Photo:K.Takeshita
8月4日、F3第14戦が昨日の第13戦に続き、スポーツランドSUGOで開催され た。昨日行われた予選では、13戦に続いて14戦も#1小暮卓史がポールポジション を獲得していた。昨日よりも気温が上昇し蒸し暑さを感じるコンディションで、 午前11時のスタート時刻を迎えた。 今日も、好スタートを決めた#1小暮だが、3周目では0.7秒さと昨日のような逃げ 切りの展開は見られない。だが、5周目には1.7秒さとスパートを掛ける#1小暮。 6周目の1コーナーでは5位走行の#36片岡龍也がスピンしグラベルにマシンを止め る。7周目のSPコーナーで、今回久しぶりにF3をドライブする#18密山祥吾が スピン。コースに復帰するが6位争いから大きく順位を落とす。5位にいた#37平中 克幸のマシンは、左フロントウイングがバタついている。このためかペースが上 がらず後続の先行を許してします。 10周目ではトップ#1小暮から3秒差で#7P.モンティン、以下#8横溝直輝、#64佐 藤晋也と続く。14周目の馬の背で#33吉本大樹がブレーキロックからスピン。 20周目、トップ#1小暮と#7モンティンの差は5.7秒。25周のレースは#1小暮が連勝 を果した。#7モンティンは2戦連続の2位表彰台、そして3位には初の表彰台となる #8横溝直輝がはいった。 ウイナー小暮選手のコメント 「チャンピオンが取れる期待が高まって勝てて嬉しかった。スタートはあんまり 上手く行かずホイールスピンをさせてしまいました。#7に迫られたんですが、な んとか1コーナーをトップで抜けて、その後は順調に周回を重ねたんですが、3周 目ぐらいでヘアピンでシフトミスをしてしまい、1速まで落としてしまいすぐ後 に#7につめられました。後半は他の選手同様アンダーステアに苦しめられました が、それをカバーできるドライビングレベルもアップしてるようでした。次戦の ハイランドはテストも良い感触です」 Report:K.Takeshita
2002年8月4日 スポーツランドSUGO(宮城県) 決勝 天候:曇り/コース:ドライ
P.-No.Driver-----------Car-----------------Lap-GoalTime(Behind)- 1 1 小暮卓史 ダラーラF302/MF204B 25 34'27.025 2 7 P.モンティン ダラーラF302/3S-GE 25 - 5.507 3 8 横溝直輝 ダラーラF302/3S-GE 25 - 14.216 4 64 佐藤晋也 ダラーラF302/MF204B 25 - 15.082 5 3 M.ザンガレリ ダラーラF302/3S-GE 25 - 28.938 6 2 長屋宏和 ダラーラF302/MF204B 25 - 30.060 7 12 富澤 勝 ダラーラF302/SR20VE 25 - 38.644 8 11 星野一樹 ダラーラF302/MF204B 25 - 45.176 9 5 西村秀樹 ダラーラF302/3S-GE 25 - 58.629 10 37 平中克幸 ダラーラF302/3S-GE 25 -1'22.604 11 18 密山祥吾 ダラーラF302/3S-GE 22 - 3 Laps -----------------------以上完走-------------------------- 36 片岡龍也 ダラーラF302/3S-GE 13 - 12 Laps 33 吉本大樹 ダラーラF302/3S-GE 4 - 21 Laps --------------------------------------------------------- Fastest Lap #1 小暮卓史 1'20.712 4/25 163.199km/h