ウェットコンディションにおいてはまさに手のつけられない速さのコートニー (Photo:K.Takeshita)
雨のためにフォーミュラニッポンの予選は全てキャンセルとなったが、F3は予定より 大幅に遅れながらも第11戦の予選を実施し、#7ジェームス・コートニーがここでも他 を圧倒する速さを見せつけてポールポジションを獲得した。 なお、本日予定されていた第11戦の決勝は日曜日に順延。第12戦の予選はキャンセル となり、第11戦の暫定結果を元にスターティンググリッドを決定することとなった。 フォーミュラ・ニッポンのパレードランが行われた後、午後3時35分よりF3第11戦の 予選が開始された。 コースのいたる所に川が流れる非常に難しいコンディションであるにも関わらず、 各車懸命にタイムアタックを重ねていく。 中でもコートニーの速さが際立っており、2回目のアタックで34.606を出してトップに。 以下#4クインタレッリ、#3横溝のインギング勢が続くが、コートニーとの間に築かれ たギャップをどうしても縮めることが出来ない。 今回から再びローラ童夢を使用することとなった#11柴田裕紀も、昨日の専有走行での タイムこそ更新したものの、上位に顔を出すことが出来ないでいる。 残り時間僅かとなったところで横溝がタイムを更新して2位に上がるが、コートニーは さらに33秒台を連発しており、その差は縮まるどころかさらに開いていく。 結局、コートニーが2位以下を1秒以上引き離す圧倒的な速さを見せつけ、第11戦の ポールポジションを確定した。
2003年7月26日 スポーツランドSUGO(宮城県) 予選 天候:雨/コース:ウェット
-P.-No.-Driver------------------Car------Engine-----------Time-------Gap------ 1 7 ジェームス・コートニー D F302 TOYOTA 3S-GE 1'33.820 2 3 横溝直輝 D F303 TOYOTA 3S-GE 1'35.050 1.230 3 4 ロニ・クインタレッリ D F302 TOYOTA 3S-GE 1'35.356 0.306 4 36 片岡龍也 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'35.878 0.522 5 12 パオロ・モンティン D F303 NISSAN SR20VE 1'35.903 0.025 6 11 柴田裕紀 L-D F106 MUGEN MF204B 1'36.356 0.453 7 19 柴田裕吉 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'36.420 0.064 8 33 吉本大樹 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 1'36.460 0.040 9 2 佐藤晋也 D F302 MUGEN MF204B 1'36.475 0.015 10 8 小早川済瑠 D F302 TOYOTA 3S-GE 1'37.207 0.732 11 32 番場 琢 L-D F106 TOYOTA 3S-GE 1'37.844 0.637 ------------------------------------------------------------------以上予選通過 予選通過基準タイム(110%) 1'44.216 参加台数11台 出走台数11台