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1997年10月

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/8

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
Inside Report Special          インサイドレポート 特集       FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース
GTインサイドレポート・スペシャル
◎GT500クラス・エントラントにきく 3
No.13 エンドレスアドバンGTR 松井秀樹監督
「現状の不満はとくにない。ウチのクルマは96モデルだけれど、富士なんか星野さ
んや長谷見さんの97モデルの前を走れたりしたんですよ。ウチの場合は、レギュレー
ションのなかでいかに速くするか、チーム内でまずやれることをやらないといけな
い段階なんです。要望としては、リストリクターの径をもう少し大きくしてくれた
らと思います。対スープラだと1.5秒の差、同じヨコハマタイヤでも1秒差ですか
ら。前回の富士はトップがスープラばかりだったでしょう。スープラのなかに割っ
て入れるようなレースにしてほしいですね。まあ、ニューツーリングに比べれば均
一化が図られてると思います。来年は、なおいっそうプライベーターにも参加しや
すいようにしてほしいですね。プライベーターには部品が高くて予算的には苦しい
です」
No.8 POWER CRAFT SUPRA  尾籠 登 監督
「他のカテゴリーから比べたらレギュレーションはかなりまともでしょう。今まで
の他のカテゴリーでの経験を経て、正常化してきたんじゃないかな。現状では不満
は全然ないです。ただ、もっとファンと近い位置にこないといけないでしょう。ま
だ、エントラントとファンの距離はあります。どういうふうにすればいいか具体的
なアイデアは出ませんけれど。来年は現状維持でOKだと思います」
◎GTアソシエイション事務局長にきく
当インサイドレポートでは、第4戦、第5戦(一部今回)と、GTCの現状と今後に
ついてのエントラントの意見を掲載してきた。今回は、第5戦時に予告したとおり、
GT-Aサイドの考えかたを加治次郎事務局長にきいた。
GTアソシエイション 加治次郎事務局長
「GT-Aの設立当初からのメンバーが同意した考えかたとして、できるだけ多くの車
種が出場できるようにし、お客さんもたくさん集めよう、しかもそれを一時的なも
のに終わらせず、継続できるようにしていこうということがあります。その考えか
たからすれば、現状は必ずしも成功しているとは認識していません。外部から見れ
ば、お客さんはそこそこ入っているし、参加車両も多く、成功しているように見え
るかもしれませんが、それが継続できるかたちにはなっていません。まだ多くの課
題を抱えています。GT300については、多くの車種がそれほどコストかけずに参加し
ており、タイムも接近して比較的いい状況にあるといえますが、GT500はこのとこ
ろ車種が限られてきています。なんらかの対策を考える必要はあると思います。
 車両規則についてはあくまでJAFが決めるものであり、来年の規則がすでに発表さ
れているわけですから、それに沿ってやっていくことになるでしょう。ただ、その
運用については、従来の枠にとらわれない考えかたが必要になってくると思います。
たとえば、トップ争いをするクルマにはきびしく、そうでないところには寛容に、
というのもひとつの考えかたではあります。
 GT500より上のクラスを新設するという考えは、GT-A内部には今のところまったく
ありません。日本のGTCは、そこそこ数が売れているクルマでやるというところに基
本があります。価格の高い少量生産車は、その基本理念から外れることになります。
といっても、FIA GTを走っているようなクルマは絶対に入れないというつもりはあ
りません。プライベートがメーカー系チームに対抗するために持ってくることは、
むしろ歓迎します。もちろんその場合は、日本のGT500の性能に揃うように調整して
もらうようになるでしょう。その意味で車重は1250kg、リストリクターは国内の車
両と同じという規定は妥当といえるのではないでしょうか。ただ、これを車両によっ
て変えることもありうると思います。しかし、メーカーがこういった車両でGT500に
出てくるということは望ましくないでしょう。そうすると先に言ったGT-Aの基本理
念から外れてしまうわけですから。
 日本でモータースポーツをもっとメジャーなものにしていくためにも、従来のよ
うにひとつのカテゴリーを作っては壊しというやりかたをしていたのではいけない
でしょう。お客さんやスポンサーを裏切らないためにも、継続的なかたちでやって
いけるような態勢を自分たちの手で整備していこうというGT-Aの基本理念を、改め
てみなさんにも再確認していただきたいと思います」
*今回のレポートは以上です。
*このレースの模様はTV東京系で11/3 11:30より放映されます(#2963参照)。
 お見逃しないように。
*'97選手権シリーズは以上で終了ですが、
 NICOS CUP GTオールスター戦でもGTインサイドレポートは
 発行されますので、ツインリンクもてぎでのGTオールスター戦(11/15,16)も
 お楽しみに。
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =
*全日本GT選手権シリーズに関するご質問、ご意見はモータースポーツ
 フォーラムの国内レース会議室(FMOTOR4/MES:10)または、上記の古屋までメー
 ルでお寄せください。みなさまのご意見はGT-A関係者のお手元に必ずお届けし
 ます。
 また、インターネット・ホームページ"GTC Offcial WebSite"でも、最新の
 GTC情報をカラー写真入りでお知らせしています。こちらにもメッセージコー
 ナーがございますのでぜひお越しください。
 URLは、"http://www.gtc.infosim.co.jp/"です。

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/7

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
GT Inside Report           インサイドレポート3              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース
ドライバーポイント
[GT500]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10  10/5   10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ    67*      12   20  15  20
2  39 影山正美       67  15   20    8  20       4
3  37 関谷正徳/鈴木利男  64  12    6   12  12  12   10
4   2 鈴木亜久里      60  20   10   15   1   2   12
5  39 谷川達也       52   -   20    8  20       4
6   2 E.コマス       50  20    -   15   1   2   12
7   3 長谷見昌弘/田中哲也 37  10   15    2   6   4
8   8 田嶋栄一/M.グーセン 32   6       6         20
9  100 高橋国光/飯田 章  30   -             15   15
10  38 竹内浩典/金石勝智  27   4    2   10   3   8
*上位入賞回数の差でM.クルム/P.デ・ラ・ロサ組がチャンピオンとなる
[GT300]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10  10/5  10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  19 織戸 学/福山英朗  90  20   15   15  12  20    8
2  26 鈴木恵一/新田守男  89  10   20   12  20  12   15
3  25 土屋武士       52  12       20   8   -   12
4  25 長嶋正興*       52  12       20   8      12
5  71 星野 薫/城内政樹  51   8    8   -   6  15   20
6  910 袖山誠一       38  15    3   10  10   
7   27 太田哲也**      31      10    2  15   4
8   7 山路慎一/松本晴彦  31  -   12    8      1   10
9   27 A.オロフソン     25      10   -  15       -
10  51 石原将光/池谷勝則  22   8    8   -   4   -    2
*:Rd.5はNo.72で出場、 **:Rd.5はNo.28で出場
チームポイント
[GT500]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5   Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10  10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 36/37/38TOYOTA Castorl TEAM 89      12    12      20  15  20   10
2 39  TOYOTA TEAM SARD    67      15    20       8  20       4
3 2/556 NISMO         61     20    10      15   2   2   12
4  3  ハセミ・モータースポーツ     37   10  15    2   6   4
5  5  TEAM 5ZIGEN      32    6       6         20
6 100 チーム国光with MOONCRAFT 30    -            15   15
7 12  HOSHINO RACING     24       8            10   6
8  8  POWER CRAFT      21    1       4     10    6
9 510 RYOWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO
                11   -  -    3     8
10 13  ENDLESS SPORT      8    3             4   1
[GT300]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5   Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE   SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1  19 RS-Rレーシングチームwith BANDOH 90  20  15   15  12  20    8
2  26  TEAM TAISAN Jr    89   10  20   12  20  12   15
3  25  土屋エンジニアリング    52   12      20   8   -   12
4  71  シグマテックレーシングチーム   51   -   6   4   6  15   20
5  910  910 RACING      38   15   3   10  10   
6 27/28 TEAM FERRARI CLUB OF JAPAN
                 31      10   2  15   
7   7  RE雨宮レーシング   31      12   8         10
8  51  コブラレーシングチーム     22    8   8   -   4   -    2
9  72  KRAFT         16                10    6
10  81  TEAM DAISHIN     16    3   4   6          3
*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです
*スペシャルレポートに続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/6

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
GT Inside Report           インサイドレポート2              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース
☆決勝直前・チャンピオン候補にきく
No.36 カストロール・トムス・スープラ(GT500ランキング1位)
ミハエル・クルム「予選は9番手ですからあまりよくなかったです。午前中にエン
ジンに問題があってタイムが出なかったんですが、午後エンジンを換えて9番手の
タイムが出ました。でもあとコンマ1秒速かったら、7番手でNo.39の前に出られた
ので、それが残念です。今90kgというハンデが載っているんですが、それがここの
上り坂とブレーキングできびしいので、今日の感じとしてはあまりうれしくないで
すね。明日は、勝つのはちょっと難しいでしょう。それより自分たちのクルマはコ
ンスタントにタイムが出ているので、それを利用して、また前回もそうだったよう
にピット作業をうまく使って、きちんとペドロに渡したいです。それでペドロが抜
いてくれればなおいいですね。(最後に日本語で)デモ、トテモオモイデス」
ペドロ・デ・ラ・ロサ「ボクは、明日のことはあまり心配していません。というの
も、クルマはコンスタントにタイムが出るようになっているものですから。確かに
90kgというハンデはありますけれど、そんなには心配していません。明日重要なの
はインテリジェンス、つまり頭を使ったレースといえるでしょう。我われのチーム
は、No.36にもNo.37にも両方にチャンピオンのチャンスがあるわけで、チームが頭
を使って、どちらからピットに入れるかをまず決めなければいけません。そのうえ
でピットワークが非常に重要になってくるでしょう。デンソー・スープラをチーム
プレイで抑える可能性については、No.37がチャンピオンを取れる可能性がなくなっ
たとわかれば、ありうる話だと思います。ただ両方ともチャンピオンの可能性があ
るわけですから、状況を考えながら運転しなければいけないですし、チームもそれ
をよく考えなければいけません。そこが明日のレースの重要なキーになると思いま
すね。(最後に日本語で)ドウモアリガトウ、ソレデモガンバリマス」
No.19 RS☆Rシルビア(GT300ランキング1位)
福山英朗「結局10番手ですね。まぁあんまり重たい重たいという話はしたくないん
ですが、そんなこと考えててもしかたないんで、あんまり考えないようにしていま
す。だけどこれまでウエイトが増えるたびにチームが総がかりで対応してくれたん
ですけれど、ここまで来るとさすがにどうしようもない。何やってもクルマが反応
してくれないところまできちゃいまして、しょうがないですね。明日は、たぶんレー
スは荒れるでしょうから、ぜひとも武士くんにはトップとって、ポイントを接近さ
せてもらって、あとは日ごろの行いがいいほうにチャンピオンが転がり込むんじゃ
ないかと思います。ところが最近、新田守男の行いがちょっとよくなっちゃった
し(笑)、恵一さんは7時くらいに寝ちゃうらしいし(笑)、結構不利かなあって
感じですね。8ポイント差というのは、ラップタイムが同じだったら大きいですね。
でもタイムがちょっと違うので、さほど大きいとは言えないんじゃないでしょうか。
序盤で上にいきたいんですが、肝心なところが遅いですから、多分いけませんね。
だからホントに武士くんに勝ってもらって、間違っても恵一さんを勝たせないよう
に、今日同盟を結びたいと思います(笑)。あ、でも武士くんは師匠が恵一さん
か…。それに一番の問題は織戸の日ごろの行いなんだよなぁ(笑)。まぁ正直なと
ころ、今回はほんとうにきびしいです。今年一番の気合いの入った予選をやったん
ですが、この程度なので、やはりいろんな混乱が起きてくれることを祈りたいと思
います」
織戸学「ボクも福山さんと同じです。とりあえず最終戦まで来て、チャンピオンに
王手をかけてますんで、それに向かってチーム全員がほんとうに一生懸命やってい
るので、なんとか明日いいかたちでGTのシリーズを終えたいなと思ってます。今日
の結果ではなく、明日のゴールしたときの順位とポイント、それだけ考えて頑張り
たいと思います。ただ100kgのハンデは、80kgまででは感じなかったものがいろいろ
出てきちゃった気がしますね。とくにここのコースのせいもあると思うんですが、
すごく重いんです。金曜日ここで初めて乗ったときに、なんか全然違うクルマに感
じられましたから。とくに上りの区間が遅いのと、ブレーキの制動距離が伸びちゃ
うんで、全般的に遅くなっちゃいますね。それでも今までウチのチームはピット作
業とかいい感じにできてたんで、明日もそれをやって、頑張りたいですね」
No.39 デンソーサードスープラGT(GT500ランキング2位)
影山正美「ベストをつくして頑張ります。暑くても寒くても、雨さえ降らなければ
関係ない。とにかくNo.36の前にいないと。5ポイント差をつけないとね」
No.26 タイサンスターカードRSR(GT300ランキング2位)
新田守男「いくだけいくしかない。ウエイトを積んでるわりには思ったほど悪くは
ないって感じかな。ただ、決勝はきびしいでしょう。ストレートスピードがつちや
MR2より12km/h遅い。シルビアとは最終コーナー立ち上がりでほとんど一緒。80kgと
100kgの差はもちろん大きいけれど、実質はあまり変わらないと思う。シルビアのほ
うは20kgの差を感じてるかもしれないけれど、ウチは有利だとは思っていない」
☆決勝日のトピックス
No.19 RS☆Rシルビア
織戸学「昨夜、足回りのセッティングを大幅に変えたんですが、それが大正解だっ
たようです。もう昨日までとは全然違いますね。すごくよくなりました。燃料がカ
ラでも満タンでもタイムが出てますし、かなりいけそうな感じです」
*25 つちやMR-2
土屋武士「朝は、走り出してすぐターボが壊れて、今交換中です。タービンの羽が
欠けたみたいです。でも朝のうちでよかったですよ。決勝中でなくてラッキーって
感じですね。昨日のうちにフル満タンのテストも終えているので、朝走れなかった
のはまったく心配していません」
No.910 ナインテンポルシェ
玉本秀幸「昨日の予選タイムが取り消しになったのは、午後、ガーニーフラップを
ダウンフォースをつける方向で調整したら、それが規定より7mm出っ張ってしまった
ためです。午前は出ていなかったんで、そのタイムは認めてほしかったんですけ
ど…。今朝のタイム(クラス3番手)はダンロップのソフト系タイヤがよかったか
ら。予選で使った中古なんですけどね」
No.26 タイサンスターカードRSR
新田守男「今朝のタイム(クラス8番手)はほぼ満タン状態でのもので、ウチとし
てはこれくらいでしょう。29秒台ではいけないでしょう。路温はもうちょっと上がっ
たほうがいい。まあ陽も出てきたし、このままということはないでしょう。予選順
位が4位から3位に繰り上げになったのはうれしいですね。でも、ナインテンのペー
スは結構速いから、すぐ上に来ちゃうと思うと思うけど」
No.51 コブラポルシェ
池谷勝則「今は2番手だったみたいね。予選用仕様はないんで、決勝も予選と同じ
ようなタイムで走れるのが強みです。燃料は60リッター積んでました。本番もこれ
でスタートします。タイヤは路温が低かったのにきちんと発熱してくれた。決勝で
も問題ありません。最終戦だから、表彰台の片隅でもいいから上りたいね」
No.39 デンソーサードスープラGT
影山正美「クルマは決まってますよ。満タンのテストでもOKでしたし…。No.36が
タイム上げてきてますけど、あれは一発でしょ。ウチはコンスタントにいけますか
ら大丈夫です。ま、でも、他のクルマのことはあまり考えずに、とにかくミスなく
やります。1台でも前に行くだけですね。やるだけのことをやって、悔いのないよ
うにしたいです。ボクのレース人生で全日本タイトルに挑むのは2度目で、F3のとき
はタイトルをとりそこなってます(インサイドレポート班注 '94年全日本F3選手権
でM.クルムに次いでシリーズ2位)から、今回はぜひとりたいですね。それにあん
まり外人ばっかりタイトルとるのもおもしろくないでしょ」
谷川達也「タイトルは意識せずいつも通り淡たんといくだけです。あせらずじっく
りいけば、結果はついてくるでしょう。とにかくNo.36より前でゴールしますよ」
No.3 ユニシアジェックススカイライン
朝のフリー走行の後、フロントのダンパーを交換していた。「今ごろこんなことやっ
てるんだから、どれだけクルマに苦労してるかわかるでしょ?(笑)」と長谷見昌
弘。「ちょっとフロントを柔らかくしてるんだ。ハネる箇所があったんでね。それ
にしてもスカイラインはきびしいね。ストレートがこんなに遅いんじゃ勝負になら
ないよね。それに6気筒で前が重いから、リアに荷重がかからない。だから燃料が
満タンでもカラでもタイムがおんなじなんだ。ま、スカイラインはどこもみんな渋
い顔してるでしょ。星野のとこなんか、おっかないから行かないほうがいいよ(笑)」
◎決勝前のにわか雨
 午前中は気温は低いながらも澄み渡っていた青空が、決勝を前にしてにわかに曇
り、細かい雨がパラついてきた。ポールスタートのNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章に
「雨はどうですか?」と水を向けると、「ダメ」と一言。No.18 avex童夢無限NSXの
黒澤琢弥も「走ってないからわからねェ」と、表情はあまりさえない。しかし、
NSXが雨で不利というわけではないようだ。トムスの伊藤エンジニアは、「NSXがダ
メと言ってるのはフィーリングの問題でしょう。仙台ハイランドでも雨で妙に速かっ
たし、データ上ではウチが完全に負けてます」という。そうは言っても、もちろん
トムスが勝負をあきらめてしまったわけではない。「雨の作戦というのはとくにあ
りません。ウェットタイヤで走るだけです。でも、レースはなにがあるかわかりま
せんから。とくに雨だといろんなことがありますからね」と、虎視耽々と勝利を狙っ
ているようすだった。
 一方、GT300クラスでは、予選トップのNo.25 つちやMR-2の土屋武士が「雨はやみ
ますよ。やまないと帰る(笑)」といえば、No.26 タイサンスターカードRSRの鈴木
恵一も「ダメ(笑)。ダンロップがいっちゃうんじゃない? タイヤは坂東のとこ
も一緒だけどさ、8ポイント差があるから、ウチはできるだけ前にいかなきゃいけ
ない。でも、雨だとそれが難しいよね」と、ヨコハマタイヤ勢のトーンが低い。し
かし同じくヨコハマを履くNo.27 シェル・フェラーリF355の太田哲也は「路面が濡
れているとトルクの差が出にくいからチャンスはある。ヨコハマとダンロップとどっ
ちがいいかは、雨の量にもよるから、なんとも言えないよ」と、必ずしも不利とは
考えていないらしい。
 対するダンロップ勢では、No.7 RE雨宮SuperG RX7の松本晴彦が「雨でパワーの差
が縮まるからいいんじゃないでしょうか。とくに雨のテストというのはしていませ
ん。仙台ハイランドのように、テストのときたまたま雨だったことはありますが、
セッティングを出すまではいってません。でも、タイヤは大丈夫。たぶんダンロッ
プのほうがいいんだろうと思います。表彰台の真ん中ですか? ウーンそうですね。
トラブルさえ出なければ…」と、控え目な表現ながらも心中かなり自信がありそう
なようすだった。
◎決勝タイヤレポート
ブリヂストン
スリックは全車ソフトタイヤを選んでいる。交換が前提。雨天用は2種類。斜めの
グルーブが入ったほうが雨が少ないとき用で、U字型のグルーブが入ったほうが通
常のレインタイヤ。ヘビーレイン用、カットスリックなどは用意なし。どのタイヤ
でスタートするかは各チームに任せている。
ヨコハマ
GT500の晴天用は、No.13 エンドレスアドバンGTRとNo.34 STPタイサンアドバンバ
イパーがミディアム、No.39 デンソーサードスープラGTがソフトを選択。どちらも
交換が前提。デンソーサードスープラGTはソフトでも40数ラップ24秒台が可能。雨
天用は、レインとスーパーレインの2種。一応カットスリックの用意もあるが、予
選用と割り切っている。
GT300の晴天用は、No.19 RS☆Rシルビアがソフトで、交換が絶対条件。No.25 つ
ちやMR-2は「しっかり感がある」とのことで、ハードを選択。無交換でOKだが、交
換の可能性もある。No.26 タイサンスターカードRSRは前がソフト、後がミディア
ム。交換は後輪だけの可能性が高い。その他のGT300マシンはソフトを選択。交換を
予定してしないチームが多い。雨天用はGT500同様、レインとスーパーレインの2
種。こちらも一応カットスリックの用意があるが、決勝での使用は薦めていない。
ダンロップ
GT500は、No.5 5ZIGEN SUPRA、No.88 JLOCディアブロGTRの2台とも晴天用はミ
ディアムを選択。交換必要。雨天用はカットスリック、インターミディエイト、ウ
ェットの3種。
GT300の晴天用は、No.71 シグマテック911とNo.81 ダイシンシルビアがミディア
ムを選択。ともに交換を予定している。それ以外はソフトで、交換が必要となる。
雨天用はGT500同様、カットスリック、インターミディエイト、ウェットの3種。
○決勝スタート直前 13時50分現在
*急な雨のために13時40分から15分間のフリー走行を実施
 天気:曇り時々雨  コース:ウェット/ハーフウェット
 気温:10度  路面温度:12度
 入場者数:10/26 35,600人(10/25:6,200人 曇り)
◎ピットスタート
No.13 デフ・トラブルの修理、No.510 スタータートラブル
*ローリング開始:14:20
*リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No.   原因             周回数
------------------------------------------------
No.3   ミッション           17L
No.17  オイルクーラー         21L
No.27  コースアウト          36L
No.77  デフ(コース上でストップ)   43L
No.91  他車との接触          45L
No.556  エンジン            50L
No.100 RAYBRIG NSX(総合2位)
高橋国光「亜久里を抜いたのは気がつかなかったよ。一度、当てられてスピンして
遅れちゃったんだけど。そのあと抜き返したの? ああそう、知らなかった」
飯田章「いや、国さんもそれだけ真剣だったってことですよ。表彰台に上がれてよ
かったです」
No.2 ZEXELスカイライン(総合3位)
鈴木亜久里「止まりきれなくて国さんに当たってスピンさせちゃったんで、最後は
先に行ってもらおうと思った。いや、譲ったわけじゃなくて自分ではみだしちゃっ
たんだけど(笑)。でも、なんとか表彰台に立ててよかった」
No.26 タイサンスターカードRSR(GT300クラス2位)
新田守男「すごく悔しいね。黄旗追い越しとかそういうのないの?」
No.25 つちやMR-2(GT300クラス3位)
土屋武士「あの状況ではトップは守りきれなかった。でもベストはつくしたので満
足はしています」
*インサイドレポート3に続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/5

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 25 Oct.'97
GT Inside Report           インサイドレポート1              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT選手権レース
☆練習日のトピックス
No.556 KURE R33
金曜日の3回目のフリー走行セッションが始まる前に影山正彦に話をきいた。「ス
カイラインとしてはよく仕上がってるんだけどね。2セッション走って、スカイラ
インではNo.2 ZEXELに続く2番でしょ。しかもさっきZEXELはソフトタイヤだった
のにウチはハードだったからね。まぁでも、スカイラインは97年モデルでは限界か
もしれない。98年モデルに期待したいですね。実際、もう先行パーツを試したりし
てますから、例年より早い時期に投入されることになると思います。それはそうと
ね、今回のレースは荒れるよ、きっと。だって今日のフリー走行も、首都高でレー
スしてるみたいだったもの。寂しい話だけど、レースは荒れてもらったほうがいい
ね。状況が悪くなれば、自分がトラブルに巻き込まれる可能性も高いけど、その分
チャンスが開けるからね」。ところがこのセッションの終了間際に最終コーナーで
激しくクラッシュし、マシン前部を大破させてしまった。『荒れる』という予感が
早くも最悪の形で現れてしまったわけだが、ドライブしていた影山は軽いむち打ち
症状程度で済んだ模様。しかしマシンは修復不可能と判断され、急遽東京から96年
モデル(開幕戦で優勝した元ZEXEL号)を取り寄せて予選と決勝に出走することに
なった。
「ちょっと大袈裟に首にガードをつけてますけど、身体は大丈夫です。マシンは…、
まぁガタガタになるまでテスト済みですから(笑)、大丈夫でしょう」(影山)
No.27 シェル・フェラーリF355
 美祢の第5戦をNo.28のみで戦ったチームFCJフェラーリ。今回は2台揃い、
No.27に太田哲也とハイランドで1回走ったスティーブン・アンドスカーのコンビ、
No.28には山崎正弘とフェラーリ・チャレンジ・ジャパンのトップランカー、パト
リック・バンスクートのコンビがそれぞれ乗ることになった。マシンにはとくに大
きな変更はない模様。太田によれば、「トルクが足りないので、ストレート後半は
まだいいのだけれど、前半の上り部分はとてもターボ付きのマシンについていけな
い。それでもここはコーナーでスピードを落とさずに行けるところが多いので、美
祢よりはだいぶいいと思う。予選でなるべく前に行って、決勝で早めに逃げないと
ポルシェに追いつかれると思うから、予選は5位以内を狙います」
No.57 SiFo Spider Ver.GT
 第2戦の富士に登場したものの、フリー走行でエンジンを壊し出場できなかった
ルノー・スポール・スピダーが、最終戦にようやく再登場した。SiFo代表の藤井氏
によれば、「今回はエンジンとミッションを3基ずつ用意しています」とのことで、
スピダーが初めて決勝レースに出場するのは間違いなさそうだ。今回ドライバーは、
N1耐久ラウンドで活躍、GTC第2戦ではナインテンポルシェをドライブした砂子智
彦と、ミラージュ・レースなどで実績のある吉富章の二人。砂子によれば、「今回
はとにかく80%の力で走って完走を狙うだけです。なにせパワーは250hpくらいです
し、ギアが全然あってないものですから。2速が全然あってないのと、ストレート
で4速までしか入らないのがきついですね。他のクルマに抜かれるのに神経を使う
ので、大変です」とのこと。
☆予選日のトピックス
No.100 RAYBRIG NSX
 1回目の公式予選で飯田章がトップタイム(1分21秒805)をマークした。昨年R.
シューマッハ(マクラーレンF1GTR)が記録したコースレコードを0.6 秒近く短縮す
るタイム。高橋国光によれば、「とにかくクルマが乗りやすいんです。童夢のほう
は満タンだとアンダーからオーバーに変わるなんて言ってるようですが、ウチのは
まったくクセがないんですよ。ガソリンの量もとくに関係ないみたいです。まぁこ
のコースは、美祢もそうでしたけど、NSXに向いているんでしょう。速いというより
ムダがないという感じです。それと6速ミッションが、すごくうまくパワーをのせ
られるようにセットされているのがタイムに結びついているんでしょうね。今回は
ソフトめのタイヤを選んでいます。40周程度のロングテストもOKでしたので、問題
ないと思います。午後の予選もこのままイケるでしょう」と、自信満々だった。
No.38 カストロール・セルモ・スープラ
金石勝智「昨日は(セッティングが)森のなかの迷路に迷い込んでました。昨日の
状況のままではスカイラインが前にいってたかもしれない」
竹内浩典「やればやるほど深みにはまってたが、9月のここのテストのときのセッ
トに戻したらうまくいった。20分のセッションで時間をうまく使って、タイヤを温
めてアタックしました。No.18のタイムは見えたし、No.100のタイムもいけると思
う。午後はいくだけいきます。コース状況は悪くないし、路面のグリップも高いと
思う。決勝の作戦は思案中。フェラーリに当たらないように(笑)頑張ります。う
まいところで抜けるかがポイントでしょう」
No.8 POWER CRAFT SUPRA
ワイン・ガードナー「マシンのセットアップは長坂さんが昨日やった。自分として
はほとんどそのまま乗ったが、ただ今朝スプリングをハードなものに変えた。これ
で乗りやすくなって速くなった。長坂さんはやわらかいスプリングのほうを好むよ
うだけど。セッテリングにはほぼ満足しているが、あとコンマ2から3秒速くなると
思う。午後トラフィックがなければもう一度アタックするつもりだ。タイヤも1セッ
トしか使っていないし。ライバル? 全車だよ。とくにトムスが速い。ホンダもね。
チームが一生懸命やっているので表彰台に立ちたい」
No.25 つちやMR2
土屋武士「やりようによっては他チームも26秒台は出ると思う。ストレートスピー
ドはポルシェも一緒。予選はMR2のコーナーの速さが生かせるけど、決勝はタイヤに
優しいポルシェが有利でしょう。シルビアも、コーナーもストレートも速いし、す
ごくいいと思う。MR2はドッカンターボだから、そこらへんがネック。MR2とポルシェ
とシルビアがいい勝負になるでしょう。RX7もからんでくるかもしれないし。決勝で
はヨコハマタイヤにGT300クラスの今シーズンのパーフェクトをプレゼントしたい。
速いクルマはウエイト積んでるから、逃げるのはボクしかいないと思いますが、総
合力を含めるとポルシェとの争いになるでしょう」
No.26 タイサンスターカードRSR
鈴木恵一「(予選1回目のタイムは)こんなもんでしょう。この重さであそこまで
来てるからいいんじゃない。大渋滞だったしね」
No.60 ワイズダンロップBPキャバリエ
予選1回目、田中実のドライブ中にドーン! という音とともにマフラーのタイコ
の部分が破裂した。佐藤久美は、「私が運転しているときに爆発するよう田中さん
が時限装置をセットしたのだけれど、ちょっと早すぎて自分のときに爆発しちゃっ
たみたい」と大笑い。一方の田中は、「急にドカーンとフロアの下で爆発したんで
ビックリしましたよ。タイコのところだけで済んだんですけど、交換パーツがない
のでどうしようかと思ってるんです」と、笑顔ながらもちょっと困ったようすだ。
No.510 RH CERUMO SUPRA
ポール・ベルモンド「富士の第4戦でクルマの調子はすごくよかったし、今回もス
トレートが長いコースなのでチャンスは十分あると思う。ボクらのクルマは、エン
ジンだけは97年仕様だけれど、基本は96年モデルなので苦しいことは確か。でも美
祢ではとてもきつかったHパターンシフトのハンデがここでは少なくなるので、ぜ
ひともいい結果を残したい。最後のチャンスだしね」
No.34 STPタイサンアドバンバイパー
千葉監督「前戦の美祢より、リアのホイールを1インチずつ外に出し、それに合わ
せてリアフェンダーを20mmずつ広げてあります。またリアウイングを2ピースタイ
プにし、ブレーキも強化しています。ブレーキについては、今後タイサンのポンプ
を使った水冷装置をつける予定です。昨日のフリー走行で不調になったエンジンは
ハーネスのトラブルだったようです。なにしろ10気筒だもので、多少おかしくても
走れてしまうんです」
松田秀士「さっきホンの少し走っただけなんだけれど、アンダーステアがまだ強い
ね。せっかくリアはトレッドがひろがって安定したんだけどね。だから本当はやり
たくないんだけれど、リアのグリップレベルを少し落としてバランスを取った方が
いいみたいだね。まぁそれでも、いろんな問題がクリアになれば、あと1.5秒は速
くなると思うよ」
No.77 クスコスバルインプレッサ
 シーズン当初から噂のあったインプレッサが最終戦でデビューを果たした。キャ
ロッセの加勢裕二代表によれば、「クルマを造るのに時間がかかって、最終戦になっ
てしまいました。図面を引き始めたときから勘定すると1年ぐらいかかっています」
とのこと。「出場のきっかけは、ただやってみたかったのと、インプレッサは速い
はずと思ったから。ウチはインプレッサでジムカーナ、ラリーのタイトルをとった
し、ダートラも他のチームのインプレッサがとってます。もし、このGTCでとれれば
全部でしょう(笑)」。
 ベースマシンは4WDだが、キャロッセが独自にFRに改造している。エンジンは水
平対向4気筒の2リッターで「パワーは340~360馬力ぐらい出るはずですが、リス
トリクターで絞ってますからもう少し低くなっているはず」という。搭載位置はバ
ルクヘッドぎりぎりまで下げ、低重心を心がけている。エンジン以外のボディと足
回りは内製。レギュレーション上サスペンション形式は変えられないため、4輪ス
トラットのままだ。足回りに関しては「ごく普通にセオリーどおりに造っている」
とのこと。「ダートラのDクラスの車両を造るよりはラクでした。シンプルなFRで
すからね。FRのクルマをつくるのはすごく久しぶりなんです」という。加勢本人は
ラリー歴が約25年。現在もインプレッサで走っているが、「もう15年ぐらい前に
AE86とかサニーで筑波や富士を走っていましたよ」と、レース歴もある。このクル
マのシェイクダウンも自分で乗ったという。しかし、チームは「ボク以外はサーキッ
トは初めての素人集団」。チーム内では『パドックってどこにあるの? どうやっ
て借りられるの?』とか『ピットの水って飲めるの?』といった珍問が飛び交って
いるらしい。今後については、「98年は未定ですが、全戦出たいですね」と、意欲
は満まんだ。ただし今回は金曜日にエンジンが壊れてしまい、「予備エンジンがな
いんで、予選と決勝はN1よりもおとなしいノーマルエンジンで走ります」と苦戦は
免れそうもない。
 一方、ドライバーの小林且雄は、昨年JUNオート・スカイラインで出場して以来の
GT参戦。「シェイクダウンは先週の15日。FRでよく曲がるし、パワーもそこそこ出
てるから、感触はいい。シェイクダウンでは1分32秒ぐらいのタイムが出た。クル
マの回頭性は結構いい。サスペンションセッティングをしていけばさらによくなる
でしょう。今は立ち上がりでオーバーが出やすいから踏めないけど。さすがダート
ラチャンプを生んだファクトリーのクルマだけにしっかりつくってあるし、ボディ
剛性はかなりある。シャープな動きですよ」と、かなりの好感触をつかんでいるよ
うすだった。
No.7 RE雨宮SuperG RX7
山路慎一「クルマはなにも変わっていないのにフィーリングがかなり変わってしまっ
た。原因は不明。初期アンダーがすごくて、最終コーナーの飛び込みの『チョンブ
レ』はアウトに飛んでいくような危ない感じ。クルマがいうことをきいてくれない」
No.39 デンソーサードスープラGT
谷川達也「クルマのセッティングは決まってきたんですけど、タイムが出ないです
ね。ハンデの重さはとくには感じないんですが…。とりあえずNo.36の前ですけど、
真後ろですからねェ。明日はスタートで正美さんにできるだけ引き離してもらわな
いと、ボクには少し荷が重いかな。でも、前回の悔しさをはらすためにも頑張りま
す。No.36もハンデが重いから、お互いに我慢のレースになりそうですね。ピット勝
負になったら、ウチはいつも速いんで、そこで勝ちたいです」
No.36 カストロール・トムス・スープラ
ミハエル・クルム「予選9位というのはあまりうれしくない。午前中はエンジンに少
し問題があって、午後はこれを替えてタイムを出した。あとコンマ1秒速ければ
No.39の前に出られたのに残念だ。90kgのハンデは上りとブレーキにきつい」
ペドロ・デ・ラ・ロサ「明日はいい結果が出ると信じている。クルマはコンスタン
トにタイムが出るので決勝は大丈夫。90kgのハンデはあるが、そんなに心配はして
いない」
No.38 カストロール・セルモ・スープラ
竹内浩典「午後はセッティングを変えたけど、タイムは変わらなかった。ただ、決
勝セットはいいバランスが出ている。NSXは決勝セットでコンマ5秒以上速いんで、
正直、関谷さんのところを含めたスープラ2台はつらいかな。でも、決勝はなにがあ
るかわからないから、くっついていく。後ろで熾烈なチャンプ争いをしてもらって、
関係なく前でトップ争いをしたい。チャンプは関係ないんで暴れようかな。去年の
ハイランド以来勝ちがないんで、あとは運。いつ勝ってもおかしくない状況にはあ
るんです」
No.37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「クルマはとくに問題はない。今回は関谷さんの番なので、アタックもセッ
ティングもおまかせしました。今回はセルモが勝つかなと思ったけど、上にいった
ね。でも、NSXは速いね」
◎ポールポジション記者会見
No.100 RAYBRIG NSX(予選総合1位)
高橋国光「おかげさまで最終戦でポールポジションがとれてうれしく思います。飯
田章選手がかなり頑張ってくれましたし、マシン的にも、シャシーやその他の部分
がすばらしくて、成果が出せたと思います。結果だけがすべてですから、前回の美
祢の2位以上の結果を出せればと思っています。どこのチームも最終戦はかなりエ
キサイトして激しい戦いになると思いますが、そのなかで我々もアンラッキーなこ
とにならないよう、頑張りたいと思います。最近どこのサーキットでも追い抜きが
難しいので、やはりフロントローというのは有利ですから、明日は逃げるレースが
できれば一番いいですね。僕の若干マイナスの分、章にドンドン逃げてもらってプ
ラスしてもらおうかなと思ってます(笑)。とにかく、このサーキットにNSXが合っ
ている気がするんです。乗りやすいですし…。それとエンジンのほうにすごく元気
が出てきて、他のクルマとの差があまり大きく出なくなったことも一因でしょうね」
飯田章「たまたまというか、ポールポジションがとれてすごくうれしいです。クル
マのほうもチームのほうもすごくいい雰囲気で、シーズンの後半どんどんいい方向
で来ていますので、最後に勝って気持ちよくオールスター戦に出場したいと思いま
す。で、クルムとペドロがチャンピオンとってウチが優勝なら一番いいですね。明
日はできたらオープニングラップから逃げて、国さんに渡して、若い走りで(笑)
頑張ってもらいたいです。国さん、金曜日からすごくコンスタント・タイムも速い
んで、ボクもレースがすごく楽しみです。このサーキットではNSX速いですね。ただ
真っ直ぐだけは、ターボ付きや大排気量のマシンのほうがやはり速いです。だから
とにかくスタートで前に出ることですね。前に行かれてしまったら抜けないでしょ
うし。そのへんを重じゅう心得て……、まぁでも楽しいレースができればいいと思っ
てます。童夢のNSXと2台で逃げて、いいレースがしたいですね」
No.25 つちやMR-2(GT300クラス予選1位)
土屋武士「今日の予選の結果にはすごく満足しています。1戦欠場してしまったた
めにチャンピオン争いからは脱落してしまったんですが、メカニックが忙しい間を
ぬってマシンを仕上げてくれたので、とにかくメカニックのために明日優勝という
かたちを残したいと思います。クルマの仕上がりはすばらしいんですが、富士の第
4戦の例もありますし、レースはなにが起こるかわからないですから、その場の状
況を判断してベストをつくすことだけをいつもどおり考えて、頑張ります。予定で
はボクが先に乗って、引っ張れるだけ引っ張るつもりなので、最初はガソリン満タ
ンでスタートします。今回はヨコハマタイヤのGT300クラスのパーフェクトがかかっ
ているので、それをとにかく達成したいですね。オールスター戦にも出る方向で話
は進んでいると聞いています」
*インサイドレポート2に続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/4

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 26 Oct.'97
Race Report                    決勝レース                   FMOTOR4版
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大混戦の最終戦
雨の狭間を突いたNo.5 5ZIGEN SUPRAが初優勝!
正美の健闘届かずチャンピオンはクルム/デ・ラ・ロサ組に
 10月26日、スポーツランドSUGOで全日本GT選手権第6戦(最終戦)の決勝レース
が行われた。レース直前から雨が降ったり止んだりと天候が目まぐるしく変わるな
か、接近戦が展開され、特に終盤は目まぐるしくトップを含め順位が変わる混戦と
なった。その中、終盤を堅実に走ったNo.5 5ZIGEN SUPRAがGTC初優勝を飾った。GT
300クラスもNo.71シグマテック911が今季初優勝となった。
 チャンピオン争いはランキングトップのNo.36カストロール・トムス・スープラと
2位のNo.39デンソーサードスープラGTが序盤で接触し、No.36は大きく遅れ入賞圏
外となったが、No.39が上位入賞できなかったため、No.36ミハエル・クルム/ペド
ロ・デ・ラ・ロサ組がチャンピオンとなった。
スタート前に突然の雨。
それが混乱の始まりだった。
 決勝レースのスタート2時間ほど前に急に雨が降り路面はウエット状態となって
しまった。雨自体は20分ほどで止んだのだが、気温の低さから決勝レーススタート
時になっても乾かなかった。このため、急遽レインコンディション下のフリー走行
を15分行った。
 そして、路面が乾かない状態でレースはスタートとなった。フロントローの2台
のNo.100 RAYBRIG NSX・飯田章とNo.18 avex無限童夢NSX・黒澤琢弥が1コーナーへ
ならんで進入し、なんとNo.100がスピン、リカバリーしたものの28番手近くまで落
ちてしまった。一方、この先陣争いを制したNo.18は、2番手のNo.37カストロール
・トムス・スープラ・関谷正徳を徐々に引き離し、単独走行となる。2番手争いは
No.37、No.38カストロール・セルモ・スープラ・金石勝智、No.8 POWERCRAFT 
SUPRA、W.ガードナー、No.5 5ZIGEN SUPRA・M.グーセンのスープラ勢が1秒間隔ほ
どで競り合う緊迫した争いとなる。そして単独6番手にNo556 KURE R33が。ランキ
ング1、2位でチャンピオンを争うNo.36カストロール・トムス・スープラのM.クル
ムとNo.39デンソーサードスープラGTの影山正美は7、8番手。その後ろにはNo.2 
ZEXELスカイライン、No.12カルソニックスカイラインがほとんど差がなく4台がテー
ル・トゥ・ノーズ状態となる。スピンで遅れたNo.100は凄まじい追い上げで中盤の混戦
を掻き分け、わずか12周で6番手に復帰した。
 そして、19周目のストレートでNo.39のテールとNo.36のノーズが接触。No.39はそ
のまま走り続けたが、No.36は左フロントフェンダーを大破してピットへ戻る。普段
ならリタイヤするほどの破損だったが、チャンピオン争いを少しでも有利にするた
め、トムスは修理を決断し長時間の作業に入った。
 この頃になると、雲が途切れて日差しが強くなる。路面はドンドンと乾いてい
き、20周を過ぎる頃には走行ラインはドライ状態となる。このころからトップNo.18
のペースが上がらなくなり2番手集団のNo.8、No.37、No.38がじわじわと近づき差
は5秒程度となる。レース中盤となり、各車ルーティン(予定)のピットインへ。
コースコンディションを見てすべてのチームがスリックタイヤへと交換した。10番
手を走行していたNo.39が37周目にピットイン。ここでNo.36との接触で壊した右リ
アフェンダーがジャマしてタイヤ交換が速やかに出来ずに1分40秒近い時間をロ
ス。順位こそ13位での復帰だったが、これでチャンピオンの可能性は絶たれたかに
見えた。
ウェットからドライ。そして...
サバイバルレースは意外な結果に
 各車のピットが終わった47周目には、No.100、高橋国光が4番手にまで復帰、
トップNo.18山本勝巳の後方のNo.8長坂尚樹、No.37鈴木利男、No.38竹内浩典からな
る2番手集団の後ろにぴったりとくっつき4台でのサイド・バイ・サイドを展開す
る。その後ろにはNo.5田嶋栄一、No.2鈴木亜久里、No.556近藤真彦の順番に。だが
No.556はエンジントラブルで脱落する。
 そして、No.37は60周目の1コーナーでパスして、2位となる。これでこの時点
で10番手のNo.39が6位以上にならないとNo.37関谷/利男組の逆転チャンピオンと
なる。
 そしてこの頃からまたもや雨がコースを濡らし出す。トップNo.18はこのためか
ペースが大きく落ち、2番手No.37が差を詰めていく。一方、雨の降りはさらに強
くなり、スリックを履いている各車の挙動が安定しなくなる。
 そして、69周目の馬の背コーナーでNo.18山本がスピン。再スタートは出来たも
のの一気に4番手に落ちた。これでNo.37がトップに立つが、次の周にこの雨でも
ペースの良かったNo.38にかわされて再度2位に。だが、No.38も73周目に1コー
ナーでスピンし、グラベルにはまり自力で脱出することが出来ずに入賞圏外へと落
ちた。これでラスト8周。トップに立ったNo.37がも大逆転でチャンピオンと誰もが
思った76周目に、なんと利男がヘアピンで痛恨のスピンアウト。順位を3番手に落
とす。
 これでトップに立ったのはこの悪条件下で手堅く走ったNo.5 5ZIGEN SUPRAだっ
た。No.5はこのまま順位をキープして初優勝を飾った。ドライバーの田嶋も途中1
度スピンをしたが素早いリカバーで事なきを得て我慢の走りの結果だった。
 ラスト5周では2番手にNo.100が上がって来たのだが、その周の馬の背でスピ
ン。後半の混乱を後目に上がってきたNo.2亜久里が変わって2番手になるが、なん
とファイナルラップでスピン。再度気力の走りでリカバーしてきたNo.100 RAYBRIG
NSX国光がこれをかわして結局2位でゴールした。3位はNo.2 ZEXELスカイライン
となった。
 チャンピオン争いだが、一時はトップを走ったNo.37は結局4番手に落ちてアウ
ト。そして、No.39谷川達也は交代してから1度スピンしたものの、コース上に残
り走り続ける。終盤、上位陣の混乱で順位を上げたが最終的に7位となった。
 この結果、No.36クルム/デ・ラ・ロサ組とNo.39影山正美は、ともに67ポイント
で同点となり、優勝回数も2回、2位1回も同じ。No.36は1度の3位入賞がある
が、No.39はこの次の入賞が5位のためにNo.36のチャンピオン獲得が決定した。な
お、チーム・タイトルはTOYOTA Castorl TEAMが獲得した。
コンディションの変化を味方に
最速つちやMR2を制したシグマテック911が初優勝
チャンピオンはわずか1ポイント差でRS☆Rシルビアの手に
 GT300クラスは、ウエットコンディションの序盤から、なるべく高いギアでトル
クをかけずに走ったNo.71シグマテック911(星野薫/城内政樹組)が、スタート直
後の2周目に4位、4周目にはNo.27フェラーリをかわし、さらに5周目にはNo.25
つちやMR2の背後に迫る。9周目にはとうとう1コーナーのブレーキングでトップ
に立ち、39周目には70秒のマージンを得てピットストップ。星野から城内へのドラ
イバー交替も無事に終える。53周目にいったんはNo.25つちやMR2の先行を許したも
のの、終盤の雨の中の69周目に再びNo.25土屋武士をかわしたNo.71城内が、見事に
初優勝のチェッカーを受けた。
 シリーズは、5位でチェッカーを受けたNo.19RS☆Rシルビア(織戸 学/福山英
朗組)がNo.26タイサンスターカードRSR(鈴木恵一/新田守男組)にわずか1ポイ
ント差をつけて獲得した。チーム・タイトルもNo.19のRS-Rレーシングチームwith 
BANDOHのものとなった。
ウィナーズ・コメント
総合優勝
No.5 5ZIGEN SUPRA
田嶋栄一「うれしーいっ!!!! 最後に勝ててほんとうによかった。勝てるなんて
全然予想してなかった。ボクも1回スピンしたんだけど、前がどんどんスピンし
てくれたんで勝つことができた。タイヤもよかった」
マーク・グーセン「とてもうれしい。チームスタッフがハードワークをこなして
くれた。メカニックにはほんとうに感謝している」
No.71シグマテック911
星野 薫「1コーナーのブレーキングでトップに立ちました。1分10秒離れてま
したが、長嶋くんから武士くんへ代わるのでわからないと思った。走り方として
クルマはなるべく高いギアを使ってトルクをかけずに走った。いいレースでした
ね。タイヤのおかげ。GT300クラスでは1年半ぶりの優勝ですね」
城内政樹「スリックではNo.25に負けていたんです。一度抜かれたが、路面が濡れ
てきたらポルシェのほうがトラクションあるんで前に出られた。雨はダンロップ
のほうが有利だと思うから、雨が幸いでした。タイヤも勝因。メカがやってくれ
たセットもよかったです」
'97 GTC総合チャンピオン
No.36 カストロール・トムス・スープラ
ミハエル・クルム「ほんとうにうれしい。トヨタ・カストロール・チームのス
タッフ、メカニックに感謝したい。ドウモアリガトウ」
ペドロ・デ・ラ・ロサ「ボクはこれでフォーミュラ・ニッポンと二つタイトルを
とることができた。でも、クルムにとっては唯一のタイトルだから、彼のために
もよかったと思う。ほんとうにうれしい。チームのみんなに感謝したい。来年の
ことはまだわからないが、日本で走る機会があったら、また応援してください」
'97 GT300クラス・チャンピオン
No.19 RS☆R シルビア
福山英朗「ほっとしたね。こんなスリリングなレースだったから。グリップが辛
かったし、前のクルマが見えないから、位置関係がわからなかった。織戸君には、
お疲れさまとしか言いようがない。よくやってくれた」
織戸 学「峠のチャンプから全日本のチャンプになれた。フレッシュマンで初チャ
ンプをとって以来で、すごくうれしい。とりあえずよかった。レース中は順位が
全然わからず、クルマを下りてきてからチャンプがわかった」
以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

JGTC-Rd6:GT選手権菅生正式レース結果

全日本GT選手権第6戦 -RIJ- (1997-10-26) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.6 スポーツランド菅生(J) : 3.704km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1   5 田嶋栄一/M.グーセン     Toyota Supra        81 2:12'33.526 135.809
2 100 高橋国光/飯田 章        Honda NSX           81 2:13'18.297 135.049
3   2 鈴木亜久里/E.コマス    Nissan Skyline GTR  81 2:13'26.985 134.902
4  37 関谷正徳/鈴木利男        Toyota Supra        81 2:13'42.537 134.641
5  18 黒澤琢弥/山本勝己        Honda NSX           80   -   1Lap         
6   8 W.ガードナー/長坂尚樹   Toyota Supra        80   -   1Lap         
7  39 影山正美/谷川達也        Toyota Supra        79   -   2Laps        
8  34 土屋圭市/松田秀士        Dodge Viper GTS-R   78   -   3Laps (79-1) 
9  30 山田洋二/茂木和男        Porsche 911 GT2     78   -   3Laps        
10  71 星野 薫/城内政樹        Porsche 911         78   -   3Laps        
11  26 鈴木恵一/新田守男        Porsche 964 RSR     78   -   3Laps        
12  25 土屋武士/長島正興       Toyota MR2          78   -   3Laps        
13   7 山路慎一/松本晴彦        Mazda RX-7          77   -   4Laps        
14  38 竹内浩典/金石勝智        Toyota Supra        77   -   4Laps        
15  19 織戸 学/福山英朗        Nissan Silvia       76   -   5Laps        
16   6 加藤寛規/藤田孝博        Toyota MR-2         76   -   5Laps        
17  21 一ツ山  康/水野文則      BMW M3              75   -   6Laps (76-1) 
18  81 大八木信行/木下隆之      Nissan Silvia       75   -   6Laps        
19  51 石原将光/池谷勝則        Porsche 993 RSR     74   -   7Laps        
20 510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra        74   -   7Laps        
21  54 田中信幸/斎藤和重        Porsche 993 RSR     73   -   8Laps        
22  20 高橋健二/須賀宏明        Porsche 993 RSR     73   -   8Laps        
23 910 袖山誠一/玉本秀幸        Porsche 993 RSR     73   -   8Laps        
24  16 関根基司/藤島敏也        BMW 325i            73   -   8Laps        
25  13 木下みつひろ/藤村満男    Nissan Skyline GTR  73   -   8Laps        
26  88 和田孝夫/和田 久        Nissan Skyline GTR  72   -   9Laps        
27  12 星野一義/本山 哲      Nissan Skyline GTR  72   -   9Laps        
28 911 芳賀重光/高橋規一        Porsche 993 RSR     72   -   9Laps        
29  55 深沢寿裕/長島正明        Mazda RX-7          72   -   9Laps        
30  60 佐藤久美/田中 実        Toyota Cavalier     72   -   9Laps        
31  70 石橋義三/小宮延雄        Porsche 993 RS      70   -  11Laps       
32  57 砂子智彦/吉富 章    SiFo Spider Ver.GT  66   -  15Laps       
33  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  Toyota Supra        57   -  24Laps       
---------------------------- DNC -----------------------------------------
556 影山正彦/近藤真彦        Nissan Skyline GTR  50   -  31Laps       
91 松永雅博/三原じゅん子    Toyota MR2          45   -  36Laps       
77 小林且雄/古谷直広        Subaru Impreza WRX  43   -  38Laps       
27 太田哲也/S.アンドスカー Ferrari F355        36   -  45Laps       
17 野上敏彦/細野智行        Mazda RX-7          21   -  60Laps       
3 長谷見昌弘/田中哲也      Nissan Skyline GTR  17   -  64Laps       
28 山崎正弘/P.バン・スケートFerrari F355         0   -  81Laps       
**************************************************************************
* #6は30秒間のペナルティストップを課した
  #36は10秒間のペナルティストップを課した
#21はレース結果より1周減算
  #34はレース結果より1周減算
* Fastest Laptime : M.クルム  1'24.573 (157.678km/h)  On 35/57 Lap
--------------------------------------------------------------------------
* 500クラスは #36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ組がシリーズ・チャンピオンに決定
* 300クラスは #19 織戸 学/福山英朗組がシリーズ・チャンピオンに決定
(その後正式結果で変更があったので修正しました)
            提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/菅生
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTC_Rd6:SUGO GT決勝レポート

 10月26日、全日本GT選手権第6戦(最終戦)「SUGO GT選手権レ
ース」がスポーツランドSUGO(3.704km×81周)で行なわれた。
 早朝には仙台市内から虹が望めたが、サーキットに吹く風は冷く、午前中行な
われたサポートレースの途中からは雨が降りだすなど、秋のSUGOの天候は波
瀾のレースを予感させた。
 予選でフロントローを占めた2台のNSXは、朝のフリー走行でも1-2。今
回のレースはNSXを軸に展開することは予想できたが、これにより難しくなっ
たのがタイトルの行方。ドライバーズタイトルを争うGT500クラスの#36スー
プラ、#39スープラ、そしてGT300の#19シルビアも、ウェイトハンデの影響
からグリッド後方からのスタートとなっていた。
 決勝スタート時刻が迫っても雨は降り続けるが、雨足は弱くなり空も明るくな
りつつある。新たな要素が加わったことでレースは混乱必至。タイヤ選択なども
絡んで展開は全く読めなくなり、予選で後塵を拝したスカイライン勢にも可能性
が出てきた。
 予定よりやや遅れた午後2時20分過ぎ、水しぶきを上げスタート。並走で先陣
争いをするNSXは#100が1コーナーでスピン。早くも1-2フォーメイションが崩
れた。視界の効かない状況だが、GT500クラスのバトルは熾烈。周回遅れのマシン
を縫うようにしながら先を争う。
#100 NSXは鬼神の追い上げ。8周を経過したところで12位まで挽回。7位争い
の最後尾につけさらに上を狙う。
●10周目の順位
#18  avex童夢無限NSX
#37  カストロール・トムス・スープラ(30kg)
#8   POWER CRAFT SUPRA
#38  カストロール・セルモ・スープラ
#5   5ZIGEN SUPRA
#556 KURE R33
#39  デンソーサードスープラGT(60kg)
#36  カストロール・トムス・スープラ(90kg)
#12  カルソニックスカイライン
#100 RAYBRIG NSX(20kg)
10周目、1コーナーで#2と#36が接触。コースアウト。
12周目、レインボーコーナーで#36スピン。
サーキットには日が射してきた。天候は明らかに回復しつつある。
 20周目、1コーナー#100が#556を抜いて6位へ。9位争いをしていた#39と#36が
     接触。#36は足回りにダメージを負ってスロー走行。ピットイン。これ
     で#36はチャンピオン争いから脱落。
●25周目の順位
#18  avex童夢無限NSX
#8   POWER CRAFT SUPRA
#37  カストロール・トムス・スープラ(30kg)
#38  カストロール・セルモ・スープラ
#100 RAYBRIG NSX(20kg)
#556 KURE R33
#5   5ZIGEN SUPRA
#2   ZEXELスカイライン(20kg)
#39  デンソーサードスープラGT(60kg)
#30  綜合警備PORSCHE
 完全に天候は回復。路面も乾きつつあり、水しぶきも上がらなくなってきた。
タイムは1分35秒台だが、ピットインではスリックに交換されるものと思われる。
トップ#18は安定しており、30周を過ぎて#8に8秒のマージンを築いている。
 2位争いは#8、#37、#38のスープラ勢の間で繰り広げられている。
トップグループはレースの中間点40周過ぎあたりでルーティンのピットイン
をするようだ。
38周目、#39ピットイン、タイヤが外れず長いピット。
40周目、#100ピットイン。
●40周目の順位
#18  avex童夢無限NSX
#8   POWER CRAFT SUPRA
#37  カストロール・トムス・スープラ(30kg)
#38  カストロール・セルモ・スープラ
#5   5ZIGEN SUPRA
#100 RAYBRIG NSX(20kg)
#2   ZEXELスカイライン(20kg)
#556 KURE R33
#30  綜合警備PORSCHE
#510 RH CERUMO SUPRA
42周目、#38ピットイン
43周目、トップ#18がピットインしたのを境に、この周以降#37、#2、#5、#8な
ど上位陣が続々ピットイン。
●50周目の順位
#18  avex童夢無限NSX
#8   POWER CRAFT SUPRA
#37  カストロール・トムス・スープラ(30kg)
#38  カストロール・セルモ・スープラ
#100 RAYBRIG NSX(20kg)
#5   5ZIGEN SUPRA
#2   ZEXELスカイライン(20kg)
------------------------------------ここまで同一周回
#556 KURE R33
#39  デンソーサードスープラGT(60kg)
#30  綜合警備PORSCHE
#18のリードは20秒。残り30周。トラブルさえなければNSX初優勝となりそ
うだ。#8、#37、#38、#100による2位争いが激しくなっている。
 コース上では競り合っていないが、#37と#39によるチャンピオン争いも微妙に
なっている。
56周目、2位を争う#8、#37、#38、#100の4台が連なった。これは面白い。
 周回遅れとなっている#39がスピン。チャンピオン危うし?
 2位争いの4台は競り合いながらトップを追い詰めている。59周目でその差
11秒と毎周1秒の縮まっている。
 なんと雨がまた降ってきた。特にSPコーナーなどで路面が濡れてきている。
 60周目の1コーナーで#37が2位へ浮上。この位置でフィニッシュすれば大逆転
でチャンピオンとなる。そして、トップと2位の差は更に縮まり、61周目にはた
った5秒!残り20周。
 64周目、トップ#18と#37の差は3秒を切った!
 67周目、#37がついに#18のテールについた。と思ったら、#37の後ろに#38が迫
っている。#37利男選手は忙しい。
69周目、トップ#18がSPコーナーでスピン!コースアウト~!
 70周目、トップ争いとなった#37と#38の争いは、馬の背で#38竹内選手が前に
出る。
●70周目の順位
#38  カストロール・セルモ・スープラ
#37  カストロール・トムス・スープラ(30kg)
#8   POWER CRAFT SUPRA
#18  avex童夢無限NSX
#100 RAYBRIG NSX(20kg)
#5   5ZIGEN SUPRA
#2   ZEXELスカイライン(20kg)
------------------------------------ここまで同一周回
#39  デンソーサードスープラGT(60kg)
#34  STPタイサンアドバンバイパー
#30  綜合警備PORSCHE
雨が強くなり、各車ペースが落ちる。
72周目、トップ#38と#37の差は4秒に広がる。
 73周目、#18がヘアピン手前でスピン。
そしてトップ#38も最終コーナー上がってスピン。更にコース復帰後
2コーナーでもスピン、グラベルに足をとられストップ。天国から地
     獄へ。
 74周目、SPコーナーで#8スピン!
        なんとトップ#37もヘアピンでスピン。両者とも復帰に手間取る。
 このドタバタ劇で#5がトップに立った。
76周目、2位の#100が馬の背でスピン。4位に落ちる。#5は独走となった。
そして2位には#2スカイラインが浮上してきた。 
上位陣のペースは2分前後。雨にスリック、そして夕暮れの暗さでは車をコ
ース上にとどめておくのすら厳しい状態だ。
 ファイナルラップで#2がスピン。#100が2位に浮上。
●フィニッシュ順位(暫定)
#5   5ZIGEN SUPRA
#100 RAYBRIG NSX(20kg)
#2   ZEXELスカイライン(20kg)
#37  カストロール・トムス・スープラ(30kg)
#18  avex童夢無限NSX
#8   POWER CRAFT SUPRA
#39  デンソーサードスープラGT(60kg)
#34  STPタイサンアドバンバイパー
#30  綜合警備PORSCHE
#71  シグマテック911(GT300クラス優勝)
 注目のチャンピオン争いは、GT500クラスでは、今回ノーポイントだった
#36スープラと7位の#39スープラが同点となったが、上位順位の差で#36のクル
ム&デ・ラ・ロサに輝いた。
 GT300クラスは、#19シルビアを駆る織戸&福山が1ポイント差で獲得した。
(大大大混乱のレースだっただけに、正式順位で変わる可能性もあるのでご注意
ください)
            *** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/3

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 25 Oct.'97
Qualify Report                予選日レポート                 FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP
RAYBRIG NSXが初ポールをゲット!
つちやMR2がまたも圧倒的スピードでGT300を制覇
 10月25日、全日本GT選手権第6戦「SUGO GT選手権レース」の予選が宮城県・ス
ポーツランドSUGOで行われた。前戦MINE決勝レースで2位に入賞したNo.100 
RAYBRIG NSXが、昨年のコースレコードを更新するタイムで初のポールポジション
を獲得した。また、このレースは今季最終戦となるため、総合およびGT300クラス
のチャンピオン争いもクライマックスを迎えている。
パーフェクト・ラン!RAYBRIG NSX&アキラ
 金曜日に行われた練習走行でもNSXの速さは抜けていた。特にNo.100 RAYBRIG 
NSXはこの時点で昨年マクラーレンF1GTR(ラルフ・シューマッハ)が記録したコー
スレコード1分23秒260を更新する1分22秒425を記録していた。
 そして本番の予選1回目が午前10時30分から始まった。天候は若干の雲はかかる
ものの雨の心配はまったくなかった。そして予選開始10分。早くもNo.100 RAYBRIG
NSXの飯田章が1分21秒959の新レコードを出し、リーディング・ボードのトップに
名前を刻んだ。そしてNo.18 avex童夢無限NSXの黒澤琢弥が22秒301で2番手に。こ
の2台に続いたのはNo.8 POWERCRAFT SUPRAのワイン・ガードナーが22秒426だった。
 そして18分経過時点で、No.100 RAYBRIG NSX飯田が、1分21秒805の驚異的なさ
らにタイムを叩き出す。No.18 avex童夢無限、黒澤も22秒275まで詰めるが届かな
い。そして、No.38カストロール・セルモ・スープラの竹内浩典が1分22秒378を記
録し、3番手へと飛び込んだ。予選後半になるとコースが混み合い、各車タイムを
上げることが出来なかった。
スープラ勢届かず。決勝に雪辱を期す
 午後に入り、やや気温が下がった午後2時30分、予選2回目が開始された。10分を
過ぎた時点で、まずNo.37カストロール・トムス・スープラ、関谷正徳が1分22秒288
と午前のタイムを更新して3番手へ。そして関谷は次のラップでさらに22秒244まで
タイムアップし、No.18 avex童夢無限NSXを抜き2番手へと上がった。だが1分後、
そのNo.18 avex童夢無限NSX黒澤が22秒127を出し、2番手を奪い返した。そして、
No.38カストロール・セルモ・スープラ竹内もアタックを掛け1分22秒341とわずか
にタイムを詰めるが、順位を上げることができなかった。終盤になってNo.100も飯
田が乗りコースに出たが、トップタイムを更新するクルマが出なかったため、アタッ
クすることなくピットに戻った。
 一方、今季2勝ずつを挙げチャンピンを争うNo.36カストロール・トムス・スープ
ラとNo.39デンソーサードスープラGTはウエイトハンデ重量を90kg、60kgとかなり積
むために、アップダウンの激しいSUGOに苦戦。また、金曜日の走行でクラッシュし、
マシンを壊したNo.556 KURE R33は急遽昨年型のマシンを使うこととなった。このた
め、一からのセッティングとなった。
ブッちぎりポールのつちやMR2
 GT300クラスでは、前戦MINEを欠場したNo.25つちやMR2が再登場。土屋武士のドラ
イブで他を圧倒したパフォーマンスを見せた。1回目の予選では1分27秒651とただ
1台27秒台に入れる。2回目の予選ではNo.81ダイシンシルビアの木下隆之が27秒932
と迫ったものの、土屋は1分26秒916とあっさり午前のタイムを更新してみせた。予
選クラス3位には、ランキング2位に付けチャンピオンを争うNo.26タイサンスター
カードRSRが、4番手には第4戦富士で2位に入ったNo.27シェル・フェラーリF355
が入った。ランキング・トップのNo.19RS☆Rシルビアはウエイトハンデの100kgが響
いたのか、9位と苦しいポジションからのスタートとなった。
 また、予選クラス3番手のタイムを出したNo.910ナインテンポルシェは、予選後
の車検でリアウイングの高さが規定よりわずかに高かったため、違反とみなされ予
選のタイムを抹消された。なお、No.910は再車検で合格することで、決勝レースの
最後尾スタートが許される。
総合ポールポジション
No.100 RAYBRIG NSX 飯田章 1分21秒805
「たまたまというか、ポールポジションが取れてすごく嬉しいです。クルマの方も
チームの方もすごくいい雰囲気で、シーズンの後半どんどんいい方向で来ています
ので、最後に勝って気持ちよくオールスター戦に出場したいと思います。で、クル
ムとペドロ(フォーミュラニッポンでチームメイト)がチャンピオンとってウチが
優勝なら一番いいですね。明日はできたらオープニングラップから逃げて、国さん
に渡して、若い走りで(笑)頑張ってもらいたいです。ただ真っ直ぐだけは、ター
ボ付きや大排気量のマシンの方がやはり速いです。だからとにかくスタートで前に
出ることを重々心得て……」
GT300ポールポジション
No.25 つちやMR2 土屋武士 1分26秒916
「今日の予選の結果には凄く満足しています。メカニックが忙しい間をぬってマシ
ンを仕上げてくれたので、とにかくメカニックのために明日優勝という形を残した
い。クルマの仕上がりは素晴らしいんですが、レースは何が起こるかわからないか
ら、その場の状況を判断してベストを尽くすことだけをいつも通り考えて、頑張り
ます。オールスター戦にも出る方向で話は進んでいます」
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTC_Rd6:SUGO GT予選レポート

 今年のモータースポーツシーズンもそろそろ締めくくり。
 全日本選手権で最初にシリーズ最終戦を迎えたGT選手権は、舞台を秋の気
配の漂う陸奥、スポーツランドSUGOに移して行なわれた。
 10月25日、午前中の予選1回目に好調さをアピールしたのは2台のNS
X。#100 RAYBRIG NSXの飯田が1分21秒805というコースレコードで暫定ポール
ポジションを奪うと、#18avex童夢無限NSXの黒澤も1分22秒275でこれに続き、
1、2位を占めた。
 NSXに続くのは#38 カストロール・セルモ・スープラを筆頭とするスープ
ラ勢。タイトル争いでも抜け出たスープラは、ここSUGOでも完全にスカイ
ラインを圧倒。そのスカイラインでは#2 ZEXELスカイライン(亜久里/コマス
組)の9位が最高位。相変わらず苦しい戦いを強いられている。
 午後の予選2回目。天候は涼しくなったが、それに伴い各車のアタックはヒ
ートアップ。
まず、午前中5位に甘んじていた#37カストロール・トムス・スープラが1分
22秒244で2位に浮上。これを#18 avex童夢無限NSXが1分22秒147で最逆転する
など2位争いが激化。暫定PPの#100 RAYBRIG NSXは最初様子を見ていたが、
これを見てコースインするなどPPの座を巡っての攻防が見られた。
 GTCの1時間の予選は、クラス別に時間が分けられている。最初の20分
をGT500、次の20分はGT300、最後の20分が混走という具合。そ
れだけに、最後の20分でGT500がタイムアップを果たすのは難しく、最
後は決勝へ向けてのチェック走行を行なうマシンが多かった。
 結局、最後に目立った順位変動はなく、#100NSXの予選1回目のタイムが
ポールタイムとなり、NSXがフロントローを占めることになった。
 ドライバーズタイトルを争う#36カストロール・トムス・スープラ(クルム/
デ・ラ・ロサ組)は9位、#39デンソー・サード・スープラGT(影山正美/
谷川組)は8位と、ウェイトハンデの影響からか2台ともやや後方からのスタ
ートとなった。
 GT300クラスは、1戦休んで登場した#25つちやMR2(土屋武士/長島
組)がクラスPP(総合18位)を獲得。タイトルに一番近い#19RS☆Rシル
ビア(織戸/福山組)はウェイトハンデ(最大の100kg)に苦しみクラス
9位に沈み、逆転タイトルを狙う#26タイサンスターカードRSR(鈴木恵一/
新田組)はクラス3位につけた。
 決勝レースは、明日午後2時10分にスタート。81周(300km)で行
なわれる。
●ドライバーズコメント
 ■GT500
 #100 RAYBRIG NSX(PP)
 国光「最終戦でのPP獲得は嬉しい。前回MINE(2位)を上回る結果を
    残したい。国さんもコンスタントに速いので決勝が楽しみ」
 飯田「車もチームもシリーズ後半上向いている。ぜひ優勝で締めくくりたい。
    アキラが逃げて、ボクに引き継いでもらいます」
 #36 カストロール・トムス・スープラ(シリーズリーダー)
クルム「9番手はきつい。午前中エンジンに問題があり、午後は換装して臨
     んだが、ウエイトハンデ90kgはここの上り坂ではきつい」
 デ・ラ・ロサ「コンスタントにタイムは出ているので、それほど心配はして
     いない。#37とのチームプレー?#37にもシリーズチャンプの可能性
があるので、途中でどちらかが後退すればあるかもしれない。とに
かく頭を使ったレースが求められるだろう」
 ■GT300
 #25 つちやMR2(PP)
 土屋「今日の結果は大満足。1戦休んでしまったのでタイトル争いには加わ
    れないが、ぜひ優勝を飾り、ヨコハマタイヤのクラス全勝を果たした
    い」
 #19RS☆Rシルビア(シリーズリーダー)
 福山「色々策を尽くしたが、100kgは厳しい。決勝はいつも通り荒れる
    と思うので期待してください」
 織戸「100kgはほんとにきつい。80kgでは感じなかったことが一気
    に出てきた感じです」
*** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685) ***

全日本GT選手権

JGTC-Rd6:GT選手権菅生予選結果

全日本GT選手権第6戦 -RIJ- (1997-10-25) Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.6 スポーツランド菅生(J) : 3.704km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1 100 高橋国光/飯田 章        Honda NSX           1'21.805         163.014
2  18 黒澤琢弥/山本勝己        Honda NSX           1'22.147   0.342 162.335
3  37 関谷正徳/鈴木利男        Toyota Supra        1'22.244   0.439 162.143
4  38 竹内浩典/金石勝智        Toyota Supra        1'22.341   0.536 161.952
5   8 W.ガードナー/長坂尚樹   Toyota Supra        1'22.426   0.621 161.785
6   5 田嶋栄一/M.グーセン     Toyota Supra        1'22.525   0.720 161.591
7 510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra        1'22.810   1.005 161.035
8  39 影山正美/谷川達也        Toyota Supra        1'22.815   1.010 161.025
9  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  Toyota Supra        1'22.861   1.056 160.936
10   2 鈴木亜久里/E.コマス    Nissan Skyline GTR  1'23.290   1.485 160.107
11   3 長谷見昌弘/田中哲也      Nissan Skyline GTR  1'23.545   1.740 159.618
12  34 土屋圭市/松田秀士        Dodge Viper GTS-R   1'23.659   1.854 159.401
13 556 影山正彦/近藤真彦        Nissan Skyline GTR  1'23.848   2.043 159.042
14  13 木下みつひろ/藤村満男    Nissan Skyline GTR  1'24.094   2.289 158.576
15  12 星野一義/本山 哲      Nissan Skyline GTR  1'24.635   2.830 157.563
16  30 山田洋二/茂木和男        Porsche 911 GT2     1'25.297   3.492 156.340
17  88 和田孝夫/和田 久        Nissan Skyline GTR  1'26.342   4.537 154.448
18  25 土屋武士/長島正興       Toyota MR2          1'26.916   5.111 153.428
19  81 大八木信行/木下隆之      Nissan Silvia       1'27.932   6.127 151.655
20  26 鈴木恵一/新田守男        Porsche 964 RSR     1'28.953   7.148 149.914
21  27 太田哲也/S.アンドスカー Ferrari F355        1'28.997   7.192 149.840
22  71 星野 薫/城内政樹        Porsche 911         1'29.022   7.217 149.798
23   7 山路慎一/松本晴彦        Mazda RX-7          1'29.030   7.225 149.785
24  21 一ツ山  康/水野文則      BMW M3              1'29.063   7.258 149.729
25  51 石原将光/池谷勝則        Porsche 993 RSR     1'29.123   7.318 149.628
26  19 織戸 学/福山英朗        Nissan Silvia       1'29.205   7.400 149.491
27   6 加藤寛規/藤田孝博        Toyota MR-2         1'29.388   7.583 149.185
28  60 佐藤久美/田中 実        Toyota Cavalier     1'29.624   7.819 148.792
29  91 松永雅博/三原じゅん子    Toyota MR2          1'30.494   8.689 147.361
30  54 田中信幸/斎藤和重        Porsche 993 RSR     1'30.785   8.980 146.889
31  28 山崎正弘/P.バン・スケートFerrari F355        1'31.107   9.302 146.370
32  55 深沢寿裕/長島正明        Mazda RX-7          1'31.445   9.640 145.829
33  70 石橋義三/小宮延雄        Porsche 993 RS      1'31.457   9.652 145.810
34  77 小林且雄/古谷直広        Subaru Impreza WRX  1'31.658   9.853 145.490
35  20 高橋健二/須賀宏明        Porsche 993 RSR     1'32.630  10.825 143.963
36  16 関根基司/藤島敏也        BMW 325i            1'32.643  10.838 143.943
37  17 野上敏彦/細野智行        Mazda RX-7          1'34.001  12.196 141.864
38  57 砂子智彦/吉富 章    SiFo Spider Ver.GT  1'34.440  12.635 141.204
------------------------------- DNQ ----------------------------------------
910 袖山誠一/玉本秀幸        Porsche 993 RSR     --------
4 金海辰彦/駒 光武        Porsche 911 GT2     --------
72 牧口規雄/浅見 武        BMW M3              --------
333 清水正智/坂本文人        Porsche 993 RSR     --------
10 飯田 薫/R.ファーマン  Porsche 911 GT2     --------
******************************************************************************
              提供:北島滋穂(SDI00685)/菅生
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/2

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 24 Oct.'97
Practice Report                練習走行レポート              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP
 この日のSUGOは、日差しが強く、暑く感じられるほどの陽気だった。全日本GT選
手権第6戦の練習走行は、午前に1時間、昼過ぎから1時間30分、そして15時30分
から1時間、3回行われた。
 午前の走行では、No.8 POWERCRAFT SUPRAが1分24秒029のトップタイムを記録。
これにNo.38カストロール・セルモ・スープラが24秒049と僅差で続く。そして3番
手には前戦MINEで2位と好調なNo.100 RAYBRIG NSXが24秒077とこれまたほとんど
差が無く続いた。
 昼の走行に入るとNo.100 RAYBRIG NSXは一気に22秒台に突入。そして30分経過時
点でこのセッションの最高タイムとなる22秒891を記録した。このタイムは昨年ラー
ク・マクラーレンF1GTRが記録した1分22秒630に0.261秒まで迫るものだ。これに
No.5 5ZIGEN SUPRAが23秒197、No.510 RH CERUMO SUPRAが23秒354、さらにNo.37、
No.36とカストロール・トムス・スープラ勢が続き、ようやく8番手にスカイライ
ンのNo.556 KURE R33が食い込んだ。
 最後のセッションでは、No.18 avex童夢無限NSXが1分22秒564とついにコースレ
コードを上回るタイムを叩き出した。これにNo.37、No.5が続いた。そして、この
セッションの前半は決勝レースに向けての走行を行ってたNo.100 RAYBRIG NSXが終
了近くなってからタイムアタックを行い、1分22秒427とさらにトップ・タイムを
更新した。また、終了直前にNo.556 KURE R33が最終コーナーでクラッシュして、
フロント部分全体を大破。メカニックは夜を徹して修理を行うことになりそうだ。
 チャンピオン争いに関わるポイント・リーダーのNo.36カストロール・トムス・
スープラは100kgのウエイトハンデを背負うためか今一つタイムが伸びず、1分24
秒019と24秒を切ることが出来ずに1日を終えた。一方、4ポイント差でNo.36を追
うNo.39デンソーサードスープラGTはハンデ60kgで23秒790を記録。ともにウエイト
ハンデに悩まされていたようだ。
 GT300クラスでは、前戦欠場したNo.25つちやMR2が復帰して早速、第2セッショ
ンにトップタイムを記録。しかもタイムは1分28秒424とGT500のテールエンダーと
1秒程度の差だった。これに続くのはポルシェのNo.910ナインテンポルシェとNo.
27シェル・フェラーリF355、No.7 RE雨宮SuperG RX7(1分29秒276)と今季惜しく
も優勝を逃しているチームが続いた。
 また、チャンピオンを狙うNo.19 RS☆Rシルビア(ハンデ100kg)は1分29秒805、
追いかけるNo.26タイサンスターカードRSR(80kg)が1分29秒318と、こちらも大き
なハンデに苦しめられているようだった。
 また、前戦から登場したNo.34 STPタイサンアドバンバイパーと今回GT300に登場
したNo.77クスコスバルインプレッサは午前の走行中にエンジンを壊してしまい、以
後の走行をキャンセルをして修理を行っていた。
練習走行上位タイム                      天気:晴れ コース:ドライ 出走:38台
Po  No  マシン                          ドライバー            タイム(セッション)
---------------------------------------------------------------------------
[GT500]
1 100  RAYBRIG NSX                     高橋国光/飯田 章     1'22.427(3)
2  18  avex童夢無限NSX                 黒澤琢弥/山本勝巳     1'22.564(3)
3  37  カストロール・トムス・スープラ  関谷正徳/鈴木利男     1'22.674(3)
4   5  5ZIGEN SUPRA                    田嶋栄一/M.グーセン   1'23.891(2)
5  38  カストロール・セルモ・スープラ  竹内浩典/金石勝智     1'23.354(2)
6 510  RH CERUMO SUPRA                 B.ガショー/P.ベルモンド     1'23.371(2)
[GT300]
25  つちやMR2                       土屋武士/長島正興     1'28.424(2)
910  ナインテンポルシェ              袖山誠一/玉本秀幸     1'28.557(3)
27  シェル・フェラーリF355          太田哲也/S.アンドスカー    1'29.156(2)
                          *タイムは非公式なもの
以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.6/1

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 6 SUGO GT CHAMPIONSHIP                                 22 Oct.'97
Preview Report                 プレビューレポート            FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第6戦 SUGO GT CHAMPIONSHIP
いよいよGTクライマックス!
栄冠を手にするのは、トムスか、サードか。それとも...
 1997年全日本GT選手権シリーズもついにファイナルとなる第6戦「SUGO GT選手
権レース」を迎える。昨年に続き今季もGT500、GT300両クラス共にこの最終戦にチャ
ンピオンが決定する。まずは注目のドライバーズ・タイトルを検証してみよう。
GT500チャンピオンのシミュレーション
Rd.5         Rd.6順位
Po.No. Driver     Point  差   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11以下
----------------------------------------------------------------------------
1  36  クルム/D・L・ロサ  67         87  82  79  77  75  73  71  70  69  68  67
2  39  影山正美    63   -4    83  78  75  73  71  69  67  66  65  64  63
3  37  関谷/利男  54   -13   74  69  66  64  62  60  58  57  56  55  54
4  39  谷川達也    48   -19   68  63  60  58  56  54  52  51  50  49  48
5   2  鈴木亜久里  48   -19   68  63  60  58  56  54  52  51  50  49  48
獲得ポイント   20  15  12  10   8   6   4   3   2   1   0
 GT500クラスでチャンピオンの可能性があるのは上記の表にある5チーム7人だ。
このうち谷川達也は影山正美のセカンド・ドライバーなのでここでは対象から外さ
せてもらう。また、シーズンを通じてコンビを組んでいるドライバーたちは便宜上
1人とさせてもろう。
 まず、自力でチャンピオンとなれる権利を持つのは、クルム/デ・ラ・ロサ組と
正美の2人だけ。ともに優勝した場合はその時点でチャンピオンとなれる。逆に言
えば、それ以外は全て他者の結果次第という混戦模様というわけだ。今季ともに2
勝を挙げているだけに本命には違いないのだが、いかんせんこの2人のマシンには、
その勝利に見合った大きなウエイトハンデが搭載される。クルム組のNo.36カスト
ロール・トムス・スープラには90kg、正美のNo.39デンソーサードスープラGTには
60kg。ターボ車はウエイト増加に強いと言われるが、いかなスープラといえどもこ
れだけの重量は、アップダウンのきついSUGOでは致命的とも言える。SUGOで一番キ
ツイ登りはメインストレートの前半部分。これだけのウエイトを積むとここでの加
速が奪われることになり明らかにタイムに影響する。それだけにこの2チームが優勝
する至難の業だろう。となるとどの順位なら優位かというと、クルム組は4位以上
が目標になるだろう。このポイントなら正美は最低でも3位、もしくは2位に入ら
ないと得点で上回れない。ちなみに同ポイントなら上位入賞回数が多い方が上にな
るので、クルム組5位、正美3位でともに75ポイントの時は、優勝2回、2、3、
5位各1回とすべての入賞回数が同じになる。規定上この場合は走行距離の多い方
が上位となるので、第5戦MINEで完走している正美に分があることになるが、手元
計算なので正式な裁定を待つことになるだろう。
 この2人の次にランキングされるのは、関谷/利男組だ。だが、現時点でのトッ
プとの得点差は13。彼のNo.37カストロール・トムス・スープラはハンデ30kg。仮に
優勝したとしても、クルム組が6位以下、正美が3位以下になることが条件となる。
クルム組は、今季開幕戦をリタイアした以外すべてのレースで表彰台を獲得すると
いう安定感があるだけに6位以下という成績は序盤にトラブルにでも無い限り考え
にくい。さらにクルム組は守りのレースをすることが予想されるだけに少々辛い位
置であることは確かだ。
 最後の候補者は鈴木亜久里(No.2 ZEXELスカイライン)だが、ポイント差は19で
自らが優勝してもクルム組が11位以下、正美が7位以下、関谷組が3位以下が条件
となる。これは正にミラクルな可能性だろう。
GT300はRS☆Rシルビアの逃げ切りなるのか!!
タイサンRSRの逆転の可能性は?!
GT300チャンピオンのシミュレーション
Rd.5         Rd.6順位
Po.No. Driver     Point  差   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11以下
----------------------------------------------------------------------------
1  19  織戸/福山  82        102  97  94  92  90  88  86  85  84  83  82
2  26  恵一/新田  74   -8    94  89  86  84  82  80  78  77  76  75  74
獲得ポイント   20  15  12  10   8   6   4   3   2   1   0  
 GT300の方はNo.19 RS☆Rシルビアの織戸学/福山英朗組とNo.26タイサンスター
カードRSRの鈴木恵一/新田守男組の2組に絞られている。現在では織戸組が8ポイ
ントの差を付けて恵一組をリードしている。このため織戸組は2位以上に入れば、
恵一組の結果にかかわらずチャンピオンが決定する。恵一組が逆転チャンピオンと
なるには、自らが優勝して織戸組が3位以下になることが最低条件となる。今回、
織戸組のマシンは規定最大の100kgのウエイトハンデを搭載するだけに、上位入賞は
かなり厳しい。したがって彼の当面の目標は3位以内となるはず。ただし、恵一組
に優勝の可能性が高くなれば最低でも2位を狙わねばならず、決して楽観できるポ
イント差ではないと言える。
 さて、互いのポイントを睨むチャンピオン候補を別にすれば、SUGOの優勝候補の
筆頭は誰だろうか。まず挙げられるのは、スープラ勢でハンデがないチーム。特に
今季優勝寸前まで行きながら逃しているNo.38カストロール・セルモ・スープラに注
目したい。ドライバーの1人、金石勝智は先週のフォーミュラニッポンで優勝し、
その勢いもあるだろう。そして、NSXのNo.18avex童夢無限も気になる存在だ。もう
1台のNSX、No.100 RAYBRIG NSXは20kgのハンデの克服できるかが気に掛かる。スカ
イラインGT-R勢は、開幕戦こそNo.2 ZEXELスカイラインが優勝したが、以降はスー
プラ、NSXの後塵を拝している。最後の意地を期待したい。
 GT300では、今季2勝を挙げているNo.19 RS☆Rシルビア、No.26タイサンスター
カードRSRともに大きなウエイトハンデを抱えている上に、チャンピオン争いの牽制
のために優勝は考えにくい。となると、先の第5戦MINEでポールを獲ったNo.6 ワイ
ズダンロップBP MR2にが注目される。また、MINEは欠場したNo.25つちやMR2も復帰予
定なので、MR2同士の争いが見られるかもしれない。これに今季未だ優勝のないNo.7
 RE雨宮SuperG RX7、No.910ナインテンポルシェにパワー的に有利なNo.27シェル・
フェラーリF355が最後のチャンスを狙ってくるのではないだろうか。
 このレース、GT300に新たなマシンのエントリーが予定されている。No.77クスコ
スバルインプレッサだ。WRCでは総合優勝も飾っているインプレッサを国内有力ラ
リーチームのキャロッセ(クスコ)がチューニングしている。マシンが間に合うか
ぎりぎりと言うことだが、ぜひスバル・ファンの期待に応えて登場して欲しいとこ
ろだ。また、このマシンが相応の実力を示せば、キャバリエに続いて来季の新たな
GT300ベースマシンとして注目されることになるだろう。
Report by GTインサイドレポート班
◎予想エントリーリスト
[GT500] 19台
No. マシン                 ドライバー                    エントラント   タイヤ
----------------------------------------------------------------------------
2  ZEXELスカイライン      鈴木亜久里/E.コマス         NISMO            BS
3  ユニシアジェックススカイライン       長谷見昌弘/田中哲也         ハセミ・モータースポーツ    BS
4  アルファコンピューターポルシェ      金海辰彦/駒 光武           SUZUKI BANKIN    DL
5  5ZIGEN SUPRA           田嶋栄一/M.グーセン         TEAM 5ZIGEN      DL
8  POWERCRAFT SUPRA       W.ガードナー/長坂尚樹       POWERCRAFT       BS
10  シャトレーゼ・ポルシェGT2       飯田 薫/R.ファーマン       TEAM TMS         DL
12  カルソニックスカイライン           星野一義/本山 哲           HOSHINO RACING   BS
13  エンドレスアドバンGTR        木下みつひろ/藤村満男       エンドレススポーツ      YH
18  avex童夢無限NSX        黒澤琢弥/山本勝巳           無限+童夢PROJECT BS
30  綜合警備 PORSCHE       山田洋二/茂木和男           TEAM TAKE ONE    BS
34  STPタイサンアドバンバイパー    土屋圭市/松田秀士    TEAM TAISAN with ADVAN  BS
36  カストロール・トムス・スープラ       M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  TOYOTA Castrol TEAM BS
37  カストロール・トムス・スープラ       関谷正徳/鈴木利男        TOYOTA Castrol TEAM BS
38  カストロール・セルモ・スープラ       竹内浩典/金石勝智        TOYOTA Castrol TEAM BS
39  デンソースープラGT     影山正美/谷川達也          TOYOTA TEAM SARD  BS
88  JLOC ディアブロGTR     和田孝夫/和田 久           JLOC CORSA       YH
100 RAYBRIG NSX            高橋国光/飯田 章      チーム国光with MOONCRAFT BS
510 RH CERUMO SUPRA        B.ガショー/P.ベルモンド
RYOWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO   DL
556 KURE R33               影山正彦/近藤真彦           NISMO            BS
[GT300] 25台
6  ワイズダンロップBP MR-2     加藤寛規/藤田孝博           KRAFT            DL
7  RE雨宮SuperG RX7       山路慎一/松本晴彦           RE雨宮レーシング     DL
16  YB BMW 318iクーペ      関根基司/藤島敏也           Team Power Magic YH
17  東京科芸専:REロードスター   野上敏彦/細野智行      KAGEISEN RACING TEAM DL
19  RS☆Rシルビア          織戸 学/福山英朗      RS-Rレーシングwith BANDOH YH
20  アイ・オート GAB ポルシェ       高橋健二/須賀宏明           アイ・オートレーシングチーム  YH
21  ダンロップ-BP-BMW      一ツ山康/山本健司         HITOTSUYAMA RACING DL
25  つちやMR2              土屋武士/長嶋正興           土屋エンジニアリング   YH
26  タイサンスターカードRSR         鈴木恵一/新田守男           TEAM TAISAN Jr.  YH
27  シェル・フェラーリ F355        太田哲也/S.アンドスカー TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
28  TEAM FCJ フェラーリ    山崎正弘/杉山正巳 TEAM FERRARI CULB of JAPAN YH
51  コブラポルシェ         石原将光/池谷勝則           コブラレーシングチーム    YH
54  シュネルポルシェSDR    田中信幸/斉藤和重           S.D.R.           YH
55  Castrol RX7            深沢寿裕/長島正明      SPORTS FACTRY RACING  YH
57  SiFo Spider Ver.GT     砂子智彦/吉富 章           ecurie SiFo      YH
60  ワイズダンロップBP キャバリエ   佐藤久実/田中 実           KRAFT            DL
70  外車の外国屋アドバンポルシェ 石橋義三/小宮延雄          チーム外国屋     YH
71  シグマテック911        星野 薫/城内政樹          シグマテックレーシングチーム  DL
72  WAKO'S BMW M3          牧口規雄/浅見 武           牧口エンジニアリング   YH
77  クスコスバルインプレッサ         小林且雄/加勢裕二           クスコ           DL
81  ダイシンシルビア       大八木信行/木下隆之         TEAM DAISHIN     BS
91  バーディークラブ・MR-2       松永雅博/三原じゅん子       ファーストレーシングチーム   YH
333 ポルシェ               清水正智/坂本文人      シミズレーシングエンタープライズ  DL
910 ナインテンポルシェ     袖山誠一/見崎清志           910 RACING       DL
911 ナインテンTIBポルシェ  芳賀重光/高橋規一           910 RACING       DL
*このエントリーリストはGTインサイドレポート班の取材により作成
されたものです。公式発表ではありませんので、ご注意ください。
*他のホームページやメディアへの無断転載はご遠慮ください。
 マスメディアの方へは別途資料がございますので、古屋までメール
 でご連絡ください。
◎タイムスケジュール
10月24日(金)練習走行日
練習走行1回目      10:20-11:20
練習走行2回目      12:30-14:00
練習走行3回目      15:30-16:30
10月25日(土)予選日
☆GT予選1回目      10:30~11:30
マーチ予選         11:50~12:05
C/Sノーマル予選    12:25~12:40
シビック予選       13:00~13:15
ミラージュ予選     13:35~13:50
☆GT予選2回目      14:30~15:30
10月26日(日)決勝日
☆GTフリー走行      8:00~ 8:30
マーチ決勝          9:00~ 9:30(10Laps)
C/Sノーマル決勝    10:00~10:30(15Laps)
シビック決勝       11:10~11:40(12Laps)
☆ピットウォーク   11:50~12:30
ミラージュ予選     13:00~13:30(12Laps)
GTコースイン       13:40~
GT決勝(81Laps)     14:10~16:30(予定)
◎チケット購入のご案内
☆各種前売り券、好評発売中!!
 前売券       ●大人:4,500円 ●ペアチケット:8,500円
 決勝当日券   ●大人:5,500円 ●高校生:2,500円 ●中学生以下:無料
 パドックパス  ●5,000円(入場料別)
 駐車料金     ●4輪:1,000円  ●2輪:300円(決勝日)
☆チケット発売所
 チケットぴあ(03-5237-9999)/チケットセゾン(03-5990-9999)/
 CNプレイガイド (03-5802-9999)/ファミリーマート/
 ローソン(福島・宮城地区)他
☆お問い合わせ
 インフォメーションダイアル(TEL 03-3409-2365/FAX 03-3409-2307)
 スポーツランドSUGO(TEL 0224-83-3111/FAX 0224-83-3790)
◎TV中継
 11月3日(月/祝日) 11:30~12:45
 テレビ東京系全国6局ネット
 放映局:テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビ北海道/
 テレビせとうち/ティー・エックス・エヌ九州
以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                         古屋 知幸 = QYB04322 =

Formula Nippon

NAKAJIMA RACING FN FUJI RACE REPORT

●シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
●大会名:第9戦 富士スピードウェイ
● 距離:4.470×45Laps
●予選:10月18日(土) 晴れ      観衆:  7200人(主催者発表)
 決勝:10月19日(日) 晴れ一時曇り  観衆:2万7800人(  〃  )
PIAA REYNARD 97D #64高木虎之介選手
スペシャル・ステージ9戦連続出場する速さの証明!!しかし、決勝ではセイフテ
ィーカーの導入でマシンのバランスに変調をきたし、無念のリタイヤ。
PIAA REYNARD 97D #65山西康司選手
混乱の予選で8番手ポジションを獲得。しかし、決勝用セティングが決まらず、痛恨
のスピン、リタイヤに終わる。
 秋の気配が深まる中、静岡県の富士スピードウェイにおいて、第9戦フォーミュ
ラ・ニッポンが開催された。来期F1へのステップアップが正式に発表された高木虎
之介選手、フォーミュラ・ニッポンルーキーながら、これまで2度のスペシャル・ス
テージ進出と開幕戦で5位入賞を飾るという非凡な才能を見せる山西康司選手の両選
手は、それぞれの思いを胸にレースウィークを迎えた。
 予選に先駆けて行われる1時間の公式練習において、高木選手は、マシンのバラン
スがなかなか取れず5番手、チームメートの山西選手もミッションにトラブルが発生
してしまったこともあって14番手と不本意なポジションとなってしまう。
 そして、予定通り行われた公式予選は近年希に見る荒れたものとなってしまう。な
んと5回もの赤旗が出され、走行中断によるセットアップのリズムが狂うことを余儀
なくされてしまった。この混乱の公式予選の中、中嶋総監督を中心に、高木選手、山
西選手、PIAA NAKAJIMA RACINGのチームスタッフ全員のチーム力で、午前中の不振と
混乱に立ち向かい、最終的に高木選手を暫定3番手、山西選手を8番手ポジションに
送り込むことに成功する。しかも、この高木選手の暫定3番手のタイムは、新品タイ
ヤを投入して、たった1周のみのアッタックラップで叩き出したタイムである。ここ
でも改めて高木選手の速さとチームの総合力が証明されることになった。
 また、混乱が続いた公式予選となってしまったため、走行中にスローダウン指示に
従わなかった等の違反行為があったと判断された選手が4人おり、その中にS.S(スペ
シャル・ステージ)進出の権利を持つ選手がいたため、更に混乱が広がる。結局、最
終裁定が下りS.Sに進出する選手が決定したのは、夕闇も迫った午後4時30分にな
ってしまう。そして、混乱のS.Sにおいてポールポジション争奪で気をはいたのが
PIAA NAKAJIMA RACINGの高木選手であった。4番目に走行の高木選手は、その時点ま
でのトップタイムを出していた脇坂寿一選手(ANABUKI 童夢無限)を0.5秒近く突き放
す1'16.709を叩き出すことに成功する。高木選手の走行の後にコースインした富士を
得意とする金石選手(FUNAI SUPER AGURI)にはこのタイムを更新されてしまうものの、
暫定ポールポジションの、N.フォンタナ選手(Le Mans)は高木選手のタイムを更新す
る事ができず、その結果、ポールポジションは金石選手(FUNAI SUPER AGURI)、S.Sで
ポジションを1つ上げた高木選手、以下N.フォンタナ選手(Le Mans)、脇坂寿一選手
(ANABUKI 童夢無限)、黒澤琢弥選手(TEAM IMPUL)、山本勝巳選手(NAVI CONNECTION 
RACING TEAM)とスターティング・グリッドが決定する。
 明けて決勝日。ガソリンを満タンにして決勝用のレースセティングでの走行となる
フリー走行では、高木選手、山西選手は対照的な仕上がりとなってしまう。ここでも
速さを見る高木選手はトップタイムを叩き出し、決勝に向けて確かな手応えを掴むが、
山西選手は、18番手と不本意なポジションで走行を終えてしまう。
 定刻通りウォームアップ走行が開始され、高木選手がグリッドにつくと、地元静岡
での最後のレースとあって大勢のファンに囲まれ、今までにない大きな声援の受けて
のスタートとなった。そしてその声援に応えるように、高木選手は、抜群のスタート
を決めトップで1コーナーに飛び込んでいき、コントロールラインに戻ってくると、
2位以下を大きく引き離し戻ってくる。一方の山西選手はスタートを難なく決め、1
つポジションを落としてしまうが、9番手で戻ってくる。
 しかしトップ走る高木選手は、5周目辺りから思うようにタイムが上げられず、6
周目の1コーナーで後方から追い上げてくるN.フォンタナ選手に先行されてしまう。
何とか、20周目まではセカンドポジションをキープするが、21周目、明らかにラ
ップタイムが1秒以上早い、黒澤琢弥選手、後方から追い上げてきたP.D.Lロサ選手
に道を譲らざる終えず、4番手となってしまう。我慢の走行となった高木選手に、更
に不運が襲いかかる。レースの2/3以上を消化した時点でコース上に止まった車を
排除するため、セイフティーカーが導入され、全区間追い越し禁止、スロー走行を余
儀なくされてしまう。このスロー走行において、1度タイヤが冷えてしまうとマシン
のバランスが狂い、レースが再開された直後の第1コーナーでのブレーキングでコン
トロールを失い、スピン。そのままグラベルヘッドに捕まり、リタイヤを喫してしま
うことになる。高木選手本人は、「無理なブレーキングしたわけではない、いつもよ
り手前でブレーキングをしたのに。」と無念な思いを語った。チームメイトの山西選
手も、決勝用のセティングがうまく決まらなかったこともあってか、19周目に100
Rで単独スピン、無念のリタイヤでレースを終えてしまう。
 なおレースは、ポールポジションからスタートした金石選手が今期初優勝を果たし、
P.D.Lロサ選手、影山正美選手と続いた。
■PIAA NAKAJIMA RACING総監督:中嶋悟のコメント
「高木選手は、セイフティーカー導入のスロー走行で車に変調をきたし、シャーシバ
ランスが狂ってしまったようです。山西選手は、経験不足と若さが出たレースとなっ
てしまいました。」
※次回、1997年フォーミュラ・ニッポン最終戦は、11月8日~9日、三重県鈴
鹿サ ーキットで開催されます。来期F1にステップアップを果たした高木虎之介選
手のフォ ーミュラ・ニッポン、ラストランとなります。

Japanese F3

NAKAJIMA HONDA F3 FUJI REPORT

●レース名:1997年全日本F3選手権第9戦 富士
●サーキット名:富士スピードウェイ
●開催日:10月18日~19日
●天候:18日(予選日)/晴れ      観客   7200人(主催者発表)
19日(決勝日)/晴れ一時曇り  観客 2万7800人(主催者発表)
#65山口大陸選手、自己最高予選グリッドの11位スタート。
しかし、レースは死亡事故発生のため中止に!!
 1997年全日本F3選手権は、残すところ今大会を含め後2戦となった。今回は
舞台を富士スピードウェイに移しての開催となる。
 恒例で行われる木曜日、金曜日の4回行われた練習走行では、#65山口大陸選手
は、各セッションにおいて、中段ポジションをキープしながらの走行を見せ、前大会
のもてぎ戦から徐々にではあるが成長の跡を見せていることを改めて証明した。チー
ムスタッフからブレーキングについてのアドバイスを受け、1分30秒を切ることを
目標に置き、予選日に臨むこととなった。
 予選日の午前中に行われた公式練習で、目標タイムの1分30秒を切ることはでき
なかったものの、山口選手は1分30秒034のタイムをマーク、13番手ポジショ
ンにつけ午後の予選に向けて確かな手応えを掴む。
 同時開催のフォーミュラ・ニッポン公式予選が、5回に渡る赤旗中断で長引いたこ
とから、午後3時、F3公式予選は開始となる。山口選手は、セッションが始まると
すぐにコースインし、徐々にペースを上げていき4周目には1'30.577のタイムをマー
ク。チームでは今回、規定で許されている前後各1本づつのスペアタイヤを予選では
投入せず、レースに向けて温存させる作戦を取り、1回目のピットインで左右のタイ
ヤを入れ替えて、再度コースイン。この作戦が功を奏し、13周目には、目標として
いた1分30秒台を切り、1'29.988のタイムを出すことに成功。そして予選終了間際
に、自己ベストを更新する1'29.668を叩きだし、自己ベストグリッドの11番手を手
に入れた。
 予選結果は、95年度SRS-F卒業生の#77伊藤大輔選手が富士スピードウェ
イのF3コースレコード更新して今期2度目のポールポジションを獲得、以下#7ト
ム・コロネル選手、#2立川裕路選手と続いた。
 明けて決勝日。予定通りレースはスタート進行し、山口選手は順調にスタートを決
め9番手でホームストレートに戻ってくる。山口選手は、サントリーコーナーで発生
したクラッシュのスタック車両回収のため、セイフティーカー導入処置がとられてい
ることチームからの無線指示から知らされ、スローダウン走行を行って2周目に入っ
たが、山口選手の後方ではスローダウン中の車両が前走車両に追突する事故が発生。
この事故によりドライバーが死亡する事態となり、レースは中止されることが決定し
た。
●次回、1997年全日本F3選手権最終戦は、11月8日~9日、三重県鈴鹿サー
キッ トで開催されます。

全日本GT選手権

GT:ヒロ松下、GTオールスター戦に出場

《ヒロ松下・ニュース》 10月21日
☆ ヒロ松下、スープラでGTオールスター戦に出場
  今季のCART全戦を終えたヒロ松下が、11月16日にツインリンクもてぎ
 で開催されるGTオールスター戦に出場することになった。
 マシンはトヨタ・スープラ、出場は『TEAM 5ZIGEN』からと
 いうことになる。
・ ヒロ松下のコメント
 「今回 TEAM 5ZIGENからのお声かけにより、GTオールスター戦への出場
 が実現したことをたいへんうれしく思っています。
 シケインを設置したオーバルコースというのは初めてで、またいつもと
 違った感じで、面白そうで期待しています。
  アメリカに渡ってから今まで、なかなか日本のファンの皆さんの前で
 走る機会がありませんでしたので、非常に楽しみにしています」
        提供:(株)パシフィック・クリエイティブ
        * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Formula Nippon

FN_NEWS:Fニッポンに新シャーシ

10月19日、富士スピードウェイで、ノバエンジニアリングとジーフォー
ス社(英)が、共同でフォーミュラ・ニッポン用のシャシーを開発することが
発表された。
ノバエンジニアリングは、ローラの日本総輸入代理店としてローラシャーシ
によりFニッポンシリーズを戦い、今シーズンはP.デ・ラ・ロサによりチャ
ンピオンを獲得。一方、ジーフォース社は、F1をはじめとするレース用パー
ツの供給、製作をするとともに、IRL(インディ・レーシング・リーグ)用
シャシーを製作するコンストラクターである。
両者が手を組んだ背景には、今年になってローラ・カーズが経営不振から管
財人の手に渡ったことがある。
新シャーシは、年明け(2月頃)には、シェイクダウンを迎え、98年から
の参戦を予定しており、他チームへの販売も98年から開始するとのこと。
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT10/19

☆☆☆ SKILL SPEED  F3 REPORT ☆☆☆
****全日本F3選手権第9戦****
決勝レース
場所:富士スピードウエイ/静岡県
日時:10月19日  天候:晴れ(路面/ドライ)
 すでにニュース、新聞などでご承知のとおり、悲劇的なアクシデントによっ
て第9戦は中止となった。
 快晴に恵まれた富士スピードウェイ、すべてのスケジュールがオンタイムで
順調に進んでいた。金曜日からすべてのセッションにおいてトップタイムをマ
ークし、決勝に駒を進めた伊藤大輔(SEV モデューロ無限ホンダF397)と
スキルスピードは、すでにチャンピオンを決めたトム・コロネル選手との一騎
討ちを心待ちにしていた。これまでのレースというもの、我々は予選でこそ上
位グリッドをゲットすることができたが、スタートの瞬間ですべての権利を失
ってしまっているようなレースを展開してきた。伊藤にとっては、中団グルー
プで埋もれるのではなく、チャンピオンを争ったドライバーたちと対等に戦う
ことで、本当のシビアさを経験しておく必要があった。その最後のチャンスが
この富士戦(コロネル選手は次戦を欠場することが決定している)というわけ
だ。
 伊藤からは今までのように過度の緊張は感じられず、極めてクールにスター
トの瞬間を待った。シグナルがグリーンへと変わり、抜群とはとても言い難い
スタートを見せた伊藤だがコロネル選手、脇阪選手に続く3番手につけて1コ
ーナーをクリアした。後半が真の勝負と睨んでいたチームと伊藤にとっては、
予想通りのポジションとも言えた。スタートダッシュには固執せず、じっくり
と前の2台の動向を観察し、一気に勝負をかけるつもりでいたからだ。ところ
が、1周目のAコーナーで伊藤の目の前で、早くも脇阪選手とコロネル選手が
絡んでコースオフ。難なくトップの座を得た伊藤は、2番手の立川選手を従え
て最終コーナーを立ち上がって来た。待望のトップに立った伊藤は、ホームス
トレートに立ち上がって来た時にセーフティカーの導入を知るわけだが、その
直後に後続グループの間で多重クラッシュが発生。レースはただちにイエロ
ー・コーションから中断を告げる赤旗が提示された。
 ただちにチーム代表者とドライバーを招集し、緊急ブリーフィングが行なわ
れ、全日本F3選手権シリーズ第9戦は、1997年国内協議規則3-7に基
づいて中止とされることが決定された。
 モータースポーツを業とする者にとってリスクはつきものであることは充分
わかっていたつもりだが、今回のようなアクシデントを目の当たりにするとや
はりそのショックは隠せない。事故の原因はいくつかの要因が重なりあって発
生したものであるが、次代のドライバーが集まりその成長過程にある彼らを育
てながらともに戦っている我々としては、あまりにもやるせない事件といえ
る。ドライビング・マナー、イエロー・フラッグの意味など、ことあるごとに
問題提議されてきたが、この問題に関してさらに見つめ直す必要があるとチー
ムでは考え、行動でアピールしていきたいと考えている。
 チームとしては勝ちパターンに乗ったレースウイークが、このような形で終
わってしまうのは無念でならない。しかし、充分に力を証明したと思う。色々
な意味において精神的なダメージは小さくないが、レースは続ける。次戦の最
終ラウンドでは、再び全力を尽くしてレースに臨む。
最後に、横山崇選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
                         SKILL SPEED F3 TEAM
                                     深尾栄一

Formula Nippon

FN_Rd.9:決勝レポート&コメント

’97プレイステーションフォーミュラ・ニッポン第9戦富士スピードウェイ
金石勝智(FUNAI  SUPER  AGURI)
ポール・トゥ・ウィンで今季初優勝!
10月19日(日)、富士スピードウェイにおいて、プレイステーションフ
ォーミュラ・ニッポン第9戦の決勝が行われ、16チーム計25台が出走、1
4台が完走した。
午後2時25分にスタートした45周の決勝レースは、30周目にへアピン
立ち上がりのコース上にスピンして止まったマシンを排除するため、4周にわ
たってセーフティーカーが導入された。初ポールポジションの金石勝智は、ス
タートで出遅れ1周目に5位まで順位を落としたが、27周目に3位走行中の
黒澤琢弥がメインストレート上で単独スピンしてりタイア。28周目に高木虎
之介をかわして3位につけ、セーフティカー導入により上位との差を詰めると、
37周目、上位2台が接触する間に1位に浮上。ポール・トウ・ウィンで今季
初優勝を飾った。金石の国内トップフォーミュラ優勝は、昨年のフォーミュラ
・ニッポン最終戦での初優勝に統く2勝目。
グリッド17位からスタートし、優勝目前の驚異の追い上げを見せて、2位
でフィニッシュし、ペストラップも記録したのは、圧倒的なリードで第7戦で
早々とチャンピオンを決めているペドロ・デ・ラ・ロサ(SHl0NOGl 
NOVA)95周目に6位まで順位を上げると、金石、影山正美(NAVl 
C0NNECTION)との激しい4位争いの末10周自に4位に浮上。21
周目に高木、黒澤をかわして、トップ走行中のノルペルト・フォンタナの追撃
態勢に入る。30周目に単独スピン、36周目にフォンタナとの接触でコース
アウトし、5位まで順位を落としたが、再び追い上げを開始。42周目に2位
走行中の影山正美を抜いて、昨年の最終戦から続く運続表彰台の記録をまたひ
とつ伸ばした。グリッド7位から数度の激しいバトルをくぐり抜け、粘り強い
走りで3位を獲得した影山正美は第8戦の2位に続いて今季2度目の表彰台。
4位はグリッド7位スタートの本山哲で、FUNAl SUPER  AGU
RIは今季初のアベック入賞。本山自身のポイント獲得は今季3度目。5位に
は予選のペナルティでグリッド15位からスタートした光貞秀俊(CERUM
0)が、今季6度目の入賞。6位のマルコ・アピチェラ(オートテックSTE
LLAR)は今季3度目の入賞を果たした。
グリッド2位の高木は、スタートで首位に立つが、直線スピードが伸ぴず4
位まで順位を落とし、34周目に1コーナーでスピン。コースアウトしリタイ
アした。約30周にわたって首位を走行したフォンタナも40周目にレースを
終えた。
(観客数:土/7,200人、日/27,800人)
●優勝記者会見コメント
金石勝智『今回はずっと調子が良かったし、運も良かった。スタートはボクら
しいですよね。でも、とりあえずポール・トウ・ウィンですから。勝負は20
周過ぎからとは思っていたけれど、3位にあがったときにはトップとの差が大
分離れていた。ところがセーフティカーが入って追いつけたんです。去年のこ
の大会は大雨で勝ちましたが、ドライでも勝てた、ということで嬉しい。』
P.デ・ラ・ロサ『今日のレースをスタートするのはすごく難しかった、とい
うのはグリッドが後方だったから、ということではなく、決勝前のF3の事故
のことが頭から離れず、とても悲しくてスタートしたくない位だった。ドライ
バーが亡くなったときには、レースはするべきではないんじやないかとも思っ
たが、走り出してからは、全力を尽くした。ノルベルトの姿が見えたときには、
行けると思ってプッシュしていった。ノルベルトはもちろん勝ちたかっただろ
うけれど、もう少し冷静に考えれば、2位でレースをフィニッシュできただろ
うに、と思う。』
影山正美『大変残念な事故があり、みんなつらい心境でしたが、走り出したら
プロでやっているんですから真剣勝負です。正直なところ、クルマの調子や今
のチーム力などを考えるとセーフティカーなどのおかげで3位に入れたと思う
ので、素直に喜びたい。ペドロとはフェアないいレースができたと思う。偉大
な先輩、星野さんの記録を破られるのは悔しいので、ボクが勝って阻止しよう
と思っていましたが、とりあえず金石君が勝ってくれたので、おめでとうとい
いたい。』
鈴木亜久里監督(FUNAl SUPER  AGUR)『このレースになると、
金石君は目を覚ましてがんばってくれるんだよね。去年は大雨の中、今年は大
荒れのレースだったけれど1年ぶりに勝ててとにかく嬉しい。今日はピットウ
ォールでドキドキして見ていたんだけれど、無駄なところで争わず、必要なと
ころできちんとプッシュして冷静なレースをしていたと思う。最後に、事故に
あわれたドライバーのご冥福をお祈りして、今日のレースの締めくくりにした
いと思います。』
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Formula Nippon

FN-9チームセルモ・レースリポート決勝

TEAM CERUMO RACE REPORT
1997年度全日本選手権フォーミュラニッポン 第9戦
富士スピードウェイ(静岡県) #5
10月19日(日)天候:晴れ コンディション:ドライ
観客勤員:27,800人(主催者発表)
決勝レース 14:20~(45laps)
ゼッケン11 光貞秀俊 LOLA T96-52   1:01'37.511 5位
ゼッケン12 柴原眞介 LOLA T94-50   1:02'08.363 10位
前座レースとして行われたF3レースで死亡事故が発生し、重々しい雰囲気
のなかフォーミュラニッポンの第9戦のスタートは切られた。我々チーム
セルモの光貞は1コーナーまでにポジションを3つ上げて13位で1コーナー
通過。そのままのポジションで1周目のストレートを帰ってきた。今回のレ
ースは非常にスピン/コースアウトが多く波乱のレースだった。そんな中
我々チームセルモのドライバーニ人は徐々に順位を上げていき光貞は5位、
柴原は10位の成績でレースを違えた。
レースの結果は、ボールポジションスタートの#55金石が中盤までポジショ
ンを4~5番手に下げていたがペースカ一が消えてからの終盤トップに立
ちそのままチェッカーを受け今季初優勝を飾った。2位には17番手スタート
ながら見事な追い上げを見せた#9ペド口・デ・ラ・ロサが、3位には#27影山
正美が各々入った。
チーム代表 佐藤正幸
『光貞に関しては順位はとにかくレースの内容が良くない。今回のレースは
優勝争いに加われたレース。もう少し内容的なことを考えてレースしなけれ
ば…。
柴原の方は、最後のラップにスピンしたようだが、10位の結果が出てよかっ
たと思う。』
ゼッケン11 光貞秀俊
『今回のレースは前座のF3であんなことがあり、ドライバーとして精神的に
辛いレースでした。佐藤代表にも言われましたが内容的にはイマイチな部分
もあり反省しています。次回の鈴鹿はとにかく頑張りますので応援してくだ
さい。』
ゼッケン12 柴原真介
『今回の目標だった15位以内を果たせて満足しています。次回は今回以上の
成績を残せるように頑張ります。』
資料提供/株式会社セルモ

Japanese F3

97 JF3 ドライバーズポイント( 9/10戦)

(第9戦まで)
1997                    3   4   5   6   7   8   9   9  10  11
Japan                  /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
Formula 3            30  20  18   1   6   3   7  28  19   9
Championship        鈴  筑  美  富  鈴  菅  仙  茂  富  鈴
Drivers-point      鹿  波  祢  士  鹿  生  台  木  士  鹿
Po-No-Driver------- Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10-総合P-有効P
1   7 T.コロネル        9   9   6   9   9   -   9   9  |        60    60
2   2 立川 祐路          6   3   0   4   6   9   0   6  |        34    34
3  16 土屋 武士          2   6   9   6   1   4   0   4  |        32    32
4   1 脇坂 薫一          4   4   3   2   4   6   0   3  |        26    26
5  14 S.マルティノ      3   1   0   0   0   0   6   0  事        10    10
6   9 清水 剛            0   0   -   0   0   2   4   2  故         8     8
7   8 館 信吾            1   0   4   0   2   0   0   0  の         7     7
8  64 西 翼              0   -   1   0   3   1   -   0  た         5     5
9  38 徳田 照幸          0   0   0   0   0   3   1   0  め         4     4
10  77 伊藤 大輔          0   0   0   3   0   0   0   1  レ         4     4
11  20 加藤 寛規          -   -   -   -   0   0   3   -  |         3     3
12  33 来嶋 真也          0   0   2   0   0   0   -   -  ス         2     2
13  12 歌川 拓            0   2   -   -   -  DQ   -   -  中         2     2
14   4 M.サンタビルタ    -   0   -   0   0   0   2   0  止         2     2
15  25 長嶋 正興          0   0   0   1   0 DNS   0   0  |         1     1
18 平野 功            0   0   0   0   0   0   0   0  |         0     0
53 五味 康隆          0   0   0   0   0   0   0   0  |         0     0
6 横山 崇            0   0   0   0   0   0   0 DNS  |         0     0
5 内山 清史          0   0   0   0   0   -   0   0  |         0     0
32 密山 祥吾          0   0   -   0   -   0   -   0  |         0     0
65 山口 大陸          -   -   -   0   0   0   0   0  |         0     0
3 中嶋 修            0   0   0   0   -   -   -   -  |         0     0
15 増田 哲治          0   0   0   0   -   -   -   -  |         0     0
19 阪口 良平          0   0   0   -   0   -   -   -  |         0     0
39 中嶋 廣高          -   -   0   0   0   -   -   -  |         0     0
13 海老原 茂樹        -   -   -   -   -   0   0   0  |         0     0
17 河野 尚裕          0   -   -   0   0   -   -   -  |         0     0
15 藤原 靖久          -   -   -   -   -   0   0   0  |         0     0
10 井出 有治          0   0   -   0   -   -   -   -  |         0     0
22 山本 茂            -   0   -   0   -   -   -   -  |         0     0
33 L.ヴィルタネン    -   -   -   -   -   -   0   0  |         0     0
39 壺林 貴也          -   -   -   -   -   -   0   0  |         0     0
65 吉村 一誠          0   -   -   -   -   -   -   -  |         0     0
4 蔵本 信之          -   -   0   -   -   -   -   -  |         0     0
13 高木 真一          -   -   -   -   0   -   -   -  |         0     0
15 西宮 圭一          -   -   -   -   0   -   -   -  |         0     0
37 本庄 康幸          -   -   -   -   -   -   -   -  |         0     0
11 高橋 毅            -   -   -   -   -   -   -   -  |         0     0
***************************************************************************
* 1位から6位までに9-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦中ベスト7戦(70%)有効ポイント制
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Formula Nippon

97F・NIPPON ドライバーズポイント( 9/10戦)

(第9戦まで)
1997                   4   5   6   7   8   8   9   9  10  11
Japan                 /   /   /   /   /   /   /   /   /   /
Formula Nippon      27  18   1   6   3  31  14  28  19   9
Championship       鈴  美  富  鈴  菅  富  美  茂  富  鈴
Drivers-point     鹿  祢  士  鹿  生  士  祢  木  士  鹿
Po -No -Driver ----Rd. --1 --2 --3 --4 --5 --6 --7 --8 --9 -10 ---総合P
1  9  P.デ・ラ・ロサ  10  10   6   4  10  10   6  10   6           72
2 19  黒澤 琢弥         6   6  10   0   0   0   0   0   0           22
3  1  N.フォンタナ     0   0   1   0   0   6  10   4   0           21
4 11  光貞 秀俊         4   0   3   3   0   4   4   0   2           20
5 64  高木 虎之介       0 DNS   4  10   0   0   2   0   0           16
6 27  影山 正美         0   0   0   2   1   3   0   6   4           16
7 20  影山 正彦         0   0   2   6   4   0   0   0   0           12
8 18  R.ファーマン     0   3   0   1   6   0   0   2   0           12
9 55  金石 勝智         0   0   0   0   0   0   0   0  10           10
10 10  飯田 章           1   4   0   0   0   2   0   0   0            7
11 56  本山 哲           3 DNS   0   0   0   0   1   0   3            7
12 35  M.アピチェラ     -   -   -   0   2   0   3   0   1            6
13 33  鈴木 利男         0   2   0   0   3   0   0   0   0            5
14  8  脇阪 寿一         0   1   0   0   0   0   0   3 DNS            4
15 65  山西 康司         2   0   0   0   0   0   0   0   0            2
16  2  E.トゥエロ       0   0   0   0   0   1   -   -   -            1
16 35>2M.クルム         0   0   0   -   -   -   -   1   -            1
5  M.グーセンズ     0   0   0   0   0   0   0   0   0            0
28  山本 勝巳         0   0   0   0   0   0   0   0   0            0
3  川本 篤           0   0   0   0   0   0   0   0   0            0
17  近藤 真彦         0 DNS   0   0   0   0   0   0   0            0
36  玉中 哲二         0   0   0   0   0   0   0   0 DNQ            0
37  山田 政夫         0   0   0   0  DQ DNQ DNQ DNQ DNQ            0
21  田中 哲也         0   -   -   -   0   0   0   0   0            0
6  田嶋 栄一         -   -   -   0   0   0   0   0   0            0
63  D.マラガムワ     0   0   0   0   0   -   -   -   -            0
62  戸田 哲史         -   -   -   0   0   0   0 DNQ   -            0
63  OSAMU中嶋修  -   -   -   -   -   0   0   0   0            0
6  R.ヴィルタネン   0   0   0   -   -   -   -   -   -            0
34  A.G.スコット    -   -   -   0   -   0   -   -   0            0
12  S.カヴァナ       0   0   -   -   -   -   -   -   -            0
14  A.ボルドリーニ   -   -   -   -   -   -   0   0   -            0
12  柴原 眞介         -   -   -   -   -   -   -   0   0            0
34  M.マルティニ     -   -   0   -   -   -   -   -   -            0
2  立川 裕路         -   -   -   -   -   -   -   -   0            0
32  V.ソスピリ       -   -   -   -   -   -   -   -   0            0
***********************************************************************
* 1位から6位までに10-6-4-3-2-1のポイント
* 全10戦総ポイント制
* 予選通過基準タイム(110%)
///// PDD01523 伊東 昭雄 /////

Formula Nippon

FN Rd.9:富士決勝ノート

 13時20分、スケジュール通りにフォーメーション・ラップが開始される。
天気は曇。#8脇坂 寿一は、出走せず。
 PPの#55金石 勝智は、完全にスタート失敗。1コーナーを先頭で通過
したの葉、予選2位の#64高木 虎之介。#20影山 正彦はスタート出来ず、
オフィシャルに押し掛けされてスタート。#18ラルフ・ファーマンが1コー
ナー出口でスピン。そのままリタイア。
 2周目の順位は、#1位64高木、2位#1ノルベルト・フォンタナ、3位
#28山本 勝巳、4位#27影山 正美、5位#19黒澤 琢弥、6位#55金石
勝智。#9ペドロ・デ・ラ・ロサは、10位まで順位を上げている。
 3周目、#27影山弟が#28山本をかわして3位。#33鈴木 利男が1コー
ナーでスローダウン。そのままピットに入る。
 4周目、2位#1フォンタナが、1位の#64高木に接近する。#55金石が
#27影山弟をかわして5位。
 5周目、#64高木のラップタイムは1'18.467。2位#1フォンタナとの差は
0.587秒。#9デ・ラ・ロサは7位。ラップタイムは1'18.080。
 6周目、#1フォンタナが#64高木をストレートでかわしてトップにたつ。
#19黒澤が#27影山弟をかわして3位に。#9デ・ラ・ロサは6位。
 7周目、#9デ・ラ・ロサのラップタイムは1'17.640。1コーナーのブレー
キで4位争いの#27影山弟と#55金石に追い付く。
 8周目、#55金石が#27影山弟をかわすが、#27影山弟はAコーナーで抜き
かえす。
 9周目、#9デ・ラ・ロサが#27影山弟をAコーナーでインを差し5位。
 10周目、#9デ・ラ・ロサは#55金石もストレートで抜いて4位。3位#19
黒澤との差は5秒以上。
 11周目、7位#5マーク・グーセンが6位#27影山弟に追い付く。
 13周目、#9デ・ラ・ロサは1'17台で追い上げる。3位#19黒澤との差は2.5
秒。
 14周目、#6田嶋 栄一がピットイン。
 15周目の順位は、1位#1フォンタナ、2位#64高木、3位#19黒澤、4位
#9デ・ラ・ロサ、5位#55金石、6位#5グーセン、7位#27影山弟、8位
#10飯田 章、9位#11光貞 秀俊、10位#56本山 哲。
 #19黒澤と#9デ・ラ・ロサの差は1.3秒。
 16周目、#9デ・ラ・ロサは#19黒澤との差を0.8秒とする。
 19周目、#9デ・ラ・ロサが1コーナーのブレーキングを遅らせて、#19黒
澤に追い付く。
 20周目、3位争いの2台が#64高木に追い付き、3台の2位争いとなる。
 21周目、1コーナーで#19黒澤が#64高木のインを奪い2位。#9デ・ラ・
ロサもAコーナーで#64高木をかわして3位。
 22周目、#9デ・ラ・ロサはBコーナーで#19黒澤の後ろにぴったり付き、
ストレートでかわす。1位#1フォンタナとの差は6.257秒。
 24周目、#1フォンタナと#9デ・ラ・ロサの差は4.873秒。6位を走行し
ていた#5グーセンがピットイン。
 25周目の順位は、1位#1フォンタナ、2位#9デ・ラ・ロサ、3位#19
黒澤、4位#64高木、6位#55金石、7位#27影山弟、8位#11光貞、9位
#10飯田、10位#56本山。
 26周目、#11光貞が#27影山弟を一度抜くが、1コーナーでアウトにふく
らみ抜きかえされる。
 27周目、3位#19黒澤がスローバンクチャーを起こしストレートでスピン。
そのままリタイアとなる。
 28周目、1位#1フォンタナと#9デ・ラ・ロサの差は3.601秒。#55金石
が#64高木をかわして3位。#33ヴィンツェンゾ・ソスピリがBコーナーで
スピン。
 30周目、#10飯田がスピン。ヘアピン出口のイン側にストップ。
 31周目、#9デ・ラ・ロサがAコーナーでコースアウトするが復帰。#10飯
田のマシンを排除するために全コースイエローフラッグ。セーフティーカーが
入る。順位は、1位#1フォンタナ、2位#9デ・ラ・ロサ、3位#55金石、
4位#64高木、5位#27影山弟、6位#11光貞。
 35周目、セーフティーカーがピットロードに入る。#64高木が1コーナで
スピン。そのままグラベルに捕まりリタイア。
 37周目、#1フォンタナと#9デ・ラ・ロサが300Rから並走状態。B
コーナーでアウト側の#9デ・ラ・ロサがはじき出されて順位を落とす。
これでトップに#55金石が立つ。2位は#27影山弟、3位#1フォンタナ、
4位#11光貞、5位#9デ・ラ・ロサ。
 39周目、#1フォンタナが#27影山弟と100Rで並走状態。#27影山弟が
一瞬失速状態になり、#1フォンタナ、#11光貞に抜かれる。
 40周目、#27影山弟が#11光貞をストレートエンドでアウト側から被せて3位。
#1フォンタナと#11光貞がAコーナーで接触。#1フォンタナは亀の子状態
となり、マシンを降りた。
 41周目、#56本山が#11光貞とブレーキング競争。#56本山が競り勝つ。
 42周目、#9デ・ラ・ロサが#27影山弟を抜いて3位に。#9デ・ラ・ロサ
は1'17台を連発。#55金石との差は、5.200秒。
 そしてチェッカー。優勝は#55金石、2位#9デ・ラ・ロサ、3位#27影山
弟、4位#56本山、5位#11光貞、6位#35マルコ・アピチェラ、7位#28山
本、8位#3川本 篤、9位#2立川 祐路、10位#12柴原 眞介。
----------
報告:GEA00555★進藤 泰昭

Formula Nippon

97全日本フォーミュラニッポン第9戦 富士 FNレース結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*             1997年全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第9戦 富士スピ-ドウェイ              *
*                        フォ-ミュラ・ニッポン レース結果表                            *
* 1997.10.19    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー          車      名                    周回   所要時間    km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 55 金石 勝智       (J) FUNAI SUPER AGURI              45 1:01'29.628 196.008
2  9 Pedro De La Rosa(E) SHIONOGI TEAM NOVA             45 1:01'33.313 195.812
3 27 影山 正美       (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    45 1:01'35.030 195.721
4 56 本山 哲         (J) FUNAI SUPER AGURI              45 1:01'37.093 195.612
5 11 光貞 秀俊       (J) TEAM CERUMO                    45 1:01'37.511 195.590
6 35 Marco Apicella  (I) オ-トテック STELLAR                 45 1:01'40.434 195.436
7 28 山本 勝巳       (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    45 1:01'41.893 195.359
8  3 川本 篤         (J) ASAHI KIKO SPORTS              45 1:01'50.333 194.914
9  2 立川 祐路       (J) Team Le Mans                   45 1:01'52.443 194.803
10 12 柴原 眞介       (J) TEAM CERUMO                    45 1:02'08.363 193.972
11 17 近藤 真彦       (J) TEAM TMS                       45 1:02'10.675 193.851
12 20 影山 正彦       (J) TEAM IMPUL                     44 1:01'31.886 191.529
13 21 田中 哲也       (J) ビィブライズ ARP アスカ              44 1:01'33.289 191.457
14 34 Andrew G.Scott (GB) STP STELLAR                    44 1:02'24.604 188.833
----------------------------- *** 以上 完走 *** -------------------------------
1 N.Fontana      (RA) Team Le Mans                   39
64 高木虎之介      (J) PIAA NAKAJIMA RACING           34
63 OSAMU           (J) TEAM LEYJUN                    34
10 飯田 章         (J) SHIONOGI TEAM NOVA             29
19 黒澤 琢弥       (J) TEAM IMPUL                     26
32 Vincenzo Sospiri(I) ス-パ-ノヴァ with MIRAI           26
5 Marc Goossens   (B) TEAM 5ZIGEN                    23
65 山西 康司       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           19
6 田嶋 栄一       (J) TEAM 5ZIGEN                    18
33 鈴木 利男       (J) かもめサービス with MIRAI          3
18 Ralph Firman   (GB) TEAM TMS                        0
8 脇阪 寿一       (J) TEAM ANABUKI童夢with無限        出走せず 
-------------------------------------------------------------------------------
スタート  14:25'27     フィニッシュ  15:26'56.628
参加台数 : 29 台    出走台数 : 26 台    完走台数 : 14 台
ベストタイム  No. 9 ( Pedro De La Rosa )   1'17.146  27/45  208.592 km/h
-------------------------------------------------------------------------------
☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Japanese F3

F3第9戦は中止

 富士スピードウェイでの全日本F3選手権は、事故のため中止になりました。
 スタート直後の1周目、Aコーナーで脇坂 薫一とトム・コロネルが接触。
セーフティーカーを入れるため、イエローフラッグが提示された時、11時45分、
メインストレートで横山 崇が前車に乗りあげ、飛び上がり、電光掲示アーチ
に激突。救急車で収容されたが、11時51分に死亡が確認された。
 死因は、全身打撲と能幹挫傷。
----------
 ゼッケン6番 横山 崇(よこやま たかし)
  1971年12月31日生 25歳
  1997年、株式会社 童夢 より、全日本F3より参戦。
---------
 情報:竹下 恵一郎
報告、文責:GEA00555/進藤 泰昭

Formula Nippon

FN_Rd.9:予選レポート&コメント

’97プレイステーションフォーミュラ・ニッポン
第9戦富士スピードウェイ
金石勝智(FUNAI  SUPER  AGURI)が初のPP
10月18日(土)富士スピードウェイにおいて、’97プレイステーショ
ンフォーミュラ・ニッポン第9戦の公式予選と上位6台によるスペシャルステ
ージ(SS)が行われ、16チーム28台が出走、上位26台が決勝に進出し
た。
午後1時00分から行われた公式予選では、赤旗が続出。とくに5度目の中
断は終了2分前だったため、タイムアタック中にあきらめざるを得ない速手も
多かった,そうした状況の中で、2位に約コンマ7秒の差をつけて唯一1分1
5秒台のトップタイムを記録したのは今シ‐ズンのチャンピオン、P.デ・ラ
・ロサ(SHIONOGINOVA)。ところが、赤旗提示中の追越しにより、
その周回以降のラップタイム削除のペナルティを受け、17位に後退。4番手
のタイムを出した光貞秀俊(CERUMO)も黄旗追越しのペナルティ(ベス
ト、セカンド、サードラップタイム削除)により16位となったため、N.フォ
ンタナ(LeMans)、金石勝智(FUNAl  SUPER  AGURI)、
高木虎之介(PIAA  NAKAJIMA)、脇阪寿一(ANABUKI童夢
無限)、黒澤琢弥(IMPUL)山本勝巳(NAVI  CONNNECTIO
N)の6人がSSに進出した。高木は今シーズン全戦SS進出を決めている。
午後4時30分過ぎから行われたスペシャルステージでは、フォンタナが順
位を落とし、1位金石、2位高木、3位フォンタナ、4位脇阪、5位黒澤、6
位山本の決勝スターティンググリッドが決定した。金石は初のポールポジショ
ン。咋年の最終戦富士スピードウェイビでは、グリッド7位から優勝を挙げて
いる。決勝は、明日10月19日(日)午後2時23分にスタートする。
●トップ6記者会見
金石勝智「今日は朝のフリー走行からずっと調子がよかった。マシンはチーム
スタッフのおかげでとてもいい仕上がりです。SSでは結構暗くなっていたの
で後に走ったフォンタナも苦労したと思う。予選の最後に1周だけのタイムア
タックでも16秒台中頃まで行けたので、高木選手のタイムそ破る自信はあり
ました。」
N.フォンタナ「SSではかなり冷えていたので、タイヤが暖まらず大変だっ
た。それで燃料計かどこかに問題があるようだ。こんな問題は初めてなので、
よくチェックしなければ。それさえ解決できればマシンの状態もいいし、ペド
ロも上位にいないので、3番手からでもいいレースができると思う。」
脇坂寿一「4番手に残れて良かった。予選のタイムは、フォンタナのスリップ
ストリームを使ってのたった1度のべストタイムでした。SSでは少しマシン
に手を入れてもらいましたが、詳しいことはわかりません」
黒澤琢弥「今回は足回りのセッティングが決まってなかったので、SSに残れ
たのは本当にラッキー。最近5回ほどアンラッキーが続いているので、このラ
ッキーが続けばいいな。星野さんが見えているので、もっといいパフォーマン
スを見せたかったんだけれど……」
山本勝巳「SS走れてよかった。SSで少しクルマが良くなったので、明日朝
のフリー走行で、今の順位にいられれば、結構いいところに行けそう」
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
<< FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(SDI00685)>>

Japanese F3

SKILL SPEED F3 REPORT10/18

☆☆☆ SKILL SPEED  F3 REPORT ☆☆☆
****全日本F3選手権第9戦****
公式予選
場所:富士スピードウエイ/静岡県
日時:10月18日  天候:晴れ(路面/ドライ)
伊藤大輔、ポールポジション獲得!!!
「がんばってマシンを直してくれたチームのために、
なんとしても最速マシンであることを証明したかった。」
 いよいよシリーズもこれがオーラス。なんとか来年につながる結果を残した
いところだ。レースウイークの前週、チームでは富士スピードウエイにてテス
トを敢行した。スポンサー不足から厳しいシーズンを送っている我々だが、こ
の最後の2戦でなんとしても結果を残したいという意気込みから、1DAYながら
伊藤大輔とともに富士に向かったのである。しかし、そのテストでとんでもな
いハプニングが発生した。富士のメインストレートエンドでスピン状態から横
転するというアクシデントに見舞われてしまったのだ。マシンは大破。使える
のはものコックとほんのわずかなパーツのみ。伊藤がヘルメットを路面にこす
りつけるほどのショックを受けながらも大事に至らなかったのが不幸中の幸い
といえる。精密検査の結果も、多少、横転時に緊張した筋肉が神経を圧迫した
程度と軽度の打撲と診断。翌週に控えたレースへの出走は問題がなかった。
 一方、シャシー面では、富士から帰ってきたスタッフは移動日までの6日間
というもの、まさに総出の徹夜状態でマシンの修復作業となった。財政及び人
員的に大きな痛手を負ってしまったが、なんとか走行開始に当たる木曜日の24
時間前に作業は終了した。
 木曜日の走行時のポイントは2つ。まずは、きちんとマシンが走るか。この
点に関してはベアリングに少し問題が生じた程度でいつものように快調。そし
て、もう一つ、伊藤の精神的なショックが走りにどうあらわれるかだった。し
かし、それは杞憂に終わった。「最初の数周はさすがにブレーキングポイント
が早めになってしまっていましたが、やはりマシンは完全に直っていた。その
ことがわかったら、いつもとおりに攻めることができた。スタッフは、工場で
は徹夜でマシンを直し、完璧な状態にマシンを仕上げてくれた。なんの心配も
ない。だから今度は、僕ががんばらないといけないんです。」と、木曜日の走
行をトップ3で終えた伊藤とチームは、さらに加速。金曜日の午前と午後の両
セッションをトップでフィニッシュ。特に金曜日午前のセッションでは1分27
秒810というレコードタイムに相当するスーパータイムをマーク。中古タイヤ
でスリップストリームを利用しないでたたき出したこのタイムは、後続を1秒
以上も突き放すものだ。伊藤はそのままの勢いを保ちながら土曜日朝のフリー
走行をもトップでフィニッシュし、午後の予選に臨んだのである。
 予選セッションは、フォーミュラ・ニッポンの予選が赤旗の連続となったた
め、スケジュールから40分遅れの午後3時から行われた。富士特有の長いスト
レートにおけるスリップストリーム合戦は、予選でも圧巻だった。いつも通
り、シリーズ上位ランカーが動き出したのはセッションが始まって5分以上経
ってからだった。まず、マークすべきドライバーの中で最初にコースに出てい
ったのが脇坂選手。その5分後に立川選手、コロネル選手と続き、伊藤が出て
いったのは、開始後10分以上経ってからだった。
木曜日からの各セッションの流れ通り、強烈にプレッシャーをかけてきたのが
コロネル選手だった。それまでのトップだった脇坂選手をその座から降ろす1
分28秒705をマーク。伊藤のファーストアタックは、これよりも0.037秒遅れで
ピタリ2番手に上がる。しかし、伊藤はすぐさま28秒393→28秒312と立て続け
にトップタイムを更新し、残り5分の時点でトップ。その差は0.131しかない、
まさに超接近戦となった。
緊張のラスト5分、伊藤はトップの座を守り続け、今季2回目のポールポジシ
ョンの座を手に入れた。管生戦でのポール獲得は、宿敵トム・コロネル選手不
在のものだったが、今回はマッチレースを展開した上でのポール獲得だ。しか
も、コースレコード付きだ。「ここまでは」いうことなしの展開。明日の決勝
は、初めての優勝を露骨に狙う!
伊藤大輔のコメント
「凄くうれしい。富士の予選はスリップストリームをいかに使うかが注目され
ますが、いろいろ考えると自分のリズムを崩しかねないので、単独で出すよう
チームから指示が出ていました。ストレートに戻ってくるたびに順位ボードが
気になって仕方がなかった。明日の決勝も重要だけど、がんばってマシンを直
してくれたチームのためになんとしても最速マシンであることを証明したかっ
たんです。だから、とにかく全開でした。明日は明日で精一杯がんばりま
す。」
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 1997年全日本F3選手権シリーズ第9戦 富士スピードウエイ
金曜日参考タイム                        
1997.10.17 天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         
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●午前
位車番ドライバー         車     名                      ベストタイム
--------------------------------------------------------------------
1 77 伊藤 大輔 (J)      SEVモデューロ無限ホンダ        1'27.81
2  7 トム コロネル (NE)       TOM'S F397                     1'28.95
3  1 脇阪 薫一 (J)      ANABUKI 397無限                1'29.22
4  2 立川 祐路 (J)      ライアン TODA無限ホンダ        1'29.33
5  6 横山 崇 (J)        ANABUKI 396無限                1'29.39
6 16 土屋 武士 (J)      阪急交通社カリスマラリーアート 1'29.41
7 38 徳田 照幸 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ       1'29.51
8 33 リスト ヴィルタネン(SF)    5ZIGEN・DALLARA                1'29.54
9 65 山口 大陸 (J)      SRS-FスカラシップF3            1'29.68
10  9 清水 剛 (J)        Three Bond GO                  1'29.83
*********************************************************************
●午後
位車番ドライバー         車     名                      ベストタイム
---------------------------------------------------------------------
1 77 伊藤 大輔 (J)      SEVモデューロ無限ホンダ        1'28.68
2  2 立川 祐路 (J)      ライアン TODA無限              1'28.74
3  7 トム コロネル (NE)       TOM'S F397                     1'28.94
4 38 徳田 照幸 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ       1'29.19
5 16 土屋 武士 (J)      阪急交通社カリスマラリーアート 1'29.35
6  1 脇阪 薫一 (J)      ANABUKI 397無限                1'29.40
7  8 舘 信吾 (J)        TOM'S F397                     1'29.54
8 20 加藤 寛規 (J)   ステラwithパル F397            1'29.60
9 32 密山 祥吾 (J)      BP・オートスポーツ・F397       1'29.67
10  6 横山 崇 (J)        ANABUKI 396無限                1'29.78
******************************************************************
 1997年全日本F3選手権シリーズ第9戦 富士スピードウエイ
 公式練習                         
1997.10.18 天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         
******************************************************************
位車番ドライバー         車     名                      ベストタイム
--------------------------------------------------------------------
1 77 伊藤 大輔 (J)      SEVモデューロ無限ホンダ        1'28.442
2  7 トム コロネル (NE)       TOM'S F397                     1'28.524
3  2 立川 祐路 (J)      ライアン TODA無限              1'29.007
4 33 リスト ヴィルタネン        5ZIGEN・DALLARA                1'29.167
5  8 舘 信吾 (J)        TOM'S F397                     1'29.409
6  1 脇阪 薫一 (J)      ANABUKI 397無限                1'29.419
7  9 清水 剛 (J)        Three Bond GO                  1'29.619
8 16 土屋 武士 (J)      阪急交通社カリスマラリーアート 1'29.751
9  4 ミカエル サンタビルタ (SF)  MONTANAダラーラ 三菱           1'29.958
10 53 五味 康隆 (J)      芙蓉実業 ダラーラF397          1'29.959
11 18 平野 功 (J)        イエローハット397ラム&トス     1'30.015
12 20 加藤 寛規 (J)   ステラwithパル F397            1'30.028
13 65 山口 大陸 (J)      SRS-FスカラシップF3            1'30.034
14 38 徳田 照幸 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ       1'30.164
15 39 中嶋 廣高 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ       1'30.420
16 32 密山 祥吾 (J)      BP・オートスポーツ・F397       1'30.430
17 25 長島 正興 (J)      メガネスーパーナンシンF397     1'30.582
18 13 海老原 茂樹 (J)    TOMEI SPORT OPEL               1'31.115
19 11 高橋 毅(J)     SUPER NOVA           1'31.145
20 37 本庄 康幸(J)       KDSキョウエツダラーラ          1'31.174
21  6 横山 崇 (J)        ANABUKI 396無限                1'31.461
22 22 山本 茂(J)         タクルタートルF395             1'32.441
5 内山 清史(J)       NIHON KIZAI F397               出走せず
14 セバスチャン マルティノ (RA) TOMEI SPORT OPEL               出走せず
15 藤原 靖久 (J)      TOMEI SPORT OPEL               出走せず
17 河野 尚裕 (J)      ライアン TODA無限           出走せず
64 西 翼   (J)     SRS-FスカラシップF3            出走せず 
******************************************************************
 1997年全日本F3選手権シリーズ第9戦 富士スピードウエイ
 公式予選暫定結果表                       
1997.10.18 天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         
******************************************************************
位車番ドライバー         車     名                      ベストタイム
--------------------------------------------------------------------
1 77 伊藤 大輔 (J)      SEVモデューロ無限ホンダ       R1'28.312
2  7 トム コロネル (NE)       TOM'S F397                    R1'28.443
3  2 立川 祐路 (J)      ライアン TODA無限              1'28.597
8 16 土屋 武士 (J)      阪急交通社カリスマラリーアート 1'28.907
6  1 脇阪 薫一 (J)      ANABUKI 397無限                1'28.961
4 33 リスト ヴィルタネン        5ZIGEN・DALLARA                1'29.034
7  9 清水 剛 (J)        Three Bond GO                  1'29.307
12 20 加藤 寛規 (J)   ステラwithパル F397            1'29.432
14 38 徳田 照幸 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ       1'29.668
5  8 舘 信吾 (J)        TOM'S F397                     1'29.685
13 65 山口 大陸 (J)      SRS-FスカラシップF3            1'29.767
15 39 中嶋 廣高 (J)      KDSダラーラ トリイトヨタ       1'29.772
9  4 ミカエル サンタビルタ (SF)  MONTANAダラーラ 三菱           1'29.774
10 53 五味 康隆 (J)      芙蓉実業 ダラーラF397          1'29.919
11 18 平野 功 (J)        イエローハット397ラム&トス     1'30.220
17 25 長島 正興 (J)      メガネスーパーナンシンF397     1'30.332
21  6 横山 崇 (J)        ANABUKI 396無限                1'30.432
16 32 密山 祥吾 (J)      BP・オートスポーツ・F397       1'30.453
20 37 本庄 康幸(J)       KDSキョウエツダラーラ          1'30.646
19 11 高橋 毅(J)     SUPER NOVA           1'30.871
18 13 海老原 茂樹 (J)    TOMEI SPORT OPEL               1'31.956
22 22 山本 茂(J)         タクルタートルF395             1'32.288
5 内山 清史(J)       NIHON KIZAI F397               出走せず
14 セバスチャン マルティノ (RA) TOMEI SPORT OPEL               出走せず
15 藤原 靖久 (J)      TOMEI SPORT OPEL               出走せず
17 河野 尚裕 (J)      ライアン TODA無限           出走せず
64 西 翼   (J)     SRS-FスカラシップF3            出走せず 
Rマークは、コースレコード。従来のタイムは、1'28.516
以上                                      SKILL SPEED F3 TEAM
                                 深尾栄一

Japanese F3

1997全日本フォ-ミュラニッポン第9戦 F3 予選結果

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*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*              1997年全日本選手権フォミュラ・ニッポン第9戦 富士スピ-ドウェイ              *
*                        Formula 3 公式予選正式結果表                         *
* 1997.10.18    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
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位車番ドライバー          車     名                      ベストラップ 周  km/h
-------------------------------------------------------------------------------
1 77 伊藤 大輔 (J)       SEV モデューロ無限ホンダ      R1'28.312 13 182.218
2  7 トム コロネル (NE)        TOM'S F397                    R1'28.443 15 181.948
3  2 立川 祐路 (J)       ライアンTODA 無限ホンダ        1'28.597 16 181.631
4 16 土屋 武士 (J)       阪急交通社カリスマラリーアート 1'28.907 14 180.998
5  1 脇坂 薫一 (J)       ANABUKI 397 無限               1'28.961 13 180.888
6 33 リスト ヴィルタネン (SF)    5ZIGEN・DALLARA                1'29.034 13 180.740
7  9 清水 剛 (J)         ThreeBond GO                   1'29.307 15 180.187
8 20 加藤 寛規 (J)       ステラwithパル                 1'29.432 14 179.936
9 38 徳田 照幸 (J)       KDSダラーラトリイトヨタ        1'29.668 14 179.462
10  8 舘 信吾 (J)         TOM'S F397                     1'29.685 13 179.428
11 65 山口 大陸 (J)       SRS-F スカラシップF3          1'29.767 16 179.264
12 39 中嶋 廣高 (J)       KDSダラーラトリイトヨタ        1'29.772 18 179.254
13* 4 ミカエル サンタビルタ (SF)   MONTANA ダラーラHKS            1'29.774  5 179.250
14 53 五味 康隆 (J)       芙蓉実業ダラーラ F397          1'29.919 10 178.961
15 18 平野 功 (J)         イエローハット397ラム&トス     1'30.220 13 178.364
16 25 長島 正興 (J)       メガネスーパーナンシンF397     1'30.332 15 178.143
17  6 横山 崇 (J)         ANABUKI 396 無限               1'30.432  2 177.946
18 32 密山 祥吾 (J)       BP・オートスポーツ・F397       1'30.453 16 177.905
19 37 本庄 康幸 (J)       KSD-キョウエツ-ダラーラ      1'30.646 17 177.526
20 11 高橋 毅 (J)         SUPER NOVA                     1'30.871 16 177.086
21 13 海老原茂樹 (J)      TOMEI SPORT OPEL               1'31.956  4 174.997
22 22 山本 茂 (J)         タクルタートル F395            1'32.288 15 174.367
-------------------------------------------------------------------------------
5 内山 清史 (J)       NIHON KIZAI F397                         0        
14 セバスチャン マルティ-ノ (RA) TOMEI SPORT OPEL                         0        
15 藤原 靖久 (J)       TOMEI SPORT OPEL                         0        
64 西 翼 (J)           SRS-F スカラシップF3                    0        
17 河野 尚裕 (J)       ライアン TODA 無限                       0        
-------------------------------------------------------------------------------
'R'マークの車は,コースレコードを更新しました 従来のレコードタイムは  1'28.516
*CarNo.4はF3統一規則3-23n3違反により当該ラップまでのタイム削除のペナルティを課した。
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Formula Nippon

1997全日本フォ-ミュラニッポン第9戦 FN 予選結果

*******************************************************************************
*                                        Fuji International Speedway(4.470km) *
*              1997年全日本選手権フォ-ミュラ・ニッポン第9戦 富士スピ-ドウェイ             *
*                       フォ-ミュラ・ニッポン 公式予選正式結果表                       *
* 1997.10.18    天候 : 晴れ       コース状況 : ドライ         SEIKO TIMING *
*******************************************************************************
位車番ドライバー           チーム 名                      ベストラップ 周  km/h
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1 55 金石 勝智        (J) FUNAI SUPER AGURI              1'16.312 29 210.871
(SS 1'16.495)                                       
2 64 高木虎之介       (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'16.334 26 210.810
(SS 1'16.709)
3  1 N.Fontana       (RA) Team Le Mans                   1'16.280 33 210.960
(SS 1'16.811)
4  8 脇阪 寿一        (J) TEAM ANABUKI童夢with無限       1'16.681 31 209.856
(SS 1'17.198)
5 19 黒澤 琢弥        (J) TEAM IMPUL                     1'16.831 33 209.447
(SS 1'17.250)
6 28 山本 勝巳        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'16.899 34 209.261
(SS 1'17.808)
7 27 影山 正美        (J) NAVI CONNECTION RACING TEAM    1'16.921 23 209.202
8 65 山西 康司        (J) PIAA NAKAJIMA RACING           1'16.964 29 209.085
9*10 飯田 章          (J) SHIONOGI TEAM NOVA             1'16.966 25 209.079
10*33 鈴木 利男        (J) かもめサービス with MIRAI         1'16.995 22 209.001
11 56 本山 哲          (J) FUNAI SUPER AGURI              1'17.025 23 208.919
12  5 Marc Goossens    (B) TEAM 5ZIGEN                    1'17.079 22 208.773
13 20 影山 正彦        (J) TEAM IMPUL                     1'17.141 27 208.605
14 18 Ralph Firman    (GB) TEAM TMS                       1'17.150 28 208.581
15 35 Marco Apicella   (I) オ-トテック STELLAR                 1'17.223 24 208.384
16*11 光貞 秀俊        (J) TEAM CERUMO                    1'17.294 32 208.192
17* 9 P.De La Rosa     (E) SHIONOGI TEAM NOVA             1'17.367  4 207.996
18  3 川本 篤          (J) ASAHI KIKO SPORTS              1'17.454 31 207.762
19 17 近藤 真彦        (J) TEAM TMS                       1'17.830 29 206.758
20 34 Andrew G.Scott  (GB) STP STELLAR                    1'18.004 30 206.297
21 21 田中 哲也        (J) ビィブライズ ARP アスカ              1'18.098 20 206.049
22  6 田嶋 栄一        (J) TEAM 5ZIGEN                    1'18.122 24 205.986
23  2 立川 祐路        (J) Team Le Mans                   1'18.363 30 205.352
24 12 柴原 真介        (J) TEAM CERUMO                    1'18.644 22 204.618
25 32 V.Sospiri        (I) ス-パ-ノヴァ with MIRAI           1'18.702 18 204.467
26 63 OSAMU            (J) TEAM LEYJUN                    1'19.213 10 203.148
-------------------------------------------------------------------------------
27 36 玉中 哲二        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'22.512 18 195.026
28 37 山田 政夫        (J) タカギB-1 RACING TEAM            1'22.670 21 194.653
62 戸田 哲史        (J) TEAM LEYJUN                      出走せず
-------------------------------------------------------------------------------
予選通過基準タイム ( 110% ) 1'23.940
* CarNo.10はH項違反(黄旗区間スピン)によりベストラップタイム削除。
* CarNo.33はH項3-6-1違反により罰金\50.000。
* CarNo.11はH項違反(黄旗追越し)により1st.2nd.3rdラップタイム削除
* CarNo. 9はH項違反(赤旗提示中追越し)により当該タイム後のラップタイム削除。
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☆☆☆ 提供 : Fuji International Speedway ☆☆☆

Formula Nippon

FN Rd.9:富士SSノート

 予選中の黄旗追い越しのペナルティにより、予選結果は次のようになった。
 1位 #1ノルベルト・フォンタナ
 2位 #55金石 勝智
 3位 #64高木 虎之介
 4位 #8脇坂 寿一
 5位 #19黒澤 琢弥
 6位 #28山本 勝巳
16時37分、#28山本 勝巳がコースイン。既に太陽は富士山の向こうに沈んで
おり、気温と路面温度は相当低くなっている。
 2周目のタイムは、1'21.234。
 3周目のタイムは、1'18.696。
 4周目のタイムは、1'17.808。このタイムが、他のドライバーの目標となる。
16時45分、#19黒澤 琢弥がコースイン。
 2周目のタイムは、1'18.729。
 3周目のタイムは、1'18.024。
 4周目のタイムは、1'17.250。#28山本を抜き、暫定1位。
16時52分、#8脇坂 寿一がコースイン。
 2周目のタイムは、1'20.178。
 3周目のタイムは、1'17.850。
 4周目のタイムは、1'17.198。#19黒澤を抜き、暫定1位。
16時59分、#64高木 虎之介がコースイン。
 2周目のタイムは、1'19.202。
 3周目のタイムは、1'17.868。
 4周目のタイムは、1'16.709。16秒台に突入し、暫定1位。
17時7分、#55金石 勝智がコースイン。
 2周目のタイムは、1'20.187。
 3周目のタイムは、1'17.842。
 4周目のタイムは、1'16.495。#64高木を上回り、暫定1位。
17時14分、#1ノルベルト・フォンタナがコースイン。
 2周目のタイムは、1'20.532。
 3周目のタイムは、1'17.567。
 4周目のタイムは、1'16.811。#55金石に及ばず、2位。
上位6台は以下のように決定した。
 1位 #55金石 勝智
 2位 #1ノルベルト・フォンタナ
 3位 #64高木 虎之介
 4位 #8脇坂 寿一
 5位 #19黒澤 琢弥
 6位 #28山本 勝巳
報告:GEA00555/進藤 泰昭

Formula Nippon

FN Rd.9:富士予選ノート

13時0分、公式予選が開始される。天気は快晴。
 残り54分、#33鈴木 利男がBコーナーでスピン。亀の子状態となり脱出不
可能となる。
残り50分、#10飯田 章もBコーナーでスピン。エンジンが停止する。
13時12分、赤旗が提示され、予選中断。
13時17分、予選が再開される。残り時間は50分。
 再開時点の順位は、1位#1ノルベルト・フォンタナ、2位#9ペドロ・デ・
ラ・ロサ、3位#10飯田 章、4位#11光貞 秀俊、5位#27影山 正美、
6位#56本山 哲。
 残り46分、#19黒澤 琢弥が2位へ。
 残り45分、#9デ・ラ・ロサが1'16.961で1位。#1フォンタナが2位。
 残り44分、#10飯田が3位。#55金石 勝智が1'17.209で2位へ。
 残り43分、#19黒澤 琢弥が1'17.195で2位。
 残り42分、#2立川 祐路が1コーナーでスピン。再スタート。
 残り40分の順位は、1位#9デ・ラ・ロサ、2位#19黒澤、3位#55金石、
4位#10飯田、5位#1フォンタナ、6位#11光貞。
 残り39分、#56本山が5位。#11光貞が1'17.148で2位。
 残り38分、14位の#64高木 虎之介がヘアピンでスピン。コース復帰。
 残り35分の順位は、1位#9デ・ラ・ロサ、2位#11光貞、3位#19黒澤、
4位#55金石、5位#10飯田、6位#56本山。
 残り33分、#19黒澤が1'17.024で2位。
 残り29分、#10飯田がBコーナーでスピン、コースを塞いだために、2回目
の赤旗中断。
 13時43分、予選再開。残り時間は29分。
 残り21分、#1フォンタナが1'16.915で3位。
 残り20分での順位は、1位#9デ・ラ・ロサ、2位#19黒澤、3位#1フォン
タナ、4位#55金石、5位#11光貞、6位#10飯田。
 残り17分、#56本山がAコーナーでストップ。3回目の赤旗中断となる。
 13時58分、予選再開。残り時間は17分。
 残り13分、#5マーク・グーセンが1'17.079で4位。
 残り11分、Bコーナー出口で#36玉中 哲二が激しいクラッシュ。4回目の
赤旗中断。#36玉中は医務室へ運ばれる。
 14時4分、予選再開。残り時間は11分。再開時点の順位は、1位#9デ・ラ・
ロサ、2位#1フォンタナ、3位#19黒澤、4位#5グーセン、5位#55金石、
6位#11光貞。
 最終コーナーはオイルフラッグが提示されている。
 残り5分、#55金石が1'16.762で2位。
 残り4分、#33鈴木が5位、#8脇坂 寿一が2位、#1フォンタナが1位
とそれぞれ順位を上げる。
 その直後、#9デ・ラ・ロサが1位を奪いかえすが、#55金石が1'16.312で
1位に。
 残り3分、#11光貞が5位、#64高木が2位。#9デ・ラ・ロサが1'15.587
で1位。
 残り2分、#1フォンタナが2位へ。#8脇坂がBコーナーでスピン。コー
スを塞いだため、5回目の赤旗中断。
 14時32分、予選再開。残り時間は2分。ピットロード出口は、最後のアタッ
クぬ向かうマシンが列をなしている。
 チェッカー前にコントロールラインを通過出来たマシンは8台。そのうち
#19黒澤を除く7台がタイムアタックを行ったが、#27影山 正美が順位を上
げたのみで、上位に変化はなし。
 SSに進出したのは、次の6人。
 1位 #9ペドロ・デ・ラ・ロサ
 2位 #1ノルベルト・フォンタナ
 3位 #55金石 勝智
 4位 #64高木 虎之介
 5位 #11光貞 秀俊
 6位 #8脇坂 寿一
報告:GEA00555/進藤 泰昭

Formula Nippon

FN_Rd.9:富士直前情報

’97プレイステーション  フォーミュラ・ニッポン第9戦
富士スピードウェイにニューカマー登場!
10月18、19目の両日、富士スピードウェイで行われる「全日本選手権プ
レイステーションフォーミュラ・二ッボン第9戦」の見どころは、すでにチャン
ピオンを決めているP.デ・ラ・ロサ(SHI0N0Gl N0VA)が、星野
一義の持つ年間最多勝記録(1990年全日本F3000選手権、10戦中6勝)
を破るか、また逆転を残す2位以下のランキングの行方などだが、さらにこのレ
ースに新たに2人の注目すべきドライバーが登場することになった。
1人は、今シーズンF3で活躍中している立川祐路が、前戦健闘したクルムに
代わってLeMansから(マシンは96D)。もう1人は95年に国際F30
00シリーズを制し、F1参戦も果たしたヴィンツェンゾ・ソスピリが、鈴木利
男のチームからスーパーノヴァMIRAIとしてエントリーしている。
この2人の参戦は、チャンピオンが決定してやや興味の削がれたシリーズを面
白くしてくれること請け合いだ。
なお、LEYJUNの#62戸田哲史は前戦クラッシュのマシン修復が間に合
わず欠場。STPSTELLAR#34には再びA.G-スコットが乗る。
●ドライバーズプロフィール
◆Le Mans
#2立川祐路(YUJl TACHlKAWA)
1975.7.5神奈川県鎌倉市生まれ
身長170cm/体重55kg
血液型RH+O
1991  カートSL大井松田シリーズSCクラス(シリーズ4位)
1992  カートSL大井松田シリーズSSオープンクラス
(シリーズチャンピオン)
1993  カート地方選手種関東西A2クラス(シリーズチャンピオン)
カート地方選手権関東東西統一戦(優勝)
1994  フォーミュラルノー・エルフ・キャンパス(シリーズ4位)
1995  フォーミュラ・トヨタ西日本(シリーズチャンピオン)
全日本F3選手権(シリーズ17位)/マカオGP(17位)
1996  全日本F3選手権(2戦のみ)
1997  全日本F3選手権(優勝1回)
◆スーパーノヴァMIRAI
#32V.ソスピリ(VlNCENZO  SOSPIRI)
1966.10.9イタリア生まれ
1988  英国フォーミュラ・フオード(優勝)
1989  英国F3選手権
1990  GMロータス・ヨーロッパ選手権(シリーズ2位)
英国ヴォクスホール・ロータス運手権(シリーズチャンピオン)
1991  国際F3000選手権
1992  イタリアF3選手権(優勝1回)
1993  国際F3000選手権
1994  国際F3000選手権
1995  国際F3000選手権(優勝3回、シリーズチャンピオン)
1996  F1テストドライバー(ペネトン)
1997  世界選手権フォーミュラ1(ローラ)
INDYRAClNG  LEAGUE(2位1回)
●第9戦エントリー
チーム              車番  ドライバー      車両
------------------------------------------------------------------------------
Le Mans                1  N.フォンタナ    レイナード97D/無限MF308
2  立川祐路ロ      レイナード96D/無限MF308
-----------------------------------------------------------------------------
ASAHI KIKO             3  川本  篤        レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
5ZIGEN                 5  M.グーセン      レイナード96D/無限MF308
6  田嶋栄一        レイナード96D/JUDD KV-II
------------------------------------------------------------------------------
ANABUKI 童夢無限       8  脇阪寿一        童夢F104R    /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
SHIONOGI NOVA          9  P.デ・ラ・ロサ  ローラT97-51 /無限MF308
10  飯田  章        ローラT97-51 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
CERUMO                11  光貞秀俊        ローラT96-52 /無限MF308
12  柴原眞介        ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
TMS                   17  近藤真彦        レイナード97D/無限MF308
18  R.ファーマン    レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
IMPUL                 19  黒澤琢弥        ローラT96-52 /無限MF308
20  影山正彦        ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
ビィブライズ  アスカ  21  田中哲也        ローラT95-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
NAVI CONNECTION       27  影山正美        レイナード97D/無限MF308
28  山本勝巳        レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
スーパーノヴァMIRAI   32  V.ソスピリ      レイナード97D/無限MF308
かもめサービスMIRAI   33  鈴木利男        レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
STP STELLAR           34  A.G-スコット    ローラT96-51 /無限MF308
オートテックSTELLAR   35  M.アピチェラ    レイナード96D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
タカギB-1             36  玉中哲二        ローラT95-50 /無限MF308
37  山田政夫        ローラT94-50 /無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
FUNAI SUPER AGURI     55  金石勝智        レイナード96D/無限MF308
56  本山  哲        レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
LEYJUN                63  OSAMU      レイナード95D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
PIAA NAKAJIMA         64  高木虎之介      レイナード97D/無限MF308
65  山西康司        レイナード97D/無限MF308
------------------------------------------------------------------------------
情報提供:日本レースプロモーション(JRP)
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全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/9

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                      5 Oct. '97
Inside Report Special          インサイドレポート 特集       FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
GTインサイドレポート・スペシャル
◎GT500クラス・エントラントにきく 2
No.12 カルソニックスカイライン 金子 豊監督
「速すぎれば締めたり、特認を認めてくれといえば認めてくれるという今のレギュ
レーションは、不安定というところがある。エントラントとしてはまあ、割り切っ
て出ている。個人的には、ウエイトハンデ制はおかしいと思う。勝ったからウエイ
トを載せるというのはスポーツではない。そういうことでやっていこうということ
に大反対ということではないが、もともとハコのレースでイコールコンディション
ということはありえない。ありえないことを、誰かを重くしたり、ターボの口径を
小さくしたりしてバランスをとっていくことは難し過ぎることだと思う。いつまで
そういうことをやっていくのか。みんな満足しなくなってくるのではないか。現状
でも台数が減ってきているようでもあるし、なんとかしなければいけない部分もあ
る。
 GT500 の上のクラスを設ける、という考えには反対だ。このレースの原点はそい
うものではなかったはずだ。皆の合意でプライベートチームの救済のために重量等
を決めて運営しているのに、それをやったら出られるところと出られないところが
出てきてしまう。15台、20台集まるとは思えない。3億、4億かかるだろうし、走
らせることができるチームはいいが、できないところのチームの人やドライバーは
職がなくなってしまう。一般の人もそういうクルマを見たいと思うのはわかるが、
オールスターなどのときにそういうクルマを走らせるのはいいとしても、シリーズ
でそういうクルマを走らせるのは反対だ」
No.39 デンソーサードスープラGT 加藤眞代表
「現在のGTCのレギュレーションは大枠でOKだと思います。ただそれは、トヨタや
ニッサンが新しいル・マン用GTを出さずに、他のチームがマクラーレンやポルシェ
GT1などを出さなければ、という前提でね。もしそうでないなら、将来的にどういう
方向に向かうのかを、今のうちに考えておく必要があるでしょう。我々はル・マン
や鈴鹿1000kmにMC8Rで出場していますが、そのたびに痛感するのは、日本人ドライ
バーが今のGT500用の450馬力強の経験しかないために、600馬力を超えるクルマに慣
れていないということです。決して腕が悪いのではなく、慣れの問題なんです。そ
れを考えると、そろそろFIA GTなどの国際レースと、日本のGTCの距離を接近させ
る必要があると思います。だいたい今のレギュレーションでずっと続けていけば、
必ずマンネリ化してしまうはずなんです。ですから来年までは現状のままで、再来
年以降はGTCの次のステップとして、上のクラスのエンジン出力を600馬力程度に上
げるべきだと思います。プライベーターには厳しいのではという意見もあるでしょ
うが、たとえばスープラやスカイラインのエンジン出力を450馬力から600馬力にし
ても、若干の変更で済むはずです。エンジンをメーカーが出してくれれば、プライ
ベーター自身がチューンするわけではありませんから。むしろ車両重量を減らすほ
うが大幅な変更を伴うことになると思います。またプライベーターがポルシェGT1の
ようなクルマを持ち込む場合でも、車両重量さえ1100kg程度に増やし、多数派の国
産勢を若干重量的に有利にすれば、それほど問題なく面白いレースになるでしょう。
逆にそれでポルシェやマクラーレンが強いなら、ニッサンやトヨタも新型のGTを出
せばいいんです。せっかく世界にはああいったGTマシンがあるんですから、もっと
いろいろなクルマが戦う方向にしたほうがいいですよ。もちろん我々もMC8RをGTCに
出場させたいという気持ちは持っています。ただ現状では、我々の勝手な考えだけ
で出場させるわけにはいかないと思っているんです。とにかく、来年のレギュレー
ションとともに将来的な方向を今から考えておく必要があることだけはまちがいな
いでしょう」
No.88 JLOCディアブロGTR 和田孝夫氏
「GT500についてではないんですが、GT300に出ている人たちから『現在のウェイト
ハンデ制はおかしい』という意見を聞いたんですよ。今は、優勝するとGT500もGT300
も同じく30kgでしょ? もともとの重量が違うんだから、GT500が30kgだったらGT300
は25kgなり20kgなりにしないと、比率からいって合わないというんです。これはもっ
ともだと思います。どうも、すべてがGT500中心に考えられていて、GT300は数合わ
せということになってしまっている気がします。レギュレーションに関して言えば、
全部が全部同じタイムで走れっていうのは、もともとムリなんですよ。どこかが速
いから抑えようとかいうのはおかしいと思います。競争なんだから、速い遅いが出
てくるのはしょうがないんですよ。マクラーレンやポルシェGT1のようなクルマが出
やすいようなレギュレーションにするのは、いいと思います」
○ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル技術部課長 岡 寛氏
「GT500 はうまく行っていると思う。その生い立ちからいってグループCの二の舞
はしないという皆の意識が高いので、できるだけそちらの方向に行かないようにと
いうシステムになっているのでいいと思う。ただ完璧ではない。これは私の意見だ
が、いろいろなクルマが出るというのは大賛成だが、いろいろなクルマを皆ひとく
くりにしてしまうのはどうかと思う。やりすぎても問題だが。それとハンデウエイ
トはもっと重くしてもいいと思う。ツーリングカーが1tちょっとで30kg、GTは1200
kgなので、割合からいっても、もう少し重くてもいいと思う。勝ち続けるクルマは
今までは出ていないが、出てくる可能性がある。その1200kgという重量だが、ヨー
ロッパのGT1のように1t切るとか1t台にするのは、技術的には問題ないがおカネがか
かってしまう。メーカー系はたぶんできるが、プライベートにはむずかしい。従っ
て1200kgという重量は妥当なところだと思う。車輌規定についてもラフなようで細
かいところも網羅しているのでいいと思う。ただフロントバンパーのことにしても
解釈が違ってきているのでそういうところを検討したほうがいいと思う。また今は
フロントエンジンもミトシップも、丸いクルマも四角いクルマも皆同じだが、その
辺の区別も今後の視野には入れなければいけないかと思う。あまりがんじがらめに
するのもよくないが。
 GT500の 上にGT1カーを入れるということは、クルマを造るほうとしては速いクル
マは魅力がある。観客の立場としても見たいと思う。ただ、GT-Aのメンバーとして
は、メインテナンス、ランニングコストを含めて皆がやって行けるかどうかが問題
だ。そういうカテゴリーができれば、主要メンバーは当然オーバーオールを狙うわ
けだからそちらに行くだろう。そうなるとGT500 はさびれてしまうのではないか。
GT700 かどうかは知らないが、その数台がトップを争って後はさびれてしまうので
はCカーの二の舞になってしまう。観客動員や参加台数を増やす努力をセットでや
れば、否定はしない。魅力はある。また、いっそGT1にしてしまうということには、
GT1カーは高いクルマであり、またランニングコストが高いので果してどうか。何
チームかはできるだろうが、何チームかは撤退してしまうかもしれない。走らせる
方には魅力はあるが、そういうことも考えなければならない。GT500 の上のクラス
を作るには、GT500 も成り立つようにしなければならない。ただ、それを検討する
ことには反対はしない」
○トヨタ自動車モータースポーツ部主担当員  柘植和廣氏
「GT500 は、細かい問題点はあるにしてもおおむねこれでいいと思う。GT700、つま
りFIAのGTを走らせるというアイディアは、GT500 と同じレースで混走させるのはよ
ろしくないと思う。ただ、せっかくFIAのGTがあるので、それを日本の人にも見ても
らいながら開発するという考えは、日産さんなどにはすごく意味があるだろう。ポ
ルシェのGT1やマクラーレンあたりを日本の人が買って走らせるとすれば、逆にGT500
と一緒じゃないほうがやりやすいのではないか。また、GT500 とGT700 を一緒にし
てGT300 を分けるというのではGT300 がイベントとして成り立つのだろうかという
心配がある。GT500 の今のカタチは、メーカーとして考えるならば、ある意味にお
いては量産車ベースだからやる意義はある。ただGT1は事実上プロトタイプだからそ
れとは一線を画す必要があると思う。そういう意味ではGT500 とGT300 は同じカテ
ゴリーのなかでやり、GT1なりル・マンGT1なりは別の観点でやる必要があると思う。
TTEで開発している来年のル・マンに出すGT1カーを日本で走らせるという考えはまっ
たく持っていない。ヨーロッパで造ってヨーロッパのル・マンで走らせるクルマな
ので、日本に持って来る必然性はまったくない。宣伝的には若干あるのかもしれな
いが。仮にGT700 とかいうカテゴリーが日本にできてもそこで走らせる気はまった
くない。別なレースとして、たとえば日産さんが3台出し、ポルシェGT1を買った人
がそれを出し、マクラーレンが出るということになれば10台ぐらいになる。それだ
けではつまらないかもしれないが、イベントとしては成立すると思う。しかし、そ
こにトヨタが出て行かなければいけないか、というと、今はその必要性はまったく
認識していない。今後FIAのGTがどういう方向に行くかによってスタディとして考え
ることはあるだろうが、今、それを視野に入れているということはまったくない。
ル・マンだけだ。
(GT500 でプライベート・チームが勝てなくなっているという意見については)結
果としてメーカー系のチームが勝つとしても、我々はハードに差をつけて提供しよ
うとは思っていないし、そうしていない。たとえばゴールデンウイークに富士でやっ
たレースでは5ZIGENがトップを走っている。差が出るのは、たとえばテストの時間
が少ないとかチーム力の差、ドライバーで差が出ているということだ。ニッサン、
ホンダもそういうふうにすればプライベートの人もやる気が出ると思う。我々とし
ても負けようと思ってやってはいないが、メーカーとしてもただ勝てばいいという
ことではないと思う。いい素材を提供することによってチームがそれをうまく活用
してやってくれればいいと思っている。ボディまでやりたいというところがあれば、
公認の問題があるからロールケージだけ提供して、後はやってください、というふ
うに。そういうふうにやれば、いろいろな意味で日本のレース産業なりチームなり
の役に立てる部分が多分にあると思う。去年まで走っていたJUNオートのようなカタ
チをとれるような部分は残しておいたほうがいいと思う」
*今回のレポートは以上です
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/8

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                      5 Oct. '97
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
GTインサイドレポート・スペシャル
◎GT500クラス・エントラントにきく 1
現状のGTCをどう考えているか、今後はどういう方向に向かうべきと考えているか、
レギュレーションについてを中心に、各チームの代表に話を聞いた。(順不同)
なお、GT-A事務局の考えは、前回富士で聞いたGT300クラス・エントラントの意見
に対するものも含め、次戦の菅生でレポートする予定。
No.3 ユニシアジェックススカイライン 長谷見昌弘代表
「現状では、レギュレーションがスープラに有利なように働いている。昨年もスト
レートは速かったが足回りが煮詰まっていなかったので目立たなかった。今年は
コーナーも速くなり、速さが目立つようになった。NSXも速い。コーナーのスピード
が圧倒的に速く、安定しているからアクセルを開けるポイントも早い。そうすると
直線でも(ターボ車に)ついていけちゃう。で、ブレーキングポイントが違うから、
突っ込みで前に出られる。来年、ホンダが力を注いできたら、もっと速くなるだろ
う。そうなったら、もうどうしようもないよ。こうした現状を考えると、一番いい
のはスープラの重量は1200kgに揃え、ミッドシップは50kg重くすることだと思う。
 GT500より上のクラスを作ることはありえないでしょう。GT700なんて、誰が言っ
てるのか知らないけど、そんな存在もしない言葉は使わないでください。不愉快で
す。だって、それはGT500を潰すことでしょう? GT500がなくなっていいんですか?
 そもそもGTCは、できるだけおカネをかけずにやろうというのが始まり。バブルが
はじけても一生懸命レースをやってきた人がいるから続いている。今は台数も増え
ていい状況になってきているのに、1億円もするクルマでやったら、それに反する。
Cカーの二の舞になっちゃうよ。毎回いろんなクルマが勝ったり負けたりするような
状況をいかに保つかが大事。ウェイトが勝敗を左右するようなレギュレーションに
すべきだと思う。できれば、毎回、メーカーのしがらみなどがない人が高いところ
から見ていて、『あのクルマは直線が速すぎるから次回からリストリクターを絞ろ
う』とか、『コーナーが速いから重くしよう』とか、そのくらいのレスポンスでや
るのがいい」
No.38 カストロール・セルモ・スープラ 佐藤正幸代表
「現状のレギュレーションに大きな問題はないと思う。ムリにイコールコンディショ
ンに揃えようとすると、抜きつ抜かれつがなくなって、1列縦隊のレースになってし
まう。それを考えれば現状は、まあやむをえないのではないか。ただ、できること
なら、ウェイトを全体に軽くしたほうがいいと思う。いくら日本独自のレースといっ
ても、ヨーロッパやアメリカからも参加しやすくしたほうがマシンもバラエティに
富んでくる。マクラーレンだって1200kgという重量がイヤでやめたようだし、あま
りネガティブな方向にいっちゃうとレースのグレードが下がってしまうよ。軽くす
るにはおカネがかかるっていったって、やってみたわけじゃないでしょ? まずは
軽くする努力をしてみるべきだよ。GT500より上のクラスを作るというのは、台数が
10台以上そろうのならともかく、1台か2台おまけみたいに走るんじゃしょうがない。
お客さんの側に立っていうと、朝早くから来てくれるお客さんに対して、レースと
レースの間隔が開きすぎている。イベントをやるとか、もっと退屈させないような
ことを考えるべきだと思う。これはGTに限らず日本のレース全部にいえることだけ
ど、サーキットもオーガナイザーも、見せかたということをもっと考えていかない
と。パドックももっときれいに見せられるようにして、見る側からあこがれられる
存在になっていかないといけないと思う」
No.34 STPタイサンアドバンバイパー 千葉泰常代表
「現状としては、昨年のレギュレーション改訂で車両重量を1200kgで合わせる方向
であったのに、排気量2リッター以下は1150kgという特例が認められていることは
おかしいと思います。少なくとも重量に関しては1200kgで統一すべきでしょう。ま
たリストリクター径に関しても、NA3.5リッター以下車の特例がありますが、これは
たとえば2バルブ車の特例などに比べ、有利すぎるような気がします。来季に向け、
このあたりの見直しは必要だと思います。それ以外では、とくに大きな不満はない
ですね。現状で十分コンペティティブですし。ただ来季、たとえばポルシェGT1のよ
うなクルマを日本で走らせるということには反対です。JGTCのレギュレーションに
合わせたとしても、やはりもともとのポテンシャルが違いますから。あれは違う世
界のクルマなんですよ。もしあのクルマが出るとなると、国産メーカーもR390GT1の
ようなクルマを出さざるをえなくなるでしょう。それはこのシリーズの破綻を招く
ことに繋がるでしょうから、なんらかの規制を行う必要があると思います」
No.30 綜合警備PORSCHE 坂田智和監督
「現状はやはりプライベーターには非常に厳しいですね。ポルシェGT2は、昨年まで
はまだ直線だけは速かったですけど、今はポルシェを使うメリットはなにもないに
等しいです。ですから我々としては、来季に向け、レギュレーションを原点に戻す
方向がありがたいですね。つまり全車パワーダウンして車両重量を軽くしてもらう
のが理想です。だったらGT300に出ればいいじゃないかという意見もあるでしょう
が、対スポンサーを考えると、それも難しいですし…。たとえばポルシェGT1を持っ
てくるようなことも手としてはあるでしょうが、価格的なものを考えれば現実的じゃ
ないですし、もし持ってきたとしてもウェイトをバンバン積んだのでは勝負になら
ないでしょう」
No.510 RH CERUMO SUPRA ポール・ベルモンド氏
(昨年ヨーロッパのBPRシリーズに参戦。日欧の2つのGTシリーズにフルエントリー
 の経験を持つGTCでは唯一のドライバー)
「GTCはオーガナイズ、プロモーション、レギュレーション、ドライバーのレベル、
参加車輌のどれもとてもプロフェッショナルだと思う。レギュレーションはバトル
のあるすばらしいレースとすることを目的にエア・リストリクターと重量ハンデで
参加車輌の競争力のバランスをうまくとっている。それでニッサン、トヨタ、まだ
信頼性が不足しているがホンダも勝つ可能性がある。速いクルマがあってもすぐに
ハンデが課せられるのでいいと思う。GT500 の上のカテゴリーを作るというのはい
かがなものだろう。現在ヨーロッパで走っているレギュレーションのマシンを走ら
せるということだろうが、それができるチームはいいとしても、小さなチームには
難しいのではないだろうか。現在、ニッサンがル・マン用のGT1カーを持っている
し、トヨタも開発している。ホンダはどうなのか知らないが、そうしたところがク
ルマを供給できるならいい。ドライバーにとっては速いマシンのほうがおもしろい
のだから。ただ、チームの財政的な問題は果してどうなのか。ヨーロッパのGT規定
を採用するというのもクルマがあって初めてできることだ。FIA GT選手権はかつて
のグループCのようになって来ている。私がBPRシリーズに出ていた昨年と比較する
と現在のFIA GTのコストはかなり高騰している。GTCは国際選手権ではなく国内選
手権なのだから、レギュレーションは国ごとの事情を考えて採用すべきだ。トヨタ、
ニッサン、ホンダがGT1車輌をそれぞれ4チームなり5チームに供給できるというな
らそれはそれで興味深いものとなるだろうが、数台のGT1カーのみが優勝を争うよう
になるのはいいとは思えない。今は毎レース数台のニッサン、数台のトヨタ、ホン
ダにも勝つチャンスがあって、12台ほどのマシンが優勝を争っている。だから選手
権は興味深いものになっている。そのことを考えなければならない。観客も勝つチャ
ンスがあるのは1台だけというレースは見たくないだろう。ヨーロッパでも昨年は
多くの銘柄のマシン、多くのドライバーに勝つチャンスがあったが、FIA GT選手権
はシュナイダーのメルセデスとレートのマクラーレンBMWが全部のレースを勝ってい
る。これでは選手権としての関心は大きくない」
No.18 avex童夢 無限NSX 佐々木 正氏
「GT500 の上のカテゴリーを、という案に関しては、そういうマシンはGT-Aの当初
の主旨の求めていたのとは違うと思う。GT500 については、あくまでも前にエンジ
ンのついたクルマを想定した日本独特のレギュレーションになっているため、GT本
来のミッドシップのマシンを造るにはやりにくいレギュレーションになっている。
そのあたりをいろいろなクルマが出てこられるようになってこそ理想的なレースに
なるのではないか。今のレギュレーションのままだと造りにくいクルマが出てくる。
今は特認車輌などという方法でそれを補ってはいるが、ちゃんとルールのなかでい
ろいろなクルマが出てくるようにしてほしい。ウエイトハンデについては競争の原
理を損なうものだ。それにGTの場合は走行距離も長いのでブレーキなど危険性の問
題も出てきてしまう。賛成はできない。最低重量1200kgというのも反対だ。重いレー
シングカーを造るというのは、こんな馬鹿げたことはない。ウチでも120kg 以上の
ウエイトを積んでいる。それなりに努力したことが報われるようなカタチにしてほ
しい。変なところで足かせしても他のところで稼がなければならないので、過激な
競争をなくすことにはならない。自然体にした方がいいと思う。
 レース自体については、GTはどうしても大所帯になるから仙台のようなところは
やめてほしい。チームは狭いなかで大変な思いをするし、スポンサーの心証も悪く
する。仙台で2回やる必然性はないはずだし、ガレージに入ってクルマのドアを両
方開けられないようなところでレースをやるのは危ない。興行的な面では事務局が
一所懸命やってくれているが、参加する側としては仙台はやめてもらいたい」
No.5 5ZIGEN SUPRA 木下正治代表
「GT700クラスのモンスターマシンは日本にそぐわない。FIA GTのベンツを見ても
マクラーレンを見てもエスカレートしてるでしょう。マキシマムでもGT500のクラス
に留めるべきです。基本的には現状でいいと思いますが、NSXやMR2なんかの2シー
ターはよくないと思います。4シーター以上の2ドアでレースをやるべきです。レギュ
レーションについては、初年度なんでどうのこうの言えるかわかりませんが、あま
りエスカレートしないようにしてほしいですね。今回もポルシェのリストリクター
問題がありましたけど、抑えてイコールコンディションにする方向で続けてほしい。
あとは、来年に関しては、300kmは充分走れるんで400kmぐらいの耐久性を増したレー
スにしたらどうでしょうか? ファンサービスについては、フォーミュラニッポン
に比べたらよっぽどやってると思います。あとは、誰もがオープンで入れるクラス
もいいし、台数を増やすのもわかるんですが、もうちょっと内容をアップしてほし
い。GT300とGT500クラスのスピード差があってもいいけど、あまり差があり過ぎる
のも問題があるでしょう。ドライバーの基準をもう少し厳しくしないと、色物で終
わらない正常なレースをしないといけないでしょう。最後に言いたいことは、役者
あってのレースやから、もう少し我々の意見を採り入れてくれるといいと思います。
あと一点は、エスカレートしないため、メーカー直系のチームがやってるプライベー
トテストは制限して、オフィシャルテストだけにしてほしい。ウチらはレースもテ
ストも同じおカネかかりますから」
No.36/No.37 カストロール・トムス・スープラ 舘 信秀社長
「GTは結構お客さんが入っているし、JTCCの幹事としてはうらやましいかぎりだ。
うまく行っているのかな、と思う。ただ、GT500 、GT300 ともに力の差があり、上
と下の差がもう少しつまるといいと思う。ある時期はスカイラインが速くて、ある
時期はスープラが上位独占してしまうというのではマンネリ化してしまう。上を抑
えるのか下を上げるのか、それをどういう風にすればいいのかはわからないが。ほ
んとうの意味のコンペティションから言えば違うのかもしれないけど、今はこうい
う方法しかないとボクは思っているし、今のGT-Aの考え方、今のルールの決め方は
支援するほうだ。ただ、現実的にスープラが強くて、今回はホンダが前のほうに割
り込んできたので、内容としては面白くなるかもしれないが、スカイラインにも速
くなってほしいし、欲をいえば外国車がもう少しエントンラントの顔ぶれのなかに
ほしい。
 ボクはGT500 の上のクラスを設けてもいいと思う。いくつかのメーカーから何台
か出て来て、激突して1メーカーが抜けた、2メーカーが抜けたというふうになっ
た結果、何年かしてそのクラスが無くなってしまったとしても、今のクラスがその
まま成り立てば、GTはなんとか存続していけるのではないか。グループCが潰れた
のは、あれしかなく、その下がなかったから。今のレースが基盤になって、そこに
世界のGTクラスが入ってきて、ワーッとやってワーッとやめていってしまっても、
こっちが残っていればいいと思う。ボクは反対じゃない。混走でもいいと思う。別
なレースとしては成り立たないでしょう。ただそれより、第三者的には今のGT500の
ポルシェが、もう少し前を走れるようにしたい。外国車が逃げて国産車が追うとい
うのがおもしろい。欲をいえばきりがないが、今GTはうまく行っているのではない
か、と思う。いろいろ心配なところはあるが、全体的には成功しているし、やって
いる人の工夫でいろいろなアイディアを入れてやって行けばもっとおもしろくなる
と思う」
*GT500クラス・エントラントにきく2に続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/7

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                       5 Aug. '97
GT Inside Report             インサイドレポート3            FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
ドライバーポイント
[GT500]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10  10/5   10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ    67      12   20  15  20
2  39 影山正美       63  15   20    8  20   
3  37 関谷正徳/鈴木利男  54  12    6   12  12  12
4  39 谷川達也       48   -   20    8  20   
4   2 鈴木亜久里      48  20   10   15   1   2
6   2 E.コマス       38  20    -   15   1   2
7   3 長谷見昌弘/田中哲也 37  10   15    2   6   4
8  38 竹内浩典/金石勝智  27   4    2   10   3   8
9  12 本山 哲       24       6      10   6
10  12 星野一義       16       -      10   6
[GT300]
                  Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5  Rd.6
                  3/30  5/4  6/29 8/10  10/5  10/26
Pos. No. Driver      合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
----------------------------------------------------------------------------
1  19 織戸 学/福山英朗  82  20   15   15  12  20
2  26 鈴木恵一/新田守男  74  10   20   12  20  12
3  25 土屋武士       40  12       20   8   -
3  25 長嶋正興*       40  12       20   8   
5  910 袖山誠一       38  15    3   10  10   
6  71 星野 薫/城内政樹  31   8    8   -   6  15
7   27 太田哲也**      31      10    2  15   4
8   27 A.オロフソン     25      10   -  15   
9   7 山路慎一/松本晴彦  20  -   12    8      
10  51 石原将光/池谷勝則  20   8    8   -   4   -
*:Rd.5はNo.72で出場、 **:Rd.5はNo.28で出場
チームポイント
[GT500]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4  Rd.5   Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10  10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI  MINE  SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 36/37/38TOYOTA Castorl TEAM 79      12    12      20  15  20
2 39  TOYOTA TEAM SARD    63      15    20       8  20   
3 2/556 NISMO         49     20    10      15   2   2
4  3  ハセミ・モータースポーツ     37   10  15    2   6   4
5 12  HOSHINO RACING     24       8            10   6
6 100 チーム国光with MOONCRAFT 15    -            15
7  8  POWER CRAFT      15    1       4     10
8  5  TEAM 5ZIGEN      12    6       6  
9 510 RYOWA HOUSE Pacific TEAM CERUMO
                11   -  -    3     8
10 13  ENDLESS SPORT      8    3             4   1
[GT300]
                   Rd.1  Rd.2  Rd.3 Rd.4 Rd.5   Rd.6
                   3/30  5/4  6/29 8/10 10/5  10/26
Pos. No. Team        合計 Suzuka FUJI Hiland FUJI MINE   SUGO
-----------------------------------------------------------------------------
1 19 RS-Rレーシングチームwith BANDOH 82   20  15   15  12  20
2  26  TEAM TAISAN Jr    74   10  20   12  20  12
3  25  土屋エンジニアリング    40   12      20   8   -
4  910 910 RACING       38   15   3   10  10   
5  71  シグマテックレーシングチーム   31   -   6   4   6  15
6 27/28 TEAM FERRARI CLUB OF JAPAN
                 31      10   2  15   
7   7  RE雨宮レーシング   20      12   8      
8  51  コブラレーシングチーム     20    8   8   -   4   -
9  81  TEAM DAISHIN     13    3   4   6      
10  72  牧口エンジニアリング    12    4   2   3   3
*ポイント計算はGTインサイドレポート班による非公式のものです
*スペシャルレポートに続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/6

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                       5 Aug. '97
GT Inside Report             インサイドレポート2             FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
☆フリー走行
No.100 RAYBRIG NSX
朝のフリー走行で1分26秒台のトップタイムをマークした。
飯田章「もちろん満タンでのタイムです。決勝でもこのくらいのペースでいけま
す。でも、前にブロックがうまい人がいるからなあ…。なんとかスタートで前に出
ないとね。今回はここまでまったくなんにも(トラブルが)なしなんですよ。逆に
それが怖いですね。レースはなにがあるかわかりませんから」
No.910 ナインテンポルシェ
玉本秀幸「フリー走行のトップタイムはあんまりうれしくないよね(笑)。それよ
りも予選2位はエンギいいんですよ。ポールだと舞い上がっちゃって勝てるレース
も取りこぼすことがあるでしょう。昨日の午後に試したセッティングはピーキー過
ぎたんで、予選1回目のセットに戻したらベストバランスです。スタートは袖山さ
んで、若干早めに入れるかな。去年はリタイヤしたけど、MINEは西日本の頃から走
ってますから(笑)。レースはタイサンと坂東さんのところとの戦いだから、2台
の邪魔しないように先に行きますよ」
No.21 ダンロップ-BP-BMW
朝のフリー走行でクラス2番手のタイムをマークするも、エンジントラブルを発生。
今回は乗らない順番の一ツ山康によれば、「ニューエンジンなんだけど、ベンチか
けなかったから、ガスケットがいっちゃって、これからエンジン載せ換えですよ。
まあ、間に合うでしょう。弟(幹雄)が乗ってるときにタイムが出て、水野君のと
きはタイヤグリップしなかった」とのこと。
No.6 ワイズダンロップ BP MR-2
藤田孝博「今までメカニックが一生懸命作ってくれたんで、クルマはそんなに悪く
はないです。このサーキットはμが低いし、いつもホコリっぽいんですよ。フリー
走行はボクの方が少し長く乗りました。満タンですから当然重くなるんですけれど、
金曜にもロングランで乗せてもらってますから、その時の感覚を覚えています。ス
タートは加藤さんです。いい順位で渡してもらってペースの落ちないように走りた
い。結構、加藤さんが多めに乗ると思うんですが、ボクは34秒台で回りたい。ここ
らで勝ちたいですね」
◎チャリティ募金を地元交通安全協会へ贈呈
 全日本GT選手権では毎戦ピットウォークで、ドライバーたちとのポラロイド写真
撮影会によるチャリティ募金、通称"ポラロイド・チャリティ"を行っている。昨年
寄せられた募金の総額をGTCが開催された5つのサーキットで割った平均額は92万
2,269円。このMINEサーキット分の募金は地元の財団法人山口県交通安全協会に寄付
され、交通安全の推進に役立ててもらうことになった。この募金は、本日午後12時
20分より表彰台において、山口県交通安全協会の宮崎清志常任理事の手へと、プレ
ゼンターの高橋国光GT-A会長より贈呈される。
◎1998年シーズンのGTCスケジュール案
 来年1998年の全日本GT選手権スケジュールに関しては、各サーキットからの開催
申請があり、現在調整されている。暫定のスケジュールでは全8戦が予定されてい
る。また、オールスター戦も11月に予定されているが、開催日時、サーキットは未
定となっている。GT-Aとしては、98年はシリーズ7戦で行うことを既に決定してい
るため、今後の調整が注目される。
◎GT-Aがエントラント(GT-A会員)にアンケートを実施
 来季の暫定スケジュールでは仙台ハイランドレースウェイでのGTC開催が予定さ
れている。だが同サーキットに対しては、施設やサービス面で改善すべき点がある
ということから、施設の改善を前提に来季のGTC開催を受け入れるとしていた。こ
のためGT-Aは、第5戦開催中に会員にアンケート調査を行い、より具体的な改善内
容を確認し、同サーキットへ提案したいとしている。
 また、来季は国内メーカーの主力車種の参加が増えることが予想され、これによ
り過当競争が生じるのではという懸念がGT-A会員間にあるという。この観点から、
先のアンケートに併せGT-A会員の同懸案に対しての意識確認(アンケート形式)も
行われている。GT-Aでは、これを基に過当競争の抑止策などを検討し、過去にあっ
たようなカテゴリーの衰退を未然に防止したいとしている。
☆決勝レース
◎タイヤ・レポート
*ヨコハマ
全車ソフト。構造は3種類。
事前テストの路面温度47度でも大丈夫だったのでソフトを選択した。スープラとバ
イパーが同じサイズのものを使っている。スカイラインはフロントに新しい構造を
採用した。GT300は事前テストで良かった構造のものを採用。ほぼ前チームが同じ
ソフト系。No.26タイサンスターカードRSRのみフロントがソフト、リアがミディア
ムを使用。GT500もGT300も交換が前提。
*ダンロップ
全車ソフト、2,3種類の構造。
思ったより路面温度が下がらなかったので、比較的ソフトなタイヤを選択した。
GT500(No.5)はソフト系。GT300も全車ソフト系で、マッチングがよかった。両クラ
スとも交換が前提。
*ブリヂストン
ソフトとミディアムの2種を用意。スカイラインとポルシェがミディアム。スープ
ラとNSXがソフトを選択。交換が前提。
○決勝スタート直前 13時50分現在
 天気:晴れ
 気温:25度  路面温度:33度
 入場者数:10/5 40,100人(10/4:7,600人 晴れ)
○リタイヤ(GTインサイドレポート班調べ)
No. 原因                 周回数
-------------------------------------------------
No.81   ラジエター破損(No.910との接触)        12
No.88   ミッション                            16
No.6    ターボ                                19
No.72   コースアウト                          26
No.510  オイル漏れ(No.556との接触)            37
No.556  (No.510との接触)                      38
No.100 RAYBRIG NSX(総合2位)
飯田章「スタートは結構良かったんですが、なかなか前に出れなくて。トムがブレ
ーキをミスした隙に出て。あと、ウチの方がペースが良かったんで、恵二さん(No.
18松本監督)が琢弥君に譲るよう指示を出してくれて。この辺はチームワークのお
かげでした。ボクは2ヶ月くらいこのクルマに乗ってなかったんで、それまでテス
トをしてくれていた琢弥君たちのおかげの成績だと思います」
高橋国光「表彰台は久しぶりなんで、この味をかみしめてます。飯田選手がいい仕
事してくれまして、ハンドルを任されたときは正直言って、しっかり走れるかなっ
て心配もありました。で、前のクルマに少し追いついたんですけど、1つ簡単なミ
スをして、ホントみんなに申し訳ないと思います。マシンは全く問題なくて、私自
身も久々に力が入りました。本当にすばらしい車を作ってくれたみなさんに感謝し
てます」
No.37カストロール・トムス・スープラ(総合3位)
鈴木利男「今回はピットでちょっと時間がかかっちゃて、まあ3位でしょうがない
かなって感じですかね。ホントはもうひとつ上にいきたかったんですけど。クルマ
は途中からブレーキがちょっとキツくなっていたんですが、大きな問題はありませ
んでした」
関谷正徳「チャンピオンの可能性がまだあるんですか? そうですか、じゃあ次は
ペドロをF1に行かしちゃいましょう(笑)」
No.71 シグマテック911(GT300クラス2位)
星野薫「ウチのクルマはターボがついているから下からトルクがあって、スタート
でうまく前に出ることができた。今年はこれまで6位が最高だったから、久々に表
彰台に上がれてうれしい。ポルシェは壊れないし安定しているから、それが勝因で
しょう。最終戦は、これも期待できるでしょう。トルクあるから30kgのハンデも問
題ない」
No.26 タイサンスタカードRSR(GT300クラス3位)
鈴木恵一「4コーナーでリアからドンと亜久里にぶつけられて、グラベルにはまっ
たけど、なんとか出してもらった。2周ぐらいのロス。ぶつけられたの悔しいよね。
最終戦はやるしかないでしょう。しょうがない」
No.38 カストロール・セルモ・スープラ(総合5位)
竹内浩典「No.36に抜かれたときに3~4台いたバックマーカーにちょっと当たっ
ちゃって、エアジャッキが曲がっちゃったんでピットで時間がかかったのと、ス
ローパンクチャー。バックマーカーどうしでもバトルやってるからリスクが大きい。
テストは良い感じなんで、SUGOの最終戦はなんとかしたい」
No.39 デンソーサードスープラGT
影山正美「まあしょうがないでしょう。レースですから。ポイントが逆転しちゃい
ましたけど、ゼッタイあきらめませんから。ハンデは関係ないっすよ。ウチより重
いところだってあるんだし、それがこのレギュレーションのおもしろいところです
から。クルマは、あの順位なりにはよかったです。とくにトラブルはありませんで
した」
谷川達也「悔しいです。チームには申し訳ないことをしてしまいました。松田さん
は、ボクと同一周回だと思っていたようです。さっき握手はしてきました。次は頑
張ります」
No.18 avex童夢 無限NSX
黒澤琢弥「悔しいかって? だいぶね。もう人と口もききたくないくらい。原因は
わかりません。なんだかわからないけどオーバーステアになっちゃった」
No.6 ワイズダンロップ BP MR2
加藤寛規「オイルに乗って飛び出したけど、それはリタイヤとは関係ない。なんか
おかしいなといいながら走ってたら、ターボのブーストが上がらなくなった。いま、
原因を調べています」
藤田孝博「行けると思ったんですけれど、今年はうまくいかないですね。勝てそう
だったのに。乗れないと勉強にならないからつらいです。SUGOは全然違うコースで
すから、足回りをやらないと。でも、テストでは雨の中無茶苦茶速いんです」
No.7 RE雨宮 SuperG RX7
松本晴彦「2番手になって回ってきたとき一発死んじゃって、その後は2ローター
で走ってました。自分の乗ってるときは問題なかったんですが」
☆優勝者インタビュー
総合優勝 No36カストロール・トムス・スープラ
ペドロ・デ・ラ・ロサ「すごく嬉しいです。だって、ウエイトハンデがあったんで、
勝てると思ってなかった。それに、勝ったことでポイント・リーダーにもなれたか
らね。チャンピオンにはとてもなりたいです。2つのタイトルを取れるチャンスな
んて滅多にないんだから。とにかく勝ちたい。フォーミュラニッポンではノバが、
そしてGTではトムスがいい仕事をしてくれているという証明にもなるし。さらにGT
は1人で走るわけではないので、マイケル(クルム)とのチームワークの良さを、
そう彼は今年他のカテゴリーでいい成績を残していないけど、ここでタイトルを取
れば彼の実力も証明できるのだから。そして、彼とSUGOで勝利の味を分かち合いた
いです」
ミハエル・クルム「ボクも勝てたことに非常にびっくりしました。ピットインまで
にペドロがいい仕事をしてくれて、ボクがピット・サインを見たときに『P1』と
出ていたんで驚いたんだ。でも、後ろから国光さんが2秒差まで追いついてきて、
どうなるかと思って。それで、すごくプッシュしてなんとか離すことが出来たん
で、あとは楽になりました。次は90kgのウエイトハンデを背負うことになるけど、
僕らはちゃんと持って帰れるものを持って帰ろうと思ってます。それだけです」
GT300クラス優勝 No19 RS☆Rシルビア
福山英朗「これだけのウエイトハンデを積んで、勝てるとは思ってませんでした。
夏の間に、そしてこちらに来ても毎晩遅くまでメカニック達が努力してくれてまし
た。でも、ターボカーには気温の上昇が不利に働いて成果が上がらなかった。です
が、ここに来て気温が下がってきて、彼らの努力が報われたと思います。次の100kg
のハンデは、あんまり考えないようにしています。考えたからって降ろせるもんじゃ
ないし。そんこと考えないでとにかくチャンピオンを取りたいね。そうそう(隣を
見て)、ペドロにも、ミハエルにも、章(飯田)にも早くF1に行ってもらって、そ
れで(反対を見て)織戸にもチャンスをあげてください(笑)」
織戸 学「とにかく嬉しいです。勝てたのは、車を作ってくれたメカの人やスタッ
フ、スポンサーのみなさんのおかげだし、それに応えられて嬉しいです。とにかく
最終戦に向けて、チャンピオンに向けて一歩近づけたし、活気づいてきたし、チャ
ンピオン取れるようにがんばります。今年のはじめに冗談で『ウエイト100kg積も
う』なんて言って、それが実現したんで、その後のことはなんとかなるでしょう。
(隣から、飯田が『織戸が10kg減量する!』)うっさいなぁ(笑)。全日本のタイ
トル、それどこか出るのも今年初めてだったんですが。でも、タイトル取る自信は
あります。(またも飯田が『全日本ドリコンは取っただろう』。福山が『ロリコン
だろう(笑)』。飯田『そう、好きなんですよ。こいつ』)。まったくもう! そ
ういうこというと、いろいろとバラずぞ。***のこととか(笑)」
インサイドレポート3に続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/5

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                      4 Aug. '97
GT Inside Report           インサイドレポート1              FMOTOR4版
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'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
☆予選1回目
No.18 山本勝巳(avex童夢無限NSX)
「このままトップでいければいいですね。タイヤはもう1セット残っているんで、
午後もう1回アタックにいきます。ただ、気温が上がりそうですからタイムアップ
できるかどうかは…。今回はここまでまったくトラブルは出ていません」
No.5 田嶋栄一(5ZIGEN SUPRA)
「ギアがいきなりロックしてしまって、2コーナーでコースアウトしてしまった。
出ていってすぐで、タイヤも温まっていなかった。昨日から少しギアロックの症状
が出ていたので、とりあえず義務周回数だけはこなそうと思ったんだけど…。部品
は全部あるんで、午後までには直せると思います。ただ、今回はどうもタイヤがコ
ースに合ってないみたいで…。全然グリップがなくて、トラクションがかからない
んです。今回はノーチャンスですね」
No.38 竹内浩典(カストロール・セルモ・スープラ)
「菅生のテストはいいフィーリングだったんですが、昨日は原因不明のアンダース
テアに悩まされてました。今日は、ダンパーをスペアのモノに交換してアタックし
ました。午後は24秒2~3を出さないと厳しいでしょうね。NSXはコーナーの旋回速
度が速くて、立ち上がりでも早くアクセルを踏めるんです。ただ、ストレートでは
ちょっとこっちのほうが速いんで、決勝では前に出られればなんとか抑えられると
思います。NSXは耐久性も未知数ですしね。怖いのはトムスの2台でしょう」
No.6ワイズダンロップBP MR-2
加藤寛規「歯車が合ってくるとこんなもの? いつもと変わらないんですよ。ター
ボマシンは冷えているときにパワーがあるし、タイヤの美味しいところといかにド
ライバーがマッチさせるか、ようやくできたというところでしょう。決勝のスター
トはたぶんボクが行くと思うんですが、壊さないで完走しような(と藤田選手に向
かって言う)。タイサンとシルビアには後ろで頑張ってもらって、チャンプは狙え
ないけど邪魔してやろうかと(笑)」
藤田孝博「前回は、ホイールのトラブルでリタイヤしたんですが、対策はしまし
た。何事もなく終わらせようと思います。ボクは基準タイムクリアするぐらいで、
予選はアタックしません」
No.910 玉本秀幸(ナインテンポルシェ)
「昨日はタイヤは古い状態でしたから。今日はニュータイヤでアタックしました。
足回りとタイヤが、μの低いこのサーキットと相性がいいみたい。午後は天気次第
ですが、陽が出なければラバーグリップもあるしタイムも上がるでしょう。ヨコハ
マ勢は、有力チームが重量積んでるからああいう結果なんでしょう」
No.81木下隆之(ダイシンシルビア)
「アタック中にちょっと引っかかったから、あと0.2秒は行ける。昨日より今日の
ほうがコンディションがよかったから、その分アップできた。午後アタックできれ
ば31.5秒が目標。決勝は、細かいトラブル出てくるだろうけど、これまではチェッ
クが甘かった。しっかりやれば問題ない。失うものは何もないから攻めるしかない」
No.26 新田守男(タイサン スターカード RSR)
「(順位を)1コ上げたいんだけど、厳しいかな。シルビアの前にいれば良しとし
ましょう。タイヤ残ってるけど、(午後のタイムアップは)無理だわ、70kgのウエ
イトじゃ(笑)。トップにはビュンビュン行ってもらってOK! ウチらの邪魔は
してほしくないけどね」
No.28 チームFCJフェラーリ
 今回「チームの方針」でNo.28のステアリングを握ることになった太田哲也。
「こちらのクルマがなかなかセッティングが決まらなかったので、僕が乗ることに
なりました。No.27のほうは1回お休みです。実はNo.27とNo.28は製作したガレージ
が違うため、クルマの造りかたに対する考えが違うんです。たとえばエンジンは、
No.28は高回転まで回せばパワーが出るタイプなんですがピックアップがよくない。
だからストレートエンドは速いんですがコーナーの立上がりが苦しいわけです。No.
27の方がトルク重視で、その部分では扱いやすかったですね。最終戦に向けてこの
あたりは改善する必要がありそうです。また足回りはNo.28のほうがいろいろ凝った
仕様になっているんですが、全体のバランスがまとまっていない感じでした。今回
自分で走って、ようやくフロントはまとまってきたので、あとはリアをもう少し煮
詰めたいところです。ただ大きな問題があって、それはミッションがF355チャレン
ジ用そのままなことです。ギア比もファイナルも変えていないので、ここではスト
レートで6速に入るには入るんですが途中までしか吹けないんですよ」と太田。そ
れでも予選1回目では、クラストップから2秒落ちのところまでタイムを上げてき
ている。
No.34 STPタイサン・アドバン・バイパー
 GTC初登場のバイパー。チーム・タイサンにとっては待望のマシンだけに、2人
のドライバーの表情はともに明るい。ただ今回がほとんどシェイクダウンのため、
細かいトラブルにまだ悩まされているのも事実。木曜に雨のなか走行した土屋圭市
は、「驚いたよ、くるぶしのあたりまで水が入ってくるんだもん。靴を3足ダメに
しちゃったよ」と一言。その後金曜日にドライで走行した際は、「水温が108度、油
温が130度までいっちゃうし、ブレーキがドンドン奥に沈んでいっちゃうんだ」と、
熱対策の必要を訴えていた。この後オーバーヒートからエンジンを1基ブローさせ
てしまうのだが、チームではフロントグリルの開口部を大きくしたりしてなんとか
対策を施し、オーバーヒート症状はおさまったようだ。ただしキャリパー用のダク
トを新設するなどしたブレーキは、相変わらずペダルが奥に入ってしまう症状のま
まらしく、美祢では苦戦を強いられそうである。鈴鹿1000kmでもバイパーをドライ
ブした松田秀士によると、「FIA戦のクルマとは、エンジンのパワーバンドも違いま
すし、タイヤの太さも違うし、ABSの有無も違うので、やっぱりだいぶ印象が違いま
すね」とのこと。それでも「まだシェイクダウンしたばかりなので、やることはいっ
ぱいありますけど、トルクがあるので現段階でもストレートは速いですよ。さっき
スープラの後ろについていったらトントンでしたもん。今後はとくにブレーキを強
化して、サスペンションが煮詰められれば、十分トップ6に食い込める実力はある
と思います。期待していてください」と、そのポテンシャルには大きな期待を寄せ
ているようだ。
No.510 RH CERUMO SUPRA
先日、集中豪雨に見舞われた鈴鹿で、トランスポーターに積載していたマシンが水
没してしまうという奇禍に遭った。さいわい大きなトラブルとはならなかったよう
だが、ガショーに影響はなかったか尋ねると、「スイッチを押したら水が出てきて
指が濡れちゃったよ。それと、エンジンをかけたらゴボゴボゴボって水の音がした
んだ(笑)」と、強烈なジョークを一発。一方のベルモンドはどうやらこの一件を
知らなかったらしく、「エッ、それはホントウか? と真顔で心配していた。
☆予選2回目
No.100 飯田章(RAYBRIG NSX)
「クルマはどんどんよくなってきてます。足も決まってきたし、エンジンも少しよ
くなってます。直線でもスープラとほとんど変わらないんじゃないですか。ブレー
キに関しても、ウチはまったく問題ありません。ただ、ポールをとれなかったん
で、満足ではありませんね。決勝はピット作業の勝負でしょう」
No.37 鈴木利男(カストロール・トムス・スープラ)
「予選はちょっと思ったとおりいかなかったね。午後は全体にグリップが悪くてタ
イムアップできなかった。クルマの状態としては少しよくなってはいる。午後、ほ
かは朝の1秒落ちくらいでしょ? ウチはコンマ5秒落ちくらいだからね。でも満足
できる状態ではないよ。決勝は、このコースは抜くところがないし、ブレーキがき
ついよ」
No.8 トム・クリステンセン(POWER CRAFT SUPRA)
「午前中のセッションは昨日の夜に降った雨で路面がクリーンになっていたし、路
面温度が高くなかった。これが我々がチョイスしたブリヂストンのタイヤにピッタ
リ合っていた。それで好タイムが出た。だがホンダ勢がすごく速い。ブレーキング
がいいようで、スローコーナーが速い。我々のマシンのホンダNSXに対するアドバ
ンテージ? さあストレートスピードかな。それだけだ。今日はパワーステアリン
グに若干のトラブルがあったのと、アンチロールバーが折れてしまったので長坂さ
んがあまり多くラップできなかったが、それ以外は好調だ。FETチームは実力があ
るし。ともかく今年は選手権全戦に参加しているわけではないのに、明日フロント
ロウからスタートできることには満足している。明日は表彰台を目指す。ここはホ
ンダが速いから」
No.36  ペドロ・デ・ラ・ロサ(カストロール・トムス・スープラ)  
「午前中はマシンの状態がすごく悪くて大アンダーが出ていたが、午後のセッショ
ンに向けて前後のスプリングとプリロードを変更した。これですごくよくなった。
ただ、午前中にタイヤを使ってしまっていたので、あれ以上のタイムは出なかっ
た。今はマシンは非常に安定しているし、いい状態になっている」
No.510 ベルトラン・ガショー(RH CERUMO SUPRA)
「クルマは今朝はすごくよかった。午後もOKだ。クルマのポテンシャルのリミット
まで行っていると思う。今朝はあと少し、1分25秒2くらいまでは行ったかもしれ
ないが、24秒台は無理だ。他は6速シーケンシャルなのに対して我々のクルマは5
速のHパターン。それに空力も新しいタイプではない。その2点がハンデになって
いる。明日は表彰台を目指す。今までF1以外はどのレースも勝ってきたのでここ
でもぜひ勝ちたい。勝つまでやりたい」
No.26 鈴木恵一(タイサン スターカード RSR)
「ウェイトハンデは去年より20kg軽いわけだから、まだいいよ。ただ、ここはブ
レーキがきついコースだから、去年と同じようにGT2の大きいローターにした。板
東のところ(No.19 RS☆Rシルビア)は80kg積んでいて、しかもデータはない。ボ
クらはここのデータがあるわけで、それは強みでしょう。だから、できればここで
引き離したいね。ボクと新田で練習走行のタイムで走って、ボクらのレースをすれ
ば、少なくとも板東のところには勝てると思う。速いMR2はいなくなったけど、ク
ラス優勝は難しいんじゃないかな。それと、最終戦を考えるとあんまり勝ちたくな
いしね。望みは、ウチが4位でシルビアが6~7位。そうすればハンデが10kg減
る。SUGOの最終コーナーは登りがキツイから、なるべく積みたくないんだよ」
No.19 RS☆Rシルビア
金曜日の練習走行中、板東社長が下向きの矢印を持ってタイサンのサインガードに
乱入。本人の弁によれば表敬訪問らしい。しかし、予選でのポジションは今一つ。
織戸学は「クルマの動きが遅くなってるし、ブレーキ使うし、ここはキツい。ポル
シェの前でゴールしないといけない。タイサンもウチもウエイト積んでるわりには
練習走行では速いでしょう。SUGOのテストでもウエイト積んでいい感じだった。な
んだかんだいっても、予選は重要でしょう。抜かせてはくれないですからね」と
言っていたのだが。
 そして、この人の発言に期待したかった福山英朗選手。
「ターボエンジンに対しては、気温が下がってくれた方が良い。雨はイヤだけど。
エアロパーツとタイヤとエンジンが変わったところだけど、他のクルマももどこも
良いでしょう。夏の間にクルマをいろいろやったけど、結果に結びついていない。
気温が変わってきてようやく改善されたというか、効果が出てきた。気温が上がっ
て重量が増えて落ちるタイムをなんとか食い止めてきたと言うべきかな。気温が下
がるとこの辺が生きて来るんで、期待している。ありとあらゆること、軽量化、空
力、タイヤ屋サンとも、エンジン屋さんとも話しながらやってます。今回は、なん
としてもタイサンの前でチェッカーを受けたい。最終戦が楽になるからね。向こう
はタイトルも持ってるし、レース経験も豊富だから、若干有利でしょう。最終戦に
はポイントでリードしていきたいね。でも、タイサンも調子良いでしょう。一発の
タイムは来れないと思ってた。テストには我々は来てるのに、彼らは来ないでしょ
う。予選は落ち着いて、決勝は気合い居れて行きます。ドウ・マイ・ベストで行き
ますよ。ここまで来ておちゃらけ言ってられないから」
No.39影山正美(デンソーサードスープラGT)
「16ポイント差は全然十分なマージンだと思いません。残りの2レース、1点でも
多く、1台でも前でゴールしないといけないという考えしかなくて、16点差あるっ
て余裕はまったくないですね。予選8番手は、とくにウェイトハンデの影響という
わけではないと思います。前回のテストから新車にしたんですが、テストの時とち
ょっとクルマの動きが違ったので、あわててセッティングし直したものですから。
でもまだ今いちテストの状態に戻り切ってない感じです。午後もうちょっとタイム
をあげて6~7番手にはいきたかったですね。ちょっと厳しいですね。決勝の目標
としては…。やっぱり勝ちたいですね。勝てば決まりですし。でもそう簡単ではな
いでしょうから、ベストを尽くして1台でも前でゴールして、菅生につなげたいで
すね。絶対這ってでも走りますから!」
☆ポールポジション・インタビュー
予選総合1位
No.18 avex 童夢 無限NSX
黒澤琢弥「なんとかかろうじて(ポールを)取った感じなので、うれしいというよ
りホッとした感じですね。今回はテストが十分できて、そのテストの段階から調子
がよかったので、取れるかなあという気は、美祢に入る前からしてました。そして
昨日のフリー走行の段階からたいしたトラブルもなく、スタッフとかメカニック全
員がクルマをよくしてくれたんで、ミスなく乗っただけなんですが、ポールがとれ
てうれしいです。昨日、予選に向けてシミュレーションをしたんですが、ボクはク
リアラップがとれなくて26秒フラットくらいしかいってなかったんです。でも(飯
田)章君の方が25秒台はいってましたんで、まあそれはウチらも出るかなぁと。た
だ24秒台は見えなかったんですけど、章君が24秒7というのが監督の(松本)恵二
さんから無線が入って、お尻に火がついた感じですね。もうちょっと踏まなければ
と。めいっぱいプッシュして、クルマもよくそれにこたえてくれたので、なんとか
いけたということですね。先日美祢でトータル4日間、ロングランテストをした時
もトラブルなかったので、なんとか明日は初めてチェッカーを受けたいですね。た
だ残念ながらストレートがスープラより少し遅いので、スタートが難しいでしょう
ね。ここは最終コーナーからストレートにかけて距離があるので、1コーナー入る
前に抜かれたくないですね。うまくトップで1コーナー行ければ、インフィールド
はNSXが速いので、おもしろいレースになると思います」
No.6ワイズダンロップBP MR-2
加藤寛規「タイムのほうは狙って出したものなんですが、アタック中にまだ細かい
ミスもありましたので、もう少しつめられるとは思ってます。ただ結果的にポール
がとれて、よかったです。今回はターボMR-2が1台ですが、アドバンテージがある
と信じています。いつも予選は前のほうにいるのに、決勝はポイント圏内にいない
ので、明日は優勝を目指すというより完走を目指したいですね。結構調子いいので、
なんとかゴールしたいです」
インサイドレポート2に続く
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

RE:JGTC-Rd5:GT選手権MINE予選結果

(GT第5戦 MINE 正式結果/訂正版)
全日本GT選手権第5戦 -RIJ- (1997-10-04) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.5 MINEサーキット(J) : 3.238km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  Toyota Supra        78 1:57'36.132 128.893
2 100 高橋国光/飯田 章        Honda NSX           78   -  25.631 128.426
3  37 関谷正徳/鈴木利男        Toyota Supra        78   -  28.681 128.371
4   8 T.クリステンセン/長坂尚樹 Toyota Supra      78   -  44.099 128.092
5  38 竹内浩典/金石勝智        Toyota Supra        78   -1'13.864 127.557
6  12 星野一義/本山 哲      Nissan Skyline GTR  77   -   1Lap         
7 * 3 長谷見昌弘/田中哲也      Nissan Skyline GTR  77   -   1Lap         
8  18 黒澤琢弥/山本勝己        Honda NSX           77   -   1Lap         
9   2 鈴木亜久里/E.コマス    Nissan Skyline GTR  76   -   2Laps        
10  13 木下みつひろ/菊池 靖    Nissan Skyline GTR  76   -   2Laps        
11  30 山田洋二/茂木和男        Porsche 911 GT2     75   -   3Laps        
12   5 田嶋栄一/M.グーセン     Toyota Supra        75   -   3Laps        
13  39 影山正美/谷川達也        Toyota Supra        75   -   3Laps        
14  34 土屋圭市/松田秀士        クライスラー ダッチバイパー   74   -   4Laps        
15  19 織戸 学/福山英朗        Nissan Silvia       73   -   5Laps        
16  71 星野 薫/城内政樹        Porsche 911         72   -   6Laps        
17  26 鈴木恵一/新田守男        Porsche 964 RSR     72   -   6Laps        
18  60 佐藤久美/田中 実        Toyota Cavalier     71   -   7Laps        
19  20 高橋健二/須賀宏明        Porsche 993 RSR     70   -   8Laps        
20  70 石橋義三/小宮延雄        Porsche 993 RS      70   -   8Laps        
21  28 太田哲哉/杉山正己        Ferrari F355        70   -   8Laps        
22  16 関根基司/藤島敏也        BMW 325i            70   -   8Laps        
23  91 松永雅博/三原じゅん子    Toyota MR2          69   -   9Laps        
24   7 山路慎一/松本晴彦        Mazda RX-7          69   -   9Laps        
25  21 一ツ山幹雄/水野文則      BMW M3              62   -  16Laps       
26 910 袖山誠一/玉本秀幸        Porsche 993 RSR     57   -  21Laps       
------------------------------- DNC -------------------------------------
556 影山正彦/近藤真彦        Nissan Skyline GTR  39   -  39Laps       
510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra        38   -  40Laps       
72 浅見 武/長島正與        BMW M3              26   -  52Laps       
6 加藤寛規/藤田孝博        Toyota MR-2         19   -  59Laps       
88 和田孝夫/和田 久        ランボルギーニ ディアブロ   16   -  62Laps       
81 大八木信行/木下隆之      Nissan Silvia       12   -  66Laps       
**************************************************************************
Fastest Lap: 1'26.529 No.100 高橋国光
*ゼッケンNo.3は、大会特別規則第23条違反によりペナルティストップ10秒を課した
          提供:CPMINEサーキット
***JCG00146 竹下 恵一郎//Keiichiro Takeshita***

全日本GT選手権

RE:JGTC-Rd5:GT選手権MINEレース結果

《訂正》
・ #34 土屋圭市/松田秀士組のマシンはポルシェではなく、バイパー
 GTS-Rでした。お詫びして訂正いたします。
        * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686) *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/4

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                      5 Aug. '97
Race Report                    決勝レース                   FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
逆転!逆転、また逆転!
カストロール・トムス・スープラが2勝目を挙げる!
2位にはRYBRIG NSXが初入賞
 スタートは、ポールのNo.18avex童夢無限NSX、黒澤琢弥とセカンドグリッドのNo.8
POWERCRAFT SUPRAのT.クリステンセン、そしてNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章が共に
好スタートし、第1コーナーに並んで進入。わずかに頭ひとつNo.18が先となり2コ
ーナーを出た時点でNo.18、No.8、No.100の予選の順となる。だが、No.100はNo.8の
テールにぴたりとつけ、3周目の第2ヘアピンでパッシング。これで、NSXが1-
2、しかも2台とも1分27秒近いハイペースで後続を引き離していく。だが、5周を
過ぎた時点でNo.18のペースがやや落ちたところでNo.100がストレートで抜き、トッ
プに立った。この後、No.18のペースダウンし、徐々に順位を落としていく。これ
で、No.100 NSXをNo.8とNo.38、No.36、No.37の3台のカストロール・スープラ勢が
追う展開となった。だが、No.100はコンスタントに28秒台で、29~30秒台の後続を
引き離していく。ランキングトップのNo.39デンソーサードスープラGT、影山正美は
12周終了時点で7番手、その後ろにランキング3位のNo.2 ZEXElスカイライン、鈴
木亜久里がつける。ところが、亜久里は周回遅れをパスする際に接触し、フロント
部分を破損、修復のためにピットに戻ることになり上位進出の可能性が薄れた。
 中盤まではこの順位で流れ、ひとつのポイントとなるルーティン(予定)のピッ
トインが明暗を分けることになった。まず、早めに動いたのはNo.39デンソースー
プラだった。37周でピットインし、36秒ほどのタイムロスでコースに戻る。続いて、
ランキング2位でNo.39影山正美を追う、No.36カストロール・トムス・スープラの
クルム/ロサ組は41周目にピットイン。これも35秒ほどで問題なくコースに復帰。
そして、トップを行くNo.100 RAYBRIG NSXと2番手No.8 POWERCRAFT SUPRAが42周目
に同時にピットイン。No.100はピット作業に手間取り、50秒近くを要してしまう。
かろうじてNo.8の前でコースに戻るが、トップはNo.36カストロール・スープラに
奪われてしまった。
 トップNo.36のM.クルムとNo.100 高橋国光との差は4秒弱。ここで、No.100国光
が時には28秒台を出す追い上げでじわりとNo.36との差を詰める。ここで、No36ク
ルムも負けじと28秒台にペースアップし、その差は3秒台で膠着。61周目にNo.100
がダートにタイヤを落としたて、その差が一気に10秒以上と開いて、これで勝負が
付いた。3番手にはNo.37カストロール・トムス・スープラが周回遅れに躓いた
No.8、No.36をかわして入った。
 一方、No.39は、着実な入賞狙いに切り替え6位をキープしていたのだが、66周目
に1コーナーで他車と接触しコースアウト。再スタートは切れたものの13位とポイ
ントを加算することが出来なかった。
 これで、シリーズポイントは逆転しNo.36クルム/ロサ組が67ポイントでトップ。
2位に63ポイントのNo.39影山正美。3位にNo.37関谷/利男組が54ポイント、4位
には50ポイントのNo.2亜久里となり、チャンピオンの行方は最終戦のSUGOまで持ち
越された。
波乱をくぐり抜けたRS☆Rシルビアが優勝!
 GT300クラスは、ポールのNo.6ワイズダンロップBP MR2のターボの故障など、上
位陣が次々と接触やトラブルで消えていく。そして、ランキング1位のNo.26タイ
サンスターカードRSRの鈴木恵一がスピンし、再スタートを切るが大きく遅れる。
一方、その混乱をよそにNo.26と同ポイントでタイトルを争うNo.19 RS☆Rシルビア
が順位をあげ、最終的には優勝し、今季2勝目となった。No.26もその後追い上げ
て、3位までリカバリー。これで、ポイントはNo.19織戸/福山組が82ポイントで
トップに。No.26恵一/新田組が74ポイントと2番手となり、こちらも最終戦SUGO
での決戦となる。
以上
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

JGTC-Rd5:GT選手権MINEレース結果

全日本GT選手権第5戦 -RIJ- (1997-10-04) Provisional Race-Results
For All Japan GT Championship Rd.5 MINEサーキット(J) : 3.238km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Lap -GoalTime-- -km/h--
1  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  Toyota Supra        78 1:57'36.132 128.893
2 100 高橋国光/飯田 章        Honda NSX           78   -  25.631 128.426
3  37 関谷正徳/鈴木利男        Toyota Supra        78   -  28.681 128.371
4   8 T.クリステンセン/長坂尚樹 Toyota Supra      78   -  44.099 128.092
5  38 竹内浩典/金石勝智        Toyota Supra        78   -1'13.864 127.557
6   3 長谷見昌弘/田中哲也      Nissan Skyline GTR  77   -   1Lap         
7  18 黒澤琢弥/山本勝己        Honda NSX           77   -   1Lap         
8  12 星野一義/本山 哲      Nissan Skyline GTR  76   -   2Laps        
9   2 鈴木亜久里/E.コマス    Nissan Skyline GTR  76   -   2Laps        
10  13 木下みつひろ/菊池 靖    Nissan Skyline GTR  76   -   2Laps        
11  30 山田洋二/茂木和男        Porsche 911 GT2     75   -   3Laps        
12   5 田嶋栄一/M.グーセン     Toyota Supra        75   -   3Laps        
13  39 影山正美/谷川達也        Toyota Supra        75   -   3Laps        
14  34 土屋圭市/松田秀士        Porsche GT2         74   -   4Laps        
15  19 織戸 学/福山英朗        Nissan Silvia       73   -   5Laps        
16  71 星野 薫/城内政樹        Porsche 911         72   -   6Laps        
17  26 鈴木恵一/新田守男        Porsche 964 RSR     72   -   6Laps        
18  60 佐藤久美/田中 実        Toyota Cavalier     71   -   7Laps        
19  20 高橋健二/須賀宏明        Porsche 993 RSR     70   -   8Laps        
20  70 石橋義三/小宮延雄        Porsche 993 RS      70   -   8Laps        
21  28 太田哲哉/杉山正己        Ferrari F355        70   -   8Laps        
22  16 関根基司/藤島敏也        BMW 325i            70   -   8Laps        
23  91 松永雅博/三原じゅん子    Toyota MR2          69   -   9Laps        
24   7 山路慎一/松本晴彦        Mazda RX-7          69   -   9Laps        
25  21 一ツ山幹雄/水野文則      BMW M3              62   -  16Laps       
26 910 袖山誠一/玉本秀幸        Porsche 993 RSR     57   -  21Laps       
------------------------------- DNC -------------------------------------
556 影山正彦/近藤真彦        Nissan Skyline GTR  39   -  39Laps       
510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra        38   -  40Laps       
72 浅見 武/長島正與        BMW M3              26   -  52Laps       
6 加藤寛規/藤田孝博        Toyota MR-2         19   -  59Laps       
88 和田孝夫/和田 久        Nissan Skyline GTR  16   -  62Laps       
81 大八木信行/木下隆之      Nissan Silvia       12   -  66Laps       
**************************************************************************
          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINEサーキット
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/3

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                       4 Aug. '97
Qualify Report                予選日レポート                 FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
NSXの2台が好発進!avex童夢無限NSXが待望のポールを獲得
RAYBRIG NSXも3位に!
 10月4日、山口県・MINEサーキットで全日本GT選手権第5戦「CP MINE GT RACE」
の公式予選が行われた。曇りがちの空模様だったが、心配された雨も降ることなく
ドライコンディションで行われ、No.18 avex童夢無限NSXの黒澤琢弥がコースレコー
ドを更新する好タイムを記録し、自身にとってもNSXにとってもGTC初となるポール
ポジションを獲得した。
 予選1回目は、午前10時5分より1時間に渡って行われた。早朝には小雨が降っ
たが8時前には止み、曇っていたものの予選開始時には路面もドライ状況に戻って
いた。金曜日の練習走行より気温も下がり、コンディションとしてはまずまずといっ
たところだ。
 開始してまずスカイライン勢がNo.3ユニシアジェックススカイラインとNo.556 
KURE R33が早くも金曜のテストディのタイムを上回る1分25秒台を出す。だが、す
ぐさまNo.8 POWERCRAFT SUPRAのクリステンセンが、コースレコード('96年ラーク
マクラーレンF1GTR/R.シューマッハ:1'24.847)を更新する1分24秒633を記録し
た。その直後にNo.100 RAYBRIG NSXの飯田章も1分24秒715を記録し2番手に。
 この2人のタイムを無線で知らされたNo.18 avex童夢無限NSXの黒澤琢弥が燃え
た。攻めたタイムは、さらに速い1分24秒605を叩き出す。結局、このタイムを更
新するマシンは現れずにNo.18 avex童夢無限NSXの暫定ポールが決定した。
 一方、シリーズ・チャンピオンを争うランキング1位の影山正美/No.39デンソ
ーサードGTは8番手に、ランキング2位のクルム/デ・ラ・ロサ組/No.36カスト
ロール・トムス・スープラは5番手、ランキング3位の鈴木亜久里/No.2 ZEXELス
カイラインは9番手となっている。
 午後に入っても、空模様は変わらず。気温もさほど上がらなかったため、よりタ
イムアップするかと思われたが、思いの外コースは荒れており各車タイムが上がら
ない。
 そのような中でも、No.18 avex童夢無限NSXが午前と同様の速さを見せ、1分25秒
307でトップに。それに続くのもNo.100 RAYBRIG NSXというNSXのワン・ツーとなっ
た。そして、ここのところ速さが目立ってきたNo.38カストロール・セルモ・スープ
ラがNo.37カストロール・トムス・スープラを押さえて3番手に入った。
 予選後半はコースに出るマシンが多く、クリアラップを取ることが難しくなった。
そして、上位陣では午前のタイムを上回るものはなく、No.18 avex童夢無限NSXの
GTC初ポールポジションが決定した。
ワイズダンロップBP MR2がレコードでポール獲得
 GT300クラスでは、予選1回目開始直後にいきなりNo.6ワイズダンロップBP MR2
の加藤寛規がコースレコード('96年パーソンズシルビア/本山哲:1'31.782)を更
新する1分31秒571を叩き出す。これに1分31秒954でNo.81ダイシンシルビア、木
下隆之が続く。予選で好調の国産ターボ勢で上位を占めるかと思われたが、No.910
ナインテンポルシェの玉本秀幸が1分31秒656で2番手に割り込んだ。午後の予選
では、GT500同様に大きくタイムを更新するマシンはなく、No.6ワイズダンロップBP
MR2がGTC初ポールを獲得した。
 全くの同ポイントでクラス・チャンピオンを争うNo.26タイサンスターカードRSR
は4番手、No.19RS☆Rシルビアは7番手とやや出遅れた。
ポールポジション
No.18 avex童夢無限NSX  黒澤琢弥 1分24秒605
「なんとか辛うじて取った感じなので、嬉しいというよりホッとした感じですね。
そして昨日のフリー走行からたいしたトラブルもなく、メカニック全員がクルマを
良くして、ボクはミスなく乗っただけです。24秒台は見えなかったんですけど、章
君(飯田)が24秒7だと監督の(松本)恵二さんから無線が入って、お尻に火がつい
た感じですね。めいっぱいプッシュして、クルマも良くそれにこたえてくれたんで
す。ストレートがスープラより少し遅いので、スタートが難しいでしょう。うまく
トップで1コーナー行ければ、インフィールドはNSXが速いので、きっとおもしろい
レースになると思いますよ」
GT300ポールポジション
No.6 ワイズダンロップBP MR-2  加藤寛規 1分31秒571
「タイムの方は狙って出したものなんですが、アタック中にまだ細かいミスもあり
ましたので、もう少しつめられるとは思ってます。ただ結果的にポールがとれて、
良かったです。今回はターボのMR2が1台ですが、アドバンテージがあると信じてい
ます。いつも予選は前の方にいるのに、決勝はポイント圏内にいないので、明日は
優勝を目指すというより完走を目指したいですね。結構調子いいので、なんとか
ゴールしたいです」
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

全日本GT選手権

JGTC-Rd5:GT選手権MINE予選結果

全日本GT選手権第5戦 -RIJ- (1997-10-04) Qualifying-Session
For All Japan GT Championship Rd.5 MINEサーキット(J) : 3.2389km
P No. Driver(s)--------------- Car--------------- Best-LapT -Behind -km/h--
1  18 黒澤琢弥/山本勝己        Honda NSX           1'24.605         137.817
2   8 T.クリステンセン/長坂尚樹 Toyota Supra      1'24.633   0.028 137.772
3 100 高橋国光/飯田 章        Honda NSX           1'24.715   0.110 137.638
4  38 竹内浩典/金石勝智        Toyota Supra        1'25.072   0.467 137.061
5  36 M.クルム/P.デ・ラ・ロサ  Toyota Supra        1'25.245   0.640 136.783
6  37 関谷正徳/鈴木利男        Toyota Supra        1'25.431   0.826 136.485
7 510 B.ガショー/P.ベルモンドToyota Supra        1'25.542   0.937 136.308
8  39 影山正美/谷川達也        Toyota Supra        1'25.739   1.134 135.995
9   2 鈴木亜久里/E.コマス    Nissan Skyline GTR  1'25.801   1.196 135.896
10 556 影山正彦/近藤真彦        Nissan Skyline GTR  1'25.840   1.235 135.835
11   3 長谷見昌弘/田中哲也      Nissan Skyline GTR  1'25.997   1.392 135.587
12  13 木下みつひろ/菊池 靖    Nissan Skyline GTR  1'26.321   1.716 135.078
13  34 土屋圭市/松田秀士        Porsche GT2         1'26.806   2.201 134.323
14  12 星野一義/本山 哲      Nissan Skyline GTR  1'27.129   2.524 133.825
15  30 山田洋二/茂木和男        Porsche 911 GT2     1'28.873   4.268 131.199
16  88 和田孝夫/和田 久        Nissan Skyline GTR  1'29.854   5.249 129.767
17   6 加藤寛規/藤田孝博        Toyota MR-2         1'31.571   6.966 127.333
18 910 袖山誠一/玉本秀幸        Porsche 993 RSR     1'31.656   7.051 127.215
19  81 大八木信行/木下隆之      Nissan Silvia       1'31.954   7.349 126.803
20  26 鈴木恵一/新田守男        Porsche 964 RSR     1'32.065   7.460 126.650
21   7 山路慎一/松本晴彦        Mazda RX-7          1'32.256   7.651 126.388
22  21 一ツ山幹雄/水野文則      BMW M3              1'32.330   7.725 126.287
23  19 織戸 学/福山英朗        Nissan Silvia       1'32.634   8.029 125.872
24  71 星野 薫/城内政樹        Porsche 911         1'33.099   8.494 125.243
25  60 佐藤久美/田中 実        Toyota Cavalier     1'33.168   8.563 125.151
26  91 松永雅博/三原じゅん子    Toyota MR2          1'33.398   8.793 124.843
27  72 浅見 武/長島正與        BMW M3              1'33.583   8.978 124.596
28  28 太田哲哉/杉山正己        Ferrari F355        1'33.602   8.997 124.570
29  70 石橋義三/小宮延雄        Porsche 993 RS      1'35.540  10.935 122.044
30  20 高橋健二/須賀宏明        Porsche 993 RSR     1'35.918  11.313 121.563
31  16 関根基司/藤島敏也        BMW 325i            1'37.217  12.612 119.938
32   5 田嶋栄一/M.グーセン     Toyota Supra        1'57.072  32.467  99.597
****************************************************************************
          提供:竹下 恵一郎(JCG00146)/MINEサーキット
           * FMOTOR4_SysOp 新倉芳夫 (SDI00686)-RIJ *

Japan Touring Car Championship

KOOL ACCORD 服部尚貴JTCC最終戦へ参戦決定

KOOL ACCORD 参戦
ドライバーに服部 尚貴
全日本ツーリングカー選手権(JTCC) 「INTER-TEC」
1997.10.3
アメリカ製メンソール タバコの代表的銘柄 KOOLは、来る11月2日(日)富士スピー
ドウェイにて開催される'97全日本ツーリングカー選手権大会(JTCC)第15,16戦
「INTER-TEC」において、服部 尚貴がスポット参戦するTEAM 無限 HONDAへのス
ポンサーシップを決定。カーナンバー1のKOOL ACCORDがJTCC「INTER-TEC」に登
場します。
服部尚貴は昨年JTCCのチャンピオンを獲得。今年はTeam KOOL Greenのドライバー
としてアメリカのインディライツで活躍しました。
チーム名 :TEAM 無限 HONDA
車  名 :KOOL ACCORD/(カーナンバー1)
ドライバー:服部 尚貴
□服部 尚貴のコメント
「'97年はアメリカでのレースに専念するため日本のレースを離れていた。JTCC
は昨年チャンピオンを獲得したこともあり、気になっていたカテゴリーであった
が、ホンダのマシンでKOOLのスポンサーを受け、最終戦へ参戦できることとなり
うれしく思っている。
JTCCは各メーカーが力を入れているので激戦となり、おもしろい展開となってい
るようだ。自分としては1年間のブランクはあるが、'96年まで開発に携わり、今
回参戦するマシンも昨年チャンピオンを獲得したマシンの進化したものなので不
安はない。また、'97年はレギュレーションに若干の変更もあったが、基本は変
わっていないので問題ない。他に出場する4台のアコードのバックアップもして
いきたいが、目標はもちろん優勝だ!これまでどのカテゴリーにおいても、ゼッ
ケン1番をつけて走ったことがなかったので、初の1番車も楽しみだ。1年間会え
なかったファンの皆さんにも是非このレースを見に来てほしい。」
服部 尚貴プロフィール
生年月日 :1966年6月13日(31才)
Race Career Highlights
1986年 FJ1600でレースデビュー
1990年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ クラス 7位
    全日本F3選手権/シリーズ チャンピオン
1991年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ クラス 9位
    スパフランコルシャン24時間レース/総合優勝
1992年 全日本ツーリングカー選手権/クラス 3位
1993年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ チャンピオン
1994年 全日本ツーリングカー選手権/シリーズ 7位
1996年 全日本ツーリングカー選手権シリーズ/シリーズ チャンピオン
    全日本選手権フォーミュラ・ニッポン/シリーズ 2位
    全日本GT(グランドツーリングカー)選手権/シリーズ 2位
1997年   Team KOOL GreenよりPPG-ファイアストン・インディライツ選手権にフ
ル参戦 /シリーズ16位
  資料提供:Team KOOL Green Japan 事務局

全日本GT選手権

GTインサイドレポート Rd.5/2

ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP
1997  GT INSIDE REPORT
Round 5 CP MINE GT RACE                                       3 Aug. '97
Practice Report                練習走行レポート              FMOTOR4版
 -------------------------------------------------------------------------
'97GTC第5戦 CP MINE GTレース
トップタイムはNo.37カストロール・トムス・スープラが獲得。NSXが好発進!
 この日のMINEサーキットはやや雲が多いものの、時折強い日差しが差し込み、昼
過ぎには気温は26度まで上がって汗ばむほどだった。練習走行は、午前と午後各2
回、すべて1時間のセッションが行われた。
 この日、好調だったのは2台のNSXだった。まず、午前1回目のセッションでトッ
プタイムを記録したのがNo.100 RAYBRIG NSXで1分26秒140。これに続くのもNo.18 
avex童夢無限NSXだった。ランキング2位でチャンピオン獲得に意欲を燃やすNo.36
カストロール・トムス・スープラが3番手。4番手にはNo.556 KURE R33が入った。
 午前2回目の走行では、No.36カストロール・トムス・スープラが1回目のNSXの
タイムを上回る1分26秒163でトップに。そして2番手もNo.37カストロール・トム
ス・スープラとトムスの1-2となる。3番手はNo.18のavex童夢無限NSXで、MINE
のコースがNSXに適していることを立証している。
 午後1回目のセッションではNo.18 avex童夢無限NSXがさらにタイムアップを果た
し1分26秒052を記録してここまでのトップになる。そして、2番手はNo.5 5ZIGEN
SUPRAがつけるがタイムはやや離されて1分27秒229に止まる。3番手はNo.100 
RAYBRIG NSX。スカイライン勢ではNo.3ユニシアジェックススカイラインの5番手が
最上位だった。
 午後2回目のセッションでは日も陰って気温も下がったためか、タイムを更新す
るマシンが増える。そして、ついにタイムは25秒台へと入る。このセッションで1
分25秒590でトップに立ったNo.37トムス・スープラが、この日を通じてのトップタ
イムとなった。2番手がNo.100のNSX。そして、3番手にはNo.8 POWERCRAFT SUPRA
が飛び込んできた。スカイラインではNo.556 KURE R33が1分26秒768で、このセッ
ションの6番手となり、この日の総合8番手。これがスカイラインの最上位だった。
 NSXはトリッキーなコーナーが多いMINEのインフィールドセクションでは、抜群
コーナースピードの速さを見せる。この速さはメインストレートでのパワー不足十
分補っていることはタイムを見れば明かだろう。また、今日は大きなトラブルもな
く明日の予選、そして決勝に向けて好感触を得たようだ。
 一方、スープラ勢ではNo.36とNo.37のトムスが好調。特にNo.36はこのレースに優
勝すれば、チャンピオンの可能性も十分あるだけに気合いが入ってるようだ。逆に
ランキングトップのNo.39デンソーサードスープラGTは、どのセッションも10位前
後といまひとつの状況。実はシャシーを新型としたのだが、事前のテストでクラッ
シュし、再度修復ということで、本調子とはいえないようだ。
 スカイライン勢だが、コーナーでのセッティングに悩み、思うようにセッティン
グが進まず、苦戦を続けているようだった。
 このレースから登場したNo.34 STPタイサンアドバンバイパーは、事実上のシェイ
クダウンでそれほど無理はしなかった。だが、ドライバーの土屋圭市はトルクフル
で、立ち上がりではスープラにも負けていないと大いに気に入った様子。だが、最
初のセッションでオーバーヒートを起こし、残念ながらあとのセッションはキャン
セルとなった。
 GT300クラスでは、午前2回目のセッションで第3戦仙台でポールを獲ったNo.21
ダンロップ-BP-BMWが1分32秒836とトップタイムを出すが、午後の最終セッション
で、No.81ダイシンシルビアが一気に1分32秒618とタイムアップして、今日のトッ
プとなる。2番手にはランキング・トップのNo.26タイサンスターカードRSRが入っ
た。同ポイントでランキングトップに並ぶNo.19 RS☆Rシルビアは午後1回目に出し
た1分33秒105で、今日総合で5番手だった。
練習走行上位タイム                      天気:晴れ コース:ドライ 出走:33台
Po  No  マシン                          ドライバー            タイム 
---------------------------------------------------------------------------
[GT500]
1  37  カストロール・トムス・スープラ   関谷正徳/鈴木利男    1'25.590(4)
2 100  RAYBRIG NSX                      高橋国光/飯田 章    1'25.695(4)
3   8  POWERCRAFT SUPRA                 T.クリステンセン/長坂尚樹    1'25.708(4)
4  18  avex童夢無限NSX                  黒澤琢弥/山本勝巳    1'26.052(3)
5  36  カストロール・トムス・スープラ   M.クルム/P.デ・ラ・ロサ   1'26.060(4)
6  38  カストロール・セルモ・スープラ   竹内浩典/金石勝智    1'26.658(2)
[GT300]
81  ダイシンシルビア                 大八木信行/木下隆之  1'32.618(4)
26  タイサンスターカードRSR          鈴木恵一/新田守男    1'32.732(4)
910  ナインテンポルシェ               袖山誠一/玉本秀幸    1'32.758(4)
*タイムは非公式のもの。カッコ内はタイムを出したセッション
                       GTアソシエイション事務局
                         GTインサイドレポート班
                        古屋 知幸 = QYB04322 =

Japan Touring Car Championship

JTCC:服部尚貴INTER-TECにアコードで参戦

        HONDA MOTOR SPORTS
         PRESS INFORMATION
                           1997年10月3日
    アコード、INTER-TECへ5台目をエントリー
  ~黒澤・中子・道上・岡田選手に加え、服部選手がスポット参戦~
 ホンダは、来る11月2~3日、静岡県富士スピードウェイで開催される'97
全日本ツーリングカー選手権大会第15・16戦「INTER-TEC」へ、5台
目のアコードをエントリーしたことを発表した。
 この参戦は、レギュラーの2チーム4台、
 ゼッケン15 黒澤琢弥選手 PIAA SN ACCORD       TEAM 無限 HONDA
 ゼッケン16 中子 修選手 Castrol 無限 ACCORD  TEAM 無限 HONDA
 ゼッケン14 道上 龍選手 ジャックスMCアコード TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA
 ゼッケン33 岡田秀樹選手 Gathers 童無 ACCORD  TEAM MOONCRAFT with 無限HONDA
 に加え、「TEAM 無限 HONDA」から、1年間インディ・ライツで活躍した服
部尚貴選手をドライバーとしてスポット参戦することを決定し、本日エントリ
ーを行ったものである。
 ドライバーの服部選手は、昨年のINTER-TEC以来1年ぶりの国内ビ
ッグレース参戦となる。
《参戦体制》
  チーム      :TEAM 無限 HONDA
  車 名      :KOOL ACCORD
  監 督      :庄司 守孝
  ドライバー    :服部 尚貴
  カーナンバー   :1
  車 両
   車 体      :アコード[CD]
   エンジン     :H22A(DOHC VTEC)ベース 水冷直列4気筒横置き
   総排気量     :1,995cc
   最高出力     :300PS以上
   最大トルク    :27.0kgm以上
   トランスミッション:ヒューランド社製6速シーケンシャル
   資料提供:本田技研工業株式会社 広報部

Formula Nippon

NAKAJIMA RACING FN MOTEGI REPORT

シリーズ名:全日本選手権フォーミュラ・ニッポン
大会名:第8戦・ツインリンクもてぎ
距離:4.801379km×43周
予選:9月27日 晴・観衆:1万5000人(主催者発表)
決勝:9月28日 晴・観衆:3万3000人(  同  )
新生サーキット「ツインリンクもてぎ」戦、予選好調の高木虎之介/山西康司選手と
もに無念のリタイヤに終わる!!
 いよいよシリーズも大詰めとなってきた1997年度全日本選手権フォーミュラ・
ニッポン。さらに、今回の第8戦は、新サーキット「ツインリンクもてぎ」の初の全
日本選手権レースであり、また、北関東地区というサーキット所在地であることから
も、大きな注目を浴びての開催となっている。
 すでに年間ドライバーズ・チャンピオンシップを前戦のMINEにおいてペドロ・
デ・ラ・ロサ選手に決定されているという事実こそあるものの、PIAA NAKAJIMA 
RACINGはひとつひとつのレースで常に勝利することを目標としており、速さへの追求
は今回のもてぎ戦においても何ら影響がないことは、初日に行われる公式予選におい
て、チームとして唯一#64高木虎之介車と#65山西康司車の2台を揃ってスペシャル・
ステージ(SS)へ送り込んだことで証明された。
 特に山西選手はフリー・プラクティスにおいて、順位こそ低迷したものの予選の前
半でセッティングを大きく進めることに成功。ニュー・タイヤを装着したタイム・ア
タックにおいて、予選終了までの後約10分という時点で、それまでの20番手から、
一気に5番手に躍り出る大躍進を見せた。その後、山西選手は#27影山正美選手がタ
イムを更新したことから6番手に後退したが、そのタイムはSS進出に十分なものとな
った。山西選手にとっては第4戦の鈴鹿以降、ひさびさのSS進出ということになる。
 一方の高木選手は8月18日~19日かけて行われた、ここもてぎでの公式合同テ
ストをポルシェ・スーパーカップ出場のために1日キャンセルしており、絶対走行量
が他車と比べて少ないにもかかわらず、優々と2番手のタイムをマークしてSS進出を
決定していた。これで、高木選手は開幕戦からの連続SS進出記録を8回へと伸ばすこ
とになった。
 ただ、このSSにおいては、山西選手は好タイムをマークすることができず順位を上
げることができず、高木選手も予選の内容をふまえて施した若干のセッティング変更
が返って悪影響を与える結果となり、こちらもタイムを更新できず2番手のままで走
行を終えることになる。ポール・ポジションはロサ選手が、このところの好調さを持
続して、今期2度目の獲得となった。3番手には、#1のノルベルト・フォンタナ選手
が続いた。
 決勝当日午前中は時折色の濃い雲が上空を覆うことがあったが、徐々に初秋のさわ
やかな晴天へと移行し、ツインリンクもてぎのこけら落としレースとしては絶好のコ
ンディションとなった。午前中に行われた30分間のフリー走行においては、前戦MI
NE同様にレース・セッティングが向上した高木選手がダントツのトップタイムを
マークし、レースへの自身を深める。一方の山西選手も、ポジションこそ12番手だ
が、ラップタイム的には上々の出来でレースを迎える。
 このような状況でレースを迎えたPIAA NAKAJIMA RACINGは、スタートを告げるシグ
ナルがブルーに変わった瞬間に、やや表情を曇らせることになる。
 フロント・ローからスタートの高木選手も、6番手スタートの山西選手も通常は車
両が通ることの少ないインサイド側という埃の多い路面でのスタート位置のため、肝
心のダッシュがままならず、懸命に路面状況の良いアウトサイド側に進路変更を行う
間にそれぞれ他車の先行を許して4番手と9番手という第1コーナー進入となったの
だ。
 レースはオープニングラップから追い抜きポイントが少ないもてぎのコースを象徴
するように、テール・トゥ・ノーズの僅差で進行するが、自由にラインが取れるポー
ル・ポジション・スタートのロサ選手が一気にスパートを掛けてリードを取る。しか
し、スタートで2番手に進出した影山正美選手のペースが上がらず、背後にフォンタ
ナ選手と高木選手が攻め上がる。この中で、高木選手は4周目の第3コーナー進入で、
フォンタナ選手の背後につけたままブレーキング。しかし、ここでブレーキ・ロック
してしまい、スピン。そのままサンドトラップに飛び出して痛恨のリタイヤとなって
しまう。
 一方の山西選手は、4周目の高木選手のリタイヤ、22周目の#19黒澤琢弥選手の
リタイヤによりポイント圏内一歩手前の7番手に浮上して、スタート以降ずっとテー
ル・トゥ・ノーズで、前走車の#18ラルフ・ファーマン選手、#2ミハエル・クルム選
手を追走する。
 タイム的には、トップグループとほぼ同等のラップタイムで走行可能な山西選手で
はあったが、抜きどころのないツインリンクもてぎのコースにおいては、前走車の完
全なミスを待つのみの走行に徹するしかなく、その追走はレースがほぼ終了を迎える
41周目まで続いた。山西選手が待っていた前走車のミスは、この41周目に起こる。
立体交差からインフィールドに戻る左コーナーでミハエル・クルム選手がバランスを
崩してスピン。それをうまく避けた山西選手はポイント圏内の6位に、一瞬浮上する。
が、スピンしたクルム選手の車両は、惰性でコースに復帰し、回避運動に入っていた
山西選手のマシンに接触してしまう。これでバランスを崩した山西選手はスピンに陥
り、最終コーナーのサンドトラップに飛び出し、ゴールまで1周強を残して残念なリ
タイヤとなってしまう。
 レースはポール・ポジションから逃げ切ったロサ選手が優勝、2位にはスタートで
2位に浮上した影山正美選手、3位にはこれもスタート直後に3位のポジションを死
守したフォンタナ選手が、そのまま入賞した。
■PIAA NAKAJIMA RACING総監督:中嶋悟のコメント
『高木選手は、一瞬のミスとも言えるブレーキングのスピンでレースを終えてしまっ
たようです。山西選手は、集中して良いドライブでチャンスを伺うレースを続けてい
ましたが、不運にもクルム選手のスピンに巻き込まれてしまいました。山西選手の
レース内容は称賛に値するものであったと思います。』

Japanese F3

NAKAJIMA HONDA F3 MOTEGI REPORT

●レース名:1997年全日本F3選手権第8戦 もてぎ
●サーキット名:ツインリンクもてぎ/4.801379×19Laps
 (※スタートやり直しの為、1周減算)
●開催日:9月27日~28日
●天候:27日(予選日)/晴れ  観客 1万5000人(主催者発表)
28日(決勝日)/晴れ  観客 3万3300人(主催者発表)
#64西翼
新生サーキット「ツインリンクもてぎ」で粘り強く走り、10位完走!
#65山口大陸
予選で自己最高ポジションを獲得するが、決勝では痛恨のリタイヤ。
 1997年全日本F3選手権は、今回は、栃木県に新しく誕生した「ツインリンク
もてぎ」に舞台を移しての開催となり、シーズン大詰めの第8戦を迎えた。
 レース・ウィークは、F3ドライバーの誰もが初めての走行となる木曜日、恒例の
練習走行で幕を開けた。練習走行は、木曜日、金曜日と設定されており、トータルの
練習走行時間は合計5時間に及んだ。また、走行コンディションは木曜日がドライ、
金曜日がウェットとなり、ドライバー達にとってはツインリングもてぎの全てのコン
ディションを習熟できる内容の濃いものになっている。
 この練習走行において、#64西翼選手は、金曜日の雨の中、3番手のタイムを
マークするなど雨に強いところを見せる。
 一方の、#65山口大陸選手は、これまでの選手権参戦では、後方のポジションに
甘んじていることが多かったが、全ドライバーがコースの走行ノウハウが全くのイ
コール・コンディションで走行を開始することになった今回のもてぎでは、中段位置
のポジションを獲得できており、両選手ともまずまずの仕上がりを見せて公式予選へ
と挑むことになっていた。
 土曜日の予選日のコースコンディションは、前日までの雨も上がってドライ。
 午前中に設定された40分間の公式練習を経て、それぞれドライ・セッティングの
調整を終えた各ドライバーは、いよいよ30分間の公式予選に臨むことになる。
 西、山口両選手は、予選セッション開始と同時にコースイン。順調に周回を重ね、
最終的なセッティングの微調整のために予選開始約15分後、まずは山口選手がピッ
トイン。規定によって許されている前後各1本づつのスペアタイヤを左側に投入し、
更なるポジションアップに挑んだ。続いて西選手がピットイン、山口選手と同様に新
品タイヤを左側に投入しようとするが、西選手はピットインの数周前からクラッチト
ラブルが発生し始めており、なかなかタイムアップできないとレポート。しかし、予
選規定時間内にはクラッチの修復は不能のため、とりあえず左タイヤを新品に交換し
て、再度コースインする。
 クラッチ不調のため、スタートすらままならないマシンをなだめながら予選アタッ
クを続行するも、トラブルを抱えたままの走行ではタイムアップはやはり難しく、結
局西選手は15番手の予選順位に甘んじてしまうことになる。
 一方、順調にタイムアタックを続けた#65山口選手は、自己最高予選順位の13
番手で予選を終えた。なお、ポール・ポジションは、ここ、もてぎのレースでドライ
バーズタイトル獲得を狙う#7トム・コロネル選手が獲得した。
 明けて決勝日。初秋のさわやかな晴天のもと、定刻通り、フォーメーションラップ
が開始された。しかし、自己グリッドに着く際にエンジンをストールさせてしまった
選手がいたため、スタート進行は赤旗掲示として、中断となる。トラブル車両を排除
し、再スタート進行となったが、2回目のスタート進行はスムーズに進んで、西、山
口両選手は、無事1コーナーに進入。無事に1周目を終えるが、山口選手は2周目、
後方から追い上げてきた車と競いながら第2コーナーに進入するが、ここでバランス
を崩して痛恨のスピン。そのままコースアウトしてグラベルに捕まり、レースを終え
てしまうことになる。
 一方の西選手は、7周目に10番手まで順位を上げ、12周目にはベストラップを
マークして順調に走行を続ける。その後、レースは追い抜きポイントが少ないコース
レイアウトのために順位に変動が起きないという膠着状態で進行。前走車のミスを待
つという粘り強い走りを見せていた西選手だが、前方を走る#4ミカエル・サンタビ
ルタ選手にまでは届かず、10位でチェッカーを受けることになる。
 レースはポール・ポジションからスタートした#7コロネル選手が一度も首位の座
を譲ることなくゴールして優勝、同時に97年度の全日本F3選手権チャンピオンを
確定させた。
■佐藤浩二(SRS-F主任講師)のコメント
「西選手は、予選でのトラブルが不運でした。山口選手は、徐々に成長を見せてはい
るもののまだまだです。残り2戦の奮起に期待します。」
●次戦は、10月18日~19日、静岡県、富士スピードウェイで開催されます。

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