした27秒543がトップタイム。No.25 モモコルセ・アペックスMR2
が27秒598。No.81 ダイシンシルビアは3周目で27秒650を出した。そして、残り30
分でもトップ3のタイムに変化はなく、このままSUGOでのテストを終了した。
No.100 RAYBRIG NSX(2日目総合1位/テスト総合1位)
飯田章「1分20秒6の去年のポールタイムより遅い。300クラスに引っかかったし、
路面があんまり良いコンディションにならなかった。スリッピーで、風も強かった
しね。思った以上にパフォーマンスがなかった。スープラの99は速いっすね。SUGO
は良いレースになるんじゃないかな」
No.36 カストロール・トムス・スープラ(2日目午前2位/テスト総合3位)
黒澤琢弥「昨日は、ボクがアタックしたけどタイミングでポジションが変わったと
思う。最後に路面が乾きだして、行った人と行かなかった人があった。関谷さんも
言ってたけど、今日は走っての2番手で、まだよくなると思う。ミシュランとの相
性を探しているところだけど、アンダー傾向が直ればね」
No.15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 2日目午後1位/テスト総合2位)
土屋武士「やっとトラブルが解消されたんですよ。昨日のスピンもなんだかわから
ないし、考えるのもやめようということにしたんです。実質今日走って、やっとセッ
ティングができたというところで、仕上がりは70%ぐらいですかね。そこから上が
難しいんで、10歩の階段に例えるとやっと2段目ぐらいかな。(もうすぐ富士なの
で)レースはレースできちんとやって、70%をそれからどこまで仕上げられるかで
す。やりたいことはまだまだありますから、限られた走行時間の中でやるのが課題
ですね」
☆テスト総合タイム 4月13,14日 スポーツランドSUGO(3.704km)
天候:13日 AM:曇/ウエット>ドライ PM:曇/ウェット>ドライ
14日 AM:晴/ドライ PM:晴/ドライ
Time
Po No Car/Driver 4/13 AM 4/13 PM 4/14 AM 4/14 PM
--------------------------------------------------------------------------
[GT500]
1 100 RAYBRIG NSX 1'23.034 1'27.168 1'21.732 1'21.125*
高橋国光/飯田 章
2 64 Mobil 1 NSX 1'22.849 1'21.984 1'21.250* 1'21.501
山西康司/T.コロネル
3 36 カストロール・トムス・スープラ 1'23.756 1'23.274 1'21.485* 1'22.183
関谷正徳/黒澤琢弥
4 39 デンソーサードスープラGT 1'29.310 1'24.166 1'21.644 1'21.573*
土屋圭市/影山正彦
5 32 cdma Oneセルモスープラ 1'25.176 1'25.509 1'22.181* 1'22.535
木下隆之/近藤真彦
6 30 綜警McLaren GTR 1'26.017 1'25.750 1'22.326* 1'22.804
山田洋二/岡田秀樹
7 12 カルソニックスカイライン 1'23.085 1'23.728 1'22.451* 1'22.850
星野一義/影山正美
8 18 Castrol無限NSX 1'22.894 1'22.725* 1'24.205 -
中子 修/道上 龍
9 35 マツモトキヨシ・トムススープラ 1'24.133 1'24.630 1'22.757* 1'23.201
山路慎一/P-H.ラファネル
10 1 ペンズオイル・ニスモGTR 1'23.922 1'24.724 1'23.456 1'23.329*
E.コマス/A.オロフソン
11 55 STPアドバンタイサンバイパー 1'26.196 1'33.237 1'23.620* 1'24.640
松田秀士/田嶋栄一
12 2 ARTAゼクセルスカイライン 1'23.705 1'24.122 - -
鈴木亜久里/M.クルム
13 88 ノマドディアブロGT-1 1'27.644 1'35.635 - -
和田 久/古谷直広
[GT300]
1 25 モモコルセ・アペックスMR2 1'32.741 1'28.961 1'26.920* 1'27.598
新田守男/高木真一
2 15 ザナヴィARTAシルビア - 1'33.277 1'28.504 1'27.075*
土屋武士/井出有治
3 81 ダイシンシルビア 1'30.944 1'32.883 1'27.169* 1'27.650
福山英朗/大八木信行
4 77 クスコスバルインプレッサ 1'30.262 1'37.666 1'28.054 1'27.863*
小林且雄/谷川達也
5 7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 1'29.061 1'30.912 1'28.551 1'28.248*
松本晴彦/山野哲也
6 19 ウエッズスポーツセリカ 1'35.478 1'29.291 1'29.071 1'28.273*
織戸 学/原 貴彦
7 61 テイボン・トランピオ・FTO 1'30.420 1'32.985 1'28.589* 1'30.400
中谷明彦/ラルフ・ファーマン
8 10 アビリティ・マリオポルシェ 1'30.610 1'31.262 1'29.174 1'29.100*
麻生英彦/檜井保孝
9 14 ホイールショップアルタシルビア 1'32.077 1'32.975 1'30.961 1'30.102*
古在哲雄/小宮延雄
10 26 TAISANポルシェRSR 1'39.096 1'39.988 1'30.266* 1'31.914
須賀宏明/D.マラガムワ
11 11 I.A Tecシルビア 2'04.947 1'50.459* 2'09.638 -
袖山誠一/中村善州
○タイムの後の*印はトータルのベストタイム
○この表のドライバー名はチームからの登録からのもので当日走行した
選手とは限りません。今回のドライバーが第3戦出場とは限りません。
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
フォーミュラ・ニッポン開幕戦(4/18鈴鹿)のエントリーリストが発表になっ
た。
3月30日付けのエントリーリストとの変更点は以下のとおり。
・5ZIGEN#6はM.クルムではなく田中哲也を起用
・DoCoMo DANDELION の#69はエントリーせず
なお、新車両導入のため、金曜日に1時間(15:40~16:40)特別走行が行われ
る。この日は遊園地入場料金で見ることができる。
****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン開幕戦エントリーリスト****
チーム ドライバー 車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans 1 本山 哲 レイナード99L/無限MF308(東名)
2 山西康司 レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO 3 川本 篤 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 脇阪薫一 レイナード99L/無限MF308(尾川)
6 田中哲也 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03/無限MF308(尾川)
10 加藤寛規 GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 立川祐路 レイナード99L/無限MF308(尾川)
12 飯田 章 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT 14 道上 龍 ローラB99-51 /無限MF308(無限)
15 影山正彦 ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS 17 D.シュワガー レイナード99L/無限MF308(東名)
18 黒澤琢弥 レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL 19 影山正美 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
20 野田英樹 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
MIRAI 32 近藤真彦 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1 36 玉中哲二 ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ARTA 55 金石勝智 ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
56 脇阪寿一 ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
63 OSAMU レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 64 T.コロネル レイナード99L/無限MF308(尾川)
65 光貞秀俊 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 R. デルフラー ローラB99-51 /無限MF308(東名)
-----------------------------------------------------------------------
(1999.4.13現在)
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
全日本スーパーシルエットカー選手権シリーズ(SSCC)
今シーズンの開催は見送りに
昨年11月にデモカーがお目見えし、今季は6月のもてぎ戦を皮切りに6大会
の開催が予定されていたスーパーシルエットカー選手権だが、現時点で参加を
表明するエントラントがなく、今シーズンの開催は見送られることとなった。
日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)では、2000年の開催に向けて継続的に
活動を行うとしている。
SSCCの中止により、1985年に始まったツーリングカー選手権(JTCC)からの流
れは一旦休止することになり、全日本選手権レースは、フォーミュラ・ニッポ
ン、GT、F3の3カテゴリーになった。
情報提供:日本ツーリングカー選手権協会(TCCA)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
初日トップは黒澤琢弥(TMS)!
4月6日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
(1日目)が行われた。
午前のセッションは14チーム23台が参加したが、終了15分前から雨が降りだ
し、午後は時折激しい雨となるウェットコンディション。このため午後は15台
のみが走行するにとどまった。
1日目のトップは、先頃TMSからの参戦が決まった黒澤琢弥。
「この車は昨日組上がったばかり。全くのシェイクダウン、しかも午前中だけ
でトップタイムなんて過去にもないんじゃないかな。開幕戦から勝ちを狙いに
いくつもりだけど、その裏付けができて嬉しいですね」と、ここまでの走行会
で好調のトム・コロネル、本山らを抑えての堂々のトップタイムを叩き出した。
注目されるシャーシによる優劣は、レイナード有利は変わらずくっきりと勢
力分布が出来てしまった感があるが、ウェットとなった午後のセッションでは、
ローラを駆る金石(ARTA)が意地のトップタイムをマークしている。
Session1 4/6 am 天候:曇りのち雨 コース:ドライ→ウェット
Session2 4/6 pm 天候:雨 コース:ウェット
第3回走行会1日目結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-車両---------------
1 18 黒澤琢弥 TMS *1'18.633 2'01.738 レイナード99L/無限
2 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA *1'18.644 -------- レイナード99L/無限
3 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans *1'18.726 -------- レイナード99L/無限
4 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans *1'18.842 -------- レイナード99L/無限
5 62 P.ダンブレック LEYJUN *1'18.870 -------- レイナード99L/無限
6 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO *1'18.923 1'37.789 レイナード99L/無限
7 3 川本 篤 ASAHI KIKO *1'19.002 -------- レイナード99L/無限
8 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA *1'19.016 1'37.968 レイナード99L/無限
9 5 脇阪薫一 5ZIGEN *1'19.555 -------- レイナード99L/無限
10 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT *1'19.632 1'36.130 ローラB99-51 /無限
11 56 脇阪寿一 ARTA *1'19.680 1'35.948 ローラB99-51 /無限
12 6 田中哲也 5ZIGEN *1'20.060 -------- レイナード99L/無限
13 9 加藤寛規 SHIONOGI
03614/03614 SDI00685 北島 滋穂 FN:第3回公式走行会結果(総合/富士)
(10) 99/04/07 23:24 03613へのコメント
総合トップはトム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)
4月7日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
(2日目)が行われた。
開幕前の最後の走行会には、14チーム23台、24名のドライバーが参加したが、
トータルのトップタイムを叩き出したのは、トム・コロネル(PIAA NAKAJIMA)。
以下、本山哲(UNLIMITED Le Mans)、光貞秀俊(PIAA NAKAJIMA)、そしてルーキ
ーのドミニク・シュワガー(TMS)、ピーター・ダンブレック(LEYJUN)が続いた。
「クルマの調子はとてもいい。もてぎの走行会で2日目にトップタイムをマーク
したが、そのセッティングを基本にした。もう1セット、ニュータイヤがあった
ら16秒台に入っただろう」と語るコロネル。
昨年は、思うように走らないクルマに手を焼き、実力を発揮できなかっただけ
に、条件の揃った今年はチャンピオン候補の一人であることは間違いない。
Session1 4/6 am 天候:曇りのち雨 コース:ドライ→ウェット
Session2 4/6 pm 天候:雨 コース:ウェット
Session3 4/7 am 天候:晴れ コース:ドライ
Session4 4/7 pm 天候:晴れ コース:ドライ
第3回走行会結果
P.-No.Name---------Team---------Time -Session1-Session2-Session3-Session4-車両
1 64 T.コロネル PIAA NAKAJIMA 1'18.644 -------- 1'17.839*1'17.021 R
2 1 本山 哲 UNLIMITED Le Mans 1'18.726 -------- 1'17.270*1'17.166 R
3 65 光貞秀俊 PIAA NAKAJIMA 1'19.016 1'37.968*1'17.350 1'17.521 R
4 62 P.ダンブレック LEYJUN 1'18.870 --------*1'17.589 1'17.977 R
5 17 D.シュワガー TMS 1'20.512 1'38.616*1'17.841 1'17.934 R
6 3 川本 篤 ASAHI KIKO 1'19.002 -------- 1'19.313*1'17.944 R
7 18 黒澤琢弥 TMS 1'18.633 2'01.738*1'18.071 1'18.647 R
8 5 脇阪薫一 5ZIGEN 1'19.555 --------*1'18.077 1'18.460 R
9 6 M.クルム 5ZIGEN -------- -------- --------*1'18.093 R
10 12 飯田 章 COSMO OIL CERUMO 1'18.923 1'37.789*1'18.124 1'18.442 R
11 11 立川祐路 COSMO OIL CERUMO -------- --------*1'18.207 1'18.601 R
12 14 道上 龍 SPEEDMASTER MOONCRAFT 1'19.632 1'36.130 1'18.881*1'18.213 L
13 55 金石勝智 ARTA 1'20.246 1'34.406*1'18.513 1'18.819 L
14 56 脇阪寿一 ARTA 1'19.680 1'35.948*1'18.549 1'18.606 L
15 15 影山正彦 SPEEDMASTER MOONCRAFT 1'25.795 1'43.055*1'18.689 1'18.780 L
16 6 田中哲也 5ZIGEN 1'20.060 --------*1'18.720 -------- R
17 9 加藤寛規 SHIONOGI NOVA 1'20.131 1'35.437 1'18.804*1'18.757 G
18 2 山西康司 UNLIMITED Le Mans *1'18.842 -------- -------- -------- R
19 20 野田英樹 IMPUL 1'21.380 1'37.083 1'20.187*1'19.222 L
20 19 影山正美 IMPUL 1'20.684 1'37.785 1'19.806*1'19.368 L
21 68 R. デルフラーDoCoMo DANDELION 1'20.668 1'35.136 1'19.518*1'19.482 L
22 9 R.ファーマン SHIONOGI NOVA 1'20.878 1'35.774 1'20.370*1'19.577 G
23 32 近藤正彦 MIRAI 1'26.235 1'40.500 1'22.968*1'21.371 L
24 36 玉中哲二 TAKAGI B-1 1'23.465 1'42.146 1'22.473*1'21.631 L
---------------------------------------------------------------------------
車両 R:レイナード99L/無限 L:ローラB99-51 /無限 G:GフォースGF03/無限
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
■ 1999 AUTOBACS CUP ALL JAPAN GT CHAMPIONSHIP
■ GT INSIDE REPORT
■ Round 2 FUJI GT RACE FMOTOR4 EDITION
TEST DAY REPORT GTC合同テスト第2回 99/04/03
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脅速!99スープラ NSXに1秒差をつけて初日トップタイム
ウェットの2日目はTAKATA童夢NSXが開幕戦を再現
GT300はセッションごとにトップが変わる混戦模様
4月2,3日、全日本GT選手権第2戦富士(5/1~2)を控えて、富士スピー
ドウェイでGTC合同テストが行われた。初日は曇りながらも適度なコンディション
だったが、2日目は雨に肌寒いあいにくの天候となった。
☆1日目
SESSION 1(くもり、気温12度、ドライ)
午前9時30分から1時間30分のセッション。15分ほどでNo.64 Mobil 1 NSXが100R
でストップ。午後に備えてエンジン交換となった。30分で、野田英樹がドライブす
るNo.200 TRDスープラがトップに立ち、1分25秒838までタイムを延ばして、そのま
まこのセッションを終えた。このマシンはあくまでもTRDによる99型開発テスト車両
としての参加で、野田自身がエントリーするESSO Tiger Team LemansのNo.6ではな
い。
GT300クラスはNo.25 モモコルセ・アペックスMR2(新田守男)が好調。終始クラ
ストップタイムを刻んだ。
なお、第2戦はル・マン24時間レースの予備予選に参加するNo.2 ARTAゼクセルス
カイラインのミハエル・クルムに代わって、ヨーロッパツーリングカー選手権で活
躍したベテラン、アルミン・ハーネ(独、43歳)、No.1ペンズオイル・ニスモGTRの本
山哲に代わって、アンダース・オロフソン(スウェーデン、47歳)がスポット参戦す
ることが発表された。
SESSION 2(くもり、気温14度、ドライ)
午後も気温はさほど上がらず、午前と同じようなコンディションで14時から1時
間半行われた。開始早々にNo.100 RAYBRIG NSX(飯田章)が1分26秒874をマーク
し、その後1時間以上に渡りトップタイムとなった。しかし、1時間10分を経過時
点で、野田英樹がドライブするNo.200 TRDスープラが1分26秒117でトップに。野
田はさらにタイムアップを果たし1分25秒401と午前のタイムをも上回った。
GT300クラス、午前のセッション同様、No.25 モモコルセ・アペックスMR2がクラ
スをリード。しかし、終了10分前にNo.15 ザナヴィARTAシルビアの土屋武士が1分33
秒878をマークし、この日のGT300トップタイムを獲得した。
No.200 TRDスープラ(GT500 第1日目総合1位)
野田英樹「先日シェイクダウンを終え、富士用に少しダウンフォースを減らしてき
ただけ。まだまだほとんど手を加えていない状態です。それでトップタイムが出た
のですから、99型スープラに期待してもらっても構わないでしょう。98型と比べて
ドラッグが増えずにダウンフォースが上がって、グリップも良くなった。すべての
点で上回っているといえます。特に富士には合っているみたいなので、スープラ・
ファンの皆さんに昨年のうっぷんを晴らすレースをお見せできると思います。今回
はテスト車両でしたが、第2戦では僕ら(No.6 ESSO Tiger Supra)も出場する予定
です。相棒はまだ決まっていません。でも、信吾(舘信吾。3月11日のテスト中の
事故により死去)のためにも絶対勝ちにいきますよ」
No.100 RAYBRIG NSX(GT500 第1日目総合2位)
飯田章「正直言って、スープラは速い。スカイラインもストレートはNSXよりもずっ
と速い。自分としては今日はダメ。なんかクルマが全体的に遅い。富士だし第2戦
は甘くないでしょう。かつてない混戦になると思います。お客さんには楽しいレー
スになるかもしれないけれど、僕らにはシビアですね」
No.25 モモコルセ・アペックスMR2(GT300 1回目1位)
新田守男「鈴鹿から特にマシンは変えていません。コースアウトで壊れちゃった部
分を直してきただけ。去年僕が乗っていたMR2よりもコーナーの中の安定性が良く、
タイヤのタレも少ないですよね。ただ、ブレーキング時にちょっと安定しない。今
日は富士とはいえコーナリングのバランスをメインにセッティングを煮詰めてる」
No.15 ザナヴィARTAシルビア(GT300 第1日目総合1位)
土屋武士「ドライで走るのは初めてだから、やっとシェイクダウンが終わったとい
う感じかな。もう少しドライバーがクルマを感じられるようにならないと。今はま
だバランスウンヌンと言うよりも、クルマもドライバーも限界を上げている状態。
まだやることは山ほどあるし、今日もアタックしていないのにトップタイムなら期
待できますよね。ストレートがMR2よりも速いので、シルビアは富士に向いている
と思いますよ」
☆2日目
SESSION 3(雨、気温4度、ウェット)
午前中の走り始めの気温は4℃と真冬並み。そのため、ピットで待機するマシン
が多い。1日目にエンジンの積み替えを行ない、満足に走れなかったNo.64 Mobil 1
NSX(山西康司)はセッション開始と同時にコースイン。ところが開始わずか20分
でAコーナーにストップ。前日に積み替えたばかりのエンジンがブローした。
午前10時を過ぎると、雨の量は少なり、コースに出るマシンの台数も増えてきた。
路面状況も次第に良くなり、ベストタイムを次々と書き替えられた。セッションが
残り5分を切ったところで、No.18 TAKATA童夢NSX(脇阪寿一)が1分39秒584を
マーク。そこまでトップに立っていたNo.12 カルソニックスカイラインの1分40秒
682を破る。さらに、No.18 TAKATA童夢NSXは、その翌周でトップとなる1分38秒864
をマークした。これに続いたのは、セッション残り15分を切ったところで星野一義
から影山正美に交代したNo.12 カルソニックスカイラインの1分39秒221、そして、
飯田章のNo.100 RAYBRIG NSXの1分39秒883。この3台が1分40秒を切っている。
GT300クラスでは、No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7が1分49秒442でトップだった。
SESSION 4(くもり、気温4度、ウェット>ドライ)
午後の走り始めになると、雨は止んだが、寒さは気温4℃、路面温度7℃と相変
わらず。路面もウェット状態で、走行が開始された。だが、雨が止んでいる分、コー
ス上の水の量も次第に減っていき、タイムの出方は午前中より早かった。
No.18 TAKATA童夢NSXがセッション早々に、午前中の自己ベストタイムを破る1分
38分341をマーク。30分を経過した時点では、このNo.18 TAKATA童夢NSXが1分36秒
590でトップ。だんだんと、メインストレートのライン上が乾き始めて、タイムは
徐々にアップ。約1時間が経過したところでは、No.100 RAYBRIG NSXの飯田章が1分
35秒563までタイムを伸ばし、高橋国光にバトンタッチ。また、No.18 TAKATA童夢
NSX、No.1 ペンズオイル・ニスモGTR、No.12 カルソニックスカイラインも1分35秒
台までタイムを伸ばしてきた。
そして、残り12分となったところでNo.1 ペンズオイル・ニスモGTRが1分34秒979
を出してトップに躍り出た。だが最後の最後にNo.18 TAKATA童夢NSXが1分34秒599を
叩き出し、午前に続いて午後もトップタイムを奪った。
GT300クラスでは、セッションが始まって30分頃からNo.77 クスコスバルインプ
レッサが首位をキープ。No.19 ウエッズスポーツセリカ、No.7 RE雨宮マツモトキヨ
シRX7、No.25 モモコルセ・アペックスMR2などがそれに続いた。終盤にインターミ
ディエイト・タイヤを装着したNo.77 クスコスバルインプレッサが1分42秒031を出
し、トップを確実にした。
No.18 TAKATA童夢NSX(GT500 2日目総合1位)
脇阪寿一「ベストタイムを出した時は、ちょうど雨が少なかったんですよね。マシ
ンのバランスはそこそこいいです。別に攻めてるワケじゃないけど、あのタイムが
出ている。ただ、雨の中でも、ウェイトを積んでいる分、ブレーキングで止まらな
いですね。すごく気を使います。今までみたいにはマシンの動きも軽快ではないし、
すべての操作を丁寧にしています。乱暴に扱うと、クルマがすぐ暴れるんですよ。
午後はレインタイヤのテストをしていたんですが、路面が乾いてきて余りテストに
なりませんでしたね。それにしても、やっぱり雨が少ない方がやっぱりハンディ
ウェイトは響きますよね」
No.12 カルソニックスカイライン(GT500 2日目午前2位)
星野一義「タイヤとマシンのチェックをしていただけなんで、それほど気合いは入
れてないよ。セッティングを進めていただけ。昨日、ドライではあんまり良くな
かったんだけど、今日は昨日とセットを変えたら良くなったね」
No.1 ペンズオイル・ニスモGTR(GT500 2日目総合2位)
エリック・コマス「雨の中でマシンをコントロールするのは好きだから、今日は楽
しかったよ。今回は、ウェイトを40Kg積んで走ったわけだけど、僕たちのマシンは
それでも去年の開幕の時の1200Kgとほぼ同じ。ちょっとブレーキングの時にテール
スライドするけど、別に問題ないよ」
No.37 カストロール・トムス・スープラ(GT500 2日目総合3位)
鈴木利男「タイムを出した時は、インターミディエイトを履いてたけど、まだ最終
コーナーは雨が降ってたよ。でも、まだミシュランタイヤのことを全部知っている
ワケじゃないので、色んなタイヤを試したかったんだ。マシンは鈴鹿の時と同じ。
ドライの時は鈴鹿の仕様があんまり良くなかったけど、ウェットはまずまずかな。
今回は、ル・マンの予備予選に行く右京の代役、マニングの慣熟走行がメイン。マ
ニングはいいドライバーだよね。性格はいいし、上手いし、速い。ホントに大した
もんだと思うよ」
No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(GT300 2日目午前1位)
松本晴彦「昨日、空力に問題があったので、ドラッグを減らすようにリヤスポイ
ラーやインダクションポッドの空気の取り入れ口などを改造したんです。その結果、
クルマのバランスも良くなって、車速も伸びましたね。ウェットに関しては、セッ
トも煮詰まってきています。あとは、ドライでのセットですね。まぁ、ウェットで
もバランスはいいので、ドライでもまずまずいいんじゃないでしょうか? これか
らレースに向けてのテーマは、コンスタントラップのタイムをいかに上げるかです」
No.77 クスコスバルインプレッサ(GT300 2日目総合1位)
小林且雄「ベストタイムを出した時は、ヨコハマで言う新作のセミウェットを履い
ていたんですが、それが上手く路面とマッチしましたね。クルマは走るたびに良く
なっていますよ。去年よりタイムも秒単位で上がっていますし、ストレートもセリ
カの方が速いんですが、大体同じレベルまで来ています。去年は大分遅かったんで
すけどね。あとはレースの時に天気が良くなるよう願っています」
◎テスト総合タイム 4月2,3日 富士スピードウェイ(4.470km)
天候:2日 AM:曇り/ドライ PM:曇り/ドライ
3日 AM:雨/ウェット PM:曇り/ウェット>ドライ
Time
Po No Car/Driver 4/2 AM 4/2 PM 4/3 AM 4/3 PM
--------------------------------------------------------------------------
1 1 TRD スープラ 1'25.838 1'25.401* 1'43.505 1'36.555
野田英樹/竹内浩典/立川祐路
2 100 RAYBRIG NSX 1'26.615 1'26.475* 1'39.883 1'35.563
高橋国光/飯田 章
3 18 TAKATA童夢NSX 1'27.395 1'26.828* 1'38.864 1'34.599
脇阪寿一/金石勝智
4 2 ARTAゼクセルスカイライン 1'27.282 1'27.059* 1'46.527 1'36.005
鈴木亜久里/M.クルム
5 35 マツモトキヨシ・トムススープラ 1'28.296 1'27.400* 1'40.946 1'37.155
山路慎一/P-H.ラファネル
6 1 ペンズオイル・ニスモGTR 1'28.017 1'27.403* 1'41.425 1'34.979
E.コマス/本山 哲
7 37 カストロール・トムス・スープラ 1'28.241 1'27.714* 1'43.100 1'35.387
鈴木利男/D.マニング
8 36 カストロール・トムス・スープラ 1'28.120 1'27.815* 1'42.750 -
関谷正徳/黒澤琢弥
9 12 カルソニックスカイライン 1'31.186 1'27.831* 1'39.221 1'35.988
星野一義/影山正美
10 32 cdma Oneセルモスープラ 1'30.127 1'28.047* 1'42.687 1'37.590
木下隆之/近藤真彦
11 64 Mobil 1 NSX 1'31.742 1'28.249* 1'57.353 -
山西康司/T.コロネル
12 30 綜警McLaren GTR 1'28.866 1'28.834* - 1'36.737
山田洋二/岡田秀樹
13 11 エンドレスアドバンGTR 1'31.438 1'29.136* 1'49.651 1'37.013
和田孝夫/木下みつひろ
14 88 JLOCディアブロGT-1 1'30.238 1'29.289* 1'42.803 1'37.541
和田 久/古谷直広
15 55 STPタイサンバイパーGTSR 1'32.452 1'29.589* 1'48.364 1'36.126
松田秀士/田嶋栄一
16 15 ザナヴィARTAシルビア 1'35.821 1'33.878* 1'50.665 1'47.680
土屋武士/井出有治
17 25 モモコルセ・アペックスMR2 1'34.520 1'34.212* 1'50.579 1'43.793
新田守男/菊池靖/高木真一
18 81 ダイシンシルビア 1'35.001 1'34.307* 1'57.989 1'44.018
水谷竜也/青木孝行
19 77 クスコスバルインプレッサ 1'35.361 1'34.752* 1'51.087 1'42.031
小林且雄/谷川達也
20 19 ウエッズスポーツセリカ 1'35.760 1'35.017* 1'52.000 1'43.294
織戸 学/原 貴彦
21 7 RE雨宮マツモトキヨシRX7 1'36.868 1'35.746* 1'49.442 1'43.298
松本晴彦/山野哲也
22 72 オークラRX7 2'03.338 1'37.869* 1'50.427 2'51.197
石川 朗/平野 巧
23 21 BP-トランピオ-BMW 1'39.164* 1'39.898 1'51.220 1'48.005
一ツ山 康/伊藤大輔
24 26 TAISANポルシェRSR 1'39.934 1'40.165* 1'50.707 1'46.817
須賀宏明/砂子智彦
25 10 アビリティ・マリオポルシェ 1'45.338 1'43.155* - 1'50.021
麻生英彦/檜井保孝
○タイムの後の*印はトータルのベストタイム
○今回のドライバーが第2戦出場とは限りません
以上
GTアソシエイション事務局
GTインサイドレポート班
古屋 知幸 = QYB04322 =
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
RACE REPORT
21st MARCH 1999
SUZUKA CIRCUIT
またも雨に祟られた決勝レース;
ドライでの決勝レースを望んでいたが、その希望も虚しくF3の前に行なわ
れたサポートレース(フォーミュラ・トヨタ)から雨が降り始め、F3が始ま
る頃にはコースはフルウエット状態となっていた。こうなってくると、前方の
ウオータースクリーンで視界を確保できず厳しいレースが予想された。
定刻より20分ほど遅れて始まった決勝レース、伊藤大輔はシグナルがグリ
ーンに変わると同時に前の内山 清士選手をかわして7番手に浮上。五味康隆
選手を追った。その五味選手を3周目にかわしたものの後ろからは猛烈な勢い
で追い上げてきていたマニング選手に抜かれてしまいポジションは変わらな
い。
4周目、伊藤は依然として7番手につけるが、目の前に予選4番手スタート
の谷川達也選手がおりその差をじわじわと詰めていく。谷川選手に対してラッ
プタイムでは1秒ちかくも速い伊藤は、6周目には谷川選手を射程距離内にと
らえる。しかし、テクニカルコースの鈴鹿でなかなかオーバーテイクのチャン
スをつかめないままレースは進行していった。9周目の時点で、谷川選手との
差はコンマ2秒を切っておりテール・ツー・ノーズの戦い。プッシュに次ぐプ
ッシュの伊藤大輔は、再三、第1コーナーではインに飛び込むも、ギリギリの
ところで抜け切れないが、攻めの姿勢は崩さなかった。しかし、全体的に見る
とこの争いでどうしてもペースは落ち、前の集団との差は開いていってしまう
かたちになってしまった。
谷川選手とテール・ツー・ノーズのままレースは終盤に突入。トップの集団
からは20秒以上もの差をつけられていた。谷川選手の攻略に長引いた結果
だ。また、スタート時点で止んでいた雨が、再び降り始めウオータースクリー
ンが大きくなってきてしまい、プッシュを続けていた伊藤は追撃のチャンスを
逃してしまう。
結局、レースはそのままの状態でフィニッシュ。7位完走。痛恨のノーポイ
ントでシーズンはスタートしたが、伊藤が見せた攻めの姿勢は、チームの今後
に大きなプラスを与えたことは間違いない。
なおこの週末にフォーミュラトヨタのメインシリーズもここ鈴鹿サーキット
で開幕された。スキルスピードでは、今回7人もの若手ドライバーをサポート
したが、その中の一人、奥岡毅匡選手がスピードマスターカラーで出場した。
奥岡選手は予選9番手から出走し、6位でフィニッシュした。彼の活躍にも今
後注目していただきたい。
伊藤大輔:
「悔しい。あともう少しで谷川さんを抜けるのに、最後の少しが足りず抜けな
いで終わってしまった。ウエットに対してマシンのセッティングもよく、自分
も自分のスタイルで走れた。一度は完全に並べて抜けると思ったら、イエロー
フラッグ(追い越し禁止区間)が出ていて、アクセルを緩めざるを得なかっ
た。コースコンディションは毎ラップ変わりとても難しい状況でしたが、とに
かく最後まで攻め続けました。もちろんもっといい結果を残しみなさんの期待
に応えたかった。その点については本当に申し訳なく思います。でも自分の中
では今回のレースについては、最後まで攻め続けたという自負があるので、あ
まり落胆していないというのも事実です。次の筑波では、もっとプッシュして
優勝を狙います」
百田義弘チーム監督:
「結果表を見る限り、弁明の余地もありませんが、苦手とされる雨の中、伊藤
はプッシュし続けた。周囲で、『レース』をしていたのは、マニング選手と伊
藤くらいだとも思ってしまいます。これまでのウエットレースにおいて、内気
なレースをしてしまいがちだった彼は、今日は攻めるレースに終止した。結果
を求められていることは充分承知の上で、敢えて言わせていただくと、内容的
には別人のドライバーが走っているようにさえ思ったほどアツイ走りでした。
あのような走りを見せてくれると、スタッフのモチベーションはさらに上がり
ます。次ぎのレースではさらにいいマシンを用意します。最終ラップも雨が降
り始め周囲が軒並みラップダウンしているのに、彼は21秒台でチェッカーを
受けた部分にも新しい伊藤の意気込みを感じます。まだやるべきことは多いで
すが、今日の伊藤を見る限り、今年こそはシリーズを引っかき回せそうという
確信を持てました。今後も応援してください」
深尾栄一チームマネージャー:
「結果を残せずに、応援していただいている方々には申し訳ない気持ちです。
しかし、このような結果に終わってしまいましたが、大きな手応えを改めて得
たというのも事実です。百田が説明しているとおり、伊藤のプッシュには目を
見張るものがありました。強がりではなく、今年は何人かの方々とお約束し
た『約束』を果たせそう、という確信をスタッフ一同もてることができたのが
大きな収穫です。近い将来、その根拠となるようなことを成績で証明できると
思います」
NEXT ROUND ? 4月18日 全日本F3選手権第2戦 筑波サーキット
お詫び
今年もレースレポートを掲載させていただきます。よろしくお願いします。
第1戦の分が遅れてしまいましたことを、お詫びいたします。
次戦からは速報態勢で臨みます。
SPEEDMASTER SKILLSPEED INFORMATION
QUALIFY REPORT
20th MARCH 1999
SUZUKA CIRCUIT
豪雨に翻弄。劣悪コンディションを走り抜いて8番手スタート:
開幕戦の予選は気紛れな雨によって混乱した。結局、タイムを出す以前にタ
イミングをつかんだ者の順で決勝グリッドが決まってしまった。午前中のセッ
ションから降り始めた雨は、雨足を緩めることなく鈴鹿のコースを容赦なく濡
らしていった。そんな劣悪なコンディションの中、予選が開始した。一時は明
日に延期との声もあがったほどの状況下、開始早々コースアウトするマシンが
続出した。SPEEDMASTER F399 HONDAをドライブする伊藤大輔は、コース上にと
どまってチャンスをうかがっていた。しかし、グラベルから脱出してきたマシ
ンがばらまいた砂利や安定しない雨量に対し、マシンをコース上にとどめて走
り続けること自体が難しく、タイムアップしていくのはとても困難な状況とい
えた。セッションも折り返す時点で伊藤はトップ10にすら入れない状況であ
ったが、彼と常に上位を争ってきたいつものメンバーも同じようにハマッてい
た。明日の決勝を考えたら、この場で少しでも優位に立つことがシリーズをみ
た場合にとても重要だった。
ねばり強く走行を続けていた伊藤はセッション終盤、わずかに残されたチャ
ンスを生かしてタイムアップに成功。マシンを8番グリッドに導いた。もちろ
んこの順位に満足しているわけではないが、この最後の踏ん張りが明日のレー
スに大きく影響するだろう。明日の決勝は雨でも晴れでも、混乱は必至。今回
に限っては、この状況は我々にとっては歓迎すべきことで、序盤のうちからス
パートをかけて上位進出を狙う。もちろん、表彰台をだ。
明日はドライで決勝を迎えるとのことだが、もう予報は信用しない。鈴鹿の
主(?)百田チーム監督はコースの西の方角をみて明日の天気を予想する(こ
れがけっこう当たる!)が、「わからん」とのこと。
伊藤大輔:
「とにかく最悪のコンディションだった。グリップも全然しないのが、クルマ
のせいなのか、コンディションなのか判断できるレベルではなく、とにかくコ
ースにとどまって状況をみていくしか方法がなかった。ポジションが悪いです
が、ドライバーとしての仕事をしたと思っている。だからあまり今日の結果を
悲観視していません。明日の決勝では雨でも晴れでも混戦模様となるでしょう
から、その間隙をぬって一気にジャンプアップを狙います。」
百田義弘チーム監督:
「最悪のコンディションでしたね。よく壊さないで戻ってきてくれました。周
囲をみるとほとんどのマシンが傷付いていましたからね。明日の決勝ではそう
は言っていられないので、なんとか上位進出を狙わせます。伊藤と同じように
上位進出できなかったメンバーが、後ろに控えているので早いウチに前に出れ
るようこれからミーティングします」
深尾栄一チームマネージャー:
「散々な雨でした。そんな中で8番手グリッドをどうみるかは、立場によって
異なってきますが、いつもの上位陣が落ち込んでいるため、大輔が見せた最後
の踏ん張りは大きかったと思います。シリーズを考えた場合には1点でも多く
獲得しておくことが必要で、明日の決勝レースでは早いウチに上位に進出する
ことが大切です」
SKILL SPEED 深尾栄一
スーパー耐久第1戦MINE -RIJ- (1999-04-04) Provisional Race-Results
For スーパー耐久シリーズ第1戦 MINEサーキット : 3.331km
P No.Cl.Driver(s)------------ Car---------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1 23 1 砂子 智彦/山田 英二 Nissan Skyline GT-R 155 4:16'12.840 120.908
2 32 1 竹内 浩典/田中 哲也 Nissan Skyline GT-R 155 - 37.666 120.612
3 11 2 木下 隆之/中谷 明彦 Mitshubishi Lancer 151 - 4Laps
4 1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝 Nissan Skyline GT-R 151 - 4Laps
5 2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦 Subaru Impreza 151 - 4Laps
6 20 2 伊藤 勝一/細野 智行 Mitsubishi Lancer 150 - 5Laps
7 77 4 山 本泰吉/辻本 聡 Honda Civic 147 - 8Laps
8 39 3 尾本 直史/磯田 尚孝 Honda Integra 146 - 9Laps
9 52 4 西垣内 正義/渡辺 明 Honda Civic 146 - 9Laps
10 87 4 菊地 靖/竹中 正信 Nissan Pulser 146 - 9Laps
11 53 4 小林 敬一/原 貴彦 Honda Civic 146 - 9Laps
12 41 4 谷川 達也/福田 淳 Subaru Impreza 144 - 11Laps
13 28 3 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda Integra 143 - 12Laps
14 96 4 岩口 博/テツ 清水 Toyota Levin 138 - 17Laps
15 19 2 本田 和義/大野 尊久 Toyota Celica GT-4 135 - 20Laps
16 8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 135 - 20Laps
17 49 3 瀬野 渉/新谷 栄章 Nissan Silvia 135 - 20Laps
18 16 3 松浦 俊之/中村 仁 Toyota Celica GT-4 123 - 32Laps
19 7 3 元谷 宏大/黒木 健次 Honda Prelude 114 - 41Laps
------------------------------ DNC ---------------------------------------
71 4 関根 基司/松田 晃司 Nissan Pulser 125 - 30Laps
35 2 村尾 真吾/滑川 健 Toyota Celica GT-4 118 - 37Laps
78 4 丸山 浩/大井 貴之 Honda Civic 85 - 70Laps
67 4 吉本 慎一郎/柴田 政則 Toyota Levin 78 - 77Laps
18 2 新宅 文亮/伊藤 隆文 Mazda RX-7 66 - 89Laps
27 2 牧口 規雄/志村 久 BMW M3 31 - 124Laps
81 4 久保 美佐夫/井上 裕之 Toyota Levin 28 - 127Laps
36 5 藤田 隆之/惣田 季靖 Toyota Altezza 13 - 142Laps
10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R 11 - 144Laps
**************************************************************************
* Class 1 Fastest Lap : 1'34.474 No.8 福山 英朗
Class 2 Fastest Lap : 1'37.708 No.11 中谷 明彦
Class 3 Fastest Lap : 1'42.054 No.7 黒木 健次
Class 4 Fastest Lap : 1'42.598 No.77 辻本 聡
Class 5 Fastest Lap : 1'42.429 No.39 磯田 尚孝
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
スーパー耐久シリーズ'99開幕戦
CP MINE SUPER 500km RACE
「R34GTRのデビューレースを制したのは、プリンス東京の砂子/山田組」
スーパー耐久開幕戦が、桜前線の北上に合わせるようにしてCP MINE
サ-キットで行われた。
土曜日の予選で、ポールポジションを獲得したのは、今回5台の新しいR
34GT-Rがデビューしたクラス1の#8D.M.SアドバンGTR(福山英
朗/大八木信行組)で、今季から初参戦のチーム。だが、GT選手権ではお
なじみのコンビで、2週間前に行われた鈴鹿のGT開幕戦ではS15シルビ
アでGT300クラスのポールポジションを獲得している。
大八木信行「MINEで木曜日にシェイクダウンしたばっかりです。金曜は
雨でラストにちょっとドライになってその時、私が乗りました。RS中春さ
んに福山さんと経験者を集めての参戦です。良い結果が出て満足しています」
福山英朗「予選はGTに続いての幸運ですね。チームとしては思う存分ノビ
ノビやらしてもらっています。プレッシャーもブレーキかける人もいないの
で放し飼い状態ですね(笑い)R33からR34では回頭性がアップしてい
ますし、ブレーキも格段の進歩です。かっこもいいしね。ポールとれたのは
お世辞っぽく言えば、RS中春のチーム力が生かされていると思う。(ヨコ
ハマ)タイヤも僕のドライブに結構合ってるようです。スタートはスピンし
ないようにちゃんときろうと思っています(笑い)」
ディフェンディングチャンピオンの#32日産プリンス千葉GT-R☆FA
LKEN(竹内浩典/田中哲也組)は、予選セッションの2コーナーでブレ
ーキトラブルから竹内がコースアウト。田中は1周も走れずに予選は不通過
となるが、エンジントラブルからやはり予選を走れなかった#10エンドレス
アドバンGTR(木下みつひろ/土屋武士組)などと同様に日曜朝のフリー
走行の結果により決勝の出走を決めるという裁定となった。
日曜の12:10好天でスタートの時刻を迎え、ローリングから27台がスター
トをきる。#8D.M.SアドバンGTRが序盤をリード。#10エンドレスGTR
は12周目でブーストがあがらず早くもピットストップとなり、リタイヤ。ほ
ぼ同時に今回からデビューのNA2000cc以下で戦われるグループNプラスク
ラスの#36ネッツカストロールアルテッツア(藤田隆之/惣田季靖/山岸大
組)もリアブレーキにトラブルを抱えてピットインし、こちらもリタイヤ。
ブレーキの構造上のトラブルのようで、出火してしまった。
50周をすぎ、トップはD.M.SアドバンGTRの福山。約29秒差で#23プリ
ンス東京フジツボGT-R(砂子智彦/山田英二組)がつける。
ここで#8D.M.SアドバンGTRはピットストップし、ドライバー交代。トップ
は#23プリンス東京になる。57周で#23プリンス東京もピットイン。再び、#8
D.M.Sがトップに。
80周をすぎ、トップ#8D.M.Sは1分38秒台に対して#23プリンス東京は35秒
~36秒台で追い上げ、その差は20秒ほどに。また、3番手には26番手からの
スタートだった#32プリンス千葉がつけるが、40周に続いて82周目で2回目の
ピットストップとなる。4番手には#1日産アルティアGT-R(粕谷俊二/桧
井保孝組)が、5番手には#11三菱プーマランサーエボVI(木下隆之/中谷明
彦組)がクラス2トップでつける。
92周目、1コーナーで#23プリンス東京の山田が、#8D.M.SアドバンGTR
の大八木をかわす。96周で#8D.M.SアドバンGTRがピットイン。だが、長い
時間が経過してもコースに復帰できない。およそ10周遅れになる長い間ピット
ストップを強いられた。パワーステアリングのトラブルのようだ。
110周を超え、#32プリンス千葉と#23プリンス東京の熾烈なトップ争いの展
開となる。総合3位には、#11プーマランサー、4位は#2アイフェルDUNLOP
ンプレッサ(渋谷勉/荒川雅彦組)が、5位には#20RSオガワADVANランサー
(伊藤勝一/細野智行/小川日出生組)が6位にはALTIA、6位にクラス
4の昨シーズンのチャンピオン#77ギャザズドライダーシビック(山本泰吉/
辻本聡/宮城光組)が浮上してきていた。
119周目、トップの#32プリンス千葉が3度目のピットストップ。これで、
トップは#23プリンス東京となる。
残り25周となる130周目、#23プリンス東京と#32プリンス千葉の差は1分
を切った。3位は#11プーマランサー、4位は#20RSオガワランサー、5位は
#2アイフェルインプレッサと2クラスの3台が続き、6位にALTIA。7
位はギャザズ、8位にクラス5(グループNプラス)トップの#39ウエスティ
ンINTEGRA(尾本直史/磯田尚孝組)9位に、クラス4の2番手#525ZIGE
N CIVIC(西垣内正義/渡辺明組)10位に#87FALKEN★パルサー(菊地
靖/竹中正信組)というオーダーになった。
終盤、#20RSオガワランサーのコースアウトからピットインし順位を1つ
落としたが、他にはさほどの順位の変動はみられずチェッカーとなった。
#32プリンス千葉の追撃も38秒差まで縮めたにとどまった。
--------------------------------------------------------
(決勝暫定結果/トップ10)
#23 プリンス東京フジツボGT-R 砂子智彦/山田英二 155L
#32 プリンス千葉GT-R★FALKEN 竹内浩典/田中哲也 155L
#11 三菱プーマランサーエボVI 木下隆之/中谷明彦 151L
#1 日産アルティアGT-R 粕谷俊二/桧井保孝 151L
#2 アイフェル・DUNLOPインプレッサ 渋谷努/荒川雅彦 151L
#20 RSオガワADVANランサー 伊藤勝一/細野/小川 150L
#77 ギャザズ・ドライダー・シビック 山本/辻本/宮城 147L
#39 ウエスティンINTEGRA 尾本直史/磯田尚孝 146L
#52 5ZIGEN CIVIC 西垣内正義/渡辺明 146L
#87 FALKEN★パルサー 菊地靖/竹中正信 146L
(4/4 入場者数28,900人)
スーパー耐久第1戦MINE -RIJ- (1999-04-03) Qualifying-Session
For スーパー耐久シリーズ第1戦 MINEサーキット : 3.331km
P No.Cl. Driver(s)------------------------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 8 1 福山 英朗/大八木 信行 Nissan Skyline GT-R 1'33.154 128.729
2 23 1 砂子 智彦/山田 英二 Nissan Skyline GT-R 1'33.464 0.310 128.302
3 1 1 粕谷 俊二/檜井 保孝 Nissan Skyline GT-R 1'36.149 2.995 124.719
4 11 2 木下 隆之/中谷 明彦 Mitsubishi Lancer 1'36.167 3.013 124.696
5 20 2 伊藤 勝一/細野 智行 Mitsubishi Lancer 1'36.734 3.580 123.965
6 2 2 渋谷 勉/荒川 雅彦 Subaru Impreza 1'37.468 4.314 123.031
7 27 2 牧口 規雄/志村 久 BMW M3 1'38.702 5.548 121.493
8 7 3 元谷 宏大/黒木 健次 Honda Prelude 1'39.020 5.866 121.103
9 19 2 本田 和義/大野 尊久 Toyota Celica GT-4 1'39.173 6.019 120.916
10 39 3 尾本 直史/磯田 尚孝 Honda Integra 1'39.793 6.639 120.165
11 18 2 新宅 文亮/伊藤 隆文 Mazda RX-7 1'39.850 6.696 120.096
12 35 2 村尾 真吾/滑川 健 Toyota Celica GT-4 1'40.374 7.220 119.469
13 77 4 山 本泰吉/辻本 聡 Honda Civic 1'40.570 7.416 119.236
14 41 4 谷川 達也/福田 淳 Subaru Impreza 1'40.896 7.742 118.851
15 87 4 菊地 靖/竹中 正信 Nissan Pulser 1'41.017 7.863 118.709
16 53 4 小林 敬一/原 貴彦 Honda Civic 1'41.084 7.930 118.630
17 28 3 佐藤 清治/佐藤 淳 Honda Integra 1'42.203 9.049 117.331
18 49 3 瀬野 渉/新谷 栄章 Nissan Silvia 1'42.704 9.550 116.759
19 78 4 丸山 浩/大井 貴之 Honda Civic 1'42.970 9.816 116.457
20 16 3 松浦 俊之/中村 仁 Toyota Celica GT-4 1'43.641 10.487 115.703
21 81 4 久保 美佐夫/井上 裕之 Toyota Levin 1'43.741 10.587 115.592
22 36 5 藤田 隆之/惣田 季靖 Toyota Altezza 1'43.902 10.748 115.413
23 96 4 岩口 博/テツ 清水 Toyota Levin 1'43.965 10.811 115.343
24 67 4 吉本 慎一郎/柴田 政則 Toyota Levin 1'45.243 12.089 113.942
------------------------------ DNQ -----------------------------------------
25 52 4 西垣内 正義/渡辺 明 Honda Civic 1'40.823 7.669 118.937
26 32 1 竹内 浩典/田中 哲也 Nissan Skyline GT-R 1'42.997 9.843 116.427
27 71 4 関根 基司/松田 晃司 Nissan Pulser 1'43.101 9.947 116.309
28 3 3 保田 健雄/関口 智音 Mazda RX-7 1'43.000 9.846 116.423
29 3 中谷 誠志/大橋 正澄 Honda Integra --------
33 2 三好 正己/村松 康生 Mazda RX-7 --------
10 1 木下みつひろ/土屋武士 Nissan Skyline GT-R --------
****************************************************************************
* 総合 予選通過基準タイム (130%) 2'02.532
Class 1 予選通過基準タイム (110%) 1'43.681
Class 2 予選通過基準タイム (110%) 1'46.469
Class 3 予選通過基準タイム (110%) 1'50.393
Class 4 予選通過基準タイム (110%) 1'50.979
Class 5 予選通過基準タイム (110%) 1'52.690
提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINE
* FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *
'99フォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会
4月6~7日富士スピードウェイで開催
開幕まであと半月となったフォーミュラ・ニッポン。開幕前の最後の公式走
行会が富士スピードウェイで行われる。
高速コースの富士で、不利と言われているローラ、Gフォース勢がレイナー
ドとの差をどこまで詰めてくるのか注目される。
ドライバーの顔触れでは、当然ながら今シーズンのレギュラードライバー達
だが、唯一、既にチームでのエントリーは決まっているものの、5ZIGENの6号
車を隠れた実力派田中哲也がドライブする。
また、エントリーには名を連ねているものの、MIRAIの#32近藤真彦は今回も
参加は微妙な状態の模様。
日 時:4月6日(火) 10:00~12:00/14:00~16:00
4月7日(水) 9:00~11:00/13:00~15:00
****1999年フォーミュラ・ニッポン第3回公式走行会エントリーリスト****
チーム ドライバー 車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans 1 本山 哲 レイナード99L/無限MF308(東名)
2 山西康司 レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO 3 川本 篤 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 脇阪薫一 レイナード99L/無限MF308(尾川)
6 M.クルム レイナード99L/無限MF308(尾川)
6 田中哲也 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI TEAM NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03/無限MF308(尾川)
10 加藤寛規 GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 立川祐路 レイナード99L/無限MF308(尾川)
12 飯田 章 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT 14 道上 龍 ローラB99-51 /無限MF308(無限)
15 影山正彦 ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
TMS 17 D.シュワガー レイナード99L/無限MF308(東名)
18 黒澤琢弥 レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL 19 影山正美 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
20 野田英樹 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
ARTA 55 金石勝智 ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
56 脇阪寿一 ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 柴原眞介 レイナード99L/無限MF308(シエラ)
63 OSAMU レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 64 T.コロネル レイナード99L/無限MF308(尾川)
65 光貞秀俊 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 R. デルフラー ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
※MIRAI(No.32)の参加は未定。
DoCoMo DANDELIO(No.69)は不参加。
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***
JRPから3月30日付けの最新版エントリーリストが発表された。
3月17日付けのリストとの変更点は、以下のとおり。
・5ZIGENにテストで好タイムをマークしているM.クルムが登録された
・TMSにシュワガー、黒澤が登録された(既報)
****1999年全日本選手権フォーミュラ・ニッポンエントリーリスト****
チーム ドライバー 車両
------------------------------------------------------------------------
UNLIMITED Le Mans 1 本山 哲 レイナード99L/無限MF308(東名)
2 山西康司 レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA 9 R.ファーマン GフォースGF03/無限MF308(尾川)
9 加藤寛規 GフォースGF03/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
ARTA 55 金石勝智 ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
56 脇阪寿一 ローラB99-51 /無限MF308(松浦)
------------------------------------------------------------------------
BE BRIDES IMPUL 19 影山正美 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
20 野田英樹 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN 5 脇阪薫一 レイナード99L/無限MF308(尾川)
6 M.クルム レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
SPEEDMASTER MOONCRAFT 14 道上 龍 ローラB99-51 /無限MF308(無限)
15 影山正彦 ローラB99-51 /無限MF308(無限)
------------------------------------------------------------------------
COSMO OIL CERUMO 11 立川祐路 レイナード99L/無限MF308(尾川)
12 飯田 章 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA 64 T.コロネル レイナード99L/無限MF308(尾川)
65 光貞秀俊 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
TMS 17 D.シュワガー レイナード99L/無限MF308(東名)
18 黒澤琢弥 レイナード99L/無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
TAKAGI B-1 36 玉中哲二 ローラB99-51 /無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
LEYJUN 62 P.ダンブレック レイナード99L/無限MF308(シエラ)
63 OSAMU レイナード99L/無限MF308(シエラ)
------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO 3 川本 篤 レイナード99L/無限MF308(尾川)
------------------------------------------------------------------------
MIRAI 32 近藤真彦 ローラB99-51 /無限MF308(東名)
------------------------------------------------------------------------
DoCoMo DANDELION 68 R. デルフラー ローラB99-51 /無限MF308(東名)
69 T.B.N. ローラB99-51 /無限MF308(東名)
-----------------------------------------------------------------------
(1999.3.30現在)
情報提供:株式会社日本レースプロモーション(JRP)
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)***