第19回インターナショナルフォーミュラカップレース 1995年全日本F3000第2戦 第1次公式予選リポート 激しい争いを、一人1分15秒台を出した#20アンドリュー・ギルバート- ス コット(神奈川クリニックLOLAMCS)が、ポールポジションを獲得した。 2位には0.207秒差で#19星野 一義(NISSEKI LOLA)、 3位には、#3金石 勝智(LOLA JUDD)が入った。 開幕戦優勝者の#24服部 尚貴は8位に留まった。 ---------------------------------------------------------------------- 午前10時30分、グリーンフラッグが振られて予選開始。 数台がコースインするが、すぐにピットに入る状態が続く中、#64高木 虎 之介(PIAA REYNARD)が1分17秒718を計測。 このあと、タイムアタックを行うドライバーは出ず、しばらく「様子見」状 態が続く。 19分経過時点で、2位につけていた#10飯田 章(SHIONOGI LO LA)がダンロップコーナーでコースアウトするが、すぐに再スタート。 予選開始から21分後、#25山本 勝巳(X-JAPAN REYNARD) が、白煙を上げてスローダウン、そのままピットに入る。 タイムを上げてきていた#19星野が1分17秒225でトップに立つ。 このころから、タイムアタックが始まり、22分経過時点で#3金石 勝智が 1分16秒904でトップとなり、次の周回には1分16秒828とさらにタイム を縮める。 25分経過時点の順位は、 1位 #3 金石 勝智 2位 #19 星野 一義 3位 #64 高木 虎之介 4位 #15 鈴木 利男 5位 #9 マウロ・マルティニ 6位 #25 山本 勝巳 27分経過、#11トム・クリステンセン(コスモオイルローラムゲン)、#20 ギルバート- スコットが相次いで1分16秒台に入る。#20ギルバート- スコッ トのタイムは1分16秒306で、この時点でのトップ。 33分経過、ディフェンディング・チャンピオンの#1マルコ・アピチェラ (5ZIGEN REYNARD)も1分16秒台へ。 #11クリステンセンと#20ギルバート- スコットもタイムを縮め、さらに多 くのドライバーが続々と16秒台に入り、電光掲示板の表示が激しく入れ替わる。 37分経過、#19星野がたて続けに1分16秒151、1分16秒136とタイム アップ。#3金石もタイムを縮めて1分16秒272。日本人ドライバーが1、 2位を占めるが、予選終了直前に#20ギルバート- スコットが1分15秒929 をたたき出し、トップを奪回。 この後、このタイムは破られず、#20ギルバート- スコットが暫定ポールを 獲得した。 最終予選は、明日(4月9日)朝8時20分より行われる。 報告:GEA00555★進藤 泰昭